サークル「インゴヒゴ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声や態度はクールだけど性格はとても献身的なシスターが
「疑似恋人」をテーマにしたエッチで男性にかかった呪いを浄化します。

一番最初に中出しSEXして彼の心をがっちり掴んだり
やや下品な淫語を交えた言葉責めやベロチューをするなど
テーマに沿ったやり方で彼をとことんもてなす甘いエッチが楽しめます。
淫魔の呪いを解く鍵は絆
シスターのアレットと5種類のエッチをするお話。

「目を覚ましましたか。ああ。落ち着いてください。ここは教会。安全な場所です」
アレットはクールで上品な声のお姉さん。
教会で目を覚ました主人公に今の状況を教えると
先ほどまで彼が見ていた夢の内容を尋ねます。

本作品は何らかの理由でサキュバスから洗脳の呪いを受けてしまった彼が
彼女の助けを借りて治療する様子をおよそ125分に渡ってお届けします。
この教会では「聖処理」と呼ばれるエッチでそれを行ってるらしく
最初から最後まで彼女と色んなプレイを楽しみながら心身両面をスッキリさせます。

ちなみに「クールなシスターの事務的“聖処理”生活【バイノーラル】」という過去作の続編にあたりますが
(↑DLsiteへのリンクです。レビューはまだありません)
私はそれを聴いてないので詳細はわかりません。
基本的にはエッチするだけですから2人が既に肉体関係を結んでることさえ知ってれば大丈夫です。

「しばらく、私と……疑似的な恋人になっていただきます」
今回するエッチのテーマは「疑似恋人」
彼が呪いを受けるのは2回目にあたるため、通常の聖処理では効果が薄いと判断し
体だけでなく心も深く繋がる方針で進めます。
ベロチューを多めにする、愛の言葉を囁く、SEXで生ハメ&中出しをするなど甘さを感じる要素が多いです。

タイトルを見ればわかるように彼女自身はクールで事務的です。
話し方が淡々としてるし、感情の起伏が乏しく、エッチの反応も控えめです。
でもそれは元々そういう性格をしてるだけで彼を嫌ってるわけじゃありません。
シスターとしての責務を果たそうと文字通り自分のすべてを捧げます。

「私の聖処理おまんこをご自由に使っていただいて…… あなたのガチガチおちんぽ、ハメヌキぴゅっぴゅ、してください」
そしてこれらをするにあたって彼女はやや下品な淫語を交えた言葉責めやおねだりをよくします。
インゴヒゴさんと言えば淫語が売りのサークルさんですから
ここをしっかり押さえたうえでテーマに沿ったプレイをします。
M向けのものはほとんどなく、純粋な興奮や女性に対する征服欲をくすぐるものが中心です。

ギャップを意識したエッチをしますから序盤と終盤で彼女に対する印象が随分変わるでしょう。
性格があっさりしてるからこそ、それをカバーする工夫が色々されてて結構エロいです。
心の距離を少しずつ縮めるエッチ
エッチシーンは5パート90分間。
プレイはキス、SEX(正常位、対面座位)、パイズリ、耳舐め、手コキです。
SEX、パイズリ、手コキの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「東洋には、おちんぽを気持ちよくする道具……“オナホール”、というものがあるそうですね。私のおまんこを、そのオナホールだと思って、使ってください」
会話の後に挿し絵のような際どい衣装に着替えて主人公を元気にしたアレットは
自分の体をモノ扱いする無責任SEXで彼の心を一気に引き寄せます。

エッチは彼女がリードしつつほぼ対等な立場で愛し合います。
最初の2パート35分間は本作品の特徴や彼女の性格がわかりやすいシーン。
「1.『私の聖処理おまんこを使ってください』(約20分)」は正常位SEX
「2.『おっぱいをもちもちパイズリオナホにしてください』(約15分)」は縦パイズリで1回ずつ射精させます。

「あなたの、おちんぽミルク。私のおまんこオナホの奥に、欲しいです。オナニーミルク、びゅるびゅる種付けして欲しいです」
そして彼女は早速彼に尽くす姿勢を見せます。
前作では最後にやったSEXを敢えて一番最初に行い
自分からへりくだってシスターをおちんちんや精液で汚す快感を与えます。
SEXもきっちりやりますが淫語を交えた言葉責めが充実してます。

本作品のエッチは2人が恋人同士になるのが最終目標ですから
シスターと信者ではなく一組の男女として接することを心がけてます。
喘ぎ声はほとんど漏らしませんけど挿入後は熱っぽい吐息で気持ちいいことをアピールします。
初っ端からこういうプレイをするところに彼女の本気が窺えました。

「はい、ぴゅーっ、ぴゅーっ、ぴゅーっ、ぴゅーーっ……どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ、どぴゅーーっ」
射精時にぴゅっぴゅのセリフを多く言ってくれるのも良いですね。
彼女に最も恥ずかしい瞬間を見られる幸福感と気恥ずかしさが味わえます。
最終パートを除く4パートに登場するので好きな人ほど興奮できるでしょう。
淫語責めも含めてこの2パートはセリフの扱いに気を配ってます。

2番目のパイズリパートはおちんちんを横から挟み込む通常のパイズリではなく
立ったままおっぱいへ垂直に挿入して腰を動かすSEXっぽいパイズリを採用してます。
「ぎゅぷっ」という粘っこい水音がリズミカルに鳴り響き
ある程度経つと彼女もおっぱいを動かし始めて複雑な効果音へ変わります。
射精後はおっぱいを開いて中を見せてくれるシーンがあるのも良いです。

続く2パート35分間は純粋なエロさがさらに上がります。
「3.『浴槽の中で密着して、耳をペロペロします』(約19分)」はお風呂場での耳舐め手コキ
「4.『更に絆を深められるベロチュー手コキです』(約16分)」はベロチュー手コキと
複数の性感帯を同時に責めながらエッチな音を重ねて鳴らします。

「私の裸、綺麗、ですか? ありがとうございます。あなたにそう言ってもらえるのは、悪くない気分です」
物語の中盤ということで2人のイチャラブ感もより増してきます。
お風呂で裸を見られたら控えめな表現でお礼を言ったり
彼がより興奮できるように空気交じりの下品な音を鳴らして耳舐めするなど
お互いがお互いを思いやってこの時間を楽しもうとする空気ができてます。

そしてお話が進むにつれて彼女の態度にも微妙な変化が表れます。
一気にデレたりはしないので気づきにくいかもしれませんが
彼女なりに彼と仲良くなろうと頑張ってるのがきちんと伝わってきます。

もちろんエッチも深いプレイが中心となります。
口を使って責めるので序盤よりも淫語責めが減る代わりに
耳舐めは耳の内側を舌で舐める音、ベロチューは強めに吸い上げる感じのちゅぱ音をガンガン鳴らします。
手コキも両パートで違う音が使われてますし、似たプレイを音や演技で別のものに仕上げてます。

最後の「5.『聖処理の仕上げは“イチャラブ恋人おまんこ”です』(約20分)」は最も甘いパート。
治療の総仕上げとして今度は対面座位で生ハメ&中出しSEXをします。

「……好きです。好き。好き。好き。好き。あなたのことが大好きです」
このへんまで来ると彼女にも色んな変化が表れます。
正常位の時はほとんど漏らさなかった喘ぎ声が普通に出てきますし
「好き」などの愛の言葉を言いながらベロチューして心も深く繋がります。

彼女の態度やセリフが変わるおかげで同じSEXでも印象が随分違いました。
シスターのお仕事だから仕方なく相手するのではなく
彼と本物の恋人になろうとする気持ちが込められてます。
幸福感に浸りながら射精できたからでしょうけど、事後の余韻も長めに味わえました。

このように、性欲処理ではなく愛情表現の手段としてする甘くて濃いエッチが繰り広げられてます。
変わった純愛作品
サキュバスの呪いを解くために男女が強く愛し合うノーマル~ややS向けの作品です。

アレットは不思議な呪いにかかった主人公をそこから解放しようと
クールな声と態度で接しながらシスターらしい献身的なエッチをします。
そしてベロチューしたり愛の言葉を投げかけて恋人にできるだけ近い関係になろうとします。

見た目はクールだけど性格はとても温かいシスターが男性をエッチな手段で治療するシチュ
淫語責め、エッチなおねだり、同時責めを中心に据えた実用性の高いエッチ
恋人らしさを感じる甘い要素を随所に配置し、さらに彼女の態度も徐々に柔らかくする演出。
彼女の特徴と作品のテーマを上手く組み合わせて愛情深い作品に仕上げてます。

中でも3番目は聖処理の目的にもあたる部分なので一際力を入れてます。
一般的なイチャラブ作品のように目に見えてわかるものではなく
彼女のセリフや仕草といった細かなところからにじみ出てくるように表現します。
最後の「6.エピローグ」でも普段とは少し違う彼女が見られて魅力的でした。
彼女が彼を一方的にお世話してるように見えて、実は彼女も彼から色んな影響を受けてます。

エッチは序盤、中盤、終盤で主要な責め方に違いが見られます。
一番抜きやすいのは5番目のSEXでしょうけど
それ以外のパートもオナニーのオカズとして使える十分な品質を持ってます。
淫語が好きな人は1~2、ちゅぱ音好きなら3~4が気に入るでしょう。

射精シーンは5回。
淫語とくちゅ音多め、ちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

おまけは「ず~っと耳舐めをします」です。

CV:涼花みなせさん
総時間 2:16:22(本編…2:06:12 おまけ…10:10)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月26日まで10%OFFの990円で販売されてます。
前作も10月20日まで30%OFFの770円で販売されてます。