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タグ:キャンドルマン

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Best work for Sissy boi 〜女々しいボクにピッタリのオシゴト〜

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、税関職員として違法品の取締りをしてる男性が
とある出来事をきっかけに情けないメスへと堕ちていきます。

Sissyと呼ばれる変態マゾになりきることを目指した独特なサービスが行われており
催眠は一般的な作品とはまるで違う方法で没入感や一体感を高め
エッチもふたなり女性に犯される喜び、薬漬けになる快感など非現実的な方法で気持ちよくします。
音量が大きくなるシーンが一部ありますから、普段よりもやや絞って聴くことをおすすめします。
税関職員が持つ裏の顔
ナレーターに催眠をかけられふたなり女性とエッチするお話。

「人は 必ずしも なりたいものになれるわけじゃありません」
ナレーターはやや鼻にかかった穏やかな声の女性。
タイトルの「Sissy」とは何かをわかりやすく説明すると
それに関する物語を読み聞かせ始めます。

本作品は女装したりアナルを責められて感じるSissyになりきってエッチを楽しむことを目的に
彼女が物語形式の変わった催眠を通じてβと呼ばれる税関職員と心を重ね合わせ
それから彼がSissyの快感に目覚め、離れられなくなる様子を疑似体験します。

女装やふたなり女性とのエッチから女体化作品と思う人がいるかもしれません。
ですが作中で女体化の催眠を施すことは一切なく、男性の体のまま心だけをメス化する展開となってます。
ドM向けで大変有名なサークルさんなだけあってエッチの内容もぶっ飛んでおり
うまく催眠に入れればそれこそ脳が蕩けるような甘く激しい快感が味わえます。

この作品を語るうえで外せない最初の特徴は催眠のスタイル。
深呼吸をしたり、体をパーツごとに脱力するといった既存の誘導方法からほぼ脱却し
ストーリーや細かなセリフを駆使して後になるほど没入感が高まるように語り掛けます。

催眠を始めるタイミングはさすがにわかるのですが、エッチとの繋ぎ目が曖昧になっており
実際に聴いてみると「気づいたらいつの間にか催眠に入ってた」みたいな体験をすると思います。
特定のシーンで一気に入るというよりは、後になるほど集中力がどんどん増していく感じです。
作りがかなり独特なので当サイトでは催眠にある程度慣れてる中~上級者におすすめします。

もうひとつの特徴は音響効果を活用してること。
催眠パートの時点ではほとんど使用しませんが
エッチに入ると「さわさわ」「くちゅくちゅ」といった擬声語をエフェクトのついた声でタイミングよく発し
絶頂シーンが近づくにつれてそれが大きくなったり重なり始めます。

冒頭で「音量を絞ったほうがいい」と書いたのはこれが原因です。
特に絶頂の瞬間や終盤のパートはこれらを積極的に活用して陶酔感や性感を盛り上げてくれます。
絶頂シーンで雷に打たれたような感覚がする人もいるでしょうね。
催眠、エッチいずれも個性が強く楽しんで聴くことができます。
Sissyへの興味を掻き立てる催眠
催眠は2パート60分間。
仰向けになって目を瞑り、Sissyに関する説明を受けてから
まずは自分がふたなりおちんちんをアナルに挿入されてる様子をイメージしながら体に力を入れます。

「最初はさすがにきついと感じるかもしれません 大きな異物感から ぎゅーっと全身に力が入るでしょう」
「だけど 入れられた後は 気持ちいいところを余すところなく刺激され どんどん力が ふにゃーっと 抜けていくことでしょう」

本作品のエッチはアナルSEXがメインになるので
それを無理なく受け入れ、気持ちよくなる心がとても重要になります。
この時点ではまだ準備運動に過ぎませんから言われた通りにするだけで大丈夫です。
後々のシーンで同じ動作をした時に脱力感や自分の気持ちの変化に気づくことになるでしょう。

お次はいよいよ本題となる物語が始まります。
いつも通り税関の仕事をしていたβがとある一枚のCDを発見し
その調査を名目に自国の特別区へと足を運びます。

「脳裏をよぎるたびに体の中で 奇妙な熱がくすぶる感覚が じわじわと大きくなっていきます」
この世界ではふたなり女性が普通に存在する設定となってますが
それは隣のF国の話であって彼の国にはほとんどいません。
だから美しい体とは不釣合いな逞しいおちんちんを持つ彼女たちに軽い興味を抱きます。
その様子をナレーターが主観視点で語り、まずはSissyに対する抵抗心を削ぎ落とします。

「ふたなり女性に掘られる」と聞くとヤバいお話に感じる人もいるでしょうけど
そこに至るまでの進め方や雰囲気は本当にマイルドです。
βとの一体感をできるだけ得られるように聴き手の心を彼に少しずつ近づけていきます。

特別区に到着した後はいよいよSissyへの第一歩を踏み出します。
偶然見つけた風俗店で女装のサービスを受け
そこに所属するαという名のふたなり女性にアナルバージンを捧げます。

「メスになっていくというのに たまたまもおちんちんも 嬉しくって堪らないとばかりに 奇妙な柔らかさを保ったまま ヒクヒクと震えているのがわかります」
「女の子みたい などと言われることは かつては侮辱でしかありませんでした しかし 今感じているこの感覚は 確かに喜びと幸せでした」

店長にあたるQにメイクを受け普段とは違う自分に生まれ変わっていく様子や
それらを通じてβが抱いてる感覚を暗示の形で上手に伝えてくれます。
聴き手が好印象を抱く表現を徹底してますから、こういうプレイにあまり興味が無い人でも違和感なく聴けるでしょう。
厳格な環境で生まれ育ってきた男性が新しいモノに触れる様子を活き活きと描いてます。

女装後に始まるαとの初プレイは催眠の総仕上げとエッチの序盤を兼ねてるシーン。
地下室にある特別な部屋へと移動し、そこで彼女にリードされる形でアナル開発を受けます。

「絶え間なく流し込まれる安堵感 脱力感 そして快感」
「あれで触られたら 一体どんな感じがするんだろう?」

頬、肩、脇腹、内腿を優しく撫でて心身の緊張をほぐしてから
アナルの周辺→入り口→内部と一歩ずつステップアップする感じで指を挿入していきます。
その優しい態度とリードを聴いてるうちに幸福感が自然と湧き上がってくるのを感じました。
女性に責められるシチュを通じてメス化をさらに推し進めてます。

βの体験を辿りつつリラックスや集中力の向上を図る非常に変わった催眠です。
聴き手の心をβと一体化することを目的に、Sissyに関するお話や軽い運動で心身を軽くほぐしてから
彼のお話を主観視点で語りつつ心にプラスに働く暗示を入れて受け入れやすい環境を整えます。

既存の作品とは全体の構造や流れが随分違うため、催眠っぽさをあまり感じないと思います。
ですがαの前戯を受けるあたりに差し掛かると自分がこのお話にのめり込んでるのを実感するでしょう。
私の場合も意識のぼやけはそこそこで、脱力感や集中力の高まりを強く感じました。
面白いテレビや映画を観てる時の感覚に近かったです。
声と音の沼に飲み込まれていく快感
エッチシーンは3パート37分間。
プレイは全身愛撫、アナル責め、アナルSEX、乳首責め、キメセクです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「つるんと ぬぷっと カリが全部入ったのがわかりました」
指によるマッサージや挿入でβのアナルをとろとろにほぐしたαは
いよいよ巨大なおちんちんをゆっくり差し込んでいきます。

エッチはどのパートもふたなり女性がリードします。
一番最初の第2部はαとのエッチの続き(約17分)。
彼女のおちんちんをアナルで受け止め、中をかき回される様子をナレーターが主観視点で語ります。

「ただ蹂躙されるだけ そしてそれこそが幸せ」
「どちらがオスとして優れているかなんて 笑ってしまうほどに一目瞭然です」

ここでも聴き手のメス化を促すセリフが多く、ふたなりに大事な部分を弄ばれる女々しい快感が強めに味わえます。
ただ、この物語のエッチにβ以外の男性は登場しませんから後に強く残るほどではありません。
彼女たちも彼のそういう姿を一切見下さず、むしろもてなす感じに接します。
Sissyが持つプラスの部分だけを抽出した大変穏やかなプレイです。

最初の方に説明した音響効果もこのあたりから存在感を表し始めます。
ピストンの際は「パンパン」、射精は「どぴゅどぴゅ」と馴染み深い擬声語を採用し
それをプレイの様子に合わせてリズミカルに鳴らす凝った演出がされてます。
射精シーンの盛り上げ方には特に力を入れており、これらの音に合わせて股間のエネルギーが自然とせりあがってきます。

背徳要素が強くなるのは次の第3部から。
Sissyの特性に目覚め、ふたなりおちんちんにすっかりハマってしまったβが
何度も何度も風俗店へ通った結果借金を背負い込み、Qに紹介された裏の仕事に励みます。

「ひとりでに溢れていった涎を 中で脈打つそれに 舌で絡めていくと まさぐるように ゆっくりと中をかき回されて 征服され 支配される喜びが 体をゾクゾクと震わせていきます」
普通なら女性におちんちんを咥えてもらうはずの自分がおちんちんを嬉しそうに咥え込む。
厳しい状況に陥ってるにも関わらず、βは引き続き己の欲求に素直な行動を取り続けます。

本作品のエッチは純粋な快感だけでなく精神面の快楽も与えることを目指しており
第3部以降は彼が人間として堕落していく、あるいは薬物中毒に陥る感覚を味わわせるアプローチが登場します。
具体的には後になるほど女性たちの声がこだましたり音響効果が強くなります。
後ろめたさや背徳感を抱きながら絶頂することになるので、普通のドライよりも得られる快感は強いです。

その成分を最も多く含んでるのが最後の第4部(約10分)。
自力では返済できないレベルの借金を抱えたβにQがとある破滅的な提案を持ちかけます。

「じゅわーっと ふわーっと すべてが真っ白になっていく絶頂感が 中にジュクジュクと染み渡っていきます」
聴く楽しみが薄れるでしょうから詳しい内容は伏せさせてください。
実プレイ時間は10分と短めですが、その前に20分程度の会話で心をとことん煽ってくれるので
開始直後から今まで以上に高密度の快感を断続的に味わうことができます。

このように、男らしさを徹底的に打ち砕きながら気持ちよくするテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
中上級者向けの作品
人を選ぶもののハマれば強烈な快感が得られる大変尖った作品です。

興味本位で怪しい風俗店を訪れ、その快感から離れられなくなってしまう男性の心情を
催眠の技術や面白いストーリーを通じてとても身近に味わわせてくれます。

できるだけ女性に寄せた立ち位置でエッチするスタイル
女性でありながら立派なおちんちんを持つ存在に蹂躙される展開。
男性としての自分をとことん貶めることでSissyの気持ちに近づけようとします。

「そんな侮辱と憐憫すら βにとってはもはや 快感を増幅させるスパイスにしかなりませんでした」
しかもそれをMな人ならご褒美と受け取れる表現にしてるのが素晴らしいです。
「お前は男としてダメだ」とか言われたら当然凹むしナレーターに良い印象は抱けません。
このへんを優しく包み込んでエッチに没頭できる流れへ持っていくところにキャンドルマンさんの底力を感じました。
扱いが難しい素材を上手に料理してるからこそこの作品は成り立ってます。

催眠は過去作「おゆうぎのじかん」っぽい流れをさらに磨き上げてます。
自分が催眠に入ったかどうかがややわかりにくくなってる部分を、最初にやった運動を適度に挟むことで補ってます。
脱力系の暗示をそこまで入れてこないのに繰り返すほどぐったりしてるのがわかります。
セリフの描写も洗練されておりβとほぼ同じ視点で物語を楽しむことができます。

エッチは最初は純粋な快楽を、その後は自分が壊れていく快感も一緒に味わわせます。
後半はキメセクが絡んでくる関係で耐性が無い人には重く感じるかもしれません。
ただ聴いた後もブルーにならないようにとの配慮はされてます。
ドMな人なら相当に満足できるのではないでしょうか。

絶頂シーンは9回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

変わったプレイを疑似体験させてくれる面白味に溢れた作品です。

CV:井上果林さん
総時間 2:15:14

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

イジゲントリップ催眠

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、夜に開催されてる不思議な野外フェスを舞台に
女性DJが音と言葉を組み合わせた催眠で気持ちいい体験を味わわせます。

シーンごとに音楽を繰り替え、曲調に適した暗示を入れて深化や絶頂を促す独特なアプローチや
一緒に行く女性と感覚をリンクさせてから寝取られるちょっぴり背徳的なシチュなど
作品が持つテーマや長所を活かした巧みなリードで恍惚感や性的快感を与えます。
音が織り成す快楽のステージへ
お姉さんと野外フェスに行き、女性DJに快楽責めを受けるお話。

「それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
お姉さんは穏やかで艶っぽい声の女性。
音声を聴く際の環境など注意事項を簡単に説明すると
催眠に入りやすくなるためのリラックス運動を始めます。

本作品はサークルさんが2015年9月に発売された「4ジゲントリップ催眠」の後継作。
異次元で開催中のミュージックフェスに彼女と向かいながら催眠に入り
そこに参加してるDJが音楽と暗示を組み合わせたエッチで連続絶頂へと導きます。
お話が独立してますから今作から聴いても大丈夫です。

「音楽に深く深く没頭していくと 楽しくなったり 気持ちが高ぶって 何も考えられないくらい熱狂しちゃったこと」
この作品を最も特徴づけてる要素はバックで流れる様々な音楽。
本編開始前に行う準備の段階からゆったりしたリズムのものが流れ始め
物語の状況に合わせてそれが徐々にテンポよく、ハードなものへと変化します。


今回は野外フェスということでアーティストが入れ替わるたびに音楽もガラリと変わりますし
メインの相手を務めるDJも後になるほど気持ちが高まる音楽を用意してくれます。
F・A・Sさんは音楽を流しながら催眠やエッチをする作風で有名なサークルさんですが
このシリーズはそれらよりもずっと音楽に力を入れてます。

世界観がしっかりしてるので聴いてる最中は別の場所にいるような気分が味わえるでしょう。
エッチも特定の音やリズムに合わせてイかせる独特なものとなってます。

もうひとつの特徴はエッチに「寝取られ」を取り入れてること。
会場に着いた時点ではほぼ恋人同士だったお姉さんの心がプレイを通じて徐々にDJへと傾き
最終的には彼女の言いなりになって2人がかりで主人公をイかせようとします。

といっても本作品でするエッチはフェラやSEXといった一般的なものとは違いますから
好きな人の体を目の前で汚される、といったドス黒い描写は特にありません。
むしろ彼女と感覚を共有し一緒に気持ちよくなるスタイルでプレイを進めます。
ドライしやすくするための精神的なスパイスとして多少のM要素を盛り込んでます。
感覚の共有に力を入れた催眠
催眠は3パート68分間。
最初の2パート19分間は本編をより楽しめるようにする環境づくりに向けて
立ったまま音楽を聴きながら腕をぶらぶらさせたり、横になって全身を下から上に少しずつ脱力させます。

「周りの音によって 人の心が変化するのは 実は当たり前のこと」
「リラックス運動」パートはF・A・Sさんの作品を聴いたことのある人ならお馴染みだと思います。
気孔で行われる「スワイショウ」という運動で、しばらく続けると肩を中心に体がぽかぽかしてきます。
お姉さんも音への集中力を高める言葉を投げかけて後押しします。

本作品は音を受け入れやすい心になるほどより楽しめます。
この後も色々なことをやって少しずつ催眠に誘導してくれますから
とりあえず筋肉をほぐしたり気持ちを落ち着けることだけを考えて取り組んでみてください。

「両足の爪先から 力が抜ける 爪先から力が抜ける すーっと力が抜けていく」
次の「事前誘導」パートは足先から始まって脚、腰、腕、首、頭といったように
体を比較的細かいパーツに分けてそれぞれに脱力する暗示を入れます。

サークルさんも言われてるように被暗示性が低い、あるいは催眠に慣れていない人向けの内容です。
リラックス運動だけでも十分ほぐれるので自信のある人は無理に聴く必要もないかなと。
特殊なサービスをするからこういう形で保険をかけておいたのだと思います。
作品のテーマとは特に絡めず古典系の技術を的確に行使します。

そうやって準備を整えた後にいよいよ本編パートが始まります。
まずはお姉さんと出会い、その容姿をイメージしてからフェスの会場へと続く道を一緒に歩きます。

「遠いようで とても近い 君と私は 心で繋がっているの」
彼女は物語が始まってからエッチが終わるまで2人の心が繋がってることをしきりに告げます。
そして聴き手がそう実感できるように様々なアプローチをします。
彼女と出会うシーンで容姿をこちらの好きに決めさせてくれるのもその一環です。
最初の段階ではあまりピンと来ないでしょうが、後半のエッチパートでその効果を思い知ることになります。

「心細さが体の中に広がって 手を足を 全身をずーんと重く沈めていく」
「大丈夫だよ 君にはいつだって私がついてるからね」

道を進むシーンでは周りを敢えて暗い場所に設定し、彼女が心細さや寒さを感じさせます。
その直後に耳元至近距離から語りかけて自分かいることを強く印象づけます。
最初から心を繋げるようなことはせずに、彼女がそばにいる気分にさせるところから始めるわけです。
信頼関係の構築や作品世界への没入感を高めることを目指したシーンと私は見ています。

本編開始から17分後、会場に近づくにつれて今までは違うテンポのいい音楽が
後になるほど音量を大きくする形で流れ始めます。
そして彼女も嬉しそうな表情で音楽の感想や周りにいる他の参加者の様子を語ります。

「私はね 心地よく全身から力が抜けていって 穏やかで優しい気持ちになってきてる」
「ほら あそこの茶髪の女の子 ゆらゆらと横に体を動かして とろんとした表情をしてる」

何らかのイベントに参加した時に他の参加者との一体感を感じたことはないでしょうか。
それと似たようなことを自分の視点で言いながら、音楽に対して心地よさを感じたり催眠が深まる暗示を巧みに入れます。
このあたりから音楽や映画を楽しんでる時に味わう陶酔感を感じ始めることでしょう。
セリフ選びにも気を遣っていて会話をするのとほぼ同じ形で誘導してくれます。

そして最後はもう一人の術者にあたる女性DJが登場し
ふたつの音楽と様々な暗示を投げかけてその場にいる全員を深い催眠状態へと落とします。

DJ「音が体に染み込んで すーっと落ちる感覚がしたら 頭が真っ白に染まってく感じがするね」
お姉さん「なんか 頭がぼやっとしてきた気がするね 周りの人もぼーっとステージに見入ってるよ」
ここで面白いのがDJは割とストレートに暗示を入れるのに対し
お姉さんは自分の感覚を実況して遠まわしに同様の暗示を入れてくる
ことです。
一部で畳み掛けるように話しかけてくるシーンもありますし、聴いてると頭がクラクラする感じがしました。
心を繋げることも含めて、お姉さんを聴き手にできるだけ近い立ち位置に置くことで入りやすくしてます。

物語の世界をそのまま表現し、合間合間に技術を盛り込む高度な催眠です。
聴き手を野外フェスの会場へと案内しつつお姉さんと感覚を共有させることを目的に
最初はスタンダードな運動や弛緩、その後は会場へと向かう様子を主に彼女の視点で語ります。
そしてその中に意識の力が弱まったり催眠が深まる暗示を数多く潜り込ませます。

DJが登場して話すあたりにならないとこれが催眠音声だとあまり実感できないと思います。
それはお姉さんが徹底して遠まわしに暗示を入れてくるからです。
自分の感覚を素直に語るとか、周りの参加者の様子を実況するなど
彼女は聴き手自身に直接暗示を入れることをできるだけ避けます。
でも実際はそれらすべてを自分のこととして受け取れるように言葉を選んで言ってます。

特に終盤のDJが話し彼女がトランスに入ってしまうシーンは
双子系の名作「Side Effect」に似た部分を持っていてとても面白いです。
DJのセリフをここまで直接的な表現にしたのも彼女の暗示を入れやすくするためのギミックなのかもしれません。
彼女との一体感についても手を変え品を変えながら少しずつ強くなるようリードしてくれます。

私の場合は他の催眠音声で味わう意識のぼやけや体がズーンとくる感覚よりも
恍惚感といいますか、うっとりした気分のほうを強く感じました。
音に合わせて何度も絶頂
エッチシーンは51分ほど。
プレイはキス、音楽による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

DJ「いやらしーい感覚が お腹の底のほうからじわじわ染み出してくるよ?」
音楽と言葉を組み合わせた催眠で観客を気持ちいい世界に案内したDJは
さらにビートの効いた音楽へと変更し、今度はそれを使ってエッチな気分を高めます。

エッチはDJの音楽を聴いて絶頂する正統派の音系プレイです。
最初の22分間は感度の強化から始まってお姉さんが1回目の絶頂を迎えるシーン。
DJが股間に意識を向けさせながら音の振動で快感を絶え間なく与え
お姉さんがそれに反応して気持ちよくなる様子を観察します。

DJ「ほーら ズンズンした音がどこに響いて気持ちいいの?」
お姉さん「おまんこに おまんこに ムズムズが溜まって それで そこが…はうっ」
DJはこの手のプレイに慣れてるらしく、最初からガンガン責めてきます。
その男らしいアプローチにお姉さんも上気した息遣いで艶かしい声を上げます。
そして自分が相手じゃないとわかってるのに後になるほど股間が熱くなったりムズムズしてきます。

催眠パートで時間をかけてお姉さんとの感覚をリンクさせたのはこのプレイをするためです。
彼女が味わってる快感を通じてイかせる独特なエッチが行われてます。
普通のエッチではかなり難しいのですが、本作品の場合は音楽で責めるスタイルですから男女の差はほとんどありません。

最初のほうで説明した寝取られ要素が登場するのはこの後から。
DJの責めにすっかり心を奪われたお姉さんが主人公をステージへと連れて行き
今度は2人がかりで直接ドライオーガズムへと追い込みます。

DJ「(左)ビートがおちんちんの奥を振動させる (右)ドクンドクンと刺激する (左)メロディがおまんこの奥を撫であげる (右)ゾクゾクが体中を駆け抜ける」
ここからはバックの音楽がやや響くものに変わり
DJのセリフが上のように左右からほとんど間を置かず交互に語りかけてくるようになります。
自分から登っていくのではなく、彼女たちに追い詰められていくような性的快感を味わうでしょうね。
途中で屈辱的なセリフを言うシーンもあったりと、寝取られにつきものの背徳感も同時に高めてくれます。

最も激しいプレイは終盤の10分間。
引き続きイキたくなる暗示を2人がノンストップで入れながら
特定の音に合わせてイクのを何度も何度も繰り返します。

これ以前のシーンにある絶頂シーンは2回です。
それに対しこのシーンだけでなんと19回もあります。
(トリガーとなる音が鳴った回数で測定)

さすがに全部でドライオーガズムを味わうのは難しいでしょうが
ある程度の間を置いて股間にエネルギーが溜まり、放出される快感を何度も味わえました。
私の場合だと射精の感覚にとても近かったです(もちろん精液は出てません。そして実際の射精より多少長く続きます)。

最中は下腹や股間の筋肉が継続的に引き締まるので事後に軽い筋肉痛になるかもしれません。
それくらいハードな責めを受けることを覚悟して聴いてください。

このように、音楽と暗示によって快感をコントロールする個性的なエッチが繰り広げられています。
ちょっぴり背徳的な音系作品
陶酔感に浸りながら気持ちよくなれる良質な音モノです。

自分にとても近い存在のお姉さんと夜のフェスにデートに出かけ
そこにいたDJの手で連続絶頂させられる様子をリアルに体験できます。
催眠パートは穏やかでゆったりしたリズム、エッチはテンポが速くハードなものと音楽のタイプを明確に切り替え
さらにシーンごとにも曲調を変えて作品の世界にしっかり引き込みます。

DJ「気持ちよくなればなるほど イけばイくほど 快感が加速して イキっぱなしになっちゃうんだよ」
そしてすべての準備が整ったところでDJがハードな責めを繰り出します。
中でも終盤の連続絶頂シーンは催眠にしっかり入れていればとんでもない快感が襲ってきます。
ここまで濃厚なドライオーガズムを味わったのは久しぶりです。

暗示でサポートもしてるのですが、音楽でリズムやタイミングを設定してくれるので
催眠に慣れてない人でも直感的にこみ上げてくるものを感じるのではないかなと。

催眠は2人の役割を明確に分けてるところが印象的でした。
DJは豪快なキャラに合わせてひたすらストレートに
お姉さんはそれを影で支えるように婉曲な表現やアプローチを心がけます。
特にお姉さんは術者よりも聴き手と同じ立場に置いて催眠やエッチを有利に進める重要な役割も担ってます。
かなり複雑な作りをしてますし、私が気づいてないところでも色んなテクニックが潜んでるのでしょう。

エッチは淫語をほんの少し言う以外はほぼ音と暗示だけでイかせる凝ったものです。
ですが事前の準備が入念なこと、少しずつ慣らす感じでプレイを進めることから
ちゃんと入っていれば何もしなくても体が勝手に反応してくれます。
休日前の夜など十分な余裕がある時に聴くのがおすすめです。

絶頂シーンは全部で21回。
喘ぎ声(吐息)そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。

音に包まれる心地よさと快感の両方を味わえる作品です。
2時間20分で1000円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえてサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

CV:お姉さん…沢野ぽぷらさん DJ…野上菜月さん
総時間 2:19:18

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

Parasite ~寄生概念~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第8回目はミステリアスなお姉さんの言葉に耳を傾けながら
心の中で密かに抱いてるとある欲望を満たし気持ちよくなります。

催眠の技術を駆使して「マゾ豚に堕ちる快感」を味わわせてくれるのが特徴で
彼女は様々な指示を出しながら絶妙なタイミングで暗示を入れて深い催眠状態へと誘導し
その上で快楽という飴を使って自分からマゾ豚になりたくなるよう心を上手にくすぐります。
本物のマゾになりたいあなたへのプレゼント
謎のお姉さんに催眠をかけられマゾ豚オナニーをするお話。

「うふっ 歓迎するね …ところで 君は今何回目?」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
快楽を求めて会いに来た主人公に意味深なことを言うと
興奮気味な彼をリラックスさせるために催眠をかけ始めます。

本作品は潜在的にマゾになりたい願望を抱いている彼の気持ちを汲み取った彼女が
催眠をかけたり一風変わったエッチをしながら少しずつ背中を押してあげます。
結果的には彼女によってマゾ豚に堕とされてしまうわけですが
どのシーンでも聴き手の気持ちを第一に考え、自らそうなりたいと願うように誘導します。

女王様が無理矢理調教するみたいな押し付けがましさがまったくないので
ドMな人はもちろん、ややMあたりの人でも普通に聴けるし楽しめます。
人間なら誰でも多少は持ってるMの気質を上手に刺激し、膨らませる独特なプレイです。

催眠は2パート24分30秒。
最初に自分のペースで3分くらい深呼吸して軽くリラックスした後
体を起こして彼女が言う通りに首を前後左右にゆっくり動かします。
ちなみに開始から13分くらいは目を開けたまま音声を聴きます。

「今度は左に 息を吐きながら ゆーっくり また すーっと息を吸いながら 元の位置に戻して」
「頭がだーんだん ふわふわしてくる 肩の筋肉が 少しずつほぐれていく」

催眠に入りやすくするための準備運動をするシーンなのですが
彼女がこちらの筋肉がほぐれた瞬間に言葉を投げかけてくれることや
催眠パート全編でぼんやりした口調で語りかけてくれることもあり
比較的早い段階から頭の中に霧がかかったようなふわふわした感覚が湧いてきます。

お次はそのままの体勢で今度は首を時計回り→反時計回りの順にゆっくり回し
完全にほぐれたところで横になりカウントに合わせて目を閉じます。

「頭の中も 首の回りも 気持ちよくって仕方ない 私の言葉に従うのは とても気持ちいい」
頭だけを適度に動かしてきた結果、最中は平衡感覚を失ったかのような意識の揺れを感じると思います。
そして横になり目を瞑った瞬間、すごく落ち着くとか安らぐ感覚がするでしょう。
人間の生理現象を利用して意識の力を上手に弱めてくれます。

次の「暗示」パートはマゾ心を開花させる第一歩として
引き続き催眠を深めながらマゾになることの喜びを彼女がわかりやすく教えてくれます。

「マゾだってばれた時の 周りからの冷たい態度を 想像してみて」
「君の意識は これ以上マゾになりたくないって思ってる でも 心の奥底では マゾに落ちることを望んでいる」

ここで面白いのが彼女がマゾになるデメリットにもきちんと触れてくることです。
女性の指示に従って恥ずかしいことをしたり屈服することに快感を覚える感情は
規模の大小はどうあれ男性なら多少は持ってるはずです。
だけどリアルでそれをやったら軽蔑される確率が高いのもわかってます。

だからこそまずはそうなった時の様子をイメージするところから始め
メリットとデメリットを天秤にかけながら前者を強調する形で語りかけてきます。
それと同時に催眠状態と半覚醒状態を往復させて暗示をより受け入れやすい状態へと導きます。

この時点では自分がマゾになったと実感する人はそんなにいないはずです。
ですがこの後始まるエッチで彼女の言葉を聴いてマゾになることに魅力を感じたり
抵抗するのがなんとなく難しいと感じる人がきっといるはずです。
彼女はそうやって少しずつマゾ心を育てていきます。

最終目的に向けての準備に徹したレベルの高い催眠です。
聴き手にマゾ豚に堕ちることへの興味を抱いてもらうことを目的に
前半は古典催眠の回頭法をベースとした技術を行いながらタイミングよく暗示を入れ
後半はメインとなるマゾ化の手始めとして揺さぶりをかけつつ言葉を選んで気を引きます。

前半の技法は催眠音声ではあまりやらないものなので個性があり
心に緩みが生じた瞬間に暗示を入れる的確さも光っています。
暗示の表現もストレートに感覚を伝えたり、比喩を用いたりしてより多くの人に届くよう工夫してます。
本作品は催眠、エッチいずれもセリフ周りが洗練されていて受け入れやすく感じます。

タイトルやテーマから連想されるものよりずっと穏やかな誘導ですから
M性の有無に関わらず催眠特有の感覚を比較的強く実感するでしょう。
数々の名作を生み出されているサークルさんの実力が遺憾なく発揮されています。
自分からマゾに成り下がる快感
エッチシーンは2パート34分30秒ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ほら 穿いてるものの上から ゆっくりとチンポとタマタマ 擦ってみて」
催眠を使って主人公のマゾ願望を適度に膨らませたお姉さんは
より気持ちよくなれるようパンツ越しにオナニーする指示を出します。

エッチは引き続き彼女の言うことに従いながらおちんちんをいじります。
最初の「プレイ」パートはおちんちんをしごくのではなく軽くいじるだけのソフトなプレイ。
パンツ越し→パンツの中に手を入れて、と段階的に刺激を強くしながら
彼女が適度にストップをかけて彼が本当のマゾにならないよう制御します。

「これ以上マゾになるのは嫌? 大丈夫 少しくらいなら平気」
「大丈夫 ぎりぎりまで近づいて 戻ってくればいいじゃん とっても簡単なこと」

ここに来ても彼女は彼に対して「マゾになろうね」とは決して言いません。
それどころか彼が社会的に死なない範囲内でオナニーできるようにリードします。
さらに「チンポ」「タマタマ」など下品な淫語をセリフに交えて興奮させてもくれます。

一見すると非常に優しく思うかもしれません。
ですがこのままおちんちんをいじり続けても射精はできませんから
性感が蓄積されてかえって欲求不満に陥ります。
彼女は彼にほどほどのオナニーをさせて快楽に屈するのを待つわけです。

「今チンポをしごいたら もう戻れなくなっちゃうからね もう十分楽しんだでしょ?」
それを後押しするかのように彼女はある程度オナニーさせた段階で
「これ以上やったら本当のマゾになっちゃうよ」と諭しプレイを中断させます。
男性なら誰でも射精せずにオナニーを中断する辛さがわかるはずです。
そうやって彼女は押しつけない形で彼の心と体をコントロールしようとします。

超えてはいけないと感じてるからこそ、超えた瞬間に襲ってくる精神的な快楽や開放感は強烈です。
そんな気分を抱きながらオナニーできれば普段よりもずっと気持ちよくなれます。
これが冒頭に書いた「マゾ豚に堕ちる快感」です。
同人音声はもちろん、他の催眠音声でもあまり味わえない独特な感覚です。

2番目の「ループ」パートは前のパートの終盤に彼女が提示したルールに従い
ひたすらオナニーを続け寸止めを何度も何度も繰り返します。
暗示ではなくカウントと特定のキーワードで制御するオナサポに近いプレイです。

約13分と決して時間は長くありませんが、最中に彼女が出す指示が変化に富んでおり
真面目にやると暴発する可能性がそれなりにあります。
スリルを味わいたい人は2、3日溜めてから挑んでみるとより楽しめるでしょう。
ここだけは彼女の声や言葉使いが嗜虐的になりM性も強くなります。

このように、心を上手に操って堕落させる催眠音声らしいプレイが繰り広げられています。
巧みに堕落させてくれる作品
催眠の技術に基づいたマゾ化が楽しめる大変面白い作品です。

お姉さんは主人公が密かに抱いている「マゾになりたい」気持ちを察知し
彼の意思を最大限に尊重しながら少しずつそうなるよう導きます。
マゾ化と言うと女性に調教されてそうなる風に感じる人もいるでしょうが
本作品では彼女の側からストレートにけしかけるシーンはほぼありません。
おかげで「いつの間にかマゾになっていた」みたいな面白い感覚が味わえます。

「私はただ 君が心の奥底に抱えてる欲望を 少しずつ開放していってあげるだけ」
作中でこう言ってるように、彼女がしているのはあくまで彼の手助けです。
そのために催眠の技術を駆使しています。
心と体が緩む絶妙なタイミングに暗示をテンポ良く入れる導入パート
会話に近い形で少しずつマゾへの興味を引き、離れられなくする暗示パートとプレイパート。
細かく説明するときりがないほど様々な要素が込められています。

中でもエッチの進め方が非常に独特です。
感度強化の暗示を入れてムズムズさせる正統派のアプローチはあまりせず
肉体面の快感とマゾへの欲求をリンクさせ、後になるほど後者が強くなるよう仕向けます。

精神面の快楽に力を入れたプレイをしてますから
他のセルフ系作品とはちょっぴり違った快感が味わえるでしょう。
2回目以降への布石もあったりして何度も楽しめる作りになっています。

絶頂シーンは0~1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

マゾになる気持ちよさと喜びを教えてくれる作品です。
Mな人、女性に屈服させられるシチュが好きな人には特におすすめします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 共通パート…1:06:45 グッドエンド…2:01 お漏らし嘲笑…2:27
(エッチの最後に射精を我慢できたかどうかで聴くファイルを選択します)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

瞳を覗けば熔かされる

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

前作「おゆうぎのじかん」から実に1年7ヶ月ぶりの新作にあたるこちらは

魅力的な瞳を持つお姉さんを見つめたり、逆に見つめられながら催眠へと入り
その後エッチなゲームをしながらマゾへと堕ちる快感を楽しみます。

スライドショーを見ながら音声を聴く非常に珍しいスタイルが特徴で
彼女はしきりに自分の目を見るよう呼びかけながら巧みな暗示を叩き込むことで
こちらの心と体の両方をぐにゃぐにゃの状態へと導いていきます。

エッチも一見簡単そうなのですがM心をくすぐるものばかり。
自分で自分を貶め、彼女の言いなりになっていく気分がたっぷりと味わえます。
瞳を見れば見るほど催眠に落ちていく
お姉さんの催眠でマゾ心を開花させ、彼女の奴隷になるお話。

「こんにちは お兄さん これが何なのか わかった上で観てるんだよね?」
お姉さんは明るくて可愛い声の女の子。
彼女自身の自己紹介などはせずに準備が整っているかを確認すると
主人公に自分の目を見るよう呼びかけます。
chandleman












本作品は音声作品では珍しくMP4形式のファイルになっており
再生すると上の画像のような彼女の姿が映し出されます。
そしてセリフやシーンに応じて8パターンくらいに仕草が変化します。
催眠をかけてくれる術者と実際に対面しているような気分が味わえるわけです。

またタイトルからもなんとなく連想できると思うのですが
本作品は「見る/見られる」ことを強く意識させるシーンが随所に登場します。
催眠中は彼女が何度も紫色の瞳を見つめるように言いますし
エッチに入ると今度は彼女がこちらの痴態を見ていることを何度も言ってきます。
目を瞑って聴くことが当たり前な催眠音声ではまさに異例の作品です。

催眠は58分30秒とかなりの長時間。
まずは彼女のどちらかの瞳をじっと見つめながら声に耳を傾けます。
ちなみに本作品は座った状態で聴くのがデフォルトです。

「私の瞳の奥を覗き込むように じーっと見ていると 瞬きがだんだんと増えてくる」
「瞬きに揺さぶられるように 今度は頭までゆらゆらと揺れ始める」

瞳の不思議な彩りやぼんやりとした声が何やら妙に心地よく
瞼の重さや意識の揺れが割と早い段階から実感できるようになります。

「落ちこぼれの生徒みたいに 内容を理解するどころか 起きているだけで精一杯」
「ぽわーんてしてて ぼーんやりしてて ねむーくって とーっても気持ちいい」

また彼女はストレートに「頭が揺れる」と言うだけでなく
退屈な授業で眠くなったときのイメージを持ち出したり、擬声語を交えたりと
様々な方向から聴き手に感覚を伝える暗示を入れてきます。

相性が悪くてどうにも催眠に入りにくく感じた経験がある人ほど
やりやすさや入りやすさを感じるのではないでしょうか。
今まで数々の名作を世に送り出してきたキャンドルマンさんの実力が
今作でもあらゆるシーンで十分過ぎるほどに発揮されています。
全編を通じて暗示の入れ方や表現力がずば抜けて優れています。

お次は本格的な催眠状態へと入る動作として
お馴染みのカウントを数えるのに合わせて目を閉じ、再度のカウントでもう一段階催眠を深め
それから別のカウントで目を開ける動作を2度繰り返します。
目を閉じるのに合わせて画面もしっかり暗くなります。

「心地よい眠りにすーっと落ちていくような 心の奥底に すーっと降りていくような とーっても気持ちいい 不思議な感覚に沈んでいく」
催眠音声では色んな作品で使われている結構メジャーな手法なのですが
キャンドルマンさんなだけあって内容はとてもとても濃厚。
最初のカウントを数える前にはおよそ3分間にも渡る入念な前暗示を入れ
その後も1回目は体の脱力や温かさを感じさせるもの
2回目は体にエッチな熱を沸きあがらせる類の暗示を囁き声で入れ続けます。

「私が近くにいて 自分のことを見ながら 言葉をかけてくれている そう思うたびに そう感じるたびに なんだか胸のあたりに 不思議な温かさがこみ上げてくる」
ここで個人的に最も印象的だったのが1回目の体を温かくするシーン。
上の暗示を入れられた瞬間、胸のあたりに温かいお湯をかけられたときのような
生ぬるい温もりがぶわーっと湧き上がってきました。

言われた直後に実感できるレベルで感覚が大きく変化するのがとても面白いです。
彼女の催眠にかかり、操られているのを実感できた瞬間です。
脱力についてもうまく力が入らないふにゃふにゃな感覚が全身を覆います。

「性欲と羞恥心が また激しく葛藤を始める どちらも 普通の人にあって当たり前のもの」
「そう 君がマゾだから 屈辱に 堕落に 敗北に快感を覚える 卑しく浅ましい存在だから」

2回目は先に述べた熱以外にマゾ心の活性化にも力を入れており
その際一旦理性を活性化させ、エッチな欲求とせめぎ合わせるアプローチがされています。

理性を持った状態で堕ちたほうが普通に堕ちるよりもずっと背徳的です。
彼女は聴き手がマゾの扉を開き、その魅力の虜になるように
わざとそういったスパイスを用意してくれているわけです。

古典催眠の技法をベースに、濃厚な暗示で的確に誘導していく極めてレベルの高い催眠です。
聴き手のマゾ心を表面化させることを目的に、まずはしっかりと深い催眠状態へと導き
それから感覚を徐々にシフトさせる形で核心へと近づけていきます。
やってること自体は至ってシンプルなのですが、暗示のクオリティが桁外れに優れており
彼女に言われたとおりの感覚を実感する人が続出するでしょう。
私も催眠が持つ可能性の素晴らしさを改めて思い知らされました。

テーマとして掲げている「見る/見られる」ことについても
序盤は古典催眠では定番の凝視法を取り入れていますし
その後は瞳を見ることによる集中力の強化や
逆に見られる恥ずかしさによる感度の上昇へと繋げています。
イレギュラーなタイプだからこそ、彼女の存在をすごく近くに感じられました。

まとめると、言葉にできないほどの素晴らしさを持っている催眠です。
暗示の内容的に催眠に不慣れな方でも楽しめると思います。
マゾの世界へ少しずつ引きずり込んでいくエッチ
エッチシーンは36分30秒ほど。
プレイは玉揉み、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「私と精気をかけて ゲームをしない?」
催眠を使って主人公のマゾ気質を強化したお姉さんは
とある3つのエッチなゲームを提案し
それに1つでも勝ったらマゾ心を解消してあげるが
負けた場合は生死に影響を与えないレベルで精気をいただくと言います。

エッチは彼女の提案した3つ(厳密には4つ)のゲームをこなします。
催眠誘導の最後で目を開ける指示が出されるため
常に目を開けたままプレイに取り組むところが少し珍しいですが
かなり入念な催眠を施されていること、ゲーム中も暗示を入れ続けてくれることから
途中で催眠状態が解ける人はそこまでいないと思います。

最初に行うのは「握っちゃダメゲーム」。
名前の通り彼女が10カウントを数える間におちんちんを握らなければ勝ちです。
普通の精神状態なら誰でもクリアできる至って簡単な試練ですね。

しかし彼女は当然のようにカウントの合間に暗示を叩き込むことで
こちらがそれを達成できないような心理状態へと追い込みます。
シンプルながらも催眠らしさが非常に濃いプレイと言えます。

「握りたい気持ちが強くなるほど だんだんと指先の感覚が曖昧になっていく」
「舐め溶かすように指が絡みついて 内側にあるかたーい意思が やわらかーく くにゃくにゃとろとろに溶かされていく」

このゲームのポイントは「おちんちんさえ握らなければOK」なこと。
そのルールを見据えて彼女はまず気持ちが高まる暗示を入れ
それから太もも→金玉の順に優しく撫でる指示を与えます。

暗示ですから催眠に入っていればそれを拒むのはなかなかに困難です。
最後の10カウントで握った瞬間、生暖かい快感が全身に広がるのを感じました。

本作品のエッチは彼女が少しずつ上位の快感を与えるシーンが多く
わざと甘美な快楽を少しだけ与え、より多くを求めたくなるよう自然に心を誘導します。
最終的な決定権を聴き手に委ねているからこそ余計に悪辣に思えます。
サークルさんの過去作「Parasite ~寄生概念~」に似た部分を持っています。

彼女のスタイルが最も色濃く出ているのが2番目の「センズリ猿ゲーム」。
10カウント以内にオナニーを始めなければ勝ちの、これまた単純なゲームです。

「頑張るねぇ それじゃ1回だけ見逃してあげる」
彼女はわざと指定した回数だけおちんちんをしごくことを許し
それによってもっとしごきたくなる欲求を嫌と言うほどに刺激します。
ここまでずっと物理的な責めをしてこなかっただけに
1回擦った瞬間、えもいえない幸せな快感が湧き上がるはずです。
彼女は一見簡単そうなゲームをとても難しいものにすることに成功しています。

残り2つのゲームは言うまでも無くより大きな快感を孕んだプレイです。
快楽に溺れ、彼女のペットに成り下がるのを実感しながら射精する。
Mな人ならたまらない魅惑のひと時が味わえるでしょう。

このように、催眠の技術を使って上手に心を折るプレイが繰り広げられます。
Mであるほど楽しめる作品
催眠・エッチいずれもこの上なく洗練されている名作です。

お姉さんによる濃厚できめ細かな催眠で少しずつ心と体を侵され
気づいたときには自分ではどうしようもないほどまでに主導権を握られてしまいます。
催眠の後に続くエッチもその事実を実感させながら行われていくため
自分が調教され、彼女の言いなりに成り下がった気分がたっぷりと味わえます。

この作品の最も恐ろしいところは
彼女が何をしてくるのかがわかりきっているにも関わらず
それを回避したり乗り越えるのが非常に困難
なことです。

彼女は聴き手が絶対にそうならざるを得ない状況になるように
しかも自分からそう願いたくなるように様々な暗示を駆使して誘導し続けます。
そのキーとなる暗示の表現力がまさに芸術レベルとしか言いようがありません。
まるでサークルさん自身がこのプレイを実際に体験し
得られた諸々の感覚をそのまま言葉にしたかのような的確さを持っています。

聴いてる最中はそのあまりの素晴らしさに魂が震える思いがしました。
こんな体験ができる作品なんてそうそうありません。
キャンドルマンさんだからこそ形にできた作品と言えます。

催眠は処女作「催眠メルトダウン」で使われていた技法を一部取り入れながら
作品のテーマである「視線」を強烈に印象付けてきます。
エッチの内容も考えると、サークルさんがこの作品に原点回帰の思いを込めているのかもしれません。
しかし過去作で培われてきた技術をふんだんに用いているだけあって
催眠に入りやすく、感覚を操作される気分がとても味わいやすくなっています。

エッチはM向けではありますが変態と言うほどではありません。
聴き手の中に潜むマゾ心を吊り上げ、それを的確に膨らませていきます。
堕落する精神的な快楽がオナニーの快感を大きく助け
最後に訪れる射精の快感を普段よりもずっと質の高いものへと押し上げています。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

目を開けたまま聴く奇抜なスタイルによる個性のみならず
純粋な催眠音声としても極めて高い領域にある珠玉の作品です。
価格も2時間で1500円なら別段高いと言うほどでもありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:桃華れんさん
総時間 本編…1:43:01 解除…19:31

オススメ度

■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2016年1月3日追記
昨年12月に画質を改良したバージョンがサークルさんのサイトに掲載されています。
購入者のみがわかるパスワードが必要となります。
http://candlemanhypnosis.blog16.fc2.com/blog-entry-34.html

ヒプノふぉれすと ~妖精の棲む森~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

当サイトの1周年にあたる本日紹介するこちらの作品は
不思議の世界でエッチな妖精さんたちが激しい快感を味わわせてくれます。
前戯のような軽めのオナニーで助走をつけてから繰り出される奇抜なプレイは
心と体に大きな衝撃を与えてくれるでしょう。

催眠はキャンドルマンさんの作品としてはかなりの正統派。
一つ一つ手順を踏むような分かりやすい進め方と丁寧な暗示で
聴き手を確実に催眠状態へと導いていきます。
エッチの内容に抵抗さえなければ初心者が聴いても大丈夫と言い切れます。



妖精たちの住む森へ
妖精たちからエッチな責めを受けるお話。

「これからあなたを とっても気持ちの良い 妖精の森へとご案内します」
お姉さんは清らかで優しい声の女性。
まずは誘導役を務める彼女の言葉に従って催眠状態に入り
その後妖精の住む森へと足を運びます。

「私は あなたの言葉を 受け入れます」
本格的に催眠を始める前に、お姉さんは上のような言葉の復唱を求めてきます。
この後催眠にきちんと入るための準備みたいなものですから
実際にそうなるように意識しながらきちんと口に出してみてください。

催眠は2パート34分ほど。
自分のペースで呼吸をしながら軽く脱力の暗示を聞いた後
早速物語の舞台となる森のある世界をイメージします。

「生々しい現実から遠く離れた 幻想の世界」
温かい日差しと爽やかな風の吹く草原、手前には草花 奥には山と森
そんなおとぎ話のような世界を思い浮かべていきましょう。
お姉さんの親切丁寧な描写がイメージを助けてくれます。

「私は あなたの言葉に 従います」
一旦覚醒させた後に続く深化部分も先ほどと同じく復唱から始まります。
ここでは「受け入れます」が「従います」に変化しているのがポイント。
先ほどと敢えて同じやり方、同じ言い回しを使うことで
お姉さんの声に自分から従う意思をさらりと引き出している
のです。
これが最初にきちんと口に出してくださいと言った理由です。

「こんにちは お兄ちゃん こんなところでどうしたの?」
その後は森へ行って妖精と出会い、巣穴へと案内されます。
妖精は子供らしい甲高くて甘い声。
小さくて背中に羽を生やしているお馴染みの見た目で人間が大好き。
さらに何やら意識がぼーっとするような甘い香りを放っています。
彼女に連れられながらその香りを吸い込んで深い催眠状態へと落ちていきます。

ちなみに妖精が登場した後もメインの語り手は案内役のお姉さんです。
彼女が話した物語の内容に臨場感を出すために妖精が話す。
この形式を採ることで催眠にとって大切な催眠者と被験者の信頼関係を維持しています。



声に犯されるための入念な準備
「ふわりふわりと漂う ピンク色の光を ただ 追いかけていく」
催眠の後半は妖精の巣穴へ向かいながらエッチの下準備を行います。
暗い森の中に浮かぶピンク色の光(=妖精)をイメージしながら
お姉さんの暗示を聴いて意識をさらにとろんとさせていきましょう。

「言葉が あなたのすべてを 気持ちよく揺らして あなたに 少しずつ 変化を与えていきます」
ここではお姉さんや妖精が話す際に生まれる音そのものを聴くことで
こちらが反応するように刷り込んでいるのが面白いですね。
さすがにすぐには実感できないでしょうが
エッチシーンの後半になると、特に妖精の声で体がビクッと反応するかもしれません。

不思議な世界へ行って冒険をするようなストーリー性が目を引く催眠です。
おかげでとても楽しく取り組むことができました。
催眠に入るための意識作りから始まって、イメージも本当に描写がわかりやすいですし
さらにあらゆる場面において聴き手がどうすればいいかをきちんと伝えてくれるなど
痒い所に手が届く、まさに至れり尽くせりな導きをしてくれます。

ここまで聴き手のことを真剣に考えて作られている催眠音声はあまりありません。
催眠の経験が薄い方でもおそらくがっつり入れます。
特に妖精の甘い匂いを実際に感得できる方は多いのではないでしょうか。
私は中盤あたりから香水のような匂いがしてきてびっくりしました。



股間を覆う熱い感覚
エッチシーンは31分ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、妖精による乳首舐め、チンポレイプです。

乳首舐めやチンポレイプのシーンで効果音が鳴ります。
セルフはありますが射精はしません。

「さぁ 片方の手で胸を もう片方の手でチンポを 好きなようにいじってオナニーして」
妖精の巣穴へ到着した後は若干声の違う2人の妖精が加わり
それぞれが左右と中央に陣取って代わる代わる語り掛けてきます。
深い深い催眠状態に入っている主人公には声に抗う力はありません。
それを知っている彼女たちにされるがままに心と体を犯されます。

「いじればいじるほど もどかしさが溜まっていくね だんだん 自分の手じゃ物足りないって感じてくるよ」
最初は乳首オナニーとオナニーを同時に行いながら更に感度を上昇させます。
催眠の後半から少しずつ積み重ねてきているおかげで
この時点でいつものオナニーとは違った感覚が走るかもしれません。
でもここはあくまで序章、本番はもっと後ですから
敢えて発散さずにもどかしい感覚を楽しんでください。

「ここを 責め立てられたら どれだけ気持ちいいだろう」
先のプレイからもわかるように本作品のエッチはかなり焦らしてきます。
それぞれのプレイを開始する前に聴き手に快感を想像させることで
本来より大きな快感を引き出そうとしているのがいいですね。
お姉さんの期待感を煽るようなセリフがさらに興奮を掻き立ててくれます。

プレイで最も特徴的なのはチンポレイプでしょう。
具体的に何をするのかと言うと
妖精の尻尾をおちんちんの形にして、それを主人公の尿道にぶっこみます。
ドM系作品が得意なキャンドルマンさんらしいぶっ飛んだプレイです。

「お兄ちゃんはどうしようもない淫乱 快感にすべてを支配されちゃう 救いようのない変態」
本来女性を責めるためについているおちんちんを逆に犯される。
そんな恥ずかしいシチュと妖精たちの言葉責めが羞恥心を煽ります。
女性が犯されている様子を引き合いに出してくることから
女体化音声を経験している方のほうがより没入できると思います。

絶頂は一番最後に3回連続で行います。
それぞれカウントを刻んでタイミングを合わせやすくなっていますから
お姉さんと妖精の言う通りの感覚を思い浮かべて、それを爆発させてみてください。

私の場合はおちんちんの根元あたりに熱い感覚が集まってきて
それが絶頂と同時に先っぽへと突き上がってきました。
射精に近い感覚だけど時間はずっと長かったです。
いつも味わうドライオーガズムは会陰部に感覚が集中するものだったので
湧きあがる感覚やタイプが違ってとても新鮮でした。

このように、催眠音声らしい仮想的なエッチがたっぷりと楽しめます。



夢中になれる作品
「ヒプノドラッグレディ」とは違ったタイプの素晴らしい作品です。
催眠音声としてはかなりの正統派なおかげで
サークルさんの催眠に対する理解の深さや技術力の高さがよく分かりました。

奇抜なエッチのせいで多くの方の目はプレイそのものにいきそうですが
催眠のかけ方やエッチシーンでの暗示の入れ方がとてつもなく優れています。

最初に2人で共同作業を行うことで彼女との一体感を無意識的に築き上げてから
聴き手のペースで呼吸をさせて無理なくリラックスへと導いたり
流れのある分かりやすいイメージで物語の世界に入りやすくしたりと
至るところに聴き手に対する気配りが感じられます。
しかもそれをこちらに悟らせないように行っているのが素晴らしいですね。

そしてお姉さんのセリフが本当にきめ細かいです。
個々のシーンにおいてまず聴き手にどうして/どうなってほしいかを考え
そのために催眠者としてどう声をかければいいかが考えられています。
催眠音声としてこれは基本的なことなのですが
ここまで洗練されているともはや芸術にさえ感じます。
聴いている最中は何度もため息を漏らして感動しました。

エッチはプレイが仮想的であることを考えて
情景やこちらに感得してほしい感覚をお姉さんが細かく教えてくれます。
といっても深い催眠状態に入っていれば体が勝手に反応するようになっていますから
考えるより先に感じていれば自然と気持ちよくなれます。
チンポレイプの気持ちよさや微かな痛みを実感できる方は意外に多いのではないかなと。
最後のドライも熱が集まってくるのがよくわかりましたし
催眠の凄さを改めて思い知らされたような気がします。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

総合的に見て催眠もエッチも優れた名作と判断しました。
キャンドルマンさんの他の作品に比べるとやや大人しいのですが
催眠音声として非常に分かりやすく作られています。
この後に出された諸々の作品が多くの人々に愛されているのも
基礎がしっかりとできあがっていたからこそなのだと思います。

本作品を催眠音声8本目の満点とさせていただきました。

CV:誘導役…紅月ことねさん 妖精役…椎那天さん
総時間 1:22:13


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

催眠メルトダウン

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
同サークルさん最初の有料作品になります。

本作品はお姉さんの暗示を受け続けることで
聴き手は徐々に心を動かされ、屈服させられていくことになります。
このじんわりと体の芯を侵されていく様子は
確かに「メルトダウン」の名に恥じないと言えるでしょう。

頭がぼんやりととろけた先には、数々の羞恥プレイが待ち構えています。
それを一つずつクリアするたびに心が開放され、マゾに目覚めていく。
すべてを聴き終えたとき、何かを達成した喜びと同時に
何か大切なものを失ったような感覚を受けることになります。



催眠と覚醒を繰り返しながら、徐々に落ちていく
お姉さんに催眠をかけられ、羞恥プレイをさせられるお話。

「ゆったりと 楽な体勢で 楽な呼吸で聴いてください」
お姉さんは丁寧な口調で語り掛けてくる、甘さの漂う声の女性。
催眠にかかるための割と細かい諸注意を行った後
無心になってその声に耳を傾けるように言ってきます。

催眠は2パートに分かれており、合計で18分ほど。
まずは特に意識して深呼吸などをせず、ただぼーっとするように指示をしてきます。

ぼーっとしろといっても、本当にそうする必要はありません。
心身をリラックスさせるために、自分が楽だと思える姿勢で聴いてみましょう。
そうすることで自然とほぐれていきます。

「あなたは 私の言葉の言うとおりに 変化していきます」
程よく心地よい気分が全身に行き渡った後は
カウントダウンを小まめに行い、催眠と覚醒を繰り返すことで
徐々に心と体を沈めていくことになります。

このカウントダウンがとてつもなく多いのが特徴で
合間合間に少しずつ暗示を加えていくことで
じわじわと主人公の中を彼女の声が侵していきます。

本当にびっくりするほど多いため、最初はくどいようにも思えたのですが
3歩進んで2歩下がるくらいの
とてもゆっくりとしたペースで暗示にかけていく流れを把握すると
そんなに不自然さも感じなくなっていました。

キャンドルマンさんだからどんなタイプかなと、期待と不安半々で聴いてみたら
かなりオーソドックスに進めてくれています。

「あなたは~になりました」などの
一方的に決めつけるようなセリフがそこそこ登場するため
被暗示性のかなり低い方や、経験の浅い方が聴くと抵抗を感じるかもしれませんが
そのへんをクリアできさえすれば、結構どっぷりと浸かれるのではないかなと。



一歩ずつ変態への階段をのぼっていく
エッチシーンは3パート合計で28分30秒。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りです。

「今からめいっぱい辱めて マゾの快楽の味をたっぷりと
心と体に教え込んであげます」

彼女の声に従って恥ずかしい行為をするのが大好きになった主人公は
オナニーの準備をするために服を脱がされることになります。

本作品のエッチは、わざと立ち止まったり焦らしたりしながら
少しずつ進めることで、聴き手の心理を責めてくる
のが特徴です。

この「少しずつ」がポイントですね。
服を脱がせるにしても、一気に脱がさずに
見えるか見えないかのところまでもっていって、そこで一呼吸を置く。
そうすることで「あとちょっとで見えてしまう」危機感を煽ることができます。

「あなたのマ・ゾ・チ・ン・ポ ぜーんぶ見えてますよ」
そして見えてしまったら敢えて口に出すことで辱め、そのことを意識をさせる。
このようにして聴き手の理性を徐々に溶かしていきます。

オナニーをする際も、いきなり扱かせるようなことはしません。
男には弱すぎる刺激を少しだけ与えることで、もどかしい感覚に悶えさせます。
寸止めプレイなどを好む方にとって、かなり相性のいいプレイと言えるでしょう。

30分近くの時間がありますが、射精はたったの1回です。
それだけ色々と我慢させられることになりますから
男としては辛いと思う部分もあるでしょうけど
最後の最後に得られる快感は、いつもとはちょっと違ったものになるはずです。



「~させられる」快感に目覚めさせてくれる作品
お姉さんの声に従わされ、服を脱がされ、射精させられる。
自分の意志ではなく、他人の命令によって何かを行うことに
喜びや安心感を得るようになる作品です。

スタンスが完全にM向けですから、Mならかなり楽しめます。
途中でマゾ認定するために復唱するシーンなどもありますし
そこで声に出すことができれば、より感情移入できるようになるかなと。

催眠は敢えて呼吸や脱力を最初から意識させないのが面白いですね。
そうすることで、よりお姉さんの声だけに意識を向けることができます。
ただ後半のカウントを絡めた暗示部分を考えると
すんなりと彼女に心を預けることができるかどうかで
催眠に対するかかりやすさが大きく変わるでしょう。

エッチは羞恥心を徹底的に刺激してきます。
自分の恥ずかしい所、恥ずかしい姿を見られる恥ずかしさを意識すればするほど
心と股間に熱いものを感じ、同時に理性やプライドが崩れていきます。
ラストが意外にあっさりしているようにも思えたのですが
それは彼女なりの優しさなのかもしれません。

処女作であることを考えてか、割と無難な作りながらも
きちんと光るものを内包している作品です。

なぜキャンドルマンさんが現在も根強い支持を受けているのか。
この作品を通じて、その理由を私なりに感じ取ることができました。

CV:みる☆くるみさん
総時間 57:29


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

おゆうぎのじかん

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
前作「ヒプノドラッグレディ」(以下HDL)から実に1年5か月振りとなる
同サークルさんの最新作になります。

催眠は「レイプ・サウンド・ガール♪」(以下RSG)、HDLと
ここ2作品ほどは音を中心としたものが続いていましたが
今回は幼児プレイにガラリとテーマを変えてきました。

本作品はそのシチュを生かすために
催眠は絵本を読み聞かせるように進める珍しい形式となっています。
また擬音語を多用しており、それに残響音をかけたり左右に動かすことによって
ある意味「音」として強く印象付けているのが特徴です。

「おはなしのじかん」(催眠パート 約68分)
「おゆうぎのじかん」(エッチパート 約73分)
「おわかれのじかん」(解除パート 約37分)

また、作品は大きく上記3つのパートに分かれており
さらにそれぞれが2~6のパートに分かれるなど
とてもとても長い作品であるのも特徴です。

とにかく聴くだけでも結構大変ですから、
基本的には休日など時間のある日に聴いた方がいいでしょう。



少しずつ絵本の人物に自分を重ね合わせていこう
とある少女に催眠をかけられ、幼児になってお漏らしをするお話。

「ねぇお兄さん お兄さんは 私に何をしてほしいの?」
少女はやや嗜虐的な口調で、甲高い声の女の子。
さる事情により、主人公を幻想の世界で優しく躾けて
幼児マゾペットにするために来ました。

「危なそうだったら 途中でやめればいいし」
催眠に入る前にちょっとした諸注意を言われるのですが
上のセリフのように軽く誘うシーンなどは
過去作である「Parasite ~寄生概念~」を思い出す方もいるのではないでしょうか。

催眠は事前のやり取りなどを除くと、4パート62分30秒ほど。
深呼吸などのよくあるものとはまったく違い
少女が絵本を読み聞かせながら進めてくれます。

物語はとある国の王子様を主人公としたもので
国の重要人物として衆望も厚かった彼が、ふとした出来事を機に堕落していく。
おおまかな内容としてはこんな感じです。

「すーっと すーっと 抜けていく」
「すーっと すーっと 薄れていく」

ここでは少女が意識して同じ言い回しを使っており
そうすることで言葉の音や印象を強く頭に植え付けていきます。


少女の声には常にエコーがかかっていますから
強く響いて少し残るその音を聴いていると
なんだか頭が軽く揺さぶられるような感覚が生まれるかもしれません。

「すーやすや すーやすや」
「ぎゅっ ぎゅっ ぎゅー」

また、眠りについたり抱きしめられたりと
物語の場面に応じて、強めの残響処理を施した擬音語が流れます。

この音は単に流れるだけではなく、音の聞こえてくる位置を右へ左へと変えたり
流れながら耳の中央から後ろの方に移動したりと
まるで生きているかのようにさまざまな動きをする
のが面白いですね。
こういう音の動かし方は「ヒプノマルチボイス」に近いものを感じます。

このように、どちらかというと物語の内容よりは
意味を持たない音を効果的に使うことで、心を責めてくるような催眠となっています。
そう考えると案外RSGやHDLに似ている作品なのかもしれません。

あと、催眠なのにエッチな表現が割と出てくるのも珍しいかも。



射精ではなく「お漏らし」
エッチシーンは5パート69分とこちらも長時間。
プレイは太ももを撫でる、おちんちんをにぎにぎする、オナニー、親指をしゃぶる
ママのおっぱいを吸う
、といかにも幼児プレイらしいラインナップ。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「これから 物語の王子様と同じように お漏らしさせてあげまちゅね」
催眠によって徐々に物語の王子と自分を重ね合わせ
「おゆうぎ室」へとたどり着いた主人公は
ママとなった少女にお漏らしを手伝ってもらうことになります。

「ボクが ママの子になるっていうなら お漏らしさせてあげてもいいでちゅよ」
ここでは、幼児プレイの醍醐味である赤ちゃん言葉を大量に聴くことができます。
非催眠ではそこそこあるのですが
催眠で赤ちゃん言葉を使う作品はかなり珍しいと言えるでしょう。

「しーこしこ しーこしこ」
「ちゅーぱちゅぱ ちゅーぱちゅぱ」

ここでも擬音語が非常に多く使われており
催眠状態を維持する手助けをしています。

催眠パートでは適宜流れていたのが、エッチでは常に流れる感じになりますから
やはりこの音にどれだけ体を慣らせるかがカギになるのではないでしょうか。

また、これだけでは足りないと判断したのか
序盤のおちんちんを握るだけのシーンでは同時に脱力していったり
少女が本当のママになるシーンでは契約を結ぶなど
催眠音声らしくエッチシーンでも催眠要素が数多く含まれています。

長い作品だとどうしても催眠状態を維持しにくいので
こういった配慮はかなりありがたいですね。

「あったかくて 柔らかいママの手で 優しく手助けして お漏らしさせてあげる」
メインとなるオナニーシーンでは、最初自分の手で行った後
射精させずに一旦止めて、今度は自分のパンツを被せながら扱きます。
パンツの温もりをママの手とイメージして優しく刺激していきましょう。

そして、目の前にあるママのおっぱいにむしゃぶりつく。
ママがちょっぴり意地悪に振る舞うシーンもありますが
基本的にはあまあまな展開となっています。

「ほらいくよ だらしなーくお漏らしをして ママの子に 完全に生まれ変わりましょうね」
フィニッシュは勢いよく飛び出す射精ではなく
おしっこを出すように精液を垂れ流す「お漏らし」をすることになります。

カウントダウンではなく、幾重にも重なり合う音で〆ているのは
ある意味キャンドルマンさんらしいフィニッシュと言えるでしょう。



声を音として効果的に使用している作品
赤ちゃんプレイを題材にした普通の作品だろうと思って蓋を開けてみたら
かなり音モノに近い作風という印象を受けました。

とにかく擬音語をこれでもか、というくらいに多用していて
そのすべてに残響処理がされています。
エッチシーンではママのプレイに合わせて左右からそれが鳴るなど
意識させようとする意図を強く感じます。

催眠は絵本を読むだけの型破りな手法です。
ただ物語の中にきちんとキーワードが潜んでいて
それが何度も登場することで、聴き手に自然と刷り込まれていきます。
中級者以上なら催眠に入れるとは思いますが
やや特殊なため、初心者にはあまりお薦めしません。

エッチはママに優しく抱かれながら射精させてもらう典型的な幼児プレイです。
自分の心を一時的に開放し、幼児になってたっぷりと甘える。
そんな甘美な時間がゆっくりと流れていきます。

自分の親指をしゃぶらせるところなどは実にいいですね。
放尿シーンはありません。

総合的に見ると、声という「音」を中心に据えた良作です。
キャンドルマンさんの過去作が好きな方なら、まず安心して聴けるでしょう。
それくらいサークルさんらしさを感じました。

CV:椎那 天さん
総時間 3:02:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
完成度はそこまで高くないと思う。
催眠と解除パートが非常に長いのはなんとも…
人間の集中力の持続時間が平均で50~90分と言われていることから
1時間30分以内に収まる作品が理想じゃないかなと。

Parasite ~寄生概念~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

「Mの素養がある人を、本当のマゾ豚に変えてしまおう」
そんな「Mへの開花」が作品のテーマとなっています。

本作品はM向けであることには間違いないのですが
最初はお姉さんが主人公をあくまでノーマルとして扱い
少しずつ心を解放させ、そして後戻りができないように追い込む。
そんな順を追うような展開が持ち味です。

また、同じテーマの作品である「ヒプノスレーブ ~Mへの覚醒~」のように
力技でMに変えるのではなく、最終的な判断を主人公に委ねているなど
割とソフトな路線のため、比較的万人向けである点も特徴と言えます。



「マゾになりたい」願望を叶えるために
お姉さんにマゾ豚に変えられ、終わりのないオナニーをさせられるお話。

「歓迎するね ところで 君は今 何回目?」
お姉さんは淡々とした口調で語り掛けてくる、落ち着いた声の女性。

人の心の奥深くに潜む願望を察知することに長けており
今回は主人公の「マゾになりたい」という願望を
催眠によって叶えてあげることにします。

催眠は2つのパートに分かれており、合計すると26分間。
前半は暗示にかかりやすくするための準備運動として
深呼吸をしたり、簡単なストレッチをすることで心と体をほぐしていきます。

「ふわふわとした気持ちよさが どんどん高まっていく そんな気がする」
深呼吸に合わせて体を動かす合間にも
お姉さんは平易な言葉を使って、きちんとイメージも植え付けてくれます。

やってることは本当に単純なのですが
お姉さんの声が加わっているおかげか
私はここだけで意識がぼんやりとしてしまいました。

後半は暗示によってマゾの本性を開花させていく流れになります。

「君は本当は心の奥底では 今よりもっとひどいマゾに堕ちることを 望んでいるから」
ここではお姉さんが囁き声で話すようになり
作品タイトルの通り、彼女が頭の中に寄生しているかのように
耳元で意識の変化を促すような暗示をかけてくれます。

催眠の段階では、主人公はマゾではなく一般人として扱われるため
お姉さんが見下したりせず、普通に向き合ってくれるのがポイントです。
この部分に関しては万人向けと言えるでしょう。
もちろん、初心者が聴いても十分に催眠に入れる内容だと思います。



「絶対に射精させない」強い意志を感じる寸止め
エッチシーンはおよそ34分、こちらも2つのパートに分かれています。
プレイは寸止めオナニーのみとなります。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「肉欲の虜になった 自分の姿 現実になるのは もうすぐ」
マゾになるための心の準備を完了した後は
彼女の目の前でオナニーをすることで、より完全なマゾ豚を目指すことになります。

ここで一般的なM向け作品と決定的に違うのは
彼女はあくまでマゾ豚になるための手助けをするだけで
最終的に主人公がそうなるかどうかは、彼自身に決めさせていることです。


「少しずつだけつまみ食いして すぐやめればいいだけ」
もちろん彼女の目的はわかりきってますから
焚き付けることで少しずつ前に進めようとはしてきます。

甘美な味をちょっとずつ覚えさせていき、後戻りできないように誘導していく。
そんな巧妙なやり取りをここでは聴くことができます。

「よくできました マ・ゾ・ぶ・た・くーん」
マゾ豚になることが決まった後は、彼女の態度が一気にSっぽくなり
彼女の声に従っての寸止め地獄が繰り広げられます。

ここでは本当に何度も何度も何度も何度も寸止めを行います。
寸止めとしては長めの時間が取られていますから
途中での暴発に注意しながらなんとか完遂してみてください。

このようにエッチシーンは前半ソフト、後半ハードと
メリハリのあるプレイが楽しめるのが特徴的と言えるでしょう。



こっそりと巧妙にMへと導いてくれる作品
お姉さんの巧妙な駆け引きによって、いつの間にかマゾの道へと引きずり込まれていく。
そんな流れるようなやり取りを聴くことができる、珍しい催眠音声です。

「君は救いようのないマゾ豚 気持ちわる-い 最低だね」
マゾ豚に成り下がった主人公に対して
お姉さんが言葉責めをするシーンがあるものの
言葉はともかく口調はかなりソフトなため、心が激しく傷つくことはまずありません。
ノーマル寄りの方でも聴ける作品だと思います。

催眠は至ってシンプルで、指示や暗示の内容もわかりやすく
初心者から上級者まで、誰にでも聴ける親切設計です。
このへんはいくつもの名作を生み出しているサークルさんですから
まったく問題はありません。

エッチは淫語の登場数がやや少ないことを考えると
僅かでもMの素養があった方がより楽しめるでしょう。
あと寸止めシーンでは、若干痛みを伴うことになりますのでご注意ください。
(金的ではありません。)

本作品は寸止めを完遂した方は「グッドエンド」
暴発してしまった方は「お漏らし嘲笑」という、それぞれ専用のパートが用意されています。

内容的にそこまで大きな違いはありませんが
最後の雰囲気づくりということで
結果に即したパートをどちらか選んで聴いてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:07:13(共通パート) 2:01(グッドエンド) 2:27(お漏らし嘲笑)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2016年5月21日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/60187144.html

ヒプノドラッグレディ

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
「レイプ・サウンド・ガール♪」(以下RSG)の続編にあたる作品で
RSGと同じく「音による調教」がテーマとなっています。

続編ということで、基本的にはRSGの流れを汲みつつも
抽象的な表現を排除することで、より親しみやすくしていたりと
純粋に正統進化した作品という印象を受けています。

また、複数回聴くことを前提にしており
「初回コース」「二回目以降コース」「音声ドラッグ」の3コースに加えて
二回目以降コースの中にも
short、middle、longの3バージョンが用意されているなど
聴き手のニーズを考えている点も非常にいいところです。

今回は時間の都合もあって、初回コースのみのレビューとなります。



まずは音に慣れることから始めよう
お姉さんの鳴らす音によって、奴隷にされてしまうお話。

「ようこそ これがどういう音声なのか 知ってて聴いてるんですよね?」
お姉さんは穏やかな口調の大人っぽい女性。
ゆっくりとした調子で主人公に語り掛けながら
同時に様々な音を聴かせていくことになります。

音は全部で6種類あります。(解除音声を除く)
「ボーン」というギターの弦を弾くような音だったり
「キィィィン」ととても細くて甲高い音だったりと
普通に生活している分には、あまり巡り合わないタイプの音かもしれません。
それらの性質などを説明しながら、かなり長めの時間をかけて
まずは音を体になじませていくことになります。

RSGとほぼ同じ音を使用しているため
RSGを既に聴いている方なら「ああ、こんな音あったな」と思い出すことでしょう。

催眠はおよそ70分ととても長時間。

「あなたをリラックスさせて とっても気持ちいい状態へと 導いていく音」
まずはトーンの低い、後に残るような音をやや間を開けて聴かせながら
お姉さんのカウントダウンを織り交ぜた暗示を聴いていくことになります。

本作品は一般的な催眠音声と比べると特殊ですから
深呼吸をさせたり、意識して脱力させるようなシーンはありません。
ただ、彼女の鳴らす音には心にまで響き渡るような力が宿っており
その優しい声と相まって
音を聴いていると、心がほぐれてくるのを感じることでしょう。

また、途中からお姉さんが左右から別々の事を
囁くように語り掛けてくるようになります。

お姉さんがきちんと説明してくれますが、これは「双子」シリーズと同じ要領で
敢えて両方を無理して聴こうとせず、片方に集中したり、両方聞き流したりと
聴き手のスタイルに合わせて進めていくことになります。
両方同じ声ですから、双子のような音のうねりは感じられないでしょう。



音による連続寸止め
エッチシーンは時間にしておよそ26分間。
プレイは音による寸止め地獄と絶頂になります。
くちゃ音などは当然ありません。
また、セルフもありません。

時間については催眠パートでも感覚を刺激する要素があるため
あくまで「最低でもこれくらいはあるよ」という意味の26分です。
内容的に厳密に計るのが難しいもので…ご了承ください。

「安心して おかしくなっちゃってください 寸止め地獄の は・じ・ま・り です」
特殊な音と、それによってもたらされる感覚を体に染み込ませた後は
それらを複合的に流すことによって、さらなる快楽を目指すことになります。
タイプとしてはドライオーガズムを目指す感じですね。

ここではお姉さんがSっぽい口調に変化し
「あなたはもう 私の虜 私に依存しきった 私がいないと生きていけない犬」
「女にいじめられる快感に 骨抜きにされちゃった 情けない顔」

やや厳しめの罵声を、左右から別々に浴びせかけてきます。

さらに最初と比べてややボリュームの大きな音を
二重三重と折り重ねるように浴びせかけてきます。
その状況下で、まさに音にすべてを支配されるような感覚を味わうことになるでしょう。

お姉さんは何度も、何度も、それこそ何回にもわたって
カウントダウンを交えながらの寸止めを行います。
時間にしておよそ22分間と、かなりの長時間に及びますから
それなりに体力を消耗することを覚悟しておいてください。

そして焦らしに焦らした後、カウントダウンに合わせて絶頂を迎えることになります。
お姉さんが0を数えた時、「ドーン」と響き渡るような音が鳴り
それと同時に何かがはじけ飛ぶような感覚を、私は味わうことができました。

このように、エッチシーンにおいても音責めを中心とした
本作品ならではの感覚が味わえるプレイとなっています。



音への依存が止まらない作品
今回は文字数の都合もあって、作品の流れを追うことを中心に
かなり簡略化して書かせていただきました。

本当に様々な要素が折り重なっており
本気で真面目に書いたら、このレビューの3倍くらいの文字数が必要になるでしょう。
それくらい色々なことを感じ、考えさせてくれる作品です。

音モノとしては最高峰の作品です。
これを超えるクオリティの作品は、今のところないんじゃないかなと。
近々出るらしいキャンドルさんの新作が音モノなら
あるいはってところでしょうか。

RSGの角が取れた作品とでも言えばいいのでしょうか。
RSGの中では、特殊な器官をイメージするというシーンがあるのですが
どうもイマイチ説明不足だったりで、掴みずらい所を私は感じていました。
今回は純粋に音を聴かせて、感じさせてくれるというストレートな流れで
前作よりもずっとわかりやすくなっています。

催眠は音モノということで、やはりそれなりに慣れがいるでしょう。
初回でいきなり催眠にかかれる方は、そこまで多くはないと思います。
ただ冒頭の通り、きちんと複数回聴ける内容になっていますから
経験を積むことで、この作品ならではの快感を是非掴みとってください。

エッチは音でイかせるというもので、こちらもかなり独特です。
「おちんちん」といった淫語は多少出てきますが
直接的なエロを目的としてはいませんから
そういった要素は期待しないでください。

やっぱり最後の絶頂がいいですね。
頭の中がすぱーっと一気に晴れ渡るような開放感がありました。
お姉さんに一方的に音と言葉で責められるシチュですから
やはりM向けと言えるでしょう。

総合的に見て、催眠重視の傑作と言えます。
ただ初心者がいきなり聴いて、この感覚を味わえるかというと
いささか疑問が残ります。
とりあえず5作品くらいは、双子とか他のを聴いてから挑んだ方がいいかなと。

この総時間で1100円はとてもコスパがいいと言えます。
内容的にも文句なし。
「安眠快楽」から実に3か月ぶりとなる、満点の作品となりました。

CV:紅月ことねさん
総時間
1:42:35(初回コース)
11:57(解除のみ)
17:04(説得+解除)
24:18(音声ドラッグ)
1:10:58(二回目以降short)
1:30:39(二回目以降middle)
1:48:00(二回目以降long)
一部内容の重複する部分があります


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります



サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
音モノとして非常に有名な作品で、「RSG」という略称でよく呼ばれています。

この作品によって「音で苛められ、イかされる」経験をした方は多いでしょう。
挿し絵のように踏みつけられることはありませんが
それなりに口汚く罵られることを覚悟して聴いてください。



音に特化した催眠導入
お姉さんに音による催眠をかけられ、調教されてしまうお話。

お姉さんは若干鼻にかかったような声の、はきはきとした女性。
最初はごく普通に、主人公を対等な相手として語り掛けてくれます。

催眠は2つのパートに分かれており、合計60分と非常に長時間。
最初に心と体をリラックスするよう誘導した後は
音を中心に据えた珍しい形の催眠を行っていきます。

特に前半のパートはクオリティが高く
聴いているだけで自然と意識が混濁し、眠くなってしまうことでしょう

「キミをもっと とろとろにしてくれる 心地よい音」
開始から7分程経つと、ギターの弦を弾くような低い音が流れ始めます。
ゆっくりと十分に間を置いた、一定のリズム。

心に、まるで水たまりに波紋が広がっていくような
ごく僅かながらもはっきりとした揺れを感じてしまいます。

「私の声と 私の鳴らす音だけを感じていれば それでいい」
体に音を染み込ませた後、さらに別の音と言葉を交えた暗示によって
お姉さんは主人公を絡め取ろうとしてきます。

後半の「暗示と調教」パートはイメージが中心となりますが
十分に時間がとられているおかげで、比較的ついていきやすく作られています。

一言でいうとかなり特殊ですね。
ちと長いので催眠状態を持続するのは結構大変。



追い詰められるような音に絶頂
エッチシーンは39分。
プレイは音にレイプされてのドライオーガズム、という表現が妥当なところでしょう。

「暗闇の世界で たっぷり悶えてね」
催眠によって、お姉さんの家畜に変えられてしまった主人公。
お姉さんの口調は一気にSっぽく変化し、様々な罵声を浴びせかけてきます。

エッチパートになると、音による刺激はさらにエスカレート。
新しい音が加わり、それらが複数同時に流されるようになります。
中盤以降どんどん音は激しくなり、頭の中を音によって支配される感じに。

「ほら さっさと泣けよ」
お姉さんの罵声も容赦ありません。
人間としてはもちろん、男としても見てもらえず
とうとうただのメス豚に成り下がってしまいます。

このように、音+言葉責めによって徹底的に聴き手を貶め
羞恥心に悶えさせながら絶頂を迎えることになります。



音モノの中では完成度の高い作品
催眠状態に入れるかどうかが、かなり重要な作品です。
入れたら様々な音の中で陶酔できるでしょうし
入れなかったら「え?なにこれ?」って思ってしまうかもしれません。

1回聴いただけでこの作品を十分感得できる方は
おそらく少ないんじゃないでしょうか。
何度も聴くことによって少しずつ耳を慣らして
その結果初めて良さが掴める、そう私は思います。

音モノというジャンル自体がかなりレアですし
聴く価値は十分にある作品でしょう。
ただ、それなりに経験を積んでからをお薦めします。
催眠音声を始めたばかりの段階で聴くにはハードルが高いかなと。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:49:35

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります
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