サークル「HORNET」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、お店でNo.1の人気を誇る気さくな女の子が
初来店した男性客を耳舐め特化のエッチなサービスでもてなします。

過去3作で好評だった高品質な耳舐めに複数人プレイの要素を加えてるのが特徴で
2番目のパートから最後までをすべて2人体制でお世話しながら
耳舐めする役と指示を出す役を分担したり、両耳舐めをして以前より濃いひと時を提供します。
せんべろがさらにパワーアップ
耳舐め風俗店で道明寺さくら子が4種類のエッチなサービスをするお話。

「さぁさぁ こちらへどうぞー はーい こちらのベッドに横になってくださいね」
さくら子は明るくて可愛い声の女の子。
来店した主人公を部屋へ案内しベッドに寝かせると
初めてのサービスに緊張してるのに気づき、軽く雑談してリラックスさせます。

本作品は「せんべろ」「せんべろ2」「せんべろ3」に続くシリーズ第4弾。
お店に所属する子の中で最も人気のある彼女が、彼をおよそ80分に渡って責め続けます。
タイトル通りこのお店は10分1000円で耳舐めするシステムになっており
手コキやオナサポといった追加サービスが欲しい場合はオプション料金を払います。

作品自体の価格は770円で作中よりもずっと割安です。
シリーズものですが登場人物が一緒なだけでお話の繋がりはありません。
主人公を初来店者に設定して過去作未視聴でも入りやすくしてます。

最大の魅力はもちろん耳舐め。
エッチシーンのほぼ100%を使って質量共に優れた耳舐めをします。

まず質は現在の同人音声における最激戦区だからこそ相当にこだわってます。
耳の外側をちゅぱちゅぱ舐めたり吸うよりも内側をぐりぐりするシーンが多く
後半では穴の入り口に舌先を出し入れする「ピストン耳舐め」も登場します。
そして主に内側を責める時はじょりじょりしたややざらつきのある音を鳴らします。
人間の舌は腹の部分がざらざらしてるので、それを音で表現しリアリティを出すわけです。

耳舐めをテーマにした作品はこのところかなり出てますけど
それらと聴き比べても「明らかに違う」と言える音の個性を持ってます。
HORNET(VOICE LOVER)さんは随分前から耳舐めをする作品を色々制作されてるので
その時の技術や経験を本作品に注ぎ込んで存在感のあるプレイに仕上げてます。

「こんなふうにアプリを操作して そっちの耳から話しかけたり シコシコするペースを指示できるんです」
そして量は今作から実装された新しいシステムが大きく貢献してます。
2番目と3番目のパートに「Neuro JIJU」と呼ばれる仮想のアプリを使うシーンがあり
そこでは片方が耳舐め、もう片方が実況や指示を出す複数人形式でサービスを進めます。
(アプリの声が流れないバージョンも入ってます)

耳舐め以外をアプリに任せて彼女はほぼずっと舐め続ける感じです。
最終パートは後輩と協力して両耳舐めをするなど
1人でお世話することが多かった過去3作よりもサービスに厚みを持たせてます。

私は過去作を全部聴いてるので「さすがにそろそろマンネリ化するかなぁ」と思ってたのですが
実際に聴いてみたらそれを払拭する工夫がきちんとされてて驚きました。
ですから新規の人はもちろん、シリーズのファンも引き続き楽しめると思います。
密度と実用性が高いエッチ
エッチシーンは4パート71分間。
プレイは耳舐め、オナニー、手コキ、両耳舐めです。
射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「さくら子が疲れた心 しーっかりケアしますからね お耳から エネルギー注入しちゃう」
雑談の後に主人公がどんな耳舐めを希望するか確認すると
さくら子はひとまず濡れたおしぼりで両耳を拭いて綺麗にします。

エッチは風俗サービスなので終始彼女が責め続けます。
一番最初の「[01]癒やしの極・耳舐め(約17分)」はR-15あたりのソフトな耳舐め。
右側に密着しゆっくりペースで色んな舐め方をします。

ちなみに本作品の片耳舐め(01~03パート)はすべてどちらか片方だけを舐め続けます。
デフォルトは右ですが左のバージョンも入ってるのでお好みで選んでください。

「もっと感じていいんですよ 我慢しないで 感じてる声 もっとさくら子に聞かせてください」
彼女はお店のNo.1風俗嬢なだけあってお客の扱いをよく心得てます。
彼が緊張してる時に激しい耳舐めをしても楽しめないだろうと判断し
このパートはダイジェスト風に進めながら優しい言葉をかけて場を和ませます。

ひとつの音を固めて鳴らすのではなく、様々なちゅぱ音を繰り出してました。
1~2分耳舐めを続けてから軽く話す形で進めるので音の割合が高いです。
この後のパートも含めてプレイ中はずっと囁き声で話しかけるなど
作品の売りである耳舐めを最大限に楽しめるよう色々調整されてます。
終盤に淫語を軽く言う程度ですからこのパートのエロさは低めです。

アプリが登場するのはその次から。
「[02]オナサポ極・耳舐め(約30分)」は耳舐め+オナサポ
「[03]極・耳舐め手コキ(約10分)」は耳舐め+手コキで射精に追い込みます。
アプリの声質は彼女とまったく一緒です。

アプリ「むき むき むき むき って声をかけるから 同じペースで剥いたり被せたりを繰り返してね」
この2パートは彼女本人よりもアプリのほうが会話量は多くなります。
オナサポは包皮を剥いたり被せるところから始まって
亀頭を優しく撫でる→竿をしごくと焦らし気味にゆっくり進めます。
アプリが責め方に応じた掛け声を常に出してくれますからやりやすく感じるでしょう。

アプリのシコシコボイスと耳舐めのペースが完全に一致してるのが印象的でした。
耳舐めとオナサポには直接的な繋がりがないので、それぞれのリズムを合わせて上手く連携を取ります。
速い→遅い→速いと緩急をつけてきますから早漏な人だと途中で暴発するかもしれません。
シリーズの個性を残したまま過去作よりも抜きやすさをパワーアップさせてます。

アプリ「ほら 舌が入ってきますよ お耳の内側を舌がゾリゾリなぞってる たまんないですね 感じすぎちゃいますね」
それに対して03パートはパワフルな耳舐めが光ります。
先ほど紹介した「ピストン耳舐め」の割合が一気に上がり
耳元至近距離からじょりじょりしたちゅぱ音をリズミカルに鳴らします。
途中でアプリが「耳マンコ」と言うことから舌をおちんちんに見立ててるのでしょう。

手コキはやってることを軽く言うだけで実況はほとんどありません。
効果音も鳴りませんから聴き手は自由なやり方でオナニーする形になります。
射精シーンでカウントを数えてくれるおかげでタイミングを合わせやすいです。
40分間ほぼぶっ通しでオナニーを続ける展開を考えれば割ときついプレイかなと。

最後の「[04]二人がかりでW極・耳舐め(約14分)」は本作品で唯一両耳舐めをするパート。
彼女の後輩にあたる「なぎさ子」が登場し、左右に陣取って時間いっぱい舐め続けます。
途中で脳イキをほのめかすセリフがありますけど射精はしませんでした。
なぎさ子の声はさくら子を多少幼くした感じです。

なぎさ子「ほら 脳汁どぱどぱ出てきてますよー」
さくら子「気持ちいいですね 両耳同時に別の子にしてもらうと まるでハーレム」
これまでと同じくセリフは必要最低限まで削り
両者の水分やペースに差をつけて音がダブらないように責めてました。
特徴的な音が左右同時に流れてくる状況は独特で心地いいです。
本作品固有のテーマである複数人プレイをわかりやすい形で表現してます。

このように、耳舐めをがっつりやりながらおちんちんもケアする安定したエッチが繰り広げられてます。
さらに前進してる作品
シリーズ作品によく見られる弱点を補って成長させてる作品です。

さくら子は耳舐め専門の風俗店を初めて利用する主人公に満足してもらおうと
気さくな態度で接しながら左右の耳を個別に、あるいは同時にたっぷり舐めます。
そして中盤からはオナサポや手コキといったおちんちんの責めも強化して射精を応援します。

明るくて積極的な風俗嬢が耳舐め特化のご奉仕をするシリーズお馴染みのシチュ
耳舐めの質、量、個性にこだわった聴き応えのあるエッチ
アプリや後輩との同時責めといった複数人プレイに力を入れてる作り。
タイトルの「耳舐め特化」をしっかり守ったうえで新要素を盛り込んでます。

中でも3番目はシリーズ作品の宿命であるマンネリ感を打ち消す重要な役割を果たします。
既に3作出てる時点で今回何をするかは聴き手もある程度予測できるでしょうから
その通りのことをやったら少なくとも期待を超えることはできません。
だから作品の雰囲気を崩さない形でさくら子をサポートする役を登場させてます。

私も過去作を聴いた時に「耳舐めは素晴らしいけど射精絡みの部分がやや弱いかなぁ」と思ってたので
それがこういう形で改善されたのは嬉しいです。
これによって耳舐め好きだけじゃなく抜きたい人にも勧められるようになりました。
今まで以上に盤石な耳舐め作品になったと見ています。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音大量、淫語そこそこ、くちゅ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは5本目の満点とさせていただきました。

CV:遊佐ミコトさん
総時間 1:22:03

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月5日まで15%OFFの654円で販売されてます。
過去3作も9月23日まで50%OFFで販売されてます。