サークル「Delivery Voice」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男をいじめるのが得意なメスガキっぽいJKが
弱いおちんちんを持つM男を変わった手段で弄びます。

イージー、ノーマル、ハード、メスガキと4つの難易度があるのが最大の特徴で
イージーはゆっくりしごく、ノーマルは前半焦らして後半から激しく責めるなど
モードによってプレイ構成や責め方を変えながら射精を我慢できない状況へと追い込みます。
セリフと掛け声を分離してオナニーのペースや強さをわかりやすくしてるのもポイントです。
意地悪なJKとする気持ちいいゲーム
JKとエッチなだるまさんが転んだをするお話。

「急に呼び出したりしてごめんなさい お兄さんには ちょっとしたゲームをやってもらいます」
JKは丁寧語で話す整った声の女の子。
主人公を突然呼び出しこれからゲームをすることを伝えると
早速そのルールや4つあるモードの説明をします。

本作品は子供の頃にやった遊びをアレンジしてオナサポするのをテーマに
彼女がおよそ120分に渡って合計4つのエッチなゲームをします。
冒頭でイージー、ノーマル、ハード、メスガキの中からひとつ選ぶように言われ
その後は名前に合ったM向けのプレイをして気持ちいい射精を目指します。

ルールは至って簡単。
彼女の言う通りに性感帯をいじり、許可が出るまで射精を我慢できたら勝ちです。
そして途中で射精したりギブアップした場合は専用の音声を聴きます。

「私が だるまさんが転んだって言うので 次に言うまでの間 射精をしちゃったり 射精をしたくなって 射精させてくださーいって言ったら お兄さんの負けです」
ルール説明の時に彼女がこんなセリフを言うのですが
実はプレイ中に「だるまさんが転んだ」を言うシーンがあまりありません。
イージーだけはガンガン言いますけど、ノーマル以降は頻度が一気に減ります。
メスガキモードに至ってはほんの少ししか言いませんので、少なくとも私はおまけと認識してます。

ただし、オナサポ作品を数多く制作されてるサークルさんなだけあって
オナサポ自体は結構しっかりしてます。
セリフとシコシコボイスを同時に流して指示を出しながら言葉責めしたり
難易度が上がるほど乳首オナニーや玉揉みといった別のプレイを組み込んで快感に慣れにくくします。


数分単位でやることを切り替えてくるので内容が幅広いです。
またノーマル以降の難易度は寸止めするシーンが何度も出てきます。
各難易度の時間は17~33分と短めですから、オナサポ初心者はイージーから始めて様子を見るといいでしょう。
そして慣れてる人は難度を上げたりふたつ以上を続けて聴く形にすれば歯ごたえが出ます。
聴き手の属性や経験に合ったプレイを選べるのは魅力だと思います。
複合責めに力を入れてるエッチ
エッチシーンは11パート114分間。
プレイはオナニー、両耳舐め、キス、玉揉み、乳首オナニー、フェラ、ぱふぱふのイメージ、SEX(騎乗位)、ニーソコキ、素股です。
SEX、ニーソコキ、素股の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「初めはおちんちんが全然勃起してませんから ゆーっくーりシコシコしましょうね」
本作品の特徴やルールを手短に説明したJKは
早速主人公におちんちんを出してもらい、ゆっくりペースのシコシコボイスを流します。

エッチは終始彼女に言われた通り動きます。
最初の2パート42分間はウォーミングアップに近い内容。
イージーモード(約17分)は緩めのオナニー、両耳舐め、だるまさんが転んだ
ノーマルモード(約25分)は標準くらいのオナニーと金玉オナニーで射精へ追い込みます。

「興奮して大きくなったおちんぽは 高速でシコシコしたくて堪らない そうじゃないですか?」
イージーは体への責めが弱い代わりに心への責めに力を入れてます。
2秒1コキくらいの射精しにくいペースでしごかせながら
もっと速くしごきたい欲望をくすぐって彼を悶えさせます。
そして途中からだるまさんが転んだと両耳舐めを同時に行いエッチな音も聞かせます。

オナサポはおちんちんなどの性感帯をいじるイメージが強いですが
本作品はオナニーとそれ以外のプレイを組み合わせてやることが多いです。
後のほうになるとシコシコボイス、素股、両耳への息吹き、言葉責めを同時にやるシーンも出てきます。

さすがにイージーをクリアできない人はいないと思います。
耳舐めをガンガンやると言っても肝心のオナニーがソフトですから。
時間も一番短いですし、次の難易度に向けた練習あたりの位置づけです。

「なんか息が荒くなってきてますよ? もしかして 玉袋きゅっきゅして 感じちゃってます?」
ノーマルは竿と金玉を同時にいじるスタイルへと変わります。
玉揉みの時は「もみもみ」という掛け声が流れ続け、シコシコボイスも1秒1コキまで速くなります。
ですが本格的にしごき始めるのは中盤以降なのできついってほどではありません。
体への刺激を慎重に上げて射精するかどうかギリギリのラインを突いてきます。

ちなみに本作品固有のルールに「タッチ」というものが存在します。
これは本来のだるまさんが転んだと同じで、彼女にタッチしたらこちらの勝ちになります。
それを踏まえてノーマル以降の難易度ではタッチした人向けのパートが用意されてます。

続く2パート58分は彼女が本領を発揮します。
これまで丁寧語で話してたのがタメ口へと変わり
ハードモード(約25分)は寸止め、フェラ、乳首オナニー、SEX
メスガキモード(約33分)はハードな寸止め、乳首オナニー、素股、SEXと内容も先ほどとは随分変わります。

「私に負かされて メスメスおちんぽになっちゃえよ 変態」
弱いと思ってた彼が意外と頑張ってるので少し機嫌が悪くなったのでしょう。
以前よりも強い言葉責めをガンガンして心の興奮を高めます。
そして体はおちんちん、金玉、乳首とさらに範囲を広げて射精を回避しにくくします。

オナサポなのに彼女が責めるプレイを導入してるのも、純粋なエロさを上げるための工夫なのだと思います。
効果音が流れますからそれに合わせてしごくといいでしょう。
亀頭をにぎにぎして刺激を与える変わったプレイも登場します。
一般的なオナサポ作品のようにおちんちんだけを集中攻撃するのではなく
複数の性感帯と心をバランスよく責めることを意識してました。


最後のメスガキモードは体への刺激が最も過酷になります。
序盤の12分間は彼女が宣言した回数だけ寸止めを繰り返し
その後は3分程度の短い間隔でやることを変えて徐々に追い込みます。

「マンコも もっともっと締め付けてやるからさ いい加減負けちゃえよ」
もう後がないからでしょうけど彼女の言葉責めも容赦ありません。
でも自分のおまんこを使って責めるあたりは意外と優しいようにも思えます。
パートの終盤にも寸止めの指示が出ますし、最後の最後まで射精を我慢させるテーマに沿ったプレイです。

このように、難易度に合わせて責め方を変えていくM向けのエッチが繰り広げられてます。
多彩なオナサポ作品
難易度やプレイの幅広さが一際耳を惹く作品です。

JKはMな主人公をおもちゃにして遊ぼうと
だるまさんが転んだをベースにしたエッチなゲームを持ち掛けます。
そして難易度を選ぶ権利を与え、それぞれでまったく違うプレイをして射精させます。

声は穏やかだけど性格はドSなJKとゲーム形式のオナサポをするシチュ
イージー、ノーマル、ハード、メスガキと4つの難易度を用意し
後になるほど責める強さと範囲が上がるM向けらしいエッチ
セリフと掛け声を分離して指示を出しながら言葉責めもする濃い作り。
早漏や遅漏、短く済ませたい人やじっくりやりたい人など色んなニーズに対応できるよう作られてます。

中でも2番目はおちんちんへの刺激をただ上げていくのではなく
玉揉みや乳首オナニーを加えたり、彼女が直接責めるプレイを投入して変化をつけてます。
同じ作品なのに難易度によってやることが大きく変わりますから飽きがきません。
言葉責めやちゅぱ音もそれなりに入れてオナサポで不足しがちなエロさを補ってます。

ですが、だるまさんが転んだの扱いについては正直首を捻ります。
ルールが「射精したら負け」だけなら普通のオナサポと変わりませんし
宣言する頻度も少なくて残念ながらタイトルにするほどの存在感はないです。

他のサークルさんの作品で申し訳ないのですが
シルトクレーテさんの「JKとHなだるまさんがころんだ」みたいに
言ってる間だけしごけるシステムにしたほうがオナサポに組み込みやすいんじゃないでしょうか。
難易度が上がるほど言わなくなることも含めて運用方法に改善の余地があります。

射精シーンは4回。
淫語とちゅぱ音それなり、くちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:秋山はるるさん
総時間 2:02:57(イージー…17:31 ノーマル…28:01 ハード…26:20 メスガキ…34:11)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります