同人音声の部屋

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【過去作70%OFFクーポン付き】大人しい女の子が寄生虫に寄生されて超エッチになってしまう大変!?

サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、エッチどころかオナニーすらしたことのない奥手な女の子が
寄生虫にそそのかされて自宅でオナニーや彼氏とのエッチに溺れます。

最初は寄生虫の誘惑を拒絶したり快感に抵抗する姿勢を見せてたのが
次第に我慢できなくなり嬉しそうな表情で逆レイプ手コキやSEXをする、といった具合に
普段と発情時のギャップを大きく持たせて抜きやすくしています。
エッチな寄生虫に弄ばれて
雪子が自宅でオナニーしたり恋人のたかし君とエッチするお話。

「あぁ あれ? 私 なんで?」
雪子は可憐な声の女の子。
とある夏の日、制服を着た寄生虫に押し倒された彼女が
河川敷で目覚め、帰宅してお風呂に入るところから物語は始まります。

本作品は今まで普通の女の子としてエッチとは無縁な人生を送ってた彼女が
女性型の寄生虫に取り憑かれておよそ120分に渡る激しめのエッチを楽しみます。
彼女には3ヶ月前に付き合い始めた恋人がいて今までは健全な交際を続けてきました。
しかし2人で英語の勉強をすることになったある日、寄生虫にそそのかされてとうとう一線を超えてしまいます。

寄生虫「影響があるかないかと聞かれたら…あると思うよ かなり」
この寄生虫は宿主の興奮や快感をコントロールする能力を持っており
エッチな気分が高まってきた雪子に甘い言葉を囁いてオナニーさせ
さらに彼女の子宮に自分の卵を置いてフェロモンを振りまくといった独特な誘惑をします。
話し方も割と無邪気で子供っぽい印象を受けました。

サキュバスや小悪魔に近いいたずら好きなキャラですね。
寄生によって副作用が出ることはありますが、雪子がボロボロになるほどひどいことはしません。
彼女が死んだら自分も生きていけないことをよく知ってるので
自分が欲しい物を得る以外は折り合いをつけようとします。

「私 そんなに綺麗じゃないし 地味だし これといって得意なこととかないから」
「ほら もっと触って? 気持ちよくするから たかし君も もっとおっぱい揉んで?」

そんな事情を踏まえて作中の雪子はシーンによって随分違う姿を見せます。
普段は彼とエッチしたい気持ちはあるけどなかなか自信が持てない奥手キャラなのに
スイッチが入ると自分から積極的に体を求め、さらにおっぱいやおまんこをいじって欲しいとおねだりします。
初めてのSEXなのに腰をガンガン打ち付けて中出しさせようとする姿も含めて
通常時とエッチシーンのギャップを大きくして彼女のエロさを引き立たせてます。

最初は寄生虫に発情させられて半ば仕方なくやってるようにも見えますが
物語の中盤からは欲望を満たそうと自主的にエッチするので凄惨さはあまり感じません。
元々淫乱になる素質があった女の子が、今回の事件をきっかけに目覚めたふうに描かれてます。

それに最も貢献してるのが吐息。
エッチシーンの大部分で熱っぽい声を漏らし
絶頂が近づくにつれて呼吸が不規則になったり声を震わせるようになります。

プレイ中のセリフもそれなりにありますが、実況はほとんどせず雪子の心情描写に力を入れてます。
寄生虫に発情させられた彼女が何を思い、感じてるかを聴き手に伝えることを心がけてます。
雪子役の涼花みなせさんも吐息に関しては特に熱の入った演技をされてました。

またチームランドセルさんの作品ということで、作中のところどころでアンビエントBGMが流れます。
音量が控えめで流れない時間も結構ありますから気になるほどではありません。
物語の雰囲気や雪子の心情を別方面から聴き手に伝える脇役に近い位置づけです。

ちなみに本作品を聴く場合、唯一の男性キャラであるたかし君になりきるのが順当だと思いますが
雪子視点で寄生虫の誘惑に耐えるといった別の楽しみ方もできます。
チームランドセルさんは元々百合を題材にした作品を数多く制作されてるので
聴き手を男性キャラに当てはめることにそれほどこだわってないのだと思います。
後になるほど積極性が増すエッチ
エッチシーンは4パート84分間。
プレイは雪子のオナニー、手コキ、耳舐め、素股、乳揉み、手マン、SEX(騎乗位)です。
オナニー、手コキ、素股、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

寄生虫「じゃあ まずはその下着の中に 指を入れよっか」
雪子「何 これ こんな 濡れてる 気持ち悪いよぉ」
たかし君との勉強中に体が疼き始めた雪子は
彼がトイレへ行ってる最中に寄生虫の指示を受けておまんこをいじり始めます。

エッチは寄生虫の効果で発情した雪子が終始責め続けます。
一番最初の「2.彼氏が来てるのに初オナニー」でするのはもちろんオナニー(約14分)。
今まで一度もやったことがない雪子のために寄生虫がその流れを教えます。

「ふふっ 初めての割には ご主人様いい声上げるね 私もだんだんご主人様を通じて 気持ちよくなってきちゃった」
「もっと (おちんちん)動かすよ いいね いいね?」

本作品の寄生虫は快楽に特化してるだけあってエッチの盛り上げ方をよく心得てます。
雪子が快感に溺れ始めた頃から自分も一緒に気持ちよさそうな声を漏らし
もうしばらく経つとたかし君とのSEXをイメージさせて絶頂しやすい状況を作ります。
2人は一心同体ですから雪子が気持ちよくなれば当然寄生虫にも伝播します。

雪子も普段とはまるで違う熱っぽい吐息を漏らしますし
前項で説明したふたつの特徴(ギャップと吐息)が早速発揮されてます。
彼氏がいつ帰ってくるかもわからない状況でオナニーするシチュもそそりますね。
性に未熟な女の子が女性の快感に目覚める様子を作品独自の視点で描いてます。

続く2パート54分間はたかし君と直接イチャイチャするシーン。
「3.逆レイプ-強制手コキ」は耳舐めしながらお互いの性器を触り合い
「4.寄生セックス」は騎乗位で繋がり彼の精液をおまんこで直に受け止めます。

「たかし君 たかし君 嫌いにならないで」
「ここ わかる? この ぐちょぐちょしてるところ そこ いじって?」

普段とはまるで違う自分に彼が幻滅するのを恐れる可愛い姿を見せる一方で
自分から服を脱いでおっぱいやおまんこを触らせようとする大胆な姿も見せてくれます。
彼女が彼を好きなのは事実ですから、どうせやるなら楽しみたいと思ったのかもしれません。
プレイ中に鳴る効果音も全体的にねっとりしててエロいです。

「ダメっ ダメっ 起きて イっちゃだめだよ」
それに対してSEXパートはスリルや背徳感といった暗い部分をある程度出して進めます。
寄生虫の卵は彼女の子宮にあり、たかし君が射精すると孵化するそうです。
強烈に押し寄せてくる快楽をじっと耐え続けるか、それとも快楽に負けて寄生虫の子を孕むか。
エッチを覚え始めたばかりの女の子には相当厳しい選択を突きつけられます。

射精させちゃダメだとわかっていながらピストンを止められないあたりに
彼女がすっかり快楽に溺れてるのを感じました。
そして中出しをされた瞬間、気持ちよさそうな声と共に絶望します。

…といった展開なのですがネタバレするとダークな終わり方にはなりません。
雪子の心身が壊れることはありませんし、たかし君とも今まで以上にイチャラブな関係になります。
バッドエンドにすると作品を聴ける人がかなり限られてしまいますから
そうならないようにサークルさんがきちんと調整されてます。

寄生虫「いいっ これっ これしゅごい」
一番最後に寄生虫へお仕置きするパートが用意されてるのが良い例です。
やってる事はオナニーなのですが、普段以上におまんこを激しく責めるおかげで
寄生虫がややアヘった声を漏らします。

寄生虫に散々利用されてきたから逆に利用してオナニーを楽しむ。
彼女がひとりの人間としても成長した様子がエッチな視点で描かれてます。
このように、寄生虫から連想される暗さや重さを和らげた抜き系のエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の人外作品
雪子が持つ「大人しさ」と「淫乱さ」をシーンによって上手く使い分けてる作品です。

雪子は自分が知らない間に取り憑いてきた寄生虫をなんとかしようと
まずは抵抗する姿勢を見せつつエッチな誘惑から耐え抜こうとします。
しかしオナニーやたかし君のとのエッチを覚えた後はむしろ楽しんで気持ちよさそうな声を漏らします。

エッチの経験がまったくない女の子が寄生虫の効果で淫乱になる珍しいシチュ
物語が進むほど雪子の積極性が増しエッチに振る舞うギャップを活かした作り
その最中に漏れる質量共に優れた吐息や喘ぎ声。
寄生虫という音声ではあまり見かけない素材を使ってエッチなキャラを作り上げてます。

「もっと もっと突いて? 吸い取ってあげる たかし君のおちんちんから精液 吸い取ってあげる」
中でも2番目はオナニーの快感に戸惑ってた序盤と
たかし君から精液を搾り取ろうとする終盤でまったく違う顔を見せてくれます。
雪子とたかし君は小学校からの知り合いなのに最近ようやく付き合い始めたところを見ると
順当に行けば初エッチするのは相当後になったかもしれません。
そんな状況を寄生虫の力を借りて打破したと考えればそれほど悪くない結末だと思います。

エッチは吐息が好きかどうかで満足度が結構変わりそうです。
オナニーやSEX主体なので雪子が乱れることは多いのですが
大きくあんあん喘ぐのではなく囁きに近い声量で控えめな声を漏らします。
寄生虫も一緒に喘ぐから両方聴けるようにこうしたのかもしれません。
シーンによって熱量やリズムを変えてあり、雪子の心情をリアルに表現する重要な役割を果たします。

絶頂シーンは雪子4回、たかし君2回。
吐息多め、くちゅ音と喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

おまけは小石川うにさんのNG集と追加音声(約3分)です。

CV:雪子…涼花みなせさん 寄生虫…小石川うにさん
総時間 2:07:39(本編…2:03:14 おまけ…4:25)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2019年12月6日まで25%OFFの990円で販売されてます。

ぐっすり眠れる耳かきボイスω

サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、忘れ物がある人にそのことを教えてくれる不思議な駅を舞台に
駅員さんが菓子職人志望の女性と会話や耳かきを楽しみます。

ストーリーとサークルさんの特徴を上手く融合させたドラマ性のある耳かきが行われており
女性が抱えてる悩みに関する物語を通じてまずは心を温め
それからセリフをほとんど挟まず効果音と吐息だけを鳴らしてさらなる癒しを与えます。
人と思いの集まる場所で
夢の中で駅員と耳かきや添い寝をするお話。

駅員「今日も平和ですねー」
改札ペンギン「むきゅー」
駅員は素朴で可愛い声の女の子。
普段よりも利用者の少ない駅でお供のペンギンと一緒に行き交う人々を眺めてると
改札でうろうろしてる女性に話しかけ、何か忘れ物がないか確認します。

本作品は忘れ物や心残りがある人を見つける能力を持つ彼女が
菓子職人を目指してる女性と駅で出会い、悩みの解決と耳かきをします。
全年齢向け作品の場合、大抵は主人公を男性もしくは性別不明に設定するのですが
チームランドセルさんは百合好きなサークルさんなので敢えて女性にしてあります。

ストーリーを簡単に説明しますと、この女性の母親は街一番の菓子職人をしており
彼女も同じ道を歩み技術を学びたいと思ってました。
しかし数年前病気で他界したため現在は独学で少しでも近づこうと頑張ってます。
そして彼女が駅を訪れたこの日は丁度母親の命日にあたります。

駅員「時をここまで遡るのは珍しいです 私の見立てでは5年くらいでしょうか」
耳かきがメインの作品ですけどドラマ性もそれなりに備わってます。
駅員が持つ特殊能力を使って過去へ遡るシーンもあったりと設定が色々凝ってます。
菓子職人を目指す女性も普通に話すので主人公の心情が捉えやすいです。

もうひとつの大きな特徴は作中で流れる音。
シーンごとの雰囲気に合ったアンビエントBGMが流れ、さらに駅らしく汽車の音も適度に鳴ります。
音と音楽の両方で癒す作りになってますから音単体の時よりも落ち着く感じがするでしょう。
耳かき音や彼女たちの吐息を妨げないようやや音量を下げてあるのも良いです。

一番最初の「序章」は女性の悩みを解決するパート。
彼女と駅員が出会い、母親がまだいた頃に戻ってお菓子作りや耳かきの様子を眺めます。

駅員「お母さんの胸の中で 甘えるあなた とても幸せそうですね」
「ぷすぷす」というアップルパイが焼ける音、ボウルに入った生地をかき混ぜる音
「ぷす しゅくっ」という綿棒の柔らかい音など早速色んな音が登場して物語を盛り上げます。
そしてそれらを通じて女性が一体何を忘れていたのか思い出させます。

詳細は聴いてのお楽しみにさせていただくとして、心温まるお話でした。
耳かきの前に物語を挟むことで聴き手を作品世界へ引き込むことにも成功してます。
様々な癒しの音に包まれて
メインのサービスにあたる耳かきは2パート59分間。
忘れ物が無事見つかり安心した女性が元の世界へ戻る前に耳かきをリクエストします。
そして一通り終わった後は立場を逆転させ、今度は駅員の耳を綺麗にします。
どちらも膝枕の状態で左耳→右耳の順に綿棒でお掃除し、仕上げに数回息吹きします。

会話重視だった序章パートから一転してセリフが極端に減り
最中は耳かき音、2人の吐息、アンビエントBGM、汽車の音だけが流れ続けます。
タイトル通り安眠を強く意識した耳かきですね。
耳かき棒だとそれに合わないから優しい質感の綿棒を選んだのでしょう。

実況を特に挟まないので耳かきの様子はややわかりにくいですが
軸を持って回転させる、耳の壁を優しく撫でる、奥まで差し込んで短いストロークでお世話するなど
効果音の質、量、動きにこだわっていてとても癒やされます。
音同士の連携も取れていて2人がいる夢の世界がリアルに形作られてました。

駅員と女性の違いを強いて挙げるとするなら進め方です。
前者は4分程度の間隔で左右の耳を切り替えながらお世話し
後者はパートをほぼ半々に分けて片方ずつ固めてお掃除します。

そうやって心の芯からスッキリできた後、添い寝を挟んで元の世界へ戻ります。
お菓子の話をするついでに耳を軽く舐めるシーンがあるもののエッチに感じるほどではありません。
シーンの中盤以降は本作品の主題歌も流れて穏やかに締めくくります。

このように、セリフと音の配分を大きく切り替える温かな物語が繰り広げられてます。
ホッとする作品
胸のあたりにぽかぽかしたものを感じながら眠れる作品です。

駅員は母親と同じく菓子職人を志す女性の探しものを見つけようと
彼女を過去の世界へ案内し、母親との思い出を振り返りながらそれを思い出させます。
そして無事解決できた後は長めの耳かきを交互にやって純粋な癒しを楽しみます。

変わった駅員と女性の物語を交えて耳かきするドラマ性を含んだ作り
話す時とそうでない時をハッキリ分けて会話と音の両方を楽しんでもらう演出
百合、アンビエントBGM、交互に耳かきするスタイルなどサークルさん独自の要素。
元々持ってた良い部分を継承しつつ、新しいタイプの音フェチ系耳かき音声を作り上げてます。

駅員「皆の笑顔が見れて 私も幸せいっぱいです」
特に1番目の要素は耳かき音声だと不足しがちな部分なので個性を出すのに役立ってます。
駅員は変わった属性や特殊能力を持ってるものの性格は至って善良です。
駅という多くの人々が訪れ、旅立っていく場所を穏やかに見守り続けます。
彼女とコンビを組んでる改札ペンギンにもマスコット的な可愛さを感じました。

耳かきはリアリティよりも長く多く音を鳴らすことを重視してます。
本作品のコンセプトが安眠にあるからこういうふうにしたのでしょう。
垂れ流し気味ではありますがかなり癒やされるのも事実です。

風変わりな音フェチ系耳かき音声を探してる人には特におすすめします。
おまけは主題歌、改札ペンギンの耳かきボイスです。

CV:駅員…藍月なくるさん 改札ペンギン…秋野かえでさん
お菓子職人を目指す女性…七瀬真結さん ナレーター…美吹ゆうささん
総時間 2:04:19(本編…1:32:44 おまけ…31:35)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

百合でエッチな耳かきボイスβ

サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、親の再婚に伴い姉妹になった女性たちが
田舎で寛ぎながら会話したりイチャイチャしてより親睦を深めます。

物語が進むにつれて2人の性格や背景が徐々に分かるドラマ性の強い作りになっており
耳かきや添い寝といった癒しのサービスを通じてお互いが相手をどう思ってるか描写し
終盤から始まるエッチでも心の繋がりを大事にしながら一緒の絶頂を目指します。
姉の田舎でのんびりイチャイチャ
お姉ちゃんとゆずが田舎で耳かきやエッチをするお話。

「あ、ゆず 起きた?」
お姉ちゃんはクールで優しい声のお姉さん。
「…姉ちゃん」
ゆずは不機嫌そうに話すおっとりした声の女の子。
夏休みを利用して田舎に向かってる途中
バスの中で眠るゆずを見守りながらお姉ちゃんが語りかけます。

本作品は血は繋がってないけど数年前から姉妹として一緒に暮らしてる2人が
緑豊かな場所で数日を過ごしながらお互いの気持ちを確かめます。
非エロ5パート59分、エロ1パート32分と前者にかなり力を入れており
内容も耳かき、添い寝、写生などの様子を主に音で表現して癒しを与えます。

チームランドセルさんは元々全年齢向けで活躍されてるサークルさんですから
これまで磨いてきたものを18禁で活かすのはごく自然なことです。
他にも雰囲気に合ったピアノBGMを時々流して作品の世界に引き込んでくれます(無しも選択可)。

姉「でも 歯型がついちゃうと ばあちゃんに怪しまれるかもしれないね」
ゆ「こんなところ噛んでも気づかれないよ」
サークルさんのもうひとつの特徴は百合。
作中に男性を一切登場させず、2人が体を密着させたり性感帯を刺激する様子をソフトなタッチで描きます。
そして同時にどういう経緯で家族になったか、お互いをどう思ってるかも適度に綴ります。
音フェチ成分もそれなりにあるのですがキャラの内面描写にもかなり力を入れてます。

聴き手が感情移入できる主人公を登場させる一般的な音声作品とは違い
本作品ではそれに該当する人物がいないため彼女たちがどちらも話します。
実際にサービスを受けるのではなく第三者視点で鑑賞する感覚で聴くことになるでしょう。
音と会話で癒やすサービス
一番最初の「バスの中で添い寝」はお姉ちゃんとゆずが田舎に向かうシーン(約6分)。
運転手以外は2人きりの車内で気持ちよさそうに眠るゆずをお姉ちゃんが静かに見守ります。

姉「他にお客さんもいないし もうちょっと こっちおいで」
姉「ゆずも 大人になったら 私から離れていっちゃうのかな…」

お姉ちゃんは世話好きな女性で1歳年下のゆずと積極的にスキンシップを取ります。
仲の良い姉妹なら割とよくある光景ですが、彼女の場合は純粋な甘やかしとは異なる思惑があります。
これが何かが少しずつ明らかになっていくのが本作品の面白いところです。

音についてはバックでBGMと音量控えめなバスの稼働音が流れ
そこにゆずやお姉ちゃんの寝息が加わるリアルな作りです。
非エロのパートはどれも音をメインに据え、その合間に彼女たちの心情や背景に関するセリフを挟みます。

非エロで最も長いパートは次の「縁側で耳かき」(約27分)。
田舎に到着し縁側で昼寝してるゆずをお姉ちゃんが膝枕し、右耳→左耳の順に綿棒だけを使ってお掃除します。
それと並行してセミの声、風鈴の音色、川の音が控えめな音量で流れます。

綿棒は「くしゅくしゅ ずすっ」というふわふわした柔らかい音が使われており
耳の中全体を小刻みになぞるように動きます。
手前と奥で質感が微妙に変化するなどすべての要素が比較的高い水準を持ってます。

姉「鳴いてると思ったら いつの間にか足元に転がって いなくなってる」
姉「相手をしてよ 一人は 寂しいんだ」

最中の会話は耳かきのこと、セミのこと、今回の旅行のことなど他愛もないものばかり。
その中にお姉ちゃんのゆずに対する独占欲の強さを匂わせる描写がいくつも込められてます。
ゆずは引き続き寝てるのであまりしゃべりません。
今のところはつれないゆずをお姉ちゃんが追いかけてる印象を受けます。

数分ごとに少し話すのを繰り返すのでこのパートの主役は音です。
耳かき音、環境音、彼女たちの吐息だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きます。
エッチな描写も特にありませんし、田舎でまったり過ごす様子が上手に表現されてます。

本作品独自のサービスが登場するのは4番目の「河原で写生」(約14分)。
耳かきをした次の日、河原で暇つぶしに絵を描いてるゆずにお姉ちゃんが近づき
軽いやり取りをしてから今度はゆずがお姉ちゃんに膝枕してあげます。

ゆ「姉ちゃん そういうの本当にずるい 私の気持ち知ってるくせに」
河のすぐ近くということで水の流れる音が鳴り続け
膝枕をした後はお姉ちゃんの寝息とゆずが筆を走らせる音だけが聞こえる涼やかなシーンです。
しかしゆずはお姉ちゃんに姉以上の特別な感情を抱いており
無防備な姿を晒す彼女に対してちょっぴり怒った表情を見せます。

血が繋がってないことや出会う前に経験してきたものが生み出す微妙な距離感が
本来なら微笑ましいひと時をやや歪んだものへ変えてしまってます。
ゆずの背景については敢えて伏せますがお姉ちゃん以上に重いです。
想いをストレートにぶつけるエッチ
エッチシーンは29分間。
プレイは乳揉み、乳首舐め、キス、貝合わせです。
貝合わせの際に効果音が鳴ります。

ゆず「あぁ あっ 耳」
姉「どうしたの? 熱っぽい上げちゃって 耳元で囁いてるだけだよ」
ある日の夜、寝ているゆずを起こしたお姉ちゃんは
すぐさま顔を耳に近づけ囁き声で話しかけて悶えさせます。

エッチはシーンによって責め手を切り替えながら進めます。
最初の12分間はお姉ちゃんがリードするプレイ。
耳に囁きかけてから服越し→地肌の順におっぱいを責め、さらに口でしゃぶってもっと気持ちよくします。

姉「もっと声出しても大丈夫だよ 我慢しなくていいんだよ」
ゆ「やだっ んっ 気持ちいい」
お姉ちゃんはこれ以前にもゆずにエッチな悪戯をしたことがあるらしく
慣れた手つきで彼女の弱点を突いてエロ可愛い喘ぎ声を上げさせます。
登場人物が両方ともしゃべるおかげでどちらが責めても喘いでくれるのがいいですね。
プレイが割とソフトだからこそエロさを補うのに役立ってます。

状況が一変するのはその後から。
今度はゆずがお姉ちゃんのおっぱいをいじり
十分温まったところで最後はお互いのおまんこを擦り合わせて2人同時の絶頂を目指します。

ゆ「私が触っても ちゃんと気持ちよくなってくれるんだ」
ゆずはお姉ちゃんのことを真っ直ぐすぎるほどに愛しており
お姉ちゃんが自分の責めで乱れてくれたことに嬉しそうな表情を見せます。
そして貝合せをする際も自分からおねだりし、お姉ちゃんと一緒に今まで以上に激しい喘ぎ声を漏らします。

プレイ中に「好き」と何度も言うことも含めて、今までの素っ気なかったゆずとは随分違う姿を見せてくれます。
女性同士ということで男女のエッチに比べるとパワー不足に思えますが
非エロパートとのギャップを持たせながら内面を曝け出すところは本作品らしくて良いです。

このように、ほぼ対等な立場でゆっくり愛し合う甘めのエッチが繰り広げられてます。
やや陰のある作品
音フェチ系でありながらキャラも立ってる作品です。

親の事情で数年前から姉妹になった女性たちが
夏休みに田舎へ出かけ数日をまったり過ごします。
そしてその様子を様々な音と音楽を織り交ぜながら穏やかに、そしてエッチに描きます。

セリフよりも音の割合を多くして癒やす非エロパート
お互いのおっぱいやおまんこを責め合い喘ぎ声を漏らすエロパート
これらの中に込められたそれぞれの背景と想い。
サークルさんが得意とされてる音フェチと百合を組み合わせた独特な物語が楽しめます。

ゆ「ああ そうか この人 すっごく寂しそうに笑うんだ」
私はこの作品を聴く前は姉妹がひたすらイチャイチャするものだと思ってました。
しかし実際は2人が心の内に抱えてる悩みや問題を曝け出しながらサービスを進めます。
一般的な癒し系作品とは違いそれなりの重さや暗さを持たせてあるので
純粋に癒やされたい、気持ちをスッキリさせたい人には不向きだと思います。

サービス自体の品質はすごく良いし癒やされます。
でも直前に話した要素がたびたび登場するせいで聴き終えた時にしこりを残します。
癒し系作品と相性の悪いものを敢えて放り込んであるので好みの分かれる内容かなぁと。

絶頂シーンは1回。
喘ぎ声それなり、淫語・くちゅ音・ちゅぱ音ごく僅かです。

このレビューを読み内容を受け入れたうえで聴くなら楽しめる作品です。

CV:お姉ちゃん…柚木朱莉さん ゆず…こやまはるさん
総時間 1:31:54

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ぐっすり眠れる耳かきボイスβ-2

サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、三途の川の橋渡しをしてるクールな死神が
自分の領域に迷い込んできた女性と耳かきしながら色んなことを話します。

サークルさん最大の武器とも言えるアンビエントBGMはもちろん
彼女のキャラ、耳かき音、環境音など作品を構成する色んな要素が高い水準を誇ります。
物語の前半と後半で彼女の属性やお話の内容が大きく変わるのも魅力です。
音と言葉が紡ぐ癒しの物語
死神のユリに耳かきしたりされるお話。

「気がついた? 私の名前はユリ この小舟で橋渡しをしている」
ユリは淡々と話す優しい声の女の子。
どういうわけか霧に覆われた不気味な世界に迷い込んだ主人公に声をかけると
記憶を失ってる彼女にここがどこか教えてあげます。

本作品は今年8月に発売されたサークルさんの代表作「ぐっすり眠れる耳かきボイスβ」の続編。
何らかの事情で生きたまま三途の川に舞い降りた主人公を現世へ送り返そうと
彼女がおよそ80分に渡って2種類の耳かきをします。
シリーズものですが総時間のほとんどが耳かきですし、前作とは主人公が違うので今作からでも問題ありません。
ちなみに主人公はSなお嬢様キャラ、つまり女性に設定されてます。

チームランドセルさんと言えばアンビエントBGMを取り入れた耳かきで有名なサークルさんです。
本作品もその例に漏れず、音声開始1秒の時点から色んなタイプのBGMが流れます。
場所が生と死の狭間ということで全体的にダウナーな曲調ですが
ホラー作品によくある背筋が凍るものではなく、ミステリー作品で流れる不穏なものが中心です。

また不穏なだけでは安眠できないだろうということで
二人の会話や心理状態に合わせて癒しを感じる曲も適度に流れます。
簡単に言うと若干おどろおどろしい雰囲気の癒し系BGMです。
3分程度の間隔で曲が変わっていきますから最後まで飽きずに聴けるでしょう。

それ以外の要素もアンビエントBGMに引けを取らない品質を誇ります。
メインのサービスにあたる耳かきは音質と動きの両方がリアルで変化に富んでますし
作品の大部分で川の流れる音、水面が揺れる音、焚き火の音といった環境音も流れます。
音量や割合のバランスも取れており作品世界が音だけで見事に表現されてます。

「私は見る人によって性格が変わるの あなたが見て 好ましい性格に」
もちろん耳かきや会話をするユリの存在も忘れてはいけません。
彼女には相手に合わせて自分の性格を変化させる能力があるらしく
耳かきの前半と後半で態度やセリフが大きく変わります。

具体的には前半がドM、後半はSに振る舞います。
といっても全年齢向けですからそこまで行き過ぎた描写はありません。
彼女の魅力を引き立てるための演出あたりに留まってます。

シーンによって小まめに変化するアンビエントBGM、効果音、環境音
ユリの特性を盛り込んだ落差のあるセリフ。
音声作品を構成する色んな要素に個性があり、尚且つどれもハイレベルな総合力の高い作品です。
両方の立場を楽しめる落ち着いた耳かき
6分程度のドラマパートの後に始まる「ドM耳かき」はユリが耳かきされてる様子を楽しむパート(約38分)。
彼女の媚びた言葉にS心をくすぐられた主人公が押し倒し
最初はうつ伏せに、しばらくすると仰向けにさせたまま特殊な器具で耳をお世話します。

「言っておくけど いくら私でも刺さったら 間違いなく死…あっ あ…入ってく」
本作品の耳かきで使う器具は一般的な耳かき棒ではなく、ユリが持つ「地獄蜂の毒針」と呼ばれる武器の一種。
彼女によるとそれに刺されたら死神ですらあっさり死ぬほどの威力があるそうです。
三途の川で耳かき棒や綿棒を取り出したら逆に不自然だからこうしたのでしょう。
効果音自体は至って普通の耳かき音です。

毒針耳かきは「かりかり くしゅっ」と細く硬さのある音が使われており
ゆっくり掻き出したり耳の壁を擦るなどを短い間隔で切り替えながら動きます。
作中には「~を掃除しますね」などの耳かきに関するセリフは一切なく、すべてを音だけで表現してます。
力がかなり抑えられてますから長時間聴いても耳や頭が痛くなることはないでしょう。

「あなたみたいな美少女に そんな汚いものを見る目で見られるなんて…いい」
最中のユリは主人公の性的嗜好をくすぐる言葉を囁き声で適度に投げかけます。
死神の力を使って常に耳元から話しかけるので普段の耳かきとまったく同じスタイルです。
パートの前半はあまり話さず吐息をメインに、後半は会話量を多めにすることで
アンビエントBGM、効果音、環境音といったセリフ以外の部分もバランス良く楽しめるようになってます。

続く「ドS耳かき」は攻守が逆転しユリが主人公を責めるパート(約35分)。
前のパートの最後で主人公が根っからのドSではないと見抜いた彼女が
ドMからSへ属性を一気にシフトさせてスリリングな耳かきをします。

「やっぱり こっちのほうがゾクゾクする 命を握る感覚」
前項で説明したように彼女は相手の心に同調して自分の性格を変化させます。
だからSの心が弱まった主人公を死神らしいセリフを織り交ぜて積極的にお世話します。
耳かき自体は普通にやってセリフでSっ気を出す感じです。
前作を聴いてる人はこっちのほうがユリらしいと思うのではないでしょうか。

「もしかしたらとても辛いことかもしれない 楽しいことかもしれない けれど それをまっすぐ受け入れて 自ら望んで火を灯し続ける限り 必ず あなたの熱を求めて 人は集まってくる」
しかし彼女は死神ですからまだ死ぬ予定のない人間を無理矢理死後の世界へ送る気はありません。
人の命を火や薪に例え、人生をより良く生きるためのアドバイスもします。
このシーンでは環境音が川の音からパチパチと火が燃える音へと変化し別の癒しを与えてくれます。
最初はSらしく振る舞い、中盤以降は優しく接することで前のパートとは違う彼女の魅力を引き出してます。

このパートは会話量が結構多いので「安眠できるか?」と言われれば少し首を捻りますが
癒しのパワーは強くキャラも立っていて音声としての面白さを十分過ぎるほど持ってます。
同じ耳かきでも前半と後半で随分違う印象を抱くでしょう。

このように、各要素のバランスや方向性に変化をつけた珍しい耳かきが繰り広げられてます。
不穏だけど落ち着ける作品
安眠、癒し、勇気といった心にプラスに働く成分を送り込んでくれる作品です。

ユリは生きたまま生死の狭間に飛ばされてきた主人公を無事現世へ送り返そうと
相手が望むサービスや性格でもてなしながら色んなことを話します。
そして耳かきの様子はもちろん、周りの状況や二人の心理状態をBGMや音でリアルに表現します。

サークルさんの専売特許とも言える多彩かつ高品質なアンビエントBGM
それに効果音と環境音を違和感なく盛り込んだ完成度の高い作り
ユリの特性を色濃く反映させた構成とセリフの方向性。
耳かき音声だからといってそれだけを突き詰めるのではなく、作品全体のバランスを大事にしながら物語を進めます。

「もし あなたが自信をなくしたら また 来るといいわ」
中でもユリは死神らしさを出しつつ主人公を元気づける重要な役割を果たします。
このところの耳かき音声はセリフよりも効果音に力を入れたASMRが多くなってますが
本作品は耳かきよりもキャラやBGMといった他の要素の存在感を大きくしてます。

アンビエントBGMは総時間が前作の2倍以上になったのを受けて曲の種類が増えてます。
癒し→不穏→癒し、みたいにどちらかへ傾かないよう流す順番を考えてますし
二人の気持ちに曲調を合わせるなど、垂れ流すのとは明らかに違う使い方がされてます。
環境音も同時に流れるおかげで現実世界のノイズが遮断され、異世界に降り立った気分が味わいやすいです。

耳かきは特製の毒針だけを使う至ってシンプルなものです。
音や動きは多彩ですが色んなタイプの音を聴きたい人には物足りなく感じるかもしれません。
アンビエントBGMや環境音も一緒に楽しんでほしいから敢えてこうしたのだと思います。

前作の正統進化と呼ぶのが相応しい個性溢れる作品です。

CV:七瀬真結さん
総時間 1:20:12

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2017年12月31日まで20%OFFの560円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。

ぐっすり眠れる耳かきボイスθ

サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、1歳違いで友人よりもずっと深い関係にある二人の女の子が
散髪や耳かきをしたり一緒のベッドで寝て幸せなひと時を過ごします。

アンビエントBGMと効果音を組み合わせた独特なサービスが行われており
シーンによって曲調を切り替えながらリアルな音を鳴らして臨場感と癒しを与えます。
最中に交わされる百合成分強めの会話も大きな魅力です。
癒しの音楽に包まれて
水那(みな)と心陽(こはる)がイチャイチャするお話。

「あ、はるちゃん 起きちゃった?」
水那は素朴で甘い声のお姉さん。
親しい間柄にある心陽を起こさないようにお店で髪を切ってると
目覚めた彼女に百合っぽいことを言って軽くからかいます。

本作品は大きく2つのパートに分かれており
水那Partは親が美容師で自分もそれを目指し専門学校に通ってる水那が
間もなく大学受験を迎える1歳下の心陽に散髪と耳かきをします。
もうひとつの心陽Partはそのまま水那の家にお泊りし、一緒のベッドで会話してから眠りにつきます。
パートごとに話し手が切り替わる作りになってるので二人が掛け合うことはありません。

「ぐっすり眠れる耳かきボイス」の名の通り安眠効果が強く
特に多くのシーンで流れ続けるアンビエントBGMが大きく貢献しています。
前作「ぐっすり眠れる耳かきボイスβ」では舞台が三途の川ということでおどろおどろしさを感じるものだったのですが
今作では物語に合わせてゆったりした温かみを感じるものに揃えてます。
音声作品でこの要素を使ってるサークルさんはほとんどいませんし、間違いなく最大の個性と言えます。

本作品の良さはもちろんそれだけではありません。
散髪シーンでは「ざしゅっ」という小気味いいハサミの音が位置や距離を小まめに変えながら鳴り
耳かきも使用する器具の質感に合った音と動きをします。

アンビエントBGMと効果音のバランスに気を遣った親和性の高いサービスをしていてレベルが高いです。
二人がしゃべらず音だけが流れる時間もそれなりに取られてますから
音フェチ(ASMR)系の作品が好きな人も十分に楽しめます。

水那「私の前で寝てるはるちゃんを見てるとね 可愛いから ちょっと悪戯したくなっちゃう」
心陽「嬉しかったなぁ 好きな人に髪を切ってもらうのって こんなに幸せなんだって思ったよ」
もうひとつ、最中に交わされる百合会話も大きな魅力です。
全年齢向けなのでそこまで踏み込んだことは言わないものの
お互いのことを「好き」と言ったり、体を密着させた際に恥ずかしがるなど
相手を友達よりも恋愛対象と認識してるふうに見える描写がいくつも登場します。

しばらく話し、しばらく黙るのを繰り返す流れなのでASMRと共存できてますし
何よりセリフの内容がどれも甘くて聴いてるこっちがムズムズしてきます。
明らかに相思相愛なんだけど最後の一線を踏み出せずにいる感じですね。
付き合いはそれほど長くないそうですが、セリフの端々から絆の強さが自然と伝わってきていい雰囲気ができてます。

シーンに合わせて変化するアンビエントBGM、音と動きの両方にこだわった効果音、そしてイチャラブ成分の強いセリフ。
色んな方向から癒しを注入してくれる総合力の高い作品です。
思いやりに満ちたサービス
前半にあたる水那Partはおよそ34分間。
挨拶などの前置きは省略して髪を切ってるシーンから始まり
一通り終わった後は椅子に座ったまま耳かきに移ります。
水那視点のお話なのでセリフを言うのは彼女だけです。

美容師の卵なだけあってハサミ捌きに不安や緊張は特に見られず
もみあげのあたりをお世話する際は耳に軽い刺激も伝わってきてかなりリアルです。
切るスピードや大きさも目まぐるしく変化しますし、効果音だけでも十分な癒しが得られます。

「うん 可愛い子だった なんか 前から学校とかで見かけたことがあったらしくて ずっと好きだったんだって」
「私も今こんな風に はるちゃんを独り占めできてて 嬉しいな」

そして水那のセリフが散髪に彩りを与えます。
友人に頼まれてその妹と会い交際を迫られたことを話したり、焼きもちを焼く心陽に自分の気持ちを素直に漏らすなど
特別な感情を抱くもの同士だからこそできる踏み込んだ会話が多いです。

前項で書いた通りASMRの側面も持ってるので時間に対するセリフの量は少なめですが
ひとつひとつの濃度が高く、お互いがお互いを思いやってるのがわかります。
傍から見て恥ずかしいと思うセリフを公然と言えるところに仲の良さを感じました。

続く耳かきは綿棒だけを使って右耳→左耳の順にお掃除します。
「ずりっ ぷすっ」という乾いた引っ掛かりのある音が軸を中心にゆっくり回転したり手前と奥を往復します。
両耳合わせて12分程度しかない関係で多少物足りなくも感じますが品質は高めです。

後半の心陽Partは42分間。
水那に誘われて彼女の家に泊まることになった心陽が
一緒のベッドで体を密着させながら羊を数えたり安らかな寝息を立てます。
前のパートの終盤から雨が降り始めたのを受けてほぼずっと雨音がバックで流れ続けます。

「今みたいに抱き合ってる姿想像したりすると なんだか心が温かくなってね でも私だけが水那ちゃんに癒されてばっかりじゃ申し訳ないから 私も何かしてあげたい」
心陽は優しくて純粋な女の子。
色んなことをしてくれた水那に対する感謝の気持ちを自分なりのやり方で伝えます。
水那に求められてちょっぴり戸惑いつつ正面から抱き合う姿や
眠そうな声で羊を1匹ずつゆっくり数えていく姿に水那への思いやりがよく現れてます。

そして一人でも多くの聴き手がそのまま安眠できるように無言の時間が長めに取られてます。
アンビエントBGM、雨音、心陽の吐息や寝息だけが流れる時間はとても静かで落ち着いており
心の通じ合った女の子同士が体を寄せ合って寝るシチュにも癒されます。

終盤には目覚めた心陽が心温まる独り言を漏らしますし
何かひとつの要素ではなく全体で癒そうとする姿勢が見られます。
このように、音楽やセリフで個性を持たせたシンプルなサービスが繰り広げられてます。
百合百合したASMR作品
特別な関係にある女性たちがイチャイチャする様子をリアルに描いた作品です。

水那は以前家庭教師として自分の勉強を教えてくれた心陽の受験勉強を応援しようと
現在腕を磨いてる散髪と簡単な耳かきで頭と耳をスッキリさせます。
そして心陽はその気持ちに報いようと体の温もりと羊数えで水那を安眠に導きます。

シーンによって曲調が変化するアンビエントBGM、サービス中に鳴るリアルな効果音
そして女性同士の恋愛を感じさせるセリフの数々。
音楽や音を大事にしつつ二人の関係も活かしたサービスが味わえます。

アンビエントBGMは言葉で説明しにくい部分があるのであまり細かく書きませんでしたが
最初から最後まで垂れ流すのではなく、二人の会話に合わせて中断や再開を繰り返す凝った演出がされてます。
ピアノやギターを基調にした穏やかなもの、神秘的なもの、多少おどろおどろしいものなどを
効果音とセリフの邪魔にならない音量に抑えて流します。

個人的に最も面白いと感じたのは聴き手の立ち位置です。
百合っぽさをほぼ出してなかった前作とは違って今作はどちらのパートも主人公を女性に設定し
「可愛い」「好き」といった好意を感じる言葉を適度な分量でお互いに投げかけます。
そして聴き手は二人が仲良くする様子を見守る役にまわります。

男性の場合主人公=聴き手にならないので作中のキャラになりきる楽しさは薄くなってますが
彼女たちのやり取りをニヤニヤしながら鑑賞する別の楽しさがあります。
音による癒しも十分得られますし、音声作品としての完成度は高いです。

音楽はもちろん、それ以外の部分にも光るものを持ってる作品です。

CV:水那…七瀬真結さん 心陽…笹原ぽたこさん
総時間 1:16:56

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2017年10月15日まで3割引の490円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。

ぐっすり眠れる耳かきボイスβ

サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、三途の川の橋渡しをしてるクールな女の子が
偶然迷いこんできた人間にちょっぴりスリリングな耳かきをします。

効果音や環境音に加えてアンビエントBGMを流しながら物語を進めるのが特徴で
ゆったりしたリズムやほのかな寂しさが漂う曲調が声や音とは別方向の癒しを与えてくれます。
涼しさを感じる要素が充実してますから暑い時期ほど気分がスッキリするでしょう。
生と死の狭間にある癒し
死神のユリが耳かきするお話。

「気がついた? 私の名前はユリ この小船で橋渡しをしている」
ユリは無感情に話す可愛い声の女の子。
夢のような世界に佇んでる主人公に声をかけると
彼の記憶が戻るのを待ちながら今の状況やここがどこかを教えます。

本作品は現世とあの世の境界にあたる三途の川を舞台に
彼女が30分程度の時間を使って会話や耳かきをします。
主人公が何らかの事情で死んだなどの重い設定は特にされておらず
作品の個性や非現実感を出すための演出としてこのようにしています。

ちなみに販売ページのジャンルに「百合」が入ってますが
主人公が女性だと断定できる描写は見あたりませんでした。
女性っぽく感じるのは体臭を嗅がれて恥ずかしがるシーンくらいですね。
メインのサービスは耳かきですから男性でも他の作品と同じ感覚で聴けます。

本作品を語る上で絶対に外せない要素はアンビエントBGM
音声の開始から終了までシーンの状況に合った緩やかな音楽が流れ続けます。
催眠音声ではサークルF・A・Sさんが技術と音楽を融合させた作品をいくつも制作されてますが
耳かき音声でこういった要素を取り入れてるものは今のところ非常に少ないです。

ユリの声や他の音を阻害しないレベルの音量に設定されており
シーンの状況や二人の会話の内容に合ったものが流れるので統一感があります。
聴いた感じではミステリー番組で流れそうなひんやりした雰囲気の曲が多かったです。

アンビエントBGM以外の音も全体的にハイレベル。
川に浮かんでる状況を踏まえてバックに緩やかな水音が流れ続け、時々水滴の落ちる音が入り
ユリが体を動かす時には涼やかな鈴の音も鳴ります。

本作品が発売した8月は一年で最も暑い時期ですから、聴き手をぐっすり眠らせるには涼を与えるのが一番です。
単に珍しい設定を用意するだけでなく背景を見据えた素材を用いるところが素晴らしいです。

「万が一 船から落ちたら 命の保障はできない」
耳かきをするユリのキャラも音楽や音と同じ属性を持ってます。
感情をほとんど表に出さず淡々と話し、その中で彼にちょっとしたスリルを与えて反応を観察します。
意地悪に振舞うこともありますが、からかう程度で悪意を感じるほどではありません。
終盤には優しいところも見せてくれますから無感情キャラ、あるいは不器用キャラと呼ぶのが妥当です。

声、音、音楽といった作品を構成するすべての要素が涼しい。
暑い時期に安眠を提供することを強く意識した独特な作品です。
様々な音に包まれながら
ユリと出会い6分程度のやり取りをした後に始まる耳かきはおよそ26分間。
「地獄蜂の毒針」と呼ばれる怪しい器具を綿で包み右耳→左耳の順にお掃除します。
他の器具や息吹きはありません。

毒針耳かきは「ざり ずり」とざらつきのある尖った音が使われており
耳の壁を優しく引っかくようにゆっくり動きます。
音自体は一般的な耳かきとほぼ同じなのでヤバさは薄いです。
動きのペースやストロークも小まめに変化しますし比較的レベルの高い耳かきと言えます。

「もし私の手元が狂って 1cm いえ、3mmでも奥に行ったら…」
ただし、合間に入る彼女との会話はそれなりにスリリングです。
彼が暴れて船から落ちないように体の動きを封じ、耳の中を鋭利な道具でお世話する。
圧倒的に有利な状況を通じて彼女に生殺与奪を握られてることを意識させます。

怪談などを聴いた時によくある背筋が凍る感覚を与えるわけです。
といっても耳かき中は吐息を漏らすほうが圧倒的に多いですから脇役に近い位置づけです。
耳かき中は音重視、それ以外は会話多めとメリハリがあるのも本作品の魅力です。

バックで流れ続けるアンビエントミュージックも癒しに大きく貢献してます。
右耳の手入れを始めた当初はピアノベースのものだったのが
左耳に移ると寂しさや懐かしさを感じるものへ変わります。
また二人が会話するシーンでは無音になって静けさを演出します。

ユリの声、言葉、耳かき音、川の音、吐息、音楽。
様々な音に包まれ続けるひと時はとても心地よく、後になるほど心が落ち着いたりスッキリするのを感じます。
このように、ASMR系でありながらキャラも立ってる質の高い耳かきが繰り広げられてます。
ひんやりした作品
暑さや気だるさをある程度吹き飛ばしてくれる作品です。

何らかの事情で三途の川に飛ばされた人間を見つけた死神の女の子が
軽いスリルを与えながらなんだかんだで彼の耳を綺麗にしてあげます。

うるささを感じないレベルで流れ続けるアンビエントBGM、耳かきを彩る様々な音
そして基本的にはSだけど一部でデレる彼女のキャラ。
耳かき音声の要所をしっかり押さえ、それ以外は定番のものをできるだけ避けてお世話します。

中でもアンビエントBGMは環境音とは違った方向の癒しを与えてくれます。
耳かきを決して邪魔しない程度の存在感に留めてあるのが素晴らしいですね。
これによって二人の会話や耳かきといったメインコンテンツが上手く引き立ってます。

耳かきは他の部分を頑張ってるからというのもあるのでしょうけどとてもシンプルです。
でも音質や動かし方が優れてるので単調に感じることはありません。
他の要素とのバランスも取れていて完成度が高いです。

「私はいつでもあなたを待っている でも ここに来るたび あなたの心を蝕んでいく」
ユリについては死神っぽさをできるだけ崩さない形で彼に接します。
声や表情には出しませんが彼女も彼と過ごすこのひと時に安らぎ感じてるように映りました。
クールでありながらそこはかとない温もりも感じる不思議な女性です。

ひんやりした雰囲気漂う個性的な作品です。

CV:七瀬真結さん
総時間 35:05(BGMなしのバージョンもあります)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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