サークル「とりっくぱんく!」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまなサキュバスが
良質な精力を持つ男性の耳をたっぷり舐めて気持ちよくします。

耳、唇、頭の中を個別に、あるいは同時に舐め続けるちゅぱ音特化のエッチが行われており
最初は耳の外→内側→穴の入り口とどんどん深くしていきながら異なる音を鳴らし
次のパートに入ると彼女が頭の中にも入って3か所を同時に責める濃いプレイに変わります。
サキュバスとする不思議なエッチ
サキュバスのマイと2種類のエッチを楽しむお話。

「ん、よいしょっと おにいさーん おーい」
マイは甘くて優しい声の女の子。
ある日の夜、主人公の部屋に忍び込んで声をかけると
目覚めた彼を安心させてから右耳に軽くキスします。

本作品は人間の男性が生み出す精力を求めてる彼女が
それを持ってる彼を相手におよそ110分間の濃いサービスをします。
一般的なサキュバスは精液を搾り取ることに執着しますが
この世界における精力は興奮や幸福感といった精神エネルギーを意味します。
だからエッチをしても少し疲れる程度で命を落とす心配はまったくないそうです。

「私が得意で大好きなのは お口を使って 人間のお耳を犯すことなの」
最大の魅力は耳舐め。
彼女自身が得意と言ってるだけあって質量共に優れた耳舐めが味わえます。
まず量はエッチシーンのおよそ90%にあたる82分も用意し
パートの序盤は1人、中盤以降は2~3人と後になるほど密度を上げて責め続けます。

耳舐めをしない時もキスとかするので、エッチはほぼ全部ちゅぱ音絡みと思ってもらって構いません。
プレイや状況の違いによって舐め方をきちんと変えてありますし
全体的にペースを緩く設定して同時責めでもうるさくならないように工夫してます。

「じゃあ次は 頭の中 ぺろぺろーって舐めてみるね」
質については耳舐めはもちろん、タイトルにもなってる脳感ASMRも個性的です。
これは彼女の分身が彼の頭の中に入り込んで内側から舐めることを意味しており
中央やや上の位置からエフェクトのかかったちゅぱ音をゆっくり鳴らします。
脳姦とは違うらしく「頭の中」とややぼかした表現にしてました。

実際に聴いてみた感じだと舐め方自体はそこまで特殊ではありません。
でもちゅぱ音を鳴らした時の唾液が泡立つ音を若干強調してるように感じます。
音響効果でそれっぽさを出してる形なので、どちらかと言えば耳舐めのほうが存在感は大きいかなと。
とりっくぱんく!さんは元々耳舐めにものすごく力を入れてるサークルさんですから
その長所を活かしつつ今までになかった要素を盛り込んでます。

ちなみに本作品のエッチはおちんちんに触れるどころか意識させることすらありません。
絶頂形式もドライっぽい描写ですから耳舐めが好きな人向けの内容と言えます。
ちゅぱ音を聴きながらオナニーしてれば射精はできるので
ドライにこだわったりしない限りは普通に楽しめるでしょう。
少しずつ変化するエッチ
エッチシーンは2パート92分間。
プレイはキス、耳舐め、頭の中を舐めるです。
エッチな効果音はありません。

「じゃあまずは 契約のキス しよっか」
自己紹介してから主人公の精力が欲しいことを伝えて了承を得ると
マイは2人の心を近づける第一歩として熱いキスをします。

エッチは終始彼女たちが責め続けます。
最初の「Tr1 耳フェラ…いっぱいしてあげるね♪(約60分)」は耳舐めに力を入れてるパート。
5分程度のキスをした後、左右の耳を複数の手段で個別に舐め続けます。
そして終盤に入ると2人に増えて左右同時にお世話します。
このパートだけでも耳舐めの時間は54分とかなりのボリュームです。

「ほんとに お耳舐められるの大好きなんだね なんだか 私まで嬉しくなってきちゃった」
彼女は彼と仲良くするためにここへ来たので残忍さや狡猾さはまったくありません。
恋人同士がするような甘いキスをして敵意がないことをはっきり伝え
耳舐めに入った後も耳の外側、内側、穴の入り口を個別にゆっくり舐めます。

時間に余裕があるからでしょうけどひとつひとつを丁寧にこなしてました。
外側は音がクリアで移動範囲も広い、内側はややトーンが低くこもってる
穴の入り口はそれに加えて軽い圧迫感や閉塞感がある、と音だけで違いがわかるくらいどれもリアルです。

またプレイ中はセリフの量を少なめにしたうえで
吐息を挟んだり囁き声で話しかけて密着感を演出します。
責め続けるほど息遣いがどんどん熱を帯びたりと、彼女もエッチを楽しんでるのが伝わってきます。
サキュバスのイメージよりもずっと甘く穏やかなプレイをするので
音声を聴けば聴くほど脳がとろけて幸福感が湧いてきます。

右「こうやって 両方からいっぺんに舌を押し込まれると 頭の中まで舐められてるみたいで 気持ちいいでしょ」
そして中盤までがあまあまだからこそ、終盤に登場する両耳舐めとの違いが引き立ってます。
聴きやすさを重視してペースは引き続きゆっくりですが
左右から別のちゅぱ音が同時に流れるおかげで音に包まれてるような感覚がします。
片方がしゃべってる時はもう片方が舐め続けてちゅぱ音を維持するなど
人間の女性にはできないことをやって彼の心をガッチリ掴みます。

続く「Tr2 頭の中でも…エッチなことしちゃうね♪(約32分)」は脳感ASMRが出てくるパート。
1回絶頂して疲れた彼の頭を撫でて甘やかしてから
分身の1人が頭の中に入ってキスしたり舐めまわします。
そして中盤以降は2人→3人と増やして左右の耳も同時に責めます。

「こうやって舐めてると お兄さんの頭の中が どんどん空っぽになっていくのがわかるよ」
前のパートに引き続き時間に対する会話量を少なめに設定し
わかりにくい部分を補足しながら多彩なちゅぱ音を鳴らします。
あんまり激しくやると脳姦っぽくなるのでゆっくり控えめに責めてました。
その代わり水分を徐々に上げてエロさを出してます。

脳感ASMRが本領を発揮するのは耳舐めが加わった後からだと思います。
耳舐めの音とは明らかに違うので、別の場所を責められてる気分を実感しやすいです。
3か所同時責めになると音に溺れるような心地いい感覚が味わえました。
彼女も大事な部分を預けてくれた彼の信頼に応えようと一生懸命ご奉仕します。

このように、2人の親密度に合わせてプレイが変わるイチャラブ系のエッチが繰り広げられてます。
一味加えた耳舐め作品
耳舐めをしっかりこなしつつ別の要素を盛り込んでるちゅぱ音尽くしの作品です。

マイは自分との相性が良い可能性を持ってる主人公から精力をいただこうと
彼の気持ちを確かめてからまずはキスや片耳舐めをして心の距離を近づけます。
そしてある程度仲良くなった後は両耳舐め、脳感ASMR、3か所同時責めといった濃いプレイに切り替えます。

良い意味でサキュバスらしくない女性がお口で耳にたっぷりご奉仕するノーマル向けのシチュ
耳舐めの時間を十分に取り、さらに責め方や音の密度を変化させる凝ったエッチ
物語の後半から登場する脳感ASMR。
耳舐め作品が多い現在でも存在感を出せるように別の部分で個性を出してます。

中でも耳舐めは本当に幅広く取り揃えてあって満足しました。
このところ耳の内側や奥だけを重点的に責める作品が増えてきてるので
こういう広く深くカバーする耳舐めは安心感と安定感があります。
色んな責め方をしたほうが音の違いを楽しみやすし飽きもきませんからね。
パートごとの時間を長めに取ってひとつずつやる構造も慌ただしさがなくて良いです。

脳感ASMRについては今回初登場の要素なのでこれからなぁと思います。
今のところはエフェクトをかけたりしてるだけでそれほど特別な印象はありません。
現実世界ではできないプレイですから、今後制作を続けていくうちに磨かれることを期待してます。
耳舐めのレベルが相当に高いので、脳感ASMR目当てで聴くわけじゃないなら十分楽しめます。

絶頂シーンは2回。
ちゅぱ音超大量、吐息それなり、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

CV:秋野かえでさん
総時間 1:50:12

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年12月24日まで20%OFFの1056円で販売されてます。