サークル「シコらnight」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでエッチ大好きな2人のお姉さんが
マゾな冒険者やおじさまを相手に濃厚なエッチをします。

オメコ、お勃起などのやや下品な淫語をガンガン言ったり
後半からはオホ声を多く交えてSEXの様子を語るなど
男の心と股間に響くオカズを大量に盛り込んだパワフルな色仕掛けが味わえます。
3つの要素でマゾ奴隷に
ヘレナ(挿し絵右)、マリア(挿し絵左)と5種類のエッチをするお話。

「んふ…この子ね…」
ヘレナはトーンが低く色っぽい声の女性。
「そうよ…。この子が今話題の、Sランク冒険者さんよ…」
マリアは上品で穏やかな声の女性。
主人公を捕らえてから例の物の場所がどこにあるか尋ねると
彼が答えないので拷問以外の手段で情報を吐かせます。

本作品は魅力的な体とドスケベな性格を合わせ持つ彼女たちが
とある貴重な情報を持つ彼に近づき、およそ120分間の濃厚な誘惑をします。
好意や愛情を持たず彼を利用するためにエッチするわけですが
焦らしや寸止めといった意地悪をしたり、彼を騙す駆け引きの要素はほとんどありません。
彼をマゾ奴隷にすれば自然と情報も手に入るのでストレートに責める方針を取ります。

ヘレナ「私達のオマンコは、極上の肉穴…。オチンポをハメた瞬間に、あったかくて柔らかい肉ヒダがお出迎え…」
そして2人はこれらをするにあたって男が喜ぶことをガンガンやります。
大人の色気漂う声でやや下品な淫語を立て続けに言ったり
自分たちとSEXしてるイメージをさせながら喘ぎ声を漏らして興奮させます。
また終盤では他の男とエッチしてる時にどんな乱れ方をするかやってみせます。

「オナサポに特化した音声」と書いてある通りオナニーするシーンが最も多いです。
しかしシコシコボイスやカウントを駆使して動きを制御するのではなく
純粋なエロ要素を数多く繰り出してオナニーを盛り上げることに力を入れてます。


淫語、イメージ、喘ぎ声を3つの柱にして組み立ててあるので
これらが好きな人ほど興奮できるし抜けると思います。
効果音は一切鳴りませんからシナリオと声優さんの演技力で勝負してる作品と言えます。
ギャップを活かした穏やかでドスケベなエッチ
エッチシーンは5パート124分間。
プレイはオナニー、唾液を吐きかける、淫語責め、喘ぎ声を漏らす、授乳、乳揉み、ヘレナに抱きつく(腹コキ)、パンツの匂いを嗅ぐ、パンツオナニー、キス、フェラ?、手コキ、乳首責め、SEXのイメージです。
エッチな効果音はありません。

マリア「オチンポを出して…オナニー…しましょうねぇ…」
ヘレナ「私達が、あなたのオナニーを手伝ってあげる…」
会話しながら体を見せつけて主人公のおちんちんを元気にすると
2人は左右に陣取り協力しながら目の前でオナニーさせます。

エッチはどのパートも彼女たちがリードします。
最初の3パート74分間は甘やかしながら気持ちよくして彼の心を突き崩すシーン。
「1 淫語オナサポ(約23分)」は淫語を多く盛り込んだオナサポ
「2-1 ヘレナママとのマザコンプレイ(約25分)」はヘレナに抱きつく体勢で腰を動かすプレイ
「2-2 マリアママとのマザコンプレイ(約26分)」はマリアがパンツを使ったオナサポをします。

ヘレナ「ほぉらぁ…マリアを良~く見なさい…。自分の指を…何かに見立て……。んふ……そうよ……。まるで…オチンポ…を…舐めしゃぶっているように見えるわよね…」
2人の素性は一切わかりませんけど、エッチの様子を見る限り相当に経験豊富なようです。
マリアは口をもごもごさせて唾液を溜める様子をちゅぱ音で表現し
ヘレナはそれを実況しながらフェラに見立ててイメージ力を膨らませます。
ちゅぱ音も声の印象よりずっと下品ですし、序盤からドスケベなところが随所に見られてエロいです。

そして1番目のパートはオナニーの指示はシコシコボイスを軽く言う程度に留め
代わりに多種多様な淫語をこれでもか、というくらいぶつけて心を上手に盛り上げます。
特定の淫語を連呼するのではなく、セリフの中に違和感なく盛り込む自然な言葉責めをしてました。
「お勃起」「おザーメン」など他の作品ではあまり見かけない言い回しも登場します。
射精時には毎回ぴゅっぴゅのセリフを言うなど、言葉責めが質量ともに優れてます。

パート終盤にはSEXの実況と喘ぎ声を手分けしてやりますし
ここだけで本作品の魅力がぎっしり詰まってます。
プレイ時間も手ごろで1回の射精に向けてじっくり追い込んでくれます。

2-1と2-2は彼女たち1人ずつに光を当ててるシーン。
どちらもパート名についてるキャラだけが登場し、それぞれ違うプレイをします。

ヘレナ「そうよ…僕ちゃんのオチンポは、ママのお腹のお肉に包まれているのよ…。ほぉらぁ…ママにオチンポ…押し付けちゃいましょうか…」
両方に共通してるのは幼児プレイを意識してること。
ここだけは彼のことを「僕ちゃん」と呼んだり赤ちゃん言葉で話して甘さを出します。
そしてヘレナは授乳や乳揉みを自由にさせるとか
彼に上から抱き着いてもらって腰をヘコヘコするといった甘やかし成分の高いプレイを中心に行います。

腰を動かす時は彼女とSEXしてる雰囲気が出るように喘ぎ声も漏らしますし
情報を聞き出すためにエッチしてるとは思えないほど内容が手厚いです。
でも相手が望むものを惜しみなく与えて屈服させるのは非常に有効な手段と言えます。

マリア「ちゃんとクロッチの所…ママの…マン汁が染み込んでいるところに…んふ…オチンポをピッタリと当てて…」
それに対してマリアは自分が直前まで穿いてたパンツをオカズに提供します。
匂いを嗅ぐ、おまんこが当たってた部分に亀頭を被せてオナニーするなど
間接的とはいえSEXしてる気分を味わわせて射精へ持っていきます。
こちらを見下したり突き放すセリフも特になく、ヘレナとは違うやり方で甘やかしてくれます。

続く2パート50分間は新しい要素が2つ加わります。
「3 おじ様へのドスケベオナ指示(約25分)」はおじさまと呼ばれる別の男性へ2人でご奉仕し
「4 寝取られマゾオナニー(約25分)」はその時の様子を主人公に語ってマゾ射精に導きます。

ヘレナ「ぉんっ…ぉっおぉんっ…ぉっ…ヤッベっ……ぉぉぅん…ぉぉぅん…ぉぉぅん…ぉっぉぉんっ……」
その追加要素はオホ声と寝取られ。
「あっ…あぁん」と艶めかしい喘ぎ方をしてた今までとは違い
ここからは「おぉぉぉぉん」など腹から絞り出す感じの低い声が中心になります。
「ヤッベっ」とかも時々言いますし、普段の彼女たちとのギャップがより大きくなってエロさが引き立ちます。

ちなみにこのおじさまは主人公みたいに調教する相手ではありません。
だから彼女たちも終始媚びる態度で接して存分にもてなします。
おちんちんも結構大きいみたいですから、彼よりも明らかに優れた男を登場させて嫉妬心を煽ります。

寝取られは主に最終パートで絡んできます。
これまでのエッチですっかり彼女たちに魅了されてるからこそ
他の男と激しいSEXをしてる事実を聞いて悔しい射精を味わわせます。

彼らは付き合ってるわけじゃないので厳密に言えば寝取られにあたらないんですけど
今までとは違うスパイスを投入してオナサポに変化をつけます。
オホ声もたっぷり出てくるので好きな人には結構刺さると思います。

このように抜ける要素を数多く用意し、後半からさらに種類を増やす重厚なエッチが繰り広げられてます。
オカズが充実してる作品
オナニー自体は割と自由にやらせて興奮させるほうに力を入れてるややM~M向けの作品です。

ヘレナとマリアはある機密情報を持ってる主人公を従順な奴隷にしようと
まずは2人で協力したり個別に責める形で抜けるオカズを多数提供します。
そして彼が自分たちに特別な感情を抱き始めた後は
寝取られやオホ声といった新要素を投入して惨めなマゾ射精へ追い込みます。

男の扱いに慣れてるドスケベなお姉さんたちが冒険者をエッチに誘惑するシチュ
淫語、イメージ、喘ぎ声を軸にして2人が協力したり別の責め方をする抜きやすいエッチ
前半は甘さを持たせたストレートなエロ、後半はM度と下品さが増したプレイと
シーンによって属性や方向性を切り替えてくる飽きの来ない作り。
シナリオ力が高いサークルさんらしいやり方で興奮と射精を応援します。

中でもエッチはここまで濃厚な淫語責めを聴ける作品は最近だとなかなかないです。
量が多く、表現も多彩で本作品のテーマである「誘惑」との相性が非常に良いです。
2人いるおかげで喘ぎ声の量も多いですし、シナリオと演技の両方を最大限に活用してます。
「この内容なら確かに効果音はいらないよな」って思います。

あとは言葉責めが全体的にソフトで意地悪な描写が少ないことや
終盤の寝取られがあくまで疑似なおかげで多くの人が聴きやすくなってます。
「変態」「雑魚」みたいな見下すセリフはほとんど使わず、淫語を練り上げる形で言葉責めを組み立ててます。

射精シーンは5回。
淫語と喘ぎ声多め、ちゅぱ音そこそこです。

以上を踏まえてサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。
おまけは「ド変態マゾオナサポ」です。

CV:マリア…高梨はなみさん ヘレナ…分倍河原シホさん
総時間 2:32:51(本編…2:25:01 おまけ…7:50)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります