サークル「ゆう16253」さんの催眠音声作品(男女両用)。
今回紹介する作品は、声も態度も穏やかなお姉さんが
様々なトリガーを使った催眠とエッチでドライオーガズムに導きます。
エロさをあまり感じない音や行為で快感と絶頂感を高めるのが特徴で
催眠誘導の後にも再深化パートを挟んで催眠状態を維持しやすい状況を作り
耳舐め、手を握り込む、音を鳴らすなどをひとつずつやって違う快感を与えます。
色んな手段で脳イキを体験
「催眠に かかりに来てくれたんですね」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
本編に入る前に予備催眠を始めます。
本作品は普通の精神状態だとあまりエロくない要素で脳イキさせることを目的に
彼女がおよそ70分に渡って催眠をかけたり変わったエッチをします。
耳舐め&吐息、体に熱を与える行為、彼女と快感をリンクさせる、音を使った絶頂など
パートごとにやることを大きく変えてそれぞれに違う快感を味わわせます。
一般的な催眠音声は催眠誘導を済ませたらその後はエッチに専念します。
しかし本作品はエッチする前に毎回さらに深化させたり役立つ暗示を入れます。
催眠→エッチ→催眠→エッチと両方を交互にやる作りになってるので
エッチに入った後も催眠状態を維持しやすくなってます。
その前に行う催眠誘導もレベルが高いですし
催眠の技術力に定評があるサークルさんの持ち味を活かした作品になってます。
カウントを主軸に据えた手堅いエッチ
最初の「01 予備催眠(約13分)」はベッドか椅子に座った状態で
深呼吸や軽い運動をして心身をリラックスします。
ちなみにこの予備催眠は他の催眠音声や同人音声と組み合わせることも可能です。
「じーっと見つめていると 目がしょぼしょぼしてきて 頭の中がふわーっとして ぼんやりしてきます」
深呼吸は大きく数回やるだけのシンプルなものですが
脱力は彼女のカウントに合わせて目を開閉したり、上半身をゆらゆらさせて寛ぎます。
本作品は催眠、エッチいずれもカウントを数えることが多く
その直後に状況に合った暗示を入れて少しずつ確実に深めます。
「繰り返し催眠状態に落ちることで どんどん深いところに 一瞬で落ちることができるようになっていきます」
パート後半はその特徴がはっきり出てます。
カウントに合わせて目を開けてから別のカウントで閉じて深化するのを繰り返します。
催眠音声でよく使われる「揺さぶり」という技法で、回数を重ねるにつれて意識のぼやけが強くなります。
後になるほど暗示の量を増やしててなかなか巧みな誘導と言えます。
次の「03 催眠誘導1(約4分)」はさらなる深化とエッチに向けた仕込み。
ここからはベッドに横になり、先ほどと同じくカウントに合わせて目を開閉します。
「いいよ 目を開いたり 閉じたりするたびに どんどん力が抜けて リラックスしていく」
かなりの回数を繰り返してきたおかげで
目を開けてる時も視界がぼんやりしてるような感覚がします。
カウント中にも暗示を挟んでゆっくり数えるなど、相変わらずリードが丁寧で心地いいです。
時間に対してやることの種類を少なめにしてじっくり行う手堅い催眠です。
これからやるエッチで反応しやすい心と体にすることを目的に
深呼吸から入ってカウントと目の開閉を組み合わせたリラックス、軽い沈黙法
揺さぶりによる深化と古典催眠の技術をベースに進めます。
時間はそんなに長くないですけどかけ方が上手なので
結構深いところまで入れて驚きました。
暗示の入れ方や表現方法も的確でレベルの高さを感じます。
前項で説明したようにこの後も3分程度の深化パートを挟みながらエッチするので
ここを聴き終えた時よりもさらに深く入れる可能性は十分にあります。
幅広い手段でイかせるエッチ
プレイは耳舐め、手をお腹に置く、自分の手を握り込む、お姉さんのオナニー、好き好き連呼、キス、音を鳴らすです。
音を鳴らす際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。
「声に集中できるようになると こうやって 近づいて 囁かれたり 息が かかったり それだけでも ドキドキ ドキドキして もっともっとって 欲しくなっちゃうよね」
催眠を使って主人公を心地いい感覚で包み込んだお姉さんは
いよいよ脳イキに向けた準備に取り掛かります。
エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の3パート20分間はちゅぱ音や喘ぎ声をそこそこ流すプレイ。
「04 初級:耳舐め・吐息(約7分)」は吐息を交えた片耳舐め
「06 中級:手を握る動き(約7分)」は手を下腹部に置いたりにぎにぎして体の熱を高めます。
そして「07 中級:わたしの快感(約6分)」は彼女と感覚をリンクさせてからオナニーを鑑賞します。
「くちゅくちゅされて 気持ちよくなっちゃうよね どんどん 敏感になっちゃうね」
2人の関係は明言されてませんがたぶん恋人あたりの親しい間柄なのでしょう。
04パートは耳元至近距離から水分控えめなちゅぱ音をじっくり鳴らします。
耳舐め中はそれに専念するから暗示を入れることはあまりありません。
その合間に吐息を漏らすなど、割とストレートに興奮させます。
「ゆっくり閉じていって 手が閉じていけばいくほど 熱が先端に集まって お腹の奥は ぎゅーっと締まって 気持ちよくなる」
それに対して06~07パートは催眠色を多少強くします。
06は服越しに体へ手を置いたりぎゅっと握って開くだけだから全然エロくないですし
07も彼女がオナニーしてる様子を何もせずに観察します。
暗示の量も徐々に増えてきてエッチな要素と技術を組み合わせてイかせるように働きかけます。
続く2パート9分間は上級編。
「09 上級:心の動き(約6分)」は好き好き連呼とキス
「11 上級:なんの意味もない音(約3分)」は
「からん」という鐘っぽい音を頻繁に鳴らしてドライへ導きます。
「最後のトリガーは なんの意味もない音 音を聴くだけで 気持ちよくなっちゃう」
09は恋人同士がイチャイチャするのに近いシチュですが
11はまったくエロくない音を使って盛り上げる催眠音声ならではのプレイです。
他よりも難度が高いですから視聴経験をしっかり積んでないと気持ちよくなれないかもしれません。
私が聴いた時は脳が心地よかったけど絶頂はできませんでした。
このように、パートごとに内容を変えながら後になるほどエロさを落とす変わったエッチが繰り広げられてます。
催眠重視のソフトな作品
お姉さんは主人公にトリガーで気持ちよくなったり絶頂する体験を味わわせようと
まずは目の開閉やカウントを使った催眠で十分な深さに誘導します。
そしてエッチは再度深化させるパートと交互に置く形で毎回違うプレイをします。
穏やかなお姉さんが催眠をかけたり脳イキを目標に据えたエッチをするシチュ
催眠誘導はもちろん、エッチの途中でも深化パートを挟む催眠重視の作り
耳舐め、キス、好き好き連呼など比較的ソフトな要素を使ってイかせるエッチ。
純粋なエロさが低くなりがちな催眠音声でさらに下げた作品に仕上がってます。
中でも催眠は過去作同様に品質が高くて入りやすいです。
カウントに頼り過ぎてて流れが単調になってるのは気になりますが
技術の組み合わせ方、暗示の入れ方、その表現方法などがかなりの水準でまとまってます。
エッチシーンで引き続き深化するからどっぷり浸かれるでしょう。
それに対してエッチは内容がソフトなのは別にいいですけど
ひとつひとつの時間が短いせいで気持ちよくなりにくい状況ができてます。
エロくない要素を使うなら時間を延ばして補ったほうがいいんじゃないでしょうか。
絶頂のタイミングもほぼ聴き手任せにしてますし、色々と消化不良な印象を受けます。
絶頂シーンは一応3回。
淫語・ちゅぱ音・効果音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。
催眠は良いけどエッチが物足りないと判断し
今回はこちらの点数とさせていただきました。
CV:うみまこさん
総時間 1:13:09
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります
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