同人音声の部屋

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タグ:あずさ-はちごう

   ● 同棲彼女がやっぱり可愛い!~甘いおねだり、時々いじわる~
   ● 動けないのってどんな気持ち?-幼馴染みによる緊縛悪戯音声-
   ● 妹のいたずらに寝たフリでひたすら耐える音声


同棲彼女がやっぱり可愛い!~甘いおねだり、時々いじわる~

サークル「+ ucca ∫ ucca +」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、可愛くてちょっぴり意地悪なところもある同棲中の彼女が
とある悩みを抱えてる彼にエッチな悪戯を仕掛けます。

射精できない彼に色んな誘惑をしてその気にさせるラブラブなエッチが魅力で
ジュースで濡れて透けたおっぱいを見せたり、体を密着させたままおちんちんをマッサージしつつ
彼女自身も熱っぽい吐息を漏らしてエッチしたい気持ちをアピールします。
意地悪要素は薄いですから一風変わった純愛ストーリーとして誰でも楽しめるでしょう。
シちゃいけない彼氏とシたい彼女
彼女に誘惑されあまあまなエッチをするお話。

「おっかえりー 今日は早かったね こんな時間に帰ってくるなんて珍しいんじゃない?」
彼女は明るくて甘い声のお姉さん。
いつもより早く帰宅した主人公を嬉しそうに迎えると
健康診断を明日に控えて憂鬱そうな彼にその理由を尋ねます。

本作品は一緒の家に住むほど仲の良いカップルが
およそ70分に渡る色んなエッチを通じて愛情をさらに深めます。
恋人同士ということで堅苦しい挨拶ややり取りは一切なく
そらまめ。さんのナチュラルな演技も相まって終始温かい空気が漂ってます。
ちなみにシナリオはサークルあずさ-はちごうさんの中の人が担当されてるそうです。

「もうちょっと起きてる? ふふふ やったー え? 別に悪巧みなんて考えてないけど」
主人公は健康診断の前日ということで激しい運動や射精をしない気持ちで帰宅しました。
しかし彼女はこの日に限ってとてもムラムラしておりエッチする気まんまんです。
だからご飯を食べたらすぐ寝ると言う彼にもうちょっと起きてるようお願いし
その時間を使って彼をその気にさせようと様々な誘惑を仕掛けます。

エッチしちゃいけない男性とエッチしたい女性。
正反対の思惑を抱く二人がどのような駆け引きをしていくかが本作品の大きな聴きどころです。

といっても彼女は彼のことを深く愛してますからそこまで意地悪なことはしません。
恋人同士がよくする甘いエッチに別の要素を加えて面白く、そして抜けるものに仕上げてます。

もうひとつのポイントは臨場感の高さ。
バイノーラル録音の持ち味が出るように多くのシーンで体を密着させ
耳元に熱っぽい吐息をかけながらエッチな音を鳴らしたり気持ちよさそうに喘ぎます。

中でも効果音は質感、速さ、動きといった基本部分はもちろん
同じプレイでも状況に応じてまったく違う音を用意し別の良さを出してます。
サークルさんが今回に向けて新規に録音されたらしくどれもリアルでエロいです。

仲の良い男女の珍しい駆け引きとそれを盛り上げるリアルな声や音の数々。
女性の優しさや可愛さを感じながら気持ちよく抜ける充実した作品です。
健気で不器用な愛のある誘惑
エッチシーンは4パート69分間。
プレイはキス、乳揉み、耳舐め、おちんちんマッサージ、乳首舐め、SEX(騎乗位、正常位)、手コキです。
おちんちんマッサージ、SEX、手コキ、射精の際に効果音が鳴ります。

「目の前にジュースで濡れた私のおっぱいがあるでしょ? 服が透けてさ おっぱいのラインがくっきり見えちゃってる」
急に部屋が暑いと言いだし薄着になった彼女は
彼がジュースを飲んでる最中に耳へ息を吹きかけ、服にこぼれて透けたおっぱい周辺の匂いを嗅がせます。

エッチは彼女がリードしつつほぼ対等な立場で愛し合います。
最初の2パートは彼をエッチする気にさせることを目指した誘惑シーン(約21分)。
02パートはキスと彼女への乳揉み、03パートはおちんちんマッサージと乳首舐めをしながら
熱っぽい吐息や男心をくすぐる言葉を投げかけて射精したい気分にさせます。

「君の手に(おっぱい)包まれるの 好き」
彼女は元々甘えるのが苦手だそうで誘惑のやり方はストレートなものが多いです。
そして彼が自分の体に触れ始めると普段の活発な態度よりもずっと弱々しい仕草を見せます。
リードするのがそれほど上手くない女性が愛する人を振り向かせようと一生懸命頑張る。
この健気で不器用な姿がとても愛らしく、彼に対する愛情や信頼の強さも自然と伝わってきます。

プレイについては03パートのおちんちんマッサージが特徴的です。
ベッドに寝かせて裸になった彼のおちんちんの根本を指先で挟むところから始まり
根本をにぎにぎする、根本から先端にかけてゆっくり大きく擦る、裏筋やカリ首をいじるなど
手コキを細分化して「さしゅっ」という滑らかな摩擦音を鳴らします。

効果音がソフトなのでこれ単体だとそれほどエロくはないのですが
彼女がずっと耳元至近距離で囁くシチュや、キスと乳首舐めも同時に行うことで補ってます。
おちんちんをそのまま強く責めれば射精させられるのに敢えてそうしないのが彼女らしいですね。
二人の関係を崩さない形で彼の譲歩を促します。

個人的に最も抜けると思うのが次の04パート(約18分)。
これまでのプレイで彼以上に興奮してしまった彼女が
その気持ちをはっきり伝えてからとうとう騎乗位SEXへ持ち込みます。

「熱いっ 君のおちんちん 熱いよぉ」
最初におちんちんとおまんこを擦り合わせて彼が抵抗しないことを確認し
それから「にゅちゅっ」という粘性高めの水音を鳴らしながら切ない声を漏らします。
さらにピストンが始まると「ぱしゅん」という弾力のあるリズミカルな音へと変化します。
彼とひとつになれたことを素直に喜び、声を震わせて乱れる彼女の姿もエロ可愛いです。

「気持ちいいのが好きなんじゃないよ? 君とのエッチが好きなの」
パートの後半に入ると今度は彼が責める側に回るのが印象的でした。
これまでの誘惑がようやく実を結んだことに満足した表情で
彼の力強いピストンを受け止めながら愛の言葉を投げかける幸せいっぱいのSEXです。
繋がったまま熱いキスを交わしたり同時に絶頂を迎えるなど二人の絆を最も強く感じられます。

一番最後の06パートはこれまでと色合いの違うプレイ(約30分)。
絶頂の余韻に浸ってピロートークをしてる最中、とあることを知って少し機嫌を悪くした彼女が
彼の胸や耳にキスマークをつけたりパワフルな手コキをして再度の射精へ追い込みます。

「君の熱いおちんちんからさ どろっとしたエッチな液体を いーっぱい溢れさせちゃってさ」
ちょっとしたお仕置きプレイということで「好き」などの言葉はほとんど言わず
ちゅぱ音や効果音を多めに鳴らす合間にその様子を軽く実況する音重視のスタイルです。
特に効果音は03パートよりもずっとエロい「ぎゅぷっ」という水分高めの音が使われており
状況に応じてペースや強さを適度に切り替えじわじわと射精感を高めます。

耳舐めも質感が良く、ずっと囁き声で話しかけるシチュも彼女との密着感が味わいやすいです。
自分の魅力を彼に再確認してもらうだけですからM性はほとんどありません。
こういうことで怒ってくれる彼女をむしろ可愛く感じます。

このように、相手の気持ちを大事にしながら気持ちよくする一体感のあるエッチが繰り広げられてます。
変わったイチャラブ作品
珍しい背景を持たせて恋人同士のエッチを描いたキャラ重視の抜きやすい作品です。

彼女は健康診断を間近に迎えてる恋人を楽しませつつ自分の欲求も満たそうと
甘い言葉や女の武器で心を開き、比較的ソフトなエッチでさらにやる気にさせ
最後は自分の想いを正直に伝えて大事な部分を捧げます。
そして彼も彼女に感化されてだんだんと己の欲望に素直になります。

甘え上手でない女性がエッチしてもらおうと色んなおねだりをする展開
その最中に鳴るリアルでエッチな声と音、同じプレイを音やスタイルでまったく異なるものへと変える工夫。
彼女の可愛さや愛らしさを全面に押し出しつつきちんと抜けるように作られてます。

「これでわかったでしょ? 我慢は体によくないってことだよー」
彼女は自分の性欲を満たすために彼を誘惑した部分もあるのですが
彼もかなり溜まってることをある程度理解してたようです。
だから健康診断の前日だからといってそれを押さえ込むようなことはせず
むしろ発散させて晴れやかな気分にする方向で動きます。
その証拠に彼が彼女の責めに対して嫌がるシーンは一切ありません。

誘惑の手段についてもSEXに持ち込むまではおちんちんへの刺激をかなり緩くしてます。
焦らしともとれますがこの場合は彼の気持ちを尊重したと考えるのが妥当でしょう。
そして道中が緩いからこそ本番シーンでの激しい責めや乱れっぷりとのギャップが引き立ってます。
彼もSEXの後半で男らしさを見せますし、相手に対する愛情や思いやりの気持ちが色んなところから感じられます。

エッチはSEXとその後の耳舐め手コキが別の良さを持ってます。
前者はそれ以前から積み上げてきたストーリーや背景と合わせて抜かせるプレイだし
後者はもうひとつの魅力であるリアルな音をふんだんに盛り込んでストレートに興奮させます。
どちらも射精に持っていくまでの過程がしっかりしてるので実用性は高いです。

射精シーンは2回。
くちゅ音とちゅぱ音多め、喘ぎ声それなり、淫語そこそこです。

イチャラブ系のお話が好きな人には強くおすすめしたい作品です。
いつも通りのマイペースなフリートークも癒やされます。

CV:そらまめ。さん
総時間 2:02:30(本編…1:36:28 フリートーク…26:02)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

動けないのってどんな気持ち?-幼馴染みによる緊縛悪戯音声-

サークル「あずさ-はちごう」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、自分の気持ちを素直に伝えられない不器用な女の子が
主人公を抵抗できなくした上で成長した体を調べたり自分の痴態を披露します。

M向けのシチュとはまるで違う甘く和やかなエッチが行われており
彼女は元々の目的だったおちんちんの確認だけでなく
全裸になって大胆なオナニーをしたり、処女を捧げることで想いの強さをはっきり伝えます。
恥ずかしがり屋の幼馴染に縛られて
幼馴染に目隠しと拘束をされ体をいじられるお話。

「どうもー うふふっ 今日も来ちゃった」
幼馴染は明るくて和やかな声の女の子。
とある休日、主人公の家にやって来てお菓子や飲み物をすすめると
中に仕込んでおいた薬の効果で眠った彼を拘束します。

本作品は大きく3つのパートに分かれており
どのパートも彼が目隠しと両手を拘束されたまま異なるプレイをします。
目隠し&拘束と言われるとヤンデレ系のハードなエッチをイメージするかもしれません。
しかし彼女にそういった部分は一切無く、プレイ内容も純愛色の強いものばかりです。

「だって あなたってちょっと目を離すと 他の女の子に目を向けたりしちゃうし…」
彼女は彼を小さな頃から知っており、昔は一緒にお風呂に入ったほどの親しい間柄です。
しかし最近は遊ぶ機会がめっきり減って寂しい思いをしてます。
さらに同年代の男性がどういう体をしてるのかにも強い興味を持ってます。
その両方の欲求を満たすために彼を抵抗できなくして体をいじるわけです。

「男性の体をいじってみたいけど他人は嫌だし責められるのも恐い」
エッチを経験してないことからくる未熟さがこういう行き過ぎた行動に繋がったのだと思います。
もちろん彼を純粋に好きだからというのもあります。
目隠しするのも自分が責めてる姿や裸を見られたくないからです。

彼女とするエッチが純愛系と言う最も大きな理由はプレイそのものにあります。
当初の目的であるおちんちんの確認をした後
彼女は自ら服を脱ぎ目の前でオナニーをしたり、ジュースを飲ませるついでに濃厚なキスをします。
さらに終盤に差し掛かると生でSEXを始め中出しまで許します。

要は自分だけでなく彼も楽しませることも考えて責めるわけです。
最中の口調や雰囲気も幼馴染らしい和やかなものが多く、彼女との心の距離の近さを感じます。
主導権を握ってる間は非常に積極的かつ大胆な姿を見せてくれます。
焦らし・寸止め・連続射精といったM向けのプレイも特になく初々しいです。

もうひとつの特徴は主人公が目隠しされてる状況を利用して興奮を高めてくれること。
音声作品におけるエッチはプレイの様子を客観的に語ることが多いのですが
本作品の場合はそれに加えて彼女自身の格好や興奮具合まで説明します。

「えっとね 実を言うと 今君の目の前にパンツがあるんだけど わかる?」
例えば彼女がオナニーを始めるシーンではその場で服を脱ぎ
彼に自分が今裸になったことをはっきりと告げます。
その上で彼に肌を密着させ、耳元で語り掛けながらおまんこをいじり喘ぎます。
聴き手が主人公とほぼ同じ立場になれるのでイメージしやすいです。

一見するとヤバそうなシチュを彼女のキャラ・プレイ・表現方法で上手に和らげてる作品です。
二人が一緒に痴態を晒すあまあまなエッチ
エッチシーンは3パート62分間。
プレイはフェラ、幼馴染の指オナニー/ローターオナニー、耳舐め、ジュースの口移し(キス)、SEX(対面座位)です。
ローターオナニーの際にリアルなモーター音が鳴ります。

「これから服を脱がして 体が大人になってるか見て あそこもおっきくなってるのかなって 調べたいな」
眠りから目覚めた主人公に今の状況を説明すると
幼馴染は早速彼のズボンとパンツを脱がし、萎んだままのおちんちんを勃起させようとします。

エッチはどのパートも抵抗できない彼を彼女が責めます。
一番最初の「目の前が真っ暗で身動きができない?ふふ、何するか気になる?」パートは
最初の目的にあたる彼のおちんちんを確認するシーン。
状況が飲み込めずに萎えたままのおちんちんを軽い言葉責めやイメージで勃起させ
準備が整ったところで舐めたり口に含んで味わいます。

ちなみに本作品は彼女が彼に密着するシーンのみバイノーラル録音へと変化します。
厳密な時間は計測できませんでしたが音質は比較的良好で声の近さを感じます。

「体は立派なのに ここは微妙なんて言われちゃうよ?」
「想像してみてよ 私のこの口にさ ほら こんなに大きくなった君のこれがさ 入るんだよ?」

彼女は大人のおちんちんを今回初めて見るくらいにエッチを知りません。
だから言葉責めも上のセリフのように柔らかい表現のものを優しい口調で投げかけます。
性器のことを「これ」「あそこ」とぼかしてるので聴いてても正直興奮しにくいのですが
彼女らしさを出す演出と考えれば妥当だと思います。

それに対してフェラはゆっくりペースで水分高めの比較的エロい音を鳴らし
舐めたり、吸ったり、啜ったりを組み合わせながら全体や弱点を刺激します。
初めてにしては上手すぎるのが気になるものの、言葉責めの弱さを補う役割を果たしてるのも事実です。

「今ね 私の下半身の 股のところに指を当ててるの んふっ どうなってるかわかる?」
本作品のエッチはこれだけでは終わりません。
自分の前で射精し精液を味わわせてくれたお礼に、今度は彼女がオナニーを披露します。
効果音が無い代わりに状況説明のセリフはしっかりしていて喘ぎ声もエロ可愛いです。
前半は彼が、後半は彼女が同じくらい痴態を晒します。

最も盛り上がるのは最後の「なんかすっごい膨らんでるね、ちゃんと責任とってあげるからね」パート。
濃厚なキスやローターオナニーですっかり復活した彼のおちんちんを見て
彼女がいよいよ対面座位による挿入を試みます。

「いたっ 無理ぃ で、でも まだ入るんだよね もっと奥に来るんだよね」
「私 おかしくなってりゅぅ とろけそうなくらい おかしいのぉ」

サイズがかなり大きいのか、初めての感覚にちょっぴり苦しそうな声を漏らし
それでも最後まで頑張ろうとする彼女の姿が堪りません。
挿入後はしばらく動かさずにキスを交わし、ピストン開始後はややアヘった嬉しそうな喘ぎ声を漏らすなど
単なる幼馴染よりも恋人同士に近いとても甘いSEXをします。

これだけの仕打ちを受けたにも関わらず彼がここで強引に責めなかったのも
彼女に対して一定以上の好意を抱いてるからだと思います。
一風変わったきっかけを経て二人がより親密になる様子がちゃんと描かれています。
変わった趣向の純愛作品
奇抜なシチュを活かしたほぼノーマルに近い属性の作品です。

幼馴染は最近あまり仲良くできずにいる主人公を自分に振り向かせるために
多少過激な方法で拘束した後、彼を一方的に弄ぶのではなく自分も痴態を晒すエッチをします。
圧倒的に有利な状況なのに強引さがそれほどないことや
M向け作品に見られる要素もないおかげで、シチュとはまるで違う穏やかなプレイになっています。

「じゃあさ またこうして縛られてくれるなら ジュース飲ませてあげる」
彼女は多少嫉妬深い部分が見られるものの、彼のすべてを奪ってまで己の欲求を満たすキャラではありません。
中出しの結果妊娠した、なんて展開にもならずほのぼのした結末を迎えます。
藍沢夏癒さんのあまあまな声と演技も彼女のキャラに合ってます。

エッチは意識してギャップを持たせてると言いますか
目隠し&拘束から連想されるプレイとはほぼ真逆の路線に進んでます。
ですから内容を理解した上で聴いていただくのが一番じゃないかなと。
シチュだけを見て聴いたら期待外れに終わる可能性がそれなりにあります。
個人的には2箇所ある彼女のオナニーに最も興奮しました。

絶頂シーンは主人公2回、幼馴染3回。
ちゅぱ音それなり、淫語・くちゅ音(ローター音)・喘ぎ声そこそこです。

女性主導のプレイをできるだけ柔らかく描いた作品です。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 1:14:31

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

妹のいたずらに寝たフリでひたすら耐える音声

サークル「あずさ-はちごう」さんの同人音声作品。

同サークルさんの処女作となるこちらの作品は
兄想いの可愛い妹が様々な手段を使って彼を起こそうとします。
最初は普通に起こそうとしていたのがだんだんとエスカレートし
最終的には一線を越えてしまう様子を主に彼女側の視点で描いており
無防備な相手を前に少しずつ心を開いていくのが手に取るようにわかります。

彼女が性に不得手なキャラに設定されているおかげで
兄の体を興味津々に観察するシーンが多いのもポイント。
女の子に見られる快感と見せつける快感の両方が同時に味わえます。



起きないお兄ちゃんにちょっぴり悪戯
寝ているところを妹にあれこれ悪戯されるお話。

「ん? どうしたのお兄ちゃん?」
妹は甘く明るい声の女の子。
徹夜明けで疲労困憊なお兄ちゃんが心配になった彼女は
彼がぐっすり眠れるようにと美味しい料理を作ってあげます。

本作品は冒頭のやり取りを除き、ほぼ全編でお兄ちゃんが寝ている状態の中
彼女が様々な手段を駆使して起こそうとする様子を聴いて楽しみます。
こういうシチュの作品だと、完全に無防備な状態の男性を
女性が色々と弄ぶのを聴いて興奮させるケースが多いのですが
本作品に登場する妹は今回初めておちんちんを見るほどに男を知りません。

「い…今なら キスとかしても わからないよね ノーカンだよね」
そのため堂々とおちんちんを取り出して巧みなテクで射精させるような流れではなく
彼に気づかれないよう常に注意を払いながら、軽く口づけをしたり
おちんちんをパンツ越しに優しく撫でたりと結構ゆっくりとプレイを進めます。

そして、その様子をこちらが寝たふりをしながら薄目を開けて楽しむわけです。
シチュはM向けなのですが、この内容だとノーマルな人に一番向いていると思います。

「ほら暑いだろー べったりくっつくと 暑くて寝てらんないよね ねー?」
妹は序盤で本当にお兄ちゃんを起こそうとしたり
寝ているのを利用して軽く甘えるような子供っぽさの残る女の子です。
近親相姦モノなのですが彼女のキャラがとても明るいおかげで雰囲気は穏やか。
プレイの合間に入るちょっとした仕草も心を和ませてくれます。
その普段の様子とエッチでの乱れっぷりとのギャップも良い興奮材料になっています。



心を整理しながら少しずつハードに
エッチシーンは3パート63分間。
プレイは耳舐め、キス、妹のオナニー、手コキ、フェラ、素股、SEX(騎乗位)です。
オナニー、手コキ、素股、SEXの際に控えめな音量の効果音が流れます。

「…ということは 何をしても今なら大丈夫ってことかな?」
ご飯を作っている間にソファーで寝てしまったお兄ちゃんを
声をかけたりくすぐったりして起こそうと頑張って失敗した妹は
まったく起きない彼を見かねて少しハードな悪戯をしてやろうと決意します。

エッチは寝たふりをしているお兄ちゃんを妹が一方的に責め続けます。
個々のプレイそのものに加えてインターバル部分の描写にも力を入れており
最初彼を起こすために頑張っていた彼女が次第に目的を忘れ
自分の欲求を満たすために悪戯をするようになるのが手に取るようにわかります。

「おにいちゃん おにいひゃんの前で 私 ああっ!」
一番最初のパートは耳舐めやキスをしてからのオナニー。
水分とペースが控えめなちゅぱ音や、ややアヘった喘ぎ声にエロ可愛さを感じます。
オナニーの前に見られた時のことを考えてパンツだけは脱がなかったり
事後に「やってしまった」と自己嫌悪に陥るところもいいですね。
責め手でありながら彼女自身も見られる快感に酔いしれている部分が窺えます。

「山のてっぺんで引っかかった! 驚きだよ なんか湿ってるし…」
「ああぁ おっきい 何これ 男の人ってこんなに大きくなるの?」

2番目のパートは彼女が初めておちんちんとの対面を果たす貴重なシーン。
パンツ越しに見えるテントの張りっぷりに驚き
生で見た時もその形・大きさ・匂いに興味津々な様子が処女らしさに溢れています。

手コキやフェラも感触を確かめるかのように時間をかけてゆっくりと進めており
こういう女の子の初めての相手になれた気分が十分すぎるほどに味わえます。
ちょっぴり恥ずかしいけど誇らしい気分、とでも言えばいいのでしょうか。

一番最後のパートはプレイをSEX一本に絞り込み
彼女が最後の一線を越える決意をし、自分から一つになるまでを綿密に描いています。

処女であることを踏まえて挿入シーンを1分30秒もの長さに渡って繰り広げ
その感触に慣れるためにしばらく動かさない時間を設け
心と体の準備が整ってからピストンを開始するなど
聴き手に違和感を抱かせないようにと非常に丁寧に進めているのが印象的でした。
彼女の人生における最初で最後の体験に対するこの上ない演出と言えます。

「おにいじゃんの おちんちんが 膣をえぐって ぐじゅぐじゅいうの わかりゅのぉ」
SEXを進めるに従って変化していく彼女の喘ぎ声もポイント。
処女喪失の直後は痛みに苦しむような悲痛な声を上げていたのが
だんだんと女の悦びに目覚めてとろけたような甘い声へと変わります。
彼女の最初の相手になれたという達成感や幸福感が湧きあがってくるでしょう。

このように、無抵抗な兄を相手に妹が想いを遂げる様子が臨場感たっぷりに楽しめます。



やや珍しい視点を持った作品
極端にM向けなシチュを敢えて妹を中心に描いた個性的な作品です。

「お兄ちゃんがどのように責められるか」よりも
「妹がどのような心境で彼を責めるか」に力を入れることで
彼女が色々と戸惑ったり性的快感に目覚める姿をたっぷりと楽しめます。
そういう意味で本作品は妹を観察して楽しむ作品なのだと思います。

「とてもいい顔してるよお兄ちゃん 寝てるのに感じちゃうんだね」
その証拠に妹は彼が起きているのにある程度気づいており
それを理解したうえで更にハードなプレイへと進んでいます。
彼女としてはちょっぴり不本意ながらも踊らされているわけですが
おかげで声を押し殺したりする必要も無く伸び伸びとプレイを楽しんでいます。
寝たふりという状況を利用した2人の心理的な駆け引きも垣間見えました。

しかしそういった準備に時間をかけるあまり
総時間に対する純粋なプレイの時間がやや短くなってしまっています。
「さっさとプレイを進めて欲しい、抜きたい」と思っている方には
おそらく回りくどく感じるのではないでしょうか。
妹のエッチに対する拙さ、不得手さをある程度受け入れられることが大前提です。

また作品の売りとなっているバイノーラルですが
一部のシーンで自動車の走る音や足音といったノイズが入っています。
どんなものかは体験版の2番目のファイルを聴いてご確認ください。

エッチは妹らしさを出すために初々しさを感じるプレイが行われています。
射精シーンがフェラとSEXの2回に留まっているのも
妹が頑張るところを楽しんでほしかったからだと思います。
喘ぎ声そこそこ、淫語・くちゅ音・ちゅぱ音ごく僅かです。

妹の処女喪失を寝たふりをしながら温かく見守る作品です。
タイトルからくる作品のイメージと内容が若干ずれているかな?と思いまして
今回は以下の点数とさせていただきました。

CV:そらまめ。(和鳴るせ)さん
総時間 1:25:22


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
コスパが良いので+1してあります。

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