サークル「みじんこ」さんの催眠音声作品(男女両用)。
今回紹介する作品は、TOKYO EXE GIRLSというゲームに登場する穏やかな女の子が
司令官に催眠を交えたちょっぴりエッチなサービスをします。
タイトル通り心身のリラックスを重視した作りになってるのが特徴で
深呼吸を多めにやる、その最中に澄んだ音を鳴らす、脱力や深化を厚めにやるなど
催眠特有の心地よさをしっかり味わえるように誘導してからセルフ系のエッチをします。
擬人化少女がする癒しのご奉仕
ミミは明るくて穏やかな声の女の子。
自分に会いに来た主人公を嬉しそうに迎えると
彼のために特別コースでもてなします。
本作品は2018年10月31日にサービスを終了したゲームに出てくる彼女が
上司にあたる彼のためにおよそ45分間の優しいご奉仕をします。
催眠30分、エッチ10分と前者の比率をかなり高く設定し
シーンごとにやることを変えながら一歩ずつ着実に催眠状態を深めます。
ストーリー性は特にないのでゲームをプレイしたことがない人でも大丈夫です。
また男女どちらでも楽しめるように性器の表現は「あそこ」とぼかしてあります。
プレイもオナニー中心ですし、声に抵抗がないなら女性でも普通に聴けると思います。
最大の特徴は癒し重視の構成。
催眠パートの多くで深呼吸の指示を出す、「ぽーん」という音叉みたいな音を一定のリズムで鳴らす
体の脱力や深化を入念にやるなどリラクゼーションサロンらしいことを色々やります。
耳かきやマッサージといった定番のサービスは一切やらず
催眠の技術を駆使して癒す感じです。
催眠特有の心地よさをしっかり味わえるようになってて良いリフレッシュになります。
エッチについては事前に体を熱くする暗示を入れてから
ほぼフリースタイルでオナニーするシンプルなものです。
時間が短く純粋なエロさも低いので、催眠に比べたら存在感は薄めかなと。
技術と音を組み合わせた催眠
仰向けに横になって目を瞑り、まずは10分くらい深呼吸を続けます。
そして短いカウントに合わせて目を覚ましたり催眠状態に戻って徐々に深めます。
深呼吸は「吸ってー」「吐いてー」と合図を出しながら
その合間に催眠に関する小話をして緊張をほぐしたり
「重い」「重たくなる」といった暗示を入れて体のほうもリラックスさせます。
そして前項でも触れた「ぽーん」という音を長めの間隔で鳴らします。
音そのものに暗示を入れるセリフは少ないので音モノと呼ぶのは避けますが
彼女の声や言葉とは違う方向から癒してくれるのは事実です。
深呼吸を長めに続ける展開もテーマに合ってますし、先にしっかり癒してから深化させる流れで進めます。
続くカウントは数え上げる時は目を覚まし
数え下ろす時は「深く沈んでいく」などの暗示を入れて深化させるのを繰り返します。
催眠音声でよく見かける「揺さぶり」という技法ですね。
両者で声のトーンやしゃべる速度も変えてメリハリをつけてます。
2番目のパート(約10分)はさらなる深化。
先ほどと同じ効果音を鳴らしながら深呼吸して再びリラックスし
それから短いカウントと長いカウントを組み合わせて心身をさらに脱力させます。
やることは割とシンプルですけど繰り返しやるから
後になるほど体の重さや意識のぼやけを強く実感できます。
私が聴いた時も結構眠くなって心地よかったです。
序盤は心のリラックス、中盤は体のリラックスと深化、終盤は深化を行う手堅い催眠です。
聴き手の心身を癒すことを目的に、音を交えた深呼吸から入って体の脱力
揺さぶり形式によるさらなる脱力と深化を行います。
時間に対してやることを絞ってるおかげでひとつひとつが入念ですし
暗示の入れ方や表現方法もしっかりしててかなり深いところまで入れました。
催眠の感覚をまだ実感できない人がトレーニングするのにも向いてます。
体を温めてから絶頂へ
プレイは体の熱を高める、オナニーの見せ合いです。
エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
エッチの序盤で服を脱ぐ指示が出ます。
丁寧な催眠をかけて主人公の心身を落ち着けたミミは
引き続き暗示を使って今度はエッチな熱を高めます。
エッチは体を直接触れ合わせず言葉と指示で気持ちよくします。
最初の4分間はオナニーに向けた準備。
体が火照る暗示を小まめに入れてから脱力を解除し、服を脱ぐように言います。
女性の前で全裸になってオナニーするシチュは割とM向けですけど
本作品では彼女も裸でオナニーする形にして一緒に絶頂を目指します。
これなら恥ずかしさはかなり薄まりますし、彼女との一体感も得られてあまあま路線を維持できます。
続く6分間はオナニーを始めて絶頂するシーン。
彼女が彼の腕を操る暗示を入れて動きを制御し
最後に長めのカウントを数えてその中で射精を迎えます。
一般的な作品みたいに0を数えて追い込み暗示を入れるとかはやりません。
表現がやや曖昧になってるので、タイミングをある程度自由に決めていいのだと思います。
彼女の声や息遣いが普段とほとんど変わらないのは残念です。
このように、前半と後半でやることを変えてストレートに追い込むエッチが繰り広げられてます。
癒し重視の穏やかな作品
ミミは司令官をやってる主人公に心安らぐひと時を提供しようと
まずは30分ほどをかけてリラックス重視の催眠を施します。
そしてエッチは体を温めてから相互オナニーして一緒に絶頂を迎えます。
穏やかな女の子が癒しの催眠とセルフ系のエッチをするシチュ
十分な時間を割いてリラックスと深化をじっくり行うタイトル通りの催眠
純粋なエロさは控えめにして彼女に体を操られる感覚を与えながら射精させるシンプルなエッチ。
時間、内容どちらも催眠にかなり寄せた作品に仕上がってます。
中でも催眠は癒しに役立つ要素が充実してるおかげで効果も強いです。
深呼吸するシーンでいきなり暗示をガンガン入れたりせず
催眠に関する小話をして緊張をほぐすのも気配りがあって良いです。
脱力や深化も厚めにやりますし、多くの人が催眠の感覚を認識できると思います。
気になった点はカウントに頼り過ぎてるせいで流れがやや単調なことと
エッチで追い込む際に「気持ちいい」を連呼することです。
前者は催眠の中盤からカウントに合わせて暗示を入れるシーンが多く
それをエッチの終了まで続けるからどのシーンも似通ったものになってます。
カウントの回数を減らすか、他の手段で合図を出すのと組み合わせてたら随分違ったでしょう。
後者は男女どちらでも受け入れやすくするためにこうしたのかもしれませんが
「気持ちいい」だけだと正直弱いかなって思います。
充実した絶頂を迎えられたほうが視聴後の後味も良くなりますから
もう少し言葉を練り込んで具体的にどう気持ちいいかを伝えて欲しかったです。
この内容なら幸福感をたっぷり与えるとかも合ってるように思います。
絶頂シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
CV:まさきふぁんさん
総時間 46:44
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります