同人音声の部屋

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タグ:赤子戦隊

   ● 生意気サキュバスなんかに負けない!
   ● 【バイノーラル】惨め射精クラブ


生意気サキュバスなんかに負けない!

サークル「赤子戦隊」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、甘い声と生意気な性格を持つ年下系のサキュバスが
自分を討伐しに来た勇者を気持ちいい手段で屈服させます。

自分よりも明らかに弱い存在に負かされる快感を味わわせるのが最大の特徴で
ストレートな色仕掛けをしたり、お試しで気持ちよくするなどパートごとに責め方を変えながら
彼が自ら進んでレベルドレインされたくなるよう巧みにリードします。
可愛いサキュバスの気持ちいい罠
サキュバスのリルムにレベルを貢ぐお話。

「もしもーし この討伐依頼を読んでるお兄さーん」
リルムは甘く可愛らしい声の女の子。
討伐依頼を受けた主人公に勝つためのアドバイスをしようと
実演形式でこの後どんなふうに誘惑するか教えてあげます。

本作品は体はまだ未熟だけど男の弱点を知り尽くしてる彼女が
自分よりも強い勇者を3種類のエッチで骨抜きにします。
ベロチュー+太ももコキ、耳舐め+手コキ、言葉責め+オナニーとパートごとにプレイ構成を切り替え
いずれもM男が喜びそうな責めを仕掛けて気持ちいい敗北を味わわせます。

作者さんがかなりの負け好きらしく、同じ属性を持ってる人の心をくすぐるのが上手です。
無理矢理感を極力薄めてリードしてくれますからそれほど抵抗感を抱かずに射精できるでしょう。
体はもちろん、心への責めにもかなり力を入れてます。

「あたしにレベルドレインされるの 癖になっちゃって あたしにレベルを貢ぎに来る変態さんがいるくらい」
彼女は一般的なサキュバスよりも若い成長途中のキャラ。
攻撃手段は特に持っておらず、彼の攻撃を何度も避けながら誘惑します。
しかし一度心を掴んだ後はレベルドレインという特殊な技で相手の力を奪い取ります。

普通に戦ったら勝ち目のない彼女がどうやってエッチまで持っていくかも本作品の聴きどころです。
ある時は女の武器でストレートに、またある時は微弱な快感を与えて焦らすなど
彼の弱点を的確に突いて流れを徐々に引き寄せます。
そして勝ちが確定した後は軽く見下しながらレベルを存分に絞って負けを思い知らせます。
こつこつ上げたレベルを一瞬で失う展開は現実世界における貢ぎマゾに近い意味合いを持ってます。

生意気でよわよわなサキュバスにエッチで負かされ大事なものを奪われる。
女性に弄ばれる快感に焦点を当てた独特な趣向のM向け作品です。
心を上手に絡め取るエッチ
エッチシーンは3パート49分間。
プレイは投げキッス、ベロチュー、太ももコキ、耳舐め、手コキ、囁き責め、オナニーです。
太ももコキ、手コキ、射精の際に効果音が鳴ります。

「このまま あたしの投げキッスでメロメロになっちゃえ」
自分の住処にやって来た主人公に改めて自己紹介し得意技を教えたリルムは
彼の攻撃を避けながら投げキッスを浴びせて戦意を削ぎます。

エッチは常に彼女がリードします。
一番最初の「02 べろちゅーなんかに負けない」は2人が初めて出会った時のお話(約12分)。
彼がエッチに免疫がないことをすぐさま見抜いて誘惑からのベロチューでレベルを吸い取ります。

「そんなにしたかったの? さっきのチューの つ・づ・き」
彼は彼女を討伐しに来たわけですから当然序盤は抵抗する気配を見せます。
だから口を開けてその中とやや長い舌を見せつけ、さらにソフトなキスをして軽く焦らします。
そして脈があると判断した後は大胆に責めて一気に陥落させます。
多くの男性を手玉に取ってきただけあって押し引きのタイミングが絶妙です。

声よりもずっと下品なちゅぱ音もいいですね。
ベロチューなので通常のキスよりも吸い上げる音を多めに入れてエロさを出してます。
それでいてペースが意外とゆっくりなのは、同時に鳴る太ももコキの音を聞きやすくしたからかもしれません。
相手が欲しいものを適度に与え、その見返りにレベルをいただくサキュバスらしい駆け引きが光ります。

続く「03 耳舐めなんかに負けない」でするのはもちろん耳舐め(約25分)。
彼女に負けて退散した彼がレベルを大幅に上げて再度討伐を試みます。

「下半身ムラムラ 止まらないよね たくさん我慢してきたのに おちんちんをゆーっくりシコシコ」
彼女は前回のプレイから彼がまた来ることを予想してたようです。
別段慌てる様子は見せず、レベル上げを頑張ったせいで溜まりに溜まった性欲を解消してあげると言います。
そして警戒する彼の心を巧みな話術で緩め徐々に主導権を握ります。

一般的な18禁作品とは違いエッチが始まった後も心を絡め取るアプローチを続けます。
耳舐め自体は左右を個別に舐めるスタンダードなものなので
明らかに弱い彼女に射精へ追い込まれていく感覚こそが最大の抜き要素だと思います。
後になるほど生意気さが増すのもそれを後押ししていて良いです。

最後の「04 ささやきなんかに負けない」は最もソフトなプレイ(約12分)。
2回のレベルドレインを経て最初よりもパワーアップした彼女が
彼の体に指1本触れず言葉だけで射精させます。

「お兄さんがなさけなーく射精しちゃうところも大好きだから アヘ顔でみっともなく射精しちゃおうねー」
もう彼は自分に永遠に勝てないと確信したのでしょう。
今までよりもさらに見下して負ける快感を増幅します。
オナニーの指示はほとんどしないのでシチュと言葉責めで抜かせるプレイかなと。
私は刺激が弱く感じましたが、M性の強い人にはうまく突き刺さるのかもしれません。

このように、心と体をバランスよく責める焦らし系のエッチが繰り広げられてます。
気分良く負かしてくれる作品
嫌悪や抵抗を抱かせずに負かす面白い作品です。

リルムは自分を退治しに来た主人公を返り討ちにしようと
最初からフレンドリーに接しながら彼の弱点を密かに探ります。
そしてエッチにまるで免疫がないのを見抜いた後はそれを主軸に置いてレベルドレインまで持っていきます。

年下系のサキュバスが変わったやり方で男性を骨抜きにするシチュ
初心なM男の弱点を的確に突き自分から負けたい気分にさせる展開
普段は可愛く振る舞い勝ちが確定すると生意気になる彼女のキャラ。
「負けないぞ」と思っていてもやっぱり負けてしまうサークルさんらしい作品に仕上がってます。

「これからも 私のために いーっぱいレベル稼いできてね」
彼女は自分が非力な存在だと自覚してるので勝つ方法をよく心得てます。
相手が勇者、しかもレベルが上となると正面からぶつかったら勝ち目はありません。
だからまずは心を重点的に責め、それから体へとシフトします。
私個人はそのへんの匙加減が秀逸な作品と見ています。

エッチは通常のサキュバスとの違いが出るよう敢えてソフト路線にしてます。
ちゅぱ音は多めですがペースはゆっくりですし、中盤からは囁き声で話しかけるようになります。
でもシチュや展開がそれを補って余りあるほど興奮させてくれます。
中の人の「俺はこういうのが好きなんだ!」という思いがひしひしと伝わってきました。

射精シーンは3回。
ちゅぱ音それなり、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

CV:大山チロルさん
総時間 1:08:12

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【バイノーラル】惨め射精クラブ

サークル「赤子戦隊」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、声も態度ものんびりしたお姉さんが
興味本位でマゾ向けの風俗店を訪れた男性に屈辱的なエッチをプレゼントします。

彼女が目の前にいるのにオナニーさせられたり、恥ずかしい言葉を宣言しながら射精するなど
女性に負かされ惨めな気持ちで射精を迎える快感を追求した独特なプレイが楽しめます。
段階的にM化を進めていくためM性が低めの人でも聴きやすく感じるでしょう。
ノーマルな人にMの快感を
惨め射精クラブの店員がエッチなサービスをするお話。

「いらっしゃいませ 惨め射精クラブへようこそ」
店員は上品でおっとりした声のお姉さん。
初来店したお客に挨拶し、まずはサービスの概要やプレイ中のルールを説明します。

本作品は男の尊厳を踏みにじられながら惨めな射精を迎えることを目的に
彼女が3パート60分近くに渡って3種類のプレイをします。
耳舐め+オナニー、乳首責め+足コキ、オナホコキ+べろちゅーと構成を大きく切り替え
後になるほどM性の強い言葉やプレイを繰り出して少しずつMの沼に引きずり込みます。

今回のお客はこのお店になんとなく興味を持っただけのほぼノーマルな男性です。
だからハードな責めやセリフをいきなりぶつけることは避け
彼が自分の意思で彼女に負けたくなるように優しくリードします。
声や態度が甘くセリフも結構マイルドですから最中はほぼずっと穏やかな空気が漂ってます。

プレイのほうは多くのシーンで耳元至近距離から囁きかけたり
そのまま耳を舐めて反応を観察するなど密着感を重視して進めます。
耳舐めは総時間の半分近くにあたる31分ほどあり
声よりもずっとエロい水分高めのパワフルなちゅぱ音を積極的に鳴らします。

「いつの間にかおちんちんに負け癖がついちゃって 惨めな射精じゃないと満足できなくなる体になっちゃうかも しれませんから」
ただし、プレイの選択や射精のタイミングといった要所だけは多少のSっ気を見せます。
「マゾ」「変態」といった言葉よりも細かな仕草や行為で見下してくる感じです。
射精シーンでは必ず屈辱的なセリフを復唱させるなど、上下関係を匂わせるソフトな描写が随所に登場します。
彼女の言う通り「いつの間にか負ける快感に目覚めてた」なんて人がいるかもしれませんね。
段階的に堕としていくエッチ
エッチシーンは3パート59分間。
プレイは耳への息吹き、耳舐め、オナニー、体の愛撫、乳首責め、足コキ、擬似SEX(オナホコキ)、べろちゅーです。
オナニー、足コキ、擬似SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「それでは早速 プレイのほうに移りましょうか」
お客の側から店員に触れてはならないことや射精時のルールを説明した店員は
彼をベッドに座らせパンツを穿かせたまま耳に軽い刺激を与えます。

エッチはどのパートも彼女がリードします。
一番最初の「耳舐めオナニー誘惑」はMの快感を軽く体験させることを目指したプレイ(約26分)。
耳への息吹きや耳舐めで彼の性感や興奮をじっくり高め
それから手コキではなくオナニーで最初の射精へと追い込みます。
ちなみに製品版は全パートで右耳、左耳の2パターンが用意されてます。

「それじゃあ お耳が感じないお兄さんは こんなことをされても平気ですよね?」
「どうしよっかなー そろそろお耳 舐めてあげよっかなー」

この時点の彼はまったくMじゃありませんから
M向けのエッチを普通にやったところで惨めな射精を味わわせることはできません。
だから彼女は耳を小まめに責めつつ彼がバッチリ感じてることを指摘したり
もうちょっと責めて欲しそうな素振りを見せたらわざと焦らして主導権を握ろうとします。

耳舐めの時間が23分くらいありますけどメインはやっぱり駆け引きかなと。
言葉遣いに気をつけながら小まめに羞恥心を煽ってきます。

「お兄さんは 自分のおててでオナニーして ティッシュにでも射精してください」
彼が十分に勃起してるのを確認し自分でパンツを脱がせてあげたのに
敢えてしごかず彼自身に性欲処理をさせるのがいいですね。
風俗店のサービスだからといってお客に媚びず、むしろ軽く突き放して上下関係を鮮明にします。

彼女はエッチを始める前に「サービスが気に入らなかったらいつでも退出していい」と言ってます。
(途中退出した場合にお金が返ってくるかは触れられてませんが…)
つまり彼女に意地悪されるのも、見られながらオナニーや射精をするのも全部彼の意思なんです。
押しつけがましさを感じさせずにプレイするので嫌な感じはほとんどしません。
相手の属性に合ったやり方で惨めな射精をさせるプロらしい責めです。

耳舐めについてはバイノーラル録音特有の微かな風圧が感じられないのは残念ですが
音質はとてもリアルですし舐め方も後になるほど激しくしていて上手です。

2番目の「乳首弄り足コキ」はもう一歩踏み込んだプレイ(約20分)。
数日後、あの時の快感が忘れられず再びやって来たお客をもっと気持ちよくしようと
店員が彼の性感帯を探りながら恥ずかしい快感を与えます。

「指先が真ん中に近づいたり 離れたり くーるくーる」
乳首責めがメインということで乳輪をいじる時は「くーるくーる」
乳首を指で押す時は「ぽちっ」、摘んでしごく時は「しこしこ」と擬声語を多めに交えて表現します。
耳舐めが6分、足コキは5分とエッチな音の鳴る時間が短くなってるので純粋なエロさは控えめです。
自分の大事な部分を足蹴にされるシチュはいいですけどもうちょっと抜ける要素が欲しいなと感じました。

最も盛り上がるのは最後の「オナホへこへこ」パート(約13分)。
さらに後日、これまでのプレイですっかり負け癖がついてしまったお客が
それを教えた店員に普通の性癖へ戻すのを手伝って欲しいとお願いします。

彼女が作品の冒頭に「まっとうな射精は女性への中出し」と言ってたのを受けて
用意したオナホを太ももで挟み込み、擬似おまんこにして彼に正常位でピストンさせます。
演技ではありますが時々喘ぎ声を漏らすなど表面上は彼に協力する姿勢を見せます。

「こんな喘ぎ声と 作り物のおまんこに いい気にさせられる ちょろいおちんちんをお持ちなんですね」
しかしここは惨めな射精を味わわせるお店ですから最後までそうなることはありません。
単なる樹脂の塊に一生懸命腰を打ちつけ気持ちよくなってる姿を軽く見下し
少し経つと反撃のべろちゅーを浴びせかけてお互いの立場を徐々に逆転させます。
そして主導権を握った後は屈辱的なシチュと責めで最後の惨めな射精を味わわせます。

最初から一方的に弄ばれるよりもこういう展開のほうが負けた時の快感は強くなります。
このパートだけ射精時にぴゅっぴゅのセリフを言うのもその事実を思い知らせたかったのでしょう。
SMプレイや罵声といった強い力で無理矢理押さえつけるのではなく
彼が潜在的に持ってる欲求を上手に膨らませて負かす
のが素晴らしいです。

このように、負ける快感から徐々に離れられなくする巧みなエッチが繰り広げられてます。
優しく負かしてくれる作品
ハードな描写を一切交えずに屈辱感を与える変わったM向け作品です。

Mな行為にこれまでさほど触れることなく生きてきた男性が
なんとなく興味を持った風俗店でその醍醐味を思う存分味わいます。

柔らかな物腰で接しつつ負ける快感を徐々に教えるマイルドなリード
その中に男性が惨めと感じる要素を散りばめて気持ちよく射精させる独特なエッチ。
仕事を失敗した時などに感じる重いものではなく、快感として受け止められるレベルの惨めさを与え続けます。

「あとは私に任せて お兄さんは私の下で 無様にヘコヘコしていてくださいね」
惨めに射精させるためには体だけでなく心のほうも上手に責める必要があります。
だから彼女はプレイの至る所で羞恥や自分が下に置かれてることを感じさせるセリフを投げかけます。
手コキを拒否してオナニーさせる、明らかに演技と見える喘ぎ声を漏らすなど
ひとつひとつを見ればそれほど大きなパワーは持ってません。
でもそれらを連動させてひとつの流れを作ってるから後になるほど射精時の快感が強くなります。

体への責めも頑張ってますが、それよりも心への責めが充実してる作品です。
特に最終パートは立場逆転要素も盛り込んで彼女に勝てないことを思い知らせてくれます。
それでいてあまり嫌な気分がしないのは時間をかけてやんわりまったり誘導するからでしょう。
普段してる射精に惨めさというスパイスを加えてより気持ちいいものへ変えてます。

エッチはプレイそのものよりシチュで抜かせる色合いが強いです。
それを強く印象づけるために射精シーンで必ず敗北宣言させてます。
彼女に負かされたことを自分自身で認めるからより気持ちよくなれるわけです。

射精シーンは3回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

女性に負かされる、屈服させられるのが好きな人には特におすすめしたい作品です。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:15:00

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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