同人音声の部屋

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タグ:あめいじんぐ

   ● スライムヒュプノシスリラクゼーションプログラム
   ● 悪の女幹部に洗脳される催眠音声
   ● お姉さんに寄生虫を入れられて虜になる催眠音声


スライムヒュプノシスリラクゼーションプログラム

サークル「あめいじんぐ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、母性豊かな声と態度のスライムが
人間には決してできない独特な方法で癒しと性的快感をプレゼントします。

彼女が脳内に直接侵入しサービスする催眠とエッチが魅力で
催眠パートでは脳を直接洗うイメージに効果音と暗示を絡めて心地いい気分を与え
エッチではMな主人公の好みに合わせた2つの快感で射精へと導きます。
スライムの柔らかな体に脳を包まれて
マザースライムのご奉仕を受けて心身をリフレッシュするお話。

「初めまして 今回 スライムヒュプノシスリラクゼーションプログラムにご参加いただき 誠にありがとうございます」
マザースライムはお淑やかで温かい声の女性。
主人公に今回行うプラグラムの目的や内容を簡単に説明すると
彼がより催眠に入りやすくなるように周りの環境を確認します。

本作品は「スライムだからこそできる癒し」をテーマに
彼女が催眠をかけながら彼の脳内に侵入し、心と体のコントロールを奪った上でセルフスタイルのエッチをします。
平たく言えば脳姦にあたるわけですが、できるだけ多くの人がこのサービスを受け入れられるように
催眠・エッチいずれも聴き手のことを第一に考え、願望を叶える形でリードします。

「難しく考える必要はありません 眠る時と同じように 体の力を抜いていきましょう」
そう言い切れる理由の第一は彼女のキャラ。
マザースライムの名に相応しい母性を感じる柔らかな声で語りかけるシーンが非常に多く
聴けば聴くほど母親に抱かれてる時のような心地いい感覚が湧いてきます。

サービスについても冒頭で「このプログラムに危険性は無い」とはっきり伝え
その上でシンプルな技法を作品のテーマに合わせてアレンジしながら進めます。
キーとなる脳姦も他のイメージに置き換えることで取り組みやすくしています。
初心者向けとまでは言いませんが聴き手に配慮してる部分が数多く見られます。

催眠は3パート27分30秒間。
ゆったりした服装で仰向けに横になって目を瞑り
まずは彼女に言われた部位に力を入れる→脱力するのを繰り返します。

「力が抜ける さっき入っていた力が すべて抜けてしまう」
「まるで指先から水が出て行くように 少しずつ力が抜け切っていく」

右腕、左腕、右足、左足と順に進めながら彼女はその都度厚めの暗示を入れます。
ストレートに「力が抜ける」と言ったり比喩を用いたりと時間をかけて丁寧に行います。

力を入れる時と抜いた時で彼女の口調が大きく切り替わるのがいいですね。
前者は力強くやや速いペースで、後者はゆったりのんびりしたペースで語りかけることで
言葉だけでなく雰囲気によっても脱力を効果的に促します。

体が適度にリラックスできた後は心のリラックス。
水中に漂ってる自分をイメージし、カウントに合わせて水底に少しずつ沈んでいきます。

「あなたの意識が どんどん 心の深くに沈んでいって まどろんでいきます」
ここも数カウントごとに「深い」「沈む」といった言葉を多めに盛り込んだセリフを投げかけ
およそ4分30秒をかけてじっくりと意識の力を弱めます。
彼女の大らかな口調も相まって後になるほど眠気を感じる人がきっといるでしょう。

またこのパートでは終盤に彼女が彼の脳内に侵入する様子も描かれています。
耳舐めのようなちゅぱ音を軽く鳴らすだけですから、余程苦手な人でもなければ受け入れられると思います。

そして最後の「理性、記憶の洗浄」パートはエッチを存分に楽しんでもらうために
理性や記憶といった頭の中に残ってる余計なものを彼女が直接取り除きます。

「私が頭の中を洗うと 少しずつ暗闇が晴れて あなたの周りが明るくなっていきます」
彼女の体が脳を包み込む様子を「ごぽごぽ」という泡が弾ける音
磨き上げる様子を「ぽりぽり しゅりっ」という泡交じりの水音で表現します。
前者は水中に潜ってる音、後者はスポンジで体を洗う音にとても近いです。
直接的な描写をできるだけ避け、癒しを感じる声や音を使ってイメージさせます。

パートの後半で記憶を消す=記憶支配の暗示を入れてきますが
残念ながら私の場合は一時的にせよ忘れた感覚は特にしませんでした。
この暗示はかなり深い催眠状態でないと通りにくいものですから
本気でそうさせたいのならもっと入念に施す必要があります。
この部分だけは引っ掛かりました。

十分にリラックスと深化をさせてからメインの暗示を入れるオーソドックスな催眠です。
マザースライムが頭の中に入り込み心身を操作されてる感覚を味わわせることを目的に
漸進的弛緩法、カウントとイメージを交えた深化、脳姦を別のイメージに置き換えた暗示といったように
古典系の技術を中心にそれぞれを慎重に行っています。

あめいじんぐさんは以前の作品だとセリフの表現方法に難のあるサークルさんでしたが
今作ではその部分が大幅に改善され、受け入れにくいプレイを癒しの要素で上手く包み込んでいます。
脳を犯す様子をお風呂で体を洗浄するイメージに例え、効果音を鳴らす工夫が特に印象的でした。
体の重さはいまいちですが、意識のぼやけや眠気はそれなりに感じるでしょう。
操られる快感と見られる快感
エッチシーンはおよそ14分間。
プレイはオナニー、痴態を観察されるです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今度は頭の中だけでなく 体も気持ちよくしてあげるね」
癒しの催眠で主人公の脳をとろとろにしたマザースライムは
彼にもっと気持ちよくなってもらおうと様々な指示を出してオナニーをコントロールします。

エッチは彼女に言われた通りに手を動かしおちんちんを慰めます。
前半シーンは体よりも心の興奮に重点を置いたプレイ。
手をおちんちんに触れさせるだけで敢えて動かさず、そのまま亀頭を見せつける指示を出したり
「変態」など軽い言葉責めをして彼のM心をくすぐります。

「私の指示に従って あなたの恥ずかしいところを 私に見せつけて とっても変態さんですね うふふっ」
エッチに入ると彼女は打って変わって嗜虐的な声と口調に変化し
オナニーをわざと停止させる(寸止め)をしたり、自分にすべてを見られてることを強く意識させます。

催眠音声のエッチと言えば感度を上昇させる暗示を入れるのが定番なのですが
本作品の場合は手の動きを制御する暗示を中心に据え、言葉責めや視線で気持ちを高ぶらせます。
セルフ系の中でもあまり見かけないタイプのエッチです。

「もしイきたくなっても 手が勝手に遅くなっていきます」
後半に入っても彼女は腕が思い通りに動かなくなる暗示を入れたり
セリフを頻繁に挟みながらカウントをゆっくり数えて射精を限界まで遅らせます。
オナニーの純粋なプレイ時間が約7分と短いので1日くらいは溜めてから挑むのがいいでしょう。
うまく催眠に入っていれば暗示の効果でもどかしい思いを味わうことになります。

このように、心身をバランスよく責めるエッチが繰り広げられています。
癒し系人外作品
脳姦を極限までソフトに描いた個性的な作品です。

マザースライムはプログラムを受けてくれた主人公が充実した時間を送れるように
最初からどうやってサービスするかをはっきり告げ、その上で催眠を通じて自分の体を脳に滑り込ませます。
そしてエッチに入るとキャラを大きく切り替え羞恥を与えながらおちんちんを自由にいじらせます。

「あなたの好みや どうされたいかを分析した結果から あなたの気持ちよくなれる構成にしてみました」
彼女自身が最終パートでこう言ってるように、エッチで意地悪をするのもすべて彼を思ってのことです。
脳を掌握してる状況を利用して脅したり記憶を書き換えるといったシーンは一切ありません。
人間にとって最も大事な部分を気分良く預けてもらえるように言葉を選んで進めます。
隅から隅まで癒しの要素一色な作品です。

催眠はサークルさんの努力の跡が窺えます。
術者本位だったセリフを聴き手本位に大きく切り替え、難しいプレイに果敢に挑戦しています。
私個人はそこまで深いところまで入れませんでしたが、脳姦に対して嫌な気分をまったく抱かなかったのも事実です。
今後の作品に期待が持てる内容でした。

エッチは同人と催眠のハイブリッドと呼ぶのが妥当なプレイです。
暗示で手を制御し寸止めさせるアプローチはそのままに
視姦にも「彼女の視線を感じるほど体が熱くなる」などの暗示を絡めればより良くなったと思います。
脳を犯してるシチュならばやはり心に対する責めにも工夫がほしいです。

射精シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

液体状の体を持つスライムならではのプレイが味わえる作品です。
脳姦好き、変わった癒し系作品を聴きたい人におすすめします。

CV:白夜あこさん
総時間 53:05

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

悪の女幹部に洗脳される催眠音声

サークル「あめいじんぐ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、従順な部下にはとっても優しく接する女幹部が
街中で捕まえた少年に催眠を使った快楽責めをします。

ガスを吸わせて体の自由を奪う、特殊な音を聴かせて記憶を消去するなど
洗脳っぽい要素を交えた催眠とエッチを繰り広げているのが特徴です。
女幹部のちょっぴり危ない勧誘
女幹部に催眠をかけられ部下になるお話。

「ようやくお目覚めね おはよう 捕虜くん」
女幹部は穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
眠りから目覚めた少年にこれまでのいきさつを説明すると
組織のメンバーとして迎え入れるために催眠を施します。

本作品は最近人員不足で悩んでいる彼女の組織が
周辺地域の住民から適正の高い人材を誘拐し、様々な手を使って勧誘する様子を
少年の視点で主観的に楽しみます。

悪の女幹部に洗脳される展開からかなりヤバイ内容と感じる人がいるかもしれません。
ですが実際は催眠に洗脳チックな要素を交えて行う割とオーソドックスなものです。
ですからどぎつい責めを期待しているとちょっぴりがっかりする反面
ややM~Mあたりの人なら誰でも聴けるとっつきやすさがあります。

「これからあなたを洗脳して 私たちのために動いてもらうようになってもらうわ」
本作品がマイルドと感じる最もわかりやすい要素は女幹部の態度。
自分たちのアジトに連れ込みベッドに拘束している圧倒的に有利な状況にも関わらず
痛いことや苦しいことを特にせず快楽で彼の心と体をモノにしようとします。

餌をたっぷり与えて離れられなくするタイプの責めですね。
口調も女幹部よりは近所のお姉さんに近い穏やかさがあります。
そしてこれらは彼女の指示や命令を拒絶しにくくする効果を持っています。

催眠は3パート33分ほど。
まずは彼女がこの部屋に麻痺効果つきのガスを流し込み
それをたっぷり吸って体を徹底的に動けなくします。

「ガスの効力で 体の力が抜けてくる どんどん腕に力が入らなくなっていく」
「ガスが濃くなるにつれて あなたの意識も どんどん霧がかかったように 真っ白になっていく」

やや前を空けて「ぷしゅー」と鳴るガスの噴出音を聴きながら
彼女の合図でゆっくり深呼吸をしていると、心がだんだんと落ち着いてくるのを感じるでしょう。
そして同時に上半身と下半身をいくつかのパーツに分け
それぞれで「力が入らなくなる」「動けなくなる」といった脱力を促す言葉を投げかけます。

他の催眠音声によく見られる深呼吸や分割弛緩法を
作品のテーマに合わせてアレンジしているわけです。
脱力感はほどほどですがリラックス気分はそれなりに味わえます。

次のパートは組織が開発した特殊な音が登場し
それを聴いて今度は頭の中を空っぽにします。

「この音を聞いていると 頭の中の記憶が どんどんなくなっていく」
「ブォン ブォン」という振動音が耳や頭に適度な刺激を与えてくれます。
音の感じからバイノーラルビートなのでしょう。
頭の中を軽く揺さぶられているような心地よさを感じます。
彼女も音や自分の声により集中できるようサポートしています。

そうやって心と体の両方を骨抜きにしたところで
女幹部はいよいよ自分の部下にするための暗示を入れ始めます。

「私に従うと 気持ちいい とても幸せな気分になれる」
「すーっと意識がなくなっていく 今までの自分が消えていく 何もわからない」

ここでもストレートに「従え」と言ったり高圧的に振舞うことは一切ありません。
「今の気持ちいい感覚は私の声を聴いているから そして言葉に従えばもっと気持ちよくなるよ」と
精神的な快感と指示に従う喜びを絡めて上手に伝えています。

リラックスにかなり力を入れてますし、口調やセリフの内容も穏やかですから
少なくとも彼女に対して嫌な気分を抱く人はほとんどいないでしょう。
押し付けがましくないから拒絶する必要性を感じない、といったところです。

組織で行う洗脳の様子に催眠の技術を組み込んだシンプルな催眠です。
聴き手を女幹部の命令に従う人形にするのを目的に
古典的な催眠技法を手順を踏んでゆっくり、じっくり行使しています。

酷評した前作「お姉さんに寄生虫を入れられて虜になる催眠音声」に比べると
全体的流れや技術の組み立て具合、暗示の入れ方に至るまでがかなり良くなりました。
特にテーマと技術の親和性の高さが印象的です。
このへんがしっかりしてると作品の世界に浸りやすくなり、結果的に催眠を受け入れやすくなります。

しかし改善したほうが良いと思われる要素もいくつか見られました。
最も気になったのは暗示に否定的な表現を使いすぎていることです。

「頭が動かない 自分で考えることができない」
ガスを吸引するパートで女幹部が「~できない」と言葉を投げかけてくるシーンが数多く登場します。
ここを例えば「頭がとても重い 意識がぼんやりして 自分で考えるのが面倒になる」みたいに
肯定的な表現で揃えると聴き手が暗示を受け入れやすく感じるようになります。

私も実際に聴いてみたところ脱力のかかり具合がかなり弱かったです。
細かいところなのですが暗示は肯定表現を意識して使ったほうが効果的と思われます。
逆にそれを利用して一気に催眠を深める作品なんかもあるんですけどね…。
少なくとも本作品にはそういった要素は特に見られませんでした。

まとめると、テーマに沿ってるのだけど完成度にやや難がある催眠です。
指示に従う喜びを感じるエッチ
エッチシーンは19分間。
プレイは命令の遂行、フェラ、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「命令します 右手を胸の上に置きなさい」
催眠を使って少年を従順な心と体に作り変えた女幹部は
その効果を確認しようと早速いくつかの命令を出します。

エッチは彼女の出す指示に従う形で進みます。
右手を上に置くところから始まり、服従のセリフを復唱する、服を脱いでおちんちんを見せつけるなど
最後の射精に向かってその内容が段階的にハードになります。

ですがM字開脚の格好でアヘ顔ダブルピースをするとか、エアSEXでおちんちんを振り回すといった
変態あるいはドMに位置づけられるプレイは登場しません。
彼女の目的は彼の心を掴み部下にすることですから
命令できる立場になっても相変わらず穏やかな態度で接してきます。
純粋な快感と彼女の言う通りに動く幸せの両方を楽しむエッチだと思います。

「あなたのおちんちん ピンク色の粘膜も ドクンドクン波打っている カリの部分も全部見えてるわ」
「1回口づけするごとに あなたは気持ちよくなる」

彼女の優しさが最もよく表れているのが中盤に登場するフェラシーン。
少年を裸にし、そのおちんちんを興味深そうに眺めた後
顔を近づけて何度も息を吹きかけ、さらには亀頭にキスをしたりおちんちんを舐めたりします。

女幹部が捕虜にフェラをするシチュ自体がとても珍しいです。
ちゅぱ音も結構ハードでエロく、彼を気持ちよくしようとする強い意思を感じます。
部下に優しく接し、大事にする言わば理想の上司を彼女は演じます。

メインのプレイとなるオナニーはおよそ6分間。
彼女が100数える間は射精を我慢し続け、0になったら射精するシンプルなものです。
しかし私が聴いた限りでは100から10まではカウントを数えてくれず
「シコシコ」などのセリフを投げかけてオナニーをリードしていました。
そして10からは普通にカウントを行い、0の射精に合わせて追い込み暗示を入れる流れです。

ちなみに催眠音声によくある感度強化を入れるシーンはほとんどありません。
ですから彼女の指示に従うことに喜びを感じたり
見られながらオナニーするシチュが主なエロ要素と言えます。
簡単に言えば同人と催眠の中間あたりに位置するエッチをしています。
暗示を使って心や体をコントロールするシーンをもう少し入れて欲しかったです。

このように、女幹部の指示に従うことを楽しませるエッチが繰り広げられています。
もう一歩な作品
どちらかというとエッチより催眠に魅力を感じる作品です。

女幹部は自分の組織に無理矢理連れ込み拘束したとは思えないほどに
終始柔らかい物腰で語りかけ、少年を快楽で染めて屈服させようとします。

タイトルの「洗脳」からくるイメージとはまるで違うため
聴き始めた直後はそのあまりに穏やかな雰囲気に戸惑う人もいるでしょう。
しかしそれが彼女の言うことに強く抵抗できない環境を作り上げています。
方向性が違うだけで確かに彼女は彼を篭絡しています。

そのための具体的な手段に催眠の技術を使用しています。
使われている技術自体は至ってシンプルです。
ですが洗脳から連想される要素を盛り込んで面白味を出しています。
この工夫が有料作品にとって大切な魅力を作品に与えています。

しかし催眠音声として見た場合、色々と腑に落ちない部分が見られます。
ここまでに挙げた部分以外にも聴き手に違和感や疑問を与えかねないシーンや描写がいくつもあります。
例えば同じ部屋にいるのになんで女幹部はガスの影響を受けないのか?
入念な脱力をしたのにエッチの序盤でなぜ解除せずに服を脱ぐ指示を出しているのか?などです。
特に後者はベッドに拘束されていたのだから事前にそれを解く描写も入るのが自然です。

催眠にとって違和感や疑問を与えないことはとても重要です。
疑問を感じることで思考=意識が活性化し催眠の妨げになるからです。
そのための配慮が本作品には欠けていると私は考えています。
今後の作品でどう改善されるのかに期待したいです。

エッチは暗示ではなく指示に従ってオナニーをします。
この内容だと催眠からいささか脱線しているかなと。
射精シーンは最後の最後で1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこの点数とさせていただきました。

CV:月宮怜さん
総時間 1:01:27

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

お姉さんに寄生虫を入れられて虜になる催眠音声

サークル「あめいじんぐ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、いつもとは少し違う様子の幼馴染が
催眠を使って主人公に謎の触手生物を植え付け、そのしもべへと作り変えます。

「触手による洗脳」という催眠音声ではあまり見かけないテーマ
最初は優しかった彼女が次第に本性を現すホラーテイストな展開など
ちょっぴりブラックな要素を数多く交えて屈服させられる背徳感を味わわせてくれます。
突然現れた幼馴染の正体とは
幼馴染のお姉さんに催眠をかけられ寄生虫の宿主へと変えられるお話。

「ごめんねー 急に声かけちゃって」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
主人公に急に会いたくなりやってきたことを申し訳なさそうに告げると
寝ようとしている彼にそのまま自分の話を聞くよう言います。

本作品はタイトル通り謎生物に寄生される快感を
催眠の技術によって聴き手に主観的に楽しませることを目的としています。
途中の展開はもちろん、結末もややバッドな感じになっているため
人を選ぶところもありますが好きならのめり込める魅力も持っています。
プレイをハードにするのではなく自分の行く末に絶望させることで背徳感を煽ってくれます。

催眠は2パート12分30秒間。
まずは仰向けに横になり、目を瞑って深呼吸をしながら
彼女の声に合わせて目を上下左右に動かします。

「なんだか頭が疲れてきたね 少しずつ 考えることもできなくなってきたかな?」
およそ4分30秒間断続的に目を動かし続けるため
後になるほど目の周辺に軽い痛みや疲労を感じるようになるでしょう。
そこへすかさず彼女はこちらの思考や体の自由を奪う暗示を入れてきます。

さすがにこれだけで彼女の言うとおりになる可能性はそんなに高くないのですが
催眠の序盤に用いる技法としては割と効果的だと思います。

お次は長めのカウントを聞きながら腕、胴体、脚、おちんちん、脳の脱力を行います。

「時間が進むほど あなたの肩 腕 手が動かなくなっていく」
ここでは先ほどまで明るかった彼女が本性を現し
意思の無い人形のような無機質な声で心身のコントロールを奪いにかかります。
技法自体は分割弛緩法という催眠音声では非常にメジャーなものなのですが
この演出があるおかげでひんやりとした緊張感が漂っています。

古典系の技法(おそらくは眼球運動法と分割弛緩法)を用いた極めてシンプルな催眠です。
寄生虫に心と体を乗っ取られた気分を味わわせることを目的に
まずは目の運動によって神経の適度な疲労を誘い
それからカウントを交える形で体の主要なパーツを少しずつ脱力させます。
短い時間の中でやることを絞り込み、それらをストレートに進めているところがいいですね。

しかし流れ自体は結構いいのですが最中の暗示がかなり少なく
結果的に体が言うことをきかない気分が味わえる人はそこまで多くないと私は考えています。

まず前半は「上 下 右 左」の指示を与えるところは頑張っているのですが
思考力を奪う暗示は最後のほうで少し言う程度に留まっています。
聴き手に目を動かしてもらうのは暗示を入れやすくするのが目的ですから
そこで暗示をあまり入れないのはそれこそ本末転倒です。

個人的には凝視法のほうが視神経の疲労も誘えるし、暗示も入れやすいので適していると思います。
目の運動にこだわるのならバックでメトロノームを鳴らし、それに合わせて目をゆっくり動かしてもらいながら
リズミカルに暗示を入れるといった方法もあります。

後半は毎回数えるカウントの前後で暗示をほぼ入れていないところが気になりました。
深化を目的としてカウントを数える場合、特にカウントの直後に追い込み暗示を入れるのが有効です。
例えば「腕の力が抜ける、どんどん抜ける、すーっと抜ける、抜ければ抜けるほど催眠が深くなる」などです。
しかし本作品ではカウント後に「乗っ取り完了」と事実を伝えるだけの場合が多いです。

「あなたのおちんちんが寄生虫のものになる 寄生虫の都合のいいように改造される」
あと深化パートにおけるお姉さんのセリフに彼女や寄生虫本位なものが多く
人によってはそれに対して抵抗感を抱くことがそれなりに予想されます。
催眠はお互いの信頼関係が第一ですから、聴き手に嫌な気分を抱かせないことはとても重要です。
それを深化という重要なシーンで彼女自身が自ら損なっているのは大いに疑問です。

まとめますと、全体の流れはいいのですが細部の作りに疑問が残る催眠です。
射精と共に断たれる「人間としての自分」
エッチシーンは3分30秒ほど。
プレイはオナニーのみです。

触手が蠢く際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「宿主が最初にやることは 寄生虫のために生殖器を刺激して 性的快感を捧げること」
主人公の頭の中に触手を埋め込むことに成功したお姉さんは
その完全な下僕となるための儀式としてオナニーするよう命令します。

エッチはオナニー開始の合図が出てからしばらくしごき
終盤カウントに合わせて射精する至ってシンプルなものです。
しかしこのプレイは単なる射精ではなく寄生虫へのご奉仕。
それを反映して最中は服従のセリフを復唱するなどの行為が登場します。
挿し絵のように彼女とSEXするシーンはありません。

「さぁ 右手でおちんちんを触りなさい 脚は触りやすいように開きなさい」
催眠としては運動支配の暗示を入れてくることが多いのですが
「腕が勝手に動き出し、射精が終わるまで止まらない」とかではなく
上のセリフのように「~しなさい」とストレートに命令する言い回しがされています。
そういう意味では催眠ではなく調教・洗脳プレイと呼んだほうが妥当かなと。

このように、屈服させられたことをわからせるエッチが繰り広げられます。
コンセプトは面白いのだが
触手型の謎生物に自分のすべてを乗っ取られる展開が魅力の催眠風ボイスドラマです。

お姉さんは最初は普通の幼馴染、しばらくすると寄生虫の奴隷として
主人公を仲間に取り込むために催眠を絡めた独特なプレイを行います。
催眠音声と言えば良くも悪くも甘い、優しいテーマを扱った作品が多いだけに
こういう突き落とされる展開にはゾクゾクするものを感じます。
その路線を維持した結末もある種の潔さがあります。

ですがこの作品は催眠音声ですから、聴き手を一定以上の催眠状態へと導き
主人公が味わっている諸々の感覚を主観的に楽しませるのが望ましいです。
そのための道筋に技術的な問題があるのが残念でなりません。
全体的に見て暗示の表現方法やボリュームに難があります。

「あなたの快感は寄生虫のもの あなたが気持ちよくなるのはすべて寄生虫のため」
特に表現方法が聴き手のためではなく寄生虫のためであることを全面的に押し出しているので
ここを「寄生虫のために自分を捧げるのは幸せ」とか
聴き手がなんとなく良さそうに思えるような表現にしてみると
同じプレイでもまったく違った印象を抱く可能性があります。
このあたりは次回作以降でどうなっていくのかに期待したいです。

エッチは心身を支配されたことにどれだけ興奮できるかがカギです。
射精後にも心をさらに突き崩す演出があったりと方向性はしっかりしています。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

テーマ性はあるのだけど催眠音声としての機能面に難があることから
今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 26:30

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

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