同人音声の部屋

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タグ:エロトランス

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まどろみ世界

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品(男女両用)。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第25回目は穏やかなお姉さんが変わった催眠とエッチで気持ちいいひと時を提供します。

ヘミシンクという特殊な音をほぼ全編で鳴らすのが特徴で
合計7種類の音をシーンによって切り替えながら
体が溶ける感覚、浮かび上がる感覚、疼く感覚、性的に絶頂する感覚を言葉で上手に伝えます。
不思議な音に包まれて
お姉さんに音を使ったエッチな催眠をかけてもらうお話。

「早速ですが 今から音を流します」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の環境や注意事項を手短に説明すると
作品のキーとなるヘミシンク音を鳴らし始めます。

本作品は普段と違う新しい催眠のかかり方を体験してもらうことを目的に
彼女がおよそ1時間に渡って催眠をかけたり性的絶頂へと導きます。
キャラやストーリーといった背景部分は完全に省略し、音声開始から1分30秒後に早速催眠を始めます。

エロトランスさんは複数の女の子に同時責めされる作品や日常会話形式の作品など
色んなテーマや手法を使った催眠音声を製作されてるサークルさんです。
本作品はその中でも一際珍しい音による誘導と責めが楽しめます。

ヘミシンク音は「ブゥゥゥゥン」という小刻みな振動音で脳波を一時的に変化させる効果があるそうです。
最初のうちは多少耳障りに感じるかもしれませんが、10分20分と聴き続けるうちにだんだんと心地よくなります。
頭の中を軽く揺さぶられる感じと言えばいいのでしょうか、とても不思議な音です。
作中では全部で7つの音が存在し、お話が進むに連れて一段階ずつ変化していきます。

「今流れている音は あなたを まどろみの世界へ 連れて行ってくれます」
彼女の声や言葉のことも忘れてはいけません。
言葉を多めに区切りつつゆっくりのんびり語りかけて催眠状態へと誘導します。
音を多用する作品ですが主役はあくまでこちらです。
音と言葉を上手に組み合わせて気持ちいい感覚をたっぷり味わわせてくれます。

催眠はおよそ35分間。
一段階目のヘミシンクを鳴らしながら軽いお話をしてまずは音に馴染んでもらい
それから第二段階へと進み深呼吸や脱力で深い催眠に入りやすい環境を整えます。

「今度は 左肩に意識を向けて ゆっくりと 力を抜いていきます」
「額に意識を向けると 何だかじーんとした違和感のようなものを感じるかもしれません」

冒頭よりも若干ペースが緩くなったヘミシンクの中で
天井の一点をぼーっと見つめたり、体の各部位をパーツごとに脱力するなど
聴き手が無理なくリラックスできるように考えながら誘導します。
脱力時に「重い」よりも「ゆっくり」を多めに言ってるのが印象的でした。
「~かもしれない」とややぼかした表現をよく使ってますし、普段よりも遠まわしなアプローチを心がけてます。

暗示中心で催眠をかけたら普通の作品と同じになってしまいますから
ヘミシンクの持ち味が出るようにサークルさんがわざと比重を下げてるように思えます。
それでも意識のぼやけや頭がクラクラする感覚を強めに感じました。

お次は先ほど生まれた心地よさをさらに強化して催眠状態を深めます。
脱力と同じ要領で今度は全身が溶ける感覚を伝え
それから意識だけが宙に浮かび上がったり落ちる感覚を交互に味わわせます。

「右肩が 溶けていく そのまま 右腕全体も 溶けていく すごく 気持ちがいい」
第三段階、第四段階とヘミシンクのレベルをさらに上げる一方で
これらの感覚を言葉でスムーズに膨らませていく洗練された深化です。
体が溶けるシーンは手足を中心に感覚がなくなったような気分がしました。

浮かんだり落ちるシーンも大衆的なイメージを交えて情景をわかりやすく教えます。
このあたりまで来るとイメージ力も随分高まってるでしょうから
彼女が言ったイメージをリアルに思い描くことができると思います。

最大の特徴であるヘミシンクと技術を組み合わせて少しずつ誘導する個性的で高度な催眠です。
聴き手をまどろみの世界へ案内し、お姉さんの言いなりにすることを目的に
合計4つのヘミシンクをバックで流しながら前半は深呼吸や脱力といったリラックス系のアプローチ
後半はそれの強化やイメージを使った揺さぶりと後になるほど催眠状態が深まるように進めます。

開始から終了までずっとヘミシンクが流れ続けるおかげでリラックスしやすく
現実世界の物音が遮断され別の世界にいるような気分も味わえます。
暗示も前半は薄め、後半は厚めにして音を楽しませつつ入りやすくなるようにしています。
催眠の感覚はもちろん、イメージ力の向上も強く実感できてすごく楽しめました。
少しずつせり上がってくる快感
エッチシーンは21分間。
プレイは擬似乳首責め、擬似おちんちん責め、音と言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありです。

「来るっ 来る 来る! 快感が溢れ出す」
催眠を使って主人公を気持ちいい世界に招待したお姉さんは
そのまま音と言葉を組み合わせて彼を少しずつ絶頂に導きます。

エッチは彼女との絡みや一般的なプレイをほとんどせずに気持ちよくなります。
前半の11分間は感度の強化に力を入れたプレイ。
第五段階にパワーアップしたヘミシンク音と共に乳首や股間が気持ちよくなる暗示を入れ
第六段階では聴き手が気持ちいいと感じるシチュを列挙してそれをさらに強化します。

「先っぽ 根元部分 前立腺まで そうやって意識を向けたところが 快感の発信源 そこから波打ち 全身を快感が伝う」
本作品のエッチは催眠の技術でイかせることを強く意識してる関係で
淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素はほとんどありません。
乳首がぎりぎり淫語と呼べる程度で性器は「股間」「あそこ」とぼかしてあります。

そんなわけで雰囲気は全然エロくないのですが
聴いてるとなぜか乳首がピリピリしたり股間がムズムズしてきます。
これが本作品の面白いところですね。
催眠に比べてヘミシンクのペースが上がり力強くなってるのが影響してるのだと思います。

「リラックスした気持ちよさを感じたり 頭の中が ただただ気持ちのいい状態になったり 胸や股間から 性的な気持ちよさが発せられたり」
お姉さんが聴き手の無意識を遠まわしに刺激してエッチな気分を盛り上げるのも大きいです。
例えば「フェラ」と言われたら女性におちんちんを舐められてる状況を反射的にイメージするのではないでしょうか。
そんな風にエッチな感覚を活性化させる言葉を投げかけるシーンがしばしばあります。

続く後半は絶頂に向けてより踏み込んだ責めをします。
自分の好きな女性が乳首やおちんちんをいじってる様子をイメージし
さらに短いカウントを何度も刻み、その都度絶頂したくなる暗示を小まめに入れて少しずつ確実に追い込みます。
ヘミシンクのほうもとうとう最後の七段階目に突入します。

「まるで 誰かにいじくりまわされてるような あるいは 誰かあなたの好きな人や アイドル 街で見た可愛い子 そんな子たちが あなたの乳首に吸い付いてるかのように感じる」
「ねっとりした感触が あなたのあそこにまとわりつく」

ここで登場する擬似乳首責めやおちんちん責めも
直前に説明した通り大まかな状況だけを説明して聴き手のイメージを応援します。
催眠パートの終盤でイメージ力を向上させてましたからそれを活用したプレイですね。
セルフについてもやる/やらないを聴き手の判断に委ねてます。

私が聴いた時は主に股間にオナニーしてる時のような快感が断続的に襲ってきました。
今までよりトーンが一気に上がり、リズムも小刻みになったヘミシンクも適度な刺激を与えてくれます。
ドライ寄りのプレイですがオナニーしても十分気持ちよくなれると思います。

このように、音とイメージで性感を高めるテーマ性の強いプレイが繰り広げられてます。
風変わりだがとっつきやすい作品
独自性の強い内容ですが誰にでも聴けるように作られてる作品です。

お姉さんは主人公をまどろみ世界に案内するために
冒頭の注意事項と最後の解除以外はほぼ全編で特殊な音を鳴らし
それに合わせて催眠が深まったりエッチな感覚が強まる暗示を入れます。

7つのヘミシンク音をシーンごとに変化させて感覚をコントロールする変わった誘導
イメージや遠まわしな暗示で聴き手の無意識に眠る情報を効果的に引き出すアプローチ。
サークルさんがこれより少し前に製作された「ヒプノタイマー」よりも緩い方法で気持ちよくします。

ヘミシンクは現在でも使用してる作品が非常に少なく
本作品のように複数種類の音が登場するものとなるとごく僅かです。
しかも催眠の技術との親和性もしっかり考えられていてすんなり催眠に入れます。
エッチは多少人を選ぶところもありますがやってることは理に適ってます。
一般的なエッチとは随分違うやり方でイかせるところに催眠音声らしさを感じました。

催眠は技術とヘミシンクとのバランスにとても気を遣ってます。
暗示をガンガン入れていったらヘミシンクの存在感が薄れますし
逆にヘミシンクに頼りっぱなしだと催眠に入れる人が限られてしまいます。
音のレベルを上げるタイミングも練られていてすごく完成度が高いです。

エッチは直接的な表現をできるだけ避けイメージを喚起してます。
明確なシチュがないのでイメージが苦手な人にはやりにくく感じるかもしれません。
ですが股間を中心にエネルギーの高まりを感じやすいプレイなのも事実です。

絶頂シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:男性向け…卯月杏奈さん 女性向け…輝さん
総時間 男性向け…1:02:02 女性向け…40:50

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【バイノーラル】2人で催眠生放送【初見さん歓迎♪】

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、明るくてサービス精神旺盛な二人の催眠術師が
生放送形式で催眠をかけたり独特なエッチをして幸せなひと時を提供します。

普通の会話にできるだけ近づけたナチュラルなセリフ
二人が一対一でまったく違うタイプのエッチをする流れなど
聴き手が視聴者になりきって楽しめるように柔らかくて臨場感のあるリードをします。
可愛い催眠術師があなたのためだけに
スイとメロの生放送を聴くお話。

「どうもー 毎週恒例の催眠生放送始まりましたー!」
スイは明るくて優しい声の女の子。
「この放送は バイノーラルマイクで放送してるので よかったらイヤホンで聴いてねー」
メロは明るくておっとりした声の女の子。
生放送を視聴してる人たちへ元気に挨拶すると
放送回数の確認をしたり、放送中の彼らの反応を楽しそうに語ります。

本作品は「リアルヒプノ」「ヒプノフィルター」に続くシリーズ第3弾。
現実世界でも日常的に行われてるネットの生放送をテーマに
彼女たちがおよそ50~70分に渡って催眠をかけたりエッチなサービスをします。
シリーズ扱いになってますが登場人物やストーリーは完全に別ですから今作からでも問題なく楽しめます。

スイ「いやぁでも 回数を増すたびに形になってきたねー」
メロ「ふふっ 始めは結構グダグダだったからねー」
ただし、リアリティを追求する点においては過去二作の血を色濃く受け継いでます。
生放送らしさが出るように全編を通じて世間話をするのと同じ口調でしゃべり
催眠やエッチの最中も距離を適度に変えて彼女たちがすぐ近くにいる気分にさせてくれます。


声優さんたちがリアルタイムで掛け合いながら録音されたらしく
音声を別々に録る場合よりも話しぶり、間の取り方、反応が活き活きしてます。
実際に聴いてみると作品の世界に自然と引き込まれていく感覚がするでしょう。

ちなみに、タイトルや挿し絵から彼女たちが同時に催眠をかけると思うかもしれません。
ですが催眠誘導はスイが一人で、エッチはスイとメロが個別にリードするといったように
基本的には一対一でサービスするスタイルをとってます。
ヒプノマルチボイス」「ヒプノマルチレイプ」のような双子系作品とは違うことをご了承ください。

注意事項を説明した後に始まる催眠生放送はドラマパート(約8分30秒)。
挨拶から始まって夏に関する雑談をいくつか話し、最後にこれから始まる催眠を聴く際のルールを説明します。

スイ「私は今年はビキニに挑戦しようかなぁ」
メロ「皆さん聞きましたかー? スイちゃんがビキニだそうですよ」
催眠を始める前なだけあって話し方や内容がほぼ世間話と一緒ですし
時折視聴者に向けたことを言うところも生放送らしいです。
催眠に類することは特にしませんが、物語の雰囲気に浸ったり彼女たちの人柄を知ることは後々プラスに働きます。
最後の説明も含めて聴き手に催眠に入る心の準備をしてもらうある意味重要なパートです。
演技に優れたシンプルな催眠
催眠はおよそ12分30秒間。
生放送中に何らかのアクシデントが発生し、メロと主人公以外の視聴者が切断されたことに気づいたスイが
そのまま二人きりで彼に気持ちいい催眠を施します。

スイ「無意識が あなたにとって心地いい呼吸のリズムを刻み始める」
そしてここからは元気だった彼女の声が一気にぼんやりしたものへと変化し
適度な間を取りながらゆったりした口調で柔らかい言葉を投げかけます。
生放送パートに比べて時間の流れが緩やかに感じるかもしれませんね。
入れる暗示の内容によって話し方がきちんと変わりますし、本作品の催眠は演技がとても優れてます。

催眠誘導自体は仰向けに横になって目を瞑り、軽く深呼吸してから彼女の声に耳を傾け
さらに体を脱力した後カウントに合わせて催眠状態をさらに深めていきます。

スイ「ふわふわーって 優しく頭の中を声が包み込んで じわじわーって 気持ちのいいのが広がっていく」
スイ「細かく説明をしなくても大丈夫 あなたの体に必要なことは あなた自身が知っている」

雲のようなふわふわした声で気持ちよくなる暗示を適度に入れたり
脱力する際にできるだけ無意識に任せる形でそれを促すなど
彼女は強引に引っ張るのではなく聴き手が自分から催眠に入っていけるように柔らかく誘導します。

最初にドラマパートを聴いてることや演技の良さも相まって
私の場合は催眠開始から7分の時点でかなりの脱力感と眠気を感じました。
母親が赤ん坊を寝かしつけるような優しさと温かさが漂っていて本当に癒されます。

深化させる際もカウント後の暗示の最初だけを速めに話し
その後は少しずつペースを緩やかにすることで落ちる感覚と安心感の両方を与えます。
時間に対する暗示の量はそれほど多くないのですが、その部分を演技や雰囲気で上手にカバーしてます。

数多くの名作を製作されてきたエロトランスさんの実力がしっかりと込められてる良質な催眠です。
スイとメロの言葉を素直に受け入れられる心にすることを目的に
深呼吸から始まってリラックスと声に対する集中力の向上、脱力、カウントを絡めた深化など
後になるほど催眠状態が深まるようにゆったり導きます。

技術自体は催眠音声だと割と見かけるものなのですが
セリフの表現が作品の空気やスイのキャラに合わせてあってかなりの没入感が得られます。
時間が短めでそれほど多く暗示を入れてこないのに深く入れてびっくりしました。
体を動かしたり難しいイメージをさせることもないですし、催眠音声初心者でも心地いい感覚が味わいやすいと思います。
とろける快感と操られる快感
エッチシーンは3パート50分間。
プレイは媚薬の注入、凝縮、一体化、オナニー、耳舐めです。

媚薬注入の際に水滴の音が鳴ります。
セルフはありになります。

スイ「今から面白いことをしてあげるね」
催眠をかけて主人公の心と体をとろとろにしたスイは
その感覚を液体に置き換え一風変わった方法で感度を高めます。

エッチは彼女たちが一対一で相手します。
スイパートは催眠に引き続きスイが相手を務めるルート(約35分)。
事前に5分程度をかけてさらなる深化と液体化の暗示を入れた後
彼女が用意したピンク色の媚薬を垂らして透明な体をエッチな色へと染め上げます。

ちなみにエッチパートはスイパート、メロパートのいずれか片方を選択して聴きます。
ドラマパートや催眠も合わせた総時間はスイパートだと70分、メロパートは50分くらいです。

スイ「ゆっくり ゆっくり溶け込んでいき まるで 自分が変化していってることにすら気づかないほど 小さな変化の積み重ね」
スイ「濃度は高くなっていき ほら もうまっかっかになってきた その分薬の作用も強くなっていき もう性欲は溢れ返って あなた自身 すごく敏感」

最初は一滴ずつ、しばらく経つと立て続けに垂らしながら
彼女は彼の体が媚薬に冒されていく様子や感度の変化を暗示の形で上手に伝えます。
本作品のテーマは生放送ですから女性と体を接触させることができません。
だから頭の中だけで気持ちよくなれるようにイメージや色を活用して進めます。

プレイのほうは媚薬を垂らし続けて気持ちよくなれる準備を整えてから
特殊な方法で感覚だけを女性に変え、それから彼女に責められるイメージやオナニーで絶頂を目指します。
セルフ指示無し/有りは終盤で実際に体をいじるかいじらないかが違うだけで他は一緒です。

スイ「女性がどれだけ頭がおかしくなりそうなほど感じても 苦しいくらいにイっちゃっても お構いなしに続けられる」
最も特徴的なのは中盤から始まる感覚の女性化ですね。
知らないほうが楽しめると思うので具体的にどうやるかは伏せますが
主人公の体が液体になってる状況を使ってより敏感な心と体に変えてくれます。
終盤の絶頂シーンも男性と女性の気持ちよさの違いをカウントに反映させて普段以上の快感へと押し上げます。

カウント開始から最後の絶頂まではおよそ11分ありまして
割と早い段階から気持ちいい感覚が脳や股間へ押し寄せるレベルに持っていき
そこからさらに暗示を入れて3回連続の絶頂へと追い込む流れです。

セルフもOKとなってますがこれを実際に完遂するとなると相当にきついでしょうから
ドライ未経験者はオナニーしながら1回射精を、経験者は体をいじらず連続絶頂を目指すのがいいと思います。
ドライ狙いでやってみたらジンジンした気持ちいい感覚が普段よりも長めに味わえました。
試しにおちんちんを軽くいじった時もすごく気持ちよかったですし、セルフでも十分楽しめるのではないかなと。
しごいた時の快感の広がり具合が大きく余韻も長かったです。

対するメロパートのテーマは人形化(約15分)。
催眠誘導後にメロが無事復帰し、スイから引き継ぐ暗示を入れてからオナニーをリードます。

メロ「私に命令され 従ってしまう そう あなたは 自分が従いたくて従うの」
メロ「ほら あなたの頭の中に 白い霧が満たされていく」

人形化と聞くとM向けのプレイをイメージする人もいるでしょうが
メロもスイと同じく彼をもてなす姿勢で気持ちよくします。
最初の時点で彼女の声を聴くほど幸せを感じる暗示を入れて従いたくなる心を養い
さらに頭の中に霧がかかるイメージを使って何も考えられない状況に導きます。

セルフメインなので脱力はあまりせず、心を空っぽにして人形気分を味わわせる感じです。
記憶を一時的に忘れさせる暗示をそれなりに入れてくるおかげで
人によっては彼女が出した質問をすぐさま答えられない体験をするかもしれません。
スイパートと同じく聴き手が人形になりきれるように技術を駆使します。

メロ「じゃあ早速だけど お人形さんの可愛いところ 見せてもらおうかな」
オナニーは開始の指示が出た後自分の好きな強さとペースでしごき続けます。
そしてメロは直接コントロールしない代わりに耳舐めをしたり視線を感じさせて興奮を盛り上げます。

誰かに恥ずかしい姿を見られる、あるいは見せつけるのが好きな人ほど気持ちよくなれるでしょう。
終盤には実際にやったら破滅しそうなスリリングなイメージも登場します。
不特定多数の人間を楽しませる生放送の魅力を加味したプレイです。

このように、それぞれで異なるテーマや方向性を持った熱中できるプレイが繰り広げられてます。
自然な作品
生放送の視聴者とほぼ視点で楽しめる和やかな作品です。

スイとメロは生放送中のアクシデントで一人だけ残った主人公を楽しませようと
催眠はスイが、エッチは二人が個別に相手をする形で変わったプレイを味わわせます。

生放送らしさを大事にした砕けた口調とセリフ、柔らかい言葉と巧みな演技でスムーズに誘導する催眠
そしてスイは液体化&感覚の女性化、メロは人形化と異なるテーマに沿って気持ちよくするエッチ。
技術力の高いサークルさんだからこそできる個性的で質の高いサービスをします。

サークルさんが「中盤からはわりと普通の催眠音声です」とおっしゃられてる通り
生放送の部分を使ってるのは基本的に最初のドラマパートくらいです。
ですが催眠はとんでもなく癒されますし、エッチはドライ・ウェットどちらでも楽しめるように作られてます。
エロトランスさんはエッチが割とソフトな印象のサークルさんなのですが
本作品に限って言えばエッチも充実していてかなり気持ちよくなれます。

催眠は演技の重要性を改めて思い知らされました。
同じ暗示文でも言い方がその内容に合ってるかどうかで伝わり方も随分変わります。
言葉の表現も無意識の力を自然に引き出せるように練られていて素晴らしいです。

エッチはどちらのルートも十分な魅力を持ってます。
オリジナリティに溢れる部分を伏せた関係で伝わりにくい部分もあったかもしれませんが
暗示でごり押しするのではなく、イメージやシチュといった他の要素と組み合わせて絶頂に導きます。
最低でも2回楽しめることやセルフの有無を選択できることも含めて幅が広いです。

絶頂シーンは4回。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

シリーズの長所を受け継ぎつつ多様性も持たせた作品です。
以上を踏まえてサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。
おまけはフリートーク、NG集、オフレコです。

CV:スイ…そらまめ。さん メロ…沢野ぽぷらさん
総時間 1:47:46(本編…1:35:42 おまけ…12:04)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

ヒプノマルチボイス

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第16回目は可愛い声とちょっぴりSな性格を持つ女の子たちが
独特なスタイルの催眠を施してから声や音を使って気持ちいいひと時を提供します。

バイノーラル録音の長所を活かした臨場感のあるサービスが行われており
シーンによって声の位置や距離を目まぐるしく変化させながら
後になるほど人数を増やしていくことで彼女たちに弄ばれる感覚をリアルに味わわせます。
様々な声に包まれ続ける夢の世界に
女の子に催眠をかけられ舌と言葉で弄ばれるお話。

「こんばんは 私の そしてあなたの世界へようこそ」
女の子は明るくて穏やかな声の女の子。
視聴に際して推奨する環境や注意事項を簡単に説明すると
空想の世界へやって来た主人公に気持ちいい体験をさせてあげます。

本作品は催眠状態にどっぷり浸かりながら感覚をコントロールされる快感を味わうことを目的に
彼女が比較的短い時間で催眠を施し、その後独自性が極めて強いややM向けのエッチをします。
総時間は46分と短めなのですが、実際に聴いてみると時間以上の濃厚な体験ができます。

「実際に囁かれているようにも感じるかもしれませんし 私の吐息を感じることもあるかもしれませんね」
そう言えるのは声の臨場感が極めて高いからです。
バイノーラル録音による声そのものの品質に加えて、左右に歩きながら語りかけたり
遠くにいたのが一気に耳元に寄り添い囁き声で暗示を入れたりと、最中は声の位置や距離も目まぐるしく変化します。
彼女自身が言ってるように微かな息遣いまで伝わってきてゾクゾクします。

バイノーラル録音は今でこそ様々な作品に使用されてますが
本作品が発売された2013年はまだ普及が始まった段階で数が本当に少なかったです。
声の良さだけでなく、それを催眠にもしっかり活用してるところも大変素晴らしいです。

左「ねぇ 私の声も聞いてよ」
右「いいえ 私の声だけに意識を向けなさい」

もうひとつの特徴は女の子の声が後になるほど増えること。
冒頭の挨拶では1人だったのが少し経つと2人目が登場し
エッチシーンに入る頃にはさらに増えて体中を舐めまわします。

サークルさんが付属のテキストで「双子系のような作品に仕上がりました」とおっしゃられてる通り
メインの語り手は2人までにして、それ以外の子はちゅぱ音や要所で短い暗示を入れる役に据えてます。
ですが少し前に書いたように声の位置が細かく切り替わるおかげで声に包まれてる気分が味わいやすいです。

声の質が極めて高く数も多い。
タイトルに相応しいマルチボイスな催眠とエッチが楽しめる不思議な作品です。
心の隙を突いてくる巧みな催眠
催眠はおよそ14分間。
目を瞑り女の子の声に軽く集中してからまずは深呼吸します。

「こうやって 私の声に従うだけで あなたはだんだん 幸せな気分になってくるよね」
「今 この時だけは あなたはわがままでいい 好き嫌いをしてもいいのよ」

こちらの好きなペースでやらせながら、彼女は自分の声を聴く心地よさや従う幸せを穏やかな口調で教えます。
その一方で好ましくないと感じる言葉はあまり気にせず都合のいいものだけを受け入れるよう言います。

この時点ではまだ1人なので声の密度もそれほど高くなく
深呼吸の効果も相まって心身がゆったりしてくるのを感じます。

「そういった驚きや 一瞬だけ訪れる緊張 ドキドキ その瞬間の心の隙間は とても暗示が入りやすい とても気持ちよく染み込んでくる」
また彼女は時折こちらを驚かせようとしてきます。
人間はびっくりするとその瞬間心が無防備になり暗示を受け入れやすくなるからです。
といっても突然大きな声を出すなどの露骨なアプローチではなく
遠くから声を一気に近づけて囁きかけるとか、反対側から別のセリフを言うといった感じです。

心臓がバクバクするほど驚かせたら信頼関係が壊れて催眠どころじゃなくなりますし
軽くビクッとさせる程度のソフトなものに抑えられてます。
声を複数使用できるからこそ可能な面白い演出ですね。

お次は2人目の女の子が参加し両腕、両足、顔を脱力したり
お馴染みのカウントを数えて深い催眠状態へゆっくり導きます。

右「両腕はどんどんおもーくなっていき 両足もだらーんと重くなる」
左「今度は ふわーっと浮かぶような感覚 体重はすっと消え 気持ちよく空を漂う」

そしてここからは2人が手分けして様々な暗示を投げかけます。
メインの語り手を左右で切り替えつつ正反対のことを言うシーンが印象的でした。
最初に2人で協力して重くなる暗示を入れ、その少し後で軽くなると言って揺さぶりをかけます。

話すテンポもとても良く、手足が一気にズーンと重くなる感じがします。
最後の深化も心地いい感覚が徐々に広がっていくのを強く実感できました。

作品の長所を活かしてサクッと落とすハイレベルな催眠です。
女の子の言うことに素直に従える心にするのを目的に
声に対する集中力を高めながらリラックスさせ、左右からの小まめな暗示で徐々に深化させます。

催眠パートの段階だと声がまだ2つまでなのでマルチボイスっぽさはそれほどないものの
声の質・位置・距離がいずれもリアルで彼女の存在を近くに感じます。
技術についても1人では絶対にできない誘導がされていてとても入りやすいです。
エッチを存分に楽しめるよう彼女の声に心と体をしっかり馴染ませてくれます。
イきたいけどイけないもどかしい快感
エッチシーンはおよそ27分間。
プレイは耳舐め、フェラ、足舐め、言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「あなたはこれから なすがままに襲われる そしてあなたは それに喜びを感じる」
催眠を使って主人公を声の虜にした女の子は
裸にした彼の体をいやらしく観察してエッチな気分を煽ります。

エッチは彼女たちから一方的に弄ばれる形で進みます。
最初の4分間は深化具合の確認と感度上昇を兼ねたプレイ。
彼女たちの視線を感じさせて心身を軽く温めてから、残りの女の子が登場し様々な言葉をかけます。

左「ねぇ 私の声も聞いてよ」
右「いいえ 私の声だけに意識を向けなさい」

特に女の子が勢ぞろいするシーンは声の密度が一気に高まり
色んな位置から声をかけてくるので軽く混乱したようなクラクラする感覚がします。
脳の処理能力を超える情報を投げかけて暗示を入れやすくする意図も見られます。

本格的なプレイが始まるのはその後から。
右の子が耳舐めを始めたのと同時に左の子がさらなる感度強化の暗示を入れ
別の子も足やおちんちんを舐めるといったマルチな責めを繰り出します。

ちなみに本作品には通常版とちゅぱ音あり版の2種類が用意されていて
後者を選んだ場合はこのあたりから色んなちゅぱ音がバックで流れるようになります。

右「お腹に舌が這う それはそれはくすぐったいよね」
右「あなたの乳首に ねっとりしたいやらしい舌がまとわりついている 気持ちよくて なんだか首筋をゾクゾクさせる」

リアルなちゅぱ音とその快感を的確に伝える暗示で後になるほど体の熱が高まります。
純粋なエロさを出しながら催眠をしっかり継続できるところもマルチボイスの長所です。
私の場合は特に胸と股間がじんじん、むずむずするのを強烈に感じました。

さらに面白いのがその後。
もう十分絶頂できそうな主人公の性感をさらに蓄積させようと
女の子たちはカウントと絶頂禁止の暗示を組み合わせて何度も何度も寸止めします。

左「ほらっ イけないという暗示が あなたの心の隙間をスッと通って入り込む」
カウントのほうは10から数えて最初は0の直前でストップ
少し経つと0まで持っていくだけの割とシンプルなものですが
もうひとりの女の子が0になった瞬間、上のセリフのような絶頂を抑制する暗示を素早く入れます。

この暗示を入れるタイミングが絶妙で、0になっても下腹部がプルプルしっぱなしでした。
ドライ慣れしてる人だとなんとなくわかるでしょうが絶頂寸前の状態がずっと維持される感じです。
カウント=寸止めの回数も多めでもどかしい思いをしばらく味わうことになります。

中央「ぞわーっという快感が 全身に駆け巡る!」
左「今度は 私の許可が出るまで イクのが止まらない」

そして絶頂シーンでは許可が出ても最初の10秒くらいは特に何も感じず
それが過ぎると快感がじわーっと全身に広がっていきました。
寸止めを何度も繰り返したせいで無意識が本当にイっていいのかを迷ったのかもしれません。
時間差ドライオーガズムとでも言えばいいのでしょうか、今までに味わったことのないタイプの絶頂でした。

このように、舌と言葉で蹂躙する比較的ハードなエッチが繰り広げられてます。
独創的で機能性も高い作品
現在出ているバイノーラル催眠音声の先駆け的作品です。

最初は1人だった女の子が最終的には4人くらいにまで増え
左右中央を目まぐるしく移動しながら多彩かつ重厚なサービスをします。
高品質な声と状況に応じた位置や距離の変化、そして暗示を方々から同時に投げかける演出など
バイノーラル環境だからこそできる要素を催眠に盛り込んで進めます。

この作品を聴いた当時の私は催眠にそれほど詳しくなく
さらに同人音声のほうでバイノーラル作品を割と聴いてたためあまり感銘を受けませんでした。
ですが今こうして聴いてみると催眠との絡め具合が秀逸で以前の考えを改めさせられました。
3年以上も前にバイノーラルをここまで使いこなしてるのは「素晴らしい」の一言です。

中でも心の隙を突くアプローチと双子っぽい入れ方の小まめな暗示が優れてます。
この両方を組み合わせてるから短時間の深化やドライの寸止めが成り立つのでしょう。
前者は最近の作品でもあまり見かけない要素ですし、発売当時は相当な反響があったものと思われます。

エッチはちゅぱ音を相当鳴らしてるのにちゃんと暗示で誘導してる質の高いものです。
寸止めのおかげで一部ちょっぴり苦しい、もどかしいシーンもありますが
それを越えた先には我慢に見合ったご褒美が用意されてます。
絶頂タイムが1分近くあるので人によってはオーガズムを普段よりも長く味わえるでしょう。

絶頂シーンは1回。
ちゅぱ音多め(ちゅぱ音あり版の場合 通常版だとそこそこ)、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

リアルで高密度な快感が味わえる作品です。
改めてレビューした結果、前回の6点では低すぎると判断しこの点数にさせていただきました。

CV:紗藤ましろさん
総時間 通常版…46:20  ちゅぱ音あり版…46:53

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

ヒプノマルチレイプ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、可愛くてちょっぴり意地悪な5人の女の子が
自分たちの世界を訪れた男性と暗示を使ったエッチな遊びをします。

術者が5人いる状況を利用したマルチボイスシステムが最大の特徴で
シーンごとに役割を変えながらそれぞれが個別に、あるいは同時に語りかけて感覚をコントロールします。
声に頭の中を包まれ続ける心地よさと、言葉だけでイかされる不思議で気持ちいい感覚の両方が味わえるでしょう。
暗示の海で溺れさせてあげる
5人の女の子に催眠をかけられ連続絶頂するお話。

「こんばんは 初めまして」
女の子たちは若干トーンの違う可愛い声の女の子。
暗示が飛び交う催眠の世界にやって来た主人公を優しく迎えると
それぞれが交互に、あるいは同時に語りかけながら少しずつ催眠状態へと誘導します。

本作品は2013年に発売されたサークルさんの代表作「ヒプノマルチボイス」の流れを汲んでおり
音声開始直後から絶頂するまでのおよそ50分間、彼女たちが協力するスタイルで催眠とエッチを進めます。

催眠音声には2人の術者が左右から語りかけてくる「双子」と呼ばれるジャンルが存在します。
しかしこの作品のように3人以上でサービスするものはほとんどありません。
登場人物が多いおかげで時間に対するセリフの量や密度が極めて高く
聴いてる最中は全身を声に包まれてるような不思議で心地いい感覚が味わえます。

催眠は18分30秒ほど。
まずは女の子たちが催眠に関するちょっとしたお話をします。
この時点では左右の子がメインの誘導役を務め、他の3人はその補助に回ります。

右「ゆっくり全身の力を抜いていき 心地のいい催眠状態に入っていく人」
左「それを思い出すだけで すーっと入れる人もいる」

内容は今まで催眠に入ったことがあるかどうか、その時にどんな感覚がしたかなど。
それらを語りながらまずは複数の声を聞くことに慣れさせます。
以前味わった催眠の体験を喚起するアプローチが取られてますから
催眠に慣れてる人ならこのシーンだけでも意識がぼやけてくるかもしれませんね。

左「聞き流すように聞いて 妄想が浮かんだら そっちに漂っていってもいい」
また彼女たちは自分が言うことを無理にすべて聞く必要はないとも言います。
本作品はセリフごとの間が非常に短く、一部で意図的に重ねて話しかけてくるシーンがあります。
だから一般的な催眠音声と同じ感覚で聴こうとすると頭がパンクする可能性が高いです。

すべてを追うのではなく、気になったものだけを拾う感じで聴いてみてください。
他のセリフは無意識が勝手に受け取ってくれますから、無理に聴かなくても後々自然と効果が出ます。
こういったところを事前にきちんと説明してくれるのは非常にありがたいですね。

本格的な誘導が始まるのはその後から。
軽い深呼吸を挟んでから全身をいくつかのパーツに分けて個別に脱力し
最後はカウントを数回刻みながら暗示を入れて段階的に深化させます。

流れだけを見ると他の催眠音声でもちょくちょく見かける非常にシンプルなものです。
しかし例えば深呼吸する際はタイミングを取る係、実際に呼吸する係、暗示を入れる係と手分けをし
脱力では体の部位ごとに左右の位置を切り替え、その反対側にいる子が短い暗示を小まめに入れたり
複数人いるからこそできるコンビネーションの取れた誘導をします。

左「数が減っていくたびに」
左上「頭がぼーっとしていく」
右「全身の力も さらにすーっと抜ける」

終盤のカウントも1回ごとにペースを変え、その都度丁寧かつ厚めに暗示を入れるハイレベルなものです。
このあたりまで来れば彼女たちの言葉の聴き方、受け取り方もなんとなく掴めてるでしょうから
体が一気に、あるいは緩やかに沈んだり頭の中が真っ白になる感覚が自然と湧いてきます。
カウントを複数回に分けてるおかげで自分が催眠に入っていく過程が実感しやすいのもポイントです。

マルチボイスシステムを最大限に活用したシンプルながらも重厚な催眠です。
聴き手を十分な深さの催眠状態に誘導することを目的に
最初の段階から5人の女の子がシーンによって役割を分担する形で
予備催眠や心構えの説明→リラックス→深化とそれぞれを堅実に行います。

術者が1人の場合とあらゆる部分が違うので新鮮さがあり
脱力や深化のシーンでは普段よりもそれらの感覚を強烈に感じることができます。
それは時間に対する暗示のボリュームが多く、入れるタイミングも的確だからです。
技術力が高いエロトランスさんならではの個性的かつ効果的な催眠と言えます。
暗示の波に押し流される快感
エッチシーンは25分間。
プレイはダブル耳舐め、言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

右「ここは催眠の世界 暗示が飛び交う 日常とはちょっと違う 不思議な世界」
中央「あなたはここで 暗示の海に溺れる それもそれも 気持ちのいい暗示に」

巧みな催眠で主人公を深い催眠状態へと導いた女の子たちは
部屋の鍵を閉めて逃げられなくしてから言葉と口で何度も何度も絶頂させます。

エッチは彼女たちに責められ続ける形で進みます。
前半の11分間は感度の上昇から軽い絶頂へと繋ぐ準備運動に近いプレイ。
催眠パートよりも彼女たちのしゃべる頻度が上がり、多方向から様々な暗示を投げかけます。

左「右からも左からも 色んなところから暗示が入ってくる」
右「全部が入りきらないくらい いっぱいいっぱい 詰め込んであげる」

まさに「暗示責め」と表現するのが相応しい彼女たちの声による攻撃を受けてると
頭の中がクラクラしてきてとても心地いいです。
開始から少し経つと左右の子がダブル耳舐めを始めるのもいいですね。
単に舐めるだけじゃなく、ちゅぱ音に暗示を込めて聴けば聴くほど気持ちよくなる体にしてくれます。

対する後半は連続絶頂を中心に据えた比較的ハードなプレイ。
最初は10カウントをゆっくり数えてたのが少し経つとスタイルが大きく切り替わり
後になるほどより強く大きい快感が得られるようにリードします。

右上「全身の毛穴がぶわっと広がる」
左上「頭の中が真っ白」

彼女たちが股間にエネルギーを凝縮させる暗示を立て続けに入れてきたからでしょうが
私の場合はこのへんからエッチ終了まで股間の筋肉が引き締まった状態になり
特定のタイミングでぷるぷる痙攣するのを何度も繰り返してました。
特に最後の絶頂シーンはそれが1分30秒くらい続いて事後に軽度の筋肉痛になってます。

前半から中盤にかけては明確なタイミングを設定し、それから先は好きなだけ絶頂していいスタイルです。
ですから人によってどれくらい気持ちいいか、絶頂できるかの差がそれなりに出ると思います。
ひとつひとつはそれほど強烈でもないけどまとめるとかなり気持ちいい感じでした。
暗示責めによって得られる頭の快感も股間に負けないほど強く、脳が溶けてしまったような心地よさも同時に味わえます。

このように、言葉や音をトリガーに気持ちを高ぶらせる濃厚なエッチが繰り広げられています。
言葉の力を再確認できる作品
言葉を隙間なく並べる、重ねることで気持ちよくする独創的な作品です。

5人の女の子は主人公に現実世界とは違う快感を味わってもらおうと
彼の周囲を取り囲むように陣取り、言葉の内容やタイミングを考えてリズミカルに話します。
双子の倍以上の術者を用意し効果的に運用するのはとても難しいことです。
それを成し遂げてるだけでも十分に素晴らしいです。

左「ねぇ 聞いて? お願い 私の暗示を聞いてよ 他はいいから」
5人いるからといって全員が均等に話すわけではありません。
左右の子をメインの語り手に抜擢し、残る3人をそのサポート役に置いてます。
そして話してる子が聴き手の意識を引きつけ、それ以外の方向からキーとなる暗示を立て続けに入れます。
シリーズ2作目ということでかなり統制の取れた動きをしてるところが印象的でした。

催眠は流れをできるだけシンプルにする代わりシステムで面白味を出してます。
複雑な作りだからこそ初心者でも親しめるように、自然と入れるように意識していて実に良いです。
話すスピード、間の取り方、女の子たちが話すタイミングや文字数など細かな部分が練りに練られています。

エッチは耳舐め以外ほぼ暗示だけでイかせる催眠色の強いプレイです。
体を動かしたり何かをイメージさせる指示は特に出してきませんから
うまく催眠に入っていれば本当に聴いてるだけで気持ちよくなれます。
脳と股間の両方で別々の快感が得られるでしょう。

絶頂シーンは最低でも3回(それ以上は無制限)。
ちゅぱ音それなり、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

複数の女性に弄ばれる気分が味わえる作品です。
タイトルから連想される陵辱要素は薄めですから、ドMでなくてもドライに興味があるなら是非お試しください。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 50:00

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

サークル「エロトランス」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、仕事や生活でストレスを感じてる人を対象に
お姉さんが「感謝」をテーマにした簡単なお話で元気づけます。

催眠っぽさをまったく感じない会話調のセリフや
日常にある小さな幸せを具体的に挙げながら心にプラスに働く暗示を入れるなど
サークルさんらしい独自色の強い作りが一番の魅力です。
枯れかけた心に恵みの光を
お姉さんのお話を聴いてリフレッシュするお話。

「自分にとって必要と思う部分だけ 受け入れることができます」
お姉さんは甘く温かい声のお姉さん。
作品のコンセプトや効果的な聴き方を手短に説明すると
主人公がリフレッシュできるよう柔らかな言葉をかけ始めます。

本作品は何らかの事情で行き詰ってる人を立ち直らせることを目的に
14分程度の短い時間を使って気持ちを切り替えるきっかけを与えます。

「力を抜いてもらったほうが 集中できるという人もいますが 無理に意識せず 自分の聴きやすいように聴いてもらって構いません」
彼女は一般的な催眠音声のように「これから催眠を始めます」とは言いませんし
最中は催眠っぽさをかなりぼかした表現で語りかけます。
暗示を使って聴き手を誘導するのではなく、様々な具体例を通じて気づかせるアプローチがとられてますから
押しつけがましさをそれほど感じずに聴けると思います。
「意識向上」の名の通り自己啓発っぽい要素も持ってる作品です。

催眠はほぼ全編にあたる13分30秒ほど。
リラックスできる場所と姿勢になったのを確認してから
彼女は日常生活にあるどんなものにも感謝できることを教えます。

「例えば 感謝というものを捜してみると 調味料ひとつからでも それを作ってる人の苦労と試行錯誤の末の結晶ということに 気づくことができます」
「生命たちを育てる太陽や水 そのすべてに感謝という言葉を送ることができます」

調味料・家・木材といった人工物から始まり道端の雑草・川・山・海・空など
我々にとって身近なものを具体的に挙げながら
それらの美しさや存在自体に感謝してみようと呼びかけます。
これ以降のシーンでも彼女はたびたび「感謝」をセリフに交えながらお話を進めます。

また一人でも多くの聴き手が自分の言葉を受け入れられるようにと
彼女は誰にでも通用するイメージを使って語ります。
特に植物などの自然物に関するイメージが多く、それによって遠まわしに癒しを与えます。
付属のテキストでサークルさんご自身も言われてるように現代催眠寄りの誘導を行っています。

「あなたにとっていいことはもちろん あなたにとって害をなすことや ものや人ですら そこに あなたに対するアドバイスがあることに気づけます」
「たぶん いいものも悪いものも あなたにとって 本当に役立たないものは ないことに気づくでしょう」

お次は深呼吸しながら自分の周りにある良いものと悪いもの両方を吸い込むイメージをします。
会社で仕事をしてるとどうしても受け付けない人がいる場合があります。
そういった存在ですら自分の人生に役立てようと呼びかけます。

人はストレスを感じたり追い込まれるとネガティブ思考に陥りがちです。
だからこそ彼女はポジティブ思考にシフトするきっかけを与えてるのだと思います。
実際のところ、同じことでも捉え方ひとつで印象が随分変わります。

「よりよい人生を歩き出すと 不思議なことに 揺るぎない自信があり 誰とでも 自分らしく付き合うことができます」
「生まれてきたこと 自分を支えてくれている人に感謝し その気持ちで満たされるかもしれません」

そして最後は音声を聴き終えた後を見据えて心にプラスに働く暗示を入れつつ
改めて自分の身の回りにある様々なことに感謝してみるよう呼びかけます。
ここでも彼女は「~かもしれません」「~することもできます」と婉曲な表現で暗示を入れます。

感謝することは確かに大事だけど他人に押しつけられてするものでもない。
言葉の中に込められた彼女の思いやりもリフレッシュを助けています。

このように、お話を通じて気持ちを切り替える手助けをする変わった催眠が繰り広げられています。
心を立て直してくれる作品
弱った心に潤いを与えてくれる作品です。

お姉さんは何らかの事情で気落ちしてる主人公がやる気を取り戻せるように
「感謝の気持ち」をテーマにした簡単なお話をします。
善悪を問わず世の中にある様々なものに感謝の気持ちを抱き
それによって生まれた小さな幸せを積み上げていくことでリフレッシュへと導きます。

私もレビューサイトを運営してるとメールやコメントで苦言をいただくことがしばしばあります。
それに対して「めんどくさいなぁ」と思うより「なるほど、こういう考え方もあるのか」と捉えて返信したほうが
結果的に丸く収まるし自分の糧になることを知ってます。
ですから彼女の考えやお話にはある程度共感できました。

催眠は許容暗示を交えながらポジティブに聞こえるようにセリフの表現が工夫されてます。
使用するイメージも考えられてますし、数多くの名作を生み出されてるサークルさんらしい冴えがあります。

目的をしっかり見据えたコンパクトな作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 13:51

エロトランス日記
http://erotrance.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

ヒプノフィルター

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて人懐っこい声と態度の女の子が
「フィルター」をテーマにした催眠とエッチで気持ちいい体験をプレゼントします。

聴き手を主人公に限りなく近づけることを目指した臨場感のあるサービスが行われており
彼女は様々な環境音を交えた催眠によってまずはその場にいる気分に浸らせ
エッチも多くのシーンで密着しながら暗示と音を巧みに組み合わせたリードをします。
音が織り成す癒しの世界にようこそ
女の子から催眠とエッチなご奉仕を受けるお話。

「さてさて ちょっとこの作品 うるさいよね? ははっ」
女の子は砕けた口調で話す明るい声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、様々な音を使った催眠をかけ始めます。

本作品は彼女と二人きりで同じ時間を過ごす幸せな気分を存分に味わってもらうことを目的に
総時間およそ50分をほぼ均等に分けて催眠→エッチの順に行います。

催眠音声は女体化など現実世界では難しい行為を擬似的に体験させる作品が多いです。
しかしこの作品は擬似的ではなく実際に体感できるように彼女がリードします。
簡単に言えば臨場感がとてつもなく高いということです。

その最もわかりやすい要素がバックで流れる効果音と環境音。
音声開始直後から催眠パート終了時まで扇風機、洗濯機、掃除機など家でよく聴く音が流れ続けます。

聴き始めた直後はちょっとうるさく感じるかもしれませんが
音質が良く日常生活でよく聴く種類の音ばかりなので、ある程度経つとむしろ落ち着きを感じるようになります。
現在独り暮らしをしてる人は実家にいるような気分を抱くかもしれませんね。
もちろん彼女も言葉を使ってそう感じるようにサポートします。

ちなみに、この後説明する催眠パートは通常版の他に効果音の音量が大きいバージョンもあります。
聴いた限りでは通常版の方が効果音の音量が丁度良く感じました。
音量の大きなものを用意した理由は、パート終盤に登場するとある音を聴きやすくしたかったからだと思います。

「いきなりこんなノイズや環境音だらけの音声だったら どんなクソ音声だよって思うもん 作者はちゃんとノイズカットしろよーってね ふふっ」
彼女の人懐っこいキャラも大きなポイント。
冒頭から上のセリフのような親しみを感じる口調で語りかけます。
二人の関係は特に触れられてませんが、恋人か幼馴染あたりなのだと思います。
エッチに入っても彼を気持ちよくすることを第一に考えたあまあまな責めをします。
音と意識の性質を利用した独創的な催眠
催眠はおよそ23分間。
今回施す催眠のコンセプトを軽く説明してから、まずは周りで聞こえる音に意識を向け
それから彼女に言われた通りに深呼吸や瞬きをします。

「窓の外から聞こえてくる 工事の音 洗濯機や扇風機 時計の音 色々な音が聞こえてくるよね」
最中は右、左、中央の3箇所で別々の音が同時に鳴り響きます。
しかもお話が進むのに合わせて特定の音が消えたり逆に鳴り始めたりします。
彼女も特定の音に意識を向けさせて癒しを与え、催眠状態を深めようとします。
普段は脇役に位置づけられるこれらの音を活用して催眠をスムーズに進めます。

「吸う時と 吐く時 それが切り替わる時に 瞬きをする」
「すーっと(目を)閉じる すーっと閉じる そして 閉じると さらに気持ちよく 深い深い世界へと入っていく」

深呼吸と瞬きについては初めは深呼吸だけ、少し経つと深呼吸+瞬きといったように
意識する要素の数を徐々に増やしてから減らすスタイルを採ります。
人間は何かに意識を向けるとそれ以外への注意が疎かになりますから
これらを行ってる最中は周りの音がそれほど気にならないはずです。
自然なリラックスを与えつつ、まずは音に囲まれてる環境に馴染ませようとします。

お次は特定の音や自分の体に意識を向けさせながら
体が重くなったり意識がぼやける暗示を入れて催眠状態をさらに深めます。

「だんだん両腕が重くなっていたり それを実感したり そして今 腕に意識を向けていると また掃除機の音が聞こえていなかったことに気がついたりする」
「あっちへこっちへ意識を向けて 頭が疲れたせいか さらにボーっとしてくる そして いつの間にか消えている 扇風機の音の存在を思い出したり 洗濯機の音が止まっていることに 驚いたりするかもしれない」

彼女は様々なものへ意識を向けさせることで聴き手の心に多少の疲れを感じさせ
隙ができたのを見計らって的確な暗示を投げかけます。
脳の処理能力を超える情報を一気に流し込んで混乱させる、みたいなアプローチはしてきませんから
心地いい気分を抱きながら体の重さも感じることになるでしょう。
「~かもしれない」などの許容暗示を多く使うことで、聴き手自身に催眠に入りつつあるのを自覚させようともします。

「環境音やノイズ そういったものがぜーんぶなくなって 私の声だけが あなたを支配する」
そして最後はすべての音を消して彼女の声だけに集中させます。
今まで色んな音が流れていただけに無音の時間はとても静かに感じます。
そんな中で聞こえる彼女の言葉は心に深く突き刺さり、しばらく残り続けるでしょう。

作品の持ち味である「音」を活用した極めて個性的な催眠です。
心のフィルターを取り除き、彼女と二人だけの世界に行くことを目的に
音声の最初から複数の音を鳴らしたり消したりし、それらに意識を向けさせながらタイミングよく暗示を入れます。

世間一般的な催眠音声とは全体の作りや進め方がかなり違うため
聴き始めた当初は「本当に催眠音声なの?」と戸惑うかもしれません。
ですが、彼女は人間なら誰でも持ってる「何かに意識を向ける」能力を活用して催眠を進めます。
そして後になるほど自分の声に集中し、言葉を素直に受け入れられる心になるよう誘導します。

彼女が作中で何度も言っている「フィルターを取る」は
「音声の行為を実際の行為と錯覚させる」ことだと私は考えています。
だからこそ現実世界でも馴染みの深い音をこれほどまで多く用意したのでしょう。

効果音や環境音を聴いてるだけでも比較的早い段階から心が安らぐのを感じます。
そして中盤以降は手足の重さや意識のぼやけを強烈に実感しました。
この内容なら催眠音声の経験が浅い人でも不思議な感覚を味わいやすいと思います。
距離の近さを感じるちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは23分ほど。
プレイは耳舐め、ローター責め、手コキ、フェラです。

ローター責めの際にリアルなモーター音が鳴ります。
セルフはなしですが絶頂シーンに射精っぽい表現があります。

「ほら…ふふっ あなたの世界に来ちゃった」
催眠を使って二人だけの自由な世界に案内した女の子は
エッチな事がしたい主人公の気持ちを察して左耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
前半シーンで行われるのは耳舐めと感度強化。
左耳→右耳の順に比較的ハイペースで水分高めのちゅぱ音を耳元至近距離から鳴らし
体が適度に温まったところで今度は催眠音声らしく言葉を使って心を盛り上げます。

「例えば 今から耳を舐めるよって言って舐めると 本当にそう感じる それは 想像で楽しむのではなく 本当に舐められてるように感じる」
そして彼女は一人でも多くの聴き手が自分に実際に舐められてる感覚を得られるように
多くのシーンで密着し囁き声で語りかけます。
バイノーラル録音なだけあって音質は非常に良く、耳舐めの合間に漏れる吐息にも温もりを感じます。

肝心の舐められてる感触については最初の時点だといまいちだったのですが
2分くらい経つと耳のあたりがゾワゾワしたり熱を帯び始めました。
今回の感覚は今まで聴いてきた耳舐め作品たちとは違う不思議で独特なものでした。
バッチリとは言わないまでもある程度成功しています。

「心の奥底からいやらしい感情がぶわーって溢れて ゾクゾクしてくる」
もうひとつの感度強化は彼女に好意を抱かせて心をぽかぽかさせたり
淫語をあまり使わずに感覚支配の暗示を入れてエッチな気分を高めます。
私の場合は上のセリフを聴いた瞬間になぜか突然勃起しました。
催眠パートを聴き終えた時点ではピンとこなかった人も、エッチでその効果を実感することになるでしょう。

対する後半はさらに踏み込んだプレイが登場します。
用意したローターをカリに当てて起動し、同時に手コキもした後フェラで絶頂へと追い込みます。

「あなたの性器に ローターを当ててあげるね ほーら」
この中で最も特徴的なプレイはやはりローター責めでしょう。
実際に効果音が鳴るのに加えて軽く刺激を与えた後にすぐさま停止し
追加の暗示を入れてから再開する焦らしを意識したリードをします。

女性に一方的に責められるシチュですが彼女に彼を調教する気持ちは一切ありません。
最後の瞬間をより気持ちよく迎えてもらえるように敢えて意地悪をします。
エロトランスさんの作品はエッチがそれほどエロくないケースをよく見かけますが
この作品はちゅぱ音がそれなりに鳴りますし、責め方も男性を喜ばせることをいつも以上に意識しています。


その部分が最も色濃く出てるのが最後に行うフェラ。
十分に性感を高めたところで中央やや遠くの位置から下品で激しいちゅぱ音が鳴り響きます。

フェラ開始から絶頂までの時間が約3分と短いのが気になるものの
最中はセリフよりもちゅぱ音の割合が多く、舐めっぷりもパワフルかつエロいです。
カウントではなく絶頂を許可するセリフに合わせてイきます。

このように、エロさを持たせつつ技術もきっちり盛り込んだバランスのいいプレイが繰り広げられています。
臨場感抜群な作品
作品の世界にいる感覚を抱きながら気持ちよくなれる作品です。

女の子は聴き手が主人公とできるだけ近い位置でサービスを楽しめるように
二人がいる場所を多種多様な効果音と環境音を使ってリアルに表現し
その上でそれらを活用しながら意識の力を弱めたり、暗示を入れて催眠状態を深めます。

かれこれ7年以上も活動を続け、その中で数多くの名作を生み出されてるサークルさんなだけあって
催眠パートの展開や誘導のアプローチは抜きん出たものを持っています。
使用する音の種類がどれも家庭を意識していて大衆的ですし
鳴らし方や変化のさせ方も聴き手の興味を引き、集中力が自然と高まるように考えながら行っています。
ヒプノレイン」や「ヒプノタイマー」といった他の音系作品とは作りが明らかに違って面白いです。

「私とあなたは今 繋がっている 幸せだね」
そして何より彼女の声・言葉・態度に心が温められます。
他人とは思えない親しみを感じるやり取りが緊張を解きほぐし、催眠にとって重要な信頼関係を無理なく構築します。
彼女との心の距離をあまり感じないから心が開きやすくなり、それがフィルターの除去を助けています。
効果音と彼女のキャラ、この2つの要素がしっかり噛み合ってるからこそ強い癒しを感じるのです。

エッチは従来の暗示主体の責めではなく、ちゅぱ音やローター音といった純粋なエロ要素をやや多く組み込んでいます。
実際にされてる感覚を味わうには責めてもらわないと始まらないからこうしたのでしょう。
催眠パートと違って環境音が鳴らないので声やエッチな音に集中できます。
初回でドライまではいけなくても、耳や股間がムズムズするくらいなら割と味わえるのではないでしょうか。

絶頂シーンは最後に1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語とローター音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

コンセプト・構成・展開など様々な部分が個性的かつハイレベルな作品です。
リアリティのある作品、変わった作品を聴きたい人におすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 52:59

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

リアルヒプノ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、人懐っこい口調で語りかけてくる優しい彼女が
恋人に催眠と2種類のエッチをサービスします。

恋人同士の何気ない会話を通じて誘導する変わった催眠が行われており
距離の近さを感じさせる態度やリアルな効果音も相まって
知らず知らずにうちに催眠に入っていく不思議な感覚が味わえます。
催眠をかけ合うカップルの日常
彼女と会話したりエッチな催眠をかけてもらうお話。

「ちょーっと待っててね 今レポート終わらせてるから」
彼女は砕けた口調で話す明るい声の女の子。
レポート作成中に突然家にやって来た主人公に軽く文句を言うと
手を動かしながら今日は自分が催眠をかける日なのかを確認します。

本作品はサークルさんが「自然な雰囲気で誘導するものを作りたかった」とおっしゃられているように
彼女が催眠開始の合図を出すようなことはせず普通に会話をする形で催眠状態へと誘導します。

もう少し具体的に言うと、彼女は音声開始からおよそ15分間は
催眠に関することをほとんど話してきません。
キーボードやマウスをいじって手をつけていたレポートを片付けたり
休憩がてらに紅茶を淹れて飲むといったごくごく普通のことをします。
そしてそれらを行いながら他愛も無い話題をあれこれ振ってきます。

「この表示するの待ってる間に寝ちゃいそうだよね …てかさー そうやって寝転がってると眠たくなってこない?」
「この前ね 料理のテレビ観てたの したらさリンゴについてめっちゃ語ってたんすよ リンゴ」

彼女の口調が話し言葉にとても近いので
聴いているうちになんとなくホッとする人がきっといるでしょう。
実際に彼女の恋人になった気分、つまり心の距離の近さを感じさせながら催眠を進めています。
また会話の最中に様々な効果音を鳴らして自然な癒しを提供してくれます。

人によっては「本当に催眠音声なの?」と感じるかもしれません。
ですが彼女は聴き手を催眠状態に誘導する明らかな意図を持ってそれらを行っています。
一般的な催眠音声とは違う部分を数多く持っている独特な作品です。

催眠は2パート35分ほど。
最初のパート(約26分)は主人公が家にやって来たところから始まり
レポート作成に勤しむ彼女と色々な会話をする様子を楽しみます。

「ちょっと動かないでねー いい子だから じっとしててくだちゃいねー」
「お湯淹れてー 何十秒か待ってー で淹れる直前にくるくるーって混ぜると美味しいらしいよ」

2人は付き合いが長いのか、相手に対してまったく遠慮するところがなく
まるで同性の友達と話すような自然なやり取りを交わします。
話題はレポートのこと、紅茶のこと、テレビでやってた食生活のことなど様々。
延々話し続けるのではなくレポートに集中したり紅茶を淹れに行くシーンを合間に設け
そこではいくつかの効果音を組み合わせて状況をイメージさせてくれます。

開始から15分ほど経つと彼女がいよいよ催眠に関するお話を始めます。
2人は日常的にお互いが催眠をかけ合っている関係らしく
それを始めた頃のことや彼女が催眠に入ったり漂うときの感覚をわかりやすく教えてくれます。

「んで顎の力が抜けると ほっぺの力も一緒に抜けてったりするよね? ぼえーんって」
「私は最初 こう…ほっぺたが弛むイメージっていうのかな? そんなイメージしてたけど」

催眠の感覚を言葉で表すのはなかなか難しいのですが
経験者なら彼女の言うことにある程度共感できるのではないでしょうか。
そして意識がぼんやりする感覚が徐々に強くなってくるのを実感するはずです。
私の場合は上のセリフを聞いた時に歯の根元がムズムズして緩む感じもしました。

彼女は自分の体験談を通じて遠まわしに催眠をかけてるわけです。
これが催眠っぽく感じられないのになぜか催眠に入ってしまう理由です。
詳しいことまで話すとつまらないでしょうから伏せますが、かなり高度なアプローチをされています。
多くの感覚をダブルバインド(2つのうちどちらか片方を選択させる)のスタイルで語っているのも
聴き手が無意識的にこれらの感覚を自分自身に当てはめやすくしています。

2番目のパートはこれまでとは打って変わって
深呼吸をしたり体をパーツごとに脱力する催眠らしいことを彼女が言ってきます。

「瞼の力が すーっと抜けていく 抜けてる力が さらに抜けてく」
「すーっと深いところに入る 気持ちいいね 目の前がふわーっと広がってくみたい」

そして自分の心と体がすっかりリラックスし
十分な深さの催眠状態に入っているのを実感するでしょう。
パート終盤のカウントを数えるシーンなどは軽く意識が飛ぶ心地よい感覚が味わえます。

実際のところ、前のパートだけでも催眠にはしっかり入れます。
なのに敢えてこのパートを用意したのは
サークルさんが聴き手に「自分が催眠に入っている」ことを教えたかったからだと思います。
最初は奇抜に、後は丁寧にリードする極めて親切な催眠と言えます。

古典と現代の両方を盛り込み、目的に合わせて使い分けている質の高い催眠です。
聴き手を彼女の言葉に素直に従える心と体にすることを目的に
最初のパートではリラックスとある程度の深化を
後のパートではそれらの感覚の強化を堅実な手法で行っています。

最初のパートは催眠っぽさを極力薄めながら進めているため
普通のボイスドラマを聴いているような感覚を抱くと思います。
ですが実際は他の催眠音声と同じく聴き手のリラックスや集中力を高め
暗示を受け入れやすい状態にしてから深化を促す言葉を上手に投げかけています。
高い実力を誇るエロトランスさんだからこそできる面白味に溢れた催眠です。

ただし催眠の感覚を喚起している、つまり催眠に入ったことがあるのを想定した催眠のため
初心者が聴いても入りにくいかもしれません。
他の作品で催眠の感覚をある程度掴んでから聴いた方が楽しめるかなと。
この点だけご注意ください。
大好きな人に痴態を見られながら
エッチシーンは3パート26分30秒ほど。
プレイは声による絶頂、乳首オナニー、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
ドライ、セルフ両方の絶頂形式が登場します。

「全身がじーんと痺れ出す ぞわぞわぞわーっと 全身の毛穴が広がるみたい」
2つの催眠で主人公を深い催眠の世界に導いた彼女は
彼がエッチをより楽しめるように今度は体の感度が上がる暗示を入れ始めます。

エッチは事前に体を敏感にしてからドライ、セルフのうち1種類を選択して聴きます。
そしてどちらも彼女との肉体的な接触は一切行わず
声や音だけでイかせる催眠音声らしいプレイをしています。

「普段の限界なんてもう超えちゃって 自分がもう今どこで何をしているかもわからない ただただ 股間から上ってくる快感を味わう」
ドライパートは限界を設けずひたすら絶頂感を高めていくプレイ。
短めのカウントと前後の暗示でまずは股間に意識を集中し
それからはキッチンタイマーの音を使って段階的に快感の強度を上げていきます。

彼女の声やセリフが先ほどと同じく穏やかなので
急激に熱が高まったり快感がこみ上げてくる感じはあまりしないのですが
絶頂の瞬間が近づくにつれて股間にモヤモヤとした熱が生まれ
それが密度を増していく緩やかな快感の蓄積を感じることができました。

恋人同士ということでM性の低いエッチをしています。
個人的にはフィニッシュをもう少し力強くしたほうがイきやすくなると思います。
他の作品に比べるとドライの快感は弱めでした。

もうひとつのセルフパートは序盤で乳首オナニーをし
体の熱が適度に溜まったところでおちんちんでのオナニーへと移行します。

「恥ずかしさや 見られることによって さらに興奮してしまう 絶対に異性に見られちゃいけない姿だもんね でも止まらないよね」
ここでのポイントは彼女が適度に自分に見られていることを意識させること。
痴態を晒していることを見下したり変態呼ばわりすることはないのですが
自分の一番恥ずかしい姿を異性に見られているシチュをイメージさせて興奮を煽ります。

他には終盤に差し掛かるとカップに入ったスプーンをかき回し
その音で快感を高める変わった責めも登場します。
いじるペースや強さは特に指示せず心への責めに力を入れたプレイです。

ですがこのパートもフィニッシュシーンが若干残念なことになっています。
射精が近づいたところで彼女が「あなたがイくまで見ててあげる」と告げ
そこから音声終了までの3分以内(その間は無音)に射精する作りです。

ここはカウントを数えて射精のタイミングを明確にしたほうがより良い快感が得られたのではないかなと。
これまでのリードが丁寧だっただけに、最後が放置なのはもったいないです。

このように、催眠音声らしさを持たせた2種類のエッチが繰り広げられています。
何気ない雰囲気で癒してくれる作品
催眠っぽさを極力ぼかした催眠誘導が魅力的な作品です。

他人行儀なところがまったくない気さくな彼女が
自分のことや世間話をしながらするすると催眠の世界に導いてくれます。
催眠音声は催眠を始めるタイミングを明確にする作品が非常に多く
それが堅苦しいとか、緊張すると感じる人もいるんじゃないでしょうか。
本作品はその境目を曖昧にして無意識的な抵抗感を取り除くことに成功しています。

当サイトでは便宜的に催眠の時間を記載してますが
この作品に限って言えばあくまで目安にすぎません。
最大で35分程度だと思ってください。

序盤の会話を催眠の導入と捉えるべきかどうかで悩みました。
ですが彼女との信頼関係の構築、リラックス、作品への没入感を高めるといった
催眠の下準備的な役割を果たしているのも事実です。
このシーンはすべてが何気なくて本当に癒されます。

中盤以降についても聴き手に直接働きかけるのではなく
彼女自身の経験から催眠の感覚をイメージさせ、活性化させる凝った誘導がされています。
特に言葉使いに注意を払って進められてるなと。
2番目のパートもかかりが悪い人への保険、既にかかっている人へのダメ押しに役立っています。

対するエッチは前項で触れたように色々と物足りなく感じます。
彼女が催眠にそれほど慣れていないところを出したかったのかもしれませんが
どちらのプレイも催眠に比べると2人の心に距離があります。
中でもセルフパートのフィニッシュが…うーん。

絶頂シーンは各パート1回ずつの合計2回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

恋人同士の日常をそのまま切り取ったような作品です。
催眠に関しては本当に優れてますので催眠好きな人に強くおすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 共通パート…47:34 ドライ…11:08 セルフ…13:40

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

ヒプノヘルツ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、普通のオナニーでは満足できない主人公のために
催眠療法士のお姉さんが催眠を使った珍しい快楽を提供します。

「音でイカせる」ことを目的にした個性的な催眠とエッチが特徴で
彼女は催眠開始直後からメトロノームの音を鳴らし、それに心地よい気分を感じさせたり
重低音を使って催眠に深く入る感覚を伝えるなど、音を中心に据えた丁寧なリードをします。

※私が聴いたのはコミケで販売されたパッケージ版です。
ダウンロード版では効果音の音量が調整されているらしく
本レビューの内容とは違う部分があるかもしれないことをご了承ください。

気持ちいい音を聴きながら催眠の世界へ
催眠療法士に音を使ったエッチな催眠をかけられるお話。

「こんばんは 私は本作品の催眠療法士です」
催眠療法士は明るくて穏やかな声の女性。
催眠で気持ちよくなりたくてやって来た主人公に挨拶すると
彼を横にし、どんな風に気持ちよくして欲しいか訊ねます。

本作品は一般的な18禁催眠音声で登場するエッチとは大きく異なり
いくつかの音を聴かせ、それに暗示を込めて絶頂させる非常に珍しいプレイが行われています。
サークルさんが今から5年以上前に出された「ヒプノタイマー」や
キャンドルマンさんの「レイプ・サウンド・ガール♪」「ヒプノドラッグレディ」に代表される音モノというジャンルです。

催眠音声を聴き始めたばかりの方にはピンとこないでしょうが
彼女が催眠の時間をエッチの倍近くまで長く取り
音に反応する心と体へしっかりと作り変えてくれます。
催眠自体もすごく丁寧で入りやすく、非日常的な体験を味わいやすい環境を整えています。

催眠はおよそ26分間。
まずは彼女が用意したメトロノームの音を聴きながらゆっくりし深呼吸します。

「息を吸い始めて 決まった回数の音がすれば 今度は 3回くらい息を止め 息を 吐き出し始める」
「カチ カチ」とリズミカルに鳴る心地よい音を聴いていると
何だか妙に落ち着く気分がするでしょう。
人間の脳はこういう規則的な音や刺激にとても弱く、あっさりとトランスに入ってしまいます。

彼女もメトロノームのリズムに合わせるかのように緩やかなペースで暗示を入れてくれます。
最初から音を使ってリラックスさせているところが本作品らしいですね。

お次は右肩、左肩、背中、お尻など体の各部位を個別に脱力したり
彼女の手を叩く音の位置に意識を向けて少しずつ催眠状態を深めます。

「肘から手のひらまで どんどん力が抜けていき 右腕全体の力が 完全に抜ける 抜ける すーっと抜ける」
「意識が 右へ向いたり 左へ向いたり そして 私の声に意識が向いたり リラックスしていて 心地いいことを思い出したり」

催眠開始からかれこれ7分近くメトロノームの音を聴き続けているからか
このあたりから意識がぼんやりするとか、体を動かしたくなくなる気分が強くなります。
彼女が手を叩くシーンでは音に頭を揺さぶられる感じがするかもしれません。
そうやって主役である「音」に対する興味や集中力を少しずつ高めます。

そして仕上げはメトロノームの音を消し
代わりに「ウィィン」という車のエンジン音っぽい振動音を鳴らして
彼女がそれを聴くと安心感を覚えたり、催眠がさらに深まる暗示を丁寧に入れていきます。
多少響く音なのですが音量がかなり抑えられており、聴いてて頭が痛くなることはまずないでしょう。

「ほら 音がゆっくりになるにつれて 意識もゆったりとした 心地のいい状態へと 変化していく」
「浮き輪を 腋の間 あるいはお尻を浮き輪の穴に入れ ぷかぷかと浮かんでいる 水がとても丁度いい温度で 心地がいい」

頭の中を軽く揺さぶられるこの心地よい感覚は
彼女の言うようにお風呂やプールに浸かっている時に得られる感覚に近いです。
また彼女はシーンごとに音のペースや高さを微妙に変えて
気持ちをさらに落ち着けたり頭が真っ白になる感覚を伝えます。

音に対する印象をしっかりと植え付けるリードがされていますから
音に合わせて気持ちが動く人が普通にいると思います。
それは即ちこの後に行うエッチの準備が整ったことを表します。
なかなか難しい感覚を催眠の技術を使ってとても丁寧に伝えてくれています。

音でリラックスさせ、音を使い心と体を操作するテーマに沿った催眠です。
聴き手を特定の音に反応させることを目的に
序盤からメトロノームの音を鳴らして音に対する心地よさを感じさせてから
別の音に切り替え、それに暗示を入れてさらなる深化と目標への到達を目指しています。

古くから数々の名作を作られているエロトランスさんの実力が遺憾なく発揮されていて
とてもリラックスしやすいし催眠にも入りやすくなっています。
暗示の表現や入れ方、催眠療法士役の紅月ことねさんの演技も完璧と言えるほどにレベルが高いです。
多くの人が音に心地よさを感じ、それが鳴らなくなると寂しく感じるようになるでしょう。

まとめると、テーマ性があり技術的にも優れている質の高い催眠です。
音だけでイカされる快感
エッチシーンは13分ほど。
プレイは音による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「次の音は お待ちかね 体をエッチな 気持ちよさにさせる音」
音による催眠で主人公を音に操られる人形へと作り変えた催眠療法士は
いよいよ彼の願いを叶えるためにまた別の音を鳴らし、同時に感度が高まる言葉を投げかけます。

エッチは最初に催眠の終盤でも登場した「キーン」という高い音を鳴らし
それをしっかり聴きながら心と体を入念に温め
10分ほど経過した後は先ほどの重低音も同時に鳴らして絶頂を目指します。

ちなみにエロパートは通常版と効果音+版の2種類からいずれか片方を選択します。
両者の違いは絶頂シーンに追加の効果音が鳴るくらいでプレイの流れはほぼ同じです。

「音が高くなると 快感が大きくなり 低くなると 小さくなる」
最初の効果音は聴き始めたばかりだとそこまで実感はなかったのですが
しばらく経つと股間が自然と引き締まり、ムズムズした感覚が湧き始めました。
他の作品でドライを味わった時の前段階に近い弱めの快感です。
単に音を鳴らすのではなく、それに気持ちよさを感じる暗示を彼女が丁寧に入れてくれたからでしょう。

「崩れだして 体から 快感が溢れ出しそう 股間から気持ちいいものがぶわーって ね?」
「限界を超え ダムが決壊し 崩壊していく! 股間から溜まった快感が あふれ出して もう止まらない!」

終盤の重低音が加わったシーンあたりからは彼女の声も若干嗜虐的になり
語気を強めて絶頂へと上り詰めやすい雰囲気を作り上げています。
しかし私が聴いた限りでは効果音の音量が小さく
結果的にドライオーガズムと呼ぶにはやや物足りない快感止まりでした。

ダウンロード版ではこのあたりに修正が加わっているのではないかなと。
サークルさんが後日パッケージ版購入者向けに追加データを公開してくれたら
そちらを改めて聴き、必要があれば追記する予定です。
プレイ展開や暗示の入れ方は問題ないのでたぶん音量が原因なのだと思います。

このように、音と暗示を組み合わせてイカせるプレイが繰り広げられています。
オーソドックスな音モノ作品
催眠の最初からエッチの終了まで常に何らかの音を鳴らし
それによって催眠を深めたり絶頂を促している音尽くしの作品です。

催眠療法士は普通のプレイでは満足できない体になった主人公に
フェラやSEXといったよくあるプレイをすべて排除し、音だけでイカせる大胆なエッチを行います。
催眠の段階から音に包まれる環境に慣れさせ、それへの依存心をある程度高めてから
別の音を使って心を操作する展開が実に見事です。

音は催眠音声の場合ノイズと捉えられる可能性もある要素なだけに
細心の注意を払ってそれぞれを進めているように映りました。
そのおかげで催眠については非の打ち所が無いクオリティを持っています。
音を聴いているととてもリラックスできたし、音に反応して落ちる感覚も得られました。
それぞれの音の性質を把握した上で的確な暗示を入れてくれています。

それに対してエッチは前項の終盤で書いたように物足りなく感じました。
ヒプノタイマーでは効果音の音量を大きくしてガツンとイかせるプレイをしてましたし
そういうバージョンがあってもよかったかもしれません。
音でイかせるにはパワー不足に思えます。
修正版でどう改善されるのかに期待したいです。

絶頂回数は最後の最後で1回。
淫語ごくごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

最近あまりなかった音を純粋に追求している作品です。
今回の点数は現時点のもので修正版の内容によっては上がる可能性があります。
修正した結果劣化することはさすがにないでしょうから点を下げる予定はありません。
音を使った催眠が好きな人におすすめします。

CV:紅月ことねさん
総時間 通常版…50:57 効果音+版…50:59

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

催眠ゲーム ~術師の挑戦~

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第2回目に紹介するこちらの作品は、優しいけどちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんと
催眠に関する一風変わったゲームを楽しみます。

「力を抜かないで」「催眠に入らないで」など
一般的な催眠音声とは逆のことを言いながら物語を進めているのが特徴で
彼女は明らかに催眠から遠ざけるようなことを言っているのに
聴けば聴くほどなぜか催眠に入ってしまう不思議な体験が味わえます。
催眠に入らないように頑張れば頑張るほど…
お姉さんの言葉を聴きながら催眠に入らないよう頑張るお話。

「こんばんは 催眠音声が始まるよ」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し
今回行う変わったゲームのルールを早速説明し始めます。

本作品は「催眠ゲーム」の名の通り、彼女ととあるゲームをする形で催眠を楽しみます。
一応言っておきますと催眠を題材としたゲームではなく音声作品です。
ゲームのルールは至ってシンプル。
彼女のお話を聴き続け、催眠に入ったり絶頂しなければ勝ちです。

「催眠って 力が抜けているほうがかかりやすいよね? だから 力を抜かないように意識しないといけないね」
そして彼女は彼ができるだけ頑張れるようにと
ほぼ全編を通じて催眠にかからないよう注意するセリフを何度も投げかけてきます。
催眠音声といえば聴き手を催眠状態に誘導するのが当たり前ですから
彼女のこれらのセリフに驚いたり戸惑ったりする人がきっといるでしょう。

でも心配はいりません。
以前催眠に入ったことのある人ならば彼女の言葉を聴いているうちにかなりの確率で催眠に入れます。
詳しい内容は追々説明していきますが、ここが本作品の非常に面白いところです。
正直なところ、人間である限りこのゲームに勝つのは相当に困難です。
ですから意地を張って無理に耐えるようなことはせず、流れに任せる感じで聴いてみてください。

催眠はおよそ17分間。
最初は彼女に言われたとおりに体の力を抜いたり深呼吸しないよう頑張ります。

「今まで私の声で催眠にかかったことがあるかな? その時のこと 思い出さないようにしないとね」
「ほら 呼吸に意識を向けて あんまり大きく吸ったり 大きく吐いたりしたら 催眠に入りやすいから 気をつけないとね?」

「催眠のことを思い出したらダメだよ」「深呼吸しすぎると催眠に入っちゃうよ?」
彼女の言っていることは確かに催眠から遠ざけようとしているように見て取れます。
しかし意に反して妙にリラックスするとか、意識がぼやけてくるのを感じるでしょう。

これこそが本作品の要とも言える要素です。
「人間の脳は否定形を処理できない」性質を利用し
遠まわしにそれらに注意を向け、イメージするよう促しているのです。


日常生活で家族や友人に「~を見ちゃダメだよ」と言われた時に
それがなんとなく気になったことはないでしょうか?
それは反射的に自分が対象を見ている様子をイメージしてしまっているからです。

本作品に当てはめると、彼女の「力を抜かないでね」は脱力の暗示とほぼ同意です。
そうやって彼女は聴き手に気づかれないように着々と催眠に入れる環境を整えていきます。
一見すると無茶苦茶なんだけど、やってることは極めて合理的なんです。

適度にリラックスさせた後は催眠により深く入るための深化です。
彼女は先ほどと同じく「~しないで」という言い回しを維持しながら
催眠に深く入っていくときや入った後の心地よい感覚を呼び起こそうとします。

「その頭の中の催眠の記憶を辿ると 気持ちよかったこと 幸せだったこと そのことを思い出してしまうかもしれないし 既にもう感じているかも…しれないね」
「深く入る そんなことにならないように…0 0 0」

ここでも彼女は「~かもしれないね」と語尾を上手にぼかし
これが暗示であることを徹底的に隠しながら進めています。
ですが終盤に登場するカウントダウンに合わせて頭が妙に重くなるのを感じるでしょう。
無意識に眠っている「0になると催眠が深まる」という情報を上手に活性化させているからです。

催眠に入らないよう呼びかけながら催眠に誘導している極めて個性的な催眠です。
お姉さんの暗示を受け入れやすい深い催眠状態に誘導することを目的に
彼女は最初から「催眠に入らないよう気をつけてね」と聴き手を励ますセリフを投げかけながら
実は聴き手がしっかりと催眠に入れるようにお話を進めています。

「運動支配なんてかからなくても 疲れるだけで 催眠に入りやすくなるかも…しれないからね」
腕を曲げるときは 力瘤を作るときの 上腕二頭筋という筋肉を引っ張り 二の腕の部分 上腕三頭筋を 緩める

そして催眠をより確実に成功させるために現代催眠の技術を駆使しています。
催眠に入ったときの感覚を連想させるセリフを投げかけて無意識から呼び起こす「喚起」
「~かもしれない」「~することでもできる」といった「許容暗示」
筋肉の動きを説明しながら「腕を曲げる」「緩める」と運動支配の暗示を入れる「散りばめ」などが挙げられます。

おそらく私の気づいてない部分でもっと高度なテクニックが使われているのでしょう。
テーマだけでなく技術面でもずば抜けたものを持っています。

私個人はお姉さん役に誠樹ふぁんさんを起用されたのも狙ってのことだと考えています。
彼女は有料・無料問わず数多くの催眠音声に出演されていますから
その声を聴いて催眠に入ったことのある人が多いだろうと見込んだのではないかなと。
考えればキリがないほど奥の深さを感じます。

まとめると、既存の作品ではまずお目にかかれない奇抜さと極めて高い完成度を併せ持つ催眠です。
エッチなことを考えちゃダメ
エッチシーンは12分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「もうちょっとだけ 頑張ってみようよ もう一勝負 してみましょ?」
逆転の発想に基づいた暗示の数々で主人公の心を幸せな気分で満たしたお姉さんは
追加のゲームをする形で今度は体の欲求を満たしてあげることにします。

エッチは予めおちんちんに手を添えるように言われ
竿をしごいたりはせずに彼女のお話に耳を傾けます。
ここでのルールも「射精したら負け」と至ってシンプル。
もちろん彼女は勝つつもりですから、言葉を使ってこちらの興奮を上手に煽ってきます。

「女の子の体の柔らかさや 胸の膨らみ そういうことは 想像しちゃダメ」
「意識を頑張って そらして あそこをおっきくしないように 注意しないと そのあそこを フェラされたり…ちゅぷっ」

女性の魅力を感じる部分を意図的に色っぽい声で言ったり
キスやフェラのイメージをさせながらエッチなちゅぱ音を鳴らすなど
ここでも聴き手が心の中に持っている性的快感の情報を引き出す形でプレイを進めます。

吐息やちゅぱ音がかなりエロいので、おちんちんをしごきたくなる人が結構いるでしょうね。
だけどゲームのルール上しごいて射精したら負けになってしまいます。
この両者の板ばさみによるもどかしい気分がフィニッシュの射精感をより高めてくれます。
ちょっと変わったスタイルの焦らしプレイが楽しめます。

このように、イメージを提示して聴き手を射精したい気分へと誘導するエッチが繰り広げられています。
至るところが凝っている作品
一般的な催眠音声とは真逆の方向から催眠やエッチを組み立てている奇抜な作品です。

お姉さんはゲーム開始から射精の瞬間まで
主人公に催眠に入らないでね、射精しないでねと注意を呼びかけ続けます。
すべての要素が催眠音声では有り得ないことばかりなので
「これで本当に催眠に入れるのだろうか?」と疑問に思う人がきっといるでしょう。

ですが実はゲームのルールから彼女のセリフ一つ一つに至るまでが
「聴き手を催眠状態に誘導し、射精させよう」という明確な意思や意図を持っており
そのためにあらゆる技術を極めて高いレベルで行使しています。

私も2年以上前に聴いたことがあるのでどんな展開かは覚えていたのですが
改めて聴いてみると「なんて素晴らしい作品なんだろう!」と感動しっぱなしでした。
催眠音声においてトップクラスの実力を持つエロトランスさんだからこそ形にできた作品です。

「うん いい子だね 私がぎゅーって抱きしめてあげる」
何より素晴らしいのがゲームを終えた後の彼女の態度です。
30分近くも主人公の脳に負担をかけさせたことへのお詫びとして
しっかり抱きしめ、甘やかしながら優しい言葉をかけてあげます。

内容が内容だけに真剣にやるほどこのゲームは主に精神が疲れます。
だからこそ最後はしっかりと安らぎを与えて元の世界に送り出しています。
聴き手に楽しんでもらうことを第一に考えた気配りの数々も本作品の魅力の一つと言えます。

エッチは具体的なプレイをするのではなく
彼女が提示したエロい要素をイメージして興奮を高めます。
雰囲気をエロくしてくれてるので抜くこと自体はそんなに難しくないです。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

レビューを締めくくる前にひとつだけ注意点があります。
できれば他の催眠音声を最低でも10本以上聴いてから本作品に挑戦してみてください。
これは彼女の暗示が催眠の感覚を呼び起こす、つまり催眠に入ったことがあるのを前提としているからです。
催眠を味わったことがない人ではいまいちピンとこないでしょうから
多少経験を積んでから聴くことを強くおすすめします。

ゲームの進め方、使われている技術など様々な部分が凝りに凝っている名作です。
このクオリティなら30分1000円でも大いに頷けます。
以上を踏まえて前回レビューした際は9点だったのですが、1点プラスし満点とさせていただきました。
男性声もありますので女性の方も是非お試しください。

CV:男性向け…誠樹ふぁんさん 女性向け…夜櫻さん
総時間 男性向け…34:36 女性向け…32:15

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

双子の催眠彼女

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、主人公のことを同じくらい好きな可愛い双子が
左右から寄り添い囁きながら催眠やエッチをしてくれます。

耳への責めに特化した催眠音声では珍しいエッチを楽しめるのが特徴で
二人は至近距離から息吹き・甘噛み・耳舐めを行いながら
それを我慢して性感を蓄積させたり、あるいはもっと気持ちよくなるよう導いてくれます。

バイノーラル録音ということで音の質や距離感がしっかりしてますから
女の子がすぐ近くにいる幸せな気分が味わいやすいのもポイントです。
お互いのすべてを共有する双子
双子の姉妹に左右で密着されながら耳を責められるお話。

「あなたのお家って とても落ち着くよね」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
「うんうん なんか匂いとか雰囲気とかね」
姉は上品で落ち着いた声のお姉さん。
とある休日、二人が恋人として付き合っている主人公の家で
この後の予定を相談しているところから物語は始まります。

本作品は催眠音声で絶大な人気を誇る双子形式が採られており
全編において妹が右、姉が左に陣取って二人が交互に、あるいは同時に語りかけてきます。
双子のい・い・な・り」に代表される双子シリーズをお聴きになった方ならわかるでしょうが
左右から別々の声がリズミカルに聞こえてくる空間はそれだけで心地よく
現実とは違う場所にいるような幸せな気分が湧き上がってきます。

妹「じゃあ今日は いっぱい甘やかしてあげる はい こっちにおいで」
姉「あっ ずるい 私もぎゅってしたい」
本作はバイノーラル録音ですから音の臨場感も抜群。
最初の11分間は催眠の下準備として三人でイチャイチャするドラマパートがあり
双子が一人ずつ囁いたり甘噛みしてくる、といったサービスも登場します。

雰囲気作りの色が強いので催眠っぽさはほとんどなく
それだけに双子がすぐそばにいてくれる感覚を純粋に実感しやすくなっています。

もうひとつの大きな特徴は耳にターゲットを絞った催眠やエッチをしていること。
催眠では至近距離で囁きながら暗示を入れてくれますし
エッチではとことんまで耳を責め続ける他ではあまり見られないプレイが行われます。
当然のように耳舐めもたっぷり楽しめますから、好きな人ほどより大きな満足感が得られるでしょう。

催眠は2パート21分30秒ほど。
まずは自分の両耳に意識を向け、双子の言葉に集中しながらリラックスします。

姉「人の体温って 落ち着くよね?」
妹「そして 両肩の力を すーっと抜いていく」
至近距離から語りかけてくるリアルな声や脱力を促す暗示を聞いていると
不思議と体がぽかぽかしたり全身に心地よさを感じるかもしれません。
二人の暗示に「~するかもね?」というやや遠まわしな表現が割と多く使われており
その柔らかい口調も暗示を受け入れやすくしてくれています。

妹「あなたの心と 私たちの心が交わる」
姉「溶けて 交わって ひとつになって 幸福感で満たされる」
体が脱力できた後は心の脱力。
恋人らしく「好き」などのストレートな愛の言葉を投げかけながら
双子の気持ちを素直に受け入れ、こちらにも好意を持ってもらうよう呼びかけます。
至近距離から聞こえてくる甘い言葉に頭の中がとろける思いがするでしょうね。
そうやって双子は自分たちの言葉に自然と従いやすくなるよう導きます。

姉「これからは 私たちが何をしても いつも通りの落ち着いた寝顔でいてね?」
妹「表情をゆがめるのも 笑うのもダメ」
そして最後はこの後行うエッチをより楽しいものにするために
双子の責めに対して反応できなくなる暗示を入れてくれます。
我慢するということはそれだけエッチな感覚を蓄積させることを意味します。
最後の絶頂に向けてのちょっぴり意地悪だけど面白い下準備と言えるでしょう。

双子の存在を感じさせ、無意識的に寄りかかりたくなるよう心を誘導する珍しい催眠です。
双子が左右から寄り添っているシチュや声の近さを最大限に活用し
それに古典系の技術を少し織り交ぜながらリラックスや催眠が深まるのを実感させます。

暗示の表現がややぼかしてあるため、催眠に入ったかどうかを実感しにくい部分もあるのですが
エッチの前半最後あたりに再度の深化をするシーンもありますし
少なくとも双子に対して嫌な気分を抱く人はまずいないでしょう。

催眠開始前に催眠に入ったときの感覚を喚起するシーンがあるため
どちらかと言えば初心者よりも経験者の方が楽しみやすいと思います。
耳をひたすら責められる心地よさ
エッチシーンは2パート26分30秒間。
プレイは耳への息吹き、甘噛み、耳舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応有りになります。

姉「じゃあ今度は 優しくお耳を はむはむしちゃうね」
妹「うわぁ そんなことされると ゾクゾクしちゃうよね?」
主人公を催眠状態へと誘導した双子は
左右の耳に執拗な責めを加えながらそれを我慢するよう適度に呼びかけます。

エッチは終始二人に責め続けられる形で進みます。
プレイ一覧を見ていただければわかるように本作品で行われるプレイは100%耳責めです。
耳を舐めながら手コキしてくれる、といったことは一切ありません。
しかも催眠者が二人いるおかげで耳舐め音の途切れるシーンが非常に少ないです。

これだけを聞くとそんなにエッチじゃないように思えるかもしれませんが
耳責めだけで絶頂できるよう様々なスパイスが用意されています。

姉「今も 右耳ちゅるちゅる舐められて 頭の中 大変なことになってるんだよね? なのに ピクリとも動けない」 妹「力を抜いて 意識を耳だけに集中した状態で 耳を舐められる 全身に鳥肌が立ちそうだよね?」
例えば最初のパートは催眠の終盤で施した反応できなくなる暗示を活用し
片方が耳を舐め、もう片方が快感がさらに高まる暗示を入れてきます。

最初はそれほどでもなかったとしても
後のほうになると妙に肌がピリピリしたり、股間がムズムズしてくるのではないでしょうか。
でも当然イクことはできない。
この生殺しの状態が性的快感を徐々に蓄積させてくれるわけです。
射精もそうですが溜めてから放出したほうが気持ちいいですからね。

姉「次に耳を舐められたら あなたの中で溜まっていたものが 溢れ出す」
妹「耳を舐められるだけで 自分の一番気持ちいいところが舐められているような感覚になる」
対する後半はと言うと、好きに声を出したり悶えてもいいと言われる代わりに
今度は耳責めに反応して耳以外の部分も興奮が高まる暗示を入れながら舐めます。

耳責め特化といっても二人がひたすら舐めまくるシーンはほとんどなく
暗示を上手に使い分けながら絶頂へと誘導していくあたりがエロトランスさんらしいです。
ちなみにこの段階でおちんちんを勝手にいじる暗示も登場しますので
人によってはセルフでのフィニッシュになる可能性もあります。
これがセルフを「一応有り」と説明した理由です。

絶頂シーンは最後に1回。
今までで最も激しい耳舐めを両方に受けながら果てる変わったスタイルです。

このように、耳への責めにとこんとこだわったプレイが繰り広げられています。
耳舐め好きにはたまらない作品
長時間に渡って行われる耳への責めに魅力を感じる作品です。

双子は自分たちが大好きな主人公を公平に愛せるようにと
フェラやSEXといったプレイをわざと避け
二つある耳だけに対して舐めたり、優しく噛んだり、息を吹きかけたりします。
この手のプレイが好きかどうかで評価が大きく分かれそうなのですが
声や音のクオリティや臨場感は申し分なく、リアルなプレイを楽しめるのは事実です。

双子形式については耳舐めで暗示を入れられないハンデを克服する使い方が中心で
本家のように左右からリズミカルに暗示を入れたり
正反対のことを言って混乱を誘うといったシーンはほとんど見られません。
双子なんですけど本家や他の双子系作品とは随分違う印象を受けました。

催眠はサークルさんが売りとして掲げられている禁止暗示が個性的なのですが
催眠ゲーム 〜術師の挑戦〜」ほど強く意識付けるのではなく
適度に間を置きながら言って緩めに縛り付けるあたりに留めています。
調教系作品ではないですし、性感を高める素材として有効に活用されています。

エッチは最初はソフトに、後になるほどハードに耳を責めてくれます。
中でも終盤に登場する穴の中を舐めるシーンでは
普段とは違ったコリコリとする特徴的な音が楽しめます。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

バイノーラルによる声や音の良さを活用している作品です。
エッチがやや人を選ぶこと、双子形式を催眠よりもエッチを見据えて利用しているように思えることから
当サイトでは以下の点数とさせていただきました。
耳舐め好きな人には点数以上の自信をもってお薦めします。

CV:かの仔さん
総時間 1:08:59


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本レビューでは説明しやすくするために右が妹、左を姉としましたが
作中ではどちらが姉でどちらが妹なのか明確には語られていません。
本当は逆かもしれないのでその点はご了承ください。

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