サークル「HORNET」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、純情な性格でエッチも得意なサキュバスが
ネカフェや夢の中で大好きな人に気持ちいい誘惑をします。
シリーズ最大の武器である耳舐めに恋愛要素を絡めてるのが特徴で
他のサキュバスに心を奪われてることを序盤で表現してから
最初は普通の女の子として、次はサキュバスとして惜しみない愛情を注いで徐々に引き寄せます。
サキュバスたちが繰り広げるエッチな争奪戦
「はーい お疲れ そろそろ部室閉めるよ」
リリアは明るくて穏やかな声の女の子。
部室でテスト勉強に打ち込んでる主人公に飲み物を差し出すと
それで眠らせた後に夢の中へ現れ自分が誰か教えます。
本作品は「耳舐めサキュバス」「耳舐めサキュバス2」「耳舐めサキュバス3」に続くシリーズ第4弾。
サキュバスが人間たちの中にこっそり溶け込んで生活してる世界を舞台に
2人のサキュバスが男子生徒をおよそ190分に渡って個別に味わいます。
エミルは2作目にも登場したキャラで部活の副部長をやっており
あちらでメインヒロインだった部長のリリアから彼を奪還しようと動きます。
ストーリー性は薄いですから過去未視聴でも特に問題はありません。
「こういうところでコソコソ イチャイチャするのって ゾクゾクするよね」
彼と2人きりでネカフェに出かけて体を密着させ
さらにスカートをゆっくり上げて太ももやパンツを見せるなど
サキュバスよりも普通の女の子に近い正統派の色仕掛けをします。
物語の中盤まではそこまで特殊なことをやりませんし、最中のセリフも割と甘いです。
サキュバスが登場する作品は男性の精液を搾るためにエッチすることが多いです。
しかしエミルの場合は彼を純粋に好きだからこういうことをします。
言葉責めしたり無理矢理犯すこともなく、エロいけど穏やかな空気が漂ってます。
そして耳舐めサキュバスの名の通り、今作も質量共に優れた耳舐めが登場します。
エッチシーンのおよそ70%にあたる112分も用意し
左右から個別に、あるいは同時に若干ざらつきのあるちゅぱ音をゆっくりペースで鳴らします。
「【極】トラック」というおまけっぽいパートも用意されてまして
それも入れればさらに90分ほど時間が延びます。
ずっと舐め続けてたらダレるので敢えてあまり舐めないパートもありますけど
全体を見れば「耳舐め尽くし」と言っていいくらい充実してるのは間違いないです。
耳の外側を舐めたり吸ってちゅぱちゅぱした音を鳴らすことはほとんどなく
耳の内側、穴の入り口、穴の中といった深い部分を重点的に責めます。
舐め方も数分単位で切り替えてあってシリーズの長所がきちんと受け継がれてます。
あとは質感が結構独特なので初めて聴いた人は驚くと思います。
舌の表面にあるざらつきを忠実に表現したかったのか
ジョリジョリという粗さのある音を至るところで鳴らします。
やや刺激的な音ですが全編に渡ってペースを落としたり
力を抑えてあるので耳や頭に響くほどではありません。
両耳舐めしながらフェラするシーンもあったりと、ちゅぱ音を存分に楽しめるよう調整されてます。
効果音にも細かな気配りがされてて作りが丁寧です。
普通のJKに近い性格のサキュバスがエッチな手段で誘惑するシチュと
大ボリュームかつ特徴的な音を鳴らす耳舐め。
過去作の視聴者はもちろん、新規の人も楽しめるように作られたややM向けの作品です。
後になるほど密度が増すエッチ
プレイは耳舐め、キス、パンツを見せる、おちんちんの愛撫、乳揉み、素股、足コキ、手コキ、フェラ、SEX(騎乗位)、脳髄舐めです。
おちんちんの愛撫、乳揉み、素股、足コキ、手コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(SEX、射精だけ無しも選択可)。
「さぁ 今宵も誓約に従い ご主人様に その身を捧げなさい 我がしもべ」
夢の中で主人公に優しい口調で命令を出したリリアは
片方ずつ→両方の順に耳を舐めて弄びます。
エッチは女性たちが終始責め続けます。
一番最初の「[00]サキュバス・リリア(約17分)」は
本作品の特徴を出しつつエミルが今回のエッチをするきっかけを描いたパート。
過去作で彼を存分に気持ちよくしてすっかり骨抜きにしたリリアが
2人だけの世界で時間いっぱい耳舐めだけをします。
物語の背景とかは全然語りませんから
いきなりメインヒロインじゃない女性が耳舐めする展開に戸惑う人もいるでしょう。
でも2作目からの流れを考えれば最初にリリアが登場するのは自然です。
耳舐めの魅力を伝えるには実際にやるのが一番ですし、本作品らしい立ち上がりと言えます。
エミルが登場するのはその次から。
場所をネカフェのペアシートへ移し「[01]青春(約26分)」はキス、パンツ鑑賞、素股
「[02]誘惑 (約20分)」は足コキと耳舐め手コキをします。
そして軽めの耳かきを挟んだ後で「[04]淫夢(約14分)」は両耳舐め+フェラ
「[05]正体(約15分)」は片耳&両耳舐め+SEXとさらに濃いプレイを投入します。
「いっぱい触って? エミルのこと 気持ちよくして?」
彼女は彼の心がすっかりリリアに屈服してることを知っており
それをなんとかこちらへ傾けようとストレートかつ健気に誘惑します。
この日のために用意した勝負下着を見せて興奮を高めてから
パンツ越しの素股→手コキと繋ぎ、そこに耳舐めも加えて幅広く気持ちよくします。
また公共の場でエッチしてる雰囲気が出るようにほぼずっと囁き声で語り掛けます。
01パートは7分、02パートは11分と序盤は耳舐めを控えめにしてました。
00パートでがっつり耳舐めしますからマンネリ化を防ぐためにこうしたのでしょう。
メリハリをつけて耳舐めするので飽きにくくなってます。
耳舐め中はセリフをほとんど挟まなかったりと、耳舐めを最後まで楽しめる工夫がされてます。
そして最初が割とあっさりしてるからそれ以降が余計濃く感じます。
04パートは11分、05パートは10分と時間だけを見ればそれほど変わりませんが
両耳舐め主体に切り替えてくるので音の密度が一気に上がります。
右「あれー? あれれれれー? フェラされてるはずなのに エミルの声がこっちからも聞こえるよ」
特に04パートは左右で耳舐め、中央でフェラを同時にやるちゅぱ音まみれのプレイです。
実際に聴いてみたら頭の中をちゅぱ音で包まれてるような感覚がしました。
フェラも射精へ近づくほどハードに責めててなかなかエロいです。
人間にはできないプレイですし、このへんからサキュバスらしさが出てきます。
「まだ まだよ そのまま そのまま 腰を動かし続けて?」
それに対して05パートは彼女の想いの強さや、サキュバスの快楽に対する貪欲さが色濃く出てます。
騎乗位で挿入してから抜かずに3連続射精するハードな展開と
ピストンや射精に合わせて気持ちよさそうな喘ぎ声とイキ声を漏らすのがそう言える理由です。
ここは最大で5種類の音声が同時に流れますから今まで以上に濃くなります。
サークルさんが「多面音響」と命名されてる要素で、エロさを上げるのにも大きく役立ってます。
このパートに限って言えば搾り取られてる感じがするかなと。
メインの最後を飾る「[06]常しえの愛DDDω(約66分)」は耳舐め特化のプレイ。
パート開始から1分後には早速両耳舐めが始まり
それに合わせてバックでやや不穏な音楽も流れ続けます(流れないバージョンもあります)。
そして10分くらい続けたところで彼女の喘ぎ声が加わり、カウントに合わせて射精するのを繰り返します。
ここはどこを聴いても耳舐めと言っていいくらい尖った構造です。
セリフは冒頭と終盤に少し出てくるだけでほとんどエッチな音だけになってます。
射精シーンが何度かありますが、おちんちんを責めてる描写は特にありません。
耳舐めをオカズに抜くことを想定した本作品ならではのパートです。
また終盤の12分間だけ脳髄舐めという特殊なプレイが登場します。
中央至近距離からジョリジョリしたちゅぱ音を鳴らす感じで
現実世界では決してできないプレイを盛り込み異世界感を出してます。
実況とかは全然しませんからグロさを感じることはないでしょう。
このように、シーンによってスタイルを変えながら多種多様な耳舐めをする特化型のエッチが繰り広げられてます。
耳舐め重視で甘めの作品
エミルは2作目でリリアに誘惑され、すっかり堕ちてる主人公を助けようと
ネカフェのブース内でまずはJKらしいスタンダードなエッチをします。
そして中盤以降は耳舐めや声の密度をさらに上げて何度も射精へ追い込みます。
エッチは上手いけど性格は割と純情なサキュバスがたっぷりエッチして男子生徒に愛情を注ぐシチュ
エッチの全パートで必ず耳舐めを行い、さらに片耳・両耳・多面音響を使い分ける個性的で凝ったエッチ。
過去作のサブキャラをメインに据えて別のストーリーを展開します。
中でも耳舐めは同じ音を延々垂れ流す単調なものではなく
序盤は片耳メインで軽めに、中盤は両耳も交えて手厚く、終盤はそれだけに専念してとろかせると
シーンごとに違う方向性を持たせてあって聴き応えがあります。
細かな部分を見ても舐め方やリズムを変える間隔が短めだったり
両耳舐めの時は左右の音を別々にして複雑さを出してます。
奥と手前の概念もありますから幅広く濃厚な耳舐めと言えます。
「私が満たしてあげる とこしえの 愛で」
あとは彼女が純粋な好意で彼を気持ちよくするのも面白いなと。
やってることは思いっきりサキュバスなんですけど
無慈悲さがあまりなくてM度が低い人でも聴きやすくなってます。
リリアとの差別化を図るために甘さを持たせたのかもしれませんね。
エッチは耳舐めを主役に据えたうえでおちんちんもがっつり責めてくれます。
射精シーンで毎回カウントを数えてくれますからタイミングを合わせやすいです。
メインの射精シーンは10回。
ちゅぱ音大量、淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声そこそこです。
297分で880円とコスパも申し分ありません。
以上を踏まえてサークルさんでは10本目の満点とさせていただきました。
【極】トラックは6種類の耳舐めと脳髄舐めです。
CV:エミル…陽向葵ゅかさん リリア…遊佐ミコトさん
総時間 4:57:28(メイン…3:12:31 【極】トラック…1:44:57)
オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点
体験版はこちらにあります
追記
2021年8月20日まで10%OFFの792円で販売されてます。
コメント