サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、上品で穏やかな声の女性カウンセラーが
催眠を使って自分の患者にあたる少女が過去に味わったエッチな出来事を疑似体験させます。

少女が独白する形で女体化、感度上昇、絶頂させるのが特徴で
その時の様子だけでなく彼女が何を思い、感じたかまで綿密に語り
それらを聴き手が自分のこととして受け入れられる表現にすることで少しずつ没入感を高めます。
凌辱がテーマですけど快楽堕ちっぽい内容になってるのでM性のある人なら普通に聴けるし楽しめます。

今回はP音入りバージョンを聴いてのレビューをお送りします。
少女の心に自分を重ね合わせて
カウンセラーに催眠をかけられ少女のエッチな体験談を聞くお話。

「まずは部屋をできる限り暗くし、ベッドか布団の上に、上を向いて横になり、そして、ゆーっくりと、呼吸しながら、全身の力を、抜きましょう」
カウンセラーは上品な声の女性。
音声を聴く際の注意事項や環境を簡単に説明すると
ひとまず横になって深呼吸するように言います。

本作品はカウンセラーとして日々患者の心を癒してる彼女が
その1人にあたる少女を治療するために85分程度の変わったサービスをします。
少女は物語の開始時点で心に傷を負っており、そのことを誰かに話せば気分が楽になるそうです。
そのため登場人物たちが直接肌を重ねることはなく、少女の体験談を通じて女体化や絶頂をさせます。

少女「くらくら、ふらふらして、何がなんだか分からなくなる。そして、体の芯がすこしずつ、すこしずつジンジンと痺れ始め、なんだかとても、おかしな気分になってきました」
何をされたのかはもちろん、その時にどう感じたのかまでわかりやすく語り
さらにセリフの表現を工夫して聴き手が彼女と同じ視点でプレイを楽しめるようにします。
実際に音声を聞いてみると妙に臨場感があるように感じるでしょう。

一般的な女体化作品のように男性から女性の体へ変えるアプローチは特にせず
聴き手が自然と女性になったことを実感できるように物語を進めます。
これがあるから女性でも問題なく聴けるわけです。
プレイに合った効果音を鳴らすなど、イメージ力や没入感を高める要素が充実してます。

催眠についてはカウンセラーが担当し
手堅い技法を中心に据えて少しずつ確実に催眠状態を深めます。
エッチで一体感がより得やすくなるようこの時点から少女を被験者として参加させ
彼女が催眠にかかって心地よさそうにしてる様子も実況する
変わったアプローチがされてます。

これは「Side Effect」や「催眠術師の悪戯~催眠ショーのステージの上で…~」にも使われてるもので
催眠に入るにあたっての抵抗感を取り除く役割を果たします。
本作品は少女のエッチを疑似体験するのがコンセプトですから
催眠の時点からこういう形で共通点を作るのは効果的と言えます。

もうひとつ、本作品には「P音(自主規制音)入り」と「表現をマイルドにしたもの」の2パターンが存在します。
18禁作品でも入れておくとまずいワードへの対策で、前者の場合は合計で10回くらいあの音が鳴ります。
サークルさんはP音入りを推奨されてるので、とりあえず1回目はそちらを聴いて
合わないと感じたら2回目以降は後者に変えるといいでしょう。
これも催眠音声だと滅多に見かけない要素ですね。

少女が独白する形で凌辱プレイを疑似体験するスタイルと、聴き手以外にも被験者を用意した催眠。
催眠、エッチいずれも強い個性を持つドM向けの作品です。
音を交えた心地いい催眠
催眠はおよそ28分間。
横になって楽な姿勢を取り、目を瞑ってまずは数回深呼吸します。
それから少女を部屋に入れて暗示を入れたり音を鳴らしてリラックスを深めます。

カウンセラー「ゆれていく…心地いい…ゆれていく…ゆーーーら、ゆーーーら、揺れ続ける。心地いい。まるで、振り子のような…心地いい、心地いい そうですよね?」
少女「…はい…いい…かんじです…」
カウンセラーが入れる暗示と少女の心地よさそうな姿を組み合わせて
意識が揺れる感覚を上手に伝えます。
Hypnotic_Yanhさんは結構変わった催眠をかける作品も制作されてるのですが
今回は割とシンプルかつストレートに進めてました。
凌辱がテーマとは思えないほど雰囲気も穏やかで心身両面をしっかり脱力できます。

カウンセラー「振り子の ように、ゆれている、あなたの、心も、ゆれている まるで、今の、意識の、ように、ゆれている、ゆれている」
その後から始まる音を使った誘導も意識の揺れに焦点を当ててます。
「ぼーん」というトーンの低い鐘のような音を1回ごとに左右へ移動させながら
それと同じリズムで「揺れる」と暗示を入れて意識の力をさらに弱めます。
このシーンで意識のぼやけが強くなる人が多いでしょうね。
最後にカウントを刻んできっちり落とす手堅いリードがされてます。

少女の独白が始まるのは開始からおよそ19分後。
事前にひとつだけ約束してからメインの語り手がカウンセラーから彼女へと変わり
学校から帰宅する際に普段とは別の道を通ったことを話します。

少女「降りていくたび、周りはだんだん、だんだんと暗くなり、それに連れて、意識もだんだんと、暗くなっていきます。スーッと、吸い込まれていくように、感じます」
薄暗い地下道へ続く階段を足音を鳴らして一段ずつ下り
その様子を主観視点で語りながら深化を促す暗示を入れます。
「体が女性になる」とか女体化ではお馴染みのセリフは一切出てきません。
でも音声を聴いてれば彼女が見てる情景が頭の中に自然と浮かんでくるでしょう。

十分深化させてから独白形式へと移る本作品らしい催眠です。
少女のお話を彼女と同じ視点で楽しめるようにすることを目的に
深呼吸から入って振り子の音を鳴らす音響法、カウントを使った深化
そして階段を下りるイメージによるさらなる深化と
古典催眠の技術に作品独自の要素を組み込んで進めます。

以前から催眠の技術力が高いサークルさんなだけあって
全体の流れ、技術の使い方、暗示の表現と入れ方がどれも高い品質を持ってます。
少女も一緒に催眠にかかる描写がなかったとしてもスムーズに入れるでしょうね。
終盤に独白へと変わる展開も作品のコンセプトをしっかり見据えてて良いです。
エッチはやや人を選びますけど、催眠は初心者から上級者まで誰でも楽しめると思います。
絶望と快楽に飲み込まれるエッチ
エッチシーンは4パート43分間。
プレイは乳首責め、媚薬を吸わせる、手マン、クンニ、イラマチオ、SEX(正常位)、バイブ責めです。

クンニ・イラマチオの際にちゅぱ音が、手マン・SEX・バイブ責め・射精の際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「気がつくと、私は薄暗い部屋のベットの上に、仰向けに寝かされていました」
薄暗い地下道を歩いてる最中に気を失ってしまった少女は
その後ベッドの上で目を覚まし、体を拘束されてることや2人の男がいることに気づきます。

エッチは身動きの取れない彼女を彼らが責め続けます。
前半の2パート21分間は比較的ソフトなプレイ。
「02_凌辱1初めての絶頂」は媚薬まみれのハンカチを吸ってから乳首責めと手マン
「03_凌辱2口内射精」はクンニ+イラマチオで合計3回の絶頂を迎えます。
ここから先はほとんど少女が話し、カウンセラーは時折合図を出す役を務めます。

「爪でカリカリとひっかいたり、時折ギュッとつまんだり…。そのたびに、私の乳首から、胸、全体に、ビリビリとした感覚が伝わり、体の芯を震わせる。思わず声を上げてしまう。気持ちいい、本当に気持ちいい…」
少女はエッチをまだしたことがない年齢なので
乳首をいじられてもくすぐったそうな反応をします。
しかし媚薬を吸い込んだ後は感度が一気に上がり、それを主観視点で話して聴き手にも伝えます。

表現方法は通常の女体化とやや違いますけど、やってることは結構近いです。
実況、気持ちよくなる暗示、彼女の心情描写を組み合わせてプレイをリアルにお届けします。
内容は間違いなく凌辱ですが快楽堕ちっぽい展開にしてあって聴きやすいです。

「おしっこを出す所を舐められながら、男がおしっこを出す所をじゃぶる。ひどい、気持ち悪い。助けて。でも気持ちいい。なんなのこれ。私はさらに、さらに意識が混乱し、快感と、気持ち悪さで訳が分からなくなっていきます」
03パートは無理矢理感を多少上げて凌辱されてる気分を味わいやすくします。
1人はクンニとクリ舐め、もう1人は上に跨ってのイラマチオと役割分担し
その両方で彼女が何を思ってるかを綴って一体感を高めます。

見知らぬ男のおちんちんを咥えるのは彼女にとって耐えがたい苦痛なはずです。
でもおまんこから湧き上がる快感にそれすらも塗りつぶされる。
ふたつの感覚に挟まれ、溺れていく展開にして凌辱らしさを出してます。
プレイ中は快楽重視ですけど、最後に精液を口で受け止める描写を入れて一気に盛り返します。
このへんからM度の高い人はゾクゾクし始めるのではないかなと。

後半の2パート22分間はよりハードなプレイ。
「04_凌辱3お前がママに」は正常位の初SEX
「05_凌辱4おもちゃ責め(追加音声)」は電動バイブ責めで何度も何度も絶頂します。

「すでに、全身がガクガクと震え、まるで電気を流されているかのように、体全体で快感を受け止める。気持ちいい。本当に気持ちいい」
04は本作品の中で最も凌辱色の強いプレイということで
挿入から中出しに至る様子をわかりやすく描きつつ
彼女が絶望したり押し寄せる快感に飲み込まれていく様子を忠実に伝えます。
挿入直後は絶望寄りですけど、ある程度進んだ後は気持ちよくなる暗示を重点的に入れてました。

シチュで心を、プレイで体をバランスよく責めるおかげで
聴いてると股間がだんだん熱くなり、絶頂のカウントに合わせて筋肉がぷるぷる震えてました。
それを4回繰り返す時点で結構ハードなプレイだとわかっていただけるはずです。
そして最後はきっちり中出しを決めて心を折ってくれます。
強めの快感と背徳感が同時に味わえる充実したパートです。

最後の05パートは偽物のおちんちんに蹂躙される展開。
状況に合った効果音を鳴らしながらSEXとほぼ同じ要領で連続絶頂を迎えます。
ちなみにここだけはオプション扱いで無理に聴く必要はありません。

「おもちゃの動きは止まらない、快感も止まらない」
およそ11分間で10回もの絶頂シーンを用意してある非常に過酷な内容です。
10回目以外はほぼノンストップで繰り返しますから
連続絶頂ではなくロングオーガズム(イキっぱなし)になるかもしれません。
視聴後は股間が軽く筋肉痛になるほどでしたし、必須構成に入れてないのも頷けます。
でも本作品の最後を飾るに相応しいプレイだとも思います。

このように、独白形式で実況と暗示を入れながら心身を責めるハードなエッチが繰り広げられてます。
聴きやすさに配慮した凌辱作品
暗さや重さを多少和らげて凌辱プレイを体験させてくれる良作です。

カウンセラーは少女が現在抱えてる心の治療を主人公に手伝ってもらおうと
2人を同じ部屋に招いてから催眠をかけて共通点を作ります。
そしてその後は語り手を少女に任せ、その独白を通じて気持ちいい絶頂へと導きます。

カウンセラーに催眠をかけられ、少女のエッチな記憶を疑似体験する珍しいシチュ
少女を被験者側に立たせて一緒に催眠をかけたり独白で深化させる高度でテーマ性の強い催眠
前半は臨場感を出しつつ抑えめのプレイをして少女と同じ視点に持っていき
後半から凌辱色を上げて連続絶頂させる緩急をつけたエッチ。
本作品が持つ様々な特徴を組み合わせてひとつのサービスに仕上げてます。

中でもエッチはタイトルに直結する要素なだけあって作り込みが凄まじいです。
従来の女体化作品よりも心情描写を多くして少女と同じ感覚で聴きやすくし
さらに効果音も色々入れてエロさ、背徳感、絶望感を出してます。

キメセクっぽい内容なのでものすごく重苦しいわけではないですけど
口の中に射精させる、処女を奪われる、中出しされるシーンは心にくるものがありました。
催眠音声との相性が悪そうな素材をサークルさんなりのやり方で上手く料理されてます。

あと催眠が抜群にかかりやすかったです。
ここまで深く入れたのは久しぶりのように思います。
技術が優れてる、少女と一緒に催眠にかかる、分倍河原シホさんの巧みな演技と
プラスの要素が色々盛り込まれてるからではないかなと。

絶頂シーンは17回。
効果音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

テーマは決して大衆向けとは言えませんけど
それを補って余りあるほどの個性とクオリティを持ってることを考慮し
サークルさんでは9本目の満点とさせていただきました。

CV:分倍河原シホさん
総時間 1:24:47

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2020年6月2日まで20%OFFの792円で販売されてます。