同人音声の部屋

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タグ:ネモン℃

   ● 【耳かき・シャンプー】りりふれ chapter:まゆさん襲来【ハイレゾ96khz同梱】
   ● 【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 かさね ~雨やどり~【ハイレゾ96khz同梱】
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   ● 【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 かさね


【耳かき・シャンプー】りりふれ chapter:まゆさん襲来【ハイレゾ96khz同梱】

サークル「ネモン℃」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、頑張り屋で気配りもできる愛らしい妹が
一人暮らしをしてるお兄ちゃんを色んな方法で癒します。

彼女のキャラと効果音を上手に組み合わせて癒すバランスの良さが魅力で
子供っぽい部分を感じる彼女との何気ない会話や
その最中に鳴る素朴な音の数々を聴いてると自然に心がぽかぽかしてきます。
音と会話が織り成す癒しのひと時
妹のまゆと休日を過ごすお話。

「んにゅぅ おはよう お兄ちゃん」
まゆは蕩けるように甘く可愛い声の女の子。
とある休日の朝、同じベッドで寝ていたお兄ちゃんに挨拶すると
飲み物を取りに行ってからここに来た事情を話します。

本作品は3年前に実家を出て一人暮らしをしてる彼を心配した彼女が
80分近くに渡って色んな会話をしながらマッサージ、シャンプー、耳かき、添い寝をします。
2人が肉親同士ということで他人行儀なやり取りは一切なく終始ほのぼのした雰囲気が漂ってます。

この作品を語る上で外せない要素はふたつ。
ひとつは音の種類と扱いに力を入れてること、もうひとつはまゆの魅力を引き出す会話を多めに織り交ぜてることです。

前者は音声開始直後のお兄ちゃんが自宅に帰ってベッドに寝るシーンや
起床後にまゆが冷蔵庫を開けて飲み物を注ぐ様子を効果音のみで表現したり
ベッドの上で体を動かした際に軽くきしむ音が鳴るなど
サービス以外の細かな動作にも専用の効果音を入れて臨場感を出してます。

ネモン℃さんは元々「たまゆらの宿」という18禁作品をいくつも制作されており
そこでは効果音と環境音を組み合わせて和風情緒漂う癒しの世界を作り上げてました。
音質だけでなく位置や距離にもこだわってるおかげで彼女がすぐ近くにいる気分が味わいやすいです。

「まゆ? 遊びに来たっていうか 様子を見に来たっていうか・・・」
後者についてはあまあまな声質、砕けた口調、何気ない話題など
兄妹だからこそできるタイプの会話をサービス中にすることが多いです。
彼女はまだ学生なので彼の悩みを聞いてあげるとか、甘やかすといった大人な行動は取れません。
その代わり今自分にできる精一杯のおもてなしをしようと頑張ります。

時々自分の気持ちに素直になれない仕草を見せるところが愛らしいですね。
サービスも彼女にできるものをきちんと選んでいて統一感があります。
リアリティを追求した素朴なサービス
ここからは各サービスの詳細を説明します。

冒頭の会話が終わった後に始まる最初のサービスはマッサージ。
うつ伏せになったお兄ちゃんの肩を左右順番に擦ったり指圧し
それから体を起こしてもらい首のあたりを優しく擦ります。

マッサージは「さすさす」と滑らかで乾いた音が使われており
擦る時は同じ部分を前後に往復する、指圧は後ろから手前へやや力を入れて押し出す感じに動きます。
また首をお世話するシーンでは髪の毛交じりの若干粗い音へと変化します。

左右を切り替えるのに合わせて音の位置がちゃんと移動しますし
指圧は押し出す際に音と声の両方が近づいてくる演出をされていてとてもリアルです。
体験版「マッサージ」パートの30秒あたりを聴けばどんな感じかわかっていただけるはずです。

個人的に面白いと感じたのがパート終盤に登場する耳を塞ぐサービス。
耳の血行を良くするために両耳を覆うだけのシンプルな動作なのですが
始まったと同時に彼女の声が若干聞こえにくくなり、耳にも軽い圧迫感が生まれます。
最初の段階から本作品の長所である「音の良さ」が至るところで発揮されてます。

「そうだ お風呂っていつもどうしてるの? シャワー?」
最中のまゆはちょっぴり力んだ吐息を漏らしつつ色んな話題を振ってきます。
自分なりにマッサージを勉強してること、それが友達に好評なこと、彼の生活スタイルに関することなど
今日のために頑張ってきたことを自慢と感じないレベルで披露します。

最も時間の長いサービスは4番目の耳かき(約25分)。
お風呂に入らずに寝てしまったお兄ちゃんを風呂場に連れて行って綺麗にしてから
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と梵天でお世話します。
息吹きは最後の仕上げに弱めの風圧で1回だけします。

耳かき棒は「ぞりぞり ずずっ」とやや幅のある硬めの音
梵天は耳かき棒よりもずっと柔らかく滑らかな音が使われており
前者は耳の壁をなぞるように往復させる、後者は軸を持って前後に回転させるような動きをします。

サークルさんが作品説明文で書かれてるように本作品は安眠しやすい音を選んで制作されてます。
しかしここの耳かき棒の音だけは質感が硬く頭に響くことから、安眠にはやや不適と見ています。
もう少し柔らかい音にしたほうがリアルだし眠れるかなと。
梵天はふわふわした質感が音に出ていて作品のコンセプトにマッチしてると思います。

「ねぇ お兄ちゃんは まゆに彼氏さん できて欲しいの?」
「お兄ちゃんの耳たぶ 柔らかいね」

このパートにおけるメインの癒し要素は音よりも彼女との会話です。
これまでのやり取りで気持ちがほぐれたのか、胸の内に秘めた思いをぽつりぽつりと話し始めます。
時間に対する効果音と会話の量にそれほど差がありませんし
最終パートに向けて彼女の内面を多めに描いて魅力を引き出したかったのだと思います。

ちなみにあまがみは耳かき終了後に3分程度行います。
全年齢向けなのでちゅぱ音はかなり控えめで鳴らすペースも非常にゆっくりです。

そうやって心と体を綺麗にした後、彼女と一緒に改めて眠りにつきます。
布団の動く音が多少する程度で今までに比べると静かな印象を受けました。
彼が寝入ったのを見計らって彼女が自分の本心を語る温かいシーンもあったりします。
序盤から中盤にかけては音、それ以降は彼女のキャラに焦点を当ててお話を進めてくれます。

このように、肉親らしさを感じる家庭的で思いやりに満ちたサービスが繰り広げられてます。
音とキャラのバランスがいい作品
音の質が良くキャラも立ってる総合力の高い作品です。

まゆは仕事を頑張りすぎるあまりつい不摂生な生活をしてしまうお兄ちゃんを少しでも癒そうと
マッサージ、シャンプー、耳かき、添い寝といった自宅でできるサービスをのんびり行います。
そして2人が何かをする様子の一部始終を主に音を使って表現します。

録音環境が飛躍的に向上したおかげで最近の全年齢作品は音のレベルが本当に高いです。
そんな状況下においても本作品の音は目を見張るものを持ってます。
音の質感だけでなく位置や距離にも気を配って鳴らすからです。

中でも最初のマッサージは手や指の動きの違いが音にしっかり出ています。
指圧はマッサージの中でもかなり音にしにくいサービスですし
これをメインに置いてるのはサークルさんの音に対する自信の表れなのでしょう。
後日もし続編が出るならマッサージがメインのお話を是非聴いてみたいです。

「どんなに情けなくっても お母さんが怒っても大丈夫 まゆはお兄ちゃんの味方だから」
対するまゆについては恋愛感情よりも慕う、あるいは心配する気持ちを強く出して語りかけます。
それでいて所々に自分のことを話すあたりが学生らしいなと。
未成熟な部分を魅力にうまく変換してます。

気になった点を強いて挙げるなら耳かき音と環境音でしょうか。
耳かき音は先ほど書いたので省略するとして、環境音は冒頭にほんの少し流れる程度と少なめです。
たまゆらの宿シリーズでとてもリアルな環境音を積極的に使われてたことを考えると
その武器を今回ほぼ捨ててしまってるのは正直もったいなく感じます。

効果音に集中しやすくするために敢えて入れなかったのかもしれませんが
バックに時計の音を鳴らして静けさを演出するとか
パートによって窓を開け閉めして環境音に変化をつけるなどの工夫がほしかったです。

年下の女性が心を込めてお世話する癒しに満ちた作品です。

CV:藤咲ウサさん
総時間 1:17:05

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 かさね ~雨やどり~【ハイレゾ96khz同梱】

サークル「ネモン℃」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、「紡ぎ手」と呼ばれる上品で温かい女の子が
再び宿を訪れた男性と2人きりで過ごしながらあれこれお世話します。

リアルな音の数々と何気ないセリフを組み合わせた家庭的なサービスが魅力で
時間と共に変化していく優しい雨音、耳かき棒や梵天が生み出すリアルな効果音が純粋な癒しを
心の距離を感じさせない彼女の親しげな態度と細やかな気配りが温もりを与えてくれます。
心を洗い流す雨の中で
たまゆらの宿の紡ぎ手「かさね」が色々なご奉仕をするお話。

「あの… 雨の中、ボーッと立って、どうされたんですか?」
かさねは明るくてふんわりした声の女の子。
雨が降る森の中で立ち尽くしてる主人公に声をかけると
ここがどこかを説明し、まずは近くの小屋へ案内します。

本作品はサークルさんの処女作「【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 かさね」の続編。
現実世界で疲労やストレスを感じた彼が再度この世界を訪れて彼女と出会い
宿ではなく2人きりになれる小屋で耳かき、折り紙、エッチなサービスを楽しみます。

普段なら続編だと登場人物たちがより親しくなる過程も描かれてるのですが
たまゆらの宿では紡ぎ手がサービスを行った後、元の世界に送り出す際に相手の記憶を消す必要があるため
彼女は彼をよく知ってるけど彼は彼女のことを覚えてません。
お話自体も独立してますから本作から聴いても問題なく楽しめます。

たまゆらの宿は過去4作に渡り効果音や環境音に力を入れてきたシリーズです。
本作もその例に漏れず様々な音を使って物語の世界に引きこんでくれます。
舞台が雨の日ということで音声開始から終了直前まで雨音が流れ続け、シーンに応じて勢いと質感も変化します。

しとしとと降る優しい雨なので聴けば聴くほど心が落ち着いてくるのを感じるでしょう。
また外ではクリアだったのが小屋の中に入るとやや篭った控えめな音量へと変わり
さらに耳かき中だと膝枕されてる側はほとんど聞こえなくなる、といった細かな演出もされてます。

効果音についても処女作で疑問を感じた部分がことごとく解消されており
音質・動き・力加減がどれも丁度良く安心して聴けます。
音フェチ作品と言うほどではないですが音を使った珍しいサービスもありますし
彼女と2人きりでのんびり過ごす様子をセリフとは別の方向から上手に表現しています。
声と音のバランスが取れた癒しのサービス
ここからは各サービスの詳細について説明します。

非エロのサービスは大きく分けて2つ。
小屋に到着後、雨に濡れた体を拭いて衣服を着替えてからまずは耳かきを始めます(約27分)。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と梵天でお手入れし、最後に軽く息を吹きかける家庭的なものです。
ちなみに体を拭くシーンも効果音がちゃんと入ってます。

耳かき棒は「ずずっ ぞりぞり」と篭ったやや硬い音
梵天は「さわさわ しゅるっ」と面積広くふわふわした音が使われており
前者は耳の壁をなぞるようにゆっくり優しく、後者は小刻みに回転させるように動かします。

処女作の段階では音質は良いのだけど動きにかなりの問題を抱えてました。
それが今作では耳かきらしい不規則な動きになっており、適度に休憩も挟んでいて実に良いです。
特に耳かき棒は質感が硬めなのを踏まえて力加減をかなり弱くしてます。
30分近く聴き続けても耳や頭が痛くなることはまずないでしょう。

「止みませんね 秋雨は風流ですけど お洗濯ができなくて困っちゃいます」
「けど こうしてお兄さんとゆっくりできるのも 雨でお外に出られないからですし やっぱり 私は好きです」

もうひとつのポイントは最中に交わす彼女との会話。
雨のこと、たまゆらの宿で一緒に住んでる他の紡ぎ手のこと、彼女が好きなお茶のことなど
耳かきとはまったく関係のない話題を間を取りながらゆっくり語ります。

サークルさんが作品説明文でおっしゃられるように、たまゆらの宿はお店ではありません。
だから健康知識を披露するとか、他人行儀な労わりの言葉をかけるとかではなく
家で寛ぐのに近いスタンスで何気ないことをしゃべります。
この適度な緩さや素朴さが癒しの効果をさらにパワーアップさせてます。

セリフと音のバランスを意識した耳かきという印象を受けました。
耳かき中は一切話さず吐息だけを漏らし、話すときは必ず手を止めます。

個人的には手を動かしながらしゃべってもいいんじゃないかと思うのですが
バックで流れる雨音も一緒に聴いてもらえるように配慮したのかもしれません。
パートの時間が長めなので効果音・セリフ共に十分なボリュームと言えます。

耳かきでスッキリした後にするのは折り紙(約8分)。
最初は彼女が、次は彼女に手伝ってもらいながら一緒に鶴を折ります。

「三角にしたら もう一回半分にして うん、綺麗です」
手を動かすたびに鳴る紙の音が耳に心地よく、彼女のセリフも丁寧でイメージしやすいです。
彼女が折るときはやや遠くで、一緒に折るときは近くで音が鳴るのがいいですね。
彼女の声も一気に近づいて距離の近さを感じます。
密着感のある上品なエッチ
エッチシーンは14分30秒ほど。
プレイは耳舐め、手コキ、乳首責めです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「あなたのカチカチになったこれと コリコリになった乳首を かさねに悪戯させてください」
鶴を折り終わった後、体を密着させたせいで彼が勃起したのに気づいたかさねは
その気持ちを察してエッチなことをさせて欲しいと自らおねだりします。

エッチは彼の衣服だけを脱がして彼女が責め続けます。
プレイ一覧を見ていただければわかるようにハードなことは特にしないものの
ここでも作品の売りである「音」を使って彼女にされてる雰囲気を作り上げてます。

「綺麗にしたお耳を かさねのお口で ぺろぺろしてあげますね」
中でもプレイ開始2分後くらいから始まる耳舐めは
最初は甘噛みに近い感じでソフトに、少し経つと唇で咥え込んで泡立った音を鳴らすといったように
彼女の興奮具合に合わせて責め方やちゅぱ音が大きく変わります。

一緒に乳首もいじってるらしいのですが音が無いので正直よくわかりません。
また手コキもプレイ中盤からようやく聞こえ始め、徐々に粘性が増していく感じで抜き要素としては弱いです。
淫語もほぼゼロですし耳舐めと彼女の吐息で抜かせるエッチと私は見ています。

実用性については残念ながらあまり高くないかなと…。
せめてもっと時間を長く取るか、前のパートにもう少しエッチな要素が混じってたら違ったのかもしれません。
ずっと癒しできたのにいきなりエッチに持ち込んでも抜きにくいというのが率直な感想です。
「エッチするぞ!」という雰囲気をしっかり作ってから移ったほうが流れも自然になります。
雰囲気の良い作品
久々に再会した女性と2人きりで過ごす様子をしっとりした雰囲気で描いた作品です。

かさねは何らかの事情で再びこの世界に降り立った主人公の心身をリフレッシュさせようと
最初から家族のような親しげな態度で接しつつ心を込めてお世話します。

プロの洗練された腕よりも素朴さを重視したシンプルな耳かき、童心に戻ってする折り紙など
お店との違いを明確にしたサービスや会話が多く、聴いてると心がほっこりします。
またほぼ全編で流れ続けるリアルな雨音も気持ちをスッキリさせてくれます。

「はい 大丈夫です かさねは いつでも いつまでも あなたと共におりますから」
「同一ヒロインによる続編」から連想されるお話の繋がりはやや薄いものの
処女作よりも色々な部分がクオリティアップしていて彼女の成長が窺えます。
またエッチシーンで彼女がさらなる続編の可能性を仄めかしており今後への期待も持てます。

サークルさんにとっては初の試みですし、このスタイルに対して良し悪しを言うのはまだ早いと思います。
主人公の記憶を毎回消す設定をどう活かすかがカギになるでしょうね。

サービスは全体的に丁寧と言いますか、音の細かな扱いに対するこだわりが随所に見られます。
耳かきも過去作から全部聴いてますが良い方向に随分変わりました。
折り紙という珍しいものも入っていて癒しのパワーは相当に強いです。

エッチはこの内容だとおまけに近い位置づけです。
続編ならもう少し踏み込んだプレイをしてもよかったのではないでしょうか。
ここだけは処女作との違いがほとんど見られず残念です。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語とくちゅ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

しっかりした世界観を持ってる癒し特化の作品です。
環境音の流れる作品が好きな人には特におすすめします。

CV:橘まおさん
総時間 1:10:15

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 ふうり【ハイレゾ96khz同梱】

サークル「ネモン℃」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、東北弁を時々話す素朴な女の子が
偶然見かけた男性を宿へ案内し、癒しとエッチなサービスをします。

風が吹きぬける音、近くで流れる川の音、虫や鳥の鳴き声といった環境音に力を入れており
彼女たちが移動するのに従い聞こえ方や音の種類を変化させて臨場感を出しています。
様々な自然の音に包まれて
たまゆらの宿の紡ぎ手「ふうり」がご奉仕するお話。

「あ…起きた 眠い? まだ寝る?」
ふうりは素朴で穏やかな声の女の子。
疲れて小川の近くで寝ていた主人公に声をかけると
軽く自己紹介してからたまゆらの宿へと案内します。

本作品は今年2月から始まった「たまゆらの宿」シリーズの第四弾。
儚げで世話好きな彼女が行き倒れていた彼を宿へと招待し
会話や耳かき、さらにエッチなことをしながらのんびり過ごします。

過去作ではエロに多少力を入れてるものもありましたが
今回は彼女が初めてお世話する事情もあって12分程度と控えめです。
総時間が約70分ありますからあくまで非エロのサービスがメインと思ってください。

たまゆらの宿における一番の魅力と言えばバックで流れる環境音。
冒頭の二人が出会うシーンでは屋外らしい風の音や小川のせせらぎ
宿に入った後は鳥の鳴き声、といったようにシーンに応じて変化させながらリアルな音が鳴ります。


ふうりがどちらかと言えば物静かなキャラなのでセリフがそれらの邪魔をすることはなく
聴き進めていくうちに都会の喧騒から一時的に離れたような穏やかな気持ちになります。
屋外は近くでクリアに、屋内は遠くで控えめにと音量にも気を使ってるところが見事です。

「ふうりがいて お兄さんがいる 今はそれだけでいいどおもうで」
これらのお世話をするふうりは田舎育ちの純朴な女の子。
専門店よりは家庭に近いスタイルでサービスを行い、最中はお客ではなく友達に対するような口調で語りかけます。
そして気持ちが緩んだり高ぶった時には東北弁らしき方言が飛び出します。

具体的にどことは教えてくれませんが秋田弁あたりだと思います。
ずっと方言をしゃべるのではなく要所にちょこちょこ出てくる感じです。
サークルさんご自身も言われてるように、たまゆらの宿はお店ではありません。
だからこそ他人行儀に感じる態度は一切取らず対等に接します。

物語を彩る環境音とふうりの優しいキャラ。
今のような寒い季節にぴったりな温かみを感じる作品です。
音と息遣いが織り成すリアルなサービス
音声開始から4パート43分間は非エロのサービス。
一番最初の「宿までの道案内」パートは二人が出会ってから宿に着くまで
次の「外から帰ったら、手洗いとうがいが大事」は名前の通り手洗いとうがいをする様子を楽しみます。

「宿までの道案内」パートは作品の売りである効果音はもちろん、効果音の面でも優れたものを持ってます。
例えば宿に向かって歩くシーンでは二人の足音や歩調に明らかな違いがあり
到着後は石畳なのか足音が硬くしっかりしたものへと変化します。
さらに入り口の木戸や玄関を開ける音など、ありとあらゆる行為に専用の音が入ります。
聴き手を作品の世界に引き込むことを意識した演出が多いです。

「じゃあ お兄さんに抱きつきながら あったまるね」
対する手洗い&うがいパートはふうりとのやり取りを楽しみます。
専門店ではまずしないサービスですし、同じタオルで一緒に手を拭く様子にも家族っぽさがあります。
桶に入った水に手を入れてごしごしする音やうがいの音もきちんと入っていてリアルです。

非エロでメインのサービスは三番目のパートに登場する耳かき(約23分)。
膝枕の状態で少し寛いでから左耳→右耳の順に耳かき棒で汚れを取り、綿棒と息吹きで仕上げます。
息吹きは両耳とも1回ずつと少な目です。

耳かき棒は「がりがり じじっ」細くやや尖った音、綿棒は「さらさら すすっ」と滑らかな音が使われており
前者は耳の手前と奥を往復したり耳の壁を満遍なくなぞるような動きを
綿棒は穴の入り口付近を軽くお手入れするように素早く動きます。

両方とも音質は比較的良いのですが、効果音の音量が声よりも小さくてやや臨場感に欠けます。
動きについても全体的に音の途切れが少なく、奥と手前を往復させる場合の力加減が同じだったりと
耳垢を取る行為として見るには色々と物足りなく感じます。
私には耳の中をマッサージしてるように聞こえました。

「ふうりが生まれたところはね もっともっと寒かったの」
最中のふうりは自分が生まれ育った土地のことや、たまゆらの宿に来たいきさつをゆっくり語ります。
これまでに登場した三人の紡ぎ手の話題も出ますから、過去作を聴いてる人のほうが多少は楽しめます。
会話よりも効果音と息遣いだけが流れる時間の方が多く静かな印象を受けます。
密着感のある熱っぽいご奉仕
本作品唯一のエッチシーンは12分間。
プレイは手コキ、耳舐めです。
手コキの際に滑らかな摩擦音が鳴ります。

「ほら わかる? 背中に当ててる ふうりの胸」
耳かきを終えて寛いでる主人公にお茶を出して一緒に飲むと
ふうりはそのまま彼の背中に抱きつき、柔らかなおっぱいを押しつけながらおちんちんを優しくしごき始めます。

エッチは彼女にお世話される形で行います。
見ての通りごくごく短い時間なので余計な前置きは一切挟まず
前半は手コキ、後半は耳舐め手コキと密度を高めながら責め続けます。

「あっ あづっ なんだがどぐんどぐんしてる」
「これって すぐ終わるの? まだ? …そっか じゃあ別の刺激も欲しいよね?」

彼女はおそらく男性とまだエッチしたことがないのでしょう。
おちんちんの逞しい姿や熱さ・硬さにちょっぴり戸惑う様子を見せ、射精しそうかどうなのかを確認しつつリードします。
彼女の特性を反映するかのように責めるペースも全体的に緩いです。

これだけだと物足りなく感じるかもしれません。
しかし彼女は責めの弱さを補うように息遣いやちゅぱ音だけをできるだけ多く鳴らします。
拙いなりにも頑張る彼女の様子を音声で表現した密着感のあるエッチですね。
終盤に差し掛かるとちゃんとペースを上げてくれますし、プレイとして一応の形にはなってます。

このように、彼女のキャラを崩さないレベルで乱れさせる健気なエッチが繰り広げられています。
雰囲気重視の作品
たまゆらの宿にいる感覚に浸らせてくれる音が魅力の作品です。

現実世界に疲れを感じてる主人公が少しでも癒しと安らぎを得られるように
素朴な佇まいの紡ぎ手が最初から最後まで心のこもったご奉仕をします。
店員よりも友達に近いスタンスで交わされる会話の数々、家庭らしさを持たせたサービス。
サークルさんが掲げられてる「専門店じゃない」部分を感じさせる要素がいくつもあります。

そして二人を包み込む効果音や環境音が最も耳を惹きます。
宿に入ってからは控えめになるものの、全編で必ず何らかの環境音が流れ続けますし
耳かき以外の細かな動作にも音を入れて臨場感を出しています。

耳かき音声は数多く存在しますが、環境音の入った作品はまだまだ少ないです。
人間の本能に根ざした音こそが本作品最大の癒し要素だと思います。

「お兄さんも 今だけは 忘れよう 辛いことも 悲しいことも 嫌なこと全部全部」
ふうりについては田舎の女の子らしさを出したかったのか控えめなキャラに映ります。
せっかく方言をしゃべれるのにほとんどが標準語ですし、音に比べると存在感が薄いかなぁと。
東北弁をしゃべる音声作品は本当に少ないのでもっと聴かせて欲しかったです。

エッチは臨場感で頑張ってるもののやはりエロのパワーは弱いです。
続編を匂わせるセリフが終盤にありましたから今後盛り返すのかもしれません。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音と喘ぎ声(吐息)そこそこ、淫語とくちゅ音ごく僅かです。

しっとりした雰囲気が魅力の癒し系作品です。
環境音が流れる作品を好む人におすすめします。

CV:歩サラさん
総時間 1:09:21

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 みつな

サークル「ネモン℃」さんの同人音声作品。

今年の2月に1作目がリリースされて以来人気を博している「たまゆらの宿」シリーズ。
その第3作目は母性を感じる甘やかし上手なお姉さんが
リアルな効果音による耳かきとエッチな耳舐めで男性の疲れた心と体を癒します。

シリーズの醍醐味とも言える「癒される雰囲気作り」に加え
幼児プレイをやや意識した彼女のセリフとサービスが安らぎを与えてくれます。
年上の女性と過ごす安らぎに満ちたひと時
たまゆらの宿の紡ぎ手「みつな」がご奉仕するお話。

「あら ごめんなさい 起こしてしまいましたか?」
みつなは上品で大らかな声のお姉さん。
とある夏の日、自分の膝枕で寝ていた主人公が起きたので声をかけると
状況が掴めていない彼を落ち着かせてから再度膝枕してあげます。

本作品は現実世界に疲れた人々が訪れる不思議な宿を舞台に
お姉さんよりは母親っぽい雰囲気を持つ彼女が耳かきしたり性欲処理のお手伝いをします。
「たまゆらの宿」シリーズは今年始まったばかりの比較的新しい作品なのですが
処女作の段階から環境音の扱いに一際優れたものを持っています。

今作では夏の午後~夕方あたりを想定しているらしく
音声開始直後から爽やかな風の音、セミなどの虫の声、風鈴の音が耳を包み込んでくれます。
しかもバックでだらだらと流すのではなく、2人の会話に応じて音が鳴る凝った演出もされています。

何らかの環境音が常に流れ続けるおかげでリアルの雑音がうまく遮断され
聴いてる最中はたまゆらの宿に実際にいるような気分に浸ることができます。
エッチなサービスも一部ありますが、それよりも癒しの成分の方がずっと強い作品です。

「あら いいんですよ むしろ嬉しいくらい ですから遠慮せず 思う存分 あなた様の好きなように(胸を)見てください」
そう感じるもうひとつの大きな要素はみつなのキャラ。
専門店に近い慣れた手つきでサービスを行いながら
「自分に好きなだけ甘えていいよ」と言って体を寄せたり頭を撫でてあげます。

中盤あたりから子供に対して話しかけるようなセリフも増え
実の母親に近い適度な甘やかしっぷりを発揮します。
エッチで授乳プレイが登場するのも大きいです。
赤ちゃん言葉はありませんが女性に甘える幸福感はそこそこ味わえます。

季節を感じさせるリアルな環境音と甘やかし上手なみつなのキャラ。
この2点が本作品の最も大きな魅力です。
音を中心に据えた癒しのサービス
彼女が最初にしてくれるお世話は汗拭き(約3分)。
最初は体を、その後は顔をおしぼり拭いて綺麗にします。

おしぼりは「すーっ さっさっ」と滑らかな摩擦音が使われており
体を拭くときは長めのストロークで優しく、顔は体よりも小刻みかつ若干力を入れて手を動かします。
先ほど「環境音が優れてる」と書きましたが効果音についても十分なクオリティを持っています。

「いい風… 私 竹林の音って好きなんです」
そして最中はみつなのセリフが一気に減って効果音や環境音だけが流れ続けます。
中でも風の吹く音が清涼感に溢れていて涼しさやスッキリした気分がします。
サービスを通じてたまゆらの宿が持つ独特な世界観も楽しませてくれます。

非エロのメインとなるのが次に始まる耳かき(約21分30秒)。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒を使って汚れを取り、仕上げに梵天でお手入れするシンプルなものです。
彼女が耳に息を吹きかけてくるシーンはありません。

耳かき棒は「じじっ ずずずー」とやや尖った細い音
梵天は「さわさわ ぷしゅっ」と広く柔らかい音、と器具ごとにまったく違う音が鳴ります。
さらに前者は耳の壁を引っかくように小さく優しく、後者は軸を持って回転させるように動きます。

2つの器具が耳に与える感覚も随分違います。
耳かき棒の音が結構特徴的で耳のあたりに心地いい刺激を感じます。
対する梵天は優しさや柔らかさの成分が非常に強いです。
家でやる耳かきとほぼ同じなので個性は乏しいものの、サービスの品質自体は安定しています。

「この 届きにくい溝の部分も ちゃーんときれいきれいしますね」
「もし眠くなってしまったら そのままねんねしてくださいね」

みつなが見せる微妙な変化もポイント。
「きれいきれい」「ねんね」と母親らしさを感じる言葉をかけて癒してくれます。
効果音&環境音、彼女とのやり取りの両方を無理なく楽しめるように
しばらく耳かきをしてから少し手を休めて話しかけるスタイルが採られています。
母性の象徴にたっぷり甘えながら
エッチシーンは2パート20分ほど。
プレイは授乳、耳舐め、手コキ、授乳手コキです。
授乳、手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「ほら おっぱいですよ どうぞ 好きなだけ吸ってもいいですからね」
これまでのサービスで自分にすっかり懐いてくれた主人公へのご褒美に
みつなは自ら服をはだけさせておっぱいを取り出し好きなだけ吸わせてあげます。

エッチは彼女が母親になって彼をたっぷり甘やかします。
最初の「頭なでなで」パートは授乳プレイがメイン。
今まで抑えていた感情を爆発させるかのようにおっぱいにむしゃぶりつく彼を
彼女が熱っぽい吐息を漏らしながら受け止めてあげます。

一緒に頭も撫でてるのでしょうが主役はあくまで授乳です。
ここでの効果音はちゅぱ音ではなく彼女の着物が擦れる音のことを表します。

「よしよし いつもいっぱい頑張って 偉かったですね」
そして彼の甘える姿に幸せを感じたのか、彼女も今まで以上に甘やしてあげます。
喘ぎ声を漏らすことはありませんが普段よりもちょっぴり荒い息遣いが艶かしいです。
ここも非エロのサービスと同じくセリフよりも音を聞かせる時間が長く取られています。

続く「耳舐め、手コキ」パートは彼女が授乳のお返しをするシーン。
名前の通り密着して右耳→左耳の順に耳を舐め
同時におちんちんを最初はゆっくり、後になるほど速いペースでしごきます。

「おちんちん とってもパンパンになってますよ」
プレイ自体の臨場感は非常に高いのですが、最中に彼女が淫語をほとんど言わないことや
ちゅぱ音と効果音がいずれも上品でエロさがいまいちなことから
この音声を聴いて抜けるか、と言われると私は疑問を感じます。

音重視の作品なので淫語を絞るのはごくごく当然です。
でもその分を音できっちり補って欲しかったです。
途中から授乳が加わって授乳手コキになるものの、純粋なエロさはどうにも物足りないです。
みつなが上品なキャラだからこそ、エッチの際にもっと積極的な姿を見せてもよかったのではないかなと。

このように、エッチな音や息遣いを主役に据えた甘いプレイが繰り広げられています。
爽やかな癒しが得られる作品
エロは弱い反面、癒しのパワーは十分すぎるほどに持ってる作品です。

みつなはたまゆらの宿にやって来た主人公を最初は実の弟のように
中盤以降は子供のように甘やかしたり優しい言葉をたっぷり投げかけます。
聴けば聴くほど心が軽くなるとか、スッキリするといった浄化の気分を感じます。

過去作で印象的だった環境音も今の季節に合わせた爽やかなものを用意し
2人の会話や心情の変化に応じて特定の音が鳴ったり全体が移り変わってゆきます。
環境音は現実世界との気持ちを切り離す重要な役割も果たしています。
本作品の特徴である音とキャラの両方が「爽やかさ」を与える方向に収束しています。

「よしよし 大丈夫ですよ 何も恥ずかしいことなんてありませんからね お姉ちゃんの胸の中で ゆーっくり ねんねしてしまいましょうね」
ただし、サークルさんが作品のポイントとして挙げられてる包容力や甘やかしについては
残念ながらそこまで強くないと私は考えています。
確かに彼女は事あるごとに肌を合わせて思いやりを感じる言葉を投げかけます。
ですがセリフの多くが上のように丁寧語を主体としています。

本当の姉弟や母子ならばこういう言葉使いはまずしません。
甘やかしを重視するならもっと砕けた口調で話しかけてもよかったのではないでしょうか。
たまゆらの宿はお店じゃありませんから十分可能なことです。
サービスの内容も含めて前作「たまゆらの宿 とうか」よりも専門店寄りになってしまっています。

エッチは授乳はよかったのだけど肝心の耳舐め+手コキが…うーん。
みつなのキャラに合わせたのでしょうがこれだと大人しいかなぁと。
音を中心に聴かせる作りならもう少し刺激的にするのが望ましいです。

射精シーンは1回。
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声(吐息)そこそこ、淫語ごく僅かです。

季節感を重視した癒し系作品です。
環境音が流れる作品が好きな人におすすめします。

CV:唯香さん
総時間 1:07:47

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 とうか【ハイレゾ88.2khz同梱】

サークル「ネモン℃」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、京都風の関西弁を話すほんわかした女の子が
縁側とお風呂で心のこもった癒しとエッチなサービスを提供します。

主人公のことを「あんちゃん」と呼びながらお世話する彼女の人懐っこいキャラや
2人がいる場所によって変化するリアルな環境音が
専門店とは少し違う温かくて和やかな雰囲気を作り上げています。
方言を話す人懐っこい女の子と
たまゆらの宿でとうかに色々とご奉仕してもらうお話。

「あれ? うち いつの間に寝てたんやろ?」
とうかは可愛くて素朴な声の女の子。
ある日の昼、宿の縁側で主人公に膝枕をしながら寝ていた彼女が
目覚めて自己紹介するところから物語は始まります。

本作品はサークルさんが今年の2月にリリースした
【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 かさね」の姉妹作品にあたり
彼女が縁側で耳かきを、お風呂で会話とエッチを、脱衣所で膝枕をプレゼントします。

たまゆらの宿の最大の特徴は何と言ってもリアルな環境音。
縁側では涼やかな風の音や鳥の声、お風呂ではお湯の流れる音といったように
2人がいる場所に応じてバックで流れる音が変化します。

特に縁側で過ごすシーンはどの音もわざとらしさがなくてとても癒されます。
ハイレゾ音源に対応したバージョンも入ってますし、様々な「音」にこだわっている作品と言えます。

もうひとつの特徴として挙げられるのはとうかのキャラ。
初めて会ったばかりの主人公にまるで実の妹のように接し
どのシーンでも彼を癒す、気持ちよくすることを第一に考えたご奉仕を行います。

「せやから あんちゃんも一緒に寝よ? なー」
全編にわたって京都風の関西弁で語りかけてくれるのがいいですね。
標準語よりもずっと砕けた口調が彼女との距離の近さを感じさせてくれます。
サークルさんご自身もアピールされているように
癒し系専門店とは明らかに違う要素をいくつも持っています。
リアルな音を中心に据えた耳かき
彼女が最初にしてくれるサービスは耳かき(約23分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒でお掃除し
仕上げに両耳をタオルで拭いて軽く息を吹きかける家庭的なものです。

耳かき棒は「ずりずり ごりっ」という細く低い音
綿棒は「すりすり しょりっ」と広く滑らかな音が使われており
前者は耳の壁をなぞるようにゆっくりと繰り返し掻き出す動きを
後者は耳の穴の縁あたりをさっさっと小刻みに擦る動きをします。

効果音を垂れ流していた前作に比べると動きが明らかにパワーアップしています。
どちらも実際の耳かきに近い動かし方がされてますし
音ごとの途切れもあって耳垢を取り出そうとしている様子が感覚的に掴めます。

また耳かき棒は手前→奥の順にお掃除する流れになっており
奥のシーンに入ると効果音が若干大きく重くなります。
ただし、聴いた限りだとリアルタイムの録音ではなく同じ音をループさせているように思えます。

もうひとつ気になったのが耳かき音の音量。
位置関係を考えれば耳かき音>とうかの声>環境音となるのが自然なのに
実際は耳かき音が環境音と同じくらいになっています。

20分以上流れるのを考慮し敢えて抑えたのかもしれません。
ですが他の音とのバランスが崩れていてはリアリティが損なわれてしまいます。
このあたりが次回作以降で改善されればもっと良い耳かきになるでしょう。

「ええ風やなぁ こんな日は なんもせんで ぼんやり過ごしたくなるなぁ」
最中のとうかは手を動かしてる最中は微かな吐息だけを漏らし
時折休憩を挟んでその時に何気ないことを話しかけてきます。
セリフよりも無言の時間の方が圧倒的に長いです。

効果音の鳴る時と鳴らない時がはっきり分かれているのがいいですね。
作品の長所である環境音だけを聴ける時間が十分に取られており
後になるほどリラックスした気分をより強く実感できます。
とうかのお話や話しぶりものほほんとしていて別の癒しを与えてくれます。
「わざと話さない」ことを意識しながらサービスを行っています。
密着感が味わいやすい初々しいエッチ
エッチシーンは1パート12分ほど。
プレイは耳舐め、乳揉み、手コキです。
手コキの際に湯船の揺れる音が鳴ります。

「あぁっ すっ、すごいなぁ こんなカチカチになるもんなんか」
耳かきの後、主人公と一緒にお風呂へと移動したとうかは
会話の最中に彼のおちんちんがすっかり勃起しているのを確認し
驚きながらもゆっくり手を伸ばし、握ります。

エッチは彼女が耳舐めと手コキをする一方で彼がおっぱいを揉みます。
専門店形式の作品では店員側が水着を着ているケースが多いのですが
本作品では彼女も裸で入浴し、さらには主人公と触りっこまでする踏み込んだサービスをしています。

プレイの様子はと言うと、彼女が彼に抱きついて左耳をゆっくり甘噛みし
それと同時にちゃぷちゃぷと湯船の揺れる音が流れます。
そしてしばらくすると彼女が荒い吐息を漏らしながら激しく舐め始め、最後は湯船の中に射精します。

一般的な手コキ音に比べるとエロさを抑えた効果音ではありますが
それをカバーするように耳舐め音と吐息が後になるほど艶かしくなります。
時間が短めだからかセリフもほとんどしゃべらず
耳かきと同じく環境音とエッチな音だけを聴く空間が形成されています。

「うちがええ言うてるんやからええの 気にせんと好きに見てくれても構わへんで」
またエッチを始める前に2人がお風呂に入って会話するパートがあり
そこで彼女が裸で入浴していることやおっぱいを好きに見てもいいよと言うシーンが登場します。
いきなりエッチに突入するのではなく、そこに至るまでのストーリーがある点も
このプレイを盛り上げるのに大いに役立っています。

前作では「あれ?」と思うところがいくつかあったのですが
今回はひとつのプレイとしてきちんと聴けるレベルのボリュームとクオリティを持っています。
中盤あたりから流れる「じびゅるぅぅ じゅびっ」というパワフルな耳舐め音や
絶頂直前に耳を舐めながら漏らす熱を帯びた喘ぎ声はなかなかに生々しいです。

このように、2人が肌を合わせている雰囲気を重視したエッチが繰り広げられています。
大胆さのある癒し系作品
方言を話すとうかの人懐っこいキャラ、バックで流れる様々な環境音
既存の専門店よりも密接なサービスなど、個性的な要素をいくつも持っている作品です。

現実世界に疲れてたまゆらの宿へとやって来た主人公を
のんびりした口調の女の子が実の兄のようにもてなします。
音声作品における方言の力は強烈で、彼女の話を聴いてるだけでも十分な癒しが得られます。
そして宿にいる臨場感を出すために環境音を上手に活用しています。

環境音は昨年あたりからバックで延々と流すスタイルだけでなく
場所や状況に応じて変化する凝った作品も登場しています。
本作品はリアルタイムではありませんがパートごとに違った音を流しています。
音声の最初から最後まで流れ続けるおかげで現実世界のノイズが遮断され
作品の世界に没頭しやすくなっている点も魅力です。

そして彼を実際に癒すサービスも「音」を中心に考えながら行っています。
耳かきだけはまだ発展途上な部分も見られますが
それ以外の入浴シーン、エッチ、膝枕はいずれも十分楽しめるものに仕上がっています。
特にエッチは湯船に入ってお互いを責め合う様子を音や息遣いで上手に表現しています。

前作のレビューを見ていただければわかるように
私はたまゆらの宿に対して色々と引っかかるものを感じてました。
その最たるところはサークルさんが「専門店ではない」と言っていながら
相手をする女の子やサービスを専門店の枠組みにはめてしまっていたことです。

しかし今作ではとうかの口調やセリフを意識してフレンドリーにし
サービスもお客と店員ではまずありえない要素を盛り込んでいます。
一皮剥けたと言いますか、たまゆらの宿らしさが出てきてるなぁと思います。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

人里離れた宿で女の子とのんびり過ごす気分が味わえる作品です。
方言が好き、環境音が好きな人には特におすすめします。

CV:花蓮さん
総時間 1:03:41

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 かさね

サークル「ネモン℃」さんの同人音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、静かで落ち着いた夜の宿を舞台に
ほんわかした店員さんが4種類の癒しとエッチなサービスを行います。

冒頭からバックで流れ続ける虫の声、シーンに応じて小まめに変化する彼女との距離
サービスの最中に流れる静かで落ち着いた効果音など
聴いてるだけで自然と癒しを感じる雰囲気作りに力が入れられています。
疲れた者だけが訪れる不思議な宿
たまゆらの宿の店員「かさね」が心のこもったご奉仕をするお話。

「あっ おはようございます 目、覚まされたんですね」
かさねは可愛くて穏やかな声の女の子。
ある日の夜、たまゆらの宿で目覚めた主人公に挨拶すると
疲れた彼の心身を癒す様々なサービスをします。

本作品は彼女が背中のマッサージと耳かきをした後
耳舐め&手コキでおちんちんのお世話をし、最後に一緒に眠りにつきます。
18禁作品なのでエッチシーンもあるにはあるのですが
総時間67分のうち7分程度とかなり短くなっています。
基本的には癒しを目的とした作品です。

そして聴き手がたまゆらの宿にいる気分を味わえるようにと
音声開始からシーンに応じて多種多様かつリアルな効果音が流れます。
具体的には夜を感じさせる虫の鳴き声、2人が体を動かす際に鳴る布の擦れる音
マッサージや耳かきの主役となる効果音です。

新規のサークルさんだとクオリティに難のあるケースが多いのですが
本作品は音質に限って言えば初めて作ったとは思えない高いレベルを持っています。
音ごとの組み合わせ具合がしっかりしており作品に統一感があります。
実際に聴いてみると静かな印象を抱くでしょうね。

「明日からスッキリと また頑張れるように 疲れて元気の無いそのお顔を 私がプルンプルンになるまで癒して差し上げます」
そして場の雰囲気が生み出す癒しをかさねのキャラがさらにパワーアップさせています。
たまゆらの宿は疲れた人が偶然訪れる場所なので専門店ではありません。
だから彼女は序盤から店員よりも友人や恋人に近い態度で接してきます。
田舎の女性らしいのんびりした口調も心をほぐしてくれます。

またシーンによって声の位置や距離が小まめに変化します。
特にマッサージとエッチで登場する耳の甘噛みや耳舐めは声の距離が非常に近く
その息遣いからはほんのり熱が感じられます。
リップノイズ(口を動かす際に鳴る微かな唾液音)をわざと残しているのも密着感を出したかったからなのでしょう。

様々な音と彼女の声を使って若干家庭寄りのサービスを行っています。
効果音を中心とした癒しのサービス
彼女が最初にしてくれるサービスはマッサージ(約11分)。
手にローションをまぶし、うつ伏せになった主人公の背中をゆっくり揉みほぐします。

マッサージは「すりゅっ くちっ」と水分控えめの滑らかな水音が使われており
上下に往復させたり円を描いたりする動きをします。
音の質感、動きいずれもリアルと言えます。
本作品のサービスは全体的にかさねのセリフを減らし
そのぶん効果音を集中的に聴ける作りになっています。

「だってこれ…当ててるんですよ? 絶対 絶対わかっちゃってます」
しかしパート中盤に差しかかると彼女が服をはだけさせ
おっぱいを背中に押し付ける大胆なご奉仕を始めます。
直接的な表現はされてませんが、彼女のセリフと最中の息遣いの変化でなんとなくわかります。
さらにもう少し経つと左右の耳に甘噛みを始めたりもします。

ストレートな癒しからやや脱線しているようにも思えますが
彼女の存在をアピールする手段として有効なのは確かです。
甘噛みの音がソフトですからここで射精するのはさすがに無理だと思います。

次に登場するのは癒し系音声では定番の耳かき(約21分)。
膝枕の状態で最初におしぼりで左右の耳を拭いてから
左耳→右耳の順に耳かき棒と梵天を使ってお掃除します。
息を吹きかけるシーンはありません。

耳かき棒は「ずりずり じじっ」という細く乾いた音
梵天は「すりゅっ さすさす」という滑らかで軽い音が使われており
前者は耳の縁に沿ってゆっくりなぞるように、後者は耳全体を撫でるように素早く動きます。

音の感じや力加減については十分に耳かきらしさがあります。
しかし耳かき棒の動かし方が正直イマイチに思えます。
具体的に言うと耳かき棒の動くスピードが常に遅く変化もほとんどないことや
効果音に途切れがまったくないのが不自然です。

少なくとも私には耳かきではなく耳の中をマッサージされてるように聞こえました。
耳垢を取り出すにはスピードと力の両方が不足しています。
使用する器具が綿棒ならこの動きでも良かったのですが…。
また耳かき棒でのお掃除を考えれば普通は元の位置に戻す際に多少の無音が発生します。
この動きでは残念ながら耳垢を耳の外に取り出すのは無理でしょう。
初々しさを感じるソフトなエッチ
エッチシーンはおよそ7分間。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「耳 かさねが 心を込めてご奉仕いたします」
耳かきの後改めて服を脱ぎ、肌を密着させながら甘噛みをしていたかさねは
途中で彼のおちんちんが勃起してるのを確認すると
それをしごきながら耳を舐める責めへと切り替えます。

エッチは彼女がご奉仕する形で進みます。
ここでのポイントは彼女が初々しい反応を見せてくれること。
彼女は元々本格的なエッチまでする予定がなかったらしく
彼の勃起を見たときや手コキの最中にちょっぴり当惑した様子を見せます。
反応を見る限りおそらく処女なのでしょう。

「びくびくってしてて 熱くて すごいですぅ」
それでも彼をスッキリさせるために一生懸命頑張るところがいいですね。
手コキのペースは不得手さを出すためにゆっくりなものの
彼女の息遣いが明らかに荒く、この行為に興奮しているのが伝わってきます。
ストレートなエロは控えめにしてその分彼女にご奉仕されてる雰囲気を出しています。
癒し系音声で有名な「道草屋」シリーズに登場するエッチによく似ています。

癒し重視の作品、しかも時間が短いことから
このシーンだけで抜けるかと言われれば首を捻ります。
ですがプレイの様子は十分にリアルと言えます。
物語や彼女への熱中度によって興奮具合が変わるプレイかなと。

このように、初々しさを前面に押し出したエッチが繰り広げられています。
雰囲気作りがしっかりしている作品
様々な音が生み出す静かで落ち着いた雰囲気と
かさねの素朴でほのぼのとしたキャラが癒しを与えてくれる作品です。

虫の音しか聞こえない人里離れた静かな場所を舞台に
優しくて献身的な女の子が自らの体も使ったご奉仕をします。
その様子をできるだけリアルに楽しんでもらおうと
サービスだけでなく個々の動きに対しても細かな効果音を鳴らしています。

現在では当たり前に感じるこの演出も処女作の段階でクリアするのは簡単ではありません。
音質に関しても実際のものに近い十分なクオリティを持っています。

「私は いつまでもここにいいます いつでも あなたを待っています」
そしてかさねの飾らない態度も女性にお世話される別の癒しを与えてくれます。
音重視なのでボイスドラマに比べるとキャラが弱くなってるものの
特にエッチシーンでは彼女らしい一面を見せてくれます。
男性経験に乏しい女性が一生懸命おちんちんをしごく姿はやはりいいものです。
事後に精液を不思議そうに眺める様子もそそります。

しかし処女作故の粗さもいくつか見られます。
中でもサービスのキーとなる耳かきの品質に難があるのが痛いです。
またエッチの展開やプレイ内容が道草屋に酷似してるのも気になります。

たまゆらの宿は専門店ではないそうですから
その部分を活かしてもう少し思い切ったことをやってみるのがいいんじゃないかなと。
今の内容では専門店の域を出ていないと思います。
おっぱいを押し付けるシーンはプレイと呼ぶには表現がソフト過ぎます。
たまゆらの宿ならではの要素が今後生まれることを期待したいです。

癒される雰囲気作りを大事にしたオーソドックスな作品です。

CV:橘まおさん
総時間 1:07:47

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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