同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ:催眠音声 > 女性向け

   ● 雨恋~misty drop~
   ● 昼下がり団地妻II~ハリエンジュの悪女~
   ● 哀しみの実験動物《催眠音声》
   ● 執事君による安眠と、しつけ。
   ● 安眠誘導-くらげ-
   ● 催眠音声-悪魔な天使の快楽地獄
   ● アクメノイド・イリア《催眠音声》
   ● 淫らな蜜の黒魔術
   ● HypnoTravel~アラビアンナイト~
   ● えっちな百合になっちゃう女体化催眠音声 ~二人だけの閉じた永遠のセカイ~ZERO (男女兼用)


雨恋~misty drop~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、声も態度もとっても優しい彼氏が
雨の降る休日に癒しの催眠とちょっぴり変わったエッチをプレゼントします。

バックで流れる雨音を使って催眠状態を深めたり気持ちよくするのが特徴で
前者は雨ですべてを洗い流す、後者は媚薬に体を濡らされるとイメージを切り替えながら
擬声語を多めに盛り込んだ巧みな暗示でそうなるように少しずつリードします。
いくつかのシーンに複数のパターンがあり、聴き手が自由に選択できるのもポイントです。

今回は総時間が最も長くなる構成でのレビューをお送りします。
しとしとと降る雨の音を聞きながら
休日に彼氏とイチャイチャするお話。

「ねぇ 今日も雨降るみたい お出かけできないね 残念」
彼氏は穏やかで温かい声のお兄さん。
とある雨の休日、恋人にあたる主人公とベッドでのんびり話してると
彼女が興奮気味なのを見て呼吸を整えてあげます。

本作品は恋人と親しく過ごす様子を疑似体験してもらうことを目的に
彼が雨の日にちなんだ珍しいタイプの催眠を施し
その後で音を使った催眠音声ならではのプレイや恋人同士のスタンダードなプレイを楽しみます。
休日をまったり過ごすシチュということで、どちらかと言えばエロよりも癒しのほうを重視した内容です。

また深化~安眠・セルフ・絶頂・エピローグパートがいずれも2種類あるため
今回紹介する最長構成以外のパターンでサービスを楽しむこともできます。
催眠にかかりにくい人向けの追加パート、エッチを除外し癒しだけが得られる構成
終盤の絶頂シーンにおける挿入表現の有無など、一人でも多くの聴き手が満足できるように様々な配慮がされてます。

私は男性なのでエッチについては正直よくわかりませんが
催眠パートは聴いた感じだと初心者をとても意識していて入りやすいです。

それに最も大きく貢献してるのがバックで降り続ける雨。
催眠パートの大部分とエッチの前半で異なる雨音が鳴り、彼がそれに暗示を込めて癒しや性的興奮を与えます。
人間は雨の音、風の音、波の音といった自然がもたらす音に対して本能的に癒しを感じるように作られており
男性向けでもこれらを使用して癒す作品が結構多いです。

「しとしと しとしと あったかいお布団の中で 雨の音聞いてると 眠たくなってきちゃう」
そして彼も雨のイメージを崩さないよう「しとしと」「ふわふわ」といった擬声語を多めに交えた暗示を上手に入れます。
彼氏役のzeroさんは有料・無料問わず数多くの女性向け作品に出演されてる声優さんで
声質はもちろん、暗示の意味を的確に捉えた演技も本当に素晴らしいです。
私ですら「いい声だなぁ」と思うくらいですから女性なら尚更なのではないでしょうか。

心優しい男性が声と雨音で癒したり気持ちよくする。
物語の舞台を強く意識した安らげる作品です。
少しずつ深めていく取り組みやすい催眠
催眠は3パート30分30秒ほど。
仰向けに横になって軽く深呼吸してから目を瞑り、まずは彼氏と抱き合ってる様子をイメージします。

「ふわふわで 温かくて あぁ 髪 いい匂いするね くっついてると 気持ちいいね」
「胸の中も ほんわり温かくて 幸せ」

本作品はシチュ重視の催眠音声ですから、彼が作中で「これから催眠を始めます」みたいなことは一切言いません。
抱き合ってるイメージに会話調の暗示を絡めて安らぎや温もりを与えます。
エッチな描写もありませんし、純粋に物語の世界へ引きこむことを狙ったアプローチですね。

催眠開始からおよそ8分後、いよいよ作品のキーとなる雨音が鳴り始めます。
しとしとと降る静かで落ち着いた雨音が耳に心地よく、聞いてるだけで多くの人が癒しを感じるでしょう。

「心の中が すーってして 綺麗に洗い流されて 透明になってくる」
「世界が全部 しっとりと濡れて 水滴のひとつひとつが きらきら きらきら 輝いて見える とても美しい光景」

そして彼の言葉もその気分を大いに後押しします。
体に降り注いだ雨が悪いものをすべて洗い流していくイメージや
雨に濡れた大地と波紋を生み出す水面のイメージを通じて心身をリフレッシュさせます。

作品最初の重要シーンということでセリフの表現に一際こだわってるように映りました。
擬声語を必ず2回続けて言ってリズミカルに暗示を入れるのも実に良いです。
雨音の効果も相まってこのあたりから眠気や意識のぼやけを感じ始めるでしょう。

二番目の「導入追加」は催眠にかかりにくい人を対象にした追加のリラックスパート。
頭→首→肩→腕といったように全身を上から下にかけて流すように意識し
彼がその都度脱力する暗示を丁寧に入れて深化しやすい環境を整えます。

「頭 力が抜けて すーっと沈んでいく 気持ちいい」
部位ごとに「力が抜ける」「気持ちいい」と言うだけの至ってシンプルな分割弛緩ですが
演技が上手いし事後にリラックス具合を確認させてもくれるのでとてもやりやすいです。
被暗示性に自信のある人もとりあえず一回目は聴いてみることをおすすめします。

そうやって万全の準備を整えた後、いよいよ催眠状態をさらに深めます。
雨音は一旦止み頭の中を霧が包むイメージ、全身が浮かび上がるイメージで心地よさを膨らませ
最後にお馴染みのカウントを使って段階的に落とします。

「すーっと 浮かんでいく感覚 ふわふわ ふわふわ 漂うように 水にぽっかりと浮かんで たゆたうみたいに ゆーら ゆーら ゆーら ゆーら」
「すーっ すーっ 体の力は全部 体の外に 出て行ってしまう」

ここでも「すーっ」「ゆーらゆーら」などの柔らかい言葉で感覚を伝えるシーンが多く
これまでのリラックスを維持したまま催眠の世界に導いてくれます。
最後のカウントも初心者を意識して時間を長めに取ってますし
今まで催眠の感覚にピンとこなかった人でも不思議な感覚が少しは味わえるのではないでしょうか。
最初から最後まで聴き手のことを第一に考えた巧みなリードが光ります。

十分すぎるレベルのリラックスを与えてからサクッと落とすテーマ性のある催眠です。
聴き手を深い催眠状態へと誘導しつつ心身をリフレッシュすることを目的に
抱き合ってるイメージによる温感操作、雨音を使ったリラックスと心身の浄化
幸福感を与えつつカウント+追い込み暗示で確実に落とす深化など
彼氏のキャラや降り続ける雨に様々な技術を絡めて後になるほど催眠が深まるようにリードします。

技術や雨音による癒しに加えて言葉遣いがとても洗練されており受け入れやすく感じます。
しっとりした艶やかなセリフの数々と言えばいいのでしょうか、女性向けらしい繊細さがあって美しいです。
彼の紡ぐ言葉が雨の日のイメージとしっかり噛み合ってるのがこの催眠の最も素晴らしいところだと思います。
恥ずかしい姿を見られながら
エッチシーンは3パート29分間。
プレイは媚薬の雨に打たれるイメージ、耳舐め、乳首舐め、女性器の愛撫(超短時間)、オナニーの見せ合い、SEX(無しも選択可)です。

SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフは有りです。

「エッチな君も 可愛くて好きだよ」
催眠をかけて主人公を幸せな気分に包み込んだ彼氏は
彼女をもっと幸せにしようと別の雨音でエッチな気分を盛り上げます。

エッチは終始彼がリードする形で進みます。
一番最初の「深化~アダルトパート」でするのイメージを使ったドライオーガズム(約17分)。
「媚薬の雨」と呼ばれるやや激しい雨音が鳴り始め、彼がそれを聴くほど体が火照る暗示を入れます。

「指先でそっと触れてみると くちゅくちゅ とろみがあって 糸を引くように ぬめぬめしてる」
「熱い 熱い 感じるたびに いやらしい気持ちが溢れて 少しの刺激でも ビクビク ビクビク 快感に 感じてしまう」

現実世界で雨に打たれて性的に気持ちよくなる人はさすがにいないはずですから
彼もいやらしさを感じるように工夫して言葉を投げかけます。
最中にストレートな淫語をほとんど言わないのは催眠の技術でイかされる感覚を味わって欲しいからでしょう。
イメージ力をひたすら膨らませて快感へと変換する催眠音声らしいプレイです。

1回絶頂した後の2パートは打って変わって恋人同士のイチャラブプレイ。
耳舐めから始まり乳首舐め、股間の愛撫、オナニーの見せ合いと続き最後はSEXで〆ます。
プレイ一覧を見ていただければわかるようにSEX無しで絶頂するルートもあります。

「見られてるって思うと いつもより感じちゃうね」
この中で珍しいプレイはオナニーの見せ合いでしょうか。
最初は彼女だけ、少し経つと彼も参加して一緒にオナニーを楽しみます。
そして見られてることを適度に意識させて羞恥を煽ります。

このように、まったくタイプの異なるプレイを組み合わせた甘いエッチが繰り広げられてます。
静かな癒し系作品
恋人が雨の日を二人きりで過ごす様子を忠実に描いた作品です。

優しい声と態度を持つ世話好きな彼氏が、愛する女性を喜ばせようと催眠を交えたご奉仕をします。
バックで流れる雨音を活用した珍しい誘導、それでいて要所は技術でしっかり決めてくる堅実さ
そしてエッチシーンにおける2種類のプレイ&絶頂など、雨の日と恋人らしさを両立させつつサービスを進めます。

「ぎゅーっ いいこいいこ こうしてずーっと 抱っこしててあげる」
SEXシーンで我慢しきれずに挿入してしまうシーンがあるものの
彼は基本的には彼女のことだけを考えて親身にお世話します。
癒すことにとにかく力を入れてるので、それ目当てで聴くのが一番楽しめるのではないかなと。

催眠はセリフ・演技・技術のすべてが良くて文句なしの内容です。
特徴である雨音を意識させつつ頼りきらずに暗示できっちり落とします。
この絶妙なバランス感覚があるからこそここまで癒されるし入りやすく感じるのでしょう。
ノーマル向けのシチュですし初心者から熟練者まで誰でも聴けます。

エッチはふたつの特徴が活きるようにプレイを組み立ててます。
絶頂シーンは全部で2回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

心を温めながら綺麗にしてくれる作品です。

CV:zeroさん
総時間 2:07:54(最長構成 1:12:12)


体験版はこちらにあります

昼下がり団地妻II~ハリエンジュの悪女~

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、上品で悪戯好きな二人の人妻が
同じ団地に住む主夫と催眠を使ったエッチな近所付き合いをします。

サークルさん最大の武器である高品質かつ独特な双子催眠はもちろん
それを活用した取り組みやすい女体化や「団地妻」から連想される多少どろどろしたエッチなど
より多くの人が一時的に女性になりきり、男性とは違う快感を味わえるよう巧みにリードします。
女の子同士なら、不倫にならないよね?
二見さんと黒木さんに女体化催眠をかけられ弄ばれるお話。

「そういえば、誰とは言えないんだけど、同じ階の奥さん、管理人さんとデキテルらしいよ?」
二見さんはややトーンの低い落ち着いた声のお姉さん。
「うっそぉ、信じらんなーい。確かに、昔はモテたんだろうなって感じはするけどいくらなんでも」
黒木さんは甘く明るい声のお姉さん。
医師をしてる妻に代わり主夫として頑張ってる主人公が自分の身の上を話した後
ある日の昼下がりに二人の人妻と談笑してるところから物語は始まります。

本作品は不倫の噂が絶えない曰くつきの団地を舞台に
彼女たちが左右に寄りそいながら催眠を施し、彼を女の子にしてから変わったプレイで気持ちよくします。
ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんは創設当時から2人の術者が登場する双子系催眠を貫かれてるサークルさんです。
今回も本家とはやや違う部分を持つハイレベルな双子で催眠誘導・女体化・エッチをスムーズに行います。

二見「自分の想像した通りの反応をする彼女」
黒木「自分が想像した以上の反応をするあなた」
ふたくろさんの双子を特殊と言う一番の理由は暗示の入れ方にあります。
一般的な双子に見られる声を左右に振り分けリズミカルに入れる暗示に加え
2人が一部だけを変えて同じセリフを言ったり、特定の単語だけ合わせて言うシーンが数多く登場します。

普通の人間なら2人から同時に語りかけられたら両方を完璧に聞き分けるのは不可能です。
自然と片方に意識が向き、もう片方の暗示に対しては無防備になります。
そしてどちらを聴いても同じ結果になるように言葉を選んで進めます。
重要な部分だけそうするので聴くのが大変に感じることもないでしょう。

ストーリーは不倫をなかなか受け入れない彼に2人が女性同士のエッチができる環境を整え
2つのアイテムを使って心身を十分に蕩かしてからドライオーガズムへと何度も導きます。
確かふたくろさんが女体化を扱うのは今回が初のはずです。
それを踏まえてできるだけ大衆的なアプローチを用いて女性になった気分を膨らませていきます。

催眠は6パート28分間。
最初のパートは女体化への準備としてエッチしてる時の女性の様子を軽くイメージし
それから目の前にある深い水辺に自分が理想とする女性の姿を映し出します。

二見「     感じてる顔     悦ぶ身体」
黒木「思い出して     聞こえる声    滲む汗」
そして2人は序盤からこんな風にセリフを細かく分けて左右からリズミカルに語りかけます。
女性や水辺のイメージの中に「深い」「意識が揺らぐ」といった言葉を適度に忍ばせ
彼女たちの暗示を受け入れやすい状態を少しずつ作り上げていきます。
このシーンだけでも意識のぼやけを感じる人が普通にいるでしょうね。

水辺に自分を映すシーンも完全な聴き手任せにするのではなく
髪・目・口元・顔だち・胸など女性の特徴的な部位を挙げ
その中に髪ならロングやショート、目元は優しい目あるいは釣り目と具体例を挙げつつ好きに選ばせます。
この時点ではまだイメージの段階で聴き手自身を女性にするアプローチは特にありません。
ですから彼女たちの言葉を聴きながらなんとなくイメージしてみてください。

見た目ができた次は感覚の女体化。
二見さんが耳に息を吹きかけたり舐めたりして人の温もりを伝え
それを深呼吸しながら下腹部に移動させて子宮でイける土台を作ります。

二見「じんわりとした私  の温もりを感じる」
黒木「       あなたの温もりを感じる」
本作品は温感操作に大変力を入れており、この後も色んな方向から体内に生まれた熱を徐々に高めていきます。
エッチシーンに差し掛かると特に顔や下腹部が無性に熱くなるでしょうね。
これと並行して体の脱力をさせるなど、ふたくろさんらしい独自性の強い女体化が味わえます。

3番目のパート以降は女体化をより安定化させるためにまずは催眠状態をさらに深め
とある儀式を挟んでから現実世界に戻りソファーでゆっくり休みます。

二見「あなたは彼女 の中に沈んでいる」
黒木「彼女 はあなたの中に沈んでいる」
深化パートはこれまで別々の存在として扱っていた主人公と水辺に映った女性像を
わかりやすいイメージで重ね合わせながら深める凝ったものとなってます。
2人が言葉遣いに気をつけて誘導してくれるおかげで女性になった気分を維持しやすく
最後のソファーで寝るシーンも眠い時に体が一瞬ガクッと落ちる時のような意識の飛ぶ感覚がします。

双子形式を最大限に活かしつつ段階的に女体化させるとても高度な催眠です。
聴き手を自分が理想とする女の子の姿に変えることを目的に
男性から見た女性の仕草や反応をイメージさせるところから始まり
水辺に映る女性像、熱の伝播による女性の快感作り、それらを重ね合わせながら行う深化など
ひとつひとつ手順を踏んで後になるほど深化と女体化の両方が進むように導きます。

体のパーツをひとつずつ女性に変えるとか、一度胎児に戻り女性として生まれ変わるなど
男性向けによく見られる女体化とはアプローチが随分違って面白いです。
そして女体化が途中で解けないように女性同士なら当たり前の会話ややり取りを適度に挟みます。

単に女性に変えるだけでなく、その後のケアもきちんとしてくれるのが実に良いですね。
この後に始まるエッチも男女のそれとは違うものばかりでテーマに合ってます。
女体化一作目とは思えないくらい細かな気配りがされていて入りやすいしなりきりやすいです。
人妻らしいねっとりしたエッチ
エッチシーンは4パート37分ほど。
プレイは耳舐め、キス、口責め、蜂蜜を体に塗られる、体を舐められる、ローター責め、体外ポルチオ絶頂です。
蜂蜜を体に塗る際にリアルな効果音が鳴ります。

黒木「このまま帰したら大事な妻の身体に ――ってパートナーに怒られちゃうわね」
巧みな催眠で主人公を可愛い人妻へと変えた二見さんと黒木さんは
熱っぽい彼女に解熱&媚薬効果のあるアカシア(ハリエンジュ)蜂蜜を舐めさせエッチな気分をさらに高めます。

エッチは2人に弄ばれる形で百合プレイを楽しみます。
一番最初のパートでするのは蜂蜜を使った解熱の処置(約13分)。
キスで体温を確認してから最初は指、次は口移しで蜂蜜を舐めさせます。

二見「ほら、ゾクゾクって。それは熱のせい。熱のせいで(二の腕が)ちょっと敏感になっているのは自然な事」
そして彼女たちは暗示を使ってアカシア蜂蜜が持つ媚薬効果を徐々に伝えます。
ここでも熱を操作する言葉が中心になってますから、催眠パートで生まれた熱の変化を感じるでしょう。
私の場合は顔でしたが股間にも強く響く人がいるんじゃないでしょうか。

百合らしさを感じる描写が随所に登場するのもポイント。
火照った主人公の体温を唇で確認するシーンは男性相手だとまずできませんし
蜂蜜を舐めさせた後、唾液で糸を引いてる指を二見さんが舐めるシーンにもエロスを感じます。
普通ならさほどエロくない行為をエロく見せるあたりが人妻らしいなと。

次のパートからは2人がさらに踏み込んだ責めを仕掛けます。
上着をはだけさせておっぱいを曝け出し、そこに再び蜂蜜を塗って焦らすように舐めたり
ローターを使って最初は脳に、次は体外ポルチオ(子宮入り口手前の下腹部)を刺激し絶頂へと追い込みます。

二見「   なにで把握     」
黒木「どこが   理解しなくても」
二見「ただ快感 しか分からない」
黒木「  イく事しか分からない」
中でもポルチオは男性だとわかりにくいだろうということで事前に位置を大まかに説明し
そこに手を置いて熱を与えつつ暗示を入れて快感をじわじわ膨らませます。
ちなみにローターを使うシーンはエロトランスさんが開発された「タイムローター」というアダルトグッズと連動しており
効果音が鳴らない代わりに特定の言葉で振動が変わるよう作られてます。

もしお持ちならタイムローターを使ったほうがより楽しめるでしょう。
20分間で5回と絶頂シーンが意外に多く、ローター無しでもドライの手前あたりの快感が得られました。

このように、露骨な表現をある程度避けつつ気持ちよくするしっとりしたエッチが繰り広げられてます。
上品でちょっぴり背徳的な作品
「団地妻とするエッチ」を強く意識した粘着質なサービスが楽しめる作品です。

二見さんと黒木さんは不倫に乗り気でない主人公にその快楽を教えてあげるため
まずは女性の姿に変えて男女のエッチから遠ざけ、そのうえで蜂蜜やローターを使ったプレイをします。
不倫のイメージとは随分違う和やかな雰囲気、人妻のきめ細かな気遣いと的確な責め。
男女の性を熟知してる女性だからこそできるエッチを音声だけで見事に表現しています。

そして聴き手を作品の世界に上手く引きこみ、浸らせようと催眠の技術を活用します。
中の人が催眠に相当精通されてるだけあってどのシーンもレベルが高く
双子の運用についても特徴を押さえつつオリジナリティを出してる大変複雑なものです。

女体化も私個人はかなり練られていて受け入れやすいものと見ています。
深化させてから女体化に進むのではなく、両方をほぼ同時に行う柔軟な女体化催眠です。
エッチシーンにおける2人の言動も女性になった感覚を維持させることを見据えたものが多く
体への刺激がソフトなのに反して熱がどんどん高まっていくのを感じます。

エッチは本レビューを書いてる時点で私がタイムローターを持っていないため
終盤のローター責めにおいて使用した場合との感想にズレがあると思われます。
聴いた感じだとタイムローターを使ったほうがずっと気持ちよくなれそうです。
もし入手できた場合は後日その感想を追記するかもしれません。

絶頂シーンは全部で5回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、くちゅ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

人妻とのいけない行為を変わった視点で味わわせてくれる作品です。
女体化を扱った双子作品は本当にレアですから興味の湧いた方は是非ともお試しください。

CV:二見さん…ftnrさん 黒木さん…kuroko.さん 主人公…望さん(男性向け)、ふくぱんさん(女性向け)
(主人公は冒頭シーンのみしゃべります)

総時間 男性向け…1:18:24 女性向け…1:16:17 シークレットトラック…5:54 フリートーク…8:00

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

哀しみの実験動物《催眠音声》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、上品でちょっぴり嗜虐的な女性科学者(おんなーせいかがくしゃ)が
催眠をかけてから実験形式でとてつもなくハードなエッチを提供します。

絶頂中にすぐさま暗示を入れて再度イかせるマルチプルオーガズムを目指したエッチが魅力で
各レベルごとに専用の音を用意し、それを聴くほど気持ちよくなる心と体にしてから
最高レベルをひとつずつ引き上げる流れで後になるほど強く長い快感を味わわせます。

今回は最もハードな最長構成のレビューをお送りします。
通常より遥かに高い快感の領域へ
女性科学者に催眠をかけられエッチな実験に協力するお話。

「さて、唐突ですが、あなたは最も強い快感って、いつ感じます?」
女性科学者は明るくてお淑やかな声の女性。
音声を聴く際の環境や注意事項を簡単に説明すると
物語のテーマとなる「オーガズム(絶頂)」に関するお話を始めます。

本作品は聴き手に究極の絶頂感覚を味わってもらうことを目的に
彼女が総時間のおよそ半分の時間をかけて会話調の催眠を施して前向きな気分にさせ
それから特殊な音と暗示を組み合わせたプレイで快感のレベルを段階的に上げていきます。
性差を感じさせる描写は一切ありませんので、女性の声に抵抗が無いなら女性でも問題なく聴けます。

今回の実験で最も特徴的な要素はマルチプルオーガズムに挑戦すること。
通常のドライオーガズムとは違い絶頂中に絶頂させるアプローチを何度も繰り返すことで
後になるほどより強く、より長くオーガズムが得られるようにリードします。
一番最後に登場するレベル8だとオーガズム開始から終了までの時間が1分20秒近くもあります。

基本部分はレベル1から5までで、6から8はオプション扱いになってますから
ご自分のM度や体力、聴いた後にある予定などと相談して設定するのがいいでしょう。
私は最初からレベル8までを通しで聴いてみたのですが
快感があまりに強すぎて事後はしばらく何もできないほどの疲労感と筋肉痛に襲われました。
高レベルのプレイに挑戦する場合はそうなることを覚悟しておいてください。

催眠はおよそ29分間。
仰向けになり、最初は目を開けたまま両腕と両足をピーンと伸ばし
彼女の合図で脱力するのを数回繰り返します。

「地球の重力に逆らわず、ただ、そこにあるだけの状態。それが、とても心地よく、感じられるようになります」
本格的な催眠を始める前の準備運動ということで
テーマとは特に絡めずそれぞれを丁寧に行い、リラックスできる暗示をタイミングよく入れます。
このシーンの最後に目を閉じた瞬間、全身がゆっーくり落ちていくような心地いい感覚がしました。
後半行うエッチがとてつもなくハードだからこそ、それに向けて万全の環境を整えてくれます。

お次はこれからやろうとしてる実験の大まかな内容を説明してから
過去に同様の実験を受けた女の子の様子を見せて興味を引きます。

「今、いくらあなたの意識がまどろんでいても、そんなに簡単には、同意出来ない。そう、それが正常な人の、正しい反応です」
女性科学者は主人公を実験の被験者にしたがってるわけですが
自分から彼に対してそれを押し付けることは絶対にしません。
むしろ逆に彼の気持ちを尊重し、自ら被験者になりたいと思ってもらえるように様々な言葉をかけます。
一部のシーンでは「躊躇してるのなら音声を聴くのをやめてください」とまで言います。

会話調の催眠なので実際に聴いてみるとあまり催眠っぽく感じないと思います。
ですが実際は聴き手が無意識的に「そうなってもいいかな」と思える言葉遣いを徹底しています。
無理矢理引っ張るのではなく、あちらから来てもらうことを狙った極めて柔らかな誘導です。

「その、ぼんやりとした、まどろんだ意識で、この声を聞き続けるだけで、あなたはより一層落ち着き、より一層まどろみ、より深い、心の奥に落ちていく。心地よくなっていく」
「私の言葉が、あなたをさらに、素直にしていく。素直な事は、心地いい事。私の言葉が、あなたに沁み込んでいく。それはとっても、心地いい事。そうですよね?」

そのキーとなってるのが彼女の言葉に対する印象です。
彼女はお話の合間合間で自分の声に集中するよう呼びかけて心地よさを感じさせたり
言葉に対して素直になって自分の実験を受ければもっと気持ちよくなれると言います。

少し前に書いたこちらのすべてを受け入れる姿勢も相まって
彼女に対して胡散臭いとか、ヤバそうだといった感情を抱く人はほとんどいないはずです。
被験者になるメリットを強調しながら話すことで興味とやる気を膨らませていきます。

「深い、意識の底にある、閉鎖空間に閉じ込められた、あなた、実験動物として、閉じ込められた、あなた…」
そして最後はいくつかの契約を交わし、お馴染みのカウントを使って深い催眠状態へと導きます。
これまでの会話で彼女との信頼関係を十分以上に築いてたからか
カウントが進むほど意識がどんどん薄れていくのを強く感じました。
実験動物にされることへの抵抗心を徹底的に削いでから深化させるのが素晴らしいです。

最初と最後は古典、その中間は現代寄りのアプローチを用いた高品質かつ効果的な催眠です。
聴き手を自ら実験動物になりたい気持ちにさせ、尚且つ深い催眠状態に誘導するのを目的に
漸進的弛緩法で軽くリラックスさせてから実験に関することをあれこれ話し、最後にサクッと落とします。

実験を受けるにあたっての心構えをさせることに力を入れてるので
エッチシーンでその効果を嫌と言うほど思い知ることになります。
サークルさんらしい柔軟性のある催眠で技術のレベルも高いです。

私が先ほど「会話調の催眠」と書いた部分に関して、具体的に何をするかがややわかりにくかったと思います。
実はこの部分は作りが結構複雑でして、真面目に説明するとなると一文ずつピックアップし
「この言葉にはこういう意図があります」と細かく注釈を加える必要があります。
それをやるには文字数が厳しいため大まかな特徴だけを挙げさせていただきました。
股間に襲い掛かる超強力な快感の波
最長構成のエッチシーンは4パート35分30秒ほど。
プレイは音による絶頂のみです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「まずはレベル1。あなたを気持ちよくする音です」
催眠を使って主人公を自ら実験動物に志願させることに成功した女性科学者は
彼を実験室へ案内してから手始めにレベル1の音を流します。

エッチは彼女が流す様々な音を聴き、合図で絶頂するのを繰り返します。
一番最初の「実験1~5」は基本的なプレイが味わえるパート。
レベル1→2、レベル1→2→3と1回ごとにレベルの上限を上げていき、最終的には3連続の絶頂を目指します。

「両方の乳首や、脇腹、おへそ、お尻の穴、そして、股間の一番いやらしい部分。それらに、脳から浸み出たとろとろの快感物質が伝わり、震わせる」
彼女の鳴らす「ヴゥゥゥゥン ヴォォンヴォォン」という特殊な振動音は
ちゅぱ音やピストン音とは違いエロさがほとんどありません。
それを流しながら彼女は暗示を何度も何度も入れて少しずつ反応できる体に作り変えます。

究極の絶頂感覚はすぐさま味わえるものではありません。
だから彼女は時間をかけてそれぞれをじっくり丁寧に進めます。

私もレベル1のうちは「あぁ振動が気持ちいいなぁ」とマッサージに近い心地よさを感じてました。
それがレベル2に入ると肌がピリピリしたり、股間の筋肉がきゅっと引き締まり始めます。
1レベル刻みで進めてくれるのでレベルごとに得られる快感の差がよくわかります。

1回目の絶頂が訪れるのはプレイ開始から14分後。
レベル1→2と上げたところでカウントを数え、同時に「ピシーン」というトーンの高い別の音が鳴り響きます。

「イく、絶頂する。全身が硬直して仰け反り、強烈な快感があなたを襲う」
レベル3の時点でも一般的なドライ系作品の絶頂に近い快感が得られました。
股間がぎゅんっと締まり軽い痙攣を繰り返す感じです。
ただ時間が短めなのでドライ慣れしてる人にはやや物足りないかもしれません。
私もそう思ってたうちの一人なのですが、この後それが間違ってたことを強く思い知りました。

本作品の本領が発揮されるのはその後から。
レベル4は2回、レベル5は3回と1セットあたりの絶頂回数を増やしながらレベル8を目指します。
ぶっ通しでやるのではなく、1セット終了ごとに軽い休憩を挟んで再開するのを繰り返します。

「バーンと弾けるような快感。全身の細胞がバラバラに砕け散ったような壮絶な快感が走る。脳の中がスパークし、意識が、記憶が、快感が、突き抜けていく!」
実際に得られる快感の大きさや長さは人によって違うでしょうが
レベルが上がれば上がるほどその質・量・持続時間が大きくなるのを実感できるはずです。

私の場合はレベル5に到達したところでおちんちんだけでなくお尻の筋肉も勝手にヒクヒクし始め
レベル7でお尻の痙攣が激しくなるのと同時に尿道から温かいものがドロリと出てきたような感覚がしました。
そしてレベル8はその快感が1分20秒近くずっと続きました。

聴いてる最中は集中してるので気持ちよさだけを感じるでしょうが
事後はその反動で脳と体がものすごく疲れます。
でも振り返ってみると射精よりもずっと良質で密度が高く持続性もあるオーガズムでした。
催眠の技術を上手く使ってリードしてくれたからこそ得られたのだと思います。

このように、限界突破の絶頂を味わわせてくれるぶっとんだプレイが繰り広げられています。
極めてハードな音モノ
普段では絶対に味わえない絶頂を体験させてくれる良作です。

女性科学者は実験に適正がある主人公が自ら志願しプレイを楽しめるように
総時間の半分近くをかけて緊張や抵抗を解きほぐす催眠を施し
準備が整ったところで音による刺激を後になるほど強く与えます。

直接的なエロ要素を一切交えず連続絶頂させる展開がとても面白く
それに向けて聴き手を親切丁寧に誘導するところにもきめ細かな心遣いが感じられます。
マルチプルオーガズムは一般的にはなかなか体験しずらい快感のはずです。
ですがこの作品ではそれをできるだけ簡単に成し遂げられるように進めてくれます。

準備物も特に無く、最中に特別な指示を出されることもありません。
音声を聴いてるだけで強烈な快感が得られる手軽さも大きな魅力です。
控えめに言ってかなりヤバイです。

「自分の心に、素直に従う、私の言葉を、素直に聞く」
催眠は言葉選びが本当に洗練されてます。
具体的には相手に何かを同意させる時、セリフの最後に「そうですよね?」と言ったり
上のセリフのように異なる意味を持った言葉を同じ単語や言い回しで連結させるといった具合です。
どうしたら相手が前向きにエッチを楽しめるかを考えて技術を選び、行使しています。

エッチは音に暗示を込めて心と体に染みこませる王道の音モノプレイです。
準備や過程がものすごくしっかりしてますから
こういう作品に今まで触れたことのなかった人でも変わった快感が味わいやすいと思います。
1回目はとりあえずレベル5までで様子を見たほうがいいんじゃないかなと。

絶頂シーンは最大で6回(うち5回が連続絶頂)。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

どこまで強く、高く、長くイけるかに挑戦した意欲作です。
音を使った作品が好き、強烈なドライオーガズムを味わってみたい人には特におすすめします。

おまけは「実験の録音」パートです。

CV:分倍河原シホさん
総時間 1:18:24(本編…1:01:50~1:16:24 おまけ…2:00)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
哀しみのイき人形《催眠音声・男女版同梱》」「哀しみの時計少女《催眠音声》」とのセットも販売されてます。
個別に買うより900円もお得です。
『哀しみの催眠』シリーズ三本パック

執事君による安眠と、しつけ。

サークル「Dose and Dreams」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、優しいけどちょっぴりSっ気もある執事が
リラックスできる催眠とアブノーマルなエッチで心身の疲れを取り除きます。

催眠パートは安眠、エッチはしつけと方向性のまったく異なるサービスが行われており
前者は両腕を中心に強烈な脱力感と心地よさを、後者は男性に優しくいじめられるMの快感が味わえます。

今回は付属のテキストに書かれてる構成例「R18追加」を聴いてのレビューをお送りします。
また音声を聴く前に好きな紅茶のイメージをしておくと催眠に入りやすくなります。
執事が贈るふたつのプレゼント
執事に催眠をかけられアブノーマルなエッチをするお話。

「こんばんは 今日はもうお休みですか?」
執事はやや鼻にかかった穏やかな声のお兄さん。
ご主人様がお疲れの様子なのを見て声をかけると、彼女が安眠できるように催眠をかけ始めます。

本作品は作品名にもなってる「安眠としつけ」をテーマに
50分以上もの時間をかけてリラックス特化の催眠を施し
心身を十分にほぐしてから20分程度の独特なエッチを楽しみます。

今回レビューする「R18追加」以外にも全年齢向けやエッチを強化した構成があり
短いものだと25分、最長で90分と幅広い聴き方ができるようになってます。
全部で21ある音声ファイルを組み合わせて聴くカスタマイズ性の高さも魅力です。

作品の紹介に入る前にサークルさんのことを説明します。
Dose and Dreamsさんは今回初めて有料作品を出されたサークルさんですが
中の人がフリーの音声をいくつか読まれていたり、催眠に対して強い向上心を持たれてるおかげで
特に催眠は処女作の段階でかなりのレベルに達しています。
声や演技については以前紹介した「安眠誘導-くらげ-」をご確認いただくのがわかりやすいです。

初心者を意識したアプローチが多いので、催眠音声を聴き始めたばかりの方や
聴いてるけどあまり実感できない人は試すと面白い感覚が味わえるかもしれません。
体が重くなったり温かくなる感覚に力を入れつつ丁寧にリードします。

催眠は5パート53分ほど。
一番最初の「催眠誘導」パートは催眠に入りやすくなる環境づくりを目的に
深呼吸や全身の脱力をじっくり行い心身を十分にリラックスさせます。

「ふかーい呼吸を続けていると 少しずつ 落ち着いていく」
彼は彼女のことがよほど心配だったのでしょう。
自分の催眠で充実した時間を送れるようにできるだけゆっくり、ぼんやりした声で語りかけます。
催眠に適した口調なので声を聴いてるだけでも多少の眠気を感じます。

「手の指からも 手の甲からも 力が抜けていく」
深呼吸の後に始まる脱力は右腕に5分、左腕に4分もの時間をかけ
腕の末端から中枢に向けて感覚を伝播させる形で暗示を入れます。

右腕の脱力を終えたところで左腕との感覚の違いを確認させるのがいいですね。
実感できるレベルの脱力感が得られますから、自分が催眠に入り始めてるのがよくわかります。
また全身を脱力し終えた後に短いカウントを数えて軽く深化させてもくれます。
声をかけるタイミングが絶妙でストンと落ちる感覚が味わえました。

続く4パート30分間は場所をティーカップへと移し
彼が注ぐお湯や紅茶、味付けの砂糖・ミルク・はちみつに浸かるイメージをして催眠をさらに深めます。
ここからは砂糖とミルクを注ぐ音やスプーンでかき混ぜる音が控えめな音量で鳴ります。

「両足の足先から ぽかぽかと じーんわりと 心地よさが広がる」
「温かい紅茶が あなたの中に染み込んでいく じーんわりと 心の芯から ぽかぽかと温かくなっていく」

ティーカップに体を浸す気分をより身近に味わってもらおうと
彼はお風呂に入るイメージに重ね合わせたうえで体が温かくなる暗示を入れます。
前のパートで腕の脱力を入念にしたからか、私の場合は手のひらや肘がぽかぽかしてきました。
またお湯の後に登場する紅茶を注ぐシーンでは、紅茶の成分が体に染み込むイメージでリラックスをさらに促します。

トッピングの砂糖・ミルク・はちみつを注ぐシーンもそれぞれの特性を言葉で的確に表現し
スプーンでかき混ぜる様子も交えて心をどろどろに溶かしてくれます。
事前の準備がしっかりしてますし、ミルクやはちみつのシーンで意識のぼやけを強く感じるでしょう。

疲れた心と体を芯から癒してくれる大変丁寧な催眠です。
聴き手を安眠に適した状態に誘導することを目的に
最初のパートは深呼吸や分割弛緩といったリラックスに専念し
ティーカップに浸かるパートはイメージを交えて体の内側からリフレッシュさせます。

処女作ということで無茶な冒険はせず、実力をアピールすることを意識して作られてるように思えます。
でもそれだけだと個性に欠けると判断し紅茶のイメージを取り入れてます。
初心者でも取り組みやすい重感や温感をじっくり時間をかけて操作してくれますから
純粋な癒しだけでなく体の一部が無性に重く、温かくなる感覚も十分に味わえるでしょう。
言葉によって声や口調を小まめに変化させる望さんの演技も実に良いです。
焦らされたり意地悪される快感
「R18追加」のエッチシーンは8パート18分30秒ほど。
プレイは背中やお尻の愛撫、スパンキングです。
すべてのプレイで効果音が鳴ります。

「今日は素直になる練習 しましょっか」
催眠パートの最後に主人公をティーカップからベッドに案内した執事は
つい無理をしてしまう彼女がもっと素直になれるように簡単な調教をします。

エッチはどのパートも彼に責められる形で進みます。
プレイ内容を見ていただければわかるように、本作品のエッチはかなりアブノーマルです。
催眠パートに見られた癒しの雰囲気がやや薄れ、男性に軽く意地悪されるM向けのシチュへと変化します。

といっても彼は執事ですから、ご主人様を本当の奴隷にするつもりはありません。
普段の精神状態だとなかなかできないプレイを敢えてすることで心を開放させたかったのでしょう。
プレイ中におまんこを見られてることを意識させるシーンが無いことから
おそらくは服を着たままプレイしてるのだと思います。

一番最初の「Tease and Spank」パートは手始めに近いプレイ。
背筋やお尻を優しく撫でてから軽めのスパンキングを食らわせます。

「ぺちんってされると 快感が 体中に広がる 快感が全身に響く」
スパンキングは「ピシィ」という刺激的な音が鳴り、それに連動させる形で気持ちよくなる暗示を入れます。
一見するとハードですがスパンキングの力は結構抑えられてます。
それと並行して「マゾ」などMな人が喜びそうな言葉責めを軽めにします。

その後のパートもおねだりの復唱させてからスパンキングしたり
1カウントごとにスパンキングしてから絶頂させたりと尖ったプレイを行います。
女性じゃないのでこのプレイを受け入れられるかどうか私にはわかりませんが
男性向けでもなかなか見かけることのない特徴的なエッチなのは事実です。

このように、スパンキングを中心とした独特なエッチが繰り広げられてます。
落差の大きい作品
催眠パートとエッチの内容が大きく異なる珍しいタイプの作品です。

執事は主人公が心身共に満たされたひと時を送れるように
まずは当初の目的である安眠を見据えた催眠を施し、そのうえでアブノーマルなエッチへと移ります。
中身だけを見ると噛み合わせが悪そうに思えるでしょうが
エッチは音と暗示を組み合わせて快感を与える催眠音声ならではのものです。

特に催眠は時間・内容いずれも充実していてとても癒されます。
これからの時期は体が冷えますから寝る前に聴くと効果を発揮してくれるでしょう。
紅茶を使ったイメージも男性向けには見られないもので面白かったです。
エロよりも癒しのパワーのほうがずっと強い作品です。

絶頂シーンは最低でも2回(2回目以降は連続絶頂)。
くちゅ音(スパンキング)そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

アブノーマル要素を含んだ癒し系作品です。

CV:望さん
総時間 1:33:45(R18追加…1:17:09)


体験版はこちらにあります

まどろみと夢の間さんで配布されてる無料の催眠音声作品(女性向け、全年齢向け)。

今回紹介する作品は、のんびりと話す穏やかな声のお兄さんが
海に住む生物「クラゲ」にちなんだ催眠で安らかな眠りに導きます。

海に漂う感覚やクラゲの泳ぐ様子を擬声語で巧みに表現し眠らせてくれるのが特徴で
「ゆらゆら」「ふんわり」などの柔らかさを感じる言葉の数々を聴いていると
自然と頭の中がぼんやりしたり、体の感覚がなくなったような心地いい気分が湧いてきます。
海に浮かぶクラゲのように
お兄さんに安眠できる催眠をかけてもらうお話。

「こんばんわ。眠れないみたいだね?」
お兄さんは穏やかで温かい声の男性。
うまく寝つけないでいる主人公に声をかけると
彼女が安眠できるようにクラゲの話を始めます。

本作品はサークルTuberose Kissさんが公開されてる台本を望さんが音声化されたもので
タイトルにもなっているクラゲになりきるイメージをしながらのんびり眠りにつきます。

男性声なので女性向けとさせていただいてますが、全年齢向けですし性差を感じる描写は特にありません。
ですから内容に興味を持ったのなら男性でも普通に聴けると思います。
彼のぼんやりした声やのんびりした口調に多くの人が眠気を感じるでしょうね。
活動を開始されたばかりの読み手さんのはずですが、暗示の意味や意図を汲み取った演技をされてます。

催眠はほぼ全編にあたる17分間。
仰向けに横になり、まずはテーマのクラゲが海で泳ぐ姿をイメージします。

「ゆらゆらと揺れて… すぅーっと進んで… またゆらゆらと揺れて…」
本格的な催眠を始める前の下準備的なシーンなのですが
クラゲが海中でのんびり泳ぐ様子を擬声語を使って見事に表現しています。
この後も「ゆらゆら」「じんわり」など柔らかい印象の言葉を暗示に組み込んで徐々にリラックスさせてくれます。
私の場合はこの段階で結構眠くなってました。

お次は聴き手がクラゲになりきる手始めとして、自分が水中に浮かんでる様子をイメージし
そのまま全身をパーツごとに脱力して心と体の両方をじっくりほぐします。

「右ひじ…ゆらゆらと海に漂う… 二の腕…海の中に溶けだしていく… 右腕がすぅーっと海と混ざりあう…」
「海の中に溶け出して…海の水と混ざり合って… やがて意識も海と混ざり合う…」

脱力は腕、足、胴体、顔、頭などを末端から中枢にかけてのんびり行います。
「力が抜ける」ではなく「海の中に溶けて混ざり合う」と暗示を入れるのが実にいいですね。
物語の舞台となる海の中にいる感覚を言葉で上手に伝えてくれます。

私が聴いた時もずーんとくる重さではなく、手足の存在がなくなったような感覚のぼやけを強く感じました。
そしてこれはクラゲの容姿や特徴にとてもマッチしています。
生命の生まれ故郷である海に帰り一体化する展開にも安らぎを感じます。

「ゆら…ゆら… ゆら…ゆら… 深い意識の底へ… ゆら…ゆら… ゆら…ゆら… 眠りの世界へ…」
そして最後はクラゲになりきって海中をのんびり泳ぎます。
「ゆらゆら」をセリフの初めに置いてリズムを取りながら
後になるほどペースを緩め、語気を弱くして優しく語り掛けてくれます。
暗示で無理矢理眠らせるのではなく、聴き手のイメージ力を膨らませて自然な眠りに導きます。

このように、クラゲや海といった自然物を利用した大らかな催眠が繰り広げられています。
コンパクトな安眠作品
短時間ながらもちゃんと眠れるし十分な個性も持ってる作品です。

お兄さんは主人公の不安やストレスをできるだけ解消し、眠りやすい環境を整えようと
クラゲが海をのんびり泳ぐイメージを中心に据え
その中に催眠の技術やテーマに相応しい表現の暗示を適度に忍び込ませます。

彼の話すペースがゆったりしていることやセリフそのものの柔らかさが相まって
聴いてる最中は時間の流れが緩やかになったような感覚を覚えます。
事前にクラゲのイメージをさせてから変えていく丁寧な誘導も実に良いです。
私が眠くなったくらいですから、女性が聴いたらかなりの安眠効果が見込めるのではないでしょうか。

「ゆら…ゆら… 海に漂う… ゆら…ゆら… ゆれる…」
個人的に最も感銘を受けたのがセリフの表現です。
擬声語を意識的に多く盛り込み、水中に漂う心地いい感覚を引き出すように言葉をかけます。
このような言葉選びは実力のある人だからこそできることです。
大人ならダイビングは未経験でも海やプールで泳いだことがあると思います。
誰にでも通用する素材を使って催眠を施してるのも見事です。

清涼感を感じながら眠れる作品です。
無料ですから興味を持った方は是非お試しください。

CV:望さん
総時間 18:00

まどろみと夢の間
http://yam-kaw.hatenablog.com/entry/2016/09/19/162225

催眠音声-悪魔な天使の快楽地獄

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまな癒し系天使が
疲れを感じてる男性に安らぎとエッチな快感をプレゼントします。

彼女が持つ天使の部分と悪魔の部分を際立たせたギャップのあるサービスが特徴で
催眠パートではまさに天使と呼ぶに相応しい甘やかし成分たっぷりな言葉を投げかけ
エッチに入ると自分の欲望を満たすことを強く意識した耳舐め重視の責めを繰り出します。
天使が見せるふたつの顔
天使に催眠をかけられてから精気を吸い取られるお話。

「浮かない顔で ごろごろして どうしたんですか?」
天使は明るくて可愛い声の女の子。
日々の生活に疲れて何もできないでいる主人公に声をかけると
彼のために癒しの催眠をかけてあげます。

本作品は日頃から悩める人々に救いの手をこっそり差し伸べてる天使にちなんで
彼女がリラックスや人肌の温もりをテーマにした催眠を施し
心身をある程度スッキリさせたところでエッチな欲望も発散させます。

「時に人を癒し 想像力を育み ひらめきを与え 悪しき存在から守ったりもするんです」
彼女は天使を名乗るだけあって全編を通じて声も態度もあまあま。
催眠を抜きにしても自然と癒しを感じる空気が漂ってます。
また彼女が密着し至近距離から声をかけてくるシーンが多く
バイノーラル録音のおかげで実際に寄り添われてるような近さや温もりを感じます。

エッチと解除以外のパートは体験版にすべて収録されてますから
ひとまずそちらを試してみるのをおすすめします。
特に安眠できずに悩んでる人は寝る前に聴くと効果があると思います。

しかしこの作品の魅力は癒しだけではありません。
エッチを始めたあたりから彼女が少しずつ本性を現すようになり
無抵抗な彼をちょっぴり意地悪に弄ぶややMあたりのプレイを行います。


「私の手で体を触られて 耳を舐められて 興奮してましたよね? 変態」
「豹変」と言うほど声や態度が大きく変わるわけではありませんが
100%癒しキャラだった催眠パートに比べると多少のSっ気が見られます。
彼女がなぜそうなるのかは作中でちゃんと教えてくれます。

癒し要素満載の催眠と意地悪さを適度に含んだエッチ。
この両者のギャップが本作品の一番の魅力です。
天使の温もりであなたに癒しを
催眠は2パート23分ほど。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは彼女の合図に従いゆっくり深呼吸します。

「あなたは一人ではありません 誰かに頼るのが嫌なのでしたら 私を頼ってください」
一般的な催眠音声だとこういう時に「気持ちが落ち着く」とか軽い暗示を入れてくるのですが
彼女は彼の現状を考慮し心の重荷を下ろさせる労わりの言葉をかけます。

辛いことがあったら一人で抱え込まず逃げたり誰かに頼ればいい。
もし頼る相手がいなかったら私を遠慮なく頼って欲しい。
深呼吸による純粋なリラックスに加えて、お互いの信頼関係を構築できるよう働きかけます。

本作品の催眠は全体的に催眠っぽさがぼかしてありますから
実際に聴いてみると普通のお話をされてるように感じる人もいるでしょう。
この適度な緩さ、柔らかさも「天使の催眠」らしさを引き立てています。

お次は彼女が至近距離に寄り添い左右の腕、顔、胴体に手を当てて温めます。

「近づけるだけでも効果がありますから 手のひらがじんわりと 温かく感じるかもしれません」
「私の温かさを感じた場所が癒されて 力が抜けて 楽になっていきますよ」

顔を横に向ければキスできるんじゃないかと思えるくらいに近い彼女の声や
密着し人肌で温めるわかりやすい癒しのイメージが心と体の両方を温めてくれます。
温感操作の暗示もちょこちょこ入れてはきますが、それよりもイメージや雰囲気による影響のほうが大きいです。

またしばらくすると耳を舐めたり軽く抱き合う踏み込んだサービスも登場します。
単に癒すだけに留まらないあたりがふたつの顔を持つ彼女らしいですね。

「深く沈む 全身が沈む すーっと深く沈んでいく」
そして2番目のパートでは4分程度の短い時間で催眠を急激に深めます。
今までよりも声のトーンを下げて「暗い」「深く」「沈む」といった単語を数多く盛り込み
さらにカウントも数えて少しずつ確実に催眠の世界へと導いてくれます。

テーマやキャラを意識しつつ技術を的確に行使する安定感のある催眠です。
聴き手の心身を癒し、2人だけの世界に招待することを目的に
最初のパートは深呼吸や温感操作+脱力といったリラックス重視のアプローチ
次の深化パートは定番のスタイルできっちり落とす王道の展開となってます。

技術だけを見ると割とシンプルです。
しかしセリフや癒し方に天使のキャラを強く反映させてるおかげで個性があります。
リラックスにかなりの時間を割いてるのも深化の成功率を上げてます。
腕がぽかぽかする感覚を多く人が体験するでしょう。
耳と股間を集中攻撃
エッチシーンは26分ほど。
プレイは言葉による絶頂、耳舐め、SEX(騎乗位)、乳首責めです。

SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。

「エッチな事はしますけど 私が あなたを好きにさせてもらうんです」
催眠を使って主人公を自分の思うままにできる世界に案内した天使は
自分の正体を告げた上で無抵抗な彼から精気を吸い取り始めます。

エッチは大きく3つのシーンに分かれていて終始彼女に責められます。
序盤の9分間は催眠音声ならではの暗示だけでイかせるプレイ。
カウントを絡めた暗示で感度を強化してから別のカウントで1回目の絶頂へと追い込みます。

「全身に快感が走る 背筋が跳ねる 気持ちいい 気持ちいい 全身が痺れるような感覚に包まれて 気持よさに溺れてしまう」
これといったプレイをせずにいきなりイかせる流れのため
人によって気持ちよくなる/ならないの差が大きく出そうに思えます。
私は残念ながらここでイくことができませんでした。
カウントの数え方や暗示の入れ方は問題ないので、もうちょっと準備してくれてたらまた違ったかもしれません。

しかし直後に彼女が溢れ出た精気を吸い取ろうと耳を舐めるシーンが登場します。
販売ページの作品説明文に「耳舐め成分多目」と書いてあるように
最中はおよそ10分間に渡って彼女が耳を舐めてくれます。
ずっと舐め続けるのではなく他のプレイを挟みながら断続的に行います。

耳舐めのちゅぱ音は催眠パートの時よりペースが速く舐めっぷりも激しいです。
こういったところにも彼女が天使から悪魔にありつつあるのが窺えます。
SEXの効果音も含めて催眠音声の中では純粋なエロ要素が充実しています。

「出ちゃいそう? ダメですよ たくさん我慢したほうが いっぱい出るって知ってますから」
中盤以降はいよいよ彼女がおまんこを使って直接精気を搾り取ります。
引き続き感度が高まる暗示を入れつつ、今度は絶頂を敢えて我慢させる意地悪な責めへと変化します。
といっても声や口調は引き続きあまあまですからMじゃないと聴けないほどではありません。

最初の絶頂と時間はそれほど変わりませんが、耳舐め+SEXによる密度の高いプレイのおかげもあって
1回目よりもずっと気持ちいい感覚が味わえました。
お腹や股間の筋肉が自然に引き締まり、ぷるぷる震えるたびに快感が走ります。

左「ここがいじられたかったんじゃないんですか?」
右「一回動かしただけでも 背筋がゾクゾクしてしまう すぐにでも イってしまいそう」

最も個性的なプレイが登場するのは最後の絶頂を迎える終盤。
彼女が2人に分かれ、左右から別のセリフや責めを繰り出します。
同じ声が交互に、あるいは同時に流れるひと時は密度が非常に高く今まで以上の快感が味わえます。

サークルさんが以前別名義のサークルで双子系の作品を作られてることもあり
2人の声のコンビネーションが取れていてレベルが高いです。
個人的には今よりももっと長い時間このプレイを聴きたかったです。

このように、天使よりも悪魔っぽさを持たせた耳舐め重視のエッチが繰り広げられています。
落差のある作品
催眠パートとエッチパートで別の顔を見せ癒しと性的快感の両方を与えてくれる作品です。

天使は仕事や人間関係でストレスを感じてる主人公が身も心もスッキリできるように
優しい言葉と自身の温もりを軸にした癒しの催眠を施します。

温かくて柔らかな声と口調、最中にかけられる思いやりの篭ったセリフの数々
そして十分にリラックスさせてからストンと落とす展開。
彼の心情を踏まえた上で最も効果的に治療できる手段を採ります。
このシーンにおける彼女は天使と呼ぶに相応しいです。

しかし癒しを終えた後、エッチを始めるあたりからそのイメージが徐々に変化します。
彼に奉仕するのではなく2人が一緒に気持ちよくなるよう責めたり
軽い焦らしを交えながら何度も絶頂に追い込み、そのたびに精気を吸い取るあたりがいい例です。

こうやって書くと彼女が悪者に思えてしまうかもしれませんが
彼女が本当の意味で悪魔になるわけではありません。
天使からイメージされる「見返りを求めない奉仕」とは違う俗っぽい部分が出てくるということです。
現に彼もたっぷり気持ちよくしてもらってるのですから目的は達成されてます。

催眠は相当にレベルが高いです。
目的に対する技術の選択と行使、セリフの表現が研ぎ澄まされてます。
暗示をある程度抑えて他の部分で癒しを与えてるところも見事です。

エッチは1回ごとに絶頂スタイルを変化させてます。
個人的には2回目のSEXが一番イきやすいんじゃないかと思います。
でも双子が好きな人なら3回目が最も気持ちよくなれるでしょう。
絶頂指示の直後に追加でカウントや暗示を入れる連続絶頂スタイルです。

絶頂シーンは3回+α。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

癒されるし気持ちよくもなれるバランスの取れた作品です。
主人公と同じくストレスを抱えてる人には特におすすめします。

CV:男性向け…かの仔さん 女性向け…nitさん
総時間 男性向け…1:00:47 女性向け…52:55

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

アクメノイド・イリア《催眠音声》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、異星人の侵略を受けるようになった近未来を舞台に
地球のために戦う少女としてハードなエッチに挑戦します。

登場人物や背景を細かく設定し、それに沿って進めるドラマ性の高い催眠とエッチが魅力で
催眠の技術にストーリーを絡めて少しずつ少女へ変えていった後
テーマに即した様々な効果音と暗示によって驚くほど多い回数の絶頂へと導きます。
地球を守る唯一の方法、それは
アクメノイド・イリアになりミステロンと戦うお話。

「それでは、お聴きになる準備が出来ているか、一緒に確認していきましょう」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
催眠者兼案内役として音声を聴く際の諸注意や環境・心得を簡単に説明すると
主人公を物語の世界に誘導するための催眠を始めます。

本作品はサークルさん初の催眠ボイスドラマにあたり
女体化催眠をかけられて挿し絵右にいる発育途中の少女になりきり
その後隣にいる姉アヤと共に地球を脅かす異星人「ミステロン」と死闘を繰り広げます。

SFバトルっぽいお話なのですが、ミステロンを倒す方法がエッチと密接に繋がってるため
実際のところは機械に連続絶頂させられるハードなプレイがメインです。
サークルさんの過去作「機械は無慈悲な夜の女王」に似た作りになってますから
あちらを楽しめた人なら本作も相当に満足できると思います。

またストーリーを語りながら催眠やエッチを進めるドラマ性の強い作品なため
総時間がおよそ3時間と催眠音声ではかなり長くなっています。
ですが仕事でまとまった時間が取れない人や集中力を維持しにくい人でも無理なく聴けるようにと
途中で休憩を挟んだり3回に分けて聴くといった親切設計がされてます。

詳しい聴き方は付属のテキストに書いてありますので、長いからといって敬遠する必要はまったくないです。
私は通しで聴いてみましたが、催眠を維持するアプローチが適度に挟まれていたり
聴き手を作品の世界に浸りやすくする独特な演出もあってだれることなく最後まで楽しめました。
作りは随分違いますがサークルさんの過去作同様聴き手に配慮してる部分が非常に多いです。
物語を追いながら少しずつ催眠の世界に
催眠はおよそ46分間。
仰向けに横になって軽い脱力と深呼吸をした後
まずは物語の舞台となる2050年のお話に耳を傾けます。
(分割して聴く場合のために15分程度短いバージョンも用意されてます)

「苛烈さを増すミステロンの侵攻。それは、亜空間迎撃機、インターセプターと、そのパイロットである、アクメノイド、キリシマアヤの奮戦によって、辛うじて防ぐ事が出来ていました」
内容は地球がミステロンに侵略されつつあることや
それに対抗すべく結成された国際陽子技術機構(IPTO)と戦闘機インターセプターのことです。
インターセプターは通常のコクピットの後ろにもう1人分乗れるスペースがあり
2人が感覚をリンクさせることでプロトンビームを発射できるようになります。

そしてプロトンビームを発射するのに必要なエネルギーがアクメ、つまりオーガズムです。
これが戦闘モノなのにハードなエッチをすることになる理由です。
こんな感じで本作品には様々な独自設定があります。
詳細は作中できちんと教えてくれますし、より詳しい内容が書かれたテキストも入ってます。

「あなたの心が、物語の登場人物と、同化する。あなた自身が、物語の中の人物になる。そんな不思議な体験を、あなたは今からするんです」
本作品は催眠音声ですからもちろん聴き手を催眠に誘導するのも大事です。
それを踏まえてお姉さんはストーリーを断片的に語りながら催眠を施し
後になるほどイリア自身になりきれる暗示を入れる形で進めます。


催眠ボイスドラマというとKUKURIさんが有名ですが
催眠をかけてからドラマパートに移るあちらに対し、こちらは催眠・女体化・ストーリーを同時に進めます。
切れ目が無い分こちらのほうが女体化しやすいように私は感じました。

催眠のほうはと言うと、一旦目を開けて水晶を眺めるイメージをしたり
とあるキーワードをトリガーに特定の動作をさせることで
お姉さんの声に対する集中力を高め、暗示を受け入れやすい環境を整えます。

「スーッと、吸い込まれる。水晶玉に、吸い込まれる。あなたのイメージに、吸い込まれていく。深い、深い、意識の底に、吸い込まれる」
水晶のイメージは見つめながら瞼の重さを感じるところから始め
カウントを数えて直後に目を閉じ、それと同時に追い込み暗示を入れて堅実に催眠を深めます。
変則的な作りだからこそ個々の技術は洗練されていて
最後のほうになると頭の中がドロドロになるとか、手足がうまく動かせない不思議な感覚が味わえます。

イリアになりきるのはシーンの中盤あたりから。
物語の背景を説明し終えた後に始まるイリアがアクメノイドになる様子を描きながら
聴き手自身がイリアに心を重ね合わせられるセリフをお姉さんが投げかけます。

アヤ「お願い。このカプセルに入って、一緒に、アクメノイドとなって、戦いましょう。イリア…」
「そうやって、姉の問いかけに頷けは頷くほど、あなたの心は、より深い、深ーいところに、入っていく」
ここからはアヤも個別に話すようになりさらに没入感を高めてくれます。
双子みたいにお姉さんと同格の立場で話すのではなく、ストーリーで必要になった時にのみ話す感じです。
これも催眠ボイスドラマの大きな特徴と言えるでしょう。

「お姉ちゃんと同じスーツを着て、お姉ちゃんの乗っている機体に乗っている。それだけで、あなたは幸せ。嬉しい、とってもっても、嬉しい」
そして最後はインターセプターの後ろの席に乗り込み、パイロットであるアヤとのシンクロ率を高めます。
今までは「イリア」と呼んでたのを「あなた」に改め、アヤと一緒にいることに安心感を覚えるよう誘導します。
バックで流れ始める独特な振動音もその感覚を後押しします。

作品の世界に引き込みつつ催眠をかける極めて独特な催眠です。
聴き手をイリア自身になりきらせ、アヤとの信頼関係を深めることを目的に
重要部分となるストーリーをほんの少し語り、直後に催眠の技術を使って意識の力を弱め
またストーリーへと戻るのを繰り返して徐々に催眠状態を深めます。

現在出ている催眠音声とはかなり違う作りになってまして
すべてを語るとなると膨大な文字数が必要になってしまいます。
そのため今回は全体の流れを中心に大まかな説明のみさせていただきました。
各要素が複雑に絡み合っていてかなりレベルが高いです。

この催眠で最も印象的だったのはイリアとの同化を慎重に進めていることです。
他の女体化音声みたいに深化させてから女体化に移るのではなく
ストーリーを語りながら表現を微妙に変化させて自然とイリアに収まるように誘導しています。

お姉さんおよびアヤ役の井上果林さんも催眠音声初挑戦とは思えないほど演技が安定してます。
私が入りやすいからなのでしょうが、最序盤の脱力シーンで早速その手の感覚がしました。
作りが奇抜なだけでなく、催眠音声の機能面でも高いクオリティを持ってます。
絶え間なく襲い掛かるアクメに耐えながら
エッチシーンは5パート91分間。
プレイは機械姦、アヤとの乳首吸い/クンニです。

機械姦、クンニの際に多種多様な効果音が鳴ります。
セルフはありません。

アヤ「気分はどう?イリア…。早速だけど、敵が現れたみたい。出撃よ」
催眠によって無事イリアになりインターセプターに乗り込んだ主人公は
アヤの要請を受けて早速ミステロンがいる亜空間へと飛び立ちます。

エッチはストーリーに沿ってイリアがインターセプター内にある機械から様々な責めを受けます。
一番最初の「初陣」は初の戦闘=アクメを迎えるシーン。
催眠パートで子宮内に埋め込んだ水晶に電磁波を流してアヤと快感をリンクさせ
1回絶頂した後に発進し3機の敵を相手に戦います。

本作品のエッチはごく一部の例外を除きほとんどが機械姦です。
しかもバイブやローターといった現実世界にあるものとはやや違います。
言葉だけではなかなかイメージしにくいプレイであることを考慮し
最中は本当に様々な効果音を駆使して機械姦の様子を直感的に伝えてくれます。

例えばインターセプターに乗り込んだ時点でバックに振動音が流れ始め
ある程度プレイが進むと「ピュイーン ヴゥゥゥゥゥン」というパルス音っぽい音がリズミカルに鳴ります。
そして絶頂シーンに差しかかるとカウントが始まり、それに合わせてロボが起動する時のような競りあがる音が鳴り
0になった瞬間、それが軽く弾けて心臓の鼓動音だけが鳴るようになります。
正直なところ効果音の種類があまりに多すぎて説明しきれません。

「スーツ前面の半透明の部分が肌に張り付き、ジンジンとした快感がさらに研ぎ澄まされていきます」
「あなたの子宮の中の水晶玉が活性化し、あなたに、より大きな刺激を、疼きを、快感を与えます。とっても気持ちいい。大きな快感が、全身にひろがります」

もちろんお姉さんが感度強化や絶頂を促す暗示を入れてくれますが、やはり効果音の存在は大きいです。
音に連動してイかせる、所謂音モノの色が強いエッチです。

一般的な催眠音声のドライとはかなり違う独特なイかせ方なため
最初の1回でいきなりうまくいく人はそこまでいないんじゃないかと思います。
ですが本作品には絶頂シーンが30回もあり、そのほぼすべてが同様のスタイルで行います。
私の場合は中盤あたりから体が勝手に反応する面白い体験が味わえました。
聴き手の無意識に学習してもらうことを想定したプレイ展開です。

発進後の戦闘シーンもこれまで説明したスタイルを維持します。
敵が3機ということはビームを3回発射する必要があるわけで
最初のパートなのにいきりな3連続絶頂に挑戦することになります。

「何かが弾けたような凄まじい衝撃。あなたの快感が一気に爆発する。全身が痙攣しビクンビクンと跳ねる。そして、辛うじて保っていた意識も、真っ白に消えてしまう」
最初の2回はちょっぴり気持ちいいかな?くらいでしたが
最後の1回は股間がムズムズするところから始まって
射精するときのようにエネルギーがこみ上げ、0と同時に破裂する快感が得られました。
以前からドライ系の作品を得意とされてるサークルさんなだけあって、このへんのアプローチは実に見事です。

最もハードなプレイを楽しめるのは4番目の「暴走」パート。
無事戦闘を終えて基地に帰還したインターセプターに異常が発生し
中に取り残されたイリアがおよそ20分間に13回連続の絶頂へと追い込まれます。

「イく!アクメする。凄まじい快感の衝撃が全身を駆け巡る。まるで電気を流されたかのようにビクンビクンと痙攣し、心が、精神がとろけそうに沸騰する」
「永遠とも思える長い時間、あなたは快感とアクメを受け続けています。そして、もうあなたは、人としての理性を失いつつあります。自分が、アクメするだけの、マシーンになったような、気がしてきます」

これまでの戦うためにしてきたアクメとは違い、今回は機械に陵辱され続けるハードなものです。
短い間隔で絶え間なく襲い掛かるアクメの感覚に加え
人ではなく機械の一部になっていく空しさもお姉さんは伝えてくれます。
機械姦から連想される冷たさ、無慈悲さを最も強く感じるプレイと言えるでしょう。

私が実際に聴いたときもさすがに全部で絶頂できたわけではありませんが
最中は股間の筋肉が強く締まり続けてやや辛い思いをしました。
ですがそれと同時にじんわりと気持ちいい感覚があったのも事実です。
苦しいけど気持ちいい、2つの相反する感覚を同時に味わわせてくれるところも魅力です。

このように、機械に責められ続ける快感を言葉と音で表現した個性的なエッチが繰り広げられています。
壮大かつハードな作品
独特な世界観に浸りながら気持ちよくなれる作品です。

異星人の襲来を受けた地球を舞台に、まだ若い女性たちが性的絶頂を武器に戦いを挑みます。
現実離れした壮大かつぶっ飛んだストーリー、生体ユニット化し機械に犯され続けるエッチなど
催眠ボイスドラマならではの特徴的な部分が数多く盛り込まれており
それらを違和感なく組み合わせることで物語の世界に自然と引き込んでくれます。

こういう作品はイメージ力が重要になりますから
エッチを存分に楽しむには音声に没頭できる環境作りが必要です。
そのへんを独自の効果音を使って上手に表現し、同時に現実世界のノイズも遮断しています。
エッチシーンは何らかの音がずっと流れ続けてますからすごく音声に集中しやすいです。

エッチの土台となる催眠についても今までになかった部分が見られます。
中でもストーリーを語りながらちゃんと催眠誘導してくれる作りにサークルさんの実力の高さが表れています。
女体化もエッチを聴き進めていくうちにどんどんハマるようになってますから
テーマに興味を持った人が聴く分には催眠に入れるしドライも迎えられると思います。

エッチはプレイだけを見ると機械姦の色が強いのですが
イリアとアヤが戦う理由やパートごとの背景によって随分印象が変わります。
プレイやイかせ方は割とシンプルにして、その分ストーリーで個性を出してるエッチだなと。
終盤の2パートは特にその部分が強く出ています。

注意点を強いて挙げるなら悪堕ちが含まれてることでしょうか。
後に残るほどグロい描写は特にないものの、多少なりとも背徳感を抱く可能性があります。
本人にとってはハッピーエンドだとも思いますけどね。
あとは絶頂回数の多さから体力をかなり消耗することを覚悟しておいてください。

絶頂シーンは30回。
くちゅ音(機械音含む)超大量、淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

極めてハードな機械姦を臨場感たっぷりに味わえる作品です。
機械姦が好き、ドラマ性の強い作品が好きな人におすすめします。

CV:メインキャラクター…井上果林さん ナレーション(冒頭と最後のみ)/キリシマ博士…鷺沢萩さん
総時間 2:58:30

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

淫らな蜜の黒魔術

サークル「暗中模索」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、黒魔術を研究している妖しい雰囲気のお姉さんが
主人公を実験台に催眠を交えたエッチな研究をします。

タイトルの黒魔術っぽさを持たせたちょっぴりスリリングな催眠とエッチが行われており
黒が持つイメージと瞬きを連動させて効果的に催眠を深めたり
体のある部位をいじりながら脳や股間をイかせる独特なアプローチが楽しめます。
黒魔術の快感をあなたに
お姉さんに黒魔術をテーマにしたエッチな催眠をかけられるお話。

「こんばんは 突然ですが 黒魔術って知ってますか?」
お姉さんは淡々とした口調で話すぼんやりした声の女性。
自己紹介などの前置きは省略し、早速テーマの黒魔術に関するお話をすると
胡散臭いと思ってる彼に少しだけ体験させてあげます。

本作品は黒魔術の要素を交えた催眠の気持ちよさを味わってもらうことを目的に
彼女がおよそ45分に渡ってそれぞれに独特なサービスを提供します。

黒魔術と言うと魔方陣を書いて悪魔を召喚する等の禍々しいイメージをするかもしれません。
ですが作中では専門用語と呼ぶほどの難しい単語は特に登場せず
最初に軽い契約をしてから黒魔術が持つ印象を用いた催眠を施します。
メインは催眠で黒魔術はそれに個性を与えるための素材に近い位置づけです。

「闇の淵は見えずに 見えぬ闇に気づかずに 自由を奪われた自由は 未開の楽園へと誘われる」
黒魔術っぽさを感じさせる最もわかりやすい部分は彼女のセリフ。
人によっては中二病っぽく感じるかっこいい言葉を割と頻繁に言ってきます。
特に催眠パートにおける暗示の言い回しが個性的で面白いです。
彼女のミステリアスなキャラや口調も相まって作品全体にひんやりした空気を感じます。

催眠はおよそ15分間。
事前に黒魔術のお話を軽くして興味を引いた後
仰向けに横になった状態で彼女の声を聞きながら好きなペースで呼吸します。
この時点では目を開けたまま音声を聴きます。

「ふかーく 気持ちよーく 落ちてしまう 暗くて気持ちのいい 闇の世界へ」
「ほら もっともっと広がっていく あなたの意識が黒に覆われていく」

彼女は目を開けてる時に見える世界を「光の世界」、閉じてる時のものを「闇の世界」と表現し
瞬きをすればするほど頭の中に闇が広がると言います。
そして聴き手が実際にそう感じるように、セリフの中にリラックスを促す暗示を数多く入れます。

「意識がどんどんまどろんでいく 頭の中の大事な部分が ずしりと重く 重くなる」
催眠パート全体でこちらに軽いスリルを感じさせながら誘導するところが面白いですね。
黒魔術からなんとなく感じられるヤバさを漂わせながら丁寧に催眠を深めます。
彼女が目や瞬きにスポットを当てて進めますから、後になるほど瞼が重くなるのを強く実感するでしょう。

お次は主人公をより深い闇の世界に招待しようと
瞼を閉じたり開けたりさせながら闇に取り込まれる気持ちよさを教えます。

「ゆっくりと瞼を閉じて 気持ちよさが押し込まれる 深い闇が頭を埋め尽くす すべてを飲み込んで 快楽を堪能して」
「闇が押し込まれて 落ちていく ぐーっと深く深く落ちて 黒に飲み込まれる」

しばらく目を開けたまま聴いてたので目の周りに多少の疲れを感じてると思います。
そして目を閉じた瞬間に安心感や心地よさがぶわっと広がるのを感じるでしょう。
彼女も目を閉じた時に眼前に広がる黒を使って「闇に落ちる」と深化の暗示を入れて後押しします。

暗示の入れ方が上手いのもあるのでしょうけど
私の場合は音声開始数分後には頭の中にもやもやした感覚が漂い始め
このシーンでそれが一気に強くなるのを感じました。
直後にも今までとは別のスタイルで更なる深化を促してくれます。

黒魔術の雰囲気を作り上げながら着実に進めるテーマ性の強い催眠です。
聴き手をお姉さんの声の言いなりにすることを目的に
軽いお話から入ってリラックス感や催眠に入るときの感覚を作品固有の表現に置き換え
その中に様々な暗示を織り交ぜて少しずつ確実に催眠状態を深めます。

サークルさんの過去作も含めて既存の作品とはセリフの表現が随分違うため
催眠音声を数多く聴いてる人でも新鮮な気分で楽しめます。
もちろん催眠のレベルもかなり高く、最終的には頭の中がドロドロになる感覚が味わえます。
「ちょっと恐さを感じるけど止められない気持ちよさ」といった感じです。

個人的には最後の最後に登場する命令調の暗示が非常に印象的でした。
彼女の言葉を聴いた瞬間、体全体がグッと軽く押さえつけられる感覚がしました。
この内容だとどちらかと言えば初心者よりも経験者の方が入りやすいと思います。
エッチな蜜で耳を集中攻撃
エッチシーンは22分ほど。
プレイは耳責め、声による絶頂です。

耳責めの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「真っ暗な世界へようこそ」
催眠を使って主人公を闇の世界に招待したお姉さんは
声・指・特殊なオイルを組み合わせた責めでここでしか味わえない快感を与えます。

エッチは彼女に終始責められる形で進みます。
一番最初に行うのは耳の感度上昇。
耳に伝わる彼女の声の振動を波に例え、声を聴けば聴くほど気持ちよくなるよう導きます。

「耳全体で受け止めた快感が 小さな穴で圧縮されて 濃厚な塊が 一番敏感な奥に響く 鼓膜を震わせる そのまま脳を振るわせる」
エッチの最中彼女は彼の耳だけを徹底的に刺激します。
声はもちろん、指を使って物理的にいじるシーンも登場し
それぞれの音が生み出す振動を通じて性的快感を高めます。

乳首やおちんちんといった定番の性感帯を責めるシーンが一切無いので
催眠によって感覚を操作され、イかされる感覚が味わいやすくなってます。
同人音声でお馴染みの耳舐めは登場しません。

「サキュバスの蜜 という名前の薬がね あるんですよ」
「耳から快感が絶え間なく送り込まれて 頭の中が快楽漬けにされて迎える絶頂 ほら 上り詰めていく」

最も特徴的なプレイは中盤から登場するオイルを使った耳責め。
媚薬効果のある特別なものを手にまぶし、左右の耳を同時にグリグリします。
「ぐぷっ きちゅっ」という水分控えめな効果音が耳にもたらす適度な刺激が心地よく
同時に暗示も入れて耳や脳に気持ちいい感覚を与えます。

私が聴いた時はしばらくすると耳の奥のほうにムズムズする感覚がしました。
一部で彼女の声が前後に揺れる演出も登場し、音による物理的な責めも楽しめます。
実際にいじられる感覚を音だけで味わわせてくれるプレイです。

後半に差しかかるといよいよ絶頂に向けた本格的な責めが始まります。
今までより若干速いペースと力強い効果音を鳴らしながら
1回目は耳と脳で、2回目以降は股間でドライオーガズムできるようリードします。

「細い管から快感がほとばしる! 溜まった快感が吐き出される! ドクドクと終わらない射精感にイキ続ける!」
「ほらまた来ちゃう また来ちゃう 気持ちいいのが いいですよ ほらまたイっちゃう」

私の時は残念ながら耳イキはうまくいかなかったのですが
その後の股間でのドライはしばらくの間筋肉が自然と痙攣し
その度に射精に近い快感の痺れが走ってとても気持ちよかったです。

射精っぽい描写ですが精液ではなく快感だけがおちんちんから飛び出す暗示を入れてくれます。
およそ3分間連続絶頂スタイルでイかせてくれますので
ドライ慣れしてる人は長く楽しめるし、未経験の人でも多少はドライの感覚が掴めるかもしれません。
イかせ方が本当に上手だなって思います。

このように、耳に生まれた快感を起点に絶頂させる変わったエッチが繰り広げられています。
ちょっぴりスリリングな作品
催眠・エッチいずれも他にはないものを持っており、尚且つレベルも高い優れた作品です。

お姉さんは黒魔術に疑念を抱いてる主人公がそれを素直に受け入れられるように
そして自分の実験がうまくいくように一歩一歩手順を踏んで慎重に催眠を進めます。
「闇に落ちる」などちょっぴりヤバさを感じる描写があるものの
催眠の流れはとてもしっかりしていて聴き手が自分からそうなるように巧みに誘導します。

私は黒魔術についてほとんど知らないので人によっては違うのかもしれませんが
一般的な催眠音声に比べるとほんの少しのスリルを感じながら聴くことができました。
それでいてすんなり催眠に入れたのはやはり技術が優れており、言葉を選んで投げかけてたからだと思います。

こういうテーマは聴き手に不安や恐怖といった拒絶心を抱かせやすいですから
普通に進めていくと心に引っ掛かりが生まれ、催眠に入りにくくなることのほうが多いです。
その危険性を回避しながらテーマに合った誘導をしているところが素晴らしいです。
言葉の匙加減が絶妙な作品と言えます。

エッチについても催眠音声ではあまり見られない耳責めを積極的に取り入れ
それによって生まれる音の刺激と感覚操作の暗示を組み合わせてドライオーガズムに追い込みます。
催眠音声で効果音を使うのは集中しにくくなるからあまり良くないと言われてますが
本作品においては耳を指でいじる音が有効に機能しています。
私個人はドライイキしやすい作品と見ています。

絶頂シーンは2回+α(連続絶頂)。
くちゅ音それなり、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

妖しい雰囲気に包まれながら気持ちよくなれる作品です。
珍しいスタイルの作品を聴きたい人、ドライオーガズムに興味のある人におすすめします。

CV:男性向け…みもりあいのさん 女性向け…想さん
総時間 男性向け…45:12 女性向け…47:46

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

HypnoTravel~アラビアンナイト~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、丁寧な言葉使いをする穏やかな声のお兄さんが
催眠の技術に使って異国へと招待し、複数の男性たちとエッチする快感を提供します。

アラビアンナイトの世界を舞台にした個性的な催眠とエッチが行われており
催眠パートでは体の重さや軽さ、心の安らぎや心地よさを
エッチは相手をする男性によって方向性の異なるプレイが楽しめます。
疲れた現実から離れ夢の世界に
夢前案内人に導かれてアラビアンナイトの世界に行くお話。

「こんばんは ご機嫌麗しゅう存じます」
夢前案内人は穏やかで落ち着いた声のお兄さん。
主人公の枕元に現れ、自分には夢を見せる能力があることを告げると
催眠を使って旅行をテーマにした変わった夢を見せてあげます。

本作品は今から2年以上前に発売された「HypnoTravel~海月の海~」の続編にあたり
アリババ、アラジンと魔法のランプなどで有名な千夜一夜物語に因んだ催眠を施された後
そこで行われているエッチな秘密の儀式に参加します。

HypnoLifeさんは女性向け・男性向けを問わずテーマに沿った催眠を組み立てるのがとても上手です。
今作でもアラビアンナイトからなんとなく連想されるイメージを使い
それらにシーンごとに異なる暗示を散りばめて少しずつ確実に催眠を深めてくれます。


技術的に優れてるのに加えて世界観がしっかりしてるので
後になるほど実際に自分が作品の世界にいる感覚に浸ることができます。
全体の流れから細かな描写に至るまですべてが考えられていてとても丁寧です。

催眠はおよそ37分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずはぼんやりとした光が全身を照らす様子をイメージします。

「光が触れたところは ぽわんとした温かさが広がり 心地よい 心地よく 力が抜けていく」
「光が触れて温かい 心地いい 腰の力が抜けて リラックスしてくる」

頭から始まり顔、首、肩、胸、お腹、腰と少しずつ下に移動させながら
彼は「温かい」「心地いい」といったリラックスにプラスに働く暗示をテンポよく投げかけます。
暗示自体もストレートに言葉で伝える、「ぽかぽか」などの擬声語を使う、他の部位から感覚を伝播させるなど
一人でも多くの人がそう感じられるように方向性を切り替えながらじっくり入れます。

光に対して明るいとか温かい印象を持ってる人は多いでしょうし
体がほんのりと温かくなる人が普通にいるでしょう。
夢前案内人の落ち着いた声と口調もリラックスを大いに助けています。

お次は物語の世界に行く準備として体を軽くし、魔法の絨毯に乗るイメージをします。

「ふわふわ ふわふわ 力の抜け切った顔から 徐々に脱力感が広がっていきます」
「体を横たえていると まるでハンモックで揺られているような心地よさ」

ここでは先ほどとは違って脱力や意識の力を弱める暗示が登場し
適度にリラックスした心と体を浮遊感へと変えながら催眠を徐々に深めてくれます。
絨毯に乗った感覚を誰にでもわかりやすい形で伝えてくれてるのが良いですね。
仮想世界に行く催眠だからこそ、聴き手が情景をイメージできる素材を数多く用意してくれます。

あちらの世界に到着した後はとある宮殿へと赴き
そこで絶大な力を誇る姫巫女と意識を通わせ感覚を共有します。
男性向けでは女体化が結構流行ってますが、今回のように同性に乗り移るケースは非常に珍しいです。

「体の力を すべて 彼女に預ける すーっと吸い込まれるように力が抜けて 気持ちがいい」
台座に横たわる姫巫女に抱かれる様子と並行して
夢前案内人が「溶ける」「とろける」といった同化をサポートする暗示を入れて催眠をさらに深めます。
これまで十分すぎるほどの準備をしてきましたし
このあたりまでくるととても眠いとか、意識が混濁している感覚を覚えるのではないでしょうか。
鈴の音を鳴らしながら暗示を入れる演出も実に心地いいです。

アラビアンナイトのイメージを用いたテーマ性の強い催眠です。
聴き手を作中に登場する姫巫女になりきらせることを目的に
序盤は光を使ってリラックスを、中盤は更なるリラックスと軽い深化を、終盤は姫巫女との同化と更なる深化を行います。

全編に渡って暗示の入れ方や表現方法が一際優れており
後になるほど気持ちが緩み、催眠に入ったときに味わう感覚が強くなるのを感じます。
zeroさんの演技も数多くの女性向け作品に出演されてるだけあって安定しています。

個人的に最も印象的だったのは姫巫女との同化です。
こういう試みをする作品自体が少ないですし、同化のアプローチも練りに練られています。
お互いの共通点を作りながら進めるところが素晴らしいです。
様々な男たちに奉仕される喜び
エッチシーンは3パート36分ほど。
プレイは少年のクンニ/SEX(正常位)、双子青年の全身舐め/SEX(2本同時挿し)、夢前案内人とのキス/SEX(体位不明)です。

双子青年の全身舐め、夢前案内人とのSEXの際に効果音が鳴ります。(無しも選択可)
セルフは最序盤でほんの少しありますが絶頂はすべてドライです。

「少し 彼らの興奮を煽ってあげましょう」
催眠を使って主人公を仮想世界の姫巫女になりきらせた夢前案内人は
神殿内の広場にいる男性たちに向けて脚を開かせ、彼らの反応を見ながらエッチの相手を物色します。

エッチはパートごとに異なる男性たちに奉仕させて楽しみます。
ストーリーを簡単に説明しますと、姫巫女が霊力を補充するには男性の精液が必要です。
今回のエッチはその一環として彼らの中から気に入った相手を選んでSEXします。
王様と臣下に近い関係ですからこちらの嫌がることは一切してきません。

少年「姫様 失礼致します …すごく 濡れています」
一番最初に相手をするのは少年。
幼さを感じる可愛い声、初々しい反応、切ない声を漏らして一生懸命クンニしたり腰を振る姿など
年下好きな人の心をくすぐる特徴を数多く持っています。

「細く 柔らかな指を差し込まれると 膣の中がぎゅっと収縮する 腰が震えて ビクビクと反応する」
そして最中は少年のセリフと被せない形で夢前案内人が様々な感覚操作の暗示を入れます。
絶頂に向けての感度強化をちゃんとしてくれますし、エッチの進め方も極めて丁寧です。

次に登場するのは双子の青年。
一心同体の関係ということで2人で同時に首・乳首・クリトリスなど敏感な部分を丹念に舐めます。
彼らがしゃべるシーンはありません。

「2本のペニスで 膣がいっぱいになっていく感覚 ゾクゾク ゾクゾク 気持ちいい」
最も特徴的なのはパート終盤に登場するSEX。
双子が姫巫女を前後で挟む体勢になり、2本のおちんちんをおまんこに同時に挿入します。
男性向けも含めて音声作品でこういうプレイは初めて聴きました。
痛そうなプレイにも思えますが夢前案内人は気持ちよさだけを純粋に伝えてくれます。

そして最後は彼自身とSEXを楽しみます。
ここだけは今までの3人とはやや違い、恋人に近い雰囲気でのプレイが楽しめます。

「やっと あなたと結ばれることができる これは とても喜ばしいことです」
「絶頂時の快楽が 何重にも折り重なり 増幅される イクっ イクっ イクっ!」

甘く柔らかいちゅぱ音を鳴らすキス、挿入前に見せる彼の嬉しそうな表情
こちらの絶頂後に射精を迎え、それからしばらく流れ続ける荒く幸せそうな息遣い。
2人の間にある特別な繋がりを感じさせる描写がいくつも登場します。

このように、相手を変えながら何度も気持ちよくなる快感重視のエッチが繰り広げられています。
世界観を大事にしている作品
アラビアンナイトの世界に浸りながら気持ちよくしてくれる作品です。

夢前案内人はリアルに疲れた主人公をリフレッシュさせるために
「仮想世界への旅」をテーマにした緻密で個性的な催眠を施します。
そして姫巫女になりきらせてから短時間で相手を取り替える非現実的なエッチを提供します。

中でも催眠パートは総時間のおよそ半分もの時間を用意し
後になるほどリラックスやイメージ力が高まるように感覚を上手くシフトさせます。
その鍵となる暗示も入れ方・表現方法・演技のすべてが練られています。

こういうテーマ性の強い作品は製作者さんが独自の催眠を組み立てる必要があるので
古典催眠をベースとしたよくあるタイプの作品よりもずっと難しいです。
それをちゃんとクリアし、尚且つ十分な深さにまで誘導できているのが素晴らしいです。
姫巫女との同化やエッチはさすがに厳しいですが、催眠は男性でも普通にかかれるクオリティを持っています。

エッチは乱交っぽいシチュなのに雰囲気はとても甘いです。
男性たちが自分の立場を弁えて姫巫女に尽くす姿勢を見せてるのが大きいです。
広場にいる他の男性たちの視線を意識させるシーンもあったりと
暗示以外にも興奮できる材料を揃えてプレイを進めます。

絶頂シーンは全部で3回。
ちゅぱ音それなり、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

一時的に別の自分になった気分を味わわせてくれる作品です。

CV:zeroさん
総時間 1:25:01


体験版はこちらにあります

えっちな百合になっちゃう女体化催眠音声 ~二人だけの閉じた永遠のセカイ~ZERO (男女兼用)

サークル「しりあるヒプノ」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、優しくてちょっぴり陰のあるお姉さんが
2人だけの世界に招待してから男性では味わえない快楽をプレゼントします。

2人が移動する様子に様々な技術を織り交ぜた丁寧な催眠が魅力で
彼女は導入・深化・女体化いずれも十分な時間を用意し
その中で音を使って癒しを与えたり、イメージが持つ印象に即した暗示を入れて
催眠にとって重要なリラックスと集中力を少しずつ高めようとします。

今回はメインシナリオを聴いてのレビューをお送りします。
女の子同士のエッチをあなたに
お姉さんに催眠をかけられ百合プレイをするお話。

「今日も一日 頑張ったね 明日も元気に活躍できるように 体も心も うーんと癒してこうね」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
日々を頑張ってる主人公に優しい言葉をかけると
彼が心身をリフレッシュできるように催眠をかけてあげます。

本作品は女性になりきって女性とのエッチを楽しみたい人たちの願望を叶えるために
彼女が45分近くにも及ぶ催眠をかけ、それから15分程度のソフトなエッチを行います。

今回私が聴いたメインシナリオは本作品の一部にすぎません。
これ以外にも追加のエッチパートや解除パートがいくつも用意されており
音声の総時間はメインシナリオの2倍近くもあります。

詳しい組み合わせ方は付属のテキストや画像を見ていただければわかるでしょう。
また声は女性のみですが性差を感じさせる描写は特になく、女性の方でも聴ける内容になってます。

サークルさんが音声を聴く際に女物の服やスカートを用意してほしいと言われてますが
男性の場合は難しいでしょうし必須と言うほどでもありません。
エッチの際にスカートを使った描写があるものの、タオルを腰に巻くなどで代用は可能です。
もちろん持ってる人は事前に着ておくとプレイがより捗るでしょう。

お姉さん役のふくぱんさんは有料ではおそらく初出演だと思います。
ですが過去にいくつもの無料作品で読み手を担当された経験と実績があります。
本作品でも緊張した様子は特に見られず、シーンに応じて演技を切り替え上手にリードしています。
自分の理想の女性と2人きりの場所へ
催眠は17パート42分30秒ほど。
仰向けに横になった状態で肩に力を入れる→脱力を繰り返したり
5分近くゆっくり深呼吸をしてまずは催眠に入りやすい精神状態になります。

「血の巡りがよくなって 頭が少し ぼーっとしてくる気がする なんだか気持ちいいね」
「深呼吸を続けていると もっともっとリラックスできます 深呼吸を続けていると 体の力が すべて抜けてゆきます」

肩に力を入れる時はカウントを数えてリードしてくれますし
深呼吸の時はバックで振り子時計の音を鳴らしてタイミングをわかりやすく教えてくれます。
ふくぱんさんの柔らかい声とのんびりした口調もリラックスを大いに助けています。
暗示の入れ方も丁寧で自然と眠くなるのを感じます。
時間の流れがなんとなく緩やかになったように感じる人もいるでしょうね。

お次は同じく時計の振り子に合わせて目を閉じたまま眼球を左右に動かし
それと同時に投げかけられる彼女の言葉に耳を傾けます。

「私の声が 染み渡る 体が 気持ちいいから」
「あなたのすべてを抱きかかえる 私の声が気持ちいい」

ここでは彼女の声に対して意識を向けたり良い印象を持たせる暗示が多く
事前のリラックスや効果音も相まって心地よい感覚がさらに広がります。
仕事の後などに聴くとそのまま寝落ちしてしまうかもしれません。
目を動かすペースも非常に遅いので、最中に疲れたり痛くなる人はほとんどいないと思います。

続く深化シーン(約12分30秒)はいよいよエッチに向けて2人きりになれる世界へ移動します。
蝋燭がかけてある通路の先にある扉を目指すのですが
移動するイメージに暗示を込めて聴き手をさらに深い催眠状態へと誘導します。

「夕日がさらに沈みこむと 影があなたの身長の何倍にもぶわーっと伸びて 伸びるのが 止まる」
「蝋燭の炎が ゆらゆら揺れている 淡く優しい光が あなたのこれまでのしがらみを ゆっくり溶かしていく」

ここでは扉の先にある街の様子を彼女が事前に語ってくれるのがいいですね。
夕暮れ時ののどかな風景に「沈む」「溶ける」といった深化と関連性の強い単語を交えて
イメージ力を膨らませつつ深化しやすい環境を整えています。
通路を移動する際も5本ある蝋燭の前を通り過ぎるたびに意識の力を弱める暗示を入れてくれます。

私の場合は寝起きの時に感じるような頭のもやもやを強く感じました。
一気に落ちるのではなく沼の底に沈んでいく感じのゆっくりした深化です。

そうやって無事目的地に到着したところで仕上げの女体化が始まります。
深化の時点で心だけの存在になってる状況を利用し、彼女がキスをして女性の体を彼に与えるイメージをします。
具体的な女性像がぼかしてありますから皆さんの好きに思い描いてみてください。

「いやらしい体 はしたない顔 お互いを意識すればするほど ゾクゾクとした痺れが全身を襲う」
ここでのポイントは女性になった体を確認するのと並行して
お互いの感覚がリンクしていることを彼女が暗示を使って伝える
こと。
この後行うエッチで彼女は自分の興奮具合を通じて感度を高めるアプローチを取ってきます。
聴き手にエッチをより楽しんでもらうための準備を女体化と同時にするわけです。

リラックスや集中力を少しずつ確実に高めていく丁寧な催眠です。
聴き手を自分の理想とする女の子の姿に変え、尚且つお姉さんと感覚を共有させることを目的に
簡単なストレッチや分割弛緩を交えた深呼吸でまずは心と体をリセットし
それからとある街に移動するイメージに深化の暗示を絡めて催眠状態を強化します。

新規のサークルさんということで聴く前は不安もそれなりにあったのですが
聴き始めると催眠をある程度勉強されてるのがわかって安心して聴けました。
各シーンで目的を用意し、それに向かって技術や暗示を上手に使っています。
一作目として見るぶんには割とレベルが高いです。

ただこの内容だと深化がやや弱いと感じる人がいるかもしれません。
1回くらいカウントを刻んでビシッと落とすくらいの保険をかけてもよかったかなと。
通路を移動する際にも一応数えてますが、蝋燭のイメージのついでなので威力が弱いです。
一緒に上り詰めていく快感
エッチシーンは2パート14分間。
プレイは乳首を擦り合わせる、太ももを擦り合わせる、お姉さんの愛液をおまんこで受け止めるです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「上気して とってもエッチな表情をしてるね すごく淫らだけど可愛いよ」
催眠を使って主人公を自分と瓜二つの女の子に変えたお姉さんは
その可愛さにすぐさま耳元に息を吹きかけ、さらに服を脱がせて体を確認します。

エッチは彼女にリードされて百合プレイをします。
プレイ一覧を見ていただければわかるようにプレイ自体はかなーりソフトです。
しかし、そのハンデを彼女は感覚を共有しているシチュで補おうとします。
ちなみに2人とも下着だけを脱いだ状態で始まります。

「熱は乳首から胸全体へ 胸全体から体中へ ゆっくりと じわじわと 染み渡っていく」
前半にするのは胸を合わせて乳首を擦り合わせるプレイ。
最初は服越しに、少し経つと直に肌を重ねて敏感な部分を責め合います。
そして彼女の乳首から得られる快感を感覚操作の暗示で丁寧に伝えます。

催眠音声では多くの場合、術者はエッチに直接参加しないか責め手にまわります。
しかし本作品では2人同時の絶頂を目指してお互いが刺激し合うスタイルで進めます。
そして後になるほど彼女の声が上気し、合間に熱っぽい吐息を漏らすようになります。
彼女の雰囲気につられて興奮したり股間がムズムズしてくる人がいるでしょう。

対する後半は乳首から股間にターゲットを移し
自分で実際に太ももを擦らせ、最後は彼女の愛液をおまんこに垂らしてもらいます。
この時は彼女が上に覆いかぶさる体勢でプレイを行います。

「あなたのスカートは 私の愛液でドロドロに汚されて ついには 愛液の量を支えきれず あなたのおまんこに 私の愛液が とろーっと垂れてくるよ」
「愛液を垂らすだけで絶頂する」と言われてもあまりピンとこないかもしれません。
ですが彼女は自分自身の興奮をこちらにも伝えながら
自分の愛液がおまんこからスカートに垂れ、主人公の下半身に達する様子を綿密に描きます。
これが音声を聴く際に女物の服を着るのが望ましいとサークルさんが言われてる理由です。

終盤に差し掛かるとカウントを数えてくれますし、絶頂への持って行きかたは結構上手です。
しかし男性の聴き手をイかせるにはこのプレイだとパワー不足に思えます。
私の場合も多少気持ちよくなったかな?くらいの弱い快感でした。

追加パートでもっと激しいプレイをしてくれるのでしょうけど
1回目に聴くプレイとしてももう少し強めの刺激がほしいです。

このように、2人の一体感を視野に入れた甘く優しいエッチが繰り広げられています。
あまあまな百合が楽しめる作品
エッチよりも催眠パートのほうに光るものを感じる作品です。

お姉さんは主人公に日常生活では味わえない快感を提供しようと
長めの時間をかけてじっくり丁寧に催眠をかけます。
催眠によって重要なリラックスと集中力を高めることを意識したアプローチや
その状況を活かしたイメージを膨らませる女体化など
各パートにはっきりとした繋がりを持たせ、最終目的に向けて着実に導きます。

技術自体はお馴染みのものがそれなりにありますが
途中で効果音を織り交ぜたり作品の舞台にちなんだイメージを用意して個性を出しています。
大手のサークルさんでは当たり前のように行われていることでも
新規の方が一定のクオリティを持たせながらこれを行うのはなかなか難しいです。
それをやり遂げてることが私にとって一番の驚きでした。

ふくぱんさんの演技も催眠への入りやすさにプラスに働いてます。
中でもシーンごとの話すペースを極端に切り替えてるところが印象的でした。

エッチはメインシナリオの段階だとお試しに近い内容です。
盛り上げ方は上手いんだけどあと一歩が足りなく感じました。
もし後日再び聴く機会が作れたら他のパートを試して追記します。

絶頂シーンは主人公・お姉さん共に1回。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

催眠の感覚に浸りつつちょっぴり気持ちよくなれる作品です。
女の子同士のエッチが好きな人におすすめします。

CV:ふくぱんさん
総時間 2:04:54(メインシナリオの時間は1:08:38)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2016年08月15日頃まで800円で販売されてます。
その場合の点数も6点です。

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