同人音声の部屋

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サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、声は上品だけど性格は割と意地悪なお姉さんが
催眠を使って現実世界ではなかなかできないエッチを疑似体験させます。

ローターをおちんちんに装着したまま外へ行く背徳的なプレイが行われており
公園、繁華街、電車の中とパートごとに場所を変え
色んなタイプのローター音を鳴らしながら後になるほどスリリングな状況へと追い込みます。
(あくまでフィクションで実際にやる指示は一切出ません)

※男性向けと女性向けで別々に販売されてますのでご注意ください。
ローターを装着して街へ
お姉さんに催眠をかけられ外でローター責めされるお話。

「それでは 今から深い催眠へといざなうために 催眠誘導していきます」
お姉さんは上品で落ち着いた声の女性。
音声の特徴や聴く際の注意点を手短に説明すると
早速催眠に入りやすくするための深呼吸をします。

本作品はサークルさんが2016年に制作されたタイムローターというアダルトグッズの音声単体版。
彼女に催眠をかけられてからイメージの中で街へ繰り出し
3つの場所でローター責めされる様子を疑似体験します。
ローター無しでも楽しめるように改変されてるので必要なアイテムは特にありません。

「気持ちいいよね? 街中の 美人で可愛い子たちの 顔や胸 脚やお尻を眺めながら 自分の股間にローターを当てている」
最大の魅力は他人が多くいる場所を敢えて選んでプレイすること。
彼女が周りの情景をわかりやすく教えてイメージ力を膨らませながら
ローター音を鳴らして実際にしてる気分に浸らせます。

彼女は催眠者兼案内役に徹するのでリモコンを操作する以外は責めたりしません。
野外で大人のおもちゃを使ってる状況や、誰かにバレるかもしれないスリルを煽って興奮させます。
淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素をできるだけ削ってますし
イメージ力と暗示で気持ち良くする催眠音声ならではの内容です。

「ほら 音が聞こえるだけで 股間が気持ちいい」
またローター音は実物のタイムローターを使ったらしく
シーンに応じてリズムやパワーが小まめに変わります。
「ヴヴヴヴヴヴヴ」という割と振動のある音で耳や股間に響きました。
彼女が音に暗示を込めてくるなど音モノとしての側面もそれなりに持ってます。

催眠についてはサークルさんが「原点回帰」とおっしゃられてるように
最近よくやられてる変わった誘導は特にせず王道のやり方でスムーズに落とします。
実力と実績を兼ね備えてるだけあって本当に無駄がないです。
催眠は手堅く行いエッチで個性を出すタイプの作品です。
隅々まで脱力する催眠
催眠はおよそ14分間。
横になって目を瞑り、まずは深呼吸と脱力で心身をリラックスさせます。

「お腹が膨らんだり 縮んだり どれくらい膨らんで どれくらい縮んでいるのか そういった普段気にも留めないことに 今日は意識を向けてみる」
冒頭に呼吸へ意識を向けるようアドバイスしてから
はじめは好きなペースで、しばらくすると合図を出して4分くらい行います。
セリフを細かく区切りながらゆっくり話しかけるお姉さんの態度にも癒しを感じました。
始まったばかりなので暗示はそこまで入れず、のんびりできる雰囲気作りをします。

「抜ける 抜ける どんどん抜けていく それにつられるように 肘 手のひら 指の一本一本まで 力がすーっと抜けていく」
続く脱力は右腕から始まりお腹や背中、腰とお尻、右脚と繋げて
それから左半身→顔と続くやや変則的なものです。
「すーっと抜ける」「重い」といった暗示をセリフに多く盛り込む王道のアプローチをしてました。

時間は全部で6分とそれほど長いわけではありませんが
セリフの言い回しと演技がしっかり噛み合ってて特に両腕が重くなりました。
催眠音声ではお馴染みの技法を上手に繋げてより深い催眠に入れる状況を作ります。

終盤は深化とエッチに向けた準備。
「ふわふわ」を多めに言いながら頭の中を脱力し
それからエッチに熱中できる暗示を入れて余計なものを取り除きます。

「心が解放され 私の言う通りにするのがすごく幸せ」
本作品のエッチは現実世界でやったら捕まる可能性があるものなので
それを無理なく楽しむには心を開放するのが望ましいです。
彼女もそれを踏まえて「自分の言いなりになれば幸せ」とメリットを強調してました。
ここが催眠の世界だと言うのも現実と切り離すための配慮でしょう。

サクッと落としてから必要な暗示を入れるコンパクトな催眠です。
聴き手のイメージ力を膨らませ、お姉さんの言うことを素直に受け入れられるようにするのを目的に
深呼吸から入って分割弛緩法、メインの暗示と定番の技法で固めてます。

14分しかない時点でやれることは限られますし、その中で最善を尽くしてると言えるでしょう。
双子形式でもないのにここまで深く入れたことに驚きました。
ギリギリの線を突いてくるエッチ
エッチシーンは3パート35分間。
プレイは公園/繁華街/電車内でのローター責めです。

ローター責めの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「じゃあ行こっか 散歩だよ散歩」
催眠を使って主人公を何でもできる世界へ案内したお姉さんは
ひとまず彼にとって馴染みのある公園へ移動し、そこで軽めにローター責めします。

エッチは彼女と直接絡まずローターに責められ続けます。
最初の2パート15分間は雰囲気作りをしながら性感を高めるシーン。
公園→繁華街と移動しその最中にローターを起動して悶えさせます。

「小さいのか大きいのか それはどちらでも構いません 今あなたは その公園の中で立っている」
「股間への圧迫感を感じた瞬間 全身にいやらしい感情が触れだす ムラムラしてくる」

どの場所も明確な描写は控えて聴き手が好きにイメージできるようにし
ローター責めをする際もその感触や刺激を言葉で伝えて臨場感を出します。
催眠に入ってれば普段よりもイメージ力は向上してますから
無理に考えようとしなくてもその場の風景が自然と浮かんでくるでしょう。
よく行く場所のほうがそこにいる気分を実感しやすいですからね。

そして肝心のローター責めは音を駆使してリアルに表現します。
一定のリズムで振動を続けてたかと思えば、動くのと止まるのを小まめに繰り返して別の快感を与えます。
聴いた限りでは10パターンくらいあったと思います。
声を聴きやすくするためでしょうが位置をやや左にずらしてました。

流れ始めた直後は「振動が強いかな?」とも思ったのですが
ある程度経つとそれほど気にならなくなりました。
たぶん振動を通じて股間に刺激を送りたかったのではないかなと。

「気持ちいいよね? 街中の 美人で可愛い子たちの 顔や胸 脚やお尻を眺めながら 自分の股間にローターを当てている」
もちろん野外でエッチな事をしてるスリルも煽ってきます。
公園パートは最初なので普通に起動させるだけなのですが
繁華街では道を訊いてきた女性と話しながら楽しむ一歩進んだものに変化します。

自分を頼ってきた相手をオカズにおちんちんを気持ち良くする。
現実世界ではまずできないシチュを用意し心を上手に盛り上げます。
バレそうでバレないギリギリの線を突いてました。

それが最も強いのは最後の電車パート(約20分)。
疲れたので自宅へ帰る電車に乗り込み、その中で恥ずかしい射精を迎えます。

「女の子が周りにいるだけでドキドキするよね さらにリモコンローターを入れているのがバレそうで ドキドキする ふたつのドキドキが重なり合い 全身がカーッと熱くなる」
満員電車で女の子たちに偶然囲まれ
目の前で座ってる子のすぐ近くでローターを起動させる攻めたシチュです。
通常なら美味しい状況なのでしょうけど、ローターがバレたら通報されるかもしれません。
そんな状況を理解したうえでお姉さんはどんどんパワーを上げていきます。

終盤にカウントを数えるシーンがあるのですが
それに合わせて股間がどんどん熱くなるのを感じました。
0に合わせてブルブル震えて快感が押し寄せてきましたし
上手く波に乗ることができればドライ絶頂しやすいプレイだと思います。

ただし、音の重要度が通常の催眠音声よりも高いので
音モノの経験がある人のほうが成功率は高いんじゃないかなと。
催眠は大衆向けですけどエッチはやや人を選びそうです。

このようにイメージ、シチュ、音を組み合わせて気持ち良くする独特なエッチが繰り広げられてます。
ゾクゾクさせる作品
ローター責めと野外プレイを上手に組み合わせたM向けの作品です。

お姉さんは現実世界ではまず味わえない快感をできるだけリアルに味わわせようと
まずは催眠を使って心身をしっかり脱力し、自分の言うことを素直に聞ける心を養います。
そしてエッチはパートごとに場所を変えて後になるほど際どい責めを繰り出します。

普段は穏やかだけどエッチに入るとSっ気を発揮するお姉さんにローター責めされるシチュ
古典催眠の技術をベースに言い回しを柔らかくした質の高い催眠
人の多い場所や女性の目の前で多彩なローター責めをするスリリングなエッチ。
タイムローターが元々持ってる性能を活かした背徳的なサービスに仕上げてます。

中でもエッチは野外でローター責めをする展開が奇抜ですし
それにあたって聴き手のイメージ力を引き出しつつ
音と暗示を組み合わせて情景をわかりやすく、そして主観的にお届けします。
純粋なエロさは低めですけど、それを補って余りあるほど心のスパイスが充実してます。

あとはローター音にこだわってる印象を受けました。
同じ音を垂れ流すのではなく状況に応じてリズム、スピード、パワーが小まめに変わります。
シチュで心を、音で体をと両方をバランスよく責めてました。
作中では射精してましたがオナニーはしないので絶頂形式はドライになります。

絶頂シーンは1回。
ローター音それなり、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:男性向け…かの仔さん 女性向け…あきらさん
総時間 男性向け…59:10 女性向け…約56分

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
女性向けはこちら
【女性向けver】タイムローター



サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品(男女両用)。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第55回目は様々なガスを研究してるSっぽい研究長が
男性を椅子に拘束してから催眠を交えたエッチな実験をします。

ガスの効果を技術を使って伝えながら進めるテーマ性の強い作りになっており
催眠にかかる、力が抜ける、皮膚が敏感になる、性的に興奮するとシーンによって使い分け
その感覚を技術に上手に伝えて拘束されてる感覚やイかされる快感を味わわせます。
凌辱っぽい内容ですけど表現が和らげてあるのでややMあたりの人でも普通に聴けます。

用意できる人はマスクを装着するとより楽しめるそうです(無しでも可)。
ガスの力で気持ちいい世界に
ナレーターに催眠をかけられ研究長の実験に協力するお話。

「こんばんは ようこそ私の部屋へ」
ナレーターは上品で穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
自分の部屋へ入るための準備を始めます。

本作品は怪しくて気持ちいい実験を疑似体験させることを目的に
彼女や少し後から登場する研究長が50分ほどを使って催眠をかけたり独特なエッチをします。
タイトル通りガスをテーマにしてるため、体に刺激を与えるシーンは最後の10分程度に抑え
そこまでは5種類のガスを順に吸わせ、その感覚を催眠の技術でリアルに伝えます。

ナ「呼吸を4回 5回と繰り返していると 急に体中の皮膚が ちくちくとしてきます」
ガスを吸わせるたびにスイッチ音と噴出音を短く鳴らし
深呼吸を織り交ぜながらどうなるかを聴き手視点で語ります。
催眠に入るガス、脱力するガス、体の感度が上がるガス、興奮するガスなど内容も個性的なものばかり。
特に脱力は拘束されてる気分が味わえるよう普段よりも入念に行います。

研究長「今日はただの実験だから 愛だの優しさだのはどうでもいいの」
また彼が無理矢理ここに連れてこられ実験材料にされてる背景を踏まえて
ところどころで強制的にガスを吸わせてることを匂わせるセリフが入ります。
催眠自体はサークルさんの他作品と同じく穏やかなのであっさり入れますが
それらよりも多少スリリングな気分が味わえると思います。
痛みや苦しみを与えるシーンもありませんから雰囲気作りと見るのが妥当でしょう。

催眠はおよそ26分間。
まずはナレーターが1人で登場し、実験部屋へ入る前に軽く催眠に落とします。

ナ「少し丸みを帯びた その手の指に 意識を向けていると だんだん腕が 重たくなっていく」
深呼吸を数セット繰り返してから全身を大まかなパーツに分けて脱力し
さらにカウントを数えて深化させる割とシンプルな内容です。
たった7分間の誘導ですが催眠に慣れしてる人ならこれだけで中程度まで入れるでしょう。
彼女が穏やかな声で間を長めに空けながらゆっくり語りかけてくれるのが大きいです。

その後はもう1人の進行役にあたる研究長が登場し
ここがどこか、これから何をするのかを色っぽい声で説明します。
そして意識が消えるガス、催眠に入るガス、脱力するガスを順に吸わせてさらに深いところへ導きます。

ナ「あなたは 疲れてか 彼女の声を聞いてると 眠くて仕方なくなり 意識がふっと消える」
研究長「両腕 両足の力が 抵抗するのを止め いつの間にか このガスを吸うのが 気持ちよくなっていく」
状況説明や主人公の心はナレーターが担当し、それ以外は研究長が語る形で引き続き丁寧に進めます。
双子形式みたいにころころ代わるのではなく、シーンごとにメインの語り手が交代する感じでした。
ここでも意識のぼやけや脱力感を重点的に伝えてくるので
後になるほど眠いとか、体がだらーんとする感覚が強くなります。

テーマ性を出しつつ堅実にリードする催眠です。
聴き手に拘束されてる気分を味わわせながら深い催眠状態まで持っていくことを目的に
序盤はナレーターによる深呼吸、分割弛緩法、カウントを使った深化
それ以降は研究長と協力する形でガスを噴出しながら心身をさらに脱力させます。

深呼吸や脱力といったリラックスを促す要素が充実してますから
催眠音声の経験が浅い人でも心地いい感覚が湧いてくるでしょう。
拘束具やマスクの描写を挟んで体が動かなくなってることを強く印象付けるのも良いです。
ガスの力で快感を増幅
エッチシーンは23分間。
プレイはガスを吸う、電マ責め、オナホコキです。

ガスを噴出する、電マ責め、オナホコキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

研究長「さて 私の研究結果である様々なガスで あなたを色々な状態にしてあげる」
3種類のガスを順に吸わせて主人公を骨抜きにした研究長は
より特殊なガスを投入し今度は性的快感や絶頂を味わわせます。

エッチは身動きできない彼を彼女が一方的に責め続けます。
前半の13分間は催眠に引き続きガスで感覚をコントロールするシーン。
体の感覚を鋭くするガス、性的に興奮させるガスを順に吸わせてそれに合った暗示を入れます。

研究長「ほーら 頭の中がエッチなことでいっぱいになってくる 過去にオカズにした映像などがいっぱい溢れ出てくる」
研究長は彼をモルモット扱いするほどですからSっ気も強いのでしょう。
催眠パートよりも嬉しそうな表情でガスを嗅いだらどうなるかをわかりやすく伝えます。
匂いにも多少言及してくるので人によっては実際に匂ってくるかもしれません。
催眠音声のエッチでよくやる感度強化を作品に沿った手段で行います。

後半の10分間はガスの効果を確かめるプレイ。
部屋に置いてある電マとオナホを使っておちんちんを激しく責め立てます。

研究長「ほーらほら 前後に動かすごとに 全身に快感が波打つ この音と連動するように 呼吸が荒くなる」
実験の最後を飾るシーンなので今まで以上に嗜虐的な態度を取り
電マは小刻みな振動を伴う電動音、オナホはぐちゅぐちゅと泡立った音を勢いよく鳴らします。
特にオナホは絶頂シーンの直前にかなり荒々しい音に変化しますから
それに釣られて股間を中心に快感が盛り上がったり爆発する人が結構いそうです。

ナ「大きな快感のうねりが ぐにゃりと 下半身から全身に伝わる 頭の中が真っ白」
ちなみに作中での絶頂は射精のはずですが
絶頂時の追い込み暗示は明確な射精表現を敢えて避けてました。
たぶんサークルさんはドライを想定して作品を組み立ててるのでしょう。
拘束されてる時点でオナニーはできませんし、ノーハンド射精よりもドライのほうが目指しやすいですからね。

このように、ガスとおもちゃ責めを組み合わせたM向けのエッチが繰り広げられてます。
シチュが特殊な作品
怪しさや凌辱色を出しつつ催眠としてちゃんと成立してる良作です。

ナレーターと研究長は主人公に監禁、拘束、実験台といったM向けの体験をリアルに味わわせようと
まずは軽めの催眠でこの世界にすんなり入れる状況を作り
それからいくつかのガスを順に吸わせて意識のぼやけと脱力感を強化します。
そしてエッチは気持ちよくなるガスの吸引、体への責めとターゲットを変えて絶頂へ追い込みます。

穏やかなナレーターとSな研究長が協力してエッチな実験をするM向けのシチュ
複数のガスを吸わされてる感覚を技術を駆使して疑似体験させるテーマに沿った催眠
心身の感度を十分に高めてからおちんちんを重点的に責める落差の大きいエッチ。
最大の魅力であるガスをフル活用した独特な切り口の作品に仕上がってます。

聴き手との信頼関係を崩さないレベルで無理矢理感を出してるのも面白いなと。
ほとんどの催眠音声は聴き手をもてなすことを意識しながら誘導するので
それと相反する要素を盛り込むのはそれなりの勇気が要ります。
そのへんをやってのけるあたりがエロトランスさんの実力なのでしょう。

私が聴いた時も比較的早い段階から手足が動かせなくなり
さらに催眠パート終了時は意識が軽く飛ぶような感覚がしました。
そしてエッチの前半は肌がピリピリし、後半は股間を中心に強烈な快感が襲ってきました。
電マ責めを始める前までは刺激がすごく弱いからこそ、開始後の感覚の変化を実感しやすいです。

絶頂シーンは1回。
効果音それなり、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。
女性からそこまできつくない程度にいじめられたい人には特におすすめします。

CV:男性向け…紅月ことねさん 女性向け…あきらさん
総時間 男性向け…55:12 女性向け…43:57

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

催眠スクール~催眠にかかる為の催眠音声~

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品(男女両用 全年齢向け)。

今回紹介する作品は、催眠音声を聴き始めたばかりの人をターゲットに
先生たちが催眠に関する説明や誘導を行ってより楽しめるお手伝いをします。

事前に20分程度の時間を割いて催眠のあれこれをレクチャーしたり
担当声優、催眠誘導、イメージ誘導を複数パターン用意し聴き手の自由に選ばせるなど
多くの人に催眠状態を実感してもらうことを目指した親切丁寧なサービスをするのが特徴です。

今回は陽向葵ゅかさんのバージョンを聴いてのレビューをお送りします。
催眠の第一歩を踏み出す手助けを
催眠スクールで先生の講義を受けるお話。

「初めまして 本校に入学いただきありがとうございます」
先生は知的で上品な声のお姉さん。
催眠にかかりたくてやって来た主人公を温かく迎えると
学校のコンセプトを軽く説明してから授業を始めます。

本作品は催眠音声を聴き始めた人にありがちな悩みを解消することを目的に
彼女を含めた教師陣が2時間近くに渡る独特なサービスをします。
催眠状態に入って癒しを感じたり気持ちよくなる一般的な催眠音声とは違い
催眠そのものを理解し、その感覚に触れることだけを見据えてリードします。

サークルさん自身もおっしゃられてますが、既に催眠を十分堪能してる人には必要の無い作品です。
内容もかなり真面目でエンターテインメント性は低いことをご了承ください。
ですが内容を絞ってあるおかげで催眠にはものすごく入りやすいです。

そう言える一番の理由は「幅広さ」。
声質の異なる声優さんを数多く起用し、さらに催眠誘導の方法も複数種類用意してあります。
人によって好きな声質は様々ですからそれにできるだけ対応するのが狙いでしょう。
今後のバージョンアップでもう3人追加されるそうです。
一対一で講義を進めますから双子形式ではありません。

誘導も最初は3パターン、次は5パターン存在しやり方がそれぞれで違います。
私もメールやコメントで「催眠にかかれない」というご意見をよくいただくのですが
催眠は相性の影響が割と大きく、世間で名作と言われてるものでもまったく入れない可能性があります。
だからこれらを聴き比べて自分に合うものが何かを知るのはとても有効です。

「すごく簡単に催眠現象を説明すると ○○といったことです」
もうひとつは催眠をかけ始める前にその説明をすること。
そもそも催眠とは何か、催眠状態や催眠誘導の概要、そして催眠にかかったらどうなるか。
催眠に関する教本を一冊も読んだことのない人でも理解できるよう噛み砕いて教えます。

中の人がリアル催眠術師さんなだけあってどのパートも丁寧でわかりやすく
我々が説明を聴いた結果どう思うかまで予想しながら的確なフォローをします。
そしてこれは彼女との信頼関係の構築に大変役立ってます。

ちなみに彼女は冒頭で「対面催眠や催眠音声を一度も体験してない人はまだ聴かないほうがいい」と注意します。
まずはまっさらな状態で催眠に触れてみて、そこでもし躓いたら聴いてねという位置づけです。
完全な初心者さんはひとまず他の作品をいくつか試した後に検討してみてください。
不安を取り除いてから気持ちのいい世界へ
注意事項の説明を終えた後から始まるのは催眠の講義(約22分間)。
催眠のメカニズム、人間と催眠状態の密接な繋がり、催眠誘導の種類
それを受けたことによって生まれる感覚を具体例を交えてひとつずつ教えます。

「そう 普段私達は 一日の中で 何度も催眠状態に入っています」
「どれかひとつでも 当てはまるものがあったり 体の変化を感じたら それは催眠状態に入っていると考えていいでしょう」

専門用語を使わずに話すことで小難しい印象を聴き手に植え付けるのを避けつつ
催眠にかかりにくい人が抱きがちな後ろ向きの感情を払拭できるよう
多くのシーンでポジティブな表現を使うことを心がけてます。
例えば人間は催眠に類する感覚を毎日体験してる、催眠を受けて何かしらの変化があればそれはもう入ってるなどです。

催眠にまだガチでかかったことのない人はもっとすごいものだと思ってるのでしょうけど
実際のところ最初は「意識がちょっとぼやけてるかな?」程度の小さな変化です。
でもそれを実感し、自分が催眠に入り始めてるとわかればもっと別の感覚が生まれ始めます。
本職の方に対面でかけてもらったらまた違うかもしれませんが、私のレビューを読む人はほとんどが催眠音声のはずです。

そうやって催眠に対する理解を深め不安を取り除いた後、いよいよ催眠誘導が始まります(約30分)。
全部バラしたらつまらないでしょうから催眠誘導、イメージ誘導いずれも一番目のものだけ紹介します。

流れは楽な姿勢で目を瞑り数回深呼吸やストレッチをして心身を軽くほぐし
それから腕、脚、顔、頭など全身をいくつかのパーツに分けて個別に脱力します。
そして最後にエレベーターに乗って下りるイメージとお花畑のイメージでさらに深めます。

「抜き方がわからないなら 抜けるイメージをするだけでもいいですよ」
「頭の中の力も すーっと抜いていく すると 頭の中がふわふわしてきたり あるいはじんじん ぴりぴりと痺れるように感じてくるかもしれません」

何をしたらわからない人でもついていけるよう簡単な心構えを伝授し
表現を小まめに変えながら「すーっと」「抜ける」を何度も重ねる堅実なアプローチです。
また「~かもしれない」とやや婉曲な表現を用いることで受け入れやすくもしています。
一通り終えたところで全身を再度流し、脱力具合の確認までするところが素晴らしいです。

最初の講義から通しで聴いたからか、私の場合は脱力の開始と同時に肩のあたりがぽかぽかしました。
脱力感も実感できるレベルであったのを覚えてます。
そして頭の脱力に入ったところで後頭部がじんじんし始めました。

「下へ行くほど 吐く息とともに ますます力が抜けていき 今よりもさらに 深い世界に連れて行ってくれます」
イメージ誘導もエレベーターに乗った時の全身が落ちる感覚や
その先にあるのどかな風景、花の匂い、ベンチで寝転ぶ感覚を言葉で上手に伝えます。
イメージの内容をどれも平易にしてるのも初心者に配慮してあって良いですね。
彼女の眠そうな表情につられて眠気が湧く人がいると思います。

催眠終了後にあるふたつの実践パートも本作品の魅力です。
手を固める練習、振り子とまった違う内容で催眠の成功体験を提供します。
後者は製品版付属のPDFファイルを印刷した紙とネックレスやペンデュラムを使います。

「石は硬いもの、と 頭の中や実際に声に出して呟くと よりそのイメージ力が高まると思います」
手を固める練習は実際にやってみたところ
彼女がそうなる暗示を入れる前の段階からうまく開かない状態になってました。
この後何をやるかがわかってたからそう反応したのかもしれません。
人によっては結構がっちり決まるんじゃないかなと。

このように、催眠の扉を開くことだけを見据えた質の高いサービスが繰り広げられてます。
初心者向けの作品
催眠にかかれないと思ってる人は必聴の作品です。

先生は催眠を楽しみたいけどそうなれずにいる主人公を助けようと
まずは催眠そのものを知ってもらうことで無意識的な不安や緊張を取り除きます。
そして複数の誘導法を用意し、それを彼に選ばせることで入れる道筋を示します。

声優さんや誘導法を幅広く揃えた大衆性の高い作り
催眠誘導を始める前に催眠のあれこれをわかりやすく説明する展開
聴き手の立場に立ったきめ細かなアプローチとアドバイス。
催眠にかかるまでのことだけを考えたタイトル通りのサービスが楽しめます。

催眠にかかれるかどうかは催眠音声を聴く人なら誰もが必ず通る道なので
初心者のための催眠音声」などそれを主目的にした作品は過去にいくつも出ています。
しかしここまでストイックに追求してる作品を私は他に知りません。
催眠術師や催眠音声製作者として長く活躍されてるサークルさんの本気を感じました。

「催眠にかかりにくい人は どうすればいいか それは ○○ていくことが大切です」
私個人は最中のアドバイスに最も感銘を受けました。
彼女の説明を聴いたことによって生じる疑問点を速やかに、かつ簡潔に解消します。
そしてそのすべてが平易な表現で行われてます。
全体の大きな作りだけでなく、こういう細かな部分にまで気を遣ってるから入りやすく感じるのです。

催眠は実力のあるサークルさんなだけあって抜群に優れてます。
普段は変わったことを好んでやる傾向がありますが、今回は真正面から勝負していてあっさり入れました。
1回目でうまくいかなかったとしても声優さんや誘導方法を変えていけばきっかけが掴めると思います。

以上を踏まえてサークルさんでは5本目の満点とさせていただきました。

CV:かの仔さん、みもりあいのさん、陽向葵ゅかさん、あきらさん、一条ひらめさん、ユメノシオリさん
総時間 2:14:04(声優さんによって多少前後します)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

明晰淫夢

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

本作品は聴き手に明晰夢を見せることをテーマに
お姉さんが安らかな眠りへ導いた後、しばらくしてから様々な暗示で気持ちよくしてくれます。
過去に奇想天外な作品を数多く世に送り出しているサークルさんですが
今回のテーマも他に類を見ない非常にユニークなものです。

悪夢で起こされた後「自分の夢を自由にコントロールできたら」と
思ったことのある方もいるのではないでしょうか。
そんな願いを叶えてくれる、まさに夢のような体験を味わわせてくれる作品です。

今回の記事は一度起きた状態で内容を一通り確認した後
実際に寝た状態で聴いてみてどうだったかの感想を交えたレビューとなります。



寝てからのお楽しみ
お姉さんに寝かされてから気持ちいい体験をするお話。

「さて では堅苦しいお話はもう無しにして 今日はもう 眠っちゃいましょうか」
お姉さんは穏やかで可愛い声の女性。
音声を聴くにあたっての諸注意を軽く説明した後
早速主人公を催眠ではなく睡眠状態へと導き始めます。

まずはこの作品がどういったものかについて説明すると
最初に10分程度の安眠音声を聴いて実際に寝てから
約90分後のレム睡眠(体は眠り脳だけが活動している状態)の時に
エッチな音声や暗示を聞いて気持ちいい気分を味わいます。

サークルさん曰く、レム睡眠時と催眠状態は非常に似た性質を持っており
対面でレム睡眠時の被験者に暗示を入れてみたところ反応があったそうです。
またレム睡眠時に目覚めた直後も意識が混濁していて暗示を受け入れやすいとか。

つまり催眠の技術でわざと眠らせ、その状態を利用して暗示を入れてくれるわけです。
ほぼすべての催眠音声がしっかり催眠誘導を行ってから暗示を入れてくるだけに
まさに前代未聞の非常に挑戦的な試みと言えます。

安眠誘導は10分30秒ほど。
最初は軽く深呼吸を行ってから数回全身の力を入れる→脱力を行って体をリラックスさせます。
脱力は全部で4回行うのですが、1回目は何も言わずに全身を
2回目は特に腕に向けて、3回目は脚に向けてと意識する部位を変えながら行います。

深呼吸や脱力はただなんとなく行うより意識しながら行ったほうがずっと効果が上がります。
4回目の脱力を行った時、1回目よりもずっと体がほぐれているのを感じるでしょう。
彼女はそうやって聴き手を自主的に催眠に参加させるように導きます。

「あなたの体重はなくなっていき あたり一面は 真っ白な世界に変わっていく」
そして今回のテーマである夢にちなんだイメージを交え
催眠が深まる暗示を軽く入れて終了します。

時間的にも内容的にも一般的な催眠音声に比べてかなり淡白に感じるかもしれません。
でもこのパートの目的は聴き手が眠りにつきやすい環境を整えることですから
きちんとリラックスさせてあげさえすればそれでいいのです。
「何が起こるかは寝てからのお楽しみ」そんな期待感を抱かせる誘導ですね。



エッチな夢を見るもよし、気持ちよくなるもよし
レム睡眠時の暗示パートは46分ほど。
実際にエッチを行うパートで登場するプレイはSEX(騎乗位)と耳舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「あなたの脳みそは 自然とエッチな夢を作り出し 興奮していく」
安眠音声から90分経ちレム睡眠の状態に入った主人公に対して
お姉さんはエッチな夢を見せるために優しく語り掛け始めます。

睡眠後のパートは全部5つあり、1回につきその中から1つを選択して聴きます。
詳しい説明は製品版付属のPDFファイルにすべて書いてありますが
聴くパートによって安眠誘導および解除音声とのインターバルを
同梱されている無音ファイルを使ってこちらが調節します。

また5つのパートは大きく2つの用途に分けられており
「明晰淫夢」「明晰淫夢 付き添い」「明晰淫夢 自由」の3つは完全に寝た状態で
「明晰淫夢 まどろみ」「明晰淫夢 痺れ」は軽く起こされた半覚醒状態で聴きます。

「あなたの脳みそは 自然とエッチな夢を作り出し 興奮していく」
「ほら 夢が切り替わって 頭の中にエッチな夢が ぶわーっと広がっていく」

前者は暗示を使って聴き手の夢の軌道をちょっぴり修正するのがコンセプト。
具体的なシチュなどは描かず「エッチになる」「気持ちよくなる」といった感覚を刷り込み
それによってこちらが軽い興奮状態になるよう導きます。

レム睡眠とはいえ寝ている状態であれこれ言っても的確に反応するとは思えませんし
エッチな雰囲気づくりをしてあとは聴き手に任せるような流れです。
「明晰淫夢 付き添い」だけは憧れの異性がすぐ近くにいるイメージを持たせていますから
これを聴く場合は寝る前にターゲットを思い浮かべておくといいでしょう。

「あなたは体の自由を奪われ 女の子のなすがままにされてしまっている」
一方半覚醒状態で聴くパートはどちらもかなり手の込んだ内容。
唯一直接的なプレイの描写がある「明晰淫夢 まどろみ」では
お姉さんが最初から騎乗位の状態で腰を打ち付けてきます。

拘束されての逆レイプを想定して、彼女が暗示を使って何度も体を動けなくしてくるため
金縛りにあったかのような不思議な感覚がするかもしれません。
でも声の質は相変わらず優しく雰囲気もとっても穏やか。
女性にちょっぴり意地悪に弄ばれる感覚が味わいやすいシチュと言えます。

「いやらしい吐息が あなたの耳にかかり 全身に鳥肌が ゾクゾクと逆立つよね?」
そして後半に登場する耳舐めがたまりません。
ややコリっとした水分の高いちゅぱ音が耳に心地よさと熱を与えます。
バイノーラル録音のおかげで彼女の吐息もとっても近くてリアルに感じられました。
時間が10分、しかも最中はセリフほぼ無しで舐め続けてくれるエロに傾倒した舐めです。

絶頂の瞬間も声量を押さえたエロ可愛いイキ声を聞かせてくれますし
暗示を受け入れやすい状態にあれば十分にドライを狙えるプレイと言えます。

「あなたは金縛りにあったように 動かない でも そんな状態で 頭の中はどんどん痺れていく」
一方「明晰淫夢 痺れ」は催眠的な感覚を重視したパート。
名前の通り主に体に気持ちいい痺れを感じる暗示を入れて聴き手をそのように導きます。
「あなたは~する」といったやや押さえつけるような言い回しに加えて
力強い語気が声に逆らい難い雰囲気を自然に作り出しています。
「明晰淫夢 まどろみ」よりもこちらのほうが体が動かない感覚をより強く味わえるはずです。

過去に催眠で手足が痺れる経験をした方がいるのではないでしょうか。
このパートではそれを全身に広げて心地よい痺れを味わわせようとしてきます。
エッチな表現が無いぶん感覚に集中しやすいですし
被暗示性が低い人でも催眠状態特有の感覚を味わえるかもしれません。

このように、主に3つの目的を持った個性的なプレイを楽しむことができます。



発想力と技術が光る作品
「寝ながら聴く」という催眠音声初のスタイルが面白いのはもちろんですが
暗示の表現や入れ方といった技術面でも優れたものを持っている作品です。

レム睡眠状態は人間なら誰でも毎日体験しているものですから
被暗示性の低い方でも作品を通じて催眠状態と似たような体験ができる可能性があります。
そういう意味では本当に万人向けの作品です。
「色々聴いてるんだけどどうも上手くいかない」とお悩みの方に特にお薦めしたいです。
やることも聴きながら寝るだけと非常に簡単です。

「あなたは深呼吸をすると 物事がリセットされるのを知ってるかもしれません」
技術面については作品のほぼ全編を通じて
「~かもしれない」「~することもできます」といった許容的な表現が使われています。
同じくエロトランスさんがシナリオを書かれた「うでまくら」もそうだったのですが
この柔らかい言い回しが眠りにつきやすい雰囲気を生み出しています。

それが「明晰淫夢 痺れ」では打って変わって表現をわざときつめにして
心身をお姉さんに支配されたような感覚を強く印象付けてきます。
シーンやプレイに応じて催眠のタイプをきっちり切り替えているところに
サークルさんのレベルの高さを感じました。

表現を極端に変えると普通は作品としての統一感がなくなるはずなのに
この作品では違和感なくそれが成立しています。
しばらく聴き続けてようやく「あれ?よく聴いたら違うぞ」と思ったくらいです。
本当に上手くカムフラージュされているなと。

「次に耳を舐められると おかしくなっていっちゃうの」
エッチは耳舐めを開始して以降、ちゅぱ音をカウント代わりにしているのが非常に印象的でした。
伊ヶ崎さんの舐めが熱を感じるほどにとんでもなくリアルで
素の状態で聴いても抜けるんじゃないかと思えるくらいのエロのパワーを持っています。

時間も一番長いですし、この作品で抜きたい・感じたい方は
迷わず「明晰淫夢 まどろみ」をお聴きください。
他のパートはほぼエロ要素無しでイクにはちょっと厳しいです。
ちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

ここからは実際に寝た状態で聴いてみての感想です。
今回は皆さんが一番気になっているであろう「明晰淫夢 まどろみ」を試してみました。

安眠音声と無音を100分セットして寝たところ
まどろみパートの初期の段階で音声を認識できるくらいに意識が戻りました。
その時点で体を何かに押さえつけられているような感覚がかなりありました。
寝覚めでだるくて動かせないのとは明らかに違った感覚です。

で、そのまま聴き続けていたのですが
ある程度のところ(どんなシーンかは覚えてません)で体全体が一気に火照り始めました。
具体的にはタオルケットと薄手の毛布をかけて寝ていたのを
両方剥ぎ取らないとまともでいられなくなったくらいです。
普通ではありえないレベルの急激な感覚変化ですから、やはり暗示が原因なのでしょう。
エッチな音声に無意識が勝手に興奮したのかもしれません。

そして最後、お姉さんが絶頂する段階で脳がピリピリ、おちんちんがビクビク痙攣し始めました。
収まるまでの時間は1~3分と結構長めだったと思います。
他の作品で味わったドライの直前段階に似た感覚で
それほど強烈ではありませんが実感できるレベルの気持ちよさがありました。
しばらくすると体の不自由感や火照りも収まって普通に寝ることができています。

「イき切れなかったけど満足」というのが率直な感想です。
正直初回で催眠的な感覚が十分に味わえるとは思っていなかったので
心身にここまではっきりとした変化があったことにかなり驚いています。

ドライできなかったのもたぶんボリュームが大きかったのが原因でしょう。
いつも聴いてる時より音量を一回り以上下げたほうがうまくいくと思います。
あとは無音の時間をもう少し調節してみるといいかもしれません。
何にせよ「聴いてよかった」と思えるレベルの満足感が得られたのは事実です。
回を重ねればもっと面白い感覚が味わえそうな可能性を感じました。

エロトランスさんの場合、アイデアが奇抜すぎて暴走してしまうケースもあるのですが
今回は個性が見事に結果に結びついている作品と判断しました。
男性声も用意されていますので女性の方も興味があればお試しください。

この作品はレム睡眠時にタイミングよく暗示パートを聴くのがカギになります。
ですから1回聴いてうまくいかなかったとしても決して諦めないでください。
暗示パートが複数用意されていますし、少しずつ無音の時間を調節しながら
自分にとっての最適なタイミングを探してみてください。
睡眠に入るまでの時間を考慮して10~20分長めに取るのがいいでしょう。

CV:女性声…伊ヶ崎綾香さん 男性声…あきらさん

女性声:共通パート…14:31
明晰淫夢…7:20 明晰淫夢 まどろみ…23:58 明晰淫夢 付き添い…5:07
明晰淫夢 自由…3:12 明晰淫夢 痺れ…6:28 音声総時間…1:00:36

男性声:共通パート…12:55
明晰淫夢…6:11 明晰淫夢 まどろみ…18:48 明晰淫夢 付き添い…4:32
明晰淫夢 自由…2:48 明晰淫夢 痺れ…5:44 音声総時間…50:58


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2014/08/31追記
一部不適切な文章があったため訂正しました。
失礼しました。

ヒプノガストリップ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

本作品は研究施設での実験台として女研究者に様々なガスを注入されながら
少しずつ心と体を彼女の言いなりになるように作り変えられます。
今回は椅子に拘束されてプレイを行うややハードな内容となっており
人を選ぶ部分もありますが手足の自由や体の感覚を操られる気分は味わいやすいです。

エッチは大人のおもちゃを使って半ば強引に絶頂へと追い込まれます。
襲い掛かってくる彼女の声と器具のモーター音によって
自分の意思とは裏腹に勝手に股間に熱が集まってくるのを感じることでしょう。

作品を聴く前に使い捨てでもいいのでできればマスクを用意してください。
必須ではありませんがあったほうがずっと作品の世界に入りやすくなります。



器具とガスで体を拘束
謎の部屋で気持ちのいい実験を受けるお話。

「こんばんは ようこそ私の部屋へ」
お姉さんは優しく清らかな声の女性。
とある部屋の前にやってきた主人公に対して
ここへ入れるようにするために早速催眠をかけ始めます。

催眠はおよそ37分間。
最初は部屋に入るための準備として深呼吸・脱力・カウントダウンをしながら
聴き手を軽い催眠状態へと導いてくれます。

「ずしーんと思い そう 最初は 腕が重いような そんな気がする というように なんとなくでいいんです」
脱力は全身をいくつかのパーツに分けて、特に手足を入念に行います。
別にこの段階で手足に重さを感じるほどまで脱力する必要はありませんが
彼女の言う通り気持ちだけでも重くなったフリをしてみましょう。
そうすることでこの先の物語により没入しやすい環境ができあがります。

「はじめまして 私はこの地下研究所の 研究長をしている者です」
その後ようやく部屋へと招待されるのですが…
そこはコンクリートの壁に椅子が1つだけ置かれた牢屋のような場所。
ここからは大人っぽい妖艶な声の研究長がメインの語り手に切り替わって
ガスを使った様々な実験をすることになります。

「いつのまにか 肺いっぱいに満たされ 頭が あの気持ちいい催眠状態へ 切り替わっていく」
今回登場するガスは催眠ガス、神経ガス、感度を鋭くするガス、そして興奮ガスと
いずれも被験者の精神や感覚への働きかけを目的としたものばかり。
それらを吹きかけながら同時に暗示を入れることで
聴き手に実際にガスを吸い込んでいるような感覚を引き起こさせる
わけです。
こういう表現方法を思いつくアイデア力が素晴らしいですね。

「ほら 何もかもわからなくなりぼーっとしていく 体の力はぐったりと抜ける」
中でも神経ガスによる体の制御が最も味わいやすい感覚と言えるでしょう。
冒頭のやや入念な脱力に始まり、部屋に入ってからも椅子に拘束されたりと
研究長は言葉だけでなく雰囲気によっても手足が動かせないことをしきりに伝えてきます。
ガスと暗示による効果も加わって「動かせない」「動かしたくない」といった感覚が
他の作品よりかなり実感しやすいのではないでしょうか。

聴き手に実験を被験者になりきって楽しんでもらうために
イメージしやすい描写と内容やタイミングが的確な暗示を使って
少しずつ彼女の言った通りの感覚を心と体に浸透させていく割と手堅い催眠です。

今回は内容が内容なだけあって催眠音声にありがちなお願いするようなスタンスではなく
「拘束」「強制」などの押さえつけるような単語を遠慮なく使って
彼女の声に逆らえない実験の雰囲気を植え付けてきます。
ただ暗示の表現は聴き手の立場に立った柔らかいものばかりですから
聴いていてそこまで嫌な印象は受けないでしょう。

またメインの語り手が途中でお姉さんから研究長に切り替わるのも珍しいです。
交代する際にすんなり移行できるようにきちんと暗示を入れてくれていますし
声優さんが同じ、かつ意識してか声質をそこまで大きく変えてはこないので
不安や戸惑う感覚はそこまで湧いてこないと思います。



意思とは関係なく絶頂させられる感覚
エッチシーンは11分ほど。
プレイは電マ責めとオナホ責めです。

電マとオナホを動かす際にリアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「さーて 今からあなたのおちんちんに 電マを当ててあげる」
4種のガスを代わる代わる吹きかけて主人公を骨抜きにした研究長は
実験の仕上げとして器具を使っておちんちんへの刺激を開始します。

エッチはガスの時と同様研究長に一方的に責められるスタイル。
しかも目的が気持ちよくするためではなくただ射精させることに絞られているだけあって
その責めには一切の容赦がありません。
女性から文字通り精液を搾り取られるような感覚が味わえます。

「息が 自然と荒くなる 気持ちいい 気持ちよすぎて 溶けてしまいそう」
またどちらのプレイにも効果音が用意されているのも大きいです。
イメージ重視の内容ですし雰囲気づくりに気を配ってくれているのはありがたいですね。
最初の電マの「ヴイィィン」と響く音と暗示を同時に聴いていると
おちんちんのあたりにじんじんとした感覚が湧いてくるかもしれません。

「おかしくなる でも おかしくなりたくない でも 気持ちいい でもこれ以上は辛い」
そして最後はおまんこの感覚そのものを味わえる特注オナホで果てます。
最後に僅かに残った理性すらも完全に消し去るために
SEXとは段違いの超高速なピストン音を鳴り響かせる彼女の怒涛の責めに
性的興奮の度合いとは関係なく一気に股間が熱くなる方もいるでしょう。
声による責めも十分なパワーがありますしドライは狙いやすい方だと思います。

このように、愛や優しさが微塵も感じられないとてもハードなエッチが繰り広げられます。



没入感がカギになる作品
若干のドラマ性を含んだ個性的な世界観が耳を惹く作品です。

今回は調教を通り越して拷問に近いような内容で
研究長はこちらの抵抗感や拒絶感を一切無視して強引に実験を進めます。
しかしかける言葉に細心の注意が払われているため
えげつない展開でありながら受けていてなぜかちっとも嫌な気がしません。

最終的に気持ちよくしてくれるからというのもあるのでしょうけど
作品を最後まで聴いてもらうための作り手の心遣いが随所に見られます。

今回はただ催眠をかけるのではなくストーリー性があるのもいいですね。
作品の世界に入っていくのと同時に催眠も深めていく。
面白いゲームをプレイしている時のような「ハマる」感覚もある程度味わえます。
没入感が強くなればなるほど暗示による感覚もより得やすくなるでしょう。

催眠は序盤が恐ろしくシンプルだったので少々不安だったのですが
部屋に入った後は実に個性的かつ効果的で非常に楽しめました。
進め方も丁寧ですし、前に施した暗示が後々活きるように組み立てられていたりと
色々と考えて作られているのがよくわかります。
内容に抵抗さえ無ければ初心者が聴いても大丈夫。

エッチはセリフ以上に効果音がプレイのハードさを物語っています。
されるがままに女性に心と体を蹂躙されることから
ややM以上の属性を持っているのが望ましいでしょう。
私はそこまでM性が強いわけではないので股間が軽く痙攣した程度でしたが
ハマればとてつもない感覚が体に押し寄せるのではないでしょうか。
そんな大きな可能性を聴いていて感じました。
くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エロトランスさんらしいチャレンジ精神に溢れた作品です。
作品によっては「?」と感じる場合もあるサークルさんなのですが
今回はテーマと催眠の親和性が高く完成度はかなり高いと言えます。

CV:男性向け…紅月ことねさん 女性向け…あきらさん
総時間 男性向け…55:13 女性向け…43:57


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2020年3月12日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/82423981.html

ヒプノルーレット

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

催眠音声は複数回聴くことが多く、それを想定した作品もあります。
そのような場合に障害となるのが内容を知っていることから来るマンネリ感です。
こればかりは人間である以上仕方がありません。

しかし本作品は「運」を題材にプレイをランダムで選択することによって
この問題を打破しようとしています。
プレイの内容はもちろん、順番もランダムですからまず予想は不可能です。
このシステムは非催眠の方でqpStudioさんが導入されていますが
催眠では他に聞いたことがありません。

何が来るかわからないワクワク感と、運だからこそ起きてしまう想定外のプレイ。
こういった要素をふんだんに駆使した作品と言えます。

今回はサークルさんがプレイのバランスを考えてあらかじめ用意した
「男性向け作者制作」を聴いてのレビューとなります。



導入と覚醒以外は完全ランダム
お姉さんにルーレットを回されながら「シーエ」という女の子に責められるお話。

「あなたは ベッド あるいは 布団の上で寝転がっている」
お姉さんは丁寧で優しい声の女性。
案内役として主人公をルーレット会場へ連れていくために
作品のテーマに沿った内容の催眠をかけてくれます。

本作品最大の特徴はエッチシーンの内容が完全ランダムであることです。

「mp3_mix」と「mp3_mix look ver」という2つのEXEファイルが同梱されており
それを実行すると合計23個のファイルの中からランダムに10~16個のファイルを選んで
結合された一つの音声ファイルを同じフォルダ内に生成します。
最初の導入と最後の覚醒ファイルだけはきちんと順番が固定されていますので
再生したらプレイだけだった、なんてことはありません。

「mp3_mix look ver」は実行後に結合したファイルの中身を見ることができます。
プレイの内容を知りたくない方は「mp3_mix」を実行したほうがいいでしょう。

催眠はおよそ19分間。
お馴染みの深呼吸と脱力を行ってから、作品のテーマであるルーレットをイメージします。

「何もわからない けど 一つ思い出す ルーレットと
あなたの体が 連動しているということに」

カジノによくあるルーレットが回り、それとは反対方向にボールが転がっていく
そんな様子を思い浮かべながら頭を空っぽにしていきます。

その後シーエが登場し、お姉さんがこれから始まるプレイの説明をして終了です。

ランダムに行われるエッチがメインだからか
あまり多くの時間や手間を割かず軽めに行っています。
ただ深呼吸と脱力がしっかりしているおかげで割と頭がぼんやりしてくることでしょう。
催眠の強さは弱と中の中間くらいでしょうか。



順を追わないまったく予想不可能なプレイ
エッチシーンは34分30秒ほど。
プレイは登場順に首筋舐め、胸愛撫、乳首責め、手足舐め、手コキとなっています。

エッチな効果音はありません。
セルフは男性向け作者制作だと無しですが
オナニーをさせるファイルもありますので、組み合わせによっては有りにもなります。

「自分がこれからどうなるか わからないからこそいいの」
プレイはお姉さんがルーレットを回して数字を決め
それに合わせた行為をシーエが行っている様子をお姉さんが実況します。
つまりお姉さんとの絡みは一切ありません。
またシーエが話すこともありません。

ここでの売りはもちろんランダム性を活かしたプレイにあります。

普通は最初にキスをして、愛撫をして、手コキやフェラをしてSEXと
後になるにつれてプレイの内容がハードになっていくわけですが
本作品ではその常識が一切通用しません。
だから最初から手コキをされて、その後で胸を愛撫という流れも普通にあります。
これを面白いととらえるかは人それぞれでしょうが
珍しいことだけは間違いないでしょう。

「ねっとりと絡みつくように前後され あなたはその感覚を噛みしめる」
男性向け作者制作バージョンの場合は無難に落ち着けたかったのか
指や舌を使った比較的ソフトなプレイから始まって
合間に徐々に感度を高めるシーンを挟みながら手コキで〆ています。

お姉さんはあくまで観察者の立場ですから
割と淡々とした声でプレイの様子を客観的に聴き手に伝えてくれます。
だからプレイの雰囲気を感じ取って興奮する流れになるでしょう。

「はい タイムオーバー イケたかな? イケなかったかな?」
絶頂については男性向け作者制作バージョンだとカウントは行われず
そろそろ次のルーレットの時間が近いことを告げる形で
時間内の絶頂を促すように作られています。
でもオナニーをするファイルを聴いてみたらはカウントを行っていましたから
フィニッシュの形式についても割とまちまちです。

最後までスッキリできるのも、不完全燃焼で終わるのもルーレットの運次第。
そんなすべてをランダム性に支配されたプレイを楽しむことができます。



コンセプトは面白いのだが
「次にどんなプレイが来るのだろう?」
そんな期待感を聴き手に持たせたいサークルさんの意図が窺えます。

時間の関係で実際に聴くことはできなかったのですが
何度もファイルを生成していると確かにファイルの構成がバラバラで
色々なプレイを楽しめそうな気はします。
ただ、残念ながら催眠音声としては形になりきっていないと感じました。
エロボイスならこういう作品が実在するし、十分有りだと思うんですけどね…

催眠はエロトランスさんの他作品に比べるとかなり簡略化されています。
お姉さんの声が終始淡々としているおかげで、私は催眠状態を維持できたのですが
経験の浅い方も果たしてそうかと言われると首をひねってしまいます。
エッチに入ると催眠的な要素はそこまでありません。

エッチは全体的にプレイがソフト、かつ客観描写ということで
ある程度聴き手に努力を求められるように感じます。
描写が色々と細かいのでイメージはしやすいと言えます。
淫語そこそこ、喘ぎ声とちゅぱ音は無しです。

運に左右されることを楽しめるかそうでないか
このあたりが本作品の評価を大きく左右することになるでしょう。

CV:紅月ことねさん、あきらさん
総時間
男性向け作者制作…1:00:30 女性向け作者制作…47:06
男性向け総時間…2:04:12 女性向け総時間…1:26:00
(総時間はすべての音声ファイルを合計した時間になります)


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

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