藤原さん家さんで公開されてる無料の催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、穏やかで落ち着いた声の催眠AIが
機械をテーマにした催眠とエッチで普段とは違う快感を提供します。

催眠は電源を切ったりメモリを減らすイメージに暗示を絡めて意識の力を弱め
エッチは彼女に操られてることを実感させながら負荷をかけて心身の熱を高める、といった具合に
直接的なエロさを極力削り技術でイかせることを目指した本格的なサービスが味わえます。
エッチの途中から双子形式に切り替わるのもポイントです。
機械の催眠で機械の体に
催眠音声AIのフジワラにエッチな催眠をかけられるお話。

「始めまして、マスター。催眠音声AI、フジワラのご利用ありがとうございます」
フジワラは穏やかで整った声のお姉さん。
自己紹介してから主人公に音声の視聴に関する注意事項を説明すると
プログラムの開始を宣言し、まずは簡単なリラックス運動をします。

本作品は人間とは違う体になって気持ちよくなることを目的に
彼女がおよそ40分に渡って催眠をかけたり独特なエッチをします。
紅玉工廠さんという新規のサークルさんが公開したフリーの台本を
読み手として最近復帰された藤原かやさんが音声化して生まれました。

AIの名前がフジワラなのも彼女の名前が関係してます。
元の台本には「〇〇」と書かれてるので、読み手さんによって違う名前がつきそうです。

「電源の入ってないパソコンは、何もしないし何もできない。マスターも同じで、電源の入っていないマスターは、何もできないし何も分からない」
テーマは「機械化」
催眠パートを通じて彼女の言う通りになる体に変えられ
エッチはその状況を活かして感度を上げたり絶頂へと追い込みます。
直接作り変えるのではなく、イメージを通じてそういう気分に浸らせる感じに進めてました。
ハードなプレイや描写も特にないのでノーマル~ややMあたりの人に向いてます。

またセルフパートがありますが作中に性差を感じさせる描写は一切ありません。
性感帯をいじる指示を出す時は「気持ちいい場所」と表現をぼかしてました。
これなら性器はもちろん、乳首あたりでも大丈夫そうです。
体は重く、頭は空っぽに
催眠はおよそ20分間。
横になって目を瞑り、まずは簡単なストレッチと深呼吸で心身を落ち着けます。

「はい、ストン。腕から力を抜いて。スーッ、と腕から力が抜ける。腕がベッドに落ちると、腕の力もベッドに吸われて消えていく」
ストレッチは利き腕→反対の腕→両足の順に力を入れて抜くのを繰り返し
深呼吸は彼女の声に合わせてゆっくり行います。
そして「力が抜ける」「気持ちいい」など癒しを感じる暗示を小まめに入れて応援します。

紅玉工廠さんは催眠音声初挑戦なのでどうかなーと思ってたのですが
技術の選択と使い方、暗示の表現と入れ方がいずれもしっかりしてて安定感があります。
セリフごとの間をややあけて穏やかに話す藤原さんの演技も相まって
割と早い段階から特に腕が重くなるのを感じました。

テーマの機械化が絡んでくるのはその次から。
主人公の頭を電源に例え、短いカウントに合わせてスイッチを切って催眠状態を深めます。
さらに電源をつける→消すを何度も繰り返して揺さぶりをかけます。

「意識はちゃんとあるけれど、ぼーっとして、なにもわからない。身体も重くて動かせない」
そしてここでも体が動かなくなってることを実感させる方針で進めます。
最初は重感メインだったのが回数を重ねるにつれて
意識の力も同時に抜くバランス型に切り替わっていきます。

深化にあたるシーンということでカウントの後に厚めの暗示を入れてました。
カウントの数え方にも工夫が見られますし、後になるほど意識が薄れていくのを感じるでしょう。

定番の技法を作品に合わせてアレンジした比較的良質な催眠です。
聴き手の心と体をフジワラの言いなりになる機械へ変えることを目的に
手足に限定した漸進的弛緩法から始まり深呼吸、カウントによる深化、沈黙法
そして機械のイメージを絡めた揺さぶりと古典催眠の技術をベースに進めます。

前述の通り台本、演技いずれもしっかりしててスムーズに入ることができました。
体の重さを伝えることに力を入れてるので、うまく動かせなくなってるのがわかるのではないかなと。
時間が短めですしイメージを用いた催眠の練習にも役立ちます。
心身に負荷をかけるエッチ
エッチシーンは2パート15分間。
プレイはカウントによる絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「マスターは電源を入れられるだけで、ただ起きているだけで、息をしているだけで、気持ちよくなってしまう身体に早変わり」
催眠を使って主人公の心と体を機械に変えたフジワラは
先ほどとは別の改造をして今度は気持ちよくなれるようにします。

エッチは彼女の言葉を聞いたり言う通りにオナニーして絶頂を目指します。
最初のドライパートはテーマに沿った流れでイかせる催眠音声ならではのプレイ(約7分)。
電源を再び起動してから体が熱くなる暗示を丁寧に入れ
さらにカウントを数えてドライオーガズムに持っていきます。

右「私は普通なら分身なんてできませんけど」
左「今はマスターのメモリを半分借りていますから」
右「こんなこともできるんです。」

そしてここからは彼女が2人に増えて双子形式のリードをします。
ひとつのセリフを手分けして左右交互に話す、同じセリフを両方から同時に言う
まったく別の意味を持つセリフを投げかけるなど、1人ではできないことを積極的にやります。
処女作で双子を取り入れしっかり運用できてるのは驚きました。

「負荷がかかると、機械と同じで、もっと熱くなっていく。熱くなると、どんどん気持ちよくなっていく」
さらに面白いのがテーマの機械化と絡めてること。
声の量や密度が先ほどよりも上がった状況を利用し、脳に多少の負荷をかけて思考力を奪います。
またそれにあたって熱さと気持ちよさをリンクさせながら
体が熱くなる暗示を小まめに入れて絶頂できる環境を整えます。

機械の体になってる時点で人間の快感をそのまま当てはめることはできません。
だから熱暴走を絶頂に位置付けて主に技術で追い込みます。
私が聴いた時も肩の後ろあたりが妙に熱くなるのを感じました。
そして終盤の絶頂シーンでは頭の中が軽く爆発するような快感を味わってます。

次のセルフパートはオプション扱い(約8分)。
ドライだけじゃ満足できない人向けに好きな性感帯をいじる許可が出ます。
具体的ないじり方は特に指示せず引き続き暗示を入れて応援します。

「触ってるのは自分だから、自分が気持ちいい場所、気持ちいい触り方をよーく知っている。でもその気持ちよさは溜まるだけ。どんどん、どんどん、溜まるだけ」
ここでは体を触っても満足できなくするのが面白いですね。
最後で気持ちよくイけるように溜めを作り、さらに彼女の言いなりになったことも教えます。
いじる時間がそれほど長くないので射精したい場合は1~2日溜めてから聴いたほうがいいでしょう。
直接的なエロ要素を極力省いた催眠色の強い内容です。

このように、機械になった状況が活きるように責める風変わりなエッチが繰り広げられてます。
短くまとまってる催眠重視の作品
催眠の技術を駆使して気持ちよくする質の高い作品です。

フジワラは主人公に人間の時とは違う快感を味わわせようと
まずは催眠を通じて自分と同じ機械の体に変えます。
そしてエッチはフェラやSEXなどの一般的なプレイをやらず、言葉とイメージで快感を操作します。

落ち着いた態度のAIが機械化をテーマにした催眠をかけるノーマル~ややM向けのシチュ
古典催眠の技術に機械のイメージを絡めた堅実で入りやすい催眠
人間らしさを極力取り除いて気持ちよくするテーマを見据えたエッチ。
比較的難しいことに挑戦し十分以上のクオリティに仕上がってます。

中でも催眠は新規さんによくある冒険して失敗する過ちを犯さず
目的を見据えて技術を選び、それぞれをしっかり行使する非凡な内容になってます。
体の重さに焦点を当ててるのも彼女の指示がなければ動けない状況にするためでしょう。
暗示の表現も練られてますし、紅玉工廠さんの今後のご活躍が非常に楽しみです。

もちろんこのシナリオに命を吹き込んだ藤原さんも同じくらい素晴らしいです。
私は復帰前の音声を聴いたことがないので今回が初めてだったのですが
催眠パートはしゃべるペースや間の取り方が丁度良くなっており
エッチも双子の持ち味が出る緩急をつけた演技をされてます。

エッチの時間が短い関係で経験者のほうが楽しめるでしょうけど
催眠パートに限って言えば初心者でも普通に入れると思います。

絶頂シーンは2回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:藤原 かやさん
総時間 43:40

ダウンロードはこちら
http://fujiwarasanchi.blog.jp/archives/83333527.html