サークル「幻想アンジェリカ」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、夢の中で人々を救済してるお淑やかなシスターが
男性の悩みをエッチな手段で解決します。
最大5種類くらいの声や音を同時に流しながら乳首を重点的に責めるのが特徴で
序盤から中盤にかけてはオナホコキ、終盤はノーハンドとやり方を変え
「さわさわ」「かりかり」といった掛け声、淫語責め、喘ぎ声を同時に流して濃密な空間を作ります。
乳首開発の要素は薄いので、ある程度いじり慣れてる人のほうがやりやすいと思います。
夢の中でする気持ちいい懺悔
「いらっしゃい 迷える子羊さん」
マリアは上品で穏やかな声の女性。
寝ている主人公の魂を自分の懺悔室へ案内すると
状況が理解できない彼にここがどんな場所か教えます。
本作品はメスになりたい願望を強く抱いてる彼を救うために
彼女がおよそ90分に渡って乳首重視の独特なオナサポをします。
彼が未開発の設定なので序盤から中盤はおちんちんも普通に責め
準備が整ったところで乳首責めによるノーハンド射精に挑戦します。
「軽く胸板を撫でてるだけなのに 私の指が乳首に軽く触れるだけで あなたの体がビクって震えて ふふふ 体は正直ですね ほら さわさわ さわさわさわさわ」
そして彼女は夢の中だからこそできる濃厚なリードをします。
エッチが始まるとメインの声と同時に「さわさわ」などの掛け声が流れ
さらに「いやらしい乳首」「マゾ乳首」といった淫語責め、オホ声っぽい喘ぎ声も流します。
(本レビューではこれらのことをBGV(バックグラウンドボイス)と呼びます)
5種類くらいの声や音が同時に流れるため
すべてを聴くのではなく聴き流したほうが無理なく楽しめるでしょう。
本体の声以外は音量を多少下げてるおかげで一応聴き分けることはできます。
乳首責めについては胸を撫でる時は「さわさわ」
乳首で爪を引っかく時は「かりかり」とプレイに応じた掛け声をBGVで流します。
プレイ中常に掛け声を出すのはわかりやすいのですが、速度やリズムはほぼ一定ですし
いじり方も各パートで重複してるものが多く単調な印象を受けます。
未開発者向けの乳首オナサポなら丁寧なリードをするのが望ましいですから
そのへんに期待して聴くと肩透かしを食うでしょう。
そもそも同時に流す声の種類が多い時点で指示通りにいじるのが難しいです。
未開発者を意識したアドバイスも特にないので、乳首のいじり方を既に知ってる人向けの作品だと思います。
少しずつ前進するエッチ
プレイは胸の愛撫、乳首責め(乳首オナニー)、オナホコキ、淫語責め、喘ぎ声を流す、喘ぎ声を漏らす、乳首舐めです。
オナホコキ、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
「では早速 まずはメスイキとは何なのかから あなたの体に教えて差し上げようと思うのですが」
主人公に事情を説明してからベッドに寝かせたマリアは
シャツ越しに胸を優しく撫でてまずは体の感度を上げます。
エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の5パート47分間は乳首とおちんちんを一緒にいじるプレイ。
「1.第1章(約20分)」は「さわさわ」と「くりくり」
「2.第2章(約12分)」は「さわさわ」「くりくり」「かりかり」「こりこり」
「3.第3章(約15分)」は「かりかり」と「こりこり」を主にBGVが言います。
そしてどのパートも途中からオナホコキを加えて合計5回射精させます。
「今日はまだ初日ということもありますので あなたのおちんちんの気持ちよさと 乳首をいじられる気持ちよさを リンクさせる作業をしましょうか」
乳首責めがスムーズなところを見ると、彼女は他の男性にも乳首開発したことがあるのでしょう。
第1章は乳首とおちんちんの快感を繋げることを目標に掲げて
後半から粘性高めのにちゃにちゃした音をリズミカルに鳴らします。
そして乳首責めは前半は胸全体、後半は乳首とターゲットを変えていじり続けます。
ソフト路線の責めですからこのパートは乳首よりもおちんちんのほうが気持ちいいです。
4種類くらいの声や音が同時に流れるひと時は濃厚で夢の中にいる感覚が味わえます。
いきなり難しいことに挑戦せず、難度や乳首の比重を少しずつ上げるのが良いです。
第3章は5分くらいの共通パートの後にふたつのルートへ分岐します。
片方はかりかり、もう片方はこりこりと掛け声の内容を変え
そこにオナホコキも加えてバランスよく盛り上げます。
こりこりは乳首を指でつまんでこねるプレイだそうですから好きなほうをお選びください。
終盤の2パート22分間は本作品の目標であるメスイキに挑戦します。
「6.第4章(約11分)」は「さわさわ」の後に「かりかり」
「7.第5章(約11分)」は「さわさわ」「こりこり」「かりかり」を組み合わせて絶頂に追い込みます。
「いいですか? メスの喘ぎ声は 求愛なんです」
そしてここからは主人公にもメスっぽく喘ぐように指示します。
メスになりきったほうがメスイキの成功率も上がりますから有効と言えます。
オナホコキを一切やらないことも含めて難度の高いプレイになってます。
さらに第5章では乳首を舐めてるようなちゅぱ音を鳴らしたり2回連続の絶頂を迎えます。
このへんまでくるとチャレンジ要素が強いですね。
「上手くいったらラッキー」くらいの気分で聴いたほうがいいでしょう。
実際に聴いた感想ですが、乳首オナサポとして楽しむには微妙な内容でした。
まずどのパートも複数のBGVが流れ続けるせいで掛け声を聴き取りにくくなってますし
掛け声のリズムや速度もほとんど変化がなくてずっと同じいじり方をすることになります。
おちんちんオナニーでも同じシコシコボイスを流し続けてたら快感に慣れてしまいます。
それをどうするかが腕の見せどころなのに何もしてません。
しかもどのパートも乳首責めの内容が被ってるので、最初から最後まで同じプレイを繰り返す羽目になります。
厳しい言い方になりますが掛け声は「とりあえず流してる」感がぬぐえないです。
今の乳首オナサポは速度、リズム、いじり方を適度に変えることが多いですから
ずっと同じプレイを続けるだけの作品は物足りないなと。
本作品が2019年頃に出てたら普通に褒めてたかもしれません。
「おめでとうございます ついに乳首だけでメスイキ しちゃいましたね」
個人的に最もがっかりしたのが第4章と5章の絶頂シーンで明らかに射精音が鳴ってるのに
彼女がなぜかそれをメスイキと呼んでることです。
射精してる時点でそれはオスイキですから、少なくともメスイキにはなりません。
この絶頂を正しく表現するならノーハンド射精もしくは乳首射精になります。
メスイキが最終目標なのに作中でやってないのはさすがにどうかと思います。
密度の高い作品
マリアはメスになりたい主人公の願いを叶えようと
夢の中にある懺悔室へ案内してから乳首重視のオナサポをします。
そして複数の声を同時に流しながらリードしたり
後になるほどおちんちんの刺激を下げて乳首で気持ちよくなれる体に少しずつ変えます。
穏やかで責め上手なシスターが男性の乳首をじっくり開発するシチュ
セリフ、掛け声、淫語、喘ぎ声、効果音を同時に流す独特な作り
序盤から中盤は通常の射精、終盤はノーハンド射精を目指す展開。
乳首がテーマのシチュエーションボイスとしてなら楽しめそうなものを持ってます。
私は乳首音声を結構聴いてるものですから、こういう適当なリードをしたり
メスイキすると言ってるのに実際はしない作品に対してとても厳しい評価をします。
おちんちんへの責めが多少違うだけで乳首責めはどのパートも似通ってますし
第1章は「さわさわ」のみ、第2章は「くりくり」のみとかのほうが違いを出せたと思います。
射精シーンは7回。
淫語と喘ぎ声多め(どちらもBGVを含む)、くちゅ音それなり、ちゅぱ音ごく僅かです。
おまけは3種類のオナサポトラックです。
CV:恋鈴桃歌さん
総時間 2:01:59(本編…1:31:40 おまけ…30:19)
オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点
体験版はこちらにあります
追記
2023年2月28日まで25%OFFの990円で販売されてます。