サークル「おんせん☆はにぃ」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、同じ学校に通ってる意地悪な後輩が
乳首をすっかり開発してる男子を自宅で存分に弄びます。
乳首をやや重視しながら焦らしや寸止めといったM向けのプレイをするのが特徴で
序盤はソフトにいじる程度、中盤はおちんちんも絡めて、終盤は彼を女性扱いするといった具合に
シーンによってやることを変えながら飴と鞭を使い分けて上手に手懐けます。
タイトルや販売ページの説明文から聴き手の乳首開発を応援する作品と思うでしょうけど
この音声を聴いて乳首開発できる可能性はほぼゼロです。
理由は追々説明するとして、そういう作品ではないことを頭に入れたうえでお読みください。
乳首好きな先輩とMに意地悪したい後輩
「せんぱーい せんぱーい います? いますよね?」
兎針は明るくて可愛い声の女の子。
放課後に主人公をストーキングし家までやって来ると
その理由を教えてから中へ入り興味深そうに室内を眺めます。
本作品はエッチなことをして男性が我慢する姿を見るのが好きな彼女が
授業中にもこっそり刺激するほど乳首ジャンキーな彼をおよそ90分に渡って調教します。
物語の開始時点から彼の性癖を彼女が見抜いてるので
彼女がご主人様、彼がペットの立ち位置で色んなプレイをして一緒に楽しみます。
「半分予想外ですねぇ ふふ もちろん想像しますよ 私 先輩のことをよく考えてるのです」
そして彼女はエッチするにあたり飴と鞭を使い分けながら進めます。
主導権や射精の権利といった大事な部分はしっかり握る代わりに
愛情を感じるセリフを投げかけたり多少のご褒美をあげて彼を喜ばせます。
焦らし、寸止め、射精管理など体への責めについては結構意地悪です。
しかし彼女の態度や最中のセリフを柔らかくして冷たさやきつさをある程度中和します。
射精シーンが近づくほど彼女も興奮した様子を見せますし
いじめや拷問ではなく2人の性癖が噛み合った結果こうなったふうに描かれてます。
エッチについては彼が乳首大好きなことを踏まえて全パートで必ずいじります。
しかしどう責めてるかの実況や、「かりかり」などの掛け声を出すことはごく僅かです。
いじってることを軽く告げたうえで彼の反応を実況したり彼女の心情を漏らします。
要は音声を聴いても彼女が乳首をどう責めてるかよくわからないんです。
乳首開発をテーマにする場合、まずは乳首をどういじるか聴き手に教えるところから始めます。
そうしないと未開発者が何をすればいいかわかりませんからね。
でも本作品はそこを大幅に飛ばしていきなり強めの責め方をしてるようなことを言います。
乳首オナサポ成分が皆無ですから通常の同人音声と同じ感覚で聴くことになります。
主人公が乳首を開発済みなところからスタートするのも疑問です。
未開発の設定にしたほうが聴き手も一緒に開発できてテーマに合うのと思うのですが…。
以上のことから乳首開発に期待してこの作品を聴いたらがっかりすると思います。
焦らし強めの意地悪なエッチ
プレイは耳舐め、おちんちんの愛撫、乳首責め、亀頭責め、手コキ、兎針のパンツを見る、女装、ローター責め、ペニバンアナルSEXです。
おちんちんの愛撫、亀頭責め、手コキ、ローター責め、アナルSEX、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
「今日は 耳にいい子いい子してあげます」
主人公の秘密をズバリ言い当てたうえで秘密の関係を持ち掛けると
兎針はひとまず乳首に触れず耳舐めだけして彼の感度を確認します。
エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート15分間は体への刺激をかなり抑えたプレイ。
Chapter.01(約6分)は耳舐めとズボン越しでおちんちんの愛撫
Chapter.02(約9分)は乳首を時間いっぱいいじります。
「引っ張ったり つねったり コリコリしたり 乳首を弄ばれてるんですよ なのに そんなに勃起しちゃうの?」
最中の会話を聴く限り彼女は男の乳首をいじり慣れてるようです。
彼の弱点を弄びながら嬉しそうな表情で語り掛けます。
Chapter.01は耳舐めのちゅぱ音と愛撫の効果音でプレイの様子を表現し
Chapter.02は上のように乳首責めの大まかな実況を挟んで雰囲気を作ります。
私はてっきりいじり方を手取り足取り教えてくれると思ってたものですから
この内容ではさすがに未開発者は戸惑うんじゃないかなぁと。
「本気で乳首開発したい方に向いてます」と書くならもっと親切丁寧なリードをしたほうが良いです。
続く3パート44分間はおちんちんやアナルの快感にも手を広げます。
Chapter.03(約16分)は乳首と亀頭を同時に責め
Chapter.04(約13分)は乳首責め、手コキ、顔面騎乗をします。
そしてChapter.05(約15分)は女装してからローター責めとアナルSEXで連続射精させます。
「聞こえちゃってるねー おちんぽ 手のひらでちょっと撫でただけなのに 気持ちよさそうに泣いてるね」
このへんまで来ると主従関係が確立してるので展開もスムーズ。
変に焦らしたりせずパート序盤から性感帯をいじって幸せな射精に追い込みます。
しかしギリギリのところで寸止めするとか、ノーハンドで射精させるところは彼女らしいです。
おまんこが濡れてることを伝えるなど、彼を見下さず一緒に楽しむ優しいところを見せてくれます。
実際のところ乳首ジャンキーな男を受け止められる女性はなかなかいないでしょうから
射精を自由にできなくなったとしても十分美味しい状況と言えます。
彼女も彼が従順な限りは惜しみない愛情を注いで心をガッチリ掴みます。
乳首責めは相変わらずいじってることを合間にさらりと言う程度です。
「可愛い 声我慢してる先輩 可愛い 先輩 先輩 先輩っ」
一番個性が強いのは最後のChapter.05。
女性用の衣服を彼に着せてからおもちゃを使っておちんちんとアナルを責めます。
どちらも違う効果音を鳴らすおかげでプレイの様子がわかりやすいですし
彼を本気で女の子扱いする彼女の態度も愛に溢れてます。
乳首が完全な脇役になってるのは残念ですけど、2人の仲の良さが感じられるプレイなのは事実です。
このように、乳首責めを多めに絡めながら調教やメス化を進めるアブノーマルなエッチが繰り広げられてます。
調教&射精管理作品としてなら
兎針は公共の場でも乳首をいじってしまう主人公を上手く手懐けようと
彼の性癖を見抜いてると伝えてからまずはソフトなプレイで焦らします。
そして中盤以降はおちんちんやアナル責めも加え、通常の射精よりも強くて背徳的な快感を与えます。
意地悪だけど優しいところもある後輩が乳首開発済みな先輩を自分好みに調教するM向けのシチュ
乳首を積極的にいじりながら射精を禁止して主従関係を確立する割と意地悪なエッチ
主導権を握ったうえで多少の愛情も注ぐ彼女のキャラ。
一般的な乳首作品とはかなり違うやり方で作品を組み立ててます。
私はこの作品のタイトルや謳い文句からかなりガチな乳首開発をするのだろうと予測してました。
でも実際は開発要素がほぼなく、乳首はとりあえずいじってることを伝える程度に留めてます。
このへんをどう捉えるかで本作品に対する評価が変わるんじゃないかなと。
厳しい言い方になりますけど、残念ながらこの音声では乳首開発のスタートラインにすら立ててないです。
乳首はおちんちんと違いじっくり開発していかないとなかなか気持ちよさを実感できません。
だからそこを音声できっちりサポートするのが望ましいです。
それなのにろくな説明もせず、掛け声も出さずでは何もしてないのと変わりません。
なぜこの内容で乳首を開発できるとサークルさんが思われたのか本気で理解に苦しみます。
私のレビューをよく読んでる人ならわかるでしょうけど
同人音声の部屋では乳首が絡む作品の紹介を積極的にやってます(現時点で200本以上)。
それは個人的に乳首をいじるのが好きなのと、音声の1ジャンルとして純粋に面白いと思ってるからです。
たぶんゲームや漫画で乳首特化の作品はなかなかないんじゃないでしょうか。
思い入れのあるジャンルだから良くないものに対しては普段よりも厳しいことを書きます。
射精シーンは3回。
淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「乳首責めおまけ」です(音声と動画の2パターンあります)。
CV:陽向葵ゅかさん
総時間 1:38:25(本編…1:29:33 おまけ…8:52)
オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点
体験版はこちらにあります
追記
2021年12月21日まで30%OFFの1155円で販売されてます。