サークル「ユビノタクト」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、図書室を管理してる穏やかな先生が
自分と同じく本好きな男子生徒に不思議で気持ちいい体験を味わわせます。

普通に会話しながらイメージを絡めた深化や女体化の暗示を入れたり
エッチはくちゅ音やちゅぱ音を多めに鳴らして要所で気持ちよくなる暗示を入れるなど
通常の催眠音声よりもボイスドラマ成分を強化して臨場感と没入感を与えます。
百合特有の甘さもしっかりありますから心地よさに包まれながら感じたりイけるでしょう。

総時間が174分もあるので前編(01~05)、後編(06~09)の2回に分けてお送りします。
少女の百合エッチを疑似体験
雪村 理絵に女体化催眠をかけられ清水 加奈になりきってエッチするお話。

「あれ? どうしたの? 土曜日の午後から図書室で自習なんて 偉いわね」
理絵先生は上品で落ち着いた声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項や環境を簡単に説明すると
図書室で自習してる主人公に声をかけ、勉強熱心なことを褒めます。

本作品は思春期の女の子が過去に味わった気持ちいい出来事を追体験することを目的に
彼女がおよそ180分に渡って催眠をかけたり女性同士のエッチをします。
この図書室には街の女性が過去に体験したエッチを綴った不思議な本棚があり
それを読めるのは同様の体験をした者だけだそうです。
彼がそれに興味を持ったので、この物語の登場人物にあたる彼女が読み聞かせます。

「学校のプール更衣室に家の鍵を忘れたのだろうと思った加奈は 夏の太陽がさんさんと照らす中 再び学校へ向けてとぼとぼと歩いていた」
一般的な催眠音声だとストレートに催眠をかけ始めるのですが
本作品はボイスドラマとしての側面が強いので
序盤の16分間は普通に会話したり作品の背景をわかりやすく語って没入感を与えます。
エッチも暗示責めするのではなく、実況や会話を挟みながら入れる柔らかい内容です。

ガチな催眠音声とは方向性が違うので最初は戸惑うかもしれません。
でもしばらく聴いてると自分が妙に集中してることに気づきます。
彼女が言った情景が自然と頭に映像化されたり、加奈の視点でエッチに参加してるような感覚が味わえます。
私が聴いた時も意識のぼやけより何かに没頭してる感覚のほうが強かったです。

「こうやって気持ちよくなることって 感じるって言うのよ そう 女の子はね 体を触られて気持ちよくなって 頭がふわーってなること 感じるって言うの」
エッチをするにあたって性教育っぽさをそれなりに持たせてるのもその一環です。
今回紹介する前編(約112分)はプレイ自体は割とソフトですけど
その代わり加奈が女の快感に目覚め大人の階段を上っていく様子を綿密に描きます。
我々男性は女性の快感を当然味わったことがありませんから
エッチのことを何も知らない加奈のようなキャラになりきらせたほうが一体感も増します。

百合特有の甘さや年上の女性にゆっくりリードされる温かさも相まって
幸福感や充足感といったプラスの感覚に包まれながらイクことができます。
くちゅ音やちゅぱ音もそれなりに鳴りますし、催眠ボイスドラマとしてしっかり作られてます。
徐々になりきらせる催眠
催眠はおよそ22分間。
事前にジュースを飲んでから仰向けに横になって目を瞑り
まずは理絵先生の言葉を聞きながら体の脱力や深呼吸をします。
ジュースは作中で飲んでる描写があるだけで実際に飲む必要はありません。

「手と 足が 重く 重く なる 鎮静効果で動かせなくなった手と足が 催眠効果でさらに動かなくなる」
このジュースには鎮静効果や催眠効果といった特殊な効能があり
そのことを伝えながら体の重さやリラックスする感覚を与える暗示を入れます。
「ジュースにそういう効果があるなら仕方ない」と思わせたほうが受け入れやすくなりますからね。
信頼関係の構築にも気を配ってますし、まずは催眠に入れる雰囲気作りを行います。

深呼吸の後は女体化に向けて着実に前進します。
彼の中にある女体化への願望を膨らませるアプローチをかけ
さらにジュースを一口ずつ飲んでそのたびに深化や変化する暗示を入れます。

「どう? 口の中で炭酸が しゅわーっと広がって弾けていくと共に 君の心の中から 何かが消えていく」
ジュースの泡と共に彼の男性部分が消えるように働きかけるのが良いですね。
男らしさがなくなれば自然と女性へ近づきます。
炭酸の「しゅわーっ」という音も実際に鳴るのでイメージしやすいです。
本作品はエッチはもちろん、小さな物音まで入れて臨場感を出してます。

そして終盤は胸やおまんこといったエッチで重要になる部位の感度が上がる暗示を入れます。
容姿については「顔のサイズが小さくなる」とか曖昧なことしか言わないので
聴き手側が自由にイメージしていいのでしょう。
自分が女性になったことを認めさせるシーンもあったりと、色んな方向から定着させようとします。

軽くリラックスさせてから女体化に進むテーマ性の強い催眠です。
聴き手を清水 加奈になりきらせることを目的に、ジュースを飲むイメージから入って
体の脱力、深呼吸、ジュースの泡を使った深化&女体化、そして性感帯の感度強化と
イメージ力を膨らませながらほぼ一直線に進めます。

深化と女体化をほぼ同時にやるため、被暗示性が低い人には催眠に入った感覚があまりしないかもしれません。
ですが本作品はエッチシーンで女体化をさらに定着させる色合いが強く
この時点で実感がなかったとしても後々そうなる可能性は十分にあります。
イメージを絡めてるのもエッチの内容を見据えてあって良いです。
優しく開発してくれるエッチ
前編のエッチシーンは2パート60分間。
プレイはキス、胸/おまんこの愛撫、耳舐め、乳首舐め、手マン、乳首オナニー(のイメージ)、放尿です。

胸/おまんこの愛撫、手マン、放尿の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフは一応ありですが私はいじらないことをおすすめします。

「ねぇ 先生とキス してみようか?」
自宅の鍵をなくした加奈を夜まで預かることになった理絵先生は
プールから出てきた彼女の髪をタオルで拭いてからさり気なくキスを持ち掛けます。

エッチは年上の彼女が終始リードします。
最初の「04_Hシーン1(プール更衣室_前半)(約36分)」は
加奈の心を開きながら上半身だけを責めるパート。
キスから始まり水着越し→直接の順で胸の愛撫、耳舐め、乳首舐めと一歩ずつ前進します。

「先生の指先でいじられていると もーっと ふわーっとして 気持ちよくなってくる」
そして先生は何をしてるか実況しながら気持ちよくなる暗示を適度に入れて
聴き手が加奈と同じ視点でエッチを楽しめるようにします。
時間に対する暗示量は少なめですが、そのぶん要所で入れることを心がけてました。
ちゅぱ音を鳴らすプレイをしてる時は音を起点に性感を高めるなど
ボイスドラマ色を強めに出しつつ聴き手が感じられるように進めます。

「そう そうやってる加奈ちゃん とても可愛いね」
心のケアに力を入れてるのもポイント。
加奈は生まれて初めてエッチするのでどうしても不安や抵抗を感じます。
それを優しい言葉で解きほぐしたり、加奈の気持ちを確認しながら徐々に踏み込んだプレイへ移ります。
信頼関係のさらなる向上にも繋がりますし、催眠状態を維持しやすくなる効果が見込めます。
セリフの表現が非常に柔らかくてサークルさんのこだわりを感じました。

パートの終盤に絶頂シーンがありますけど
ここはエロさ控えめなので無理にイこうとする必要はないかなぁと。
まずは作品の世界にどっぷり浸かって次に備えるほうがイキやすくなると思います。

次の「05_Hシーン2(プール更衣室_後半)(約24分)」は下半身にも手を伸ばします。
前のパートと同じく水着越し→直接の順でクリトリスやおまんこを刺激し
そこに乳首オナニー、キス、耳舐めも加えて先ほどとは別の快感を与えます。
乳首オナニーは女体化作品の場合、実際にやると催眠が解けるのでやらないほうがいいです。

「ここからゆっくり抜いていくよ 入れる時と違って ぞわぞわとした快感がするね」
女性の最も大事な部分を責めるシーンということで先生も一際慎重に動きます。
クリトリスの愛撫で十分に湿らせてから指を1本だけゆっくり挿入し
痛みを感じないペースで出し入れしながらその快感を聴き手視点で伝えます。
催眠音声では珍しく効果音がしっかり鳴るのでイメージしやすくエロいです。

また途中からほんの少し焦らして性感を高めます。
意地悪ではなく前のパートとの違いを鮮明に打ち出すための演出です。
パート後半から加奈に自分の乳首をいじらせてオナニーのやり方を教えるなど
引き続き性教育要素を盛り込んで気持ちいい絶頂へゆっくり押し上げます。

私が聴いた時は股間がビクビクしっぱなしでした。
ドラマ性が強いおかげで後になるほど作品の世界に引き込まれていく感覚がします。
くちゅ音やちゅぱ音も催眠音声の中では鳴るほうですし、このパートはドライを迎えやすいと思います。
こちらの心をしっかり掴んで責めるスタイルのおかげで満足感も得られました。

前編の絶頂シーンは3回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

後編へ続く…。
【バイノーラル】 先生にメスイキさせられる少女はあなた【百合 TS催眠】(後編)

CV:篠守ゆきこさん
総時間 2:54:46


体験版はこちらにあります