サークル「エーアイスタジオ」さんの同人音声作品。
今年6月に処女作を出されたばかりの新しいサークルさんです。

今回紹介する作品は、主人公のことを溺愛してる甘やかし上手なサキュバスが
寝る前の時間を使い気持ちよくて幸せなひと時を提供します。

一般的なサキュバスよりも落ち着いた雰囲気でエッチするのが特徴で
低音の声、落ち着いた態度とセリフ、比較的緩い責めっぷりと各要素を意図的に抑えたうえで
彼女の彼に対する想いの強さを言葉と行為の両方で表現し心をたっぷり温めます。
甘やかすのと同じくらい甘えてきますから聴けば聴くほど可愛らしい女性に感じるでしょう。
おやすみ前はサキュバスとイチャイチャ
サキュバスさんと4種類のエッチをするお話。

「よう 遅かったじゃないか 今夜も邪魔してるぞ」
サキュバスさんはトーンが低い穏やかな声のお姉さん。
ある日の夜、風呂上がりの主人公に布団を温めておいたことを告げると
彼を招いて腕枕しながら体の匂いを嗅ぎます。

本作品は何らかの事情で知り合ってから彼の家に入り浸ってる彼女が
寝る前の短い時間を使っておよそ80分のエッチなサービスをします。
手コキ、太ももコキ、オナニー、SEXとパートごとに主なプレイを切り替え
そこにハグ、キス、愛の言葉といった甘さを感じる要素を盛り込みイチャラブ感を出します。

「よかったな 気持ちいいな 幸せだな 私も幸せだぞ」
彼女は音声作品に出てくるサキュバスの中では温和な性格をしており
彼と一緒の布団に入ってからおちんちんをはじめとする性感帯を緩めに責め続けます。
販売ページの説明文を見る限り精液も欲しがってるようですが
作中で舐めたり飲むシーンは特になく、それよりも彼と幸せな時間を過ごそうとあれこれお世話します。

サキュバスっぽさを出すために口調だけはやや乱暴になってるものの
低音ボイス、彼を親身にもてなそうとする一途な姿勢、そして密着しながら話しかけるスタイルと
多くの人が優しさや穏やかさを感じる要素をいくつも盛り込み落ち着いた雰囲気を作ります。
連続射精させるパートもありませんから属性はほぼノーマルです。

彼女の魅力を引き立てるもうひとつの特徴はプレイスタイル。
基本的には彼女が責め続けますけど、その中におねだりを挟んで彼に甘えようとします。

「ここのところ 人肌が恋しくてな お前と思いっきり イチャイチャ…したい」
こうやってストレートに伝えるあたりに2人の付き合いの長さが感じられます。
彼を気持ちよくしながら自分の弱さも曝け出して信頼と愛情を示してました。
一部のパートでは相手をしてくれない彼に軽く嫉妬したりと
サキュバスよりも近所のお姉さんのような人間味のある女性に描かれてます。

視聴後にすぐ眠れるよう穏やかにエッチする流れと彼女の愛らしいキャラ。
サキュバスから連想されるエロさや激しさを極力取り除いた純愛系の作品です。
サキュバスの色んな顔が拝めるエッチ
エッチシーンは4パート67分間。
プレイは手コキ、喘ぎ声を漏らす、耳キス、キス、乳首責め、太ももコキ、耳舐め、オナニー、SEX(騎乗位)です。
服を脱ぐ、手コキ、太ももコキ、オナニー、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「明日に響かないよう 今夜も軽く抜いてやろう」
自分に体を密着されて主人公がすぐさま勃起したことに気づいたサキュバスさんは
その責任を取ろうと指を輪っか状にしておちんちんを優しくしごき始めます。

エッチは彼女がリードしつつお互いが責め合うスタイルで進めます。
前半の2パート32分間は比較的ソフトなプレイをしながら彼女の魅力を引き出すシーン。
「1.布団の中で添い寝囁き密着手コキ(約14分)」は耳キス+手コキ
「2.ハグイチャ撫であい太ももホールド射精(約18分)」は乳首責め+太ももコキで1回ずつ射精させます。

「恥ずかしいんなら 一緒に喘いでやろうか んっ あぁっ いいっ 好き」
彼女はこれまで彼と何度もエッチしてますから責め方をよく心得てます。
就寝前の彼に過度な負担をかけないよう手コキのペースをわざと緩め
それと同時に優しい言葉をかけたり軽く喘ぎ声を漏らしてゆっくり射精へ導きます。

明記されてませんが聴いた限りだとバイノーラル録音なのでしょう。
声の位置が非常に近くて質感もリアルでした。
耳舐めではなく耳キスをするのも事後に彼をすぐ寝かせたい彼女の気配りによるものです。

最中に鳴る音も印象的でした。
「じゅりっ」というややざらついた水音が使われてまして
同じ手コキでも竿をしごく時と亀頭を責める時で質感とリズムが多少変わります。
セリフに合わせて音を鳴らすシーンもあったりと細かいところまで気を配って制作されてます。

「そっちもやり返していいんだぞ? お前の大好きな でっかいおっぱい ふたつとも 無遠慮に鷲掴んでくれないか?」
2番目のパートは彼女の甘え上手な性格が光ります。
パート開始直後に抱きついて彼の肉布団になり
さらにキス、乳首の責め合い、太ももコキを同時にやって一緒に気持ちよくなります。
そしてこれらの合間におねだりを挟んで自分の体を好きにしていいと教えます。

女性側が一方的に責めることが多いサキュバス作品では珍しい展開だなと。
パートの中盤からは変わったプレイも登場しますし
彼のことを精液を出すだけの餌ではなく、自分と対等な存在と認識してるのがわかります。
種族が違うので告白してくることはありませんけど、この時点で恋人同士に近い空気が漂ってました。

次の「3.一緒にオカズ鑑賞しながらの嫉妬混じり誘惑オナサポ(約15分)」は
そんな彼女の気持ちがわかりやすく表現されてるパート。
自分がいるのにオカズを使ってオナニーしたいと言う彼の気持ちを汲み取りそれを手伝います。

「安心しろ 私はサキュバス あらゆる煩悩に対して 理解を示すのも役目だ」
「お前とエッチ したいなぁ…」

開始前は彼に対して十分な理解を示してたのに、開始後は本音を漏らすあたりが可愛いです。
おっぱいを揉ませようと働きかけるシーンもありますし
彼の興味を引こうと頑張る健気な姿を見せてくれます。
サキュバスが男性に嫉妬する作品は私も初めて聴きました。

オナニーの指示はほとんどしませんからオナサポ要素は極めて薄いです。
彼に合わせてお気に入りの画像を用意しておくとより楽しめるでしょう。

最後の「4.恋人ごっこ生えっち(約20分)」は最も愛情深いプレイ。
いつも通り寝支度を済ませた彼にハグとキスをしてから騎乗位で繋がります。

「あぁ 軽くイってしまった 子宮ぶちゅって突かれるの好きぃ」
待ちわびてたおちんちんを入れてもらえて嬉しそうな表情を見せたり
挿入後はわざと動かさずに「好き」と何度も言って心の距離も縮めるなど
サキュバス相手よりも人間同士に近い思いやりに満ちたSEXをします。
でもそれだけじゃ物足りないので終盤だけ激しく責めるシーンを用意してあります。

彼女の心情や反応を重点的に描いてるところがキャラ重視の本作品らしいなと。
男性から精液を搾り取る手段よりも愛情表現としての色合いが強いです。
キスを多めにすることも含めて甘さが強く幸せな射精が迎えられました。

このように、パートによって彼女が違う魅力を見せてくれるあまあまなエッチが繰り広げられてます。
まったり聴ける作品
寝る前の空き時間に聴くのがピッタリな落ち着いた作品です。

サキュバスさんは大好きな主人公と幸せなひと時を過ごそうと
彼の耳、唇、乳首、おちんちんを責めながら優しい言葉をかけて心身両面を温めます。
そしてお互いに責めるスタイルにしたり嫉妬する仕草を見せて強い愛情を持ってることを伝えます。

精液よりも主人公のことが好きなサキュバスとイチャイチャするノーマル向けのシチュ
全体的に責めるペースを緩めたうえでキス、ハグ、愛の言葉を多めに盛り込んだ甘いエッチ
彼を甘やかしながら彼に甘えようとする彼女の愛らしいキャラ。
精液を出させることに注力する通常のサキュバス作品とは明らかに違う路線を歩んでます。

「だが忘れてくれるなよ? お前は私の抱き枕なんだからな 私のもの、なんだからな 今夜は」
中でも3番目はストレートな愛情表現だけでなく
それ以外のセリフや仕草によっても彼が大好きなことをアピールします。
自分の欲望を満たそうと暴走せず彼の気持ちをしっかり汲み取ってエッチするのも
彼に嫌われたくない、この幸せな日々を維持したい気持ちの表れなのでしょう。

エッチはプレイがほぼ人間同士のもので揃えられてたり
責めるペースが緩めだったりと大人しい印象を受けました。
耳キス+手コキなどの複合責めを主体にしてるのでエロさはそれなりにありますけど
サキュバスのイメージよりは随分抑えてあるので、そのへんに期待して聴くと肩透かしを食らうかもしれません。
彼女と一緒にいる感覚や愛される感覚を楽しむ作品だと私は見てます。

射精シーンは4回。
くちゅ音・ちゅぱ音・吐息それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは耳キスと寝息です。

CV:大山チロルさん
総時間 1:27:29(本編…1:18:17 おまけ…9:12)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年9月17日まで10%OFFの1089円で販売されてます。