同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:琴香

   ● 【焦らし系家具ごっこ】道草屋-はこべら8-備え付けのアメニティ【ひぐらし耳かき】
   ● 【お隣り耳噛み】道草屋 なつな2 隣の部屋のたぬきさん。【お隣り耳かき】
   ● 【お口悪戯】道草屋-はこべら6-お風呂場のえんまさま【おこた耳かき】
   ● 【足水と西瓜】道草屋-稲4 何でもない日の夏休み。【立体怪談】
   ● 道草屋-夏の日。【片手間用音声】
   ● 【秋音耳かき】道草屋 はこべら日帰り 離れの秘密基地【趣味の音】
   ● 【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(後編)
   ● 【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(前編)
   ● お姉ちゃんに添い寝されながら甘やかされる音声
   ● 【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(後編)




サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、上品な声と悪戯好きな性格を合わせ持つ店員さんが
常連客の男性に日帰りで癒しとエッチなご奉仕をします。

非エロのサービスをやりながらさり気なく性感帯も責めるのが特徴で
口移しで紅茶を飲ませる、彼女自身が座椅子になる、かき氷をこぼしたついでに乳首を舐めるなど
いつも通りの落ち着いた態度で大胆なことを色々やって少しずつ射精に導きます。
シリーズの過去作よりもエッチが多少強化されてるので、普段とは違う満足感が得られるでしょう。
日帰りではこさんとイチャイチャ
道草屋の母屋ではこべらが耳かきとエッチをするお話。

「こちらです 今日も真夏日ですね」
はこべらは丁寧語で話す上品な声のお姉さん。
道草屋の近くまで来た主人公に声をかけると、母屋へ案内しながら色んなことを話します。

本作品は道草屋の年長組で色んなサービスができる彼女が
遠路はるばるやって来た彼をおよそ130分に渡りもてなします。
彼は既に常連客なので彼女も表面上は礼儀正しく接しますが
全編の至るところに親しみを込めたセリフと行為を入れて特別感を出します。

「ぽっけに入れっぱなしになってるせいで 熱くなってしまっております 早く取り出してあげないと」
今作の大きな特徴は普段よりもエッチに力を入れてること。
暑い外を歩いて喉が渇いた彼にキスして紅茶を飲ませたり
おちんちんを携帯電話と思い込んでいじる大胆なところを見せます。

彼女は大人の女性ですから自分が何をやってるか十分理解してます。
道草屋は旅館であって風俗店じゃないことを踏まえて
勘違いやなし崩しといった偶然でエッチに持っていきます。

今までの道草屋は1つのシーンで固めてやるスタイルでしたが
今回は5つあるシーンのうち4つでエッチする変わった構造をしてます。
エッチする口実を作るために非エロのサービスをする流れになってますから
癒しを感じながら女性に優しく弄ばれる快感が味わえるでしょう。
私は毎回「道草屋のエッチはおまけ」と言ってますけど本作品は明らかに違います。

効果音や環境音といった諸々の音もトップクラスで素晴らしいです。
複数のセミの声を流したりかき氷を一緒に食べるシーンを用意して夏らしさを出します。
彼女が食べる時と彼が食べる時で音の鳴らし方を変えるなど
相変わらず細かなところにこだわってて高い没入感が得られます。
今回はエッチ中心に組み立ててるから非エロのサービスは割と普通です。
焦らし気味にゆっくり追い込むエッチ
エッチシーンは5パート31分間。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、乳首舐めです。
手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「飲んでしまいました すみません あまり慣れていないもので」
母屋に到着した後グラスへ冷たい紅茶を注いだはこべらは
それを口に含んだまま主人公へキスして渇いた喉を潤します。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート12分間は比較的ソフトなプレイ。
「3-備え付けのアメニティ【R18】(約5分)」はキス
「4-ぽっけの携帯(約7分)」は耳舐めと手コキをします。

先に言っておくと本作品はどのシーンも非エロとエロのサービスを混在させており
キスは彼を案内してから、耳舐め&手コキは昼食を挟んで歯ブラシした後に始めます。
一般的な18禁作品のように続けてやるわけじゃないのでご注意ください。

「また喉が渇きましたら 遠慮なくお使いください」
彼女は今回彼をもてなすにあたって自分自身がアメニティ(備品)になると決めており
キスする時はあくまで紅茶を飲むために彼女を使ったことにします。
次のシーンも座椅子のように後ろから抱き着いてお世話しますし
やってることは思いっきりエッチなんだけど、そうじゃないと言い訳できるように進めます。

彼女は以前から「道草屋のエロ担当」と呼ばれてるらしく
過去作でも結構大胆なことをするキャラで人気があります。
だから今回もあれこれ悪戯して興奮を上手に煽ります。
意地悪に感じる人もいるでしょうが、私は彼に対する信頼の表れだと思ってます。

続く3パート19分間は射精を見据えたプレイ。
「3-代理のお手拭き(約8分)」はこぼしたかき氷を拭くために乳首を舐め
「3-お飲み物(約8分)」と「4-夏は何でも(約3分)」は
お風呂上がりの彼にまたがり保湿液をローション代わりにして耳舐め手コキします。

「下着までは届いていないようです 良かったですね もう少しで脱いでいただくところでした」
このへんまで来ると彼女の言葉と行動がエスカレートします。
一緒にお風呂へ入ってもいいと言ったり、乳首舐めの時はそのままフェラする素振りを見せるなど
癒しよりも性的欲求を満たすことを見据えた要素が増えてきます。
声や口調はいつも通り落ち着いてるから多少のギャップを感じます。

「発熱してるようです まだぽっけに入れていたのですか」
そして最後のシーンは体を密着させながら複数の性感帯を同時に責めます。
すっかり熱く硬くなったおちんちんを携帯電話に見立てて後になるほど激しくしごき
同時に耳舐めやキスをするなかなか手厚いご奉仕です。
射精時はカウントを数えてタイミングを教えますし、彼が気持ちよく出せるようにしっかりサポートします。

多少焦らす程度で寸止めや言葉責めはしませんからノーマル~ややM向けです。
表向きだけでも道草屋のルールを破らないように気をつけながら精一杯のご奉仕をします。
落ち着いた態度でノリノリに責めるところが面白いなと。

このように、エッチを主役にして非エロはそれをサポートする変わったサービスが繰り広げられてます。
親しみを感じる作品
今までとは違う切り口ではこべらの魅力を表現してる意欲作です。

はこべらは道草屋を何度も利用してる主人公の記憶に残るご奉仕をしようと
初っ端から口移しでキスをしたり、スマホを取り出す要領でおちんちんをいじります。
そして物語の後半は乳首舐めや同時責めといったより大胆なプレイに移ります。

上品で悪戯好きな店員が常連客の男性を癒したり気持ちよくするシチュ
非エロとエロを同じシーンに混在させてお世話する独特な作り
クールそうに振る舞いながら積極的に責める彼女のキャラ。
エロが弱かったシリーズの過去作とは随分違う作品に仕上がってます。

中でも独特な作りは相反する要素をスムーズに繋ぎ合わせてるのが素晴らしいです。
彼は今まで何度も悪戯されてますが、それでも彼女とエッチすることにためらいを感じてます。
彼女はそれを理解してるからストレートに責めたりせず
何かの拍子に偶然やってしまうさり気ないリードを徹底します。

通常の18禁作品よりも回りくどいエッチをしますが
エッチ禁止な道草屋のルールを考えればこれは妥当だと思います。

全編を通じて音がリアルだからちゅぱ音や手コキ音もなかなかエロいです。
激しく責めるのは終盤だけで、それ以外はまったり責めて焦らしながら盛り上げます。
エッチの後に行う40分程度の耳かきも高品質です。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは33本目の満点とさせていただきました。

CV:はこべら…琴香さん 芹…雁庵うずめさん(「0-予約電話」のみ登場)
総時間 2:10:34

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります



サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、道草屋がある村の役場で働いてる気さくな女の子が
以前仲良くなった男性客と一緒に泊まりマッサージ、耳かき、エッチをします。

道草屋の店員も加えてふたつの視点から音重視のサービスをするのが特徴で
彼女は友達に近い距離感で接しながら一生懸命お世話し
店員は一歩引いて彼女をサポートしながら流れるような手つきで癒します。
お客と店員の中間にいる女の子と
橘なつな(挿し絵左)とはこべら(挿し絵右)がマッサージ、耳かき、エッチをするお話。

「…たぬさん? たぬさん! 私ですよ なつなです なっちゃんです なっちゃんさんです」
なつなは丁寧語で話す可愛い声の女の子。
道草屋へ電話してきた主人公へ嬉しそうに挨拶すると
日取りを確認してから誰を指名するか尋ねます。

本作品は道草屋の店員に幼馴染がいる関係でよくお店に通ってる彼女が
以前バスの車内で偶然出会い、友達になった彼とおよそ140分に渡りのんびり過ごします。
今日のお試しグッズ、なっちゃんさんの弱いとこ、一緒にみみかきと全体を3つのシーンに分け
それぞれで登場人物ややることを切り替えて癒したりエッチな気分にさせます。

「たぬさん寒くないですか? はぁい もう冬ですからね 夜寒いですし 虫も鳴かなくなりましたし」
彼女はブラック企業を退社し今は役場の生活課で働いてる変わった経歴の持ち主。
前作「道草屋-なつな 田舎のバスとたぬきさん。」では
初対面の彼にあれこれ世話を焼く優しいところを見せてくれます。
今作はその後のお話にあたるため、わざわざ彼が来る日に合わせて道草屋に宿泊します。

道草屋シリーズと言えば店員がお客(=聴き手)にお世話するのが定番です。
しかし彼女は彼にお世話するシーンと、はこべらにお世話されるシーンの両方があります。
店員と客の要素を合わせ持ってるのでパートによって表現方法が結構変わります。

ちなみに彼のことを「たぬ(き)さん」と呼ぶのは
前作で初めて会った時、彼が頭の上に偶然葉っぱを乗せてたことからきてます。
これも彼女にとって彼がお客じゃないことをわかりやすくするための配慮です。

サービスについてはシリーズの過去作と同じく音重視の作りです。
季節が冬のはじめということでバックに石油ストーブの音を控えめに流し
さらに一部では鉄瓶に入ったお湯がぐつぐつ煮える音も加えて暖かい空間を作ります。
効果音も取り立てて奇抜な音はありませんがどれも質が高くて心地よさを感じます。

18禁作品ですけど癒しメインでエッチはおまけ程度の位置づけなことにご注意ください。
でも友達だった彼女がこういうことをするところに関係の変化が見られます。
道草屋はお客と店員の距離感を大事にするから、それに当てはまらない彼女を普段よりも自由に行動させてます。
距離感の違いを楽しめるサービス
最初の「今日のお試しグッズ(約23分)」でするのは上半身のマッサージ。
彼が道草屋の予約をしたとき偶然電話番をしてたなつなが
同じ宿泊日に隣の部屋を取り、マッサージオイルで肩や腕を丁寧に揉みほぐします。

「古いのって なんやかんや観るじゃないですか お父さんの車は四駆だぞ」
前作が出たのは今年の4月ですから、2人がこうして会うのは半年以上ぶりなはずです。
でも彼女は当時と同じ親しげな態度で積極的にお世話します。
持参したオイルで両肩を揉んでる時はテレビ番組の話をしたり
左腕を優しくぺしぺし叩きながらここでの生活のことを話して和やかな空気を作ります。

どんなふうにマッサージしてるかはほとんど言いません。
そのへんはすべて音で表現し、話す時とそうでない時を分けて音と会話をバランスよく楽しませます。
そこまで本格的なことをやらないのも店員じゃない彼女らしくて良いです。

次の「なっちゃんさんの弱いとこ(約57分)」は唯一エッチな描写があるシーン。
マッサージの後片付けをした彼女に店員のはこべらが加わり
なつなへの耳かきをしてから耳の甘噛み→耳舐め手コキと進みます。

エッチシーンは3パート20分間。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

なつな「あっ んっ すごいゆっくり入ってくる」
はこべら「奥のほうで 触れずに焦らされるの お好きですよね?」
そしてここからは彼女が責める役と責められる役を兼任するようになります。
はこべらに耳かきされてる時は気持ちよさそうな喘ぎ声やエッチに思えるセリフを漏らすし
その後も彼に耳舐めしながらはこべらに耳舐めされる変わったサービスも登場します。
本格的にエッチする時間は短めですけど、そこへ持っていくまでの雰囲気づくりに力を入れてます。

「強情っぱりには やっぱり証拠を突き付けるのがいいと思うんですよ たぬさん 神妙にしろいっ! もうネタは上がってるぜ」
肝心の手コキはシリーズの過去作と同じで淫語を一切使わない代わりに
それをほのめかすことを言って興奮と背徳感を煽ります(はこべらは空気を読んで直前に退出します)。
パート名が「なっちゃん警察」となってるように
彼女が江戸時代の岡っ引きみたいな言葉責めをしながら後になるほど激しくしごきます。

彼を射精させた後は勝ち誇った表情を見せますし、属性はややMあたりかなぁと。
友達だった2人が普段と違う距離感で接する割と重要なシーンです。

そして最後の「一緒にみみかき(約61分)」は健全な雰囲気に戻して耳かきを楽しみます。
戻ってきたはこべらは左耳を、なつなは右耳を耳かき棒と綿棒でお掃除し
それからはこべらがなつなに耳かきしながら他愛もないことを話します。

はこべら「窓を閉め切ったと思ったら 次第に暖かくなってきて あぁもう開けなくちゃ 気持ちのいい日差しを すぐ暑くなって それからすぐに涼しくなって」
その場の勢いでエッチまでしたなつなが気まずく感じてるのを察したのでしょう。
それについては一切触れず、彼女をリードしながら季節に関するお話をします。
セリフごとの間を長めに取りながらぽつりぽつりと話す大人の話術が光ります。
耳かき棒も「じずー」という乾いた音をゆっくり鳴らしてて会話のテンポと合ってました。

実際に聴いた感想ですが、まずなつなの続編をここまで早く出したところに
サークルさんがまた新しいことに挑戦しようとしてる気配を感じました。
道草屋はメンバーが多く主役をローテーションさせる関係で、同じ年内に同じキャラの作品が出ることは稀です。
今作のように芹やはこべらが別キャラの応援として出てくる程度です。

そこを敢えてこうしたのは店員が一方的にお世話する展開にマンネリを感じてたのかもしれません。
苗字があったり都会からの出戻りという背景があるのも他のキャラとは明らかに違います。
そして彼女が客と店員両方の役割を持ってるのも新鮮味があって面白いです。

はこべらがなつなにお世話するパートは聴き手が傍観者になりますけど
全体から見れば少しの時間なのでこういうのも有りなんじゃないかと私は思います。
エッチシーンは2人の絡みを通じて手コキできる雰囲気を作る有効なアプローチがされてます。

彼女が出る作品はまだ2本目ですから今後さらに進化していくでしょうね。
サービス自体は割と普通なので、それよりもキャラやシチュのほうに魅力を感じます。
音についてはもうすっかり完成されており癒しのパワーが非常に強いです。
キャラも音も楽しめる作品
総合力の高さに定評がある道草屋を今までとは別の形で表現してる作品です。

なつなは以前バスの中で知り合い仲良くなった主人公と楽しい時間を過ごそうと
彼が道草屋に泊まる日に隣の部屋を予約し、夜に訪問してまずはオイルマッサージをします。
そしてその後は彼との初エッチを経験したり、はこべらと順番に耳かきして心も体もスッキリさせます。

店員じゃないけど道草屋に縁のある世話好きな女の子が
再会した男性客に癒しとエッチなサービスをするノーマル~ややM向けのシチュ
高品質な音と彼女たちの会話を違和感なく組み合わせた臨場感の高い作り
彼女が彼にお世話するシーンと、彼女がはこべらにお世話されるシーンを設けた独特な演出。
シリーズの長所を残しつつ新しい風を吹き込む形で作品を組み立ててます。

中でも3番目は店員にはできないことだからこそ聴いた時の感触にも違いが表れます。
以前も芹がバスに乗り遅れた主人公に母親っぽい態度で世話を焼くことがありましたが
なつなの場合はその割合を大幅に増やして彼との距離感をシーンごとに変えてきます。

友達と店員両方の顔を持ってるのが彼女の魅力だと思います。
はこべらもそれを引き出す良い役割を果たします。

射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、淫語はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは28本目の満点とさせていただきました。

CV:なつな…丹羽うさぎさん はこべら…琴香さん
総時間 2:25:10

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
145分で880円とコスパが良いので+1してあります。



サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、上品で落ち着いてるけど可愛いところもある店員さんが
遠路はるばるやって来た常連客を昼から夜にかけてのんびりもてなします。

最初はコーヒーを淹れる音、ネジを巻く音、ノスタルジックな音楽といった日常に関するもの
次は耳にクリームを塗ったりお掃除するお店のサービスに関するものと
シーンによってサービスと音の構成を変えながら癒したり興奮させるのが特徴です。
エッチ以外は2人で会話やお世話をするので1人の時よりも賑やかに感じるでしょう。
寒い日を道草屋で暖かく
道草屋の店員はこべらや芹が3つのシチュでお世話するお話。

「お散歩にでも行かれるのですか?」
はこべらは丁寧語で話す上品な声のお姉さん。
休憩室の前を通りがかった主人公に声をかけると、中へ案内してからコーヒーを淹れ始めます。

本作品は年末から年始にかけての寒い時期を暖かく過ごしてもらおうと
彼女がおよそ140分に渡って癒しとエッチなサービスをします。
「おこたと時計とごはんの支度」「はこ芹さんとちょっと寝耳かき」「お風呂場のえんまさま」と
全編を大きく3つに分けそれぞれで方向性を変えながら色んな音を鳴らします。

例えば最初のシーンははこべらが時計の修理、芹は栗の皮むきをしてるので
左から機械をいじる音やネジを巻く音、右からはジャリジャリと皮を剥く音やボウルの音が鳴ります。
そして正面は昔の音楽やコーヒーに使うお湯の沸く音が流れます。

同時に鳴らす音の種類が多い、それらの位置や距離を変えて立体感を出す
さらに音の質感も非常に優しくてリアルなど、道草屋にいる気分が味わえるように作られてます。
時間が長いのでセリフもそれなりに入ってますが間隔を空けて音を聴きやすくしてます。
たぶんこれらの音を聴いてるだけでも癒しや眠気を感じるでしょう。

芹「正直 私はあんまりこだわりないんですけどね これが豆から淹れろとうるさいもので」
はこべら「豆のほうが美味しいです」
最中に交わされる様々な会話も場を和ませるのに役立ってます。
タイトル通りはこべらをメインヒロインに据えたうえでふたつのシーンに芹も登場させ
何気ない掛け合いを挟むことで2人の魅力を引き出します。

また耳かきする時は左がはこべら、右は芹と分担してお掃除します。

最近の道草屋は複数の店員を同時に出演させることが多いです。
6作目になると一対一のスタイルを維持した場合、過去作と内容が被る可能性があるので
常に新しいことに挑戦するサークルさんの気風から自然とこうなったのだと思います。
一部ですずなやいのこが出てくるシーンもあったりして割と賑やかです。
時間がゆっくり流れていく感覚
一番最初の「おこたと時計とごはんの支度(約46分)」は音に包まれながら寛ぐシーン。
はこべらが主人公を道草屋の休憩室へ招き入れ、そこで雑談しながら目の前の仕事を片付けます。

芹「お客さんも気をつけてくださいね 隙を見せるとすぐですから」
はこべら「大切なお得意様ですから 優しく優しくしてますよ ねぇ?」
はこべらは時計の掃除、芹は栗の皮むきをしてますがそれほど急いでる様子はありません。
主人公に話しかけたり2人で話しながら手を動かしてのんびり進めます。
そしてコーヒーが出来上がるとそれを飲んで一息つきます。
彼女たちの掛け合いもテンポが良くて仲の良さが自然と伝わってきます。

このシーンは主人公に対して何かをすることはありません。
コーヒーを用意する以外は仕事をこなしながらのんびり過ごして心を温めます。
ストーブと思しき稼働音や昔の音楽も流れていてレトロな印象を受けました。
お店なのにお店らしくないことをするのが道草屋の面白いところです。

次の「はこ芹さんとちょっと寝耳かき(約46分)」でするのは耳かき。
前のシーンから少し後、仕事を片付け手を洗ったはこべらが戻ってきて左耳をお世話します。
そしてしばらく経つと芹も加わって右耳を綺麗にします。
使用するのは耳かき棒と綿棒で体勢は膝枕じゃなく寝ながらやってます。

耳かき棒は「ぞすっ」という乾いた滑らかな音が使われており
奥から手前へ掻き出すようにゆっくり動きます。
そして綿棒は洗浄液に浸したものを使うので通常よりもやや湿った摩擦音を鳴らします。
どちらも音が優しくて聴けば聴くほど心が落ち着きます。

芹「なんか変な感じですねー この感じ 妙に馴染んでるのが なーんとも」
はこべら「もう長いですからね」
そしてここでも2人の会話が別の癒しを与えます。
主人公は過去に何度もはこべらを指名してるのですっかり仲良しです。
彼女もそれを芹に堂々と教えて彼を特別扱いします。
恋愛感情よりも友達に近い感覚じゃないかなと。
芹が耳かきをしてる間はみかんを食べる子供っぽいところも見せてくれます。

このふたつのシーンは音と会話のバランスが一番の魅力だと思います。
音のほうが量と種類は多いですけど、登場人物を2人に増やすことで
主人公に話しかけるのとは違うセリフを随所で挟みます。
耳かき中も音の邪魔にならない程度に話しますから安眠よりも癒し重視の作りです。
何をしてるか実況することはほとんどなく、世間話を中心に据えて自然さを出してました。
さり気なく責めるエッチ
エッチシーンは3パート27分間。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、乳首舐めです。
手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「いちご色の舌の味は 普段の舌と変わらない、と結論付けたでしょう? 本当ですか?」
耳かきを終えて主人公と一緒にお風呂へ入ったはこべらは
唐突に素朴な疑問を投げかけ、それを確かめようと彼にキスします。

エッチは終始彼女が責め続けます。
一番最初の「2-いちごみるくの舌の味(約11分)」は雰囲気作りをするパート。
彼女のほうからキスを始めて彼の舌の味を確かめ
その後に今度はいちご味の飴を舐めさせたままキスして先ほどとの違いを確かめます。
エッチな描写がある「お風呂場のえんまさま」だけははこべらが1人でお世話します。

「タオル 不自然に浮いてらっしゃいますので はだけないよう押さえて差し上げますね」
道草屋は風俗店じゃないので基本的にエッチはNGです。
それを踏まえて彼女は偶然そうなったことを装いながら彼を責め続けます。
最初のキスも口実を設けてますし、おちんちんの勃起を確認したら押さえる名目で優しく握ります。

シリーズの過去作と同じく淫語は一切出てきません。
彼女の思わせぶりなセリフとリアルな音を組み合わせてこっそり気持ちよくします。
音に強いサークルさんだからこそできる独特なプレイスタイルです。

続く2パート16分間は射精に向けて追い込みます。
「3-100を数えましょう(約5分)」は数字を数えながら左耳とおちんちんを同時に責め
「4-お風呂場のえんまさま(約11分)」はキスや乳首舐め+手コキに変わります。

「今は…まだ8つくらいだったと思うのですが まだまだ続けないと上がれませんね」
ここでは普段よりも若干意地悪に振る舞って彼を喜ばせます。
100まで数えたら終わりにするのにわざと数字を忘れて責める時間を延ばしたり
「公共の場だから汚しちゃダメですよ」と言って射精のタイミングを遅らせます。
そして中央やや下からぐちゅぐちゅと泡立った水音をリズミカルに鳴らします。

前のシーンと同じく実況をしないのでややイメージしにくいところもありますが
音に明確な違いを持たせて何をしてるかだいたいわかるようにしてます。
残り10カウントをきちんと数えてくれるので射精のタイミングは合わせやすいです。
時間も十分にありますし1回抜くくらいならいけるでしょう。

このように、ストレートな描写をわざと避けてさり気なく責める音重視のエッチが繰り広げられてます。
賑やかで落ち着いてる作品
心と体の寒さを和らげてくれる温かみを持った作品です。

はこべらは遠路はるばる道草屋へやって来た主人公に満足してもらおうと
昼間は休憩室での雑談や芹と協力しての耳かきで純粋な癒しを与えます。
そして夜は2人きりになれる場所でこっそりエッチして性欲解消のお手伝いもします。

上品でサービス精神旺盛な店員さんと冬の日をまったり過ごすノーマル向けのシチュ
リアルな効果音と環境音を組み合わせて道草屋にいる気分に浸らせてくれるASMR系の作り
これらの最中に交わされる他愛もない会話の数々。
音声を通じて心がぽかぽかになるよう作品を組み立ててます。

中でも音は過去作と同じくどれも最高品質で素晴らしいです。
以前に比べて今の同人音声は音の良い作品が増えてきましたけど
そんな状況でも道草屋シリーズは頭ふたつくらい抜きん出てます。
ひとつひとつのレベルが高く、それらを違和感なく共存させてるのが大きいです。

ループして聴けるように音だけを入れたパートもありますし
この業界でASMRが流行する前から音に力を入れてたサークルさんの貫禄が窺えます。
各シーンを45分程度に収めて聴きやすくする配慮がされてるのも良いです。

射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

146分で880円ならコスパもかなり良いと言えます。
以上を踏まえてサークルさんでは26本目の満点とさせていただきました。

CV:はこべら…琴香さん 芹…雁庵うずめさん すずな…藤堂れんげさん いのこ…箱河ノアさん
総時間 2:25:56(予約電話…4:34 おこたと時計とごはんの支度…46:29 はこ芹さんとちょっと寝耳かき…45:48 お風呂場のえんまさま…49:05)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります



サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、良い意味で店員っぽくないマイペースな女の子が
遠路はるばるやって来たお客を3つの手段でもてなします。

夏らしさを出しながら音と会話で癒すのが特徴で
セミの声、スイカを食べる音、怪談など両方に季節感を持たせ
シーンごとに異なるサービスをしながら何気ない会話も挟んで緩い雰囲気を作ります。
暑い季節に田舎でのんびり
道草屋の店員「稲」と「芹」が昼間から夜にかけてサービスするお話。

「はーい はいはいはい いらっしゃいませ お待ちしておりました」
芹は明るくて上品な声の女性。
とある夏の日、道草屋を訪れた主人公を急いで迎えると
部屋へ案内しながら軽く世間話します。

本作品は店員よりも友達っぽい態度と距離感で接してくる稲が
道草屋の店主にあたる芹と協力しておよそ180分の癒しを提供します。
「何でもない日の夏休み」「芹さんの納涼怪談」「稲さんと耳そうじ」と全編を大きく3つのシーンに分け
それぞれで時間帯とメインのサービスを切り替えながらリアルな音をたっぷり鳴らします。

道草屋シリーズではタイトルに名前がついてるキャラがメインヒロインを務めますけど
今回は珍しく稲の登場シーンを多くしたうえで芹にも活躍の場を与えてます。
具体的には2番目の怪談は芹が語り手を担当し、稲は彼と一緒にそれを聞く側にまわります。
また最初のシーンでも来店時の挨拶や飲食物の配膳は芹がやってます。

前作「道草屋-夏の日。」に入ってるテキストでサークルさんが
「次回は稲か芹」とおっしゃってましたから今作でそれを融合させたのだと思います。
芹が得意にしてる怪談は夏にやるのが一番なのでこういう形になったのでしょう。

稲「バス停の看板 お店の前に置いてくれませんかねー 汗だく」
今作の稲も今まで通りマイペース。
彼が来店した時は入浴中だったことを告げて応対できなかったことを謝り
それから横着なことを言って場を和ませます。
縁側で2人一緒にトウモロコシを食べたり、終盤の耳かきは添い寝でやるなど
道草屋の他の店員よりも砕けた態度で接することが多いです。

サービスについては足水を楽しみながらのASMR、怪談、耳かきと
セリフや音のバランスを状況によって変えながら両者を高い水準でお届けします。
音は以前から優れてるので抜群に癒されますし、セリフも稲とするのほほんとした会話と
芹のちょっぴりスリルを与えるお話がギャップを生み出してます。

全編を通じてセリフを区切りながらゆっくりのんびり話すおかげで
効果音や環境音を聴きやすく上手い形で共存できてます。
セミの声やスイカを食べる音など夏らしさを感じる要素もありますし
他の道草屋シリーズと同じく隙のない作品に仕上がってます。
ゆっくり時間が流れていくサービス
最初の「何でもない日の夏休み(約44分)」は午後あたりのお話。
道草屋に到着した主人公を芹が迎えて案内し、5分くらい後で稲に代わって縁側で寛ぎます。

「ここ 人差し指と 親指の付け根を押すんですよ んっ」
「さっきもいできたんですよ これ モロコシは鮮度が命ですからね」

暑い夏を乗り切るために彼へ汗が収まるツボを教えたり
つい先ほど収穫してきたトウモロコシを振る舞うなど
このシーンは稲の魅力を引き出すことに力を入れてます。
彼女の実家は農家ですから農作物に関する知識は深そうです。

やることは桶に入った水に足を浸しながらしゃべったり食べるだけなんですけど
キャラを活かした会話とリアルで多彩な音のおかげできちんとサービスになってます。
トウモロコシとスイカで食べる音がきちんと違うところにこだわりを感じました。
主人公が食べる時は軽い振動も加わって実際に食べてる感覚に近いです。

またシーンの後半からはASMR色が強くなります。
セミの声、麦茶のグラスに入った氷がぶつかる音、飲食する時の咀嚼音
そして漫画を読んでる時に鳴るページをめくる音と日常に関するものばかりで和みます。

続く「芹さんの納涼怪談(約73分)」は芹が活躍するシーン。
その日の夜、稲と一緒に別の部屋へ案内されて3つのお話を楽しみます。

芹「お客様 もう何度かこのあたりはいらしてますよね? でしたら1度くらいはお聞きになってるかもしれませんが 大井さんってご存じですか?」
大井さん、子供の頃の視点、一人隠れんぼとテーマを変えながら
普段よりも抑えた声でゆっくり丁寧に語ります。
内容をバラしたらつまらないでしょうからここでは伏せますけど
ものすごく怖いタイプのお話ではなく、多少そわそわするあたりに調整されてました。

この中で一番怖いのは一人隠れんぼでしょうね。
音声ならではの演出で物語に臨場感を与えてます。
ちなみにここでは同じく道草屋で働いてる「いのこ」と「はこべら」も登場してるようですが
完全な裏方に回ってるため普通に話すことはありません。

最後の「稲さんと耳そうじ(約69分)」は寝る前にする耳かき。
部屋に戻って最初のシーンとは違うツボを押したり甘噛みを挟んでから
左耳→右耳の順に耳かき棒と消毒液つきの綿棒で綺麗にします。
ファイル名は右耳→左耳になってますけど音声は順番が逆でした。

「もう旦那さんくらいにしか(甘噛み)しないんで やり方忘れますねぇ」
もうシリーズ4作目ということで2人は友達に近い仲になってます。
だから彼女のほうから彼の上に乗って耳を舐めるちょっぴり大胆なシーンも登場します。
上のセリフも彼女なりに信頼の気持ちを表してるのでしょう。
彼にしかやらないのなら彼専用の特別サービスになります。

本題の耳かきはおよそ34分かけてゆっくり丁寧にやります。
膝枕ではなく彼女も一緒に横になってする独自のスタイルを取り
耳かきは「ずすっ」という細くて乾いた音、綿棒は耳かき棒よりも広くて柔らかい音を鳴らします。
取れた耳垢をティッシュで処理するような音も入ってたりと
実況のセリフはほとんど挟まずに音だけでサービスの一部始終を表現します。

最中の会話も量が少なく、する時も他愛のない話題が中心になってます。
彼がもう眠そうになってるからそれを妨げない耳かきを心がけてました。
控えめな音量で鳴る虫の声も相まって静かで落ち着いたひと時が味わえます。

このように、癒しながら夏の中にある涼も提供する高品質なサービスが繰り広げられてます。
夏らしさで癒す作品
キャラ、セリフ、音、サービスを違和感なく共存させてる総合力の高い作品です。

稲と芹は暑い中わざわざ道草屋までやって来た主人公を満足させようと
まずは足水やスイカといった涼しいもので火照った体を冷まします。
そして夜は怪談で背筋をゾクゾクさせ、最後に耳かきでホッとさせます。

のんびりした性格の店員が店主と協力して癒す普段とはやや違う展開
様々な要素を組み合わせて夏らしさを演出する季節感のある作り
これらの最中に鳴るリアルで優しい音の数々。
サークルさんがこれまで培ってきたものを総動員して物語を作り上げてます。

中でも1番目は既存のルールを多少破ってて意外でした。
でも稲がお世話するシーンが一番長いのは確かですし
彼女らしい会話とサービスも色々あって雰囲気はきっちりできてます。
彼女と一緒に怪談を楽しむのも2人をできるだけ同じ立場に置きたかったからなのかなと。

あとは過去作に引き続き音が大変優れてます。
同じセミでも複数の鳴き声が混ざってますし、普段より大きく聞こえるシーンもあります。
花火みたいに派手な音はありませんが、素朴な音をいくつも組み合わせて深みを出してました。

以上を踏まえてサークルさんでは25本目の満点とさせていただきました。

CV:稲…真宮ひいろさん 芹…雁庵うずめさん いのこ…箱河ノアさん はこべら…琴香さん
総時間 3:04:21

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります



サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、夏の日に道草屋の休憩室で寛いでるお客が
そこでラムネを飲みながら店員たちの話に耳を傾ける様子を彼の視点で楽しみます。

彼女たちが聴き手に直接話しかけるシーンが一切ないのが最大の特徴で
シーンによって登場人物を割と頻繁に変えながら
遠くからややこもった声で何気ない会話をして日常感を出します。
バックで流れる夏にまつわる様々な音にも癒しを感じるでしょう。
夏の日を道草屋でのんびりと
道草屋の休憩室でごろごろするお話。

いのこ「こんちーっす」
芹「あ、いらっしゃーい」
夏の日の昼間、主人公がラムネを飲みながら寛いでると
すぐ隣の部屋で道草屋の店員たちが雑談を始めます。

本作品は道草屋の本編ではなくミニ音声っぽい作品。
道草屋を訪れた彼が昼頃に休憩してたところへ
同じく休憩中の彼女たちがあれこれ話してる様子をこっそり聴きます。

「01-夏の日」「02-夏の日」は総勢5名の店員が代わる代わる登場する賑やかなお話
「03-風鈴、蝉とボンボン時計」はそれらが終わり環境音だけが流れる、といった具合に
シーンによって内容が大きく変わります。

道草屋シリーズでは必ずタイトルにメインヒロインの名前が入ってるのですが
今作では珍しくそれがありません。
ただし彼女たちの会話はすずなが偶然捕まえたカブトムシの話題が中心になっており
出演時間もすずな>はこべら>芹=稲=いのことなってます。

すずな「出かけるんですか?」
稲「田んぼ水入れにねぇ」

道草屋に来てる客がたぶん彼1人だからでしょうけど
オフの時の彼女たちは伸び伸びとした表情を見せてくれます。
芹といのこは車やバイクに乗ってカブトムシ用の道具を探しに出かけ
稲はお店にふらりと来てアイスを食べたら実家の田んぼ仕事を手伝いに戻ります。

お客を直接お世話してる時はどうしても接客モードになるので
本作品は普段の彼女たちがどんな生活を送ってるかを中心に描いてます。
声の位置がやや遠く声も若干こもってますから、無理にセリフを全部聴こうとせず
ぼーっとしながら聞き流すほうが落ち着けると思います。

従来の道草屋と変わらない部分ももちろんあります。
物語の開始直後から蝉の鳴き声や部屋にある時計の音が鳴り始め
他にも風鈴、ラムネを注いだり飲む音、中盤以降は鳥の鳴き声など
夏を感じさせる音を数多く用意し、それらを組み合わせてお店にいる雰囲気を出します。

蝉の声が多いので暑苦しく感じる人がいるかもしれませんが
風鈴やラムネといった涼を感じる音がそれをある程度中和してます。
最後の03パートはセリフが一切ないので読書や睡眠のお供に聴くのもいいでしょう。

店員たちのやり取りを隣の部屋から聴く珍しいスタイルと季節を感じる音の数々。
シリーズに元からあるものとなかったものを融合させたほのぼのしてる作品です。
音と会話が織りなす癒しの空間
最初の2パート24分間は店員たちが登場するシーン。
「01-夏の日」はすずな、はこべら、芹、いのこ
「02-夏の日」はすずな、稲、はこべら、芹、いのこが夏らしい雑談をします。

稲「寝てた?」
彼女たちは主人公がすぐ隣の部屋にいることに気づいてないようで
普段よりも砕けた口調で色んなことを話します。
カブトムシの飼い方や好きな食べ物、稲の家で管理してる田んぼのこと
夕飯のメニューなど他愛もない話題が中心です。

各パートの登場人物は多めですけどずっといるわけではありません。
すずな以外のメンバーは代わる代わる登場することが多いです。
例えば01パートのいのこはカブトムシの話を聞いたらすぐさまバイクで出かけますし
芹も車に乗って外へ行くのですずなとはこべらの会話が中心となります。

そして彼女たちの会話がひと段落したところで彼がラムネを飲む音が入ります。
ビンの中にあるビー玉が転がる音やシュワシュワした炭酸の音に爽快感を覚えるでしょう。
道草屋シリーズの売りである「総合力の高さ」が今作でもしっかり発揮されてます。

最後の「03-風鈴、蝉とボンボン時計」は一転して静かなパート(約21分)。
彼女たちが休憩を終えていなくなった後、彼が休憩室で1人寛ぎます。
蝉の声、風鈴、時計といった背景音のみで構成されてるおかげで耳に優しく
セリフが一切入らないのも相まってぼーっとするのに最適です。

同じ音だけでは単調だとサークルさんが思われたのか
途中から別の音が加わって時間の流れを演出してました。
このパートはループ可の作りになってるので作業用BGMとしても役立ちます。

このように、タイトルの「夏の日」をふたつの視点で描いた質の高いサービスが繰り広げられてます。
ぼーっと聞ける作品
主人公が物語に直接絡まない変わった趣向の作品です。

道草屋の店員5名は夏の休憩時間を楽しく過ごそうと
すずなが捕まえたカブトムシを中心に色んな話をします。
そして主人公はその様子に耳を傾けながらラムネを飲んでのんびり過ごします。

店員たちの日常をこっそり楽しむ同人音声でもあまり見かけないシチュ
総勢5人の店員が代わる代わる登場して会話を楽しむ豪華な作り
夏を感じさせるリアルで優しい音の数々。
シリーズが元々重視してる季節感を大事にしながらよりASMR色の強い作品に仕上げてます。

道草屋は元々こういう演出を好む傾向があります。
以前の作品でも他の店員が遠くで作業する声や音をこっそり流してますし
【夏休み耳かき】道草屋-すずな【散髪炭酸ヘッドスパ!●夏休み花火大会●みみかき日記】」では
主人公と3人の店員を2人ずつの組に分け、普通に会話しながら他の2人の会話を聞くシーンが登場します。

ただし、今作では登場人物の数を従来よりも増やしてることや
声の聞こえ方を変えてるといった違いも見られます。
ウィルスの影響で通常の録音ができなかったからというのが大きいのでしょうけど
今後の作品に向けた実験の意味合いもありそうです。

本腰で聴いても片手間で聴いても格別な癒しが得られる作品です。
45分で110円とコスパも抜群ですから、興味を持った方は是非お聴きください。

CV:すずな…藤堂れんげさん いのこ…箱河ノアさん 芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん 稲…真宮ひいろさん
総時間 45:34

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【秋音耳かき】道草屋 はこべら日帰り 離れの秘密基地【趣味の音】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、夏から秋へ移りゆく時期を舞台に
上品な店員さんと昼から夕方にかけてのんびり過ごします。

両方の季節に関する要素を盛り込んだ音重視の作りが魅力で
昼の部は筆記音、三味線、浮き彫りの音を組み合わせて癒しの空間を作り上げ
夕方の部は耳かきや甘噛みといった定番のサービスをしながら何気ない会話を楽しみます。
全編を通じて音が優しく静かですから安眠のお供にも役立ってくれるでしょう。
お店の中にある秘密基地で
道草屋の店員「はこべら」と2人でまったりするお話。

「はい 道草屋でございます」
はこべらは上品で穏やかな声のお姉さん。
とある夏の日、予約の電話をかけてきたお客へ嬉しそうに挨拶すると
来店する日時を確認し、その内容をメモします。

本作品は道草屋を何度も訪れすっかり常連になった彼が
お気に入りの彼女と180分近くに渡って狭い部屋でごろごろします。
場所がお店なので耳かきや甘噛みといったサービスももちろんしますが
今作では友人と秘密基地で過ごしてるような雰囲気を出すことを大事にしながら進めます。

「そういえば 部屋着では初めてですね」
まずお世話する場所を客室ではなく「いつもの四畳半」と呼ばれる彼女の私室に設定し
服装も挿し絵のようなラフな格好をしています。
そしてお昼から夕方にかけては彼が読書、彼女は日記の執筆や浮き彫りと
2人が同じ空間で別々のことをして時間を潰します。

専門店らしさをかなり削いでるので聴き始めた直後は戸惑うかもしれません。
しかし音声を構成するすべての要素が緩く優しく、その結果抜群の癒し効果が得られます。
普段から家庭的なことをよくする道草屋シリーズの中でも一際寄せた作りです。

本作品の癒しに最も貢献してるのは最中に鳴る効果音。
セリフよりも音の割合を大幅に増やし、それらを組み合わせて物語をリアルにお届けします。
お昼の部は30分くらいほとんどしゃべらないシーンもありますから
それを聴きながらボーッとしたり寝るといった使い方もできます。

季節が夏と秋の間にあたるため、環境音が全体的に静かなのも影響してます。
セミの声や虫の声が時々聞こえる程度でそれ以外はほぼ無音です。
効果音に集中できる環境が整っており、それを聴いてれば自然と心が緩むように作られてます。

「はい 積もる話は また後日に 楽しみにしてます」
今回一緒の時間を過ごすはこべらはお淑やかな女性。
店員らしく丁寧な口調で接し、その中に親しみを感じる言葉や行為を込めます。
彼女がヒロインを務めるのは今回で6度目ですから(サークルさんは「はこべら5.5」と命名)
過去に積み上げてきた信頼関係に基づいた距離感でお世話します。

彼女は「道草屋のエロ担当」なんて呼ばれてるそうですが
今回は最初から最後までほぼ健全な手段でお世話します。
お話は完全に独立してるので過去作を無理に聴く必要はありません。

良い意味でお店っぽさを削いだサービスとその最中に鳴る高品質な音。
季節感を出しつつゆるーい雰囲気で進めるほのぼのした作品です。
優しい音たちに包まれて
前半の10パート93分間は昼から夕方にかけてのお話。
はこべらがお客をいつもの四畳半へ案内し
そこでコーヒーを出してから「自由に過ごしていいですよ」と言います。
そして自分は日記に筆を走らせたり、製作中の道具に彫刻刀で模様を入れる作業に没頭します。

「こうして刃物で削って 鉛筆で書いたほうが 記憶に残りそうではないですか」
セリフは何をしてるかなど必要最低限の内容に留め
鉛筆特有の柔らかい筆記音と彼女の吐息だけが流れます。
お客は読書をしてるようですがそれに関する音は入ってません。
彼女と2人でのんびりする様子をできるだけ忠実に音声化して作品の世界へ引き込みます。

筆記音だけが鳴るパート(約25分)も用意されてますから
それをループしながら読書するのもいいでしょう。
自然な音だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きました。
そしてこれは今の季節と彼女のキャラにもマッチしてます。

「今度 老人会で伴奏するそうです」
「5-日記の音と遠くの三味線」から三味線の音が流れるのも良いですね。
店主の芹が演奏してるらしく、筆記音とは違った趣があります。
途中からはこべらがリコーダーで参戦するなど
店員よりは普段の彼女と2人きりの時間を楽しむ様子を描いてます。
ここと次の「6-三味線とリコーダー」だけは寝ながら聴くとびっくりするかもしれません。

音で珍しいのはシーン終盤に登場する浮き彫り。
「こつっ ざくっ」という小気味良い音が長めの間隔で流れます。
前半は三味線あり、後半はなしと構成を変えてそれぞれの違い楽しみやすくしてます。
名残惜しさを感じる耳かき
続く後半の6パート70分間は王道のサービス。
一時退室したはこべらがこの夏最後のかき氷を持って再度訪れ
それを食べてからスタンダードな耳かきと軽めの甘噛みをします。

「話さずにいられるお相手は 気楽でいいですね」
かき氷を食べるシーンは本当に何気ない出来事ですけど
昼間のひと時を振り返る彼女のセリフに信頼の気持ちがにじみ出てます。
また「13-舌の色」にはそれをわかりやすく伝える行為も登場します。

あとこのシーンは音も秀逸です。
中央至近距離、丁度口のあたりで「しゃくっ」という氷を噛む音が鳴ります。
シリーズの過去作でも登場した骨伝導マイクを使ったのでしょう。
適度な振動も感じられて彼がかき氷を食べる様子を音で見事に表現してます。

耳かきは膝枕の状態で耳かき棒のみを使って右耳→左耳の順にお掃除&息吹きします(約34分)。
そして「16-色移りあまがみ」ではR-15に収まるように
水分控えめなちゅぱ音を鳴らして左耳だけお世話します。

耳かき棒は「そりゅっ」という若干粗くて乾燥した音が使われており
ゆっくり掻き出すように繰り返し動かします。
道草屋だと普通は洗浄液つきの綿棒も併用するのですが、今回は敢えて耳かき棒のみにしてました。
振動が耳にほとんど伝わってこないほど力を弱めてるのは安眠を重視したからでしょう。
シンプルで質の高い耳かきと言えます。

「春と秋を吸い上げて 夏ばかり長くなって はぁ…」
また耳かき中は色んなことを話して心のほうもほぐします。
学校を卒業した頃のこと、季節のこと、先ほど食べたかき氷のことなど
当たり障りのない話題をセリフの間隔を長めに取りながらゆっくり語ります。

昼の部はかなり音に寄せた作りでしたからここでバランスを取ったのでしょう。
耳かきに関する実況は一切せず、ぽつりぽつりと話すゆとりを持たせた会話です。

「ですから それまで もう少しだけ はむっ」
彼女が残り時間を意識しながらお世話するのも印象的でした。
タイトル通り今回は日帰りなので、バスの時間に間に合わせなければなりません。
それを彼女なりに計算しながらできる限りのお世話をする姿に優しさを感じます。
はっきり口に出すことはありませんけど彼との別れを惜しんでるのでしょう。

このように、シーンによって音とセリフのバランスを変える癒し一色のサービスが繰り広げられてます。
静かなASMR作品
お店よりも実家で寛いでる雰囲気を出してる音重視の作品です。

はこべらはいつもお世話になってるお客を変わった趣向でもてなそうと
自分が私室として使ってる部屋へ案内し、そこで作業しながら一緒の時間をのんびり過ごします。
そして日が傾いてきた後は定番のサービスでお世話し気分良く送り出します。

上品で気配り上手な店員さんと一緒に午後を過ごすノーマル向けのシチュ
癒し系音声でよく聴くものからマイナーなものまで取り揃えた多彩で高品質な音の数々
口数は少ないけど彼に対する思いやりを込めて接する彼女のキャラ。
シリーズの特徴を押さえつつ多少の変化も加えたハイレベルな作品に仕上がってます。

特に音は一部のシーンでまったくしゃべらずそれだけで表現する思い切ったことをされてます。
桃色CODEさんは以前から音に強いサークルさんでしたが
道草屋シリーズはキャラや世界観とのバランスを重視する傾向がありました。
今回はそれを敢えて音に傾けて過去作との違いを出してます。

筆記音、三味線、浮き彫りと専門店ではまず出てこないものばかりで
それ以外の小さな動作にもきちんと専用の音を用意してます。
これらを聴いてるだけでも自然と心が落ち着き眠くなるでしょう。
季節を感じる音も入ってますし、音フェチ作品が好きな人ほど楽しめます。

「今度はゆっくり 泊まりに来てくださいね」
はこべらについてはセリフの量を減らす代わりに
ひとつひとつを磨き上げて存在感を出してます。
「常連さん相手だからこそ見せる顔」とでも言えばいいのでしょうか。
普段通り礼儀正しく振る舞う中に多少の隙を見せて親しみを表現します。

シリーズの過去作を視聴してる人はもちろん、そうでない人も抜群に癒される優れた作品です。

CV:はこべら…琴香さん すずな…藤堂れんげさん(「17-帰り道」にのみ登場)
総時間 2:56:36

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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追記
作品自体の点数は9点。
176分で880円とコスパが良いので+1してあります。

【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】

【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「二泊目-前半 時計修理のはこさん」以降の様子を中心に紹介します。
花火大会も大人っぽく見物
二泊目の前半にあたる時計修理のはこさんはおよそ46分間。
次の日、花火を会場ではなく道草屋で見ることにした主人公は
留守番ついでに壊れた時計を修理するはこべらの様子を観察します。

「あっ 音楽 かけてもよろしいですか?」
木や金属をカチャカチャと動かす物音と
彼女が持参したポケットラジカセから戦前のジャズが流れるひと時は昭和の匂いが漂っており
一泊目の耳かきと同じく懐かしさを感じる要素で溢れてます。

はこべらはまだ20代のはずですが彼の年齢に合わせたのかもしれませんね。
これらの音と彼女の吐息だけが流れる10分程度のパートもあったりと
引き続き落ち着きのある大人びた雰囲気で物語を進めます。

シーン後半から登場する花火も会場から結構距離があるのか音量控えめです。
質感も「どーん」ではなく「ぱーん」と振動があまりないものを使ってます。
大きなものが一発ずつ上がったり小さいものが連続するなど変化に富んでおり
夏の華やかさと秋のしめやかさを兼ね備えたこの季節にふさわしい演出がされてます。

同じ非エロのサービスでも主人公に直接何かをしていた一泊目と違い
こちらは色んな音を聴かせて癒す音フェチ成分の強い内容
です。
音の位置、距離、組み合わせがどれも優れていてしっかりした世界観が出来上がってます。
ちょっぴり意地悪な大人の遊び
エッチシーンは5パート28分間。
プレイは汗の匂いを嗅ぐ、耳舐め、体を舐める、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「今は 少し汗をかいておりますけど お嗅ぎになりますか?」
花火大会の前半が終わりその休憩中に着物から浴衣へ着替えたはこべらは
自分と同じく汗の匂いが好きな主人公に体を近づけそれを嗅がせてあげます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート10分間は当初の予定通り汗を嗅ぎ合うシーン。
彼女の声が一気に近づき耳、胸、お腹の汗を舌で舐め取ります。

「ございませんよね? 下心なんて」
道草屋は風俗店じゃありませんからエッチな行為はNGです。
それを踏まえて彼女は興奮気味な彼にその気がないことを確かめつつ性感帯を刺激します。
本心はやる気満々なんだけど体裁を取るためにわざとそうする感じです。
その証拠に耳舐め音は一泊目のあまがみより明らかにエロさが増してます。

これまでの18禁作品と同じくストレートな淫語を言うことは一切ありません。
効果音や息遣いといった別の要素で抜かせようとします。
音に強いサークルさんだからこそできる雰囲気重視のエッチです。

残りの3パート18分間はいよいよおちんちんへの責めに取り掛かります。
着物の中に手を滑り込ませてまずは勃起や濡れ具合を確認し
少し経つと熱くなったそれを冷ます名目でローションも使い始めます。

「あら? 不思議ですね 旦那様のお汗って こんなにぬるぬるしておりましたっけ?」
最中にこういうセリフを言うあたりがいかにも彼女らしいですね。
ちょっぴり意地悪に振る舞ってこちらのM心を適度にくすぐってくれます。
手コキのペースはゆっくり目ですが、ローションの泡だった音でエロさを上手く補ってます。
耳舐めも引き続きやりますし、時間内に1回抜くくらいなら問題なくいけると思います。

このように、他のことをするフリをしながらお世話する独特なエッチが繰り広げられてます。
艶のある作品
癒し重視ですがエロにも光るものを持ってる作品です。

はこべらは二泊三日の予定で道草屋に滞在してる主人公に安らいでもらおうと
一泊目は耳かきを中心とした王道のサービスと昔語りで真っ直ぐ癒し
二泊目は一緒に何気ない時間を過ごしつつ性欲解消のお手伝いもします。

夏よりも秋らしさを感じるリアルで優しい効果音と環境音
シーンごとに異なる目的や方向性を持たせ、そのすべてを高いレベルで表現する凝った作り
花火の音を聞きながら体を寄せ合い温もりと匂いを楽しむエッチ。
懐かしさ、品の良さ、落ち着きなどある程度年齢のいった人をターゲットにしたサービスを行います。

あくまですずしろやすずなに比べての話ですから、おっさんじゃないと楽しめないわけではありません。
ただ昔話、ボンボン時計の修理、レトロな音楽など古びた素材が多いのも事実です。
エッチも含めて全体を緩く進めるので聴けば聴くほどのんびりした気分になります。

非エロのサービスは耳かきが会話重視、二泊目の前半は音重視と住み分けができてます。
両者の共通点は鈴虫の声くらいで本当に音の種類が豊富です。
時計を修理する音も音声作品だとレアで面白いなと。

エッチはオナホコキだった前作「道草屋 はこべら-移動珈琲店/よるの動物さん」から再び一歩前進しました。
この流れならフェラもやってくれるかもとうっすら期待してましたが
さすがにそれはあからさま過ぎると思われたのか回避してます。
道草屋のエロ担当として今後どこまで攻めるのかが楽しみです。

射精シーンは1回。
くちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回も満点とさせていただきました。

CV:はこべら…琴香さん いのこ…箱河ノアさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 2:49:42(一泊目…1:17:02 二泊目…1:32:40)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、上品でおっとりした店員さんが
お客にあれこれお世話しながら夏から秋に移り変わる季節をのんびり過ごします。

セリフと音をバランスよく配置した総合力の高い作りが魅力で
間を長めに取りながらゆっくりのんびり語りかけて落ち着ける雰囲気を出し
それと同時にリアルで優しい音をたっぷり鳴らして疲れや緊張を取り除きます。

総時間が3時間近くあるため前編(一泊目)、後編(二泊目)の2回に分けてお送りします。
終わりゆく夏を大人っぽい雰囲気で
道草屋の店員はこべらが2日間に渡ってお世話するお話。

「旦那様 はこべらです お飲み物をお持ちいたしました」
はこべらは上品で穏やかな声のお姉さん。
とある晩夏の夜、ティーセットを持って主人公の部屋にやって来ると
紅茶が好きかどうか確認してからその場で作り始めます。

本作品は暑さのピークが過ぎてこれから涼しくなろうとする時期に
彼女が2時間50分近くをかけて色んなサービスをします。
全編を大きくふたつのシーンに分け、今回紹介する一泊目は耳かきを中心とした非エロ
次回の二泊目は時計の修理・花火鑑賞・エッチと内容を大幅に切り替えゆっくりのんびり進めます。

サークルさんご自身が「全体的に大人っぽい感じ」とおっしゃられてる通り
夏から連想される賑やかさや力強さよりも、秋の静けさや落ち着きを強調して作品を組み立ててます。

例えば一泊目、二泊目いずれも時間帯を夜に設定しバックで鈴虫の声を流します。
サービスについても長めの間を取りながら耳に優しい音を鳴らします。
会話量は割と多いのですが、はこべらが話し方を工夫してるおかげで騒がしさをまったく感じません。
聴いてる最中は普段よりも時間がゆっくり流れていく気分がするでしょう。

「いつの間にか 氷を含む程度で 凌げる時期になったのですね」
これらを行うはこべらは過去作と同じく気候や情景といった当たり障りのない話題を提供し
そこに自分自身の体験を交えてノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
一時的にせよ童心に帰れればいいリフレッシュになりますからね。
一泊目の時点ではエロさを出さずにひたすら癒す方向で進めます。
音と言葉が織りなす癒しの空間
はこべらが主人公の部屋にやって来て最初にするサービスはお茶出し(約13分)。
持参した器具を使って手際よく紅茶を淹れます。

容器の蓋を開ける音、お湯を注ぐ音、蒸らしてる間にグラスへ氷を入れる音
棒状のものでかき混ぜて冷ます音など行為の一部始終をリアルな音だけで表現します。
具体的に今何をしてるのかはほとんど言いませんけど音だけでその様子がだいたいイメージできます。

「実際 虫の声は気温で速さが変わるようですから ですから コオロギは落ち着いて 日中のセミは 叫ぶように鳴くのです」
そしてパートの後半はもうひとつの柱にあたる会話で癒します。
効果音や環境音の邪魔にならないようセリフごとの間を意識して長く取り
大人の女性らしい品のある声で話す姿は静かな夜に大変マッチしてます。
作品を構成する各要素のバランスが取れており、かつすべてが優れてるのが道草屋シリーズの大きな特徴です。

お茶で一息ついた後は本格的なサービスに取り掛かります。
グラスの中に入ってる氷を口に含んだまま左右の耳をゆっくり舐め
さらに耳かき棒、綿棒、安全カミソリを使い分けてその内外を隅々まで綺麗にします。

「(氷が)解けてしまいました …んっ」
耳のあまがみは状況を踏まえて舐め音をソフト路線にし
吐息をやや多く挟んだり氷を補充する動作を加えて個性をつけてます。
刺激が弱めなので直接舐めてるよりも耳元で氷を頬張ってるように聞こえるかもしれません。
事後の耳をティッシュで拭く動作もかなり緩やかです。

メインの耳かきは2パートあり合計で29分間。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずは耳かき棒を使って大きな汚れを取り
ある程度経ったら洗浄液つきの綿棒に切り替えて細かな汚れを落とします。
そして左耳の最後にだけ長めに1回息を吹きかけます。

耳かき棒は「そりっ ずすー」という乾いた平べったい音が使われており
間隔を長めに取りながらゆっくり掻き出すのを繰り返します。
質感はとても良いですが動きの多彩さの面でやや物足りなく感じるかもしれません。
しかしこの耳かきにはもっと別の魅力があります。

「5枚で1綴り 1枚で1日 列車に乗り放題 鈍行のみのきっぷですが 中学生の時間には丁度いい速度です」
それは最中に交わされる会話。
彼女が夏休みに青春18きっぷを使って友達と旅行した時のことや
二泊目と関連性がある夏祭りの思い出を懐かしそうな表情で語ります。
前者は学生時代に同じことをした人がそこそこいるのではないでしょうか。

一般的な耳かき音声は効果音が主役でそのついでに会話をすることが多いです。
しかし道草屋の場合は会話をメインに据えてそのバックに耳かき音を鳴らす傾向があります。
だから会話に集中できるよう耳かきの動きをわざとシンプルにしてるわけです。
耳かきという行為そのものよりも、それをされてる時間と空間を大事にしてます。

そのことをわかりやすく物語ってるのが右耳を終え左耳に移る前に行う産毛剃り(約17分)。
泡をまぶしてから安全カミソリで片方ずつ丁寧にお世話し、最後に化粧水を塗り込みます。

「手間は愛着 今日の思い出です 手間を増やすくらいで 丁度いいのですよ」
他の作品だと電動式を使うこともあるサービスを敢えて手動にしたのは無駄を楽しむためです。
時間が長ければ慌ただしさが薄れるし、純粋に音をより多く聴くことができます。
鈴虫が鳴いてる静かな空間でモーター音を鳴らしたらせっかくのいい雰囲気が台無しです。
こういう細かな気配りにも大人っぽさを感じました。

後編へ続く…。
【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(後編)

CV:はこべら…琴香さん いのこ…箱河ノアさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 2:49:42(一泊目…1:17:02 二泊目…1:32:40)


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お姉ちゃんに添い寝されながら甘やかされる音声

サークル「KOTOKOTO」さんの同人音声作品。
声優をやられてる琴香さんの個人サークルです。

今回紹介する作品は、弟のことが好きで好きで堪らないブラコンお姉ちゃんが
一緒のベッドに入りながらお互いの体をいじり合って幸せなひと時を送ります。

彼のすべてを受け止め溺愛する彼女のあまあまなキャラを強調しながら
前半は彼、後半は彼女と責め手を切り替えほぼ対等な立場で愛し合います。
エッチ後半でほぼずっと行うリアルな耳舐めも魅力です。
お姉ちゃんとエッチにイチャイチャ
お姉ちゃんに添い寝されながらエッチするお話。

「入ってもいいかな? おじゃましまーす」
お姉ちゃんは明るくて艶のある声の女性。
ある日の夜、主人公の部屋にやって来て一緒に寝たいと言うと
電気を消して布団に入ってから彼のほっぺを触り始めます。

本作品は小さい頃から弟のことを心底愛してるブラコンな彼女が
最近素っ気ない彼とおよそ1時間に渡って会話したり体を触り合って昔の関係を取り戻そうとします。
血の繋がった姉弟ということでSEXなどの踏み込んだプレイは外し
彼は彼女のおっぱいを、彼女は彼のおちんちんや耳を交互に責め合います。

「今日は月がまんまるで いつもより明るいから カーテンは閉めないでおこ 君の可愛い顔が ちゃんと見えるようにね」
彼のことを可愛いと言ったり、自分から積極的にスキンシップを取るなど
彼女の愛情の強さを感じる描写が非常に多く、サービス自体の甘さも相まって雰囲気はとても穏やかです。
こういうシチュの場合、年上な彼女が一方的に責める作品が多いのですが
本作品では敢えて彼女が受けに回るシーンを用意して優しさを表現してます。

大好きな人だからこそすべてが欲しいし捧げたい。
彼の気持ちを汲み取りながら優しくリードする対等な立場でのエッチを行います。
ヤンデレと言うほどヤバイこともしませんから興味のある人なら誰でも聴けます。
相手のすべてを包み込む甘いエッチ
エッチシーンは5パート36分30秒間。
プレイはお姉ちゃんへの乳首責め/乳揉み/乳首舐め、耳舐め、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「はいっ どうぞ…いやんっ」
ほっぺをつついたお返しに自分も体を触りたいと主人公に言われたお姉ちゃんは
喜んで受け入れた直後に乳首を触られちょっぴり驚きます。

エッチはシーンによって責め手を切り替えながら進めます。
最初の2パート15分30秒間は彼が彼女を責めるプレイ。
乳首を指でつつくところから始まって服越し→地肌での乳揉み、乳首舐めと
後になるほどより大胆なものへ変化します。

「そこっ あっ ダメっ 声我慢できないから…んっ」
「あのね もっと激しく揉み揉みだってしていいし 乳首だってさっきよりもたくさん い、いじってくれていいし」

2人がエッチな事をするのはおそらく今回が初めてなのでしょう。
彼に敏感な部分を刺激されて戸惑いながらも艶めかしい喘ぎ声を漏らします。
そして彼が先に進むのを躊躇う表情を見せたらすぐさま言葉と態度の両方で応援します。
予想外の展開なのに彼のことを第一に考えてあげられるところがお姉ちゃんらしくて良いです。

また彼女が一方的に責められるシーンなので喘ぎ声の量が結構多いです。
乳揉みよりも乳首舐めのほうがやや激しく乱れてくれますし、彼女のエッチな反応を通じて興奮と勃起を促します。
色っぽいんだけど上品さが漂ってるキャラに合った声でした。

続く3パート21分間は打って変わって彼女が責める番。
1回絶頂させてもらったお返しに耳の甘噛み、耳舐め、手コキを組み合わせて行います。

「舌先で 耳の内側も舐め舐めしていくね」
耳舐め中はどこをどんな風に責めてるか以外ほとんどしゃべらず
右耳の時間をやや長く取って左右交互に舐め続けます。
同じ耳舐めでも耳の外側と内側では位置、距離、質感が異なるリアルなものです。
3パート合わせて16分ほどありますし、このシーンの主力プレイと言えるでしょう。

手コキが登場するのは一番最後の「6.もっと、気持ち良くしてあげるね♪」パート(約9分)。
大好きな弟のおちんちんを嬉しそうな表情でゆっくりしごき
しばらくすると片方ずつの耳舐めも加えてこれまで以上に激しく責め立てます。
販売ページの説明文には「両耳舐め」と書かれてますが両耳を同時に舐めるシーンはありません。

「君の熱いの お姉ちゃんのお腹とおっぱいに いっぱいかかってる ふふっ」
ここでは自分のことをオカズにオナニーしたことがあるかを確認したり
ちょっぴり恥ずかしいセリフを復唱させるなど、ブラコンを匂わせる描写がいくつも登場します。
最後に彼の精液を体で受け止める姿にも愛情の強さを感じました。
聴いてて重さを感じない程度に溺愛っぷりを表現してます。

このように、お姉ちゃんの優しさや温かさを前面に押し出したマイルドなエッチが繰り広げられてます。
正統派のお姉ちゃん作品
お姉ちゃんが弟へストレートに愛情を注ぐ清々しい作品です。

お姉ちゃんは小さい頃は素直だったのに最近距離を置かれてる主人公と再び仲良くしようと
自分から体を密着させたりおっぱいを自由に触らせてその気持ちが本当なことを教えます。
そして絶頂させてもらった後は恩返しに耳舐め手コキでご奉仕します。

彼のすべてを受け入れ、自分のすべてを捧げる彼女のキャラ
前半は彼女が責められて喘ぎ声を漏らし、後半は逆に責めてくちゅ音とちゅぱ音を鳴らすスタイル。
姉がリードしながらほぼ対等な立場で愛し合う様子をエッチに描いてます。

「またね 明日ね 好き おやすみなさい」
お姉ちゃんは自分の気持ちを彼にそのままぶつける裏表のない女性です。
だから彼を愛する一方で同じくらい愛されたいと思い行動します。
年上だからといってすべてを自分でやろうとせず、彼の自主性を大事にしてるところに思いやりを感じました。
エッチ終了直後に始まる「7.眠くなるまで…」パートでも心温まる会話が交わされます。

絶頂シーンは主人公、お姉ちゃん共に1回。
ちゅぱ音と喘ぎ声それなり、くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅かです。

癒しながら気持ちよくするバランスの取れた作品です。

CV:琴香さん
総時間 1:02:16

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


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追記
作品自体の点数は7点。
62分で700円とコスパがいいので+1してあります。

2018年5月9日まで50%OFFの350円で販売されてます。

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「そんな冬の日(前)」以降の様子を中心に紹介します。
寒い時によく効くアフターケア
「そんな冬の日(前)」の時間はおよそ48分間。
前のふたつのシーンで道草屋のサービスを終えた芹が
バス停で乗り遅れた彼を偶然発見し、一旦お店に戻して温かいうどんを振る舞います。

「会っちゃったんですから このまま放って帰れないじゃないですか」
彼女はこのへんに住んでるので冬の時期にどれくらい寒くなるかをよく知ってます。
だから遠慮する彼を説得してすぐさま道草屋の母屋へ案内します。
これまでは割と子供っぽい部分も見られましたが、営業時間外に世話を焼く姿を見るとやはり大人なんだなって思います。
この後登場する温かい音だけでなく彼女の優しさにも心がぽかぽかしてきます。

効果音についてはバス停から道草屋に移動するシーンは自転車を押す音と小川の流れる音
到着後は石油ストーブの音、台所で料理を作る音、できたうどんをすする音など日常でよく聴くタイプの音が多いです。
これまでと違い何らかのサービスをするわけではありませんから、その何気ない風景に多くの人がホッとするでしょう。
特別なことをせずにまったり過ごす様子をありのままに描くある意味珍しいシーンです。

「半分こですから ちょっと少ないかもですけど お客さんのほうが ちょっと多め」
「美味しい? ふふふっ 誘った甲斐がありました」

最中の会話も家庭的なものばかり。
もともと自分が食べるためにうどんを作ってたこともあり、半分こにする中で彼に少しサービスしたり
一緒に食べながら楽しそうに話して二人きりの時間を満喫します。
恋人や嫁っぽいセリフも少し登場しますし、彼に対する親しみの気持ちをさり気なく伝えます。

彼女としてはせっかく道草屋に来てくれたのだからいい気分で都会に戻って欲しかったのでしょう。
色んなサービスを受けて癒されても最後にバスを逃したらどうしても後味が悪くなります。
だから悪い思い出を良い思い出で上書きするためにこういう場を設けたのだと思います。
遠慮深い彼が申し訳なく感じないよう小さく細かく気を配るところも素晴らしいです。

そうやって心も体もしっかり温めた後、「そんな冬の日(後)」でようやく別れの時を迎えます(約16分)。
またバスを逃してしまった時のために芹も付き添ってバス停へと向かい
最後に元気になるプレゼントをあげてから気持ちよく送り出します。

「うーん…いやもう一枚 はい どてら着てください」
出発前にカイロを多めに渡し、どてらを着せ、生姜湯を飲ませるところを見ると
店員よりも母親に近い優しさを感じます。
一番最後の「バス停。元気注入!」でも自分から彼を抱きしめて慰めますし
お店でもてなしてる時の彼女よりもやや大人びた姿を見ることができます。

このように、寒い日に効く要素を数多く盛り込んだとても温まる物語が楽しめます。
色んな方向から癒してくれる作品
音で癒し、会話で癒し、人情で癒すバランスの取れた作品です。

間もなく年末を迎える寒くて慌ただしい時期に、しっかりしてるけど子供っぽい部分もある店員さんが
専門店ならではの巧みな技術と冬らしからぬサービス、そして冬らしいおもてなしでお客に温かさと落ち着きを与えます。

サービスはもちろん、細かな動作や物音に至るまですべてにリアルな音を鳴らす丁寧な作り
芹の魅力を引き立てる会話と仕草、そして「そんな冬の日」で見せる人としての優しさ。
音声作品を構成するすべての要素を高い水準で揃えて作品の世界をリアルに作り上げてます。

「またいつでも 来てくださって構いませんから」
特に芹のキャラはシーンごとに違う顔を見せてくれてとても魅力的に映りました。
彼女が主役を務めてきたこれまでの作品は他の店員よりもはしゃいでみせたり、酒を飲みながら愚痴をこぼすなど
声や店主の地位とのギャップを引き立たせて作品を組み立ててるように私は感じてました。
ですが今作はその部分を残しつつ最後のシーンで見事な気遣いを見せてくれます。

サービスの内容をだけを見ると「芹さんたさん。」や「芹さんの、ほんのり怖いお話」のほうが優れてるのですが
彼女の良さが最も出てるのは間違いなく「そんな冬の日」です。

これまでと同じくのほほんとした表情で接しながら彼をものすごく大事にしてます。
サービス外でお世話する展開も道草屋シリーズでは珍しくて面白いです。
「そんな冬の日」を作品のタイトルにしてるところを見ると、サークルさんもここを一番聴いて欲しいのだと思います。

私も怪談シーンを聴いた時点では「冬に怪談はさすがにどうかなぁ」と思ってました。
でもこれが「そんな冬の日」をより一層温かく感じさせるための演出だとしたら大いに頷けます。
まったく違うことをやってるのに各シーンがなんだかんだで繋がりを持ってます。

冷えた心を存分に温めてくれる優れた作品です。

CV:芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん すずな…藤堂れんげさん(怪談シーンで5秒くらい登場)
総時間 2:58:04

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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