サークル「ヒプノン」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、女体化やふたなり化の薬が普及してる未来の世界で
2人の女性がそれを使った気持ちいいプログラムを提供します。
片方は催眠をかける役、もう片方は逆にかかる役を担当するのが特徴で
深化するのに合わせてぼんやりした声に変わったり
エッチでは今味わってる快感を主観視点で話して聴き手にもそれを伝播させます。
ふたつの薬でメスの快感を
「想像できる? 頭が一瞬で真っ白になって、チカチカとまたたくような、そんな快感」
シイナとミイナはややトーンが違う明るくて穏やかな声の女性。
物語の世界観や主人公が受けるプログラムの内容を話すと
自己紹介してから具体的に何をするか説明します。
本作品は女性の心と体になりきって責められる快感を味わわせることを目的に
彼女たちがおよそ60分に渡って催眠をかけたりエッチします。
物語の序盤で女体化薬とメス化薬を順番に投与し
それからリラックス→深化→女体化と進めて少しずつ没入感を与えます。
シイナ「女性がメス化の注射を打つと、おっぱいが大きくなったりもするけど、何よりも凄いのが体の感覚がとても敏感になること」
「女体化薬とメス化薬って何が違うの?」と思う人がいるでしょうから説明すると
本作品における女体化薬は文字通り体を男性から女性に変える効果があります。
そしてメス化薬は理性を取り除いて快楽に没頭できる状況にします。
体の感度が上がるとも言ってるから媚薬の一種じゃないかなと。
そして主人公は両方を、ミイナはメス化薬だけを投与した状態でエッチに進みます。
一般的な催眠音声は語り手が催眠をかける役だけ担当しますが
本作品の場合はシイナがかける役、ミイナはかける役とかかる役を分担します。
片方を聴き手と同じ立場に立たせてその状況を活かしたアプローチをかけます。
似た特徴を持つ作品はSide Effectくらいですからかなり珍しいです。
ストレートな暗示と遠回しな暗示を組み合わせた独特な構造になってます。
しゃべり方、間の取り方、セリフの区切り方が1人の時と同じなので
少なくとも私は双子催眠じゃないと考えてます。
ミイナと感覚を共有する催眠
横になって目を瞑りまずは右腕に女体化薬、左腕にメス化薬を注射します。
それから短いカウントを数えて軽く深化させます。
シイナ「肘を通って、左の前腕、そしてそのまま手首を通って、手のひら、指の先まで。そして左肩を通って体全体に浸透していきます。ほら、右腕からも左腕からも力が抜けて、体からも力が抜けていきます」
これらの薬は効果が出るのにしばらく時間がかかります。
だからその間に心身がリラックスする暗示を入れて催眠状態を深めます。
注射するシーンはどちらの腕も「力が抜ける」などの暗示を厚めに入れますし
その後の深化も0を宣言した直後に「落ちる」と言って心地いい感覚を与えます。
ミイナ「とろーんって、眠たくって、ずーんと重たくって、ぽかぽかと、暖かい、そんな気持ちが、じわじわーって湧き上がってくる」
カウントを数えた後からミイナの声が一気にぼやけ
自分が今味わってる感覚を話し始めるのが良いですね。
催眠の感覚を2方向から伝えてより実感しやすい状況を作ります。
深呼吸もしてリラックスを強化するなど、短時間でも深く入れるように組み立ててます。
シイナ「ほら、下腹のあたりに、今までにない感覚があるのがわかりますか? 自分の体の奥、チンポを突き込まれたその先にある、メスの弱点」
終盤の6分間は本題の女体化。
性器から始まり胸、体つきと大まかな部位に分けて変わったことを伝えます。
具体的な容姿は言いませんから聴き手が自由にイメージしていいのでしょう。
男から女に変える過程を話すのではなく、変身した後の自分を確認するようなやり方をしてました。
本作品の特徴を盛り込んでスムーズに誘導する催眠です。
体を女性に変えながらミイナと感覚をリンクさせることを目的に
腕に絞った弛緩法から入ってカウントによる深化、深呼吸、そして女体化と進めます。
女体化誘導で19分は短い部類なので内容が結構簡略化されてます。
だから催眠音声や女体化音声をある程度聴いてる中上級者向けだと思います。
おかしい部分は特にないのでコンパクトに上手くまとめてます。
ミイナの痴態で興奮するエッチ
プレイはSEX(バック)、アナルSEX、乳首責め、カウントによる絶頂です。
SEX、アナルSEX、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。
シイナ「ほら、あなた達はオチンポ見るだけで発情して理性をなくす、メス奴隷だよね。そうでしょ?」
ミイナ「ああっ、ああっ、そうです、そうですぅ」
薬と催眠を組み合わせて主人公とミイナをメス奴隷にしたシイナは
ふたなり様たちを部屋に入れて早速SEXを始めます。
エッチはミイナがふたなり様に責められてる姿を自分に重ね合わせて楽しみます。
最初の「2.姓奴隷体験!前も後ろも徹底的に犯される(約9分)」はスタンダードな同時責め。
ふたなり様の1人がミイナのおまんこへ挿入し、少し経つと乳首責めやアナルSEXが加わります。
ミイナ「ああっ、あっ、気持ちいいの止まらない。オチンポのカリがおまんこをズリズリ擦り上げて、ズンって押し込まれて、もう、ずっと、気持ちいいの止まらない」
一般的な催眠音声は催眠者や責め手がプレイの実況と暗示を担当します。
しかし本作品ではミイナがおちんちんを挿入されてどう気持ちいいかを喘ぎ声交じりに話します。
主人公も同じプレイをしてるようですが、それに関する描写はほとんどありません。
だから聴き手がミイナ自身になりきって楽しむエッチと呼ぶのが妥当です。
次の「3.オナホ体験!子宮まで響く圧倒的な快感でアへ堕ち(約11分)」もこの路線を維持します。
先ほどとは別のふたなり様たちが登場し、激しめのSEXをして何度もイかせます。
ミイナ「オオッ、イクッ、イクッ、イクッ。オチンポがズチュンって、一気に気持ちいいところ全部擦り上げて、イク」
ふたなり様「ホラッ、ホラッ、ホラッ、ホラッ、ホラッ。子宮何度も何度も突かれて、頭真っ白になったまま戻れなくなっちゃえ。まんこ擦り上げるチンポにカラダごと媚びて、もっとイキ狂えっ」
ここはやることをSEXに絞り込んでる代わりに喘ぎ声をオホ声に変えたり
ピストン音を前のパートよりも激しめにして違いを出します。
ミイナは快感が強すぎて喘ぎ声中心になるからふたなり様がよくしゃべってました。
連続絶頂やマルチプルオーガズム(イキながらイク)を想定した追い込みをかけてるのも特徴です。
このように、やることをある程度絞り込んで主観的に楽しませる風変わりなエッチが繰り広げられてます。
珍しい切り口の女体化作品
シイナは女体化エッチを体験したい主人公の願いを叶えようと
2種類の薬を投与してから催眠をかけて少しずつ女性に変えます。
そしてエッチは一緒にいるミイナが感じてる姿を重点的に描いて遠回しに快感を伝えます。
2人の女性が協力して女体化誘導したりややハードなエッチをするシチュ
シイナは催眠者、ミイナは催眠者と被験者両方の役割を持たせて進める独特な催眠
ミイナがSEXやアナルSEXで感じてる姿を丁寧に実況しながら暗示を入れるエッチ。
他の女体化催眠とは明らかに違う要素を盛り込んで作品を組み立ててます。
ミイナ「とろーんって、気持ちいいのが流れてくる。ふわふわ、トロトロ、気持ちいい。とろーんって、とろけて、からだ全部、スライムみたいに、ぐにゃーんって、崩れちゃいそう」
中でも催眠はこういうアプローチをかける作品が非常に少ないので新鮮でした。
聴き手が自分のこととして受け止められるような言い回しを心がけており
聴けば聴くほど心地よさや快感がこみ上げてきます。
経験者向けですが要所はきちんと押さえられててなかなか良いです。
エッチはミイナ視点のプレイを徹底してる関係で
これが刺さるかどうかは人によってそれなりの差が出そうに思えます。
せめて主人公が普通に責められるパートがひとつあれば違ったのでしょうけど…。
あと登場人物全員を同じ声優さんが担当してるから
キャラごとの声にあまり違いがないのも気になりました。
本作品はキャラによって異なる役割を持たせてるので
誰がしゃべってるのかすぐわかるくらい声を大きく変えたほうが聴きやすいです。
同人音声で2人が同時に主人公を責めるとかなら声が似通っててもいいんですけどね。
絶頂シーンは4回以上。
淫語・くちゅ音・喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。
一部気になるところもありますけど、他にはない要素を取り入れ上手く運用してることを評価し
今回はこちらの点数とさせていただきました。
CV:藤村莉央さん
総時間 1:03:27
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点
体験版はこちらにあります
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追記
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