同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

カテゴリ:催眠音声 > ~5点.

   ● メイド催眠~ご主人様にえっちな教育~
   ● 【癒し】メイドさんのリラックス催眠術【催眠音声】
   ● 双子の快楽催眠
   ● TS催眠!-あなた→私-
   ● だいすきひゅぷの。
   ● 【催眠音声】ふたごのマゾ犬調教
   ● 【催眠音声】セイレーンの誘惑
   ● チクミン。-乳首DOKIDOKI催眠-
   ● 乳首快楽催眠
   ● 乱交催眠騎乗位リレー


メイド催眠~ご主人様にえっちな教育~

サークル「トランスフロー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて献身的なメイドが
精通前の少年に男女の体の作りを教えながら熱いエッチをします。

おっぱいやおまんこをじっくり見せる、射精の仕組みを説明してから実際にイかせるなど
性教育らしいやり取りやプレイを交えながら催眠とエッチを行うのが特徴です。
次期当主の大事なお勉強
メイドに催眠をかけられながらエッチの手ほどきを受けるお話。

「お坊ちゃま 夜中に失礼いたします」
メイドは明るくて優しい声のお姉さん。
ある日の夜、ご主人様にあたる主人公の部屋に訪れ体調を訊ねると
男女の性の仕組みに関する特別な勉強をすると告げます。

本作品はオナニーどころか射精すらしたことのない少年を相手に
彼女が一歩一歩手順を踏む形で様々なエッチをします。
年上の女性に性教育を受けながら筆おろししてもらうおねショタ展開なこともあり
彼女は最初から最後までとても優しい態度で献身的なご奉仕をします。

そして彼女にエッチをリードしてしてもらう感覚をよりリアルに味わえるように催眠を施します。
作品説明文で「それに合う催眠方法」と書かれてるように本作品の催眠はかなり独特です。
技術自体は他の作品でも見かけるものなのですが、催眠の流れやイメージに独自の要素が見られます。

催眠はおよそ16分30秒間。
仰向けに横になって目を瞑り、軽く深呼吸してから最初は彼女の指示に合わせて目を開閉させます。

「ただ今 上に着ている物を脱いで 乳房を出させていただきました」
「はい 息を吸ってー 指を浮かせて目を開ける はい 息を吐いて (目を閉じて)指を目に当てる」

冒頭のやり取りで彼女は彼に戸惑いや興奮を感じ取ったようです。
だからこそエッチで暴走しないように女性の体に慣れさせるところから始めます。
具体的には上着だけを脱いでおっぱいを取り出しちょっとだけ見せてあげます。
その様子に催眠の技術を絡めて少しずつリラックスさせるわけです。

催眠の序盤から女性が脱ぐのは非常に珍しいですね。
性教育らしくまずは自分の体を使って男女の違いを教えてあげます。

お次は彼にズボンとパンツを脱いでもらう指示を出します。
しかし恥ずかしくて戸惑う様子を見て自分からそうしたくなる暗示を入れます。

「息を吐いていくごとに 力が抜ける どんどん抜ける」
「お尻が浮いていく ベッドから浮いていく ベッドからお尻が浮くと パンツに手が伸びる」

先ほどと同じく深呼吸に合わせて脱力の暗示を入れたり
下のセリフのように自然と腰が浮き、パンツに手をかけてしまうといったものです。
運動支配の暗示を入れて聴き手の体をコントロールしたかったのでしょうが
まだ軽くリラックスさせただけの段階でこれを行うのは性急だと思います。

体が硬直して動かなくなるなどの暗示は比較的入りやすいと言われてます。
でもそれはきちんと準備してるのが大前提でいきなりやってもまず成功しません。
暗示を入れる際の語気やスピードにも特に変化が見られず、感覚を実際に伝えるには色々と不足しています。
テーマの性教育にこだわった結果、催眠の流れや作りがいびつになってるのが残念です。

その後は彼女も下を脱いで全裸になり、再度深呼吸しながら体を硬直させたり目を開閉させます。

「吸ってー 止めて ぐっと閉じて(力を)入れて 吐いてー 力を緩めて(目を)開く」
「目を閉じると より深い催眠状態になり 私が「目を覚まして」と言うまで 決して目が覚めない」

おっぱいを見るシーンとほぼ同じ動作に漸進的弛緩法っぽい要素を織り交ぜて深化させます。
ですが指示はしっかりしてるのに対し、肝心の深化させる暗示をほとんど入れてくれません。
息を吸う時に目を閉じ、吐く時に開けさせるのも混乱を生みかねませんし※
催眠の仕上げを飾るには品質面で大いに問題があります。

※おっぱいを見るシーンは吸う時に目を開き、吐く時に閉じます。
つまり両者の目を開閉させるタイミングが完全に逆なんです。
息を吐くのに合わせて目を開けさせるのもリラックスに効果的ではありません。
私個人は台本のミスなんじゃないかと思ってます。

性教育の第一歩にあたる男女の裸体を確認するシーンに技術を絡めたテーマ性の強い作品です。
聴き手の心身を落ち着かせ、この後始まるエッチで存分に気持ちよくなれるようにするのを目的に
多くのシーンで深呼吸を交えながら目が開かなくなる、体が勝手に動く暗示を入れます。

サークルさんが作品のポイントとして書かれてるだけあって
催眠と性教育の融合を重視し、それに向けて色々と努力されてるのは伝わってきます。
しかし残念ながらこの催眠を聴いて一定以上の催眠状態に入れる可能性は低いです。
全体的に暗示のボリュームが不足してますし、各シーンの進め方や技術の行使も適切とは言えません。
肝心の深化パートでミスと思われる部分も見られるなど品質に難があります。

正直なところ、この内容なら無理に性教育を絡めず普通に誘導したほうがよかったかなぁと。
年上の愛を感じるあまあまなエッチ
エッチシーンは56分ほど。
プレイは乳首舐め、授乳、おまんこの観賞、クンニ、パイズリフェラ、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもなしですが射精表現はあります。

「早速 私の体で 男女の体の仕組みを楽しみながら学んでいきましょう」
催眠のおかげですっかり無防備になった主人公の体に裸体を密着させると
メイドはおちんちんを軽く撫でたり乳首を吸って女性の素晴らしさを教えてあげます。

エッチは終始彼女にリードされる形で進みます。
前半の31分間は女性の体をより深く知ることを目指したプレイ。
彼女と肌を合わせることから始まり、大きなおっぱいを吸う、おまんこを間近で眺める
そのまま69でお互いの性器を刺激するなど今まで以上に濃厚なお勉強をします。

「そう 優しく乳首を咥えて ちゅっちゅと 息を短く吸うようにしゃぶって」
「そんな顔をされたら私 乳首がジンジン痺れてしまいます」

そして彼女はどのプレイをする際も親切丁寧な説明をし
開始後はどう責めたら女性が喜ぶかを優しく教えます。
さらに実際に気持ちよかった場合はそのことをしっかりアピールします。

メイドを雇ってるほどですから彼の家は相当に裕福なのでしょう。
その次期当主なら女性の扱いもある程度知っておかなければなりません。
だから彼女は彼を完全な受け身にせず、リードしながら自分の体を好きにさせてあげます。
明らかに女性上位なのだけど主従の立場を逆転させてないところが実にいいですね。

「温かいおっぱいが押しつけられる 柔らかくてとても温かい 温かくてとても心地よい どんどん温まる じんわりと温まる」
また催眠音声らしくカウントや暗示を使ってエッチの気持ちよさを伝えてもくれます。
ですがどのシーンも3カウントを数えて似たような言い回しの暗示を入れるのを繰り返しており
50分以上も聴いてると飽きを感じる部分があります。
私が催眠状態に入れなかったのもあるのでしょうが、進め方や言い回しにもう一工夫がほしいです。

パイズリフェラで1回射精した後に始まるのはお待ちかねのSEX。
彼の上に彼女が乗り、結合する様子を見せながら深く腰を下ろします。

「こうやって お互いの気持ち良さを確かめ合えることこそが 子作りの素晴らしいところなのですよ」
お互いの気持ちを確かめ合ってから繋がったこともあり
ここでは主従よりも恋人同士に近いあまあまラブラブなエッチをします。
今まで以上に熱っぽい息遣いでSEXの醍醐味を教えるメイド、それに応えるように弱点の乳首を吸う主人公。
勉強のためにエッチすることになった男女がより深い関係になる様子がプレイを通じて描かれています。

このように、年上の女性が童貞の少年を優しく筆おろしする愛情たっぷりのエッチが繰り広げられています。
正統派のおねショタ作品
年上の魅力をそのまま音声化したような温かい作品です。

メイドはご主人様にあたる主人公が立派な男になれるように
これから何をするか、そしてどうすれば自分も相手も気持ちよくなれるかをじっくり教えます。
おねショタの醍醐味とも言える年上の女性が優しくリードするシチュに加え
エッチの目的となる性教育らしさも随所で見られます。

催眠に関しては随分悪いことを書きましたが、二人のやり取りやエッチの流れといったボイスドラマ部分については
要所を押さえてますしテーマに沿ってると言えます。
中でも彼を完全なマグロにしてないところが印象的でした。
筆おろしも兼ねてますがそれよりも性教育の色が強くなるようにエッチを進めてます。

「おちんちんがいじられて膨らむ どんどん膨らむ 硬く硬く膨らむ ぐんぐん勃起する 限界まで勃起する 勃起が止まらない はい おちんちんが大きくなりました」
「口の中におちんちんが入っていく くちゅくちゅと口でしゃぶられる もう気持ちよすぎてたまらない すぐにでも精液が出てしまいそう はい おちんちんがおっぱいとお口の中に入りました」

催眠はこれまで書いてきたこと以外だと暗示の表現に難があります。
上のふたつのセリフに見られるように、暗示を入れるときの言い回しに似通ったものが非常に多いです。
エッチシーンで書いたカウント+暗示の繰り返しと合わせて全体の流れが単調になってます。

エッチは「催眠さえしっかりしてればかなり楽しめた」と言えるくらいに内容が充実してます。
メイドだからといって事務的感を出さず、彼女自身も積極的に感じたり喘いだりします。
結局のところ催眠と性教育の融合具合や親和性の低さが本作品が抱える最大の問題なのだと思います。
2回ある射精シーンの両方がノーハンドなのも首を捻ります。

あとひとつ、本作品には解除音声がありません。
エッチを終えた直後に彼女が眠らせる形で終わりを迎えます。
安眠系の催眠音声などでよく見られる締めくくりですが、エッチ終了から寝るまでの時間がたったの15秒しかありません。
聴き手を眠らせるために何かしてくれるわけでもありませんし、これなら解除音声は入れておくべきだと思います。

射精シーンは2回。
淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回は大変厳しい点数とさせていただきました。

CV:秋川ひなたさん
総時間 1:15:30

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

【癒し】メイドさんのリラックス催眠術【催眠音声】

サークル「萌猫研究所」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、優しくて献身的なメイドが
癒しの催眠をかけて疲れたご主人様をリフレッシュさせます。

彼女がすぐ近くに寄り添い最終的には一体化する展開や
表現を変えながら「気持ちいい」「幸せ」「愛してる」を何度も何度も言うなど
催眠の技術よりもイメージや言葉で癒す雰囲気重視のサービスが行われています。
ご主人様を心の芯から癒すために
メイドの「潮見 雪江(しおみ ゆきえ)」に催眠をかけられリフレッシュするお話。

「お久しぶりです 旦那様 本日はようこそ おいでくださいました」
雪江は細く優しい声の女の子。
久々にやって来た旦那様に自己紹介と簡単なお礼を述べると
催眠を使ったサービスで彼を気持ちよくしてあげます。

本作品は18歳にして既にメイド歴4年のキャリアを誇る彼女が
30分ちょっとの時間をかけて催眠誘導し、それから彼女と身も心もひとつになるイメージで幸福感を与えます。

冒頭に彼女が「お久しぶりです」と言ってることや直後に自己紹介をすることから
おそらくは本当の主従ではなくそういうコンセプトのリラクゼーションスポットなのでしょう。
ですが言葉遣いは非常に礼儀正しく、サービスも愛をひたすら注ぎ込むテーマに沿ったものばかり。
心の繋がりや雰囲気作りに力を入れてるので催眠抜きでもそれなりの癒しが得られます。

「溺れる 気持ちいい 深い 愛している イってしまう」
作品独自の要素で真っ先に挙げられるのはR-15でありながら絶頂シーンがあること。
音声の終盤、彼が幸せな感覚にどっぷり浸かったところで背中を軽く押すセリフを投げかけます。
R-18のように直接の描写はないのもの、聴けばなんとなく察せるレベルのアプローチがされてます。
彼女とすべてが溶け合った先に得られる幸せイキですね。

催眠は2パート34分ほど。
座る/寝るどちらでもいいので楽な姿勢を取り、リラックスできるイメージをほんの少ししてから
彼女の数えるカウントに合わせておよそ10分間深呼吸を続けます。

「全身が 柔らかな繭に包まれている 永遠に委ねても構わないと思わせる快楽」
最初のイメージは現実世界で寛いでる自分や仮想のものを思い描きながら
彼女がすぐそばにいることを意識させて安心感を与えます。

最初から言ってしまいますと、本作品の催眠は導入および深化パートの暗示が少なく
一般的な催眠音声のように暗示を使って誘導するものとは随分違います。
そのため催眠に入った時の不思議な脱力感や意識がずーんと下りていく感覚は正直味わいにくいです。

しかし彼女の存在を身近に感じさせたり、親愛を示す言葉が数多く散りばめられてます。
要は技術ではなく彼女の声や言葉そのもので癒しを与えるわけです。
これが先ほど書いた「催眠抜きでもそれなりの癒しが得られます」の意味です。

「鼻腔から 新鮮な空気を吸いましょう やがて 全身に巡り 活力となります」
私がこう書かざるを得なかった一番の理由は深呼吸のシーンにあります。
息を吸う時に5カウント、吐く時に2カウント数えるのを繰り返すといったもので
彼女はそれらを指示することに徹し、吐くのに合わせてリラックスを促す言葉を言うシーンはほとんどありません。

それだけなら別に後でいくらでも盛り返せるのですが
カウントを数えるペースがあまりにゆっくりすぎて彼女の言う通りに呼吸すると息が苦しくなります。
具体的には息を1回吸うだけで18秒、吐くのに8秒もかけます。
追加で言うとリラックス目的で深呼吸させる場合、通常は吸う時間より吐く時間のほうを長くします。
息を吸う時は緊張を司る交感神経が、吐く時はリラックスを司る副交感神経が活発になるからです。

他にもこの後数多く登場するカウントがどのシーンも同じ数え方だったり
セリフのペース、トーン、間にこれといった変化が見られなかったりと
催眠音声を作るうえでの基本的な部分にいくつもの問題が見られます。

2番目の「少しづつリラックスしていく…」パートでするのは深化。
最初は手を組み薬指に意識を向けながら、次は目を開ける/閉じるのに合わせてなど
スタイルを変えながらカウントを何度も数えてさらに深いところへ誘導します。

「旦那様は私を受け入れることができます 受け入れれば 受け入れるだけ 私と旦那様の意識は交じり合い ますます気持ちよくなります 幸せになります」
「全身が 血管の端から端まで 気持ちよさが流れていく 気持ちいい 幸せ 幸せ」

ここでは彼女が「気持ちいい」「幸せ」など心にプラスに働く言葉をたっぷり投げかけます。
カウントと連動させてセリフを言うシーンがほとんどないので深化は難しいのですが
癒し系同人音声を聴いてる時に味わうホッとする感覚はあるかもしれません。
本気で深化させたいならカウントの扱い方と数え方をもっと考えたほうが良いと思います。
溶けて混ざって絶頂へ
エッチ?シーンはおよそ27分間。
プレイは声による絶頂です。
R-15なのでエッチな効果音、セルフはいずれもありません。

「旦那様の体 私と交ざり合った場所から力が抜けていきます」
催眠をかけて旦那様を気持ちいい場所へと案内した雪江は
彼の心と体が自分と一体化するイメージでさらに幸せな気分にさせます。

エッチは彼女の言葉を聴き続け、終盤の合図で幸せイキします。
フェラやSEXといったストレートな描写は一切ありませんが
彼女が明らかに絶頂を促すアプローチをしていたため当サイトではエッチとして扱うことにします。

「旦那様の体が 私の体と交じり合います」
「愛している 愛している あなたがいないと 生きていけない あなたがいるだけで 気持ちがいい」

内容は前半が彼女と体や感覚を共有してるイメージ
後半はそれに「愛してる」など愛情を伝える言葉を多めに交えて気持ちを盛り上げます。
催眠音声における暗示というよりは言葉そのものが持つ意味によって心を動かす感じです。

例えばここで「胸のあたりが温かくなる」など感覚を操作するセリフを言っていたら随分違ったかもしれません。
彼女と一体化することによって得られる幸福感、充実感を聴き手に伝えてこその催眠音声ではないでしょうか。

「イっちゃう イっちゃう 気持ちいい! ゼロっ ゼロっ」
そうやって準備を整えた後に絶頂指示が出ます。
カウントを何度も数えながらその都度イかせる連続絶頂タイプで
淫語が使えないハンデをセリフの表現によって補おうと頑張ってます。

このように、イメージや雰囲気によってイかせる極めてソフトなプレイが繰り広げられてます。
確かに癒されるのだが…
「催眠っぽいことをする癒し系音声」と呼ぶのが妥当な作品です。

お淑やかで献身的な若いメイドが、仕事やストレスに疲れてる男性を癒そうと
リラックスや癒しを重視したサービスでもてなします。
天使のような愛らしい声、主人を大事に思うメイドに相応しい態度など
彼女のキャラ作りは非常にしっかりしてるし最中の雰囲気も温かみに溢れてます。

「気持ちいい幸せ 愛している さぁ 一緒に参りましょう」
そして何より愛情を感じる言葉が本当に多いです。
音声作品におけるメイドは色んなタイプがいますが、彼女はとことん尽くす正統派のメイドです。
表裏がまったくないやり取りも相まって愛されてる感覚がそれなりに伝わってきます。
この音声を聴いて多くの人が癒しを感じるのは間違いありません。

ですが本作品は催眠音声なので催眠の技術をいかに上手く行使し、活用してるかが重要になります。
その観点からいくと非常に厳しいというのが率直な感想です。
これまで書いてきたことも含めて聴き手に疑念を与える要素がとにかく多いです。

「私に 委ねてください いいえ 私に 委ねないでください」
例えば二人の関係は本来の主従なのか、それともお店でのサービスなのかが曖昧なこと
深呼吸のシーンにおける時間設定や呼気と吸気の関係
深化パートにおけるカウントの乱発など、聴いてて「なんで?」と思うところがいくつもありました。
エッチシーンの冒頭でこういう不可解なセリフを言うのも引っかかります。

疑念を与えるとそれが気になって集中しにくくなり催眠の妨げとなります。
現在世に出てる有名な作品はすべて違和感を与えないことに気を遣って進めます。
混乱を誘う場合も並行して暗示を入れるなど、催眠を上手く進めるための手段として行います。

処女作だからというのもあるのでしょうが、それでもこの内容はさすがにまずいです。
今後の作品で改善されていくことを強く願います。

以上のことから今回は厳しい点数とさせていただきました。

CV:竹中望さん
総時間 1:08:42

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は3点。
68分で500円とコスパがいいので+1してあります。

双子の快楽催眠

サークル「ナシミカン」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、無邪気で可愛らしい声と態度の双子が
独特な催眠と感度操作に力を入れたエッチで恍惚感や幸福感を与えます。

左右から交互に、あるいは同時に話す双子形式が最大の魅力で
シーンごとに2人の役割を切り替えながらリラックスと深化を細かにリードします。
双子の声に包まれて気持ちいい世界へ
双子の女の子に催眠をかけられドライオーガズムを目指すお話。

「はぁーいっ! いらっしゃいませぇ~ 双子のー、催眠部屋にー ようこそぉ~っ!」
双子はややトーンの違うどちらも可愛い声の女の子。
気持ちよくなりたい願望を抱いてやって来た主人公を温かく迎えると
元気な様子で催眠を聴く際の環境を説明します。

本作品は催眠音声ですっかり定着した「双子」をテーマに
彼女たちが手分けしたり協力しながら深い催眠状態へと落とし
フェラやSEXといった直接的なプレイではなく声だけでイかせます。
サークルさんによると男女どちらでも楽しめるように作られてるそうです。

(右)ほ~ら。だんだん、声がー、頭の中にー(左)心地よ~く、響いてくるぅ~。
双子と言えば2人が左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけてくるのが大きな特徴です。
本作品もその例に漏れず音声の序盤から変化に富んだ誘導を繰り出します。
聴いた感じだと「双子のいいなり」を初めとする本家双子を意識してるように思えました。
ただ単に声を左右で振り分けるのではなく、シーンごとにある程度の役割分担をしています。

催眠は4パート17分30秒ほど。
仰向けに横になり、まずは双子の合図に従いゆっくり深呼吸します。

吸ってー 肩の力が 吐いてー いっぱい抜けていく
そして双子は早速合図を出す係と暗示を入れる係に手分けしてリラックスを促します。
さらに最初のパートは肩、腕、お腹、足といった体の脱力
次のパートは「落下する」「沈む」「ぼんやりする」など意識の力を弱める暗示を重点的に入れます。

術者が1人の時に比べて暗示の量や密度が高く、比較的早い段階から意識のぼやけを感じました。
このシーンに関しては双子を上手に運用してると言えます。

お次はより深い催眠状態に入るために手を叩いて目を覚まし
直後にカウントを数えて催眠に入るのを数回繰り返します。
催眠音声では割とよく見かける「揺さぶり」という技法です。

意識? 意識! 落ちる? 落ちる! どんどん? どんどん! 落ちる! 落ちるぅ~っ!
さらに双子は以前よりもセリフを細かく分けて左右に意識を揺さぶったり
わざと正反対の暗示を同時に入れて混乱を誘うなど、聴き手がより入りやすくなるようサポートします。
とあることが気になって私は残念ながら深く入れなかったのですが流れは良いと思います。

リラックスして深化させるシンプルな流れに双子独自の要素を盛り込んだテーマ性のある催眠です。
聴き手を深い催眠状態に誘導することを目的に
前半は深呼吸+脱力の暗示、後半は揺さぶり+深化の暗示と
シーンによって使用する技術や暗示の内容を切り替えながら進めます。

少なくとも私にはサークルさんが双子をある程度研究されてるように思えました。
左右からだらだらと語りかけるのではなく双子独自のアプローチをちゃんとしてるのがその証拠です。
現に前半の深呼吸は十分なリラックス効果が見込めます。

ただし、この催眠を聴いて深いところまで入れるかと訊かれたら私は首を捻ります。
全編を通じて双子の話すペースが遅く、間も長く取られてるからです。

特にセリフの間を頻繁に取ってくるおかげで深化パートに悪い影響が出ています。
畳み掛けるように暗示を入れるべきところで引っかかりを多く作ってるのがとにかく気になりました。
話すスピードも全体的にもっと速くしたほうが双子の持ち味が出るかなと。
声だけで気持ちよくするエッチ
エッチシーンは7パート25分ほど。
プレイは股間の愛撫、言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

だからー、今度はー、甘くて、とろとろになっちゃうーエッチな、快感を~ 右:味わいましょー。 感じましょーっ!
独特な催眠をかけて主人公を気持ちいい世界に案内した双子は
もっと気持ちよくなってもらおうと言葉を使って彼の感度を強化します。

エッチは物理的な刺激はできるだけマイルドにし、主に声を使って絶頂へと導きます。
最初の2パート10分間はドライに向けた準備の意味合いが強いプレイ。
胸、お腹、股間を軽く温めてからパンツ越しに彼女たちから撫でられてるイメージをします。

右「柔らかい、指でー、優しくー、なでなで~、なでなで~っ。」
左「プニッとした、手でー、さわりー、さわり~、くすぐったいかもぉ~っ!」
そしてエッチが始まると双子は多くのシーンでセリフを重ねて語りかけるようになります。
表現を変えて同じ意味合いのセリフを言うことが多いですね。
両方聴こうとすると頭が痛くなりますから、片方に意識を向けるか聞き流すのがいいでしょう。

ドライオーガズムを迎えるのはその後から。
先ほど感度を高めた部位をさらに強化し2回の絶頂を迎えます。

右「気持ちいい! 快感! すごく強くなる! 気持ちいいっ! 快感! とても、深くなるっ!」
左「乳首、しびれて、お股、震えて、背中、ヒクヒクして、全身が、まったく耐えられないぃっ!」
個々の暗示は良いのですが、ここもセリフの語気・スピード・間がぎくしゃくしていてイキにくくなってます。
セリフを重ねる演出も多用しすぎると結局は2人が個別に話しかけてるだけになってしまうので
重要な暗示だけを揃えて、あるいは表現を変えて言うなどメリハリをつけたほうが良かったように思えます。
私が聴いた時は催眠の入りが浅かったせいで体が多少温かくなる程度でした。

このように、催眠音声らしさを意識したマイルドなエッチが繰り広げられてます。
ほんわかした作品
確かに双子なんだけどあと一歩が足りない作品です。

双子は主人公に普段とは違う心地よさや快感を与えようと
音声の最初から左右に寄り添い話し方を変えながら細かくリードします。
2人が協力して催眠とエッチを進める流れや最中に使用する技術など
術者が1人で施す場合とは明らかに違う部分が数多く見られます。

ですが話し方については残念ながら1人の時とほぼ一緒です。
以前「ふたりがけ催眠カミングオーガズム編」のレビューを公開したときのやり取りで
双子役のみもりあいのさんが「双子の演技は1人の時とは違う」とやんわりおっしゃられてました。
その部分が本作品において大きな影響を与えてるのだと思います。

双子催眠自体が非常に特殊なので技術的に「ここがダメだ」と言えるものではありません。
実際に聴いてみて違和感があった原因を自分なり考えた結果こういう意見に至りました。
普段のレビューよりも曖昧な指摘であることをご了承ください。
ですが話すスピードや間の取り方を全面的に改善すれば今よりずっと良くなると確信してるのは事実です。

左「催眠術、効いたかな~?」
右「効いてると思うよ~」
もうひとつ、催眠パート終了時に双子が言うこのセリフはいけません。
術者が自信なさそうなことを面と向かって言うと被験者に不安を与え、最悪催眠が解けてしまいます。
双子の年齢に合った会話を入れたかったのでしょうが堂々としてるのが望ましいです。

絶頂シーンは合計2回。
淫語と喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:御崎ひよりさん
総時間 49:29

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

TS催眠!-あなた→私-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
「一体化」をテーマにした催眠とエッチで女性の快感を疑似体験させます。

ミニローター、電マ、ディルドといった器具で性感帯を責めるややハードなエッチが特徴で
どのプレイも専用の効果音を多めに鳴らし、音がもたらす振動と暗示を組み合わせて気持ちよくします。
私はあなた、あなたは私
五木はるらに女体化催眠をかけられ、3種類のエッチを楽しむお話。

「はじめまして。私 TS…トランスセクシュアル催眠を専門に行っております五木はるらと申します」
はるらは甘く可愛い声のお姉さん。
軽く自己紹介してからすぐさま主人公をベッドに寝かせると
女体化催眠に入りやすくするための簡単な運動を始めます。

本作品は女性特有の快感を味わってもらうことを目的に
彼女が比較的短い時間で催眠を施した後、乳首とおまんこに的を絞って責め立てます。

女体化催眠は自分の体をパーツごとに作り変えたり、一旦胎児に戻って生まれ変わるなど
催眠音声における割とメジャーなジャンルとして様々な誘導スタイルが存在します。
その中で本作品は彼女と体や感覚を共有させる形で女体化を行います。
詳しい内容はこれから説明しますが非常に変わったアプローチです。

催眠はおよそ12分30秒間。
仰向けに横になり、まずは軽いストレッチや深呼吸で心身をリラックスさせます。

「ストンと、右足が落ちます。落ちた瞬間、右足から力が抜けました」
「意識して深呼吸をする事で、あなたの中は気持ちよさで埋まっていきます」

催眠に入りやすくするための準備なだけあってそれぞれをゆっくり丁寧に行い
こちらの力が抜ける、あるいは気持ちが緩んだ時に軽い暗示を入れて後押しします。
彼女のあまあまな声も相まって気持ちがスッキリするのを感じるでしょう。

お次は意識の力がさらに弱まる暗示を入れつつ本題となる女体化を進めます。

「真っ白なあなたを、私の声が埋めていきます。気持ちのいい私の声で満たされていきます」
準備運動ですっかり緩んだ心と体を声で満たすイメージに
「真っ白」「気持ちいい」といった言葉を多めに交えて少しずつ確実に導きます。
声に対する集中力を高めるアプローチもそれなりにされてるので、このあたりから意識のぼやけを感じ始めます。

「もはや、あなたが私。私が、あなたと言ってもよいでしょう。ただ、ただ、気持ちがよい。気持ちがいいから、それを受け入れます」
そして女体化は彼女の声ですべてを埋め尽くした状況を利用し彼女との一体感を強めます。
女性にすべてを包まれたから女性になりました、という流れです。
体が変化していく様子や変化後の確認を特にしてこないことから
女体化初心者には相当にハードルが高いと思います。

軽くリラックスさせてからテーマに沿った暗示を施すシンプルな催眠です。
聴き手の心とはるらの体を繋げることを目的に
ストレッチや深呼吸で準備を整え、イメージを交えた暗示によって少しずつそういう気分にさせます。

そしてこれを成し遂げるために彼女は声に対して興味を引き、集中力を高めようとしきりに働きかけます。
例えば彼女は音声の最初から声の位置を目まぐるしく移動させながら語りかけます。
しばらく経つと自分が自然と声を追ってることに気づくでしょう。
そして「私の言う通りにすれば気持ちよくなれます」など、声と感覚をリンクさせて暗示を入れます。
時間は短いですけど意識のぼやけはそれなりに感じのではないでしょうか。

ですが、肝心の女体化についてはこの内容だと厳しいかなぁと。
深化の暗示を入れてから一体化したことを唐突に告げてくるので違和感があります。
女体化終了後にそれを実感させるシーンを用意してないのも引っ掛かります。

女性と心身を共有し女体化へと繋ぐアプローチは面白いので
2人の間に色んな共通点を作りながら進めていれば十分なりきれるものになったかと思います。
例えば冒頭のシーンでいきなり催眠を始めずに軽い世間話を挟んで
「~がお好きなんですね。私もです」と言ったり、2人で一緒に何かをするイメージを挟むなどです。

以上のことから女体化部分に難のある催眠と見ています。
様々な器具に責められる快感
エッチシーンは29分ほど。
プレイはローター乳首責め、電マ責め、ペニバンSEXです。

すべてのプレイで比較的リアルな効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「準備は万端。後は気持ちよくなるだけでございます」
催眠によって主人公を女性の姿に変えたはるらは
用意したミニローターを起動し乳首にギリギリ触れるくらいの位置に当てます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
一番最初にするのは乳首へのローター責め(約8分)。
最初はひとつ、少し経つとふたつ同時に使って強めの刺激を与えます。
本作品のエッチはすべて何らかの器具を使用します。

「ローターの振動が、乳首からおっぱい。おっぱいから、乳腺。体の中へと伝わっていきます」
「震えが、快感。震えが、感じる。快感に、乳首が、おっぱいが、痺れていきます」

ローターの効果音がもたらす心地よい振動と的確な暗示のおかげで
プレイが終了する頃には乳首の周辺に軽い火照りを感じました。
乳首なら男女でそこまで大きな快感の違いはないでしょうし、気持ちよくなる人は普通にいるでしょう。

女性特有の快感に踏み込むのはその後から。
AVでお馴染みの電マを当てられおまんこをたっぷり濡らしてから
はるらが装着したペニスバンドを挿入され処女を失います。

「股間がえぐられるような、衝撃。クリトリスが、膣穴が、弾けて痺れるような衝撃。決して不快ではない、気持ちのいい、体の中をつんざくような衝撃」
「落雷にあったかのような破瓜の衝撃。瞬間、何もかもが真っ白になります」

暴力的な振動が自分の一番大事な部分を襲う快感や処女膜を破られる痛み。
ローター責めの時と同じく効果音と暗示を組み合わせてそれらを主観的に味わわせようとします。
特に電マは3秒→5秒→10秒と時間を少しずつ延ばす焦らしを意識した責めで面白いです。

ただ前項で説明した通り本作品の女体化は癖が強いもので
これを女性になりきって楽しめるかと言われると正直自信がありません。
プレイ自体は結構良いだけに非常に残念です。

このように、機械を使って女性の快感を教えるややハードなプレイが繰り広げられてます。
色々と惜しい作品
女体化さえしっかりしていればかなり楽しめたであろう作品です。

はるらは主人公に女性の快感を存分に味わってもらおうと
催眠を通じて彼の心と自分の体を繋ぎ合せ、それから特徴的な責めを繰り出します。
ローターや電マ責めの時にリアルな効果音をできるだけ多く流し
それらがもたらす物理的な刺激に暗示を絡めることでプレイに臨場感を与えています。

「気持ちいいという感覚が止まらない。キモチイイが終わらない。腰を止めても終わらない。トランスセクシュアルの絶頂がおさまらない」
器具ごとにやや異なるタイプの絶頂シーンが用意されていたり
音の位置や遠近をうまく切り替えてたりとエッチについては非常に良くできてます。
女性に処女を奪われるシチュもちょっぴり背徳的でM心をくすぐります。

だからこそ催眠、特に女体化シーンがいまいちだったのが残念でなりません。
ここをうまく乗り切って聴き手を女性になりきらせることができればエッチも相当に盛り上がったはずです。
ですが少なくとも私はドライオーガズムと呼べるレベルの快感を特に味わえませんでした。

「あなたの意志?そんなものは知りません。有無を言わさずいただきます」
カジハラエムさんなら上手くできると思うんですよね…。
エッチの終盤でこんなセリフを言ったりと、聴いてて首を捻る部分がいくつか見られました。

絶頂シーンは3回。
くちゅ音(機械音含む)それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこの点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 44:57

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
2017年02月06日まで半額の300円で販売されてます。
その場合の点数は6点です。

2017年02月02日追記
ユーザー様からのご指摘を受けて以下の文言を修正しました。
「カジハラエムさんは実力のある方なので上手くできると思うんですよね…。」
→「カジハラエムさんなら上手くできると思うんですよね…。」

だいすきひゅぷの。

サークル「俺だけが得する音声工房」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、自分の気持ちに正直な心優しい女の子が
大好きな男性に愛情たっぷりな催眠とエッチをプレゼントします。

タイトルにもなっている「大好き」の言葉やキスといった甘さを感じる要素を起点に
体の温かさや幸福感を膨らませていくあまあまラブラブなエッチが行われています。
セルフスタイルかつ純粋なエロ要素が充実していて抜きやすいのもポイントです。
相思相愛の女性と迎える気持ちいい瞬間
女の子に催眠をかけられオナニーするお話。

「ふふっ、やっと来てくれたね」
女の子は可愛くて穏やかな声の女の子。
主人公に今までずっと好きだったことを告白すると
催眠をかけてから深く深く愛してあげます。

本作品は彼女とイチャイチャしながら気持ちよく射精することを目的に
リラックス重視の催眠をかけてからセルフスタイルのエッチを行います。
特定のシチュを設けない代わりに彼女が愛情を素直に伝えるシーンが非常に多く
言葉の力や雰囲気の温かさによって後になるほど胸のあたりがぽかぽかするのを感じます。

催眠はおよそ14分間。
目を開けたまま楽な姿勢を取り、最初は彼女の声に合わせてゆっくり深呼吸します。

「息を吸ってー…右腕からー… 息を止めて 息を吐いてー…力が抜けるー…」
息を吸った直後に息を止めるスタイルで6分近くじっくり行い
それと並行して腕、脚、お腹、胸、頭など全身をいくつかのパーツに分けて脱力します。
暗示を少なめにしてあるので体がズーンと来る感覚は特にしませんが
肩の力が抜けたり頭の中に多少のもやがかかる感覚を割と強く実感します。
瞼の重さもそれなりに感じるでしょうね。

心身を軽くリラックスさせた後はいよいよ催眠の世界に入っていきます。
脱力とほぼ同じ要領で今度は全身を温め、最後にカウントを数えてゆっくり沈みます。

「ぽかぽかするところから、どんどん力が抜けていく 体がとろとろに溶けていくみたいな、不思議な心地よさ…」
「落ちる、意識が落ちる 高いところから低い所へ、落ちていくみたいに 深ーい暗闇に、落ちていくみたいに 意識が、落ちていく、落ちていく、落ちていく…」

深呼吸で生まれたほどよい心地よさを暗示を使って上手に膨らませています。
ただ最後のカウントと暗示を入れる際に、声のペースをもう少し速く力強くしたほうが良かったと思います。
ここがちゃんとしてないとうまく催眠に入れない可能性がありますから
現実世界で体がすとーんと落ちるみたいに言葉をかけておくのがいいかなと。
本作品の場合は体が沼に沈んでいくイメージを使ったほうがしっくりきたかもしれません。

適度にリラックスさせてからストレートに落とすシンプルな催眠です。
聴き手の頭の中を空っぽにすることを目的に、深呼吸と分割弛緩法で意識の力を適度に弱め
それから体を温めたりカウントを数えて催眠状態をさらに深めます。

女の子とあまあまなエッチをする、つまり癒しの色が強い作風に合った技術を選んでるのがいいですね。
全体的にのんびり進めてくれるおかげでぼーっとしながら取り組めます。

ですが最後のカウントを数えるシーンまで目を開かせておくのは首を捻ります。
最後の瞬間に得られる気持ちよさをできるだけ強くし、催眠に入りやすくするのが狙いなのでしょうが
深呼吸を終えたあたりでも瞼が結構重くなりますので
このへんで閉じる指示を出しておいたほうが聴き手に負担をかけずに済んだのではないでしょうか。

閉じたいのにそれができない状況が続くと相手に抵抗感を与えかねませんし
「瞼が重いようなら閉じてもいいからね」と言って選択肢を与えたほうがスムーズに進んだと思います。
深化シーンの演技も含めて気になる点がいくつか見られました。
人を虜にする魔法の言葉を聴きながら
エッチシーンは27パート43分間。
プレイはキス、オナニーの見せ合い、耳キスです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りです。

「これから君の頭の中、意識をぜーんぶ、私でいっぱいにしてあげる」
催眠を使って主人公を自分の言葉を何でも受け入れられるようにした女の子は
様々な愛の言葉とキスで彼の心をたっぷり温めます。

エッチはお互いがほぼ対等な立場で時間いっぱいイチャイチャします。
一番最初の「キス」パートはそれ以降のプレイを充実させるための準備に近いプレイ(約18分)。
事前にいくつかの暗示を入れてから最初はソフトに、しばらくするとディープなキスをします。

「大好き、大好き、大好き 君の意識をどんどん深く、気持ちよくしてくれる言葉」
そしてここからはプレイをしながら彼女が「大好き」をたくさん言ってくれます。
普通に連呼したり、セリフに混ぜたり、上のセリフのように暗示と絡めるなど
聴けば聴くほどここちらの心に響くように考えて言います。

「大好き」の言葉自体に人の心を動かす力がありますし
エッチな気分はさほどしない反面、癒しの気分や幸福感が強めに味わえます。
パート中盤から始まるキスもちゅぱ音と暗示を組み合わせて気持ちを高める催眠音声らしいプレイです。

本格的なエッチが始まるのは次の「本番」パートから。
ペースや強さは特に指定せずにオナニー開始の合図を出し
その後は彼女が自分のオナニーを軽く実況したりキス音や喘ぎ声を漏らします。

「ねぇ、わかる…? クチュクチュ、クチュクチュって…いやらしい音、いっぱい出てる…」
このパートからは催眠の技術と呼べる要素はほとんどなくなり
エッチな要素を色々ぶつけて抜きやすくするオカズに近いプレイへと変化します。
暗示で性感を高めるアプローチを特にしてこないので、得られる快感は普通のオナニーとさほど変わりませんが
ここまで育ててきた彼女との一体感や幸福感をできるだけ損なわないように射精へと誘導します。

特に面白いのがトラックリストの4番目にあたるパート。
30秒~1分の音声ファイル(合計24個)を自由に組み合わせて聴きます。
ファイルの内容はキス、耳キス、大好き、喘ぎ声など様々で全部合わせると14分程度の長さになります。

簡単に言えばエッチな素材集ですね。
バリエーションが豊富なのは良いのですが、できればサークルさんの構成例を入れて欲しかったです。
内容が催眠から完全に離れてしまってるところも気になります。

このように、言葉と行為で気持ちよくするテーマに沿ったエッチが繰り広げられています。
甘さたっぷりな作品
どこを聴いても甘い癒し特化の作品です。

主人公のことが好きで好きでたまらない一途な女の子が
告白してから自分の気持ちをぶつけるかのように催眠とエッチなご奉仕をします。
心と体をしっかり脱力し、温めてから最後にサクッと落とす催眠
キスや愛の言葉を中心に据え、二人同時の絶頂を目指すエッチ。
恋人とほぼ同じ立場にあたる女性と一緒に過ごすシチュを強く意識しながらそれぞれを行います。

「君の事がだぁいすきな私と、私の事がだぁいすきな君とのキス… 大好き同士のキスだから、とっても幸せで、とっても心地いい…」
彼女は最初から最後まで自分の好きな気持ちをストレートに伝えます。
その飾らない態度やエッチシーンで見せる積極的な姿勢が心を温めてくれます。
エッチのほうが時間は長いのですが、私個人は癒し目的で聴く作品と見ています。

催眠は導入や深化はテーマに合ってて良いです。
ですがエッチシーンの中盤以降で催眠をほぼ放り投げてるのはさすがにどうかと…
4番目のパートが正規に用意されていて、さらにエッチな素材集で拡充できる作りならわかります。
ですが今の構造ですと最も重要になる射精の直前が完全に聴き手任せです。

射精シーンも彼女のイキ声に合わせて射精するほぼ同人音声と同じスタイルですし
時間をかけてせっかく積み上げてきたものを最後の瞬間に活かせてないのが残念でなりません。
私の場合も幸福感は結構得られましたが射精感は普段と特に変わりませんでした。

射精シーンは最後に1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

幸福感に包まれながら射精できる作品です。

CV:夏埜ソラさん
総時間 1:09:09

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
2017年02月06日まで半額の450円で販売されてます。
その場合の点数は6点です。

【催眠音声】ふたごのマゾ犬調教

サークル「びおらんて」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、可愛らしい声とちょっぴりSな性格を持つ双子の女の子が
ドMな男性の願望を叶える形で催眠とエッチな調教を施します。

二人が交互に、あるいは同時に語りかける独特なスタイルや
一部のパートで複数のパターンを用意し、聴き手に選択させる作りなど
個性と使い勝手の良さを追求したソフトな調教プレイが楽しめます。

今回は再生時間が最も長くなる構成を聴いてのレビューをお送りします。
Mの心を解き放ちマゾ犬へ
双子の女の子にマゾ犬調教を受けるお話。

「こんにちは」
双子はやや幼さを感じる可愛い声の女の子。
女性にいじめてもらいたい願望を抱く主人公に挨拶すると
エッチでより気持ちよくなれるように催眠をかけて心を開放します。

本作品は現実世界だとなかなか難しいMな欲求を満たすことを目的に
彼女たちが左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけて調教します。
二人の女性が一緒に催眠やエッチを行うスタイルが最大の特徴です。

ただし、彼女たちの催眠は「双子のい・い・な・り」を初めとする本当の双子催眠とは作りが根本的に違います。
詳細は後で説明しますが、本家の双子に期待して聴くとおそらく肩透かしを食らいます。
催眠の構造や機能ではなく「複数の女性が登場する」点のみを特徴として挙げさせていただきます。
二人の声質はトーンが若干違う程度でほぼ同じです。

また冒頭に脱衣をするか、深化の際に自我を残すかなど
いくつかのパートで複数のパターンが用意されており、聴き手がひとつを好きに選択できます。
私が聴いた構成は1時間40分程度と長めですが、サクッと済ませたい場合はもっと短くするのも可能です。

特に乳首オナニーとおちんちんオナニーはじっくりやってくれますから
乳首が苦手な人は後者だけにすればいいし、乳首開発に挑戦したい人は前者だけを選ぶといいでしょう。
ドライ・ウェット両方のプレイが登場するなどカスタマイズ性に優れてます。
ありのままの自分にしてくれる催眠
催眠は2パート24分30秒。
最初の催眠導入パートは催眠に入りやすくなる環境づくりと軽い深化を目的に
深呼吸をしたり体をいくつかのパーツに分けて脱力します。

左「遅い呼吸に 意識を重ねる あなたの意識も ゆったり 心が ゆったりとしてくる」
右「静かな呼吸 静かな心 呼吸をするたび あなたの心が 静かになってくる」
そして最中は双子が数フレーズごとに話す役を切り替えながら語りかけます。
左右をあまり細かく振ってこないので意識を揺さぶられる感覚は味わいにくいものの
セリフをできるだけ区切りゆったり語りかけてくるおかげで気持ちが落ち着くのを感じます。

左「力は入らない 入れる必要が無い 自然体を動かす必要なんてないの」
右「手首の曲がり具合も 肘の関節も 肩の関節も 脱力した配置 それが自然体のあなた」
また脱力するシーンでは「力が抜ける」「重い」ではなく「自然体になる」と暗示を入れます。
人間は誰でも無意識的にリラックスできる体勢を持ってますから
それにできるだけ近づけることでリラックスを促すわけです。

そしてこれはありのままの自分になる=Mの欲望を曝け出すことにも通じます。
彼女たちの考えを押しつけるのではなく、彼の願いを叶える形で催眠を進めます。
作品名とはまるで違う穏やかな雰囲気が終始漂っています。

続く深化パートは双子の調教を素直に受け入れる心を養うために
心を曝け出してる今の状況に心地よさを感じさせたり、簡単な命令を出してそれに従う喜びを教えます。

右「あなたは 私たちの飼い犬だから 無防備になるのは当然 何にも遠慮しなくていいの」
右「その体勢で服従を示すのは 犬だけ だからあなたは犬」

双子も彼に奴隷よりも愛玩動物に近い姿勢で接します。
やってることは主従の契約なのですが、表現をできるだけ柔らかくして嫌悪を抱かせないようにしてます。
女性に恥ずかしい姿を見られることに興奮を覚える人ならより楽しめるでしょうね。

双子のマゾ犬になるまでをストレートに描いたシンプルな催眠です。
聴き手の中にある見栄や世間体を取り除き、彼女たちの命令に従いたくさせることを目的に
前半はリラックスとカウントを使った軽い深化、後半はメインとなるマゾ犬化の暗示を簡単な命令を出しながら入れます。

そして最中はところどころで彼女たちが自然体になるよう呼びかけます。
主人公はMな欲望を持ってるけど表に出せないキャラですから、自分の気持ちに素直になりさえすればマゾ犬になれます。
だから心と体を緩めることに力を入れてそれぞれを行います。

目的をしっかり見据え、それに向かって一直線に誘導してるところが印象的でした。
深化が弱いので深い催眠状態に入るのは難しいでしょうが心身のリフレッシュは見込めます。

しかしこの作品は「双子が」催眠を施すのが売りですから、それを成し遂げてることがとても重要です。
残念ながらその点においてはクオリティに難があるというのが正直なところです。

彼女たちはある程度セリフをしゃべったら話す役が切り替わるくらいで
片方が指示を出すのに合わせてもう片方が暗示を入れる、などの役割分担を特にしてません。
簡単に言うとこの催眠は術者が一人でも普通にできてしまうんです。

二人がシーンごとに別々の役割を担いつつ、ひとつの催眠として成立してることこそが
双子催眠における重要なポイントだと私は考えてます。
現在世に出てる双子系の名作はすべて二人じゃないとできない催眠をしています。
これが冒頭で「本当の双子催眠とは作りが根本的に違う」と書いた理由です。

また催眠の流れがサークルさんの前作「【催眠音声】マゾ犬洗脳調教」に酷似してるのも気になります。
別に深呼吸や分割弛緩を取り入れることに異議を唱えてるわけではありません。
私が言いたいのは一人なら一人の、双子なら双子なりの催眠を施して欲しいということです。

以上のことから大変厳しい催眠と見ています。
見られる快感と焦らされる快感
エッチシーンは6パート57分間。
プレイは感度上昇、カウントによる絶頂、乳首オナニー、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

右「それじゃあ すっかり敏感になったあなたの体に 特別な快感を与えてあげるね」
7分程度の時間をかけて主人公の乳首とおちんちんの感度を上げた双子は
長めのカウントをゆっくり数えて最初の絶頂へと導きます。

エッチは双子の命令に従って行います。
感度上昇の後に始まる「ドライ」パートはカウントと暗示だけでイかせる催眠音声らしいプレイ。
カウントに連動して体が気持ちよくなる暗示を入れてから5分近くの時間をかけてじっくり数えます。

左「マゾ犬らしく せいぜい良い声で鳴きなさい」
そしてこの後のパートも含めて双子はプレイ中にこちらの痴態を見てることを適度に告げます。
「変態」などの言葉責めよりも視線を通じて羞恥や興奮を煽るわけです。
カウントや暗示よりもシチュのほうがスパイスになるプレイかなと。
催眠のかかりが悪かった影響で私はドライオーガズムやそれに類する快感を味わえませんでした。

続く2パート32分間は打って変わってセルフスタイルのプレイ。
彼女たちの指示に合わせて乳首とおちんちんを個別にいじります。
時間的にも内容的にもここがメインのシーンですね。

左「乳首がうずうずする でも触れない 命令されるまでは 我慢しなきゃいけない」
右「じゃあ 今から人差し指一本だけで 亀頭の周りを撫で撫でしなさい」
普通ならこれらをたっぷりいじれるのでしょうが彼は既にマゾ犬です。
ご主人様に従うことの大切さを教え込もうと双子はとことんまで焦らします。
どちらのパートも最初の数分間はプレイのイメージだけをさせ
いじり始めた後もちょくちょくストップをかけたりソフトな刺激に制限してもどかしい思いを与えます。

実際にオナニーできる時間は10~15分程度と短めです。
体への刺激よりも彼女たちの命令を忠実に実行する幸福感でイかせようとします。
ただし、この2パートは暗示と呼べるセリフがほとんど出てきません。
「かりかり」「すーりすーり」といったセリフでオナニーのペースをリードするオナサポに近いスタイルです。
催眠状態だからこそ味わえる快感とは違うことをご了承ください。

このように、パートごとにやり方を切り替えながらコントロールする調教プレイが繰り広げられています。
極めてソフトな調教作品
作品名のイメージよりもずっと穏やかな調教を施してくれる作品です。

双子はマゾ犬願望を抱いてる主人公が今の間だけでもその夢を叶えられるように
最初から最後まで二人で一緒に催眠とエッチをリードします。
自然体を通じて己の欲望を開花させる催眠、隅から隅まで指示を出してイかせるエッチ。
ほぼ正反対のやり方で心を開放する快感と女性に従う喜びを味わわせてあげます。

右「犬は言葉をしゃべれない だからもっとはぁはぁするの」
エッチに差しかかる頃になると彼女たちは彼を本当の犬として扱います。
犬が服従するポーズを取らせたり、人の言葉を封じるなど屈辱を感じるものばかりです。
でもそれらに抵抗を抱かせないようできるだけ柔らかな物腰で接します。
調教から連想されるハードさや凄惨さがまったくないのでドMじゃなくても普通に聴けます。

しかし、本作品は催眠音声ですから催眠の品質やテーマとの親和性が重要になります。
これまで書いてきたことからもわかるように、少なくとも私は非常にまずいと見ています。
双子を活かせてないこと、エッチのメインパートで催眠の技術をほとんど使用してないこと
全編を通じて双子の口調やペースに変化が見られないことなどが挙げられます。

口調やペースについては双子催眠だと交互に話すテンポやセリフの長さなど
細かなレベルで二人がコンビネーションを取ることが多いです。

双子は人気の高いジャンルなので色んなサークルさんが挑戦されてます。
ですが実際に形にできてる方はほんの一握りしかいません。
そういった状況を踏まえて今回は今まで以上に厳しいレビューをさせていただきました。

絶頂シーンはドライ1回、射精1~2回(選択したパートによって変動)。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:雨月紅羽さん
総時間 2:06:16(最長バージョン…1:41:13)

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は3点。
126分で1000円とコスパがいいので+1してあります。

【催眠音声】セイレーンの誘惑

サークル「黒月堂」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しさと厳しさの両方を併せ持つセイレーンが
男性を自分の住処に案内してからふたつのテーマに沿ったエッチをします。

吐息、くちゅ音、ちゅぱ音といったエッチな音をたっぷり鳴らすエッチが魅力で
ある時は母親のように優しく、またある時は見下したり突き放す態度を取りながら
耳や股間に狙いを絞ってじっくりとことん責め続けます。
水の妖魔が住む世界へ
セイレーンと3種類のエッチをするお話。

「ふふふ。水の世界へようこそ」
セイレーンは穏やかで色っぽい声のお姉さん。
主人公の前に突然現れ自己紹介すると、緊張気味な彼を落ち着けようと催眠をかけ始めます。

本作品は精液大好きな彼女の案内で海底へと向かい
そこでおよそ1時間に渡り濃厚なエッチをする様子を彼の立場で楽しみます。
Six Sensesさんは耳かき音声で有名なサークルさんですが、最近は催眠音声にも挑戦されてます。

全編を通じて言える大きな特徴はバックで流れる環境音。
波の音、海に潜った時に聞こえる泡の弾ける音、水滴の音など
舞台の海に関する様々な音がシーンに応じて多少変化しながら流れ続けます。

音質もクリアかつリアルなものが多く、催眠抜きでもある程度の癒しが得られます。

催眠はおよそ10分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずはお馴染みの深呼吸で心と体を落ち着けます。

「貴方の体から、どんどん力が抜けていくわ。力が抜けてリラックスできると、私の声に集中できるようになるわ」
彼女の呼吸に合わせて3分近く行いますから、環境音の効果も相まって気持ちがスッキリしてきます。
また息を吐くときに合わせてほんの少しだけ暗示も入れてくれます。
人外のイメージとはやや違う、癒しを強く意識した誘導です。

お次は一旦目を開けて天井の一点をしばらく見つめ
瞼を閉じた後はカウントを聞きながら彼女の住む海底へとゆっくり沈みます。

「視界がだんだん、ぼやけてくる。瞼が重くなる。瞼がどんどん重くなる」
「体が海の底へ沈んでいく。ますます体の力が抜けていく」

どちらも催眠音声では割と定番の技法ですね。
ですが深化にあたるシーンにも関わらず彼女が暗示をあまり入れてくれません。
本作品の催眠はたった10分しかありませんから、その中で深化させるには暗示を厚めに入れるのが望ましいです。

軽くリラックスさせてから落とす極めてシンプルな催眠です。
聴き手をセイレーンの住む世界に連れて行くことを目的に
深呼吸から始まって凝視法、カウントを数えながらの暗示とよく見かける技法を繋げて進めます。

こういう誘導をする催眠音声は他にも結構ありますし、流れは別に悪くないと思います。
しかし短時間での深化を考慮したアプローチが特にされてないため
この音声を聴いて一定以上の催眠状態に入れる可能性は低いです。
私も深呼吸と環境音の効果で意識が多少ぼやける程度でした。
正反対の感覚を与えるエッチ
エッチシーンは3パート58分間。
プレイは体を擦りつける、オナニー、耳舐め、手コキ、金玉デコピン、授乳、パイズリ、SEX(体位不明)です。

手コキ、金玉デコピン、パイズリ、SEXの際に効果音が鳴ります。
セルフは有りです。

「まずは快感から、いかが?」
主人公を二人きりになれる場所へ案内したセイレーンは
手始めに大きなおっぱいや太ももを彼の体に擦りつけます。

エッチはどのパートも彼女に責められる形で行います。
一番最初の「全身を擦り合わせながら」パートでするのは比較的ソフトなプレイ(約18分)。
おっぱいで胸や乳首を、太ももでおちんちんを擦り合わせ
しばらく経つとオナニー開始の合図が出てシコシコボイスを言います。

「私が上下に動く度に、貴方のペニスを太ももで擦ってるわ。太もものムチムチしたお肉に挟まれてるご感想は?」
エッチが始まっても彼女の態度は引き続き穏やか。
プレイの様子を聴き手視点で実況しながら「可愛い」など甘やかすセリフを投げかけます。
催眠暗示と呼ぶにはいささか遠まわしな表現ですがイメージしやすく感じるのも事実です。

また最中は彼女が耳元至近距離から熱っぽい吐息を多めに漏らします。
本作品のエッチは全体的にエッチな音をたっぷり流す傾向が強く
このパートは吐息、次はちゅぱ音、最後は効果音や喘ぎ声と種類を切り替えて性的興奮を煽ります。
作りが同人音声のエッチとほぼ同じなので催眠オナニー特有の快感はほとんど味わえませんが
普通にするオナニーのオカズとして聴くなら役立つクオリティを持ってます。

最も長く濃厚なプレイが登場するのは2番目の「耳舐めしながら」パート(約31分)。
左右の耳を片方ずつ交互に舐めるところから始まり、少し経つと手コキを追加、さらには金玉デコピンや授乳など
属性に大きな幅を持たせた責めで射精ギリギリまで追い込みます。
ちなみにこのパート以降は催眠の技術がほとんど使われてません。

「変態は変態らしく、部屋の片隅で毎晩オナニーしていればいいのよ。貴方の汗が私の体に纏わりついて、べたつくのよ」
「お漏らしした子にはお仕置きしなくちゃね。罰として、金玉をデコピンよ」

ここでの彼女は先ほどとは打って変わってきつい態度を取ります。
エッチの冒頭に「快楽と苦痛の両方を味わわせる」と言ったのをそのまま形にしたようなプレイですね。
特に金玉デコピンは時間こそ2分程度しかないものの、専用の効果音が鳴ってかなり痛そうです。
最初はノーマル向け、次はM~ドM向けとパートごとの属性に大きな開きが見られます。

そうやって性感を高めに高めた後、「ご褒美を上げる」パートでようやく射精の瞬間が訪れます。
辛い思いをさせてしまったのを悔いたのか、ここでの彼女は普段のあまあまな態度へと戻り
前半はおっぱい、後半はおまんこを使っておちんちんをたっぷり気持ちよくしてあげます。

「人間のチンポでめちゃくちゃにされるう! しゅごいのお、しゅごいのお。オチンポしゅごいのお」
「ぎゅびっ ずじゅぷっ」といやらしい音をリズミカルに鳴らすパイズリ
ややアヘった喘ぎ声を多く漏らすSEXと、射精の瞬間を飾るに相応しいエロ度の高いプレイが味わえます。
最初のパートで一応射精できますが、ここまで我慢し続けたほうが気持ちよく出せるでしょう。
人外らしさを感じる荒々しい搾精シーンです。

このように、エッチな音を重ねてたっぷり鳴らす抜き重視のプレイが繰り広げられてます。
オカズとしてなら
催眠の機能がほんの少しだけ備わってる抜きボイスです。

セイレーンは主人公からできるだけ良質な精液を大量に搾り取ろうと
誰にも邪魔されない場所に連れて行き、そこで焦らし要素を多めに交えたエッチをします。
ちゅぱ音、効果音、吐息や喘ぎ声などオナニーのオカズに役立つ素材が本当に多く
催眠に入ってるかどうかに関係なく射精したい気分が沸いてきます。
淫語の連呼や言葉責めも多少ありますが、やはり音が一番の抜き要素です。

ですが本作品は催眠音声ですから、的確な技術を使って聴き手を催眠状態に誘導し
その状況を活かしたエッチで楽しませるのが望ましいです。
これまで書いてきたことからもわかるように、残念ながらそういった体験ができる可能性は極めて低いです。

催眠誘導の時間がそもそも短いこと、それを見据えた構造になってないこと
セイレーンのセリフに自分本位なものが多く信頼関係の維持が困難なことなどが挙げられます。
特に最後は催眠の根幹を成す部分ですから、相手が気分よくエッチできるようにリードする必要があります。

「あらあら。オチンチンがぴくぴくしてる。ほら、落ち着きなさい。また金玉デコピンされたいの?」
彼が射精しそうになったのを見て「金玉デコピン食らわすよ」と脅すなどもってのほかです。
何らかの苦痛を与えるにしても、その先に大きな快感があることを教えてあげれば多少はやる気も出ます。
催眠音声を作り始めたばかりだからでしょうが、もっと聴き手のことを考えて製作して欲しかったです。

エッチは催眠の要素がほとんどない代わりに内容は充実してます。
同人音声を製作されてるサークルさんが催眠音声を作るとこうなることが多いです。
「私の息遣いを聞けば聞くほど体が熱くなる」などエッチな音と暗示を組み合わせればより良くなったでしょう。

射精シーンは最高2回(うち1回は任意)。
くちゅ音多め、ちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

以上のことから今回は大変厳しい点数とさせていただきました。

CV:かなせさん
総時間 1:20:40(本編…1:16:42 フリートーク…3:58)

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

チクミン。-乳首DOKIDOKI催眠-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、他人のドキドキを感知できる風変わりな女の子が
主人公の性癖を強く反映した催眠とエッチで普段とは違う快感を与えます。

自分で乳首をいじるスタンダードなプレイに加えて
口や機械で吸われる、母乳を噴出するなど作品独自の乳首プレイも登場します。

今回はサラウンドリバーブエフェクト無し版を聴いてのレビューをお送りします。
より深い乳首オナニーを求めて
サチカに催眠をかけられ乳首を責められるお話。

「ふふ。こんにちは。あたし、サチカ♪」
サチカは明るくて可愛らしい声の女の子。
主人公の前に突如現れ、自分には男性のドキドキを感知できる能力があることを告げると
乳首大好きな彼がもっとドキドキできるエッチな催眠をかけてあげます。

本作品はサークルさんが過去作でもよくやられている「乳首で得る快感」をテーマに
前半はリラックス重視の比較的シンプルな催眠を施し
乳首の感度をある程度高めたところで後半は直接的な責めを与え絶頂へと導きます。
作中におちんちんをいじるシーンは一切ありません。

乳首を扱った作品というと、すくりぷてっどこねくしょんさんの「ちちのひ」シリーズのように
聴き手が自分で乳首をいじるセルフスタイルのエッチが主流です。
しかし本作品はその要素に加えて彼女が乳首を吸い上げたり特殊な機械を使って責めます。

より複雑化した乳首プレイとでも言えばいいのでしょうか。
それ以外にも男性の体のまま母乳を噴出させる極めて特異なシーンも登場します。

催眠はおよそ18分30秒間。
最初に3分程度深呼吸を行い、仰向けに横になって目を瞑った後
今度は彼女の言葉を聞きながら体全体の力を抜きます。

「ね? 体の力が抜ける。す~~っと抜けてくよ。言ってる側から、ぐんぐん抜ける」
エッチに没頭し、乳首で気持ちよくなるためにはまず心と体をリセットするのが大事です。
サチカは「吸ってー 吐いてー」の掛け声を意識してゆっくりと投げかけ
脱力の際も「すーっと」「抜ける」を多く盛り込み優しく語りかけます。

乳首特化だからといって最初から無理に持ち込まず、しっかりリラックスさせることを心がけてます。
サチカ役が数多くの催眠音声に出演されてる紅月ことねさんなだけあって演技も安定してます。

「力が、吸われてく。それがめちゃ気持ちいい」
またその直後には掃除機の効果音をバックで流しながら追加の脱力をする変わったアプローチも登場します。
「ブォーン」というお馴染みの音を控えめな音量で鳴らし
体の上から下までなぞるように意識させ、掃除機のイメージに合った暗示を入れます。

本作品の催眠は全体的に暗示が軽いため、得られる脱力感はそれほど強くありません。
ですが深呼吸をした後に気持ちがスッキリするとか、掃除機のシーンを聴いたあたりで体が多少軽くなるといった
リフレッシュする感覚は比較的味わいやすいです。
エッチで聴き手が両手を動かすことを見据えて軽めの脱力にしたのかもしれません。

「ドキドキがヤバイ。ドキドキがヤバすぎて、ムズムズする。母乳が出ちゃう」
「初めての母乳は、全力で弛緩してく快感。おしっこを出すのと似てる、快感」

そして最後はカウントを何度も数えながら乳首の感度が上がる暗示を入れ
さらに先ほど説明した母乳の噴出も促します。

私の場合は残念ながら「乳首が多少火照ったかな?」程度のごくごく僅かな変化しか感じられませんでした。
リラックスを頑張ってる一方で深化にあたるシーンがほぼなく
結果的に催眠状態を深められないままメインの暗示を入れてしまってるのが原因です。
母乳を出す快感は作品の鍵を握る要素ですから、可能な限り入念な準備を行った後でそうさせて欲しかったです。

より充実したエッチを楽しんでもらう環境作りに徹したシンプルな催眠です。
聴き手の乳首の感度を強化し、母乳を出してるような感覚を得てもらうことを目的に
序盤から中盤にかけては深呼吸や分割弛緩といったリラックス系の手法を
その後は一転して乳首に的を絞った暗示をカウントに絡めながら入れます。

カジハラエムさんはどの作品もリラックスを重視する傾向があり
本作でも心のわだかまりを除去し、サチカの言葉を受け入れやすくすることに力を入れてます。
ですから癒しの感覚はそれなりに得られます。

ですが催眠音声は一定以上の催眠状態に誘導するのが大前提ですから
そう考えた場合この内容では厳しいというのが率直な感想です。
深化をしっかり行ってないとこの先のエッチが台無しになってしまいます。
「母乳を出す」という普通の男性にはかなりハードルの高いプレイをするのですから尚更です。
二段構えの弛緩をしてますが、これだけで深化させるには決め手に欠けます。
乳首をいじる快感、いじられる快感
エッチシーンは23分ほど。
プレイは母乳を吸われる、乳首オナニー、掃除機による乳首責めです。

掃除機プレイの際に効果音が鳴ります。
セルフは有りですが乳首だけをいじるので射精表現はありません。

「たまらん。ガマンできない」
主人公に乳首だけで気持ちよくなれる催眠を施したサチカは
溢れ出る母乳を見て興奮したのか、彼の乳首にむしゃぶりついてそれを堪能します。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
最初の8分間は乳首の快感を純粋に楽しむシーン。
彼女に乳首を吸われるところから始まり、しばらくすると腕をクロスさせて自分で乳首をいじります。

「初めての授乳は、全力で愛を感じてく快感。フェラと似てる、快感。体の奥からとろ~り、とろけてくる」
「初めてのタッチは、全力で痺れてく快感。ちんちんタッチに似てる、快感。体の奥までジンジンっ、ジンジンしてくる」

そしてプレイの指示や状況描写をしながら得られる感覚を暗示の形で伝えます。
授乳はまったく経験のないプレイなのでピンとこなかったのですが
乳首オナニーはおちんちんとは違うピリッとした気持ちいい痺れが味わえました。
オナサポボイスのようにペースや回数は特に指定されず自由にいじらせてくれます。

それ以降のシーンは催眠パートで使用した掃除機が再度登場し
乳首を吸われながら引き続きオナニーをして絶頂しやすい環境を整えます。

「乳首が吸われる。キモチイイ 母乳が出まくる。キモチイイ 今のあなたは、世界で一番、乳首に恵まれてる男子」
プレイ自体は個性的で面白いですし、効果音も邪魔にならない音量に抑えてあって聴きやすいです。
しかし、彼女がどのプレイでも「気持ちいい」としか言ってくれないのは残念です。

同じ乳首でも指でいじる、誰かの口で吸われる、掃除で吸われるといった責め方によって
得られる快感にはある程度の違いが出るはずです。
特に今回は母乳を出す快感も含まれてますし
仮想的なプレイなら術者がいつも以上にイメージを膨らませやすくする必要があります。

そういった聴き手に対する心遣いがこの内容では欠けてると言わざるを得ません。
乳首オナニーの快感も音声無しでする時とそれほど違いは感じられませんでした。

このように、乳首をいじる感覚といじられる感覚の両方にスポットを当てたエッチが繰り広げられています。
発想は面白いのだが…
テーマは個性的なのですが進め方や伝え方に難のある作品です。

サチカは乳首の気持ち良さを十分に知ってる主人公をより楽しませるために
催眠によって乳首の感度を強化し、その上で一人ではできないプレイを行います。
自分で乳首をいじる物理的な快感だけでなく女性に乳首を吸われる快感、母乳を飲まれる快感など
他の作品ではなかなかお目にかかれない要素を織り交ぜてプレイを特徴づけてます。

母乳は男性だと出せないと思われがちですが、現実世界でも条件が整えば出るそうです。
ですからこのプレイが完全に非現実的というわけではありません。
だけど普通の人には難しいので催眠を施し仮想体験してもらうことを目指してます。
着眼点は非常に面白いです。

しかし催眠音声である以上、そうさせるために技術を駆使することが求められます。
その観点で考えると残念ながら掲げた理想に現実が追いついてないかなぁと。
催眠パートの仕上げとなる深化が非常に弱いことと、母乳の噴出を唐突にさせてるのが特に気になりました。

前者はカジハラさんらしくないと言いますか
時間を切り詰めることを優先するあまり催眠が不完全なまま本題の暗示を入れてしまってます。
体の動きを軽く制御するとか、そこまで深く誘導する必要のないプレイならこれでも良かったのかもしれません。
ですが今回するエッチは「男のまま母乳を噴き出す快感を味わう」というかなり難度の高いものです。
できるだけ多くの人にそれを疑似体験してもらうならもっと入念な誘導が必要です。

後者は直前に説明したことも含めて事前の準備が不足してますし
「母乳を噴き出すと実際のところどんな風に気持ちいいのか」を伝えるのにも言葉が足りないです。
体験したことのある人がほとんどいないのですからイメージ力を膨らませるサポートが必要です。
個人的には一旦女体化を挟んでから持っていったほうが自然になったと思います。
カジハラさんは女体化音声も多数出されてますからね。

絶頂シーンは最後に1回。
くちゅ音(掃除機音)とちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回は厳しい点数とさせていただきました。

CV:紅月ことねさん
総時間 48:51

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

乳首快楽催眠

サークル「ナシミカン」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、声も態度も大らかな癒し系お姉さんが
「乳首で得る快感」をテーマにした催眠とエッチを提供します。

乳首だけをひたすら刺激するタイトル通りのエッチが魅力で
いじる時間の長さはもちろん、後になるほど強い刺激が得られるいじり方に変えたり
最中は擬声語を数多く交えた暗示を入れて普通のオナニーとは違う快感を味わわせます。
男性の隠れた性感帯をじっくり開発
お姉さんに催眠をかけられ乳首をいじりまくるお話。

「はぁーい いらっしゃいませー 催眠を楽しめるホテルにようこそー」
お姉さんは明るくて大らかな声の女性。
催眠をかけてくれる変わったホテルにやって来た主人公に挨拶すると
早速催眠にかかりやすくなるための準備を始めます。

本作品はおちんちんオナニーとは異なる快感と絶頂感を得ることを目的に
彼女が25分近くに渡ってリラックス特化の催眠を施し
その後で十分な時間を使い乳首だけをたっぷりいじります。

乳首開発の側面も持ってる作品なため、エッチでおちんちんをいじるシーンは一切ありません。
その代わり乳首オナニーの時間が36分ほどあります。
シーンごとにいじり方を変えながら最後のドライに向けて少しずつ性感を高めてくれます。

作品説明文には「乳首性感が発達している人は、より強い快感が得られます」と書かれてますが
少なくとも私が聴いた限りでは未開発な人をターゲットにしたエッチのように映りました。
開発済みな人だと残念ながら得られる快感は普段とさほど変わらないと思います。
しかし、エッチの進め方はとても丁寧で暗示の入れ方もきめ細かく
乳首を普段いじらない人にとっては新しい快感を得るいいきっかけになります。

催眠は4パート27分30秒間。
最初は仰向けに横になった状態でゆっくり深呼吸しながら彼女の言葉に耳を傾けます。

「肩の力を抜いてー だらんとした状態になったまま リラーックス リラーックス」
「体の力が 少しずつ 少しずーつ 抜けていき 気持ちよーく 気持ちよーく なっていきます」

「リラックスと軽い暗示」というパート名がつけられてるだけあって
ここでは暗示の量は意識的に抑え、たっぷり深呼吸してもらうことを見据えたリードをします。
穏やかな声とのんびりした口調が生み出す雰囲気はとても温かく
「リラックス」「気持ちいい」といった癒しの言葉をやや強調して言うことでリラックスを後押しします。

本作品の催眠パートは彼女の話すペースが特に緩やかですから
それにつられて気持ちが落ち着くとか、なんとなく眠気を感じる人がきっといるでしょう。
癒しの要素が非常に強い催眠ですね。
テーマの乳首とは無理に絡めず、催眠状態を深めることだけを考えて進めます。

2番目のパートは心身両面をよりリラックスさせるために
カウントに合わせて瞼を閉じ、体が軽くなる暗示を入れてもらってから開ける動作を数回繰り返します。

「目を閉じたままでいると 少しずつ 少しずつ 意識が落ちていきます」
「口から息を出すと 足や 太ももや 腰が軽くなります ぼーっとしていて いい気持ち」

目を閉じた直後には意識がぼんやりする暗示、閉じてる最中は体が軽くなる暗示といったように
彼女はタイミングを見計らいながら暗示を的確に入れます。
パート中盤以降に深呼吸もするおかげで、寝起きに近いもやもやした感覚が頭の中に漂ってきます。
体の方は私の場合は軽さではなくピリピリと痺れる感覚がしました。

後半の2パートは暗示を受け入れやすい状況が整ったのを受けて
いよいよ催眠状態をより深めるアプローチが始まります。
ここではとある単語をキーワードに定め、それをセリフの合間に投げかけるスタイルが採られてます。

「ほら うとうとしてきたでしょう? うっとりして ほんわりして ねむーく ねむーく」
「眠い 眠い 眠くて眠い」

彼女はキーワードを言いながらストレートに眠くなる暗示を何度も入れてきます。
催眠音声で寝落ちする人はそれなりにいるでしょうし、ここで寝てしまう人がいてもおかしくはありません。
聴き手をそうさせるための準備もしっかり行っています。
私が聴いたときも意識や体がずーんと重くなる感覚は特に無く、強めの眠気を感じました。

進め方と雰囲気の両方に余裕を持たせた癒し特化の催眠です。
聴き手をある程度の深さの催眠状態へ誘導し、尚且つ眠らせることを目的に
深呼吸、緩い形の分割弛緩法、目を開閉させながら暗示を入れる誘導など
聴き手が音声を安心して聴ける気分になれるようにそれぞれをのんびり進めます。

彼女の声や口調、催眠の内容から眠気を感じる可能性が高いです。
その一方で催眠に入った時の独特な感覚はいまいち実感しにくいです。
深化にあたるパートで聴き手を眠らせようとしてくるからです。

安眠を目的とした催眠でもない限り、眠らせる暗示を入れるのは控えたほうがいいと私は考えてます。
今回するエッチは乳首オナニーですから、当然聴き手が自分で手を動かす必要があります。
その前段階で眠ってしまったらエッチそのものが成立しません。
催眠のスタイルはそのままに、深化パートの暗示をもっと別のものにしたほうが良いかなと。

カウントの前後に「落ちる」と入れてもいいし、何らかのイメージを使うのもいいでしょう。
その後に乳首の感度が上がる暗示を入れればエッチの下準備にもなります。
目的に合った深度に誘導することも大事です。
時間をかけて乳首をじっくり
エッチシーンは7パート42分ほど。
プレイはお姉さんのオナニー、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精表現はありません。

「んっ あぁっ 私の乳首 もう 勃起しちゃってる…」
主人公を気持ちいい催眠の世界に案内したお姉さんは
乳首オナニーを始める前に自分のオナニーを披露して彼の興奮を煽ります。

エッチは彼女に言われた通りに乳首をいじります。
一番最初の「お姉さんのエッチな乳首オナニー」は唯一乳首オナニー以外のプレイが登場するパート(約6分)。
彼女が目の前でおっぱいや乳首をいじり艶かしい喘ぎ声を漏らします。

「あなたの乳首は 私の乳首 私の乳首の気持ちよさを もっと感じてみましょうね」
彼女としてはエッチをやる気にさせることに加え
乳首オナニーを予め見せつけることでイメージさせたかったのでしょう。
上のようにお互いの感覚をリンクさせるセリフを言ったりもします。

しかしそれに向けての準備が事前にされてませんので、ちょっぴりエロく感じるだけです。
この後のパートで彼女が乳首をいじることはありません。
悪い言い方になりますが無理にやる必要はなかったプレイだと思います。

続く6パート36分間はいよいよメインの乳首オナニーが始まります。
最初に腕が上がる暗示を入れて催眠のかかり具合を確認してから
序盤~中盤はシャツの中に指を入れて直に、終盤はシャツ越しに乳首をたっぷりいじります。

「両手の中指の先端を ゆっくりと移動させて おっぱいの上に乗せましょう」
そしてお姉さんは聴き手が頭を空っぽにしてオナニーに取り組めるようにと
乳首のいじり方をわかりやすく教え、開始後は「ふにふに」などの擬声語を使ってペースを取ります。
本作品のエッチはこれ以外にも擬声語を使用することが非常に多いです。

「乳首に指が触れていると じわりとした 気持ちのいい痺れが ちょっとずつ ちょっとずつ 増えていきます」
「ビリビリ ビリビリ 乳首が痺れて 快感 乳首が痺れて 快感」

催眠音声ならではの暗示ももちろん多数登場します。
シーンによって多少違う部分があるものの、乳首をいじって得られる快感を言葉で伝えてくれます。
ここでも「ビリビリ」「ジンジン」といった擬声語をよく使います。

催眠音声におけるエッチは日常と違う快感を与えることを目的にしてるものが多いです。
具体的には「普段と比べて感度が二倍になる」とかですね。
それに対して本作品は乳首オナニーによる快感をそのままトレースしたセリフが中心です。
「乳首をいじると気持ちいい痺れが走る」といった類のものを彼女はよく言います。

この暗示は普段乳首をいじってない人に対してはおそらく有効に機能します。
未開発の乳首をいじってもくすぐったいだけですから、暗示を入れることで快感を得るきっかけが生まれます。
しかし、開発済みの人からしてみれば彼女の言うことは普段味わってる快感と大差ありません。
乳首をいじったらピリッとした電流が走るのは当たり前のことです。

これが前項で「この作品は乳首未開発の人がターゲット」と書いた大きな理由です。
開発済みの人が催眠状態下ならではのより高品質な快感を得られる可能性は低いです。
進め方が悪いのではなく、暗示の方向性が完全に未開発者向けなんです。
私は開発済みの側なので正直なところこのエッチはいまいちでした。

プレイの方は開始から終了までほぼずっと乳首をいじり続けます。
乳首の快感を掘り下げることはないものの
それを背中や腰に伝播させて全身を気持ちよくさせる横のアプローチはあります。
さらに終盤に差し掛かると爪で乳首を引っかく刺激的なプレイも登場します。

このように、乳首だけをとことんいじるテーマに沿ったエッチが繰り広げられています。
乳首尽くしな作品
乳首開発の足がかりになりそうな作品です。

お姉さんは自分にわざわざ会いに来てくれた主人公が幸せな時間を送れるように
リラックスをとことん追求した催眠を施し、それから乳首特化のエッチを時間をかけて行います。
「乳首快楽催眠」と銘打ってるだけあっておちんちんに関する描写を完全に除外し
いじり方を時折変えて別な刺激を与えつつ最後の絶頂に向けて導きます。

「なんとなくで構いませんから 自分は催眠術にかかってるのだと 感じてみてください」
全体を通じて特に感じたのが彼女の親切さです。
深呼吸を終えた後にこれから本格的な催眠が始まることをはっきり告げ
その際にかかりやすくなるための簡単な心構えを教えます。
そして催眠パートではシーンが切り替わる際に今の感覚を聴き手に実感させるセリフを投げかけます。

こういった心遣いは処女作の段階だとなかなかできないことです。
おかげで催眠パートを聴いてる間はものすごくリラックスできました。
技術の行使や暗示の入れ方、声の演技も練られていて将来性を感じます。

この作品が結果的にうまくいってない理由は暗示の方向性にあります。
具体的には眠らせる必要がないのに眠りたくなる暗示を入れたり
エッチで開発済みの人に対する有効なアプローチをしてないことが挙げられます。

私個人は後者を無理にやる必要は無いと考えてます。
ただし、その場合は「乳首未開発の人が楽しめるように作られてます」という注意書きが必要です。
作品説明文には開発済みな人の方が楽しめる風に書かれてるので
実際の内容とはズレてると判断し、このような指摘をさせていただきました。

エッチは乳首開発を想定してるだけあってとにかくいじる時間が長いです。
ドライまではいかなくても乳首を気持ちよく感じる可能性は十分にあります。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

男性の隠れた性感帯に焦点を当てた珍しいセルフ系作品です。

CV:御崎ひよりさん
総時間 1:25:49

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

乱交催眠騎乗位リレー

サークル「ユリイカ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ同じ声質を持つ双子の催眠術師に催眠をかけられてから
リアルではなかなか味わえない騎乗位リレーを楽しみます。

普通に会話をするような口調で催眠へと導く現代式の誘導が魅力で
彼女たちはトランスの感覚を遠まわしに話したり、他の人物がリラックスしている様子を描きながら
聴き手が自然とそれらに自分を当てはめられるよう少しずつリードします。

今回は2nd Editionのみのレビューをお送りします。
少女を使い捨てる不思議な世界へ
双子の催眠術師に導かれて騎乗位リレーを楽しむお話。

「あなたが ここに 今日こうやって 私たちの声を聞いてくれているので 私たちは 非常に喜んでいます」
姉は穏やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の諸注意を簡単に説明すると
早速催眠に関するお話を始めます。

本作品はイメージの中にある教室に行き、そこにいる少女たちと乱交するのを目的に
彼女たちが他の催眠音声ではあまり見られないタイプの催眠をかけます。

双子の催眠術師というと「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」のような
双子が左右からリズミカルに話しかけてくる催眠をイメージするかもしれません。
ですが本作品ではメインの語り手を姉が務め、合間合間に妹がちょっぴり語りかけてくる形で進みます。
2人の声質に違いがほとんどありませんので術者が1人の催眠とほぼ同じ感覚で聴けます。

ちなみに本作品には発売当初から入っている「1st Edition」と
発売後に寄せられたユーザーの意見を取り入れた「2nd Edition」の2種類が存在します。
サークルさんが2nd Editionを正式版と言われているため1st Editionの内容はすべて伏せますが
内容にある程度の違いがあるそうです。

催眠はおよそ20分間。
最初はこれから体験する催眠オナニーに関するお話に耳を傾けます。

「私たちの声を聴き続けているのですから あなたは 私たちの話に興味があるのかもしれませんし または 別のことに興味を持ち始めるかもしれませんし または 別の何かについてだったり 時には何も考えてないのかもしれないのです」
姉は多くのシーンで聴き手にいくつかの選択肢を提示し
その中からひとつを選ばせる言い回し
を心がけながらお話を続けます。
どれでもいいので選びながら聴いてみると催眠に入りやすくなるかもしれませんね。
口調も普通の会話に近くて催眠っぽさをあまり感じないと思います。

「気持ちのいい催眠オナニーができるかどうかについても考えましたし 軽いトランスや それとも中程度のトランスについても興味があって そのことについても 思いをめぐらせました」
また姉はお話の中に「トランス」という単語を意識して盛り込み、それだけを囁くような弱めの語気で言ってきます。
後になるほどこの単語が特別なものに思えてくるのはないでしょうか。
そうやって彼女は遠まわしにトランスに対する興味を引こうとします。

その次は彼女たちが以前出会った3人の人物に関するお話を聴きます。
催眠術師をやってる背景を考えるとクライアントと思われます。

「深く 非常に軽くて 楽しい トランスの状態に入っていきました」
「別の軽いトランス と それよりもより深い2つのトランス 中程度のトランス と 深いトランスについても考えました」

お話自体は他人がトランスに入っていく様子を描いているだけです。
ですが聴いていくうちに自分の体が妙に重いとか、意識がぼんやりする感覚がしてくる人がいるでしょう。
ここでもキーワードの「トランス」を上手に活用してその感覚を引き出しています。

そして最後はとある効果音をトリガーに半覚醒状態と催眠状態を何度も往復し
自分がトランスに入りつつあるのを感じながらさらに深いところに落ちてゆきます。

姉「どんどんと 右腕の感覚がなくなる そうなっても 恐くありません」
妹「左腕が どこにあるのか わからない」
ここでは腕の脱力や感覚のぼやけに焦点を絞った暗示を入れており
人によっては実際になくなったような不思議な感覚が味わえると思います。
そうでない人も実感できるレベルの脱力感を感じるでしょうね。
今まで行っていた選択式の暗示ではなく、ストレートに感覚を伝えるセリフを投げかけてきます。

現代催眠式のアプローチを中心に据えたやや珍しいタイプの催眠です。
聴き手を一定以上の深さの催眠へ落とすことを目的に
「~かもしれません」「~することもできます」といった許容暗示やダブルバインド
他の人物を通じて過去に味わった催眠の感覚を喚起するアプローチを組み合わせて進めます。

深呼吸や分割弛緩といった催眠音声ではお馴染みの技法を特に使わないため
「本当に催眠をかけてくれてるの?」と思うかもしれません。
ですが双子は聴き手を催眠状態に導こうとする明らかな意図を持ってこれらを行っています。
意識のぼやけや腕の脱力が特に実感しやすいでしょう。

ただし、以前催眠に入ったことがあるのを想定した作りになってますから
催眠の感覚がまだ掴めていない初心者の方々には不向きと言えます。
その点だけご注意ください。
色んな少女と代わる代わるSEX
エッチシーンは40分ほど。
プレイは少女たちとのSEX、カウントによる絶頂です。

SEXの際に数種類のピストン音が鳴ります。
セルフはありません。

「手の指先で スカートの感触を楽しんだら そっと そーっと スカートの裾をめくり上げます」
主人公を深い催眠状態へ導いた双子は、彼にとある教室をイメージさせ
そこにいる少女のスカートをめくりパンツを下ろさせます。

エッチは様々な少女と短時間のSEXを繰り返します。
最初の12分間は乱交リレーの準備運動に近いプレイ。
3人の少女と代わる代わるSEXをしながら双子が彼女たちの素性について説明します。

「10回おちんちんを膣で擦ったら 別の膣に入れなくてはならないからなのです おまんこは使い捨てなんです」
最初から言ってしまうと、本作品のエッチは乱交するシチュ自体に焦点を当てており
彼女たちのおまんこがどう気持ちいいかを双子が暗示で伝えてくれるシーンはほとんどありません。
イメージ上の世界だからか、姉が上のセリフのような特殊ルールを設け
それに従ってプレイしながら年頃の女の子たちを使い捨てにする快感を味わいます。

「彼氏とカラオケボックスでデートしてる時も あなたのオナホとして使われたいと 彼女は心から願っています」
最初に相手する普通の女の子は約2分、次のアイドル好きな子は3分
3人目の彼氏持ちの子とは約4分エッチを楽しみます。
特に3人目の子は彼氏の目の前でSEXするだけでなく
どこでも性欲処理をすると宣言するほど主人公に惚れ込んでいる様子を見せます。

女の子が会った直後に無条件で体を差し出す展開は都合が良すぎるようにも思えますが
男からすれば嬉しいことなのも事実です。
プレイを通じてリアルではなかなか味わえない優越感や幸福感を双子は与えてくれます。

その後の時間はいよいよメインとなる騎乗位リレーを楽しみます。
先ほどのように特定の女性とSEXするのではなく
双子が提示した条件を聴いて聴き手が自由にイメージするスタイルが取られています。

「思い浮かべて 背の高い子 思い浮かべて 痩せてる子」
「ぐちょぐちょが濃厚だったり 軽かったり」

もう少し具体的に言うと少女たちのおまんこの感覚、背の高さ、髪型、服装、部活動など
数分ごとにテーマを変えつつ「思い浮かべて」と何度も言ってきます。
そしてセリフを言うごとに心臓の鼓動音を鳴らします。

こういう子とエッチしているシチュを楽しむ作りですね。
「おちんちんが柔らかく温かな感触に包まれ気持ちいい」みたいな暗示を入れるシーンはなく
プレイの細かな様子や得られる快感はすべて聴き手のイメージ力任せです。

正直なところかなり難度の高いエッチをしています。
催眠状態下といってもここまで何もしてこないのはさすがにまずいかなと。

「だーめ まだイかせてあげない」
最後のフィニッシュシーンは騎乗位リレーから離れ、双子の数えるカウントに合わせてイきます。
数回カウントをストップして数えなおす焦らしプレイをしてくるものの
0カウントを数えた後に追い込み暗示を一切入れてこないのは非常に残念です。

これがあるのと無いのとではイきやすさに大きな違いが出ます。
私の場合も他の作品で味わったようなドライの感覚は特にありませんでした。

このように、プレイそのものよりはシチュに力を入れたエッチが繰り広げられています。
珍しい催眠が聴ける作品
どちらかというと催眠パートのほうに光るものを感じる作品です。

上品な印象を持つ双子の催眠術師が主人公に独特な催眠をかけ
仮想世界で数多くの少女を相手にする、男にとっては夢のようなエッチを提供します。
催眠に関するお話で興味を引き、他の人が味わって催眠の感覚を伝え
最後は古典催眠に近い技法で催眠状態を徐々に深める。
技術に沿って進めるのではなく、セリフの中に技術を組み込んだ比較的フリーダムな催眠が楽しめます。

現代催眠の技術自体は主に大手サークルさんの作品でよく使われています。
ですがそれ以外のサークルさんだとまともなレベルで使いこなせているケースはごく稀です。
教本の例文をそのままトレースして口調がキャラに合ってないとか
その作品の催眠にとって効果的に活用できていないなどです。

それに対し本作品は聴いた結果ある程度の深さにまで入れるクオリティを持っています。
これでもし双子を有効活用できていればもっと面白いものになったでしょうね。
催眠経験者にターゲットを絞り、段階的に催眠の感覚を強化してくれます。

しかし催眠の後に続くエッチは引っかかる部分が多々あります。
エッチをしてるのにその感覚を暗示でほとんど伝えてこないこと
双子がいきなり少女と10回しかピストンできない設定を押し付けてくること
肝心の騎乗位リレーで少女たちの特質をイメージさせるだけに終始していることなどが挙げられます。

騎乗位リレーのアプローチはおそらく現代式の誘導をしたからこうなったのだと思います。
ですがこのスタイルは聴き手の無意識に眠っている記憶や経験を引き出すことを意図しており
リアルで数十人の少女とSEXしたことがある聴き手でもなければイメージしにくいです。
簡単に言えば大衆性に欠けるエッチをしています。

名作と呼ばれる催眠音声はできるだけ多くの人が楽しめるアプローチを心がけます。
難しいテーマであればあるほどその色はより強くなります。
一方本作品はその真逆の道を歩んでいます。
この部分が私にはどうしても納得できませんでした。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠は面白いのだけどエッチがうーん…な作品です。

CV:蒼紗さん
総時間 1st Edition…1:28:22 2nd Edition…1:04:12

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は4点。
2つのバージョンが入っていて900円とコスパがいいので+1してあります。
体験版は32分近くあります。

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