サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、道草屋がある村の役場で働いてる気さくな女の子が
遠路はるばるやって来た男性客を3つのサービスでもてなします。
シーンごとに違うことをやりながら音と会話で癒す総合力の高さが魅力で
店員じゃないのに色々世話を焼こうとする彼女のキャラと
多種多様かつリアルな効果音を組み合わせて道草屋の世界に引き込みます。
エッチシーンもありますけど時間が短いので癒し目当てで聴いたほうが満足できます。
寒い季節を2人で暖かく
「お久しぶりです たぬさん お互い元気でよかったですよ」
なつなは丁寧語で話す可愛い声の女の子。
主人公が泊まってる部屋に来てすずなを紹介すると
バーバーすずなのことを話してから体験会を開催します。
本作品は道草屋の店員じゃないけど密接な関わりを持つ彼女が
宿泊客の男性をおよそ140分に渡ってあれこれもてなします。
2人が会うのは3回目なので友達のような関係が出来上がっており
序盤から親しげに話しながら一緒の時間を楽しそうに過ごします。
道草屋は他の作品も含めて毎回お話が独立してるので過去作未視聴でも問題ありません。
ただし、タイトルにもついてる「たぬさん」だけは理解しておいたほうがいいでしょう。
これは2人がバスの中で初めて会った時に、彼の頭にたまたま葉っぱが乗ってたことから
狸のようだと彼女が思ってこういう名前がつきました。
なつな「たぬさん シャンプーの才能ありますよ」
彼女の立場は彼と同じ宿泊客なので
道草屋の店員たちがする通常のサービスとは内容が随分違います。
具体的には彼が彼女をお世話するシーンがあったり、酒に酔った勢いでエッチな悪戯をします。
心の距離も店員より明らかに近いですし、友達と一緒に泊まってるような気分が味わえます。
また今作では道草屋のメンバーからすずなが登場します。
シャンプーのやり方を教える、食器を片付けるといった脇役に近い位置づけです。
なつなとの掛け合いもあって2人きりの時よりも賑やかな印象を受けます。
最初の「1-●バーバーすずな体験ツアー●(50分)」はシャンプーと髭剃りをするシーン。
すずなに教わる形で彼が彼女に→彼女が彼にの順でシャンプーをします。
そしてその後は彼女に髭剃りしてもらったりドライヤーでお互いの髪を乾かします。
すずな「まずはタオルからです さっきと同じですよ」
なつな「かけますよー で、シャワーですね」
そしてここでは色んな音と2人の掛け合いが癒しを与えてくれます。
すずなは教官ですけど年齢はなつなより下なので丁寧語で話し
かなり細かいところまでやり方を教えてプロの技を伝授します。
実況が多ければそれだけイメージしやすくなるから聴き手にもありがたい演出です。
音についても過去作同様レベルが高いです。
季節が冬だから環境音を流さない代わりに振り子時計の音と音量控えめな音楽で雰囲気を作り
なつなにシャンプーをする時はやや遠く、逆にされるときは至近距離から鳴らして違いを明確にします。
シャワーをかけられる時に耳の中へ水が少し入るシーンがあるのですが
そこでは実際にそうなったと勘違いするほどリアルな閉塞感が味わえます。
キャラを立てながら自然な音を鳴らす道草屋の持ち味が早速発揮されてて実に良いです。
なっちゃん先生のエッチな授業
プレイは耳舐め、乳首責め、手コキ、キスです。
手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
なつな「お・み・み アンダースタン? オーケーオーケー じゃ したげますよ」
夕食の時にお酒を飲んですっかり酔っぱらったなつなは
耳かきに集中できないから代わりに耳舐めを始めます。
エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート13分間は教師になりきって軽く意地悪するシーン。
「3-旅行者おむね調査(約7分)」は左耳舐めと乳首責め
「4-なっちゃん先生(約6分)」は耳舐めしながらこたつの中に手を入れておちんちんをしごきます。
なつな「ねぇたぬさん しゅりしゅりーって撫でるのと くっとつままれるのって なんか違う?」
なつな「あ、なんだペンですか でもちょっと大きいペンですね 掴んでみましょっか」
彼女は普段から彼にソフトなスキンシップをしてますけど
ここではそれよりもずっと踏み込んだことをやって男性を弄ぶ快感を味わいます。
彼が抵抗したり襲ってこないことを理解したうえで耳と乳首をゆっくり責め
手コキの時は生徒に持ち物検査をするイメージプレイに近いやり方でさり気なく責めます。
道草屋は過去作も含めてストレートな淫語を言ったことが一度もありません。
だから今作もおちんちんをペンに見立てていじるスタイルを取ってます。
我慢汁が出てきたら「インクが漏れてる」と言いますし、何をしてるかすぐわかります。
最後の「5-ぬるぬるたぬぺん(約11分)」は射精に向けて本格的に追い込みます。
前半は耳舐めと手コキを同時にやる前のパートと同じ責め方だったのが
途中からキスに切り替えリズミカルにしごいて気持ちよく出させます。
ここも教師になりきってエッチな質問をしますけどそんなに難しいものではありません。
彼が無事答えられたらちゃんとご褒美をあげますし、前の2パートよりも優しい態度で接します。
彼女が登場する作品でキスをするのはこれが初めてのはずですから
2人の関係が以前よりも多少前進したように感じます。
エッチを終えた後に始まる「3-●イヤーキャンドルと耳掃除。●(約47分)」は再び非エロのサービス。
換気を取ったり彼女はお風呂に入って気持ちを切り替えてから
先ほどできなかった耳かきとイヤーキャンドルで彼を癒します。
なつな「たぬさん もう年末ですよ もう今年終わり 早いですね」
普通なら気まずい雰囲気になりそうなのに、彼女はいつも通りの気さくな態度で接します。
酔った勢いで悪戯したことを反省してるようですけど、彼とエッチしたこと自体は別に後悔してません。
「ずずっ」という乾いててざらつきのある耳かき音をゆっくりペースで鳴らしながら
季節のこと、この村のこと、自分のことなどをのんびり話します。
一番最後に彼をハグしながら眠りにつくところにも彼女の心情が窺えます。
イヤーキャンドルを使う時間はおよそ24分と長めです。
ロウソクのような長い棒を耳に刺してから火をつけるサービスで
「じじじじ」という優しい燃焼音が耳元で鳴り続けます。
これを取り入れてる作品は他だと「癒し上手なノノさん」だけなので結構珍しいです。
耳かきは右耳だけ行い、イヤーキャンドルは右耳→左耳の順でお世話します。
このように、なつなの魅力を引き出しながら癒しと興奮を与える和やかな物語が繰り広げられてます。
キャラも音も楽しめる作品
なつなは道草屋を再び訪れた主人公と楽しい時間を過ごそうと
友達のような近い距離感でシャンプーや髭剃りをします。
そしてその後は酔った勢いでエッチしたり、耳かきやイヤーキャンドルを使いながらのんびり雑談します。
村の役場で働いてる気さくな女の子が冬の日に癒したり気持ちよくするシチュ
ほぼ対等な立場で接しながらそれに合ったサービスをする展開
彼女がすぐそばにいる気分が味わえる多種多様かつリアルな音の数々。
従来の店員たちとは違う要素を持たせて道草屋の世界をさらに広げます。
中でも2番目は店員とお客の関係だとできないことをやってて面白いです。
彼女は彼と同じ宿泊客だからわざわざお世話する必要はありません。
それでもするところに人柄の好さや彼に対する特別な感情が込められてます。
自分の意思でキスやハグをしてるのだから一定以上の好意は持ってるはずです。
エッチは過去作と同じで時間、内容いずれも控えめになってます。
でもイメージプレイっぽくしてるところはそそるなぁと。
癒しがものすごく充実してるから物足りなさはまったくないです。
射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえてサークルさんでは31本目の満点とさせていただきました。
CV:なつな…丹羽うさぎさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 2:17:11
オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点
体験版はこちらにあります