同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ:催眠音声 > 6点.

   ● 【バイノーラル】TS催眠 先輩に囁かれながらメスイキするあなた【百合】
   ● 脳とろキス催眠
   ● 少女夢催淫 ~はじめてのあまぁーいお泊りご奉仕~
   ● ヒプノ古書堂の官能催眠
   ● 【ハイレゾ/バイノーラル】僕は先輩たちの催眠おもちゃ―明日香先輩編―
   ● イキ戻り!-∞すんどめ催眠-
   ● いんぴお催眠 ~こどもに戻ってあまあまえっち!~
   ● 【催眠音声】マゾと決めつけられて視線を感じながら何度も恥ずかしいことや意地悪されちゃうさいみん
   ● 奴隷人形の乳首オナニー催眠
   ● セイレーンの檻


【バイノーラル】TS催眠 先輩に囁かれながらメスイキするあなた【百合】

サークル「ユビノタクト」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、不思議な本が置いてあるブックカフェを舞台に
そこの店員さんが催眠を使って少女たちの甘いエッチを疑似体験させます。

憧れの先輩とひたすらイチャイチャする百合エッチが魅力で
序盤はバスの中、それ以降は先輩の部屋と場所を移しながら
後になるほど踏み込んだプレイをして女性の快感と愛される喜びを伝えます。
不思議な本に込められた甘酸っぱい記憶
二宮あかねになって清水加奈とエッチするお話。

「どうなさいましたか? あぁ この本ですね」
店員は明るくて穏やかな声のお姉さん。
ブックカフェで見つけたとある本を不思議そうに眺めてる主人公に声をかけると
その由来を話してから読み聞かせサービスを受けるかどうか尋ねます。

本作品は少女たちの体験や思念が綴られた本の主人公になりきることを目的に
彼女が2時間以上にも渡ってそれに沿った催眠とエッチをします。
百合をテーマにしてるだけあって最初から最後まで雰囲気がとても甘く
積極的でちょっぴり意地悪な先輩に優しく弄ばれる様子がわかりやすく描かれてます。


「この棚に置かれた本は この街に住む少女たちの 特別な体験 特別な思いなどが書かれた本なんですよ」
この本はそれを書いた本人や同様の体験をした者にしか読むことができません。
だから店員が催眠を使って主人公の心身を一時的に女の子へと変え
そのうえで2人の関係や心情を交えながらゆっくりじっくり愛し合います。

ストーリーを簡単に説明しますと、2人はひとつ違いで以前同じ学校の吹奏楽部に所属してました。
それが加奈の進学に伴い一度離れ離れになり、その1年後にあかねが同じ学校に入り無事再会を果たします。
以前とは雰囲気が随分変わったあかねを見てなかなか声をかけられずにいたのですが
とある雨の日、あかねが傘を忘れて途方に暮れてるのを偶然見かけ一緒に帰ることに成功します。
そして次のバスが来るまでの間に告白を果たし、その勢いでエッチに流れ込むといった感じです。

KUKURIさんや風呂井戸ソフトさんのようにドラマ性が強めの作品です。
初めてのエッチなので特別な器具を使うことはないものの
ちゅぱ音や効果音といった純粋なエロ要素を積極的に盛り込み興奮しやすくしています。
ボイスドラマとして見る分にはエッチの流れや表現力が処女作とは思えないほど優れてます。

催眠は2パート35分間。
ベッドに仰向けに寝てから目を瞑り、まずは店員の合図に従い深呼吸を繰り返します。
そして全身をいくつかのパーツに分けて隅々まで脱力します。

「あなたは 私の声を聞いていると 落ち着いた気分になってくる そして安心感を覚えます」
まだ始まったばかりということで女体化には特に触れず
吸う/吐くタイミングをゆっくり取りながら彼女の声に対する集中力を高めます。
冒頭よりもずっとぼんやりした声も相まってスムーズにリラックスできます。

「力が抜けると 肩から指先へと 温かくなっていく」
続く脱力は右腕、左腕、右足、左足、お腹、腰などひとつひとつに意識を向け
「すーっと」「力が抜ける」といった暗示を小まめに入れて感覚を伝播させえます。

シーンの最後には作品固有のイメージを用いて深化させるなど
古典催眠の技術をベースに多少のアレンジを加えて催眠の世界に少しずつ導きます。
追い込み暗示をゆっくり入れるので、落ちるのではなく沼に沈んでいく感覚がすると思います。

新規のサークルさんだとこのへんで早速躓くケースも割とあるのですが
ユビノタクトさんの場合は勉強されてるのか安定した誘導をされてました。

2番目のパートはいよいよ本題の女体化へと進みます。
エッチの舞台となる加奈の部屋へと移動し、そこで女体化を済ませてから制服を身に着けます。
そして最後に物語の主人公にあたるあかねと心を繋げます。

「太ももを擦られると どうなるのかな? ゾワッとしちゃった?」
喉、腕、脚、顔、髪など男女の差が出やすい部分をピックアップし
それぞれで短いカウントを数えながら変化後の様子や感覚の違いを伝えます。
具体的なイメージは言ってきませんからご自分の好きな女性を思い描くといいでしょう。
それが難しい場合は挿し絵に描かれてる女の子で大丈夫です。

「手に触れた瞬間 二宮あかねの記憶や感情が すべて流れ込んでくる あかねの心と繋がって 心は完全に女性化しました」
心の女性化についてはあかねと手を合わせるイメージを軽くした後に結果を告げます。
これだけだと実感が湧きにくいのでもう少し掘り下げたアプローチをしたほうがいいんじゃないかなと。
例えば女性に対していけないと思っていても恋心を抱いてしまう感覚とかでしょうか。
テーマの百合を考えれば男性に対してどう思うかよりもそちらで攻めたほうがしっくりくると思います。

落としてから女体化に取り掛かるシンプルな催眠です。
聴き手を二宮あかねになりきらせることを目的に、前半は深呼吸や分割弛緩法といったリラックス系の技法を使用し
ある程度深化できた後は分割弛緩と似た要領で女体化と感度の強化を行います。

時間が十分にあるおかげで個々の工程が丁寧に行われており
心地よさや催眠に落ちる感覚は比較的実感しやすいです。

女体化については心のほうが弱いのであまりピンとこないかもしれません。
エッチが進むほど女性になったことを自覚できるように作られていれば随分違ったのでしょうが…。
甘くてちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは4パート64分間。
プレイはキス、太もも/おまんこの愛撫、耳舐め、乳揉み、乳首責め、指舐め、オナニー、手マン、クンニ、記念撮影です。

乳揉み、乳首責め、手マンの際に効果音が鳴ります。
セルフは一応有りです。

「ねぇ あかねちゃん 太もも柔らかーい 白くてすべすべして 綺麗」
加奈は可愛くて温かみのある声の女の子。
2人きりのバス停であかねに告白しようやく恋人同士の関係になると
その直後に来たバスの最後部列で彼女の太ももを優しく撫で始めます。

エッチはメインの語り手を店員から加奈にバトンタッチしいずれも彼女がリードします。
一番最初のHシーン1はバスの中でするプレイ(約9分)。
太ももを撫でるところから始まりショーツ越しにクリトリスをいじってあかねの感度を確かめます。

「濡れてきちゃった? こうやってゆっくりと 筋に沿って上をなぞられるといいの?」
ずっと待ち焦がれてた瞬間がやって来て相当に嬉しいのでしょう。
体を密着させ囁き声で実況しながら積極的にいじります。
催眠音声の場合ここで触られる様子や感覚を聴き手視点で伝えるのですが
本作品ではそういったことをやらず加奈視点のセリフを中心に据えてます。

簡単に言うと同人音声とほぼ同じ表現方法になってます。
催眠の技術を使ったアプローチが特にされてないので
疑似体験よりも第三者視点で観察してる感覚を抱くと思います。
一応催眠暗示っぽいセリフを言うシーンもあるのですが全体から見ればごく僅かです。

残りの3パート55分間は場所を加奈の部屋へと移し
キス、耳舐め、乳揉み、乳首責め、クンニ、手マンといった甘めのプレイをじっくり楽しみます。

「こうやって ブラの上から指先で カリカリするといいんでしょう?」
中でも乳首責めには大変力を入れており
Hシーン2は加奈が指や舌で、Hシーン3と4はあかね自身が指でとスタイルを変えて刺激を与え続けます。
女体化モノで自分の体をいじるのは避けたほうがいいとも思うのですが
開発済みなら実際にいじったほうが気持ちよくなれるかもしれません。

「女の子はね 声を出すたびに快感が上がっていくんだよ?」
もうひとつ、プレイ中に声を出したり恥ずかしいセリフを言う指示が出ます。
加奈に多少のSっ気があるのか軽い意地悪を交えてくるのでややMあたりの人が最も楽しめるでしょう。

催眠については乳首責めをする時と絶頂時に少し暗示を入れる程度でした。
残念ながらこの内容だとエッチの途中で催眠が解ける可能性があります。
催眠音声は催眠をかけたら終わりではなく、それを維持しながら技術でもてなすことで初めて成り立ちます。

このように、女の子同士がイチャイチャする様子をそのまま描いたボイスドラマ形式のエッチが繰り広げられてます。
イチャラブ系催眠ボイスドラマ
催眠、エッチいずれも良いものを持ってるのだけどその繋ぎ方に難のある作品です。

店員は主人公に女の子たちの甘いエッチを追体験させようと
催眠を使ってまずは心と体を二宮あかねと重ね合わせ
それからパートナーの清水加奈に交代しゆっくりじっくり愛し合います。

M向けの要素やハードなプレイを極力避けた百合エッチ
乳首責めや乳首オナニーを重視したプレイ構成
愛情の深さゆえにちょっぴり意地悪してしまう加奈のキャラ。
時間的にも内容的にも催眠よりエッチにウェイトを置いて物語を組み立ててます。

サークルさんが百合に対して並々ならぬこだわりを持たれてるのか
エッチの流れが自然で高いリアリティを感じました。
具体的には合間合間に軽いキスを挟んだり、あかねの反応を確かめながら徐々に大胆なプレイに移るところなどです。
これを主観的に楽しめるかと言われれば首を捻りますけど、第三者視点でなら十分楽しめると思います。

しかし本作品は催眠音声ですから催眠の技術をいかに上手く活用できてるかが最も重要になります。
その点から見れば問題を抱えてると言わざるを得ません。
エッチの内容が催眠から大幅に脱線してること、催眠者が途中でいきなり変わることなどが挙げられます。

前者は聴き手がこれを無意識的に自分のこととして受け入れられるようにするために
エッチ全体の言い回しを工夫し、かつ催眠暗示を入れて感覚をコントロールするのが望ましいです。
プレイの合間にちょこっと暗示を入れる程度では効果はほぼ見込めません。
エッチに入っても引き続きイメージ力を膨らませつつ継続して働きかけるのがいいでしょう。

後者は催眠という行為が信頼関係に基づいてることを考えれば
途中で急遽交代するのは催眠者側の都合でそれを一方的に破棄することと同じで良くありません。
そして交代する作品はだいたいその前に効果を引き継ぐ暗示を入れたり
冒頭のリラックス部分だけ他の者が担当するといった配慮がされてます。
催眠ボイスドラマが天の声にすべてを任せるのもそのリスクを回避するためです。

エッチは直前に話した理由から普段よりもざっくり紹介させていただきました。
ちゅぱ音や効果音がねっとり系で揃えられててなかなかのエロさを持ってます。

絶頂シーンは4回。
淫語とちゅぱ音それなり、くちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 2:14:19

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

脳とろキス催眠

サークル「忙しい仕事に癒し催眠」さんの催眠音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、穏やかな声と態度のお姉さんが
催眠を交えたキスで脳がとろける快感を味わわせます。

純粋なエロさを極限まで薄めてドライオーガズムへ導くのが特徴で
プレイはキスのみ、しかも合計2回とソフトにする代わりに
じっくり時間をかけて脳や唇へ意識を集中させそれだけで感じられる体に変えます。
身も心もとろとろになるキスを
お姉さんに催眠をかけられキスするお話。

「私を選んでくれて ありがとうございます」
お姉さんは穏やかな声の女性。
数ある音声作品の中でこの作品を選んでくれたことにお礼を言うと
催眠を使ったサービスでたっぷり癒してあげます。

本作品は脳がどろどろに溶ける心地よさを味わいながらイかせることを目的に
彼女がおよそ45分に渡って甘くちょっぴりエッチな催眠を施します。
「忙しいあなたが催眠音声で癒され、余裕をもって仕事できる」をサークルの目標に掲げられてるだけあって
催眠パートは癒しにかなり寄せ、エッチも心身にできるだけ負担がかからない方法で気持ちよくします。

「キスだけでイける体に なっちゃった」
最初から言ってしまいますと本作品のエッチはキスを2回するだけです。
感度を上げるシーンでもう1回やるので実際は3回ですが
それでも一般的な18禁催眠音声よりずっとソフトな内容と言えます。
私個人は15禁でも審査に通るんじゃないかと思ってます。

じゃああまり気持ちよくなれないのかと言われればそうでもありません。
回数が少ないからこそ、そこに至るまでの準備を入念に行い性感をひたすら蓄積します。
Mっ気をできるだけ出さずに焦らす感じですね。
淫語もほぼゼロなので聴いてる最中は股間よりも脳に心地よさや快感が湧いてくるでしょう。

催眠はおよそ27分間。
仰向けになって目を瞑り、まずは彼女の息に合わせて深呼吸します。
そして少し経つとそれに足首を曲げる動作が加わり全身をくまなく脱力します。

「足首を曲げるたび 脹脛が心地いい」
「上半身が 少しずつ ベッドに沈んでいく」

2セットごとに足首→脹脛→太もも→お尻→腰と下から上に脱力感を伝播させ
ある程度行き渡ったらベッドに沈むイメージを使って催眠状態をより深めます。
深呼吸、ストレッチいずれも非暗示性の高低に関係なく効くリラックス法ですから
続けていくうちに意識がぼんやりしたり体がスッキリするのを感じるでしょう。

お次はキスでイける体作りの第一段階として脳に意識を集中させます。
彼女が唇や眉間に息を吹きかけてくる様子をイメージし
実際にそうされながら涼しさやむず痒さを徐々に膨らませます。
そして最後は1回だけをキスをしてからとあるキーワードを使ってそれをとろける感覚へ変換します。

「くすぐったくて つい 笑顔になってしまう 笑顔になればなるほど 眉間がぞわぞわしてくる」
「とろ とろ 好き 注がれるたび 脳の奥がとろっと溶けていく」

眉間に意識を向けるとほんのりくすぐったく感じると思います。
それを起点に彼女の息遣いをリアルに実感させる目的に沿った暗示です。
最後のシーンも「とろ とろ 好き」を小まめに挟んで温かさと愛情を注ぎます。

脳をゆっくりかき回されてる感覚がして心地よかったです。
ただ「とろ とろ 好き」を言い始める時、これに対する暗示の入れ方が非常に薄く
感覚を操作するためのトリガーとして使うにはパワー不足に感じました。

このワードはエッチシーンでも結構頻繁に言うので
最初の時点で3分程度割いて入念に入れてから言い、さらに途中で重ねていくくらいやっても損はないはずです。
本作品にとってかなり重要な部分なのに扱いが軽いのは残念です。

エッチを存分に楽しむ環境づくりに専念した癒し重視の催眠です。
聴き手の脳を敏感にすることを目的に、深呼吸と足首の運動でまずは軽くリラックスさせ
それから息吹きやキーワードを使って脳の感覚を研ぎ澄ませます。

処女作ということで細かい部分に色々と気になる点が見られるものの
全体の流れや技術の選択はしっかりしてます。
私が聴いた時は落ちる感覚や脱力感はそこそこで、脳にもやもやした心地いいものが漂ってました。
一瞬の口づけに胸を膨らませて
エッチシーンはおよそ13分。
プレイはキスのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「さぁ しちゃいましょうか 脳がどろどろになっちゃうキス」
催眠を使って主人公をキスだけで感じられる心と体にしたお姉さんは
約10cmの位置まで唇を近づけそこから少しずつ接近します。

エッチは最初に書いた通りキスだけで絶頂します。
1回目、2回目いずれもカウントを数えながら暗示を小まめに入れる催眠重視の作りで
0になると1秒程度のリップ音が鳴り、直後に軽い追い込み暗示も入ります。

「とろ とろ 好き また息が 唇の内側を撫でていく 唇が少しずつ痺れていく」
「唇に触れたら とろとろになっちゃいそうとか そんな唇を好きになっちゃったりとか 思っちゃダメ、ですよ?」

そしてここでも先ほど登場したキーワードを随所に盛り込んで進めます。
セリフの冒頭に言うスタンダードなものだけでなく、普通の会話へ紛れ込ませる面白いアプローチもかけてきます。
「~しちゃダメ」と言って遠回しにそうなった自分をイメージさせるのも良いですね。
否定形を認識できない脳の仕組みを利用しキスへの期待を膨らませます。

結果よりも過程を楽しむプレイだなと。
キスが来るとわかってるのになかなか来ないもどかしさが味わえます。
キスの瞬間は少しビクッとした程度でドライと呼ぶには弱い快感でした。
やはり「とろ とろ 好き」の扱いがここでも悪い方向へ影響してるように思えます。

このように、ある程度焦らしてからご褒美をあげるキス特化のプレイが繰り広げられてます。
極めてソフトな作品
おちんちんに響く要素を敢えて取り除いた個性的な作品です。

お姉さんは最も基本的な愛情表現だけで気持ちよくなる不思議な体験をさせようと
総時間の3分の2近くを割いて脳の感度を上げ、それから唇を一瞬だけ重ねるソフトなキスをします。
さらにキスした時の快感がより高まるキーワードを定めて何度も言います。

2回のキスにすべてを賭ける思い切った作り
淫語もほぼ切り捨てて催眠特有の快感を味わわせるスタンス
リラックスに専念してから脳へ意識を集中させる目的意識の強い催眠。
処女作でありながらサークルさんらしさを十分過ぎるほど持ったサービスを行います。

キス特化の催眠音声は現在のところ「ふたりきす♡さいみん
魅惑の口づけ~へべれけ若奥様のらぶらぶキッス~」などごく僅かです。
しかもこれらはちゅぱ音をばんばん鳴らすので本作品と方向性が違います。
最初からすごいことに挑戦してるなぁと正直感心しました。

ただこういうタイプのエッチはどうしても技術力が品質に強く影響します。
「着眼点は素晴らしいのだけど表現力がもうちょっと欲しい」というのが私の感想です。
これまで何度も言ってるようにキーワードをもっと大事に扱ってさえいれば随分違ったでしょう。
あとは演技を全体的に見直すとより催眠にかかりやすく、エッチでイキやすくなります。

絶頂シーンは2回。
ちゅぱ音ごく僅か、淫語と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:柚木桃香さん
総時間 44:42

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

少女夢催淫 ~はじめてのあまぁーいお泊りご奉仕~

サークル「キャットアイランド」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、緑豊かな夢の世界に住む少女が
助けてくれたお礼にエッチな恩返しをします。

キャラやストーリーといった作品固有の要素を活かした甘いサービスをするのが魅力で
催眠は主人公が夢の世界に降り立ちコテージへ移動するまでの様子に暗示を絡め
エッチは少女のセリフや反応も交えつつ綺麗な体を汚す快感を適度にくすぐります。

今回は本編部分(Track.1~7)を中心に紹介します。
あどけない少女と過ごす幸せな夜
語り手に催眠をかけられ少女とエッチするお話。

「青く澄んだ快晴の空 窓を開けると 吹き抜けてくる心地の良い風」
語り手はやや幼さを感じる可愛らしい声の女の子。
注意事項や自己紹介といった前置きはすべて省略し
これから自分と主人公が行く夢の世界の情景を語ります。

本作品は現実世界では実現が難しいプレイを満喫してもらうことを目的に
彼女がおよそ90分に渡って催眠をかけたりエッチに関するあれこれを話します。
作中で彼女が名前を明かすシーンは一切なく、「語り手」はあくまで当サイトに限定した呼び名です。
エッチには直接参加せず天の声として聴き手のイメージ力を膨らませる役割を果たします。

また冒頭にわざわざ本編部分と書いたことからもわかるように
本作品にはそれ以外にも色んな音声が同梱されてます。
Track.8は本編の後日談、Track.9から13は呼吸音・フェラ音・喘ぎ声といったオカズ音声です。
さらに基本Trackの音声を編集したexTrackも用意されてます。
exTrackは軽く聴いてみたところエッチシーンで語り手と少女の声が同時に流れてました。

催眠はおよそ16分間。
語り手が用意した小舟に乗り込み、周りの情景を眺めながら深呼吸します。

「水面に反射する木漏れ日が まるで妖精が 幸せの国に導いてくれているかのよう ただそこにいるだけで 心が安らぐような 一面に広がるのどかな風景」
この物語の舞台は夢の世界ですからイメージ力や没入感が重要になります。
だから彼女は最初からここがどんな場所かを細かく語りながら進めます。
豊かな緑が広がり澄んだ川が流れるメルヘンチックな世界です。
この後のシーンも彼女はイメージを中心に据えてサービスを進めます。

ある程度進んだ後は船を降り目的地のコテージへと歩きます。
その途中でパートナーにあたる少女と出会うわけですが
これらの様子に暗示を絡めて少しずつ確実に催眠状態も深めてくれます。

語り手「奥へ 奥へ 深くなる 奥へ 奥へ ずーっと奥へ」
少女「わぁ 甘くてとっても美味しい …あれ? なんだか眠くなってきちゃった」
具体的には森を踏み分けて進む際に「深い」を多めに言ったり
彼女の安らいだ表情を通じて心地よくする、といった感じです。
このあたりまで来ると頭の中がそれなりにボーっとする人がいると思います。

エッチに至るまでのシーンに技術を盛り込んだ流れのある催眠です。
聴き手を夢の世界へ案内し少女と出会わせることを目的に
船に乗るイメージをしながらの深呼吸、散歩や少女と出会う様子に絡めた深化と
作品独自の要素を必ずセットにして緩やかに催眠を進めます。

時間が比較的短い割に暗示が少ないせいで催眠の深度は浅めでしたが
2人がいる場所や何をしてるかはイメージしやすかったです。
出会ったばかりの主人公を真っ直ぐ信頼する少女の姿にも癒されます。
少女自身にしゃべらせるところも含めて催眠ボイスドラマっぽい作りになってます。
禁断の恋を甘く描いたエッチ
本編のエッチシーンは5パート56分間。
プレイは服を脱がせる、体の愛撫、キス、手コキ、フェラ、アナル責め、イラマチオです。

エッチな効果音はありません。
セルフも無しですが射精表現があります。

「少女の服のボタンを上から ゆっくり外していきましょう」
途中で会った少女と一緒にコテージへ到着した主人公は
疲れて寝入った彼女が汗ばんでるのに気づきひとまず服を脱がせます。

エッチは彼がリードしながら彼女に責めてもらいます。
最初のTrack.1は雰囲気作りを見据えたプレイ(約12分)。
上半身→下半身→パンツの順に服を脱がせ、露わになった彼女の大事な部分を眺めます。

「そーっと そーっと 小さな穴が見えてくる そーっと そーっと 小さなお尻が見えてくる」
少女は挿し絵の通りこれから体が発育していく年頃です。
ほぼ平らな胸、小さくてぷにぷにしたお尻、そして縦に筋が一本入っただけのおまんこ。
一般的には魅力に乏しいと思われる体も好きな人にとっては堪らない破壊力を秘めてます。
見てはいけないものを見てしまうシチュも相まって背徳感を伴った快感を覚えるでしょう。

しかし彼女はこういうことをされても一切嫌がりません。
彼の行動や考えをすべて受け入れ、逆に気持ちよくしようと積極的に行動します。
年の離れた恋人同士とでも言えばいいのでしょうか、無理矢理感がまったくなくて雰囲気は引き続き穏やかです。
一歩間違えばブラックになりそうな展開を別の要素で上手く中和してます。

本格的なエッチが始まるのはTrack.2から。
キス&手コキ、フェラ、手コキ、イラマチオと同系統のプレイを交互に組み合わせ
語り手はその実況や感覚支配の暗示を、少女は会話と乱れっぷりを担当してイメージ力と興奮を膨らませます。

語り手「少女のお口に指を1本入れると ちゅーちゅー吸ってきます 少女の温かい口の中」
少女「しーこ しーこ どうですか?」
少女はほぼ催眠と関係ないことを言うので双子形式ではありませんが
2人が異なる役割を持って行動するからエッチの様子が手に取るようにわかります。
不得手ながらも一生懸命ご奉仕する少女の姿に多くの人が満たされるでしょう。
そんな彼女を己の体液で汚すのも大きな快感です。

この要素が最も強いのはTrack.5のイラマチオ(約16分)。
4回射精してもまったく衰えないおちんちんを鎮めようと、少女が口を開け喉奥まで迎え入れてしごきます。

「ゆっくり ゆっくり前後する 前後するたび 少女の唾液がとろとろぬるぬるで気持ちいい」
プレイだけを見れば確かにイラマチオです。
でも主人公は彼女を苦しめないよう気遣ってピストンを繰り返すし
少女も別段嫌がる様子もなくそれを一生懸命受け止めます。
心の繋がった男女が同意の上でするプレイですから陵辱とは明らかに違います。

このように、年の離れた女性とひたすらイチャイチャするちょっぴりスリリングなエッチが繰り広げられてます。
絆を感じる作品
性欲を満たすためでなくお互いが幸せになるためのエッチをする作品です。

語り手は現実世界では満たせないタイプの欲求を埋めようと
主人公を夢の世界まで案内し、そこにいる少女と出会わせます。
そして目的地に到着した後は実況や暗示を使って2人のエッチを応援します。

催眠、エッチいずれもイメージを大事にした作り
あどけない少女がひたすら尽くしてくれるあまあまなシチュ
そんな彼女の手や口をおちんちんと精液で汚すちょっぴりブラックな快感。
純愛色を前面に出しつつ多少の背徳感も織り交ぜた独特なサービスを行います。

少女「ふーきふーき ふーきふき おちんちん綺麗になったー」
色んなプレイを経験してもまったく変わらない彼女のキャラが特に印象的でした。
この行為が何なのかを知ってるかどうかはわかりませんが
出会った当初と同じ想いや態度で彼に接し続けます。
そして彼女が純真過ぎるからこそエッチした時の後ろめたさがより強く感じられます。

気になった点は全部で3つ。
全編を通じてカウントの扱いに難があること、エッチで快感を伝える際にどれも「気持ちいい」と言ってること
おちんちんを一切いじらないのに射精させてる=ノーハンド射精を目指してることです。

「3 2 1 0 あっ あなたのここ おっきくなっちゃってますね」
カウントは重要な暗示を入れる以外に何か行動を開始する、絶頂の合図を出す、暗示を解除するなど
作中のありとあらゆるシーンで使われてます。
しかしそのすべてがほぼ同じ数え方をしており目的に沿った使い分けがされてません。
重要な暗示を入れる時は前後最中の暗示を一際厚くする、催眠を解く時は溌剌とした声で数えるなど
何のためにカウントを数えてるかをもっと意識して使ってほしいです。

残りの2点はエッチで得られる快感に大きな影響を与えます。
フェラと手コキでは同じ快感でも当然違いが出るわけで
そのへんをしっかり伝えたほうがプレイの臨場感や絶頂への持っていきやすさが上がります。
絶頂についてもノーハンド射精を目指すよりは表現を多少ぼかしてドライにしたほうがやりやすいです。

本編の絶頂シーンは6回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:星野ゆんさん
総時間 3:49:04(本編…1:30:11 ループ音声…26:08 exTrack…1:46:54 おまけ(少女との日常)…5:51)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
229分で800円とコスパがいいので+1してあります。

ヒプノ古書堂の官能催眠

サークル「MayThird」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、官能小説を専門に扱ってるお店の店長が
来店した男性にとある本を読み聞かせて不思議なひと時を提供します。

小説の主人公が自己催眠を実践する様子を通じて催眠をかけたり
ヒロインの女の子に責められてる様子や感覚を彼の視点で綿密に描くなど
物語の流れに沿って催眠の感覚と没入感の両方が高まるように進めます。
小説の主人公に自分を重ねて
ヒプノ古書堂の店主ヨミが官能小説を読み聞かせるお話。

「いらっしゃいませ あれ? あなた あぁ お客様 その…初めてですよね」
ヨミはお淑やかな声の女性。
初来店した主人公に未成年じゃないか尋ねると
お店や中に置かれてる本の事を説明してから好きに見てもらいます。

本作品は官能小説の主人公になりきってエッチを楽しむことを目的に
彼女がおよそ70分に渡ってテーマに沿った催眠とエッチをします。
彼女自身は天の声として催眠誘導とナレーションを担当し、実際に相手をするのは小説内に登場する女の子です。

この本のタイトルは「偏愛な彼女」。
仕事や後輩の指導を頑張り過ぎた結果ストレスを抱えてる営業マンが
よく行く本屋の店員をしてる女の子の協力を得てそれを解消していきます。
また彼女は物語の冒頭から彼を愛しており、今回のお話を通じて想いを伝えようとします。
そして主人公にすんなり感情移入できるようにこれらの様子をヨミが終始聴き手視点で語ります。

「もしよかったら あなたも主人公の行動を真似してみたら さっきよりもずっと感情移入できるかもしれませんよ」
彼女も作中でその重要性を何度も教えたりなりきるためのアドバイスをしてくれますから
その通りにすれば自然と作品世界に引き込まれていく感覚がするでしょう。
そしてこれは催眠にとって必要な集中力の向上にも繋がります。

催眠はおよそ10分間。
まずは女の子に勧められた催眠療法の本に載ってる自律訓練法という自己催眠法を試します。

「しばらく深呼吸を続けていると 次第に意識がぼやけて 疲れが溶けてなくなっていく気がした」
「そうか 別に眠ってもいいのか 意識のどこかで私は眠らないようにしていた その事に気づいた瞬間 私の意識は深い眠りの彼方へと落ちていった」

深呼吸しながら左右の腕と足を脱力する至ってシンプルな内容ですが
その様子を官能小説らしい口調で語って癒しと没入感を与えます。
本来の自律訓練法でやる「右腕が重い」などの暗示を自分で復唱するシーンはありません。
自律訓練法をやってる人になりきらせながら軽めの暗示を入れるスタイルを取ってます。

お次は読み聞かせを一時中断し今度はヨミが直接自律訓練法の暗示を入れます。

「主人公の感情があなたの体に 精神に流れ込んでいきます 主人公の感情のままに心が変化して あなたという意識が希薄になっていく」
ほぼ同じことを二度繰り返して感覚を強化するわけです。
ただしこちらは小説の主人公により同化できる暗示を加えてます。
テーマの読み聞かせを活用した個性的な誘導法と言えるでしょう。

官能小説のストーリーを進めながらリラックスや深化を促す独特な催眠です。
聴き手を小説の主人公になりきらせることを目的に
登場人物とその関係を事前に語ってから深呼吸や脱力といった癒し系の技術を施します。

サークルさんが「催眠ボイスドラマです」とおっしゃられてる通り
一般的な催眠音声に比べて背景部分の描写に力を入れてます。
ですからこの官能小説がどんなお話かわからない人はおそらくいないと思います。

しかし肝心の催眠が時間、内容共に弱いというのが正直な感想です。
最初のあらすじを語るシーンで現代催眠の技術を使った予備催眠をかけてればまた違ったのでしょうが
聴いた限りではそういう意図は見られずごく普通のボイスドラマでした。

あるいは自律訓練法をもっと入念に続けていれば随分違ったでしょう。
作中では第1公式の体が重くなる暗示を頑張ってる一方で第2~第6公式については軽く触れる程度に留まってます。
厳しい言い方をさせていただきますと、完成された自己催眠法をなぜわざわざ崩すのかが理解できません。
第1公式から第6公式まで手順通りやったほうがずっとスムーズに、そして深く誘導できたはずです。
崩すことによって催眠によりかかりやすくなるならわかりますけど実際は真逆の結果になってます。

以上のことからイマイチな催眠と私は見ています。
胸に秘めた想いを込めて
エッチシーンは42分間。
プレイは体の愛撫、乳首責め、アナル責め、前立腺マッサージ、手コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「初めこそ性を解消する催眠術に照れを感じていたが 今はすべてを彼女に晒しても構わない そう思っている」
本を紹介してもらったおかげで女の子と親しくなり、その後2ヶ月ほど催眠を直接かけてもらうようになったある日
彼女を再び自宅に招いた官能小説の主人公はアロマキャンドルの炎を眺めながら深い催眠に入ります。

エッチは引き続き官能小説の様子をヨミが綿密に語ります。
最初の15分間は心と体の準備を整えるのが目的のプレイ。
小説内で女の子が彼に軽い催眠を施し、それから感度が上がる暗示を入れたり
アロマオイルを混ぜたローションを全身に塗り拡げていきます。

女の子「いつ見ても広い背中ですね それに…」
ヨミ「ゾクゾクとした快感が背筋に流れ 体が強ばる」
そしてここからは女の子のセリフも交えて
プレイの様子やそれによって得られる感覚をゆっくりじっくり伝えます。
2人が同時にしゃべるわけではないので双子形式とは違いますが
声質を若干変えたりアプローチの方向性に違いを持たせてるのも事実です。

女の子「気持ちいいなら あん あんって声を出してください 私にエッチな喘ぎ声を聞かせてください」
女の子が喘ぎ声を漏らす指示を時々出すのもポイント。
前項で話した通り本作品の鍵はいかに感情移入できるかですから、それを自然な形で後押しします。
実際に声を出すのがベストですけど心の中でそうするだけでも多少の効果が見込めます。

本格的なプレイが始まるのはその後から。
愛撫ですっかり発情した主人公の性欲をさらに盛り上げ発散させようと
女の子が乳首、アナル、おちんちんを同時に責め続けます。

「くにくに くにくに 彼女の指が アナルの入口をほぐしていく 次第にアナルがヒクヒクと反応し始めて 指を入れて欲しいと口を開けてしまう」
「自然と快感で力が入る 前立腺も疼きだして だらだらと鈴口から我慢汁が溢れてくる」

中でもアナルはローションまみれの指を挿入し前立腺まで刺激するややアブノーマルなものです。
ヨミも聴き手にそれを少しでも楽しんでもらおうと実況や感覚支配の暗示を厚めに入れます。
効果音が入っていればよりイメージしやすかったでしょうね。
乳首についても指で撫でたりちゅぱ音を鳴らして舐めたりと結構力を入れてます。

本作品の絶頂形式はドライなのでおちんちんへの責めはあまり積極的にやりません。
アナルや乳首を責めるのと並行して金玉と竿をいじる実況が時々入る程度です。
官能小説のタイトルが「偏愛な彼女」なのはこういうプレイをするからなのでしょう。

このように、登場人物の内面にも焦点を当てた生々しいエッチが繰り広げられてます。
引き込まれる作品
物語の主人公と自分を重ね合わせやすいドラマ性重視の作品です。

ヨミは主人公に自分が読んでる官能小説の魅力を伝えようと
自身はエッチに直接参加せず語り手として催眠をかけたりイメージ力を膨らませます。
そしてその中で聴き手が主人公に自然と感情移入できるようアプローチします。

小説を読み聞かせながら催眠やエッチを進める独特なスタイル
集中力や没入感を高めるための様々な配慮、アナルと乳首を重点的に責める変わったエッチ。
作品が持つ個性を組み合わせてひとつの流れを作り上げてます。

女の子「大好き 私はあなたの事が大好きなんです」
割とアブノーマルなプレイをしてるのに雰囲気があまあまなのも印象的でした。
彼は彼女を信頼してるからすべてを受け入れられるし
彼女も彼に対する一途な好意を込めてゆっくり丁寧に責めます。
押し付けがましさがまったくないのでアナル責めが苦手な人でもなければ抵抗を感じずに聴けるでしょう。

催眠は本作品唯一のネックと言いますか、もうちょっと入念にやってほしかったです。
エッチをかなり頑張ってたからこそ余計そう思います。
催眠音声で催眠を失敗してしまうと作品自体が成り立ちませんから
それを防ぐための保険はかけておいて損はありません。
自律訓練法のようにシンプルな誘導法ほどより高い運用力が求められます。

絶頂シーンは1回。
淫語それなり、ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

エッチは良かったけど催眠はうーん…ということで今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:縁側こよりさん
総時間 初回用…1:13:56 2回目以降用…50:59

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2回目以降用は注意事項、導入部を編集したものです。

【ハイレゾ/バイノーラル】僕は先輩たちの催眠おもちゃ―明日香先輩編―

サークル「すたじおちゃれん」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、演劇部に所属してる積極的な先輩が
偶然見かけた男子生徒とお芝居の練習をしながら気持ちいいひと時を送ります。

女性の体におちんちんを生やしたふたなりになりきってエッチするのが特徴で
乳首・耳・おちんちん・おまんこを個別に、あるいは複数同時に責めながら
男女両方の快感を与えて普段以上に気持ちいい絶頂へと導きます。

今回は初回用を聴いてのレビューをお送りします。
お芝居の練習を一緒にするつもりが
先輩の畑中 明日香にエッチな催眠をかけられるお話。

「ねぇ 君 あぁ ごめんなさい 驚かせちゃった?」
明日香は明るくて優しい声のお姉さん。
学校内で主人公に声をかけ、とある女の子を見てないか尋ねると
少し考えてからその子の代わりに部室へ案内します。

本作品は幽霊部員ばかりで練習も満足にできない彼女が
彼の手を借りてお芝居する様子を彼の視点で楽しみます。
製品版には初回用と2回目以降用の2パターンが存在し、後者は9分程度のエロパートが追加されてます。
それ以外の部分は共通ですからそれほど大きな違いはありません。

すたじおちゃれんさんは主にADVやデジタルノベルを制作されてるため音声はまだ2作目なのですが
催眠に詳しいライターさんを起用されてることもあり、少なくとも催眠に関しては一定以上の品質を持ってます。
調べたところ商業系のADVで活躍されてる方らしくテーマ性のある面白い誘導をされてます。

「男の子の快感だけとか 女の子の快感だけどか ちっぽけなことは言わないわ どっちも味わってみればいいの」
テーマは「ふたなり化」
エッチな事が大好きで体が敏感な彼の願いを叶えようと
男女両方の快感を同時に味わわせる方向でサービスを進めます。
おっぱいやおまんこは彼女にいじってもらい、おちんちんは聴き手が実際にしごくハイブリッドなプレイです。
射精シーンもあるので一般的な女体化作品より手軽に気持ちよくなれます。

催眠は2パート33分間。
事前に12分程度のドラマパートを挟んでこうなるまでの経緯を語った後
演劇部の部室内にあるベッドやソファに体を預け、まずは深呼吸したり彼女に言われた部位に意識を向けます。

「左の指先から すーっと力が抜けると 左の肘からも力が抜ける 左の肘が重くなると 左肩もずーんって沈んでいく」
左右の腕、お腹、左右の足、頭と全身を大まかなパーツに分け
それぞれに脱力を促す暗示を入れつつ感覚を徐々に伝播させる堅実なアプローチです。
そして最後の頭は重要なのでここだけカウントを交えてより丁寧に暗示を入れます。

「左腕は 最初に重くなったわよね? 左の膝は もう動かない?」
一通り終わった後に脱力できてるか確認するのがいいですね。
作品説明文には「イタズラ好きなドS」と書いてありますけど音声では催眠、エッチ共に穏やかな声と態度で接します。
私が聴いた時は最初にやった両腕が最も重く感じました。

続くChapter 03はいよいよ本題のふたなり化へ移ります。
彼女が投げかける質問すべてに同じ返事をするよう言われ
それを続けながら声に対する集中力を高めたり男女の境界を少しずつ曖昧にしていきます。

「今の君にピッタリな役を まずは演じてもらおうと思うの」
「じゃあ君は 女の子なのかな? それとも 男の子なのかな?」

彼女自身が言ってるようにこのパートは当初の目的だったお芝居の練習を見据えてます。
だから前のパートよりも聴き手に主体性を持たせ、掛け合う形で意識の力をさらに弱めます。

質問の内容もどうして脱力してるのか→彼女の声を聴くとうっとりするか→今男女どちらなのか、といったように
リラックス具合を確認してから核心に近づける目的意識を持ったものです。
7分くらいやりますから実際はもっと色んな質問をしてきます。

「しなやかな体 ほっそりとしてきゅっと引き締まった腰 胸の膨らみはほんのりと おっぱいっていう言葉がぴったりの 柔らかいふわふわした膨らみ」
そうやってふたなりになることを主人公自身に認めさせた後で体を変えるイメージをします。
腰、胸、股間など性差が出やすい部分を大まかに語るだけで詳しい女性像はほぼ聴き手に任せてます。
その代わり股間はおまんこの構造を細かいところまで描写してイメージを助けてくれます。

適度にリラックスしてから深化&ふたなり化に進むシンプルでテーマ性のある催眠です。
聴き手を男女両方の性器を持った体にすることを目的に
最初のパートは深呼吸や心身の脱力で暗示を受け入れやすい環境を整え
次のパートは復唱形式による深化で心を女性へ近づけてからふたなり女性になった自分をイメージさせます。

中でも深化部分は聴き手に受け答えさせてふたなり化への抵抗心を取り除く面白いものです。
頭の脱力がやや弱いのと、女性の感覚にあまり触れてこないこないのが引っかかりますが
全体の流れや各シーンのアプローチは作品の内容に合ってます。
男女の性感帯を同時攻撃
初回用のエッチシーンは57分間。
プレイはキス、乳首責め、オナニー、手マン、ローター責め、バイブ責め、耳舐めです。

ローター責め、バイブ責めの際にほんの少しだけ効果音が鳴ります。
セルフはありです。
エッチの中盤で下着を脱ぐ指示が出ます。

「それじゃあお待ちかね エッチな事しちゃいましょ?」
お芝居形式の催眠で主人公を可愛いふたなりに変えた明日香は
媚薬入りのスポーツドリンクを口移しで飲ませてまずは心を火照らせます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の20分間は気持ちを盛り上げつつ上半身を責めるシーン。
長めのキスで媚薬をしっかり送り込み、胸に意識を集中させながら乳房と乳首をいじります。

「ほら 唇が重なった キスしちゃったよ? 最初に熱が伝わっていく その次にはしっとりとした触感が 君の神経を伝わっていく」
「指が膨らみに食い込んでいく 触れられたおっぱいが 熱く火照っていく」

そしてどのプレイもどんな風に責めてるかを細かく実況し、その合間に気持ちよくなる暗示をちょこっと入れます。
本作品のエッチは残念ながら感度を上げたり気持ちよくする暗示に乏しく
プレイの様子をイメージするのは簡単なのですが実際にいじられてる感覚は得にくくなってます。

性転換がテーマの作品は男女の感覚差が大変重要になりますし
この部分をもっともっと強化していれば随分違ったでしょう。
催眠が割と良かっただけにもったいなく思います。

残りの37分は責める範囲を下半身にも広げて複合的に気持ちよくします。
脱力を解除してからおちんちんを自分の好きなペースでしごき、それと同時に色んな性感帯を彼女が弄びます。

「内側が擦られるたび 透明な愛液が溢れていく 気持ちいい蜜が 君のおまんこからとろりと流れ落ちる」
「バイブが暴れだす おまんこの奥で暴れだす 犯される快感 子宮口を押しつぶされる快感」

指で優しく擦るところから始まってバイブを挿入し電源を入れる
乳首にローターを当てて責める、彼女が2人に分身して両耳を同時に舐めるといったように
後になるほど刺激を強くし同時責めの種類を増やします。
効果音は作動時に3秒程度鳴るだけですから邪魔に感じることはないでしょう。

男女両方の快感が味わえるふたなりならではのプレイですね。
ふたなり化の解除を防ぐためにおっぱいやおまんこを彼女に任せてるのも良いです。
オナニーの時間が30分以上あるおかげで感度強化の暗示が弱くてもそれなりに気持ちよくなれました。

このように、男女両方の性感帯を同時に責めるテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
一風変わった女体化作品
どちらかと言うとエッチよりも催眠に光るものを持ってる作品です。

明日香は自分の練習に協力してくれた主人公を楽しませ、さらに自分のS心も満たそうと
催眠でおちんちんの生えた女の子に変えてから胸や股間を集中的に責めます。
そしておちんちんは彼に任せ、彼女は女性部分を担当して気持ちいい絶頂へ導きます。

女体化ではなくふたなり化を目指す珍しいアプローチ
演劇部員である彼女の特性を盛り込んだ催眠、セルフスタイルでドライ+ウェットを目指すエッチ。
作品が持つ色んな特徴を組み合わせた独特なサービスを行います。

「今日は付き合ってくれてありがとうね」
中でも催眠はドS女から連想される強引さや無慈悲さがほとんどなく
どのシーンも彼を楽しませようと色々気を遣ってリードします。
Sっ気を感じるのはエッチの終盤に高笑いするくらいで雰囲気はとても穏やかです。

新規のサークルさんだと催眠じゃなくて洗脳に近いことをガンガンやってくるケースもあるのですが
本作品に関してはそういったこともなくふたなり化までズムーズに持っていってます。
属性はややMあたりの人が最も向いてます。

「女の子の体って何度もイけるから だから3倍 5倍 10倍気持ちいいの」
エッチについては前項でも書いたように心身を気持ちよくする暗示が弱いです。
非現実的なエッチをリアルに疑似体験させるのが催眠音声の醍醐味ですから
彼女が言う5倍10倍の快感を技術を駆使して伝えることが重要になります。
「射精はできるけどこれでドライはきついなぁ」というのが率直な感想です。

お芝居の練習をしてるのなら感じてるフリやイったフリをさせてみても良かったでしょうね。
実際にそうじゃなくても演技し続けることで少しずつそこへ近づきます。

絶頂シーンはドライ2回、ウェット1回。
淫語それなり、ちゅぱ音そこそこ、効果音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:花南さん
総時間 2:02:15(初回用 1:52:49)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
122分で900円とコスパがいいので+1してあります。

2018年6月7日まで20%OFFの720円で販売されてます。

イキ戻り!-∞すんどめ催眠-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでサービス精神旺盛なお姉さんが
「イキ戻り」をテーマにしたエッチな催眠を施します。

物理的な刺激を一切与えずに絶頂感をコントロールするのが特徴で
体の愛撫→フェラ→SEXと後になるほどより刺激的なプレイを用意し
エッチな声や音を積極的に鳴らしながらカウントを数えて快感を上下させます。
射精寸前を行ったり来たり
お姉さんに催眠をかけられイキ戻りを繰り返すお話。

「はじめまして。わたくしのこの声を聴いていただいているということは、「イキ戻り」という言葉に惹かれたのですね?」
お姉さんは丁寧な言葉遣いをするお淑やかな声の女性。
イキ戻りに興味を持ってる主人公に素質があると言って褒めると
それが何かひとまず伏せて好奇心をくすぐります。

本作品は射精したくてもできない状態を長めに味わってもらうことを目的に
彼女がおよそ45分に渡って催眠をかけたり一風変わったエッチをします。
催眠15分、エッチ31分の構成ですが催眠に入りやすくリラックス効果もそれなりに見込めます。
エッチもM性が低くややMあたりの方に最も向いてます。

「「イキ戻り」。それは、射精直前から射精前に巻き戻る、無限のすんどめ」
テーマはもちろんイキ戻り。
勃起してるだけの状態と射精寸前を何度も往復して絶頂感を増幅させます。
つまり寸止めの一種なのですがおちんちんに触れるシーンは一切ありません。
催眠音声らしく心だけを責め続けて快感をコントロールします。

最終目標がノーハンド射精になってるので難度はかなり高いです。
個人的には無理に射精しようとせずドライを目指すのが良いと思います。

もうひとつの特徴はくちゅ音や喘ぎ声といった純粋なエロ要素が充実してること。
シーンごとにプレイを切り替えながら彼女が直接相手を務め
その際に上記の声や音をひとつずつ、あるいは複数同時に鳴らします。

体への刺激をせずに射精させるには相当なエネルギーが必要ですから
それを満たすためにこれらを意識して多く盛り込んだのでしょう。
実際に射精できるかどうかはともかく勃起を維持しやすいのは事実です。

催眠はおよそ15分間。
仰向けに横になりまずは4分くらい深呼吸だけを続け
それから深呼吸しながら体をパーツごとに脱力します。

「きれいな空気を取り込むと、体の中の汚れた空気が吐き出されていきます。深呼吸を繰り返すと、心が、落ち着いていきます」
そして深呼吸はタイミングを大まかに指示しながら
脱力は左右の腕、脚、頭、心と主要な部分に的を絞ってリラックスを促す暗示を小まめに入れます。
催眠誘導の時間が短いハンデを暗示の量を多めにすることで解消してるわけです。
紅月ことねさんの安定した演技も相まって、比較的早い段階から意識のぼやけや眠気を感じ始めました。

「あなたの意識は、ぐーっと、落ちます。落ちていきます」
その後に始まる深化も前暗示→カウント→後追い暗示を繰り返したり
表現を変えながら「落ちる」と何度も言う堅実なアプローチです。
見えない力で全身を軽く押さえられる感覚や落ちる感覚がするでしょう。

リラックスさせてからサクッと落とすシンプルで洗練された催眠です。
聴き手をイキ戻りできる世界へ案内するのを目的に
深呼吸から入ってそれプラス分割弛緩法で心身の力をさらに抜き
最後はカウントやイメージを交えた深化で催眠状態をスムーズに深めます。

活動歴の長いサークルさんなだけあって限られた時間で何をすればいいかしっかり見定め
それを達成するために最善の手段を取ってます。

暗示の量、入れるタイミング、表現がどれも優れておりあっさり入ることができました。
意地悪さを極力和らげた寸止め
エッチシーンは31分間。
プレイは体の愛撫、フェラ、SEX(騎乗位、背面騎乗位)、キス、カウントによる絶頂です。

体の愛撫、SEXの際に効果音が鳴ります。
セルフはなしですが射精表現があります。

「あなたの体を、ひと撫で。頭のてっぺんから、足の爪先まで、撫でます」
主人公を深い催眠の世界に導いたお姉さんは
彼の体を隅々まで優しく撫でて血流の向上と勃起を促します。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の12分間は感度の上昇とイキ戻りの練習を兼ねたプレイ。
体を愛撫しながら気持ちよくなる暗示を入れてエッチな気分を膨らませ
それからカウントを数えながら愛撫やフェラを続けて通常時と射精直前を往復させます。

「1から順番に数を重ねていく度に、このチンポは気持ちよくなります。どんどん気持ちよくなって、10、で射精しますが、0、で数える前に巻き戻ります」
イキ戻りのシステムは至って簡単。
彼女がカウントを数えていくたびに射精感を高め、0になったら鎮めるだけです。
といってもこちらでそうなるように努力する必要はありません。
催眠パートで十分な深さに入っていれば勝手にエネルギーが込み上げてきます。

そして聴き手がおちんちんに触れられないハンデをカバーするために
カウントの合間は口やおまんこを使って直接責め、その際にエッチな音を多めに鳴らします。
射精するには基本的に勃起してる必要がありますから、それを維持させるためにこうしたのでしょう。

「三拍子そろった、ステキチンポ…。ずっと、こうしてたくなります…。舐めまくらずに、いられません」
カウントはそこまで多く数えません。
サークルさんがM性をあまり持たせたくなかったのかイキ戻りは6回と少なめです。
彼女も結構楽しみますし、調教よりもご奉仕と呼んだほうがしっくりくるエッチをしてます。

残りの時間はメインのプレイをSEXに切り替え少しずつ射精を目指します。
向かい合う→背中を向ける→再度向かい合うとシーンによって2種類の騎乗位を使い分け
喘ぎ声を漏らしながらカウントを適度に数えてイキ戻りを繰り返します。

「わたくしも、チンポが好きな角度になるように…、ナカを刺激して…ぁっあ…。楽しむ…っ」
「カウントと相まって、つながりたいという、本能が満たされていきます」

普段の上品さを残しつつピストンを繰り返す姿が艶かしく
カウント中の暗示も体だけでなく心も満たされるように働きかけます。
エロさは十分なのですが、どのプレイも客観描写に力を入れてる一方でどう気持ちいいかがほとんど綴られておらず
一緒にエッチしてるんだけどそれをイマイチ実感しにくい作りになってます。

おちんちんを彼女の口やおまんこに包まれる感覚をもっとリアルに伝えられていれば
エッチの臨場感が増したし絶頂しやすくなったのではないかなと。
催眠の技術をカウント周りに限定してしまってるのがもったいないです。

このように、ほぼ対等な立場で愛し合いながら寸止めを繰り返すマイルドなエッチが繰り広げられてます。
M性の低い寸止め作品
催眠音声だからこそできる寸止めに挑戦してる作品です。

お姉さんはイキ戻りの気持ちよさを主人公に味わってもらおうと
コンパクトな催眠でまずはそれができる環境を整え
それから意地悪さを極力薄めたエロさの高いエッチをプレゼントします。

おちんちんや乳首に指一本触れずに寸止めさせる独特なスタイル
それにあたってエッチな声や音を多めに鳴らし勃起させ続ける工夫。
時間、内容いずれも催眠よりエッチを重視してサービスを組み立ててます。

「限りなく満たされた顔をしていますね。実にいい顔」
寸止めと言えばオナサポ作品などでよく行われるM向けのプレイです。
体への負担が結構かかりますし、射精したいのにできない状態が続くのも大きいです。
しかし本作品ではオナニーをまったくしないので前者が完全に解消されてます。
その分後者が強めになってますが、彼女を甘めのキャラにすることでやる気を維持しやすくしてます。

難度の高いノーハンド射精を目指してることや
プレイに関する暗示をほとんど入れてこないことなど引っかかる部分も多少はあります。
でもカウントと前後の暗示だけで射精を制御する試みは面白いし
それに向けて色々考えながらエッチしてるのも事実です。
もう少し煮詰めていけばもっともっと良いものになる可能性を感じました。

催眠は私個人はエッチよりずっと優れてると思ってます。
これだけ短い時間でここまで持っていけるサークルさんはそれほど多くありません。
テーマのイキ戻りを無理に取り込まず、ストレートに落とすことだけ考えてるのが割り切ってて良いです。
短時間の誘導であれこれやっても中途半端になるだけですからね。

絶頂シーンは1回。
くちゅ音それなり、喘ぎ声そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。

催眠はいいけどエッチに改善の余地ありと判断し、今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:紅月ことねさん
総時間 49:50

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

いんぴお催眠 ~こどもに戻ってあまあまえっち!~

サークル「AmoRade」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、落ち着いた物腰のお姉さんが
催眠を使って初恋相手にあたる幼馴染とのエッチを疑似体験させます。

テーマのインピオや初恋を上手く活用したドラマ仕立てのサービスが行われており
催眠は古典系の技術に学校のイメージを組み込んで心身両面を少年へと戻し
エッチは幼馴染の部屋で起きた出来事を主観的に語って興奮といけない気分を膨らませます。

音声を聴く前に初恋の女性をイメージしておくとより楽しめます。
甘酸っぱい体験をもう一度
お姉さんに催眠をかけられ幼馴染とエッチするお話。

「集中して 私の声に耳を傾けて」
お姉さんは穏やかで温かい声の女性。
音声を聴く際の注意事項、服装、環境を簡単に説明すると
ベッドに座り目を閉じてから簡単な運動します。

本作品は小~中学生の自分に戻って初恋相手とエッチを楽しむことを目的に
およそ1時間に渡ってそれに合った催眠とエッチなサービスをします。
お姉さんは催眠者兼案内役なのでエッチに一切参加せず、途中から登場する幼馴染が相手を務めます。
ちなみにインピオは子供同士のエッチを指すネットスラングだそうです。

AmoRadeさんは本作品が初の催眠音声となる新規のサークルさんなのですが
催眠や催眠音声に関する勉強をかなりされてるのか比較的レベルが高いです。
技術とテーマの絡め具合や声の扱いにも気を遣われていて驚きました。
催眠音声ではあまり見かけない方法で落とすシーンもありますし
インピオや初恋以外の部分でも十分な個性を持ってます。

催眠はおよそ26分間。
軽く肩を上げ下げしたり深呼吸して心身を少し落ち着けてから
全身をいくつかのパーツに分けてカウントに合わせて力を入れる→抜く動作を繰り返します。

「ぐーっと肩を持ち上げる はい すとん とても気持ちがいい」
「もしあなたが 今痒いところがあれば 掻いてもいいし ちょっと姿勢を変えたいと思ったら 動いても大丈夫 そんなことくらいじゃ催眠は解けないわ」

肩を上げ下げする時は指示を出しつつ下げた瞬間に軽い暗示を入れ
深呼吸も息を吸う、少し止める、吐く中にリラックスを後押しする言葉を込めるなど
聴き手が気を抜いた瞬間に声をかけることを心がけて進めます。
またそれらの終了後には催眠に入りやすくなる簡単なコツを教えて緊張と不安を取り除きます。

大手のサークルさんなら当たり前のようにすることですけど
新規さんがここまで気を配って制作されることはあまりないです。
追い込み暗示を入れる時だけ若干強い語気で畳み掛ける工夫もされてます。
いきなりテーマと絡めようとせず、まずは催眠にすんなり入れる環境づくりに努めるのも良いです。

「すーっと右腕から力が抜ける 力が抜けて どんどん沈んでいく ずーんと重くなる」
脱力は左右の腕、両脚、胴体、頭、全身の順にカウントに合わせて重さを伝え
最後の全身だけはカウントの直後に上半身を後ろへ倒し
それと同時に深化の暗示をスピーディーに投げかけて一気に落とそうとします。

これが開始時点で敢えて座ったまま視聴する指示を出した理由です。

聴いた限りではおそらく後倒法を狙ってるのだと思います。
体を後ろに倒すことで脳に負荷をかけ被暗示性を高めるといったものです。
割と危険な誘導法なので実際にやる場合は回りの環境にくれぐれもご注意ください。
この後にも深化シーンはありますから怖い人は無理にやらなくてもOKです。

インピオらしさが出てくるのはその次から。
軽い被暗示性テストをしてから子供だった頃の自分をイメージし
そのまま学校へ出かけてエッチのパートナーにあたる幼馴染と出会います。

「人を好きになるってことを知ったのはいつでした? その子とお話しているだけでドキドキ 他の子と話しているのを見るとモヤモヤ」
生まれて初めて異性を好きになった時に味わった甘酸っぱい気持ち
彼女が他の男子と仲良くしてるのを見た時に感じたほのかな嫉妬心。
純真だった自分を取り戻しつつ初恋の感覚を少しずつ思い出していきます。
大人なら誰しも一度は女性を好きになってるでしょうから、その記憶を言葉で蘇らせる感じです。
またここではエッチで重要になるとある仕掛けも施します。

幼馴染「ねぇねぇ 私と鬼ごっこして遊ぼう 私を捕まえて?」
お姉さん「なんだか体が軽い まるで重い鎧を脱いだように 動きが自由です」
最後の学校へ行くシーンは主人公が校庭から校舎へ入り幼馴染と鬼ごっこする様子に
自分の体や心が幼くなったことを匂わせるイメージを組み込んで少年に戻った気分を膨らませます。
見た目ではなく感覚に働きかけて退行させるおかげで受け入れやすく感じました。
そしてここからは幼馴染も明るくて甲高い声でしゃべり始めます。
かくれんぼする際にギミックを使ってさらに深化させるなど、技術的にも面白いものを持ってます。

エッチを楽しむ環境づくりを見据えたトリッキーな催眠です。
聴き手の心と体を少年時代に戻し、初恋の相手と出会わせることを目的に
簡単なストレッチから入って深呼吸、分割式の漸進的弛緩法、後倒法、軽い沈黙法
イメージ法、混乱法など古典催眠の技術を数多く使って進めます。

後倒法だけは首を捻りますが、それ以外については結構レベルが高いです。
全体的に暗示の入れ方が安定してるのが大きいです。
イメージの扱い方も違和感がなく、学校のシーンでは胸のあたりがぽかぽかするのを感じました。
私は体を倒す動作を敢えてやらずに聴きましたが、それでも最後のかくれんぼで頭が一気にズーンときました。
セリフの表現も聴き手が受け入れやすく感じるよう工夫されていて素晴らしいです。
少しずつお互いを知る甘いエッチ
エッチシーンは27分間。
プレイはパンツのちら見、エロ本を読む、手コキ、乳揉み、乳首舐め、クリ責め、キス、SEX(正常位)です。

乳首舐めの際にちゅぱ音が、手コキとSEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありませんが射精表現はあります。

幼馴染「じゃあ休憩も兼ねて遊びましょ 何して遊ぶ? ゲーム?」
お姉さん「想像してみて? 彼女のパンツの中ってどうなっているんでしょうか?」
場所を学校から幼馴染の自宅へ移し、彼女と一緒に夏休みの宿題をしていた主人公は
休憩中に偶然見えたパンツとその中身にドキドキします。

エッチは引き続きお姉さんがメインの語り手を担当し、彼がリードする形で進みます。
最初の11分間は本格的なエッチを始める雰囲気作り。
ゲームを物色してる幼馴染のパンツを見たり、棚の後ろに隠してあったエロ本を一緒に読んで気持ちを高めます。
エロ本の所有者は彼女ではなくその兄だそうです。

お姉さん「初めて見る刺激的な写真 見ちゃいけない 見ちゃいけないはずなのに あなたはその本へ引き込まれてゆきます」
幼馴染「入ってる…痛くないのかな? でも痛がってる顔には見えないし」
初めてエロ本を見た時に衝撃を受けた人も結構いるのではないでしょうか。
お姉さんもそれをもう一度体験できるように初体験らしさを出したセリフを投げかけます。
催眠の一番最後で彼女が記憶を一時的に飛ばす暗示を入れてきますから
少なくとも普段よりはこのシーンを新鮮に感じられると思います。
恥ずかしがりながらも興味津々な様子で眺める幼馴染の姿も初々しくて良いです。

ちなみにエッチシーンはお姉さんと幼馴染のセリフが同じくらいの分量で構成されており
お姉さんは実況と主人公の内面描写、幼馴染は彼女自身の心理描写と役割分担がされてます。
幼馴染のセリフは催眠の技術を特に使ってないのでボイスドラマっぽい作りと言えます。

残りの16分間はお待ちかねの初エッチ。
お互いに服を脱いで主人公は幼馴染のおっぱいを、彼女は彼のおちんちんをいじり
その後はベッドに移動しクリ責めしてから正常位で繋がります。

幼馴染「あっ ううっ 入ってる おちんちんが入ってきてる」
お姉さん「震え上がるような強烈な快楽が駆け抜ける 温かくて ぬるぬるして 幸せな感覚に脳みそが溶けてしまいそう」
初めて見る女性の裸、おっぱいの味と感触、綺麗で淫靡なおまんこの形、そしてエロ可愛く乱れる姿。
いけないことをしてるとわかってるのにやめられない心情を盛り込みながら
彼と彼女両方の視点でエッチを鮮烈に描きます。

童貞+処女の組み合わせなのでプレイ自体は結構ソフトです。
でも好きだった女の子と初体験するシチュがそのハンデをしっかりカバーしてます。
催眠部分で仕込んだギミックを使って気持ちを一気に盛り上げる演出もされてますし
体より心を重点的に責めて色んな快感を与えてくれます。

このように、登場人物たちの内面を厚めに描いた初々しいエッチが繰り広げられてます。
ちょっぴり背徳的な催眠ボイスドラマ
テーマのインピオと初恋を臨場感高めに描いた作品です。

お姉さんは大人になった主人公が初恋気分でエッチを満喫できるように
まずはテーマを絡めずに心身の力を少しずつ弱め
それから日本人なら誰でも通う学校のイメージや幼馴染と遊ぶ様子を通じて退行させます。
そしてエッチは実際にするまでの経緯やパートナーの内面も描いて生々しさを出してます。

初めて好きになった女性とその時の感覚でエッチする魅力的なシチュ。
様々な技術を駆使して主人公と同じ気分に浸らせる緻密な催眠
色んな初めてを体験させながら心と体を快感と幸福感で満たすあまあまなエッチ。
テーマと技術を上手に組み合わせたドラマ性のあるサービスに仕上げてます。

中でも催眠はこのまま制作を続ければ大手さんに追いつけるんじゃないかと思えるほどの可能性を感じました。
技術を闇雲に行使するのではなく、相性の良い繋げ方をしながらひとつの大きな流れを作ってます。
初心者向けのケアや変則的な誘導もされてますし、今後のご活躍が期待できるサークルさんです。

ただし、エッチについては改善したほうが良いと思う部分がありました。
具体的には幼馴染の声が催眠に不適なこととセリフの分量が多いことです。

前者はロリっぽさを出すために結構キンキンした声になってまして
終始穏やかなお姉さんの声とはほぼ対局に位置します。
本作品のエッチはお姉さんと幼馴染が交互に話すシーンが割とあるので
聴き続けてるとトーンの大きな違いなどが気になって催眠状態を維持しにくく感じました。
クリ責めやSEXシーンで急に喘ぎ声を上げられると人によってはビックリしてしまいます。

後者は幼馴染のセリフが催眠から離れたものになってる関係で
それが増えれば増えるほど聴き手に働きかける割合が下がります。
初恋相手とエッチするから幼馴染の内面描写にも力を入れたのでしょうが
こっちを頑張りすぎると絶頂シーンでイけなくなる可能性があります。

例えばこれが幼馴染を2人目の催眠者にする双子形式だったらまた違ったのでしょうけど
少なくとも私が聴いた限りではそういった意図は見られませんでした。
催眠とあまり関係ない部分は必要最低限に抑えたほうが安定感は増すと思います。

絶頂シーンは1回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

催眠は良いのだけどエッチがうーん…な作品です。

CV:浅木式さん
総時間 1:00:05

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

【催眠音声】マゾと決めつけられて視線を感じながら何度も恥ずかしいことや意地悪されちゃうさいみん

サークル「綿谷SVLさいみんクラブ」さんの催眠音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、優しくてちょっぴり意地悪な女の子が
「羞恥」をテーマにしたサービスでMな男性の欲望を満たします。

特定のプレイをせずに技術だけで絶頂させる珍しいエッチが行われており
「好き」「恥ずかしい」などのキーワードに暗示を込めて気持ちを盛り上げながら
カウントを何度も数えてそれを発散するタイミングを教えます。
女の子に心を覗かれて
催眠クラブのスズカからサービスを受けるお話。

「こんばんは 今日は当催眠クラブにようこそおいでくださいました」
スズカは甘く可愛い声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
クラブを訪れた主人公の嗜好に合ったエッチな催眠をかけます。

本作品は体への刺激を一切与えず羞恥に悶えて絶頂するのを目的に
彼女が50分程度の時間をかけて催眠重視のエッチなサービスをします。
羞恥と言えば大勢の人に見られながらオナニーするとか、公共の場で肌をこっそり露出させるシチュが定番ですが
彼女の場合はそういった設定をほとんど設けず言葉の力だけで気持ちよくします。

作中でフェラやSEXといったプレイと呼べる行為はやりませんし淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声もありません。
エッチな要素を使って責めないからこそ催眠特有の快感を味わいやすくなってます。
催眠音声処女作でここまで思い切ったことをやるサークルさんは珍しいです。

催眠はおよそ29分30秒間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずは深呼吸や体の脱力を入念に行ってリラックスします。

深呼吸は数セットごとに軽い暗示を交えて断続的に
脱力は左右の手、両足、胴体、顔や頭部と全身を大まかなパーツに分け
17分もの時間を割いてじっくり進める入念なものです。

「ずーっしり ずーっしり もう左手も力が入らない 左手が重い」
「110キロ 120キロ 130キロ 140キロ 150キロ」

そして「重い」などの暗示を入れるだけでなくどのパートもカウントを多めに数え
その際に数字と重さを連動させて感覚を効果的に伝えようとします。
数字があまりに大きすぎていちまち実感しにくいのと、カウントを重視するあまり脱力の暗示が薄くなってるのが残念ですが
「重いのが気持ちいい」と表現を和らげて彼女の言葉を受け入れやすくする工夫も見られます。

また最後の顔や頭部を脱力させる時だけは重さの単位を使わず
短めのカウントを何度も数えて少しずつ感覚を伝えようとします。
ですがこのシーンも深化を促す暗示が少ないおかげで効果はいまいちでした。
催眠の後から始まるエッチも含めて本作品はカウントを数えるシーンが通常より多めです。

心身を十分に脱力できた後はエッチで役立つ暗示を入れ始めます。
「好き」「恥ずかしい」「気持ちいい」など関連性の強いキーワードをいくつか用意し
それを聞けばどうなるかを説明しながら興奮や性感をある程度高めます。

「恥ずかしい 火がついた感情は どんどん膨らんでいく どんどん膨らんで あなたの心は恥ずかしさでいっぱいに満たされてしまう」
直接的なエロ描写をまったく使わずに感覚を操作する催眠音声ならではのアプローチです。
被暗示性の高い人なら体が火照ったり股間がムズムズするかもしれません。
スズカ役のみもりあいのさんの演技も安定感があり意識しなくても言葉が耳にスッと入ってきます。

エッチの準備だけを見据えたとてもシンプルな催眠です。
聴き手を特定の言葉に反応できる心にすることを目的に
深呼吸から入って深化も含めた分割弛緩法、メインの暗示とやることを絞り込み
それぞれをじっくり行うことでそうなるように導きます。

新規のサークルさんだと滅茶苦茶なことをするケースも割とあるのですが
綿谷SVLさいみんクラブさんの場合はかなり勉強されてるのか、処女作の中では比較的レベルが高いです。
特に最後の暗示は言葉が持つ力をストレートに使って気持ちを盛り上げようとします。

ただこの催眠を聴いて深い催眠状態に入れるか?と言われれば私は首を捻ります。
最重要部分にあたる脱力と深化のシーンでそれを後押しする暗示がかなり少なくなってるのが主な理由です。
カウントを数えるのは平たく言えば暗示を入れやすくするためなので
そちらを頑張りすぎて暗示を疎かにしていたら当然効果も薄れてしまいます。
私が聴いた時も脱力感をそれほど実感できませんでした。

個人的にはカウントの量をもっと減らし、より確実に深化させる方針を採ったほうが良かったと思います。
あるいは「数が増えるほど意識した部位の脱力感がさらに強くなります」とカウント自体に暗示を込めるのも手です。
重量を絡めて多少のリアリティを出してるものの、今のままではほぼ数えるだけになってしまってるかなぁと。
最後の暗示を入れるシーンは良かったので、そこに持っていくまでの部分をもう少し頑張ってほしかったです。
エッチな事を一切やらずにイかされる快感
エッチシーンは15分30秒間。
プレイは羞恥責め、スズカと見つめ合うイメージ、言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「これから 変態マゾなあなたがもっと喜ぶような 意地悪なことをしてあげる」
催眠を使って主人公を言葉だけで感じられるようにしたスズカは
その状況を活かした羞恥プレイでもっと気持ちいい体験をさせてあげます。

エッチは体の接触をせず彼女が言葉で責め続けます。
前半の8分間はより絶頂しやすい環境づくりを見据えたプレイ。
催眠パートの最後で設定した3つのキーワードにもうひとつ加え
それらを小まめに言いつつ言われたらどうなるかも伝えて心と体を温めます。

「恥ずかしい 私に心の中を見られているのが恥ずかしい 私と目を合わせているのが恥ずかしい」
「私にいじめられると あなたの心は痺れるような快感に囚われてしまう」

レビューの最初のほうでも書きましたが本作品のエッチはエロ要素をとことん削ってます。
彼女が艶めかしい声を上げることもありませんから雰囲気も終始落ち着いてます。
そのうえでキーワードを起点に羞恥やいじめられる快感を味わわせます。

十分な深さの催眠状態に入ってることを前提としたある意味尖ったプレイです。
途中で彼女と見つめ合う描写がありますが実際に目を開ける指示は出ません。
この段階で開けてもデメリットしかありませんからイメージで代用するのがいいでしょう。

続く後半は絶頂シーン。
10→5→3と後になるほど開始の数字を引き下げて11回連続の絶頂へと追い込みます。

「マゾと言われると恥ずかしくて 恥ずかしいのが気持ちよくて それでまた 私にマゾだってばれちゃう」
カウントを数える時だけ声が2つに分かれてカウントと暗示を同時に入れる凝ったもので
エッチのテーマである羞恥を与えるセリフを適度に織り交ぜてむず痒い快感を与えます。
10回目までは「少し気持ちいいかな?」程度の感覚でしたが
最後の11回目だけは全身にゾワゾワした快感が走ってびっくりしました。

このように、エロを匂わせる要素を使わずにイかせる催眠らしいエッチが繰り広げられてます。
変わった切り口の作品
催眠の力だけをできるだけ使って気持ちよくする意欲作です。

スズカは普通のエッチではもう満足できない主人公をスッキリさせようと
一般的なプレイを除外するどころかボディタッチすらせずに色んな言葉を投げかけます。
そして特定の言葉に連動して感覚が変化する暗示を駆使してドライオーガズムへ導きます。

催眠音声だからこそできるアプローチを積極的に盛り込んだ作り
視線や言葉で羞恥を与えて熱を高めるエッチ。
新規さんの処女作とは思えないほど大胆なサービスを行ってます。

特にエッチはもう少し表現を抑えれば15禁でもいけるんじゃないかと思うほどエロ要素を取り除いてます。
でも彼女に見られ続ける、言葉だけでイかされるシチュでそれをある程度補ってます。
露骨なエロがないだけで淡白なエッチをしてるわけではありません。
被暗示性が高くドライの経験もある人ならイける可能性はあると踏んでます。

ただエッチの土台にあたる催眠に改善点が見られるのも事実です。
具体的にはカウントの扱い方(純粋な量、数えるタイミング、暗示とのバランス)を見直せばもっともっと良くなるでしょう。
エッチの最後に行う連続絶頂もカウントを乱発してるように見て取れたので
数を減らし、個々の質を上げたほうがドライできる可能性は上がったと思います。

絶頂シーンは11回。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもありません。

やってることは面白いのだけど品質にやや難があると判断し、今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:みもりあいのさん
総時間 48:57

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

奴隷人形の乳首オナニー催眠

サークル「チューン」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、普段は穏やかだけどSっ気も強いお姉さんが
催眠を使って男性を自分の操り人形に変え、その状況を活かしたエッチな調教を施します。

タイトルにもなっている「人形」と「乳首」を大事にしたM向けのサービスが行われており
催眠パートは彼女の声に対する集中力や好感度を高めながら心と体を脱力させ
エッチに入ると女王様っぽい声と態度で見下すセリフや命令をガンガンぶつけます。
トレーニング要素は薄いですから乳首を既に開発してる人のほうがずっと楽しめるでしょう。
奴隷になって乳首をたっぷり
お姉さんに催眠をかけられ乳首オナニーするお話。

「こんにちは もしかしたら今あなたは朝の挨拶のほうが正しいかもしれませんね」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を説明し、二人だけの世界に来た主人公を温かく迎えると
催眠を使って心地いい夢と現実の境目へと案内します。

本作品は女性に心と体を操られながら絶頂する「人形化」をテーマに
彼女が75分程度に渡って催眠をかけたり2種類のエッチな調教をします。
チューンさんは乳首オナニーがとても好きなサークルさんのようで
処女作「お姉さまのマゾ犬調教乳首オナニー」ではおちんちんに指一本触れない尖ったエッチをされてました。

それを受けて本作品でもエッチの前半は乳首オナニーのみ、後半は乳首+おちんちんといったように
乳首で気持ちよくなることを強く意識したリードをします。
細かないじり方やペースはあまり指示してきませんから未経験者よりも普段いじり慣れてる人のほうがやりやすいです。
焦らしや言葉責めといったM向けの要素も多く、同じジャンルで有名なちちのひシリーズとは違った良さを持ってます。

催眠はおよそ19分間。
仰向けに横になってまずは深呼吸しながら彼女の言葉に耳を傾けます。

「あまり固くならないでください 決して怖い思いをすることはありません むしろあなたは これから私の声を聞くたびに とても大きな喜びを感じるようになります」
彼女には彼を無理矢理押さえつけて隷属させる気が一切なく
催眠のところどころで声に対する集中力が高まったり良い印象を抱きたくなる言葉を投げかけます。
人形になりきるにはご主人様の言葉を素直に受け入れられる心が必要です。
だからまずはリラックス重視の誘導をして自然とそうなれる環境を整えます。

最初から最後までほぼずっと深呼吸を続けるのも特徴のひとつです。
前半は心の、後半は体の脱力を狙った暗示を色々と入れてくるので
後になるほど頭の中がぽわぽわするとか、手足を中心に重さを感じるといった変化が現れます。

「皮膚の感覚も徐々になくなって ずーっと深い 水の中にいるような脱力感」
後半の脱力も聴き手が受け入れやすく感じる言葉を選びながら
「重くなる」などの暗示をところどころで入れる緩い内容になってます。
脱力の暗示をやたら重ねると押しつけがましさが出て雰囲気に合いませんし
彼女の言葉をすんなり受け入れる心構えができてれば沢山入れる必要もありません。
脱力する部位を手足に絞ってるのもそれさえやっておけばエッチを十分楽しめるからです。

簡単に言うと目的を見据えた効果的なアプローチをされてます。
初めての催眠音声でこういう組み立て方ができるのはすごいことだと思います。
深呼吸を多めにやる流れや紅月ことねさんの演技も相まって心地良い脱力感が味わえました。

エッチの準備に注力したシンプルでテーマ性のある催眠です。
聴き手の心と身体を空っぽにし、命令を素直に受け入れられる人形にすることを目的に
深呼吸から始まってリラックスの暗示、手足の脱力、カウントを使った深化と
やることをある程度絞り込みそれらを順序よく丁寧に行います。

本作品のエッチはセルフ主体ですから、後々無理なく手を動かせるように脱力はほどほどに抑え
命令を受け入れ遂行しやすくする心の脱力に力を入れてます。
深化が軽いのでそれほど深い催眠状態には入れないでしょうけど心身がスッキリした感覚はすると思います。
この後M向けのエッチをするとは思えないほど雰囲気が穏やかで癒やされました。
心身をバランス良く責める恥ずかしいエッチ
エッチシーンは2パート38分間。
プレイはおちんちんの観察、乳首オナニー、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
エッチ開始直後に服を脱ぐ指示が出ます。

「さぁ これであなたは私の命令以外で 指一本動かせない木偶の坊」
催眠を使って主人公を何もできない人形に作り変えたお姉さんは
早速全裸になる指示を出し、露わになった彼のおちんちんを強めに貶します。

エッチはどちらも彼女に言われた通りに体を動かします。
前半の乳首オナニーパートは本作品のメインとも言えるパート(約22分)。
脱衣後におちんちんを観察されて興奮を少し高めてから最初は片方、少し経つと両方同時に乳首をいじります。
ちなみに腕を動かす際は事前に脱力を解除する暗示が入ります。

「私の鼻にペニスでなんて触ったら 命令して 自分でその汚らわしいブタチンポ ねじ切らせちゃうわよ」
「ほら 乳首をいじれ 好きなだけ勝手に気持ちよくなってろ ブタ」

彼が自分の言うことに一切反発できなくなったと判断したのでしょう。
催眠パートとは随分違う嗜虐的な声でこちらを見下す言葉責めを積極的に浴びせます。
上のセリフはどんなに深い催眠に入ってても絶対に遂行しない命令ですし
こんな脅しをかけられたら催眠の大前提となる信頼関係が一気に崩れて解けてしまいます。
言葉責めも「クズ」「ブタ」などきついものが多く、残念ながら内容が催眠から脱線してしまってます。

乳首オナニーについては乳首がくすぐったくなる暗示を入れるのに合わせて始め
カウントを数えて感度を強化したり、再度脱力させて焦らすなど表面上は催眠音声らしい流れになってます。
しかしこの後のオナニーパートも含めてカウントの前後に入れる暗示が弱く
その効果をうまく伝えられてるかと言われれば首を捻ります。
私が聴いた時も普段の乳首オナニーとさほど変わらない気持ちよさでした。

後半の射精パートはおちんちんへの刺激も含めたプレイ(約16分)。
序盤は緩く、中盤以降はフリースタイルで乳首やおちんちんをいじり
彼女が許可を出すまで射精をひたすら我慢し続けます。

「目の前であなたの乳首オナニーを見ていたら 我慢汁が少し顔にかかっちゃったじゃない このクズ」
「おちんちんが壊れるくらいにまで 変態クソザーメン吐き出せ! イケっ! 変態ドMブタ野郎!」

前のパートと同じくカウントを適度に数えてプレイの開始や射精の合図を出すシンプルなもので
彼の奴隷化が進行したのに合わせて言葉責めがさらにきついものに変化します。
事前に「命令や言葉責めを受けるほど幸せを感じる」と暗示を入れていればまた違ったのでしょうが
催眠をあまり活用できておらず同人音声のオナサポに近いプレイになってしまってます。
言葉責めをするにしても単に見下すのではなくメリットを強調するなど言い回しに気を遣って欲しかったです。

私が聴いた時は言葉責めがきつすぎてエッチの序盤に催眠が解けてしまいました。
同人音声から入ったサークルさんはそちらの制作経験があるせいで
催眠音声も同じノリで作ってしまう傾向が見られます。
同人と催眠はエッチが根本的に違いますからもっと技術を活かして組み立てたほうがいいと思います。

このように、乳首をたっぷりいじらせつつ罵倒するきついエッチが繰り広げられてます。
テーマ性はあるのだが…
どちらかというと催眠パートに光るものを感じる作品です。

普段は穏やかだけどエッチになると急にSっ気を発揮するお姉さんが
リラックス重視の催眠をかけて人形化の土台を整えてからそれに合わせた乳首メインのエッチを行います。

最初から最後までほぼずっと乳首をいじり続けるサークルさんの作風を反映させたエッチ
その準備として申し分ない誘導をするテーマに沿った催眠。
奴隷人形になりきって気持ちいい絶頂を迎えることだけを見据えたサービスをします。

特に催眠は古典系の技術をベースにセリフの表現を柔らかくし
さらにリラックスや脱力の暗示をほどほどにして集中力や信頼度の向上に努めてます。
言葉だけでイかせる純粋なドライとは違い本作品は乳首オナニーという十分な触媒があるので
そこまで深い催眠状態に誘導する必要がないというメリットがあります。
あまりに深くすると今度は手をうまく動かせなくなりますし、これくらいが丁度いいです。
技術そのものよりも方向性や匙加減といったバランス面に優れたものを持ってます。

その一方でエッチは大崩れと言いますか、催眠に比べると品質がかなり落ちてます。
催眠を活かしたプレイや言葉責めをしてないのが一番の理由です。

「私が話してる間に さっきの乳首と同じように 快感が増大し続けていたから 感じちゃうのはしょうがないよね」
例えば射精パートにこんなセリフがあるのですが
催眠者が何もしてないのに感度が増大することなんて普通はありません。
技術を駆使して実際にそうなるようにきちんと誘導するから効果が現れるのです。

サークルさんが催眠状態を過信されてるのかもしれませんが
エッチに入ると暗示の入れ方が一気に雑になり、言えば何でもその通りになるかのようなリードをしています。
M性の高いプレイほどセリフの表現やアプローチの方法を繊細にしたほうがいいと思います。

絶頂シーンはドライ1回、ウェット1回。
淫語(言葉責め含む)それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠は良いのだけどエッチがうーん…な作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:16:41

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
76分で700円とコスパがいいので+1してあります。

セイレーンの檻

サークル「Atelier Honey*」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ギリシア神話に登場する海の怪物「セイレーン」が
男性を誘惑してエッチに弄ぶ様子を彼の立場で楽しみます。

登場する二人の女性が交互に主役を務める変わった展開や
最中に流れるリアルな環境音を起点に絶頂を促すアプローチなど
彼女の特性を活かしたドラマ性のあるちょっぴり背徳的なサービスを行います。
夢と現実の狭間で
セイレーンに催眠をかけられ彼女やシレーヌとエッチするお話。

「ふふふ 気がついたかしら?」
セイレーンは上品で色っぽい声のお姉さん。
海を訪れた主人公に歌声を聞かせ特殊な空間に引きずり込むと
自己紹介してから気持ちよくなるおまじないをかけます。

本作品は彼女に誘惑され弄ばれる感覚を主観的に楽しむことを目的に
およそ100分に渡って催眠をかけたり様々なタイプのエッチをします。
サークルさん初の催眠音声ということで、ささやき庵シリーズで有名なVOICE LOVERさんの協力を仰ぎ
一般的な催眠音声とは随分違った作品に仕上がってます。

セイレーン「ふっふっふっ 私の可愛い坊や」
シレーヌ「緊張しないで 赤ちゃんになったつもりで 私に任せて?」
テーマはずばり「夢と現実」。
最初の催眠誘導パートはセイレーン、次のドラマパートはシレーヌといったように
1パートおきにメインの語り手が切り替わりそれぞれの性格に合ったサービスをします。
催眠音声でこういう構造のものは非常に珍しいですね。

夢の世界を担当するセイレーンはいかにも大人の女性といった感じの色っぽさが漂ってる女性
現実世界担当のシレーヌは清純さや素朴さを感じる優しいお姉さんと違った特徴を持ってます。
終盤に二人が同時に責めてくるシーンもありますが基本的には一対一で相手するスタイルです。

もうひとつの特徴は同人音声らしさを持たせてお話を進めること。
催眠パートは普通に催眠を施すのですが、その後のドラマパートやエッチシーンでは
暗示や音を使って快感をコントールする催眠音声では定番のアプローチと
くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声といったエロ要素をぶつけて興奮を煽る責めを組み合わせて絶頂へ導きます。

簡単に言うと催眠から脱線したエッチをするシーンがそれなりにあります。
このおかげで催眠状態特有の快感が得にくくなってる反面エロさが増してます。
セルフの指示は出ませんけど射精表現がありますし、途中でオナニーしたくなる人が普通にいるでしょうね。
これが先ほど「一般的な催眠音声とは随分違う」と書いた理由のひとつです。
シンプルで癒される催眠
催眠はおよそ22分間。
セイレーンの歌に誘われてやって来た空間内で目を瞑り
まずは深呼吸や体の脱力をして心身を軽くリラックスさせます。

「沈み込んでいくお腹を両手に感じてると 意識まで一緒に沈み込んでいくよう」
「どう? 気持ちいい? 私は力を込めずに軽く触れているだけ 私が擦ったところから どんどん力が抜けていく」

深呼吸ではお腹の上に両手を置いた状態でセリフと呼吸の声を分離させて話し
脱力では左腕、右腕、右足、左足、お腹、顔と全身をいくつかのパーツに分け
それぞれで体を優しく擦る音を鳴らしながら「力が抜ける」「重い」といった暗示を入れます。
催眠音声ではよく見かける技法を作品世界に合わせてアレンジしてるわけです。
脱力シーンは部位ごとに声の位置も切り替わって彼女にお世話されてる雰囲気がよく出てます。

お次は彼がここに来た経緯やセイレーンのことを忘れる暗示を入れ
さらにカウントを数えながら波の打ち寄せる音を流して夢と現実の中間点へ案内します。

「あなたは 忘れてしまう 自分が誰なのか 私が誰なのか 忘れてしまう」
「私の声で どんどん気持ちよくなる そう とてもリラックスした気分」

催眠音声でここまでストレートな健忘の暗示を入れるのは珍しいですね。
カウントを数えた後は彼女の声に心地よさを感じる暗示を入れるなど
波の力を借りて体の中にある悪いものを全部洗い流せるように働きかけます。
この後のシーンも含めて本作品ではこの波の音が重要な役割を果たします。

しかし、十分に深化させてない状況で記憶支配の暗示を入れてるため
これが実際に効くかどうかと言われればそうなる可能性は低いと見てます。
私が聴いた時も心地よさは感じましたが記憶が飛ぶことは特にありませんでした。

当サイトの催眠用語集にも書いてあるように、暗示は一般的に運動→感覚→記憶の順に入りにくくなります。
ですから本当に記憶を一時的にせよ飛ばしたいならもっともっと深く誘導してから暗示を入れるのが望ましいです。
例えばこれが一度がっつり落としてから暗示を入念に入れていく流れだったら随分違ったでしょう。
あるいは脱力の時点で運動支配を行ってるので、そのまま感覚支配の暗示を挟み最後に記憶に取りかかるとかです。

並行して波の音を流していたことを考えれば
「波の音を聴けば聴くほど気持ちよくて頭の中が真っ白になる」といった感じに健忘とリンクさせるのもいいでしょう。
その直後に一昨日食べた夕飯のメニューなどを質問すれば忘れたと錯覚させられるかもしれません。
今の作りでは準備とアプローチの工夫がちょっと不足してると思います。

これから始まるエッチの土台作りを見据えたシンプルで癒される催眠です。
聴き手を夢と現実の狭間にいる感覚に浸らせることを目的に
深呼吸から始まって分割弛緩法、カウントを絡めた健忘の暗示、意識の力が弱まる暗示と
古典催眠の技法や暗示表現に作品固有の要素を盛り込んでゆっくり進めます。

中盤の体を脱力させるシーンまでは良くできており結構な脱力感も味わえました。
しかし最後の深化や暗示を入れるシーンに改善の余地が見られます。
この部分がうまくいかないとエッチであまり気持ちよくなれない可能性があるので
脱力以上に慎重かつ入念にやっておいて損はありません。

以上のことから癒やされるけど詰めの甘い催眠と私は考えてます。
夢と現実に揺さぶられながら
エッチシーンは4パート43分間。
プレイはキス、乳揉み、授乳、お腹を撫でる、手コキ、耳舐め、手マン、フェラ、SEX(騎乗位)、ダブル耳舐めです。

お腹を撫でる、手コキ、手マン、SEXの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「ほーら ママが お目覚めのちゅー してあげまちゅね」
催眠の後、浜辺に打ち上げられてたところをシレーヌに助けられた主人公は
彼女の介抱を受けてる最中に眠ってしまい、夢の中で再び出会ったセイレーンと恥ずかしいエッチをします。

エッチはパートによって責め手を変えながら進めます。
一番最初の「セイレーン」パートのお相手はもちろんセイレーン(約12分30秒)。
先ほどの催眠で赤ちゃんのような無垢な心になった彼の母親代わりになり
おっぱいを好きに吸わせたりおちんちんを手でいじって大人の時とは違う快感を与えます。

「坊や ママのおっぱい おいちい? いっぱい飲んで 元気になってね」
「むくむく膨らんできた 赤ちゃんなのに おちんちん 大きくなっちゃいまちたね」

ここでの彼女は海の魔物と思えないほど声と態度が柔らかく
先ほどの催眠ですっかり空っぽになった彼に赤ちゃん言葉で語りかけながらあれこれお世話します。
その一方で興奮してる彼を軽く見下して羞恥心と背徳感を煽ります。
やってることは王道の幼児プレイなのですが、シチュのおかげでややM寄りになってる感じです。

ちなみにこれらのプレイ中に彼女が暗示を使って心身の感度を上げるとか
責められてる感覚を伝えることはほぼありません。
同人音声でするエッチと同じく甘やかす言葉をかけながら行為に合ったエッチな音を鳴らすだけです。

エッチの前にある「安らぎの浜辺」パートも催眠要素が薄いですから
被暗示性の低い人はおそらくこのパートあたりで催眠が解けるものと思われます。
せっかく時間をかけて催眠を施したのにそれを維持しようと聴き手の無意識に働きかけないのはもったいないです。

「波の音が大きくなってくる お耳を舐められて 波の音を聴いてるだけなのに どんどん快感が高まっていく」
ただし、パート終盤の絶頂シーンだけは催眠音声らしい責めを繰り出します。
波の音で気持ちよくなれる暗示を入れてからそれをトリガーに快感を高めるというもので
絶頂時には一際激しい音を鳴らしてイク瞬間を迎えたことを教えます。

続く「シレーヌ」パートはシレーヌが頑張る番(約15分)。
セイレーンとのエッチにうなされて目覚めた主人公を安心させようと
今度は現実世界であまあまラブラブなエッチをします。

「いいよ 好きなだけ触って…あぁっ んっ」
怖い思いをした彼を慰めようとおっぱいやおまんこを好きにいじらせたり
シックスナインの体勢になっておちんちんを激しく責めるなど
お互いがほぼ対等な立場になって声よりもずっと下品なちゅぱ音や効果音を鳴らします。
引き続き催眠から脱線してますが、普通のボイスドラマとして見る分にはかなりエロいです。

プレイによって効果音の質感と動きが微妙に変化するのが非常に印象的でした。
手マンは空気混じりで粘性高めの音だったのが手コキに入ると筋っぽさが強くなり
SEXでは「ぱちゅん」というまた別の水音が鳴ります。
一般的な催眠音声に比べてエッチな音の量が多くなってるので抜きやすいです。

最後の2パートはこれまで溜めた性欲を全部吐き出すシーン(約15分30秒)。
「支配」はバトンタッチしてセイレーンが、「吸精」は彼女とシレーヌの二人で耳とおちんちんを激しく責め立てます。

セイレーン「いいのよ イっちゃって 押し寄せる快感の波に飲まれて 射精はできないまま 波に飲まれてイっちゃえばいい」
シレーヌ「欲しい 欲しいのおちんちん ねぇ 私にもっともっと おちんちんちょうだい」
この2パートは絶頂シーンに力を入れており、両方合わせて7回と回数が多いのに加えて
SEXのピストン音、シレーヌの喘ぎ声、ダブル耳舐めのちゅぱ音と抜き要素も充実してます。
絶頂のやり方は1回目と同じく大きな波の音に合わせてやるというもので
多少の間隔を置きながら音に強弱をつけてタイミングを指示します。

5回目から8回目の絶頂はシレーヌに中出ししてる描写がありますから
ドライでは満足できない人はおちんちんをしごいて射精してもいいと思います。
清純な声とは随分違う積極的な姿勢やエロ可愛い喘ぎ声が股間にものすごく響きました。
聴き終えた後に1発抜かないと落ち着かないくらいのエロさを持ってます。

このように、背徳的な要素をちょっぴり盛り込んだ興奮しやすいエッチが繰り広げられてます。
催眠音声と同人音声のハイブリッド
ボイスドラマ要素をそれなりに含んだ催眠音声と呼ぶのが妥当な作品です。

海で歌を歌って人々を惑わすセイレーンに襲われた男性が
彼女やその後出会った別の女性とイチャイチャしたりエッチに弄ばれます。
そしてその様子に催眠の技術や環境音を盛り込んで臨場感とエロさを出してます。

セイレーンとシレーヌが交互に相手を務める変わった作り
催眠の技術で気持ちよくする割合を減らし、その代わりエッチな音を多めに鳴らして興奮させるエッチ。
催眠音声専門のサークルさんとは違うやり方でドライオーガズムへと導きます。

セイレーン「私も手伝ってあげる ほーら こっちの耳は私が」
シレーヌ「ねぇ 耳 舐めてあげるね」
中でも最初の特徴はセイレーンが色っぽい悪女、シレーヌは清純派の優しいお姉さんとキャラに違いを持たせ
ドM向け作品などで行うハードなプレイをあまりやらずに弄ばれてる雰囲気を出してます。
主人公にとっては災難だったのでしょうけど、おいしいところがまったくないわけではありません。
野上さんの個人サークルらしい甘さを持たせた色仕掛けを行ってます。

催眠は終盤の深化と健忘の暗示を入れるシーンを改善し
その後のエッチシーンで暗示を継続して入れるスタイルにしてればもっと良くなってました。
同人音声を制作されてるサークルさんが催眠音声を作るとかなりの確率で催眠からやや離れたエッチが出来上がります。
この作品に限らずそういったケースを今まで何度も見てきました。

催眠音声のエッチは技術を活かしてプレイを組み立てるので同人音声のそれとは作りが根本的に違います。
また催眠パートで行った誘導方法や暗示がプレイと密接な関係を持ってます。
わかりやすいものだと催眠パートで体が温かくなる暗示を入れ、それを後でエッチな火照りに変換するとかです。
残念ながら本作品は催眠とエッチの親和性が低くなってます。
空っぽになった彼の心にセイレーンが技術を使って別のものを注ぎ込む流れだったらまた違ったのでしょうが…。

波の音をトリガーに絶頂させるアプローチは面白いし作品の内容に合ってると思います。
だからこそそこに持っていくまでの部分も頑張って欲しかったです。

エッチは野上さんの演技力が遺憾なく発揮されていてエロいです。
特にシレーヌは声と責めっぷり、乱れっぷりのギャップが大きくてそそります。
催眠状態を維持できるかはともかくオナニーのオカズには役立ってくれると思います。

絶頂シーンは8回。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:野上菜月さん
総時間 2:06:36(本編…1:49:37 おまけコメント。…16:59)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2018年1月11日まで20%OFFの880円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。

2018年1月7日追記
サークル様からいただいたご指摘通り「Re_01.永遠に」をおまけから本編へと移し
それに合わせて本編およびおまけの時間構成を修正しました。
大変失礼いたしました。

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