サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第59回目は普段は上品だけどスイッチが入るとSになる催眠療法士が
催眠を交えたアブノーマルなエッチで男性の心をスッキリさせます。

エッチの大部分で乳首オナニーするのが最大の特徴で
指、木製ピンチ、ニップルポンプとパートごとにいじる手段を変えながら
様々な暗示を駆使して腕の動きや快感を制御しドライオーガズムに導きます。

木製ピンチ、ニップルポンプを用意しておくとより楽しめます(無しでも可)。
乳首オナニーで気持ちよくリフレッシュ
朝倉さくら先生に催眠をかけられ乳首オナニーするお話。

「こんばんは 朝倉さくらです 初診の方は 初めまして 再診の方は…また来てしまったのね うふ」
朝倉先生は明るくて整った声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項や心得を簡単に説明すると
診療所を訪れた主人公をベッドに寝かせて軽い運動をします。

本作品は心に何らかの傷を負ってる彼を少しでも楽にしようと
彼女が110分ほどをかけて丁寧な催眠と変わったエッチを提供します。
朝倉催眠診療所の3作目にあたりますが登場人物が一緒なだけで繋がりはほとんどありません。
今作から入った人でも楽しめるようゆっくりじっくりリードします。

「ぐるぐる ぐるぐる 指先が乳輪を描くたび どんどんいやらしい気持ちになってくる」
そして彼女は今回の施術のテーマを乳首開発に定め
エッチシーンの大部分で指や器具を使いたっぷりいじらせます。

最後のパートでおちんちんを気持ちよくするシーンがありますが
時間は8分程度で乳首のほうが圧倒的に存在感が大きいです。

やり方をわかりやすく教えてくれますから
開発済みな人はもちろん、そうでない人も無理なくついて行けるでしょう。
深い催眠に入った状態でやるため普段よりも強めの快感が得られます。
指でいじる時間が25分、器具は9分となくても楽しめるようにバランスを取ってます。

「お前は 乳首で感じる変態家畜」
またこれらをするにあたって聴き手を家畜に見立てて軽く罵倒するシーンがあります。
普段の先生は至って穏やかですから彼をもてなすための演技と見るのが妥当でしょう。
催眠とエッチで彼女のキャラがやや変わるので
M性のある人は言葉責めをされた時にゾクゾクすると思います。
乳首オナニーと調教をエッチの柱に据えてます。

催眠については元々技術力の高いサークルさんなだけあって今作もハイレベルです。
催眠誘導では音声だとあまり見かけない技術を投入してますし
エッチも再深化するシーンを適度に挟んで催眠状態を維持しやすくする工夫がされてます。
催眠特有の心地よさを長時間味わえるおかげで癒しの効果もそれなりにあります。

ふたつの要素を上手に組み合わせた個性的なエッチと高品質な催眠。
催眠、エッチいずれも優れたものを持ってるM向けの作品です。
珍しい技術を盛り込んだ手堅い催眠
催眠は2パート32分間。
最初の02パートはベッドや布団へ横になり
目を開けたまま軽い深呼吸や運動をして心身を落ち着けます。
理由は後で説明しますが、椅子やソファに座って聴くのはお止めください。

「はい だらーん 力を抜いて だらーんとしましょう」
運動は両手、両腕、両足の順に力を入れてから抜く動作を2回ずつ行います。
このパートはリラックス重視だからでしょうけど、暗示よりも指示を重視してました。
実際に筋肉を収縮させるため被暗示性の高低に関わらず脱力できます。

「ほら 上半身が次第に動き始めます 後ろに だんだんと後ろに倒れていきます」
そして一通り終わった後は体育座りの格好になり、そのまま上半身を後ろへゆっくり倒します。
これは後倒法という古典催眠の技術のひとつで
脳に負荷をかけることで催眠状態を一気に促進する効果があります。
最初の山場だからでしょうけど彼女も「引っ張られる」「落ちる」といった暗示を多めに入れてました。

これをやるから必ずベッドで聴いてくださいと言うわけです。
下に布団やクッションを置いておくとより安全にできるでしょう。
どうしても怖い人は無理にやらなくても催眠には入れます。

次の03パートは深化とエッチに向けた準備。
先生の声に対して良い印象を抱く暗示を厚めに入れてから
短いカウントに合わせて半覚醒と深化を往復しさらに深いところへ入ります。

「私の声に耳を傾けていると なんだかとっても心地いい 心地よくて 安らかな気持ちになっていきます」
暗示は彼女の声を聞くと気持ちいい、幸せになるといった具合に
声と感覚を関連付けて彼女の言うことに従いやすくします。
本作品の催眠は調教色が割と強いので、これをやるかどうかで進めやすさが随分変わります。
「従ったほうが得だな」と聴き手が思うようにセリフの表現を柔らかくしてました。

「どんどんどんどん あなたの心にあるもの全部 消えていっちゃう」
カウントを数えるシーンは同じく古典催眠の「揺さぶり」という技法で
正反対の感覚を短時間で何度も与えてより深い催眠に入りやすくします。
そしてカウント中は彼女の声が最大3つまで増え
左右からリズミカルに暗示を入れる高度なアプローチがされてます。


最初はリラックス、次は集中+深化と異なる目的を持ってリードする優れた催眠です。
聴き手の心と体を先生の言いなりにすることを目的に
深呼吸から入って漸進的弛緩法っぽい脱力、後倒法、集中力を高める暗示、揺さぶり
イメージを絡めたカウントと古典催眠の技術をベースにややアレンジして行います。

全体の流れ、技術の構成と運用、そして暗示の表現と入れ方がどれも練られており
体の重さや心地よさを強めに味わうことができました。
途中で眠らせる暗示を入れるので、疲れてる人が聴いたら寝落ちするかもしれません。
これから乳首オナニーや調教をするとは思えないほど穏やかな空気が漂ってます。
スムーズに飼い慣らしてくれるエッチ
エッチシーンは4パート55分間。
プレイは名前をつける、乳首オナニー、木製ピンチで乳首を挟む、ニップルポンプで乳首を吸い上げる、疑似フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

「このままでもいいんだけど 折角だから 私が名前をつけてあげる」
催眠を使って主人公の頭の中を真っ黒にした朝倉先生は
自分の名前すら忘れてしまった彼にペットらしい名前を与えます。

エッチは彼女と直接触れ合わず言われた通りに体をいじります。
一番最初の04パートは時間と内容の両方が最も充実してるパート(約38分)。
新しい名前をもらいペットとしての心構えを身につけてから
焦らし気味に乳首オナニーを続けて1回目のドライオーガズムを目指します。

「飼われるのは気持ちいい ペットになるのは気持ちいい」
そしてここからは彼女がもうひとつの顔を見せ始めます。
患者にあたる彼のことを「お前」と呼んで上下関係を明確にし
さらに自分に飼われ、指示に従う喜びを教えてペット気分を膨らませます。
わざわざこういうことをするのは彼がM気質だからかもしれませんね。

乳首オナニーは腕を胸に置くところから始まり
乳輪だけを撫でる、乳首に触れる、撫でたり摘まむと
焦らしてる感じが出るようゆっくり着実に進めます。
器具を使うパートとの差別化を図ったのか、意識してソフトに責めてました。
開発済みな人には物足りないかもしれませんけど、未開発の人にとってはこれくらいが丁度いいと思います。

「ほら ゆーっくり 指先が ゆーっくり動く」
「ぐるぐる ぐるぐる 指先が乳輪を描くたび どんどんいやらしい気持ちになってくる」

催眠音声なのでもちろん暗示もかなりの量を入れてくれます。
感度を上げたり絶頂させるものだけでなく、腕の動きを制御するアプローチもしてました。
催眠状態を維持しやすい作りになってるおかげで
視聴中は頭の中にぽわぽわした感覚を抱きながら乳首が気持ちよくなれました。

残りの3パートは個性で勝負するシーン。
05は木製ピンチ、06はニップルポンプを使った乳首オナニーを楽しみ
最後の07は自分の指をおちんちんに見立ててフェラします。

「さぁ 木製ピンチで いやらしく勃起した乳首を挟んで」
05と06は器具があることを想定したプレイになっており
いずれもそれに合わせた指示を出しながら暗示を入れます。
ニップルポンプはさすがに厳しいですけど、木製ピンチは指で代用できるかなと。
両乳首を挟み込んで引っ張る刺激の強い内容です。

「柔らかい舌の感覚が 指からおちんちんに伝わっていくよ」
07パートは本作品で唯一乳首をいじらないプレイ。
指とおちんちんの感覚がリンクする暗示を入れることで
しゃぶる快感としゃぶられる快感を同時に与えます。
体を実際にいじらないぶん、催眠にどれだけかかってるかで快感の度合いが変わります。

このように、乳首オナニーを中心に据えたアブノーマルなエッチが繰り広げられてます。
丁寧な乳首系作品
発売から8年近く経った今でも十分聴く価値のある作品です。

朝倉先生は主人公の心の病を変わった手段で取り除こうと
まずは催眠をしっかりかけて自分の言うことを素直に受け入れられるようにします。
そしてエッチは乳首オナニーをたっぷりやりながら軽く罵倒して心と体を気持ちよくします。

ふたつの顔を持つ催眠療法士が乳首オナニーに特化したエッチな催眠をかけるM向けのシチュ
古典催眠の技術と目的に合った暗示を組み合わせて誘導する高度な催眠
指や器具を使って乳首をいじりながら女性に飼われる快感を与える奇抜なエッチ。
催眠が上手でM向けのプレイを得意とされてるサークルさんらしい作品に仕上がってます。

中でもエッチは乳首特化の作品がまだまだ少ないですし
そのやり方も非常に丁寧で頭を空っぽにしたまま気持ちよくなれます。
さらに罵倒するタイミングを絞ったりと、催眠がきちんと活きるように組み立ててます。
私が聴いた時も乳首がとても気持ちよかったしドライも迎えられて大満足でした。

絶頂シーンは5回。
淫語それなり、ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回から1点だけプラスさせていただきました。

CV:早乙女 碧さん
総時間 1:48:26

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります