同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:ゆづきひな。

   ● 年下式幼児プレイ 小夜子
   ● HypnoDevil~悪魔契約~(再レビュー)
   ● 黒催眠 ~操られて~(再レビュー)
   ● ささやき×ブレス×オナホ 両耳が吐息でいっぱい
   ● 魔女っ子催眠
   ● 白催眠 ~癒されて~
   ● 黒催眠 ~操られて~
   ● Sexy Bully ~童貞くんをギャルが美味しく頂く方法~
   ● HypnoDevil~悪魔契約~




サークル「ベレス解部」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、年に1回の頻度で会ってる親戚の女の子が
屋根裏や深夜の公園でおじさんをとことん甘やかします。

バブみ(少女から感じる母性)たっぷりのあまあまラブラブなエッチをするのが特徴で
ずっと年上の彼に赤ちゃん言葉で話しかけたり
おちんちんが勃起したら嫌な顔ひとつせず嬉しそうにゆっくり責め続けます。
全肯定するセリフがすごく多いので癒されながら抜けるでしょう。
甘やかしたい女の子と甘えたいおじさん
親戚の小夜子と2つのシチュでエッチするお話。

「あ、おじさん。いま着いたの? 今年も夏休みの宿題手伝ってくれる?」
小夜子は素朴で可愛い声の女の子。
おばあちゃんの家に来た主人公に宿題の手伝いをお願いすると
軽く雑談してから公園へ移動します。

本作品は人懐っこくてエッチに対する好奇心も強い彼女が
久しぶりに再会した彼とおよそ120分に渡ってイチャイチャします。
2人は毎年夏に1回会う程度の関係ですが、少なくとも彼女は彼にとても懐いており
序盤から積極的に話したり軽いスキンシップを取ってその気持ちを伝えます。

「サチカさんトマトジュース……お母さんレモンティー……おじさんおしるこ」
彼のことを終始「おじさん」と呼ぶことや
暑い夏にわざわざおしるこを渡すところはちょっぴり意地悪ですけど別に悪意はありません。
良くも悪くも素直なキャラなので心情がわかりやすいです。
一緒に寝る時はソロモン72柱を1人ずつ言いますし、割と変わった性格をしてます。

しかしエッチに入ると彼に惜しみない愛情を注ぎます。
今の関係では彼が甘えにくいから赤ちゃんになるよう呼びかけ
自分はママになりきって優しい言葉をかけたりおちんちんをゆっくり気持ちよくします。

「甘えんぼさんでちゅね。おじさんもおちんちんも、甘えんぼ。甘えんぼでいいのよ。赤ちゃんはあまあまな方が偉いのよ」
赤ちゃん言葉で全肯定するセリフをガンガン言いますから
音声を聴けば聴くほど幸福感が湧いてくるでしょう。
ずっと年上の男性をたっぷり甘やかすバブみを追求したプレイになってます。
体への責めは種類を少なめにしてひとつずつ丁寧に描いてました。

最初の3パート16分間は非エロのお話。
2人がおばあちゃんの家で会うところから始まり
人気のない公園で遊ぶ、夜に一緒の布団で寝る
何かの真似をして当てるゲームをするなど他愛もないことをします。

「明日は四時起きね……。……起きれないの? じゃあねぇ……私が四時に起こすから、一回で起きてくれたら……おはようのチュー、してあげる……」
彼女は彼に対する警戒心がまったくなく、一緒に寝るシーンでは自分の意志で体を密着させます。
起こす時はキスをすると言いますし、それなりの好意を持ってることが伝わってきます。
いきなり幼児プレイをするよりこういうシーンを挟んだほうが
彼女の性格や2人の仲の良さが掴めて良いと思います。
幼児プレイ要素満載のエッチ
エッチシーンは4パート87分間。
プレイはキス、ハグ、授乳、お尻を撫でる、太ももコキ、手コキ、玉揉み、パンツ素股です。
太ももコキ、手コキ、パンツ素股の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「おじさん……チューする? ……私とチューするの、嫌かな。キモいかな。……じゃあ……チュー、して欲しいな……。……一回だけ」
夜中に主人公と2人で家の屋根裏部屋に来た小夜子は
布団を敷いて軽く雑談した後にキスをおねだりします。

エッチはママ役の彼女が終始リードします。
最初の2パート32分間は屋根裏部屋でするプレイ。
「4 - 夜中(約6分)」はキス
「5 - 屋根裏 授乳&脚を絡めてふとももに擦りつけ射精(約26分)」は
密着しながらキス、授乳、太ももコキして1回射精させます。

「おじさんは私におちんちん見られるの、嫌かな。……おじさんのおちんちん、脚の間に挟んでみてもいい?」
彼女は彼に十分な好意を持ってるので序盤から積極的に押してきます。
彼のほうからは手を出さず常に彼女がプレイを持ち掛け
開始後はキスしながらゆっくり責めて少しずつ射精感を高めます。

この後のパートも含めてキスを頻繁にするおかげで
背徳感がありそうな状況でも雰囲気は非常に甘いです。
彼の気持ちを確かめながらエッチするところに優しさを感じました。

「お口とおてて、サヨちゃんにピッタリくっつけられて偉いでちゅね。あんよもピッタンコしまちょーね」
そして5番目のパートに入ると幼児プレイ色が一気に強くなります。
ここからエッチ終了までほぼずっと赤ちゃん言葉で話すようになり
彼が赤ちゃんになりきれるよう甘やかすセリフを投げかけて心をとろとろにします。
全肯定する姿勢を貫いてるのも相まってすごく幸せな気分になれました。

音声作品における幼児プレイはガチで赤ちゃんになるものと(=射精しない)
赤ちゃん気分に浸らせながら射精へ持っていくものがあります。
本作品は後者にあたるので4番目のパート以外は毎回射精シーンがあります。

主役となるプレイをひとつ定め、そこに赤ちゃん言葉やキスを盛り込んでました。
体への責めはかなりゆっくりですからシチュやセリフを楽しむ意味合いが強いです。
M向けの要素も特になく誰でも聴ける内容になってます。

続く2パート55分間は深夜の公園が舞台。
「6 - 深夜の公園 キスしながら手コキ(約30分)」はキス+手コキ
「7 - 深夜の公園 キスしながら対面座位パンツ素股(約25分)」はキス+パンツ越しの素股をします。

「太くておっきいおちんちんでちゅね。おっきい赤ちゃんのぶっといちんちん。先っちょ、タコみたいで可愛い」
場所を変えても彼女のバブみは留まるところを知りません。
口移しでお茶を飲ませる、おちんちんを褒めながらゆっくりシコシコする
パンツ越しとはいえおまんこに擦りつけるなど今まで以上のご奉仕をします。
キスも小まめに挟みますし、恋人同士と言ってもおかしくないくらい雰囲気が甘いです。

これらの最中に彼女が嬉しそうな表情を見せるのが印象的でした。
赤ちゃんになって素直に甘えてくる彼が可愛くて仕方ないのでしょう。
彼女が好きでお世話してることをはっきり伝えて暗さや重さを取り除きます。
見下したり馬鹿にする描写は一切ないので安心して聴くことができます。

実際に聴いた感想ですが、幼児プレイの要所を押さえたあまあまなプレイをしてて大変満足しました。
物語の最初から彼女は彼に対して特別な感情を抱いており
里帰りしてる間は一緒に行動して楽しそうな表情を見せます。
ちょっぴり毒舌なところもありますけど、それは彼を信頼してる証だと思います。

そしてエッチは自分に付き合ってくれた恩返しをするかのように
最初から最後までとことん甘やかして気分よく射精させます。
体を密着させながらキスをしたり、大ボリュームの赤ちゃん言葉を投げかけるなど
多くの男性が癒しや幸福感を覚える要素がたっぷり詰め込まれてます。

体への責めはソフトな部類なので、甘さやイチャラブ感がメインの抜き要素になります。
5番目以降は時間を長めに取ってるから射精するのは簡単だと思います。
シナリオに定評のあるベレス解部さんなだけあってすごくレベルが高いです。
バブみを存分に味わえる作品
年上の女性がする幼児プレイとは違う魅力を持つノーマル向けの作品です。

小夜子は年に1回しか会えない主人公と楽しい時間を過ごすために
おばあちゃんの家や公園で遊びながら色んなことを話します。
そしてエッチは普段と逆の立場になって彼をとことん甘やかします。

可愛くて母性の強い女の子が親戚のおじさんと幼児プレイをするシチュ
赤ちゃん言葉をたっぷり詰め込み、さらにキスも適度にやる甘さの強いエッチ
ネガティブなことを一切言わず彼を全力で受け入れる彼女の慈愛に満ちたキャラ。
年下の女性が普段と違う顔を見せるギャップを活かして満たされた射精をプレゼントします。

「じゃあ、パンツにお顔がピッタンコするまでハイハイしてごらん。スカートの中にお顔入れて、一番奥までハイハイするんでちゅよ」
中でもエッチは5~7番目のパートがいずれも濃厚で抜き性能が高いです。
語尾にでちゅまちゅをつけるだけじゃなく、他の部分も言い回しにこだわってます。
最初は彼女が色々提案してたのが、ある程度経つと彼も多少リクエストするようになるのも良いです。
そうやって2人が親戚よりも親密な関係になったことを表現してます。

エッチな声や音をガンガン鳴らすタイプじゃないので雰囲気は割と落ち着いてます。
でも彼女の優しさや思いやりが心に染み入って気分がスッキリします。
精神的に充実した状態で射精できたら普段よりも気持ちよくなるのは当たり前です。
バブみを扱ってる作品自体が少ないですし、発売から5年以上経った今でも十分聴く価値があります。

射精シーンは3回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえてサークルさんでは6本目の満点とさせていただきました。

CV:ゆづきひな。さん
総時間 1:59:18

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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追記
DLsiteで2022年8月31日まで30%OFFの847円で販売されてます。



サークル「モルモットストリップ」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第81回目は体にある特徴を持ってる明るい悪魔が
人間の男性と催眠を交えたアブノーマルなエッチを楽しみます。

彼女の極太おちんちんに口やアナルを責められるドM向けのプレイが魅力で
無理矢理感が出ないように催眠は深呼吸を中心にしっかりリラックスと深化をさせ
エッチも比較的ゆっくりペースで進めながら喘ぎ声を漏らしたり効果音を鳴らしてエロさを出します。
おちんちんを入れる側から入れられる側に
悪魔に催眠をかけられ口とアナルを掘られるお話。

「おーい 聞こえてるー? はじめまして お兄ちゃん」
悪魔は明るくて可愛い声の女の子。
主人公に自己紹介してからここに来た理由を教えると
通常よりもずっと激しくてアブノーマルなエッチをすると言います。

本作品は男性の体のまま女性寄りの快感を味わわせることを目的に
彼女がおよそ60分に渡って癒しの催眠をかけたり独特なエッチをします。
催眠30分、エッチ24分と両者のバランスをほぼ同じにしたうえで
それぞれを正反対のスタイルで行い刺激的なひと時をプレゼントします。

「今日は 人間のお兄ちゃんの体で いっぱい気持ちいいことさせてもらいに来ちゃったんだよ ふふっ」
彼女は普段魔界に住んでますが時折こちらの世界にやって来て
彼のような人間の男を弄ぶことにハマってます。
また彼を「お兄ちゃん」と呼んだり砕けた態度で接するフレンドリーな性格をしてます。
痛みや苦しみを与えることは特にしませんから雰囲気も終始穏やかです。

しかしエッチの内容はぶっ飛んでます。
挿し絵中央の隠れてる部分には馬並みの巨大なおちんちんが生えており
それを使って彼の上下の穴を順番に責め立てます。
そのまま中出しを決めるシーンもあったりと、Mな人が喜ぶ要素が充実してます。

催眠が割と強力ですから、眠気や頭の中がとろける感覚を抱きながらエッチを聴くことになるでしょう。
エッチが変わってるからこそ催眠をとても丁寧に進めることを心がけてます。
催眠音声では珍しくエッチな音が色々鳴りますし、興奮しながら楽しく聴けるように作られてます。
深呼吸をたっぷりする癒し系の催眠
催眠は3パート30分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながら簡単なイメージをします。

「深呼吸を続けていれば 自然と体の力は抜けていくから 意識は頭に向けようね」
まだ序盤なので暗示はそこまで入れない代わりに
呼吸の合図を出しながらちょっとしたコツを教えて集中力を高めます。
この後アブノーマルなエッチをするとは思えないほど温かい空気が漂ってました。
本作品の催眠はほぼずっと自分のペースで深呼吸を続けるので癒しのパワーが強いです。

2番目のパートは心と体の脱力。
自分がベッドごと大きなビンに入ってる様子をイメージし
そこに漂う甘い匂いの気体を吸うイメージをしながら深呼吸を続けます。

「呼吸を続けていると 手足の痺れがどんどん広がっていく それ以外の感覚は どんどんなくなっていく」
「脳みそがふわーっとして気持ちよくなってしまうと お兄ちゃんは今以上に ものすごい睡魔に襲われてしまう」

そしてここからは呼吸を起点に手足が脱力したり痺れる暗示を小まめに入れます。
麻酔ガスを流し込まれてる様子をイメージするのがわかりやすいんじゃないでしょうか。
パートの序盤から中盤は体、終盤は頭とターゲットを変えて催眠状態をさらに深めます。
深呼吸の効果も相まって意識のぼやけや眠気を感じる人が結構いると思います。

最後のパートはタイトルにもなってる契約をするシーン。
彼女が言ったセリフを復唱する形で主従関係を明確にします。

「私はただ 一時の快楽を貪るために 悪魔にこの体をすべて差し出すことを約束します」
復唱はテーマ性を出す意味合いもあるでしょうけど
自己暗示を入れることで重要な暗示が効きやすくする意図もあります。
一時的に彼女に服従する類のセリフばかりでそこまでヤバいものではありません。
Mな人ならすんなり受け入れられる程度に留めてエッチに向けた準備を整えます。

深呼吸を厚めにやりながらパートごとに目的をもってリードする手堅い催眠です。
聴き手の心身をふにゃふにゃにしたうえで悪魔に従えるようにすることを目的に
深呼吸から入って深呼吸+心身の脱力、本題の契約と一直線に進めます。

時間が丁度良くてやることがシンプル、しかも誰でもできる内容と大衆性が高いです。
イメージも他のものに例えてわかりやすくする工夫がされてます。
手足の痺れもそれなりにあって深く入れてるのを実感できました。
眠らせる暗示を少し入れてくることから、疲れてる人が聴いたら途中で寝落ちするかもしれません。
痛みを与えずに蹂躙するエッチ
エッチシーンは2パート24分間。
プレイはアナルマッサージ、フェラ、精飲、アナルSEX、オナニーです。

フェラ、アナルSEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありです。
催眠パートの最後に服を脱ぐ指示が出ます。

「悪魔にはね みーんなチンポが生えてるの それも 馬級のマグナムサイズチンポがね」
催眠を使って主人公を無防備な状態にした悪魔は
自慢のおちんちんを間近で見せつけてから彼の口へ挿入します。

エッチは終始彼女が責め続けます。
前半の「ヒプデビ4(約10分)」は上の口を攻略するプレイ。
彼女が軽くオナニーしておちんちんをフル勃起にしてから
顔面騎乗を経由し口にねじ込み出し入れします。

「あぁっ うっ んっ あっ 口(くち)マンコ気持ちいいっ 口マンコいいっ」
一見するとヤバそうな内容ですが実際に聴いてみるとそれほどでもありません。
というのもプレイ中は彼女の心情や喘ぎ声をメインに据えて
彼が何を思い、感じてるかにはほとんど触れないからです。
簡単に言うと催眠音声よりも同人音声に近い描写がされてます。

気持ちよくなる暗示とかはほとんど入れませんから私は少し脱線してる印象を受けました。
ですが、この手のプレイを生々しく語ると抵抗を感じる人が出る可能性があるので
わざとこういう表現方法にしたと見ることもできます。

結局のところサークルさんじゃないとわからないことですから好みの問題だと思います。
催眠音声の割にエロく仕上がってるのも良い点じゃないかなと。

次の「ヒプデビ5(約14分)」はアナルSEXが中心。
正常位の体勢で彼女が挿入し、彼は自分のおちんちんをしごいて2人同時の射精を目指します。

「その気持ちいいむずむずとした感覚が アナルにもやってくる とってももどかしい感覚」
本作品の総仕上げにあたるプレイということで
始める前はおちんちんやアナルの感度が上がる暗示をそれなりに入れます。
アナルのことを「ケツマンコ」と呼ぶなど、女性に近い視点で楽しめるように語り掛けてました。

そしてアナルSEX開始後は、前のパートと同じく彼女の喘ぎ声や気持ちよさそうな表情が中心になります。
ピストン音がやや泡立ってて激しく責められてる感じが出てました。
絶頂シーンはカウントに合わせて彼女が大きめのイキ声を上げてくれます。

このように、同人音声っぽい部分もある程度持たせてエロさを出すドM向けのエッチが繰り広げられてます。
明るいアブノーマル作品
癖のあるプレイをできるだけ聴きやすく、受け入れやすく調整した作品です。

悪魔は弱くてMっ気もある主人公の体を使って性欲発散しようと
まずは総時間のおよそ半分をかけて癒し系の丁寧な催眠をかけます。
そしてエッチは上下の口を順番に攻略しながら喘ぎ声を漏らして気持ちいいことをアピールします。

明るくてフレンドリーな悪魔と催眠を交えたエッチな契約を結ぶシチュ
深呼吸の時間を長めに取ったうえで心身をしっかり脱力する堅実な催眠
アブノーマルなプレイをできるだけ柔らかく、エロく表現するふたなりエッチ。
おちんちんを挿入することがほとんどな男性に逆の立場を味わわせてスッキリさせます。

「よーし 決めたよ 私の考えた 一番気持ちよくなれるルートで お兄ちゃんの体を攻略してあげるね」
中でも催眠はどのパートもリードがしっかりしてますし
彼女なりに親しみを込めて接してるのがわかります。
物語の序盤で「人間は非常にちっぽけな存在」と言ってましたから
やろうと思えばもっと過酷なこともできたはずです。
それを敢えてやらず2人とも楽しめる方針を取るところに彼女の優しさが見られます。

エッチは暗示が弱いところが多少引っ掛かりましたが
前項に赤字で書いた部分があるため一概に悪いとは言えません。
内容を理解して聴く分には楽しめると思います。
絶頂形式が射精ならエロいほうが抜きやすくなりますからね。
ちなみに精飲は自分のを実際に飲むのではなく、彼女に注がれる描写があります。

射精シーンは1回。
淫語・くちゅ音・喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

以上を踏まえて前回から2点プラスさせていただきました。

CV:ゆづき ひな。さん
総時間 1:03:16

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
63分で770円とコスパが良いので+1してあります。

黒催眠 ~操られて~

サークル「Night Avenue」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第18回目は穏やかな声とちょっぴり意地悪な性格を持つお姉さんが
比較的コンパクトな催眠とエッチで気持ちいい射精へと導きます。

催眠は彼女の声に対する集中力を高めるのと同時に脱力感を与え
エッチは運動支配の暗示とイメージで射精への欲求を膨らませる、といった風に
タイトルの「操られる」快感を味わわせることを目指して丁寧にリードします。
言葉で操られる快感をあなたに
お姉さんに催眠をかけられオナニーするお話。

「アナタがもっともリラックスできる体勢をとってください」
お姉さんは清涼感のある穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意点をいくつか説明すると、楽な姿勢になり目を閉じるよう言います。

本作品は女性に言葉で操られながら射精することを目的に
総時間30分程度の時間をほぼ1:2に分けて催眠とエッチなサービスをします。
同日に発売された姉妹作品「白催眠 ~癒されて~」が癒しを重視してるのに対し
こちらは焦らしや寸止めなど軽い意地悪を交えたノーマル~ややM向けのプレイを楽しみます。

Night Avenueさんはこのところずっと新作を出されてない関係で
特に催眠音声を最近聴き始めた方にとっては馴染みのないサークルさんだと思います。
ですが少なくとも黒催眠と白催眠に関しては処女作とは思えない堅実な作りです。
およそ4年ぶりに聴いた私も一定以上の催眠状態に入れたし、射精も気持ちよくできました。

催眠は10分30秒ほど。
目を瞑ったまま彼女の言葉にしばらく耳を傾けまずは軽くリラックスします。

「私の声は気持ちいい。私の声がアナタの中でいっぱいになる」
彼女は最初の段階から自分の声に意識を集中するよう呼びかけ
それと同時に声に対して心地よさを感じる暗示を丁寧に入れます。

「アナタは私の声に集中しすぐにトランス状態に落ちていくかもしれませんし、ゆっくりとトランス状態に落ちていくかもしれません」
暗示についても許容暗示やダブルバインドといった現代催眠における技術を交えて
くどいと感じないよう表現をある程度和らげてます。
さらに声に注意を向けさせる→興味を膨らませる→離れられなくする、と
内容を徐々に変化させて無理なく従える環境を整えます。

本作品のテーマは「操られる快感」ですから、声に対して良い印象を持つことは非常に重要です。
こんな風に彼女は催眠、エッチどちらも目的を見据えてストレートかつ効果的にリードします。
聴き手をどう楽しませるか考えたうえで有効な技術や暗示を選択してるという意味です。
他にも誘導の時間が短いことを踏まえて暗示の量を多めにするなど細かな工夫が見られます。

彼女が操るのは心だけではありません。
パート後半からは足、腰、手、胸、首、頭を一箇所ずつ脱力させます。

「アナタの腰。重くなり意図する方向に体勢を立て直すこともできません。腰の力が抜ける、どんどん抜ける」
ここでも「重い」「ゆっくり」「気持ちいい」といった言葉を低く鈍い口調で小まめに投げかけ
後になるほど体の重さが広がるように働きかけます。
進め方が丁寧ですし、事前に声に対して良い印象を抱かせてるのも相まって
かけた時間よりもやや強い脱力感が得られました。

エッチで操るための準備に的を絞ったシンプルかつ比較的良質な催眠です。
聴き手の心と体のコントロールを彼女に預けさせることを目的に
前半は暗示を受け入れやすくなるよう声への集中力を高め、後半は体を脱力させつつ深化の暗示を入れます。

時間が非常に短いので頭の中が真っ白になるほど落ちるのはさすがに難しいでしょうが
意識のぼやけや脱力感が実感できるレベルで味わえると思います。
エッチシーンでも色々仕掛けてきますから、そこで自分が催眠に入ってることを認識するかもしれませんね。
被暗示性にあまり自信のない方は音声を聴く前に少し深呼吸やストレッチをしておくといいでしょう。
ちょっぴり焦らしてから気持ちよく
エッチシーンは16分間。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろん有りです。

「うふふ。おかえりなさい。私のかわいいマリオネット」
催眠をかけて主人公の心と体を従順にしたお姉さんは
彼のことをマリオネットと呼びながら引き続き言葉を使ってオナニーをコントロールします。

エッチは彼女に言われた通りおちんちんをしごきます。
最初の9分間は射精に向けて心身を盛り上げることを見据えたプレイ。
軽くオナニーしてから寸止めし、彼女の話を聴いてから再びしごき始めます。

「手の動きが速くなってくる。でもアナタは自分で動きをセーブすることはできない。それは私の意思でありアナタの無意識」
そして彼女は自分に操られてる気分をより強く味わえるようにオナニーの要所で運動支配の暗示を入れます。
ここでも最初は「手の動きが速くなる」「オナニーを止めることができない」と言ってたのが
後半に差し掛かると彼女に手コキされてるイメージを交えて自分の手じゃなくなったように錯覚させます。

本当にそうなるかは人それぞれですが、少なくとも普段のオナニーと何か違う感覚を抱くのではないでしょうか。
それこそが彼女のやりたかった「操られる快感」なのだと思います。

「オチンチン気持ちいい。扱きたくて扱きたくてたまらなくなっています。握って扱いたらきっと今まで感じたことのない快楽が待っています」
「(寸止めの直後に)辛いね~。精液でなくて辛いね~。でもそれが快感。アナタにとってとっても心地よい気持ち」

また合間に入るお話のシーンでは、この後のオナニーをより楽しめるように
感度の上昇や射精への欲求を膨らませる暗示を入れます。
おちんちんをただしごいてるだけでも射精できますけど、心が充実してたほうがずっと気持ちいいですからね。
焦らしや寸止めもこちらを苦しめるためではなく、最後の瞬間に向けて性感を蓄える意味合いが強いです。
心と体をバランスよく責めてくれるのも本作品のエッチにおける大きな特徴と言えます。

ちなみにオナニーについては開始、停止、射精のタイミングを指定するくらいで
おちんちんをしごくペースや強さはそれほど細かく指示してきません。
パート内にオナニーする時間が7分30秒程度ありますから、1~2日溜めた状態なら時間内の射精は十分可能です。

続く7分間はいよいよフィニッシュに向けてより強い刺激を与えます。
しごく時間が純粋に増えるのに加えて、彼女がとあるキーワードを設定して興奮を後押ししたり
恥ずかしい言葉を復唱させたりと、前半と同じく心身両面を責めたてます。
射精シーンが30秒程度あり、カウントよりもタイミングを合わせやすいのも魅力です。

このように、女性に軽く弄ばれながら射精を目指すテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
ちょっぴり意地悪なセルフ系作品
ノーマル~ややMあたりの人に向いてるコンパクトな作品です。

お姉さんは誰かに操られたい願望を心の中に抱いてる主人公に
催眠を施したりエッチのお手伝いをしてそれを叶えます。
彼女が彼を好きに弄んでるように見えるプレイですが、実際はご奉仕と呼ぶのがしっくりくる内容です。
催眠パートにおける堅実なアプローチやエッチの流れがいい証拠です。

「はやくなる、どんどん速くなる。握る力も強くなる。さっきより強くなる 快感があふれてきてアナタはどうすることもできません」
特にエッチは多少もどかしい思いを与えながらオナニーさせるので
彼女に言われなくてももっとしごきたいと感じる人が結構いるはずです。
要はその時の彼の気持ちに乗る、あるいは伸ばす形で暗示を入れるわけです。

寸止めを除けば押しつけがましく感じるシーンはほとんどありません。
調教っぽさを極力薄めた取り組みやすいプレイと言えます。

催眠はテーマとの親和性の高さが最大の魅力です。
聴き手に操られる快感を味わってもらうにはどうすればいいか。
それを考えた末にポイントをふたつまで絞り込み、それぞれで暗示を多めに入れながら進めます。

このへんの判断やそれに適した技術の選択は新規のサークルさんだとなかなかできないものです。
無駄なくスピーディーな誘導をしてるおかげで聴きやすいし入りやすいです。
ただし、事前の準備がほとんどないことから催眠に多少慣れてるほうがいいかなと。

射精シーンは最後に1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

女性に依存しながら気持ちよくなれる作品です。
前回のレビューでは初心者向けと書きましたが
改めて聴いた結果そうとは言い切れないと判断し1点だけ下げさせていただきました。

CV:ゆづき ひな。さん
総時間 34:41

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ささやき×ブレス×オナホ 両耳が吐息でいっぱい

サークル「うんどうぐつスタジオ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、3人の声優さんが扮する風俗嬢たちが
至近距離でエッチな吐息を漏らしながらオナホコキを手伝ってくれます。

女性が生み出すエッチな吐息をたっぷり聴けるのが特徴で
彼女たちは音声開始直後から艶かしい息遣いをバックで流しながら
淫語を言ったりちゅぱ音を鳴らして射精への欲求を膨らませようとします。
エッチな吐息でしっかりサポート
3人の風俗嬢がエッチなサービスをするお話。

「はーい オナホール専用の 風俗店にようこそぉ」
秋乃れんさん扮する風俗嬢は甘く柔らかい声のお姉さん。
お店にやって来たお客に今回行うサービスの概要を説明すると
早速彼のおちんちんをゆっくりと舐め始めます。

本作品は彼女以外にも伊東もえさんとゆづきひな。さんが登場し
同じテーマに沿ったサービスを個別に行います。
プレイはどれも1対1で2人、あるいは3人が同時にお世話してくれるシーンはありません。

そしてどのパートも音声開始30秒ほどが経つと
バックで「あぁん」「はふぅ」などの熱く艶かしい声やちゅぱ音が流れ始めます。
これが本作品最大の特徴とも言える大ボリュームの吐息になります。
中央から風俗嬢の声、左右からは彼女の息遣いが聞こえるマルチボイス仕様です。

プレイ開始直後から音声終了までこれらの声に包まれ続けるため
実際に聴いてみると普通の作品に比べてえらくエッチな雰囲気が漂ってるように感じます。
3人とも意識して艶かしい声を漏らしてくれているのも大きな要因です。
また中央の声も淫語を数多く投げかけて別の興奮を誘ってくれます。

プレイの流れは一緒といっても声優さんが別ですから
パートごとに声や口調、演技、サービスの細かな内容はかなり違います。
詳しくはこの後説明しますが、具体的には抜きのポイントや属性です。
それらを聴き比べて楽しむ、なんてことができるのも本作品の面白いところと言えます。

他にも彼女たちの吐息だけをひとつにまとめた「吐息でREMIX」というパートも存在します。
セリフはごく稀に「大好き」と呟く程度の吐息・喘ぎ声特化の作りになっており
これを聴きながら画像を見てオナニーに耽るなど、オカズとして大いに役立ってくれるでしょう。
吐息や淫語を中心とした抜き重視のプレイ
エッチシーンはほぼ全編にあたる3パート75分30秒間(吐息でREMIXも合わせると4パート90分)。
プレイは秋乃れんさんがフェラ、オナホコキ、乳首責め、アナル責め
伊東もえさんが亀頭舐め、オナホコキ、乳首舐め、キス
ゆづきひな。さんが淫語責め、オナホコキ、耳舐めです。
エッチな効果音はありません。

「うふふっ おちんぽがぁ… オナホールに 入ってるよぉ~」
エッチな息遣いと軽いフェラでお客を勃起させると
風俗嬢はオナホールにローションをまぶし、彼のおちんちんをゆっくりと飲み込みます。

エッチは基本的な流れはどのパートも共通。
彼女たちの吐息や前戯で勃起を促してからオナホに挿入し
その後は自分でしごいたり相手にしごかせながら乳首やアナルを同時に責めます。
そして十分に気持ちが高まったところでカウントに合わせて射精します。

この風俗店がオナクラに近い場所なのか、お客自身にオナホコキをさせるシーンが多いので
もしお持ちなら実物を使ってみるのもいいかもしれません。
またオナホコキ等プレイに効果音が無くある程度こちらでイメージしながら聴く形になります。
これはおそらく効果音で吐息が聴きにくくなるのを避けたのでしょう。
実際のところ吐息やちゅぱ音だけで十分に抜けるエロさを持っています。

最初に登場する秋乃れんさん編の大きな特徴は「ゆっくり」感。
風俗嬢のセリフを話すスピード、ちゅぱ音の鳴らし方、プレイの進め方まで
至るところをゆっくり、ねっとりした雰囲気で進めています。

「むっはぁ んっ チンポからヨダレでちゃってるっ」
「オナホールの先からぁ… チンポの先っぽが見えてるの~ん♪ 勃起してぇ 真っ赤になったオチンポのさきぃ」

特にプレイを実況する中央の声がとても艶かしく
意識的に下品な淫語を交えて言ってくれるのもあって自然と勃起してしまいます。
少しずつ射精感を高めていくプレイも優しさに満ち溢れており
純粋なエロさだけでなく癒しも感じながら気持ちよくなることができます。
年上の女性の魅力がたっぷり詰まったパートです。

プレイについては後半でアナルを指でいじる、舐める
射精後に精液を顔で受け止めるといった風俗嬢らしからぬシーンが登場します。
本作品で使用するオナホはすべて貫通式なので
事後の精液の扱いも3人で違った様子を見せてくれます。

続く伊東もえさん編はややMを意識したプレイが持ち味。
オナホに挿入してからわざと動かさないでお客を焦らし
さらにはちょっぴり恥ずかしいセリフを宣言させて精神的な興奮を煽ります。

心への責めに力を入れているパートですね。
といってもこの作品自体があまあまですのでごくごく軽い意地悪程度のものです。

「オナホールにぃ チンポをブッさしたままぁ わたしの呼吸を聞いてなさぁい」
「んはぁ~っ とっても濃いのねぇ~ん♪ 何日も溜め込んでたのかしら?」

また艶かしい声の合間合間に「あんっ」などの吐息を織り交ぜ
男が悦ぶツボを押さえたセリフをしっかり投げかけてもくれます。
伊東もえさんは年上の色っぽい女性を数多くやられている声優さんですし
優しくいじめてくれるシチュもあって多少のMっ気がある人が最も楽しめると思います。

最後に登場するゆづきひな。さん編は淫語に特化しているのがポイント。
「おちんぽ」「おまんこ」などやや下品な単語を連呼しながらサービスを行ってくれます。

「はぁ… はぁ… んっ ち・ん・ぽ もちろん こっちも 言ってあげるね オ・マ・ン・コ」
「オナホールの ヒダヒダが チンポのカリ首のところに吸い付いて 気持ちいいんだぁ」

落ち着いた声から繰り出される淫語はかなりの破壊力を持っており
彼女とSEXしているイメージを織り交ぜたりして上手に気持ちを高めてくれます。
半面オナホコキの時間は短くなってますから淫語好きな人向けのパートです。
吐息との相性がいいですし、ある意味最もこの作品らしいパートなのかもしれません。

このように、吐息や淫語をベースに声優さんの持ち味を活かしたプレイが繰り広げられています。
エッチな吐息を浴びるほど聴ける作品
女性が生み出す艶かしい息遣いを大ボリュームでお届けしている作品です。

音声開始直後から終了まで左右中央から様々な吐息が流れ続けます。
音声作品におけるエッチな音の主役はちゅぱ音が請け負うケースが非常に多く
その一方で吐息や喘ぎ声はあまり脚光を浴びない傾向が見られます。
そこを敢えて前面に押し出した作りにしているのが非常に興味深いです。

そしてそれぞれに別の魅力を持った声優さんたちが
同じプレイの流れに則って思い思いの演技をされています。
サークルさんも声優さんたちの魅力を引き出せるようシナリオを微妙にアレンジしています。
キャラにもしっかりとした違いを持たせてあったりと
吐息という素材を引き立てるための環境づくりも考えられています。

プレイについてはどのパートもオナホコキで射精させる流れになってます。
ですがそこに至るまでの道筋や責め方、精液をぶっかける部位やその扱いなど
細かな部分で明確な違いを持たせています。
吐息や喘ぎ声は多めに用意し、他の抜き要素の比重をパートごとに変えています。
どれが自分に合うと感じるかは人それぞれでしょう。

射精シーンは全部で3回。
喘ぎ声(吐息)大量、淫語とちゅぱ音それなりです。

吐息の素晴らしさやエロさを教えてくれる珍しい作品です。
総時間95分に対し500円とコスパがいいのもポイント。
吐息が好きな人、年上の女性が好きな人には特におすすめします。

CV:秋乃れんさん、伊東もえさん、ゆづきひな。さん
総時間 本編…1:21:03 吐息でremix…14:26

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年2月2日まで半額の250円で販売されています。
その場合の点数は9点です。

魔女っ子催眠

サークル「everestpeak」さんの催眠音声作品。

タイトルの通り、魔女が登場する作品で
キャラの特性を活かすために、催眠を魔法として扱っています。

主人公は最終的に彼女のペットにされてしまうのですが
奴隷ではなく愛玩動物に近い形で扱われることになるため
調教モノにしては割とノーマルな方でも聴ける内容になっています。



魔女の助手になるためのテスト
魔女さんに魔法をかけられ、ペットにされてしまうお話。

「ようこそ 魔女の館へ 歓迎するね」
魔女さんはどちらかというと、魔女っ子と呼んだ方がしっくりくるような
くだけた口調で明るい声の女の子。
彼女の助手になるためにやってきた主人公に対して
適性試験として、魔法への耐性をテストすることになります。

催眠導入はおよそ17分間。
魔女さんの説明を聴きながら、その指示に従う形で進められます。

最初の深呼吸は、大きく息を吸った後
5カウントダウンを挟んでから吐くちょっと珍しいタイプです。
魔女さん曰く「脳に送られる酸素を少なくすることで、思考が弱くなる」のだとか。

魔女さんがキャラに似合わずえらく論理的であるため
時間の割には、聴き手が実際に動く場面はそこまで多くありません。
彼女の話は魔法(=催眠)に関する話題が中心になっており
その声に耳を傾けていると、次第に意識がぼやけていくのを感じることでしょう。

そして最後は彼女にちょっとした魔法をかけてもらい
その後カウントダウンに合わせて、ゆっくりと意識を沈めていくことになります。

短時間の割には、比較的深いところまで催眠に入れると思います。
上記以外にもちょっとしたトレーニングを行わせるなど
独自性があってなかなか面白い内容と言えます。



優しい優しいペットの躾け
エッチシーンは2パートに分かれており、合計で12分ほど。
プレイは乳首責めとオナニーになります。
エッチな効果音はありません。
セルフは当然ありになります。

「それじゃ 今から主従の契りを結ぼうね」
とある事情から、助手ではなくペットになることが決まった主人公は
そのための儀式として、彼女の目の前でオナニーを始めます。

「大丈夫だよ 私が可愛がってあげるからね」
「いいんだよ 君のはしたない所 いっぱい見せて」

魔女さんにそこまでSっ気がないからか
ペットという人間以下の存在に成り下がる割には
彼女は主人公をかなり手厚く、大事に扱ってくれます。

やや恥ずかしい体勢でのオナニーとなるため
そのことを口に出して教えることで、羞恥心を煽る場面はあるものの
基本的にはとってもあまあまな雰囲気で進められます。
属性はノーマル~ややMあたりの方に向いているでしょう。

「フラリル ハプラル クパレル パン!」
最後はちょっとした魔法をかけて、感覚を増幅した後
カウントダウンに合わせて絶頂を迎えます。

1カウントごとにセリフを挟む、ゆっくりとしたタイプですから
彼女に優しく見守られていることを想像しながら
己の興奮を少しずつ高めていきましょう。



どちらかというと催眠重視の作品
催眠を魔法に例えて、魔法をかけることで聴き手の心を少しずつ開放していく。
物語の雰囲気とマッチした、自然な展開が魅力です。

確かに催眠は一種の魔法なのかもしれません。
でも結局のところ、一番大事なのは本人の意思です。
自分で跳ねのけようとすれば催眠を解くことはできますし
逆にかかりたいと思えば勝手に体が動くこともあります。

そんな催眠における初歩の初歩を、改めて思い出させてくれる作品です。

催眠は気づいたらかかっているようなタイプです。
彼女の言うことに従いながら
脳を油断させて、その隙に体の力を抜いていき
そして最後の最後で、催眠にかかっていることを自覚することになります。
初心者でも十分に楽しめることでしょう。

エッチはイメージ重視です。
喘ぎ声やちゅぱ音といった直接的なエロは少なく
雰囲気も甘いため、むしろドライに向いている内容かもしれません。
実際私はドライでイっています。
射精もできますが、何か別におかずが要るかなと。

総合的に見て、催眠重視の面白い作品という印象です。
短時間ながらも催眠効果はかなりありますし
ぼんやりとした意識を壊さないように
魔女さんが優しい声で射精へと導いてくれます。

私個人はえらくどっぷりと催眠に入ることができました。
きちんと解除音声を聴いて、顔も洗った上でこの記事を書いているのですが
聴き終わって2時間ほど経っているのに、まだ頭がぽわぽわしています。
セルフありなのにドライでイけたのも、この作品が初めてでした。

CV:ゆづきひな。さん
総時間 38:43


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

白催眠 ~癒されて~

サークル「Night Avenue」さんの催眠音声作品。
先月紹介をさせていただいた「黒催眠 ~操られて~」と同時に発売された作品です。

作品名が白と黒、と対になっていることからもわかるように
命令を受けるような形で進められる黒催眠に対して
本作品は基本的にはあまあまな雰囲気で、意地悪をされるシーンもなく
聴き手側の好きなようにエッチを進めることができます。

そういう意味では、こちらの方がより万人向けと言えるでしょう。



白いイメージに包まれて
お姉さんに添い寝をしてもらいながら、エッチな事をするお話。

「おつかれさま 今日も色々と大変でしたか?」
お姉さんはおっとりとした口調の、穏やかな女性。
疲れた主人公を気遣っているのか
添い寝をして癒してくれることになります。
声の感じは黒催眠とほぼ違いはありません。

催眠導入はおよそ14分間。
まずは催眠に関する簡単な心得を説明してから
作品名にちなんだ「白」に焦点を当てて、イメージ誘導をしていきます。

深呼吸をさせたり、カウントダウンをしたりと
ごく一般的な催眠における要素も含まれているものの
全体を通してイメージ主導で進められていくのが、本作品の特徴です。

時間がかなり短めであるため
ここだけでは深い催眠状態に入るのは難しいかもしれません。

ただ、お姉さんの口調が非常にゆっくりとしており
特にカウントダウンの時は、10カウントを行うのに5分もの時間を使うなど
作品そのものがゆったりとした雰囲気に溢れているため
心と体をリラックスさせることはできると思います。



扱くペースも扱き方もお好きにどうぞ
エッチシーンはおよそ19分間。
プレイの内容はオナニーとSEXで、効果音はありません。

「悶々として 溜まっちゃってるものを 吐き出しちゃおう」
主人公がムラムラとしているのを感じ取ったのか
お姉さんがオナニーのサポートをしてくれることになります。

最初にお姉さんからオナニー開始の指示を受けた後
催眠/非催眠を問わず、一般的な音声作品だと
お姉さんから射精のタイミングを、ある程度指定されることになるのが普通です。

「私がぜーんぶ見ててあげるから あなたのペースで おちんちんを扱きなさい」
ですが本作品の場合、オナニーシーンに限っては
射精のタイミングを聴き手が自由に決めても構いません。
一応カウントに合わせてイク場面はありますが
どちらかというとドライでの絶頂を示唆するように作られています。

また、お姉さんがいつでもイけるようにと
「血管の浮き出た 勃起したおちんちん 赤黒く膨らんだ おちんちん」
「精液が飛び出ちゃうところ じーっと見ててあげるから」

「おちんちん」「オナニー」「おっぱい」といった淫語を
意識的にかなり多めに言ってくれます。

このように、聴き手を甘やかすかのように
これといった縛りを設けず
自由奔放にエッチを楽しめるようになっているのが特徴です。

ただ、これだと特に初心者は困るだろうということで
SEXシーンではきちんとした射精のタイミングが設けられています。

エッチシーンでも暗示をかけるなど、催眠的な要素は継続されますので
お姉さんと文字通り一つになることで
いつもと一味違った射精感を味わえるかもしれません。



聴き手側に裁量が大きく委ねられている作品
催眠がイメージ中心であったり
エッチで「いつでも射精していいよ」とお姉さんが言ってくれるなど
聴き手側のスタイルによって、楽しみ方が変わる作品です。

それは裏を返すと、自分である程度判断する必要があることになりますから
あまり初心者には向いていないのかもしれません。

雰囲気は予想通りといいますか、とってもあまあまです。
心が痛むような思いをする方は、まずいないでしょう。

エッチは淫語は多いものの
実際のプレイというよりは、状況説明的なセリフが多いです。
そのため喘ぎ声はほとんど登場しません。

最後に、同時に発売された黒催眠と比較した場合
黒催眠の方が、催眠音声としてずっとオーソドックスに作られています。
私個人は黒催眠の方が優れていると思いました。

CV:ゆづき ひな。さん
総時間 38:22


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

黒催眠 ~操られて~

サークル「Night Avenue」さんの催眠音声作品。
比較的ハイクオリティな催眠音声を作られているサークルさんで
本作品はその処女作にあたります。

わりと親切な催眠音声 手コキ支援編」の時にも書きましたが
今から4年近く前と、やや昔に発売された作品だけあって
導入部の注意から、催眠導入やエッチに至るまで
非常に丁寧に作られているのが特徴です。



感覚を研ぎ澄まし、無意識の扉を開く
お姉さんに催眠をかけられ、体を支配されてしまうお話。

お姉さんは挿し絵のイメージよりも
ずっと穏やかで落ち着いた感じの女性。
行間は短いですが、ゆったりとしたペースの口調で
聴き手を催眠の世界へと導いていきます。

催眠導入はおよそ11分間。

「無意識とは あなたの中に眠る 欲求や抑圧の事です」
催眠に入る前の心構えから始まり
催眠中はゆっくりと頭の中をからっぽにして
お姉さんの声にだけ集中できるようにしていきます。

本作品の特徴は、お姉さんのセリフにリズムを持たせていること。
「私の声は 気持ちいい 私の声が あなたの中で動き出す」
このように、文頭を揃える形のセリフがとても多かったり
同じセリフを何度も繰り返して、聴き手に強く印象付けるなど
シナリオだけでなく、言葉そのものにも「流れ」を感じます。

実際に聴いてみると、これが軽く韻を踏んでいるようで
なかなか耳に心地よいです。

無意識をある程度完成させた後は
体の下の方から順番に、全身を脱力していきます。

「手の甲に おもりを乗せたように 重たくなります」
ここでも割と具体的な表現を用いて
イメージのサポートをしているところに丁寧さを感じます。



あなたには 私の声しか 聞こえない
エッチシーンはおよそ19分間。
プレイ内容はオナニーのみで、効果音はありません。

「おかえりなさい 私の可愛いマリオネット」
ここではお姉さんに体の自由を奪われた状態の中
彼女の意のままに自分の手を動かされ、オナニーをすることになります。

内容的に彼女との接触も一切なく、当然喘ぎ声もないため
エロ的には淡泊に思われるかもしれません。

「金玉の中が熱い 精子の脈動を感じてください」
「射精した時の快楽を想像しながら 噴き出す精液の 一滴一滴を想像しなさい」

ただ、意外にお姉さんがやや下品な淫語を連発してくれるため
催眠状態も相まって、結構性的に興奮できるように作られています。

「あなたには 私の声しか 聞こえない」
「あなたの手は 私の意思 あなたの無意識」

エッチシーンに入っても、お姉さんの暗示はさらに続きます。

深化+感度アップの役割も兼ねてありますので
導入部で少ししか入れなかったとしても
ここでしっかりサポートしてくれます。

最後の射精シーンは、作中で教えてもらうキーワードに合わせるという
ちょっと珍しい形で行われます。
タイミングとなる時間が、30秒程度と長めに用意されていますから
合わせるのはそんなに難しくはないでしょう。



懇切丁寧な催眠音声作品
全体的に基本に忠実と言いますか、きめ細かい作りの作品です。

内容的にM向けかと思いきや
お姉さんが命令口調ながらも、声がとっても穏やかなおかげで
きつさをまったく感じません。
S寄りの方でもいけるんじゃないでしょうか。

催眠については、初心者向けと言えるでしょう。
ほぼ全編が催眠に使われているおかげで
短い時間ながらも、それなりに深いところまでは入れます。

うまく催眠状態に入ることができれば
お姉さんからのキーワードを聴いただけで
会陰部のあたりがきゅいーんとしてくる…はず。

中上級者にもできれば聴いてみてほしい作品です。
初心を思い出させてくれるような、とてもいい作品でした。

CV:ゆづき ひな。さん
総時間 34:40


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2017年3月25日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/69892353.html



サークル「うんどうぐつスタジオ」さんの同人音声作品。
挿し絵にある通り「ギャル」が登場する作品です。

タイトルの「Sexy Bully(セクシーないじめ)」や挿し絵を見る限りでは
SM色の濃い内容なのかな?と思われる方もいるでしょう。
実際のところは軽い言葉責めがある程度で
ほぼノーマルなプレイになっています。

今回は本番時のSE有りでのレビューとなります。



いい意味でムカつくキャラ
主人公はクラスメイトの五十嵐リサが好きなのか
隙を見ては彼女を盗撮しています。
それがある日彼女にばれてしまい、エッチな事をされてしまうお話。

「てか まじで ありえないんだけど」
リサはギャルという設定もあって、女の子としては高慢で下品な口調です。
最初に聴いた時はあまりに典型的すぎて少し笑ってしまいました。

性に関しては非常に開放的な、所謂ヤリマンキャラです。
自分を盗撮していた主人公に対して、金品を要求するのかと思いきや
とっても協力的にエッチの手ほどきをしてくれます。

作品の説明部分にもあるように
本作品は徹底的にノイズが取り除かれています。
3年前くらいの作品を聴いていると、ノイズのあるものが結構あるだけに
当時としては苦労したんじゃないかなって思います。



ノリノリなエッチ
プレイは相互オナニー、手コキ、フェラ、SEX、アナルSEX
バリエーションはかなり豊富。
これ以外にもハメ撮り写真を見せつけてきたり、淫語を連発したりと
色々な属性を持った方に楽しめるような内容になっています。

リサは主人公と会う直前に
トイレでオナニーをしていたからかやや興奮気味です。

自分に興味を持ってくれている奥手な主人公に対して
「はぁい あこがれの リサたんの 生パンツでちゅよー」
目の前でパンツを下ろしてクリトリスをいじり始めるなど
非常に挑発的な態度をとってきます。

オタクとギャルという組み合わせもあって、プレイは終始リサがリード。
「うわっ キモっ 最悪」
こんな事を言いながらも、主人公の要求にはきちんと応えてくれるし
包茎チンポに溜まりに溜まったチンカスも
きれいに舐めとってくれます。

そして、感じている時の喘ぎ声がとっても可愛く
普段の声とのギャップを大いに楽しめます。


リサにアナル好きという属性があるおかげで
本作品はアナルをいじる、舐める、そして挿入と
アナルにやや力を入れています。

本番もおまんこに挿入した際は余裕のある様子だったのが
アナルに入れると激しく乱れてアヘ声になります。

挿入時の効果音はピストン音というよりは
手マンをしているようなかなり速いペースで、かつ音が水っぽいのが残念です。



コメディタッチの作品
プレイにかなり幅があり、エッチな内容の作品ではあるのですが
リサの話し方のおかげで、すべてがコミカルに聞こえてしまいます。
そういう意味では「抜ける作品」というよりは「楽しめる作品」じゃないかなと。

エッチシーンの解説にある通り、アナル特化なのは珍しいですね。
各所にアナル成分が散りばめられていますから
属性を持っている方はそれなりに楽しめることでしょう。

プレイの幅が広い分、それぞれの濃度は薄めです。
個人的には淫語パートでリサの話し方が
ここだけ清楚なお嬢様っぽくなるのが好きでした。

CV:ゆづきひな。さん
総時間 45:43


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります



サークル「モルモットストリップ」さんの催眠音声作品。
アブノーマルな内容の作品を、色々と作られているサークルさんです。

私が最初に聴いたモルストさんの作品は「ザーメンミルク催眠」
当時かなり衝撃を受けたのを覚えています。
追々そちらもレビューするつもりですが
何分あの作品はまだ完遂できていないもので…
(6/26追記 5/13にレビューをアップ済みです)



僕と契約して、気持ちよくなってよ!
女の子の悪魔と契約をして、性的なおもちゃにされてしまうお話です。

彼女は主人公を「お兄ちゃん」と呼び
元気でちょっと意地悪っぽい声をしています。
悪魔は過激でアブノーマルなSEXが大好き。
実際にプレイをする前に、まず主人公に催眠をかけようという流れです。

導入は25分程度とやや長めで
主に深呼吸をしながら暗示をかけていきます。

自分がビンの中に閉じ込められて
眠くなる気体を吸っていることをイメージ。
その間ずっと深呼吸を続けていきます。

悪魔と人間という設定をうまく生かして
主人公が絡めとられていくようにしているのがいいですね。
聴いているうちに自然と意識が遠くなり、眠くなってしまいます。



上下のお口にぶち込まれます
プレイは悪魔に特大のチンポを見せつけられた後
イラマチオとアナルファックを「されます」。

聴き手側がTS無しでチンポで犯される、という設定はかなり珍しく
ちょっと私の覚えている限りでは、そのような作品は見当たりません。

どちらのプレイも設定等の前置きがやや長めで
実際のプレイ時間は結構短くなっています。
おかげで
「ああ、これから自分はこんな形で犯されちゃうのか…」
のような屈辱感をたっぷり味わえるでしょう。

またプレイ自体の質も高く
悪魔の淫語たっぷりの言葉攻めや喘ぎ声で十分に抜けます。
最後に10カウントダウンがあり、0で射精の指示がおります。



凌辱モノの割にはソフトな作品
催眠部分自体はとてもよくできており
身体がずーんと重くなったり
手足が痺れる感覚を味わいやすいです。

プレイは最終的に掘られるわけですから
基本そっち方面に免疫のある方向けではあります。
ただ攻め側が女性であるおかげで
ホモ的な要素を感じることはありません。
一応そのへんがノーマルな私でも最後まで楽しく聴けました。

事前に催眠によって心身の自由を奪い、その上で凌辱するという設定も
「つべこべ言わずにさっさとケツを出せ」みたいな
凌辱特有の乱暴さや強引さを薄める効果を上げています。

…と色々書いてはみましたが、やっぱり人を選ぶ作品だと思います。

CV:ゆづきひな。さん
総時間 1:03:17


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

2021年9月30日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/86769939.html

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