サークル「ストロベリームーン」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて色気もある低音ボイスシスターが
同じ教会の神父とアブノーマルなエッチをします。

最初から最後まで乳首とその周辺だけを責めるのが特徴で
様々なプレイを用意したうえで「くるくる」「かりかり」といった掛け声を小まめに言い
さらに序盤は焦らす、中盤以降は刺激を上げると若干意地悪して性感をじっくり高めます。
プレイはM向けですけど雰囲気は穏やかなので、ややMな人に最も向いてます。
シスターがする気持ちいいご奉仕
シスターに胸や乳首を責められドライ絶頂するお話。

「神父様 失礼いたします 今宵もよろしくお願いいたします」
シスターは上品で穏やかな声の女性。
ある日の夜、主人公に挨拶しシャツ1枚の格好にすると
エッチに入る前に深呼吸して気持ちを一旦落ち着けます。

本作品は優しくて包容力もあるシスターらしい彼女が
普段は真面目だけど変態性癖を隠し持ってる彼をおよそ80分に渡って責め続けます。
2人の関係を考慮しSEXなどの踏み込んだプレイはやらない代わりに
後ろから抱き着く形で密着したまま乳首や胸を時間いっぱい気持ちよくします。

エッチの冒頭と最後に1分くらい耳舐めするシーンがあるものの
それ以外は胸、乳輪、乳首に的を絞って責める非常に尖った作りです。
実況を挟みながら色んな掛け声を出してわかりやすくリードしますから
音声に合わせて乳首をいじれば自然と気持ちよくなれます。

「こんなふうに ゆっくりと くーるくる くーるくると おっぱいに 大きな円を描いていきますよ」
胸や乳輪をソフトに撫でる時は「くーるくる」、2本の指で乳首を摘まむときは「ぎゅっ」など
特化型の作品なだけあって色んないじり方が用意されてます。
ドライする関係でどちらかと言えば開発者向けの内容ですが
未開発者が乳首をいじりながらおちんちんをしごいて射精するのも有りだと思います。
リードがしっかりしてるのでドライにさえこだわらなければ親しみやすい作品と言えます。

それ以外の特徴はプレイ中はほぼずっと囁き声で話すことと
序盤から中盤にかけては焦らし気味に進めることです。
前者は耳元至近距離から優しく語り掛けてくることが多く、乳首責め作品とは思えないほど雰囲気が穏やかです。
後者は意地悪と見ることもできますし、絶頂に向けて入念に準備してると捉えることもできます。

「何を照れてらっしゃるんです? 恥ずかしがる必要なんてありませんよ 神父様に喜んでいただけると 私も嬉しいですから」
ちなみに作中で彼女がM向けの言葉責めをすることはありません。
終始温和な態度で彼のすべてを受け止めようとします。
彼のことを尊敬してるようですし、日頃お世話になってる恩返しをしてるのかもしれません。
プレイはアブノーマルだけど雰囲気は至ってノーマルでM度が低い人も聴きやすくなってます。
体をじっくり温めるエッチ
エッチシーンは72分間。
プレイは耳舐め、胸を揉む、乳輪責め、乳首責め、カウントによる絶頂です。
エッチな効果音はありません。

「それでは いつものように お耳をお舐めいたしましょう」
2分ほど深呼吸して準備を整えた後
シスターは乳首責めに入る前に軽く耳舐めして主人公を興奮させます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の26分間は乳首責めに向けた準備をするシーン。
耳舐めから入って胸を揉む→乳輪を撫でると進んで体の感度を上げます。

「ご婦人の胸を愛してあげるように 繊細で優しく そして うふ いやらしく擦って差し上げますね」
彼女が「いつものように」と言ってるので何度もエッチしてるのでしょう。
慣れた手つきで胸を揉んだり乳輪を撫でて焦らし気味に気持ちよくします。
胸に手を添えて円を描くように動かす時は「くーるくる」
胸を揉む時は「もーみもみ」、乳輪を撫でる時は「さーすさす」「すーりすり」と
プレイごとに違う掛け声を出してわかりやすくリードします。

このシーンは刺激がかなり弱いですから、気持ちよさとくすぐったさを感じるでしょう。
ペースもゆっくりでまだ準備運動の段階なのがわかります。
焦らし気味に進めたほうが乳首をいじった時に気持ちよくなるのは事実なので
時間に余裕がある状況を活かして丁寧に進めます。

乳首責めが始まるのはその次から。
「ちょん ちょん」と言って指先で乳首に触れる、2本の指でつまんで擦る
そのまま引っ張る、指で押しつぶしたまま回転させる、爪で引っかくなど
先ほどよりも強い刺激が得られるプレイを中心に据えてドライへ徐々に追い込みます。

「甘い声が止まりませんね とーっても可愛らしくて 神父様のこと 愛おしく思ってしまいます」
責めが少しハードになっても彼女の態度は引き続き穏やか。
「よーしよし」と彼のことを赤ちゃんのように扱って幸福感も与えます。
プレイの種類が増えたおかげで色んな快感が味わえますし、本作品のメインはやはりここだと思います。

ちなみに絶頂は1回目、2回目共にカウントに合わせて行います。
1カウントごとに長めのセリフを挟んでじっくり進めてました。
2回目は絶頂までのプレイ時間が20分くらいしかないので
1回目よりも刺激を強くしたり責めるペースを上げてメリハリをつけてます。


実際に聴いてみた感想ですが、序盤はプレイがソフトなおかげでもどかしく感じました。
でも乳首をいじり始めた後は一転して強めの快感が襲ってきて気持ちよかったです。
さすがにドライは無理でしたけど、それは私が催眠音声のドライに慣れてるのが影響してます。
絶頂シーンの直前から催眠暗示っぽいセリフもちょこちょこ出てきますし
サークルさんなりのやり方で射精できないハンデを克服しようとしてるのが窺えます。

このように、最初は焦らして途中から本気を出すやや落差のあるエッチが繰り広げられてます。
乳首特化の穏やかな作品
最大の売りである乳首責めをしっかりこなし、それ以外は甘めにしてるややM向けの作品です。

シスターは乳首で感じたり絶頂したい主人公の願いを叶えようと
後ろから抱き着く形で密着しながらまずは胸や乳輪を焦らし気味に責めて感度を上げます。
そして中盤以降は乳首に的を絞り、色んないじり方をして2回のドライ絶頂に導きます。

穏やかで包容力のあるシスターが教会の神父を乳首責めで気持ちよくするシチュ
エッチシーンのほぼすべてを乳首とその周辺への責めに費やす尖った作り
実況と様々な掛け声を組み合わせて聴き手がいじりやすいようにリードするエッチ。
今のところ乳首責め作品を専門に作られてるサークルさんなだけあって、要所を押さえた作品に仕上がってます。

中でも3番目はプレイは乳首責めなんだけど表現方法は乳首オナニーにとても近いです。
どの指を使うかまでちゃんと教えてくれますから未開発者でもやりやすく感じるでしょう。
唯一の難点とも言えるドライもおちんちんオナニーと併用すれば容易に解消できます。
掛け声の速度やリズムがあまり変わらないところを改善すればより良くなるんじゃないかなと。

あと音声ファイルをドライの1回目までと2回目で分けたほうが使いやすくなると思います。
そうすれば2回目は短時間で強めの刺激を得たい人が繰り返し聴けるようになります。

絶頂シーンは2回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:大山チロルさん
総時間 1:17:34

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2021年9月18日まで20%OFFの1056円で販売されてます。