サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、職場の同僚と結婚し幸せな生活を送ってる人妻が
夫の先輩にあたる男性と背徳的なエッチを経験します。

女性の立場で寝取られプレイを味わうのが最大の特徴で
序盤は体への刺激をソフトにする代わりにドラマ部分を強化して物語の世界へ引き込み
その後はよりハードなプレイをしながら逞しいおちんちんに蹂躙される気持ちよさや
愛する夫を裏切る背徳感をくすぐって充実したドライ絶頂に導きます。

総時間が246分もあるため前編(催眠パート~第2章)、後編(第3章~終章)の2回に分けてお送りします。
女性視点で寝取られを体験
北村 麻美になりきって大谷 透と色んなエッチをするお話。

「では 今から簡単な準備を行っていきます」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
音声を聴く際の環境や注意事項を簡単に説明すると
目を開けたまま両手を上にあげるように言います。

本作品は音声で根強い人気を誇る寝取られを普段とは違う視点で楽しむことを目的に
お姉さんがおよそ240分に渡って催眠をかけたりドラマ性の高いエッチを提供します。
彼女は案内役と催眠者を担当するので物語に直接参加することはなく
ヒロインの麻美、その夫である和夫、和夫の先輩で会社の取引相手にあたる透の3人でお話が進みます。

背景を簡単に説明しますと、麻美と和夫は元々職場の同僚で3年前に結婚しました。
現在麻美は会社を辞めて家にいるのですが、和夫が仕事の営業先で透と偶然出会い
自宅へ招待した時に彼のほうから半ば強引に仕掛けて関係を持ちます。
そしてその後は事あるごとに家へ押しかけ、よりディープなプレイを楽しみます。

「初めて会った 和夫の先輩と ディープキスをしているあなた そんな状況に なぜか体が熱くなり 興奮してしまう」
KUKURIさんと言えば質の高い催眠ボイスドラマをいくつも制作されてるサークルさんです。
本作品もその例に漏れず、麻美と透のエッチに色んな要素を盛り込んで上手に盛り上げます。
麻美が何を思い、感じてるかを綿密に描きながら状況に応じた暗示を入れ
さらに心が少しずつ和夫から透に傾く様子も描いて背徳感を出します。


ボイスドラマとしての面白さも十分にありますから
音声を聴いてると映画を観てる時のような没入感が味わえると思います。
そして様々なセリフを主観視点で表現し、彼女の立場でこれらを体験できるように進めます。
通しで聴くのはさすがに厳しいので2~4回に分けて聴くことをおすすめします。
催眠パートも含めた1章あたりの時間は77~116分くらいです。
リラックス重視の丁寧な催眠
催眠は2パート40分間。
最初の「催眠パート(約29分)」は仰向けで横になり
お姉さんに言われた通りに腕を上げたり光の玉を両手で包み込むイメージをします。
後で目を閉じる指示が出ますから最初は開けたまま聴くことになります。
またこのパートに限りショートバージョン(約21分)が存在します。

「はい 両手がすーっと 開いていきます そうです ゆっくりと ゆっくりと開いていく」
「ゆっくり」を多めに挟んで気持ちを落ち着けやすくしたり
光の玉のイメージを使って心を軽く浄化するなど
テーマの女体化や寝取られは無理に絡めず催眠にしっかり入れるようにアプローチをかけます。

本作品のエッチはイメージ力が重要になるので
いくつかのイメージを絡めてそれが自然と高まるように催眠を進めます。

イメージの内容も簡単なものばかりでやりやすいです。

お次はリラックスしながら催眠状態を徐々に深めていきます。
天井の一点を見つめてからカウントに合わせて瞼を閉じ
さらに深呼吸を軽くしたり彼女に言われた言葉を復唱して心地よさを膨らませます。

「じーっと見つめていると 瞼が重たくなるのを感じます そして 目を開けているのが だんだんと億劫に感じます」
「すべてに身を委ね ゆったりとした状態へ 口から声を出すたびに 次第にリラックスしていく」

目を閉じるシーンは瞼が重くなる、復唱するシーンは心と体を脱力すると
状況に応じた暗示を的確に入れてスムーズに誘導します。
復唱は自己暗示を入れる形にしてるので、彼女に入れられるよりも効果が出やすいです。
パートの終盤には光のイメージを使って体を温めるなど
多くの人が癒しを感じる要素を色々盛り込んで物語に没入しやすくします。

続く「女体化パート(約11分)」は麻美になりきるシーン。
自分がなりたい女性の姿を軽くイメージしてから
カウントに合わせて胸→お尻→腰→喉ぼとけ→髪の毛→肌→全身とひとつずつ変えていきます。
そして最後は胸やおまんこといったエッチで重要になる部位の感度を上げます。

「触れられると とても気持ちよくなります 大きくなった乳房や 綺麗な乳首に刺激があると 体が反応するようになります」
部位ごとの暗示は軽いので、麻美になったのを実感するのはエッチが始まった後になるでしょう。
感度上昇もプレイ中に結構小まめにやってくれます。
容姿についてはこれといって思い浮かぶものがなければ挿し絵の女性で大丈夫です。

しっかり催眠をかけてから女体化に移る手堅い催眠です。
聴き手を麻美になりきらせることを目的に
軽い運動やイメージを交えたテストから入り凝視法、深呼吸、自己暗示を入れる形の深化
そしてパーツごとに細かく分けて行う女体化とほぼ一直線に進めます。

リラックスを重視してるおかげで彼女の暗示を受け入れやすく
視聴中は心地よさや体の温かさを強めに実感できました。
女体化は大まかにやってエッチで強化する流れになってます。
心情描写に力を入れたゾクゾクするエッチ
前編のエッチシーンは3パート67分間。
プレイはキス、太もも/おまんこを撫でる、手マン、乳揉み、フェラ、パイズリ、SEX(立ちバック)です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「あなたは 慌てて逃げようとする しかし 男性の力に勝てるはずもなく 体は押さえ込まれてしまう」
自宅で和夫と飲んでる透にトイレの場所を尋ねられた麻美は
そこへ案内する途中で突然体を押さえられ熱いキスをします。

エッチは終始透が責め、麻美は受けの立場で行います。
最初の2パート23分間は第1章のお話。
「序章 はじまり(約11分)」はキスと股間へのソフトな責め
「序章 居間で(約12分)」は太ももとおまんこへの愛撫で1回目の絶頂を迎えます。

「あなたの口の中で 透の舌が動き出す ゆっくりと いやらしく 口の中の粘膜を舌の先でなぞられる すると あなたの背中が ゾクゾクとする」
麻美は和夫を愛してますから当然抵抗する姿勢を見せます。
しかし体格差がかなりあるため払いのけることもできずディープキスまで許してしまいます。
そしてその様子をお姉さんがわかりやすく描きながら
嫌がってるのに感じてる複雑な心境を盛り込み寝取られ感を出します。

実は麻美と和夫はエッチに関してかなり淡白な状況で
彼女のほうから誘っても「仕事が忙しいから」と拒否される日々を送ってます。
このところ毎日オナニーで性欲を発散してたとも言ってるので
会ったばかりの男に体を激しく求められたことが内心嬉しかったのだと思います。
妻の顔とメスの顔が混在してるからこういう心境や反応をするわけです。

そしてできるだけ麻美と同じ視点でこのエッチを楽しめるように
セリフの表現を工夫したり暗示を小まめに入れて臨場感を出します。
この2パートは2人がエッチするきっかけ作りにあたるのでそれほど踏み込んだことはやりません。
でも彼らの性格や人間関係といったドラマ部分が丁寧に描かれてて引き込まれるものを感じます。

寝取られは過程も重要ですからこういう進め方のほうが良いと思います。
また途中に再度深化させるシーンを挟んで催眠状態を維持しやすくする配慮もされてます。
長時間作品の弱点をカバーしてるのがKUKURIさんらしいなと。

前編の最後にあたる「二章 キッチンで(約44分)」はおよそ1週間後のお話。
和夫と飲むために再び自宅へ乗り込んできた透が
和夫を酔い潰してから今度はキッチンでより踏み込んだプレイをします。

ここでは飴と鞭を組み合わせて麻美を追い込む駆け引きのあるエッチが楽しめます。
透は和夫よりも遥かに立派なおちんちんを持っており
それを麻美に見せつけたりパイズリフェラをさせて欲しい気分を膨らませます。
さらに「体を差し出せば和夫との取引で便宜をはかる(=彼が出世できる)」と言ったり
弱みを握って彼女がエッチを拒否できない状況を作ります。

「それはとても熱くて逞しい あなたは その肉棒に興奮しているのがわかる」
彼女としては夫以外の男に抱かれるのは嫌だけど
立派なおちんちんを味わって溜まった性欲を発散できるのは魅力的だと思ってます。
そんな揺れ動く気持ちを一気に崩すために軽い脅しをかけたのでしょう。
夫のために仕方なく相手する形にすれば一応彼女も言い訳できます。
そういった心理戦を盛り込むことで寝取られプレイにより深みを与えます。

最終的にSEXするのもスリリングで良いです。
すぐ近くで夫が寝てるのに他の男のおちんちんを受け入れ絶頂する。
非日常的なエッチをリアルに描写してゾクゾク感も味わわせてくれます。
さすがに中出しまではしませんけど、この時点で半ば寝取られは完了したと言っていい状況です。

前編部分をまとめると催眠がしっかりしててエッチも寝取られの要所を押さえてます。
催眠は十分な時間を設けてリラックス、深化、女体化を順番にやる手堅い作りですし
エッチもいきなりハードなプレイをやらず、まずはキスや体の愛撫といったソフトなもので雰囲気を作ります。
そして2章は追加で色んな要素を盛り込み体の征服をほぼ完了させます。
和夫に対する愛情はまったく衰えてないので、3章以降はそこをどう攻めるかが焦点になります。

前編の絶頂シーンは2回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

後編へ続く…。
メランコリア~人妻麻美の事情~(後編)

CV:霜月優さん
総時間 4:05:51


体験版はこちらにあります

追記
2021年9月13日まで30%OFFの1155円で販売されてます。