同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ:催眠音声 > 女性向け

   ● 安眠・癒し用の催眠音声
   ● 女体化催眠:ほのぼの百合えっち ~夢見る少女のあまあま鬼クンニ~(全編バイノーラル)
   ● サイボーグ改造手術催眠
   ● リミットマリオネット(再レビュー)
   ● 温熱アイマスク催眠
   ● 双子君による煽りとオネダリ
   ● 幻影図書館 ~催眠で女の子になって女性向け音声を楽しむ+なでなで安眠~
   ● 女体化催眠・勇者様のオナホ妖精
   ● My sweet darlin'―特別な貴方―
   ● 催眠ASMR-蠱惑のマッチ


サークル「お嬢さん堂」さんの無料の催眠音声作品(男女両用、全年齢向け)。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかなお姉さんが
癒しに特化したコンパクトな催眠で安眠のお手伝いをします。

前半は全身を細かいパーツに分けて脱力し
後半は深呼吸を挟みながら心がリフレッシュする暗示を入れるなど
心と体の両方を順番にケアして眠りやすい環境を作ります。
バックで流れ続けるオルゴールの音にも癒しを感じるでしょう。
お姉さんの眠くなるプレゼント
お姉さんに催眠をかけられそのまま眠るお話。

「大きく息を吸って 口から ゆっくりと吐いてください」
お姉さんは穏やかな声の女性。
自己紹介などの前置きはすべて省略し、早速主人公に深呼吸するよう言います。

本作品は普通の人はもちろん、疲れや不安を感じる人もぐっすり眠らせることを目的に
彼女が22分ほどを使ってそれに沿った癒しの催眠を施します。
本レビューで紹介するのは浪実みおさんのバージョンですが
現時点で他に近衛頼忠さんと藤城ハクさんのものもありますから女性でも問題なく聴けます。

全編を通じて言える特徴は実用性にこだわってること。
就寝前に無理なく聴けるよう一般的な催眠音声よりも時間を切り詰め
さらに最中の技法と暗示をリラックスに特化させることで眠れる環境をスムーズに整えます。

「気持ちがだんだんと 上向きになっていく」
この手の作品の場合、脱力に力を入れてるものが多いのですが
本作品では後半部分を心のリフレッシュに割いてスッキリした気分にさせてくれます。
体はリラックスできても心がもやもやしてたら布団の中で色々考え込んでしまいますし
その可能性を下げるための配慮もされてるのが素晴らしいです。

音声開始直後からオルゴールの音が流れるのもポイント。
素朴で優しい旋律が別方向の癒しを与えてくれます(無いバージョンも存在します)。
時間が限られてる以上、声だけでできることにはどうしても限界がありますから
それ以外の要素を組み合わせたほうが眠れる確率も上がります。

キャラ、セリフ、技術、雰囲気を癒しや安眠向けに統一してる完成度の高い作品です。
体の内外に働きかける催眠
催眠は全編にあたる22分間。
楽な姿勢で目を瞑り、2分ほど深呼吸してから全身を隅々まで脱力します。

「両脚の付け根から力を抜くと 太ももの筋肉の緊張が柔らかく緩んで」
両脚の付け根から始まって太もも→膝→脹脛と中枢から末端に伝播させる形で進め
それから両腕、顔、首から背中、胸やお腹と他の部位にも働きかけます。
雰囲気が柔らかくなるよう暗示の量はそこまで増やさず、ひとつひとつ意識させる感じにしてました。
適度な脱力感と温かさが感じられて気持ちよかったです。

体の脱力ができた後は心の脱力。
深呼吸の合図を出しながら吸う時/吐く時両方に簡単なイメージを絡め
さらに吐いた直後に体内が浄化される暗示も入れて芯から癒します。

「笑ってもいい 泣いてもいい 怒ってもいい 悲しくなってもいい」
これらを通じて何らかの感情が湧き上がってもその場の流れに任せるのが印象的でした。
良い感情はもちろんプラスに働きますし、悪い感情も表に出せばストレス発散に繋がります。
そうやって自由に振る舞える場を設けて聴き手が自分で自分を癒せるようにするわけです。
直後に無言の時間を多少用意してるのもそれに向けた配慮でしょう。

そして最後はお馴染みのやり方で眠りにつきます。
深呼吸をずっと続けるおかげでここへ来る前にもう結構眠くなってました。
意識がゆっくり消えていくようなとても心地良い感覚です。

このように、聴き手の外と内の両方を浄化する洗練された催眠が繰り広げられてます。
使い勝手の良い作品
とことん無駄を削いでる安眠系作品です。

お姉さんはこれから寝ようとしてる主人公がぐっすり眠れるように
音声開始10秒の時点から早速催眠を始めます。
そして前半は体の脱力、後半は心の脱力と異なる目的を持ってそれに合ったリードをします。

おおらかなお姉さんが催眠で寝かしつける癒しに満ちたシチュ
安眠に適した技法を上手に行使する短時間で高品質な催眠
全編でオルゴールの音を流したり聴き手の無意識に任せる緩さを持たせた作り。
暗示で寝かせるのではなく、聴き手が自分で眠れる環境を整える方針で作品を組み立ててます。

特に催眠は技術力の高いサークルさんなだけあって本当に無駄がないです。
総時間をできるだけ切り詰めるために前置きをすっ飛ばし
やることも癒しや安眠だけを見据えてほぼ一直線に進みます。
それでいてかっちりした印象を受けないのは適度な緩さがあるからでしょう。
お姉さんのキャラだったり、暗示をそこまでガンガン入れないようにしてるのが良い例です。

休日の昼間に聴いてかなり眠くなったくらいですから
平日に仕事を終えた後で聴いたらさらに効果が出るでしょうね。
時間も手頃で繰り返し聴くのに向いてます。

CV:浪実みおさん
総時間 22:00

視聴はこちらから
https://ci-en.jp/creator/1902/article/76098

近衛頼忠さんのバージョンはこちら
https://ci-en.jp/creator/1902/article/76103
藤城ハクさんのバージョンはこちら
https://ci-en.jp/creator/1902/article/76106

2019年7月17日追記
まさきふぁんさんのバージョンが追加されました。
https://ci-en.jp/creator/1902/article/79034

女体化催眠:ほのぼの百合えっち ~夢見る少女のあまあま鬼クンニ~(全編バイノーラル)

サークル「しりあるヒプノ」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、先輩に恋心を抱いてる可愛い後輩が
2人きりになれた機会を利用し夢の中でエッチにイチャイチャします。

演劇の主役と聴き手を重ね合わせながら催眠状態を深めたり
キスやクンニといった口を使うプレイを中心に据えて甘いちゅぱ音を多めに鳴らすなど
タイトル通りほのぼのした雰囲気で女性同士が愛し合う様子を主観的に楽しませます。

今回は69ルートを聴いてのレビューをお送りします。
大好きな先輩と夢の世界で
後輩に催眠をかけられクンニされるお話。

「先輩 ようこそ私の部屋へ」
後輩は明るくて清楚な声の女の子。
主人公を自室へ招待しカモミールティーを淹れると
それを飲みながら学園祭で行われる演劇のシナリオを一緒に考えます。

本作品は同じ演劇部員で彼に恋心を抱いてる彼女が
80分ほどをかけて女体化催眠をかけたりあまあまなエッチをします。
「ほのぼの百合えっち」とあるようにM向けの要素は特に盛り込まず
年下の女性に愛されながら責められ絶頂する快感と幸福感を味わいます。

「先輩みたいに落ち着いた人になりたいなー なんて思いながら」
彼女は自分にないものを持ってる彼に対して憧れを抱いており
催眠、エッチいずれも男性の時と変わらず優しい態度で接します。
プレイ自体は割かし激しいですけど心身に過度な負担をかけるものではありません。
69ルートの場合は一緒にイキまくるシーンもあったりと甘さをとても大事にしてます。

ちなみに69ルートの他にハイパー鬼クンニルートというものもありまして
これらはエッチの中盤からどちらか片方を選択します。

催眠はおよそ35分間。
まずは彼女の部屋でカモミールティーを飲みながら演劇のシナリオを考えます。

「温かくて甘い飲み物をたくさん飲むと お腹から温まってきて いつの間にか とってもリラックスしてきますよね?」
そしてお茶に入れたミルクが混ざっていく様子をのんびり実況したり
飲んだ時の感覚を聴き手視点で伝えてリラックスさせます。
暗示を散りばめてるところを見るとサークルさんが予備催眠に位置づけられてるのかもしれません。
この何気ないシーンが催眠の終盤で重要な役割を果たします。

本格的な催眠が始まるのはその次から。
なかなか良い案が浮かばないので主人公を物語の主役(女の子)に置き換え
森の中をさまよう様子を描きながら心身をさらに脱力させます。

「微かな風に揺れる黒い木が 一本一本遠ざかり 薄い霧の中へ 背景と同化するように 白く霞んで消えていく」
事前に手足だけを軽く動かして筋肉をほぐし
それから暗い森の中を移動する様子に意識の力を弱める言葉を数多く盛り込みます。
ストーリー性のある催眠ですからあまり催眠っぽく感じないでしょうね。
脱力の後は体が温かくなる暗示を入れて主役になりきりやすくします。

一部のシーンで環境音が流れるのもポイント。
森の時は雨音、その少し後には暖炉の音が流れて別の癒しを与えます。
そしてこれは物語の世界に対する没入感の向上にも役立ちます。

終盤の10分間は百合エッチに向けた準備。
森から街中へと舞台を移し、そこにあるバス停で後輩と雨宿りしながら冷えた体を温め合います。
丁度挿し絵に描かれてるシーンですね。

「雨で乱れたセミロングの髪から落ちていく雫が その水滴を弾くまつ毛」
そしてここではイチャイチャする中に主人公が女性になったことを実感させる描写がいくつも出てきます。
本作品の女体化は結構特殊でして、体を変えるとか変身させるといったことは特にやりません。
劇のシナリオをなぞりながら主役の女の子へ感覚を近づけ
それからこのシーンで女体化を定着させる流れで進めます。

販売ページに「どちらかというと女体化なれしている人向け」と書かれてる通り
女体化催眠の経験がそれなりにある人を想定したアプローチになってます。

作品のストーリーを追いながら落したり女体化する流れのある催眠です。
聴き手を後輩好みの女性に変えることを目的に
カモミールティーを飲む様子を通じて軽くリラックスさせてから体の脱力へと繋ぎ
さらに劇の主役が森を歩く様子→彼女とバス停で雨宿りする様子と進めます。

直前でやや人を選ぶみたいなことを書きましたが催眠自体はレベルが高くてあっさり入れます。
イメージと暗示の絡め具合が絶妙で、情景が頭の中に自然と浮かんできました。
女体化については「気がついたらなってた」みたいなやつです。
女性に変化したことを明言するのではなく、ほのめかすことで実感できるようにします。
夢の中でエッチする設定だからこういう風にしたのかもしれませんね。
大事な部分を集中攻撃
69ルートのエッチシーンは3パート40分間。
プレイはキス、クンニ、クリ舐め、69です。

おまんこを開く際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「私 先輩ともっと繋がりたいなぁ」
催眠を使って主人公をやや年上の女性に変えた後輩は
自分の気持ちを軽く伝えてから甘いキスをします。

エッチは終始彼女がリードします。
最初の「02えっちパート」は百合っぽさを出しつつ気持ちを高めるパート(約22分)。
キスから始まりクンニ→クリ舐めと主に口を使って気持ちよくします。
ちなみにここと次の「03鬼クンニ」は共通で、その後から69ルートとハイパー鬼クンニルートに分岐します。

「先輩もやっぱりオナニーしてるんですね 私もよく 先輩を想いながらしてます」
「舌がぬるぬるとあそこに伝うと 火照りが熱くなって かーっと快感が上がって 舐められ続けると どんどんそれが大きくなるんです」

エッチに入っても後輩の態度は引き続きあまあま。
大好きな先輩とこういう関係になれたことを素直に喜び
ご奉仕しながら体の熱が高まる暗示を入れて舐められてる感覚を伝えます。

本作品のエッチは暗示を入れる時とそうでない時をはっきり分けてまして
基本的にはちゅぱ音を鳴らしながら一心不乱に舐め、要所でカウントを織り交ぜた暗示を重点的に入れます。
両方を小まめに切り替えて中途半端なプレイになるのを避けたのでしょう。
催眠音声の中ではちゅぱ音の量が比較的多く、純粋なエロさもなかなかのものです。

続く2パート18分間はクンニに特化したプレイ。
「03鬼クンニ」は名前の通り時間いっぱいクンニを続け
軽い再深化を挟んだ後の「05シックスナインルート」はお互いに責め合って絶頂回数を競います。

「腰がビクンとして エッチですよ」
そしてここからはちゅぱ音の割合が今まで以上に増え
舐め、吸い、啜りを小まめに変えながらおまんこを美味しそうに味わいます。
緩さを出すためだと思うのですが、カウントを数えて追い込むといった明確な絶頂シーンはありません。
時間内に好きなタイミングで何度でもイけるように設計されてます。

私が実際に聴いた時はいずれも1回のドライを迎えることができました。
事前にしっかり準備をしてくれたおかげで、暗示をそこまで入れなくても体が勝手に熱くなります。
あとは百合特有の甘く温かい雰囲気も心地良いです。
69では後輩が軽く喘ぎ声も漏らしますし、このエッチを純粋に楽しんでるのが伝わってきます。

このように、好きな人の大事なところを丁寧に責める愛のこもったエッチが繰り広げられてます。
ライト路線の百合作品
現実世界の女性カップルもやってそうなプレイを疑似体験させてくれる作品です。

後輩は十分以上の好意を寄せてる主人公とさらに仲良くなろうと
催眠を通じて彼を女性に変えつつ夢の中へ案内し
そこで恋人とほぼ同じ距離感でキスやクンニを続けます。

清楚で可憐な女の子と百合エッチを楽しむあまあまラブラブなシチュ
彼らが考えた演劇のシナリオに沿って催眠状態を深めたり女体化する個性的な催眠
ちゅぱ音をできるだけ多く盛り込み、大事なところで暗示を入れてバランスを取るメリハリのあるエッチ。
女体化作品でよくやるハード路線とは明らかに違う方向に仕上げてます。

特に催眠は漸進的弛緩法や沈黙法といった古典系の技術を盛り込みつつ
森を歩く時は心細さを感じさせ、逆に暖炉で温まる時に安心感を与えるといった具合に
作品固有のイメージを使って感覚を操作して演劇の世界に引き込みます。
雨音と暖炉の音も相まって没入感が得やすく、その結果主人公と自分を重ね合わせやすくなってます。
女体化の際に性差を感じさせる描写がありませんから、女性声に抵抗がなければ女性でも聴けると思います。

それに対してエッチは暗示の量を必要最低限まで削り
後輩が唇やおまんこを舐めてる様子をできるだけ長く、そしてエロくお届けします。
催眠要素は薄くなってますけどきっちりカバーしてますから別段問題は感じません。
彼女に愛されてる気分にも浸りやすく幸せなドライを迎えられるでしょう。

69ルートの絶頂シーンは一応2回。
ちゅぱ音それなり、淫語・くちゅ音・喘ぎ声ごく僅かです。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 1:42:27(69ルート…1:25:21 ハイパー鬼クンニルート…1:32:03)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2019年7月23日まで25%OFFの810円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの無料の催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、無機質でSっ気もそれなりにあるコンピュータが
機械化願望のある人間を催眠を使ってサイボーグの体に変えます。

全身に電流を流しながら気持ちよくなる暗示を入れたり
様々な機械音を鳴らしつつ何度も何度も絶頂させるなど
人間の時とは大きく異なる刺激的なエッチをするのが特徴です。
人間では味わえない快感をあなたに
AI1919(エーアイワンナインワンナイン)に催眠をかけられサイボーグになるお話。

「ようこそ、シークレットラボラトリーへ」
AI1919はややトーンの低い淡々とした声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
軽く自己紹介してから早速テーマのサイボーグに関するお話を始めます。

本作品は人間とは別タイプの快感を味わわせることを目的に
彼女が75分程度を使ってそれに沿ったエッチな催眠を施します。
サイボーグになって責められるのがコンセプトなので催眠パートは主に改造手術を行い
エッチで連続絶頂形式のハードなプレイを繰り出します。

サークルさんの別作品だと「セクサリオン・リリィ」が最も近いです。
催眠音声処女作でありながら独自の要素を取り入れてたりと
8年前の時点から現在の作品に通ずるものがいくつも込められてます。

「改造手術の前に、しなければならないこと。そう。手術の苦痛を、感じないようにすることです」
「サイボーグへの改造」と聞くと痛みや苦しみを連想する人がそれなりにいると思います。
だから彼女は最初の時点でそれらを取り除くことを明言し
実際に快感や幸福感を強めに与えながら改造を進めます。

ヤバそうなところは表現をかなりぼかしてありますから
M~ドMの性癖を持ってる人ならマイナスの感情を抱くことなく楽しめるでしょう。

ちなみに声は機械らしさを重視されたのかボイスロイドが担当してます。
脱力感を与える時は話すペースを一気に緩め、逆に追い込む時はハイペースで畳み掛ける細かな編集がされてます。
心のケアにも配慮した催眠
催眠は3パート28分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは部屋にあるマスクを装着するイメージをしながら深呼吸します。

「催眠ガスが 肺を満たします 催眠ガスが 体中に染み渡ります ガスがあなたの体を弛緩させていきます」
「ふしゅー」という空気の噴出音が長めの間隔で鳴り始め
さらにAI1919も呼吸の合図を出しつつリラックスを促す暗示を入れます。
このように本作品では状況に応じてリアルな音を鳴らすことが多く
それを起点にイメージを膨らませたり感覚をコントロールしようとします。

サイボーグ改造手術は現実世界だとまず体験できない行為ですから
リアリティを出すためにこういう演出は結構重要になります。
エッチシーンで音に釣られて絶頂感がこみ上げてくる人がきっといるでしょう。

「右手に、催眠薬が入って来ました。力が抜けてくる。どんどん抜けていく。右肩の力が抜け、腕の力が抜け、手のひらも、力が抜け、だらーんとなりました」
お次は両腕と両足にチューブを刺し、そこへ催眠薬を注入します。
右腕、左腕、右足、左足、胴体、頭と全身を主要なパーツに分割し
そのひとつひとつに言葉で脱力感や重さを伝えます。

感覚が湧く範囲を少しずつ広げていくのが良いですね。
実際に薬を注入した時に近い進め方にしてリアリティを出してます。
私が聴いた時は重さと一緒に軽い痺れも感じました。

2番目の「3・ナノマシン注入。改造手術」でするのは本題のサイボーグ化。
事前に手術を受ける意思を確認してから主人公が寝ているベッドを溶かし
全身を白い液体に浸してそこにあるナノマシンが改造します。

「深い、液体の中。下も、上も、分からない。右も、左も、分からない。ゆらゆら、ゆらゆら、分からない」
「ナノマシンがあなたの体を犯す。快感を発する。脊髄がしびれる。股間がしびれる。脳がしびれる。ナノマシンが脳も犯す。体が変わっていく、改造されていく。もう止まらない。快感が止まらない」

バックに「ブブブブブブ」という低く小刻みな振動音を鳴らしながら
ベッドが溶けるシーンは体が沈む感覚と液体に揺られる感覚
改造中は詳細な実況を避ける代わりに得られる感覚を伝える、といった具合に
引き続き音とセリフを組み合わせてサイボーグになった気分を膨らませます。

このパートの最後にはドライ絶頂させるシーンもありまして
催眠慣れしてる人ならそれに合わせて体がビクつくかもしれません。

凄惨さをできるだけ出さずに改造するテーマ性の強い催眠です。
聴き手の体を人間からサイボーグに変えることを目的に
前半は深呼吸からの分割弛緩法、後半はカウントを交えた深化&最初の絶頂と
古典催眠の技術を本作品なりにアレンジして改造する様子をそのままなぞります。

リラックスや心の抵抗を取り除くことに力を入れてあるおかげで
聴いてる最中はぬるま湯に浸かってるような心地いい感覚が続いてました。
深化も軽い落下感が味わえましたし十分なクオリティを持ってます。
わかりにくい部分を効果音で上手くサポートできてるのも大きいです。
機械の体で犯される快感
エッチシーンは3パート36分間。
プレイはオナニー、電流責め、体の愛撫、乳首オナニー、充電責めです。

電流責め、充電責めの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「あなたの体の中には、まだ少し、ナノマシンが残っています。あなたのボディーに悪影響を与えないよう、これらをすべて、体外に出してしまいましょう」
催眠を交えた改造で主人公の体をサイボーグに変えたAI1919は
その際に使ったナノマシンを変わった手段で除去しようとします。

エッチは終始彼女に言われた通りにします。
最初の「5A・ナノマシン排出」でするのはオナニー(約7分)。
片方の手でおちんちんを握り、そのまま上下に擦って射精を目指します。
ちなみに本作品のエッチは選択式になってまして、3つあるルートの中から1つ選んで聴きます。

「規則的に股間の突起物をこすり続ける。その、突起物に刺激を与えると、その部分にだんだんと、何かが溜まってくる感覚がしてきます」
一見するとスタンダードなプレイなのですが
おちんちんのことをわざと「股間の突起物」とぼかしたり
直接的なエロ要素を極力を挟まないことで人間がするエッチとの違いを出してます。

彼女の口調もこれまでと同じく淡々としてます。
時間が短いので1~2日溜めてから聴いたほうがいいでしょう。

それに対して残りの2パート29分間はドライ形式。
「5B・ナノマシン破壊」は体内に電流を流して5回(約6分)。
「05C充電責め」は体を軽く愛撫した後にエネルギーを充填して7回絶頂します(約23分)。

「ほら、どんどん快感が、脳のほうに上がってきました。このパルスが聞こえますか?。このパルスは、快感増幅装置の発する音」
そしてここでは効果音が重要な役割を果たします。
電流責めはビリビリという音が左右同時に流れ
充電責めの時も胸は「ぎゅわんぎゅわん」、アナルは「ぶぉん」という特殊な音が鳴り
さらに絶頂へ近づくにつれてパルス音のペースが速くなります。

並行して気持ちよくなる暗示ももちろん入れてきますが
音を起点に盛り上げようとする意図が見られるのも事実です。
充電責めは「セクサリオン・リリィ」にも登場してますし、あちらを視聴済みならハマる可能性があります。

実際に聴いてみた感じですとやはり充電責めのほうが気持ちよかったです。
時間が他の2パートより長めに取られていて余裕があり
絶頂までの持って行き方も言葉と音を組み合わせていて上手です。
本当にノンストップで繰り返しますから、筋肉の痙攣や疲労を感じることを覚悟してお聴きください。

このように、人間らしさを極力排除したハードかつアブノーマルなエッチが繰り広げられてます。
マイルドな機械作品
サークルさん独自の視点で機械姦を描いてる作品です。

AI1919は機械化願望のある主人公にそれを叶えさせようと
まずは催眠を通じて全身麻酔とナノマシンによる改造を施し
エッチは人間がされたら絶命してもおかしくないプレイを提供します。
そしてこれらをするにあたって様々な効果音を取り入れ臨場感を出します。

無機質なコンピュータが人間を機械に変えて犯す変わったシチュ
シンプルな技術と個性的な要素を融合させた催眠
3つのルートを用意し、それぞれで異なる責めを繰り出すぶっ飛んだエッチ。
催眠にかかりやすくしたうえでM性の強い人が喜びそうな作品に仕上げてます。

「この声に、従うことは、気持ちいい。この声の、言うとおりにすることは、気持ちいい。この声に、コントロールされるのは、気持ちいい」
この作品を「マイルドな機械作品」と評した理由は彼女の進め方にあります。
最初に彼が改造手術を受けたいかどうかをしっかり確認し
さらに宣誓までさせてそうなることを受け入れやすくします。
そしてサービス中は彼女の声に対する集中力を高め、心地よさを感じさせ、従いやすくします。

元々彼が望んでサイボーグになった経緯も相まって
ヤバそうなシチュとは思えないほど穏やかな空気が漂ってます。
プレイはかなりハードですけど、それを前向きに楽しめる環境をきちんと整えてくれます。

エッチは何度も言ってるように音の存在がプラスに働いてます。
これがなかったら相当イメージしにくくなってたのではないでしょうか。
万人向けではありませんがやり方は筋が通ってるし理に適ってます。

絶頂シーンは14回(ドライ13回、ウェット1回)。
効果音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

公開から長い時が経った今でも強烈な個性を放ってる作品です。

CV:Voiceroid+民安ともえさん
総時間 1:14:57

ダウンロードはこちらから
http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/archives/2344290.html

リミットマリオネット

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品(男女両用)。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第43回目は上品だけどSっ気の強いお姉さんが
催眠を使って声に操られイかされる快感を教えます。

彼女の人形になって絶頂の限界に挑戦するややハードな内容になっており
催眠は割とスタンダードな技法を使ってスムーズに落とし
エッチも中盤あたりまでは準備に専念してイキやすい環境を整えます。
気持ちいいだけのお人形さんに
お姉さんに催眠をかけられ何度も絶頂するお話。

「さぁ 今から 私の催眠が始まります」
お姉さんはややトーンの低い整った声の女性。
自己紹介や背景説明といった前置きはすべて省略し
催眠で気持ちよくなりたい主人公の願いを叶えるための心得を教えます。

本作品は射精よりも長く深い絶頂を味わわせることを目的に
彼女が60分程度をかけてそれに沿ったエッチな催眠を提供します。
キャラやストーリーといったドラマ要素は完全に排除し
音声開始直後にもう催眠の下準備に入る特化型の作りです。

最大の特徴は終盤に多めの連続絶頂シーンがあること。
催眠パートはリラックスや深化しやすいよう穏やかに進め
エッチも中盤あたりまでは催眠重視で進めて感度をとことん上昇させます。
そして最後の最後にカウントを数えながら絶頂指示を何度も出して一気に追い込みます。

絶頂シーンの前と開始後の落差がかなり大きいので
雰囲気や彼女の態度の変化によっても快感がせり上がってくるのを感じるでしょう。
そこ以外は穏やかでM性も低めですが、視聴後はそれなりに体力を消耗してると思います。
1回出しておしまいの射精とは明らかに違う快感が味わえて気持ちいいです。

催眠はおよそ14分間。
仰向けになって目を瞑り、まずは深呼吸や脱力をして心身をひとまず落ち着けます。

「集中こそ 催眠への入り口 集中こそ トランスそのもの」
「カチッと切ると 首の筋肉がほぐれ 頭自身が 自分の重さに 気づくことができるでしょう」

催眠を始める前にちょっとしたコツを話して音声を聴きやすくしたり
脱力シーンでは指定された部位にスイッチがあるのをイメージし
それを切るのと同時に重くなる暗示を柔らかい表現で入れるなど
催眠初心者でも無理なくついてこれるようゆっくり丁寧にリードします。
彼女が全編を通じてセリフを細かく区切りながら話しかけてくるのもそれを意識してるのだと思います。

お次は自分が駅のホームにいるのをイメージし
やって来た電車に乗り込み揺られる様子を通じて催眠状態を深めます。

「心地のいい温度 心地のいい揺れ 心地のいいガタンゴトンという音が 眠気を誘い 意識がどんどん遠のいていく」
外よりもずっと過ごしやすい温度、柔らかく温かいシート
そして電車が動くたびに感じられる心地いい揺れ。
多くの人が体験したことのある出来事を主観的に語ってより気持ちよくします。
電車を下りた後も追加のアプローチをかけるなど、エロトランスさんらしいきめ細かな気配りがされてて入りやすいです。

テーマとは特に絡めずにサクッと落とす堅実な催眠です。
お姉さんの言葉で操られやすい心にすることを目的に
前半は深呼吸と分割弛緩法、後半は電車のイメージによる深化と
古典催眠の技術をベースに多少イメージ重視にして癒しと眠気を与えます。

14分は催眠音声の中だと短いほうですが
技術力の高いサークルさんなだけあって深いところまであっさり入れます。
特に電車のイメージは大衆性が高く、多くの人が癒しの感覚を抱くでしょう。
気持ちよく操ってくれるエッチ
エッチシーンは2パート37分30秒間。
プレイは体の愛撫、乳首オナニー、言葉による絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「今の状態 気持ちいいよね? そして 催眠状態でするエッチな事は もっと気持ちがいい」
催眠を使って主人公を気持ちよくしたお姉さんは
彼をもっと気持ちよくしようと連続絶頂への準備に取り掛かります。

エッチは体への刺激をソフトにし、その代わり心を上手に責め続けます。
最初の22分間は彼をリミットマリオネットに変えるシーン。
冒頭に連続絶頂へのトリガーとなるキーワードを設定し
それから心身をさらに脱力させたり感度の上がる暗示を入れて全身を敏感にします。

「この言葉を聞くと 今のムラムラ 何度でもイきたい 快感が欲しい 欲しくて欲しくて堪らない そういう欲望が 絶え間なく溢れてきて 体も敏感になり 何度でも快楽に溺れたい そう思ってしまうの」
ストレートに気持ちよくするのではなくその前段階にあたるため
このシーンで得られる快感はそれほど強くありません。
でも感度の上がる暗示を入れた後に体を撫でる時は触った部分がピリピリ、ゾワゾワして割と気持ちいいです。

サークルさんが「ドライオーガニズムの体験を目指した」とおっしゃられてることもあり
催眠パートに引き続き丁寧にリードして感覚を少しずつ変化させます。
催眠重視の内容ですから途中で催眠が解ける可能性も低いです。

残りの時間はお待ちかねの連続絶頂。
彼女の声がこれまでよりも力強くなり、「イケ」などの命令口調で絶頂のタイミングを指示します。

「さぁ イキなさい! イケ!」
「意思も理性もいらない あなたは私のお人形 私の言う通り動くのが 人形の使命であり喜び」

Sっ気が一気に増すので驚くかもしれませんね。
主人公を人形に見立てて責めるからこういうややきつい口調にしたのでしょう。
そして声や言葉に力があるおかげで雰囲気的にも追い込まれるのを感じます。

私が聴いた時も1回目の絶頂指示が出たところからエッチ終了までのおよそ8分間
股間のあたりの筋肉が断続的に痙攣してました。
軽くお漏らししたような生温かい感覚もありましたし、射精とは明らかに違うタイプの快感です。
要所要所でキーワードを挟んでイキ続けやすくする配慮も見事です。

ちなみに2番目の「リミット2.5」パートではおちんちんをしごく指示が出ます。
ただ時間が2分程度と非常に短いことから射精できるかどうかは微妙なところです。
ノーハンドとは別の快感を味わってもらいたいからいじらせたのかもしれませんね。

このように、しっかり準備してから一気に追い込む落差の大きいエッチが繰り広げられてます。
ドライ系の良作
ドライ経験者はもちろん、催眠に入れるけど未経験な人にもおすすめしたい作品です。

お姉さんは催眠特有の気持ちよさを味わってみたい主人公の願いを叶えようと
まずはイメージ重視の手堅い催眠でその世界へスムーズに案内します。
そしてエッチは中盤頃まで感度上昇に努め、十分焦らした後に連続絶頂をプレゼントします。

穏やかだけど割とSっ気もあるお姉さんが絶頂の限界に挑戦させるM寄りのシチュ
短い時間で確実に落とす洗練された催眠
人形化と感度上昇を入念にやってから激しく追い込むテーマに沿ったエッチ。
連続絶頂へ一歩ずつ近づいてく取り組みやすい作品に仕上がってます。

最終目的の連続絶頂だけを見れば結構ハードです。
でもそこに至るまでの道筋は本当に穏やかでほぼノーマル向けと言えます。
ですから内容を理解したうえで聴く分には誰でも受け入れられるのではないかなと。

催眠に入りやすく維持しやすいことから
ある程度催眠慣れしてる人ならこれで初ドライを迎えることも十分あり得ます。

エッチの途中で快感を股間に集中させるシーンがありまして
それ以降はおちんちんの周辺に熱や気持ちいい痺れがビンビン伝わってきます。
脳イキさせるドライ作品もありますけど、本作品は股間でイかせるタイプです。

絶頂シーンは7回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上のことから前回と同じく満点とさせていただきました。

CV:男性向け、共通…紗藤ましろさん 女性向け…かずみやさん
総時間 男性向け…1:00:22 女性向け…48:15 共通…1:00:18
(共通は淫語の表現をぼかしたバージョンです)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

空木霧江さんが公開されてる無料の催眠音声作品(全年齢向け、男女両用)。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかなお姉さんが
アイマスクを使った癒しの催眠をかけて安眠へ導きます。

寝る前でも無理なく聴けるコンパクトで洗練された催眠が行われており
最初のパートはアイマスクによる熱と脱力感を全身に広げて眠りやすい環境を作り
次のパートはカウントを使ったシンプルな深化で意識をさらにぼんやりさせます。

視聴する前にアイマスクを用意しておくとより楽しめます(無しでも可)。
ふたつの温かさに包まれて
お姉さんに安眠できる催眠をかけてもらうお話。

「お疲れ様。あ、それって、目を温めてくれるアイマスクだよね?」
お姉さんはややトーンが低く穏やかな声の女性。
主人公がアイマスクを着けてるのを見て自分も使ってると言うと
彼がよりリラックスできるよう癒しの催眠をかけてあげます。

本作品はいつもより充実した眠りを提供することを目的に
彼女が20分程度をかけてそれに沿った催眠を施します。
タイトルを見ていただければわかるようにアイマスクを装着して聴くのを想定しており
最初のパートでそれを活かしたアプローチも登場します。
アイマスクがない場合はタオルを目にかけておくと雰囲気が出ると思います。

台本を制作されたゆいさん、お姉さん役を務める空木さんいずれも私は初めてだったのですが
テーマ性を持たせつつゆっくり丁寧にリードしていて品質が高いです。
寝る前にサクッと聴けるお手軽さも相まって洗練された作品に仕上がってます。

催眠はほぼ全編にあたる19分間。
横になって目を瞑り、まずはアイマスクの温かさを意識しながらゆっくり深呼吸します。

「最初よりも、アイマスクが温かくなってきている。目が温められてきていると、段々と目や目の周りが柔らかくなっていくみたい」
目元に布を装着してればそうでない時よりも温かいのは当然ですから
それを言葉で膨らませてより実感しやすくしています。
実際のところ目の周りを温めると筋肉が弛緩してすごく気持ちいいです。
本作品らしい効果的なリラックス法と言えるでしょう。

お次は目に生まれた温かさをその奥や頭に広げ
さらに左右の手足と背中を順に脱力して全身をふにゃふにゃにします。

「目から伝わってきた温かさで、頭の中もぽかぽか温かい感覚が広がってきている。そう、頭の中に温かさ広がってきているから、なんとなく意識もぼんやりしてくるね」
「すっかり腕も足も重くなっているし、その重さに引っ張られるみたいに、背中もすっかり重くなってきているね」

どちらも特定の感覚を徐々に伝播させてるのが良いですね。
このほうが個別に脱力するよりも感覚を掴みやすくなります。
こういう細かな配慮のおかげで私が聴いた時もかなり意識がぼんやりしました。

次の「落として起こして」は深化に注力したパート。
事前にしっかり説明してからカウントを数えて催眠状態と半覚醒状態を行き来します。

「心地よさに包まれて、あなたの意識はずーんと深いところへと沈んできた」
「数が大きくなって、あなたの意識がふわっと上に浮かんできた。意識が浮かんできているけれど、なんだかぼーっとしているね」

催眠音声でよく使われる「揺さぶり」という技法なのですが
半覚醒状態に戻す時も「なんだかぼーっとしてる」と言って催眠に戻しやすくしてます。
実際に聴いてみると少しずつ深いところに沈んでいく感覚がするでしょう。
一気にストンと落とさないところに彼女の優しさを感じました。

このように、技術を駆使して徐々に眠らせる癒しに満ちた催眠が繰り広げられてます。
コンパクトな安眠作品
安眠はもちろん、空き時間にリラックス目当てで聴くのにも役立つ作品です。

お姉さんは日々頑張ってる主人公が明日も元気に生活できるように
アイマスクを装着してる状況を活かしてまずは目の周辺に温かさを与えます。
そしてその後は癒しの感覚を全身に広げ、さらに催眠状態を深めて眠りやすくします。

お姉さんに寄り添われながら癒しの催眠を受ける穏やかなシチュ
頭部に温かさを、首より下には脱力感を与えるタイトルに沿った導入
カウントを数えながら正反対の感覚を短時間で与えて意識を揺さぶる深化。
古典催眠の技術を若干アレンジした質の高い催眠を行います。

20分程度の作品となるとなかなか個性を出しにくいものなのですが
アイマスクをきちんと癒しに繋げてあって大変癒やされました。
深化もカウントをいきなり数えるのではなく、前後最中の暗示を厚めにして落としやすくしています。
基本に忠実で安定感のある催眠でした。

女性向けもありますので興味を持った方は是非お試しください。

CV:空木 霧江さん
総時間 19:35

ダウンロードはこちらから
https://twitter.com/Nebel_Leere/status/1125425414044708865

女性向け(CV:望さん)はこちらです
http://yam-kaw.hatenablog.com/entry/2019/05/06/131343

双子君による煽りとオネダリ

サークル「Dose and Dreams」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、声質が若干異なるお兄さんたちが
左右に寄り添い協力しながらエッチな催眠をかけます。

2人が交互に、あるいは同時に語りかける双子形式が一番の魅力で
話すペースを緩くする代わりに多くのシーンで声を重ね
暗示の海にのまれる心地よさや指示に合わせて絶頂する気持ちよさを教えてくれます。
ちょっぴり意地悪な双子と
双子のお兄さんに催眠をかけられ何度も絶頂するお話。

左「こんにちは」
右「ようこそー いらっしゃーい」
双子はややトーンの違うどちらも穏やかな声のお兄さん。
催眠にかかりに来た主人公にその経験があるか尋ねると
その時やリラックスしてる時の感覚を具体的に語ります。

本作品は催眠の世界にどっぷり浸かりながら気持ちよくなることを目的に
彼らが50分程度に渡って独特な催眠とちょっぴり意地悪なエッチを提供します。
挿し絵を見ていただければわかるように最初から催眠者が2人登場し
連携を取りながらリードする双子スタイルをとってます。

双子は男性向けだと既に結構な数の作品がありますが
女性向けはほとんど見かけないと言っていいくらい希少な存在です。
催眠の技術力があるサークルさんが制作されてるだけあって
体の重さ、眠気、頭が真っ白になる感覚といった催眠ならではのものを味わいやすくなってます。

右「意識も ぼーんやり 体は ずーん」
左「おもたーい おもたーい ふわ ふわ ずーん」
この作品の双子は2人が異なるセリフを同時に言うシーンが多いのが大きな特徴です。
上のセリフのように同じ意味を持つ暗示を違う表現で言ったり
カウントを数える役と追い込み暗示を入れる役を分担するなど
全体的に作りが重厚で聴けば聴くほど頭がクラクラしてきます。

話すペースは1人で催眠をかける時とそれほど変わりません。
おかげでのんびりした空気を感じながら催眠状態を少しずつ深めることができます。

催眠は2パート10分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながら彼らの言葉に耳を傾けます。

右「くたくたーってなった体から 力が抜けて だらーんて ゆっくりして おもーく重く 力が抜けて おもーく重く」
そして左のお兄さんは実際に呼吸を続けてリズムを取り
右はそれと並行して脱力の暗示を入れてスムーズにリラックスさせます。
2人の声を務める望さんのぼんやり、のんびりした声も心地よく
比較的早い段階から意識のぼやけと体の重さを感じました。

続く催眠深化パートも双子ならではの技法が登場します。
2人がキャッチボールする要領で交互に言葉を掛け合い
さらに回転するイメージを盛り込み意識の力をさらに弱めます。

「すとんと沈む 深くに ほら おいで」
後者は平衡感覚を失ったかのような揺れを感じて面白かったです。
時間はかなり短いですが暗示の密度が高いおかげで結構ガッツリ入れます。
この後も引き続き深化しながら進めますから、催眠初心者でも不思議な感覚が味わいやすいと思います。

リラックスさせてからサクッと落とすシンプルで重厚な催眠です。
彼らの言葉を素直に受け入れられる心と体にするのを目的に
深呼吸&脱力から入って言葉のキャッチボール、回転するイメージと
いずれも双子だからこそできるやり方で丁寧にリードします。

声を重ねることが多いので最初は戸惑うかもしれませんが
頑張って両方聞こうとせず聞き流す感じにしていれば自然と催眠に入れます。
同じセリフを同時に言って入りやすくするなど、連携が取れててレベルが高いです。
初めは優しく、次は意地悪に
エッチシーンは7パート31分間。
プレイは耳/おでこ/首へのキス、乳首オナニー、オナニー、手マンです。

手マンの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。

右「僕たち 近くに行ってもいい?」
催眠を使って主人公をとろとろにした双子は
先ほどよりも体を密着させ、耳や首筋にキスをしてエッチな気分を盛り上げます。

エッチは終始彼らがリードします。
最初の2パート8分間は本格的なプレイに向けた準備。
「4.快感誘導」は体を密着させながら体の熱が高まる暗示を入れ
「5.快感深化」は左右から耳にキスしながらそれをさらに強化します。

左「ちょっと ジンジンってしちゃって 素直なのは いい子」
右「ほっぺた かーって 肌の色が変わるの わかるよ」
そしてここでも引き続き2人が協力して彼女を気持ちよくします。
耳へのキスはほんの少しで暗示がメインですから催眠の延長とも受け取れる内容です。
淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素はできるだけ入れず、技術で興奮させることを心がけてます。

絶頂シーンが出てくるのはその後から。
「7.いたずら」は耳舐め、「9.いじめ 9:52」は仰向けでのオナニー
「10.おかわり」はうつ伏せに切り替えてのオナニーで合計5回迎えます。

右「入れたり 出したり 浅いところが 好き? 深いところは だーめ」
右「イクの 絶頂するの ダメ 絶対ダメ 手 止めないで しっかりいじめる」

オナニーの時に浅いところだけいじるよう指示を出し
さらにカウントを数えながら絶頂するのはダメと言って焦らすなど
彼らが多少ではありますが意地悪なところを見せて応援してくれます。

軽く焦らしたりごく一部で命令口調になる程度ですから
絶頂を後押しする触媒あたりの位置づけかなと。
販売ページのジャンルに「調教」「焦らし」がついてる通り多少のM性を持たせてあります。

このように、催眠にどっぷり浸からせたままイかせる催眠音声らしいエッチが繰り広げられてます。
ややM向けの双子作品
全編を通じて行われる双子催眠が魅力の作品です。

双子は主人公に催眠特有の気持ちよさを味わわせようと
最初から左右交互に、あるいは同時に語りかけてスムーズに誘導します。
そしてエッチは露骨なエロを控える代わりに暗示を手厚く入れて感覚をコントロールします。

2人のお兄さんが協力して催眠をかける双子形式
多くのシーンで声を重ねる作り、若干意地悪に振る舞いながらオナニーさせるエッチ。
最大の売りである双子を軸にした催眠重視のサービスが楽しめます。

女性向けで双子をやる作品がそもそもレアですし
内容もサークルさんの実力が発揮されててレベルが高いです。
暗示の海に溺れるとでも言えばいいのでしょうか、催眠好きな人ほど向いてると思います。
エッチはセルフ系にして事前の準備と雰囲気作りに力を入れてます。

絶頂シーンは5回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

おまけはフリートークと別バージョンの解除音声です。

CV:望さん
総時間 1:05:56(本編…53:22 おまけ…12:34)


体験版はこちらにあります

幻影図書館 ~催眠で女の子になって女性向け音声を楽しむ+なでなで安眠~

サークル「お嬢さん堂」さんの催眠音声作品(全年齢向け 男女両用)。

今回紹介する作品は、夢の中にある不思議な図書館を舞台に
そこを管理してる女性が変わった癒しの催眠を施します。

全年齢向けの女体化誘導をするのが最大の特徴で
そのまま女性向けの音声を聴く場合、彼女と一緒に過ごす場合の2パターンを用意し
いずれも女性になりきって楽しめるよう短く丁寧に誘導します。

今回は「男性がなでなでを楽しむ場合」を聴いてのレビューをお送りします。
数多の思いが込められて図書館で
ストーリーテラーに女体化催眠をかけられリフレッシュするお話。

「ここは 夢とうつつの狭間 ゆっくりと戸惑うように動く あなたの靴音が 石畳に響いています」
ストーリーテラーは清楚で穏やかな声の女性。
主人公が現在いる不思議な図書館の様子を主観視点で語ると
そこに現れ自己紹介してからどの本を読みたいか尋ねます。

本作品は女性になりきって女性向けの音声作品を楽しんでもらうことを目的に
彼女が20~30分程度の健全な催眠を施します。
今回紹介する「男性がなでなでを楽しむ場合」以外にも
「男性が女性向け音声を楽しむ場合」という別パターンがありまして
そちらは催眠導入を聴いた後にお好みのシチュエーションボイスを挟み、最後に解除を聴く流れになります。

サンプルとなる女性向け音声は同梱されてませんから
男性はたぶん単体で完結する「男性がなでなでを楽しむ場合」を選ぶことが多いと思います。
選んだ作品によって印象が随分変わるでしょうし、本レビューではこちらに的を絞って紹介します。

またそれ以外に女性が上記の2パターンを楽しめる音声も用意されてます。
声優さんは共通で男性向けよりも導入が4分程度短くなってる感じです。
全年齢向けなので女性の声でも大丈夫なら普通に聴けると思います。

「ここにある本は すべて甘い甘い夢物語」
最大の売りは全年齢向けでありながら女体化誘導をすること。
短めの催眠で幻影図書館にいる気分に浸らせてから
指先、顔つき、胸、腰、股間など性差が出やすい部分をピックアップして変化させます。

18禁に含まれる描写は出てきませんが
肌の張りや胸の重さといった感覚の違いにも触れられていて割と丁寧です。
そして音声を聴き終えた頃には気持ちが軽くなってることに気づくでしょう。
一時的に普段の自分とは別の存在になってリフレッシュすることも狙って作られてます。

全編を通じてオルゴールっぽい癒し系のBGMが流れるのもポイント。
これらを聴いてるだけでも心が落ち着き、彼女の言葉を受け入れやすくなります。
流れないバージョンも入ってますけど流れたほうが癒し効果は強いです。
女性になりきり心身をリフレッシュ
「男性がなでなでを楽しむ場合」はほぼ全編にあたる4パート32分間。
最初の「物語の世界へようこそ」は幻影図書館を訪れた主人公がストーリーテラーと出会い
そこにある本を選んで読み始めるまでの様子に技術を絡めて進めます。

「息を繰り返すと 不思議と全身が重くなってきます」
「ゆらり ゆらり 椅子が前後に揺れるたびに あなたの意識は 深いところへと入っていきます」

呼吸に意識を向けさせながら体が重くなる暗示をさり気なく入れたり
図書館内にある安楽椅子に座ってるイメージを通じて催眠状態を深めるなど
現役のヒプノセラピストさんが製作に携わってるだけあって洗練されたリードをします。
「ゆらり」を入れてセリフにリズムと柔らかさを持たせてあるのも良いです。
癒しのBGMも相まって音声開始から5分後にはそれなりに眠くなってました。

本題の女体化はおよそ4分間。
彼女と2人きりで爽やかな草原にいる自分をイメージし
膝枕されながら体の主要な部分をひとつずつ変えていきます。

「まるで マシュマロに触れているような感じ きめ細やかで 柔らかな肌 目元のまつげは長くて 指先で確認できるほど」
事前に安楽椅子や草原のイメージを組み込んであるおかげか
彼女の話してる女性像が自然と頭に浮かんできて面白かったです。
その後に再び深呼吸しながら深化を促すアプローチもするなど
1人でも多くの聴き手が心地よい感覚に包まれるよう上手にケアします。

続く2パート12分間は心身のリフレッシュを目的としたサービス。
「今宵は私が」は引き続き膝枕したまま優しい言葉をかけて心をほぐし
「なでなで」は彼女に頭を撫でられてる感覚に浸って頭を空っぽにします。

「あなたの柔らかい女の子の指先に 私の指先を絡めてあげましょう」
これらをやるにあたって聴き手が女の子になったのを前提とした会話をするのがいいですね。
癒しつつ女体化の安定化も図っていて本作品の趣旨にとてもマッチしてます。
「今宵は私が」はイメージ&暗示主体、「なでなで」は布を撫でるような摩擦音&BGM主体と
パートごとに癒しの方向性を変えてあってそれぞれに違った良さがあります。
女体化自体はそこまで強く関係してませんから、上手くいかなかったとしても普通に聴けるし癒やされるでしょう。

このように、別世界で寛ぐ様子に女体化を絡めた珍しい癒しの催眠が繰り広げられてます。
心を洗い流してくれる作品
短時間でのリフレッシュにとても向いてる作品です。

ストーリーテラーは幻影図書館を訪れた主人公を晴れやかな気分で現実世界へ送り出そうと
ここにある数多くの本から好きなものを選んでもらい、自分は膝枕でそれを読む様子を見守ります。
そして全年齢向けらしく癒しをメインに据え、そこに女体化を絡めて個性を出します。

穏やかな女性と図書館でまったり過ごすシチュ
女性向け音声作品を女性と同じ視点で楽しめるよう女体化誘導する変わったコンセプト
それにあたって短い時間で効果的なアプローチをする質の高い催眠。
サークルさんが元々持ってる技術力の高さを活かした聴きやすい作品に仕上がってます。

「幸せ 幸せ たくさんの幸せと 穏やかな気持ちが あなたの心と体を満たしていく」
特に催眠は暗示の入れ方、分量、表現方法など
ひとつひとつがしっかりしていてセリフが心にスッと入ってきます。
女性になりきることで心をリフレッシュさせる視点も効果的です。
女体化有りで30分は短いほうですから、女体化催眠を練習するのにも役立つでしょう。

CV:杠葉えりかさん
総時間 1:10:41(1視聴あたりの時間は20~32分)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

女体化催眠・勇者様のオナホ妖精

サークル「いぶき屋」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、魔王の侵略によって乱れた世界に住む妖精の女王が
そこを救う手助けをしてもらう代わりに珍しいエッチをプレゼントします。

体が小さい妖精になりきって勇者とSEXするのが特徴で
催眠パートは彼女たちの世界に行く様子に技術を絡めて少しずつ丁寧に誘導し
エッチは陵辱っぽさが出ないよう穏やかな描写を多めに交えて体格差エッチの快感を伝えます。
勇者とのエッチな儀式
妖精の女王に催眠をかけられ彼女や勇者とエッチするお話。

「ごきげんよう。わたしの声が聞こえていますか? そう、そこのあなたですよ」
女王は上品で穏やかな声の女性。
別の世界から主人公の心に語りかけ挨拶すると
自分たちを救う手伝いをして欲しいとお願いします。

本作品はファンタジー世界によく出てくる妖精になりきってエッチするのを目的に
彼女が110分をほぼ半々に分けてそれに沿った催眠とエッチをします。
「オナホ妖精」の名の通り手のひらサイズの女性に生まれ変わり
おまんこを十分ほぐした後で人間の彼と繋がる非常に変わったプレイが楽しめます。

「妖精の体は魔力で作られているから、柔らかくて丈夫なので、体格差のあるお相手でも傷付くことはありません」
自分の全身と同じくらい大きなおちんちんを受け入れるため
シチュだけを見ると陵辱っぽく感じますが
実際は痛みや苦しみには触れず、快感を前面に押し出すノーマル~ややM向けの内容です。
事前の準備もかなり入念にやりますし、途中で聴くのが辛く感じることはまずないでしょう。

ストーリーを簡単に説明しますと、女王のいる異世界では現在魔王軍が暴れており
それに対抗しようと勇者が現れ旅をしています。
しかし魔王を倒すには「精霊の指輪」という特殊なアイテムが必要で
その封印を解くために勇者が処女の妖精と交わる必要があるそうです。
女王を初めとする他の妖精たちは既に処女を失ってるため彼がその役に選ばれました。

このへんの事情は冒頭の小話パートで全部教えてくれますから
音声を聴く前から頭に入れておく必要はありません。
独自の設定があることを踏まえて催眠、エッチいずれも世界観を崩さないよう気をつけながら進めます。

ちなみに声は女性ですが女性の聴き手でも一応聴けるように作られてます。
私が聴いた限りでも性差を感じる描写は特にありませんでした。
女体化のやり方が男性から女性の姿に変えるのとは違うのが大きいです。
妖精たちとの触れ合いを通じて妖精に
催眠はおよそ48分間。
楽な姿勢になって目を瞑り、まずは深呼吸や簡単なストレッチで心身をほぐします。

「大きな風船が、おなかの中で膨らんだり、しぼんだりするのを想像してみましょう」
「ぐーっと、手足を緊張させたままで、次は首から上も力を入れていきます」

深呼吸は合図を出さず好きなペースでやらせながらコツやイメージを教え
ストレッチは腕、脚、顔、胴体と後になるほど範囲を広げ、最後にカウントを数えて一気に力を抜きます。
小話パートよりもずっと緩やかでぼんやりした女王の声が心地よく
普段よりも時間がゆっくり流れてる感覚がして落ち着きました。

ストレッチは今のやり方だと約2分間ずっと力を入れ続けることになってきついので
各パーツを個別に脱力していったほうが無理なくできると思います。

お次はいよいよ彼女がいる妖精の世界に移動します。
緑豊かな森をイメージし、そこで鳴る鈴を頼りに妖精たちがよく集まる場所を探します。
そして無事会えた後は心だけを切り離してあちらに向かいます。

「鈴が鳴るたび、意識が吸い寄せられる。心の奥へ、もっと奥へ。想像の世界の深い場所へ、さらに深くへ」
「あなたの意識も、ぐるぐる、ぐるぐる回りだす。体が少しづつ光の渦に包まれて、感覚が薄れていく。らせんを描いて回る光の中で、体の感覚がだんだん消えていく」

イメージ力が膨らむよう周りの情景を語りながら
鈴が鳴るシーンではそれに合わせて深化する暗示を入れ
心を切り離すシーンは光が回る様子に合わせて感覚がぼやける暗示を入れます。

普通の催眠音声よりもストーリー性を重視してあるおかげで没入しやすく
後になるほど意識のぼやけや体の重さが強くなりました。
最後にはカウントを数えながら小まめに暗示を入れて催眠を深めやすくもしています。
時間に余裕があるのを利用し各シーンをじっくり進めていて良いです。

本題の妖精化は15分ほど。
妖精の国で一番神聖な場所にあたる小さな池で蓮のつぼみに入り
それが咲いた後は生まれ変わった自分の体を確認します。

「輪になって、ゆっくりと回る小さな妖精たち。その姿が、なんだか少しづつ大きく見えてくる。蓮の花のつぼみも、だんだん、大きくなっている」
つぼみに入るシーンで周りのものが大きく見えるように働きかけるのが印象的でした。
妖精は人間よりも遥かに体が小さいですから、当然見えるものも人間の時より大きくなります。
「あなたの体が小さくなる」と暗示を入れるよりもイメージしやすく効果的です。
容姿の確認は体つき、性器、背中の羽など差が出やすいところを中心に行います。

エッチを始める手前までの様子を物語形式で描いた堅実な催眠です。
聴き手を女王の世界に案内し、そこの妖精にすることを目的に
深呼吸やストレッチで気持ちを落ち着けてから移動する様子をわかりやすく描き
その中に状況に合った暗示を込めて少しずつ作品の世界に引き込みます。

有料処女作ということで全体に余裕を持たせ、シーンごとにやることを変えながら丁寧に進めてました。
イメージの内容も森、鈴、池、蓮など自然に関するものばかりでわかりやすいです。
女王が非常にゆっくり語りかけてくるので寝落ちする人がそれなりにいるでしょう。
落差の大きいエッチ
エッチシーンは49分間。
プレイは女王によるオイルマッサージ/手マン、勇者による胸の愛撫/おちんちんにオイルを塗る/おちんちんへのキス/SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「それでは、これから大切な儀式、勇者様とのエッチの前に、思い切り気持ちよくなるための準備をしましょう」
催眠を使って主人公を可愛い妖精に変え、儀式の会場へと案内した女王は
勇者を相手にする前に全身へオイルを塗り込み体の感度を上げます。

エッチは前半は彼女が、後半は勇者が責めます。
最初の24分間は儀式に向けて心身の準備を整えるシーン。
全身を上から下に流す感じで媚薬効果のあるオイルを塗り込み
それから乳首やおまんこといった性感帯に的を絞って気持ちよくします。

「だんだん揉みほぐされて、体の中がトロトロになっているような感覚。下腹部を輪を描くように撫でられると、内側から熱く溶けていく」
「割れ目に沿って、ぬーり、ぬーり。切なくて、我慢できないときは、もっと声を出してもいいのよ」

彼女は彼に儀式を手伝って欲しくて呼んだわけですから
エッチに入っても引き続き穏やかな声と態度で接します。
どこをどんな風にマッサージしてるか実況しながらその都度感度の上がる暗示を入れ
それと同時に心を開放するよう働きかけて快感に没頭させます。

本作品のエッチは特大のおちんちんを受け入れる変わった内容ですから
心のケアにも結構気を遣ってリードします。
実況と同時に入れる暗示が気持ちよくなるものだけだったので
彼女がおまんこに指を入れるシーンでは軽い異物感も覚えさせたほうが臨場感が増したと思います。

続く25分間はお待ちかねのSEX。
勇者が登場し、全身を手に持って胸を愛撫してから極太おちんちんを挿入します。

勇者はまだ童貞らしく女性との接し方をあまり理解してません。
だから主人公が痛みを感じないよう繊細なタッチを続けます。
儀式から連想される割り切ったものとは随分違って穏やかな空気が漂ってます。

「ペニスをしごきあげるための道具のように扱われているのに、気持ち良くて思考が飛んでいきそう。あなたの体を掴んでいる指も、同時に胸をいじくって刺激してくる。気持ちいい」
しかしSEXを始めたあたりからそれが一気に変わります。
これまで一度もなかった絶頂シーンが何度も訪れ
それに合わせて彼女がガンガン暗示を入れて追い込んでくれます。
オナホ扱いされるのに今まで通り穏やかに進めてたらシチュに合いませんから
SEXをする前と後で責め方を大きく変えてメリハリをつけてます。

おちんちんが入ってる様子はあまり触れず、得られる快感を前面に押し出す感じです。
リアルに描写するとグロくなるからこうしたのでしょう。
セリフの表現や展開をできるだけ柔らかくして受け入れやすくしています。
柔らかい作品
一歩間違えば陵辱に繋がるエッチをソフトなタッチで描いた作品です。

妖精の女王は自分たちの世界で頑張ってる勇者を助けるために
異世界にいる主人公の心に語りかけ、快感と引き換えに儀式への参加をお願いします。
そして了承してもらった後は長めの時間をかけて妖精に変え、心身を十分ほぐしてから儀式に送り出します。

小柄な妖精になりきって勇者とエッチするファンタジー要素の強いシチュ
現実世界から女王の世界に移動する様子に技術を絡めた流れのある催眠
じっくり性感を高めてから一気に追い込む緩急をつけたエッチ。
作品の特徴を押さえたうえで多くの人が無理なく聴けるよう調節してます。

「絶頂したあなたの膣の中で締め付けられてもペニスの動きは止まらない。激しさを増す快感を、あなたはイキながら受け止め続ける」
中でもエッチは今まで聴いてきたどの女体化作品にも当てはまらないプレイで面白かったです。
やり方次第ではとてつもなくハードになるものをとことん穏やかに表現してました。
サークルさんが「M向けシチュではない」とおっしゃられてる通り
M性が低い人でも受け入れられるあたりの内容に収まってます。
仮想プレイなので控えめな音量で効果音を入れておいても良かったかもしれません。

催眠は有料処女作として見る分には十分な品質を持ってます。
イメージに暗示を上手く忍び込ませられるようになるとより高度なものが生まれると思います。
これは大手のサークルさんがやられてることなので、今後経験を積むうちに掴めるのではないかなと。

絶頂シーンは5回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:分倍河原シホさん
総時間 1:51:39

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2019年4月11日の24時まで20%OFFの777円で販売されてます。

My sweet darlin'―特別な貴方―

サークル「hypnos」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介するサークルさんの処女作は、セラピストをしてる落ち着いた彼氏が
休日前の夜に催眠を交えたエッチで愛する人を癒します。

体を優しく撫でながら温もりや安心感が湧く暗示を入れたり
キスを何度もしてその都度絶頂させるなど
2人の関係を色濃く反映させた甘いサービスをするのが特徴です。
癒しが欲しい癒し手
恋人の進藤明人(しんどう あきと)とイチャイチャするお話。

「あぁ ただいま 待たせてしまってごめんね」
明人は知的で穏やかな声のお兄さん。
仕事を終えて帰宅し主人公と今日のことを話すと
彼女を抱きしめ安心した表情を見せます。

本作品は1年半ほど前から付き合い始め、今は同棲してるほど仲の良い男女が
休日前の夜を利用し30分程度に渡るエッチなひと時を過ごします。
2人が出会ったきっかけやその時の様子は付属のテキストに綴られてますから
そちらを事前に読んでから視聴したほうがスムーズに入り込めると思います。

「上手くいかなくて僕の心が折れそうになった時に こうして君に触れていると 僕はここにいていいんだって安心するんだ」
彼は臨床心理士として日々色んな人達の悩みを解決しており
彼女に対しても常に思いやりを持って穏やかに語りかけます。
しかし仕事上ストレスを抱えやすいのも事実なので、今回のやり取りを通じて自分も癒されようとします。

催眠音声は聴き手に一方通行で働きかけることが多いのですが
本作品では彼の心情にもある程度触れて2人が同時に癒やされるようにお話を進めます。
愛の言葉を小まめに投げかけたり、ハグなどのスキンシップを積極的に取るので雰囲気がとても温かいです。
催眠をがっつり施すことよりも恋人らしさを重視して制作されてるように映りました。

ちなみに製品版は催眠をかけてからエッチする快楽ルートと
催眠後そのまま眠りにつく安眠ルートが存在します。
舞台設定が寝る前ということでユーザーも同じタイミングに無理なく聴ける作りになってます。

催眠はおよそ5分間。
ベッドに横になり目を瞑ったまま深呼吸を繰り返します。

「僕の手が 1回 2回 3回と君の頭を撫でる 体温が伝わるかい? こうやって撫でられると君は安心する」
「愛しているよ 僕は君のことを 誰よりも愛してる」

既に結婚を本気で考えてるほど2人が親密なことを踏まえて
彼は彼女が嫌がらないレベルで体に触れながら催眠を施します。
頭を撫でたりぎゅっと抱きしめる様子を通じて温かさと安心感を伝え
さらに恋人らしいストレートなセリフを言って心も同じくらいぽかぽかにします。

時間が非常に短いためそこまで深い催眠状態には入れないでしょうけど
聴く前よりリラックスする、ホッとするといったプラスの感覚は味わえると思います。
彼の仕事をそのまま再現するとどうしても堅苦しくなってしまいますし
かなり簡略化して2人が寛いでる感じを出そうとしてます。

エッチや安眠の雰囲気作りに注力した極めてシンプルな催眠です。
明人と一緒にいる気分に浸らせることを目的に、深呼吸の際に軽い暗示を入れて緊張をほぐし
それから頭や顔を撫でたり愛の言葉を投げかけて一体感を強めます。

催眠の世界にどっぷり浸かりたい人には物足りないでしょうけど
時間に対する暗示の量を多めにしてあるのでそれなりの癒しは得られると思います。
処女作として見る分には比較的質の高い催眠ではないかなと。
最初は優しく、次は激しく
エッチシーンは2パート10分間。
プレイはキス、体の愛撫、クリ責め、SEX(正常位?)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「こうして 愛している人と体を重ねるってことは 本当に幸せだね」
コンパクトな催眠で主人公を幸せにした明人は
もう少し踏み込んだスキンシップをして今度は快感をプレゼントします。

エッチはどちらも彼がリードします。
前半の「アダルトパート_愛撫」は絶頂に向けて準備するシーン(約5分)。
引き続きベッドに寝たまま額や首筋にキスしたり胸や性器をソフトに刺激します。

「ゆっくり 優しく こうして そう下から上に擦って 痛くないように きちんと蜜を指に取りながらしようね」
エッチに入っても彼の優しさは留まるところを知りません。
「好き」「愛してる」といったセリフを適度に言いながらプレイの様子をわかりやすく実況します。
催眠音声でよくやる暗示を使ってコントロールするものとは違い
彼の気持ちをそれなりに交えて一体感を出す方向で進めます。
服を脱がせる時にはきちんと了承を取るなど、彼女を思いやる気持ちが言葉と行為の両方に滲み出てます。

対する「アダルトパート_絶頂」は連続絶頂を意識したSEX(約5分)。
短いカウントを数えるのを繰り返して2人同時の絶頂を目指します。

「こんなに幸せにしてくれて ありがとう」
前半とは違いプレイの様子は息遣いの変化で伝える程度に抑え
その代わり彼の満たされた表情を重点的に描いて恋人らしさを出してます。
好きな人に愛される、必要とされる感覚を通じて幸せイキさせるようなアプローチです。

カウントと同時に追い込み暗示を少しは入れたほうが効果的だと思うのですが
hypnosさんは今回が処女作ですし、まだエッチの組み立て方を模索されてる段階なのかもしれません。
キャラや雰囲気といった技術以外の部分を重視した内容になってます。

このように、あらゆる要素を甘いもので統一したエッチが繰り広げられてます。
愛情溢れる作品
優しい男性がとことん大事にしてくれる作品です。

明人はとある出来事をきっかけに知り合い、今は恋人になってる主人公と幸せな時間を過ごそうと
普段通りの優しい態度で手短に催眠を施してから正統派のエッチをします。
そしてこれらの際に彼女への想いをストレートにぶつけて心のほうも温めます。

セラピストをしてる恋人が頑張り屋な女性に癒しの催眠を施す穏やかなシチュ
リラックスに専念した簡素な催眠、前半と後半でスタイルを大きく変えるエッチ
「好き」「愛してる」などの言葉をふんだんに盛り込んだ作り。
彼とプライベートに過ごす様子を柔らかいタッチで描いてます。

「大丈夫 安心して 誰より深く 愛してるよ」
中でも最後の要素は催眠、エッチどちらにも十分過ぎる量が込められてます。
催眠音声でここまでガンガン言う作品は珍しいなと。
催眠の技術よりも愛する気持ちで聴き手の心を動かそうとしてるように見えました。

絶頂シーンは9回。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

CV:一条ひらめさん
総時間 36:54(本編…32:12 フリートーク…4:42)


体験版はこちらにあります

催眠ASMR-蠱惑のマッチ

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、様々なマッチを売り歩いてる不思議な少女が
それらを使った催眠でMっ気のある男性に気持ちいいひと時を提供します。

マッチに関する音を使って感覚を操作する珍しいサービスが行われており
催眠パートはそれに川の流れる音や炭酸の弾ける音を組み合わせてリラックスを促し
エッチは純粋なエロ要素をほとんど使わず音と暗示だけで性感を高め絶頂させます。
物語の途中から双子形式に切り替わるのもポイントです。
色とりどりのマッチで不思議な体験を
マッチ売りの少女が色んなマッチを擦るお話。

「お兄さーん お兄さーん お兄さん あなたのことですよ」
少女は素朴で可愛い声の女の子。
街中にいた主人公に声をかけてマッチを買わないか尋ねると
その効能を説明してからお試しに1本だけ使ってみます。

本作品は火をつける以外にも様々な効果を持ったマッチを売ってる彼女が
偶然出会った彼を相手に70分程度のエッチなサービスをします。
タイトルにもなってる蠱惑(こわく)のマッチ以外にも5種類存在し
シーンごとにそれらを取り替えながら音を流したり暗示を入れて心地いい感覚を膨らませます。

サークルさんが「催眠ASMR」と銘打ってらっしゃる通り
一般的な催眠音声よりも音の量を増やし、タイミングよく鳴らしながら誘導することを心がけてます。
他の作品ですと「ヒプノドラッグレディ」や「ヒプノタイマー」あたりに似た特徴を持ってるのですが
それらよりも音を癒しに寄せたりイメージの割合を増やすことでASMRらしさを出してます。
マッチを点ける時に鳴る「しゅぼっ」という音は特に心地いいです。

エッチの後半で心を多少強く責めるシーンがあるものの
調教や拷問に比べてやり方がずっとソフトですし、彼女の態度も終始穏やかなので
メインターゲットはノーマル~ややMあたりと私は見てます。
サークルさんの過去作を既に聴いてる人なら今作も普通に楽しめるでしょう。

ちなみに私が購入したのは冬コミで発売されてたパッケージ版です。
確認したところ本編はまったく同じですが
DL版はフリートークと耳舐め音声が追加されてるようです(おまけ1と2)。
音と色を組み合わせた催眠
催眠は2パート33分間。
マッチを軽く試した後ラブホテルに移動し、そこのベッドへ横になってまずは深呼吸します。

「マッチを擦ると 黄色い炎が灯って ふわっと爽やかな香りが広がる」
そして彼女は早速不思議なマッチを使って癒しを与えます。
黄色いマッチはレモンの香り、緑のマッチは森の匂いと色にイメージを組み込み
マッチの点火音だけでなくそれぞれに合った癒しの音を鳴らしながらリラックスできる暗示を入れます。

炭酸の弾ける音や川の流れる音が使われていて聴くとスッキリするでしょう。
彼女もその雰囲気を壊さないようセリフの間を長めに取ってゆっくり話しかけます。
音と技術の両方から癒やす本作品らしいアプローチです。

「バニラの香りは 優しい香り ふわっとした甘さに包まれる 幸せの香り 幸福感を高める香り」
「きらきら燃える白い炎は 綺麗で純粋 神聖さを感じさせる炎を見つめていると 心が洗われて 良い気分になっていきます」

黄色、緑と続いた後に白いマッチを点けるシーンがあるのですが
そこでは「ほわん」という振動を伴う音を鳴らしながらバニラの香りと色をイメージさせます。
聴覚、嗅覚、視覚と幅広い感覚器官を刺激してリアリティを出すわけです。
マッチを中心に据え、それ以外の要素で脇を固めて催眠により入りやすくしてます。

2番目の深化パートは名前の通り催眠状態をさらに深めるシーン。
今度は紫色のマッチを取り出し、それを適度に燃やしながら意識がぼやける感覚を伝えます。

「(右)すーっとクリアに (左)とろーんとリラックス (右)気持ちよーくリラックス (左)心地よーく脱力」
先ほどのように別の音を鳴らすことはないものの
パートの途中から右側だけだった彼女の声が左にも追加され
2人が連携を取りながら暗示を入れて少しずつ確実に導きます。


催眠音声で人気のある双子形式ですね。
ひとつのセリフを2人が分担して左右に細かく揺さぶったり、別のことを同時にやる複雑な作りをしています。
また2人目の登場に合わせてセリフごとの間が一気に短くなるなど
1人の時とはやり方を色々変えて双子が活きるように進めます。
暗示の密度が大幅に上がるおかげで沈んでいく感覚が強く味わえました。

作品の特徴であるマッチと技術を違和感なく組み合わせた高度な催眠です。
マッチの音で反応できる心と体にするのを目的に
前半の誘導パートはマッチの音と癒し系の音を組み合わせて心身を落ち着け
後半の深化パートはそれよりも技術に寄せてスムーズに落とします。

催眠の初っ端からマッチを使うのがテーマに合ってて面白いですし
色、別の音、双子といった他の要素も上手く投入していてレベルが高いです。
一番多く鳴るマッチの音も癒しのパワーがあって心地いいひと時を過ごせました。
そして多く鳴らすからこそ、続くエッチで感じられる土台を整えやすくなってます。
マッチの音でイかされるエッチ
エッチシーンは2パート33分間。
プレイはマッチに点火する、耳舐め、マッチを折るです。

マッチに点火する、折る際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「さっきのマッチとは 比べ物にならないほど気持ちいい 不思議な感覚に どんどん支配されていく」
様々なマッチを使い主人公を心地いい感覚で包み込んだ少女は
いよいよ蠱惑のマッチを投入し今度はエッチな感覚を与えます。

エッチは体の接触をほとんどせず音と言葉で気持ちよくします。
前半の「アダルトパート1-蠱惑のマッチ」はスタンダードな音責め(約19分)。
双子形式を維持したまま蠱惑のマッチに何度も点火し、その音を通じて感度を上げます。

「気持ちいいマッチが 気持ちいい音が 痺れるような感覚が とろけるような快感が 欲しくて欲しくて堪らない」
「お兄さん とってもはしたない顔してますよ もっともっと ダメになったところを見せてください」

催眠パートよりも話すペースを若干上げ、音が鳴るたびに気持ちよくなる暗示を入れる
催眠音声だからこそできる非常に変わったプレイです。
おちんちんなどの淫語をほぼ言わずに進めますから、どちらかと言えば股間よりも脳に快感が集まってくるでしょう。
全然エロくないのになぜか気持ちいい感覚が湧いてきて面白かったです。
彼女も引き続き彼の感じる姿を穏やかな表情で見守ります。

ここでやることはもちろんそれだけではありません。
ある程度鳴らした後にわざと休憩を挟んで音を早く聴きたい気分にさせたり
4分程度の短い耳舐めも挟んで別方向から気持ちよくします。

マッチの音だけを鳴らして終わりでは催眠パートと展開があまり変わりませんから
ある程度の押し引きを入れて揺さぶりをかけてくれます。
絶頂シーンでは畳み掛けるような追い込み暗示を左右同時に入れるなど
イける雰囲気作りにも気を配ってあってやりやすいです。

続く「アダルトパート2-心の折れる音」は今までにはなかった音で気持ちよくするプレイ(約14分)。
前半を終えた時点で蠱惑のマッチが残り僅かになったことを受けて
今度は今まで点けてきたマッチを「ぺきっ」と折る音を小まめに鳴らして心を重点的に責めます。

「音がするたびにゾクゾクして 理性の柱はもうぼろぼろ どんどん心が磨り減っていく でもそれが気持ちいい」
「心が折れる」と聞くと後味が悪くなりそうに思う人もいるでしょうが
本作品の場合は「自分がダメになっていく快感」あたりに位置づけられてます。
完全に否定的な意味ではなく、多少の旨味も含んだ感覚です。

ポジティブなセリフとネガティブなセリフを交互に投げかけてくれますから
気持ちが大幅に沈むことはないと思います。
女性向けに配慮してこれくらいに調整したのではないかなと。
これまでと同じく「折れる」のイメージを使って気持ちよくするエロさ控えめな内容です。

私が聴いた時は前半のほうが気持ちよかったです。
マッチを擦る音に暗示を込める従来のスタイルをそのまま貫いてるので
音に合わせて肌がピリピリしたり脳内に気持ちいいモヤが広がる感覚を味わいやすいです。
過去に双子作品を制作されてるだけあって双子の扱いも上手でした。

このように、パートごとに異なる音を鳴らして気持ちよくするテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
新しい音系作品
癒しの音を催眠だけでなくエッチにも活用してる大胆な作品です。

マッチ売りの少女は不思議なマッチに興味を持った主人公にそれを味わってもらおうと
2人きりになれる場所に案内してからまずは色のついたマッチをいくつか使って催眠をかけます。
そして準備ができた後はタイトルにもなってる蠱惑のマッチで2種類の快感を与えます。

マッチ売りの少女が様々なマッチでサービスする面白いシチュ
マッチを灯す音と暗示や他の音を組み合わせて感覚を操作する音重視の作り
直接的なエロ要素を極力使わずにドライまで持っていくエッチ。
催眠ASMRの名に相応しい思い切ったやり方で作品を組み立ててます。

マッチを始めとする音が本作品の鍵になってるのは間違いありません。
でもそれを実現させたのはやはり双子の力だと私は思います。
1人で誘導する時よりもできることの幅が広がりますし、時間に対する暗示の量も増やせます。

マッチの音自体はエッチとほぼ無縁なので、ただ鳴らすだけだと絶頂させるのは難しいです。
「マッチの音を聴けば気持ちよくなるよ」と根気よく伝えるからこそ成り立ちます。
おちんちんに意識を向けさせないおかげで純粋なドライが味わえました。
簡単に言えば「脳だけで迎える絶頂感」です。

催眠はマッチ以外の音と色に関するイメージがプラスに働いてます。
川の音などは人間なら誰でも癒しを感じるものですし
色もイメージ力を向上させるのに有効な素材です。
そしてメインのマッチをうるさく感じないレベルで鳴らして心に染み込ませます。

絶頂シーンは2回。
効果音それなり、ちゅぱ音ごく僅か、淫語と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは初の満点とさせていただきました。
おまけは「マッチを売りたい少女」です。

CV:男性向け…秋野かえでさん 女性向け…nitさん
総時間 男性向け 1:53:55(通常版…1:14:52 安眠版…34:36 おまけ…4:27)
女性向け 1:46:06(通常版…1:11:30 安眠版…34:36)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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