サークル「#ハチゼロニ」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、声はクールだけど性格はとても優しい彼女が
性欲旺盛でよわよわなおちんちんを持つ彼氏をソフトに弄びます。
Mな彼が喜ぶように愛情を込めていじめるのが特徴で
少しいじられただけで射精しそうになる早漏っぷりを貶したり
多くのシーンでゆっくり責めながら適度に愛情を注いで幸せな射精に導きます。
いじめられたい男と愛したい女
「はい なんでしょうか 領収書ですか? はい 処理しておきますので 置いておいてください」
玖美は淡々と話す穏やかな声のお姉さん。
仕事中に主人公から領収書を受け取ると
その際に何かされてまだ就業中だと釘を刺します。
本作品は同じ職場で働き恋人になった男女が
木曜日と金曜日の夜に愛し合う様子をおよそ110分に渡ってお届けします。
彼のほうが彼女より5歳くらい上の設定ですが、女性にいじめられたい性癖を持つ変態なため
どのパートも基本的には彼女が主導権を握る形で進めます。
「いえ 待ってください ここで発情しないでください オフィスのど真ん中で 血をたぎらせるのは禁止、と言ってるんです」
終業時間の前に発情する彼を素っ気ない態度で制止したり
ものすごく早漏なおちんちんを貶すあたりは確かに不愛想です。
しかしそれと同じくらい愛情を注ぐシーンもあるのでクールキャラの割に雰囲気は穏やかです。
彼がMだからそれに合わせてるだけで彼女はそれほどSじゃありません。
ダメなところも含めて受け入れるなど、優しさや包容力を感じる描写がいくつも出てきます。
全体を見ると飴と鞭のバランスはほぼ半々です。
彼女はどちらかと言えば彼を甘やかしたいと思ってますから
Mな彼を満足させながら自分の気持ちも伝えて幸せな時間を過ごします。
事務的感はまったくないのでややMがメインターゲットになります。
エッチについては前半(木曜日)は2人の関係を強く意識したプレイ
後半(金曜日)はSEXメインの比較的甘いプレイと内容を変えてます。
彼が早漏なのでおちんちんの弱さを指摘する言葉責めを最も多く用意し
さらに彼の情けない姿を実況したり、逆に優しい言葉をかけて彼女らしさを表現します。
体への責めはかなり緩くなってますから彼女のキャラやセリフのほうが興奮できると思います。
何度も射精させて苦しめるのではなく、気持ちよく1回出せるように手加減する方針を取ります。
SEXシーンは毎回生ハメ&中出しを決めるなど、2人が主従じゃなく恋人であることをはっきり形にしてます。
言葉責め重視の緩いエッチ
プレイはオナニー、パンツ鑑賞、ストッキングを破る、玖美のオナニー、嘘喘ぎ、手コキ、耳舐め、乳首舐め、キス、フェラ、SEX(騎乗位、寝バック、正常位)、だいしゅきホールドです。
ストッキングを破る、手コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
「とりあえず 自分でしてくれますか?」
仕事を終えて帰宅した後、主人公が今すぐエッチしたがってるのに気づいた玖美は
言う通りにしたらもっと卑猥なことをすると告げたうえで彼にオナニーさせます。
エッチはどのパートも彼女がリードします。
最初の2パート33分間は2人の日常風景。
「track2. 退社後の強制見抜き(約18分)」はオナニーと相互オナニー
「track3. 手と舌での支配(約15分)」は手コキ、耳舐め、乳首責めで1回ずつ射精させます。
「女性の下着を見くらいで オナニーを始めてしまう 精通直後の男子みたいな必死感 出てますけど…ね」
「ここには あなたの他には 私しかいませんから 私しか 見ていませんから だから 安心して しごいてください」
そして彼女は早速飴と鞭を使い分けて彼を上手に興奮させます。
オナニーの指示は一部を除いてほとんどやらない代わりに
目の前でパンツを見せたりストッキングを破いてからオナニーしてオカズを提供します。
そしてセリフも彼のちょろさを貶す一方で安心させる言葉もかけます。
エッチに入っても普段と同じ無感情を貫きますから
人によっては冷たいとか、素っ気ないと感じるかもしれません。
しかし優しさを感じるセリフがそれなりに交じってるおかげで温かみもある女性になってます。
track2の終盤では演技とはいえ感情のこもった喘ぎ声を漏らしますし
単なるクールキャラに収まってないところが彼女の魅力だと思います。
「ほら このマゾ乳首 舐めて欲しい すすって欲しいと 激しくとがって主張 していますよ」
track3は責める部位を広げて純粋なエロさも強化します。
前半は手コキ+耳舐め、後半は手コキ+乳首舐めと複合責めに切り替え
リアルなちゅぱ音を鳴らしながら彼の気持ちを見透かしてるかのようなことを言います。
そして無事我慢できた後はご褒美の射精と優しい言葉で幸福感を膨らませます。
こっちのほうが音が鳴るぶんtrack2よりもプレイの様子がわかりやすいです。
手コキのペースはゆっくりですから早漏でもない限り途中で暴発することはないでしょう。
焦らしてるように見えて彼を気遣う彼女らしい責め方だと思います。
続く3パート45分間は翌日のお話。
「track5. 金曜日、悶々とした朝(約3分)」は軽い耳舐め
「track6. 切望のセックス(約24分)」はフェラと騎乗位SEXで2回射精します。
そして「track7. 捕食されて(約18分)」は寝バックと正常位で2人一緒の絶頂を目指します。
「では ゆっくりと そしてじっくりと 口でしごいてあげます 私の奉仕 きちんと受け止めてくださいね」
木曜日は2人の上下関係を明確にしてたのに対し
金曜日はそれよりも対等な立ち位置にしてより甘くエロいプレイを行います。
track6はラブホへ到着した直後に彼女が仕掛ける形でフェラに突入し
様々なちゅぱ音を鳴らしながら丁寧に責めたり、精液を口で受け止め飲み干す健気なところを見せてくれます。
表には出しませんが彼女も彼とエッチしたくて堪らなかったのでしょう。
その気持ちをフェラやSEXにぶつけて彼に惜しみない愛情を注ぎます。
プレイは女性上位でもこういう背景があるおかげで雰囲気は結構甘いです。
「わかりますよね 私の子宮口を狙って 小刻みにじゅぷじゅぷして欲しいんです」
さらに最後のtrack7は自分から彼に責め手を譲り
彼のピストンを受け止めながら熱っぽい吐息を漏らして気持ちいいことをアピールします。
だいしゅきホールドしたまま彼におねだりするところがすごく可愛いなと。
不愛想な自分を彼が受け入れてくれるから、彼女も彼のM性癖を満たしてあげようとするわけです。
お互いがお互いを認め、支え合う理想的な関係が出来上がってます。
ただし、彼が責めてるのに彼女が指示を出す形になってるせいで
そのたびにプレイを中断するのがややテンポが悪く感じました。
このへんはサークルさんがタイトルの「逆転無し」を重視されたのかなと。
他のパートは彼女が責めとリードを兼任してましたから
ここだけやり方を変えた結果こうなってしまったのかもしれませんね。
気になる程度なので変えたほうがいいと言う気はないです。
このように、いじめて欲しい彼と愛したい彼女の気持ちを混在させたスローなエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の純愛作品
玖美は職場の先輩であり恋人でもある主人公と幸せな時間を過ごすために
仕事をきっちり片付けた後で木曜日はやや意地悪なプレイをして彼を喜ばせます。
そして金曜日は彼を愛したい自分の気持ちもしっかり込めて2種類のSEXをします。
不愛想だけど根は優しいOLが、Mで早漏な男性と変わった手段でイチャイチャするシチュ
彼の性癖に合わせた言葉責めやプレイをするややアブノーマルなエッチ
それらの中に優しさや愛情もしっかり込めて仲の良さを表現する演出。
ややM向けのエッチを通じて好きな人に尽くす彼女の姿勢を示すように作られてます。
音声を聴き始めた直後はクールキャラ+意地悪なプレイということで
割とハードな責め方をするのだろうと予測してました。
しかし実際は全編を通じて愛の言葉がそれなりにあったり
前半よりも後半のほうが甘いプレイをする純愛系のストーリーになってます。
「彼氏のアヘ顔 何度見ても楽しいです キュンときます 胸がときめきます」
彼女が自分の気持ちをストレートに漏らすのもそう感じる要因です。
職場での彼はかなり有能だそうですから、彼女は最初そこに惚れたのだと思います。
でも今は自分の前で情けない姿を晒すところに愛おしさを感じてます。
好きな人ならダメなところも含めて全部受け入れる懐の深い女性です。
エッチは彼のおちんちんがものすごく弱いことを考慮し、責めるペースをかなり手加減してます。
しかし複合責めや言葉責めといった別の要素でそれをカバーしてます。
この内容なら毎パート抜くよりも前半と後半で1回ずつ抜くくらいが丁度いいでしょう。
SEX中の喘ぎ声は「んっ あぁ」みたいに吐息の合間に声を漏らす感じで控えめです。
射精シーンは5回。
淫語それなり、くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。
BONUStrackは「歪んだ情欲」です。
CV:逢坂成美さん
総時間 1:53:55(本編…1:50:15 BONUStrack…3:40)
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点
体験版はこちらにあります
追記
2021年12月26日まで25%OFFの990円で販売されてます。