サークル「ボトムズ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男を弄ぶのが好きな2人のお姉さんが
M男の左右に陣取り耳と心を同時に犯して惨めで幸せな射精へ導きます。

ほぼ全編で両耳舐めしながらM向けの色んな言葉責めをするのが特徴で
ストレートに見下す、彼の弱さを貶す、女性に弄ばれる快感を煽るなど
シーンごとに方向性を変えながらリアルなちゅぱ音と喘ぎ声を絶え間なく流して上手に興奮させます。
TKTK音声と呼ばれる独自要素を盛り込んでるのもポイントです。
音と言葉でみっちり調教
2人のお姉さんに耳を責められながらオナニーするお話。

右「前戯? うふふふ 何を言ってるのかな? レイプにそんなの必要ないでしょ」
左「私達の舌ペニスで、オマエの耳マンコを滅茶苦茶に犯してあげる 何を驚いてるの? レイプ、好きでしょ?」
お姉さんたちはややトーンの違うどちらも穏やかな声の女性。
音声開始直後から耳舐めっぽいちゅぱ音を同時に鳴らすと
早速感じてる主人公を嬉しそうに眺めます。

本作品は耳と脳をねっとり犯される快感を味わわせることを目的に
彼女たちがおよそ40分に渡って非常に変わったエッチをします。
挨拶や背景説明といった前置きは全部省略してすぐさまエッチを始め
どのシーンも必ず2人同時に話したり耳舐めしてゾクゾク感を与えます。

最大の特徴はちゅぱ音、言葉責め、TKTK音声、喘ぎ声、振動音を組み合わせて責めること。
ちゅぱ音はほぼずっとと言っていいくらい鳴り続けますし
言葉責めも本編の半分以上に渡ってM向けの様々なセリフを丁寧に投げかけます。
また彼女たちもそれなりに興奮してるようで、中盤以降は喘ぎ声の割合が徐々に増えていきます。

本編の時間は43分と短めですが常に2~5種類の声や音が同時に流れ続けるので
実時間よりも明らかに濃いひと時が送れます。
時間に対する情報量が多く、視聴後は軽い疲れを感じる人がいると思います。

「スクスクスクスクスクスク」
TKTK音声については「スクスクスク」という擬声語を囁き声で言い続けます。
これ自体に意味はなく、口を使ったASMRの一種と見るのが妥当です。
音声では初めて見かける要素ですから本作品における個性のひとつと言えます。

もうひとつ、エッチ開始直後から「ぶぅぅぅぅん」という小刻みな振動音も流れます。
最初はノイズだと思ってたのですが、一定間隔で音が強弱するところを見ると意図的に鳴らしてるようです。
催眠音声で時々使われるバイノーラルビートのような音で
しばらく聴いてると脳を軽く揺さぶられるような心地よさが味わえます。

ここまでをまとめると、様々な音を駆使して悶えさせるASMR寄りの作品です。
言葉責めの量もそれなりにありますけど、それより音のほうが存在感は大きいです。
純粋なエロさを出しつつ脳をとろかすような作りになってて
音声を聴いてる最中は別の世界にいるような不思議な感覚に浸れます。
興奮と恍惚感を与えるエッチ
エッチシーンは43分間。
プレイは両耳舐め、言葉責め、TKTK音声、オナニー、おちんちんを踏みつける、喘ぎ声を漏らすです。
オナニーの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

右「まだこっちは何もしてないのにw 勝手に負けるのやめてほしいわ」
左「今の恥ずかしい恰好。皆に見て貰おうか?」
両耳舐めされてすぐ負けそうになる主人公を微笑交じりに見下すと
お姉さんはさらなる言葉責めをしたり音重視の責めを繰り出してもっとゾクゾクさせます。

エッチは終始彼女たちが責め続けます。
前半の21分間は本作品の特徴がよく出てるシーン。
序盤の5分間は左右で違う言葉責めを同時に繰り出し
残りの16分間はセリフを一切挟まず色んな音を組み合わせて性感と興奮を高めます。

どういう経緯で今回のエッチをすることになったのかはわかりませんが
彼女たちはS、彼はMとお互いの性癖が見事に噛み合ってます。
だから2人とも穏やかな声と態度でややハードな言葉責めをガンガンぶつけます。
表現が辛辣な代わりに言い方を和らげて聴きやすくしてました。

言葉責めをする5分間は2人のセリフが思いきり被っており
両方同時に聴こうとしたら脳が疲れると思います。
基本的には片方に意識を向け、あとは音を楽しむ感じにすれば無理なく聴けるでしょう。
後半は同じセリフを左右同時に言うスタイルに変わりますから本当にここだけです。

続く16分間は耳舐め、TKTK音声、喘ぎ声、振動音のみ流れ続けます。
といっても同じ音を垂れ流す単調なものではなく
ちゅぱ音が強弱したり喘ぎ声の割合を上げ下げして波を作ります。
振動音も大きくなったり小さくなったりしてなかなか凝ってました。
中央からオナニーと思しき効果音も鳴り始めるなど、前半の時点で音の密度がかなり高いです。

後半の22分間は言葉責めを再開してじわじわと射精へ追い込みます。
彼自身を犬呼ばわりしたり、おちんちんや精液をゴミに例えて上下関係を明確にし
さらにMな人が喜ぶ要素を色んな方向からぶつけて心を上手に盛り上げます。

左右「終わってる終わってる終わってる オマエは終わってるゴミマゾ ゴミゴミゴミゴミゴミ イケイケイケイケイケ」
左右「好きよ、愛してる、オマエしか見えない 私が踏みつけてるオマエのマゾチンポ プルプル震えて気持ちいいわぁ」

見下したり突き放すセリフの合間に甘やかすセリフを置いてるのが良いですね。
飴と鞭を使い分けて彼女たちに従う喜びを教えます。
2人のキャラがそんなに冷たくないので愛玩動物っぽい扱いをしてるかなと。
焦らしや寸止めといった意地悪な要素もなく、1回の射精を充実させる方針でリードします。

音については構成は前半とそこまで変わりません。
しかし耳舐め音や喘ぎ声を多少激しくして純粋なエロさを上げてます。
左右同時に同じ言葉責めをするおかげで聴きやすくなってますし
やっぱりこのシーンのほうが抜きやすいと思います。
最後に彼女たちが激しい喘ぎ声を上げたりカウントを数えるので、それに合わせて出す形になります。

このように、音と言葉をいくつも重ねてじっくり追い込む独特なエッチが繰り広げられてます。
脳がとろける作品
体よりも心への責めが充実してるM向け作品です。

お姉さんたちは何らかの事情でエッチすることになった主人公を存分に弄ぼうと
音声開始直後から左右同時に耳舐めを行い、さらにTKTK音声や喘ぎ声も加えて興奮させます。
そして前半と後半で違うスタイルの言葉責めをしたり
おちんちんを踏みつける描写も挟んで情けない射精へ追い込みます。

声や態度は穏やかだけど性格は結構Sなお姉さんが従順なM男をエッチで躾けるシチュ
複数の声や音を同時に鳴らし、さらに前半と後半で責め方を変える密度の高いエッチ
TKTK音声や振動音といった独自の要素を盛り込み役立ててる演出。
耳舐めが豊富で、ASMRで、言葉責めも充実してるなかなか欲張りな作品に仕上がってます。

中でもエッチはリアリティよりも音に包まれる快感を重視した作りになってます。
おちんちんへの責めはオナニーのみ、しかも音を鳴らすだけなので
耳や脳といった頭部への責めに特化したプレイと言えます。
ちゅぱ音や喘ぎ声による純粋なエロさと、音に包まれる恍惚感が同時に味わえて面白かったです。
オナサポ要素は皆無ですから好きにしごいて最後に出せばOKです。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音大量、淫語と喘ぎ声それなり、くちゅ音そこそこです。

音声作品の流行を捉えつつ自分の色もちゃんと出してる優れた作品です。
おまけはフリートークとNG集です。

CV:宮坂雪さん 柚木つばめさん
総時間 1:39:17(本編…43:01 分割ファイル…25:32 おまけ…30:44)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります