同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:ホラー

   ● 恐怖の苗床はコワサナイ
   ● 【音フェチボイス】ちょい耳袋-お留守番-【オトラレ15】
   ● 【ノスタルジ-耳かき】道草屋-芹 おもいで【二人で怪談】
   ● 恐怖のアイアンメイデンはニガサナイ
   ● 体感音声シリーズ「悪の組織2-怪人の手下に堕ちる人々-」
   ● 恐怖の搾精人形はユルサナイ
   ● 【174khzハイレゾ】道草屋-芹-夏休み【切抜き耳かき】
   ● 体感音声シリーズ「異星の侵略者」
   ● 体感音声シリーズ「透鏡の怪談-赤い女-」
   ● いやらし怪談娘4 ~あなたの子種を喰らいつくす物の怪~


恐怖の苗床はコワサナイ

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男の精液を搾り尽くすことに特化した苗床型モンスターが
焦らしに特化した極めてハードな責めでドMな男性の心と体をとろかせます。

体の至るところを同時に責める人外ならではのプレイに加えて
元気な精液をたっぷり吐き出せるよう金玉への刺激に力を入れていたり
その様子や気持ちよさを主人公視点で綿密に描くなど
テーマに沿った仮想的なエッチをリアルに楽しめるよう様々な趣向が凝らされています。
より良質な精液を搾り出すために
苗床に全身を犯され精液を捧げるお話。

「苗床 それは種を育てる場所」
ナレーターはややトーンが低く落ち着いた声の女性。
挨拶や自己紹介などの前置きはすべて省略し
早速物語のテーマである苗床に関するお話を始めます。

本作品は「恐怖の搾精人形はユルサナイ」「恐怖のアイアンメイデンはニガサナイ」に続くシリーズ第3弾。
偶然見つけた苗床型モンスターに興味を持ったドMの男性が
人間とは違うタイプの快楽をひたすら味わい続け、やがて種となる精液を吐き出す様子を彼の視点で楽しみます。

タイトルの「恐怖」や人外相手のエッチからおどろおどろしい物語をイメージする人もいるでしょうが
実際はスリルによって軽い寒気を覚える程度で露骨にグロいと感じる描写はありません。
彼を無理矢理引きずり込むのではなく、自分から苗床に飛び込みたい気分にさせ
その後は手足を拘束したまま様々な快楽を与えて心と体を屈服させます。

ただし、そのやり方は人外らしいハードかつ無慈悲なものです。
具体的に言うと彼女は最後に迎える1回の射精に向けて徹底的に焦らし続けます。

媚薬効果のガスを吸わせたり、吸盤型の触手で金玉を揉みまくったり
膜状の肉壁で全身を包み込んで乳首を責めるといったプレイをするものの
おちんちんへの刺激は最後の最後まで本当にソフトなものしかやりません。
金玉の中にある精液を限界ギリギリまで熟成させ、射精したい欲求も最高潮に達したところでようやく取り掛かります。

連続射精主体のエッチに比べると体への負担は軽めです。
しかし彼女の強烈な焦らしっぷりに多くの人がもどかしい思いをするでしょう。
実際にされたら精神が焼き切れるんじゃないかと思えるくらいに容赦ないです。
人間の女性では決してできないプレイが多いのも魅力です。

「生温かく 粘着質 あなたはとろけた頭で その触感を楽しんでしまう」
「破壊的な快楽がペニスを犯す 指先が尿道口に触れただけで 全身が激しく痙攣する」

もうひとつの特徴はナレーターが多くのセリフを主人公視点で語ること。
彼が苗床を発見し興味を持つに至った心情の変化や
エッチの最中にどんなことをされ、どんな風に感じてるかを本当に細かく実況します。

本作品のエッチは現実世界だと決してできないものですから
存分に楽しむにはイメージ力をどれだけ膨らませられるかが重要になります。
それを踏まえて彼女は聴き手が主人公と同じ感覚でエッチに参加できるようにリードします。
実際に聴いてみると妙に生々しく感じるでしょうね。

ちなみに製品版はナレーター、女王ボイス、女王ホラーボイスの3バージョンありまして
全編ナレーター、女王のセリフだけ別の声、女王のセリフが恐くなったものと若干の違いがあります。
シナリオは一緒ですから好みに合うものをお選びください。
焦らしに特化した無慈悲なエッチ
エッチシーンは42分間。
プレイは苗床による全身拘束、玉揉み、亀頭の愛撫、乳首責め、尿道責め、耳舐め、フェラです。
耳舐め、フェラを除くすべてのプレイに効果音が鳴ります(無しも選択可)。

苗床の女王「こっちに おいで」
目の前にある大きな穴の中を覗きつつ入ってみようか悩んでいた主人公は
そこにいる全裸の少女に声をかけられ思わず飛び込んでしまいます。

エッチは身動きの取れない彼を彼女が一方的に責め続けます。
最初の14分間は手足や金玉に的を絞った比較的ソフトなプレイ。
彼女の一部であるピンク色の柔らかい肉壁が全身を包み込んでぬるぬるの液体を塗りたくり
金玉には二股に分かれたイボつきの触手が襲い掛かります。

「睾丸に二股の触手が張り付き ぐちゅぐちゅと回転を始める ふたつの玉は 肉のミキサーでこねくり回される」
「慈悲も無く 快楽が流し込まれていく 全身が疼く ペニスがとろける」

男の急所をピンポイントに揉み続けて精液を増やす苗床らしい責め
そして手足を拘束されてる危機的な状況にも関わらずさらに硬さを増すおちんちん。
プレイの様子とそれを受けてる彼の気持ちや感覚の両方に焦点を当ててじっくり進めます。

バックで流れ続ける効果音も没入感を高め興奮を盛り上げる役割を果たします。
「ぎゅぷっ ずちょっ」という粘性の非常に高い水音なのですが
責める部位や方法に応じて水分、動き、リズムが目まぐるしく変化します。
彼女のセリフだけではイメージするにも限界がありますし、効果音の存在は非常に大きいです。

中盤の18分間はよりハードな焦らしプレイが登場します。
苗床の女王がいよいよ指先だけでおちんちんの裏筋やカリをソフトに撫で始め
それと同時に膜状の肉壁でおちんちん以外の全身を包み込み乳首を激しく責め立てます。

「あなたは快楽が欲しくて 必死でペニスが動かないように耐える それは端から見ていると 化け物が道具の確認をしやすいように協力しているように見える」
「これで 種が早く溜まる この布団 すごく気持ちいい 本当に気持ちいい」
気持ちいいけど決して射精できない責めを受け続けて悶える主人公。
そして彼の気持ちを知りつつ完全に無視して目的に向かいひたすら焦らし続ける苗床の女王。
彼の金玉に詰まった精液を効率よく収集することだけを見据えた無慈悲な責めがM心をくすぐります。

後になるほど責める部位が増えていくのもいいですね。
効果音の密度がどんどん高まっていって責めの激しさを直感的に伝えてくれます。
おちんちんだけは決して満足させないあたりも人外らしいなと。

そうやって焦らしに焦らしを重ねた後にようやくお待ちかねの搾精が始まります。
今にも暴発しそうなのを見て尿道口に肉の棒を差し込んで射精を制御し
そのうえで今までの部位や耳を同時に責める最後を飾るに相応しいプレイです。

「精液を惜しみなく この苗床に注ぎ続ける ずっと ずっと ずっと」
中でも射精シーンは開始から終了までおよそ3分もあり
最中は彼女がお口で責め続けるテーマに沿ったものです。
おちんちんをひたすら刺激しその都度精液を出させるのではなく、すべてを1回に凝縮して質の向上と効率化を図る。
苗床プレイのイメージにぴったりな事務的かつハードなプレイが繰り広げられてます。
限界を遥かに超える焦らしが味わえる作品
長時間に渡って射精の我慢を要求されるぶっ飛んだ作品です。

苗床は普通のエッチでは満足できないドMの男性を自分の領域に引きこもうと
甘い匂いを漂わせ、魅惑の肉壁を見せつけながら優しい言葉で誘います。
そして一度捕まえた後は体をしっかり拘束しておちんちん以外の性感帯をじっくり責め続けます。

作品を聴く前はどんなことをするのかいまいちピンと来なかったのですが
それがわかるにつれて物語の世界にぐいぐい引きこまれていくのを感じました。
射精が1回なら道中さえ我慢できれば主人公とほぼ同じ視点で楽しめますし
エッチを構成するセリフや効果音も生々しくてイメージしやすいです。

女王「大切な道具 絶対にコワサナイ 吸い尽くして 溜め込んで 吸い尽くして 溜め込んで ずっと種 もらい続ける」
そして焦らし特化でありながら心までは壊さないところもタイトル通りと言えます。
おちんちんを責めない代わりに金玉や乳首はたっぷりいじりますし
終盤も射精感を与えつつ精液だけは外に出さない多少の譲歩を見せます。

「良質な精液を作ってさえくれれば他はどうでもいい」といった感じの態度です。
彼を苦しめることに主眼を置いてないのも本作品をそれほどグロく感じなかった理由のひとつだと思います。

エッチは今まで聴いてきた作品の中で最上クラスに位置する焦らしを披露します。
おちんちんに手を触れなくても勝手に股間がムズムズして
最後のほうで触れた時は生温かい快感が全身に広がっていくのを感じました。
射精シーンも長めに取られてますし、シチュを受け入れられるのなら実用性は高めと言えます。
イメージの膨らませ方が本当に秀逸です。

射精シーンは最後に1回。
くちゅ音大量、淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

非現実的なプレイを臨場感たっぷりに味わえる作品です。

CV:ナレーター…花見るんさん 苗床の女王…霜月優さん
総時間 53:12

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【音フェチボイス】ちょい耳袋-お留守番-【オトラレ15】

サークル「AaronPoint」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、花澤香菜さん似の可愛い声の女の子が
短時間ながらもちょっぴりスリリングな怪談をします。

お話の進行に合わせてリアルな音を鳴らす凝った演出がされており
音質はもちろん、位置や距離にも気を配って主人公が感じている恐怖をリアルに伝えます。
リアルな音で怪談の雰囲気を
女の子が怪談をするお話。

「あなたは信じますか? 今 私が歩いてきた道を」
女の子は明るくて可愛い声の女の子。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し、主人公にちょっぴり恐いお話をします。

本作品は音声作品ではあまり見かけないジャンル「怪談」を
彼女がおよそ10分間に渡って手短に行います。

怪談と言えばお話の恐さもそうですが、話を聞いてる最中に感じるひんやりした空気も魅力です。
その感覚を聴き手にできるだけリアルに味わってもらえるように
全編を通じてシーンの内容に合った効果音がタイミングよく鳴ります。

「あなた 後ろを見てください」
例えば冒頭に彼女がこんなことを言うシーンがありまして
それと同時に後方至近距離から生き物っぽいものが通り過ぎる音がします。
他にも登場人物が歩く音、扉を叩く音など色んな音が登場し雰囲気を盛り上げます。
耳かきやマッサージとは違うタイプのASMR(音フェチ)作品ですね。

怪談はおよそ9分間。
事前にちょっぴり恐い前置きを挟んでから、とある少女に関するお話を始めます。

「雨の降る日 女の子は一人でお留守番していたの」
内容は一人で留守番していた彼女の家に誰かがやって来て色々する、といったもの。
彼女は人見知りのため最初は居留守を決め込むのですが
相手は諦めるどころか後になるほど大胆な行動に出ます。

そしてお話が始まるとバックで雨音が流れ始め
訪問者の行動に合わせて様々な音が絶妙の位置と距離から鳴ります。
特にドアを叩く音は音質もさることながら軽い振動が伝わってきて
現実世界で誰かが実際に叩いてるんじゃないかと思えるほどにリアルです。


訪問者が実際に何をするか、最後にどうなるかは話すとつまらないでしょうから伏せておきます。
お話の恐さは控えめにして、その代わり臨場感でスリルを与える感じですから
怪談がよほど苦手な人でもなければ夢に出てくるほどにはならないと思います。
音を活用した怪談作品
女の子の怪談を目の前で聴いてる感覚が味わいやすい珍しいタイプの作品です。

女の子は聴き手ができるだけ怪談を身近に感じられるように
お話とその内容に適した音を組み合わせて進めます。
効果音を最大の武器としているサークルさんなだけあって音のレベルはどれも高く
聴いてる最中はすぐそばに誰かがいるような軽い寒気を感じます。

「気づいてるかな? ちょっとずつ あなたに近づいてるよ?」
中でも位置や距離といった空間に関する部分が音で見事に表現されてます。
そして音がしっかりしてるからこそ女の子がいちいち説明する必要がなくなり
怪談を盛り上げる「間」を生み出しています。
お話は割とコンパクトにまとめて演出面に力を入れてます。

雰囲気重視の音フェチ系怪談です。
無料ですから興味の湧いた方は是非一度お試しください。

CV:利香さん
総時間 11:20

【音フェチボイス】ちょい耳袋-お留守番-【オトラレ15】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30379967

【ノスタルジ-耳かき】道草屋-芹 おもいで【二人で怪談】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、道草屋の店主を務める上品で可愛いお姉さんが
昼と夜の2部に分けてお客を様々なサービスでもてなします。

シリーズ最大の長所である個性的なキャラとリアルな効果音・環境音に加えて
今回は夏らしさを感じるノスタルジックな雰囲気漂う演出が数多く盛り込まれており
聴いてる間は別の場所にいる感覚や童心に返った気分が味わえます。
夏を彩る2つの物語
道草屋の店員「芹」から様々なおもてなしを受けるお話。

「よろしいですか? 失礼致しますね」
芹は明るくておっとりした声のお姉さん。
とある夏の日、小川の近くで寛いでいたお客に声をかけると
持ってきたラムネを一緒に飲もうと言います。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
前半にあたるお昼の部は彼女と2人きりでラムネを飲んだり耳かきしてもらう様子
後半の夜の部は怪談を聞いたり他の店員を交えてお酒を飲む様子が描かれています。

時間帯だけでなくサービスの内容もガラリと変わるおかげで
それぞれに別タイプの癒しを感じることができるでしょう。
時間がどちらも1時間程度で区切られてますし、2回に分けて聴いた方が楽しめると思います。
片方だけでも十分過ぎるほどの癒しのパワーを持っています。

道草屋は現在までに20もの作品が出ており、そのすべてが1500DL以上を誇る超人気シリーズです。
その原動力となってるのが様々な音が織り成すリアルな世界観と個性的なキャラです。
今作もその例に漏れず、音声開始時から小川のせせらぎ・鳥やセミの鳴き声といった環境音や
すべてのサービスにおいて実録したとしか思えないハイクオリティな音がタイミングよく鳴り響きます。


音声作品ではよくあるパートごとの切れ目を完全にぼかした演出も相まって
最中は実際に道草屋にいるかのような現実逃避感が味わえます。
そして音がリアルだからこそ芹がサービスに関する細かな説明をする必要が無くなり
結果的に他愛もない会話をのんびりとする余裕が生まれています。


「夏は 炭酸ですねー アサヒといいラムネといい」
芹が元々雑談(特にお酒の話)好きなのもあるのですが
彼女は「~をしますね」といった開始の意思表示以外にサービスそのもののお話をほとんどしません。
夏の気候や自然に関する話題とか、子供の頃の思い出話などを楽しそうに語ります。
でも音のおかげで彼女が何をしてるかが手に取るようにわかります。

この良い意味で専門店らしくない「緩さ」が大きな癒しを与えてくれます。
他の専門店系作品では見られないサービスを盛り込み個性を出してもいます。
癒し系作品を構成するすべての要素が高いレベルを持っている素晴らしい作品です。
暑い日には冷たいものが一番
ここからは各シーンの詳細を説明していきます。

前半のお昼の部は小川のほとりが舞台。
ラムネを2本持ってやって来た芹が栓を開けて一緒に飲みながら談笑し
喉を潤したところで肩のマッサージや耳のお手入れをします。
もちろん最中は涼やかな水の流れる音が適度な音量で鳴り続けます。

お昼の部で最も特徴的なパートは一番最初のラムネを飲むところ。
「シュポッ ジュブブブブブ」と炭酸の泡がビンから溢れる音が鳴り
その直後に両耳至近距離で「シュワシュワ ブクブク」と炭酸の弾ける音が鳴ります。

これは実際に音を聴いていただくのが一番わかりやすいです。
体験版にある「おひるさんぷる」というファイルの1分30秒あたりにラムネを飲むシーンがあります。
自分が実際にラムネを飲んだ時に感じる音をそのまま表現しているのが素晴らしいです。
独自の方法で録音されたらしく、グラスに注がれた音を聴くのとは音の感じが随分違います。
また芹がラムネを飲む様子も音で表現されており、両者の音の違いがよく出ています。

「最近のラムネって お口のところ プラスチックなんですよねー いつの間にやら」
最中に芹がする話もラムネに関するものばかり。
子供の時に駄菓子屋やプールで飲んだ人もいるでしょうから
その頃を思い出して懐かしい気分がするかもしれませんね。
彼女が体を揺らすたびに中のガラス球が揺れる音が鳴るのも実に良いです。

メインのサービスは耳のお手入れ(約37分)。
両耳を濡れタオルで拭いてから10分近くあまがみし、膝枕の体勢で右耳→左耳の順にお掃除します。
使用する器具は耳かき棒と消毒液つきの綿棒です。
すべてが終わった後に少しだけ息を吹きかけてもくれます。

耳かき棒は「ぞり じじっ」と細く乾いた音、綿棒は「ぽりぽり しゅっ」という柔らかい音が使われており
前者は耳の壁を奥から手前になぞるように、後者は軸をもって回転させるようにいずれもゆっくり動きます。
力加減がかなり弱いので得られる刺激はいまいちなのですが
音の質感や動きといった各要素は高いクオリティを持っています。

「いただきもののお酒だと 何でもほいほい出してくれるんですけどねー」
「きーつーねーの おーやーこーが まーたーあーしーたー」

そして最中は芹が耳かきと全然関係ない話をのんびりした調子で語ってくれます
道草屋の店主らしい上品な佇まいの中に垣間見える子供っぽい部分がとても魅力的です。
お酒好きな人の方が共感できるかなと。
左耳を掃除する時に口ずさむ子守唄もテーマの「ノスタルジック」に合っています。

また話が前後しますが耳かき前に登場するあまがみも大きなポイントです。
本作品では昼、夜合わせてあまがみの時間が20分近くあります。
最初は普通に、しばらくするとさらに近づいて穴のあたりを舐める二段構えの責めも魅力です。
ただしR-15に収まるようにちゅぱ音はかなり抑えてあります。
ホラーを織り交ぜた大人の時間
続く夜の部は場所を母屋近くの縁側へと移し
芹がオリジナルの怪談を披露したり、途中から登場するはこべらと3人でお酒を飲みます。
芹自身が「余興」と言ってるように店員と客よりも友達同士に近い雰囲気のサービスです。

怪談は「おじぎさん」「開けて」「目隠し鬼」の3話。
いずれも11分くらいの長さで登場人物や内容が違います。

内容をばらすとつまらないでしょうからすべて伏せるとして
私が聴いた限りでは背筋がちょっぴり凍るくらいの恐さを感じました。
ホラーが余程苦手な人でもなければ普通に聴けると思います。

そして怪談の最中は彼女のセリフに合わせて専用の効果音が鳴ります。
臨場感を出すためのちょっとした演出ですね。
突然「ガーン!」とピアノが鳴ってびっくりさせるなんてことはありません。
今までとは違う形で「涼」を与えることを目指したサービスです。

はこべら「虫の声でも聞きながら 一杯いかがですか?」
芹「それでは お客様が 今夜もよく眠れますようにってことで」
その後に始まる飲み会はみんなでお酒を飲みお話をする名前通りの内容。
2人とも大人の女性ということで悪ノリすることもなくしっとりとした雰囲気が漂ってます。
お話は彼女たち以外に店員がいなかった昔の道草屋に関するものがメイン。
ダブルあまがみをしてくれるちょっぴりエッチなシーンもあります。

爽やかだったお昼の部に比べて夜の部は全体的に落ち着きがあります。
バックの環境音も一気に静かになり、別の店員が母屋で料理している音も聞こえてきます。
夏の日を田舎でのんびり過ごす様子を音声だけで様々な方向から楽しませてくれます。
季節感のある癒し系作品
抜群の癒し効果を持つ大変優れた作品です。

芹と2人きりで子供っぽい要素を交えた時を過ごすお昼の部、怪談やお酒といった大人の情緒漂う夜の部。
同じキャラが2つのシーンでまるで違うおもてなしをしてくれます。
音声開始から終了まで流れ続けるリアルかつ多彩な環境音や
最中に鳴る極めてリアルな効果音もそれを大いに助けています。

中でもお昼の部の環境音はセミや風鈴といった定番のものに小川のせせらぎを加え
夏らしさを感じさせつつ涼やかな雰囲気も醸し出しています。
夏といえば暑いと思う人が多いからこそ意識してこういう演出をされたのでしょう。
ラムネを飲む音やビー玉の音もスッキリした気分を与えてくれます。

それに対して夜の部は環境音を虫の音だけに留め
その代わり芹やはこべら、他の店員といった人の温もりを癒しに活用しています。
同じ環境音で勝負したら聴き手に飽きられると思ったのではないでしょうか。
怪談を3つ用意してるのも音以外の部分で涼しくしたかったからだと思います。
はこべらを登場させて芹が持つ子供っぽい部分を引き立ててもいます。

サービスそのものについても音のリアリティをとことん追求し
さらに体を動かした時に鳴る細かな音もちゃんと入れて道草屋の世界を構築しています。
このところ耳かきを初めとする癒し系作品が俄かに活発化してますが
その中でもほぼトップと言えるレベルの抜きん出たクオリティを持っています。

とにかくバランスがいいんですよね。
キャラが魅力的とか、耳かき音が優れてるとか、雰囲気作りがしっかりしてるとか
個々に優れた部分を持ってる作品はそれなりにあります。
でもそのすべてがとなると本当に少ないんです。
それを成し遂げてるからこれだけ多くの人に支持されてるのだと思います。

今の季節にぴったりな爽快感のある作品です。
130分以上で800円とコスパも抜群。
以上のことから本作品をサークルさんでは8本目の満点とさせていただきました。

CV:芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん たびらこ…愛枝今日子さん(夜の部にほんの少しだけ登場)
総時間 2:13:23

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

恐怖のアイアンメイデンはニガサナイ

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、内部に無数の触手を持つアイアンメイデンが
主人公の全身を拘束しながら最後の一滴まで精液を搾り取ります。

主人公の視点に立ったセリフの数々、徐々に本性を現すアイアンメイデンの姿など
聴き手に恐怖を与えながら興奮させる変わったスタイルのエッチが繰り広げられています。
プレイも乳首、アナル、おちんちんを同時に責めるハードなもので
その一部始終をセリフと効果音を組み合わせて上手に表現しています。
肉感的な鉄の処女に導かれて
アイアンメイデンからエッチな拷問を受けるお話。

「アイアンメイデン 鉄の処女と呼ばれる 拷問器具であり 処刑道具」
ナレーターは明るくて色っぽい声の女性。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し
早速物語の主役となるアイアンメイデンの話を始めます。

本作品はとある場所の地下室で偶然アイアンメイデンを発見した主人公が
その独特な形状に魅入られ自ら中に入り、極めてハードな快楽責めを受ける様子を彼の立場で楽しみます。
罪人を処刑する道具だったとされる現実世界のアイアンメイデンと同じく
今回のお話も「処罰する」と呼ぶのが相応しい容赦のないプレイが繰り広げられています。

前作「恐怖の搾精人形はユルサナイ」と同じく恐怖や絶望を与えながら射精に追い込んでくれますから
ホラー系の作品が苦手な方にはちょっと厳しいかもしれません。
しかしこの精神的なスパイスが普段のエッチとは違った快感を与えてくれます。

ちなみに製品版にはナレーターのセリフだけが流れるバージョン以外に
プレイ中に無機質な声でアイアンメイデンがしゃべるものと
アイアンメイデンがホラーボイスで語りかけてくるものが用意されています。

アイアンメイデンのセリフが少ないのでそこまで大きな変化はありませんが
ホラーボイスバージョンは人によっては心に残るかもしれません。
とりあえずはアイアンメイデンが普通にしゃべるバージョンを聴くのがいいでしょう。
こちらは無感情なだけでヤバさはまったくないです。

「むわっとむせ返るような じっとりと暖かい空気が 内部から漏れ出る」
アイアンメイデンの内部は無数の触手に覆われており
男性の性感帯である乳首、アナル、おちんちんが当たる部分には
それらを責めるのに適した特別な触手や穴が配置されています。
また男を引き寄せるフェロモンも放っているそうです。

音声開始から最初の11分間はアイアンメイデンの形状や
主人公がどういう経緯で彼女の中に入ったのかが語られています。
本作品は多くのセリフが聴き手視点で綴られており
聴いているだけで自然と彼に自分を重ね合わせることができます。

仮想的なプレイだからこそ臨場感を大事にしながら物語を進めています。
徐々に恐怖を与えるスリル満点のプレイ
エッチシーンはおよそ31分間。
プレイは触手による全身/乳首/アナル/おちんちん責め、キスです。
キスを除くすべてのプレイで粘液質のリアルな効果音が流れます。

「体の後ろに うごめく触手を感じる ぬめぬめと温かく 少しこそばゆく しかし感じたことのない快楽」
所詮は道具なのだからちょっと楽しんだらすぐ抜け出せばいい。
人間の女性とは明らかに違う形状に魅了された主人公は
自ら進んでアイアンメイデンの中に入り、全身を襲う触手の感触を楽しみます。

エッチは終始彼女が責め続ける形で進みます。
最初の10分間は性感帯を除いた全身を優しく責める比較的和やかなプレイ。
彼が勇気を振り絞って彼女の中に入り、その感触を純粋に楽しむ様子が描かれています。

「くすぐったいような快楽で身をよじろうとするが それは許されない それほどまでに全身を密着されている」
一見すると単なる触手プレイに思えるでしょうが
ナレーターはここが密閉された空間でうまく身動きが取れないことを適度に意識させます。
全身を触手で覆われる状況は裏を返せば逃げ場がないことを意味します。
アイアンメイデンは快楽を与えながら「ニガサナイ」環境を整えます。

アイアンメイデン「乳首を罰します その勃起した淫乱な乳首には ねぶられてもらいます」
恐怖の色が一気に強くなるのはその後から。
今までずっと黙っていたアイアンメイデンが言葉を話すようになり
乳首、アナル、おちんちんにノンストップの激しい責めを加え始めます。

本作品のエッチにおける大きな特徴は後になるほど同時責めする部位が増えること。
3つの性感帯を1つずつ順に責め、そのたびに別の効果音が重なっていきます。
プレイ開始からほぼずっと触手のうごめく効果音が流れ続けるため
主人公と同じく体を触手に包まれてるような気分が味わいやすくなっています。

「射精を確認 次の射精を早くしなさい」
アイアンメイデンの無慈悲さはそれだけではありません。
主人公が最初の射精を始めても一切手を緩めず、そのまま2度目の絶頂へと追い込みます。
音声作品の場合、連続射精モノでも一度射精した後は多少の休憩を挟むものなのですが
本作品はインターバル一切無しのガチな連続射精を行っています。

「絶望に膝が砕ける しかし 跪くことすら許されない」
しかもアイアンメイデンに全身をがっちり拘束されている状態なので
逃げるどころか責められる場所をそらすことすらできません。
むしろその状況を利用し、彼女はさらなる激しい責めを加えます。

この自分ではどうしようもない状況が絶望感と恐怖を与えてくれるわけです。
レビューではわかりにくいでしょうが実際に聴いてみると結構なスリルを感じます。
全身を触手で覆われているシチュを上手くホラーに繋げています。

このように、激しく責めながら心を折ってくるハードな機械姦が繰り広げられています。
人を選ぶがMにはたまらない作品
全身を触手で滅茶苦茶にし、何度も射精させる拷問じみたプレイを主観的に楽しませてくれる作品です。

アイアンメイデンは主人公が自ら進んで自分の中に入り込んでくるように
魅惑的な構造、男を誘う匂い、適度な逃げ道を用意し誘います。
そして彼が扉を閉じたところから徐々に本性を現し
彼の体をしっかり抱きしめたまま体の弱点をまとめて責め続けます。

男性が触手で犯されるプレイは他の音声作品でもそれなりに見かけます。
しかし本作品は聴き手に「逃げられない」恐怖を植えつけた上でプレイを行います。
そして主人公がどのように責められ、どう感じ、何を思っているのかを
聴き手が自分のこととして捉えやすいように語ります。

この精神面へのアプローチがプレイ全体にさらなる臨場感を与えています。
聴いてみるとちょっぴり背筋が凍る思いをする人がいるでしょう。
でも雰囲気の冷たさに反してプレイ中に鳴る効果音はどれもエロく激しいです。
ですからホラー要素に耐性のある人が聴く分には問題なく抜けます。

エッチはイメージ力を高める描写や演出に力を入れています。
どんな感じで責めるかを挿し絵でも紹介してくれてますし
責められてる雰囲気は割と掴みやすいほうではないかなと。

射精シーンは全部で3回(すべて短いカウントを数えた後に行います)。
くちゅ音多め、淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

無慈悲な触手責めが楽しめるホラーテイストの作品です。
ニッチな成分をそれなりに含んでいるため当サイトではやや点数を下げましたが
レビューの内容に共感できる人なら点数以上の満足感が得られるでしょう。

CV:犬飼あおさん、口谷亜夜さん
総時間 44:12

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

体感音声シリーズ「悪の組織2-怪人の手下に堕ちる人々-」

サークル「Brain Junction」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、それぞれに特徴的な部位を持つ2人の女怪人が
人間の男性たちを快楽漬けにし自分たちの僕へと作り変えます。

人間の女性とはまったく違うほんの少しの恐怖をはらんだハードなエッチが行われており
その様子を主人公自身の立場から綿密に描くことで
聴き手が彼女たちに実際に責められてる気分を味わいやすくしています。
都会で暗躍する悪の組織
ヘビ女とサソリ女からエッチな責めを受け、洗脳されるお話。

「東京中の電車が交差する S区 都心でも特に人でにぎわうその町は 最近多くの男性失踪者が 続出していた」
主人公は明るく落ち着いた声の男性(声質は完全な女性)。
物語の案内役として最近起きてる連続失踪事件のことを淡々と語り始めます。

本作品は2つのパートに分かれており
最初はヘビ女、次はサソリ女が人間の男性たちをあの手この手で篭絡し
最終的には自分たちの操り人形へと作り変える様子が描かれています。

音声作品では珍しく主人公が独白するスタイルが取られているため
プレイの際に彼らが何を思い、何を感じているかがとてもわかりやすいです。
サークルさんが催眠音声も手がけられてる関係で
催眠暗示っぽいセリフをよく使っているところがそう感じる最も大きな要因です。

もう一つの特徴は彼女たちのプレイスタイル。
ヘビ女は舌、サソリ女は尻尾についてる針やそこから分泌する特殊な液体を使い
男性たちに人間の女性では決して味わえない強い快楽を与え続けます。


人外相手ですが痛いとか苦しいと感じるシーンはほとんどありません。
とことんまで快楽漬けにして自我を崩壊させ、その後に精神を乗っ取るプレイをしています。
ただし一部でほんの少しですが恐怖を植えつけることはあります。
ハードなエッチをしつつスリルも味わわせているところに人外作品らしさが出ています。
怪人の特性を活かした奇抜なエッチ
エッチシーンは2パート35分ほど。
プレイはヘビ女が体の愛撫、首筋舐め、キス、耳舐め、乳首責め、フェラ
サソリ女が他の男性のプレイ観賞、媚薬注入、部下による手コキです。
乳首責め、媚薬注入、手コキ、潮吹き、射精の際に効果音が鳴ります。

「次の方 どうぞ」
最初のヘビ女編は都会の街中にある性感マッサージ店が舞台。
そこの店員に扮した彼女が主人公を特殊な椅子に座らせ
体を愛撫したり舌で舐めながら少しずつその心を溶かします。

「椅子の空洞部分から 背中をつつーっと 指がなぞる まるでピアノを弾くような優しい手つきで 指先が 体を這い回ってくる」
「まるで ナメクジが全身を這ってるような ゾクゾクした感触 体が ビクンビクンと痙攣する」

プレイ中のセリフは主人公のものが圧倒的に多く
バックで控えめな音量のくちゅ音やちゅぱ音が鳴る中
彼女が自分の体にどういう刺激を与え、それがどう気持ちいいのかを伝えてくれます。

そして聴き手が主人公の気分になってプレイを楽しめるように
「~してくる」といった受け身の表現や比喩を多用しています。
実際に聴いてみるとなんとなく臨場感があるように思えるしょうね。

もちろんプレイにもヘビ女らしさが強く表れています。
彼女の唾液には人間の心をダメにする特殊な効果があるらしく
ヘビの大きな特徴とも言える長い舌と絡めて体を舐めるプレイがとても多いです。

「片方のヘビが 亀頭を包んで ぐるぐると回転させたかと思えば もう片方のヘビは 亀頭の根元に巻きつき 逆方向に 粘ついた液を垂らしながら ねじ回す」
「いいわよ イキなさい ほら 気持ちよく壊れなさい」
特に射精が近づいた終盤は彼女がおちんちんを2つの舌で舐め回し
さらに両方の耳と乳首まで同時に責める濃厚な責めを繰り出します。
別々に鳴るちゅぱ音に頭の中をかき回される思いがしました。
エロさを出しながら洗脳されていく雰囲気もある程度味わわせてくれます。

続くサソリ女編はとある大企業の会議室でのお話。
そこに連れ込まれて裸にされ椅子に縛り付けられた3人の男性社員が
彼女の尻尾によって順番に従順な人形へと変身します。
ちなみにヘビ女とサソリ女は別の声優さんが演じています。

「抵抗しようともがく男の首筋に 尾っぽについた針をぷすっと突き刺し 毒液を注入していく」
「快感と苦悶の表情を見せながら 同僚たちは びゅるびゅると精を放ち 休まることのない手の動きに 潮まで吹かされる」

ここでの大きなポイントは主人公を最後の3人目にしていること。
サソリ女が他の2人の首に針を刺して超強力な媚薬を注入し
その後ほんの少しの刺激を与えただけで絶え間なく射精する様子をわざと観察させます。

「これから自分はああいう形で責められるのか」というスリルと期待を与えてくれるわけです。
ヘビ女に比べると純粋なエロさが落ちてる半面、心への責めがパワーアップしています。

「目の奥がチカチカする 全身が快感に包まれて 焼けるように熱い」
「さぁ イっちゃいなさい 何もかも忘れて 私の命令だけを聞く機械になっちゃえ」
プレイの方は他の2人と同じく媚薬を注入され
僅かな刺激で1回射精した後、その場にいる彼女の部下にひたすら手コキをされます。
精液だけでなく潮まで噴いているところに快感の強さ、大きさがよく表れています。
連続射精をしますからプレイのハードさにおいてはヘビ女に勝っています。

このように、怪人の身体的特徴を活かした個性的なプレイが繰り広げられています。
比較的ソフトなタッチの悪堕ち作品
きちんと快楽を与え、その先に堕落や破滅を描いている
人外モノとしては比較的マイルドな作品です。

最初は正体を隠し、プレイを通じて徐々に本性を現すヘビ女と
複数の男性をストレートに洗脳するサソリ女。
どちらも結果だけを見るとえげつないのですが、その前に必ず強烈な快楽を与えています。

特にヘビ女編は一部の描写を除くと人間とのエッチにかなり近く
ねっとりとしたちゅぱ音が純粋な性的興奮を与えてくれます。
これが人外ものにつきものの痛々しさやグロさをある程度中和しています。

しかしプレイ自体は彼女たちの身体的特徴を前面に押し出す形で行っています。
ヘビ女編は後になるほどちゅぱ音の種類や数が増え
サソリ女編は分泌液による快楽地獄で彼らを廃人にしています。
プレイのハードさも考えると一定以上のM性を持っているのが望ましいです。

「これからは 私の命令をきいて動くだけの ロボットにしてあげる」
個人的にはヘビ女偏の方が面白いと思います。
エロ要素が多いから純粋に抜きやすいですし、彼女の態度もかなり柔らかいです。
それでいて要所要所でこちらを支配するセリフを投げかけてくれます。
ヘビに巻きつかれてじわじわと絞めつけられるような責めをしています。

射精回数はヘビ女編が1回、サソリ女編が1回+ノンストップの連続射精。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

人外とのエッチをかなりの臨場感を持って味わえる作品です。
M性が高く変わったエッチが好きな方におすすめします。

CV:ヘビ女…餅よもぎさん サソリ女…霜月優さん
総時間 43:55

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

恐怖の搾精人形はユルサナイ

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、とある男性が珍しい人形に出会い
それに精液を根こそぎ搾り取られる様子を主に聴き手の視点で描いています。

最初は性欲処理として扱っていた人形が次第に本性を現し
最終的には彼を屈服させてしまうホラーテイストの展開が最大の魅力で
性的興奮だけでなく追い詰められるスリルも味わいながらプレイを楽しむことができます。
精液を搾り取るためだけに作られた人形
搾精人形にとことんまで精液を搾り取られるお話。

「それは人を模した細工 人の形をしていながら 人ではない存在」
ナレーターはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
物語の案内役として古来より存在する様々な曰くつきの人形のことや
主人公の目の前にある不思議な人形について語り始めます。

本作品は彼女が直接エッチの相手をするのではなく
とある男性が搾精人形に偶然出会い、おちんちんが壊れるまで刺激を与え続けられる様子を
臨場感を持たせながら描いているホラー系のボイスドラマです。

通常版、狂気アッパー系、狂気ダウナー系の3パターンがあり
通常版はお姉さんが淡々と、狂気アッパー系は頭のネジがぶっ飛んだような声で
狂気ダウナー系は無機質な声で人形がしゃべったり笑ったりします。
同じシナリオを人形の口調だけ変えて作っている感じです。

中でも狂気アッパー系は声優さんがかなりぶっ飛んだ演技をされており
ホラーに耐性の無い人が聴いたら夢に出てくる可能性があるほどの怖さがあります。

狂気ダウナー系を一通り聴いてからそちらにも軽く手を出してみたのですが
1~2分聴いたあたりで辛くなって再生を停止しました。
ちなみに人形がしゃべるのは終盤の10分程度と短めです。

「その全身に見合わないとても大きな性器 人間のそれよりも小さいが ペニスを挿入することはギリギリ可能だと思わせる大きさ」
この人形は白い肌、黒い髪、赤い目とちょっぴり異様な外見をしているのに加えて
なぜか股間には人間の女性器さながらの魅力的な穴や突起がついています。
人間相手ならもちろん躊躇うでしょうが、相手は抵抗するはずのない人形。
性欲だけでなく好奇心をも満たすために主人公は挿入し、破滅への階段を上り始めます。

「この箱を開けてはならない」と言われると人間は余計に開けたくなるものです。
本作品ではこの「危険に近づく喜び・スリル」をテーマに、いくつかのシーンで彼女が軽い警告を与え
それを踏み越えてみたいという好奇心を適度にくすぐります。
このおかげで聴いていくほど作品の世界に引き込まれていくような感覚が味わえます。
次第に本性を現し始める人形
エッチシーンはおよそ30分間。
プレイは搾精人形への手マン、SEX(背面座位)です。
どちらのプレイも最中にリアルな効果音が鳴ります。

「貴方は魅入られたように指を入れてみる にゅるっと奥まで入っていってしまった」
搾精人形の股間に指を挿入し、そのリアルな感触により強い興味を示した主人公は
抱きかかえるような体勢でそれをおちんちんへと被せ、一心不乱に上下させ始めます。

エッチは最初に3分程度手マンをした後にSEXを開始し
そのまま抜かずに4回連続で中出しをします。
1回1回のプレイに対する主人公の心理に大きな違いがあるため
同じプレイでもかなり違った印象を抱きながら聴くことができます。

1回目の射精に至るまでの8分間は主人公によるオナニーの色が強いプレイ。
彼がちょっぴり怖さを感じながら人形のおまんこに挿入し、螺旋状の膣内の感触を楽しみ
瞬く間に射精へと追い込まれる様子をブラックな要素抜きで描いています。

「挿入を繰り返すたびにペニスの弱い部分 カリ首が螺旋のだんだんにこりこりとひっかかりまくる」
本作品のエッチにおける大きな特徴はプレイのほとんどが聴き手視点で表現されていること。
これによって聴き手が主人公自身になりきりやすく
人形とのエッチを自分のことのように捉えながら楽しむことができます。

ナレーターも人形の膣内の形状や感触を細かく表現し、聴き手がイメージを膨らませるのを助けています。
実際に聴いてみるとプレイが妙にリアルに感じるでしょうね。

しかし、この射精が取り返しのつかない結末へのトリガーとなります。
性欲を発散したことや人形に射精してしまったことへの後悔で我に返った主人公に
人形は股間を固定し逃げられないようにしてから、おちんちんへ執拗な刺激を与え始めます。
先ほどとまったく同じプレイなのに今度はこちらが責められる番に回るわけです。

「根元をぐるぐるを執拗に磨かれてる カリ首の溝に寄り添うように沿って螺旋が責め立てる これをぎっちりくわえ込んだ状態で 悲痛すぎる責めの動作が脳に流れ込む」
「萎えることも許されない肉の檻の中で惨めにのたうつ その度に肉が敏感なペニスのあらゆるところに食い込み 劇的な快楽を叩き込まれる」

快楽よりも苦しみを強く感じさせるセリフ、バックで流れる激しい効果音
そして語気を強めたナレーターの声がプレイに切迫した雰囲気を与えています。
自分の一番大事な部分を人質に取られ、成すすべも無く射精へと追い込まれてしまう。
心無い人形だからこそできる無慈悲な責めが性的興奮と背徳感の両方を高めてくれます。

人形「精液 たくさん もっとちょうだい?」
中でも4回目のプレイではここまで無言だった人形がしゃべりだし
ピストンしながらずっとあざ笑ったり、首を後ろに倒してこちらを見つめ続けるなど
より一層ホラー色が強くなります。

といっても狂気アッパー系以外はそこまで恐怖心を煽ってはきませんし
背徳感や屈辱感にまみれながら射精できるあたりに留まっています。

このように、人形に心を追い込まれながら精液を搾り取られるハードなエッチが繰り広げられています。
心を打ちひしがれながら抜ける作品
ストーリー・プレイ・ナレーターや人形の演技などあらゆる部分が適度な恐怖をはらんでいる作品です。

異質な見た目をした呪いの搾精人形が男性から精液を搾り取り、死に至らしめる様子を
全編に渡ってひんやりとした雰囲気を漂わせながらお届けしています。
人形などの無機質な存在がエッチの相手をする作品はそれなりにあるのですが
それらがプレイそのものを徹底的にハードにしているのに対し
この作品は同時に追い詰められる気分を聴き手に抱かせながらエッチを行っています。

「涙がこぼれるほどの快感に脳みそを焼かれながらの射精 しかし 回転は止まらない 射精中でも責めは止まらない この人形は許してくれない」
そう感じる大きな理由は搾精人形に特殊な設定がされていることや
シーンごとに主人公の心境がわかりやすく描かれていることにあります。

最初は力づくで逃げようとしていた彼も
射精するごとに元気になっていく搾精人形を見て徐々に恐怖の色が濃くなり、最終的には絶望します。
初めから助かる目が無いよりも、希望が薄れ消えていく展開の方が心へのダメージは大きいです。
そして最後の最後で搾精人形が勝ち誇ったような笑い声を上げる。
聴き手をどん底へと突き落とす数々のギミックが光っています。

個人的にはシーンごとに変化していくナレーターの演技も印象的でした。
ホラー系作品ではお決まりの淡々とした口調に加え
エッチの要所では鬼気迫る声で主人公の追い詰められ具合を伝えてくれています。
本作品にとって大事な雰囲気作りをとても意識されている演技です。

エッチはブラックな気分を抱きながら抜くドM向けの内容です。
ナレーターが色っぽい声を上げたりはしませんから
この手のシチュが好きかどうかで満足度に大きな差が出るでしょう。
淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

ホラーとエロを上手に融合させた今の時期にぴったりな作品です。
ホラーものが好き、心を責められながら抜くのが好きな人には特にお薦めします。

CV:ナレーター…大山チロルさん 搾精人形…七凪るとろさん
総時間 通常…39:25 狂気アッパー系…39:27 狂気ダウナー系…39:27


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
人を選ぶジャンルのため若干点数を引いています。
好きな人なら問題なく楽しめるレベルのクオリティを持っています。

【174khzハイレゾ】道草屋-芹-夏休み【切抜き耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

癒し系作品ではもはや定番と言っても差し支えないほどの人気を誇る「道草屋」シリーズ。
その15番目にあたる本作品は、上品でちょっぴり子供っぽい性格のお姉さんが
夕方から夜にかけて2種類のサービスをしながら癒しを与えます。

シリーズ最大の特徴とも言える臨場感抜群な効果音と環境音や
それぞれに個性を持った店員のキャラを上手に使って
道草屋で過ごすひと時をそのまま切り抜いたかのようなリアルさでお届けしています。

中でも夜の部に登場する甘噛みはまさに圧巻。
そのとてつもなく近い声や息遣いが彼女の存在を十分すぎるほどに感じさせてくれます。
演出面に力を入れた素晴らしい音の数々
道草屋の店員「芹」の怪談を聞いたり耳かきをしてもらうお話。

「お願い事 何をなされたんですか?」
芹は明るく上品な声のお姉さん。
近くにある神社にお参りしていたお客を呼び止めると
少し遠回りをしながら一緒にのんびりと道草屋に戻ります。

本作品は神社で出会った彼女の怪談を聞きながらお店へと戻る夕方の部と
沢山の虫の声や花火の音を聞きながら耳かきされる夜の部の二部構成。
前者は主に芹との時には緊迫感のある、時にはちょっぴり間の抜けたやり取りを
後者は効果音や環境音といったリアルな音の数々を中心に楽しみます。

道草屋シリーズは効果音や環境音が抜群に優れていることで有名なのですが
今回は音のリアルさをしっかり維持したまま演出面に力を入れている節が見られます。
具体的に言うと時間・場所・位置・距離によって諸々の音が小まめに変化します。
実際どんなものなのかはこの後シーンごとに説明していきます。

「春に 山菜 美味しいなーって思ってたら もう鮎ですよ? びっくりですねー」
もちろんお相手を務める芹の存在も忘れてはいけません。
道草屋店主、しかも最年長という立場からくる印象とは少し違った子供っぽい性格をしており
お客に対しても割と砕けた調子で食べ物や他の店員、日々思っていることなどを語ります。

何気ない内容のお話を意識的に間を長く取りながらゆっくりと話すのほほんとした様子に
多くの人がほのぼのとした心温まる気分を抱くことでしょう。
声の印象とは良い意味で異なる、可愛げのある女性として描かれています。
ちょっぴり怖い怪談、刻々と移り変わる音
夕方の部は歩きながら芹の4つの怪談を聞き、途中で合流した別の店員「すずな」と3人で道草屋へと帰るシーン。
当然のようにメインのサービスは怪談になります。

「ある朝 井戸に水を汲みに行って その日だけ なーんか中が気になったんですよ」
「作業を続ける 同僚の背後には 何か白く 細長いものが立っており くの字に折れるようにして じーっと同僚を見下ろしていたのです」

内容はあまりばらすとつまらなくなるなるでしょうからほぼ伏せますが
彼女の子供の頃、成長した後、とある男性、彼女の祖父と登場人物をその都度変え
誰かが死ぬなどのグロい表現は一切無しに
聴き手の背筋がちょっぴり凍るあたりの展開やオチにまとめてあります。
元々が癒し系ですから、ちょっとした涼をお届けするのを目的にしている感じです。

そして歩きながら話している雰囲気をできるだけリアルに感じ取ってもらおうと
バックで流れる彼女の足音のペースが不規則に変化し
怪談が盛り上がるシーンでは突然立ち止まって緊張感のあるセリフを投げかけたりします。
中でも2番目に登場する「だるまさんが転んだ」というお話では
その遊び方に合わせて何度も立ち止まる凝った演出がされています。

夕方の部における最大の魅力は環境音。
2人が神社からお店に戻るまでの情景の変化を音だけで見事なまでに表現しています。
例えば最初はヒグラシやニイニイゼミが鳴いていたのが
3番目のお話に入るとそれらが弱まり今度は鈴虫の鳴き声が登場
もうしばらく経つと再びセミの声が大きくなる、といった具合です。

パートやシーン単位ではなくリアルタイムで環境音が変化するのが本当に素晴らしいですね。
厳密に調べたわけではありませんが1~2分後にはガラリと切り替わっている場合もあります。
セミが複数種類いることを利用してそれぞれの鳴き声の比率まで変化させていますし
しかも突然小さくなるのではなく、少しずつ自然に消え行く演出がされています。

ここまで変化に富んだ環境音は今まで聴いたことがありません。
サークルさんご自身が言われているように、自然をそのまま切り出したかのような世界がそこにはあります。

芹「帰ったら ビールにします? 焼酎にします?」
すずな「先にご飯です」
怪談が終わった後の芹とすずなのやり取りも聴きどころ。
年上の芹をすずなが制御する形でテンポの良いやり取りが交わされます。
途中で2人して童謡を歌うシーンがあったりと、先ほどまであった緊迫感は一切なくなり
スッキリとした気分で次の夜の部に進むことができます。
超至近距離の甘噛み
続く夜の部は舞台を外から道草屋のとある一室へと移し
芹に耳の甘噛みやマッサージ、耳かきをしてもらいます。
時間が進んだこともあって環境音は鈴虫がメインになり、先ほどよりも静かな雰囲気が漂っています。

ここでの最大のポイントは耳かきではなく甘噛み。
右耳→左耳の順にはむはむする至って普通のサービスなのですが
その音や息遣いが半端なく近いです。

当サイトでは主にバイノーラル録音の作品で「声がすごく近いよ」と言うことが結構あります。
ですがそれらは耳の真横に唇があって話しかけられてる感じなんですね。
それに対して本作品は「もう耳に唇が触れてるんじゃないか?」と思えるくらいの近さがあります。
従来の至近距離からさらに一歩進んだ超至近距離での甘噛みです。

私はそれこそ浴びるほど音声作品を聴いてますから、甘噛みも当然かなりの作品で経験しています。
ですがこの作品の甘噛みを聴いた瞬間衝撃が走りました。
その合間やセリフをしゃべる時に漏れる微かな吐息までクリアに、リアルに聞こえます。
体験版にも収録されてますので気になった方はここだけでも是非お試しください。

続く耳かきは24分30秒ほど。
膝枕の体勢で左耳→右耳の順に耳かき棒で大きな汚れを、洗浄液に浸した綿棒で小さな汚れを取り
最後に軽く息吹きをする比較的シンプルなものです。

耳かき棒は「じじー ずりっ」と細くちょっぴり堅さのある音
綿棒は「すりじょり ぷす ぱち」とふわふわした柔らかい音が使われており。
前者は穴の入り口だと長めのストロークでゆっくりと、奥では大きく動かさず中でほじほじと掻き出すように
後者は耳の壁を優しくなぞったり穴の中でゆっくり回転させる動きをします。

どちらの音も聴き手に配慮した柔らかな質感が耳に心地よく
作品の雰囲気を損なわない形でリアルな耳かきがされています。
道草屋シリーズは奇抜なサービスを取り入れるよりも、基本をきっちり押さえる傾向が強いです。

「毎年 花火が ひゅー どーん ごろごろしてると 音だけ 聞こえてきて」
そして夏の夜にふさわしい打ち上げ花火の音が耳かきに彩りを与えます。
会場からお店までの距離が遠いのか、花火の音はボリュームが結構抑えられてますし
華やかではあるけど耳かきの静かさを壊すほどではありません。
あくまで環境音としての役割に留めてあります。
ちなみに花火の音は前半の左耳パートでのみ鳴ります。

「そういえばですね まったく関係ないお話なんですけど 日が落ちてから ずーっと じーって鳴いてる虫 いるじゃないですか?」
最中の芹はというと、付近に生息する虫や鮎釣りなど何気ない話をすることがほとんどで
店員として癒すのではなく友達に語りかけるような親しさがあります。
特に後半の右耳をお掃除するパートでは成長するすずしろの様子をしみじみと語るなど
のほほんとした態度の裏にある店主としての顔も垣間見えます。

このように、夏の夜をテーマとした質の高い耳かきが繰り広げられています。
音声作品の壁をひとつ乗り越えている作品
既存の音声作品には無かったものを2つも持っている稀有な作品です。

道草屋とその周辺で芹たちと過ごす様子をそのまま録ってきたんじゃないかと思えるほどに
声・セリフ・効果音・環境音のバランスが極めて高い領域で取れています。
以前から強力な武器としていた様々な音や彼女たちの個性に加えて
本作品では音の移ろい、位置と距離感の向上の2つに挑戦し成功を収めています。

前者は夕方の部における環境音の変化に色濃く出ています。
昨年あたりから環境音をバックで鳴らす作品が徐々に増えつつありますが
それらの多くは単一の音を流したり、複数の音を重ねるといった表現がされています。
過去の道草屋シリーズもそうでした。

しかし本作品ではそれこそ数十秒単位で構成要素やボリュームの強弱を変化させ
それによって2人のいる場所の周りの自然状況を間接的に表現しています。
夏なら木が多い場所だと当然セミが鳴いてるでしょうし
草むらが多ければそのあたりに生息する生物の声がより大きく聞こえてきます。

これを音だけでリアルタイムに表現しているのは見事と言う他ありません。
実際に歩いて録音されたのか、はたまた多大な苦労を伴う編集の成果なのかはわかりませんが
こういう環境音の使い方がされている作品は初めてです。

もうひとつの位置と距離感は先ほど説明した甘噛みがいい例です。
バイノーラル録音の普及に伴い、ここ2年で音声作品のクオリティは飛躍的に向上しました。
そして「ここまできたのだから、もうこれ以上の劇的な変化は無いだろう」とも思ってました。

その価値観を根本的に破壊してくれたのがこの甘噛みです。
正直度肝を抜かれました。
音声作品という媒体にある限界をひとつ突破しています。
怪談や耳かきといったサービスについてももちろん十分なクオリティを持っています。

癒し系作品の新しい可能性を示してくれている名作です。
この内容で価格が800円なら相当に良心的と言えます。
以上のことから本作品を同サークルさん5本目の満点とさせていただきました。

CV:芹…雁庵うずめさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 夕方の部…48:22 夜の部…51:02 合計…1:39:24

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

体感音声シリーズ「異星の侵略者」

サークル「Brain Junction」さんの同人音声作品。

サークルさんでは5作目にあたるこちらの作品は
とある宇宙交易商が仕事先で謎の異星人と遭遇し
一人、また一人と乗っ取られていく様子を描いたボイスドラマです。

「エイリアンとのエッチ」というかなり珍しいジャンルを扱っており
船員たちがどういう経緯で彼らと出会い、そして犯されていくのかを
様々な効果音を交えながらリアルに演出しています。

ややダークな内容なので人を選ぶ部分もありますが
物語に対する没入感はとても得やすく、好きな人ならとことんハマる魅力を持っています。



いつもの風景にある微かな異変
4人の宇宙交易商がエイリアンに体を乗っ取られるお話。

「地球を出発して 何日経っただろうか」
主人公はややトーンの低い落ち着いた声のお姉さん。
交易船「アルター号」の船長をしている彼の視点から
この物語の登場人物や背景を語り始めます。

本作品には他にも寡黙で腕っ節の強いブラック、ノリが軽く逃げ足の速いリドリー
そして唯一の女性クルーである船長の妻ステラなどが登場し
船長のナレーションに登場人物たちのセリフを交えながら
今回起こった事件をとてもわかりやすく聴き手に伝えてくれます。

一応キャラごとにトーンや口調を若干変えていますが
演じている声優さんは一人ですのでそれほど大きな違いはありません。

ストーリーを大まかに説明しますと
彼らは惑星ルストに物資を運ぶ仕事を請け負い
宇宙ステーション内にある取引先の部屋へとやってきたところ
そこで様々な異変や得体の知れない生物と出会います。
簡単に言えばエイリアンで、本作の場合はスライムのような形状をしているそうです。

「なんだ? どこかから音がする 雨の中 何かを引きずっているような…」
そして宇宙ステーションがどんな場所か、エイリアンがどんな質感をしているか
さらには船長たちが彼に遭遇した際に感じている切迫感などを
多彩な効果音を使ってリアルに演出しています。

Brain Junctionさんは設立当初から効果音にかなりこだわっているサークルさんですから
このあたりのクオリティは抜きん出たものを持っています。
そしてこれらが物語に対する没入感、熱中感をより高めてくれています。
音声作品では滅多に見られないテーマなのもあるのでしょうが
私もそれこそ時間を忘れるほどに楽しみながら聴くことができました。

「おい リドリー ステラ 戻ったぞ! 開けてくれ!」
エイリアンと出会い、その危険性をすぐさま察知した船長は
逃げる途中でブラックを失いながらもなんとか船へとたどり着き
出港準備のために先行させていたリドリーや
最初から船で待機していたステラと一緒に宇宙ステーションを脱出します。

…ここまでを読むと事態がひとまず収拾したように思えるかもしれません。
ですが彼らにとっての本当の地獄はここから始まります。
エイリアンが持つ驚異的な能力と残虐性が浮き彫りになり
彼らの体だけでなく心までも絶望の淵へと叩き落していくのです。



死と隣り合わせの快楽に悶える船長たち
エッチシーンはおよそ27分間。
プレイはステラへの消化液責め、触手責め、船長への手コキ、SEX(騎乗位?)です。
手コキ、SEX、射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

船長「地球に戻ったら 事件として報告書にまとめねばならんな ブラックを殺した奴を 絶対に捕まえてやる!」
ステラ「あなた… それはできないわ」

船が軌道に乗ったところで船長がステラに事情を説明すると
彼女は彼とまるで正反対の意見を言いながら襲い掛かってきます。

エッチはステラと船長が個別にエイリアンに犯される形で進みます。
一般的な音声作品に見られる快楽を目的としたものとは違い
本作品では彼らの心と体を乗っ取る儀式としてエッチを行っています。
といってもダークなのは展開だけでグロい表現は特にありません。

最初の12分間は船長が船に到着する前のお話。
エイリアン扮するリドリーの切羽詰った様子を見てドアを開けた彼女が
突然のキスによって強烈な媚薬効果のある消化液を体に含んでしまい
快感に悶えながら少しずつ心と体を溶かされていきます。

「下半身を絞られるような強烈な快感が 時間を増すごとにどんどんひどくなり 脚を軽く動かすだけで私は 全身が崩れそうになるほど ひどい快楽を与えられ続けた」
体の中を流れる快感に思わず可愛い喘ぎ声を漏らしてしまう彼女ですが
それでも心は決して屈さず必死で我慢しようとします。
そんな無駄な努力をしばらく冷ややかな態度で見守った後
エイリアンは容赦なく彼女のおっぱいやおまんこへと責めを加えます。

「あぁぁぁぁん いぃぃぃぃ おぉぉぉぉん」
エイリアンによる責めが始まった直後の
頭のネジがぶっ飛んだようなステラの乱れっぷりがたまりません。
先ほどまでの我慢とは正反対の情けないアヘ声を漏らしながら快感に溺れていきます。
心を侵食されてしまった様子をエッチな声だけで見事に表現しています。

そんな彼女の消えていく様子を能力を使って船長に見せた後
エイリアンは最後の仕上げとして彼のすべてを奪いにかかります。

「粘液にまみれたそいつの右手が ペニスの竿の部分を掴み 左手が 亀頭の部分にぬちゅっと絡みつく」
こちらは先ほどとは違い人間同士のエッチに非常に近いスタイル。
両手で亀頭と竿をゆっくり、ねっとり刺激して一度射精へと追い込み
それからおまんこの形をした緑色の粘液でおちんちんを包み込みます。

エイリアン「あははっ 恥ずかしい 殺したいほど憎い相手に 屈服してお漏らししちゃうなんて」
ですが直前に妻の死に行く一部始終を見ていることや
相手を務めるエイリアンの容姿もあって
多くの人が絶望感や背徳感といったダークな感情を抱くはずです。

終盤に入ると船長の声が生気を失った無機質なものとなり
エイリアンも勝ち誇ったかのようなあざ笑う声を上げ始めます。
ただ命を奪うのではなく心をしっかりとへし折ってから追い込む。
人間をおもちゃとしか思っていない、エイリアンの残虐性が現れているプレイです。

このように、テーマを強く意識した容赦の無いエッチが繰り広げられます。



ダークを貫いている作品
4人が最終的に死に至る結末だけでなく
そこへの過程にもこだわり抜いたかなりダークな作品です。

乗っ取りの能力を持つ得体の知れないエイリアンに
彼らが抵抗しながら屈服していく様を
登場人物たちの心境や反応を中心に描いています。

こういう架空のお話では主人公自身への感情移入度が大きなカギを握ります。
彼らが味わっている恐怖や快感が主観的に表現されているからこそ
彼ら自身になりきった気分を抱きながら、作品の世界に浸ることができます。
特にエッチシーンで味わう絶望感はかなりのものです。

「私も地球人のメスが 壊れていく姿を見て 笑いがこみ上げてくるよ もっと私の前で笑いなさい」
そしてエイリアンは彼らを敢えてある程度泳がせ
その死に行く姿をとても楽しそうに眺めます。


ブラックやリドリーに対してはストレートな方法で殺害していたことから
他の2人にもやろうと思えば同じことができたはずです。
それを敢えて一人ずつ、しかも絶望を味わわせながら死に追いやるのは
少なくとも正常な心を持つ人間ができることではありません。
エイリアンが彼らを襲った目的を踏まえても、やはりえげつないと思う部分が強いです。
この容赦の無さが作品に強烈な個性を与えています。

エッチは死を絡めながら行っていることから
人によっては素直に抜けないところがあるかもしれません。
かといって死を匂わせないままエッチをするとエイリアンの気質が出ませんし
この作品にはこういうエッチがベストなんじゃないかなとも思います。
くちゅ音と喘ぎ声そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。

音声作品ではなかなかお目にかかれないテーマを扱ったシナリオ重視の作品です。
良くも悪くもダークな側に突き抜けた内容になってますので
そういう作風を受け入れられる人にのみお薦めします。

CV:長瀬ゆずはさん
総時間 1:00:11


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

体感音声シリーズ「透鏡の怪談-赤い女-」

サークル「Brain Junction」さんの同人音声作品。
催眠音声サークル「F・A・S」さんの姉妹サークルで今回が処女作になります。

こちらはは久々に里帰りした青年が、とある物の怪に襲われる様子を
怖く、そしてエッチに描いた作品です。

聴き手が本当に怖がってもらえるようにキャラやストーリーはもちろん
シーンに適した効果音にまでこだわりながら作られており
聴いていくうちにその世界に引き込まれていくような魅力を感じるでしょう。

ちなみに作品説明文には記載がありませんがバイノーラル録音と思われます。



伏線を引きながら進められる聴きごたえのあるストーリー
青年が物の怪に精液を搾り取られるお話。

「こんばんは 私は怪談の語り手の 透鏡(レンズ)と言います」
透鏡はややトーンが低い淡々とした声の女性。
物語の語り手として軽い挨拶や注意事項を述べると
早速web掲示板に書かれたとある体験談を語り始めます。

本作品は平たく言うとホラー+エロをコンセプトとしており
怖い話で適度に恐怖心を植え付けながら臨場感たっぷりのエッチで性的興奮を促します。
この手の作品と言うと他にはサークル「GREENWAY」さんの
いやらし怪談娘」シリーズがあるのですが
あちらが物の怪に犯されるプレイを中心に描いているのに対して
こちらは登場人物の特徴やストーリーといった背景部分もしっかりと描かれており
作品の世界にどっぷりと浸かりながら主人公と同じ気持ちでプレイを楽しめます。

「実家は 下宿先から3時間もかかる田舎だった」
音声開始から1分30分経つと主人公になりきった透鏡が
先ほどとは違う少し明るく溌剌とした声で物語を始めます。

冒頭の彼が電車に乗っているシーンではモーター音や電車の走る音
駅に着いて実家に向かい際は鈴虫の声や踏切の音など
シーンに応じてクリアでリアルな効果音が随所に登場し、物語に臨場感を与えています。
サークルさん自身が「こだわって作った」と言われている通りものすごくリアルです。

今回の物語について簡単に説明しますと
大学卒業と同時に逃げ出すように家を出た主人公が久々に里帰りをするのですが
そこで彼にとってなじみのある物の怪と出会います。
彼女は挿し絵の通り赤いワンピースに赤い帽子の恰好をしており
初めは彼の実家に、その後彼がかくまわれる神社へと出没し接触を図ります。

「自分には 小学校の間の記憶があまりない」
「ズキリと 頭に 鈍い痛みが走る 知らない 知らない そんなやつのこと知らない」

また主人公は一部で記憶喪失になっており
最初の時点では彼女が何者か、そして彼女との間に何があったのかを知りません。
そういう謎が随所に散りばめられているからこそ
「この先どうなるんだろう?」という興味が湧き、聴き続ける面白さが生まれています。
私はそれこそ時間が経つのを忘れるほどにのめり込むことができました。



主人公自身の恐怖と快感を味わいやすいエッチ
エッチシーンはおよそ11分間。
プレイは手コキ、乳首舐め、耳舐め、SEXです。
手コキとSEXの際にリアルな効果音が流れます。

物の怪「やっと会えた やっと会えた 離さない 離さない 離さない」
物の怪の仕掛けた罠に引っかかって神社にある部屋の扉を開けてしまった主人公は
たちまち彼女にベッドへと倒され、服を脱がされて
露わになったおちんちんを手のようなもので撫でられます。

エッチは恐怖に慄いて身動きが取れなくなった彼を彼女が一方的に襲います。
物の怪が相手となると謎生物やぶっ飛んだプレイが登場する場合もあるのですが
本作品ではイメージの容易さを優先して敢えてノーマルなプレイに徹しています。

「人の形をした という表現は正しい だって それは 人の動きをしていなかったから」
しかしノーマルなのはあくまでプレイの大まかな枠組みだけに過ぎません。
実際は人間離れした彼女の凄惨な姿が簡潔ながらもリアルに描かれており
明らかにヤバい生き物と交わっているシチュに恐怖を感じさせながら
まとわりつくような粘液質のちゅぱ音やくちゅ音
さらに普通の女性に近い熱さを感じる吐息で徐々に興奮を高めてくれます。

「上へ 下へ ゆっくり ゆーっくりと その感覚は 理性も意識も 簡単に溶かしていく」
「そいつの指が 右へ 左へと先端をなぞり まるで体にで電気が走るような感覚を与える」

またプレイのほとんどを主人公視点で描いているのも大きな特徴です。
催眠音声のエッチシーンでよく使われる表現法なのですが
「物の怪が主人公のおちんちんを優しく撫でまわす」みたいな客観描写に比べて
聴き手自身が責めを受けているのが実感しやすく
よりプレイに没頭しやすい環境が出来上がっています。
催眠音声を作られているサークルさんらしい見事なアプローチですね。

プレイは亀頭を中心に手で愛撫するところから始まり
長い舌による乳首舐めと耳舐めによって快感への欲求を盛り上がらせてから
最後におまんこのようなものでおちんちんを包み込んで何度も射精へと導きます。

「声にならない声が漏れる 全方向から 軟体質の肉がぐちゃぐちゃと絡みつき 奥から吸いたてられ あちこちを 滅茶苦茶に揉みまわされるっ!」
SEXシーンはにちゃにちゃとしたいやらしい音、彼女の艶めかしい声を響かせながら
腰のようなものを激しく動かして主人公から何度も精液を搾り取る様子が
いつもと違った興奮を掻き立ててくれました。
ちょっとした背徳感を感じながらの絶頂と言えばいいのでしょうか。
それはここまで様々なものを積み重ねてきたからこそ得られたのだと思います。

このように、禍々しいものとの交合を臨場感たっぷりに味わうことができます。



シナリオ力の高い作品
適度に恐怖感や切迫感を得ながら興奮もさせてくれる作品です。

主人公が物の怪に襲われるまでの過程を、開始からおよそ25分もの時間をかけて描き
十分に物語の世界に取り込んでからねっとりとしたエッチで心と体を興奮させてくれます。
エッチについても時間は短めですがセリフや効果音のレベルが高く
作品の世界に浸りやすい分抜きやすくなっています。
ジャンルのレア度抜きでもかなりシナリオのしっかりしている作品と言えます。

今回は作品の性質上ネタバレしすぎるとつまらないだろうと思いまして
いつも以上に内容を伏せながら記事を書かせていただきました。
ですからどんな作品なのかがわかりにくかったかもしれません。

私としてもそのさじ加減に疑問を感じてますので
詳しく知りたい部分がありましたら個別にコメントをお願いします。
当たり障りのない範囲で説明させていただきます。

「鍵を開けて 夜食を用意したから」
個人的に最も印象的だったのは神社に閉じこもった主人公を
物の怪がなんとかして扉を開かせようとするシーンです。
人外ってことで母親に成り代わって警戒心を解こうとするのですが
その手口や演出が怖くもあり面白くもあります。
急転直下の展開もありますし、これを予測できる人は少ないのではないでしょうか。

ホラー要素はストーリーだけでなく効果音に気を配っているおかげで
物語に常にピリピリとした緊迫感が漂っています。
透鏡がいきなり叫んでびっくりさせるようなことはなく
じりじりとした雰囲気で徐々に恐怖感を煽っていく感じです。
主人公が干からびて死ぬわけでもないですし、割と誰でも聴ける内容かなと。
めちゃめちゃ怖いってほどでもないですが一部で背筋が凍る思いがしました。

エッチはバイノーラルを活かした近さのある吐息・ちゅぱ音や
物の怪の質感にぴったりなくちゅ音が自然な興奮を誘います。
ですがストレートに抜くタイプのエッチとは違うのでそこだけご注意ください。
「ああ、やってしまった」みたいなちょっとした後味の悪さが残るかもしれません。
でもそれこそがホラー系エロボイスの醍醐味なのだと思います。
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅かです。

ホラー+エロという珍しいコンセプトを持ったハイレベルなボイスドラマです。
ストーリー性の高い作品を聴きたい、女性から性的に襲われたい人にお薦めします。

CV:野上菜月さん
総時間 39:09


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
もう少し安かったら満点にしていたかもしれない作品。
伏線を張りながらプレイに持って行くまでを慎重に進めています。

あとは野上さんの演技が素晴らしいです。
まさに迫真の演技と言うにふさわしく、声によって恐怖感を見事に煽ってくれます。
あまあまなお姉さん役で有名な声優さんですが
それとは違った彼女の別の顔を垣間見ることができるでしょう。

いやらし怪談娘4 ~あなたの子種を喰らいつくす物の怪~

サークル「GREENWAY」さんの同人音声作品。

こちらは現世に未練のある女の物の怪たちが
様々な手段を使って男から精液を搾り取る様子をホラーテイストで描いた作品です。
2011年から始まったシリーズで今回が4作目に当たりますし
出るのを楽しみに待っていた方もいるのではないでしょうか。

今作も従来通り「怖くて抜ける」をコンセプトにした作りで
物の怪たちは死をちらつかせながら下品で激しい責めを行います。
そんな凄惨な雰囲気と裏腹に鳴り響くエッチな音声が不思議な興奮を与えてくれるでしょう。



「射精=死」の世界
物の怪たちに精液と命の両方を奪われるお話。

「この世に思いを残したままだと 人は成仏できない」
お姉さんは淡々と話す穏やかな声の女性。
物語の進行役を務める彼女は早速主人公に1枚のお札を渡しながら
「この先何があっても決して声を出してはならない」と警告します。

本作品は簡単に言えばホラーとエッチが融合した短編集で
1話あたり14~20分と手頃な時間でまとめられた5つのお話が収録されています。
すべてのお話が独立してますので順番通りに聴く必要もありません。
ですがvol.5のお話だけは一番最後に聴くことをお薦めします。

「どんなに声を我慢したところで この男根から 子種を全部吸い尽くしてしまえば いずれ お前は生気を失い 死に至るのだ」
お話に登場する物の怪や幽霊たちは全員女性で
生前男性に未練を残したまま死んだのか、こぞって主人公の精液を奪いにきます。
そして彼女たちに射精させられたら最後、一滴残らず絞り尽くされて死に至ります。
この「射精=死」という設定が物語にスリルを与え
聴き手は怖気持ちいい気分を味わえるわけです。

といっても実際に死ぬシーンなどは一切描かれていませんから
ホラーが苦手でしょうがない人でもなければ普通に聴けます。
基本的には抜きボイスなんだけど、ホラー要素を加えて個性を出しているような作品です。



物の怪が繰り出すハードで下品な責めの数々
エッチシーンは5パートあり、合わせて64分ほど。
プレイはパートごとに耳舐め/フェラ、首を絞められながらのSEX(騎乗位)/キス、手コキ、玉揉み/手コキ、オナニー/耳舐めです。
SEX、手コキ、射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

「見つけた 若い男だ 若い男の匂いだ」
お姉さんが立ち去った後入れ替わるようにやってきた物の怪は
お札の効果で主人公の体を引き裂けないことがわかると
おちんちんを咥えて射精させることで生気を抜き出そうとします。

エッチはお相手が全員人外なこともあってひたすら責められます。
彼女たちは生者である主人公にかなりの嫉妬心を抱いており
自分と同じ死の世界へ連れ込もうと一心不乱におちんちんを刺激し続けます。

ホラー要素があるため純粋なエロとは違った雰囲気なのですが
全体的にハードで下品な責めが多く、抜けるシーンがいくつもあります。
またメインのプレイがほとんど被っておらず、飽きずに聴けるのもポイントです。

最もハードなプレイが楽しめるのは一番最初の「口淫で子種を喰らいつくす物の怪」。
ここでは物の怪がほぼ休みなしに主人公を4回連続で射精させます。
しかも彼女の目的は彼を楽しませることではないので容赦がありません。
「ぶいりゅぅぅぅるっ ぶびっ じゅりりりり」という下品なちゅぱ音をまき散らしながら
序盤からかなり早いペースでおちんちんをしゃぶりまくります。

「こうして 肉棒の皮の間に 舌を差し込んで上下に動かすと 恥垢と雄汁の生臭い匂いがたまらぬ」
GREENWAYさんが得意とされている多彩な淫語も外せません。
和風ホラーをテーマにしているだけあって淫語も日本語で表現することが多く
他の音声作品ではあまり聴き慣れない単語が新鮮な刺激を与えてくれます。
パートごとに「肉棒」「おちんちん」「チンポ」と使い分けられていますので
淫語のバリエーションはずば抜けて豊富です。


エロよりもホラーを重視したパートももちろんあります。
その色が最も強いのが3番目の「格安物件」。
ここではわけありな部屋に引っ越した主人公が
大人の色気漂う物の怪に包丁を突き付けられながら手で射精へと導かれます。

他のパートよりもエッチに至るまでの時間が長く取られており
そこでは普通の怪談のように彼女の登場する様子が描かれています。
雰囲気を重視したパートと言ったほうがいいかもしれません。

「わかるわよ この裏筋の カリ裏のちょっと下のところ ここを人差指で押し付けながら この輪っかをぎゅっと締めて こうして うふふっ」
首筋に包丁を当てながら「射精したら殺す」と脅す一方で
慣れた手つきでおちんちんをしごく様子がなかなかにエロく
緊迫感と興奮が混ざったようなあまり味わえないひと時が送れます。
手コキの描写が綿密でどうしごいているかがわかりやすいのもいいですね。

「カウパーチンカスたっぷりの 包茎チンポマラ コキコキしちゃって」
「おたまじゃくし大量金玉から 濃厚チンポ体液 ぶっこ抜いて」

また一番最後の「いやらし怪談娘」だけは他の4つと違ったタイプで
ここではお姉さんが自ら淫語を連発して聴き手のオナニーをサポートします。
熱っぽい声で繰り出される数々の淫語がストレートに興奮を高めてくれるでしょう。
淫語好きにはたまらないパートと言えます。

ちなみに射精回数は最初のパートが4回で他はすべて1回です。
このように、エロとホラーを上手に融合させた個性的なエッチが楽しめます。



今の季節にぴったりな作品
ちょっぴり背筋を凍らせながら抜ける面白い作品です。

どのお話にも怖がらせるシーンと抜けるシーンがきっちり用意されており
生命の危機に瀕しながら射精する複雑な快感が味わえます。
またパートごとに登場する物の怪、プレイ、表現方法を微妙に変化させていて
通しで聴いてもまったく飽きを感じないほどの面白さも持っています。
ボイスドラマ、抜きボイスどちらから見てもレベルの高い作品と言えます。

このシリーズを聴き続けてきたファンの期待に応えられる十分なクオリティを持っていますし
未経験の方が最初に聴く作品としてもお薦めできます。
他では一切見られないほどにレアなジャンルの作品ですから
興味のある方なら一定以上の満足感が得られるのではないかなと。

私自身はこのシリーズは今回が3作目なのですが
前作「いやらし怪談娘3 ~子種を貪る女たちの子守唄~」を酷評した経緯があり
正直なところ聴く前は不安8割、期待2割の心持ちでした。

それが今作ではホラー要素をきちんと織り交ぜて、なおかつ抜ける作りになっており
このシリーズに対する見方が少なくとも偏見を持たないくらいまで改善されました。
そういう意味では前作でがっかりした人にこそ聴いてみて欲しい作品です。

エッチは紹介できなかった残りの2パートも個性的で
あまあまな雰囲気で女の子に首を絞められながら果てて絶命したり
お姉さんに「射精しちゃダメ」と言われながら必死で我慢したりと
ちょっぴりゾッとしながら抜けるプレイが繰り広げられます。

くちゅ音もプレイによって別々のものを用意してますし
後半と終盤できっちりペースを上げて射精できるように追い込んでもくれます。
あとはお馴染みの淫語も下品なものを中心にボリュームが多く
サークルさんが聴き手を抜かせようと努力されているのが伝わってきました。
淫語大量、ちゅぱ音多め、くちゅ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

色々な部分で優れたものを持っている作品です。
あくまで抜きを重視した作品で、怖い効果音が鳴ったり女性が叫んだりはしません。
だからあまり身構えたりせず楽な気持ちで体験版だけでも聴いてみてください。

おまけは童謡「赤い靴」です。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 本編…1:22:37 おまけ…1:31


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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