同人音声の部屋

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タグ:りりむ。

   ● クールな後輩幼馴染の耳かき+初体験
   ● 美少女といちゃらぶHする予定が飼い犬にされました。


クールな後輩幼馴染の耳かき+初体験

サークル「耳かき工房」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声はクールだけど性格はとっても温かい後輩が
両親の旅行中に泊まりに来た先輩と耳かきや初エッチをします。

中二病っぽいことを言いながら耳かきに熱心に取り組んだり
エッチは自分から積極的に誘惑し、彼がやる気になった後は敢えて受け身に回るなど
彼女の魅力や想いの強さをしっかり描いたキャラ重視の物語が楽しめます。
後輩とクールにイチャイチャ
九手怜(くで れい)が耳かきとエッチをするお話。

「はぁ なかなかの接戦でした」
怜はややトーンの低い可愛い声の女の子。
主人公との将棋に勝利し彼の上達ぶりを素直に褒めると
軽い冗談を言ってから部屋の中で何か気になるものがあるか尋ねます。

本作品は小さい頃から仲良くしてて現在は両想いな男女が
お互いの両親がいない時を見計らって60分程度の癒やしとエッチな行為をします。
タイトルが「クールな後輩」となってる通り、彼女はそこまで極端にデレたりしません。
でも会話の内容や態度から彼を相当に好きなことが自然と伝わってきます。

「これは昔 先輩にUFOキャッチャーで取ってもらったクマさんです 未だに大事にしています」
「ご飯にしますか お風呂にしますか それとも…」

挿し絵の左端に描かれてるクマのぬいぐるみを大事にしてることや
恋人あるいは夫婦が言う定番のセリフで彼をエッチに誘うなど
クールな声とは裏腹に序盤から積極的なアプローチをかけます。

事務的キャラとは明らかに違いますからMじゃなくても普通に聴けるし楽しめるでしょう。
またエッチでは可愛い喘ぎ声や初々しい反応を見せて普段とのギャップを引き立たせてます。
サービスもしっかりしてますが、私は彼女こそが本作品最大の魅力だと思います。
自分らしさを出しつつ乙女なところも見せる愛らしい女性です。

4分程度の雑談を挟んだ後にする最初のサービスは耳かき(約29分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と梵天でお掃除し、最後に軽く息を吹きかけます。

耳かき棒は「そりっ ずずっ」という平べったくて乾燥した音が使われており
穴の中は短めのストロークで掻き出すように
溝は長めのストロークでなぞるように、と部位によって動きを変えながら進めます。

元々耳かき音声メインで活動されてたサークルさんなだけあって品質がものすごく高いです。
音の質感、位置、動き、力加減がどれも絶妙で聴けば聴くほど癒やされます。
合間に取れた耳垢を処理する動作も入ってますし、細かな部分にまでこだわった耳かきがされてます。

「逃げ惑う歩兵も エクスカリバーでなぎ倒して あ、今エクスカリバーって言ってしまいました ミミアカリバーの間違いです」
「先輩 こうしてイチャイチャ耳かきしていると まるで私たち 恋人みたいですね」

最中の会話は耳かき棒を聖剣に見立てる子供っぽいところと
ごく普通の女の子らしいところが混在しててホッとします。
しゃべる時とそうでない時をある程度分けてあるのが良いですね。
効果音と彼女のキャラでバランスよく癒せるように組み立ててます。
初々しさを大事にしたエッチ
エッチシーンは4パート22分間。
プレイはキス、乳揉み、クリ舐め、フェラ、SEX(正常位)です。
SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「これはもう あ、アレをする一択しかないですね」
耳かき、夕食、お風呂を終えてあとは寝るだけの状況になった怜は
主人公にエッチしたいと遠回しにアピールし、それで気づかない彼にすかさずキスします。

エッチはパートごとに責め手を変えながらイチャイチャします。
最初の3パート15分間は本番に向けて気持ちを高めるシーン。
キス→乳首舐め&クリ舐め→フェラと交互に責め合う形で進めます。

「まあ、その エッチな本の 巨乳な子ほどではありませんが たくさん牛乳を飲んで マッサージも毎日して 多少は大きくなっているかと」
「んっ あんっ 先輩 や、柔らかいですか 私のおっぱ…あっ」

そして彼女はここでも愛らしい姿を随所で見せてくれます。
巨乳好きな彼のために大きくしようと頑張ってきたことを教えたり
制服にノーパンノーブラ姿で迫るなど、男心をくすぐる要素が多いです。

それでいて淫乱に感じないのは彼女が処女だからでしょう。
大好きな人のためにすべてを捧げようとする健気な姿が心を潤してくれます。

肝心のプレイについては初めて同士ということでエロさ控えめです。
彼女が責められた時にエロ可愛い喘ぎ声を漏らすことがあるものの
時間がどれも短くて盛り上がる前に終わってしまってます。
ゆっくり進めるのはシチュに合ってますから、それならもっと時間を長くして欲しかったです。

一番最後の「初体験セックス」はお待ちかねのSEXシーン(約7分)。
上手く挿入できない彼をおまんこを開いてサポートし
そこから先は彼にすべてを任せて乱れながらキスします。

「先輩の動き方 ゆっくりで 優しくて 気持ちいいです…あっ」
彼女が痛みを感じないよう序盤はゆっくりピストンし
後になるほどペースを上げて気持ちよくする優しいリードがされてます。
音声作品では主人公にあまり光を当てないことが多いのですが
本作品は会話の時に彼のセリフを彼女が代弁したりして存在感を出してます。
彼女がなぜ彼を好きになったかがなんとなくわかるようになってて雰囲気が甘いです。

このように、2人の経験や心の繋がりを重視した穏やかなエッチが繰り広げられてます。
耳かき好きなら
どちらかと言えばエッチよりも耳かきに優れたものを感じる作品です。

怜は昔から仲良くしてた主人公とより親密な関係になろうと
両親がいない時を見計らって自宅へ招き、まずは耳かきで癒やしを与えます。
そして心がスッキリした後はファーストキスや処女を捧げて想いを伝えます。

声はクールだけど性格は健気な後輩とイチャイチャするシチュ
サークルさんの持ち味を存分に出してるシンプルかつハイレベルな耳かき
お互いの体を確かめながら初体験を楽しむマイルドなエッチ。
若い男女が一線を超える様子を彼らの視点で和やかに描いてます。

中でも耳かきは彼を大切に思う気持ちが込められてて大変満足しました。
耳かき棒と梵天のみを使う耳かきはシンプルだからこそ
サークルさんの実力によって品質が大幅に変わります。
効果音とセリフのバランスも丁度良く、2人がエッチへ進むための重要な役割を果たしてます。
普段は手を動かしながら話すのに、重要な話題になると止めるといった小技もあって本当に丁寧です。

それに対してエッチは時間、内容いずれも物足りないかなぁと。
時間に対するパート数が多いせいで純粋なプレイ時間が短くなっており
さらにフェラで会話を多めに挟んだ結果、ちゅぱ音がほとんど鳴らないなど気になる点がいくつか見られます。

元々非エロのサークルさんだから仕方ないところもあるのでしょうけど
両想いの童貞と処女が大人になる状況を考えればもっと深みが欲しいです。
純粋なエロさが控えめなら時間の長さでカバーすればいいだけです。

射精シーンは1回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅かです。

キャラは立ってるんだけどサービスの質にそれなりの差があると判断し
今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:りりむ。さん
総時間 1:05:06

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
65分で324円とコスパが良いので+1してあります。

2019年9月17日まで30%OFFの226円で販売されてます。

美少女といちゃらぶHする予定が飼い犬にされました。

サークル「ぽよぽよばにぃ」さんの同人音声作品。
声優として活躍されてるりりむ。さんの個人サークルです。

今回紹介する作品は、声や見た目は清純だけど心はドSな美少女が
自分を買ってくれたM男にエッチで屈辱的なサービスをします。

彼女が持つふたつの顔を活かしたM~ドM向けのプレイが行われており
普段は可憐なキャラなのにスイッチが入ると高圧的な態度へ変わり
飴と鞭を使い分けながら心身をバランスよく責めて従順な犬へ作り変えます。
清楚系美少女の本当の顔は…
お嬢様学校の学生みやびと色んなエッチをするお話。

「あっ…はい 大学生のお兄さんですか?」
みやびは甘く可愛いらしい声の女の子。
待ち合わせをしていた主人公に声をかけられ挨拶すると
軽く雑談してから一緒にホテルへ移動します。

本作品は愛らしい声と容姿を持つ自称〇5歳の彼女が
お金と引き換えにおよそ45分のエッチなサービスをします。
主人公はラブラブあまあまなエッチをするつもりで彼女を指名したのですが
実際はそれとほぼ正反対の屈辱的なプレイが充実してます。

「私 初めてなので あんまりホテルのイロハとかもわかってないんです」
「しゃぶってほしい? 嫌よ 疲れる」

最初は見た目相応の初々しい反応だったのに
ある程度進むと態度が急変し彼を奴隷やペットのように扱い始めます。
プレイについてもおちんちんを足蹴にする、「クズ」「変態」といった言葉責めを浴びせる
他の男とエッチする様子を見せつけるなどこちらを見下すものばかりです。

ただ彼が元々ドMなのと彼女が適度にご褒美をあげるおかげで
拷問やいじめと言うほどきついものではありません。
彼女の正体がわかった後も熱心に買い続けてますし同意の上での調教と言えます。
普通の女性ではやってくれないことを敢えて行うサービス精神旺盛な女性です。
男のプライドをへし折るエッチ
エッチシーンは4パート43分間。
プレイはキス、足コキ、パンツを見る、体の洗浄、クンニ、素股、女装、他人のエッチを観察する(クンニ、SEX)、SEX、乳首責め、アナル責め、オナニー、フェラです。
素股、SEXの際に効果音が鳴ります。

「わ、私のことは気にせずに お兄さんは服を脱いでくださって構いませんから それじゃ 始めましょうか」
ホテルを到着しシャワーを浴びようとするのを主人公に止められたみやびは
とりあえず彼だけ全裸にさせてから甘いキスをします。

エッチはどのパートも彼女が責め続けます。
一番最初の「お兄さんなんて、足で十分よ」は彼女の本性がバレるパート(約12分)。
キスから始まりおっぱいの鑑賞、パンツを見ながらの足コキと後になるほどM寄りのプレイをします。

「私も少し エッチな気分になってきたせいで 乳首がおっきくなってきちゃいました」
「お兄さんのおちんぽなんて 足で十分よ」

彼女はお金と引き換えにエッチの相手をしてるので、序盤は低姿勢で恥ずかしそうに相手をします。
しかし調子に乗った彼がとある提案をした途端に高圧的な態度へと変わり
恥ずかしいセリフを復唱させながらおちんちんを足蹴にして惨めな射精を味わわせます。

普段とドSの声や態度が随分違うので最初はびっくりするでしょうね。
後者のほうが楽しそうに振る舞ってるのでおそらくこちらが本当の彼女なのでしょう。
それでいて最後にプレゼントをあげるあたりに面倒見の良さを感じます。

プレイについては足コキに効果音がはいってないせいで様子がいまいちわかりにくかったり
おねだりのセリフを復唱させるシーンが何度も入るせいで実用性にやや難があります。
序盤だから上下関係の確立を重視したのでしょうけど
12分の間にそれをこなしたうえで射精まで持っていくのはさすがに無理があります。

2パート構成にして前半は彼の奴隷化、後半はご褒美の射精と内容をはっきり分けたほうが
慌ただしさがなくなり聴き手も状況を掴みやすかったと思います。
この後のパートも含めて色んなことを一気にやろうとするところが気になりました。

続く2パート26分間はより踏み込んだプレイ。
「あわあわお風呂、楽しいですね!」は後日再びお金を持ってきた彼とお風呂でイチャイチャし(約13分)
「あなたは一生私の飼い犬」は彼女が飼ってる別の男性とエッチする様子を眺めます(約13分)。

「私は洗ってるだけなのに 勝手に気持ちよくならないでよね 変態」
あれだけいじめてもめげずにお金を貢ぐ時点で真性のMと判断したのでしょう。
体を洗ってあげながらきつめの言葉責めをして彼の興奮を煽ります。
そしてトドメに自分のおまんこと擦り合わせる許可を出します。

挿入を強く禁止するので2人の関係は引き続きご主人様と奴隷ですけど
ひたすら痛めつけるのではなく、適度にご褒美を与えるところに多少の優しさが窺えます。
お金にまったく釣り合わないサービスをしてるわけじゃないので貢ぎマゾとは明らかに違います。

「今日は先生と私のプレイを すずさん(主人公の仮名)に見てもらって 気持ちよくなりましょうね」
プレイの個性は「あなたは一生私の飼い犬」が最も強いです。
彼女が「先生」と呼んでる男性にクンニやSEXされてる様子を見守ります。
自分よりもずっと粗末なおちんちんにおまんこへの侵入を許し、さらに中出しまでされる。
彼女に強い好意を抱いてる彼にとってはかなり堪えるシーンに違いありません。

でも彼女はその気持ちを察してパートの後半にきちんとご褒美をあげます。
快楽という餌を使って男性たちからお金を巻き上げる。
飴と鞭を使い分けてM男を飼い慣らす調教色の強いエッチが繰り広げられてます。
個性はあるのだが
表裏があるみやびのキャラが最も魅力的な作品です。

彼女はお金を出して自分を指名してきた主人公を従順な犬にしようと
最初はイメージ通りの可憐なキャラで接し、エッチが佳境に入ったところで本来の顔を見せます。
そして彼がドン引きしないのを確認した後は羞恥や屈辱感を与えるプレイでさらに満足させます。

お嬢様とドSの顔を持つ彼女のキャラ、それを忠実に反映させた硬軟併せ持つエッチ。
比較的明るい雰囲気でどぎついことをするギャップを持たせたサービスが楽しめます。

「これからも ずーっと私の可愛い飼い犬でいてね お兄さん」
彼女は彼にお金を要求する一方で自分自身も良いご主人様であろうとします。
だから彼が従順な限りはいじめた後にご褒美をあげて機嫌を取ります。
男の手懐け方を心得てるのはお嬢様らしいなと。
説明できなかった「みやびの寸止めオナニーサポート」パートもその路線で責めてます。

こんなふうにキャラが立っててエッチも個性的な作品なのですが
私が聴いた時はいまいち消化不良に感じました。
そしてそれは時間に対してやることを詰め込みすぎてるのが原因だと判断してます。

本作品のエッチシーンは約43分ですから取り立てて長いわけではありません。
その中に多種多様な言葉責めや体への責めを盛り込むと
どうしてもそれぞれが中途半端なボリュームや品質になってしまいます。
そしてプレイの種類が増えると切り替える度に毎回説明が入るため、実際にやる時間がさらに短くなります。

最初のパートは足コキ、次は素股とやることを1~2個まで絞り込み
それを掘り下げていく方向でエッチを組み立ててたら随分違ったのではないでしょうか。
男性の性感は熱しやすく冷めやすいので、ころころ変えるよりも固めて続けたほうが実用性は上がります。

作中で主人公は乳首を開発済みだと言ってましたから
いっそのこと1パートをまるまる乳首オナニーに費やしてみても良かったかもしれません。
シーンごとに大まかないじり方を指示し、それ以外は言葉責めに専念すれば一応両立できます。
そして次のパートにおちんちんオナニーあたりを持ってくれば焦らしたぶん気持ちよく出せます。

射精シーンは4回。
淫語それなり、くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:りりむ。さん
総時間 1:01:35

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2018年11月30日まで50%OFFの350円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。

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