スパイの人類催眠奴隷化工作(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「05.人生を操る射精管理プレイ」以降の様子を中心に紹介します。
スパイにすべてを捧げ、暴かれる快感
後編のエッチシーンは2パート44分間。
プレイは射精管理、オナニー、乳首オナニー、エッチな質問、恥ずかしいセリフの復唱です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「05.人生を操る射精管理プレイ(約40分)」は前編からおよそ1週間後のお話。
ファミレスでスパイと再会した主人公が、打ち合わせの最中に再び彼女に弄ばれます。
後編ももちろんすべてのシーンで雰囲気に合った音楽が流れます。

スパイ「ところで注文はまだみたいですが 決まりましたか?」
主人公「あぁ ちょっと待ってください 僕は慌てて テーブルの上に開きっぱなしになってるメニュを見始める」
そしてここではスパイだけでなく主人公のセリフも盛り込み
掛け合いながら彼の視点で色々語って臨場感を出します。

本作品のテーマは「自分で自分を洗脳調教する」なので独白との相性も良いです。
両者の声質は似てますから雰囲気が大きく変わるというほどではありません。

内容については10分ほど雑談した後に8分くらいかけて軽めの催眠を施し
それから彼女が気持ちよくなる暗示を入れながらズボンに手を入れてオナニーします。
パート名の通り射精管理が目的なので射精シーンはありません。
洗脳を強化しつつ多少焦らして彼女の言う通りにする快感を与えます。

「私の指示に従うことで 自ら自分に対して催眠をかけてもいるの 自己催眠という形でね」
催眠は前編に比べて時間が大幅に短くなってますけど
前回催眠を入念にかけられた経験と記憶が残ってることや
所々で自己暗示を入れるスタイルのおかげで予想以上に深いところまで入れました。
使う技術は割とシンプルにする代わり暗示量を増やしてスムーズに落とします。

「体に力は入らないのに 下半身は熱を帯びて どんどん内股になってくる」
エッチは前編の最後に指示した「ある行為」に関するを質問をしてから
下半身が熱くなったり手が勝手に動く暗示を入れてギリギリまで追い込みます。
ファミレスでやってる設定ですが、周りの客や店員に見つかるスリルを煽ることはありません。
彼女の奴隷になる快感を味わわせながら射精できないもどかしさを膨らませます。

この次のパートも含めて後編は「ある行為」を実際にすることで
心の興奮や体の快感がより得られるように作られてます。

本作品を聴く人ならそんなに難しいことでもありませんし
やはり通しで聴くよりも分けたほうが気持ちよくなれると思います。

「06.洗脳強化オナニーサポート(約34分)」はセルフ系のプレイ。
以前催眠をかけてもらった時のスタジオで今度はオナニーを見てもらいます。
このパートで主人公が独白することはありません。

「指先でコリコリ 爪の先でカリカリーっていじりながら 喘ぎなさい」
「ちょっと口に出しただけなのに 背筋がゾクゾクして 脳が痺れる快感が来るよね」

オナニーの指示は何をするかや開始、射精のタイミングを取る程度と緩くして
最中は感度の上昇や絶頂を後押しする暗示を入れる催眠色の強いプレイです。
また前編にも登場した恥ずかしいセリフの復唱をここでも取り入れ
彼女に自分の性癖を暴露する恥ずかしさや背徳感も与えて盛り上げます。

体はほぼ自由にいじらせて心への責めに力を入れてました。
途中である質問をしてくるシーンもあったりと
声に出して何かを言うことを快感に上手く変換してます。

このパートの序盤で彼女が「脳イキしながら射精させる」と言うのですが
私が聴いた時も確かに射精時にゾクゾク、ゾワゾワした感覚がこみ上げてきました。
やってはいけないことする快感、知られてはいけないことを知られる快感といった
背徳感を伴う気持ちよさを上乗せして射精の快感を押し上げてます。

乳首オナニーの時間が20分くらいあるので開発済みだとより気持ちよくなれるでしょう。
未開発でも心への責めとおちんちんオナニーがあるので消化不良になることはありません。
前編のドライとは別種の絶頂感が味わえますし、長時間を活かした幅広い内容になってます。

このように悪いお姉さんに弄ばれる快感、催眠による快感、純粋な快感を組み合わせたややブラックなエッチが繰り広げられてます。
シチュ重視の洗脳作品
敵国の女性に篭絡される快感を主観的に味わえるM~ドM向けの作品です。

スパイは催眠音声サークル主として人気と実力を兼ね備えてる主人公を自分の奴隷にしようと
まずは新人声優を名乗って彼に近づき、自作の催眠音声を聴かせて心をガッチリ掴みます。
そしてその後は射精管理→オナサポとM向けのプレイを繰り出し
さらに自己暗示や復唱も盛り込んで心身をバランスよく責め上げます。

妖艶で男を弄ぶのが得意なスパイがM男を変わった手段で手懐けるシチュ
前半は催眠をじっくりかけてからドライ系のプレイをする
後半は催眠が軽めな代わりにエッチを充実させると違うスタイルで気持ちよくする展開
声を出したり自己暗示を入れるシーンを多めに取り入れたテーマ性のあるリード。
過去2作と似た特徴を持たせたうえでやり方を大きく変えてます。

中でも3番目は催眠音声ではそれほど力を入れない要素なので
声を出すほうが気持ちよくなる、背徳感が増すようにしてるのは実に面白いです。
頭の中で呟いても別にいいですけど実際に言うほうが気持ちも盛り上がると思います。

あとは途中で視聴を止められるようにしてあるのもありがたいです。
3時間30分の作品を一気に聴ける人は少ないでしょうから
前編で区切って数日後に後編を聴く流れは聴き手に寄り添ってると言えます。
中断してる間に別のことをする指示を出してくるので、音声を聴いてない時もプレイの一部になってます。

後編の射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
悪いお姉さんに弄ばれるシチュが好きな人には特におすすめします。

CV:野上菜月さん
総時間 3:34:30

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2021年8月13日まで20%OFFの1232円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。