サークル「オナらぼ」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、男を悶えさせるのが好きなややSのお姉さんが
メスイキをテーマにした催眠で連続ドライ絶頂させます。
作中のごく一部でヒプノディスクを使った映像を流すのが特徴で
1回目は催眠の終盤、2回目はエッチの終盤で渦のようなアニメーションを表示し
そこに女の子の姿も映して女性になりきる心の準備をさせます。
ちゅぱ音や喘ぎ声が多く流れるので純粋なエロさもそれなりにあります。
技術と映像でメスの気分を疑似体験
「いらっしゃい うふふ 今日のお客さんはあなたなのね」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項や環境を簡単に説明すると
お店に来た主人公へ挨拶し、テーマのメスイキに関する話をします。
本作品は女の子になって気持ちよくなる感覚を疑似体験することを目的に
彼女がおよそ60分に渡って催眠をかけたりレズエッチをします。
催眠11分、エッチ38分と後者の比重をかなり高く設定し
全身を上から下へなぞる形でじっくり責めてドライできる環境を整えます。
最大の特徴は途中でヒプノディスクを使った映像を流すこと。
販売ページのサンプルを見ればわかるように、白と黒の線が渦を巻くように動きます。
そして少し経つと画面中央にこれからなる女の子の姿がぼんやり浮かびます。
タイトルや説明文から映像メインの作品と思う人がいるでしょうけど実は違います。
F・A・Sさんの「デジタル淫魔のエナジードレイン放送催眠」みたいに
シーンによって異なるアニメーションを流してリードするものではなく
催眠とエッチのごく一部で直前に説明したものが流れるおまけみたいな内容です。
具体的に言うと作中で映像を流す時間は合計3分45秒しかありません。
総時間が58分30秒ですから映像の割合はたったの6%です。
それ以外のシーンは黒い画面に白い文字で
「指示がでるまで画面は見ないで音声に集中してください。」と表示されます。
映像に期待して聴いたら拍子抜けしますからそこはご注意ください。
でも音声作品として楽しむ分には良いところを持ってると思います。
製品版には音声だけのバージョンも入ってますし
サークルさんも映像が必須だとは思ってないのでしょう。
音、技術、映像で落とす催眠
楽な姿勢で目を瞑り、まずはお姉さんに耳マッサージされながら深呼吸します。
「まずは口から息を吐ききってください 吐ききったら すーーっと 息を吸って 綺麗な空気で 全身が満たされてゆく」
深呼吸は吸う時、吐く時両方に簡単なイメージを絡め
その指示を出しながら「すりゅっ」という滑らかで弾力のある摩擦音を鳴らします。
お店の設定だからでしょうけど耳マッサージには音がちゃんと入ってます。
質感がリアルで動きも多彩ですから音による癒しも感じるでしょう。
5分ほど経つとヒプノディスクの映像が登場します。
1分45秒くらい流しながら「意識が吸い込まれてゆきます」と深化の暗示を入れ
映像終了後はカウントを数えながらさらに追い込みをかけます。
そして最後におっぱいやおまんこといった性差が出やすいところに絞って女体化誘導します。
「溶け込んでゆく 意識が吸い込まれる 吸い込まれて同化する 同化するほど 体が敏感になってゆく」
映像は非常に短いですけど眺めてるうちに意識のぼやけやくらくらする感覚を多少感じました。
その後のカウントは映像に出てきた女の子と同化するイメージを絡めて行います。
女体化の描写が非常に軽いので、女体化催眠をそれなりに聴いてる人向けの内容だと思います。
リラックスさせてから映像と暗示で落とすコンパクトな催眠です。
聴き手の心と体を挿し絵の女の子へ変えることを目的に
耳マッサージと組み合わせた深呼吸から入って脱力の暗示
映像を絡めた深化、カウントによるさらなる深化と女体化、そして定着させるセリフと
できるだけ短い時間で女体化まで完了できるようスムーズに進めます。
冒頭の耳マッサージは非常にリアルでしたし、映像も多少は効果があると思います。
映像を流すだけじゃなく暗示と組み合わせてるのが大きいです。
ヒプノディスクを長時間見せると目を回したり気持ち悪くなる人が出てくるでしょうから
サークルさんがわざと2分程度に切り詰めたのかもしれません。
女体化はかなり簡略化されてるので玄人向けですね。
喘ぎ声につられてドライを目指すエッチ
プレイはおっぱい/おまんこを見られる、耳/首筋/乳首舐め、クンニ、SEX(正常位)です。
エッチな効果音はありません。
セルフはありません。
お姉さん「そう そうよ ゆっくりと手を下ろして もっとよく見せて?」
主人公「はぁ はぁ 恥ずかしい」
催眠を使って主人公を可愛い女の子に変えたお姉さんは
おっぱい→おまんこの順に見せる指示を出してまずは視線で興奮させます。
エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の30分間は主に口を使って気持ちよくするシーン。
おっぱいやおまんこを軽く視姦してから耳、首筋、乳首、おまんこの順に舐めます。
そしてこれらの合間に感度が上がる暗示も適度に入れます。
主人公「感じちゃう 耳を舐められてるだけなのに 耳 気持ちいい」
またここからは主人公のセリフも交えて行います(もちろん女性声)。
上のように今の感覚を独白することも一部ありますが
ほとんどは吐息や喘ぎ声といったセリフ以外のもので構成されてます。
若干エフェクトがかかってるからお姉さんと違うことはわかりやすいですし
催眠音声で不足しがちなエロさを補う役割も果たします。
サークルさんが「声に合わせて自然とつられてメスイキしてしまう」とおっしゃられてるので
主人公の喘ぎ声を起点に感度を上げてると見ることもできます。
ただ「喘ぎ声を聴けば聴くほど体が火照る」みたいに暗示を入れてくることはありません。
ちゅぱ音も普通に鳴らすだけですから、このへんは催眠の技術と絡めてほしかったです。
催眠と呼べる要素がほぼ感度を上げる暗示だけなのがもったいないという意味です。
ちなみに絶頂は毎回カウントを数えながら追い込み暗示を入れます。
ここの終盤に連続絶頂するシーンが用意されてまして
カウントの総数を変えながら暗示を小まめに入れてテンポよく責めてくれます。
ちゅぱ音や喘ぎ声のおかげで催眠の成分が多少薄まってますけど
基本部分はちゃんと催眠音声のエッチになってます。
続く8分間はSEXシーン。
映像を2分ほど流して催眠状態を一度安定させてから
彼女のふたなりおちんちんで責めて大きく絶頂させます。
「私のかたぁいおちんぽが あなたのおまんこを ズボズボしながら このカウントしたら さっきよりも気持ちよくイけるでしょうね」
ここも効果音は無理に鳴らさず実況、暗示、主人公の喘ぎ声を組み合わせてあります。
凌辱色は特にないのでノーマル向けのプレイかなと。
再度深化させた直後だったからか、私はここが一番気持ちよくなれました。
このように、催眠と直接関係ない要素を多めに盛り込んだエロさ重視のエッチが繰り広げられてます。
映像を取り入れた催眠音声
お姉さんは男の体では決して味わえない快感を疑似体験させようと
まずは催眠をかけながら軽く映像を流して女の子になりきらせます。
そしてエッチはちゅぱ音を鳴らすプレイを多く用意し
さらに女体化した彼の喘ぎ声もガンガン流して興奮しやすい雰囲気を作ります。
穏やかでちょっぴりSなお姉さんがエッチな催眠でメスイキさせるややM向けのシチュ
催眠とエッチの一部でヒプノディスクの映像を流す変わった作り
エッチな声や音の量を多めにしたうえで暗示も入れるエッチ。
映像が主役かと思いきや、実際は催眠音声をベースに映像を添える感じで仕上げてます。
映像が非常に短い、女体化を切り詰めすぎてる
暗示と絡めずにちゅぱ音や喘ぎ声を流してるなど気になるところが色々あります。
ですが催眠アニメはまだ数が全然出てませんから、サークルさんも模索してる段階なのかもしれません。
ヒプノディスクを使うのは理に叶ってるので、次回作があるならさらに発展させてくれることを期待してます。
あと耳マッサージや耳舐めの音がかなり良かったです。
エッチは主人公が喘ぐ点が人を選ぶと思います。
女体化が非常に軽い状況でこういうアプローチをかけても効果は薄いでしょうね…。
喘ぎ声を活かしたいならもっと女体化誘導をしっかり行ったほうがいいです。
耳舐めと同時に反対側から暗示を入れるスタイルにしてるのは良いと思います。
絶頂シーンは5回。
喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。
CV:葉月ゆうさん
総時間 58:35
オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点
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