同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:みやぢ屋

   ● 気になるあの子は吸血鬼
   ● 日常えっち。
   ● ガチ恋不可避の耳リフレ2~ぼくっこ店員ゆずるの出張サービス~
   ● ボーイッシュ後輩の猛烈アプローチにメロメロ!? 一枚上手な紺野ちゃん!
   ● ショタ化したら憧れの近所のお姉さんとねんごろになった件
   ● 僕は彼女の耳奴隷。~いじめっ子JKが僕に夢中になるまで。~
   ● ガチ恋不可避の耳リフレ。~ぼくっこ店員ゆずるの場合~
   ● 耳舐め姉妹との甘美な時間




サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、3か月前に転校してきた吸血鬼の女の子が
良質な血を持つ男子と恋人になりちょっぴりエッチにイチャイチャします。

ドラマ性を強めに持たせたうえで吸血やキスのちゅぱ音を多く鳴らすのが特徴で
最初は彼の血液目当てで付き合う契約っぽい関係だったのが
一緒の時間を過ごすうちに心の距離が近づき、それに合わせて彼女のセリフや態度も甘くなります。
恋人の正体は吸血鬼
クラスメイトの依舞(いぶ)に血を吸われるお話。

「え…うそ 私のことを?」
依舞は清楚で優しい声の女の子。
主人公に告白されてビックリし、自分も同じ気持ちだと告げると
嬉しそうな表情で今日から恋人になることを決めます。

本作品は人間社会に溶け込んで男たちの血を吸ってる彼女が
自分に好意を寄せてる彼とおよそ120分に渡ってイチャイチャします。
彼は「極上体質」と呼ばれる貴重な存在で、1000万人に1人の優れた血を持ってます。
だから彼女は彼の学校へ転入し、優等生のフリをしながら血をいただく機会を窺ってました。

「あぁあなたの血液が 私の喉を通っていく 体内に…あっつい快感が 一気に駆け巡るの」
付き合い始めた直後に彼の家へ行って2人きりの状況を作ったり
体を麻痺させてから嬉しそうな表情で首筋にむしゃぶりつくなど
序盤は恋人よりも血をいただくための道具みたいな姿勢で彼に接します。
しかし同じ時間を過ごすうちにどんどん依存するようになり、終盤は本物の恋人になります。


途中で関係がこじれることもありますし、ボイスドラマ性が高い内容になってます。
みやぢ屋さんは耳舐めをたっぷりやる作品や18禁を今まで制作されてたので
微エロで耳舐めをしない今作は異色だと思います。

サービスについては彼女が吸血鬼なことを考慮し血を吸うシーンが多いです。
首筋や鎖骨といった上半身を中心に吸いや啜り多めのちゅぱ音をよく鳴らします。
そして後半ではキスシーンも増やして2人の仲の良さを表現します。

R-15だからでしょうけどそんなにエロい音ではありません。
かといって痛々しい感じもしなくて聴きやすいです。
彼女が彼を気遣う様子を音で表現してるのが良いなと。
少しずつ変わる2人の関係
最初の5パート71分間は2人が付き合い始めてから親密になるまでのシーン。
両親がいない時を見計らって主人公の家に泊まった依舞が
抵抗できない状況にしてから極上の血をゆっくりいただきます。
そしてその後は学校内で吸血やキスしながら色んなことを話します。

「あなた以外からはもう 吸血できなくてもいいって思えるくらいには 居心地も悪くなかったし 顔もそんなに嫌いじゃなかったし それに…あり得ないくらい 体からいい匂いしてたし」
彼女は序盤から彼に惚れ込んでおりそのことを言葉と行為で表します。
しかしこの時点では良い血を持つ人間として好きなだけで
異性として好意を持ってるのとは意味合いが違います。
1回目の吸血は彼の同意なしでやってますし、自覚があるかは別としてモノ扱いしてるように思えます。

しかしそれを終えた後は彼女の態度が徐々に変わります。
無理矢理吸血したことに罪悪感を抱いてる、でも血を吸わなければ生きていけないことを告げ
ちゃんとお願いしてから首筋にむしゃぶりついて嬉しそうな声を漏らします。
低姿勢で接しますからM性はほとんどありません。
彼の血を実際に味わった結果病みつきになってることが伝わってきます。

続く3パート55分間は2人が本物の恋人になるシーン。
途中でぎくしゃくするイベントがあってから関係を修復したり
彼女が彼のために尽くす描写をいくつか挟んで甘い雰囲気を作ります。

「まあその いつももらってばかりだったから 私も何かあげたいなと思って」
彼の好意を利用して血をいただいたことを反省してるのでしょう。
吸血鬼らしからぬことを色々やってその気持ちを伝えようとします。
彼も一部で機嫌を悪くしますけど怒ることはないですし、彼女に対する好意が変わる様子はありません。
むしろ全身を甘噛みして欲しいとおねだりして彼女を喜ばせます。

言葉足らずな部分があるのでややわかりにくいところもありますが
少なくとも彼の血だけを求めていた最初の彼女とは様子が随分違います。
クラスの他の女子に嫉妬するのが良い例です。
彼と一緒に過ごすうちに恋愛とは何かを学んでるように感じました。

実際に聴いた感想ですが、サークルさんの過去作とは作風が違うところが最も耳を惹きました。
みやぢ屋さんと言えば良くも悪くも耳舐めという印象が強いので
その武器を敢えて使わずシナリオで勝負する試みはなかなか大胆と言えます。

吸血やキスをよくしますからちゅぱ音の量は結構多いです。
この点を見ればやっぱりみやぢ屋さんの作品だなぁと思います。
でも耳舐めとは位置や距離が違うので聴いた時の感触も変わってます。

気になったのは同じパート内でシーンを変えることが何度もある点。
音声がフェードアウトしてから少しの間無言になり、いきなり別のことを話し始めます。
1回2回なら別にいいのですがそれよりも多く使っており物語が細切れになってます。
ボイスドラマは流れも大事ですから、それを意図的に何度も切るのは避けたほうがいいと思います。
一風変わったボイスドラマ
吸血鬼の特徴を上手く取り入れてるストーリー重視の純愛作品です。

依舞は極上の血を持つ主人公と仲良くなるために
同じクラスで優等生を演じて無事告白をもぎ取ります。
そして付き合い始めた後は前半が契約者、後半は恋人と関係変えてイチャイチャします。

男の血が大好きな吸血鬼が高い適性を持つ男子に吸血するシチュ
最初は彼をやんわりモノ扱いしてたのが、徐々に態度を変えて本物の恋人になる展開
吸血やキスシーンを多く盛り込みちゅぱ音を鳴らす作り。
今までのみやぢ屋さんとは違う切り口で作品を組み立ててます。

「最初の頃と違って 私たち今 お互いに求め合ってるんだって思うと もう ぐちゃぐちゃにしたくて 堪んなくなる」
中でも2番目は吸血鬼の欲望と、女性としての気持ちを混在させて深みを与えます。
彼女は彼の匂いを嗅いだだけで惚れたようですから
最初の吸血以外は彼の気持ちを引き寄せようと色々頑張ります。
彼も彼女へ歩み寄る姿勢を見せますし、お互いが相手を思いやるいいカップルになってます。

ボイスドラマとして気になるところが多少あったので
今後の作品でそれが改善されていくことを期待してます。

CV:みやぢさん
総時間 2:05:58

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2022年10月20日まで15%OFFの935円で販売されてます。



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、それぞれに違った魅力や背景を持つ8人の女性が
親しい関係にある男性と色んなシチュでエッチします。

15分前後の短いお話を集めたオムニバス形式になっており
同じ恋人でもギャル、幼馴染、ツンデレ、ダウナーとパートごとに違う特徴を持たせ
エッチも責めと受けを同じくらいのバランスにして甘くエロいプレイをお届けします。
仲の良い男女が紡ぐ8つのストーリー
8人の女性が彼氏や夫と個別にエッチするお話。

「あー 朝チンポ たまらん」
ギャル系彼女はややトーンが低く穏やかな声の女の子。
ある休日の朝、寝ている主人公にいきなりフェラすると
目覚めた後に事情を話して再開します。

本作品は仲の良い男女がイチャイチャする様子を抜き重視でお届けすることを目的に
彼女たちがおよそ130分に渡って8種類のエッチをします。
各パートの時間を12~22分と手頃な長さで揃え
自己紹介や背景説明といった前置きは挟まずすぐさまエッチに入ります。

最大の魅力はキャラとプレイの幅広さ。
可愛い彼女、淫乱な彼女、初々しい彼女など色んな属性を彼女たちに与え
それぞれに合ったエッチをすることで男性との仲の良さを表現します。
すべてが違うお話ですし、彼女たちの繋がりも特にないから通しで聴く必要はありません。
プレイもSEXが多い以外はばらけており、サークルさんがわざとそうされてるように見て取れます。

そしてこれはサークル主で声も担当されてるみやぢさんの魅力を引き出すことにも繋がります。
声質、演技、乱れっぷり、セリフの表現方法にも気を配ってますから
彼女のファンにとってはきっと堪らない作品だと思います。
エッチシーンが総時間のおよそ86%と高くなってるのもそう言える要因です。
過去作に比べて耳舐めは大幅に減ってますが、そのぶん他を増強して別の良さを与えてます。
常に新鮮な気分で聴けるエッチ
エッチシーンは8パート113分間。
プレイはフェラ、手コキ、耳舐め、乳揉み、手マン、SEX(騎乗位、立ちバック、バック、正常位)、クンニ、オナニー、オナホコキ、疑似フェラ、69、体を擦り合わせる、乳首責めです。
手コキ、手マン、SEX、オナニー、オナホコキ、体を擦り合わせる際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「これ 好きだよね ほんと 根元握られたまんま 亀頭 舌でいい子いい子されんの」
主人公の亀頭をゆっくり舐めてたギャル系彼女は
竿や耳も同時に責めて無理なく射精へ追い込みます。

エッチはパートによって攻守を入れ替えながら進めます。
最初の2パート33分間はほぼ正反対の属性を持つ女の子たちとするシーン。
トラック1(約16分)はギャル系彼女が手コキ、フェラ、耳舐め
トラック2(約17分)は幼馴染彼女がお風呂場で性器の相互愛撫やSEXをします。

お話が8個ありキャラやシチュが毎回変わるため
本レビューでは印象に残った4パートに絞って紹介します。

「いっぱい出たね …ん? あぁ 別に飲んだけど?」
「ちゃんと気持ちよくできてる? うん 良かった」
2人が正反対と言える理由はエッチの内容にあります。
ギャル系彼女はパート開始から3秒後にはもうフェラを始めるし
慣れた様子で責めたり精液を直飲みする積極的な姿勢を見せます。
それに対して幼馴染彼女は初々しいところを見せながら可愛く乱れたり彼に尽くして愛情を注ぎます。

責め手もトラック1は女性、トラック2は男性となってますし
隣り合うパートの内容を大きく変えることでメリハリを持たせ
甘さやエロさを引き出す工夫がされてます。

この後のパートにも同様の演出をしてる部分があります。

最も変わったエッチをするのはトラック5(約12分)。
仕事の出張で離れ離れになってる男女が、電話越しにオナニーして一緒の絶頂を目指します。

「出張先でも話したいって思ってくれたんだーって かかってきた時 すっごい嬉しかったよ」
ここでヒロインを務めるのはクールで男前な彼女。
トーンが低くカッコいい声で思いやりに満ちた言葉をかけて彼を励まします。
セリフの表現がどれもストレートで素直な女性に映りました。
そしてエッチ開始後はおまんこをかき混ぜる音を聞かせるなかなかエロい姿を見せてくれます。

「パンツの上から 指で押したら すごい溢れてきて 指で押すたび くちゅって音するの」
ここを変わってると言うのは電話越しにやるシチュももちろんありますが
それよりも最中のセリフが実況メインになってるからです。
オナニーの様子が見えないハンデをセリフ、吐息、喘ぎ声、効果音を組み合わせて補います。
彼氏が我々聴き手とほぼ同じ立ち位置になっててイメージしやすく感じました。

個人的に最もエロいと思ったのはトラック7(約10分)。
結婚したばかりの新妻が台所でキス、フェラ、立ちバックSEXをします。

「あなた あっ そんな 急に 奥まで 奥まできてるぅ」
男性から仕掛ける設定なので彼女が喘ぐシーンが多く
大人の女性らしい色気のある声と乱れっぷりが股間にすごく響きました。
フェラは2分程度と短いので男性上位のプレイと見るのが妥当です。
恋人同士がエッチする他の7パートとの違いを演技で出しててみやぢさんの器用さが光ります。

実際に聴いた感想ですが、サークルさんの過去作と方針を大きく変えてるのが意外でした。
みやぢ屋さんは元々R-15をメインに制作されてたので
キャラが立ってるし音もリアルだけどエロさは控えめなところがありました。
しかし今作はキャラやストーリーを必要最低限まで削り、エロさを強化する真逆の路線を歩んでます。

キャラ、シチュ、プレイはどれも違いますけど属性は全部ノーマル向けで統一されてます。
責めと受けのバランスも良く、多くの聴き手に楽しんでもらいたいという意思が込められてます。
8パート中6パートでSEXする構成でもSEXメインはトラック2と3くらいで
他はSEXよりも前戯のウェイトを上げて違いを出してます。
毎回違うお話になるからどのパートも新鮮な気分で聴けました。

このように、イチャラブ感を出しつつ抜きを強く意識したエッチが繰り広げられてます。
守備範囲が広いイチャラブ作品
純愛やあまあまを題材にした多種多様なエッチを聴ける作品です。

8人の女性は自分と親しい関係にある男性を気持ちよく射精させようと
睡眠中にフェラをする、電話越しにオナニーを披露するなど毎回違うシチュで異なるプレイをします。
そしてキャラやストーリーは軽く触れる程度に留め、エッチを厚めに描いて抜きやすい環境を作ります。

様々な属性を持つ女性たちが日常生活の中で愛する人とエッチするノーマル向けのシチュ
パートごとにキャラ、シチュ、プレイを変えるオムニバス形式のエッチ
サークルさんの過去作とは色んな部分を大幅に変えてる思い切った作り。
今までとは違うやり方でファンの期待に応えられるように作品を組み立ててます。

中でもエッチはみやぢさんの器用さがちゃんと活きるようになってて
彼女の個人サークルならではの内容だと思います。
キャラが変われば当然声や演技も変える必要があるわけで
さらに口調やエッチの表現方法にも気を配り幅広いニーズに対応してます。

どのパートも前置きが短いからサクッと抜きたい人に向いてます。
1パートだけだと時間の関係でやや物足りなく感じますが
2パート合わせて聴けば1回抜けるくらいのパワーがあります。
とりあえず初回は順番に聴いて、2回目以降は気に入ったものを組み合わせるのが良いでしょう。

射精シーンは8回。
くちゅ音多め、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声それなりです。

CV:みやぢさん
総時間 2:12:41

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2022年4月27日まで25%OFFの990円で販売されてます。



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、耳リフレ店で働いてるボクっ子店員が
常連客の家に出向いて癒したりちょっぴりエッチなサービスをします。

リアルな音を鳴らしながら色んな会話をするバランス型の作りが魅力で
前者は耳かき棒、耳マッサージ、梵天といった定番のサービスをひとつずつ丁寧に行い
後者は2人の距離が少しずつ縮まる様子を描いてイチャラブ感を出します。
今度は自宅でたっぷりご奉仕
癒珠庵(ゆずあん)の店員ゆずるが耳かきと耳舐めをするお話。

「あ…お客様 こんにちは お久しぶりです」
ゆずるは穏やかで中性的な声の女の子。
とある夏の日、癒珠庵の出張サービスを利用した主人公に挨拶すると
軽く雑談してから中へ入り部屋が綺麗なことを褒めます。

本作品は2020年4月に発売した「ガチ恋不可避の耳リフレ。~ぼくっこ店員ゆずるの場合~」の続編。
当時は働き始めてまだ1か月の新人だった彼女がすっかり成長し
今度は出張形式でおよそ120分間の癒しのサービスをします。
耳リフレをするお店なだけあって耳のケアに特化しており
耳かき、耳マッサージ、梵天、耳舐めを同じくらいの割合でひとつずつ丁寧にこなします。

前作を聴いてたほうが楽しめるのは間違いないですけど
物語の序盤で背景を教えてくれますから、彼が彼女の常連客なことさえ理解しておけば大丈夫です。

「お部屋 綺麗にされてるんですね はい とても清潔感があって 僕の部屋のほうが 散らかってるかも」
彼女はトーンが低めの声、一人称の「僕」、スカートをあまり穿かないなど
通常の女性よりも男の子っぽいところを持つキャラ。
しかし性格はとても純情で彼の家に初めて上がると室内を興味深そうに眺めます。

仕事中なので終始丁寧語で話しますが
会話の内容は友達や恋人といった親しい相手とするものがそれなりに混じってます。
物語が進むにつれて2人の距離が縮まる様子を描いたりと
専門店によく見られる他人行儀なところを意図的に削いでイチャラブ感を出します。

前作に引き続き結構キャラ重視の構成になってます。

サービスについてはリアルで優しい音を駆使して臨場感を出します。
器具ごとに音の質感、動き、リズムを変えて違いをわかりやすく表現したり
耳かきは手前と奥の概念、耳マッサージは音を通じて軽い閉塞感を与えるなど
実際に彼女からお世話されてる気分に浸りやすくする工夫が随所でされてます。

基本部分はシンプルですが、ところどころでマイナーなサービスを組み込んであったりと
恋人やお姉ちゃんがする耳かきとは違うプロらしさが窺えます。
前作は初々しさを出しつつ一生懸命取り組む姿を魅力にしてたので
今作はそれから時が経って成長した彼女の姿を表現する方針で進めます。
音と会話を楽しむサービス
最初の6パート90分間は健全なサービス。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に竹耳かきでお掃除し
3種類の耳マッサージを挟んでから梵天で仕上げます。

「あの頃の僕は お客様が続けて指名してくださるようになって 少し浮かれてしまっていたのかもしれません」
そしてゆずるは序盤から色んなことを話して2人きりの時間を楽しみます。
お店が自粛してるせいでしばらく会えなかったらしく
初めて会った頃のことを思い出しながら手をスムーズに動かして心身をバランスよく癒します。

track.2の左耳かきは前作未視聴な人でも楽しんでもらえるように背景を語ってました。
それに対してtrack.3の右耳かきは「かりかり」と擬声語をよく言って静けさを演出します。
彼に耳かきに関するアドバイスをしたりと、店員として以前よりも成長したのがわかります。

音については「ぞりぞり」という硬くて若干尖った音が使われており
奥と手前を往復する感じで優しく引っかいてました。
力を弱めに設定してるおかげで音が鳴るたびに微弱な振動が耳に伝わってきます。
手前と奥で多少質感が変わりますし、音に強いサークルさんの長所がきちんと発揮されてます。

track.4の耳マッサージは音の良さが光ります。
蒸しタオルで温めてから素手→炭酸を含ませたスポンジでお世話するのですが
どのシーンも音の質が高くて癒しのパワーが強いです。

「しゅわーっと 微細な炭酸泡の音がするのするのがわかりますか?」
特にスポンジは炭酸水ほどではありませんが音に多少の清涼感がありますし
両耳を同時に塞がれると「ごごごご」というややこもった音に変化します。
音を通じて触覚も刺激されるからよりリアルに感じます。
マッサージするところは合わせたうえで色んな手段を投入するなかなか凝った内容です。

それに対して梵天は2人の親密度が上がる様子を中心に描きます。
「さすさす」という面積広めで柔らかい音をバックでゆっくり鳴らしながら
思わせぶりなセリフを言ったり、彼の返事や反応も入れて甘い雰囲気を作ります。

告白と捉えてもいいことをストレートに言うところを見ると、それくらい彼のことが好きなのでしょう。
耳リフレの技術は上達しても初心なところは以前と一緒で愛らしいです。
彼の反応を挟むのも一方通行じゃないことを表現してて良いです。
彼女の想いが報われたのをわかりやすく描いたほうが物語も上手くまとまります。

終盤の2パート28分間はR-15ならではのサービス。
別の日に再びやって来た彼女が左耳→右耳の順に舐めまくります。

ここでは彼女が普段よりも大胆に振舞います。
具体的にどうするのかは伏せますが、それだけで彼に対する好感度の高さがわかります。
耳舐めは水分控えめでコリコリした音をよく鳴らしてました。
彼女が熱っぽい吐息を漏らすシーンが多く、多少興奮してるのが感じられます。
個人的にはもう少し会話量を減らして耳舐めに専念してほしかったです。

このように、サービスをきっちりこなしながら恋愛要素も取り入れてる純愛ストーリーが繰り広げられてます。
音とキャラの両方が立ってる作品
専門店に見られる心の距離を敢えて取っ払ってるノーマル向け作品です。

ゆずるは久しぶりに再会した主人公に幸せなひと時をプレゼントしようと
プロらしい流れるような手つきで耳かき、耳マッサージ、梵天をします。
そしてこれらの最中に自分の想いも伝えてより親密な関係になろうとします。

中性的で初心な女の子が好意を寄せてる男性の耳をケアする甘いシチュ
リアルな音をタイミングよく鳴らしながら触覚も軽く刺激する臨場感の高いサービス
会話量を多めにして彼女の心情や2人が仲良くなる様子を描くキャラ重視の構成。
一般的なASMR作品よりもボイスドラマ成分を上げてあります。

中でも3番目は恥ずかしがり屋な彼女が勇気を出して想いを伝える姿が心を潤します。
彼女は自分に女性としての魅力があまりないと思ってるようで
彼に対してもなかなか素直になれずにいます。
でも彼の言葉や反応に影響されてそれが少しずつ変わっていきます。

今の耳かき音声はセリフを極端に少なくして音を楽しませるように作られてますが
本作品はセリフと音を同じくらい楽しめるバランス型の作りになってます。
両方とも質が高くて私は大変満足しました。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:みやぢさん
総時間 2:01:55

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2021年8月13日まで15%OFFの841円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、しゃべり方はボーイッシュだけど性格は純情な職場の後輩が
以前から大好きだった男性に猛アタックをかけて心をガッチリ掴みます。

失恋直後で落ち込んでる彼を慰めながらご奉仕したり
自分の気持ちをストレートに伝えて惜しみない愛情を注ぐなど
彼女の魅力を引き出しながら2人の関係を前進させる甘いエッチを行います。
純粋なエロさもなかなかあるので年下の女性に尽くされる満足感を抱きながら抜けるでしょう。
後輩がする不器用な誘惑
紺野 凪とラブホや自宅でエッチするお話。

「あ、いたいた 遅くなってすみません」
紺野ちゃんはトーンが低く穏やかな声の女の子。
飲み会に遅れて参加し、そこにいた主人公を軽く慰めると
注文してから彼が元彼女にフラれた経緯を尋ねます。

本作品は今からおよそ1年前に部下になり、その頃からずっと彼を好きだった彼女が
失恋したことをきっかけにおよそ120分に渡るエッチな誘惑をします。
彼女が彼と知り合った時はまだ元カノと付き合っており手を出せませんでしたが
今はフリーになったので心の傷を埋めながら自分を好きになるよう積極的にアプローチします。

「ってことはやっぱり フラれちゃった? へぇ… いや、別に」
冒頭の彼を慰める飲み会では同情する姿勢を見せつつこっそり喜んだり
その後の彼を連れ出すシーンではいきなりラブホへ移動し甘いキスをします。
エッチの最中もガンガン責めてきますし、割と肉食系のキャラに描かれてます。

こうやって書くと悪女に感じる人もいるでしょうが
彼と元カノを別れさせるために何かしたわけではありません。
1年ほど待ち続けた結果訪れたチャンスをモノにしようと頑張ってるだけです。
彼の気持ちを確認しながら責めますし、そのやり方もとことん尽くす姿勢を見せます。

エッチについてはサークルさんが「終始ラブラブ」とおっしゃられてる通り甘いです。
各パートの序盤を中心にキスを多めにやってることや
彼女の心情を至るところで描いて彼を深く愛してるのを表現してるのが良い例です。

「先輩の寝顔 可愛かったです」
彼女のセリフを思い切りストレートにしてるので、何を思い感じてるかもわかりやすくなってます。
好きな人の前ではありのままの自分を見せようとしてるふうに映りました。
あとは彼を「可愛い」と言うシーンが何度もあり甘やかし要素もそれなりにあります。
普段仕事でお世話になってるからこそ、この機会に恩を返そうとする気持ちが込められてます。

みやぢさんが18禁に初挑戦した「ショタ化したら憧れの近所のお姉さんとねんごろになった件」は
総時間のおよそ半分が非エロになってる影響でエッチが割とソフトだったのですが
今作はエッチの時間と内容を大幅に強化して実用性を上げてます。
過去作と同じく音の品質も高いですし、彼女との一体感を味わいながら気分よく抜けます。
少しずつ変わる主人公の心
エッチシーンは6パート85分間。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、ちん嗅ぎ(1分30秒程度)、フェラ、乳首舐め、SEX(騎乗位、正常位?)、素股です。
手コキ、SEX、素股の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「先輩 好き… 好き 好きぃ」
他の参加者が主人公そっちのけで盛り上がってるのを見た紺野ちゃんは
断りを入れてから飲み屋を抜け出し、すっかり酔ってる彼をラブホに連れ込んでキスします。

エッチは序盤から中盤は彼女が、終盤は彼が責める流れで進めます。
最初の2パート37分間は2人が初めてエッチするシーン。
トラック2(約24分)はキス、耳舐め、手コキ
トラック3(約13分)はちん嗅ぎとフェラで1回ずつ射精させます。

「いいですよ お酒のせいってことにしときましょう」
「先輩の 結構ご立派なんですね 思わず よだれが出ちゃいそうになりました」

彼女が彼を狙ってるのは事実ですけど、今はそれよりも彼の心を心配してます。
だから罪悪感を抱かないよう酒の勢いで今日だけエッチをする設定にし
一歩ずつゆっくり前進して心身両面を興奮させます。
そして彼を褒めたり持ち上げるセリフも挟んで場を和ませます。

トラック2は耳舐めが最も存在感を持ってます。
およそ18分割いて左右の耳を個別に舐めるだけでなく
前半は耳の外を舐めたり吸うスタンダードなちゅぱ音
後半は耳の内側や穴の入り口をぐりぐり責めるやや刺激的な音を鳴らして違いを出します。

後者はややこもったコリコリした音が使われており軽い圧迫感も味わえます。

みやぢ屋さんは以前から耳舐めに力を入れてるサークルさんなので
今作もその持ち味を活かしてエロさと臨場感を出してます。
手コキの時間は約9分で耳舐めよりも音量控えめですから脇役かなぁと。
本作品で耳舐めを本格的にやるのはここだけだからこうしたのでしょう。

「昨日は あんま余裕なくて 嗅いでなかったけど 先輩の 汗 先輩の おしっこ そして 洗ってない おちんぽの匂い 全部が混ざって すっごいエロい匂いになってる」
トラック3は翌日に今度はお酒が抜けた状態でご奉仕します。
シャワーを浴びてないせいですっかり蒸れたおちんちんを愛おしそうに嗅いだり
舐め、吸い、ピストンを組み合わせて比較的ゆっくりしゃぶる愛を感じるフェラです。
精液もしっかり口で受け止め飲み干しますし、彼のものは全部欲しいという独占欲が見られます。
カウパーが出る前と後でちゅぱ音の水分がやや変わるところにもこだわりを感じました。

続く4パート48分間は2人が先輩後輩から恋人に変わる様子を楽しむシーン。
トラック4(約6分)は別の日に飲んだ後、今度は彼女の家に行ってキスと手コキ
トラック5(約14分)は逆に彼の家にお邪魔してからキスと手コキ
トラック6(約16分)はさらに後日に騎乗位SEX、トラック7(約12分)は出張先でSEXをします。

トラック4と5は2人の関係が前進してることをわかりやすくアピールしてます。
前者は時間が短くプレイもソフトなので抜き目的の内容ではなく
「彼が彼女の家に上がってエッチした」という出来事を印象付けてます。
射精シーンもありませんからドラマパートと言っても差し支えないでしょうね。

「ねぇ もう立ってるじゃん 元カノさんとのキスを思い出して こんな勃起してんでしょ? 先輩」
後者は彼女の想いの強さをややマイナス方面に描いてます。
彼の家にあった元カノとの思い出の品に軽く嫉妬し
その人とどんなプレイをしてたか再現して彼の気持ちを確かめます。
彼を捨てた元カノより自分のほうが彼には相応しいと思ってるのでしょう。
プレイ構成はトラック2や4とほぼ一緒ですから彼女の反応やセリフが魅力と言えます。

順当に進めたほうが安心して聴けますけど、こういうやや不穏なパートを間に挟むことで
終盤のエッチがより甘くなるのも事実です。
本作品は彼が失恋からどう立ち直るかもテーマにしてますから
普通にエッチするだけじゃなく多少のストーリー性も持たせてあります。

トラック6と7は甘さとエロさが最も高くなります。
特に前者は2人が初めてSEXするシーンにあたり
彼女が乱れたり喜びに打ち震える様子を厚めに描いて一気に盛り上げます。

「先輩 そんな まじまじ 見ないで 恥ずいっす」
これまでずっと責めてた彼女が受けに回るため
裸を見られて恥ずかしがったり、体をいじられて感じる姿がとてもエロ可愛いです。
サークルさんがおっしゃる通り普段の声と喘ぎ声にギャップを持たせてあります。
そして彼が自分の意志でSEXする展開も2人が新しい関係に前進したことを物語ってます。

SEXの時にピストンと喘ぎ声のリズムを完全に合わせてるのが良いですね。
「ぱんっ」という音が鳴るたびに声が漏れるのでリアリティがあります。
同じSEXでも体位によって音の鳴り方が変わるなど、音に強いサークルさんの持ち味がきちんと出てます。

このように、彼女のキャラや物語の背景を上手に絡めて愛し合う独特なイチャラブ系のエッチが繰り広げられてます。
過程を楽しむ作品
微妙な距離にある男女が仲良くなる様子をエッチメインで描いてるノーマル向け作品です。

紺野ちゃんは元カノにフラれてフリーになった主人公を自分の恋人にしようと
序盤から積極的にアプローチしてまずはエッチできる関係を作ります。
そしてその後は自分の気持ちをはっきり伝えながらとことん愛して彼の心を少しずつ開きます。

口調は男っぽいけど性格は純情な後輩が失恋直後の男性を堕とすシチュ
キスを多めに挟んだり彼を受け入れる言葉を投げかけながら
リアルな音をふんだんに鳴らしてエロさと臨場感を出す甘いエッチ
責めてる時と責められてる時でまったく違う顔を見せる彼女のキャラ。
彼が抱えてる心の傷や罪悪感をエッチで取り除くことを目指して作品を組み立ててます。

中でも2番目はプレイ構成はそこまで大きく変わりませんけど
パートごとに状況、セリフ、2人の距離感を変えることで違う意味を持たせてます。
同じ手コキでもトラック2は耳舐めが主役になってたりして単調さがありません。
各プレイの表現力も優れており、前作で気になった点が大幅に改善されてて満足しました。

あとは主人公を失恋直後という攻略しにくい状況に置いて
それを彼女がどう立ち直らせ、自分と付き合う気にさせるかの過程も描いてます。
色仕掛けの側面もありますけど、それよりも彼女の真っ直ぐな姿や思いやり強さのほうが心に残りました。
彼がそれに感化されたことにも触れてますし、ボイスドラマとしても面白いところを持ってます。

射精シーンは5回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえてサークルさんでは初の満点とさせていただきました。

CV:みやぢさん
総時間 2:01:49

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2021年5月14日まで15%OFFの1122円で販売されてます。



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、大きなおっぱいを持つ面倒見のいいお姉さんが
夜の公園で偶然見かけた少年と幸せな日々を送ります。

聴き手が主人公とできるだけ同じ視点で楽しめるように作られてるのが特徴で
いきなり核心に触れたりせずまずは普通に会話やデートをして心の距離を縮め
それらの最中にリアルな効果音や環境音も鳴らして作品の世界に引き込みます。
甘酸っぱい体験をもう一度
ショタになってご近所さんの金城アリサとイチャイチャするお話。

「あーっ! 僕くんずるーい」
アリサは明るくて穏やかな声のお姉さん。
一緒にゲームをしてる最中、ハメ技を使われて少しムキになると
たっぷり遊んでから今日は自分の家に泊まるよう言います。

本作品は昔よく遊んでたけど成長するにつれて疎遠になった男女が
ある出来事をきっかけに再び仲良くなる様子を主人公の視点で楽しみます。
彼は立派な大人ですが物語の開始時点で少年の体に戻っており
途方に暮れてたところを彼女に拾われ優しくしてもらいます。

「ねぇ それ あまりにもだぼだぼだし 着替えない?」
体よりもずっとサイズの大きい服を着てる姿を見て不憫に思い
説得してから自分の家に連れて行き、彼が昔着てた服をプレゼントします。
そしてその後も家の中や外で一緒に過ごしながら少しずつ親密度を高めます。
おねショタ特有の甘い空気が常に漂ってて聴けば聴くほど心がぽかぽかします。

前半の50分間は非エロ、後半の40分間はエッチと両者のバランスがほぼ同じで
彼女と一緒に過ごしてる気分に浸りながら抜くことを目指したボイスドラマになってます。
没入感を高める要素が色々入ってるおかげで彼とほぼ同じ視点で楽しめます。

そのひとつが最中に鳴る効果音や環境音。
前者はエッチだけでなく小さな物音(ココアを作る音など)にもリアルな音が入ってますし
後者も2人がいる場所に応じて大きく変わるので雰囲気を掴みやすいです。
街中で他人の声や車の走行音が鳴ってたかと思えば、家に帰ると微かな音へと変わります。

みやぢ屋さんは以前から音にこだわりを持ってるサークルさんですから
今作でもそれをしっかり活かすことを心がけてます。
ストーリーがダイジェスト風になってる関係で特定の音をじっくり聴くことはできませんけど
2人がどういう経緯で昔の関係を取り戻すかがわかりやすくなってます。

もうひとつ、サークル主のみやぢさんがR-18音声に初挑戦されてるのもポイントです。
確認した限り少なくとも有料作品は全年齢とR-15にしか出たことがありません。
そのため今回は通常よりも控えめな内容になってました。
彼女を応援してるファンにとっては堪らない作品と言えるでしょう。
徐々に近づいてく2人の心
最初の5パート51分間は非エロのお話。
主人公が昔アリサと遊んでた頃の夢を見るところから始まり
夜の公園でショタ化した彼を偶然見かけた彼が家に連れて行ってあれこれお世話します。
そしてその後はデートに出かけたり、具合の悪い彼女を介抱するイベントが発生します。

「じゃあ…はい ん? 手 繋いでいこ? デートだからね」
彼女は彼と会った時点で子供の頃のことを思い出してたようで
最初から実の姉に近いあまあまな態度で接します。
自宅に入れてご飯を食べさせる、買い物へ出かける際に手を繋ぐ
ある程度仲良くなった後は耳かきや添い寝をするなど徐々に踏み込んだ行為へ移ります。

彼がショタ化した事情を話せば解決するはずなのに敢えてそうしなかったのは
単純に非現実的なことや、聴き手にも彼女と仲良くなる過程を楽しんでもらいたいからです。
ショタ化する設定以外は割と現実味を持たせたストーリーにしてました。
彼女の態度も序盤は彼に遠慮してるのがわかります。

ちなみに本作品の構成はやや特殊になってまして
ひとつのパートでひとつのお話をするのではなく、複数のエピソードを盛り込みながら進めます。
例えばトラック04(約19分)は前半で彼女に薬を飲ませたり体を擦ってたのが
後半はその後夕食の買い出しをしてくれた彼に耳かきやハグをします。
もう少しエピソードを絞ったほうが落ち着いて聴けると私は思います。

ただし、最中に鳴る効果音や環境音はどれもリアルで質が高いです。
自然さが出るよう彼女のセリフも実況を少なめにしてましたし
サークルさんの得意な部分を活かして癒しながら熱中させます。
口とおっぱいでご奉仕するエッチ
エッチシーンは2パート39分間。
プレイはキス、乳揉み、耳舐め、手コキ、パイズリです。
乳揉み、手コキ、パイズリの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「苦しい? 今 ムラムラして 苦しいよね?」
主人公がアリサの家にお泊りした次の日の朝
先に目覚めた彼女が彼におはようのキスをすると
それに反応して元気になったおちんちんを鎮めてあげます。

エッチは年上の彼女が終始リードします。
最初のトラック05(約10分)は甘さ強めの比較的ソフトなプレイ。
ライトなキスとディープなキスを順にやって彼を興奮させてから
大きなおっぱいを好きにさせて甘えたい欲求を満たします。

「柔らかい? いいよ もっと触ってみて?」
彼女は現在20代ですがエッチの経験はほとんどないらしく
キスは熱い吐息を挟みながらゆっくりペースで進めます。
その後から始まる乳揉みも恥ずかしそうな表情を見せてくれて初々しいです。
実況と彼女の反応を中心に描いて彼女とイチャイチャしてる雰囲気を作ります。

ちなみにこのパートは途中でトラブルが起きて中断するため射精シーンはありません。
2人がもうエッチしても大丈夫な関係になってることや
彼女がエッチにそれほど慣れてないことを表現することに力を入れてます。

次のトラック07(約29分)は彼女が彼の正体を知った後のお話。
公園で再会した2人が雑談した後、彼女の家に移動して前回よりも濃いエッチをします。

「んっ それ 指先で優しく触れられるの すっごい気持ちいい」
口を使うプレイはキスと耳舐めの2種類に増え
おっぱいも彼に揉ませる以外におちんちんを挟み込む責めが加わります。
彼女は乳首が弱点らしく、いじられるたびに喘ぎ声を漏らしてました。
おちんちんをいじり始めてから射精するまでの時間は約10分と短めです。

みやぢさんが初めてエッチな演技をされてるのだから仕方ないのでしょうけど
総時間の半分以上を使って盛り上げた後にするエッチにしては大人しい印象を受けました。
キス、乳揉み、耳舐めに半分以上を使ってるので
このバランスをもう少しおちんちん寄りにしてればもっと抜きやすくなったと思います。

射精シーンの描写が割とあっさりしてるのももったいないなと。
2人が昔の関係を取り戻せた幸福感や満足感をプレイにしっかり反映させて欲しかったです。

このように、キスや乳揉みといった比較的ソフトなプレイを中心に据えた甘いエッチが繰り広げられてます。
ストーリー重視のおねショタ作品
甘えん坊な男性が憧れるシチュを疑似体験させてくれるノーマル向けの作品です。

アリサは公園で偶然見かけた少年をなんとかして助けようと
ショタ化した主人公だと知らないまま自宅へ連れて行ってあれこれ世話を焼きます。
そして十分仲良くなった後は口やおっぱいを使ってエッチに甘やかします。

優しくて面倒見のいい近所のお姉さんがショタ化した男性とイチャイチャするシチュ
総時間の半分以上を非エロに割き、2人が少しずつ仲良くなる様子を描くボイスドラマっぽい作り
彼女があまり慣れてないことを踏まえてゆっくりのんびり責めるエッチ。
純粋なエロさよりも彼女との一体感や充足感といった癒しの感覚を重視して作られてます。

中でも2番目は敢えて彼女が彼の正体を知らない設定にすることで
見ず知らずの少年を親身にお世話する優しさを上手く引き出してます。
序盤は彼女が一方的にケアしてたのが、中盤に差し掛かると逆に彼を頼るようにもなります。
彼に対する信頼度が上がったから弱さを見せられるようになったのでしょう。

全年齢やR-15を中心に制作されてるサークルさんなだけあって
キャラ作り、ストーリー、エッチじゃない音といった健全な部分は総じてレベルが高いです。

エッチについてはなかなか判断が難しいところです。
初めてR-18に挑戦した状況を考えれば頑張ってるほうだと思いますけど
おちんちんを責め始めるタイミングがかなり遅くなってることや
お膳立てをした後にそういうプレイをしてるところは引っ掛かります。

実力のあるサークルさんなので、場数を踏んでいけばどんどん良くなると思います。
今後の作品でどう変わっていくかが楽しみです。

射精シーンは1回。
くちゅ音・ちゅぱ音・吐息それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

CV:みやぢさん
総時間 1:44:05

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2021年2月13日まで15%OFFの1122円で販売されてます。



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、言葉遣いは悪いけど性格は結構優しいJKが
自分の秘密を偶然知ったクラスメイトを立派な耳奴隷にします。

彼女の態度や心情の変化を厚めに描きながら耳舐めするのが特徴で
最初はツンツンしてたのが少しずつ穏やかになり
終盤には好意を込めて責める可愛い姿を見せてくれます。
いじめっ子JKが見せるもうひとつの顔
クラスメイトの遊宇(ゆう)が耳舐めするお話。

「ねぇ お前さぁ 誰にもしゃべってないよね?」
遊宇は乱暴なしゃべり方をするトーンの低い声の女の子。
自分が働いてる耳かき店を利用した主人公を後日空き教室に呼び出すと
そのことを他人にバラしてないか確認してから軽く悪戯します。

本作品は以前から主人公に意地悪してるギャルっぽい彼女が
弱みを握られたのをきっかけに耳舐めするようになり、やがて彼のことを本気で好きになります。
2人が耳かき店で会うところから物語は始まりますが耳かきするシーンは一切なく
序盤は会話、中盤以降はそれと耳舐めを組み合わせるボイスドラマっぽい流れで進みます。

「こんな状況だってのに 耳にあたしの息がちょっとかかっちゃっただけで体震わせてんだけど マジかよ キモっ」
彼女はいじめっ子なだけあって言葉遣いが悪く
彼のことを「お前」と呼びながら命令したり言葉責めするSな性格をしてます。
しかし好きになった相手には非常に甘くなるところもあり
ある程度仲良くなった後は他の女子に取られないようにする一途な姿を見せてくれます。

いじめについては昼休みに学食へパンを買いに行かせてるらしいので
彼の押しに弱い性格を利用しパシリとして使ってるんじゃないかなと。
以前彼に借りたお金を返すシーンもありますし、割と真面目なキャラに描かれてます。

最初は気が強そうに振る舞いますけど後になるほどどんどん甘くなるので
体験版を聴いて大丈夫そうだと判断したら最後まで普通に楽しめると思います。
ギャップが大きいからこそ、終盤に見せるデレっぷりがより引き立ってて面白いです。

みやぢ屋さんと言えば耳舐めに定評のあるサークルさんです。
今作もその例に漏れず、途中から左右の耳を個別にねっとり舐め続けます。
時間は全パート合わせて約23分と決して長くありませんが
R-15で表現できるギリギリの線を突いてて質感は非常にリアルです。

また耳の外よりも内側や穴の入り口を責めることが多いです。
吐息を適度に挟みながら耳元至近距離でやや低く鈍い音が鳴るため
音を通じて微かな振動や熱も感じるでしょう。
水分は控えめにして舐めを中心に据え、終盤はそれにすすりを加えてました。

いじめっ子JKが後になるほどデレる展開と高品質な耳舐め。
サークルさんの持ち味を活かしつつキャラ作りに力を入れた風変わりなイチャラブ作品です。
暴言の中に見える優しさ
前半の3パート27分間は遊宇が初めて耳舐めするまでの様子を描いたシーン。
「01.すべてはここから(約2分)」は耳かき店で偶然会った2人が少し驚きつつ会話し
(冒頭の挨拶のみでサービスが始まるとフェードアウト)
「02.尋問と恥辱(約8分)」は翌日に学校で彼女に口止めされます。
そして「03.秘密のカンケイの始まり(約17分)」で彼女のほうから耳舐めを持ち掛けます。

「お前はほんと お利口さんだね さすがはあたしの下僕ちゃん」
この時点の彼女は彼を恋愛対象としてまったく見ておらず
友人にすら教えてない耳かき店のバイトを知られたことをしきりに気にします。
自分のほうが立場は上なのでストレートに口止めする、軽く脅して他人に言いにくくする
彼の耳が敏感なことに気づいて囁きかけるなど色々な手を打ってきます。

彼女が最初の耳舐めをするのもある事が原因で彼が好きだからではありません。
しかし実際にやってみるとその魅力になんとなく気づき始めます。

「ねぇ こんなんでいいの? 耳舐めって」
自分なりに試行錯誤しながら彼の反応や気持ちを確認し
03パートの後半はさらに奥へ進んでぐっぽり感のあるちゅぱ音を鳴らします。
ペースは緩めですけど不慣れな印象は特にしませんでした。
耳の感度が非常に良いことに感心するなど、彼に対する接し方が少し変わったのがわかります。

後半の3パート34分間は耳舐めを積極的にやりながら彼女がデレるシーン。
「04.昼下がりの営み(約12分)」はお昼休み、「05.耳から伝わる嫉妬(約10分)」は放課後の学校で
「06.僕は彼女の、彼女は僕の(約12分)」は彼女の自宅でお世話します。

「ダメ まだ遠いって ほら もっとこっち 来いってば?」
03パートからしばらく後のお話ということで彼女の態度も随分柔らかくなってます。
耳舐めしたいのに遠慮する彼へくっつくよう指示したり
これまでの彼女からは想像もできないことを言うので序盤のきつさはほとんどありません。
口調はいつも通り乱暴ですが、もう世話好きな彼女と言っていいくらい優しく接してくれます。

耳舐め自体はそこまで大きく変わるわけではないので
会話や仕草といったキャラのほうが耳を惹きました。
05パートでは彼女が嫉妬するなど、タイトル通り彼に夢中になってるのがわかります。

「気づいたら…お前のことばっかなんだよね…頭ん中…」
最も甘いのは最後の06パート。
彼をとうとう自宅へ招き、耳舐めしながら自分の気持ちを伝えます。
彼女にとって彼は自分の好みとかけ離れてる男性です。
でも一緒に過ごしてるうちに彼といるほうが安心するようになります。

ストレートに「好き」と言うことはほとんどありません。
でもセリフの端々から彼を特別視してるのがはっきり感じられます。
好きになったらとことん尽くす彼女の別の顔がわかりやすく表現されてます。

このように、耳舐めを通じて2人の親密度を上げていくちょっぴりエッチな物語が繰り広げられてます。
キャラ重視の耳舐め作品
耳舐めそのものよりも耳舐めが起こす変化を楽しむ作品です。

遊宇はこれまで下僕のように扱ってきた主人公に弱みを握られた状況を改善するために
2人きりの場所で説得してから弱点の耳を直接責めることに決めます。
そしてその後は耳舐めや彼と一緒にいる状況を心地よく感じるようになり
最後は自宅へ招いて告白に近いことを言うほど夢中になります。

口調は乱暴だけど性格は結構優しいJKが、冴えないクラスメイトに耳舐めするややM向けのシチュ
至近距離からやや刺激の強いちゅぱ音を鳴らすリアルで奥行きのある耳舐め
物語が進むほどセリフと態度の両方が柔らかくなる彼女の変化。
彼女の心情や反応を中心に据え、その両脇を耳舐めが固める感じに作品を組み立ててます。

中でも2番目は口調をできるだけ崩さずにデレさせてるのが良いです。
割と急激に変わるのは前半と後半である程度時が経ってるからでしょう。
終盤は大胆なことをさらりと言って惚れ込んでることを表現します。

耳舐めはできればもう少し長くやって欲しかったのですが、質感や舐め方については本当にハイレベルです。
吐息を挟む頻度やタイミングにも光るものを感じました。
物語と違和感なく融合させてて完成度は高いです。

ストーリー性のある耳舐め作品が好きな人には特におすすめします。

CV:みやぢさん
総時間 1:01:19

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年9月9日まで15%OFFの935円で販売されてます。



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、初々しくて頑張り屋なぼくっこ店員が
常連客の耳に癒しと気持ちいいサービスをします。

会話を多めに交えながらリアルな音を鳴らすバランス型の作りが魅力で
初めての接客に緊張した様子で一生懸命お世話する健気な姿と
位置、距離、質感、動きのすべてにこだわった音の数々で2方面から癒します。
物語が進むにつれて彼女の態度が少しずつ変わっていくのもポイントです。
初々しいぼくっこ店員と
癒珠庵(ゆずあん)の店員ゆずるが耳をケアするお話。

「失礼いたします 大変お待たせいたしました」
ゆずるは穏やかで中性的な声の女の子。
緊張した様子で主人公に挨拶し、新人なことを正直に話すと
敷布団へ横になってもらい本日のメニューを確認します。

本作品はお店に入ってまだ1か月の店員さんが
毎週のように通ってる常連客を90分程度に渡ってお世話します。
彼には贔屓の店員が既にいるのですがこの日は生憎お休みでした。
そこで代役に選ばれた彼女が一生懸命頑張ります。

「ど、どうでしょうか? お客様 ぼくの膝枕 居心地悪くないでしょうか?」
「ぼくも 次も指名したいと思われる店員に 早くなりたいなぁって」

研修は受けてるものの初めての接客にやや戸惑った様子を見せたり
サービス中は自分のことやこれからの抱負を活き活きとした様子で語るなど
彼女の愛らしさや健気さが引き立つように物語を進めます。

無言でお世話するシーンがほとんどないのでASMR色は薄めです。
その代わり彼女の心情や変化を描いて一緒にいる雰囲気を出します。
タイトル通りガチ恋するかは人それぞれでしょうけど
サークルさんが魅力を引き出すことを強く意識されてるのは事実です。

サービスについては耳かき、息吹き、耳の泡洗浄、梵天、耳舐めと
耳に的を絞り込んでそれぞれに違った音を鳴らします。
Youtubeで100本以上の動画を公開されてるだけあって質感もかなりリアルでした。
バックでエアコンっぽい稼働音を流すなど、お店にいる雰囲気作りにも気を配ってます。
少しずつ近づいてく心の距離
7分程度の前置きを挟んだ後に始まる最初のサービスは耳かき(約22分)。
左耳→右耳の順に竹の耳かき棒を使って丁寧にお掃除します。
そしてその合間や終了後に弱めの風圧で何度も息を吹きかけます。

耳かき棒は「しゅるっ」という乾いてて滑らかな音が使われており
位置やリズムを変えながら素早く掻き出す感じに動かします。
またしばらく経つと奥へ移動したのか、音が若干こもり前後に小さく往復させる動きに変わります。

個人的にはもう少しゆっくり動かすほうがより良くなると思いますが
音自体はしっかりしていてレベルが高いです。
新人だからといってわざと失敗したりせずスムーズに手を動かしてました。

「あ、はい これでも一応 時間のある時に 家族相手によく練習はしているんですよ」
そして最中は彼女が色んなことを話します。
この日に向けてサービスの練習をしてきたことや今の心境など彼女自身の話題が中心です。
今回お客を初めて受け持ったからまだ心の余裕はあまりないのでしょう。
でも後半の右耳は左よりも息吹きを若干多くして彼のニーズに応えます。

本作品で最もASMR色が強いのは次の炭酸泡マッサージ(約11分)。
炭酸を含んだ泡をスポンジに絡めて左右同時に揉みほぐします。

「どうですか? 圧迫感 この圧迫感が 心地よくないですか?」
「しゃくしゃく」という泡交じりの水音が至近距離からゆっくり鳴り
さらに彼女が耳を優しく押さえると軽い圧迫感も伝わってきます。
手の動きに合わせて声の聞こえ方が変わるのも良いですね。
彼女の緊張も適度にほぐれて伸び伸びとお世話してるのがわかります。

初日最後のサービスはパウダー梵天(約20分)。
左耳→右耳の順に皮膚を滑らかに保つパウダーをまぶした梵天で仕上げます。

「次 もしご指名いただけた時は お耳ふーふーするの 多めにしないとですね」
効果音は「すしゅっ」みたいな滑らかくふわふわした音で通常の梵天とほぼ変わりません。
そこを彼女の会話で補ってました。
実際にお世話してみて彼が相手ならやりやすいと感じたのでしょう。
はっきりとは言いませんが、次回も自分を指名してほしいことを匂わせるセリフを投げかけます。

炭酸泡マッサージは個性が強いですけど、それ以外のふたつは割とスタンダードなサービスでした。
本作品は彼女のキャラが売りなので、奇抜なことをやるよりもリアリティを追求したのかなと。
音と会話を組み合わせてバランスよく癒します。

終盤の2パート21分間はしばらく後のお話。
ゆずるのことを気に入って何度も指名を繰り返したある日
来店した直後にごひいきコースへ招待されます。

「ぼくの 舌と お客様のお耳が 触れ合っちゃってる ヤバい」
すっかり打ち解けた後も彼女の初々しさは衰えません。
初めての耳舐めにドキドキした様子で舌と唇をゆっくり動かします。
R-15だからでしょうけど舐め方をかなり抑えてありました。
また途中からちょっぴりSなところも見せ始めます。

時間が十分にあるのでちゅぱ音も結構鳴りますけど
ここもやはり彼女の心情や仕草に力を入れてる印象を受けました。
好感度がMAXになってるから以前よりも多少大胆なところを見せてくれます。
ボイスドラマっぽい耳かき作品
現在流行りのASMRとは違う路線を歩んでるキャラ重視の作品です。

ゆずるは自分が初めてお世話することになった主人公を満足させようと
新人で不慣れなことをはっきり告げてから一生懸命耳かき、耳マッサージ、梵天を行います。
そして十分仲良くなった後は特別サービスを提供して親密度をさらに高めます。

初々しくて頑張り屋なぼくっこが耳に特化したサービスをするノーマル向けのシチュ
彼女のセリフを多く盛り込みシーンによって変化させる演出
最中に鳴るリアルで立体感のある音の数々。
耳リフレの様子を描きつつ2人の仲が少しずつ良くなるように作品を組み立ててます。

どのサービスも音が良かったのでこれを軸に進めるのかと思いきや
実際は彼女の心情描写や反応を多めに描いてるのが意外でした。
彼女が何を思い、彼に対してどういう感情を抱いてるかを伝えながらお世話します。

音で癒すタイプの作品とは作りが結構違いますから
耳リフレをテーマにしたボイスドラマと考えたほうがしっくりくると思います。

耳かきそのものよりも彼女と一緒に過ごす気分を楽しむ感じです。
このへんを理解したうえで聴くなら満足できるでしょう。

CV:みやぢさん
総時間 1:33:26

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年5月10日まで15%OFFの841円で販売されてます。

耳舐め姉妹との甘美な時間

サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介するサークルさんの有料処女作は、それぞれに違った魅力を持つ姉妹の店員が
指や舌を使って男性のお耳と心を気持ちよくします。

耳にターゲットを絞った音フェチ系のサービスをするのが特徴で
耳のマッサージや耳舐めを個別に、あるいは同時にやりながら
姉妹のキャラに合ったリアルな音を鳴らして二人の違いを表現しています。
音を通じて触覚も刺激してきますから微かな圧迫感やこそばゆい感覚も味わえるでしょう。
ちょっぴりエッチなお耳のケア
耳舐め屋・プレジールの店員ナナエとミミコからサービスを受けるお話。

「あ…あれ? お、お姉ちゃん お姉ちゃん お客様がお見えです?」
ミミコは大人しくて清純な声の女の子。
「んー? あら 見かけない顔ね」
ナナエは色っぽさのある穏やかな声のお姉さん。
プレジールを初めて訪れた主人公に挨拶と自己紹介をすると
今まで耳を舐められたことがあるかを尋ねてからサービスの内容を相談します。

本作品は彼女たちが二人で経営してる耳舐め専門店を舞台に
およそ30分に渡って個別に、あるいは同時に耳のマッサージや耳舐めをします。
リピーターが多い反面新規のお客があまり来てなかったこともあり
初めて利用する彼を嬉しそうに迎え、サービス中も思い思いのやり方で積極的にもてなします。

全編を通じて言える特徴はふたつ。
ひとつはしゃべる時とそうでない時のメリハリをつけてること
もうひとつは姉妹の性格に合った音を鳴らすことです。

前者は冒頭の受付や耳をチェックするシーンは多めにしゃべり
準備が整った後はセリフを一気に減らして効果音と熱っぽい吐息だけを漏らします。
音フェチ(ASMR)作品に属しますがこの作りのおかげで会話量が意外と多く
彼女たちがどんな性格をしてるかが自然とわかるようになってます。

女性が二人も登場するのに無言ばかりにしたら長所が活かせませんから
これくらいのバランスがキャラと音の両方を楽しみやすくて良いと思います。
youtubeに無料作品をいくつか投稿されてるだけあって音の品質も高いです。

ミミコ「お客様 初めての方だから ビギナー向けの優しめの手ほどきを心がけないと、だよね」
ナナエ「えー? 激しめのやつのほうが 掴みはバッチリなんじゃない?」
後者は何事も控えめに振る舞おうとするミミコに対し
最初から激しく責めたほうが彼も喜ぶと言うナナエ、と性格に大きな違いを持たせてます。
それを踏まえてミミコは水分控えめで優しめに、ナナエはややねっとりした質感で強めにお世話する方針で進めます。

サービスを敢えて同じにして効果音とちゅぱ音の両方に微妙な差を持たせてありますから
担当が代わった時にやや違う印象を抱くと思います。
ナナエはR-15でできるギリギリのラインでエロさを持たせてあってちょっぴりドキドキしました。
ふたつの感覚を刺激される心地よさ
受付を終えサービスルームにあるベッドに寝た直後にするのはお耳のチェック(約4分)。
耳の形状はもちろん、左右から息を吹きかけて感度の具合も調べます。

ナナエ「とっても綺麗な形をしていて 大きいわ やっばーい 超舐め甲斐がありそう」
彼女たちは彼の耳をえらく気に入ったようで
ミミコは弱め、ナナエはそれよりもやや強い風圧で耳に心地いい風を何度も送ります。
パート終盤には二人が同時にするシーンもありますし、耳にこそばゆい感覚がするでしょう。
音を通じて触覚も刺激してくるのも本作品が持つ魅力のひとつです。

本格的なサービスが始まるのは次の「お耳マッサージ(素手・妹)」から。
前半はミミコ、後半はナナエが担当し耳のマッサージ→耳舐めの順にお世話します。

耳マッサージはミミコが「すぃりゅー」という滑らかで弾力のある摩擦音
ナナエそれよりも水分が高くて動きの滑らかな音を鳴らします。
両耳を同時にゆっくり擦ってたかと思えば左右交互に切り替え、さらに時折手のひらで全体を覆う動作を挟むなど
現実世界のマッサージに近い変化のある動きを見せます。

耳を覆われた時だけ音が聞こえにくくなる感覚や軽い圧迫感があってとてもリアルです。
目を瞑って音声を聞くと擦られた際にゾクッとするかもしれませんね。
サービス中はセリフを減らしてあるおかげで音に集中しやすいです。

マッサージの後に始まる耳舐めもミミコは水分控えめのやや筋っぽい音
ナナエはストロークが大きくねっとりした音、しかも吐息多めと違い出しながら進めます。
時間はミミコが4分30秒、ナナエは4分程度で最後に2分30秒ほどダブル耳舐めが入ります。

一人ずつに比べて密度が高いサービスなのですが
最初の1分30秒間は片方が舐めてもう片方がしゃべるスタイルになってまして
左右同時にちゅぱ音を鳴らす時間は約1分と非常に短いです。
耳舐め屋のサービスなら耳舐めのボリュームを全体的にもっと多くしたほうがいいんじゃないかなと。
音の質感は良いのに量が少ないのはもったいないです。

このように、リアルな音と刺激で耳を気持ちよくするテーマに沿ったサービスが繰り広げられてます。
キャラが立ってる音フェチ作品
音だけでなくキャラにも十分な個性がある作品です。

ナナエとミミコは自分たちのお店を初めて訪れた主人公に満足してもらおうと
最初から興味津々な様子で話しかけ、サービス開始後も積極的にお世話します。

息、指、口を使って耳だけを徹底的に癒す展開、話す時とそうでない時をはっきりさせたバランスの良い作り
そしてセリフと音の両方に彼女たちの性格を反映させる細かな演出。
二人の女性がお世話してる状況をしっかり盛り込みつつ音フェチ寄りに組み立ててます。

ミミコ「起きたらまた 舐めさせてもらえるかな?」
ナナエ「ええ きっと 喜んでくれるはずよ」
こういうシチュの場合同時責めやダブル耳舐めを主軸にする作品が多いのですが
本作品はそれを最後の少しだけに留め、その代わり音の違いを楽しませる方向でお話を進めます。
特定の音をたっぷり鳴らすのではなくバリエーションで勝負する感じです。
音と会話ができるだけ被らないように設定してあって音フェチ系の中では賑やかな印象を受けました。

あとは音のレベルが全体的に高くて癒やされます。
私個人はどちらかというと耳マッサージのほうが好きですね。
手で耳を擦られる感覚や覆われる感覚がかなりリアルに味わえます。

耳舐めはナナエをもうちょっと激しくしたほうが違いが引き立つようにも思えますが
あまりやりすぎるとR-18にカテゴライズされてしまうのでこのへんが限界なのかもしれません。
もし次回作があるならもっとたっぷり聴きたいです。

耳を優しく責められるのが好きな人には特におすすめします。

CV:みやぢさん
総時間 34:26

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
34分で300円とコスパがいいので+1してあります。

↑このページのトップヘ