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   ● 【耳かき・耳舐め】四季のまほろば庵・冬音【バイノーラル・ハイレゾ】
   ● 【耳かき・耳舐め】四季のまほろば庵・涼夏【バイノーラル・ハイレゾ】


【耳かき・耳舐め】四季のまほろば庵・冬音【バイノーラル・ハイレゾ】

サークル「ねむりぬこ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、感情を表に出すのがちょっぴり苦手な女の子が
冬の雪山で出会った男性に特別なおもてなしをします。

音とキャラの両方で癒すバランスの取れたサービスが魅力で
少し吹雪いた風の音、部屋で鳴る囲炉裏や鉄瓶の音など冬を感じる音の数々が静かな雰囲気を作り上げ
口調は淡々としてるけど思いやりのこもった彼女の言葉やお世話が心を暖めます。
寒い冬を二人で暖かく
まほろば庵の店員「冬音」から様々なサービスを受けるお話。

「遭難 遭難している人? 違うの?」
冬音は淡々とした口調で話す素朴な声の女の子。
遭難者対策に雪兎の道しるべを作ってるところへ現れた主人公に声をかけると
すっかり冷えた体を暖めようとまほろば庵に招待します。

本作品は雪深い山里にある不思議な宿を舞台に
彼女が按摩、耳かき、エッチなサービスをして彼を安眠へと導きます。
彼女の話によるとまほろば庵は山で行き倒れた人々にのみ開放してる避難所みたいな場所らしく
最初に彼が遭難したかどうか尋ねたのもそういった意図があるそうです。

このシリーズは涼夏、秋葉、そして冬音と季節の名を冠した女性たちが
その時期に合った癒しを提供する風情重視の作風が魅力です。
本作も冒頭で二人が会うシーンでは雪を踏む足音や寒そうな風の音が鳴り
まほろば庵に到着してからはぱちぱちと囲炉裏が燃える音が流れ続けます。

冬の日を二人で過ごす雰囲気が出るようにどのパートも静けさを大事にしながらサービスを進めます。
環境音のレベルがかなり高いので終始落ち着いた気分で聴けるでしょう。

「…すごい 冬音は猫舌だから そんなに急には飲めない 尊敬する」
本作品の静けさに貢献してるもうひとつの要素は冬音のキャラ。
クールな口調でお世話しながら自分の思ったことを正直に言います。
無感情というよりは気持ちを表に出すのが苦手な不器用少女ですね。
いい加減なところはまったくないですし、彼女なりに頑張ろうとしてるのが伝わってきます。

また彼女は全編を通じてセリフを細かく区切りゆっくりのんびり語りかけます。
無言の時間はそれほどないのですが、間が多めに取られてるので時間の流れが緩やかに感じるでしょう。
環境音、キャラ、セリフと作品を構成する色んな部分の属性を揃えて二人のいる空間をリアルに表現しています。
音と会話を大事にした癒しのサービス
ここからは各サービスの詳細を紹介します。

一番最初の「温かいお茶と按摩」でするのは按摩(約15分)。
一緒にお茶を飲んで体を少し暖めてから背中と腰→お尻と脚→肩と首の順に揉んだり擦ったりします。
ちなみにここと次の「囲炉裏の側で耳かき」の序盤はバックで囲炉裏の音が流れます。

「しゅるー さすさす」と滑らかな摩擦音がゆっくり流れ
上半身では近くで、下半身はやや遠くでとお世話する部位によって音の距離感が微妙に変わります。
ノイズが若干入ってるのが気になるものの、服越しに擦ってるのがわかるくらい質感はリアルですし
動きについても乱暴さがなく比較的変化に富んでると言えます。
地肌にオイルを塗ってするマッサージとの違いが音でちゃんと出てるところが良いですね。

「体の芯がカチコチだから ちゃんとほぐしてあげないと 安眠できない」
「今夜は いつもと違ってあなたがいるから 静かでも 寂しくない」

最中の冬音はちょっぴり上気した吐息を漏らしつつ一生懸命取り組みます。
お茶を飲むまでのシーンに比べてセリフが抑えられてるのでより静かな印象を受けるでしょう。
また体を密着されてドキドキしてるからなのに、彼が緊張してるのはお世話が足りないからだと勘違いするなど
素朴さや性愛に対する不得手さを感じさせる仕草も見せてくれます。

サービス中のやり取りを通じて「彼女はこういう女性なのか」とわかるように作られてます。
音とキャラ(声)の両方で癒す本作品の魅力がよく出てるパートです。

次にするのは癒し系音声では定番の耳かき(約17分)。
膝枕になってタオルで両耳を拭いてから耳かき棒を使って汚れを取り
梵天と軽い息吹きで仕上げます。

タオルは若干じゃりっとした粗さのある摩擦音、耳かき棒は「ずりりっ ずしょっ」とやや篭った硬さのある音
梵天は耳かき棒より広くてふんわりした音が使われており
どれも使用する器具や部位に応じた比較的リアルな音と動きをします。

中でも耳かき棒は最も時間が長く取られてるだけあって
耳の溝に沿ってなぞったり、穴の中の壁を優しくこそぐなど動きに一際力を入れてます。
ですが結構ゴリッとしたパワフルな音をしてるので、音量を大きくしたまま聴くと耳や頭に響くかもしれません。
もう少し力を抑えて動かしたほうがリアルだし聴きやすくなると思います。

梵天も今の音だと梵天より綿棒っぽく聞こえるかなと。
環境音と同じく作品の雰囲気に合った柔らかい音にして欲しかったです。

「冬は肌寒くて寂しいけど 四季の中で 一番温もりが伝わる季節だから 冬音は 冬が 好き」
冬音については前のパートと同じくサービスに関する説明は一切せずに雑談を続けます。
タオルで拭いた後、耳かきを始める直前に囲炉裏を消すシーンがあり
やや遠くで風の音がするだけのより静かな時間が流れます。

パートの終盤で二人の親密度が一気に高まるやり取りがあったりと
単にお世話して終わりではなく、心が繋がっていく様子も描いた温かみのある耳かきです。
個人的には音よりも会話のほうがずっと心に残りました。
密着しながらひたすらシコシコ
エッチシーンは14分ほど。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキ、射精の際に効果音が鳴ります。

「ここ? もっと 下のところ…あっ これって」
耳かきを無事終えて主人公を寝かせようと添い寝した冬音は
彼の異常に速い心音を聴いてなんとなく事情を察知し、耳を舐めながら下半身に手を伸ばします。

エッチは彼女が服を脱がずに耳とおちんちんを責め続けます。
前項で少し触れたように彼女は男性との付き合い方をほとんど知りません。
だからここでも最初はちょっぴり不思議そうな表情でゆっくり上下にしごきます。

「いいよ 気持ちよくなってくれて 冬音も嬉しいから」
淫語と呼べるセリフはまったく言わないものの、音や息遣いといった他の部分で頑張ってます。
具体的には耳舐めだと甘噛みから始まって水分やペースを徐々に上げていく
手コキは滑らかな効果音がカウパーの分泌に伴い水気を帯び
射精の直前に差しかかる頃には粘液質のいやらしいものになる、といった具合です。

初めてエッチする女性が上手かったらそれはそれでまずいですし
彼女のキャラを崩さないよう気をつけながら適度なエロさを出してます。
正直なところこれだけで抜けるかと言われればあまり自信がありません。
やっぱり非エロがメインでこちらはおまけに近い位置づけです。
静かで温かい作品
季節感と冬音のキャラを大事にした癒し重視の作品です。

冬の番人として遭難者が出ないように気を配ってる素朴な女の子が
偶然出会った男性の心身両面を暖めようと心のこもったおもてなしをします。
多くのシーンで流れる冬らしい環境音と彼女のクールで優しいキャラがマッチしており
サービスをゆっくり進める展開も相まって聴けば聴くほど気持ちが落ち着いてきます。

「冬音は この音が好き あなたの 温もりが好き」
どちらかと言えば冬音の言葉や仕草のほうに強い癒しを感じました。
プロらしい慣れた手つきと、男性との付き合いにあまり慣れてない不器用さが混在した純朴な女性です。
最終的には結構仲良くなりますが恋愛に発展するほどでもないですし
次回以降の作品に向けてある程度の伏線を残したまま終わりを迎えます。

音については環境音がかなり良い一方で効果音は引っ掛かる部分が見られます。
両者の品質に差があると聴いた時にどうしても違和感が出ますし、効果音のレベルアップを期待したいです。
今でもそれなりの水準ですけどもっと良くなる余地があります。

サービスはこの中だと最初のお茶を飲むシーンと按摩が最も耳を惹きました。
マッサージにすると服を脱ぐ必要があるので男慣れしてない彼女がいきなりするには不適ですし
暖を取るためにやって来た本来の目的から大きくずれてしまいます。

お茶で体の中から、按摩で体の外から暖めてより踏み込んだサービスへと移る。
彼女が体を密着させる演出も含めて非常に重要なシーンです。
按摩をする音声作品がほとんどないのもあります。

エッチは極端な言い方ですがこの内容なら無理に入れなくてもよかったかなと。
エロ有りにしたほうが売れやすいのを見越してのことなのでしょうけど
非エロのサービスがこれだけ充実してると実用度はどうしても落ちてしまいます。
相手を務める女性によってエロ無し、エロ寄りと住み分けてしまうのも手かもしれません。

射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

寒い季節に温もりを与えてくれる作品です。

CV:秋野 花さん 金田みゅうさん(「秋葉と冬音の日常」パートのみ登場)
総時間 1:13:28

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【耳かき・耳舐め】四季のまほろば庵・涼夏【バイノーラル・ハイレゾ】

サークル「ねむりぬこ」さんの同人音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、涼やかな声で語りかけてくる世話好きなお姉さんが
山里にある旅館で男性の疲れた心と体をたっぷり癒します。

彼女の名前や季節を強く意識した風情のあるサービスが行われており
彼女自身の声や態度はもちろん、彼を喜ばせることを第一に考えた徹底したお世話っぷりや
バックで常に流れ続けるリアルな環境音の数々が自然な癒しを与えてくれます。
大和撫子と2人きりでのんびり
まほろば庵の店員「涼夏」から様々なサービスを受けるお話。

「あっ お目覚めになられたんですね お加減はどうですか?」
涼夏は明るくてお淑やかな声のお姉さん。
とある夏の日、暑さでぐったりしていた主人公を宿に運んで介抱すると
目覚めた彼に自己紹介や事情の説明をしてから引き続き癒してあげます。

本作品はバス停で偶然見かけた彼を根本から癒すことを目的に
彼女が耳かき・耳舐め・エッチなご奉仕といったサービスを50分近くに渡って行います。

まほろば庵は名前のイメージから癒し系専門店に思われがちですが
実際は個室風呂などを備えた旅館だそうです。
そのため彼女のサービスも全体的に家庭寄りのものになってます。
心の距離や堅苦しさがまったくないので実家に帰ったかのような安心感を覚えます。

「どうですか? 夕方になると いい風が入ってきて とても気持ちいいんですよ このお部屋」
この作品の特徴としてまず挙げられるのが環境音。
音声開始直後から終了時まで、何らかの自然に関する音が控えめな音量で流れ続けます。

季節が夏ということでセミの声も時折聞こえてくるものの
時間帯を考慮し風鈴の音、鈴虫など夜に鳴く虫の声、吹き抜ける爽やかな風など
賑やかさよりも静けさを感じさせる音のほうが圧倒的に多いです。
そしてこれらをシーンに応じて割合を変化させながらタイミングよく鳴らします。
処女作として見る限りは相当にレベルの高い演出と言えます。

「はい お礼の代わりに 精一杯のおもてなしをさせてください」
もうひとつのポイントは涼夏のキャラ。
見ず知らずの男性に対してまるで家族のように親しげに接し
サービス中は身も心も捧げる形で誠心誠意尽くします。

彼女自身が作中でも言ってるのですが、とにかく誰かに対してお世話するのが大好きな女性です。
かといって押しつけがましく感じないのは彼がどうしたら喜ぶかを考えてするからでしょう。
アダルトゲームで活躍されてる篠原ゆみさんの声と演技にも艶があり彼女にとてもマッチしてます。

緑豊かな場所で上品なお姉さんにまったり癒してもらう。
人間なら誰にでも通用する癒しの要素をいくつも組み込んでいる作品です。
シンプルで心の篭った耳かき
涼夏が一番最初にするサービスは耳かき(約14分30秒)。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と綿棒でお掃除します。
息吹きは次の耳舐めパートで行うためこの時点ではありません。

耳かき棒は「すりすり しゅるっ」という滑らかな摩擦音
梵天は「すりゅっ さすさす」という柔らかく滑らかな音が使われており
前者は一定のリズムで掻き出すように、後者はゆっくり回転させるように動きます。

どちらも音質は比較的良いのですが、聴いた限りではループ音を使用しているように思えます。
ペースや動きがどのシーンも同じですし、明らかに同じと思える音が何度も聞こえます。
現在の耳かき音声の多くはリアルタイムで録音してますから
同じ器具を使っていても左右や器具の位置によって随分と違う音が鳴ります。

耳かきが流行り始めた2013年頃ならこの演出でも通用したのでしょうが…。
正直なところ品質的に厳しいと私は考えてます。

「お世話を焼くのが 私の 生き甲斐みたいなものですから」
ただし、前項で説明したリアルな環境音や合間に投げかけられる彼女のセリフがそれをカバーしてます。
耳かきされてる感覚はともかく、まほろば庵にいる気分は味わえるんじゃないかなと。
耳かきにこだわりを持ってる人でなければ普通に楽しめるサービスです。

続く耳舐めはおよそ6分30秒間。
耳かきの最中に主人公の耳が敏感なことを察知した彼女が
目を瞑ってもらってから右耳→左耳の順にご奉仕します。

この段階ではまだエッチに突入してないことを考慮し
ゆっくりペースで水分高めの比較的上品なちゅぱ音を鳴らします。
バイノーラル録音のおかげで声や音の位置が非常に近く、プレイに臨場感があります。
欲を言うならもう少し長く聴きたかったですね。
涼夏のキャラを強く反映した初々しいエッチ
エッチシーンは12分ほど。
プレイは手コキ、耳舐め、フェラです。
手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「それは、その… もし 望んでいただけるのなら そちらのお世話もしてあげたいなって」
耳舐めですっかり目が覚めた主人公をお風呂場へと案内した涼夏は
タオル一枚の姿で背中を流した後、勢いで前の方もお世話したいと言います。

エッチは彼女に耳やおちんちんをたっぷり慰めてもらいます。
前半シーンに行うのは手コキ。
後ろから抱きつく感じで股間に手を伸ばし、泡交じりのいやらしい音をゆっくり鳴らします。

「あっ すごいっ これが男の人の…」
「涼夏のこと あなた好みの女にしてください」

エッチに入っても彼女の清楚なキャラはいささかも変わりません。
こういう行為に慣れてないことを素直に告げ、彼にどうしたら気持ちよくなるかを訊きながらご奉仕します。
そして彼が罪悪感を感じないようにと優しくてエッチな言葉を投げかけます。

責め方はゆっくりなんだけど非常に積極的なプレイです。
「ぎゅぷっ ぴちっ」という粘性を帯びた艶かしい水音も興奮を掻き立ててくれます。
しばらく経つと耳舐めが加わり2種類のエッチな音が同時に流れるようにもなります。

「こんな風に舌で (ちゅぱ音+効果音) ってすると 喜んでもらえるんだって もう覚えちゃいましたから」
対する後半は手コキしながらおちんちんを咥えてよりストレートに射精へと導きます。
上のセリフのように言葉に合わせて効果音を鳴らすきめ細かな演出が実にいいですね。
前半の手コキもループではなく彼女の手の動きに連動して効果音が鳴ります。

このように、性に不慣れな女性が尽くしてくれる癒しに満ちたプレイが繰り広げられています。
風情のある作品
涼夏のキャラと様々な効果音・環境音を組み合わせてひとつの落ち着いた世界を作り上げている作品です。

涼夏は具合の悪そうな主人公をバス停で見かけるとすぐさままほろば庵へと運び
つきっきりで看病するどころか耳かきやエッチなお世話までしてあげます。
最中に投げかけられる言葉も温かさや思いやりに溢れており
男性が女性に対して潜在的に抱いている依存心を存分に満たします。

「全然嫌じゃないですよ あなたが喜んでくれるのが 私の喜びなんです」
彼女は全編を通じて彼に何も求めず自ら進んで与え続けます。
この極めて強い奉仕の心が彼女の一番の魅力です。
エッチにおいて必要以上に乱れさせなかったのも良い判断だと思います。

そして都会から離れた場所で2人がのんびり過ごす様子を
多種多様かつリアルな環境音で表現しています。
私も聴く前は「処女作だからどんなものかなぁ」と期待半分、不安半分でしたが
最初のパートを聴いた時点でサークルさんが明確なビジョンを持ち、それに形にしてるのがわかりました。

夏と言われたら真っ先に思いつくセミの声を敢えて少なめにし
代わりに夏の中にある涼しい音を多めに組み込んで癒しを与えてくれます。
エッチシーンで流れるお湯の音も耳に心地よい刺激をもたらします。
この作品を語る上で環境音は絶対に外せない要素です。

唯一残念だったのは前々項でも書いた耳かき音です。
ここをしっかり仕上げていれば今よりもずっと良い作品になったでしょう。
シリーズ化を匂わせるセリフもありましたし、次回作以降でどうなるかに期待したいです。

エッチは責めるペースの遅さをちゅぱ音や効果音といった抜ける要素を重ねることで補ってます。
ストレートな淫語をほとんど言わずに雰囲気で盛り上げるプレイです。
効果音の鳴らし方がしっかりしてるので1回くらいは抜けるんじゃないかなと。

射精シーンは最後に1回。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

物語の世界に引き込み癒してくれる作品です。
優しい女性にお世話されるのが好き、環境音が好きな人におすすめします。

CV:篠原ゆみさん
総時間 51:14

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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