同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:ケチャップ味のマヨネーズ

   ● オナニー大好き少女のオナニー禁止地獄
   ● 捕虜になった女騎士 腹パンサンドバッグ
   ● ロリババアサキュバス「リル」が魔法に失敗して絶叫地獄
   ● 陵辱技術研究センター評価試験部FILE01
   ● お嬢様の奴隷
   ● 催眠奴隷館01 さなえ
   ● スライムと女戦士


オナニー大好き少女のオナニー禁止地獄

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、重度のオナニー中毒患者な女の子が
1か月間のオナ禁に挑戦する様子を彼女の心の推移を中心に描いています。

オナ禁を始めた初日、1週間後、3週間後と日を追うごとに
彼女が我慢する様子を吐息や喘ぎ声を使ってエッチに表現するだけでなく
貞操帯や媚薬といったアイテムも用意することで
最後まで何が起こるかわからないストーリーにも仕上がっています。



オナニー大好き少女に課せられた過酷な試練
聖涼院学園の一年生「星冬みか」が1か月のオナ禁に挑戦するお話。

「はぁ はぁ オナニー 気持ちいいよぉ」
みかは明るくて可愛い声の女の子。
小さい頃からオナニーをしまくっているオナニー大好きな彼女は
今日も自室で日課のオナニーを楽しんでいます。

本作品は学園の寮でオナニー三昧な生活をしている彼女への罰として
学園長が1か月間オナニーを禁止するよう言い渡します。
紳士淑女を育成する学園として破廉恥な行為を禁止しているのに加えて
共同生活の場で他の生徒に迷惑をかけていることが大きな理由です。

「(クリトリスを)ちょっと痛いくらいに強く擦るのが とっても気持ちよくて 刺激が強くて もう耐えられないって 声が出ちゃいそうになるの」 
しかし彼女はこの歳でディルドーをおまんこに挿入し
子宮に打ち付けるのが大好きなほど自分の体を開発しているオナニー中毒。
オナ禁前に流れるいつものオナニー風景を聴いただけでも
彼女がいかにオナニーを愛し、楽しんでいるかが強く伝わってきます。
何と言いますか、すべてを忘れて快楽に溺れているかのような幸せそうな声を上げます。

そんな彼女にオナニー禁止と言い渡したところで到底完遂などできません。
そこで学園長は革・金属・ガラスを使った特殊な貞操帯を装着させます。
しかもそれだけに留まらず、毎日とあるお薬を飲むようにも言います。

貞操帯はともかくこの薬が何なのか、彼女にどんな効果をもたらすのか。
ストーリー性だけでなくスパイスとなる小道具を登場させて
オナ禁という行為を面白く演出している
のが本作品の大きな特徴です。
ボイスドラマとして聴いても十分楽しめるクオリティを持っています。



壊れていく心と理性の狭間で
エッチシーンは7パート52分間。
プレイはオナ禁、オナニーです。
オナニーの際にリアルな効果音が流れます。

「こうして 私の罰が始まりました 罰の内容は 自慰行為の禁止」
オナ禁しない限り学園から追い出すと学園長に言い渡されたみかは
自分の日常を取り戻すために1か月間のオナ禁に挑戦します。

エッチはオナ禁開始当日、1週間後、3週間後の3つのシーンに渡って
彼女がオナニーできないもどかしさに必死に耐える姿が描かれています。
テーマがオナ禁ですからプレイらしいプレイはほとんど登場しないのですが
そのソフトさを興奮した彼女の吐息や息遣いが見事にカバーしています。

「すぐ近くまで 手が届くのに でも触れないなんて そんなの 生殺しだよぉ」
「おまんこぉ おまんこ ぐちゅぐちゅしたいよぉ」

初日の夜、無事に授業を終えて寮に戻ってきたみかは
これまでずっと日常的に行ってきたオナニーができなくなった事実に直面し
切ない声や荒い息を漏らしながら貞操帯を指で必死にかきむしります。
彼女からすると辛そうなのですが、聴いてる側からすると妙に艶めかしく感じます。

もちろんこれだけではありません。
前項で書いたお薬には媚薬効果があるらしく
そのあまりに強烈な効き目に彼女はメスのような恥ずかしい声を上げます。

「くぅぅぅぅん いぃぃぃぃぃ きたぁぁぁぁぁ これ やっぱりしゅごいぃぃぃ」
上のセリフはオナ禁開始1週間後にお薬を飲むシーンなのですが
アヘ声を漏らしながらオナニーしたい衝動に狂い始めます。
他の作品ではなかなか聴けないタイプの痴態ですね。

そして迎えた3週間目。
あまりにも過酷すぎる仕打ちに心が壊れそうになったみかは
せめて貞操帯だけでも外してもらおうと学園長に懇願し、割とあっさり了承されます。

これだけ聞くと事態は進展したように思えるかもしれません。
しかし実際はそのまったく逆で、ここから真の地獄が始まります。
彼女は自分の意思だけでオナニーしたい欲求と戦わなければならないからです。

「今 触れるっ 触れるっ 触れるんだよ …ダメェ ダメなの 触っちゃダメなのぉ」
今までどう頑張っても得られなかった快感がすぐ手の届くところにある。
そんな誘惑を目の前に彼女は自分に何度も言い聞かせながら必死に耐え続けます。

しかしこの日も当然例のお薬を飲まなければなりません。
最後の一線で頑張っていた彼女の心が最終的にどちらに傾くか。
このシーンが最大の山場であり最も心が高ぶるポイントと言えるでしょう。

このように、少女の心を中心とした綿密なエッチが繰り広げられます。



いつの間にか世界に引き込まれていく作品
純粋な抜きボイスよりはボイスドラマ的な要素の強い作品です。

自分なりに覚悟を決めて臨んだオナ禁に対して
オナニー大好きな少女が一生懸命頑張る様子をとてもリアルに描いています。
彼女はオナニー無しでは生きていけないと自負するほどの中毒者ですから
今回の試練は想像を絶するほどに過酷なはずです。
その苦悩っぷりを音声だけでここまではっきりと伝えてくれたことにとても驚きました。

しかも彼女の性格を考慮して貞操帯を用意し
最初の3週間は絶対に完遂できるようにストーリーが組み立てられています。
そして最後の最後に究極の試練を設ける。
聴き手が最後まで楽しく聴けるような仕掛けがきちんと用意されています。

お薬についても実は媚薬効果以外に特殊な効用があります。
それは本当に最後まで聴かないとわかりません。
単なる小道具に済ませず、明確な意味を持たせながら用いているのが見事です。

私はこの作品を聴き始めた当初、学園長が貞操帯とお薬を用意したのは
みかに対して意地悪をするためだと思っていました。
でも聴き終えてみればそれはまったく逆で
この2つのアイテムは彼女に完遂してもらうための優しさだったと考えています。
どういう形であれ、彼女がこれらに助けられていたのは事実です。

エッチは苦しみに耐える展開から悲痛な声を上げるシーンもあります。
しかしそれこそ耳を覆いたくなるほどに心が痛むタイプではありません。
ちょっぴり辛そうだけど興奮できるくらいのレベルに収まっています。
過去に腹パン作品を出されているようなサークルさんなのを考えると
今回は思いのほかソフトな雰囲気に留まっているなと。
喘ぎ声多め、淫語とくちゅ音そこそこです。

オナ禁をまったく逆の視点で描いている非常に珍しい作品です。
女の子をいじめることに興奮を覚える人や
ちょっと変わったスタイルのボイスドラマを楽しみたい人にお薦めします。

おまけはオナ禁後の日常風景です。

CV:みか…分倍河原シホ(彩瀬ゆり)さん 学園長…餅よもぎさん 友達…渡会ななせさん
総時間 本編…1:09:37 おまけ…5:17


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

捕虜になった女騎士 腹パンサンドバッグ

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。(R-15指定)

本作品は捕らわれの身となった女騎士が盗賊たちにとことん腹パンをされます。
(腹パン…腹パンチ、ボディブローのこと)
音声作品の中でも非常にニッチでちょっと他に思いつく作品がありません。
このジャンルが好きな人は「ようやく来たか!」と喜んだのではないでしょうか。

ジャンルのユニークさに胡坐をかくことなく音声作品としてもきちんと作り込まれており
腹パンの1発1発についてどこをどのように殴るかを綿密に描写し
食らった瞬間の女騎士の反応とその後の肉体および精神へのダメージ具合を
呻き声や荒い息遣いで臨場感たっぷりに表現しています。

※この先、精神衛生上あまりよろしくない表現がいくつか登場します。
できれば食事の前後には読まないことをお薦めします。



礼儀正しい騎士と気さくな盗賊
女騎士が盗賊から様々なタイプの腹パンを何度も食らうお話。

「騎士であるこの私が 盗賊団を捕まえに来たのに 反対に捕らわれてしまうなんて」
女騎士は礼儀正しく甘い声の女性。
仲間の静止を振り切って一人で盗賊の隠れ家に乗り込んだところ
落とし穴にはまって逆に彼女たちの捕虜になってしまいます。

本作品はいきなり腹パンをするのではなく、そこに至るまでのストーリーも描かれており
最初の2パートは彼女を捕えている盗賊団のリーダーと軽いやり取りをします。
音声作品としてはやや珍しくこの2人が掛け合う形で物語は進行します。

内容は女騎士がリーダーに1対1の決闘を申し込む、といったもので
今回は相手を殺さないように武器は使わず素手で行います。
戦闘なら明らかに女騎士が有利に思えるかもしれませんが
彼女は落とし穴に落ちた際に足を痛めていて思うように動けません。
キャラの性格や物語の背景などもきちんと設定し、違和感なく腹パンへともっていきます。
ボイスドラマとしても結構楽しめるのではないかなと。

「おい! さっきから何をごそごそしてるんだ?」
盗賊団のリーダーはやや粗い言葉遣いをするトーンの低い声の女性。
女だけで構成されている盗賊団の頭目である彼女は、女騎士の半ば無茶な申し出に対して
意外にも快くそれを承諾し、女騎士の縄を解いてやります。
盗賊よりは義賊っぽい印象がする彼女の言動に好感を持つ人がおそらくいるでしょう。

「騎士様ってかなり可愛いし 殴って欲しそうなほど お腹露出させてるし あぁ すごくエロい声出して苦しむんだろうなぁ」
しかし彼女は盗賊ですから当然正々堂々と戦う気はありません。
「殴ってください」と言わんばかりに露出した女騎士のお腹をいかに気持ちよく殴るか
そのための算段をきちんと立てているから受けるのです。



殴り方にまでこだわった濃厚な腹パン
腹パンシーンは4パート合わせて45分ほど。

最初は決闘で女騎士の隙を伺いながら盗賊が何度か攻撃し
その後若干ルールが変更されると彼女の部下たちも加わって立て続けに腹パンをかまします。
当サイトでは前者を「決闘」、後者を「リンチ」と勝手に命名してこの先説明していきます。
テーマがテーマなので女騎士が反撃するシーンは一切ありません。
また殴ったり嘔吐する際にリアルな効果音が鳴ります。

「腹パンを音声としてどう表現するのか?」ここが一番の焦点になるわけですが
本作品では殴る前後の様子をとても丁寧に描写することで
女騎士の苦しみと盗賊の愉悦をバランスよく聴き手に伝えています。


「でも今の一撃 結構深くめり込んでたよね?」
「お腹を ぐちゅっと潰す感じのアッパーですね でも こういう攻撃は 何度も食らったことありますから」

決闘での腹パンはやり取りをしながら1発ごとの効き具合を確認するスタイル。
数分ごとに一撃を入れながら、盗賊が女騎士に「痛いでしょ?」と訊いてきます。
この時点では腹筋も使えるし腰を引いてダメージを軽減できるため
女騎士は普通に受け答えするし、のたうち回ったりもしません。
腹パンの入門編ってところでしょうか。

「効いてませんから 全然平気ですから…」
女騎士も訓練で何度も腹パンを食らった経験があるそうで
平気とまではいきませんが強がりを言うくらいの心の余裕が見られます。
騎士ですしメンタル面は相当に鍛えられているのでしょう。

「やめてください お腹に膝蹴りは… えへっ えうぅ ごほっ」
しかし数発攻撃を受けて盗賊が相当な達人であることを思い知ると
その仮面もだんだんと剥がれて悲痛な声を漏らし始めます。
特に終盤に登場する膝蹴りシーンは強烈で、食らった時の声もそうですが
その後の呻き声を上げながら必死に嘔吐感を抑えようとする姿に心が痛みます。
普通の聴き手ならこのあたりでギブアップするのではないでしょうか。

「額を地面に擦りつけて 身動き一つ取れないなんて …可愛すぎるっ!」
それに追い打ちをかけるように放たれる盗賊のセリフも容赦がありません。
女騎士が悶絶する姿に大いに喜び、この後さらに手厳しい攻撃を加えようとします。
この2人の様子の落差が非常に大きくその場の凄惨さを何よりも克明に物語っています。

対するリンチシーンは殴り方にこだわるスタイル。
女騎士を実験台にして腹パンに未熟な部下たちに殴り方をレクチャーしたり
試しに殴らせてそれぞれを評価したりします。
完全にサンドバッグ状態ですね。

「お腹の真ん中 特にうっすらと筋が浮いているだろう? そこを狙って殴ればいいからね」
「お臍あたりの腸は 腹膜に守られているけど 胃袋は守られてないからね」

レクチャーの内容は単に「どこをどう殴る」だけではなく
人間の体の構造、特に筋肉や内臓の位置についても言及している本格的なもので
盗賊が腹パンに対して並々ならぬ情熱を持っているのがひしひしと伝わってきます。

「じゃあ次は 胃袋を掴むいじめ方をしようか ストマッククローね」
「ぐっ えぐっ ぐはっ えっ えへうぅ」

極めつけは最後の方に登場するストマッククロー。
一度腹パンをして拳をお腹にしっかりめり込ませてから
指を使って胃袋の位置を探し当て、掴みます。

途中で何度か失敗して他の部位を掴んでしまうのですが
その時の声と胃袋を掴んだ時の声が明らかに違って
女騎士がこの攻撃にどれだけ苦しみを感じているかがよくわかります。
私も記事を書くのでなければきっとイヤホンを外していたでしょう。

ちなみに腹パンの回数はおよそ19回です。
紹介した以外にもエグい殴り方がたくさんありますので
腹パンフェチな方でもおそらく満足していただけます。

このように、とことんまで腹パンを追求したぶっ飛んだプレイが楽しめます。



腹パン好きにはたまらない作品
一番の売りである腹パンに加えてボイスドラマとしても優秀な作品です。

礼儀正しく正直な女騎士と狡猾な盗賊とのやり取りが普通に面白く
女騎士の自尊心を煽ってリンチプレイへ持って行ったりと
キャラの個性を活かして腹パンを始めるまでの道筋やその後の展開を組み立てています。
作品のコアとなる腹パンも1発ごとに意味や価値を明確に定め
それらを食らわせながら女騎士の心と体が徐々に崩れていく様子も描いています。

そして後になるほど生気を失っていく女騎士とは正反対に
どんどん活気づく盗賊の姿が非常に残酷で印象的でした。
盗賊が話している間も後ろで女騎士の息遣いが聞こえるのがいいですね。
2人の様子が把握しやすく、その場のヤバさが伝わってきます。

女騎士の声も最初はまだ可愛さが残っていたのが
終盤は嘔吐するようなややグロい声を上げて苦しみを露わにします。
正直かなり人を選ぶ声ですが好きな人ならゾクゾクするかなと。

腹パンについても人によって大きく好みがわかれるでしょうが
ボイスドラマ的な観点から見ると恐ろしいほどに洗練されています。
聴く前は漠然と「ドカドカ殴りまくるのかな?」と予想していただけに驚きました。

そして殴られた際の女騎士の反応も殴り方や殴られた部位でどれも違って
視覚的な情報無しでも十分イメージできるような演技がされています。
声優さんもかなり考えながら演技をされたとのことで、その努力が結実していると言えます。
私も聴き終えた際にお腹のあたりに軽い痛みを感じていました。

ジャンルのニッチさを考慮して当サイトではやや低い点数とさせていただきましたが
完成度が非常に高く好きな人ならまず確実に満足できる作品です。

おまけは長瀬さんと渡会さんによるフリートークです。

CV:女騎士…長瀬ゆずはさん 盗賊…渡会ななせさん
総時間 本編…1:04:59 おまけ…12:05


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

ロリババアサキュバス「リル」が魔法に失敗して絶叫地獄

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。

こちらは可愛い声の尊大なサキュバスが普通に精液を絞り出す様子と
一転して凌辱されるまるで正反対のシチュが同時に楽しめる作品です。
前半は幼い容姿の女の子に罵られながら射精するM向け
後半はその彼女が色々なところを犯されるS向けの展開と属性的に両極端なのも特徴です。

今回のサキュバスには珍しく処女設定がされているため
挿入前のシーンにかなり力が入れられています。
必死で許しを請う彼女が無慈悲におまんこを貫かれて痛みに苦しむ様子には
なかなかの背徳感があり興奮を掻き立てられることでしょう。



偉そうな口調の可愛いサ キュバス
サキュバスのリルが触手に凌辱されるお話。

「お いたな 私の能力で感じたとおり若くて それも精力がありそうな男だ」
リルは声は可愛いがとても落ち着いた口調で話す女の子。
魔法を使って主人公の家に突然やってきた彼女は
早速お腹を満たすために彼の精液を搾り取ろうとします。

「私にとっては 部屋の壁をすり抜ける魔法なんて朝飯前なんだぞ すごいだろう? えっへん」
彼女はとても幼い見た目ながらも500年以上生きており
様々な魔法を使いこなすなかなかの実力者。
…なのですが、幼児体型のロリババアキャラなのであまりそれっぽく感じられません。
このへんのギャップが彼女の魅力の一つと言えるでしょう。



一心不乱に許しを請うサ キュバス
エッチシーンは4パート38分ほど。
プレイは手コキ、フェラ、触手による全身愛撫、口/おまんこ/アナルへの挿入です。
手コキ、挿入、射精時にややリアルな効果音が鳴ります。

「エルレア レストアール スリル はぁっ!」
魔法を唱えて主人公を金縛りにしたリルは
早速手慣れた手つきでおちんちんをしごき始めます。

「お前は こんなに小さい女の子の姿を見ただけで欲情して おちんちんを爆発しそうなくらいガチガチに勃起させる変態だ」
最初のプレイはリルが手やお口でおちんちんを刺激して射精させる
サキュバスモノの王道的な展開です。
彼女にそれなりのSっ気があるのか適度に「変態」と罵ってくれたり
見た目に不釣り合いな下品なフェラ音をまき散らして聴き手を興奮させてくれます。
声が幼いのにテクニシャンってのはそそるものがありますね。

フェラ中も咥えながらリルがかなりしゃべるため
ちゅぱ音だけではなくその場の雰囲気を楽しむシーンと言えます。
個人的にはもうちょっとセリフを減らしたほうがいいんじゃないかと思いました。

「(魔法詠唱後)これで ええっ? 何だこれは? 魔物?」
1回射精させた後、更なる精液を得るために魔法をかけるわけですが…
ここから作品のタイトルである絶叫地獄が始まるわけです。
そう、この作品はここからが本番です。

「ごめんなさいぃ もうあんなことはしません おちんちんいじめたりしません 精力を奪ったりしませんからぁ」
身動きが取れなくなり魔法を封じられた状態でなんとか処女を守ろうとしますが
努力もむなしく得体のしれない化け物におまんこを貫かれてしまいます。
触手が挿入までの準備をとてもゆっくりと進めてくれていますから
その瞬間に至るまでのスリルが十分に味わえるでしょう。

こういう展開にはゾクゾクするものがありますね。
彼女が処女という設定もプレイを盛り上げるいいスパイスになっています。

「やめてっ やめてよぉ んいぃっ ふぅんっ」
触手責めのシーンではうねうねとした触手の効果音が響き渡る中で
リルが初めての体験に痛みを感じ悶え苦しむ様子が声で表現されています。
といっても耳が痛くなるくらいの気が狂ったような絶叫をするわけではなく
理性を保った状態での喘ぎ声に近い声を上げてくれますので
さすがに途中で聴くのを投げ出すことはないと思います…たぶん。

「にょぉぉぉ ケツマンコとおまんこ 両方にきてりゅぅぅぅ」
そして最も盛り上がる射精シーンでも容赦はしません。
1回目では1分以上、2回目は実に5分以上とかなり長時間に及ぶ射精が行われます。
確実に妊娠する量の精液を子宮に注ぎ込まれているリルが
その感覚に苦しみ、そして絶望していく様子がとても印象的でした。

このように、立場逆転の要素を活かした背徳的なエッチが楽しめます。



ややブラックなエッチが楽しめる作品
触手に拘束されてからのリルの苦痛や快楽に溺れていく姿が一際耳を引く作品です。

一番最初にお約束的な普通の責めを用意して
その後で立場を逆転させて一気に突き落とす。
前置きがある分本番に勢いが生まれてプレイに強い個性が感じられます。
たぶん最初から彼女が凌辱されていたらこうは思わなかったでしょう。

プレイの方もサークルさんらしく一切光がありません。
溜めに溜めて、焦らしに焦らした上できちんと処女を奪ってくれます。
そして当然のごとくお腹が膨れるくらいに中出し、と
本当に清々しいほどにブラックな路線を突っ走ってくれています。

ただ今回は後日談がないのでそこまで暗い気分にはならないでしょう。
彼女が触手の子を産むシーンなどもまったく出てきません。
あくまでブラックな雰囲気のエッチだけを楽しませるように作られています。

気になった点を挙げるとすれば、もう少し絶叫だけしているシーンを長く聴きたかったです。
触手に凌辱されるシーンは仮想的なプレイであることを考えて
ちゅぱ音や喘ぎ声の合間に小まめに状況説明的なセリフが登場します。
おかげでただ苦痛や快感に悶えているだけの時間はそこまで長くありません。

一応おまけトラックとして絶叫と効果音のみのパートも同梱されているのですが
1分30秒ほどと時間が短いので物足りなく感じます。
喘ぎ声とくちゅ音多め、淫語それなり、ちゅぱ音そこそこです。

タイトルと内容に若干のズレを感じるものの
コンセプトや展開には素晴らしいものがある作品です。

CV:分倍河原シホ(彩瀬ゆり)さん
総時間 49:33


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

陵辱技術研究センター評価試験部FILE01

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。

本作品は椅子型の快楽製造マシーンに繋がれた女の子が
激しい責めを受け続けることで人間として壊れていく様子が描かれています。
コンセプトが「自虐オナニー大好き少女~機械に壊される私~」に近いものの
こちらは女の子が無理矢理責めを受ける分よりブラックと言えます。

2人の人物が登場するのに掛け合いが一切無いのも特徴で
快感にもだえ苦しむ彼女の様子を女性社員が冷やかに見つめつつ淡々と進めていきます。
本当に一切光の差し込まない展開の作品ですから
聴く場合はある程度気持ちが暗くなることを覚悟しておいてください。



多彩な責めで女性の性欲をサポート
椅子型拘束オナニーマシーン(仮)の動作テストをするお話。

「えーっと 今日の試作品は ふーん 椅子型の拘束機か」
女性社員はくだけた話し方をするやや低い声の女性。
彼女の会社は女性向けの大人のおもちゃを開発しており
今回新たに開発された機械の動作をテスト人形を使って確認します。

「ちょ ちょっと! 誰か! 誰か助けて!」
テスト人形は元気で気の強そうな声の女の子。
陸上部に所属する学生さんで、誘拐されてここへ連れてこられました。

本作品はこの2人がテストに取り組んでいる様子を聴いて楽しみます。
といっても2人は同じ場所にいながら一切会話を行いません。
もっとわかりやすく言うとテスト人形の声を女性社員が100%無視します。
完全にモノとして扱われることになりますから、彼女の要望は一切通りません。

マシーンは名前と挿し絵の通り座った状態で使います。
機能はローター、ブラッシング(ソフト)、ブラッシング(ハード)、ピストン、スピン、微電流。
ブラッシングはブラシでクリトリスを磨くプレイ、微電流は体に一瞬だけ電流を流します。
とにかく女性の股間を中心に複合的な快感を与える凝ったマシーンです。
ところで微電流って性的に気持ちいいのでしょうか…



泣いて、もがいて、苦しんで、壊れる
エッチシーンは5パート25分30秒。
プレイはおまんこへの機械責めです。
それぞれの機能を動作させる際にリアルな機械音やくちゃ音が鳴ります。

「さーて まずは基本的な動作テストを 一通りしてみましょうか」
必死に拘束を解こうとするテスト人形には目もくれずに
女性社員は早速マシーンのテストを始めます。

プレイの流れは最初に一通り機能を確認して
その後強度調節のある機能についてはリミッターを外して安全性を調べたり
想定以上の時間連続で動かしても途中で止まったりしないかをテストします。
このへんは家庭用電化製品の品質チェックなんかとほぼ同じ感じでしょうか。

「いやぁぁぁぁ やめてっ いやぁぁぁぁぁ」
「んー大きさは悪くないんだけど イボイボが鋭くないかしら?」

プレイ中は様々な性的刺激を受けて反応を示すテスト人形と
それらを本当に聞こえていないかのようにスルーして淡々とテストを続ける
女性社員との温度差が非常に際立っています。

「熱い! 熱い熱い熱い熱い熱い熱い!」
「まあ ローションも出てるし 火傷しないでしょ」

特にバイブを高速で動作させた際に熱暴走を起こしているにも関わらず
平然としている女性社員の姿が素晴らしく残酷でした。
過去にも同様のテストをして何人も廃人にしているようですし
そういった情けはとうに捨てているのでしょう。

また、後になるにつれてテスト人形の声が変化していくのも特徴と言えます。

「いやぁぁぁはぁぁぁぁ ぐうぅうぅぅ うあっ あはぁぁぁ いぃぃぃぃ」
最初は普通の女の子らしく激しく拒絶して逃れようとしていたのが
弱い部分へ立て続けに与えられる様々な刺激に悶え苦しむようになり
「あはぁ ひやっ ほぉぉっ」
最後には呆けた声で軽く鳴くだけの本当の人形に成り果てます。

こういう作品の場合、逃れられないことに絶望した後で壊れるケースもあるのですが
本作品の場合は負荷をかけすぎてそのままぶっ壊れます。
テスト人形が最初から人扱いされていませんし
彼女の心理の推移よりはテストそのものを描写の中心に据えて
その結果もたらされる彼女の反応を並行して描いています。

ただ本作品の場合、ぶっ壊れた後も責め続けるところが突き抜けています。
聴いていて「もうやめてあげてー」って何度も思いました。
ちなみに絶頂回数は確認できる限りでは2回です。



容赦のない作品
女性が性的に感じて喜ぶ姿ではなく泣き叫ぶ様子を聴いて楽しむ作品です。
最初から最後まで一切の夢も希望も与えられません。

正直に言うと久々に心が少し痛みました。
色々な作品を聴いているからそういう感情を抱きそうになるケースもあるのですけど
実際にそう感じたのはこれが2作目です。
(1作目は「ヤンデレ彼女に愛されてしまう音声」。エンディングがグロくてかなりキます。)

こういう事を書くとマイナスに捉えられるかもしれません。
でも音声だけで聴き手に何らかの感情を抱かせるのは大変な事だと思うのです。
それがたとえ悪い方向であったとしても。
サークルさんの作風がハートフル一直線ですから
この手の感想はおそらく褒め言葉と受け取っていただけるのではないかなと。
(ここでのハートフルは「hurtful」。「苦痛を与える」「有害な」という意味。)

プレイは女性を徹底的に凌辱する展開ですからS向けでしょう。
物理的な責めはもちろん、試作品ならではのトラブルを利用して
精神的にも揺さぶることで確実に心を壊しにきます。
「なんとか耐え抜いた」と思ったときに「まだ半分だから」と言われるこの絶望感。
軽く気が抜けている状態だからこそ、その先にある苦しみは計り知れません。
悲鳴を含めた喘ぎ声多め、淫語若干、ちゅぱ音はありません。

ブラックな雰囲気のしっかりした作品と言い切れます。

CV:女性社員…波野 夏花さん テスト人形役…君島 りささん
総時間 31:54

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

お嬢様の奴隷

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。

本作品はわがままなお嬢様の繰り出す罵声が特徴的な作品です。
いかにもお嬢様らしいストレートな罵りと
バカにしたような笑い声が聴き手の心に突き刺さります。

エッチの方はラストで3つのパートに分かれており
手コキ、床オナ、そして逆にお嬢様をレイプする面白い展開が聴けます。
特に一番最後のは属性が一気にS向けに逆転しますから
結構守備範囲の広い作品とも言えます。



執事とは名ばかりの主人公
お嬢様にオナニーをさせられたり、逆に犯したりするお話。

「あーーーーーーー 退屈退屈退屈!」
お嬢様はわがままで気が強そうな声の女の子。
資産家の娘である彼女は、退屈を紛らわせるために
主人公をおもちゃにして遊ぶことを思いつきます。

「奴隷なら奴隷らしく ご主人様を喜ばせなさいよ!」
お嬢様が感情を前面に押し出してくるキャラなため
本作品は割と序盤から怒鳴るような罵声を叩きつけてきます。

こういう系統の音声作品自体はそれなりにあるのですが
やんわり苛めてくるようなタイプが割と多く
本当に怒鳴ってくる作品はあまりありません。
傍から見るとスカッとするくらい清々しく罵ってくれます。

「何ぼーっとしてるのよ 犬なら四つん這いにならなきゃダメでしょ?
そんなこともわからないの? バカなの? ねぇバカなの?」

お嬢様はエッチなことをさせる前に、主人公に犬の真似をさせます。
ここでも表裏の無いストレートな言葉で聴き手の心をえぐってきます。

「あっはっはっは ほんとに犬の真似してやんの ばっかみたい」
言葉以外にも小馬鹿にするような笑い声を発するシーンがかなり多く
精神面の弱い方が聴くと普通に傷つくかもしれません。
でもそういう風に思うということは、それだけ演技がしっかりしている証拠でもあります。



罵られながら果てるのも良し、逆に犯すのも良し
エッチシーンは全部で5パートあり、合計で20分30秒ほど。
プレイはオナニー(手コキ、床)、乳首オナニー、手マン、SEXです。
手マンとSEXの際にややリアルなくちゃ音が鳴ります。

エッチは最初の2パートが共通、後の3パートはいずれか1つを選択して聴きます。
3つの内2つは手コキと床オナでの通常エンド
最後の1つは逆にお嬢様を犯す逆転エンドとなっています。
ここまで正反対な内容を持ってきているのは面白いですね。

「その お前のそのグロいやつあるじゃん? それ もっと大きくなるの見たいなぁ」
主人公のおちんちんに興味津々なお嬢様は
とても嬉しそうにそれをおもちゃにして遊び始めます。

「あっはっはっは 何その動き きんもー お前何してんだよ
いやー恥ずかしい 最っ低」

ここでもお嬢様の勢いは止まりません。
「変態」「キモイ」などの言葉を中心に罵りながら笑い転げます。

「ダメだよ もしイキそうになったら 無理にでも止めなさい わかった?」
通常エンドはお嬢様による射精管理の色がとても強く
ペースなどの指示は出ませんが、カウントや合図に合わせてオナニーをします。
適度に焦らしてくるような感じですから、暴発しないようにご注意ください。

そして唯一のイレギュラーである逆転エンドでは
この小生意気なお嬢様を散々に犯し、膣内射精を決める様子が描かれています。
今まで聴いてきて怒りを感じた方はここですべてをぶつけましょう。
時間が通常エンドの倍くらいありますから、ある意味ここがエッチのメインです。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい 奴隷なんて言ってごめんなさい」
ここでのお嬢様は先ほどまでの威勢が消し飛んだかのように
涙交じりの声で主人公にひたすら許しを請い続けます。
でも主人公は絶対に許さないとばかりに
彼女のおまんこが壊れそうなほどに激しく腰を打ち付け、中出しします。

このように、まったく正反対の属性が混在したかなり珍しいエッチが楽しめます。



質の高い言葉責めが楽しめる作品
一番の特徴である罵声やプレイの内容など
尖った部分をいくつか持っている作品です。

私にとって罵声が一番厳しいと思う作品は「ヒプノスレーブ」なのですが
それと結構いい勝負をするレベルの罵声じゃないかなと。
笑い声がある分、コケにされているような要素がやや強いです。

エッチは通常エンドと逆転エンドの違いが際立っています。
逆転エンドは合間に軽く暴力を振るうシーンがあるなど割とダークですから
そういう系統に耐性の無い方が聴くと、後に残るかもしれません。
今までの所業を考えてみれば自業自得な気もしますけどね…
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ちなみに、手コキエンドと床オナエンドはプレイが違うだけで
途中のセリフや構成はほぼ同じです。

CV:八尋 まみさん
総時間 31:25


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
時間に対して価格がやや高いため-1してあります。

催眠奴隷館01 さなえ

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。
催眠にかかった女の子が登場する、非催眠の音声作品になります。

同人音声には「催眠術でいつでもどこでも強制H」のように
非催眠でありながらも、催眠をテーマにした作品がそれなりにあります。

本作品もそういった中の一つではあるのですが
同系統の作品のように、終始催眠状態が続くのではなく
登場する女の子が催眠と覚醒を何度も繰り返します。

これによって、催眠状態の時は快感に喜んでいた女の子が
催眠が解けると途端に泣き叫び、絶望するという
表と裏がうまく演出されているのが特徴です。



催眠にすべてを奪われた女の子
催眠奴隷「さなえ」に商品確認としてエッチな事をするお話。

「あはっ♪ いらっしゃいませ ようこそ 催眠奴隷館へ」
さなえはとても元気で明るい声の女の子。
催眠奴隷を求めてやってきた主人公に対して
まずは商品である自分自身の説明をしてくれます。

さなえには事前に強力な催眠術がかけられており
主人公に手渡された装置が発する「ポーン」という音に反応して
催眠と覚醒を繰り返す仕組みになっています。

「あはっ♪ 男性経験もありませんし とっても得な商品ですよ」
催眠状態のさなえは、ネジがぶっ飛んでいるかのように元気で
「あはっ♪」を口癖としているのか、セリフの前後にかなり挟んできます。

ただ、自然な元気さではなく、作られた元気さと言えばいいのでしょうか。
無理矢理元気な状態を作らされているような、そんな無機質感があります。

「あれ… ここ どこ?」
一方で、覚醒状態のさなえはトーンが一気に下がり
ややぼんやりとしながらも、普通の女の子のように振る舞います。

この2つの人格が平行して存在し、時と場合に応じてチェンジするわけです。
声やキャラの落差が際立って面白いですね。



喜悦と絶望を行ったり来たり
エッチシーンは合計して27分30秒ほど。
プレイは乳舐め、フェラ、クンニ、手マン、SEX(正常位、騎乗位、後背位)と多彩です。

効果音は手マンの際に激しくかき回すようなリアル目のくちゃ音
SEXの際には、動くペースに合わせて3パターンほどの
ややリアルさに欠けるピストン音が流れます。

「お待たせいたしました さなえの蜂蜜ローションです」
さなえを購入するかどうかを検討するために
主人公はさなえの体を様々な方法で味見していくことになります。

エッチシーンでは、さなえの
「気持ちいい もっと食べて もっとさなえを食べちゃって」
快楽に溺れる催眠時の顔と
「やめて! 離れて! いやぁぁぁ 誰か 誰か助けて!」
動揺し、泣き叫んで抵抗する覚醒時の顔を同時に楽しめます。

特に手マンとSEXのフィニッシュは覚醒状態で行われており
手マンの時は両手両足を固定された状態で
「イクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイク いや゛ぁぁぁぁぁぁっ!」
見知らぬ男の激しい責めによって、絶頂へと導かれてしまいます。

また、SEXでは
「さなえの膣内に さなえの膣内に出してください」
射精が近いことを自覚した主人公が、すかさずボタンを押して
「お願いですっ 初めてなんです 膣内だけは許してください!」
必死に懇願する素のさなえの希望を打ち砕くように
容赦なく膣内に精液を叩き付けます。

きちんと素の状態にしてから中出ししているのがポイントです。
こういうシチュエーションにはゾクゾクしてしまいますね。

プレイ自体はというと
乳舐めやクンニといった男性側が責める場面においても
きちんとちゅぱ音が入っている
のが特徴的です。

乳舐めはともかく、クンニは音声作品ではあまり見られませんから
珍しいプレイが取り入れられているのはありがたいことです。

ちなみに、SEXシーンは選択式となっています。
正常位、騎乗位、後背位と体位は違いますが
セリフが重複していたり、展開が似たようなものになっていますので
聴く際はお好きな体位を1つだけ選んだ方がいいでしょう。



催眠によって背徳感が見事に演出された名作
聴いている間中、ただただ唸るばかりでした。
「表と裏、2つの顔を持たせることで、こんなにも背徳感が増すのか」と。

催眠を題材にした作品の中でも
ここまで有効に活用されているものはおそらく無いでしょう。

サークルさんの発想力に素直に拍手を送りたいです。

聴いている最中、最初は「アイデア勝利の作品かな?」と思っていたのですが
効果音等の演出にもきちんと力が入れられており
場の雰囲気を盛り上げるのに貢献しています。

ピストン音だけはできれば改善していただきたいとは思いますが…
オナホを手に叩き付けているような音が使われています。
もうちょっと肉のぶつかる感じのある、パンチの効いた音の方がいいかなと。

演者が犬飼あおさんということで、ちゅぱ音もポイントと言えるでしょう。
彼女特有のハイペースで、音の途切れる時間の短い
まさに搾り取られるかのような、激しい唾液音を聴くことができます。

乳首舐めとフェラなど、舐める部位が違う際に
明確に舐め方が使い分けられているのもいいですね。

そして極めつけは価格です。
総時間44分で100円はあり得ない安さと言えるでしょう。

展開がブラックになるため、やや人を選ぶ部分もありますが
総合的に考えると、満点と言えるほどに素晴らしい作品です。

CV:犬飼 あおさん
総時間 39:25(本編) 4:34(フリートーク)


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
シロクマの嫁さん、JONさん、VOICE LOVERさん
この3つのサークルさんで満点を回していく状態が3か月ほど続きましたが
ここにきてようやくその均衡が破られた感があります。

上記3サークルさんのような万人向けの作品ではないのですが
アイデア、演出、演技と内容が素晴らしく、価格もダントツで優れています。
個人的にも最近ブラックな成分が欲しいと思っていました。

シリーズ化されるようですし、次回作も期待しています。
それにしても、心配してしまうほどに安いですね、これ。

スライムと女戦士

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。
2か月前とごく最近に活動を開始されたサークルさんで
現時点で既に4作品をリリースするなど、精力的に活動をされています。

本作品は人間がモンスターに犯されるという
人外モノとしては割と正統派なストーリーではありますが
凌辱される側である女戦士の心境の変化を、ゆっくりと描いていくことによって
緊張感や絶望感をより深く演出することに成功しています。



勝気な女戦士
女戦士がスライムに凌辱されるお話。

女戦士はやや低い声のかっこいい女性。
村人から依頼を受けて、ゴブリン退治をしていたところ
とある洞窟を発見し、探索することになります。

作品の説明文には、キャラごとの特徴が割と細かく書かれていますが
作中では一切触れられずに、2人は出会うことになります。
一部でキャラの背景が絡むセリフが出てきますので
頭に入れてから聴いた方が、より楽しめるでしょう。

キャラ設定などからもわかるように
本作品はストーリーが割としっかりと作られています。
おかげで集中して最後まで聴くことができて
聴き終えた後「あっという間だったなー」と私は思いました。



徐々に犯されていく恐怖
エッチシーンは合計して14分30秒ほど。
プレイはスライムによる全身愛撫、膣への挿入、連続絶頂となります。
剣で切り付けたり、スライムが動くときには専用の効果音が流れますが
くちゃ音など、エッチ面での効果音はありません。

「急いで帰って お風呂に…ああっ!」
剣で何度も切り付けたおかげで、息の上がっている女戦士に
満を持してスライムが襲い掛かります。

スライムに犯されるという、非現実的なエッチシーンであることを考えて
女戦士は状況説明を結構細かく行ってくれます。
そのため、どんな状況であるかがわからない、ということはないはず。

「こんなのに食われてたまるか 何か、何かできるはずだ」
本作品は女戦士の心境に特に焦点が当てられており
スライムの行動によって、彼女が泣いたり、笑ったり、絶望したりと
様々な表情を見せてくれる
のが特徴です。

「スライムに イかされるっ」
また、文字通り手も足も出ない状態にさせられた上で
スライムという外道に何度も絶頂に導かれてしまうという
とてつもない敗北感
を、女戦士は味わうことになります。
こういうシチュには、なぜかゾクゾクっとしたものを感じてしまいます。

このように、どちらかというとシチュエーションの表現に力が入れられており
エッチ自体は一般的な作品に比べると、やや薄い印象を受けます。



様々な負の感情を楽しめる作品
抜く作品というよりは、ストーリーを楽しむ作品です。
時間的に短いながらも、ストーリーには何か引き込まれるものを感じます。

スライムはその特性上、本当にゆっくりと女戦士に襲い掛かります。
それに加えて、敢えてセリフの行間を大きく取ることで
じわじわとくる緊張感が、上手に演出されています。

最終パートの「本当の絶望」
ここでは、その後の女戦士の運命がつづられています。
とりあえずグロい展開にはなりません。
ただ、確かにある意味「本当の絶望」ですね…あれは。

CV:蓮見 きおさん
総時間 27:32


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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