サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、深い森の中で研究に没頭してるネクロマンサーが
近くで行き倒れてた人を偶然見つけて癒しのサービスをします。

軽い毒舌を吐いたり若干不穏な空気を漂わせてお世話するのが特徴で
クールな態度で彼を研究対象として興味深そうに観察しながら
リアルな耳かき音や、囁き声による呪文を投げかけて癒しと眠気を与えます。
ネクロマンサーがするちょっぴり不穏なサービス
ネクロマンサーのデアが耳かきとささやきで寝かしつけるお話。

「ここをこうして… んぅ…結構この人、耳垢溜まってる」
デアはややトーンが低く穏やかな声のお姉さん。
森の中で行き倒れてた主人公を見つけて自宅に運ぶと
左耳を掃除しながら生前の彼がどんな人物だったか妄想します。

本作品は禁忌の森と呼ばれる場所で1人静かに暮らしてる彼女が
何らかの理由で森を訪れた彼をおよそ40分に渡って健全にもてなします。
前半は耳かき、後半は耳舐めやささやきとサービスだけを見れば結構王道です。
しかし彼女は彼に対して普通の女性とは違う態度で接します。

「息がありませんでしたし、勝手ながら死体とみなして回収したのですが、生き返るなんてがっかりです」
耳かきの最中に意識が戻った彼にこんなセリフを投げかけたり
「耳かきをするのは耳垢を採取するためだ」とやや事務的に振る舞うなど
軽い毒舌を交えてクールに振る舞うことが多いです。

彼女はネクロマンサーですから興味の対象は生者よりも死者に向けられてます。
この危険な森に住んでるのもたぶん死体を回収しやすいからでしょう。
研究熱心なところも含めて彼をモノ扱いしてるような空気が漂ってます。

ですが声質が結構柔らかく丁寧語で話すこと、中盤から彼に対して別の興味を持ち始めること
サービス自体はしっかりやってくれることから
普通の癒し系作品とは少し色合いが違うあたりに収まってます。

2番目のパートには彼女ならではのサービスが登場しますし
内容を理解して聴く分には十分癒されると思います。
チームランドセルさんの「ぐっすり眠れる耳かきボイスβ」が好きな人とは相性が良さそうです。

彼女と並ぶもうひとつの特徴は音。
セリフよりも音の量を多めに設定し、それらを駆使して別の癒しを与えます。
ディーブルストさんと言えばASMRで有名なサークルさんですから
今作でも高品質な音と動きによってお世話してる様子をリアルにお届けします。

会話量もそれなりにありますがセリフごとの間を長く取って音を聴きやすくしてました。
バックで鳥の声が聞こえたりと、静かで落ち着いた雰囲気作りに貢献してます。
音と言葉で癒すサービス
最初の「Track1.なんだ…生きてたんですか(約25分)」でするのは耳かき。
音声開始から5秒後には早速耳かきが始まり
少し後に目覚めた主人公へデアが事情を説明しながら続けます。
膝枕の体勢で彼女お手製の綿棒を使い左耳→右耳の順に行います。

綿棒は「そすっ」という滑らかで若干引っ掛かりのある音が使われており
耳の壁を優しく擦るようにゆっくり動きます。
また反対側の耳では頭と彼女の服が擦れるような優しい音が適度に聞こえます。

使用する器具が1種類で息吹きなしとかなりシンプルな耳かきですけど
音の質感や動きはしっかりしてて十分リアルと言えます。

「このまま霊薬(れいやく)を飲ませて仮死状態にでもしましょうか …あ、大人しくなった まぁ生き返ってまた冥府に逆戻りなんていやですもんね」
最中の彼女は生き返った彼を見て残念がったり
抵抗する姿勢を見せたらちょっぴり恐ろしいことを言うなど
心の距離をある程度保ったうえで耳垢をできるだけ多く取ろうとします。

本気でそうするというよりはからかってるように映りました。
普段は死体ばかり相手にしてるからこそ、生者とのやり取りに興味を示してるのがわかります。

次の「Track2.ここが弱いんですか…?(約18分)」は安眠重視のサービス。
家を出て危険な森に行こうとする彼を引き留めて、協力すれば衣食住を保証する契約を交わし
その後耳への息吹き、短い耳舐め、囁き声による呪文で寝かしつけます。

「ふふ、必死に目を閉じてキス顔なんかして …本当に面白い人ですね」
そしてここでは2人の和やかなやり取りが癒しを与えます。
彼の反応を見て嬉しそうな表情をしたり、軽くからかうところを見ると
彼女も彼がここに残ってくれることを内心喜んでるのかもしれません。
耳かきをしたことによって彼女の態度が多少柔らかくなったように感じました。

またパートの終盤には眠気を引き起こす呪文を9分近く詠唱するシーンがあります。
体験版の2分30秒あたりにも入ってますから興味が湧いた方は聴いてみてください。
軽いエフェクトをかけたうえで同じ呪文を2回詠唱し、次へ移るのを繰り返します。

このように、彼女の個性を出しつつ丁寧に癒す風変わりなサービスが繰り広げられてます。
独特な癒し系作品
癒しとは属性の異なる要素を敢えて盛り込んでる作品です。

デアは死霊術の研究に使うつもりだったのに実は生きてた主人公を有効活用しようと
まずは耳かきで新鮮な耳垢を採取しながら何気ない会話を楽しみます。
そして次は彼の耳を責めて生身の人間がどういう反応をするか興味深そうに眺めます。

危険な場所に住んでるネクロマンサーが耳かきと安眠を提供する珍しいシチュ
リアルな音と動きを駆使したシンプルで高品質な耳かき
ちょっぴり毒舌を吐くこともあるけどなんだかんだで優しい彼女のキャラ。
王道のサービスを作品なりにアレンジして個性を出してます。

「私の呪文が心地良かったのか…それとも、敏感すぎて魔法の効果がかかりやすかった…? まぁ、その辺はこれからじっくりと時間をかけて解明していきましょう」
中でも3番目は事務的なように見えてそうでもないところがあって面白いです。
彼が生き返ってがっかりするのは事実ですけど、その後何かしらの危害を加えることはないですし
サービスを進めるにつれて彼に死者とは違う魅力があることにも気づきます。
聴き手が癒しを感じるあたりに描写を留めてあるので、ちゃんと癒し系作品として成り立ってます。

あとは終盤に呪文を長めに唱えるところも珍しいなと。
「こしょこしょ」などのオノマトペを作品固有のセリフにしてお届けします。
耳かきと続けて聴いたら結構眠くなったので安眠効果がありそうです。

おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:美吹ゆうささん
総時間 51:04(本編…43:45 おまけ…7:19)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年8月22日まで25%OFFの330円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。