サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかな声と柔らかい体を持つスライム娘が
ドMな男性に催眠をかけてからあるものを食べて気持ちよくします。

物語の序盤から効果音を鳴らして臨場感と快感を膨らませるのが特徴で
ぐちゅぐちゅという触手っぽい音をシーンによって小まめに変えながら
彼女に全身を包まれてる感覚や、耳と脳を犯される感覚を言葉で上手に伝えます。

今回は初回ロングコースを聴いてのレビューをお送りします。
スライム娘がする優しい脳姦
ラヴィス・ゴスに催眠をかけられ耳と脳を責められるお話。

「あら? こんばんは ここに来たってことは 私の養分になりに来てくれたのかしら?」
ラヴィスは穏やかな声のお姉さん。
自分に会いに来てくれた主人公を快く迎えると
彼がMなことをすぐ見抜いてからその自我や精神を食べてあげます。

本作品は不定形の肉体を持つスライム娘が
自分に食べられたい願望を抱いてるMな彼とおよそ120分に渡る独特なエッチをします。
最終目的を脳イキに据えてるため、おちんちんや乳首といった定番の性感帯は敢えてスルーし
最初から最後まで首から上を重点的に責めて何度もドライ絶頂させます。

「同じ人間にすら 下等と扱われて それに興奮を覚える 変態マゾ君 ふふっ」
スライムに脳姦&捕食される展開からグロい作品だと思う人がいるかもしれません。
しかし彼女に彼を痛めつける意思は一切なく、むしろ気持ちよくする方針で進めます。
彼がMだと知っても冷たくするどころか好意的な態度を取り
サービスが始まった後は一歩ずつ丁寧に進めてより多くの人が脳イキできる環境を整えます。

時間に対してやることを絞り込み、それぞれを入念にやってくれますから
催眠音声の経験があまりない人でも不思議な感覚が味わいやすいと思います。
さすがにいきなり脳イキできるとは言いませんけど、ドライ未経験者にも配慮した内容になってます。

本題の脳姦や捕食についても非常に柔らかい表現が使われてます。
前者は生々しい実況はしないで得られる快感を伝える方針にしてますし
後者も体ではなく自我や精神といった形を持たないものをいただく設定にしてます。
一晩寝れば普通に生活できるらしいので彼女なりに手加減してるのでしょう。
デメリットを極力軽減し、メリットだけを得られるように作品を組み立ててます。

それを下から支えるのが最中に鳴る音。
プレイはもちろん、彼女が体を動かす時にも粘着質の水音が鳴ります。
本作品のエッチは現実世界だと絶対にできないものですからイメージ力が重要になります。
それを踏まえて言葉だけでなく音によっても彼女が近くにいることを聴き手に伝えます。

同じ音を繰り返し垂れ流すのではなく、彼女の位置や動きによって鳴り方が変わります。
質感も非常にリアルで特に耳を責められてる時は小さな振動も伝わってきます。
音を起点に感度を上げたり絶頂させる音モノらしいアプローチもあったりと
催眠音声業界で去年から流行り始めてるASMRを活用したサービスをしてくれます。

キャンドルマンさんは随分前に「レイプ・サウンド・ガール♪」「ヒプノドラッグレディ」といった
音で感覚を操作する作品を出されてるサークルさんです。
なのでこういうタイプの作品を今出すのは割と自然に感じます。

また冒頭で軽く触れたように、本作品にはショートコースとロングコースの2パターンが存在します。
大きな違いは時間の長さで前者は85分、後者は122分ほどあります。
サークルさんによると催眠はショート、エッチはロングみたいに両者を組み合わせるのもOKだそうです。

ヤバそうなテーマやプレイをできるだけまろやかに、かつ丁寧にお届けする親切設計と
最中に鳴るリアルでゾクゾクする音の数々。
サークルさんの作風と現在の流行を上手く組み合わせた個性的な作品です。
五感すべてに働きかける催眠
ロングコースの催眠はおよそ35分間。
仰向けに横になり、まずはラヴィスに顔以外の全身を包まれる様子をイメージします。
目はパート終盤に閉じる指示が出ますけど、最初から閉じておいたほうがいいと思います。
また全編で彼女の声に若干のエフェクトがかかります。

「まるで薄い何かが まとわりついているような 生暖かい粘液の中を泳ぐような 心地よい感覚があることに 音が鳴るたびに 少しずつ 少しずつ 這いあがってくるみたい」
ぐちゅぐちゅという音を適度に鳴らしながら
足→脛→腰→腕と全身を下から上に向けてゆっくり覆っていきます。
そしてそれと並行して温かさや心地よさを暗示で伝えて臨場感を出します。
上半身へ行くにつれて効果音と彼女の声が近づくなど細かな部分にもこだわってます。

「バラの花束のような あるいは 濃厚なワインのような 意識を酩酊させる うっとりとした匂いを」
途中から彼女が発する匂いにも意識を向けさせるのが良いですね。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚のすべてに働きかけてイメージ力を高めるわけです。
人間は五感で感知する生き物ですから、その範囲が広がれば広がるほどより鮮明に相手を認識できます。
スライム娘に脳姦される仮想プレイをリアルに味わわせようとするサークルさんの配慮が見られます。

一通り終わった後は彼女に言われた部位を動かして脱力具合を確認し
最後は彼女が用意した特製ドリンクを飲んでより深い催眠状態に移行します。

「自由に動かすよりも 委ねているほうが 気持ちいいから仕方ない」
体を動かすシーンは動かないほうが気持ちいいことを教える柔らかなアプローチが光ります。
彼女に無理矢理動かせなくされるよりも、自分の意志でそうなったほうが受け入れやすいですからね。
自分から捕食されに来た彼の気持ちを尊重しながら催眠を進めます。

「染み渡っていく 染み渡っていく 強い酸味が 濃厚な甘みが 華やかな香りが うっとりした心地よさが 一気に染み渡っていく」
最後の飲み物を飲むシーンは五感に働きかけるこの催眠の総仕上げにあたります。
味を実況しながら心地よさと陶酔感を与える深化を意識した内容です。
時間をかけてゆっくり進める展開や効果音も相まって
このへんまで来ると脱力感や意識のぼやけをそれなりに実感できるでしょう。
これから脳姦するとは思えないほど彼女の態度や雰囲気が穏やかで癒しを感じました。

彼女がすぐ近くにいる感覚を膨らませることを見据えた独特な催眠です。
彼女にほぼ全身を包まれてる気分にし、それに心地よさを感じさせることを目的に
パートの前半は少しずつ体を包んでいく様子を実況しながら温かさとリラックス感を伝え
後半はその確認をしてから飲み物を飲む動作に合わせて深化の暗示を入れます。

イメージと暗示を組み合わせてるため催眠音声でよくやる行為はほとんど出てきません。
ですが全体の流れやセリフの言い回しが秀逸で少しずつ引き込まれていく感覚がします。
本作品はイメージ力をどれだけ向上できるかが重要になるので
それを効果的に後押しできる誘導を選ばれたのではないかなと。
少なくともロングコースはかなり入りやすかったし、その感覚も深かったです。
しっかり練習してから本番に
ロングコースのエッチシーンは2パート71分間。
プレイは耳/額/後頭部/頭頂部責め、絶頂の練習、カウントと音による絶頂です。

耳/額/後頭部/頭頂部責めの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「これからたーっぷり 溶かしてあげる たーっぷり 味わってあげる お望み通り、ね」
催眠を使って主人公の身も心も虜にしたラヴィスは
脳姦や自我の吸収へ移る前に入念な練習をします。

エッチは終始彼女が責め続けます。
前半の「仕込みと仕上げ」は感度上昇してから絶頂の手前まで追い込むパート(約36分)。
片耳、両耳、額、後頭部、頭頂部と後になるほど同時に責める部位を増やし
1回ごとに短めのカウントを数え、0に合わせて絶頂したフリをします。

「焦らすように より敏感になるよう 少しずつ 少しずつ 私の与える小さな快感を あなたの体は健気に受け取って 蓄積していく 感じ取って 蓄積していく そのたびに 体がひとりでに ピクピクと反応しちゃう」
本作品の売りである「丁寧さ」はエッチに入ってもまったく変わりません。
耳元至近距離から先ほどよりも筋っぽくて力強い水音を鳴らし
それと同時に気持ちよくなる暗示を厚めに入れて責められてる気分に浸りやすくします。
耳責めの音はまだ外側のようで質感がクリアでした。

このパートをまるまる絶頂の練習に費やすのも、本番でよりイキやすくする心の準備と見て取れます。
最初はピンと来なかったとしても繰り返すうちに少しずつ変化が表れます。
癖のあるプレイだからこそ、しっかりイけるようにケアしてくれてやりやすいです。

またここからは従来の水音以外に新たな音が加わります。
具体的には絶頂シーンでのみ「じゅわわー」と炭酸が弾けるような音がします。
これはたぶん彼の自我が溶けていくのを表現してるのでしょう。
「自我が溶ける」と言われてもイメージしにくいですから、音で直感的に伝えるのは有効だと思います。

次の「捕食と消化」はお待ちかねの絶頂シーン(約35分)。
先ほどの練習ですっかり温まった彼の耳や脳を責めて何度も何度もイかせます。

「私の養分になる幸せによって あなたの自我は 急速に0へと近づいていく 近づいて イク」
責めてる様子を生々しく実況すると聴き手に抵抗感を与えるので大まかに描写し
それによって得られる快感を重点的に伝えて気持ちいい絶頂へと導きます。
最も重要なシーンだからこそポジティブな表現を心がけてました。
耳責めの音がやや近く鈍いものに変化して脳に微弱な振動を送ってくれるのも良いです。

基本的な流れは前のパートと一緒なのですが
単調さが出ないよう1回ごとに微妙な違いを持たせて進めます。
パート内に合計8回も絶頂シーンがあり、上手くいけば強烈な快感と絶頂感が襲ってきます。

おちんちんや乳首にノータッチだからでしょうけど
私が聴いた時は首から上(特に耳と頭の中)が熱くなるのを感じました。
そしてカウントが減るにつれてもやもやしたものが集まり、0で軽く爆発するのを複数回味わえました。
エロさはそれほどないので射精とは結構違う感覚です。

ちなみに本作品は視聴後にそのまま寝る流れになってまして
解除音声は本編とは別に用意されてます。
寝る前に聴くのが理想ですけど、視聴後に出かける可能性がある場合は必ず最後に解除音声を聴いてください。

このように、やることは割とシンプルにしたうえでみっちり行う脳イキ特化のエッチが繰り広げられてます。
M向けの音モノ
スライムとするエッチを今風の表現方法でリアルにお届けする良作です。

ラヴィスはわざわざ自我を吸われにやって来た主人公を楽しませようと
まずは催眠を通じて自分が近くにいることや、その体に包まれてる感覚を与えます。
そしてエッチは前半が練習、後半は本番と着実に進めて何度も脳イキさせます。

穏やかな声と柔らかい体を持つスライム娘が変わった手段でM男をもてなすシチュ
五感すべてに働きかけてイメージ力と脱力感を強化するテーマに沿った催眠
耳を責める音や自我を溶かされる音と暗示を組み合わせて快感をコントロールする奇抜なエッチ。
M~ドMな人が存分に楽しめるよう音と技術の両方にこだわって作品を仕上げてます。

「私は決して 無理強いはしない そんなことをしても 味が落ちるだけだからね」
中でもエッチはおちんちんには触れないどころか意識すらさせず
耳とその奥にある脳を重点的に責める結構尖った内容です。
それなのに雰囲気が割と穏やかなのは彼女の態度が柔らかいからでしょう。
捕食されるかどうかを彼の意志に委ね、実行する際も労わりながら責め続けます。

エッチシーンに入ると声が多少嗜虐的になりますけど
それはMな彼を喜ばせる意味合いが強いんじゃないかなと。
やり方が非常に丁寧ですし、セリフの表現もかなり柔らかくしてあります。

ASMRをテーマにした催眠音声はノーマル向けが優勢な状況なので
本作品のようにMをメインターゲットにした作品はありがたいです。
品質もすごく良くてドライ慣れしてる人ならかなり気持ちよくなれるはずです。
ドライ未経験者もショートコースでいいので繰り返し聴けば徐々に感覚が掴めるでしょう。

絶頂シーンは最低でも8回。
くちゅ音大量、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは6本目の満点とさせていただきました。

CV:琴音有波(紅月ことね)さん
総時間 ショート…1:25:25 ロング…2:01:56 解除音声…14:35

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2020年5月31日まで20%OFFの968円で販売されてます。