サークル「へーどねー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて世話好きな幼馴染が
催眠を交えた乳首オナサポで幸せな絶頂をプレゼントします。

催眠をしっかりかけてからエッチに移る催眠重視の作りが魅力で
深呼吸や2種類の脱力でリラックスさせてから
カウントを交えたイメージや軽い揺さぶりで深いところまで導いてくれます。
乳首オナサポは軽めなので既に開発してる人のほうが向いてます。
催眠にかかったふりをしてみよう
幼馴染に催眠をかけられ乳首オナニーするお話。

「ねーねー 今日は本当に私のやりたいことをやっていいの?」
幼馴染は甘く可愛い声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を手短に説明すると
主人公に前からやってみたかったことがあると告げます。

本作品は付き合ってるわけではなさそうですけど結構親密度の高い彼女が
彼におよそ30分間のエッチな催眠をかけます。
タイトル通り乳首で気持ちよくなるのがテーマなのでおちんちんには一切触れず
催眠誘導の時間を長めに取ってからコンパクトなオナサポをする流れになってます。

「催眠風」と書いてあるので催眠音声かどうか半信半疑だったのですが
実際に聴いてみたところこれは間違いなく催眠音声です。
催眠の技法がちゃんと使われてますし、全体の流れや運用方法も理に適ってます。

「君に今日やってほしいのは 私の催眠に かかってもかからなくても かかったふりをしてほしいってこと」
冒頭で彼女が催眠にかかったふりをするように呼び掛けます。
これも催眠にかかりやすくするための工夫でしょう。
催眠に対して前向きな気持ちを持つほうが、そうでない時よりも確かにかかりやすくなります。
ただ技術を行使するのではなく、心のケアもしてくれるところに親しみを感じました。
シンプルで堅実な催眠
催眠はおよそ15分間。
ベッドに横になって目を瞑り、まずはお馴染みの深呼吸と脱力で心身をリラックスさせます。

「ぎゅーってして 少し疲れてきたなーと思ったら すーって力を抜いてみて? どうかな 力を抜く瞬間って ちょっと気持ちいいよね 何かじんわりした感覚が 心地いい」
深呼吸は吸う、吐く両方のタイミングを取りながら軽めの暗示を入れ
脱力は右腕→左腕の順に力を入れてから抜くのを繰り返します。
彼女が柔らかい表現で語り掛けてくるのが良いですね。
そうやってリラックスできる雰囲気も作って暗示を受け入れやすくします。
この後のシーンも含めて彼女は「すーっ」「かりかり」と言った擬声語を多めに言います。

ちなみに脱力は手とそれ以外で別の手段を取ってます。
深呼吸と合わせて8分くらいかけてますから、体の重さや意識のぼやけを徐々に実感するでしょう。
へーどねーさんが催眠音声を出すのは確かこれが初めてのはずですが
そうとは思えないほど作りが丁寧で安心して聴けます。

十分リラックスできた後は催眠状態をさらに深めます。
階段を下りるイメージをしながらカウントを数えたり
半覚醒状態と催眠状態を行き来させてスムーズに行います。

「君は今階段の上から下を見下ろしています 階段の下には しろーい世界 暖かい 白い世界が広がっています」
階段の先には安らげる世界があることを伝えながら
3カウントごとに短めの暗示を入れて着実に落とします。
その後のシーンもエッチで役立つ暗示を入れるなど目的意識を持って進めます。
秋野かえでさんの温かい声と演技も相まってぬるま湯に浸かってるような心地よさが味わえました。

定番の技術をしっかりこなす堅実で質が高めの催眠です。
幼馴染の言うことを素直に受け入れられるようにすることを目的に
深呼吸から入って漸進的弛緩法、分割弛緩法、階段のイメージとカウントを組み合わせた深化
そして軽い揺さぶりと古典催眠の技術を駆使して一直線に進めます。

やることは結構シンプルにして
セリフの表現や演技といった細かい部分の作り込みに力を入れてます。

催眠音声の制作歴が浅いサークルさんが難しい技法に挑戦しても失敗する可能性が高いですから
無理に冒険せず聴き手をしっかり催眠にかけることを第一に考えてます。

私の被暗示性が高めだからというのもあるのでしょうけど
予想よりもずっと深いところまで入れて驚きました。
聴き手の心を開きながらリードしてくれるのが大きいです。
ただし、この後のエッチでオナニーすることを考えれば両腕の脱力はしないほうが良かったと思います。
乳首特化の穏やかなエッチ
エッチシーンは10分間。
プレイは乳首オナニー、カウントによる絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「気持ちいいから 君の体は私の言ったとおりになるんだよね その状態でこれからえっちなことをされちゃうんだよ」
コンパクトな催眠で主人公の心身をふにゃふにゃにした幼馴染は
ひとまず乳輪だけいじる指示を出して軽く焦らします。

エッチは彼女に言われた通りオナニーします。
内容は序盤に乳輪だけを撫でさせながら感度が上がる暗示を入れ
乳首オナニー開始後も基本的には自由にいじらせて彼女は催眠の技術でサポートします。

「ひとつ、ふたつ、みっつ(パチン) ほら乳首を触ると腰まで響くようになっちゃったね さっきより気持ちいいでしょ? もっと気持ちよくしてあげる」
ストレートに気持ちよくすることもあれば
乳首の快感を腰や頭へ結びつけて広い範囲を感じさせます。
「かりかり」などの掛け声も出してきますが、暗示で気持ちよくする色のほうが強いです。
このへんも催眠音声ならではの責め方と言えるでしょう。

時間がかなり短いので乳首を開発してる人向けの内容かなぁと。
私は結構気持ちよくなれましたが、未開発者もそうなるかと言われれば首を捻ります。
10分のエッチを未開発者向けにするのがそもそも難しいですし
割り切ってエッチを組み立てたほうが品質を高くできると思います。

最後はカウントに合わせてドライ絶頂する感じです。
乳首のいじり方は爪で引っかくのと指で軽くつねるのを多めにしてます。

このように、乳首オナニーに絞り込んで無駄なくリードするタイトル通りのエッチが繰り広げられてます。
コンパクトな催眠音声
エッチよりも催眠を重視してるノーマル~ややM向けの作品です。

幼馴染は主人公に普段よりも気持ちいい感覚を味わってもらおうと
催眠にかかったふりをするように言ってから定番の技術を駆使してスムーズに落とします。
そしてエッチは乳首とその周辺に的を絞り込み、足りない分を暗示でカバーしてドライに導きます。

優しくてお世話上手な幼馴染が乳首をテーマにした催眠をかけるシチュ
技術はそこまで変わったものを使わず、作り込みをしっかりやって確実に深化させる効果的な催眠
気持ちよくなる暗示を入れながら軽く掛け声を出してリードするオナサポっぽいエッチ。
サークルさんが得意とされてる乳首に新しい要素を盛り込んで上手にまとめてます。

中でも催眠はこの記事を書いてる現在でも意識のぼやけを多少感じるくらいに強力で驚いてます。
サークルさんも「催眠風」なんてぼかした言い方はせず
普通に催眠音声ですよと言って良かったんじゃないでしょうか。
短い時間で催眠をかけるのは結構難しいですから、それをこなしてる時点で十分素晴らしいです。

エッチはもう10分くらい長くして欲しかったですね。
催眠がこれだけしっかりしてるなら、それに負けないくらい充実した乳首オナニーをしたいです。
彼女のセリフを見る限り続編がありそうな雰囲気だったので
今後もっとボリュームのある乳首系催眠音声を作る予定なのかもしれません。

絶頂シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:秋野かえでさん
総時間 32:34

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
厳密に言うと7.5点。
それを四捨五入して8点側に入れてます。

2021年6月16日まで10%OFFの495円で販売されてます。