同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:シャンプー

   ● 【立体音響】Cure Sounds-音葉【特典音声あり】
   ● 出張癒し専門店ターコイズ
   ● ヒーリングサロンシエルーすっきりコースー
   ● 夜空の箱舟
   ● 癒しの夜
   ● 後日家
   ● 【立体音響】Cure Sounds-響花
   ● ツンデレ幼なじみのすぺしゃるヘッドスパさーびす!
   ● nitive waves 02
   ● 【炭酸マッサージ】声付き耳かき音を作ってみた番外編2【シャンプー】


【立体音響】Cure Sounds-音葉【特典音声あり】

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、穏やかで人懐っこい店員さんが
音をテーマにした癒しのサービスで安眠へと導きます。

リアルで多彩な音をふんだんに盛り込んだ音フェチ系の作りが魅力で
環境音、日常生活に根付いた音、人が生み出す音などいくつかのカテゴリを用意し
同じ音を違う手段で鳴らしながらゆっくりのんびり語りかけます。
好きな音だけを聴いてリフレッシュ
Cure Soundsで音葉から安眠できるサービスを受けるお話。

「お待たせしました~ Cure Soundsへようこそっ」
音葉は穏やかで透き通った声のお姉さん。
来店した主人公にサービスの概要を簡単に説明すると
チェックシートに自分が好きな音のタイプを書いてもらいます。

本作品は2016年10月に発売された「【立体音響】Cure Sounds-響花」と同じ世界を舞台に
彼女がおよそ110分に渡る独特なサービスをします。
海にまつわる音、はさみやキーボードを使った音、炭酸の音、リップ音とパートごとに異なるテーマを掲げ
いずれもセリフを減らす代わりに多種多様な癒しの音をたっぷり鳴らします。

最近流行りの音フェチ作品にあたるわけですが
耳かきやマッサージといった行為を通じて音を聴かせるものとは違い
彼女自身は隣の部屋でこれらを鳴らすことに専念します。


簡単に言うと主人公を我々聴き手とまったく同じ立ち位置にしてるわけです。
このおかげでサービスや器具を切り替える動作がなくなり、時間いっぱい音を楽しめるようになってます。
同系統の作品はこのシリーズ以外だと「音無奏の音フェチ研究室」くらいですね。
音に自信のあるサークルさんだからこそできる尖った作品と言えます。

優れてるのはもちろん音の量だけではありません。
どのパートも質感が非常に良く、同じタイプの音でもシーンによって動かし方や組み合わせを変えてきます。
位置や距離が目まぐるしく変わるので垂れ流してる感じはまったくありません。
疑似プレイをできるだけ現実に近づけるための工夫や演出が随所でされてます。

「このお店に来るお客様は皆、私と同じ音フェチさんなんだな~って思うと親近感が湧いてきちゃうんですよね」
これらを行う音葉はフレンドリーなキャラ。
自分と同じ嗜好を持つ主人公に最初から親しげな口調で語りかけます。
序盤は店員らしく丁寧語で話し、彼の許可をもらったあとは友達に近い態度で接します。
お店特有の堅苦しさや距離感が取り払われていて音とは別の癒しを感じるでしょう。
広く深い音の世界
受付を済ませた直後にする最初のサービスは波の音(約25分)。
前半は浜辺、後半は港と場所を変えてそれぞれに合った環境音を鳴らします。

「波打ち際だと海水の泡立ちも聴こえてくるよね 浜辺に浸み込むっていうのかな…しゅわわ~って感じの音が聴こえて心地いいよ♪」
やや遠くで聞こえてたのが足音を鳴らすにつれて徐々に近づき
波の打ち寄せる間隔も毎回微妙に違うなど細かな部分にまでこだわって作られてます。
波の音は同じリズムで寄せて引く場合がほとんどですから
本作品のように海面が揺れたり泡立つ音も入ってるとよりリアルに感じます。
質感もクリアかつ迫力があってこれを聴いてるだけでも相当に癒されるでしょう。

パート後半の港は一転して動きが緩やかになります。
湯船のお湯をかき回す音をより壮大にした感じの水音で
波の音を聴き続けた直後だからこそ余計に静けさが引き立ってます。
川の音や泉の音とも明らかに違いますし、こういう変わり種を選ぶところが個性的で面白いです。

続く2パートは日常生活にまつわる音が中心。
Track3ははさみとキーボード、Track4は炭酸水とシャンプーを使って耳に心地いい刺激を与えます。

「ふふ、なんだかシュレッダーにかけた紙みたいになっちゃった ほら、触ってる音でなんとなくわかるんじゃない?」
Track3ははさみを空切りするところから始まってボール紙を切る音
切った紙を手に取って触ったり上から降らせる音など、使用する器具全体を使って幅広い音をお届けします。
はさみも左右に細かくスライドさせるので目の前を通過してる感覚がするでしょう。

同じ切る行為でもボール紙と新聞紙では音にはっきりとした違いがあって音フェチには堪りません。
こういう何気ないものをひとつのサービスとして成立させてるのが実に素晴らしいです。
タイピングはメカニカルキーボードを使ってるおかげで音に軽快さがあります。

「はーい、炭酸飲料を注ぐ音だよ 目の前だけじゃなくって、両耳にも聴こえるように注いじゃおうっと…」
Track4は清涼感が最大の魅力。
栓を開けて耳元至近距離に炭酸水をグラスへ注ぐ音が流れ
少し経つとそれが左右に増え、さらに棒でかき混ぜて氷のぶつかる音も楽しませます。
パート後半の炭酸シャンプーも現実さながらで聴くとスッキリするでしょう。

唯一毛色の違うサービスは最後のTrack5(約21分)。
前半は吐息やリップ音、後半は「さく さく」「かた かた」といったオノマトペを言い続けます。

「これだけ傍にいると唇が触れちゃいそうだよね こんな風に耳にキスしちゃったり…」
耳元至近距離から聞こえる吐息はほのかな熱が感じられるほどリアルでした。
キスの音はゆっくり目のペースで小まめについばむライトな責めに抑えてあります。
「いいこ いいこ」と言いながら頭を撫でるシーンもあったりと、最後は彼女の優しさや温もりで安眠へと導きます。

このように、高品質な音を幅広く鳴らすテーマに沿ったサービスが繰り広げられてます。
音に包まれる作品
キャラやセリフよりも音で癒すことを目指した作品です。

音葉は仕事や生活で疲れてる主人公の心身を少しでもリフレッシュさせようと
最初の時点で書いてもらった彼の好きな音を順番に鳴らして安らぎと眠気を与えます。
そしてその様子を質量共に充実した音によってリアルに表現します。

直接お世話するのではなく自然や生活に根付いた音を鳴らす作り
シーンによってタイプや動きを変えていく流れを持たせた展開
メジャーからマイナーまで幅広く取り揃えた音の数々。
主役である効果音や環境音にとことんこだわって作品を組み立ててます。

特に音の選択や鳴らし方はディーブルストさんらしい冴えが見られます。
波の音ひとつを取ってもマンネリ感を防ぐ工夫がされており、さらに後半は場所を港へ移します。
鳴らし方も同じ場所に留まることがほとんどなく音に躍動感があります。
シンプルな内容でここまで唸らされたことにとても驚きました。

「ふふ、私ももっと上手くできるように頑張らなきゃっ お客さんも何か新しい音とか見つけたら、教えてね?」
音葉については音に比べると存在感が薄くなってるものの
彼を幸せにしようと頑張る健気な姿を見せてくれます。
音の妨げにならないよう話すタイミングや内容にも気を遣ってて良いです。

抜群に優れてる音フェチ作品です。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは9本目の満点とさせていただきました。
おまけはPRボイス、フリートーク、響花と花奏のアフターケア音声です。

CV:音葉…浅見ゆいさん 響花…柚木朱莉さん 花奏…こやまはるさん(後ろの2人は特典音声のみの登場)
総時間 2:17:44(本編…1:50:41 おまけ…27:03)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2018年9月29日まで25%OFFの600円で販売されてます。

出張癒し専門店ターコイズ

サークル「Crescendo」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、おっとりした声と態度のスキュラが
お客の家に出張し人間とは一味違う癒しのサービスをします。

彼女の特徴を最大限に活かしてお世話するのが魅力で
マッサージでは湿り気を帯びたコリコリする音を広範囲に渡って鳴らし
耳かきは通常の器具と触手を上手に使い分けて異なる刺激を与えます。
引っ張りだこな店員さんの正体は…
出張癒し専門店ターコイズの店員ラーラからサービスを受けるお話。

「こんにちはー 出張癒しサービスのターコイズから来ました ラーラと申します」
ラーラはのんびりと話す可愛い声のお姉さん。
出張サービスの依頼を受けて主人公の家にやって来ると
タコ足を見て扉を閉めようとする彼に自分のことを話します。

本作品はギリシャ神話に登場する怪物「スキュラ」の血を受け継いでる彼女が
頭、耳、肩など上半身を中心におよそ80分に渡ってあれこれお世話します。
人間の女性が担当する一般的な癒し系作品との違いを出すために
スキュラだからこそできる一風変わった手段で心身の疲れを取り除きます。

「足って言いましたけど 腕とか触腕とも言うんです その名前の通りに 手と同じように動かせるんです 便利でしょ?」
それを象徴するのが下半身に何本も生えてる触手。
ある時は手の代わりに使って体を揉み、またある時は先端を耳かき棒のように使って耳の内外をゆっくり掃除します。
また一部のシーンではこれらを組み合わせて複数箇所を同時にケアします。

実際に聴いてみると効果音の範囲が普段よりも広く感じると思います。
18禁音声で両耳舐め+フェラ+キスを同時にされた時に味わう
頭部全体を音で包まれてるような感覚に近いです。
普通にやったら違和感を覚えるサービスを彼女のキャラで上手く整合させてます。

もうひとつの特徴は音そのもの。
彼女の足音を粘着質な水音で表現し、触手を使用する音も手でする時とは明らかに違います。
体を動かしたり服を脱ぐ時の細かな音もきちんと入っており質感がどれもリアルです。
有料はまだ3作目ですがもう大手のサークルさんと並ぶレベルに達してます。

最初から最後まで触手だけを使うわけではありません。
例えば耳かきは綿棒や梵天と組み合わせてプロらしい丁寧なケアをしてくれます。
音を聴き分ける楽しさがあるので最後までマンネリ感を抱かずに聴けるでしょう。

スキュラの特徴を活かした広範囲に渡るお世話と音の幅広さ。
ふたつの「広さ」を兼ね備えた個性的で癒しのパワーも強い作品です。
質量共に優れたサービス
ラーラが主人公の家に到着した直後にするのはマッサージ(約22分)。
前半は肩、後半は背中・お腹・腕を手と触手で丹念に揉みほぐします。
ちなみに彼女のサービスはすべて風呂場で行います。

肩のマッサージは「しゅりっ」という滑らかな音、それ以外は粘性のあるコリコリした水音が使われており
ケアする部位によって位置や距離を変えながらひとつひとつ進めます。
揉む、押す、擦る、吸うといった動きを短い間隔で小まめに切り替える質の高いものです。
肩から首筋へ移るのに合わせて効果音が若干ジョリジョリしたものになるのも印象的でした。

「少し力を入れますねー 痛かったら右手を上げてください」
「大きな吸盤で甘噛みするみたいに 何度もぎゅっぎゅって吸って 血液を集めたり」

最中の彼女は人間の店員と同じく柔らかい物腰で優しく接します。
触手を使ったマッサージは通常のものよりイメージしにくいことを踏まえて
どこをどんな風にやってるか説明を挟みながらそれに対応した音を鳴らします。
元々の音質が良いので音だけでもなんとなくわかるのではないでしょうか。

「お背中をマッサージしながら お腹も一緒にマッサージしますね」
前項で説明した広範囲のマッサージが登場するのは「3.マッサージ(?)」パートから。
背中+お腹、右腕+左腕を自慢の触手で一気にお世話します。
彼女自身が「お客に好評」と言ってるだけあって、手でする時より音の面積が明らかに広く心地いいです。
音の質感や動き以外の部分でも個性を出してるのが素晴らしいですね。

最も長いサービスはその次にやる耳かき(約30分)。
彼女の太ももへ仰向けに寝転び右耳→左耳の順に触手・綿棒・梵天を使い分けて内外を綺麗にします。
そして最後に弱めの風圧で4回程度息を吹きかけます。

触手は「ちゅぷっ こりゅっ」という湿り気を帯びた音
綿棒は「くしゅくしゅ ぷすっ」という乾いててパチパチした音
梵天は綿棒よりも乾燥した広がりのある音が使われており
後のふたつは通常の耳かきと同じく掻き出したり穴の中を優しくなぞる動きをします。

「こうして くるくるって壁を撫でることもできますよ」
そして触手はそれよりもずっと多彩な動きを見せます。
耳の外側をゆっくり撫でてたかと思えば音の位置が一気に近づき
中を慎重に動きながら汚れを隅々まで落としてくれます。

全年齢向けですから脳姦とかのハードなことはやりません。
彼女らしさを出すために音の質感や動きを特徴的なものに変えてます。

このように、至るところへひねりを加えた面白味のあるサービスが繰り広げられてます。
チャレンジ精神溢れる作品
耳かきの要所を残しつつ別の方向へ発展させた良作です。

ラーラはスキュラな自分に抵抗を感じてる主人公を心から安心させようと
良い意味でモンスターらしくないフレンドリーな態度で接し
「上半身マッサージと耳かきで至福の癒しコース」の名前に沿った方法であれこれお世話します。
そしてその中に彼女特有の音や表現方法を組み込み個性を出してます。

手、触手、器具を使い分ける多彩で重厚なサービス
人間にはなかなかできない広範囲のケア、のほほんとしてる彼女のキャラ。
癒し系作品ではあまり登場しないキャラを使って新しいタイプの癒しを提供します。

「我ながらいい仕事をしました お客様も 満足したーってお顔してますね ふふっ」
本レビューはサービスや音を重視したためあまり触れられませんでしたが
これらを行う彼女も結構変わった性格をしてます。
モンスターによくある凶暴性や強引さが一切なく、むしろ彼に合わせようと色々気遣います。
ASMR作品にしては会話量が多めなのでこちらにも癒しを感じることでしょう。

Crescendoさんは前作「ヒーリングサロンシエルーすっきりコースー」の時点で作風がほぼ完成してましたから
今回は敢えてこういう変わり種に挑戦されたのかもしれません。
通常のサービスと触手を使ったサービスのバランスが取れていてきちんと成立してます。
効果音の範囲を広げる演出には癒し系作品の新しい可能性を感じました。

珍しいタイプの作品を探してる人には特におすすめします。
79分で300円ならコスパも申し分ありません。
以上のことから本作品をサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:綿雪さん
総時間 1:19:19

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

ヒーリングサロンシエルーすっきりコースー

サークル「Crescendo」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、ちょっぴり抜けてるけど腕は確かな店員さんが
お店を再び訪れた男性の頭部や耳を入念にマッサージします。

会話よりも音で癒すことを意識した音フェチ系の作りになっており
サービスはもちろん、細かな動作に至るまで専用の効果音を用意し
さらに序盤から中盤は波の音、終盤は雨音を流して癒しと爽快感を与えます。
暑い季節を乗り切るために
ヒーリングサロン シエルの店員「朝霧代菜」からサービスを受けるお話。

「あぁっ ほんとだー いらっしゃいませー また来てくれたんですね」
代菜は甘く可愛い声の女の子。
店長に呼ばれて再び来店したお客に挨拶すると
コースの概要をいくつか説明してその中から選んでもらいます。

本作品は2018年4月に発売された「ヒーリングサロンシエル」の続編。
前作でセラピストとしての第一歩を踏み出した彼女が
彼の指名を受けて暑い季節に効果的なサービスをします。
お話は完全に独立してますから2人が顔見知りなことさえ知ってれば今作からでも大丈夫です。

「こちらのすっきりコースというのは ヘッドマッサージやシャンプーとか 名前の通りにリフレッシュするものが多めになってます」
今回彼が選んだのはすっきりコース。
日本特有のじめじめした暑さによる疲れや汚れを吹き飛ばそうと
オイルや炭酸水を使った頭皮マッサージ、シャンプーといった爽快感を与えるサービスをメインに行います。
そしてすっきりできた後はオーソドックスな耳かきで締めくくります。

前作に引き続きあらゆる動作をリアルな効果音で表現しますから
それらを聴いてるだけでも相当な癒しが得られるでしょう。
総時間が長いので彼女との会話もそれなりにありますが、やはり音のほうが存在感は大きいです。

前作との違いは特徴のある効果音を多めに取り入れてることです。
例えば炭酸水はシュワシュワパチパチした音が頭部全体で断続的に鳴りますし
その次のシャンプーもやや力を入れて小刻みに擦りつつ小気味よい泡音を鳴らします。
最後の耳かきもお掃除とマッサージを兼ねてるので一般的なそれとは動きにやや違いが見られます。

水に関する環境音がバックで流れ続けるのもポイント。
耳かきの手前までは部屋に備え付けられてるスピーカーから波の音を
耳かき中は外で降り始めた雨音を聴かせて別方向の癒しを与えます。
そしてこれは現実世界の雑音を遮断し作品世界に没頭しやすくする役割も果たします。

「疲れが溜まりやすい時期なので さっき話したすっきりコースがおすすめです 新しいことを勉強したとか そういうのじゃないですよ」
代菜については良い意味で店員らしくない女性です。
プロらしい流れるような手つきでお世話しながらつい本音を漏らしたり好きなゲームの話をします。
まだ新人なのですが十分な研修を受けてるようで不安なところは一切ありません。
サービスを始める前後に少し手間取る程度で最中はどれも丁寧に行います。
涼を感じる音に包まれて
諸々の準備を終えた直後に始まる最初のサービスはヘッドマッサージ(約25分)。
椅子に座ったお客の服が濡れないようタオルとケープを身につけてまずブラシをかけ
それから中盤までは専用のオイルを使って頭皮をゆっくりマッサージし、残りは炭酸水をかけて汚れを落とします。

ブラッシングは「ささー」と若干ごわごわした摩擦音
オイルマッサージは「じゅるー」というやや荒い音、炭酸水は泡が爽やかに弾ける音といったように
早速本作品の長所である多彩かつリアルな音が色々登場します。
タオルとケープをかける音や椅子を倒す音まで入ってるのには驚きました。
動きについても丁度いい長さ、ペース、力加減で頭全体を小まめに移動するリアリティを追求したものです。

「私は(髪が)結構絡まっちゃうんですよ お手入れしないとすぐもふもふになっちゃいます」
最中の代菜は今何をしてるかをその都度説明しつつ
健康知識を披露したり自分自身のことをさり気なく話します。
専門店だとお客との距離感を大事にする作品が多いのですが
本作品の場合はそれよりも近づけて彼女に親しみを感じられるようにセリフを組み立ててます。

代菜役の和鳴るせさんはナチュラルな話し方に定評のある声優さんですから
それが活きるようにゆるーい雰囲気でしっかりしたサービスを行います。

続く「シャンプー・ハンドマッサージ」は頭部全体の調子を整えるサービス(約34分)。
シャンプーやトリートメントをかけて髪に潤いを与え
トリートメント中の空いた時間を使って手もマッサージします。

「たくさん出ちゃったから よーく泡を立てて…」
「ヘッドマッサージって お店じゃないとなかなか体験できませんよね 珍しい体験だからこそ 1回1回を素敵な思い出にして欲しいなって思います」

ポンプを押しすぎたせいでシャンプーを多く出してしまうお茶目な姿を見せる一方で
彼の体だけでなく心も気遣うプロらしいところも見せてくれます。
シャンプーは頭皮マッサージよりもやや力を入れて擦っており、音を通じて微弱な振動が頭全体に伝わってきます。
またハンドマッサージはスクラブを混ぜることで音の違いを出してます。

音フェチ作品は時間が長くなればなるほど単調になりがちです。
だから同じマッサージでも音の位置、質感、動きを変えることでその問題を解消します。
音をただ垂れ流すのではなく、実際の施術を強く意識した目的のある鳴らし方をしてます。

最後の耳かきはおよそ28分間。
倒した椅子に座ったまま右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒でお手入れし
合間にほんの少しだけ息を吹きかけます。

耳かき棒は「ぞすぞす くしゅっ」という乾いた平べったい音
梵天は「ぷしゅっ」という広く柔らかい音が使われており
前者は奥から手前へ掻き出したり奥と手前を往復させて壁を優しく擦る
後者は素早く何度も掻き出したり軸を回転させるように動きます。

彼の耳が意外に綺麗だったことから本作品の耳かきは掃除とマッサージを並行して行います。
通常の耳かきより若干刺激が強くゾワゾワする人がいるでしょう。
その一方で耳かき棒は穴の手前と奥の2パターンが存在し
奥に移ると音がざらついたものに代わり動きもゆっくりになる繊細な演出もされてます。

「雨といえば 降り始めの土の匂いもなんだか好きで 濡れた道路から ちょっと湿った空気と一緒にふわーっとくるあの匂い」
環境音が波の音から雨音に切り替わるのも魅力です。
結構強めに降ってるようですが室内にいるのでうるさく感じるほどではなく
これまでよりもしっとりした雰囲気を醸し出してます。
またこれを受けて代菜も雨に関する話題を適度に投げかけます。

専門店にしては内容が大人しいかなぁとも思うのですが
前の2パートが個性的だったからここでバランスを取ったのかもしれません。
クオリティは非常に高いので耳かき音声を数多く聴いてる人でも満足できでしょう。

このように、多種多様な音を違和感なく組み合わせた涼やかなサービスが繰り広げられてます。
ほっこりする音フェチ作品
音に対する並々ならぬこだわりを感じる作品です。

代菜は自分に再び会いに来てくれたお客を満足させ、ついでに自身のスキルアップもしようと
最初から親しげな態度で接しながら慣れた手つきで色んなお世話をします。
そしてその様子を言葉よりも音で表現し作品世界へスムーズに引き込みます。

サービスだけでなく細かな動作にまで専用の音を用意した作り
そのすべてが現実さながらのクオリティを持つレベルの高さ、これらを行う代菜のゆるーいキャラ。
専門店形式で家庭的な雰囲気を持たせた音フェチ系の物語が楽しめます。

中でも効果音と環境音はまだ有料2作目なのに大手の癒し系サークルさんに並ぶ
あるいは凌駕するほどのものを作り上げてます。
内容もタイトルのすっきりコースにちなんだものが豊富で爽やかな印象を受けました。
最終パートに他の店員が登場するシーンがありますし、今後もきっと面白いものを聴かせてくれるでしょう。

以上を踏まえてサークルさんでは初の満点とさせていただきました。

CV:朝霧代菜…和鳴るせさん 黒瀬ひな…小山ハルさん(最後のパートのみ登場) 店長…いたちゆーとさん(最初と最後のパートのみ登場)
総時間 1:49:22

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
109分で300円とコスパが非常にいいので+1してあります。

夜空の箱舟

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、夢と現実の狭間にある不思議なお店を舞台に
そこの店員さんが上半身を隅々までケアして安眠へと導きます。

効果音の質と種類にこだわったサービスをするのが特徴で
時間に対するセリフの量を極端に減らし、行為の一部始終を主に音だけで表現します。
さらに特定の音を鳴らし続けるのではなく数分ごとに切り替えて臨場感を出してます。
音で紡ぐ子守唄
夜空の箱舟の店員「みやこ」からサービスを受けるお話。

「初めまして ようこそお越しくださいました」
みやこは明るくて澄んだ声の女性。
夜空の箱舟を訪れた寝付きの悪い主人公をぐっすり眠らせようと
長時間に渡る癒しのフルコースを提供します。

本作品はストレスや不安で安眠できずにいる人々の悩みを解消することを目的に
彼女がおよそ2時間に渡って合計6種類のサービスをします。
イヤーエステ、ヘッドスパ、フェイスケア、肩や腕のマッサージ、お茶淹れ、ハンドケアとパートごとに内容を切り替え
それぞれに十分な時間を用意してゆっくりのんびり行います。

シロクマの嫁さんはおねショタやハーレムなど特定のシチュを好む傾向があるサークルさんです。
しかし今回はおよそ2年半ぶりの全年齢向け新作ということで
キャラやストーリーといった背景部分はほぼ切り捨て音にとことんこだわった作りになってます。
サークルさんによると制作のために東北までロケに行ったそうです。

最大の武器であるバイノーラル録音を駆使したリアルな音質に加え
ひとつのサービスをする中に数多くの音を用意し、それらを使い分けてさらなるリアリティを与えてます。
時間が長いのでセリフもそれなりにありますが、ほとんどは何をするかや状況説明で
それらを終えると「んっ」などの軽い掛け声を漏らしながら静かに手を動かします。
事務的と感じることはないでしょうが主役の音が引き立つよう控えめに振る舞ってます。

バックで終始流れ続ける波の音も落ち着いた雰囲気作りに貢献してます。
声や効果音を聴きやすくするために音量をやや抑えてあるものの
規則的に打ち寄せる音が耳に心地よく、現実世界の雑音も遮断してくれます。
効果音と環境音を組み合わせて癒す王道の音フェチ作品です。
ひとつひとつを丁寧に
1分30秒程度の挨拶を終えた直後に行う最初のサービスは耳のお手入れ(約41分)。
リクライニング式の椅子に座り耳の洗浄から中の掃除までをゆっくり丁寧に行います。

両耳同時に泡タイプの石鹸で洗浄するところから始まって
濡らしたタオルで拭く、乾いたタオルで水気を取る、手や指でマッサージするなど
細かなサービスを豊富に用意して音の違いを楽しませます。
このパートだけでも9種類ありますから、単純計算すると4分30秒ごとに効果音が切り替わります。

肝心の耳かきも耳かき棒、綿棒、馬の毛耳かき、梵天&息吹き、耳垢水とやることが多く
その全てで異なる効果音をリアルな質感と動きで鳴らす大変高度なものです。
位置がとても近いおかげで音が鳴るたびに微かな振動まで伝わってきます。
それでいて頭が痛くならないのは力加減に気を遣ってるからでしょう。
音と微弱な刺激によって耳かきされてる気分に浸らせるシロクマさんならではの耳かきです。

片方を一通り終えたらもう片方に移る通常の耳かきとは違い
本作品は耳かき棒は左→右、綿棒は右→左といった具合に毎回左右をお世話してから次の器具へ移ります。
膝枕とは違い彼女が動く流れなのでテンポは良いです。

「慣れてきたら馬の毛が 耳かきでは届かない細かいところに届いて すごく気持ちがいいのですよね」
この中で最も個性的なのは馬の毛耳かき(約4分30秒)。
「ぞしゅっ」という粗さのある乾いた音を左耳→右耳の順にゆっくり鳴らします。
実際に聴いてみると毛の一本一本が綿棒よりも太く感じるでしょうね。
本作品以外だと「添い寝カフェ『しろくまのしっぽ』」にしか出てこない相当にレアなサービスです。

耳をスッキリさせた次にするのは頭のケア(約26分)。
動物の毛を使ったブラシで髪をとかし、専用のオイルを揉み込んで頭皮をほぐしてから
シャンプーやトリートメントで綺麗にします。

「髪が絡まないように 柔らかな泡で包みながら」
中でもシャンプーは最も長い8分程度の時間を割き
ポリポリした泡混じりの音を頭全体にゆっくりスライドさせたり
そのまま指で優しく叩きシャワーで洗い流す様子をほぼ音だけで見事に表現してます。
ソフトな質感のシャンプーを使ってるのか、普段聴くものより音が滑らかに感じました。
タオルで拭くなどの細かな動作にまできちんと音が入ってるので、セリフなしでもサービスの様子が簡単にイメージできます。

個人的にもっともこだわりを感じたのが「05_マッサージ」パート(約19分)。
椅子を起こした後に肩や腕を手と指だけを使って揉みほぐします。

「ツボを押す時は 指の腹で優しく 指の先で押すと 痛く感じてしまうことがありますからね」
特別な器具を使うことはないので耳かきやヘッドスパに比べると音自体は地味です。
しかし肩を揉む時は音の位置が耳の下あたり、腕はそれぞれに対応した位置へと移動させ
拳を握って小刻みに叩く、手を開いてチョップするように叩く、手を組んで甲で叩くなど
同じマッサージでも色んなやり方を用意して音や動きに細かな違いを出してます。

変わった器具を使って面白い音を出せるのはある意味当たり前ですから
このパートのように特殊なことをできない状況のほうがサークルさんの実力がはっきり出ます。
叩く音を約11分も入れたのはバックで流れる波の音にかき消されないようにするためでしょう。
弾力のある振動が首のあたりに伝わってきて心地よかったです。

このように、胸から上を隅々まで癒す重厚なサービスが繰り広げられてます。
幅広い音フェチ作品
音の種類がとにかく豊富な安眠しやすい作品です。

みやこは何らかの事情でよく眠れない主人公の症状を少しでも改善しようと
疲れや汚れの溜まりやすい部位を中心に器具や手を使ってたっぷりお世話します。
そしてひとつのサービスを延々続けるのではなく、数分単位で切り替えて色んな音をお届けします。

「音の鳴らない時がない」と言えるほど音に寄った作り
それらの質感、位置、距離、動き、タイミングすべてにこだわったリアルな演出
頭を空っぽにできるよう世間話を控えて静かに進める彼女の態度。
最終目的である安眠を見据えたとても癒される作品に仕上がってます。

中でも効果音は家でやるサービスとの違いが出るようバリエーションに力を入れてます。
癒し系の音フェチ作品は単一の音を多彩な動きで表現することが多いので本作品の作風は割と珍しいです。
それでいて慌ただしさを感じないのは総時間が長くどれもゆったり進めるからでしょう。
特定の音をたっぷり聴きたい人にはやや不向きですが、音の違いを楽しみたい人にはとても向いてると言えます。

あと前項では説明できませんでしたが最後のハンドケアでヤスリがけの音を長めに用意してます。
18分ほどかけて爪切りとヤスリがけをするシンプルな内容で後者の時間はおよそ14分です。
「ずりずり」と粗さのある金属っぽい摩擦音が心地よく、途中から若干パワーを上げて違いを持たせてます。
音声作品だとかなりマイナーな音なので珍しいものが好きな人は楽しめるのではないかなと。

作りはシンプルだけど構造は奥深い作品です。
おまけは「制作の裏側お喋り耳かき」です。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 3:04:54(本編…2:26:01 おまけ…38:53)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
184分で400円とコスパがいいので+1してあります。

2018年3月31日に2000DL突破を記念して「08_雪解け道」パートが追加されました(18分30秒)。
私はこれが出る前にレビューを書き終えてたため聴いてのお楽しみとさせていただきます。
総時間には加えてあります。

2018年4月26日まで25%OFFの300円で販売されてます。

癒しの夜

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、上品でミステリアスなお姉さんが
長時間に渡る様々な癒しのサービスで心と体の疲れを取り除きます。

サークルさんが最も得意とされてる耳かきはもちろん
整髪、シャンプー、顔のお手入れ、上半身のマッサージなど
全年齢向けの範囲でできるありとあらゆる行為をリアルな音で存分に楽しませてくれます。
癒しのパワーが非常に強いですから途中で寝落ちする人が続出するでしょう。
疲れを内と外から癒す音の数々
癒しの店「月明(つきあかり)」の店主「祖月輪 真夜(そがわ まや)」からサービスを受けるお話。

「あら お客様ですか 珍しい」
真夜は上品で落ち着いた声のお姉さん。
帰宅途中に月明を偶然発見しふらりと訪れた主人公に挨拶すると
お店のコンセプトを簡単に説明してから冷たい飲み物を差し出します。

本作品は心身にかなりの疲れを感じてる人だけが訪れられる不思議なお店を舞台に
彼女がおよそ2時間30分に渡って様々な癒しのサービスを提供します。
とみみ庵さんと言えば既に50本以上出てる無料シリーズなど耳かきで大変有名なサークルさんです。
しかし今回はその割合を20分程度にまで縮小し、代わりにサービスの幅広さで勝負してます。

効果音の種類が恐ろしく豊富でその全てがリアルですから
聴いてみると自分が実際に月明にいるような感覚を抱くでしょう。
音の質感、位置、距離、タイミングといったすべての要素が完璧で素晴らしいです。
サービスそのものだけでなく、その前後最中に鳴る微かな物音まで入ってるので自然に感じます。

サークルさんの過去作との大きな違いは環境音がほとんど鳴らないこと。
休日屋や狐巫女テンの耳かきシリーズでは自然に関する音をバックでよく流してましたが
本作品では最初の導入パートと終盤の睡眠導入、お別れパート以外は敢えて無音にしてます。

効果音と会話だけで物語が形作られてるので静かな印象を抱くでしょう。
でも前述の通り効果音が多彩ですから寂しく感じることはありません。
優しい音や言葉の数々を聴いてると後になるほど気持ちが落ち着いたり眠気が強くなります。
通しで聴くと寝落ちする可能性が非常に高いので、中盤の休憩パートあたりで区切り2回に分けることをおすすめします。

「ふふふっ 私のお店が見えましたか よほどお疲れなのですね」
これらを行う真夜は一言で言えばミステリアスな女性。
プロらしい流れるような手つきで心の行き届いたお世話をしながらサービスごとに異なる健康知識を披露します。
その中で上のセリフのような意味深なことをところどころで言います。

作中では明確に語られてませんが、最後まで聴けば彼女が何者かはだいたいわかります。
丁寧な言葉遣いを維持しつつ馴れ馴れしくないレベルの優しさを見せるあたりも大人の女性らしくて良いです。
彼女とのやり取りも癒しや安眠に大きく貢献してます。
相手の症状に合わせた的確なサービス
ここからは各サービスの詳細を説明します。

冒頭の挨拶や準備を終えた後から始まる3パート48分間は頭部のケア。
「状態確認と整髪」は整髪、「頭皮のお手入れ」はオイルによる頭部マッサージ、
「洗髪とトリートメント」はシャンプー&トリートメントとパートごとに内容を切り替え
それぞれに合った音を的確に鳴らしてサービスの様子をリアルに表現します。

「髪の毛には 修復能力がないことはご存知でしょうか?」
整髪では「しゃくしゃく」と小気味いい金属音が耳のやや上あたりで鳴り始め
左右にスライドさせながら真夜がプロらしいことを落ち着いた口調で時々話します。
音フェチ系の作品なので総時間に対するセリフの量は少なく、さらに間を長めに取って効果音を聴きやすくしています。

最初は普通のハサミだったのが少し経つと梳きバサミに変わるのがいいですね。
同じサービス内に異なる音を鳴らしてそれぞれの違いを楽しませてくれます。
彼女が「髪の先端を切りそろえる」と言ってたのを踏まえて効果音を主に側頭部で鳴らすのもポイント。
頭頂部は髪の根元が集まってる場所ですから今回の整髪では手をつけないのが自然です。
こんな風にリアリティを追求した制作をされてるとみみ庵さんのこだわりが随所に見られます。

「こちらは 炭酸の入ったシャンプーです 髪表面の汚れの除去 そして頭皮の血行を促進する効果がありますので」
それに対してシャンプー&トリートメントは炭酸を使ったサービスが特徴的です。
炭酸入りシャンプーは「ぷしゅしゅしゅしゅー」という独特な音
シャワーで洗い流してから行う炭酸水での洗浄はシャンプーよりもずっと滑らかな水音が鳴ります。
どちらもシュワシュワパチパチした音が混じっていて耳に心地いい刺激を与えてくれます。
このパートは20分以上ありますから音フェチ好きには堪らないのではないでしょうか。

髪と頭がスッキリした次にするのは顔のケア(約20分)。
「お顔のケア」は専用のオイルやクレンジングクリームを使ったマッサージ
「お顔の産毛剃り」は道具を使った産毛剃りと美容液による保湿で汚れや疲れを落とします。

「緊張なさるかと思ったのですが ふふっ そんなことはありませんか ご信頼いただいてるようで 嬉しく思いますわ」
今回のサービスは完全におまかせということで開始直後は不安を感じていた主人公も
彼女のきめ細かなサービスや行き届いた気配りにすっかり機嫌をよくします。
それを見て喜ぶ彼女の姿にも癒しを感じました。
整髪やシャンプーに比べれば効果音は大人しいですが、使用する液体ごとに違った音を鳴らしますし
蒸しタオルが顔に乗ってる音なんかも入っていて品質は引き続き高いです。

軽い休憩とマッサージをした後から始まる2パート37分間はお待ちかねの耳のケア。
「お耳の産毛剃り」は機械を使った産毛剃りと耳用のジェルによるお肌の手入れ
「耳かき」は綿棒と梵天を使った耳かきで今度は内側から綺麗にします。

「この音 脳を揺さぶられるようで 私は好きですわ」
「水の中に潜っている時のような 不思議な音がしますでしょう?」

産毛剃りの時に鳴る微かな振動を含んだ控えめなモーター音
ジェルの時に鳴る「こぽこぽ」という水気混じりのこもった音がいずれも心地よく
これまで数多くの癒される音を聴いてきたこともあってかなり眠くなりました。
彼女自身も「好き」と言ってるだけあって多くの人に効果のある音だと思います。

それにさらなる追い打ちをかけるのが耳かき。
健康知識をその都度話していた今までとは違い、会話を必要最小限にまで絞り込んで
耳かき音と彼女の吐息だけが流れる静かな時間をできるだけ長く取ってます。


「耳かきに限りませんが 大きくなるにつれ できることが増えると 幼い日の記憶は 思い出と一緒に どこか遠くへ行ってしまうのでしょうね」
耳かきは今だと現実世界に専門店ができるほどメジャーなサービスですが
子供の頃は母親にやってもらった人が多いと思います。
だから彼女は主人公をできるだけその時に近づけるためにお店らしさを薄めて進めます。
効果音に絶対的な自信を持つサークルさんだからこそできる極めてシンプルな耳かきです。
耳かき棒ではなく綿棒を使ったのも彼の安眠を妨げたくない彼女の優しさなのでしょう。

効果音は綿棒が「しゅっ」という滑らかで軽い音、梵天は綿棒よりも広くてふんわりした音が使われており
前者はペースやストロークを小まめに変えながら小さく擦る感じに、後者は優しく掻き出したり擦るように動きます。
綿棒は耳の外側→穴の中の順にお世話するため両者で音の質感に微妙な違いがあります。
仕上げに行う息吹きも耳に微かな風圧が感じられてこそばゆいです。

このように、効果音と会話を違和感なく組み合わせて癒す洗練されたサービスが繰り広げられてます。
安眠効果の高い作品
聴いてるだけでものすごく眠くなる作品です。

特殊な条件下でのみ訪れることができるリラクゼーションスポットで
そこの女店主が主人公の症状に合った癒しのサービスを提供します。
そしてそれらの多くを言葉よりも音で表現し臨場感と安らぎを与えます。

品質だけでなくバリエーションも充実してる最高クラスの効果音
それらを違和感なく組み合わせて現実さながらのサービスを作り上げる極めて高度な演出力
巧みな技術と優しさの中に多少の含みを持たせた彼女のキャラ。
音フェチ系作品の要所を押さえつつ個性と物語としての面白さを持たせてます。

「忘れないでくださいませね 明日の自分は今日とは違う自分 疲れたあなたは もういないことを」
この作品を聴いて特に印象的だったのがすべてのサービスが彼のことを考えて行われてることです。
サービスを始める前に簡単な触診をしてどこに問題があるか分析し
それから頭、顔、耳、肩や腕にターゲットを絞ってそれらを隅々まで綺麗にする方針で進めます。
目的意識を持ってお世話するので各サービスに流れや統一感があります。

それが最もわかりやすく物語ってるのが終盤の耳かきでしょうね。
すっかりリラックスした彼の安眠を妨げないように専門店の中ではかなり簡素なものにしています。
数多くの小さなサービスを組み合わせてひとつの大きなサービスを作り上げてるのが実に素晴らしいです。
シャンプーして、耳かきするではなくこれらすべてを通じてひとつの目標を達成します。

作品を聴き終えた直後の感想は「とにかく眠い」でした。
時間が長くて退屈したからではなく純粋に癒しのパワーがとても強いからです。
眠気さえ克服できれば通しで聴いてもだるさは感じないのではないでしょうか。
各パートの時間が10~20分と丁度良く、効果音がどんどん切り替わっていくのが大きいです。

すべてにおいて比類なき品質を誇る音フェチ系作品です。
これだけの質と量があるのに価格が300円なのも驚異的。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは13本目の満点とさせていただきました。

CV:笹原ぽたこさん
総時間 2:31:34

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

後日家

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、店員と客から恋人同士の関係になった男女が
様々なことをしながら休日をまったり過ごします。

料理や洗濯、散歩、買い物など日常生活に根ざしたやり取りを
質の高い効果音や環境音を使ってリアルに表現しています。
耳かきやマッサージといった定番のサービスもじっくり時間をかけて行いますから
多種多様な音が作り出す空間に多くの人が癒しを感じるでしょう。
いつもと逆の立場で休日を
休日屋の店員「安土日向(あづちひなた)」と家で一日を過ごすお話。

「こんにちはー 日向です …あれ いないのかな?」
日向は明るくて澄んだ声の女の子。
休日屋から都会に住む主人公の家にやって来ると
買ってきた食材を使ってまずはご飯を作ります。

本作品は今のところ三作出ている「休日屋」シリーズの後日談。
様々なやり取りを経て親密な関係になった二人が、お店ではなく彼の家で過ごす様子が描かれています。
過去作を聴いてなくても一応大丈夫ですが、以前のストーリーを知ってたほうがずっと楽しめます。
どれも2時間以上のボリュームでたったの200円とコスパに優れてます。
休日屋」「休日屋 ━丹の家━」「休日屋 ━真家━

休日屋シリーズの一番の魅力と言えば多種多様かつリアルな音の数々です。
本作でもその長所は受け継がれており、二人が何かをする様子のほぼすべてを音だけで表現します。

「それじゃあご飯にしましょう ささっと作っちゃいますね」
例えば彼女が家に着いて一番最初にする料理のシーンでは
冷蔵庫から食材を取り出して袋を開ける、鍋に水を入れて火にかける、お肉に衣をまぶし油で揚げるなど
献立の内容に合った様々な音がタイミングよく鳴ります。
わかりにくい部分はセリフで多少フォローするものの、それ以外はほぼ全部音です。

料理ができた後には一緒に食べる音もちゃんと鳴りますし、音に対するとてつもないこだわりを感じます。
実際のところ音だけで十分にわかるくらいクオリティが高いです。
環境音は都会のものでは癒しに不適と判断されたのか、以前に比べるとボリュームは少なくなってます。
しかし音の位置や距離感をリアルタイムに変化させて車が近づき、通り過ぎていく様子などを表現しています。

本作品が持つもうひとつの特徴は日常生活の何気ないひと時を描いたシーンが多いこと。
耳かきやマッサージといった音声作品ではお馴染みのサービスに加え
先ほど説明した料理風景や洗濯、近所を散歩して買い物する様子まで登場します。

休日屋は彼女と一緒に休日を過ごす気分を味わえるのが醍醐味ですから
各サービスの合間に入る無駄な部分も敢えてカットしません。
普段の生活でよく聴く音だからこそ余計にリアリティを感じます。

「なんだか新婚さんみたいじゃないです? 一緒の家庭って感じで こういうの憧れだったんですよ」
日向は主人公と恋人同士なだけあって最初からとても親しく接してきます。
音重視といっても総時間が3時間近くあるのでセリフのボリュームは結構多いです。
店員だった時よりも自分の気持ちを素直に伝えられるようになったと思います。
浅見ゆいさんの声や演技も相まって相当な癒しのパワーを秘めています。
臨場感のある音とサービス
ここからは各パートの内容をいくつかピックアップして紹介します。

都会ならではのやり取りが登場するのはご飯を食べた後に始まる「街ははじめてがいっぱい」パート。
主人公の衣類が溜まってるのを見た日向が洗濯機にかけ、それを乾かそうと近所のコインランドリーに行きます。
さらに乾燥を終えるまでの暇つぶしにコンビニで買い物をします。

家のドアを開けた瞬間に微かな環境音が流れ始め
コインランドリーに入った後はそれが弱まり、代わりに乾燥機の稼動音が重なって鳴ります。
そしてコンビニでは入店音や店内BGMを初めとする様々な音が耳を楽しませてくれます。

「あっ おにぎりがありますよ おにぎり!」
中でも是非聴いてほしいのがコンビニのシーン。
飲み物が入ってる大きな冷蔵庫を開けた時にだけ「ブーン」という微かな機械音が鳴ったり
会計の時には店員が商品を手に取ってバーコードにかざしたり袋に入れる音まで入ってます。
現実世界で購入する様子をそのまま切り取ったような極めてリアルな演出です。

日向の優しさや彼に対する想いの強さがよく出てるのは
帰宅後に始まる「重くないですか?」と「お風呂なんて聞こえませーん」パート。
前者は彼の背中に乗って肩・首筋・腕へのマッサージ、後者はお風呂で石鹸&シャンプーをかけます。

肩のあたりを優しく擦る時は「さすさす しゅるっ」という滑らかな摩擦音だったのが
首筋に差し掛かると髪交じりのじょりじょりした音へと変化し
さらには拳を使って左右をリズミカルに叩いたり、手のひらで軽くぺしぺししたりと
特別な器具を使わずに上半身を隅々まで丁寧にお世話します。

外にいた時とは違って環境音が流れませんから静かな印象を受けるでしょうね。
彼女も多くを語らずに二人だけのひと時を過ごします。

「体洗うんですか? べっべつに どうぞご勝手に」
またお風呂ではマッサージの最後にあったやり取りのせいで彼女がちょっぴり機嫌を悪くし
彼の背中を流しながら仲直りするほのぼのしたシーンがあります。
一緒にお風呂まで入る仲なのにそれ以上のことを彼女は敢えてしません。
そのことの意味や自分の正直な気持ちを語ってくれます。
リアルな音を背景に二人の心情を描いたドラマ性のあるサービスと言えます。

メインのサービスとなるのはその後に始まる耳かき(約40分)。
膝枕の状態でオイルマッサージをするところから始まり
綿棒で細かい汚れを、耳かき棒で大きな汚れを取ってから梵天と息吹きで仕上げます。

オイルマッサージは「じゅりー すりゅすりゅ」という水分控えめで若干ざらつきのある水音
綿棒は「すしゅっ ずりずり」と面積が広く滑らかでふわふわした質感の音
耳かき棒は表が「ぞり ずぞっ」と綿棒よりも細く固い音、裏は「ずりゅっ ぞぞ ずず」と表より柔らかい音
梵天は綿棒以上に広くて柔らかい音、といったように音の質感が器具によって大きく変化します。

「今度は 耳かきの裏を使って 耳の中をマッサージしますね」
特に印象的だったのが耳かき棒の表と裏を使い分けてるところです。
表(曲がってる側)は耳垢を取り出すように奥から手前へ、裏は耳の壁を前後に擦るような動きをします。
同じ耳かき棒でも面積の広さや刺激の強さに違いがあるのがわかるはずです。

他にも穴の入り口と奥のほうで音のトーンやクリアさが微妙に変化するなど
シンプルなサービスを幅広い音で面白く表現しています。
ここまでレベルの高い耳かきはそうそう聴けません。
耳かきを最大の武器とするサークルさんの実力の高さが遺憾なく発揮されています。

このように、音と二人のやり取りを上手に組み合わせた癒しのサービスが繰り広げられています。
家庭的な作品
様々なイベントを経てくっついた男女が一緒に過ごす様子を臨場感たっぷりに描いた作品です。

日向は仕事を頑張ってる主人公が充実した休日を過ごせるように、そして自分自身も満たされるように
最初から最後まで常に一緒に行動しお世話します。
食事を作ったり、洗濯物を洗ってあげたり、お風呂で背中を流したりと
恋人よりは夫婦に近いサービスが数多く登場して癒しを与えます。

「またね 休日屋で 待ってます」
私は休日屋シリーズを「癒しの中に若干の寂しさや物悲しさを含んだ作品」と見ています。
二人の住んでる場所が遠くてなかなか会えないですし、彼女の曰くつきな境遇のこともあります。
しかし今作ではそういった部分を一切見せず限りある時間を楽しく過ごします。
終わり方もすごくあっさりしていて聴きやすかったです。

サービスについては環境音の比重を減らし、その代わり効果音を今まで以上にパワーアップさせてます。
中でも先ほど紹介した外出パートと耳かきパートが秀逸です。
前者は「他のサークルさんでは作れないんじゃないか」と思えるほど音の扱いにキレがあります。
後者は奇抜な器具や要素を取り入れてないのに驚きを与えてくれます。
もう十分優れてるのにまだまだ上を目指そうとするサークルさんの姿勢には本当に頭が下がります。

最高級の耳かきと音を使ったサービスが楽しめる名作です。
これだけの質とボリュームで価格がたったの300円とコスパも抜群。
以上を踏まえて今回も満点とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 2:46:25

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【立体音響】Cure Sounds-響花

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段は優しいけど実はSな店員さんが
「音」を使った様々な癒しとエッチなサービスを提供します。

筆記音、足音など多彩な音で気持ちよくする音フェチ要素の強い作りが魅力で
音自体のリアルさだけでなく、変化に富んだ動きや彼女のセリフも相まって
実際にその場にいる、あるいはお世話されてるような臨場感が味わえます。
音が生み出す癒しの空間へようこそ
Cure Soundsの店員「響花(きょうか)」からサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ、Cure Soundsへようこそ」
響花は上品で落ち着いた声のお姉さん。
初来店したお客に各サービスの内容を簡単に説明すると
今回のコースで使用する音のジャンルを選んでもらいます。

本作品は「音による癒し」をテーマに、彼女がおよそ2時間30分に渡って様々な音を鳴らします。
今年に入ってセリフよりも効果音を重視したASMR(音フェチ)作品が増えてますが
多くの作品では主人公が女性にお世話されてる際に鳴る音を楽しむのに対し
この作品は大部分のシーンで彼女は彼の体に一切触れず、別室で音を鳴らしながら語りかけます。

我々が普段音声作品を聴いてるのに近いスタイルですね。
シャンプーや髭剃りをするシーンも彼女が擬似プレイと明言しています。

「当店では「音」による癒しをメインに提供させておりまして、お客様がお好きな「音」のジャンルを3つだけ選ぶ事が出来るんです」
そして最中は定番のものからあまり聴かないものまで実に多彩な効果音と環境音が鳴ります。
一番最初のパートで受付をするシーンがあるのですが
お客がチェックシートに記入する音、サービスルームに移動する足音、上着を脱ぐ音など
サービス以外の部分までリアルな音でしっかり表現しています。

何らかの動きがあるシーンでは必ずと言っていいほど音が鳴ります。
音質も実録したとしか思えないほど臨場感があります。
ループ音を使ってる部分も特に見当たらず、同じ音でもペースや動かし方に違いがあります。

さらに素晴らしいのが音の動きにもこだわってることと
同系統の音を別の方法で鳴らすシーンが数多くあることです。
前者は例えば鉛筆で文字を書く音を出すときは左から右にスライドする感じに鳴らし
後者は同じ足音でも別の素材を用意して耳を楽しませてくれます。
実際のパート数よりも音のバリエーションはずっと多彩です。

「ふふ、そのように喜んで貰えますと、とても嬉しいです 私としてはお客様の心身を共に癒す事が一番の喜びですから…」
これらのお相手を務める響花はいかにも癒し系といった雰囲気の女性。
非エロのサービス中はどのパートも主役にあたる音を邪魔せず、引き立てるように語り掛けます。
音フェチ作品と言うとずっと無言になるイメージをする人もいるでしょうが
この作品に限っては彼女にもそれなりの存在感があります。

そしてエッチパートに入ると両者のバランスが崩れ、今度は彼女の個性を活かしたプレイが登場します。
非エロとエロで彼女が随分違った顔を見せてくれるところも魅力です。
明らかに音フェチなんだけどキャラも立ってる総合力の高い作品です。
日常生活に根ざした音の数々
ここからは各サービスの内容を紹介します。

非エロのサービスは5パート81分30秒ほど。
一番最初の「筆記音での癒し」パートは前半が鉛筆、後半はチョークを使い
実際に文字を書く音を鳴らして癒しを与えます。
ちなみに、サービスが始まると響花はほとんどのシーンで囁き声になります。

筆箱から鉛筆を取り出す時に鳴る「がさごそ」という軽さのある物音
「カツカツ スーッ」という流れるような鉛筆の音、それよりも若干ざらつきがありストロークも長いチョークの音。
序盤から変化に富んだ動きが生み出す音をたっぷり聴くことができます。

「昔は試験中など、しんとした空間の中で響く筆記音が心地良かったものです」
鉛筆の音などは大人になるとあまり聴く機会が無いでしょうし
シャーペンとは違う柔らかな摩擦音が耳に心地よい刺激を与えてくれます。
彼女も効果音の邪魔にならない程度に学校時代のイメージを語って後押しします。
音フェチ作品なだけあってセリフを言うタイミングや話す内容にも気を使って進めます。

続く「足音での癒し」パートは打って変わって野外の音。
砂利→軽石→コンクリートと素材を変えながら存分に鳴らします。

「石の大きさや種類でも出る音が違っていてなかなか面白いんですよ?」
彼女も言ってるように、同じ足音でも下にあるもので質感が随分変わります。
砂利道だと「ザクッ ズシュッ」と若干重みのある音だったのが
軽石になると「パリッ サクサク」と小気味良い音に変化します。
そしてコンクリートは普段よく聴く引き締まった音が鳴ります。

この中ですと私は軽石の音が最も印象的でした。
氷になりかけてる雪の上を歩いてるような音です。

「あ、川のせせらぎが聴こえますか? 穏やかな水の流れがほら…もっと近くに行ってみますね」
またこのパートはバックで流れる環境音にも力を入れてます。
セミやスズムシっぽい声が鳴ってたかと思えば
コンクリートで歩くシーンに入ると小川のせせらぎがだんだんと近づき、遠ざかります。
単に音を鳴らすのではなく、人が実際に移動してる様子も含めて表現してるわけです。

環境音を使って距離感を出す演出はまだごく少数のサークルさんしか形にできてません。
音に自信のある作品だからこそこういうシーンを用意したのでしょう。

擬似的なサービスで特徴的なのは「髭剃り疑似プレイ」パート。
シェービングクリームを器に入れてかき混ぜるところから始まり
左右のもみあげ・頬・顎を剃刀でゆっくり撫でて髭を剃り落とし
蒸しタオルで汚れを拭いてから化粧水を顔に塗ります。

「裏側のひげは見落としやすいですから、しっかりと剃っていきましょうね…」
「じりっ しゅるー」という若干ざらつきのある水音が側頭部や顔のやや下で鳴るのに加えて
側頭部は大きめのストローク、顎は小刻みにといった風に
このパートは特に音の位置取りや動きがしっかりしています。
泡をかき混ぜる音もシャンプーとは違って低く鈍いです。

非エロパートの中では最も時間が長く最後に登場するサービスですから
この音声を聴いてるうちに寝てしまう人が普通にいるでしょうね。
現実世界でも割と聴ける音を敢えて採用し、クオリティの高さで勝負しています。
エッチな音をふんだんに盛り込んだプレイ
エッチシーンは50分ほど。
プレイは胸部マッサージ、乳首責め、キス、手コキ、乳首舐め、乳揉み、SEX(騎乗位)です。
胸部マッサージ、手コキ、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

「目隠しも外さないで下さいね? 付けたままの方が効果も倍増しますから… これから何が起きてもじっとしていてください」
擬似髭剃りから1時間後、主人公が目覚めたのを確認すると
響花は引き続きアイマスクで視界を塞いだまま彼の上着を脱がし
オイルを使って胸全体や乳首を丹念にマッサージします。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
序盤のおよそ20分間は胸や乳首にターゲットを絞ったプレイ。
最初のチェックシートに「粘性のある水音が聴きたい」と彼が書いてたのを考慮し
今までとは違い実際に体に触れながらローションまみれのエッチな音をたっぷり鳴らします。

「んぅ…? 直接触って欲しい…? まだだーめっ」
「ねぇ… 響花に触って欲しいんだったら、おねだり…してくれる?」

ここでのポイントは彼女の態度。
彼が乳首に触れて欲しそうにするとわざと焦らして別のプレイを始めたり
しばらくすると自分からおねだりするよう要求します。

販売ページの下のほうで書かれてるように彼女はそれなりのSっ気を持ってます。
それがエッチに入ると聴いててわかるレベルで表面化します。
口調もですます調からタメ口になっていたりと変化が見られます。
彼女の性格を反映したややM向けのプレイです。

もちろん作品の売りである「音」も引き続きボリュームが多いです。
オイルを使ってるので体を愛撫するだけでもにちゃにちゃした音が鳴りますし
この後のシーンではくちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声を複合的に鳴らすプレイが登場します。
音の種類だけでなく扱い方においても非エロとエロで大きな違いがあります。

中盤から終盤にかけては彼女がより踏み込んだ責めを繰り出します。
オイルを継ぎ足してからおちんちんを小刻みにしごき、並行して乳首を舐め
彼の射精が近づいてくるとおまんこで刺激を与えます。

「もしかして、私のおっぱい触りたい? んふ、いいよ…それでもっと気持ち良くなれるんだったら…」
「あぁっ…気持ちいいっ! 硬いおちんぽが一番奥突いててっ… あっあっあっあっ、ああぁんっ!!」

最初はちょっぴり意地悪に振舞ってた彼女も、手コキを始めてからは普段の優しいキャラに戻ります。
彼がおっぱいを揉みたそうにしてるのを見るとすぐさま差し出し
SEXが始まってからは荒い息遣いと喘ぎ声を漏らして喜びます。

さすがにアヘったりはしませんが喘ぎ声は結構激しいです。
力強くピストンしながらキスをしたり、最後は中出しを許すなど
客と店員よりは恋人同士に近い甘さやエロさを感じます。
効果音と女性特有のエッチな声や音を組み合わせて射精を応援してくれます。

このように、若干のM性を含んだ愛のあるエッチが繰り広げられています。
音に包まれる作品
全編を通じて鳴り続ける音が魅力の作品です。

リラクゼーションスポットの店員らしいあまあまな態度のお姉さんが
長時間に渡って非エロ・エロ両方の音を浴びるほど鳴らします。
癒し系作品では定番の耳かきを敢えて外し、日常生活に馴染み深い音を採用しています。

最重要要素とも言える音質はもちろん、鳴らし方や鳴らすタイミングにもこだわっています。
音に強いサークルとして有名なディーブルストさんの中でも
ここまでストレートに音で勝負する作品は珍しいです。
同じタイプの音でも複数のバリエーションを用意するなど創意工夫が見られます。

私個人は「足音での癒し」パートが最も印象的でした。
登場人物たちが出会って部屋に移動する時など、ごくごく僅かな時間しか鳴らない音を
ひとつのサービスとして成り立たせてるところが素晴らしいです。
音の方も3種類の足音に環境音を組み合わせて広がりを出してます。

「こうしてお客様にとって心安らぐ「音」の存在がますます大きくなるはず…」
響花については音フェチ作品の宿命といいますか、やはり音に比べると脇役に近い位置づけです。
だからこそエッチで普段と違う顔を見せるシーンを用意したのでしょう。
後になるほど荒くなる息遣いに距離の近さが感じられます。

エッチは射精回数の少なさが気になるものの、音の量や厚さには目を見張るものがあります。
中でもSEX開始以降の喘ぎ声は上品で色っぽいです。
乳首責めや乳首舐めに力を入れてるのもポイントです。

絶頂回数はお客、響花ともに1回。
くちゅ音多め、喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

声よりも音を使って癒す作品です。
音フェチ作品が好きな人におすすめします。
おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:柚木朱莉さん
総時間 2:36:36(本編…2:30:31 おまけ…6:05)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
150分で800円とコスパがいいので+1してあります。

ツンデレ幼なじみのすぺしゃるヘッドスパさーびす!

サークル「+ ucca ∫ ucca +」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
声優の和鳴るせさん(18禁ではそらまめ。さん)の個人サークルです。

今回紹介する作品は、表面的には素っ気ないけど実はとっても優しい幼馴染が
頭部にターゲットを絞った4種類の癒しのサービスを行います。

音の質や位置取りにこだわった音フェチ要素の強い作りが特徴で
髪越しに指を擦る音、炭酸水をかける音、シャンプーやドライヤーの音など
パートごとに質感の異なる効果音を上手に鳴らして耳と心に癒しを与えます。
ツンデレ幼馴染のきめ細かなケア
幼馴染にヘッドスパをしてもらうお話。

「ねぇ 麦茶もらっていい? まいいわ勝手にもらうわ」
幼馴染は砕けた口調で話すちょっぴり気の強そうな声の女の子。
主人公の家に来ていきなり麦茶を飲むと
持参したマッサージオイルを見せつけ頭皮マッサージをしてあげると言います。

本作品は先日美容院で受けたヘッドスパに感動した彼女が
彼に頭部のオイルマッサージ、炭酸水マッサージ、シャンプー、タオルドライ&ドライヤーをしてあげます。
癒し系サービスでは定番の耳かきを敢えて取り入れず
頭のケアだけに的を絞った本格的なサービスです。

この手の作品で最も重要な要素は効果音の質です。
本作品はサークルさんがすべての効果音をご自分でバイノーラル録音し
どのサービスも音だけでわかるレベルの特徴的な音を組み合わせてお届けします。

簡単に言うとかなりリアルなサービスを聴かせてくれます。

音そのもののリアルさももちろん大事なのですが
本作品の場合は音の位置に対するこだわりが特に強く
サービスに応じて手や器具の動きが目まぐるしく変化します。
声や音が頭上やや後方から聞こえるので実際にされてる気分が味わいやすいです。

「あっ あんたの裸なんて見たくないし!」
タイトルにもなってる幼馴染のツンデレっぷりもポイント。
付き合いが長いのか最初から親しげに話しかけ
彼が予想外の反応をすると上のようなお決まりのセリフをぶつけてきます。
和鳴さんはナチュラルな演技に定評のある声優さんですからほのぼのした空気を感じるでしょうね。

ただし、作品のコンセプトが「音を聞かせる」ことにあるためセリフのボリュームは控えめです。
一般的な癒し系作品との違いを出すために彼女のキャラを特徴的にしています。
リアルな音を活かした多彩なサービス
ここからは各サービスの詳細について説明します。

一番最初に登場するオイルマッサージはおよそ10分間。
座った主人公の後ろにまわりオイルを手で温めた後
左右の手を別々に動かして頭部全体に馴染むように塗り広げます。

マッサージ音は最初は「すりゅっ すーすー」というかなり滑らかな水音
少し経つと「ぞりゅっ じじっ」というざらつきのある音に変化し
頭頂部、こめかみ、首筋と部位を少しずつ下げながらそれぞれをじっくり揉みほぐします。

髪越しに指を擦りつけてるのが音だけでわかるように
ジョリジョリした特徴のある音を鳴らすことが多いです。
動きについても全体を軽く撫でたり、狭い場所を小刻みに擦ったりと変化に富んでおり
その都度音の鳴る位置が微妙に切り替わる凝った演出がされています。

ですが実際のサービスに比べると音と音の間が長いと言いますか
繋ぎ目にやや違和感があるようにも思えます。
手を動かして、少し休んでまた動かすのを繰り返す感じと言えばいいのでしょうか。
個々の音はいいのだけど全体として見れば動きに多少のぎこちなさを感じます。

「痛いところとか もっとやって欲しいなーってところとか 遠慮なく言ってねー」
最中の幼馴染はツンよりもデレが強く、こちらを気遣いながら熱心にお世話します。
サービスに沿った簡単な健康知識や自分のことなど他愛も無い会話が多く
その何気なさが自然な癒しを与えてくれます。
他人行儀なところがまったくないあたりに2人の仲の良さが表れています。

続く炭酸水マッサージは7分間。
頭を下げた彼の後頭部に市販の炭酸水をかけながら指で頭を撫でます。

液体の流れる音と同時に鳴るシュワシュワ、パチパチした音が耳に心地いいです。
そして時間が経つほど泡の弾ける音が小さくなります。
彼女が炭酸水を継ぎ足すとまた大きくなり、小さくなるのを繰り返す感じです。
マッサージ音もオイルに比べると摩擦感が強くジョリジョリした程よい刺激があります。
私個人はオイルマッサージよりもこちらのほうが音に特徴があって好きですね。

3番目のシャワー&シャンプーは12分間。
場所をお風呂場へと移し、シャワーで髪を濡らしてからシャンプーをかけ洗い流します。
ちなみにこのパートだけは幼馴染の声や音が若干反響します。

「頭皮を指の腹で優しく揉んで 泡で汚れを出す感じね」
他のサービスよりも時間が長く取られてるだけあって
シャワー、シャンプーいずれものんびりと行いリアルな音を多めに聴かせてくれます。
特にシャンプーの「わしゃわしゃ しゃくっ」というふんわりした泡音は
直前の炭酸水とは随分違う柔らかさがあります。
こめかみに近づくほど音が大きくなったりと動きについても面白い部分を持っています。

このように、パートごとに違う特徴を持つ音を組み合わせた癒しのサービスが繰り広げられています。
音による癒しを重視した作品
最中に鳴る効果音の質・動き・位置にこだわりを感じる作品です。

幼馴染は心の底でちょっぴり気になってる主人公を癒すために
彼を実験台にする形でいくつかの器具を使った本格的なヘッドスパを行います。
オイルと髪が擦れる音、炭酸水が空気に触れて弾ける音、シャンプーのふわふわした音など
サービスごとに主役になる音を定め、それを鳴らしながら手をリアルに動かします。

こういうタイプの作品だとどうしても音そのものに目が行きがちなのですが
私は彼女の手の動きや位置取りのほうに光るものを感じました。
オイルマッサージとシャンプーでは動きがまるで違います。
左右の手を別々に動かし違った音を鳴らしているのも見事です。

「…付き合ってくれて ありがとね」
幼馴染についてはツンデレの肝とも言える二面性を適度に見せてくれます。
サービス終了後に2種類のエンディングがあるのもそれを意識したのでしょう。
ですが彼女の心情よりもサービスに焦点を当ててますのでやっぱり脇役かなと。
キャラの持ち味をもう少し出せていればより面白いものになったかもしれません。

耳かきとは別の方向から癒してくれる音フェチ向けの作品です。
音重視の作品が好きな人におすすめします。

CV:和鳴るせさん
総時間 1:18:06(本編…56:29 フリートーク…21:37)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
78分で600円とコスパがいいので+1してあります。
フリートークもフリーダム過ぎて面白いです。

nitive waves 02

※この作品は2016年9月26日に販売を終了しました。

2018年5月24日追記
販売が再開され現在は購入できます。


サークル「Bellso」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は耳かき、シャンプー、ドライヤーなど
様々な癒しのサービスをリアルな効果音を駆使してお届けします。

すべての行為を効果音だけで表現しているのが大きな特徴で
音声開始1秒からサービスの内容に沿った効果音が鳴り始め
セリフ無しでも十分イメージできるように音質や動きを小まめに切り替えながら進めます。
音だけで作り出された癒しの空間
5種類のサービスを音だけで楽しむお話。

本作品は「音フェチの音フェチによる音声作品」とサークルさんが銘打ってるように
耳かき、布団、シャンプー、ドライヤー、炭酸の5つのパートに渡って
誰かにお世話してもらっている様子を効果音だけで楽しみます。

「さすさす すすっ」
最中にセリフと呼べるものは一切ありません。
音声を再生すると挨拶などの前置きをすべて飛ばし早速耳かき音が鳴り始めます。
最近の癒し系音声作品は効果音の質や量にこだわったものが多いですが
それでも本作品のように女性の声をまったく入れないケースは珍しいです。

パートごとの音の方向性には大きな違いがあるものの
どれも聴いてて自然と落ち着く、癒される気分がする点は共通しています。
寝ながら聴いて安眠を得るのはもちろん
勉強や読書をする時に聴いて集中力を高めるのにも役立つでしょう。

音フェチ向け作品の最重要ポイントと言えばもちろん音質です。
セリフがなくても何をされてるかがイメージできるように
使用する器具や動かし方に至るまで練りに練られたサービスが行われています。


体験版の耳かきを聴いていただくのが一番わかりやすいと思うのですが
シーンごとに使用する器具を切り替え、それに合わせて手の動きや力加減もちゃんと変化します。
左右中央の位置取りもしっかりしていて実際の耳かきにとても近いです。
今回が2作目とは思えないほど音のレベルが高いです。

また他の癒し系作品との違いを出すために一部で特徴的な音も登場します。
わかりやすいところだと最後の炭酸水で耳を洗浄するパートでしょうか。
「しゅわしゅわ ぱちぱち」という爽やかな音が左右別々に鳴り響き、時間が経つと徐々に弱まります。
現時点でこれを取り入れてるサークルさんはごく僅かですし
実際に聴いてみると不思議な感覚がすると思います。
リアルな音を組み合わせたサービス
ここからは各サービスの内容を紹介します。

一番最初に登場する耳かきは22分間。
右耳→左耳の順に複数の器具を使ってお掃除してから最後に軽く息吹きをします。

本作に登場する器具は綿棒、耳かき棒、耳垢水。
綿棒を使って汚れを軽く落としてから耳垢水を垂らし、耳かき棒→綿棒の順で追加のお掃除をします。
(音を聴いた感じでの予想です。実際は違う可能性があることをご了承ください)

綿棒は「くしゅっ さすさす」と面積が広く滑らかな音
耳かき棒は「ずりずり じじっ」とやや硬く尖りのある音
耳垢水は「ちゃぷ くちゅっ」と若干粘性のある水音が使われており
前の2つは音だけで耳かきとわかるレベルの十分なクオリティを持っています。

さらに素晴らしいのが音の動きです。
綿棒は耳の壁を大きくなぞる、小刻みに引っかく、軸を持ってゆっくり回転させる
耳かき棒は奥から手前にやや力を入れて掻き出す、といったように
器具ごとに汚れを取りやすい動きにきちんと変化します。
数十秒ごとに動きが自然に変化するので実際にやりながら録音されたのでしょう。

力加減にも明らかな違いがありますから耳に伝わる感覚が異なると思います。
綿棒は引っかかりながら優しく撫でられる感覚、耳かき棒はちょっぴりゴリゴリした強めの刺激です。
どちらも頭が痛くなるほどではなく適度な心地よさを与えてくれます。

次に登場するサービスは布団。
主人公が寝ようとしてるのか、あるいは誰かに添い寝してもらうのかはわかりませんが
およそ12分に渡って布団の動く音だけが間を開けながら鳴り続けます。
布団の音を集中的に聞かせるサービスは珍しいですね。

「ぱんぱん すすーっ ぱすっ」
表面を撫でる、持ち上げる、軽く叩く、中に入って寝返りを打つなどこちらもバリエーション豊富です。
聴いた限りだと使用されてるのは羽毛布団なのでしょう。
どの音にも軽さがあり質感がつるつるしています。

さらに5分程度経つと効果音のトーンがやや下がり
1回ごとに音の位置が左右に動く感じで鳴り始めます。
寝返りしている様子を表現したかったのかなと。
音を出すために結構頻繁に動いてるところが引っかかりますが音質や動き自体はリアルです。

3番目のシャンプーはおよそ17分間。
シャワーで髪を濡らしてシャンプーで洗い、一旦流してからトリートメントをつけて再度流します。
お風呂場で録音されたのか音に若干の反響があります。

「じょじょーーー ばしゃばしゃ」
シャワーをかける時に当たってる部分だけ音が若干鈍くなり、ほんのり圧力が感じられる点や
シャンプーの時に左右の手を別々に使って多彩な動きを見せるところなど
これまでのサービスと同じく小さな音や動きに至るまで臨場感があります。

髪を擦ってる時のザラザラした質感もちゃんと出てますし
サークルさんの音に対するこだわりがとてもよく表れてるパートだと思います。
サービス自体はシンプルにしてリアリティで勝負する感じですね。

最も特徴的なサービスは前項でも説明した炭酸水による洗浄(約6分)。
左右の耳に炭酸水をかけ、しばらくすると継ぎ足すのを繰り返します。
こちらも当然左右で別々の音が鳴ります。

「ぷしゅーー ぱちちちち」
炭酸飲料に耳を近づけたときに聞こえるしゅわしゅわした音が
耳の至近距離から鳴るひと時は何とも言えない爽快感があります。
このパートだけはバックで時計の音が鳴るのもポイント。
炭酸の音が次第に消え、静かになるにつれてよく聞こえるようになります。
賑やかさと静けさが混在している独特なサービスです。

このように、多種多様かつリアルな音を組み合わせた癒しサービスが繰り広げられています。
音フェチにはたまらない作品
音の質、量、運用面のすべてで優れたものを持っている作品です。

音声作品では定番の耳かきから始まり炭酸水のサービスに至るまで
すべての行為をリアルな効果音だけで見事に表現しています。

バイノーラルの普及によりここ数年で効果音の質は劇的に進化しました。
ですが細かい部分を見るとサービスの流れや音の扱いに違和感のあるものは結構存在します。
そういったところにまできちんと気を配り、尚且つイメージしやすい形でお届けする。
聴き手が楽しめるように流れを持たせてそれぞれを行っています。

耳かきの一部で音だけだと判断しにくい部分があるものの
それ以外については何をされてるかがだいたいわかります。
セリフが無いからこそ全編に渡り静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。
音楽を聴くのと似た感覚で楽しめる癒し系作品です。

個人的には3番目のシャンプーが最も印象的でした。
シャワーの当て方や動かし方、シャンプーとトリートメントでの動きの違いなど
頭のあたりに何かが触れ、動いてる様子がとてもわかりやすいです。
ヘッドスパ要素も若干含んでいて手の動きが本当に多彩です。

それに対し炭酸水は純粋に音で勝負しています。
同じ音フェチ向けサービスでもパートごとに方向性の違いがあって面白いです。

敢えて声をまったくかけずにお世話してくれる個性的な作品です。
効果音重視の作品が好きな人には強くおすすめします。

CV:なし
総時間 1:07:40

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【炭酸マッサージ】声付き耳かき音を作ってみた番外編2【シャンプー】

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、ちょっぴり冷めた口調で話す不思議系の女の子が
主人公に一風変わった癒しのサービスを行います。

炭酸水を使った頭皮マッサージやシャンプーをするのが特徴で
髪越しに指で頭を擦る音や泡の音の合間に鳴るシュワシュワした独特な音が
耳と心に心地よい刺激を与えてくれます。
本日の実験テーマは炭酸水
女の子に炭酸水を使った2種類のサービスをしてもらうお話。

「あ…来た こんちは 丁度来ないかなーって思ってたところだったんですよ」
女の子は素朴で優しい声の女の子。
再び部屋にやって来た主人公を迎え入れると
洗面所に移動し一風変わったマッサージをしてあげます。

本作品はサークルさんが以前公開された「声付き耳かき音を作ってみた26」の姉妹作品にあたり
洗面所の椅子に座った彼の髪と頭を彼女が丁寧にケアします。
とみみ庵さんと言えば耳かきで非常に有名なサークルさんですが
今回は敢えてやらず、その代わりに個性的な音が鳴るサービスが登場します。

「うんしょっ これです 炭酸水で頭皮のマッサージ」
その正体はタイトルにも書かれている炭酸水。
頭皮を擦るときに頭に垂らしたりシャンプーに混ぜたりします。
彼女によると炭酸水には血行促進や皮膚の汚れを落とす効果があるそうです。

実際に聴いてみると最中は炭酸飲料を飲むときに聞こえてくる
シュワシュワ、パチパチした音が程よい音量で鳴り響きます。

シャンプーする時に鳴る泡の弾ける音とは違う爽快感のある音です。

サークルさんの他の作品と同じくすべての効果音が極めてリアルですから
様々な音に包まれてるような心地いい感覚が味わえます。
サービスのすべての動きを音だけで表現している音フェチ要素の強い作品です。

「次もありますから まだ座ってて? ね? ふふ…ちょろい」
お相手を務める女の子は恋人よりは後輩に近いキャラ。
主人公と心の距離を適度に取りながらそれぞれを一生懸命に行います。
そして合間合間にこちらを弄ぶセリフや態度を取ります。

意地悪ではなく恋愛に対してあまり興味がない感じです。
その証拠に彼女なりのやり方で信頼を表すシーンも登場します。
男女よりも友達に近いほのぼのしたやり取りが心を温めてくれます。
リアルな音を駆使した質の高いサービス
彼女が最初にするサービスは頭皮マッサージ(約7分)。
シャワーで髪を濡らし、炭酸水をかけながら指で揉んだり擦るシンプルなものです。
しかしシャワーからお湯が出る音、髪にかかる音、排水口に流れ落ちる音など
すべての効果音の質が非常に高いおかげで実際にされてる気分が強く味わえます。

「炭酸水を ぷしゅっと」
肝心の炭酸水についても水を垂らすとシュワシュワした音が鳴り始め
時間が経つにつれて消えていく細かな演出がされています。
実際に使って録音しない限りここまでリアルな音は出せないでしょう。
マッサージもこめかみあたりをじょりじょり擦る音が耳に心地よい刺激を与えてくれます。

続くシャンプーはおよそ11分間。
炭酸水を混ぜたシャンプーで髪を洗ってからシャワーですすぎ
軽くタオルで拭いた後にドライヤーで乾かします。

こちらも「ワシャ シャクッ」というシャンプーの音に混じって炭酸の弾ける音が聞こえます。
ゆっくり円を描くように動かしたり、小刻みに擦ったりする手の動きもとってもリアル。
左右の手を別々に動かして洗うので音に囲まれてる感覚が味わいやすいです。
耳かきだけでなくシャンプーも他の追随を許さないサービスを聞かせてくれます。

「(感情を込めずに)もう やだー はずかしいですぅー …これでいいですか?」
またここでは最中にちょっとしたハプニングがあり
ドキドキする彼を彼女が冷静にあしらうシーンも登場します。
普通の女性なら嫌がることを許しているのは彼に対して多少は好意を持ってるからでしょう。
落ち着いた態度の中にある彼女の優しさがうまく表現されています。

このように、リアルな音をふんだんに使った臨場感抜群のサービスが繰り広げられています。
ちょっぴり刺激的な作品
炭酸水を含めた様々な音が癒しを与えてくれる作品です。

頭皮マッサージ、シャンプーの両方に炭酸水を絡め
メインの効果音を妨げないレベルで適度に鳴らします。
炭酸水が本作品の個性なのは間違いありませんが
だからといってサービスそのものの骨組みを崩すわけにはいきません。
このへんのバランスを取りつつそれぞれを行ってるのが見事です。

今回はお湯、炭酸水、シャンプーと質感の異なる液体を使うシーンが多く
その違いを音だけでここまではっきりと伝えていることに驚きました。
効果音に一際こだわりを持つとみみ庵さんだからこそできるサービスだと思います。
音を通じて温かさや圧力を感じることができる素晴らしい作品です。

「何度かやらないと 効果が見えないのかもしれませんね そうですね またやってみるのもいいかもしれません」
女の子については前作と同じく彼を実験台として認識し、その範囲内で適度な優しさを見せます。
実験台と言われると冷たそうに感じるでしょうが
あくまで彼女がそう言ってるだけで、やってることは人に対するものと同じく温かいです。
大人びてるとも言えるし不器用とも取れる不思議なキャラです。

短時間の癒しに抜群の効果をもたらす作品です。
無料ですので過去作も含めて興味を持った方は是非お試しください。

CV:藍月なくるさん
総時間 20:43

【炭酸マッサージ】声付き耳かき音を作ってみた番外編2【シャンプー】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28864984

↑このページのトップヘ