同人音声の部屋

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天使と悪魔の相反催眠

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ正反対の特徴や性格を持つ二人の女性が
男性の左右に寄り添いながら催眠を交えたエッチなサービスをします。

片方が脱力させようとするともう片方がそれを食い止めたり
真逆のカウントや暗示を同時に入れて混乱させるなど
作品のテーマに合わせた独特な双子催眠をするのが特徴です。
心身ともにそれなりの負荷がかかりますから、疲れてもいい休日に聴くことをおすすめします。
天使と悪魔の甘い誘惑
天使と悪魔に催眠をかけられ何度も絶頂するお話。

「それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
天使は穏やかで澄んだ声のお姉さん。
「10分くらい立ち上がった状態でやるから 準備はしっかりしてくださいね」
悪魔は上品で色っぽい声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を左右交互に話す形で説明すると
本編を始める前に催眠に入りやすくなるための運動をします。

本作品はアニメや漫画で時々見かける脳内会議を気持ちよく体験してもらうために
彼女たちがおよそ1時間40分に渡って交互に、あるいは同時に語りかけます。
催眠音声ではすっかりお馴染みの双子形式にあたるわけですが
悪魔は彼の魂を堕落させる、天使は浄化させると真逆の目的を持ってるおかげで進め方が非常に独特です。

悪魔「安心して 君はそのまま 私の言葉を聞いているだけでいいんだよ」
天使「いいえ 惑わされてはダメですよ 私の声を聞いてくださいね」
例えば悪魔が快楽を餌に自分の声を聴くよう呼びかけると
天使は「聴いちゃダメ」と言ってそれを阻止しようとします。
他にも深化させる際に正反対のカウントや暗示を同時に入れるなど
二人のセリフをまったく違うものにし、それを両方同時に聞かせることで聴き手の混乱を誘います。

一般的な双子催眠は二人が協力して催眠やエッチを進めますから
本作品を実際に聴いてみるとそれらとは随分違う印象を抱くでしょう。
そして一部のシーンでは平衡感覚を失ったかのようなクラクラする気分が味わえるはずです。

ただし、二人を真正面から衝突させ続けてたらお話が成立しないことを踏まえて
天使も基本的には彼を気持ちよくする方向でリードします。
そして悪魔の手先に成り下がりそうなところで助け舟を出し軌道修正を図ります。
18禁催眠音声で気持ちよくなれなかったらまずいですからそのへんはきちんと考えられてます。

もうひとつ、全編を通じて二人の話すペースが緩やかなのも大きな特徴です。
双子催眠は時間に対するセリフや暗示の量が多い長所を活かすために
一人でサービスする時よりも気持ち速くしゃべることが多いです。
あるいは同じセリフを同時に言うとかセリフごとの間を極端に短くするなどです。

しかし本作品では先ほど説明した相反するセリフを無理なく楽しんでもらうために
大部分でのんびり話し、深化や絶頂シーンといった山場でのみペースを上げたり声を重ねます。
正反対のことを1時間以上も畳み掛けられたら脳に負荷がかかりすぎて気持ち悪くなる人もいるでしょうし
どちらの言う通りにするか悩むゆとりを与える意味でも効果的と言えます。

天使と悪魔が相反することを言って誘導する流れと話すペースの緩さ。
双子催眠の長所を維持しつつ別方向へと進化した大変面白い作品です。
リラックス重視の独特な催眠
催眠は2パート40分間。
最初のリラックス運動パートは部屋を明るくしたまま立ち上がって足を肩幅くらいに開き
そのまま好きなやり方で10分くらい腕をブラブラさせます。
サークルさんの過去作を聴いたことのある人ならお馴染みのシーンですね。

肩の筋肉がほぐれていくと 体がとてもだらーんとしてきます
本編開始前ということで天使と悪魔が言い争うことは特になく
ひとつのセリフを分担する、一部の重要な言葉だけを重ねて話すといった通常の双子催眠が楽しめます。
リラックスや脱力を促す暗示をそれなりに入れてきますから
催眠慣れしてる人ならここを聴き終えた時点で軽く入ってる感覚がするでしょう。

またここから解除パートの最後までサークルさんの持ち味である癒しの音楽が流れ続けます。
今回は音系ではないのでそこまで目まぐるしく変わることはありませんが
シーンごとの雰囲気に合ったものを流して作品への没入感を高めてくれます。

その後に始まる本編の催眠は28分ほど。
挨拶や前置きを少し挟んでから深呼吸や体の脱力をして深い催眠に入る準備を整えます。

悪魔「欲望を叶えるって気持ちいいんだよ? って そんなこと もちろん君はわかってるよね」
天使「何かに打ち込んで結果が返ってくる それもとても気持ちいいですよね」
そしてここからは二人のセリフに大きな違いが出てきます。
悪魔は彼をたぶらかして快楽に溺れさせたいことをストレートに伝えて誘惑し
天使は気持ちよくなることを肯定しつつ、爽快感や幸福感といった癒し系の快感を与える方向で動きます。

どちらの言葉に集中しても結局聴き手は気持ちよくなれるわけです。
彼女たちが話してる間も10分くらい深呼吸を続けるおかげで意識のぼやけを強めに実感できます。

悪魔「両足のつま先から力がどんどん抜けていく」
天使「力が抜けていく それを想像してはいけませんよ」
脱力は足先、足首、脹脛、太ももなど全身を10個のパーツに分け
下から上へ流しながらその都度悪魔が脱力する暗示を小まめに入れます。
そして天使はすかさず「脱力する自分を想像しちゃいけませんよ」と釘を刺します。

これ、一見すると天使は脱力を妨害してるように思えるのではないでしょうか?
でも実際は彼女も脱力にしっかり貢献してます。
人間の脳は否定形を認識できないので「~しちゃダメ」は「~してね」とほぼ同じに処理されるからです。
表面上は反目する姿勢を取り、その中で実は協力する高度な催眠が繰り広げられてます。
足から始めるからか私の場合は膝から下が強烈に重くなるのを感じました。

仕上げの深化も作品のテーマを強く反映させたものです。
天使は1から数え上げる、悪魔は30から数え下ろすと正反対の方針を採り
さらに1カウントごとに前者は空に浮かび上がる、後者は深く沈む暗示を入れ続けます。

悪魔「ずーんと 深いところに沈んでいく感覚」
天使「ふわっと 空に浮かび上がる感覚」
言ってることは完全な正反対ですが、二人のセリフの文字数や語感が揃えられていて統一感があります。
深化の感覚は人によって随分変わるでしょうね。
どちらの味方をしようか迷ってる人ほど混乱する感覚が強く味わえると思います。

タイトルの「相反催眠」を忠実に音声化した奇抜な催眠です。
聴き手を天使や悪魔の言いなりにすることを目的に、最初のリラックス運動は心身の軽い脱力
続く本編は作品のスタイルに合わせて深呼吸、分割弛緩法、カウントを交えた深化を行います。
事前のリラックスに力を入れてるおかげで癒されるし声に対する集中力の向上も実感できます。

悪魔「ねぇ 幸せになることと 快感で絶頂すること どっちが好きなの?」
これまで説明したこと以外だとダブルバインドを積極的に使ってるのが印象的でした。
例えば上のセリフだと前者を選べば天使の、後者は悪魔のやることを無意識的に受け入れたことになります。
サークルさんは「実験的な側面もありますが」とおっしゃられてますけど
細かなテクニックが散りばめられており、言葉の吟味もされていて完成度は高いです。
ふたつの快感に挟まれながら
エッチシーンは42分間。
プレイはカウントによる絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

悪魔「ねぇ 過去に頭がエッチな気持ちに切り替わった瞬間を思い描いてみて」
天使「エッチなビデオで 一番興奮したシーン フェチな妄想 深い催眠に落ちて イク寸前の気持ち良さを味わってる時 そういったものを思い描いてはいけませんよ」
催眠を使って主人公を自分の声の虜にした悪魔は
そのまま彼にエッチなイメージをさせて今度は性的興奮を煽ります。
そして天使は彼の魂が堕落しないようにそれを阻止するセリフを投げかけます。

エッチは物理的な接触をせず二人が正反対のアプローチをかけます。
前半の24分間でするのは連続ドライオーガズム。
悪魔がイメージで軽く興奮させてから天使と相談して方針を決め
深化シーンでやった正反対のカウントと暗示を何度も繰り返して気持ちいい感覚を与え続けます。

天使「心地よさを欲するのは人の本質 幸せになるために 真っ白で美しい高い空へ上り詰める」
天使は彼が射精し悪魔に屈服するのを防ぎたいだけで快感に浸ることを否定してるわけではありません。
だから悪魔に「彼を気持ちよくするのと射精させるのはどちらがいい?」と質問されると前者を選び
射精したい気持ちすら起きなくなるよう一緒になってドライを応援します。
悪堕ちのポイントを射精のみに定めてるから前半は背徳感が薄めです。

ただしドライオーガズムは心身ともに結構ハードなものです。
1セットあたりのカウント数が30~50と多く、そのひとつひとつで気持ちよくなる暗示を厚めに入れることや
およそ17分間に渡って休憩をほぼ挟まずにこれを繰り返すからです。

催眠パートと同じく話すペースが比較的ゆっくりですし、絶頂指示した直後の暗示も割と軽いので
1セットごとに得られる快感はそこまで強烈なものではありません。
しかしそれを何度も繰り返し、かつ快感や絶頂感を鎮める余裕を与えてくれないから後になるほど強くなります。
私の時も最中はそれほどでもなかったのに聴き終えた後で疲労がどっと襲ってきました。
溜めに溜めて絶頂時の爆発力を上げるタイプではなく、強めの快感をできるだけ長く味わわせるタイプです。

続く18分間は打って変わってセルフスタイルでのオナニー。
主人公をすっかり骨抜きにした悪魔が最後の仕上げに両腕の脱力を解除し
そのままおちんちんを握らせて後になるほど速くしごきたくなる暗示を入れます。

天使「触れるだけ 触るだけ そう 私の言葉だけ聞きましょう 我慢するの 負けてはダメですよ」
悪魔「ほーら ダメだよね 触るだけでもおちんちん気持ちいいよね」
悪魔はどうやったら男性が堕落するかをよく知ってますから
天使の言葉に従いなかなかしごこうとしない彼を甘い言葉で誘惑します。
「少し動かすだけなら射精しないよね?」と言って抵抗心を削いでくるのもポイント。
射精まで小刻みに近づけて快楽に負けやすい状況を作り、最後の一線だけは彼自身に超えさせようとします。

射精シーンの寸前まで天使が食い止めようとしますから
「このまま射精していいのだろうか?」という多少の後ろめたさを感じるでしょうね。
でもそれは射精した時の背徳感がより強く味わえることを意味します。
作品のテーマに沿った形で焦らしプレイをするのが素晴らしいです。

このように、二人のキャラを活かしたちょっぴり後味の悪いエッチが繰り広げられてます。
葛藤させる作品
複雑な気分を多少抱きながら気持ちよくなれる異色の作品です。

主人公の魂を堕落させ自分のモノにしようと異世界からやって来た悪魔は
男性の誰もが弱い快楽への欲求をストレートにくすぐり少しずつ言いなりにします。
そして悪魔の後を追ってやって来た天使は逆に彼の汚れかけた魂を浄化しようと
清らかな声で語りかけながら要所要所で悪堕ちを食い止め別の快感を与えます。

天使と悪魔が反目したり協力して催眠とエッチを進める面白いシチュ
二人の役割や立ち位置に大きな違いを持たせて絶頂を目指すテーマ性のある展開
そしてこれらを作品として成立させるための高度な技術。
奇抜さだけでなく機能性にも配慮したきめ細かなサービスが味わえます。

天使「これだけ我慢したんだから 射精すると 本当に快感で壊れてしまうかもしれません」
本作品の肝は天使のセリフと立ち回りです。
彼女は射精させない側に立ってるので聴き手にとっては邪魔な存在になります。
でも言い回しを工夫したり一部で悪魔と協調路線を取らせてその印象を上手く中和してます。
セリフの表現を二人でできるだけ揃えてることも含めてしっかり連携が取れてます。

作品の性質上二人が正反対のことを同時に言うところが注目されがちですが
私はそれらを下から支える言葉選びこそが最大の魅力だと思います。

どう話せば聴き手が良い印象を持つか、聴いた時リズミカルに感じるかを本当に細かく考えて組み立ててます。
かれこれ4年近く制作を続けられてるサークルさんの底力を感じました。

エッチは通常の性的快感に葛藤を組み込んで心を盛り上げてくれます。
悪魔に弄ばれてストレートに負けるよりも、一度踏ん張ってからそうしたほうが堕ちる快感は強くなります。
それを楽しんでもらうために天使を登場させ、尚且つやや劣勢な立場に置いてます。
前半と後半で絶頂形式、プレイ、二人の動き方が大きく違うのも良いです。

絶頂シーンはドライ5回、ウェット1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは5本目の満点とさせていただきました。

CV:天使…花笠れいさん 悪魔…野上菜月さん
総時間 1:43:28

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

OFFICE SWEET PAIN~上司から受ける癒やし術~

サークル「招き★ネコ」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第27回目は優しくて面倒見のいい職場の上司が
催眠を交えたエッチなサービスで頑張ってる部下をねぎらいます。

タイトルにもなってる甘い痛みを通じて快感や幸福感を与えるアプローチが魅力で
「痛みを感じると幸せになる」などプラスの感覚と必ずセットにして受け入れやすい環境を整え
それに彼女の言葉に従う喜びを組み合わせて心と体を操られる面白さや気持ちよさを教えます。
エッチは焦らし系のセルフですからややM~Mの人が最も楽しめると思います。
優しい上司の変わった贈り物
上司の神谷みちるに癒してもらうお話。

「どう? 終わりそう? あら、今終わったところなのね? ご苦労様」
神谷さんは知的で色っぽい声の女性。
仕事を頑張ってる主人公に声をかけて状況を確認すると
帰る前に応接室のソファで少し休むように言います。

本作品は日頃仕事を頑張ってくれてる部下へのご褒美に
彼女が80分近くの時間を使って催眠をかけたりエッチなサービスをします。
元々の目的が癒しにあるため催眠はリラックスを大変重視しており
エッチも序盤から中盤にかけては乳首、終盤はおちんちんを焦らし気味に刺激して無理なく絶頂させます。

招き★ネコさんはここ4年ほど新作を出されてないので、催眠音声を最近聴き始めた方には馴染みが薄いでしょうけど
本家双子シリーズ生みの親である四九発苦さんがシナリオを担当されており
品質は現在活躍されてる大手のサークルさんにまったく引けを取りません。
それどころか「痛み」という他の作品にはない大きな特徴を持ってます。

「あなたが辛かったところが、ズキズキと痛むわ…ズキズキと痛むのを感じる 再生には痛みを伴う、痛いという事は回復している証拠、あなたの体が元気になっていく証拠」
催眠の中盤あたりから神谷さんは「体が痛む」などややネガティブな言葉を交えて語りかけます。
催眠は基本的に被験者を幸せにするために行うものですから
痛みや苦しみといったマイナスの感覚を与える暗示を積極的に入れることはそうそうありません。
多くの人が無意識的に避けたがる要素ですし、やりすぎると防衛本能が活性化して催眠が解けてしまうからです。

だから彼女は快感や従う喜びといったプラスの感覚とセットにすることでそのハンデを補ってます。
詳しい内容はこの後説明しますが、痛みメインになってませんから嫌な感覚を抱く人は少ないと思います。
技術力が高くチャレンジ精神旺盛な作者さんだからこそ形にできたとても珍しい作品です。
痛みとは再生の証
催眠はおよそ38分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずはお馴染みの深呼吸や脱力で心身をリラックスさせます。

「力が抜けるのと一緒に疲れも抜けていくようで、とても安らぐ感じがするの。ほら、そうしてる間にも左腕から力と疲れがすーっと抜けていくわ」
まだ始まったばかりということで暗示を入れる量を控えめにし
深呼吸では「ゆっくり」を多めに言う、脱力では会話調で順番に脱力させるなど
落ち着いて聴ける雰囲気作りを大事にしながら進めます。
彼女の大人びた声やセリフごとの間をやや長く取った口調もそれを後押ししてます。

お次は全身を細かいパーツに分けて自己暗示形式でさらに脱力し
直後に今度は同じ要領で体が温まる暗示を入れてより寛げる状態へと導きます。

「自分でも呟くともっと効果的よ、心の中だけでもいいから、ね? ほら、私の後に続いて繰り返して、左腕が重くなる、重くなる、重くなる」
やってることは先ほどと同じ脱力なのですが、こちらは「重い」などの暗示が非常に多く
自分で暗示を入れる=他人にされるよりも入りやすいのも相まって脱力感が一気に強くなります。

右腕、左腕、右足、左足、腰、お尻、背中、首、顔とひとつずつ丁寧にやってくれますから
催眠にあまり慣れてない人でも手足を中心に同様の感覚が湧いてくると思います。

「その熱さ、暖かさは右腕にも飛び火するの、右腕も暖かさを感じる、暖かくなっていく、暖かい、どんどん暖かくなる」
続く体を温めるシーンも意識させる部位を脱力と同じものに揃え
上のセリフのように「熱い」「温かい」といった言葉を集中的にぶつけて感覚を操作します。
ちなみにこれらは自律訓練法という自己催眠の手法を用いてます。

本作品最大の特徴である痛みが登場するのは催眠開始からおよそ24分後。
主人公の体に眠る疲労を根本から取り除こうと、神谷さんがより大胆なアプローチをかけます。

「あなたの痛みは幸せの証、私に与えられる痛みは快感の痛み。だからあなたは痛みを感じると、どんどん幸せに浸っていく、心が身体が回復していく」
彼女によると痛みとは再生の過程で起こるもので、それを通り抜けた先には幸せが待ってるそうです。
運動や筋トレをした後に感じる筋肉痛に例えればわかりやすいのではないでしょうか。
ストレートに痛みを与えても嫌がられるだけなので、痛みの先にいいことがあると強調して語りかけます。

私がそれほど疲れる仕事をしてないのもあるのでしょうけど痛みはあまり感じられませんでした。
ですが彼女の言葉を聴き続けてると一種の陶酔感が味わえたので暗示は入ってたのだと思います。
痛みの具合は人によって結構変わるのではないかなと。
言い回しにかなり気を遣ってますから激痛が走ることはさすがにないと見てます。

「ご主人様とあなたが口にしたり、心に浮かべるだけで、あなたの忠誠心は甘い痛みに喜び、震える事ができるわ。さあ、答えなさい…私は誰?」
そう言えるのは彼女がこのシーンで自分に対する忠誠心を膨らませる暗示も入れるからです。
一時的に痛い思いをしてもそれがご主人様を喜ばせるなら奴隷にとっては快感に変わります。
そしてこの主従関係は催眠終了後に始まるエッチでも重要な役割を果たします。

癒やしてからメインの暗示を入れるストーリーに沿った催眠です。
聴き手の疲れを取り除きつつ神谷さんの言いなりにすることを目的に
前半から中盤にかけては深呼吸、二段階の分割弛緩法、同じ流れでの温感操作と癒しに注力し
それから痛みと快感、幸福感、服従心を組み合わせた暗示を丁寧に入れます。

全体の流れから細部の演技に至るまでよく作られてるだけあって癒しのパワーが非常に強く
脱力感、重さ、体の火照りも実感しやすいです。
彼女が心の中で暗示を呟く指示を出すシーンがあるので実際にやってみてください。

痛みについては難しい部分だから扱いに細心の注意を払ってます。
どちらかというとそれよりも彼女の声に従う快感を強く感じるのではないでしょうか。
カウントを数えたりせず暗示を組み合わせて少しずつ確実に催眠状態を深めてくれます。
催眠パート終了時にはピンと来なかったとしてもエッチでその効果を思い知ることになるでしょう。
服従心をくすぐる焦らし系のエッチ
エッチシーンは2パート25分間。
プレイは乳首オナニー、おちんちんオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
おちんちんオナニーの時だけ開始時に服を脱ぐ指示が出ます。

「うふふ…じゃあまず乳首から虐めてあげようかしら?」
催眠を使って主人公を自分の声の虜にした神谷さんは
奴隷へのご褒美にまずは乳首を気持ちよくしてあげます。

エッチは直接絡まず彼女の命令通りに手を動かします。
最初の乳首オナニーパートは乳首のみをターゲットにしたプレイ(約19分)。
言葉で感度を軽く上げてから両腕の脱力を解除して乳首に乗せ
そのままゆっくり擦って絶頂できないもどかしさをギリギリまで楽しみます。

「指先が乳首に触れているだけで、指先が乳首にくっついてるだけで、どんどん気持ちよさが膨らんでくる。乳首に指先が触れた衝撃が、ずーんと頭まで響いて、ずーんと股間まで響いて、増幅されて帰ってくる!」
「ゆっくり指が動き出す。優しく乳首の上を這い回る。まるで自分の指が自分のじゃないみたいな不思議な感覚」

そしてここではご主人様になった彼女が様々な暗示を駆使して彼の心と体をきめ細かくコントロールします。
うまく催眠に入っていれば彼女に命令されるほど心地良い感覚が頭の中を満たすでしょう。
でも体のほうは刺激がとても弱いのでなんとももどかしい。
体よりも心を強めに責めてドライオーガズムを迎えやすい環境を整えます。

焦らし系のエッチですが感度の上げ方が上手いおかげで
初めて乳首に触れた瞬間にはピリッという鋭い快感が走り、その直後に乳首を中心に温かい感覚が広がりました。
乳首オナニーの時間も12分程度と多めに用意されてます。
激しくいじるシーンがほとんどないことから開発済みな人のほうがより気持ちよくなれるでしょう。

「まだまだ、我慢すればするほど気持ちよくなっていくわ。辛いのも苦しいのも快感のため、あなたのため。だからもっともっと我慢して、気持ちいいだけになりなさい」
終盤の絶頂も心身両面をバランス良く責めてくれます。
このへんまで来ると彼女の命令に従う快感を十分に味わえてると思います。
だから焦らしやもどかしさといった本来ならマイナスに働く感覚もそれほど苦になりません。
そして道中が苦しいからこそ最後に訪れる絶頂の快感がより大きくなります。

私が開発済みだからなのもあるのでしょうがものすごく気持ちよかったです。
単に痛めつけるのではなく、それに見合ったご褒美をきちんとくれる優しいご主人様です。
プレイの終了後に再度深化の暗示を入れてくれるところにも彼女の性格がよく表れてます。

続くオナニー誘導パートはおちんちんをしごくスタンダードなオナニー(約6分)。
おちんちんを取り出してから握る→しごくと射精に向けて乳首と同じく焦らし気味に進めます。

「早くしてはダメ、最初はあくまでもゆっくりよ。ゆっくり擦られるおちんちんから、全身にゾクゾクとした気持ちよさが広がって行くのを感じなさい」
「おちんちんを擦るのは気持ちがいい…でもそれはオナニーだからではなく、私に言われて行う行為だから気持ちいいの」

オナニーできる時間は4分程度と短いものの
これまで積み上げてきた「命令されるほど気持ちいい」を活かして優しい口調で命令を出し続けます。
女性に心身を操られる快感、射精の権利を握られる快感、そして命令された通りのタイミングで射精する快感。
普段のオナニーで味わう純粋な快感にシチュを織り交ぜてより気持ちいい射精へ導きます。

初心者向けにもう10分くらい長くしてくれればなぁと思うところもありますが
サークルさん的には乳首オナニーをメインに据えられてるのだと思います。
私が聴いた時も乳首のほうがずっと気持ちよかったです。

このように、命令に従う快感を強めに味わわせるM向けのエッチが繰り広げられてます。
変わった癒し系作品
癒しからかけ離れた要素を敢えて盛り込んで癒す風変わりな作品です。

神谷さんは自分の部下として日々仕事に励んでる主人公の疲労を少しでも軽くしようと
まずは予定通り癒しに寄った催眠を施し、その最後のほうでテーマの痛みや服従心を適度に膨らませます。
そしてエッチに入ると主従関係を匂わせつつ命令に従う喜びを存分に教えます。

自律訓練法を盛り込んだ大変癒される導入部分、痛みと喜びをセットにして感覚を伝える深化部分
そして体への刺激はそこそこに心の快感を強く与えてイかせるエッチ。
二人の関係やその場の状況を踏まえたリードでリフレッシュと性欲発散を促します。

「頑張って仕事して、また疲れが溜まったら、今日みたいな疲れを取る方法してあげるから…ね?」
上司が部下を奴隷扱いする状況だけを見るとパワハラっぽくも思えますが
彼女の声や態度は終始柔らかく、従わせ方も相手に対する気遣いが滲み出てます。
エッチでわざと焦らすのも結局は彼に過度な負担をかけたくなかったからでしょう。
仕事で疲れてる時に激しいエッチをしたら本来の目的から脱線してしまいますしね。

「わたしも疲れたときよくやってるの、まあ私は家でだけどね」
催眠は自律訓練法を取り入れてるのが非常に印象的でした。
催眠を始める前に彼女が上のようなセリフを言うシーンがあります。
一人で催眠を施す=自己催眠に合わせて聴き手の自主性を重んじたアプローチを心がけてます。
痛みについてはプラスの感覚を強調したおかげで脇役っぽい位置づけになってるかなぁと。
ですが癒しや服従心を引き立てるスパイスの役割は果たしてると思います。

エッチは最初の乳首オナニーが魅力です。
有料でこのプレイを頑張ってる作品は少ないですし、催眠との噛み合わせもバッチリで大変満足できました。
ただ良くも悪くも開発具合に左右されそうにも思えます。

絶頂シーンはドライ1回、ウェット1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

抵抗を感じにくいやり方で優しく縛りつけてくれる作品です。

CV:伊東もえさん
総時間 1:19:08

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【催眠音声】お姉ちゃんのやさしい魔法

サークル「中央分離隊」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまなお姉ちゃんが
変わった催眠と幸せいっぱいなエッチで安眠へと導きます。

彼女のキャラを強く反映させた癒し要素満点なサービスが行われており
催眠は物語を通じてその登場人物になりきらせながらリラックスできる暗示を丁寧に入れ
エッチもふたつのトリガーで体の感度を上げつつゆっくり愛し合って心のほうも温めます。
ドライとウェット両方の絶頂形式がありますから催眠慣れしてない人でも気持ちよくなれるでしょう。
お姉ちゃんの優しさに包まれて
お姉ちゃんに催眠をかけられ2種類のエッチをするお話。

「あら まだ起きていたのですね」
お姉ちゃんは穏やかで温かい声のお姉さん。
ある日の夜、なかなか寝付けずにいる主人公に声をかけると
彼のために書いた特別な本を読んで心を落ち着けさせます。

本作品は不安やストレスで眠りが浅くなってる人を安眠させることを目的に
小説家をやってる彼女が70分程度の時間を使ってテーマに合った催眠とエッチをします。
話し方は丁寧ですが肉親同士のサービスということで堅苦しい部分は一切なく
序盤から積極的に体を密着させながら母性を感じるあまあまな声で語りかけます。
挿し絵のイメージにぴったりなふんわりした声と態度に多くの人が癒しを感じるでしょう。

中央分離隊さんはマンガやCG集を主に制作されてるサークルさんで催眠音声は初めてになります。
しかしシナリオや音声編集を「.␣(Dot-Space)」さんが担当されており品質は高いです。
名義が違うだけで中身はほぼDot-Spaceさんと一緒ですから、あちらの作品が好きな人なら同じ感覚で楽しめます。
お姉ちゃんが弟をたっぷり甘やかす本当に誰でも聴けるシチュです。

催眠はおよそ13分30秒間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは彼女が話す物語に耳を傾けます。

物語の内容は元気な女の子がお部屋で眠るといったもの。
彼女には大切にしてる人形がいていつも二人一緒に出かけたり生活してるそうです。
この日もいっぱい遊んで帰宅した後、人形を抱きかかえながら幸せそうに休みます。

「鼻から 息を吸う音 口から 息を吐く音 女の子の息遣いが部屋に響いて だんだん落ち着いた気持ちになっていきます」
これだけを聞くとあまり催眠とは関係ないように思うかもしれません。
しかしお姉ちゃんのセリフは聴き手が人形と自分を重ね合わせやすい表現を徹底しており
その中にリラックスできる暗示を散りばめて遠回しに感覚を伝えます。

女の子の寝息に合わせて深呼吸をするシーンもあったりと聴けば聴くほど心が落ち着くように作られてます。

「温かさの中に 意識がふわーっと浮いたまま 二人の気持ちが感覚が どろどろと溶け合って ぐるぐると混ざり合っていく」
本作品の催眠は読み聞かせ形式ですから「これから催眠をかけます」とかは言いません。
でも聴き手の無意識に働きかける言葉が多くリラックス効果は非常に高いです。
上のセリフのように擬声語を積極的に盛り込んで言葉に柔らかさを出してるのもそう感じる理由のひとつです。

私が聴いた時も割と早い段階から寝起きのような心地よさが感じられ
後半に差し掛かると体が温かくなってるのを感じました。
数多くの名作を世に出してる方が制作に携わってるだけあって誘導に安定感があります。

読み聞かせながらリラックスと没入感を高めるテーマに沿った催眠です。
聴き手を物語の中に登場する人形になりきらせ安眠できる環境を整えるのを目的に
女の子が寝てるイメージから始まり寝息に合わせての深呼吸とリラックスできる暗示
さらに体が温まる、意識のぼやけが強くなる暗示など
お話を進めつつシーンに合った暗示を柔らかい表現で入れて心と体の疲れや緊張をほぐします。

「女の子の落ち着いた気持ちは しばらくの間 お人形さんへと流れ続けました 呼吸も より落ち着いたものへと変わり 体が少しずつ リラックスしていくのがわかります」
「体が重くなる」とかの暗示を聴き手に直接入れるのではなく
女の子の安らいでる様子を通じて遠回しに感覚を操作するのがポイントです。
彼女が人形をとても大事にしてるシチュも人形からすればとても幸せなことです。
そういった細かな技を積み重ねて催眠を施すところにDot-Spaceさんの実力がよく出ています。

時間の短い催眠ですが実時間以上の癒しが得られるでしょう。
寝る前にここだけ聴くのも大いに有りです。
甘やかされながら絶頂する快感
エッチシーンは2パート41分間。
プレイは感度上昇、オナニー、素股、SEX(騎乗位)、キスです。

オナニー、素股、SEXの際に控えめな音量の効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありです。
服を脱ぐ指示は特に出ません。

「じゃあ エッチな事をして気持ちよくなれば ぐっすり眠れるでしょうか?」
読み聞かせを終えてもドキドキして眠れないでいる主人公をスッキリさせようと
お姉ちゃんは言葉で感度を上げてから気持ちいいオナニーをプレゼントします。

エッチは年上の彼女がリードする形で進みます。
前半の「えっちな遊び1」でするのはオナニー(約22分)。
催眠パートで生まれた熱が胸や股間に集まる暗示を入れて体を敏感にしてから
彼女と一緒におちんちんを握り、その状態を少し維持した後ゆっくりしごき始めます。

「意識がおちんちんに集まると まるで視線が絡みつくような恥ずかしさを感じて なんだかすごく敏感になった気がしますね」
「しこ しこ しゅっ しゅっ 言われるたびに 好き 好きっていう感情が湧き上がってきてますよ」

エッチに入っても彼女の優しさや甘さはまったく衰えません。
自分の前でおちんちんを晒し、それをいじって気持ちよくなってる彼を一切見下さず
むしろ嬉しそうな表情でもっと気持ちよくなれる言葉をかけたりオナニーを手伝います。
うまく催眠に入っていれば割と早い段階から股間が無性にムズムズするでしょう。

やってることは割とスタンダードなオナニーなのですが
彼女の優しさが心を温めてくれてとても幸せな気分に浸れます。
心が落ち込んでるより盛り上がってる方が射精は当然気持ちいいですし事後にぐっすり眠れます。
技術を使って直接眠らせるよりもスッキリさせて眠れる環境を整える方向でサービスを進めます。

「○○って呼ばれるだけで 何でも言うことききたくなって ゾクッ ゾクッて快感が上ってきて 気持ちよくなってしまいますよね」
もうひとつの特徴は特定の言葉をトリガーに快感をコントロールすること。
ひとつめは作品に深く関連するもの、もうひとつはそうでもないものを用意し
それぞれに前暗示を丁寧に入れてから何度も言って反応できる心と体に作り変えます。
両方のパートでやりますからたぶん後半のほうがその効果を実感しやすいでしょう。
淫語や喘ぎ声といったストレートなエロ要素は敢えて減らし、技術によって気持ちよくなる感覚を味わわせてくれます。

ちなみにこのパートのフィニッシュは聴き手が自由に選べるようになってまして
最後のカウントに合わせて射精してもしなくてもいいと言われます。
後半には射精シーンがありませんからドライ未経験者は抜いておいたほうがいいと思います。
逆にドライ慣れしてる人は出さずに性欲を維持したほうが後々気持ちよくなれるんじゃないかなと。

後半の「えっちな遊び2」は二人で一緒に気持ちよくなるプレイ(約19分)。
先ほどのオナニーで催眠が解けかかってる人向けに再度深化させてから
主人公の上に跨ってお互いの性器を擦り合わせ、そのまま深く繋がります。
催眠音声で催眠者と直接SEXするのは珍しいですね。

「あなたとひとつになったから 私の火照った体の熱が あなたを愛してるという気持ちが あなたの中へとろとろと流れ込んでいきますよ」
そして彼女は読み聞かせた物語に登場する女の子を自分に、人形を彼に当てはめ
二人の心の繋がりを感じさせながらゆっくりドライオーガズムへ導きます。
SEXは一人じゃできない行為ですから相手の存在をより強く実感できたほうがリアルになります。
そしてこれは本作品の魅力である癒しや安眠と非常に相性がいいです。

進め方は引き続きふたつのキーワードを小まめに言いつつ
軽い喘ぎ声を漏らしたり労りの言葉をかけて心身をバランス良く盛り上げます。
引き続き催眠重視のプレイですから深く入れてるかどうかで得られる快感が随分変わるでしょう。
前半で射精しなかった人でも満足できるように最後は3回連続で絶頂させてくれます。

このように、絶頂形式を変えながら徹底的に甘やかす癒しに満ちたエッチが繰り広げられてます。
ふんわりした作品
年上の女性がたっぷり愛情を注いでくれる大変甘い作品です。

お姉ちゃんは何らかの事情でうまく寝付けずにいる主人公を心の芯から癒そうと
彼だけのために作った物語を通じて催眠の世界に案内し
それから催眠を巧みに織り交ぜたエッチをしてウェット→ドライの順に気持ちよく絶頂させます。

最初から最後まで本当に優しい彼女のキャラと声
職業の小説家や甘やかし上手な性格を反映させた読み聞かせ形式の催眠
そして心身をバランス良く興奮させ、尚且つ幸福感で包み込みながら絶頂を目指すエッチ。
彼だけでなく彼女も一緒に楽しむ形で癒しの成分をガンガン注入します。

「好きです 大好きですよ 愛してます」
サービスも十分個性的ですがやはり彼女の存在こそが最大の魅力だと思います。
母性や慈愛に満ちた声とそれにぴったりなご奉仕っぷりが心地よく
年上の女性に大事にされてるシチュも相まってすごく体がぽかぽかします。
エッチもオナニーを手伝ったりSEX&中出しをするなど一体感を意識して進められていて雰囲気に合ってます。
安眠はもちろん、嫌なことがあった時のリフレッシュにも大いに役立ってくれるでしょう。

エッチは定番のプレイに催眠の要素を多めに絡めた催眠音声ならではのものです。
サークルさんが「目的に合わせて再生すると気軽に楽しめる」とおっしゃられてるように
サクッと抜きたいなら前半だけ、ドライの練習もしたいなら通しで聴くという使い方もできます。
前半だけの場合は総時間が50分程度になるので初心者には丁度いい長さと言えます。

絶頂シーンはドライ3回、ウェット1回。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

女性の愛情を強く感じながら気持ちよくなれる良作です。
おまけはお姉ちゃんが甘やかしながら寝かしつける音声です。

CV:逢坂成美さん
総時間 1:22:20(本編…1:12:58 おまけ…9:22)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

サキュバスお姉さんのしこしこレッスン

サークル「すたじお ちぇりー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、エッチ大好きな色っぽいサキュバスが
催眠を交えたオナサポで男性からより良い精液を吸い取ります。

催眠は深呼吸を多めにやりながら手足を中心に軽く脱力し
エッチは媚薬のイメージで心を、焦らし重視の指示で体を盛り上げるなど
サキュバスから連想される激しさ、過酷さを極力取り除いたマイルドなサービスをします。
優しく搾り取ってあげる
サキュバスに催眠をかけられ目の前でオナニーするお話。

「さぁ これから とっても気持ちのいい世界に あなたをご案内します」
サキュバスは穏やかで色っぽい声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明し主人公に挨拶すると
裸になってベッドに寝かせ、室温の確認をさせてからお話を始めます。

本作品はいかにも大人の女性といった雰囲気のサキュバスが
およそ50分に渡って催眠を施したりオナサポ系のエッチをします。
音声作品におけるサキュバスはハードな調教や連続射精など過酷なエッチをするケースが多いですが
彼女の場合は射精シーンを1回まで絞り込み、それに向けて少しずつ準備を整えるスタイルで進めます。

サークルさんが「まったりと支配されたい方におすすめ」とおっしゃられてる通り
ややMあたりをメインターゲットにした緩い内容です。
催眠誘導も癒しにかなり寄ってますし、心身にあまり負担をかけずに聴けるでしょう。

注意事項を説明した後から始まるtrack02はドラマパート(約10分)。
サキュバスが自分のことやこれからするエッチの内容を説明し
さらに彼女とエッチしてる様子を軽くイメージさせて期待と興奮を煽ります。

「私の肌は 指に吸い付いてくるように柔らかく 触っているだけで とても気持ちがいい」
彼女には相手が理想とする女性の姿になる能力があるらしく
魅力的な肢体、瑞々しい肌、そして積極的なアプローチで彼を軽々と骨抜きにします。
催眠の技術と呼べる要素は特に見られませんが、聴き手を乗り気にさせることを狙ったのだと思います。
声がとてもエロいので軽く勃起する人もいるでしょうね。

催眠はおよそ11分間。
仰向けに横になって軽く天井を見つめてから目を瞑り
彼女の合図に合わせて深呼吸したり主に手足を脱力して心身を落ち着けます。
そして最後にカウントを数えて一旦目を覚まし、もう一度数えて再び催眠状態に戻します。

「息をするたびに 体から力が抜けていく」
「あなたの体から抜けたものが 私に吸い取られていく」

すたじお ちぇりーさんは深呼吸に力を入れる傾向の強いサークルさんで
本作品でも催眠中はほぼずっと続けながら力が抜ける暗示を入れます。
しかしそちらを頑張るあまり時間に対する暗示の量が少なく
リラックスできても一定以上の催眠状態に入るのは難しくなってます。

短時間で落とすのならむしろ通常より多くしたほうが無難です。
暗示を入れるタイミングも数セットごとに吸う時、吐く時両方にしてますし
作品の構造や流れに合った誘導を組み立ててほしかったです。

王道の技術を組み合わせたごくごくシンプルな催眠です。
聴き手に心地いい感覚を与え、エッチでサキュバスの言いなりになれる環境を整えることを目的に
深呼吸を中心に据えつつ最初はパーツを絞った脱力、次はカウントを絡めた揺さぶりと
催眠音声ではよく見かける技術だけを組み合わせて進めます。

私も別に技術がありきたりなことに対して文句を言う気はありません。
ですが全体の流れ、技術の使い方、暗示の表現と入れ方など
催眠を構成する色んな要素が必要最低限の水準に達してないと思います。
私が聴いた時も軽く脱力した程度で催眠に入った感覚はほとんどありませんでした。

前作「催眠いもうとのリラックスフェラチオ」の時にも書いたのですが
短い時間で催眠を施すには普段と違うやり方にするのが望ましいです。
具体的には暗示を厚めに入れる、表現や入れるタイミングをとことん磨く、脱力と深化を並行して行うなどです。

30分かけて誘導するならこの内容でも特に問題はありません。
でもたった11分でこなすとなるとハンデを補う技術と工夫が要ります。
そのどちらも見られないのが残念です。
言葉で制御する焦らし系のエッチ
エッチシーンは19分30秒間。
プレイは媚薬注入、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
音声開始時から裸で聴くため服を脱ぐ指示は出ません。

「おちんちんが だんだん勃起して 射精したくて堪らなくなり オナニーでも何でもいいから 今すぐ射精したくて堪らない そんな風になってしまうお薬です」
催眠を使って主人公の心を赤ちゃんのように無垢にしたサキュバスは
口を開いて舌を突き出させ、そこに特製の媚薬を塗りエッチな気分を高めます。

エッチは彼女に言われた通り手を動かします。
最初の7分間はオナニーを始めるまでの準備にあたるプレイ。
媚薬を飲むイメージと並行して感度が上がる暗示を入れ、その後軽くオナニーの練習をします。

「ほら どんどん どんどん 私の声を聴くたびに おちんちんが どんどんむずむずしてくる」
エッチに入ってもサキュバスは引き続き穏やか。
舌から入った媚薬を首→背中→股間と移動させ、そのたびに言葉で感覚を伝えようとします。
催眠が非常に軽いので暗示の効果が出る可能性はあまりないでしょうけど
彼女の色っぽい声につられて興奮する人は普通にいると思います。

続くシーンでやるのはもちろんオナニー。
彼女が事前に教えたふたつのキーワードに合わせて開始と停止を繰り返し
ある程度性感が高まったところで許可を出して射精に導きます。

「さっきも言った通り 最後までイってはいけません ギリギリのところで あなたの手は止まります」
彼女は彼の精液を美味しくいただくためにこのプレイをリードしてます。
だからすんなり射精を許さず小まめにストップをかけ
さらに「最低」と言ったり自分とSEXしてるイメージをさせて心のほうも盛り上げます。
寸止めと呼ぶほど厳しくはないものの焦らし系のプレイなのは間違いないです。

しかし、12分30秒あるこのシーンのうち純粋にオナニーできる時間は僅か4分しかなく
さらに最初の8分30秒間は開始の合図を出してから10秒以内にストップさせるのがほとんどです。
そして残り4分のうち2分を固めてオナニーさせ、最後のストップをかけてから1分後に射精の許可を出します。

要はおちんちんを普通にしごける時間がものすごく少ないんです。
男性の性感は熱しやすく冷めやすいですから、ある程度継続して刺激を与えないと射精するのは難しいです。
例えばこれがエッチ開始直後からオナニーの指示を出し、それと並行して媚薬を飲むイメージをさせてたら
体は温まるし心も後になるほど盛り上げることができたでしょう。
そして今よりもストップの回数を減らし寸止め気味に進めてれば一応射精まで持っていけたと思います。

今の作りでは超がつくほどの早漏でもない限り時間内に射精するのは困難です。
やり方にこだわるあまり肝心の実用性を著しく下げてしまってます。
催眠パートと同じく限られた時間内で何を優先すべきか考えてプレイを組み立てて欲しかったです。
コンセプトは面白いのだが…
サービスよりもサキュバスのキャラが特徴的な作品です。

サキュバスは主人公からできるだけ良質な精液を搾り取ろうと
ご主人様よりも近所のお姉さんに近い優しい態度で接し、色っぽい声や態度で誘惑します。
そして心を掴んだ後はオナサポ形式で精液を熟成させます。

妖艶さやエッチに対する積極性などプラスの部分だけを持ってるサキュバスのキャラ
全体を通じてゆっくりのんびり進める緩いスタイル、そして暗示よりも指示でコントロールするエッチ。
M以外の男性が無意識的に拒絶しそうな要素を極力排してまったり進めます。

「私のおまんこに入れてるところを想像して シコシコしましょうね」
彼女は厳しく縛りつけても精液の質は上がらないことをわかってるのでしょう。
だから多くの男性が魅力を感じるように語りかけ、エッチも心身に負担をかけずに若干の意地悪をします。
赤ちゃん言葉とかは使いませんけど保母さんっぽさを確かに感じます。

サービスについてはこれまで書いてきたことからもわかるように色んな問題を抱えてます。
催眠の効果が薄いこと、エッチが実際に抜ける作りになってないことが主に挙げられます。
そしてこうなったそもそもの原因は時間と内容のバランスが取れてないからです。
短いなら短いなりにできることがあるのに、より長い時間の感覚でサービスするから品質が下がるんです。

例えば一番最初のドラマパートをまるまる催眠に割り振ってたらずっとかかりやすくなったはずです。
あるいはここを予備催眠扱いにして現代催眠の技術などでさりげなく暗示を入れてもよかったでしょう。
エッチも20分あるのだからしごく時間をもっと長く取ればずっと充実したものになったはずです。
そういった様々な可能性や選択肢があるのに今のスタイルを押し通してるのが私には納得できませんでした。

射精シーンは1回。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:かなせさん
総時間 49:13

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点

サキュバスお姉さんのしこしこレッスン
体験版はこちらにあります

追記
ページがうまく表示されない場合は以下のコメントご覧ください。
http://doonroom.blog.jp/archives/36419653.html#comments

作品自体の点数は3点。
49分で100円とコスパがいいので+1してあります。

調教催眠~不思議な夢で淫猥な国のアリス~Ver.白兎

サークル「吟遊夜会」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、児童小説「不思議の国のアリス」に登場する白兎を模した女性が
不思議の国に招待してから2種類のエッチでマゾの快感を味わわせます。

彼女と一緒に不思議の国へ向かう様子に技術を絡めた催眠
途中に登場する薬の効果に合わせてまったく異なる方向から気持ちよくするエッチなど
原作の世界観をできるだけ活用した流れのある調教をします。

音声を聴く前に一口分の水が入った小瓶またはペットボトルをご用意ください。
今回は「調教催眠 小さい」を聴いてのレビューをお送りします。
兎を追って不思議の国へ
不思議の国のアリスになりきって白兎に調教されるお話。

「あなたは今 おとぎ話を読んでいます」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
注意事項や自己紹介といった前置きはすべて省略し
作品のテーマである不思議の国のアリスに関するお話を早速始めます。

本作品は不思議の国のアリスの世界に入り込んで気持ちよくなることを目的に
バニーガールの姿をした白兎が案内役になって催眠をかけたりエッチなサービスをします。
お姉さんは主人公と白兎が出会うまでの4分間だけ登場し、残りはすべて白兎一人が担当します。

吟遊夜会さんは魔汚館シリーズなど主にドM向けの同人音声を制作されてるサークルさんで
催眠音声は随分前に女性向けの無料を一本作ってますが有料はこれが初めてのはずです。
しかし白兎に連れられて不思議の国まで行く様子に音と暗示を絡めて催眠状態を深めたり
特定の言葉を復唱させて調教される喜びを教え込むなど、新規サークルさんの中ではかなり思い切ったことをされてます。
そしてエッチは原作にはない要素なのでご自身の嗜好に合った方法で責めてます。

ちなみに製品版には今回紹介する「調教催眠 小さい」以外に「調教催眠 大きい」も入ってます。
両者の違いは主にエッチシーンでそれぞれの名前に合ったプレイの内容や方向性で進めます。
催眠部分はごく一部の文言に差がある以外ほぼ一緒です。
「調教催眠 大きい」のエッチシーンについては聴いてのお楽しみとさせてください。

催眠は57分30秒ほど。
原作と同じく白兎の後について大きな穴の空いてる木の中に入り込むと
主人公に気づいた彼女が挨拶し、軽いストレッチをしながら不思議の国の入り口まで案内します。

「おや? キミは… なーるほど ボクの後をついてきてしまったんだね」
白兎はお姉さんよりも中性的な声と言葉遣いのボクっ娘。
不思議の国へ迷い込んだ主人公を快く迎え、移動中にリラックスを兼ねて頷く練習をさせます。
本作品はこの後も聴き手に能動的な参加を促すシーンがいくつかあり
言われた通りにすればするほど催眠が深まるように作られてます。
体を直接動かす指示が出るのはここだけで、他は復唱がメインになってます。

不思議の国の入り口に到着した後にするのはさらなるリラックスと軽い深化。
深呼吸から始まって体の脱力、大きな滑り台を下りるイメージ、そして彼女が持つ時計の音と
古典催眠の技術に作品独自の要素を組み合わせて心身をバランスよくほぐします。

「すっと力が抜ける 全身から力が抜けて 心地よいリラックス状態になる」
「鳴り響く 鳴り響く 時計の音がキミの中に染み込んでいく 一定のリズムで染み込んでくる音が心地いい」

これまでのシーンは普通の会話に近い口調で語りかけてたのが
ここからは「力が抜ける」「落ちる」「心地いい」といった暗示の割合が一気に増え
特に時計を鳴らすシーンはカチカチというリズミカルな音と言葉でその感覚を効果的に伝えます。
これらの後に入り具合のチェックもするなどゆっくりじっくり誘導します。

最後の仕上げはさらなる深化とエッチに向けての準備。
予め用意した小瓶に入った水を飲み、彼女の言葉を何度も復唱して従う心を身に着けます。

「こうやって繰り返しているだけで キミはさらに深い催眠状態に落ちている」
水を飲むシーンは純粋に喉の渇きを潤す以外にも特別な意味を持ってます。
その後の復唱も自己暗示形式で催眠に落ちていく、入っていくのを促してますし
一般的な催眠音声とはやや違うやり方でエッチを楽しめる環境を整えてくれます。

白兎がアリスを案内する様子に技術を盛り込んだテーマ性の強い催眠です。
聴き手を不思議の国に招待しアリスになりきらせることを目的に
首の運動を兼ねた心の準備から入って深呼吸、漸進的弛緩法、イメージや音を使った深化
沈黙法、自己暗示形式でのさらなる深化など時間に余裕がある状況を活かして一歩ずつ着実に進めます。

「優しく優しく導いて キミを…まで導くよ」
どのシーンも事前の説明をしっかりしてから始めるおかげでやりやすく
ところどころで敢えて言葉を濁してこの先何が待ち構えてるか期待させてもくれます。
原作のある物語ということで当然それに関する素材も結構使ってますし
有料処女作として見る分には比較的優れてると言えます。

ですが説明部分に時間を多く割いた影響で暗示が少なくなってるかなぁと。
催眠音声はまず催眠状態に誘導しないと始まりませんから、とりあえずはそちらをきちんとこなし
そのうえでストーリー部分や前後の説明を強化したほうが良いと思います。
私が聴いた時もリラックスはできたのですが催眠の入り具合は浅めでした。

イメージをもっと活用してればより良い催眠になったと思います。
例えば脱力した後に始まる滑り台を下りていくシーンでもっと効果的に暗示を入れてれば
少なくとも今よりは深く誘導できたのではないでしょうか。
有料一本目だから仕方ないところもあるのでしょうけど、技術と素材の親和性にぎこちなさを感じました。
ただし時計の音を鳴らして心地よくするシーンはすごく良かったです。
甘やかされる快感と嘲笑される快感
「調教催眠 小さい」のエッチシーンは36分間。
プレイはオナニー、おしゃぶりです。

エッチな効果音はありません。
セリフはありです。
エッチを始める直前に服を脱ぐ指示が出ます。

「今度はキミを調教する この物語の住人としての役をこなそうか」
催眠を通じて主人公を不思議で淫猥な国に案内した白兎は
今までよりもやや嗜虐的な表情になって彼に変わった調教を施します。

エッチはご主人様にあたる彼女に終始責められます。
最初の13分間は主に心を盛り上げるプレイ。
裸になってほんの少しだけオナニーしてから先ほど飲んだ小瓶の効果を確認します。

「ほらアリス キミのおちんちんに謝りなよ 変態マゾ奴隷の短小おちんちんとしてしか まともに使ってもらえないおちんちんにしてごめんなさいって」
小瓶に入った液体には魔法がかけてあり、これを飲むとおちんちんが小さくなるそうです。
だから彼女は「短小」と何度も言って普段よりもずっと小さくなったそれを貶します。
調教を受けるほど催眠が深まる暗示を入れてるので催眠を使ったエッチなのは間違いありませんが
暗示で感度を高めるよりも惨めさや調教される快感で興奮させるスタイルを取ってます。

本作品のエッチのポイントはもうひとつあります。
準備を終えてオナニーを開始したあたりから主人公が赤ちゃん、白兎がママの役になり
赤ちゃん言葉で甘やかしたり小馬鹿にするセリフを投げかけます。

「ママはアリスちゃんの その小さいおちんちんが好きでちゅから 大きさなんて気にせず いっぱいシコシコしまちょうね」
魔汚館シリーズのようにペースや強さを細かく指定せず射精だけを禁止して
およそ23分間に渡りたっぷりオナニーさせてくれます。
でもそれだけだと単なる甘やかしになってしまうので終盤には多少意地悪なプレイも用意されてます。
催眠からやや離れたプレイをしてるのは残念ですが短小+幼児プレイと個性があるのも事実です。

このように、軽い退行要素を交えてオナニーするM向けのプレイが繰り広げられてます。
ストーリー性のあるM向け作品
原作が持つ魅力をサークルさんなりのやり方でアレンジした独特な作品です。

白兎は自分たちが住む世界に迷い込んだ主人公の願いを叶えるために
十分過ぎる時間をかけて催眠状態と没入感を高め、それからマゾ調教をテーマにしたエッチに取り組みます。
不思議の国のアリスの登場人物が物語に沿って誘導する催眠
そして小さいと大きいで内容を大きく切り替えるどちらもM向けのエッチ。
多くの人が知ってる原作の強みを活かしつつタイトル通りのプレイをします。

「たまには ボクのことを思い出して また来てくれると嬉しいな」
白兎は特にエッチシーンで色々と意地悪なことをしてきますが
それは彼のためを思ってのことで本当に従わせる気はありません。
同意の上での調教に近い内容ですから痛みや苦しみを与える描写はほぼなく
吟遊夜会さんの作品の中ではかなりマイルドなものに仕上がってます。

今後シリーズ化すると明言されてますし、そちらでよりハードなプレイが登場するのでしょう。
不思議の国の案内役を務めてるだけあってサービスも調教初心者向けです。

エッチは特徴となる短小と幼児化のアプローチがいずれも弱いのが気になりました。
短小は薬の効果を告げてそれを連呼するよりも、おちんちんに触れさせた際に
「普段よりも小さくなった気がする」とか「股間が軽くなった気がする」など
視覚以外で実感できる暗示を入れたほうがそういう気分に浸りやすいと思います。
目を閉じた状態で短小と言われても聴き手はそれを確認できませんからね。

「想像できたかな? うん それならキミは今 赤ちゃんになった」
幼児化についても自分が赤ちゃんになった様子をイメージさせてから
上のセリフを言うだけでプレイに移ってしまっては催眠をかけた意味がなくなってしまいます。
技術を駆使して聴き手が赤ちゃんになった気分にさせてこその催眠音声ではないでしょうか?
感度を上げる暗示が少ないことも含めて催眠を持て余してるように見えます。
オナサポ音声として見る分には良く出来てるし気持ちよくもなれます。

「調教催眠 小さい」の射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは次回作の予告です。

CV:花見るんさん
総時間 小さい…1:48:13 大きい…1:41:45 おまけ…00:40
(重複部分を除いた時間は2:16:00程度)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
「調教催眠 小さい」が6点、「調教催眠 大きい」は7点なので実質6.5点です。
小さいよりも大きいのほうが催眠音声らしいプレイをされてます。

メスイキ催眠

サークル「MayThird」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかで主人公のことが大好きなお姉さんが
メスイキをテーマにしたアブノーマルなエッチで普段と違う快感を与えます。

イメージを中心に据えてサービスを進めるのが特徴で
催眠は彼女の部屋や外にある森でリラックスとイメージ力の向上を促し
エッチは彼女に見られる快感や性感帯を責められる快感で連続絶頂へと追い込みます。
イメージの力で女性の快感を
イリアに催眠をかけられ乳首とアナルを開発されるお話。

「ふふっ また来ちゃったんだね」
イリアは可愛くて穏やかな声のお姉さん。
自分の屋敷へメスイキしにやって来た主人公を嬉しそうに迎えると
音声を聴く際の心構えを軽く説明してから催眠を始めます。

本作品は聴き手にメスイキ(女性のオーガズム)を味わってもらうことを目的に
彼女が1時間30分近くの時間をかけて催眠や独特なエッチを提供します。

メスイキをテーマにした作品と言うとEs_Labさんの「MSIK.」が有名ですが
催眠を通じて身も心も女性になりきらせてからエッチするあちらとは違い
こちらは女体化誘導を一切せず男女に共通する性感帯のみを責め続けてイかせます。
女性にまつわる要素がほぼないのでメスイキではなく男性の隠れた性感帯を開発する作品と呼ぶのが妥当です。

全編を通じて言える大きな特徴はイメージを活用してお話を進めること。
催眠は彼女と出会いエッチするまでの様子にリラックスできるイメージを盛り込み
エッチも効果音を一切鳴らさず実況系のセリフと感覚操作の暗示だけで気持ちよくします。
イメージの内容も自然物やディルドーといった現実世界に存在するものばかりで比較的簡単です。

催眠はおよそ26分間。
仰向けに横になりまずはイリアと一緒にいる部屋の様子をイメージします。

「それは私の部屋の天井 真っ白な天井 そこにはシャンデリアがひとつあって 優しい光を灯している」
屋敷に住んでるだけあって一般の家庭よりも豪華に感じるものが多く
特にシャンデリアは10個の電球とそこにぶら下がったガラス玉で形作られた特徴的な見た目をしています。
最初からイメージを絡めてくるところも本作品らしいですね。

「私の言葉に誘導されて 催眠状態に入るのかもしれないし 気づいたときにはいつもと違う感覚に陥ってるかもしれない」
また彼女は多くのシーンで「~かもしれない」「~することができる」と婉曲な言葉遣いをしたり
複数の選択肢を設けて聴き手にどちらか選んでもらいます。
これは前者が許容暗示、後者はダブルバインドという催眠音声では割とよく使われる技術です。
指示的な暗示が少ないので実際に聴いてみると柔らかい印象を受けるでしょう。

作品の世界にある程度入りこんだ後はさらなるリラックス。
彼女の声に合わせて深呼吸したり場所を屋敷の外にある森に移して自然を感じます。

「地面は堅い? それとも柔らかい? それは土の感触? それとも砂利の感触かな?」
「私のことが嫌いじゃないなら 好きって私に言ってほしいな」

青々とした木々、それらの中に住む鳥のさえずり、近くを流れる川、そして地面など
自分たちの周りにあるものを順番に語りながら彼にある程度の選択肢を与えてイメージ力を膨らませます。
その後にはお互いの気持ちを確認し合うなど、催眠後に始まるエッチを見据えて親密度も高めていきます。

そして最後は再び部屋に戻り天井に吊るされてるシャンデリアの電球が消えていく様子を眺めます。
ひとつずつ消しながらその都度深化の暗示を入れるカウント方式です。
本当に最後の最後にちょっとだけ深化させる流れのため催眠に入ってる感覚は薄いでしょうが
周りの様子をいつもより鮮明にイメージできてる感じがする人もいると思います。

彼女とエッチする気分に浸らせることを強く意識したイメージ重視の催眠です。
聴き手をイリアの部屋に招待しその言葉を素直に受け入れられるようにすることを目的に
部屋のイメージから入って深呼吸、森のイメージ、シャンデリアを使った深化と
作品世界に存在する色んなものを通じてリラックスやイメージ力を強化します。

彼女が「体が重くなる」などの決めつけるセリフをほとんど言ってこないので
古典催眠が苦手な人にはやりやすく感じるでしょう。
イメージについても作品独自のものはシャンデリアくらいで大衆性の高いものばかりです。

しかし、許容暗示やダブルバインドをあまりに多く使いすぎてるおかげで
作品全体の口調が単調になってしまい催眠にもあまり深く入れなくなってるという弱点もあります。
催眠の参考書に書いてある例文に近い言い回しばかりを使うと話し言葉として不自然さが出てしまいます。
技術を使いこなそうとして逆に振り回されてるように映りました。

もうひとつ、催眠の流れそのものにも不自然さが見られます。
具体的には最初彼女の部屋にいたのに一旦森へ出てまた部屋に戻ることです。
例えばこれが気晴らしに散歩へ出かけるとか背景があるならわかるのですが
実際は唐突にイメージさせるのを繰り返すだけです。

これならいっそ二人が出会う場所を屋敷の門にして
そこから森を通って彼女の部屋に移動する流れにしたほうが良かったと思います。
イメージが大事な作品でそれらの繋ぎ目を歪にすると聴き手に疑念を与えてしまいます。
技術や素材を作品に合わせて違和感なくアレンジできてこその催眠音声ではないでしょうか。

以上のことから柔軟性に欠ける催眠と私は考えてます。
乳首とアナルを集中攻撃
エッチシーンは46分間。
プレイはストリップ、乳首オナニー、アナル責め、乳首責め、アナルSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフはあり/なしどちらとも取れる指示を出してきます。
エッチの開始直後に服を脱ぐ指示が出ます(脱がなくてもOK)。

「それじゃあ エッチな事をしていきましょうか」
催眠を使って主人公の心を従順にしたイリアは
自分の目の前で服を少しずつ脱いで裸になる指示を出します。

エッチは終始彼女に責められ続けます。
序盤の12分間は本番に向けて気持ちを盛り上げるプレイ。
ズボン→パンツ→上着の順に脱ぐ様子を彼女に観察され、さらに乳首を言われた通りにいじって体を敏感にします。
作中におちんちんをいじるシーンは一切ありません。

「限界まで引っ張っていくと 滑るようにすっと指が抜ける 指が離れた瞬間から快感が弾ける」
乳首を指で摘んで上に引っ張り離すのを数回繰り返したり、爪の先で引っ掻いてより強い刺激を与えるなど
聴き手がやりやすいようにどのプレイも実況のセリフと気持ちよくなる暗示をバランス良く投げかけます。
実況がしっかりしてますから少なくとも何をやってるかわからないことはないでしょう。

「あなたにとって催眠状態とは体を動かさないことかもしれないから そういう場合は頭の中でイメージするだけでいいよ」
ちなみに本作品のエッチは乳首を実際にいじるかどうかを聴き手の判断に委ねてます。
催眠の最後で脱力する暗示を入れるので、うまく動かない人はイメージでプレイを追い
そうでない人は手を動かして直接いじるといった具合です。
乳首は開発済みならかなり気持ちよくなれますし、私はいじったほうが楽しめると思います。

アナルに関するプレイが登場するのはその次から。
最初はディルドーである程度馴染ませ、それからペニスバンドを装着した彼女がピストンします。

「微かに力が残っている状態で ディルドーがゆっくり引き抜かれていく 異物感が消えていく その開放感でも力が抜けていく」
主人公はおそらくアナル未開発なのでしょう。
痛い思いをさせないように彼女もゆっくり出し入れします。
最初は異物感を多めに伝えてたのが、しばらくすると快感を味わわせる暗示に切り替わるのがいいですね。
彼がアナルの快感に慣れていく様子を言葉でリアルに表現しています。

しかし優しく責め続けてたらイけないだろうということで終盤だけは一気に激しくなります。
およそ4分間に4回連続の絶頂シーンを設け、1回ごとに軽めの暗示を入れて後押しします。
私は催眠にほとんど入れなかったのでオーガズムを味わえませんでしたが
プレイの進め方が丁寧でイメージしやすいです。

このように、おちんちん以外の性感帯をひたすら責めるアブノーマルなエッチが繰り広げられてます。
イメージが要の作品
人間が持つイメージ力を駆使してエッチを擬似体験させる作品です。

イリアは大好きな主人公が幸せなひと時を過ごせるように
最初の時点から親しみを込めて語りかけ、サービス中も彼をできるだけ縛りつけずに進めます。
そしてエッチに入ると乳首やアナルといった男女に共通する部位だけを開発します。

最初から最後まで何らかのイメージを絡める作り
許容暗示やダブルバインドを多用し聴き手にある程度の自由を与える緩いリード
細かい実況を交えて中盤まではゆっくりと、終盤だけはハードに責めるエッチ。
心を通い合わせた男女が変わったエッチに取り組む様子をサークルさんなりのやり方で表現しています。

「発情していくと 体が熱くなって より一層私を求めるようになる 私に犯してほしい そう思うようになるの」
アナルSEXはM性が強めのプレイと思うのではないでしょうか。
ですが彼女は一種の愛情表現としてこのエッチをするので雰囲気はかなり甘いです。
プレイ中にこちらがそうされたくなる言葉をかけてくれるのもあります。
アブノーマルなプレイをできるだけノーマルな側に寄せて行ってるのが印象的でした。

催眠は先ほども書いたように改善点がいくつも見られます。
一番引っかかったのは作品に合わせた技術の扱い方ですね。
以前聴いた「ブリスドール‐幸福なマルチプルオーガズム‐」でも大手サークルさんの作品を真似て失敗してますし
もう少し簡単なところから始めて少しずつレベルを上げていったほうがいいんじゃないかなと。
悪い言い方になりますが、この誘導は今のサークルさんの実力では荷が重いと思います。

「あなたの精神状態は 既に受け身になっている 女の子と同じ状態 男性的な思考よりも 女性的な思考が大きくなっている状態です」
エッチはどうしても納得できないところがふたつありました。
ひとつめはタイトルにもなってるメスイキが全然絡んでないことです。
彼女は作中で「受け身になる=女性になる」と言ってます。
ですが現実世界にも受け身な男性は数多くいるわけで、これをもって女性になったと断言するのは無理があります。
ストレートに女性がエッチで味わってる快感を伝える流れにしたほうがしっくりくるでしょう。

「(乳首を)限界まで引っ張ってから すっと指を滑らせる 気持ちいい快感が弾ける そういうイメージをする」
「ほら あなたが気持ちいい方法で乳首をいじってみて もちろん 私に乳首をいじられてると想像しながら」

ふたつめはセルフの有無を曖昧にしてることです。
一見すると自由に選択できてお得に思えますが、これによって彼女のセリフがかなりブレてます。
実際にいじるのとイメージで処理するのではアプローチの方向性が随分異なりますし
両方を中途半端に混在させるくらいならどちらかに絞ったほうがプレイの質も上がったと思います。
シーンによって指示の内容が大きく変わったら聴き手を混乱させてしまいますしね。

絶頂シーンは4回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

テーマやエッチの内容は面白いのですが完成度にかなり難のある作品です。

CV:縁側こよりさん
総時間 1:27:15

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は3点。
87分で700円とコスパが良いので+1してあります。

2017年12月3日まで20%OFFの560円で販売されてます。

搾精催眠 -快楽の地獄-

サークル「モルモットストリップ」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第26回目は穏やかでSっ気の強いお姉さんが
ド変態な男性に忘れられないオナニーをプレゼントします。

ほぼノンストップで3回連続の射精を目指すハードな展開に加えて
羞恥を感じる言葉を復唱したり、唾液や精液をおちんちんにまぶしてオナニーするなど
ドMな人以外は途中で投げ出してしまうレベルの非常に個性的なエッチを行います。
その土台となる催眠もしっかりしてますから、最中は一種の陶酔感に浸りながら気持ちよくなれるでしょう。

音声を聴く前にティッシュペーパーをご用意ください。
搾精地獄を実体験
お姉さんに催眠をかけられ精液を搾り取られるお話。

「いらっしゃい 今この音声を聴いているということは 私にザーメン搾ってもらいに来たんですね」
お姉さんは甘く色気のある声の女性。
音声を聴く際の注意事項を丁寧に説明すると
気持ちいい射精を迎えたい主人公に催眠をかける前に2つの約束をします。

本作品は連続射精による快感と苦しみを存分に味わってもらうことを目的に
彼女が比較的短時間で催眠を施してから変態要素の強いプレイを行います。
モルモットストリップさんと言えばドM向けの非常に変わった作風で有名なサークルさんです。
処女作にあたるこちらもその例に漏れず、発売から7年以上経った今でも新鮮さを感じるプレイがいくつも登場します。

最初から言ってしまいますと生半可なMでは到底完遂できません。
連続射精による体への負担に加えて心の強さも試されます。
特に1回射精した後の命令は普通の精神状態だと気後れするものばかりです。

しかしそういったメンタル面を催眠の技術によって上手にカバーしてます。
催眠は至ってマイルドですから多くの人が意識のぼやけや心地よさを感じるでしょう。
そしてその状態でエッチに臨んだ時、彼女の命令に従うことで幸福感が得られます。
彼女も「~してください」と丁寧な口調で指示を出しますし、難しいプレイをやりやすくする工夫が随所に見られます。

催眠はおよそ11分間。
ベッドに仰向けに寝たまま自分の好きなペースで呼吸を続け
彼女の言葉に耳を傾けながら感覚の変化を意識します。
それから天井の一点を見つめカウントに合わせて目を閉じます。

「無理に深呼吸したりする必要はありません 催眠に入るためには すべてにおいてリラックスすることが大切です」
「いつもと違った感覚になっていれば 催眠状態に入る準備ができたことになります」

色んな命令を出してプレイをコントロールするエッチとは違い
催眠中はできるだけ柔らかい言葉をかけて自然なリラックスを促します。
呼吸に意識を向けさせるシーンが多いので後になるほど気分が楽になった感じがするでしょう。
そしてそれこそが催眠に入りつつある兆候だと教えてくれます。

「力が抜ける」などのストレートな暗示を入れるのではなく
聴き手が楽になれる言葉をかけて彼女に従いやすい環境を整えます。
古典催眠の技術もそれなりに使いますがセリフの内容や表現のほうがずっと特徴的です。

お次は再度呼吸を続けながら頭の中を空っぽにし
短いカウントで目を覚ます→長めのカウントで催眠状態に戻るのを繰り返してさらに催眠を深めます。

「何も考えなくても大丈夫 私の命令に従っていればいい 私の命令に従えば従うほど あなたの催眠状態はさらに深くなり どんどん気持ちよくなっていく」
普段以上に穏やかな声でお姉さんは自分に寄りかかってくれればもっと気持ちよくなれると言います。
本作品のエッチは癖のあるプレイが多いので、それをどれだけ無理なく受け入れられるかが重要になります。
だから催眠の段階で命令を受けたり従うこと自体に快感を覚える暗示を入れるわけです。
命令と催眠を連動させれば当然催眠状態も維持しやすくなりますから非常に有効なアプローチと言えます。

呼吸を多めにさせながら柔らかい言葉をかけて深化に導く独特な催眠です。
聴き手の心をお姉さんの命令に素直に従えるようにすることを目的に
好きなペースでの呼吸から入って凝視法、沈黙法っぽいアプローチ、揺さぶりなど
古典系の技術を交えながら目的に沿った暗示を入れて少しずつ意識の力を弱めます。

これからハードで変態的なエッチをするとは思えないほど雰囲気が温かく
彼女のセリフもこちらが受け入れやすいと感じるもので統一されていて癒やされます。
オナニーが主体なのを踏まえて脱力を敢えてほとんどしないのも良いです。

私が聴いた時は目を閉じたあたりから意識のぼやけを感じ始め
最後のカウントに合わせて半覚醒状態と催眠状態を往復するシーンでは心地いい感覚が味わえました。
時間の非常に短い催眠ですが、ある程度慣れてる人なら実時間以上の深さに入れる品質を持ってます。
地獄の先にある快感を目指して
エッチシーンは31分30秒間。
プレイは復唱、ティッシュの移動、パンツを投げる、手に唾を吐く、オナニー、精液をおちんちんに塗りたくる、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
エッチの序盤にパンツを脱ぐ指示が出ます。

「今から気持ちのいい命令をたっぷりしてあげます 覚悟してくださいね」
催眠を使って主人公を自分の虜にしたお姉さんは
彼に奴隷の宣誓をさせてからオナニーをより楽しめる準備を整えます。

エッチは彼女に言われた通りに体を動かします。
最初の13分間は気持ちを盛り上げ1回目の射精を目指すシーン。
彼女が言った言葉を復唱した後ティッシュやパンツを命令通りに処理したり
自分の唾液まみれになった手でおちんちんをしごきます。

「私の催眠にティッシュペーパーは必要ありません ふふっ」
「ちょっと想像してみてください これでもし誰か部屋に入ってきたらどうなりますか?」

彼女は彼がこのプレイを途中で投げ出すことを絶対に許しません。
だからそれを防ぐために精液を受け止めるティッシュを手の届かない場所に置かせ
そのうえで今の自分を他人に見られたらどうなるかを軽くイメージさせて興奮を煽ります。

メインのプレイは確かにオナニーなのですが心への責めも結構充実してます。
痴態を誰かに見られる快感や自分で自分を汚す快感を上手にくすぐってくれますから
暗示の効果も相まってM性が高い人ほど陶酔感を覚えるでしょう。

本当の地獄が始まるのは1回射精した後から。
お腹にぶちまけた精液を手ですくい、それをおちんちんに塗りたくってオナニーを続行します。

「私は 自分のザーメンをおちんちんに塗りつけてオナニーする 最低の変態野郎です」
男性は生理的に射精を迎えると性欲が著しく減衰しますから
その状況でこういうプレイをするには相当な覚悟が要ります。
おちんちんのほうも射精したばかりで敏感ですし、痛みと快感の両方を同時に味わうことになるでしょう。
射精後に精液を絡めたプレイをするのがモルストさんの大きな特徴です。

さすがに3回全部射精するのは無理だとしても2回戦までは頑張ってみることをおすすめします。
1回射精して終わりだと本作品の醍醐味をほとんど味わえません。
自分が吐き出した体液を使ってもう一度同じものを出すプレイは音声作品でも極めて稀です。
精飲はしないのでサークルさんの中ではやりやすいほうと言えます。

このように、心と体の両方に強めの刺激を与える奇抜なエッチが繰り広げられてます。
自分に酔える作品
脳内に快楽物質をたっぷり分泌しながら射精できる異色の作品です。

お姉さんは主人公に今後もずっと記憶に残るオナニーをプレゼントしようと
催眠を通じて命令に従う気持ちよさを教え込み、それから命令を軸に据えた変態度の高いエッチをします。

搾精催眠の名の通り連続射精で精液を一滴残らず搾り取るハードな展開
そして一人でも多くの聴き手が完遂できるように配慮した心への責め。
難度の高いプレイだからこそ心のケアを大事にしながらお話を進めます。

「今のあなたならその苦しさの中に 今まで味わったことのない快感を味わうことができるんじゃないですか?」
彼女はエッチシーンの至るところで聴き手をやる気にさせようと働きかけます。
ティッシュを遠くにやるのも、パンツを放り投げさせるのも、唾液まみれの手でオナニーさせるのも
結局は普段よりも刺激的なオナニーを体験してほしいからです。
オナニー中も見られてることを適度に意識させ、2回戦以降は苦しみの先に別の快感があることを教えてくれます。

素の精神状態だとやり遂げるのが厳しいプレイですからこういった細かなサポートがすごく効きます。
変態的なプレイをやらせて終わりではないのでドM向けの中ではまろやかに感じました。
体を動かすシーンだけ目を開けさせ、それが終わったらすぐ閉じるところも安全に配慮していて素晴らしいです。

エッチを下から支える催眠も処女作とは思えないほど優れてます。
時間の短さを考えて何をすべきかしっかり見据え、それ以外の部分を躊躇なく削ぎ落とし
リラックスと深化をほぼ同時に行いながら目的地を目指します。
「従いたくなる」と暗示を入れるのではなく、従うこと自体に快感を覚えさせるアプローチが秀逸です。

射精シーンは3回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

人を選ぶ部分があるものの、それさえクリアできれば今でも十分楽しめる作品です。

CV:みる☆くるみさん
総時間 49:11

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【催眠音声】女の子に催眠術で好きにされ手ェ

サークル「mosquito cock」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、可愛くて甘えん坊な彼女が
恋人にあたる男性とイチャイチャしながらエッチな催眠をかけます。

現実世界の会話にできるだけ近づけたゆるーいセリフで話したり
体への刺激はできるだけ控え、音とイメージを組み合わせてイかせるなど
仲の良い女性に優しく弄ばれる雰囲気を大事にした甘く独特なサービスを行います。
彼女とベッドでイチャイチャ
彼女に添い寝で催眠をかけられるお話。

「んーーーー!! 今日やることおしまーーい!」
彼女は甘く可愛い声の女の子。
やることを終えて主人公に膝枕してもらうと
雑談しながら軽くイタズラして彼の反応を楽しみます。

本作品は同棲中の恋人と一緒に過ごすあまあまなシチュで
彼女が80分近くに渡り催眠をかけたり特殊なエッチをします。
サークルさんが催眠を利用して気持ちよくなることを目的にされてるだけあって
フェラやSEXといったストレートなプレイは行わず、好きな女性とイチャイチャする雰囲気で幸福感を与えます。

「よく考えるとさ 膝枕っていうけどこれ太ももだよね まぁ細かいこと言ってもしょうがないよね」
最大の魅力は彼女のセリフと話し方。
恋人同士らしい砕けた口調で他愛もない会話を続けたり、自分から彼に体を預けるシーンが度々登場します。
彼女役をやられてるそらまめ。さんの演技も非常にナチュラル。
現実世界で行われるやり取りに近く、聴いてるだけで肩の力が自然と抜けてきます。

それを最もわかりやすく実感できるのが冒頭の会話シーン(約11分)。
用事を終えてお疲れ気味な彼女が彼の太ももに頭を乗せて軽くくすぐったり
ベッドに横になって話をしながら見つめ合って甘えます。

「こうやっておでこもお鼻もくっつけてー どう? きもちいい? 私はずーっとこうしてたいよ」
彼女は彼のことを心から信頼してるのでしょう。
スキンシップを自分から積極的に取り、彼の反応を見て「可愛い」とからかいます。
そして自分の思ってることを素直に伝えて愛情を示します。

催眠の技術と言える要素はほとんどありませんが
聴き手を作品の世界に引き込みリラックスさせる効果は十分に果たしてます。
サークルさんが敬愛されてる「リアルヒプノ」と同じくすべての要素がとにかく緩いです。
雰囲気のいいシンプルな催眠
催眠はおよそ18分間。
会話の最中、先日行った催眠の話題が出たのをきっかけに彼女が再度彼に催眠を施すことになります。

「足に意識向けて そのまま安らかに? 安らかって死んじゃいそうだからダメだね リラックスするようにさ」
前半シーンでするのは主に体のリラックス。
お馴染みの深呼吸や足、お尻、背中、肩、腕の脱力をして深い催眠に入る準備を整えます。
技術自体は他の催眠音声でも見かけるシンプルなものですが
彼女が軽いギャグや比喩を挟みながら暗示を入れてくれるおかげで和やかな空気が漂ってます。

脱力感を少しずつ全身に伝播させる流れになってますから
一番最初にやる足が最も強く変化を実感できるでしょう。
私の場合はぐったりしたのに加えてピリピリした感覚もありました。
催眠開始後は囁き声で語りかけてくれますし、本作品の持ち味である「緩さ」がきちんと反映されてます。

体が終わった次は心の脱力。
頭の中を洗濯機でかき回されるイメージや落下するイメージで意識の力をさらに弱めます。

「ぐーるぐる 頭の中が ぐーるぐる かき回されて 綺麗になっていく」
「ここちよく 霧に包まれながら なおも落ちていく 真っ白に 深い深い催眠状態に 落ちていく」

洗濯機のイメージでは「ぐーるぐる」を多めに挟み
その後は「深い」「落ちる」「真っ白」といった暗示を状況に応じて使い分けるなど
先ほどの脱力シーンと同じく色んな方向からアプローチをかけて心地いい気分を膨らませます。
冒頭の会話シーンから聴いてれば多くの人が十分リラックスできてるでしょうから
ここで言葉に合わせて頭の中にもやがかかるとか、温かいものが広がっていく感覚がすると思います。

最初に作り上げた雰囲気を維持しつつ施すオーソドックスな催眠です。
聴き手の心身を脱力させ、彼女の言うことに反応できるようにすることを目的に
最初は純粋なリラックス、次はイメージを用いた心のリラックス&深化と堅実に誘導します。
リラックスを大変重視してるので脱力感、意識のぼやけ、眠気などの変化が強めに味わえます。

「私はねこうやって腕の力が抜けるみたいに言われた時って なんか肩から指先の方に力が移動していく感じ」
この催眠のキーはアプローチの多彩さだと私は思います。
催眠音声で脱力と言うと「力が抜ける」と言うのがメジャーですが
本作品はそれに底なし沼に飲み込まれていくイメージや彼女が以前味わった脱力感を加えてます。

暗示の種類がひとつだと効く人とそうでない人の差が大きく出てしまいます。
それをできるだけ避けるためにこのようにしたのではないかなと。
ネタが多ければ聴いてて純粋に飽きにくいのもあります。
やることはふたつに絞り、その中で幅広く働きかける効果的な誘導です。
じっくり溜めて一気に放出
エッチシーンは42分間。
プレイはハグ、耳舐め、言葉による絶頂、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
服を脱ぐ指示は特に出ません。

「今日はー 私から気持ちいいのを送り込んで 気持ちよくなってもらおうかなって思うの」
催眠を使って主人公を気持ちいい感覚で包み込んだ彼女は
引き続き体を密着させながら特殊な手段でエッチな快感を送り込みます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
前半の19分間は気持ちいい絶頂に向けて性感を蓄積するシーン。
彼女が彼に優しく抱きつき、体が触れ合ってる部分から快感物質を注入したり
左右の耳を実際に舐めて全身の感度を高めます。

「性感帯を内側から犯される感じ それも私がまた耳から送り込めば送り込むほど 快感は増えて刺激もどんどん強くなって行く」
二人の関係なら普通にエッチするのも可能なのですが
今回は彼の感じてる姿を見たいということで敢えてソフトなプレイにしてます。
しかし感度を上げる暗示が非常に多く、後になるほど敏感な部分がムズムズしてきます。

一般的なプレイとして最も充実してるのは耳舐め。
エッチの最中15分程度断続的に行い、比較的上品な音をリアルな質感で鳴らします。
バイノーラル録音特有の微かな振動がこそばゆく彼女との近さも感じられます。
耳舐め開始から少し経つと彼女が指を鳴らして感度を上げようとしますし
暗示と音を組み合わせてゆっくりじっくり敏感な体に変えてくれます。

続く後半は絶頂をメインに据えたご褒美シーン。
カウントを数えながら小まめに追加の暗示を入れて1回目の絶頂に追い込んだ後
休憩をほとんど挟まずこれまでとほぼ同じやり方でさらなる絶頂を味わわせます。

「膨れて 膨れて 膨れて 暴れまわって 耐えられなさそうになる」
1回目の絶頂から2回目までがおよそ9分、そこから3回目までが10分と
1回ごとの間隔を長めに取って心身にあまり負担をかけずに気持ちよくします。
ドM向け作品などで行う連続絶頂よりもずっと緩い責めですね。
2回目の絶頂直前に出てくる上のセリフに合わせてエネルギーがぐんぐん盛り上がるのを感じました。

絶頂後も継続して感度の上がる暗示を入れたり音を鳴らすので
1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と後になるほど快感が強くなると思います。
そういった変化を実感させてくれるところもこのエッチの魅力です。
3回目だけ乳首オナニーを加えてるのもそうなる理由のひとつです。

このように、体よりも心への責めに力を入れたほぼノーマルなプレイが繰り広げられてます。
ゆるーい作品
好きな人と二人きりでまったり過ごす様子をそのまま音声化した作品です。

思いやりが強くて甘えるのも上手な彼女が、催眠を使って恋人を普段と違う方法で喜ばせます。
よそよそしさをまったく感じない和やかなやり取りと砕けたセリフ
十分にリラックスさせてからびっくりさせないように落とす優しい催眠
そして完全女性上位でありながら意地悪さを徹底的に取り除いた恋人らしいエッチ。
二人の関係を考慮して作品を構成するすべての要素が緩く温かく調整されてます。

「かーわいーいなー もっと可愛いとこ見たい」
彼女は単に他の人には見せない彼の顔を見たいからこういうことをします。
悪意ではなく好意に基づいてますから突き放したり苦しめることは一切ありません。
その証拠に最中は言葉と行為で大事に想ってることを度々伝えてくれます。
そんな彼女の姿に感化されて幸福感を覚える人がきっといるでしょう。

エッチはサークルさん的には激しめとおっしゃられてますが、それでも催眠音声の中ではソフトな部類に属します。
長めの時間をフルに使い言葉と音の両方から感度を少しずつ上げる流れが優れており
聴いた後にあまり疲れを感じることなく日常生活へと戻れます。
純粋なエロさが控えめですしドライに慣れてる人のほうが楽しめると思います。

絶頂シーンは3回。
ちゅぱ音それなり、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

隅から隅まであまあまな満たされる作品です。

CV:そらまめ。さん
総時間 1:24:44

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
85分で700円とコスパがいいので+1してあります。

【催眠音声】催眠マリオネット

サークル「びおらんて」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
変わった催眠とエッチでMな男性の性的欲求を満たします。

全身の関節を隅々まで脱力させてから特殊な糸を通す催眠
それを使って体や感覚を操られてる気分に浸らせながら絶頂へ導くエッチなど
タイトルのマリオネット=人形を強く意識したサービスが行われてます。

今回は脳姦バージョンのレビューをお送りします。
すべてを操られる快感をあなたに
お姉さんの操り人形になりイかされるお話。

「あらいらっしゃい よく来てくれたわね」
お姉さんはやや色っぽくて整った声の女性。
変態的な快楽を求めるドMな主人公を温かく迎えると
催眠を使って彼を特別エッチな体に変えてあげます。

本作品は体だけでなく感覚も女性に支配される快感を味わわせることを目的に
60分近くに渡る催眠をかけてから2種類のエッチに取り組みます。
サークルさんが以前発売された「催眠拘束~彼女のマリオネット~」と内容が非常に似ており
一人でも多くの聴き手が人形になりきれるようテーマに沿ったリードをします。

ちなみに製品版には通常バージョンと脳姦バージョンの2種類がありまして
脳姦バージョンは催眠の終盤からエッチの終わりまで彼女の声に軽いエフェクトがかかります。
お話の流れやプレイの内容はどちらも一緒で脳姦要素はとても薄いです。
彼女に操られてる気分を盛り上げるおまけの演出と思ってください。

催眠は3パート56分30秒ほど。
最初の導入パートは催眠に入りやすくするための準備として
軽い深呼吸をしてから全身を下から上にかけて隅々まで脱力します(約20分)。

「すーっと抜ける 足の指の筋肉に 力が入らない 指の関節が曲がらない」
指、足首、膝、脚の付け根、肩、背骨など彼女は関節に焦点を当てて脱力を促します。
時間に余裕があるのを利用しカウントを交えながら細かい部分にまでアプローチしてくれますから
最中に入る暗示の効果も相まって多少の脱力感が沸いてくるでしょう。

「閉じた瞼が重くて開けられなくなる 仰向けになってるから 顎が重力に従って だらしなく口を開けてしまう」
エッチも含めて「~しない」「~してしまう」といったネガティブな言い回しを多用するのが気になりますが
テーマの人形化を見据えて上下関係が自然に生まれるようにわざとこうしたのかもしれません。
命令を出す時も声と口調は穏やかで落ち着いて聴けます。

続く深化パートはエッチに向けたさらなる準備として
挿絵にも描かれてる紫色の糸を彼の全身に通して動きを制御します(約28分30秒)。

「3 2 1 はい あなたの指は もう私の思いのまま」
「するする するする 膝に向かって少しずつ あなたの脹脛を糸が埋め尽くす」

導入パートと同じく右腕、左腕、右脚、左脚を細かいパーツに分け
カウントを数えながら指先から体の中枢にかけてその様子を細かく実況します。
何をしてるかはイメージしやすいのですが、糸が体を通った事実を客観的に教えることに力を入れるあまり
肝心の「糸を通されたことでどうなったか」がほとんど伝えられてません。
カウントを数えるシーンも上のセリフのように結果をさらりと言うだけで終わります。

例えばこれが「腕に糸を通されるとさらに力が抜けます」など感覚の変化を交えて進めていれば
糸を通された気分が実感できますし、脱力の強化にも繋がって最終目的の人形化へさらに近づきます。
「脱力するほど催眠もより深くなります」と入れれば深化も同時に行えてより良くなったでしょう。
少なくとも今の内容では深化の役割を果たせてないです。

最後の「自我を消す」は人形化の仕上げ(約8分)。
上半身と下半身に糸を張り巡らせた後、唯一手つかずだった脳の支配に取り掛かります。
この部分が本作品における脳姦にあたります。

「右の耳と 左の耳 その三半規管から頭蓋骨の隙間を縫って あなたの脳に進入しようとする」
「あなたの思考が 空っぽになった 何をどう感じるかも もう糸の思い通り 私の思い通り」

ここも前のパートと同じく糸がどこをどのように通過してるかを話し
それが完了したら短いカウントを数えて終わったことを宣言します。
聴き手の頭を本当に空っぽにしたいならまず技術を駆使するべきではないでしょうか。
お話の流れは正しいのですが、それにあたっての催眠技法の使い方に疑問を感じました。

テーマの人形化を強く意識したシンプルな催眠です。
聴き手の体と感覚をお姉さんの思い通りにすることを目的に
序盤は厚めの分割弛緩法でまずは体の動きをある程度封じ
中盤以降は体に糸を通すイメージで彼女に操られる存在になったことを認識させます。

脱力する暗示をもう少し入れたほうがいい気もするのですが、序盤までは割と順調に進んでました。
しかし中盤から始まる糸を体に通すシーンが技術的に上手く伝えられてないと見ています。
糸を通す過程を綿密に描写するよりも、そちらを軽めにして腕浮揚などを入念にやったほうが効果的です。
エッチに関係がない股間以外の下半身を省略し、その時間を深化に充ててもよかったでしょう。
大事なのは体に糸を通すことではなくその感覚を疑似体験させることだと思います。
強めに焦らしてから一気に絶頂へ
エッチシーンは2パート33分30秒間
プレイは感度強化、乳首オナニー、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「これから私が あなたを使って いっぱい遊んであげるからね」
催眠を通じて主人公の体と感覚を支配したお姉さんは
その状況を活かして彼を内側と外側から同時に気持ちよくします。

エッチは彼女の命令に従ってオナニーします。
前半の「乳首攻め」でするのは乳首オナニー(約15分30秒)。
感度強化の暗示を入れてからソフトな刺激を与え、ある程度焦らした後により強い責めへ移行します。
プレイが違うだけで乳首オナニー、オナニーいずれも流れはほぼ一緒です。

「あなたの乳首で 糸が動き出す 乳首の裏側から 内側を擦り上げる」
「指が乳首に近づく ゆっくりと近づく 乳首に触れそうになるくらい近くに」

そして彼女に操られてる気分をより身近に味わわせようと
糸が内側から性感帯を責めてるイメージで感度を上げたり、運動支配の暗示でオナニーを制御します。
前項で説明した通り催眠が不完全なので実際にそうなるかは微妙ですが
作品の持ち味を使って気持ちよくするアプローチは面白いです。

後半のおちんちんオナニーも合わせて実際にいじる時間は半分程度にまで削り
その代わり感度の強化や焦らしといった準備を頑張ってます。

他のセルフ系作品との違いを出しつつ彼のドM性癖を満たす妥当なリードと言えるでしょう。
テーマは人形化ですが乳首オナニー、オナニーいずれも体の動きより感覚のコントロールに力を入れてます。

「糸が波打つ おちんちんが痙攣する 全身が痙攣する 手は止まらない 快感を吐き出すまで 精液を全部吐き出すまで」
最後の絶頂シーンはお馴染みのカウントでタイミングを指定します。
実際に体をいじるおかげでドライに比べると催眠の影響を受けにくく
おちんちんオナニーは1~2日溜めた状態で聴けば時間内の射精は一応可能です。

このように、長めに焦らしてから刺激を与える緩急をつけたエッチが繰り広げられてます。
適度に拘束してくれる作品
Mな人が持つ依存心や服従心を満たすことを目指した作品です。

お姉さんは普通のオナニーではもう満足できない主人公に新しい快感を教えようと
催眠を使って体と感覚の両方を彼から奪い、そのうえで糸と言葉を組み合わせてオナニーをコントロールします。
全身を関節ごとに細かく脱力する催眠パートの序盤、焦らしてから気持ちよくするエッチ。
ハードだったり変態色の強いプレイをするのではなく彼女に操られてるシチュを通じて興奮を盛り上げます。

「またいじめられたくなったら 私を呼びなさい」
彼女が最後にこんなことを言ってくれますし、ご奉仕と呼ぶのが妥当なプレイです。
オーソドックスなセルフプレイに多少の意地悪をする感じですからややMあたりでも普通に聴けます。
比較的かかりやすい運動支配に重点を置いてることやセルフ主体なのもとっつきやすさに貢献しています。

ですが深化パートだけはどうしても納得できませんでした。
催眠の締めくくりであり、エッチとの繋ぎ目にもあたるここを疎かにすると作品全体が崩壊します。
エッチは個性があって焦らしも上手だっただけに残念でなりません。
糸を通す動作と深化を絡めていたらもっともっと良いものになったでしょう。

絶頂シーンはドライ1回、セルフ1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

「もったいない」というのが正直な感想です。

CV:雨月紅羽さん
総時間 1:37:54

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

ヒプノティックオナニー ~into the deep(サキュバス編)

ヒプノティックオナニー ~into the deep(サキュバス編)(前編)」に引き続いての後編です。
今回はファイル3「蘇る記憶、悪魔との交わり」以降の様子を中心に紹介します。
600年の時を超えて
後編のエッチシーンは38分間。
プレイはキス、内臓愛撫、玉揉み、オナニー、おまんこの鑑賞、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

「波のようにゆらいで…ものすご~く気持ちいい。ふか~く入ります…ずぅぅ~んと深く…」
ファイル2で主人公に気持ちいい射精をプレゼントした澪は
休憩を挟んでから再び催眠をかけてヒプノワールドへと戻します。

ファイル3はファイル2の続きとしてさらに踏み込んだプレイを楽しみます。
最初の16分間はサキュバスとより心を繋ぐことを目指したシーン。
キスをしてからお互いに見つめ合って彼の無意識に眠る遠い昔の記憶を呼び戻し
主従の関係になってからは彼女に内臓を愛撫されて興奮と感度を高めます。

「初めはあれだけ怖い存在であったはずのサキュバスでしたが…。こうして瞳を見つめられているだけで…とても落ち着く」
先ほどのプレイが余程気持ちよかったのか、彼はすっかり彼女のことを信頼しています。
その様子に「落ち着く」などの暗示を絡めて聴き手にも安心感を与えます。
前編と同じく後編も主人公と聴き手ができるだけ同じ視点で楽しめるようにリードします。

「心臓の上側…右側…裏側…。どの側面も優しさと愛情に満ちあふれた、丁寧で穏やかな触り方をしています。あなたの臓器が、ピクピクと悦びを感じる…気持ちいい…」
このパートで最も特徴的なプレイは何と言っても内臓愛撫。
魔法の力でサキュバスが手を彼の体内に潜り込ませ内側から心臓、胃、金玉を優しく揉みます。
描写が割と生々しいのでグロいのが苦手な人には不向きですけど
痛みや苦しみを匂わせる描写は一切なく、彼女に大事な部分を委ねる幸福感を与えてくれます。

澪が作中で何度も「愛」という言葉を出してますし
主従関係よりも対等な男女に近い距離感でエッチを進めます。
扱いの難しいプレイだからこそ表現にとても気を遣ってるように映りました。

続く22分間はいよいよ彼女とのSEXに移ります。
彼の顔の上に膝立ちして濡れたおまんこを見せつけ
両腕の動きを解除し軽くオナニーさせてから騎乗位でひとつになります。

「ザクロの果肉のデコボコは…想像以上の心地良さです。膣道に入る時には、あなたの亀頭をグリグリと締め付けて、もどる時には、カリ首のエラを「ぬるん」とはじく」
綺麗な肌や割れ目とは随分違う複雑な膣の様子や
そこに挿入した時の感覚を綿密に語ってイメージと快感を膨らませます。
ちなみにここは主人公も引き続きオナニーするので完全なセルフスタイルです。
先ほどの内臓愛撫も含めてヒプノワールドならではの描写がいくつも登場します。

およそ7分間で8回連続射精するのもポイント。
短いカウントを何度も刻み、その都度追い込み暗示を入れて射精へ追い込みます。
実際にするのはさすがに無理ですから最後の1回に的を絞るのがいいでしょう。
ドライ慣れしてる人は途中でそっちを狙ってみるのもいいかもしれません。

このように、主従の愛を確かめ合う奇抜で温かみのあるエッチが繰り広げられてます。
穏やかなサキュバス作品
十分ある時間をうまく使って疑似体験させてくれる作品です。

澪は主人公がヒプノワールドにどっぷり浸りながら気持ちよくなれるように
催眠パートで催眠状態を深めつつそこまで案内し、残りの時間を使って2種類の濃厚なエッチを提供します。

いくつかのイメージを組み合わせ、それらを渡り歩く様子に技術を絡めた催眠
サキュバスから連想される厳しさをできるだけ排し、彼女との繋がりを大事にしたエッチ。
作品の売りである独特な世界観を活かした珍しいサービスを行います。

「昨日よりも今日、今日よりも明日が…あなたにとって、あらゆる面でますます良くなっていくように感じる」
サービスとは直接関係しない部分にも聴き手への配慮が見られます。
具体的にはエッチパートの繋ぎ目に休憩や再深化を挟んで催眠状態を維持しやすくしたり
覚醒の前に後催眠暗示を入れてスッキリした気分にさせるなどです。

長時間作品は集中力の関係で相当上手くやらないと途中で催眠が弱まってしまいます。
だからこういうシーンを適度に挟んで最後まで同じ気分で聴ける環境を整えます。
内臓愛撫あたりは普通に解除したら後に残りそうなプレイですから
晴れやかな気分にしてから元の世界へ送り出すのは良いことです。
精気や魂を吸い取られて死ぬこともありませんし、後味も考えて作品を組み立ててます。

催眠は最初のメトロノームを使うシーン以外ほぼずっとイメージを駆使します。
手足を脱力させることに注力してるので重さが最も感じやすいです。
また澪が瞬間的にヒプノワールドへ戻す時に軽い落下感がありました。
イメージを苦手にしてない人なら比較的入りやすいと見ています。

エッチは時間が100分近くあるのを利用してどれも細かく描写します。
プレイの種類はそれほど多くせず、ひとつひとつをリアルに楽しませるスタイルです。
おまんこの鑑賞や舌で尿道を責められるプレイは特に生々しく感じました。
どちらのパートもセルフを採用してる点も取り組みやすくて良いです。

後編の射精シーンは8回。
淫語それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

イメージが持つ力を存分に活用した作品です。
おまけは10種類の音素材です。

CV:紅月ことねさん
総時間 3:19:09(本編…3:05:23 おまけ…13:46)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
199分で1200円なら割安なので+1してあります。

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