サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第63回目は可愛くて初々しい女の子の幽霊が
好意を寄せてる男性と催眠を交えたエッチなデートを楽しみます。

2人で別世界を散歩しながら催眠状態を深めたり
エッチの後半では彼女が憑依して一緒にオナニーするなど
彼女の特徴を活かしたイチャラブ系のサービスをするのが特徴です。
可愛い幽霊とする夜のデート
幽霊さんに催眠をかけられお花畑でエッチするお話。

「…こんばんは。って言うても…聞こえへんか」
幽霊さんは関西弁で話す甘い声の女の子。
いつものように主人公のもとにやって来て話しかけると
自分の声が彼に届いてることに気づいて喜びます。

本作品は何らかの理由で彼に恋愛感情を抱いてる彼女が
催眠を使って幽体離脱させてから綺麗なお花畑の散歩に誘います。
「関西弁版」と書いてある通り全編で彼女が関西弁をしゃべるようになっており
その独特な言い回しとイントネーションが作品全体に柔らかさを与えてます。
(ほぼ同じ内容で標準語を話す「幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版」もあります)

「あ、せや。お花畑がええなぁ。なぁ、お花畑いこ」
彼女は以前から彼の枕元で色々話してましたが反応されない日々を送ってました。
しかしこの日初めて意思疎通できるようになったため自分の願いを叶えようとします。
幽霊が相手と言っても彼女はごく普通の女の子で怖いところはまったくありません。
お花畑へ散歩に行ったり、比較的ソフトなエッチを楽しむ初々しいキャラです。

また彼女や関西弁の良さが出るように催眠、エッチいずれも多少ドラマ仕立てにしてます。
催眠はお花畑へ向かう様子をイメージさせながら暗示を入れてきますし
エッチもちゅぱ音や熱い吐息を漏らしつつ暗示を入れる完全ノーマル向けの内容です。
そのうえで幽体離脱や憑依といった幽霊の特徴を盛り込み個性を出してます。

体験版を聴いていただければわかるようにノイズが入ってるのですが
2010年に発売した作品なのでこれは仕方ないことだと思います。
最初は気になったとしてずっと聴いてれば次第に慣れるでしょう。

関西弁で優しく語りかけてくる彼女のキャラと幽霊らしさを活かしたサービス。
人外から連想されるM性やハードさを大幅に取り除いた純愛系作品です。
デートしながら深めていく催眠
催眠はおよそ39分間。
楽な姿勢で目を閉じ、まずはお馴染みの深呼吸と脱力で主に体をリラックスします。

「どーぉ? なんか、心地ええやろ? 全身から、すっかり力が抜けたあんたは… 手も、足も、腰も、背中も、全部が。全身が、だら~んとしてる。その状態が、なんか心地いい」
深呼吸は1回目は呼吸音のみ、脱力の後に行う2回目は吐いた時にのみ暗示を入れるとスタイルを変えます。
そして脱力は左右の腕、足、上半身、下半身、全身と大まかなパーツに分けて
いずれも「ぎゅーー ふいー」と言いながら力を入れて抜くのを繰り返します。
脱力を終えた直後に今の感覚を尋ねるなど、要所を押さえて緩くリードしてました。
関西弁も相まって序盤から癒しのパワーが強めです。

体をリラックスした次は心のリラックス。
彼女が左右中央を小まめに移動し、それを意識で追う鬼ごっこみたいな誘導をします。

「意識が、浮かぶ… 体が、沈む…」
実際に聴いてみると意識を揺さぶられる感覚がして心地いいです。
左右へスライドするシーンもあったりと声の位置取りにこだわってます。
移動しながら暗示も入れてきますから頭の中がぼんやりしてくるでしょう。
心と体に真逆の感覚を与えて幽体離脱した気分を与えます。

無事彼女と同じ幽霊になれたところでいよいよ夜のデートに出かけます。
彼が人間に戻らないよう彼女が手を繋いで案内し
夜空に浮かぶ大きくて綺麗な月や挿し絵に描かれてる美しい花々を眺めて彼をさらに癒します。

「ほら…なんか、手の平がムズムズしてくる。ほら…じんわりと、心地良さが広がってく。ムズムズが、心地良さに…快感に、変わってく」
「手のひらを通して…うちのドキドキが、伝わっていくよ」

移動中は彼女の手のひらを通じて心地よさやほのかな快感を
到着後は彼女の胸に手を当ててその柔らかさやドキドキを伝える、といった具合に
彼女が持ってる熱や興奮を彼と共有して一緒にいる気分を膨らませます。

周りの様子を実況しながら何気ない会話をするシーンもありますし
ストレートに催眠をかけるのではなく、彼女とデートしてる気分が出るようにお話を進めます。
彼とのデートが叶って嬉しそうな表情を見せる彼女の姿も印象的でした。

お花畑へ移動するまでの様子に技術を絡めた流れのある催眠です。
幽霊さんと2人でデートしてる感覚に浸らせることを目的に
深呼吸と漸進的弛緩法から入って声の鬼ごっこによる幽体離脱、月を眺めながらお花畑に向かうイメージ
そして到着後彼女とソフトにイチャイチャするイメージと
雰囲気作りやエッチに向けた準備も見据えてリードします。

幽体離脱するところまで割とスタンダードですけど
その後は普通の会話も挟んであってドラマ性が強めです。
彼女の目的を考えればこういうスタイルのほうがしっくりくるでしょうね。
イメージの内容も非常にシンプルでその場の情景が頭の中に自然と浮かんできました。
感覚を共有して気持ちいい絶頂へ
エッチシーンは20分間。
プレイは乳揉み、キス、乳首舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「…ちょっとだけやったら…揉んでも、えぇよ…」
お花畑に到着した後、主人公の手を持って自分の胸に乗せた幽霊さんは
少しの間そのままにしてから好きに揉んでいいよと言います。

エッチは彼女がリードしながらほぼ対等な立場で楽しみます。
最初の13分間は心身の熱を高めることを目指したプレイ。
服越しに彼女のおっぱいを揉むところから始まり
それから彼女が彼の上に乗ってハグしながらお返しのキスと乳首舐めをします。

「ほら…揉んでる、手ぇから…快感が、上がっていく… うちの感じてる快感が、手から、すぅって…上がっていく」
彼女を責めたり責められてる感覚を暗示で伝えるシーンもありますが
それと熱い吐息やちゅぱ音を組み合わせてイチャラブ感を出してます。
キスは割とディープな音、乳首舐めは口をすぼめて吸い上げる音とちゅぱ音にも違いが見られました。

彼女は服を着たままなのでそこまでエロいってわけではないですけど
後半に向けて準備する役割は十分果たしてると思います。
このシーンの最後に軽くドライする描写もありました。

続く7分間は幽霊だからこそできる変わったオナニー。
事前に彼女が憑依して腕をコントロールできるようにしてからしごきます。

「ほら…すぅっと、おちんちんのほうに、腕が動いていく… あんたの意志とは、関係あれへん。うちが、そうしたいから、そうなってるんやで」
彼女に操られてる気分が味わえるように運動支配の暗示を入れ
途中から彼女も気持ちよさそうな声を漏らして一緒の絶頂を目指します。
彼に憑依してる時点で感覚も共有してますから、それを活かしてエロさを出してます。
一体感を重視してる本作品らしい面白い演出と言えるでしょう。
時間が短めなので多少溜めてから聴いたほうが抜きやすいです。

このように、初々しさを出しつつ独自のプレイを盛り込んだ甘いエッチが繰り広げられてます。
甘酸っぱい作品
青春時代に味わった感覚を再び呼び起こしてくれる作品です。

幽霊さんは生前に仲が良かったのか恋愛感情を抱いてる主人公と幸せな時間を過ごそうと
まずは催眠を通じて自分と同じ幽体にしてから綺麗なお花畑へ向かいます。
そして到着後は少しずつ踏み込んだプレイに移って普段と違う射精を味わわせます。

関西弁を話す初々しい幽霊と夜のデートを楽しむノーマル向けのシチュ
しっかりリラックスしてから散歩に出かけ、その中に技術を込めてるテーマに合った催眠
プレイは比較的ソフトにしたうえで吐息やちゅぱ音を漏らす熱を感じるエッチ。
彼女の性格や特徴を大事にしながらストーリー性のある作品に仕上げてます。

中でも催眠はエッチよりも長い時間を用意し
定番の技法から本作品特有のアプローチへ移る優れた誘導をしてくれます。
関西弁も甘さや柔らかさを向上させる重要な役割を果たしてました。
方言を話す催眠音声は今でも数が少ないですから十分聴く価値があると思います。

エッチはやはり後半の憑依セルフが耳を惹きました。
作中に一体感を伝える描写が多かったのはこれを成立させるためなのかもしれません。
オナサポみたいに指示を出したりせず、暗示を入れながら射精のタイミングを取る緩いプレイです。

絶頂シーンは1回。
ちゅぱ音と吐息そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえて前回のレビューと同じ点数にさせていただきました。

CV:星野ゆんさん
総時間 1:07:27

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年9月23日まで20%OFFの440円で販売されてます。