サークル「#ハチゼロニ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声や態度はクールだけど性格はドスケベな女の子が
自分に興味を持った学校の先輩とアブノーマルなエッチを楽しみます。

彼女の性格や嗜好を前面に押し出したややM向けのプレイをするのが特徴で
序盤は官能小説を読みながら彼にもやってみせる、中盤は黒タイツを活用するなど
シーンによって違う特徴を持たせ、後になるほど彼女も自分を曝け出して痴女っぷりをアピールします。
文学少女の正体は痴女
静内 美津莉と5種類のエッチするお話。

「はぁ なんですか? 私に何かご用でしょうか」
美津莉は可愛くて凛々しい声の女の子。
図書室の奥で読書中に主人公が近づいてきたので理由を尋ねると
読書の邪魔をしないように告げてから1か月前のことを話します。

本作品は読書好きで物静かな図書委員らしい性格をしてる彼女が
自分に興味を持った彼とおよそ120分に渡りイチャイチャします。
最初の3パートは図書室の奥、次の2パートはラブホと場所を変え
それぞれでまったく違うプレイをしながら少しずつ仲良くなります。

「今日の本のタイトルは 痴女の吐息 サブタイトルは 弄ばれる硬直」
彼女は一見すると知的な女性ですけど実際は超がつくほどの痴女。
この日も彼が来るまで痴女がM男を弄ぶ官能小説をクールな表情で読んでました。
そして1か月前から自分を密かに見てた彼に興味を持ったのか
この中に描かれてるプレイを実際にやってみようと提案します。

痴女はドスケベっぷりを露骨にアピールするキャラが多いですけど
彼女の場合は結構むっつりで中盤までは落ち着いた態度を取ります。
ギャップを意識してると言いますか、冷たそうに見えて積極的にサービスするのが面白いです。

エッチは本作品の売りである官能小説と痴女に焦点を当ててます。
序盤は2人がまだ疎遠なので朗読を中心に据えた比較的ソフトなプレイを行い
中盤以降は彼女が本領を発揮して激しい責めっぷりや乱れっぷりを披露します。
特に朗読はセリフの表現が非常にリアルでイメージしやすいです。

「今日でお役御免ですから もちろんぶっかけ上等です 射精する時は 是非タイツを汚してくださいね」
また中盤は挿し絵でも描かれてる黒タイツを使ったプレイが出てきます。
片足や両足でおちんちんをしごく、太ももで挟み込んでお互いの性器を擦り合わせるなどです。
射精シーンではタイツにぶっかける指示を出したりと、足フェチな彼の嗜好に合った責め方をします。

クールな女性がM男を相手する場合、きつめの言葉責めや調教をするケースをよく見かけます。
しかし彼女は自分も変態だと強く自覚してるので彼を見下したり貶すことはありません。
お互いの性癖をストレートにぶつけ合って楽しむ感じで進めます。
セリフも彼女の心情や反応に寄せてますし、属性はややMあたりに留まってます。
少しずつ踏み込んでくエッチ
エッチシーンは5パート91分間。
プレイは官能小説の朗読、手コキ、タイツで足コキ、耳舐め、タイツ素股、キス、顔面騎乗、69、SEX(正常位、騎乗位)です。
手コキ、足コキ、素股、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(track1~2のみ無しも選択可)。
ちなみに効果音は全編を通じて音量が小さめです。

「ほら この章では 初めて男性と絡む場面なのですが 先輩のために 小声で音読してみましょうか」
自分が痴女だと知っても怯まない主人公に興味を持った美津莉は
手に持ってる官能小説を読みながらそれと同じプレイをしてあげます。

エッチはパートによって責め手を入れ替えながら進めます。
最初の2パート41分間は官能小説の朗読を取り入れた独特なプレイ。
「track1. 先輩はマゾの変態ですね(約15分)」は手コキ
「track2. タイツ、好きですよね(約26分)」は耳舐め+タイツ足コキで1回ずつ射精させます。

「最も駅間の距離が長い区間に差し掛かったところで ふと違和感を覚える ぴりり、という静電気を受けた時のような小さな刺激 次いで むず痒い感覚が 腰の周りに走る」
朗読は聴き手が物語の男性と同じ視点で楽しめるように、何を思い感じてるかを綿密に語ります。
主語をわざとなくして同一視しやすくしたり、セリフの描写を官能小説らしくするなど
一般的な音声作品とは明らかに違う要素が見られます。

track1は満員電車に乗ってる男性の背後に女学生が立ち
ズボン越しにおちんちんを愛撫してからチャックを下ろして竿や金玉をゆっくり責めます。
公共の場で見知らぬ女性に大事な部分を弄ばれるシチュにゾクゾクしました。
でも無理矢理感は一切なく、彼の意志を確かめながらじっくり射精に導きます。

そしてパート後半からは主人公にも同じプレイをしてあげます。
彼女は学校に通う年頃で官能小説好きなだけあって男の体に強い興味を持ってます。
そのため彼に許可を取ってからズボン越し→直接の順でおちんちんを刺激します。
手コキの時間は6分程度と短めですからシチュを楽しむ意味合いが強いです。

track2は彼女の性格と黒タイツを組み合わせたプレイ。
後日再び会いに来た彼の後ろに抱きついて足でリズミカルにしごきます。
track1と違い朗読は冒頭の6分程度で切り上げ
以降は耳舐めと足コキを同時にやってMな彼を喜ばせます。

「私は 官能小説が大好きなので 官能的に快楽に溺れていく先輩を 否定したりはしませんから」
情けない姿を晒す彼を軽蔑するのかと思いきや、逆に受け入れるのが印象的でした。
彼女は自分が普通の女の子と違う嗜好を持ってることを理解しており
以前からクラスメイトと距離を取る生活を送ってきました。
だから官能小説が好きだと打ち明けても軽蔑しなかった彼を信頼し始めます。

物語が進むにつれて彼女が生の自分を曝け出すようになるのが面白いです。
「好き」などの愛の言葉を投げかけるのではなく態度や行動で気持ちを示します。
元がクールキャラだからデレた時の様子が余計可愛く感じました。

その部分がわかりやすく表現されてるのが終盤の2パート。
「track4. 休日はラブホで初体験(約18分)」は69を経由してから正常位で
「track5. ひたすらアヘ交尾(約16分)」は騎乗位でがっつりSEXを楽しみます。

このへんまで来ると彼女は彼をすっかり信頼しており
自分から積極的におねだりしたり思い切り乱れて気持ちいいことをアピールします。
部屋に入った直後に激しいキスをするところや
69の時にパワフルなちゅぱ音を鳴らしておちんちんを味わう姿は実に痴女らしいです。

「あぁこれ全然違う 自分の指の何倍も気持ちいいっ」
肝心のSEXも自分の内面を素直に曝け出して快感に浸ります。
冒頭のクールな彼女とはまるで違う様子を見せますから驚くでしょうね。
でもそっちは猫を被ってるだけで、本当の彼女は快楽に従順な女性なのだと思います。

またtrack4、track5いずれも彼が責めるシーンが多く(騎乗位も下から突き上げるのがメイン)
彼女が大きめの喘ぎ声を漏らしてくれるので純粋なエロさも高いです。
彼女をイキ狂わせる展開になっておりM向けの要素はほとんどありません。
ピストンされて乱れる姿を楽しむ王道のイチャラブプレイです。
彼女視点のセリフが非常に多いことも含めて痴女っぷりを前面に押し出してます。

このように序盤は官能小説、中盤はタイツ、終盤は痴女と違う特徴を持つ独特なエッチが繰り広げられてます。
個性的で臨場感もある作品
痴女なことを他人に隠してた女の子がそれを徐々に曝け出すキャラ重視の作品です。

美津莉は自分に興味を持ってくれた主人公と楽しい時間を過ごそうと
まずは官能小説を朗読しながら手や足でおちんちんを責めて彼の反応を見ます。
そして自分と同じ変態だとわかった後はより踏み込んだプレイをして願いを叶えます。

クールそうに見えてドスケベな女の子が先輩と変わったエッチをするややM向けのシチュ
官能小説の朗読、タイツを使ったプレイ、SEX中の激しい乱れっぷりと
彼女の個性が出るようにソフトなものからハードなものまでやる割と幅広いエッチ
序盤と終盤でまったく違う顔を見せてくれる彼女の愛らしいキャラ。
本作品が持つ色んな特徴を上手く組み合わせた純愛系のストーリーが楽しめます。

特に3番目はクールキャラだから事務的に責めるのかと思いきや
後になるほど大胆でエロさの高いプレイをするのが意外でした。
朗読をしてる時とSEXの時とのギャップが非常に大きいです。
彼とのエッチで「この人になら自分を曝け出せる」と思えたことがこうなった一番の要因だと思います。
条件が揃えば熱いところを見せてくれる二面性を持った女性です。

エッチは最初の朗読が私は一番好きですね。
同人音声だと敬遠されるセリフの表現を敢えてやって臨場感を出してます。
これをやるのはほぼtrack1だけなので、できればもう1パートくらいやって欲しかったなぁと。
終盤のSEXは彼女をガンガン責めるスタイルですからノーマル~ややS向けの内容です。

射精シーンは5回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

CV:逢坂成美さん
総時間 2:03:14

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2021年4月19日まで25%OFFの990円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。