サークル「おかしのみみおか」さんの催眠?音声作品。
今回紹介する作品は、声は可愛いけど性格はドSな妹が
Mなお兄ちゃんを相手に催眠を交えたオナサポをします。
言葉責めやカウントによる寸止めといった同人音声でよく見る意地悪な責めをするのが特徴で
彼のことを「キモイ」「変態」と見下したり
射精したくてもできない状況を維持してもどかしい思いをさせます。
催眠と呼べる要素は全体の15%程度ですから、オナニーを楽しむ作品と思って聴いたほうが満足できます。
妹がする意地悪なオナサポ
「お邪魔しまーす りんごね お兄ちゃんと会えるの ずーっと楽しみにしてたんだ」
りんごは明るくて可愛い声の女の子。
主人公の部屋にやって来て久しぶりの再会を喜ぶと
そこにあったエッチな本の内容を見て軽く見下します。
本作品は年下の女の子にいじめられるのが好きな彼を喜ばせようと
彼女がおよそ45分に渡るドM向けのオナサポをします。
「容赦ない責めが作品の90%を締めます」と販売ページに書いてあるように
こちらを見下したり突き放す要素がいくつも出てきます。
「お兄ちゃんは既に 人からさげすまれ 見下される変態マゾ」
ストレートに罵倒する、カウントを数えながら寸止めして出せないようにするなど
多くの人が意地悪に感じることを積極的にやります。
パートによって内容が結構変わるので幅広く感じました。
オナニーの時間は30分程度ですからハードと言うほどではないです。
ジャンルに「催眠音声」がついてることからセルフ系の催眠音声と思うかもしれません。
ですが実際はそれとほぼ真逆の路線を歩んでます。
具体的に言うと、催眠音声では聴き手と催眠者の信頼関係をとても重視するので
M向けの責めをする場合もやり方やセリフの表現に気を配って進めます。
しかしこの作品はプレイの内容が同人音声のオナサポとほぼ同じです。
暗示を駆使して感度を上げたり絶頂させることはありません。
なので催眠に期待して聴くと高確率で肩透かしを食らいます。
まったくもって催眠音声じゃないと言う気はないですけど
催眠音声として見た場合に大きな問題を抱えてます。
不完全な催眠
本作品で唯一催眠の要素が出てくるのは「03誘導(約6分)」。
前のパートで軽いオナニーや言葉責めをした後
深呼吸とオナニーを続けながらりんごの言葉に耳を傾けます。
「私が あなたに告げる数字が 小さくなればなるほど あなたはどんどんリラックスできます」
パートの序盤にふたつの暗示をほぼ同じ表現で繰り返し入れ
それからカウントを数えて深化させるシンプルなものです。
囁きに近い穏やかな声で1カウント毎に軽めの暗示を入れるなど、一見すると良さそうな誘導をします。
「りんごは最後まで気持ちよくしてあげる優しい天使じゃないよ?」
ですがカウントを数え終える直前で急に笑い出し、さらに彼をブタ呼ばわりする言葉責めをします。
そのまま次のパート(寸止めオナニー)に進みますから当然催眠の続きはありません。
要は催眠をかけてる途中で彼女がそれを放棄するんです。
彼女も言葉責めの直後に催眠を続ける意思がないことを告げます。
催眠に関する本を読んだことがある人ならご存じでしょうが
催眠者が自分で催眠を投げ出すのは絶対にやってはいけない行為です。
誘導の途中で何か失敗してもフォローしながら最後まで続ける必要があります。
暗示の表現はそこまで悪くないし演技も割としっかりしてます。
でも最後の最後で聴き手の信頼を大きく損なってしまってます。
上手い下手じゃなく催眠における最低限のことができてないから良くないと言うのです。
このパートを聴いて催眠に入れる人はほとんどいないでしょう。
カウント重視のエッチ
プレイはオナニー、耳舐め、カウントによる寸止めです。
エッチな効果音はありません。
「おちんちん揉み揉みしながら聞きなさい」
3分程度の雑談を終えてオナサポすることに決めたりんごは
ズボン越しにおちんちんを揉む指示を出してから軽く罵倒します。
エッチは終始彼女に言われた通りオナニーします。
最初の3パート21分間は射精に向けて心と体を盛り上げるシーン。
「02見下される(約9分)」はソフトなオナニーと言葉責め
「04寸止め1(約9分)」はシコシコボイスや耳舐めを交えた寸止め
「05寸止め2(約3分)」はカウント特化の寸止めとやることを変えて進めます。
「りんごにいじめられるのが堪らない 少女にいじめられるのが堪らない 小さな女の子にいじめられるのが堪らない そんな人 ダメに決まってるじゃない」
彼女は彼がMなことを既に知ってますから、どのパートも彼の嗜好に合わせた責め方をします。
02は体への責めが弱い代わりに言葉責めをガンガンするし
04は前半がシコシコボイス、後半はちゅぱ音に専念してバランスよく責めます。
肉親だからでしょうけど言葉責めは囁きに近い弱めの声量でやってました。
どぎつい部分を多少和らげてあるので本気で凹む人はあまりいないと思います。
05パートはカウント1セット毎の数え方を変えてきます。
続く3パート11分間はさらに焦らして彼を悶えさせるシーン。
「06罵倒カウント(約3分)」は罵倒しながらするカウント
「07赤ちゃん言葉バカにされカウント(約4分)」は赤ちゃん言葉責めによるカウントと繋ぎ
最後の「08ラストカウントダウン(約4分)」でようやく射精の許可が出ます。
「ねぇ それって子作りの練習なの? 女の子のおまんこを前にして 上手くやれるように 子作りの素振りでもしてるつもりなの?」
「え? もう我慢できないんでちゅか?」
カウントを聞きながらオナニーするところはどれも一緒ですけど
パートによって言葉責めの表現方法が大きく変わります。
06はストレートに見下す、07は小馬鹿にすると方向性も異なります。
オナニーのペースや強さは特に指示されませんからほぼフリースタイルです。
前項で説明した通り催眠がアレだったので私は抜けませんでしたが
同人音声のオナサポとして見る分には良いところも持ってます。
このように、言葉責めとカウントを軸に据えた意地悪なエッチが繰り広げられてます。
オナサポ作品としてなら
りんごは久しぶりに会った主人公が持ってるエロ本のプレイを実際にしようと
可愛い声で彼を見下す言葉責めを浴びせたり、カウントを交えたオナサポで悶えさせます。
そしてパートごとに責めのスタイルも変えて幅広くリードします。
可愛い声とドSな性格を持つ妹がドMなお兄ちゃんにオナサポするシチュ
言葉責めとカウントによる寸止めを組み合わせたM向けのエッチ。
サークルさんが売りとして掲げられてる「容赦のなさ」を前面に押し出してます。
催眠についてかなり厳しいことを書きましたけど
エッチのほうはテーマ性がきちんとあると見ています。
鬼畜過ぎると言うほどハードではないものの、彼を見下したり突き放すシーンが多いのは事実です。
ただ耳舐めのちゅぱ音を中央で鳴らしてるのはどうかと思います。
現在のサークルさんは割としっかりした催眠音声を制作されてますから
あくまでこの作品に限った話であることをご理解ください。
ちなみに本作品には解除音声が入ってません。
聴く場合は無料で構いませんから他作品の解除音声を最後に必ず聴いてください。
射精シーンは1回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。
CV:秋山はるるさん
総時間 45:26
オススメ度
■□□□□□□□□□ 1点
体験版はこちらにあります
追記
同人音声として見るなら5点です。
2021年9月13日まで20%OFFの968円で販売されてます。