罵ってみた。-無邪気&陰鬱サドJKの甘い罠-

サークル「シロモチ」さんの同人音声作品。

声優の紗藤ましろさんと餅よもぎさんが組まれて結成された新サークルシロモチさん。
その第一作目はそれぞれに変わった性癖を持つ2人のJKが
援交相手の男性にその欲望を叩きつける形でエッチをします。

きつめの言葉で罵る、野外で痴態を記念撮影する、おちんちんを足で踏みつけるなど
一般的な音声作品ではあまり登場しない特殊なプレイがいくつも収められており
ややブラックな雰囲気も相まってM度が高い人ほど興奮できます。
Jkたちのちょっぴり歪んだサポ
JKのアリサとトモコが個別にエッチしてくれるお話。

「あっ… こんばんはー お兄さん♪」
アリサは甲高くて可愛い声の女の子。
「貴方ですか? 私と今夜の約束をして下さった方…」
トモコは素朴で気が弱そうな声の女の子。
待ち合わせ場所で見つけた主人公に声をかけると
早速腕を組んでラブホのある通りに向かいます。

本作品は彼女たちとネットで出合った男性たちが
お金を渡す代わりにオナニーのお手伝いをしてもらいます。
アリサ編とトモコ編は内容が完全に独立しており
彼女たちが掛け合ったり一緒にエッチの相手をしてくれるシーンはありません。

そして彼女たちはこういうことを今まで何度も繰り返してきたからか
JKのイメージからややかけ離れた特異な性癖を持っており、それを発揮しながらプレイを行います。
一部で犯罪を匂わせたり痛そうに感じるシーンがあるため人を選ぶ部分もありますが
音声作品ではあまり見かけない要素がいくつも詰まっていて強烈な個性を持っているのも事実です。
聴く前に予想していたものよりずっとぶっ飛んでいて正直驚きました。

「っていうかー 制服を着た女の子をこんなところに連れ込んでる時点で 男として…いや 人として終わってますよねぇ? まじ最っ低…」
アリサは本作品のタイトルにもなっている「罵る」ことに快感を覚えるキャラ。
自分とSEXしようとする男性に平手打ちを食らわせ
すかさず畳み掛けるように言葉責めを浴びせかけるドSっぷりを発揮します。

プレイもオナサポをしながら彼に恥ずかしい思いをさせ、それをあざ笑うシーンがあったりと
正統派のM向けプレイをややハードなタッチで行っています。
年下がいじめてくれるシチュが好きな人ほど楽しめるでしょう。

「え…っと ですね いきなりで恐縮なんですが… 実は私 今…おまんこにローターを入れているんです」
対するトモコは自分の痴態を見られることに興奮を覚える歪んだキャラ。
ホテルに行く前に男性を路地裏へと案内し
ローターですっかり発情している自分の体を撮ってほしいとおねだりします。

ホテルに入った後もお互いの体を刺激するプレイをしてくれますし
指一本触れないアリサに比べてシチュや純粋なエロさで勝っています。
大人しそうな子がこういうプレイを要求するギャップにもそそります。
背徳感を抱きながら抜くプレイが好きな人におすすめのお話です。
それぞれの個性を活かしたエッチ
エッチシーンはアリサ編が2パート12分30秒、トモコ編が3パート21分ほど。
プレイはアリサ編が罵声、おちんちんへのデコピン、オナニー、擬似SEX
トモコ編が痴態の観察、記念撮影、オナニー、素股、足コキ、顔面騎乗です。
ローター作動、素股、顔面騎乗、記念撮影の際に効果音が鳴ります。

「じゃあ そのチンチン…デコピンみたいに指で弾いてみせて? …はぁ? 素直にシコシコ♪ なんてさせてあげるわけないじゃん?」
ドMな彼にきつめの罵声を浴びせ、奴隷の宣言をさせて主従の関係を結ぶと
アリサは手始めに彼に自分のおちんちんを指で弾くよう指示します。

アリサ編のエッチは彼女の指示に従いながらおちんちんをいじるオナサポ方式。
「ピン ピン」の掛け声に合わせておちんちんを一通り痛めつけた後
今度は手を組んで作った擬似おまんこに「パン パン」に合わせて腰を打ち付けます。
デコピンは強めにやる指示が出ますので玉に当てないようご注意ください。

「お兄さんはぁ 自分で自分のチンチンを痛めつけて チンチンゆらゆら揺らして 情けない姿を晒してるマ・ゾ♪」
そして最中は彼女が適度にきつめの口調で言葉責めをします。
「罵ってみた。」のタイトルから言葉責め主体に思われるでしょうが
本作品の場合、質は高めなんだけどボリュームは少なめです。

ですから罵倒系の作品が好きな人だと物足りなく感じるかもしれません。
もうちょっとたっぷり言ってくれたほうが興奮しやすかったかなと。
自分の大事な部分を痛めつける、あるいは追い込む肉体面への責めのほうがずっと強いです。

続くトモコ編は路地裏で記念撮影した後にそのままオナニー&素股で1回射精し
ホテルに移ってからは彼女におちんちんを踏みつけられ
さらには顔面騎乗までされる屈辱的なプレイでもう一度果てます。

「初めてのオナニーは…オナニーというものを知ったのは 兄の部屋で見つけたエッチな雑誌からでした」
「その大きくなったおちんちん…私は壁に手をついて後ろを向きますから ここ…ん 太ももの間に挟み込んで、腰を振ってください♪」

彼女は性格もサービスもアリサに比べるとずっと大人な印象が強く
前半で男性にオナニーさせる最中に自分が始めてオナニーしたときの体験を語ったり
射精が近づくと自らパンツを脱ぎ、瑞々しい太ももにおちんちんを挟んであげます。

一見するとサービス精神旺盛に感じるんだけど
野外でJk相手に素股をするシチュを考えるとアリサ編よりずっと背徳的です。
プレイだけでなく雰囲気にも2人に大きな違いを持たせているところがいいですね。

「ザーメンが噴水みたいにぴゅっぴゅする恥ずかしい姿を 私に見せてください♪ …その瞬間、さっき貴方が私の写真を撮ったみたいに 携帯の中に画像として収めてあげますから」
続く2回戦も靴下越しに竿や亀頭を踏んだり擦ったりしながら
男性の顔の上におまんこを乗せ、腰を動かして喘ぐ淫靡な姿を見せてくれます。
さらに極めつけはフィニッシュの記念撮影。
彼が射精する瞬間を見計らって携帯のシャッター音が鳴り響きます。

「見られる」ことに興奮を覚える彼女の性癖を活用した個性的なプレイです。
同じ趣向をお持ちの方ならより楽しめるでしょう。

このように、同じJKとは思えないほど大きな違いを持つプレイが繰り広げられています。
病みっぷりが魅力の作品
良い意味でJKらしくない特異なプレイが楽しめる作品です。

アリサとトモコは自分たちではなかなか得られない大金を手にするため
そして自らの歪んだ性癖を満たすために男性たちをエッチにいじめ抜きます。
「彼女のたちの年齢なら大したことはないだろう」と思っていたら大間違いです。
大人の女性でも引くレベルのぶっ飛んだプレイをしてくれています。

2人ともそれぞれに良い所があるのですが
私はどちらかというとトモコ編の方が色々と面白い部分を持っていると考えています。

野外でエッチをするところから始まり、とあるタイミングで彼女が軽い脅迫を仕掛け
その恐怖を感じながら言われるままに射精する1回戦。
男性の最も大事な部分を足蹴にされ、さらには顔面騎乗されながら射精する2回戦と
一般的な音声作品ではお目にかかれない要素をいくつも持っています。

プレイそのものよりも雰囲気に抜ける素材がたっぷり詰まっているなと。
やや病んでる口調で語りかけてくるトモコにもそこはかとないヤバさを感じます。

対するアリサ編はキーとなる罵声のボリュームに欠けること
プレイ時間が短くやり方も掛け声に合わせて刺激するくらいと物足りなく感じます。
本格的なプレイを始めるまでのやり取りに長めの時間をかけているので
それを踏まえると実プレイ時間をもっと長くしたほうが抜きやすいです。

もしくは最初から普通にしごかせていればもっと違ったのかもしれません。
継続的に刺激を与えるプレイにしないと時間内の射精は難しいです。
トモコ編に比べると気になる部分がいくつか見られました。

射精シーンはアリサ編が1回、トモコ編が2回の合計3回。
淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

ニッチなプレイに果敢に挑戦している意欲作です。
2つのシナリオの質にかなりの差が見られることを考慮し、やや低い点数とさせていただきました。
変わったプレイが聴きたい人、背徳感を感じながら抜きたい人におすすめします。

CV:アリサ…餅よもぎさん トモコ…紗藤ましろさん
総時間 アリサ編…25:48 トモコ編…28:18 合計…54:06

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります