同人音声の部屋

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タグ:セルフ

   ● ちちのひ2017
   ● 【催眠音声】昼下がり団地妻II~彼女なんて忘れさせてあげる~
   ● ブリスドール‐幸福なマルチプルオーガズム‐
   ● 女体化☆露出催眠倶楽部
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   ● マゾ奴隷化矯正プログラム‐倉屋敷矯正診療所‐


サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの無料の催眠音声作品。

毎年6月にある父の日に合わせて公開されてる「ちちのひ」シリーズ。
その第7弾はお姉さんが独特な催眠で幸せな世界に案内し
乳首オナニーに特化したエッチで気持ちいい絶頂へと導きます。

いじり方を丁寧に教えながら暗示を小まめに入れる催眠音声らしいプレイに加えて
特殊な効果音を使って催眠を深めたり絶頂を制御する面白いアプローチも登場します。
乳首未開発な人でも楽しめるように催眠をしっかりかけてくれますから
催眠特有の心地よさと新しい快感の両方を同時に味わうことができるでしょう。

今回は月宮怜さんのバージョンを聴いてのレビューをお送りします。
音と言葉が織り成す夢の世界へ
お姉さんに催眠をかけられ乳首オナニーするお話。

「ようこそ! おっぱりぱーくへ!」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
おっぱい好きな仲間が集まる場所へやって来た主人公を嬉しそうに迎えると
音声を聴く際の環境を確認してから夢の世界へ連れて行ってあげます。

本作品は毎年6月第3日曜日にあたる父(乳)の日にちなんで
彼女が50分近くの時間をかけて催眠を施したり気持ちいいサービスをします。
テーマはやや独特ですが、催眠が優れてますしエッチの流れも非常に丁寧です。
性的快感だけでなく催眠に入る心地よさや幸福感といった精神面の快楽も味わえるでしょう。

「指で軽く触れただけでゾクって感じちゃうくらい 敏感な乳首になれればとってもしあわせなんだって」
シリーズ最大の特徴は乳首に特化したエッチをすること。
おちんちんには触れないどころか意識すらほとんど向けさせず
胸のあたりに温かさを感じさせたり、暗示で感度を高めながら乳首オナニーにじっくり取り組みます。

乳首は男性にとって初めはそれほど気持ちよくない部位ですが
いじり続けることによって少しずつ開花していく隠れた性感帯です。
その気持ち良さを一人でも多くの聴き手に伝えようと催眠を使って上手にサポートします。
今作はどんな風にいじるかまでしっかり教えてくれますから、未開発者でも比較的やりやすいと思います。

「今からある音が、流れてくるの その音は、あなたの頭の中に直接響いて体中を気持ちよくしてくれます」
もうひとつのポイントは音を使って感覚をコントロールすること。
催眠パートの中盤あたりから「ぶぉんぶぉん」という特殊な振動音が流れ始め
それを聴くと催眠が深まったり気持ち良さが増す暗示を彼女が丁寧に入れます。

聴いた感じではサークルさんの過去作「第3弾」で使用したものと同じ音のようです。
実際に聴いてみると頭の中が軽く揺さぶられるような感覚がするでしょう。
エッチでも音と暗示を組み合わせて性感を高めるシーンが度々登場します。
頭を空っぽにして気持ちいい人形に
催眠はおよそ23分間。
仰向けに横になって目を閉じ、乳首に関する簡単なお話を聴いてから
深呼吸や空を眺めるイメージでまずは心身をリラックスさせます。

「腕や足をだらーんとすれば、なんとなく力が抜けているような そんな感じになるからあまり意識しすぎなくても大丈夫だよ」
「ゆっくり、ゆっくり体が軽くなっていく ぷかぷか、浮かんでいるような不思議な感覚」

そして彼女は催眠に入りやすくなるコツを教えたり
イメージの内容に合った柔らかい暗示を投げかけて緊張を上手に解きほぐします。
テーマの乳首とは無理に絡めてきませんし、セリフの間が長めに取ってあるおかげで
後になるほど頭が空っぽになったような心地いい感覚が広がっていきます。

「ほらほら、ちゃんと声、聴こえてる?大丈夫? うん、声を聴くことが今は一番大事なこと、だからね」
催眠中に時々声に対して意識を向けるよう呼びかけるのがいいですね。
催眠状態は平たく言えば何かひとつの事に集中してる状態ですから
その対象が声になるようさり気なく誘導します。

もう少し後で彼女がしばらく何も話さないシーンがあるのですが
そこで何となく寂しい気がする人もいるでしょう。
作品の特徴である音よりも声に集中できる環境を自然な形で整えてくれます。

お次は先ほど説明した振動音がバックで流れ始め
それにカウントや暗示を組み合わせてさらに深い催眠状態へと導きます。

「音が体中に響き渡り さらに気持ちよく、なっていきます 音を聴くだけで体中がぞくぞくします そしてあなたは、この音がとても大好きになります」
「しあわせ… とてもしあわせ… 口を軽く開いて、だらーんとして 一気に体中の力が抜けて、完全に人形になる」

ここに来る頃にはおそらく意識のぼやけをそれなりに感じてると思います。
その感覚が音や彼女の言葉に合わせてさらに強くなるのを感じました。
他にも胸のあたりがぽかぽかするとか、手足が痺れる感覚がするかもしれません。
人によって多少の違いはあっても「気持ちいい」という点は共通してるのではないでしょうか。
音が持つ長所を彼女の言葉で上手く増幅しています。

幸福感を与えつつしっかり落とす独創的かつ効果的な催眠です。
聴き手をお姉さんの言う通りに反応する人形に変えることを目的に
前半は深呼吸やリラックス系の暗示にカウントを絡めて軽い深化を
後半は深化の暗示に効果音を盛り込み前半の感覚をさらに強めていきます。

全体の流れから細部のアプローチに至るまで独自色の強いものになってますが
イメージの内容、暗示の表現や入れ方、効果音との組み合わせ方などがどれも優れており
文字通り頭の中が真っ白になったような感覚が後になるほど湧いてきます。

脱力系の暗示を入れてこないので手足の重さや不自由感は薄い反面
意識がぼやけるとか、脳みそがドロドロに溶けたような感覚が強めに味わえるでしょう。
今の状態だと効果音の音量がやや大きい気もしますが、これについては後日調整版が公開されるそうです。
色んな刺激で何度も絶頂
エッチシーンは25分ほど。
プレイは声による絶頂、胸に手を被せる、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精表現はありません。

「さあ、脳みそをとろとろにしてあげましょう 両腕を動かして、手のひらでおっぱいを包みこみましょう」
催眠を使って主人公を自分の声の虜にしたお姉さんは
いよいよ本題の乳首オナニーに向けて感度を徐々に上げていきます。

エッチは彼女に言われた通りに胸や乳首をいじります。
最初の8分間は乳首オナニーをより楽しむための準備にあたるシーン。
胸に両手を置いて乳首を温めながら快感だけに没頭できる心を育てます。

「手のぬくもりを感じているだけで どんどん体がアツくアツくなっていく 体がどんどんエロくなっていくのがわかるよね」
プレイだけを見ると非常にソフトなのですが、彼女が感度強化の暗示を小まめに入れてくれるおかげで
胸のあたりを中心に体がどんどん火照ってくるのがわかります。
本作品のエッチは淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素をほとんど使わず
イメージや暗示の力で気持ちよくする催眠音声ならではのものです。

純粋なエロさが低いのになぜか興奮するとか、股間がムズムズする不思議な感覚が味わいやすくなってます。

「ぐるぐる、ぐるぐる 頭の中真っ白、ぬるぬる。ねばねば とろみがかった白い液体が頭の中を真っ白に染める」
さらに彼女はエッチの最中も催眠状態を無理なく維持できるように深化の暗示を適度に入れます。
これは本作品というよりはすくりぷさんの作品全体に言える特徴ですね。
催眠が途中で解ける可能性が低いのでドライオーガズムを迎えやすくなってます。

本格的な乳首オナニーが始まるのはその後から。
乳頭を優しく撫でるところから入り、中指で乳首を押す、指で摘んで軽く引っ張る
腕を交差させて同時に撫でるなど色んなプレイを指示して幅広い快感を与えます。

「ほら、指で乳頭を刺激して… 指が乳首の周りを這うように回る ぐるぐる、ぐーるぐる 乳首にかすかに触れる、ぞくっとする」
プレイが切り替わるたびにどこをどのようにいじるかきちんと教える親切設計です。
また「すーりすり」「くりくり」などの擬声語でペースを適度に指示してもくれます。
頭を空っぽにした状態を維持しやすい作りと言えます。

催眠にどっぷり浸かったまま乳首をいじるので普段よりも気持ちよく感じました。
特にいじり始めた時はピリッとした鋭い快感が走り、直後にそれが全身へと広がっていきます。
絶頂も乳首と脳の両方でイク感じでしたし、催眠状態下でする乳首オナニーの醍醐味がぎっしり詰まってます。

このように、乳首の快感と催眠の技術の両方で気持ちよくする質の高いエッチが繰り広げられてます。
一風変わった乳首系作品
シリーズの特徴を押さえつつ新しいことにも挑戦してる面白い作品です。

お姉さんは乳首大好きな主人公にその快感を存分に味わってもらおうと
催眠をかけてそれに没頭できる世界に招待し、言葉と音を組み合わせたリードで何度も絶頂させます。
ちちのひの名に恥じない完全乳首オンリーのエッチ、そしてそれらを支えるハイレベルな技術の数々。
催眠音声では老舗中の老舗にあたるサークルさんの実力が遺憾なく発揮されてます。

「音が鳴り続ける限り、あなたの体の感度は上がり続けます この音は、あなたの快楽の全てを増幅させるえっちな音 エロいことだけ、快楽を満たすだけ」
そして今作では催眠、エッチの両方で効果音を取り入れ
それを起点に催眠を深めたりエッチな気分を盛り上げるアプローチが何度も登場します。
催眠音声では割とよく聴くタイプの音なので深化にはもちろん役立ってますし
エッチもちゅぱ音や喘ぎ声といった定番の音とは違う方法で気持ちよくする役割を果たしてます。

幸福感や満足感といった心にプラスに働く感覚が強めに味わえます。
それに乳首の快感が加わるわけですから、かなり気持ちよくなれるのではないでしょうか。
催眠と乳首オナニーのバランスが取れてるのでどちらも同じくらい楽しめます。

エッチはいじり方のバリエーションに力を入れてるように映りました。
未経験者は「好きにいじっていいよ」と言われても戸惑うだけですし、こういう指示重視のスタイルも有りかなと。
その一方で絶頂シーンを多めに設けたり、連続絶頂できる刺激を与える経験者向けの配慮も見られます。

絶頂シーンは5回+α(連続絶頂)。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

乳首オナニー未経験者から熟練者まで誰でも楽しめる親しみやすい作品です。
無料ですから興味の湧いた方は是非一度お試しください。

CV:月宮怜さん、そらまめ。さん
総時間 月宮さんver…52:57 そらまめ。さんver…56:53

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog110.fc2.com/blog-entry-204.html

【催眠音声】昼下がり団地妻II~彼女なんて忘れさせてあげる~

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、親切で悪戯好きな団地妻が
隣に引っ越してきた大学生に催眠をかけて自分の言いなりにします。

妖艶な人妻に心を寝取られるちょっぴり背徳的なシチュが魅力で
重厚な催眠を通じて抵抗できない環境を作りつつ、背信行為を犯してることを適度に自覚させて
恋人を裏切り絶頂するどす黒い快感を少しずつ膨らませます。

NTRがテーマといっても描写はかなり抑えられてますから
人妻とのちょっぴりスリリングなエッチを疑似体験してみたい人にもおすすめします。
欲求不満な人妻とするエッチなお遊び
団地妻に催眠をかけられ恥ずかしいオナニーを披露するお話。

「初めまして こんにちは 引越しが終わったんですね お疲れさまです」
団地妻は上品で若々しい声の女性。
大学入学に伴い隣に引っ越してきた主人公の挨拶を受けると
軽い世間話をしながら彼の品定めをします。

本作品は「人妻不倫」「団地妻」といった淫靡なテーマを扱ったシリーズの一作。
高校時代から付き合ってる女性がいる彼の心と体を催眠で裸にし
恋人を裏切る気分を味わわせながら気持ちいい射精へと導きます。

割と退廃的な印象のする内容ですが、実際は後を引かないようマイルドな表現を心がけてます。
作中に彼の恋人が登場することはありませんし、団地妻との絡みも極めてソフトです。
あくまで人妻とのちょっぴり危ないエッチを楽しむあたりに留まってます。

シリーズ団地妻は他にも「昼下がり団地妻II~ハリエンジュの悪女~
【催眠音声】昼下がり団地妻II~隣人は可愛いペットがお好き~」など
色んなサークルさんが共通のシチュで思い思いに製作されてます。
それぞれのお話は完全に独立してますから本作品単体で聴いても大丈夫です。

F・A・Sさんと言えば本編の開始前にリラックス運動をしたり
催眠やエッチの最中に音楽を流して癒しやエッチな気分を与える独特な作風で有名です。
本作品もそれらを違和感なく組み込み、心身をしっかりリラックスさせながら催眠の世界に誘導します。

ここ最近は現代催眠のテクニックを駆使した作品が多かったのですが
今回は古典催眠をメインにしたオーソドックスな催眠をかけてくれます。
スタイルは違っても品質は今まで通り非常に高く、催眠の経験が浅めの人でも不思議な感覚が味わえるでしょう。
丁寧で親しみやすい催眠
催眠は2パート39分ほど。
最初の「リラックス運動」は本編で催眠に入りやすくするための準備として
肩幅くらいに足を開き15分近く腕をぶらぶらさせます。
サークルさんの過去作を聴いたことのある人にとってはお馴染みのシーンですね。

「音によって 心が落ち着いて 腕を揺らすたびに 肩がほぐれて どんどんリラックスしていきます」
運動による筋肉のほぐれに加えて開始直後から流れる水の音や癒し系の音楽も心地よく
団地妻より落ち着いた声の女性が軽い暗示を入れてそれを後押しします。
途中で本編のあらすじを説明してくれますから、少なくとも初回は聴いておくのがいいでしょう。
このパートだけでも心身に相当なリラックスを感じるはずです。

本編が始まるのはその後から。
挨拶した時からしばらく経ったある日、飲み会ですっかり酔った主人公を見つけた団地妻が
彼を介抱しようと自宅へ運び膝枕しながら催眠をかけ始めます。

「…独り暮らしの男の子か 彼女を大切にしてるのね 面白い子 みーつけた」
彼女は表面上は人当たりのいいお姉さんといった印象ですが
旦那が海外出張に出かける事が多く寂しい思いをしてました。
そこへ偶然恋人持ちの若い男がやって来たのを受けて悪戯心が芽生えます。
純粋な性的快感ではなく、未熟な男を弄んで楽しむために誘惑する感じです。

本編の催眠は一旦目を開けて彼女のお話を聴くところから始まり
深呼吸しながら全身を大まかなパーツごとに脱力したり
長めのカウントを数えながら丁寧に暗示を入れたりと、古典系の技術を駆使して着実に催眠状態を深めます。
そしてシーンごとに異なる癒しの音楽を流してさらなるリラックスも与えます。

「ずーんと瞼が重くなる 視界が一気に深い闇に包まれる 顔から力が抜けて 頭がずーんと重くなっていく」
「重くなった体が滑り落ちるように どんどん意識の底に落ちていく エレベーターが下層に下りる時のように ふわっとした感覚と共に 一気に深い場所へと落ちていく」

ここでのポイントは何と言ってもトリガー後に入る追い込み暗示。
ゆったりと語りかける普段とは違い、スピーディーかつ間を極端に短くした暗示を多めに投げかけます。
暗示を入れるタイミングもバッチリで体がずーんと重くなったり意識が遠のく感覚が強めに味わえます。
技術がシンプルだからこそ、サークルさんの技術力の高さがよく表れてます。

オーソドックスな技術にサークルさんならではの要素を絡めた質の高い催眠です。
団地妻の言うことにすんなり従える状態にすることを目的に
リラックス運動から入って軽いやり取りを挟んでからきめ細かな催眠を施します。
そして最後にメインの暗示を入れて彼女の声や言葉に良い印象を抱かせます。

リラックスできる素材がとにかく多くて落ち着いた気分で聴けますし
彼女もこの時点では本性を出さずに彼を癒すことを頑張ります。

瞼を閉じる瞬間、全身を脱力し終えた後、カウントを数えてる最中や直後と
落ちられるシーンも複数用意されていて自分が催眠に入っていく感覚が掴みやすいです。
不倫やNTRに抵抗が無いなら催眠音声初心者でも入りやすいと思います。
後味の悪さを多少感じながら
エッチシーンは30分ほど。
プレイはキス、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「じゃあこれから真っ白で空っぽな君に 新しいもの入れてあげるね」
催眠を使って主人公の心と体を空っぽにした団地妻は
そこに自分への好意や愛情を注ぎ込んで恋人から引き離そうとします。

エッチは彼女が直接相手するのではなくセルフプレイを楽しみます。
前半の14分30秒間は体よりも心への責めを重視したプレイ。
引き続き膝枕したまま数回キスをし、そのたびに彼女の事が好きになる暗示を入ます。

「もう君は 私のことしか考えられない だから 私のことだけ 思い浮かべてしまう」
「これ 背信行為だよね? なのに それが気持ちよくて気持ちよくて 堪らないんだよね?」

十分な深さの催眠に入っていれば彼女の声を心地よく感じると思います。
その状況を活用し女の武器を敢えて使わず催眠の技術で心を引き寄せようとします。
でも完全に快楽堕ちしてしまったら恋人を裏切る背徳感を味わわせることができません。
だからこれがいけないことだと適度に意識させて彼の心を天秤にかけます。

ストレートにエッチしないところが催眠音声らしくていいですね。
実際に聴いてみると気持ちいいんだけど何か引っ掛かるものを感じるはずです。

それに対して後半は肉体面への刺激が加わります。
運動支配の暗示を入れておちんちんを時間いっぱいしごかせ
痴態を彼女に見られながら射精するシチュで心をさらに黒く染め上げます。

「ほら もうどうしようもないから (キーワード)って君の口で言ってみなさい」
ここではとあるキーワードをトリガーに心を盛り上げる変わったプレイが登場します。
心の中で呟くよりも声に出して言ったほうがずっと気持ちよくなれるでしょう。
彼女は確かに様々な誘惑を仕掛けますが、最後の最後は彼自身に裏切る判断を委ねます。
他人からそうさせられるよりも自ら恋人を捨てたほうが強い背徳感が味わえますからね。

オナニー自体はシコシコボイスを言ったりすることはなく
開始と射精の合図を出す以外は途中で出さないことだけ言う緩いタイプです。
15分近くいじれますし、何より精神面のスパイスが充実してますから時間内の射精は十分可能です。
シチュがシチュなだけに「やっちまった」と事後に思うかもしれません。

このように、性的快感と恋人を裏切る快感を組み合わせたテーマ性の強いエッチが繰り広げられてます。
ソフトなNTR作品
現実世界では味わいにくいシチュを疑似体験させてくれる作品です。

体よりも心に欲求不満を抱えている人妻が、隣に引っ越してきた大学生を巧みな話術で弄びます。
心配するフリをしてさり気なく近づき催眠を施す前半シーン
催眠の成果を活かして快楽を餌に恋人を自ら裏切らせる後半シーン。
男の扱いをよく心得てる人妻らしいねっとりしたサービスが味わえます。

「ははっ 出てる出てる 屈服しちゃったね 負けちゃったね」
この作品の面白いところは人妻の体を堪能することではなく
主人公に恋人を持たせそれを裏切らせることを目的としてる点です。
所謂「負ける快感」を与えることに力を入れてるので、多少のM性を持ってる人の方が楽しめます。
逆に大人の女性とするドロドロしたエッチに期待して聴くと肩透かしを食らうでしょう。

元々ややM~M向けを得意とされてるサークルさんですし
テーマを壊さない範囲で捻りを加えた結果なのだと思います。

催眠は確実に落とすことを強く意識した手堅いものです。
体が重くなったり手足がピリピリする感覚、特定のタイミングで全身が一気に沈む感覚など
催眠に入りつつある、もしくは入った感じがわかりやすくてエッチとは別の面白さを持ってます。

エッチはセルフにターゲットを絞ったこちらも取り組みやすいものです。
前項で説明したシチュに加えて音楽もテンポを上げて盛り上げてくれます。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

女性に負かされる、堕とされる快感を追求している作品です。

CV:分倍河原シホさん
総時間 1:30:17

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

ブリスドール‐幸福なマルチプルオーガズム‐

サークル「MayThird」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴりミステリアスな女支配人が
ブリスドールと呼ばれる不思議な人形を使って普段と違う快楽を提供します。

ブリスドールに関する物語を通じて深めていく催眠
それと感覚をリンクさせマルチプルオーガズムを目指すエッチなど
作品が持つ特徴を活かした独特なサービスが楽しめます。
快感を味わい続けられる体に
劇場の支配人に催眠をかけられ連続絶頂するお話。

「初めまして 私はこの劇場の支配人を務めている アリスと申します」
支配人は上品な言葉遣いをするお淑やかな声のお姉さん。
音声に関する注意事項を簡単に説明すると
劇場を訪れた主人公に早速ブリスドールに関するお話をします。

本作品はドライオーガズムの最中にドライオーガズムを迎える「マルチプルオーガズム」をテーマに
彼女が総時間をほぼ均等に分けて催眠をかけたりエッチなサービスをします。
(ブリスドールの名前もアリスなため、本レビューでは彼女のことを支配人と呼ぶことにします)

「ブリスドールというのは 無常の幸福を身に宿した人形であり この子は常に幸せの中で生きているのです」
アリスは最初普通の人形として作られましたが
色々なことを経て他人から好意を受ける、あるいは自分が好意を抱くと絶頂する呪いを帯びてしまい
マリオネットへと作り変えられてからは自分を操る人たちを快感で次々と廃人にしていきます。
そしてそういった背景やストーリーを支配人が順に話しながら催眠を施します。

「アリスと体の動きや感覚をリンクさせる」という最終目的に向けて
一般的な催眠音声とは随分違うドラマ性の強い誘導をするのが大きな特徴です。
お話自体が面白いですし、聴いてると物語の世界に引きこまれていく感覚を抱くでしょう。

催眠はおよそ39分間。
最初はアリスが起こした奇妙な事件の一例を支配人がわかりやすく語ります。

アリスを所持する見世物小屋は大変な人気を誇っており
たまたま欠員が出たのを受けて凄腕の青年人形使いがオーディションを受けに来ます。
元々技術があったので試験は難なくクリアするのですが、最終試験でとうとうアリスの洗礼を受けてしまいます。

「深呼吸を続けていると 自然とリラックスして 全身の力が抜けていく」
そして支配人は聴き手が青年になりきってお話を楽しめるようにと
合間合間にリラックスや意識の力が弱まる暗示を入れます。
このシーンでは凝視と深呼吸の指示が出るので意識のぼやけをそこそこ感じるでしょう。

お次は時間を遡りアリスが作られた経緯を教えてくれます。
アリサという女性が子供に恵まれない寂しさを埋めるために作ったこと
彼女が生来他人から好意を受ける、あるいは自分が好意を抱くと絶頂してしまう病気を持ってたこと
そして成長するにつれて耐えられなくなり、人気のない場所でひっそり暮らすようになったことなど
現在のアリスがこうなった理由を紐解くヒントが次々と明らかになります。

「湖畔になっている場所は開けていて 夏に頬を撫でる風はほんのり冷たい とても過ごしやすい 心地のいい場所でした」
暗示っぽいセリフを一部で言うこともありますがここは普通の物語にとても近いです。
本作品でするエッチが非常に特殊なことから、まずはイメージ力を膨らませたかったのではないでしょうか。
人によっては軽い眠気を感じるかもしれません。

そして最後にアリスが人形からマリオネットへと作り変えられたいきさつを話し
彼女を受け入れる意思を確認したうえで体の動きや感覚をリンクさせます。

「左肩 二の腕 指先まで 同じように左の手首にも 糸を繋いでいきます」
「優しく体を触っているだけでも あなたの感度は上がっていきます 背筋がザワザワ ゾクゾクして 気持ちよくなっていきます」

左右の腕と足を糸で結びつけるイメージをしたり、体を軽く触りながら感度を上げるなど
この後から始まるエッチに向けての準備を着々と進めます。
これまでの物語を聴いてれば支配人が何をしてるかが簡単にイメージできるでしょう。

物語しながら暗示をちょこちょこ入れる珍しいタイプの催眠です。
聴き手をアリスと同じく感じやすい心と体にすることを目的に
アリスに関する過去と現在の出来事を語りながらところどころで暗示を入れて意識の力を弱めます。
そして最後の最後でアリス自身と繋がるイメージをします。

お話がとてもわかりやすいですし、それを通じて誘導する流れも珍しくて良いと思います。
しかし時間に対する暗示の量が少なく、暗示の表現とアプローチにも難があることから
この音声を聴いて一定以上の深さの催眠状態に入るのは難しいと私は考えてます。

「アリスの目を見つめていると 青年はアリスの瞳に吸い込まれるように 意識がぼんやりとしていきます」
前者はお話を頑張るあまり聴き手に対して働きかけるセリフがかなり少ないです。
またこれは後者とも関連性のあることなのですが、上のセリフのように主語を明確にしてるせいで
暗示を自分に対するものとして捉えにくくなってる部分があります。

大手のサークルさんが作られてるストーリー形式の催眠音声は
暗示を入れる際に大抵主語を敢えて言わずに語りかけます。
こういう細かい部分を工夫するだけでも随分変わったのではないでしょうか。
聴き手を物語の傍観者ではなく当事者にしてこそ成り立つ催眠だと思います。

後者については特に最後のアリスと感覚を繋げるシーンにおいて
「手や足に糸を繋いでいきます」と言うだけで、それによってどんな感覚がするかはほとんど語られてません。
この内容ならむしろ青年人形使いのお話を一番最後に置いて
青年の視点からアリスに体を操られる、あるいはイかされる感覚を伝え
それによって間接的に聴き手ともリンクさせるスタイルで進めたほうがよかったのではないかなと。

まとめると、素材はいいけどそれらの扱い方が残念な催眠です。
イキながらイキ続ける快感を目指して
エッチシーンは42分30秒ほど。
プレイは乳首オナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありますが射精表現はありません。

支配人「ほらっ 背筋がゾクっとする アリスからの好意を受けて あなたの感度がさらに上がっていく」
アリス「幸せになろ? 一緒に どこまでも どこまでも」
催眠をかけて主人公をアリスと一心同体にした支配人は
乳首をいじらせつつ感度を強化しマルチプルオーガズムへ少しずつ導きます。

エッチは支配人とアリスの声を聞きながらひたすら乳首をいじります。
前半の21分間はマルチプルオーガズムに向けて準備するシーン。
乳首オナニーは彼の好きなようにさせ、その間に感度を上げたり連続絶頂するにあたっての心得を教えます。

「待っている間にも アリスとあなたは近づいていきます 呪いの効果も 大きくなっていきます」
「乳首の刺激だけで絶頂しないように 後は自然と絶頂するまで コップから水が溢れるまで待ち続けるだけです」

支配人は主人公に青年と同じ道を辿って欲しくないのでしょう。
感度を上げる一方でドライを求めるのではなく迎えるように呼びかけます。
おかげでテーマのマルチプルオーガズムに反して雰囲気はとても穏やかです。
プレイ時間をここまで長く取ったのも聴き手に無理なくイって欲しかったからではないでしょうか。

そして残り半分の時間でお待ちかねのマルチプルオーガズムを目指します。
彼女たちがカウントを何度も数えてその間に好きなだけイくフリースタイルの絶頂で
純粋な絶頂時間がおよそ11分30秒と非常に長く取られてます。

アリス「好きだよ だからイっちゃお? いっぱい いーっぱいイって 幸せになって欲しいよ」
支配人「絶頂したまま さらにイってしまうんです それは最高に気持ちのいい状態」
そしてここでも彼女たちは絶頂のタイミングや回数を明確に指定せず
優しい言葉を織り交ぜながら適度に暗示を入れて快感を少しずつ膨らませます。
聴き手を苦しめるのではなく幸せにすることを意識したアプローチですね。
カウントを数える回数も多いですし、自分の好きなペースでイクことができます。

このように、状況をそのまま利用し何度もイかせるテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
発想はとても面白いのだが・・・
催眠、エッチいずれも独自性の強い作品です。

支配人は主人公に普通の生活では決して得られない快感を与えるために
イキ続ける人形の物語を通じてアリスとの感覚を繋ぎ合わせ
その状況と暗示を組み合わせた緩いエッチでマルチプルオーガズムへと導きます。

非現実的な存在だからこそ細かく、そして面白く伝える催眠。
催眠とは打って変わってシンプルなアプローチを徹底したエッチ。
作品の個性ができるだけ活きるように考えながらそれぞれを進めます。

新規のサークルさんは経験や技術が浅いこともあり
分割弛緩法やカウントを交えた深化など、特定の技術ばかりを使ってしまう傾向が見られます。
しかしMayThirdさんは催眠音声2作目の段階でそこから脱却し
自由な発想に基づいたストーリー性のある作品を手がけられてます。
中でも作品のキーとなる物語はアリスのことを本当にわかりやすく語っていて面白かったです。

ですが、この音声を聴いて十分な深さの催眠状態に入り
それを維持したまま連続絶頂できるかと言われると私は首を捻ります。
催眠に入りにくいこと、エッチの流れがかなり聴き手任せになってることが主な理由です。

特定の絶頂タイミングを指定しないのは一見すると良いことに思えるでしょうが
それは普通のプレイの場合であって、マルチプルオーガズムという難度の高いプレイに対しては
むしろきっちりリードしたほうがやりやすくなります。
多くの人がどう取り組めばいいのかよくわからないからです。

催眠パートの一番最後でも書いたように、面白い部分は確かに持ってるのだけど
その運用がうまくいってなくて結果的に失敗してるように映りました。

あとこれは私の勝手な推測ですが、この作品はサークルHypnotic_Yanhさんが以前製作された
哀しみのイき人形」をある程度参考にされてるのだと思います。
イキ続ける人形、それになりきってエッチを楽しむスタイル、物語形式の催眠誘導など特徴がことごとく一致してます。
内部の構造は随分違うので盗作と言う気はまったくありません。

絶頂回数は無制限(連続絶頂)。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:口谷亜夜さん
総時間 初回…1:34:57 2回目以降…1:23:14(1回目から構成を一部変更したもの)

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
2017年5月15日まで55%引きの315円で販売されてます。

女体化☆露出催眠倶楽部

サークル「ミントチョコレート」さんの催眠音声作品。
主にマンガやゲームを製作されてるサークルさんで音声作品は今回が初です。

今回紹介する作品は、上品でちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
女体化と露出をテーマにした催眠とエッチで男性の欲望を満たします。

家の中でスカートをたくし上げるところから始まり、袋小路でひっそりオナニーする
公園で他人に見られながら絶頂を迎えるなど、少しずつ難度を上げながらよりハードな露出プレイに挑戦します。
催眠音声としての効果はイマイチですが、露出系のイメージ音声として見るならそれなりの品質を持ってます。

女性用の衣服一式を用意しておくとより楽しめるそうです。
安全な環境で露出のスリルを
露出催眠倶楽部(RSC)の宮本さんからサービスを受けるお話。

「こんばんは RSCアシスタントの宮本です」
宮本さんは明るくてお淑やかな声のお姉さん。
初めてサービスを受ける主人公に優しく語り掛けて緊張をほぐすと
女性用の衣服を既に着てるかを確認し催眠をかけ始めます。

本作品は女の子になりきって露出する快感をより身近に味わってもらうことを目的に
彼女が比較的短時間の催眠を施してから1時間近くに渡る様々な露出プレイを提供します。
二人が実際に会ってではなくヘッドホン越しにリードするシチュのためエッチシーンの実況が細かく
その結果主人公と同じ視点でプレイを楽しみやすくなってます。

また音声処女作だからでしょうけどエッチの内容が現在出ている女体化音声とは随分違います。
具体的には乳首やおまんこをいじる指示を頻繁に出してきます。

「たくし上げたまま歩けたご褒美をあげるね 服の上から乳首をいじっていいわよ」
服越しに乳首をいじるところから始まってパンツ越しに股間を撫でる、全裸になってオナニー&絶頂するなど
露出の醍醐味である見られる快感と、その状況下で性感帯をいじる快感の両方を味わわせようとします。

女体化の催眠を受けた後に自分の体をいじると解けてしまう可能性があるため
基本的にはいじらないほうがいいですし、いじるとしても乳首に留めておくのが妥当です。
プレイ中に催眠状態を維持するアプローチを特にしてこないことも合わせて
この作りだと女体化催眠音声よりは催眠パートつきのイメージプレイ音声と呼んだほうが妥当です。

催眠は21分30秒ほど。
(女性用の服を用意した場合は着てから)座った状態で目を瞑り
最初は深呼吸のみ、少し経つと深呼吸しながら彼女に言われた部位をひとつずつ脱力します。

「太ももが じんわり温かい 力が抜けていく」
深呼吸は吸う/吐くタイミングをしっかり教えてくれますし
脱力も足の裏、脹脛、太もも、お尻、お腹、肩、腕など本当に細かいところまでやります。
しかし脱力時にまったく同じ表現で「温かい」「力が抜ける」と1回ずつ言うだけで次の部位に移るのは疑問です。
リラックスに力を入れるあまり時間に対する暗示が少なくなっています。

本作品の催眠パートは開始から終了までずっと深呼吸するスタイルなので
息を吐くのに合わせて状況に応じた暗示をタイミングよく入れるだけでもそれなりの深さまで誘導できるはずです。
催眠パートで脱力させたのにそれを解除しないままオナニーの指示を出すなど
聴いてておかしいと感じる部分がいくつかありました。

「髪型は? ショートカット? それとも綺麗なロングヘア? それとも 緩いカールのかかった ゆるーくて可愛い髪型かしら?」
脱力後に始まる深化はカウントを数えながら髪型、顔立ち、肩幅や胸、体のラインと
男女の違いが出やすい部分をいくつかピックアップして変化したことを告げます。
深化と女体化を同時に行うのが珍しいですね。
宮本さんがいくつか具体例を挙げてきますが基本的には聴き手のイメージに任せてます。

ただこのシーンも深化をしっかりやってから女体化に入ったほうが成功したと思います。
私が聴いた時も意識が軽くぼやけた程度で催眠に入った感覚は特にしませんでした。
約21分で女体化まで終わらせるとなると時間が相当に厳しいですし、もっと長く取ってじっくり進めたほうが良かったかなと。
大手のサークルさんなら上手くこなせるのでしょうが、新規さんがやるには難度が高すぎる誘導だと思います。

リラックスさせてから深化と女体化を同時にするコンパクトな催眠です。
聴き手を自分のイメージする女の子の姿に変えることを目的に
深呼吸で心身の凝りをほぐし、分割弛緩法で全身を隅々まで脱力させ、最後のカウントで催眠状態を一気に深めます。

この誘導自体は催眠音声だとメジャーな部類にあたるので流れが悪いとは思いません。
ですが必要最低限の暗示を入れてないのと、深化でかなりの無茶をしてるおかげで破綻してます。
せめてエッチシーンの序盤に女体化を強化するアプローチがされてればまた変わったのでしょうが
先ほど書いたように体を実際にいじる指示が多いため女体化催眠の維持が極めて困難です。

宮本さん役の柚木桃香さんの演技が良かっただけに余計残念に思います。
以上のことから大変厳しい催眠と見ています。
少しずつエスカレートする露出プレイ
エッチシーンは7パート56分30秒間。
プレイはスカートをたくし上げる、乳首オナニー、オナニー、パンツを下ろす、全裸になる、宮本さんとのキス、耳舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りです。

「さぁ 露出プレイ体験を始めるわ あかりちゃん 私の声をよーく聞いてね」
催眠をかけて主人公を女の子の姿に変えた宮本さんは
露出プレイの手始めとして部屋の中でパンツをたくし上げる指示を出します。

エッチは終始彼女の言葉に従ってイメージやオナニーをします。
一番最初の「お部屋で露出プレイ予行練習」は名前通り露出を練習するパート(約3分)。
鏡を見て女性に生まれ変わった自分を確認してからパンツをたくし上げ、さらに服の上から乳首をいじります。

「パンツは見えないけど 股下が気になっちゃうでしょ?」
宮本さんも彼のことを「あかりちゃん」と呼び、イメージを膨らませるセリフを投げかけてプレイを盛り上げます。
本作品は疑似体験するのが目的ですから実際に外に出るわけではありません。
だからこそ自分が今どこで何をしてるのかを細かく実況することで臨場感を上げようとします。

催眠に対して色々言いましたがエッチのレベルは結構高いです。
これが前項で「催眠パートつきのイメージプレイ音声」と呼んだ理由です。

本格的な露出が始まるのはその次から。
深夜に外へ繰り出し誰も来ない袋小路でオナニーするところから始まり
明かりのついた自販機前でのオナニー、パンツを下ろしたままサラリーマンたちとすれ違う
公園に移動し宮本さんに見られながら絶頂を迎える、といったように後になるほど踏み込んだプレイを楽しみます。

「ほら 男の人たちが君のこと ちらちら見ながらすれ違うよ」
「もうちょっと大きな声で 私のおまんこ見てくださいって言ってみよ?」

特にサラリーマンとすれ違うシーンは自分が見られてることを強く意識させ
さらに十分離れた後に恥ずかしいセリフを復唱させるスリリングな内容です。

乳首やおまんこをいじるだけでは普通のオナニーと変わりませんから
「野外で」やってることを印象付けて精神面の興奮をさらに盛り上げるわけです。
それでいて破滅しないギリギリのラインに抑えてるところも見事です。

絶頂シーンがあるのは最後の2パート。
「公園で全裸露出」は宮本さんに耳を責められながら、「帰路_自宅前でオナニー 」は自宅の前で全裸になり
乳首とおまんこをたっぷりいじって女性の快感を楽しみます。

「じゃあほら脚を広げて おまんこを広げて」
公園での露出オナニーは他人ではなく知り合いに見られてするので背徳感は薄いものの
脚を大きく広げ絶頂までの一部始終を見られ続けるのは十分に恥ずかしいと言えます。
途中で誰かが乱入することもありませんし、見られる快感を純粋に味わわせてくれるプレイですね。

「ほら ご近所の皆さんに 君が自分から露出プレイをしちゃう変態さんってこと 知ってもらお?」
それに対して自宅前のオナニーは路上で全裸になり誰かが来る危険に晒されながら絶頂を目指します。
こちらのほうが正統派の露出オナニーに近いかなと。
宮本さんも周りの状況を実況して適度なスリルを与えます。
同じ露出オナニーでもシチュがまったく違うので別タイプの快感が味わえます。

このように、女性の敏感な部分をいじる快感と見られる快感を組み合わせたエッチが繰り広げられてます。
比較的マイルドな露出作品
露出プレイ入門者でも無理なく聴けるレベルに収まってる親しみやすい作品です。

宮本さんは女性になって露出プレイを楽しみたい主人公の欲望を満たすために
女体化の催眠を施してから最初はソフトに、後になるほどハードな指示やプレイを提供します。
露出の醍醐味である「見られる快感」を中心に据えつつスカートをたくし上げるシーンを入れたり
男性たちの視線を意識させるなど女性になりきらせるアプローチも随所に盛り込みます。

エッチの時間が長めに取られていてストーリー性もあり
レベルの高いプレイを少しずつ繰り出す流れも自然で取り組みやすいです。
女体化音声ではタブーとされてるオナニーをこれだけ多くさせるのも個性的です。
少なくともエッチに関してはかなり充実した内容と言えます。

ですが女体化催眠音声として見るには色々とまずい部分があるのも事実です。
催眠が実際にかかれるレベルに達してないこと、エッチと催眠の噛み合わせが悪いことが大きな理由です。

特に後者は2つある絶頂シーンの両方がオナニーと直結してる関係で
実際にイこうとする場合どうしても催眠が途中で解けてしまいます。
女体化催眠を受けても自分の体をいじったら男性のままだと気づくのだから当然です。

せめて視線でイかせるイメージ重視の絶頂だったら、オナニーする必要がなくなりドライを迎えられたのかもしれません。
女体化を優先するならエッチの内容を変える必要がありますし
エッチをこのままで貫きたいのなら催眠と絡めないほうが音声作品としての品質は上がると思います。

絶頂シーンは2回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

エッチは面白いのだけど完成度に難のある作品です。

CV:柚木桃香さん
総時間 1:37:33

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

催眠迷宮 -Hypnotic Maze-

サークル「.␣(Dot-Space)」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、長い廊下と無数の扉がある不思議な神殿を舞台に
一組の男女が神様と会うためにエッチな冒険をします。

扉の先にある部屋をいくつも通るイメージに様々な暗示を絡めた催眠
神様ではなく悪魔と遭遇し、魂を黒く染め上げながら絶頂を目指すエッチなど
世界観を大事にした悪堕ち展開の物語が味わえます。
扉の先に待っているのは…
シスターと一緒に神殿を探索し悪魔の僕になるお話。

「それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
ナレーターはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
挨拶などの前置きはすべて省略し、リラックス運動に関する説明を始めます。

本作品は神様に会えるという噂のある神殿を興味本位で訪れた男性が
案内役のシスターと内部を冒険し、そこにいた悪魔に弄ばれる様子を彼の立場で楽しみます。
今回は同じく催眠音声を製作されてるF・A・Sさんとの合作ということで
両サークルさんの特徴を併せ持つ独特な色合いに仕上がってます。

そのわかりやすい一例が本編開始前に行うリラックス運動(約8分)。
電気をつけたまま立ち上がり、肩幅くらいに足を開いて両腕をぶらぶらさせます。
F・A・Sさんの作品を聴いたことのある方ならお馴染みのシーンですね。
最近の作品だと予備暗示を入れてくるのですが、本作ではあまりしゃべらずリラックスに専念します。

他にもシーンの雰囲気に合った様々なBGMが常に流れるなど
作品の世界に聴き手を引き込む演出が数多く盛り込まれてます。

悪魔「シスターを犯したい シスターを汚したい シスターのすべてを真っ黒な魂で包み込みたい」
もうひとつの特徴は悪堕ち展開のエッチをすること。
主人公はもちろん、聖職者であるシスターまでも悪魔の毒牙にかかって魂を犯されてしまいます。
NTR要素はないので聴くのが嫌になるレベルの背徳感を覚えることはさすがにないでしょうが
清らかな女性を汚す快感を刺激する描写が多くゾクゾクする感覚を抱きながら射精できます。

やや人を選ぶ部分があることをご了承ください。
しかし催眠、エッチいずれも品質は高く内容を理解したうえで聴くならかなり楽しめます。
Dot-Spaceさんの発想力とF・A・Sさんの表現力が上手い具合に融合していて完成度は高いです。
扉を通るほど分離する心と体
催眠はおよそ44分間。
シスターが神殿に関する説明を一通りした後、呼吸が乱れてる主人公を見て深呼吸させ
それから内部にある扉をひとつずつ開けて目的地へと向かいます。
ちなみにメインの術者はナレーターが担当し、シスターは主人公と普通に会話します。

この神殿は長い廊下と無数の扉で構成されてる複雑な迷宮で
訪れる人によって扉の装飾や中で起きるイベントが変化するそうです。
お話の流れは主人公が扉を選んで開ける→部屋を潜り抜ける→廊下に戻り次の扉を選ぶ、と至ってシンプルです。

ナ「開いた勢いで体勢を崩して 落ちる すとーんと 音もなく落ちる」
そして彼が部屋の中でどんな感覚を味わってるかをナレーターが細かく実況します。
一番目は縦長の部屋をすとーんと落ちる、二番目は長い階段をゆっくり下りる
三番目は呼吸ができる海中を潜る、といったように深化と関連性の強いイメージを用意し
それぞれの状況に合った暗示を数多く入れることで少しずつ確実に催眠の世界へ導きます。


暗示を受け入れやすくするリラックス部分は最初の運動やBGMに任せて
彼が先へ先へと進んでいく様子にそのまま技術を組み込んでます。
ストーリーに沿った催眠を施すおかげで現在の状況や彼が味わってる感覚をイメージしやすく
終盤には頭が真っ白になるくらい心地いい感覚が強く湧いてきます。

入る部屋ごとにBGMが切り替わるのもポイント。
原案がゲームブックということでゲームっぽいリズムや音が流れて没入感を高めます。
仮想世界での体験となるとイメージが非常に重要になりますから
聴き手が簡単にそれを膨らませられる材料を色々用意して進めます。

神様に会おうと神殿を冒険する様子を描きながら落とすテーマ性の強い催眠です。
聴き手の心と体を分離し魂だけの存在にすることを目的に
運動で軽く緊張をほぐしてから構造の異なる部屋をいくつも潜り抜け
その都度「落ちる」「沈む」「吸い込まれる」といったセリフを多めに交えた暗示をタイミングよく入れます。

ナ「足音が 響く しかもただ歩いてるだけではない 一歩進むごとに 下へ 下へと体が沈んでいる」
それ以外にも部屋ごとに異なるBGMや効果音を用意し冒険してる気分を盛り上げます。
暗示だけでも十分深いところまで入れるくらいですから、これらの演出が加わったら尚更です。
私の場合も二つ目の部屋に入ったあたりから意識のぼやけや体のだるさを感じ始めました。
深化にとても力を入れてますし、被暗示性の低い方でもそれに似た感覚が味わえると思います。
汚される快感と汚す快感
エッチシーンは30分ほど。
プレイは魂を犯す、契約、オナニー、シスターにおちんちんを擦りつけるです。

魂を犯す、オナニー、おちんちんを擦りつける際に効果音が鳴ります。
セルフは有りです。

悪「ふふっ いらっしゃい」
探索の最中、主人公とシスターを甘い言葉で誘い自分の扉へと誘い込んだ悪魔は
身も心も蕩けるくらいに強烈な快感を与えて二人の魂を自分色に染め上げます。

エッチは催眠の結果精神体になった状況を踏まえて
男女がする普通のものとは違うスタイルのプレイを楽しみます。
彼女が一番最初に仕掛けるのは主人公の悪堕ち。
シスターに抱きつかせて女性の柔らかさを味わわせながら言葉で心を犯します。

ナ「初めは真っ白だった精神に どんどんピンクと紫が入り混じり かき混ぜられ 甘い快感を 無理矢理に注がれていく」
ナ「(魂が)黒く染まるたびに 全身に背徳感が押し寄せてくる すべてが快楽に変換されているから それすらも ビリビリとした強い快感へと変わる」

ここでは白かった魂がピンク色に変わり、やがて黒く塗り替えられるといったように
色が持つイメージを使って魂が汚され堕落していく感覚を上手に伝えます。
感度上昇させながら軽めの背徳感を与える感じですね。
魂を直接責められてる様子をぐちゅぐちゅした効果音で表現しています。

続く後半は彼だけでなく彼女も堕落させるより踏み込んだプレイ。
色んなことを復唱して悪魔に服従する契約を結び
それでもまだ抵抗を続ける彼女へのとどめとしておちんちんを擦りつけたり精液をぶっかけます。

悪「手がおちんちんの気持ちよさに溺れる 何度も何度も擦りあげる もう私の声を聴いているだけで あなたの興奮は加速していく」
悪「ほらイけっ 何もわからなくなって ただ目の前の女に向かって何度も何度も精を吐き出すのよ」

やってることは普段のオナニーとそれほど違いはありません。
でも悪魔に魂を売ったことや清らかな女性を自分の欲望で汚すといった
精神面へのスパイスがより強い快感を与えてくれます。

シチュがしっかりしてるので射精後に後味が悪く感じる人もきっといるでしょう。
体への責めはシンプルにして、その代わり心への責めにかなり力を入れてます。

このように、自分が汚されたり綺麗な女性を汚す快感にスポットを当てたエッチが繰り広げられてます。
背徳的な快感を味わわせてくれる作品
ブラックな要素を多少持ってる独特な作品です。

神様に会いに行くために神殿へと侵入した男性が途中で悪魔と接触し
その甘い誘惑に逆らい切れず随伴するシスター共々堕落してしまいます。

複雑な迷宮を潜り抜けるうちに深いところまで入っていく催眠
魂そのもので気持ちよくなることを目指した背徳的なエッチ。
いずれも現実世界では実現が困難な体験を通じて心地よさや性的快感を与えます。

世界観やキャラといった枠組みから最中に流れるBGMに至るまで
とにかく聴き手を熱中させることを大事にしてサービスを進めます。
BGMがあれば現実世界のノイズが遮断されて音声に集中しやすくなりますし
平易なイメージも相まってそれこそ時の流れを忘れるくらいに没頭できます。

催眠は時間が長いし内容も充実していて非常に入りやすいです。
深化シーンに使うイメージで「落ちるのは大丈夫だけど沈むのは苦手」と感じる人はいると思います。
そういう向き不向きをできるだけ解消できるように異なる方向から深化を促すのが一際印象的でした。
ストーリーを崩さずに催眠を施すのも実力があるサークルさんだからできることです。

エッチは悪堕ちをとことん追求している尖った内容です。
最終的に死んだり廃人になることはありませんが、耐性のない人が聴くと拒絶反応が出るかなと。
でも終盤のシスターを精液で汚すシーンはゾクゾクする快感が味わえました。
好みの分かれるシチュですが射精はしやすいです。

射精シーンは最後に1回。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

非現実的な体験や快感を味わわせてくれる作品です。
悪堕ちが好きな人には特におすすめします。

CV:柚木朱莉さん
総時間 1:35:38

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ヒュプノミラー催眠

2017年8月9日追記
本作品は2017年06月12日に販売を終了しました。


サークル「エムノイド受容体」さんの催眠音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、優しくてちょっぴりSっ気もある鏡の女神が
自分を呼び出した男性を鏡の世界に招待し普段と違う快感を与えます。

カウントに合わせて暗示を入れながら深化と彼女の声に対する依存心を育てる催眠
命令に従う喜びを与えながら適度に焦らして性感を高めるエッチなど
「理想と現実」をテーマにしたややM~M向けのサービスが行われています。
理想の自分を目指して
鏡の女神に催眠をかけられ下僕プレイを楽しむお話。

「ふう。あら、私を呼び出したのはあなたですか?」
鏡の女神は明るくて穏やかな声のお姉さん。
本に書かれたおまじないを実行した主人公に呼び出した理由を尋ねると
催眠を使って彼が願う理想の自分になるお手伝いをします。

本作品は人間なら誰もが願う「理想の自分になる」ことを目的に
彼女が総時間の半分近くの時間を使って厚めの催眠を施し
その効果を確かめながら彼に性的快感や幸福感を与えます。

彼女をご主人様と仰ぎ恥ずかしい命令を遂行するM向けの展開ですが
押しつけがましい部分があまりなく、自然と従いたくなる暗示も入念に入れてくれますから
一定以上の深さにまで入っていれば幸せを感じながらプレイに取り組めるでしょう。

「3 2 1 ゼロ ほら、全身に熱いのが広がって、ビクンビクンと体が感じて、快感に溶けていく」
催眠エッチ両方に言える特徴はカウントを数えるシーンが非常に多いこと。
短いものは3、長いものだと30もの数字を数えながら
その途中や後に暗示を入れて催眠を深めたり暗示を無意識に深く刻みつけます。

カウントによって声のトーンや数えるペースにそれほど違いがないのが気になるものの
暗示の表現方法や入れるタイミングは処女作として見れば優れてると言えます。
私も中程度くらいの催眠状態に入れましたので、被暗示性の低い人でもなければ同様の感覚が味わえると思います。
カウントを軸に据えた催眠
催眠はおよそ27分間。
鏡に映る理想の自分を軽く眺めてから女神に誘われて鏡の世界に入り
目の前にあるベッドに横たわって瞼に意識を向けます。
そして彼女のカウントに合わせてぎゅっと瞑り、「はい」の合図で脱力するのを繰り返します。

「リラックスした状態で力を抜くと 気持ちのいい脱力感が 体に広がる」
本作品の催眠は目の開閉や瞼に力を入れる/脱力する指示が多く
時間が経つほど瞼が重くなったり目の周辺に心地いい感覚が湧いてきます。
彼女もそれをより強く実感できるようにカウントの直後に決まってリラックスや深化の暗示を入れます。

「気持ちいいでしょ? 気持ちいいでしょ? あなたの頭はずーっと私の声がこだましている。ずっとずっと、永遠に」
また彼女はそれらと並行して自分の声に良いイメージを抱く暗示も入れます。
催眠をかけ終わった後にするエッチは調教色の強いプレイなので
彼女の声に素直に従えるかどうかがとても重要になります。

「私の声は気持ちいい。気持ちいいから従いたくなる」と快楽を餌に隷属させてくれますから
M性がそれほど高くない人でもさほど嫌な感情を抱くことなく従えるでしょう。
処女作の時点でこういう柔らかい誘導ができるのは良いと思います。

瞼の脱力で心身を多少リラックスさせた後はいよいよ催眠状態を深めます。
最初は10カウントを6セット、次は30カウントを1セットとスタイルを変えながら
「堕ちていく」「深い眠りに入る」「頭の中が真っ白になる」といった暗示を丁寧に入れて深化を促します。

「すーっと堕ちていく。考える力が抜けていく 頭がボーっとして 真っ白になるの」
「ストンと堕ちていく。我慢してた分、とても気持ちよく深く深く堕ちていく感覚」

重要シーンということで13分程度の長い時間を割き
いずれも数えた直後に暗示をできるだけ厚く入れるように努めてます。
個々のカウントや暗示は軽いものの、回数を多くして徐々に深いところへもっていってくれます。
体全体がずーんとくる感覚や意識のぼやけが強くなるのをそれなりに感じました。

「私の命令を実行すれば すべてが満たされた気分になる。あなたが求める本当の自分に出会える。自然と笑顔になってしまう」
そして最後は催眠のかかり具合を確かめつつ、よりストレートな隷属の暗示で彼女から離れられなくします。
従えば従うほど心が幸せになり理想の自分へと近づく。
テーマを見据えた自然な主従関係を構築するアプローチが見事です。

カウントと目に関する運動を組み合わせてリラックスや深化をさせるやや変わった催眠です。
聴き手の心に眠ってるMの欲求を開放し、女神の命令に従える心を育てることを目的に
開始直後からカウントをトリガーに運動させたり暗示を入れる動作を繰り返し
状況に応じて数の大きさや暗示の内容を切り替えていくことで催眠状態を深めます。

私はてっきり鏡に映った理想の自分を好きにイメージするとか
そこに映ってるロウソクの炎を通じて催眠をかけるなど、鏡を使って落とすものだと思ってました。
ですが実際は鏡とそれほど絡めず暗示を的確に入れることを心がけてます。

カウントの扱いは比較的上手くいってると思います。
新規さんにありがちな無意味に乱発するものとは性質が明らかに違いますし
入れるタイミングも考えられていて心地いい感覚が頭の中にどんどん広がっていきます。
本題にあたる最後の下僕化も聴き手の視点に立った言葉選びをされてます。
暗示を入れる時の口調、カウントの数え方、細かな間の取り方に気を遣えばもっと良くなると思います。
従う喜びともどかしさを感じながら
エッチシーンは13分ほど。
プレイは恥ずかしいセリフの復唱、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りです。

「じゃあ まず 最初の命令は私に反抗してみなさい」
催眠をかけて主人公を従順な下僕へ作り変えた鏡の女神は
彼をより理想の姿に変えようと様々な恥ずかしい命令を出します。

エッチは彼女の言う通りに口や体を動かすM向けのものです。
最初の5分間は体よりも心を満たすことを見据えたプレイ。
敢えて自分の命令に反抗させたり、恥ずかしい言葉を復唱させて従う喜びを教えます。

「我慢よ我慢。ほら、私の命令に反抗すればするほど、悲しくなってくるでしょう?」
「ボクは女神様の下僕です」

うまく催眠に入れていれば命令に反抗した時に多少の違和感を覚えるでしょう。
そして言う通りにすれば安心するはずです。
下僕だからといって無理矢理やらせるのではなく、こちらが自ら望むようにリードします。

復唱プレイも含めて風俗店でするサービスっぽいエッチですね。
催眠パートの流れをそのまま受け継ぎ、成果を活かす形で進めるのでやりやすいです。

メインのプレイにあたるオナニーはおよそ8分間。
最初は握るだけ、次はゆっくり擦ると焦らしを意識したリードで性感を高め
さらに限界ギリギリまで射精を我慢させてより気持ちよくなれる土台を作ります。

「エッチな気持ちになって、とてももどかしくて、オナニーしたくてしたくてたまらない。でも わかってるわね? 私の命令は、つかむ、それだけ」
ここでわざと意地悪するのも結局は従う喜びを味わわせたいからです。
焦らしプレイといっても時間が短いですから悶え苦しむことはさすがにないでしょう。
オナニーの指示も開始と射精くらいで緩く、もどかしい思いを少し与える程度に留まってます

射精についてはカウントではなくキーワードに合わせて行います。
個人的にはカウント重視で進めてきたのだからカウントで〆たほうがスッキリしたかなと。
射精は気持ちよかったのですが、これまで意図的にカウントを繰り返してた背景を考えると
精神的にちょっぴり消化不良な感じがしました。

このように、従う喜びと射精への欲求を天秤にかけたエッチが繰り広げられてます。
自分の新たな可能性を示してくれる作品
それほどMじゃない人でも聴けることを目指した風変わりな作品です。

鏡の女神は今の自分を変えたいと思ってる主人公をより理想に近づけようと
催眠を通じて下僕の心を育て、エッチではその効果を確認しながら心身両面に快感を与えます。

「もしもあなたが、また自分を信じられなくなったら。鏡の内側で私と二人きり、夢を見ましょう」
結局のところ彼が理想の自分になれたかについては伏せますが
彼女が現実的な形でそれに近づく手段を提供してるのは事実です。
女性の下僕になり快感を得ることもひとつの幸せと言えるのではないでしょうか。

主人公に明確なM設定がされておらず、心に眠ってるM性を開花させるアプローチが取られてるため
元々ドMな人には物足りない一方でMを自覚してない人でも楽しめる内容になってます。
どのシーンもそれ以前に入れた暗示の効果を活かす形で進めますし、プレイも取り立ててハードなことはやりません。
Mの喜びを一時的に感じつつ性欲を解消するソフトなプレイです。

催眠は暗示の入れ方、組み合わせ方、変化のさせ方に光るものを持ってます。
始めたばかりのサークルさんだと形だけを追って暗示を疎かにするケースをよく見ますが
本作品に関しては目的に向かって一歩ずつ着実に進んでます。
処女作でこの品質なら今後の活躍が大いに期待できると見てます。

エッチはプレイをシンプルにする代わりに命令を多く出して精神への快感を与え続けます。
従うと安心、逆らうと不安を感じる暗示を入念に入れてくれるおかげもあって
最後の射精時には性的快感と無事やり遂げた達成感の両方が味わえます。

射精シーンは1回。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

架空の世界で一時の夢を見せてくれる作品です。

CV:みる☆くるみさん
総時間 50:31

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2017年4月10日まで1割引の630円で販売されてます。

黒催眠 ~操られて~

サークル「Night Avenue」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第18回目は穏やかな声とちょっぴり意地悪な性格を持つお姉さんが
比較的コンパクトな催眠とエッチで気持ちいい射精へと導きます。

催眠は彼女の声に対する集中力を高めるのと同時に脱力感を与え
エッチは運動支配の暗示とイメージで射精への欲求を膨らませる、といった風に
タイトルの「操られる」快感を味わわせることを目指して丁寧にリードします。
言葉で操られる快感をあなたに
お姉さんに催眠をかけられオナニーするお話。

「アナタがもっともリラックスできる体勢をとってください」
お姉さんは清涼感のある穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意点をいくつか説明すると、楽な姿勢になり目を閉じるよう言います。

本作品は女性に言葉で操られながら射精することを目的に
総時間30分程度の時間をほぼ1:2に分けて催眠とエッチなサービスをします。
同日に発売された姉妹作品「白催眠 ~癒されて~」が癒しを重視してるのに対し
こちらは焦らしや寸止めなど軽い意地悪を交えたノーマル~ややM向けのプレイを楽しみます。

Night Avenueさんはこのところずっと新作を出されてない関係で
特に催眠音声を最近聴き始めた方にとっては馴染みのないサークルさんだと思います。
ですが少なくとも黒催眠と白催眠に関しては処女作とは思えない堅実な作りです。
およそ4年ぶりに聴いた私も一定以上の催眠状態に入れたし、射精も気持ちよくできました。

催眠は10分30秒ほど。
目を瞑ったまま彼女の言葉にしばらく耳を傾けまずは軽くリラックスします。

「私の声は気持ちいい。私の声がアナタの中でいっぱいになる」
彼女は最初の段階から自分の声に意識を集中するよう呼びかけ
それと同時に声に対して心地よさを感じる暗示を丁寧に入れます。

「アナタは私の声に集中しすぐにトランス状態に落ちていくかもしれませんし、ゆっくりとトランス状態に落ちていくかもしれません」
暗示についても許容暗示やダブルバインドといった現代催眠における技術を交えて
くどいと感じないよう表現をある程度和らげてます。
さらに声に注意を向けさせる→興味を膨らませる→離れられなくする、と
内容を徐々に変化させて無理なく従える環境を整えます。

本作品のテーマは「操られる快感」ですから、声に対して良い印象を持つことは非常に重要です。
こんな風に彼女は催眠、エッチどちらも目的を見据えてストレートかつ効果的にリードします。
聴き手をどう楽しませるか考えたうえで有効な技術や暗示を選択してるという意味です。
他にも誘導の時間が短いことを踏まえて暗示の量を多めにするなど細かな工夫が見られます。

彼女が操るのは心だけではありません。
パート後半からは足、腰、手、胸、首、頭を一箇所ずつ脱力させます。

「アナタの腰。重くなり意図する方向に体勢を立て直すこともできません。腰の力が抜ける、どんどん抜ける」
ここでも「重い」「ゆっくり」「気持ちいい」といった言葉を低く鈍い口調で小まめに投げかけ
後になるほど体の重さが広がるように働きかけます。
進め方が丁寧ですし、事前に声に対して良い印象を抱かせてるのも相まって
かけた時間よりもやや強い脱力感が得られました。

エッチで操るための準備に的を絞ったシンプルかつ比較的良質な催眠です。
聴き手の心と体のコントロールを彼女に預けさせることを目的に
前半は暗示を受け入れやすくなるよう声への集中力を高め、後半は体を脱力させつつ深化の暗示を入れます。

時間が非常に短いので頭の中が真っ白になるほど落ちるのはさすがに難しいでしょうが
意識のぼやけや脱力感が実感できるレベルで味わえると思います。
エッチシーンでも色々仕掛けてきますから、そこで自分が催眠に入ってることを認識するかもしれませんね。
被暗示性にあまり自信のない方は音声を聴く前に少し深呼吸やストレッチをしておくといいでしょう。
ちょっぴり焦らしてから気持ちよく
エッチシーンは16分間。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろん有りです。

「うふふ。おかえりなさい。私のかわいいマリオネット」
催眠をかけて主人公の心と体を従順にしたお姉さんは
彼のことをマリオネットと呼びながら引き続き言葉を使ってオナニーをコントロールします。

エッチは彼女に言われた通りおちんちんをしごきます。
最初の9分間は射精に向けて心身を盛り上げることを見据えたプレイ。
軽くオナニーしてから寸止めし、彼女の話を聴いてから再びしごき始めます。

「手の動きが速くなってくる。でもアナタは自分で動きをセーブすることはできない。それは私の意思でありアナタの無意識」
そして彼女は自分に操られてる気分をより強く味わえるようにオナニーの要所で運動支配の暗示を入れます。
ここでも最初は「手の動きが速くなる」「オナニーを止めることができない」と言ってたのが
後半に差し掛かると彼女に手コキされてるイメージを交えて自分の手じゃなくなったように錯覚させます。

本当にそうなるかは人それぞれですが、少なくとも普段のオナニーと何か違う感覚を抱くのではないでしょうか。
それこそが彼女のやりたかった「操られる快感」なのだと思います。

「オチンチン気持ちいい。扱きたくて扱きたくてたまらなくなっています。握って扱いたらきっと今まで感じたことのない快楽が待っています」
「(寸止めの直後に)辛いね~。精液でなくて辛いね~。でもそれが快感。アナタにとってとっても心地よい気持ち」

また合間に入るお話のシーンでは、この後のオナニーをより楽しめるように
感度の上昇や射精への欲求を膨らませる暗示を入れます。
おちんちんをただしごいてるだけでも射精できますけど、心が充実してたほうがずっと気持ちいいですからね。
焦らしや寸止めもこちらを苦しめるためではなく、最後の瞬間に向けて性感を蓄える意味合いが強いです。
心と体をバランスよく責めてくれるのも本作品のエッチにおける大きな特徴と言えます。

ちなみにオナニーについては開始、停止、射精のタイミングを指定するくらいで
おちんちんをしごくペースや強さはそれほど細かく指示してきません。
パート内にオナニーする時間が7分30秒程度ありますから、1~2日溜めた状態なら時間内の射精は十分可能です。

続く7分間はいよいよフィニッシュに向けてより強い刺激を与えます。
しごく時間が純粋に増えるのに加えて、彼女がとあるキーワードを設定して興奮を後押ししたり
恥ずかしい言葉を復唱させたりと、前半と同じく心身両面を責めたてます。
射精シーンが30秒程度あり、カウントよりもタイミングを合わせやすいのも魅力です。

このように、女性に軽く弄ばれながら射精を目指すテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
ちょっぴり意地悪なセルフ系作品
ノーマル~ややMあたりの人に向いてるコンパクトな作品です。

お姉さんは誰かに操られたい願望を心の中に抱いてる主人公に
催眠を施したりエッチのお手伝いをしてそれを叶えます。
彼女が彼を好きに弄んでるように見えるプレイですが、実際はご奉仕と呼ぶのがしっくりくる内容です。
催眠パートにおける堅実なアプローチやエッチの流れがいい証拠です。

「はやくなる、どんどん速くなる。握る力も強くなる。さっきより強くなる 快感があふれてきてアナタはどうすることもできません」
特にエッチは多少もどかしい思いを与えながらオナニーさせるので
彼女に言われなくてももっとしごきたいと感じる人が結構いるはずです。
要はその時の彼の気持ちに乗る、あるいは伸ばす形で暗示を入れるわけです。

寸止めを除けば押しつけがましく感じるシーンはほとんどありません。
調教っぽさを極力薄めた取り組みやすいプレイと言えます。

催眠はテーマとの親和性の高さが最大の魅力です。
聴き手に操られる快感を味わってもらうにはどうすればいいか。
それを考えた末にポイントをふたつまで絞り込み、それぞれで暗示を多めに入れながら進めます。

このへんの判断やそれに適した技術の選択は新規のサークルさんだとなかなかできないものです。
無駄なくスピーディーな誘導をしてるおかげで聴きやすいし入りやすいです。
ただし、事前の準備がほとんどないことから催眠に多少慣れてるほうがいいかなと。

射精シーンは最後に1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

女性に依存しながら気持ちよくなれる作品です。
前回のレビューでは初心者向けと書きましたが
改めて聴いた結果そうとは言い切れないと判断し1点だけ下げさせていただきました。

CV:ゆづき ひな。さん
総時間 34:41

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

operation

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、観客に催眠を見せるショー催眠形式で
二人の女性が男性をロボットにする不思議な催眠をかけます。

左右から交互に語りかける、重要なセリフだけを重ねて伝える、正反対のことを同時に言うなど
サークルさんの持ち味である双子形式を活用した奇抜なサービスが味わえます。
3周年のテーマはショー催眠
二人の術師にロボットになる催眠をかけられるお話。

「それでは、お次に、ロボットになってみたい方 いらっしゃいませんか?」
左のお姉さんはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
「先程の洗濯機とはうって変わって、もっと実用的な事が出来ますよ」
右のお姉さんは可愛いくてお淑やかな声の女性。
他の人に洗濯機になる催眠をかけた後、今度はロボットになる催眠の被験者を観客から募ると
それに応じた主人公をステージに呼びロボットに関するイメージを尋ねます。

本作品はテレビなどで行われてる「魅せる催眠」をテーマに
彼女たちが左右から交互に、あるいは同時に語りかけるスタイルで催眠とエッチをリードします。
ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんは3年前に公開した「姉妹催眠」からずっと双子形式を貫かれてるサークルさんです。
今回もシーンごとに内容を切り替えながら心と体を少しずつ確実にロボットへ変えてくれます。

催眠音声では双子がすっかり定着してるので便宜上そう呼んでますが
ふたくろさんの催眠はもう双子とは別物と言っていいほど進化してます。
二人が話しかけるタイミング、セリフの切り方、重ね方などあらゆる部分が精巧で本当に素晴らしいです。

本作品独自の要素として挙げられるのがショー催眠らしさを意識してること。
被験者にあたる聴き手はもちろん、それを見ている観客にも楽しんでもらおうと
最中にロボットに因んだ様々な効果音を鳴らして雰囲気を作ったり
今までの催眠音声には見られなかった挑戦的なアプローチをします。

いきなり無茶なことをさせるのではなく、しっかり落としてから主にエッチシーンで変わったことをする感じです。
観客に見られる快感=露出要素は薄めでロボットになりきり操られる快感を追求してますから
ややMあたりの人が一番楽しめるでしょうし、興味があるならM性のない人でも普通に聴けると思います。
観客に見守られながらロボットに
催眠は4パート18分30秒ほど。
前の被験者が受けていた洗濯機になる催眠の様子を軽く実況してから
主人公がこれからなるロボットのイメージを膨らませます。

左「私達の言葉で  あんな風に   腕も  首も     グルグル    グルグル     回して」
右「      声で     身体も  腰も  頭だって     グルグル    無心になって」
洗濯機と言えば回転するドラムの中で洗濯物が踊ってるのをイメージする人が多いと思います。
その様子を手分けして語りながら「グルグル」とタイミングよく言って意識の力を軽く弱めます。
文字で書くとどうしても表記がずれてしまうため上のセリフだとわかりにくいでしょうが
音声では二人が個別に動きつつ、ひとつひとつのセリフをタイミングよく投げかけてくれます。

ショー催眠なら他の人の催眠を当然見てますから、最初にこういうアプローチをするのも頷けます。
この後始まるロボット化も含めて、それらが持つイメージを上手く活用して催眠をスムーズに進めます。

続く「導入」パートでは利き手、反対の手、右足、左足と体をパーツごとに意識し
彼女たちの言葉を聴きながらそれらが金属に変わって重くなるのを感じます。

左「そして、まだ私達は何も指令を出していない         出来ないんでしたよね?」
右「      私達は何も指令を出していないから 動かすことは出来ない」
ここでもロボットから連想される鉄の冷たさや重さ、そして命令を受けないと動けない性質を暗示に上手く絡めて誘導します。
このパートでは特定のセリフを重ねて言うシーンが多いので、それを聴くほど重さが強くなるかもしれません。
私の場合は両腕よりも両足のほうに強い脱力感がありました。
一通り終えたところで感覚の違いを確認する機会を設けるなど、細かな気遣いが随所に見られて聴きやすいです。

体を機械化した次は頭の機械化。
今度は二人が異なるセリフを同時に言いながら頭に重さを感じさせ
さらに彼女たちが出した信号にのみ反応できる環境を整えます。
そして最後にテストを兼ねて言われた通りに体を軽く動かします。

左「首から下は鉄やコードに組み替えられた訳ですが」
右「首から上は脳や骨  が沢山ある   訳ですが」
深化1と深化2を合わせて9分弱と時間だけを見れば結構短いです。
しかし時間に対するセリフの量が多く実際に聴くと頭がクラクラしてきます。
単に脱力させて終わりではなく条件付きで動かせるようにしてるのもロボット化に合ってて良いです。
テストシーンでは体に若干の不自由感を覚えるでしょう。

しっかり脱力してから指示通り動ける体にする緻密で重厚な催眠です。
聴き手の心と体をロボットにすることを目的に、洗濯機のイメージで軽い催眠状態にしてから
手足、胴体、頭と末端から中枢にかけて少しずつ機械の体に変えていきます。
そして催眠の入り具合の確認も兼ねて手足を軽く曲げさせます。

「腕が鉄になって重い」とか「ロボットだから命令がないと動かない」など
催眠のコンセプトであるロボット化を見据えた表現が非常に多く
深化パートにおける混乱を誘うようなアプローチも相まって後になるほどぐったりした感覚が強くなります。
途中でカウントに合わせて通電やシャットダウンの効果音を鳴らすなど雰囲気作りにも努めてます。

私自身は最初の洗濯機のイメージでそれなりのところまで入ってました。
脱力感も強めに味わえますし、催眠の感覚をとりあえず味わってみたい人にも向いてると思います。
学習しながら音で絶頂
エッチシーンは3パート18分間。
プレイは頭部/乳首/おちんちんへの通電、オナニーです。

電流を流すたびにリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りです。

右「やっぱり、ロボットでも胸は感じるんでしょうかね?」
催眠をかけて主人公の心と体をロボットに変えたお姉さん達は
会場内に未成年がいないことを確認してから大人のサービスを披露します。

エッチは彼女たちの指示に従いながら絶頂を目指します。
一番最初の「エロ_ドライ1回」パートでするのは通電によるドライオーガズム(約9分)。
初めは弱く、後になるほど強い電流を乳首や頭部に流して快感を蓄積させます。
そして続く「EX_エロ_ドライ1回」パートは範囲をおちんちんにまで広げ2度目の絶頂へと導きます。

通電2回目 回数がこなされることで学習される これが、気持ちがいいって事 初めはムズムズ 二回目は学習されたから 気持ちがいいと理解できる
電流を流すプレイと言うと痛そうに感じるかもしれません。
ですが主人公は既にロボットになってますから彼女たちも快感だけを伝えます。
電流の音を適度に鳴らし、それをトリガーに快感が高まることを学習させる流れもロボットらしいです。

他にも実験中にエラーが発生したのを受けてメンテナンスしたりと
催眠を見てる観客を楽しませることを意識したシーンがいくつかあります。
ストレートなエロはかなり薄くして、その代わり言葉で操られる快感を重点的に楽しませてくれます。

私が聴いた時には「EX_エロ_ドライ1回」パートでおちんちんにムズムズした感覚が強くなり
パート終盤の通電でそれが軽く弾ける気持ちいい感覚が味わえました。
「エロ_ドライ1回」パートにもドライの指示はありますが、あちらは慣らし運転も兼ねてるのでEXのほうがイキやすいかなと。

それに対して最後の「エロ_セルフ1回」パートはオナニーを楽しみます(約5分)。
左のお姉さんの指示で下着を脱ぎ、その後も彼女が出す電子信号の通りにおちんちんをしごきます。
「目的――おちんちんを扱く 感度――イく手前」みたいに大まかな指示を出して後は聴き手に任せる感じです。

左「右の声なんかよりも私に集中して」
右「左の声なんかよりも私に集中して」
ここでは二人が対立しながら指示を出すのがポイント。
詳しい内容は伏せますが、かなり思い切ったことをされていて面白いです。
このパートに来るまでにどちらの声により意識を向けていたかで反応が変わると思います。

軽い混乱状態に陥る人もいるでしょうね。
本気の喧嘩ではなくエンターテインメントの一環として珍しい演出を取り入れてます。
このように、快感を教えながら絶頂へと導く変わったエッチが繰り広げられてます。
操られる気持ちよさを教えてくれる作品
人間とは少し違った気持ちで絶頂を迎えられる不思議な作品です。

お姉さん達は被験者に名乗り出てくれた主人公はもちろん、周りにいる観客にも楽しんでもらおうと
催眠をかけて体のコントロールを制御し、同時に指示を出すことでロボットになった気分を味わわせます。
そして後半に入るとテストを重ねて快感と絶頂を学習させます。

内容が内容なので一般的な18禁催眠音声でするエッチとは随分違います。
ですが催眠にはしっかり入れるし、エッチも順を追って気持ちいい感覚を少しずつ強めてくれます。
普通にエッチして気持ちよくしても観客は満足しませんから敢えてエロさを抑えて進めたのでしょう。
通電音をトリガーに快感をコントロールするのもロボットらしいです。

催眠は以前から最高峰の技術をお持ちのサークルさんなだけあって安定感があります。
メインのロボット化だけでなくその前後や最中にも細かな気遣いが込められており
最大の武器である双子についても目的に応じて異なるテクニックを使用しています。
セリフを重ねてくるシーンが結構多いので聞き流す感じにしたほうが入りやすいかなと。

エッチは双子+音モノという個性の非常に強いプレイです。
催眠状態の維持がしやすいおかげでピリピリした感覚が自然と湧いてきます。
セルフパートはこの内容だと射精時に後味の悪さを多少感じるかもしれません。
スッキリ出すというよりは葛藤の末に我慢できなくなってイク感じです。

絶頂シーンはドライ2回、射精1回。
くちゅ音(電流音)そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

3周年を飾るに相応しいチャレンジ精神溢れる作品です。

CV:左…ftnrさん 右…kuroko.さん
総時間 49:00(本編…47:23 NG集…1:37)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

風俗催眠

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、それぞれに違った魅力を持つ二人の女性が
M性感をテーマにしたドM向けのサービスで気持ちいいひと時を提供します。

アナル開発、露出オナニー、顔面騎乗、射精からの潮吹きなど
普通の女性相手だとなかなかできない変態度の高いプレイを数多く行うのが特徴です。
催眠も時間をかけて深いところにきっちり落としてくれますから
催眠の心地よさ、女性の指示に従う喜び、性的快感を同時に味わいながら絶頂できます。

必須アイテムはありませんが以下のものを用意しておくとより楽しめます
・各種アナル用器具(エネマグラ・アナルパール・エイナスストッパー等)
・シリンジ(100ml)
・アナルディルド
・ローション

・吸水性の高いタオル等
・ベッドに敷く用の防水シート
・ボラギノールM軟膏
・ゴム手袋

今回は特別な器具を極力使わずに聴け、尚且つプレイが被らない構成でのレビューをお送りします。
(トラック01~09、13、14、18、19、22、23、25、27、28)

この先汚い描写があります。
食事を控えてる、あるいは食事中の方は済ませてから読むことをおすすめします。
風俗の快感をより身近に
末久 綺美(すえひさ きみ)に催眠をかけられ、風俗嬢のスズリに調教されるお話。

「さぁ これからあなたを ご主人様に支配され 喜びを感じるマゾ奴隷にしてさしあげます」
綺美は上品で穏やかな声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
主人公に催眠をかけてご主人様に喜んで従える心と体にします。

本作品はデリヘルタイプのM性感をリアルに体験させることを目的に
彼女が45分くらいの時間をかけて入念な催眠を施し
それから場所をホテルに移してスズリと多種多様なドM向けのプレイを楽しみます。

女性が二人登場する催眠音声と言うと双子をイメージするかもしれません。
ですが本作では術者が綺美、エッチのパートナーはスズリと役割をはっきり分けており
催眠とエッチでメインの話し手を切り替えるスタイルで行います。
少なくとも今回紹介する構成において複数人プレイはないことをご了承ください。

本作品の魅力としてまず挙げられるのがプレイの多彩さ。
パウダーを全身に塗ってフェザータッチするソフトなものから始まり
アナル剃毛、浣腸、アナル開発、他人に見られながらするオナニー、器具を使った前立腺責めなど
ドMをターゲットにした変態度の高いプレイが数多く登場します。

Es_Labさんは以前からアナル系のプレイを作品によく取り入れられており
今作でもソフトなものから本格的なものまで幅広く取り揃えてます。
ただ、エネマグラなどを使用するパートは実際に器具を持ってるほうがより楽しめるでしょうね。
実際にどんなプレイをするかは販売ページ中ほどにあるトラックリストをご覧ください。
びっくりするほど種類が豊富です。
奴隷の心を少しずつ育てる催眠
催眠は4パート46分ほど。
仰向けに横になった状態で軽く深呼吸してから目を瞑り
呼吸を続けながら彼女の言葉に耳を傾け心身をリラックスさせます。

「あなたがどんなにドMの変態でも ここではすべてが受け入れられる」
今回するエッチは風俗サービスにあたるため、聴き手が本気で嫌がることを彼女たちは決してしません。
変態行為や痴態を晒すことをすべて許し幸福を感じさせながら気持ちよくします。
テーマはドM向けでも進め方は非常に丁寧で受け入れやすいです。

「あなたはこれから 深い深い催眠にかかって ご主人様のことなら どんなことでも喜んでする マゾ奴隷になる そうでしょ?」
また彼女たちは音声の至るところで質問を投げかけ
それに対して同意したり指定したフレーズを実際に復唱するよう呼びかけます。

立派なマゾ奴隷になるにはご主人様の指示にすんなり従える心が重要です。
催眠の序盤からそれを育てようと綺美は様々なアプローチをします。

お次は催眠状態をさらに深めつつ、綺美の言葉を聴いて幸せな気分をさらに膨らませます。

「今まで体を支えていたベッドがなくなって すーっと体が落ちていく感覚」
今寝てるベッドから体全体が落ちていくお馴染みのイメージで
声を左右にスライドさせながら「すーっと」「落ちていく」を多めに交えて語りかけます。
まだ導入の段階なのですが、催眠慣れしてる人ならこの時点でそれなりの深さにまで入れるでしょう。
私の場合は特に両腕がだらんとして心地いい感覚がしました。

「あなたは私のことが大好きで 私のお願いなら どんなことでも喜んで従ってくれて 私のことを いつも想ってくれていて 私の命令なら どんなことでもしてくれる そんな奴隷になる」
また綺美は深化と並行して自分の言葉に従う喜びを教えます。
彼女の声は気持ちいい、気持ちいいから従いたくなる。
Mな男性が潜在的に持ってる女性への依存心をくすぐる形で表現を少しずつシフトさせます。

前項で書いたように綺美自身はエッチに直接参加しません。
だから催眠を通じて最終的にはスズリの指示に従いたくなるよう誘導します。
術者=ご主人様ではないところが珍しくて面白いなと。

続く「03深化」パートは名前の通り催眠状態をさらにさらに深めます。
カウント+暗示で一旦落とした後、人形に魂を入れるイメージをするといったもので
ここでも聴き手がマゾ奴隷として気分よくエッチに取り組める配慮が見られます。

「人形に込められた マゾ奴隷の魂に ゆっくりあなたの意識が溶けていく」
人形に魂を移せば少なくとも普段とは違う自分に生まれ変わります。
そして人形なら自分の容姿を好きに思い描くこともできます。
魂を移すシーンでもコーヒーにミルクが混ざる例えを用いながら「意識が溶ける」と暗示を入れたりと
催眠の世界にどっぷり浸らせ、尚且つエッチに向けて心の開放もさせてます。

技術力の高いサークルさんなので前のパートだけでも結構な深さにまで入れます。
そこに追加でこの深化を聴いたら被暗示性に自信のない方でも同様の感覚が味わえるのではないでしょうか。
ニッチなプレイだからこそ、より多くの人に楽しんでもらえる環境作りに努めてます。

続く2パートはエッチで催眠状態を維持しやすくするための保険。
全部で3つのキーワードを用意し、それを聴くとどうなるかをひとつひとつ丁寧に教えます。
そして実際に練習しながら無意識にしっかり刻みつけます。

本作品は総時間が3時間を越えるため、プレイの種類を増やした場合どうしても催眠が途中で解けやすくなります。
それへの対策を取ってるところも本作品の大きな魅力です。
没入感の高いプレイばかりなので瞬間的に解除されることはおそらくないと思うのですが
色んな人に楽しさや気持ち良さを提供するにはこれくらい念を押しても損はありません。

エッチを存分に楽んでもらうことを第一に考えた緻密で思いやりに溢れた催眠です。
聴き手をスズリの指示に従えるマゾ奴隷にすることを目的に
最初の2パートではリラックスや深化を進めながら声に対する良い印象と依存心を膨らませ
次の2パートはエッチに心置きなく没頭できる土台を作ります。

これまで数多くの名作を世に送り出してきたサークルさんなだけあって
催眠はあっさり入れるくらい優れてますし、随所に見られる気配りにも安心感を覚えます。
ドM向けだからといって突き放すことはまったくありませんから多くの人が癒しを感じるでしょう。
Mを喜ばせることに特化したエッチ
この構成でのエッチシーンは9パート60分間。
プレイはパウダー性感、くすぐり、アナル責め、露出オナニー、顔面騎乗、乳首オナニー、スズリの放尿、手コキ、潮吹きです。

放尿、手コキの際に効果音が鳴ります。
セルフは有りです。

「こんにちはスズリです 今日はよろしくお願いしますね」
スズリは明るくて可愛い声の女の子。
主人公がいる部屋に入り、催眠に入ってるかを確認すると
自分が準備してる間シャワーを浴びるように言います

エッチはご主人様にあたる彼女の指示に従いながら進めます。
最初の2パートは後のプレイをより楽しむ準備に近いプレイ(約8分)。
「08 パウダー性感1」はうつ伏せになった彼の全身にパウダーを塗り
「09 パウダー性感2くすぐり」は腋や足をくすぐって軽く意地悪します。

「首筋から背中にかけて すーっと指を下ろしていくよ ゾワゾワした感覚が気持ちいい」
「もっと声出しなさい 声を出せば出すほど 全身の感度が上がって くすぐったさと気持ちよさが増してくる」

そしてここからはメインの話し手がスズリに入れ替わり
ちょっぴり高圧的な態度で羞恥を与えたりMが喜ぶ責めを上手に繰り出します。
綺美はスズリの質問への答えを復唱させる際にその内容を話す程度の完全な脇役です。

催眠の途中で術者を切り替えるのはあまり良くないのですが
本作品の場合は催眠パートですんなり引き継げる暗示を入れてくれるので特に違和感はありません。
むしろの二人の個性がはっきり出ていてどちらも引き立ってるように思えます。

本作品を象徴するプレイは何と言ってもアナル責め。
ワセリンを周辺や入り口に塗ってほぐしてから指を挿入して前立腺を刺激し
エッチの後半に差し掛かると複数の指を入れたり、同時に手コキするなどハードな責めへと変わります。

「ほら ゆっくり入っていくでしょ? 中にゆっくり 括約筋が少しずつ広がっていくね?」
「ご主人様に壊され 依存して 支配されるのが気持ちいいんだろう? 変態」

実況が結構生々しいおかげで聴いてるとお尻のあたりが自然にムズムズしてきます。
責めながら「変態」と言葉責めをするなど、Mが喜ぶツボを押さえた巧みな責めが光ります。
プレイだけを見ると確かにアブノーマルですが
会ったばかりの男性のアナルに躊躇なく指を突っ込んであげるスズリの優しさも非常に印象的でした。

唯一射精シーンがあるのは「25 手コキによるウェット」パート(約11分)。
ローション交じりのねっとりした水音を鳴らしながら何度か寸止めし
さらにとっても恥ずかしい格好を取らせてからようやく射精の許可を出します。

「こうやってイったばかりの敏感チンポ擦りあげてやると 男でも潮噴けるのよ」
射精の直後に手コキを再開し潮吹きまでもっていくのがいいですね。
普通の男性を相手にする時より意識してハードな路線を貫くマゾ奴隷向けのプレイです。
手コキになってますが責められてるイメージをしながらオナニーするのも十分可能ですし
彼と同じく潮吹きに挑戦してみるのもいいでしょう。

このように、ドMを楽しませることだけを考えた奇抜なエッチが繰り広げられてます。
変態性の強い作品
催眠、エッチいずれも飛び抜けて良い部分を持ってる作品です。

綺美はドMな主人公にM性感プレイを存分に楽しんでもらおうと
催眠を通じてマゾ奴隷にとって重要な「従う喜び」をしっかり教え込み
そのうえでスズリにバトンタッチして二人の変態プレイを見守ります。
そしてスズリも彼の期待に応えようと普通のエッチとはまるで違うプレイを数多く繰り出します。

おちんちんをいじるプレイももちろんそれなりに登場しますが
やはりメインはアナルや前立腺といった男性の隠れた性感帯です。
現在それらを積極的に開発してる人は相当に楽しめるでしょうし
そうでない人もイメージによって普段と違う快感を味わえる機会を与えてくれます。

アナル重視の催眠音声が本当に少ない状況を考えると大変貴重な作品と言えます。
それに加えてできるだけ多くの人が楽しめるように色々考えられてるのが素晴らしいです。
言葉責めや羞恥を煽る責めも適度にしてくれる本格的なサービスです。

催眠は深化させる暗示とテーマに沿った暗示を組み合わせて進める高度なものです。
暗示の入れ方、表現方法、間の取り方、演技がいずれもしっかりしていて
音声を聴き始めて数分もすれば意識のぼやけや体のだるさを感じ始めます。
中盤の深化パートに入った頃には頭の中がどろどろに溶けたような心地よさを感じました。

エッチはプレイの種類が非常に多い関係で全体の概要やポイントとなるプレイだけを紹介しました。
1パートあたりのプレイ時間は3~10分程度と短いので
気になったものをいくつか組み合わせて聴くことになります。
何度も言ってますがやはりアナル系のプレイを好きな人が最も楽しめるでしょう。

この構成での絶頂シーンは3回(ドライ、射精、潮吹き各1回)。
淫語それなり、くちゅ音そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

極めて大衆的に作られてる変態向け作品です。
自分がドMだと自覚のある人にのみおすすめします。

CV:末久綺美…北見六花さん スズリ…藤野むらさきさん
総時間 3:13:22(今回の構成…1:54:20)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

マゾ奴隷化矯正プログラム‐倉屋敷矯正診療所‐

サークル「MayThird」さんの催眠音声作品。
主にCG集やデジタルノベルを製作されてるサークルさんで催眠音声は今作が初です。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴりSっ気のある女医さんが
催眠を交えた風変わりなエッチで心の内に抱えてる悩みを解消します。

「露出」と「乳首オナニー」に力を入れた変態性の比較的高いエッチが最大の特徴で
前半は観衆に裸を晒す、後半はネット越しにオナニーを披露すると方向性や刺激の強さを変えながら
彼女や他の人々の視線を強く意識させて精神面の興奮を執拗に煽ります。
アンケートに答えさせながら信頼関係を構築し、彼女の言葉に従いやすくする催眠も魅力です。
本当の自分を取り戻すために
倉屋敷矯正診療所の院長「倉屋敷紗依」からエッチな施術を受けるお話。

「どうぞ そちらの椅子に座ってください」
紗依先生は甘く瑞々しい声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項や心構えを簡単に説明すると
診療所の待合室にいる主人公に声をかけ、診察室に入ってもらいます。

本作品は現実世界だと実現が難しいタイプの欲望を発散させることを目的に
彼女が催眠をかけてから1時間近くに渡るM&変態向けのプレイをします。

最終的に彼は彼女の奴隷になってしまうのですが、それもすべて彼を気持ちよくするためのサービスに過ぎません。
彼女が色々押しつけて従わせるのではなく、自分からそうなりたいと願うように誘導します。
おかげで調教っぽいプレイとは裏腹に穏やかな雰囲気が終始漂ってます。

先生「呼吸を続ければ続けるほど あなたの気持ちは落ち着いてきます」
ナレーター「彼女の声を聞いていると あなたの気持ちは 自然と和らいでいきます」
ちなみに作中では話し手として先生とナレーターの二人が登場し
先生は主人公に語りかけたり指示する役、ナレーターは主に彼の心情や感覚を暗示として伝える役を担います。
声が非常に似てるためやや判別しにくいものの、主人公の視点に立って聴きやすくなってます。

それ以外での大きな特徴はエッチの内容と展開。
彼に露出狂の性癖があるのを踏まえて先生や他人の視線を通じてエッチな気分を盛り上げます。
ドライとセルフ両方ありますがおちんちんに触れることは一切ありません。
乳首オナニーをよくすることから乳首開発済みな人の方がずっと楽しめます。

催眠は27分30秒ほど。
先生に呼ばれて椅子に腰掛け、軽く深呼吸してからここがどこなのかを教えてもらいます。

先「ここは歯ではなく心 精神を矯正する診療所なんです」
見知らぬ場所に突然召喚されて不安がる彼に先生はこれから何をするかを丁寧に教えます。
催眠と言うと体を脱力したりカウントを数える行為をイメージするかもしれません。
ですが本作品の場合はその前に先生との信頼関係を構築するところから始めます。

ナ「すぐに答えを出さなくていい 話を全部聞いて判断したほうが安心できる そうあなたは考えました」
ナ「彼女の言葉は あなたにとって とても魅力的に思えました」

そして先生との会話の中にナレーターが主人公の気持ちを代弁する形で暗示を入れます。
入れるタイミングや表現方法に気を遣ってるおかげで、最初はごく普通だった先生の声が
後になるほど妙に心地いいとか、心に響くと感じるようになるかもしれません。
主従関係を結ぶにあたって重要となる「声や言葉に対する印象」を操作することに力を入れて進めます。

お次は再度軽く深呼吸してから施術の手始めとして先生がアンケートを取ります。
彼女の質問に対してすべて「はい」と答えるだけの簡単なもので
それを受ければ彼がどんな性癖を持ち、悩みを抱えてるかがわかるそうです。

先「1、あなたは 今の現実に不満を持っていますか?」
ナ「彼女の恥ずかしそうな声に あなたは心地よさを感じます」
そしてここでも先生は普通に受け答えする役、ナレーターはそれを聞く主人公の役を務め
合計8つの質問を通じて彼女の声に対する依存心をさらに膨らませます。
質問の内容は言ってしまうとつまらないでしょうから伏せますが、すんなり「はい」と答えられるものが多いです。
診察スタイルをとりつつ催眠状態を深めるテーマに沿った面白い誘導です。

先「あなたは既に 催眠状態を経験してるんですよ」
そうやって彼の症状を十分に把握した後、最後に先生がようやく催眠をかけ始めます。
音声を実際に聴いてみれば開始前に彼女がこんなことを言う理由がなんとなくわかるでしょう。
私もアンケートを終える頃には意識のぼやけを強めに感じました。
「気がついたら催眠にかかってた」なんて体験をする人も普通にいると思います。

病院での診察らしさを出しつつ施す珍しいタイプの催眠です。
先生との信頼関係の構築と声や言葉に対する依存心の増幅を目的に
深呼吸を適度に挟みながら先生とナレーターが役割分担して様々に働きかけます。
先生をご主人様と仰ぐための準備に専念してるため声に対する印象操作の暗示が多く
彼女の穏やかな態度も相まって聴けば聴くほど安心感が広がります。

サークルさんの処女作ということで最初は期待と不安が半々でした。
でも実際に聴いてみると全体の流れから細かな言葉遣いまで考えられていてすんなり入れました。
こちらが潜在的に抱いてる不安を上手く取り除き、先生にすべてを委ねやすくしてるところが大きいです。
最後の先生が催眠をかけるよと言うシーンは「あなたは既に催眠に入ってますよ」と教える意味合いも含んでます。

二人の話し手の扱い方もしっかりしていて正直驚きました。
処女作として見る分には比較的レベルの高い催眠です。
二つの性感帯と視線でイかせるエッチ
エッチシーンは4パート57分間。
プレイは乳首オナニー、会陰トレーニング、奴隷の契約、露出、ネット配信しながら乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精表現はありません。

先「これから 体の感度を上げていきます」
催眠を使って主人公の心を素直にした紗依先生は
本番への練習も兼ねて乳首をいじらせながら感度の高まる暗示を入れます。

エッチは先生に言われた通り体を動かしたり復唱してドライを目指します。
前半の2パートは本格的なプレイに向けての準備にあたるシーン(約27分間)。
「感度強化」は乳首オナニーや会陰トレーニングをしながら体を敏感にし
「マゾ奴隷化」は奴隷の宣誓をしたり先生の足にキスをします。

ナ「彼女に従っていれば 気持ちよくなれることを実感し より一層彼女に依存していくようになります」
乳首を実際にいじりながら感度を強化するのがやや珍しいですね。
開発済みの人ならピリッとした鋭い快感がそれなりに味わえるでしょう。
ナレーターも催眠パートに比べてセリフの量が減るものの、先生にはできない部分をカバーして没入感を高めます。

先「その乳首の快感に浸りながら 会陰にも意識を向けてください この時点でじわじわーって会陰に力が入るのなら そのまま会陰に力を入れて」
「感度強化」パートの後半で登場する会陰トレーニングも面白いプレイと言えます。
M字開脚の格好で呼吸に合わせて会陰に力を入れたり抜いたりするもので
ある程度続けるとその部分にシュワシュワ、パチパチした感覚が湧いてきます。

ただ会陰はかなりマイナーな性感帯ですから、会陰オナニーの経験によって得られる快感に差が出そうです。
この後始まる露出も含めてアブノーマル要素を多めに含んだプレイを集中的に行います。

対する後半の2パートは主人公の露出願望を満たすことに力を入れた内容。
「エロパート(ドライ)」はステージに上がり観客の前で全裸になるオーソドックスなプレイ
「エロパート(セルフ)」はネット配信しながら全裸でオナニーする破滅的なプレイを楽しみます。

先「見られている 恥ずかしく勃起した乳首を 見られている 恥ずかしい 自然と体が熱くなってきてしまう」
先「この視線を感じるだけで あなたの体は変化していく 視線を感じれば感じるほど あなたは精神的に丸裸になっていく」

視線が主役のプレイということで先生も状況説明と並行して視線を意識し、気持ちよくなる暗示を多めに入れます。
シチュは個性的だし暗示の入れ方もそれほど悪いとは思いませんが
どちらのパートもプレイを実際に始めるまでに8分近くの説明を挟んでることや
プレイ中に周りの状況に関する説明がそれほどなく、視線を浴びてる感じがしにくいところが引っ掛かります。

今回のプレイは物理的な刺激が乳首オナニーしかないため
純粋なプレイ時間が短くなるとおちんちんオナニー以上に絶頂するのが難しくなります。
最初に状況説明をしてプレイに入るのではなく、プレイしながら周りの様子を実況したほうが
時間が長く取れるし実際に裸や痴態を見られてる臨場感も出たのではないかなと。

率直に言えばかけた時間に対して得られる快感が弱く感じました。
全体的に冗長なところがあるのでセリフをもっと切り詰めたほうが密度の高いエッチになると思います。
催眠パートに比べると完成度に難があります。

このように乳首・会陰・視線で気持ちよくする風変わりなエッチが繰り広げられてます。
非日常の快感を追求した作品
どちらかというとエッチよりも催眠に光るものを感じる作品です。

女医のイメージにぴったりな優しくて落ち着いた声と性格のお姉さんが
男性の心の中に溜まってる露出願望を満たそうとエッチな催眠を施します。

催眠を始める前に簡単なカウンセリングをして不安や緊張を解きほぐし
アンケートの最中に心地よさを感じる暗示を入れて声に対する依存心を膨らませるなど
「彼女の言葉を受け入れ、従う」ことを自然にできる心の構築に的を絞り丁寧にリードします。

先「私も あなたのことが好きですよ」
そして先生も心を預けてくれた彼の気持ちに言葉と行為で応えます。
彼女がご主人様になったのは彼がドMだからであって従わせたいからではありません。
催眠をかけた後に始まるエッチも彼の性的嗜好を第一に考えたものに終始してます。
変態性の高いプレイに反して彼女の優しさを強く感じました。

催眠はナレーターの扱いがとても上手で割と入りやすいです。
主人公の心情変化をそのままなぞっていくので自分と重ね合わせやすいのもあります。
暗示の方向性、アンケートの質問と答えさせ方、その後にあるとどめの深化が特に印象的でした。

エッチは処女作だからなのでしょうが色々と引っ掛かる部分が見られます。
中でも感度強化パートを催眠の直後に置いてるのが大いに疑問です。
エッチの前に感度を強化するのはドライ系の催眠音声だとよくあることです。
ですが本作品は感度を強化した後に奴隷の契約を結び、さらにノーハンドプレイを挟んでからようやくいじり始めます。

具体的には感度を強化した45分後に乳首オナニーの指示が出ます。
これだけ間を置かれたら感度を強化する意味がないのではないかなと。
私が聴いた時もエロパート(セルフ)より感度強化パートのほうがずっと気持ちよかったです。

感度強化パートは見られる快感といじる快感を上げるアプローチがされてるので
これらを分割して前者をエロパート(ドライ)の直前に
後者をエロパート(セルフ)の直前に置いたほうが機能すると思います。

あとはナレーターを持て余してるところでしょうか。
すべてを先生に語らせるのではなく、二人で手分けして進めれば時間が短くなって密度も上がります。
催眠音声で2時間は長いほうなので集中力を維持しやすくする意味でももう少し切り詰めたほうがいいです。

絶頂シーンは3回+α(連続絶頂)。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

催眠は良いのだけどエッチがうーん…な作品です。

CV:みる☆くるみさん
総時間 効果音あり…1:55:06 効果音なし…1:54:56(両者の違いは足音やドアの開閉音の有無のみです)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
115分で700円とコスパがいいので+1してあります。

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