生体コア化実験

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声は穏やかだけど性格は割とSな中央演算システムが
生体コアの適性をを持つ人間に催眠を交えた気持ちいい実験をします。

様々な音と技術を組み合わせてリードするのが特徴で
催眠は深呼吸しながら振動音や泡の弾ける音を聞いて心に馴染ませ
エッチは時計の音やエネルギーの集まる音を使って何度も絶頂へ追い込みます。

女子用スクール水着やレオタードを用意しておくとより楽しめるそうです(無しでもOK)。
生体ユニットになる心地よさを疑似体験
中央演算システムの生体ユニットになる実験を受けるお話。

「あー あー あー 聞こえますか? 聞こえますか?」
中央演算システムは穏やかでちょっぴり無機質な声の女性。
被験者No.19072という名前に指定された主人公にそのことを伝えると
生体コンピューターシステムのコアとして耐えられるかの実験をします。

本作品は何らかの事情で生体ユニットになる人材を探してる彼女が
その適性を持つ彼に30分近くのエッチな催眠をかけます。
サークルさんが2014年に公開された無料作品「機械は無慈悲な夜の女王」の続編の序章に位置付けられており
フェラやSEXといった人間同士がする一般的なプレイとはまったく違うやり方で気持ちよくします。
お話は完全に独立してますから前作未視聴でも大丈夫です。

シチュだけを見るとヤバそうに思うかもしれませんけど
痛みや苦しみを与える描写はほとんどありません。
彼女もより多くの聴き手がこの実験を楽しめるようゆっくり丁寧にリードします。

「この音と 私の声が あなたの体の中に浸透していくのを イメージしてください」
全編を通じて言える大きな特徴は状況に合ったリアルな音を鳴らすこと。
例えば音声開始直後は空気が揺れてるような音がバックで流れ
催眠が始まると「ぶぅぅぅぅん」という別の音に変わります。
その後のシーンも色んな音が登場してイメージ力と没入感を高めます。

音そのものに暗示を込めることもありますし、ジャンルは音モノに分類するのが妥当でしょう。
総時間が短いと言葉だけで全部やるのは大変ですから、音の助けを借りてよりスムーズに進めます。
時折オペレーターと思しき別の声が聞こえたりと雰囲気作りにとても力を入れてます。

エッチについてはドM向けで有名なサークルさんらしい結構ハードな内容です。
具体的には最後に多めの連続絶頂シーンが用意されてます。
ここでも音を効果的に使ってますから、それに釣られて快感がせりあがるのを感じるでしょう。
私が聴いた時も体力をそれなりに消費したので休日に聴いたほうが安全だと思います。

音と技術を組み合わせた個性的なサービスと濃度の高いエッチ。
前作の特徴を受け継いだうえで聴きやすさにも配慮したM~ドM向けの作品です。
引き込まれる催眠
催眠はおよそ12分間。
横になって目を瞑り、まずはお馴染みの深呼吸でリラックスします。
主人公は最初の時点で挿し絵の格好だそうですから
スク水やレオタードは視聴開始前に着ておくのがいいでしょう

「そう そんなふうに 力を抜き 全身を楽にすればするほど さらに さらにあなたは心地よくなります」
催眠音声ではお馴染みの行為ですが、効果音が流れるおかげで聴いた時の印象は随分違います。
吸う時、吐く時で鳴る音が違いそれによってリズムを取ります。
そして中央演算システムも言葉でリラックスを後押しします。
生体ユニットになる気持ちよさも教えるなど、聴き手が前向きな気持ちで聴けるよう上手に働きかけます。

深呼吸の時間は7分ほどあるのですが前半と後半で音とイメージが変わります。
後半は挿し絵にも描かれてる卵型の装置へ移され
その中を特殊な液体で満たして中央演算システムと体を接続します。
ぶくぶくという水の泡立つ音が心地よく、体がほんのり温かくなるのを感じました。
雰囲気は独特ですけど癒し重視の内容になってて聴きやすいです。

体を接続した後は心の接続。
強めの振動音が鳴り始め、さらにカウントを数えて深い催眠状態に導きます。

「音とともに あなたの意識が 消えてゆきます まるで 深い眠りの中にいるような 意識がとろけてしまったような 心地いい感覚」
ここでも音に集中させながら意識がさらに弱まる暗示を入れるテーマに沿ったアプローチをします。
振動音はマッサージ機に座ってる時みたいに脳を小刻みに揺さぶられて気持ちいいです。
前のシーンよりも暗示を厚めに入れる配慮もされてますし
意識のぼやけや眠気を感じる人が結構いると思います。

実験に向けた準備を着実に行う本作品らしい催眠です。
実験に対する不安を取り除きながら中央演算システムの言いなりになるようにすることを目的に
複数の音を鳴らしながらする深呼吸→振動音とカウントを組み合わせた深化と
やることを絞り込み、それぞれをしっかりやって催眠状態を深めます。

この作品は言葉と音の両方で働きかけるように作られてますから
時間は短いですけど中程度以上の深さに入れる品質を持ってます。
「機械は無慈悲な夜の女王」を過去に聴いてる人ならより入りやすく感じるでしょう。
快感を操られる快感
エッチシーンは14分間。
プレイはデータのインストール、音を使った連続絶頂です。

両方に特殊な効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「そのクリアーな意識に 私のプログラムを インストールして差し上げましょう」
特殊な催眠で主人公の頭の中を空っぽにした中央演算システムは
ひとまずそこにプログラムを注入していつでも絶頂できる状態にします。

エッチは通常のプレイを一切やらずに音と技術で気持ちよくします。
最初の6分間は絶頂に向けた準備をするシーン。
これまでとは別の音が鳴り始め、さらに女の子の喘ぎ声も加わりエッチな雰囲気を作ります。

「あなたは この声を聞くたび 体がビクンと反応し 快感が増幅していくんです」
エッチに入っても音重視の流れは変わりません。
喘ぎ声に暗示を込めて反応できるようにし、ストレートに気持ちよくなる暗示も入れて快感を操作します。
私が聴いた時は脇腹がピリピリするのを感じました。
もう少し経つとおちんちんも勝手にムズムズしてきて催眠に入ってることを実感しやすいです。

残りの時間は本題の実験。
バックで「チキチキ」という時計の音が鳴り始め
一定の間隔でカウントを数えて絶頂するのを繰り返します。

「さぁ カウントが減るたび 快感はますます大きくなる 絶頂が近づいてくる」
言葉でももちろんサポートしますけど、ここもやはり音の存在感が大きいです。
カウントが減るにつれてエネルギーが収縮し、0と同時に弾けて電流がバチバチする音が鳴ります。
同じ動作を繰り返すのは機械的に振る舞う意味合いもあるのでしょうけど
聴き手に繰り返してもらうことでよりイキやすくする配慮もあるのだと思います。
実際のところ1回目より最後のほうが湧き上がってくる快感は強かったです。

このように、無慈悲にイかされる雰囲気を出しながら追い込む比較的ハードなエッチが繰り広げられてます。
独特なシチュの音モノ
序章と銘打ってますがこれ1本でも十分な聴き応えがある作品です。

中央演算システムは生体ユニットの適性を持つ主人公を無理なくテストしようと
まずは様々な音を交えた癒し系の催眠で自分と感覚をリンクさせます。
そしてエッチはデータのインストールや音を使った連続絶頂で気持ちよくします。

謎の機械の生体ユニットになり何度もイかされる変わったシチュ
深呼吸を多めにやりながら音を鳴らして心地よさを与えるテーマに沿った催眠
純粋なエロ要素を少なく設定したうえで感度上昇と連続絶頂をするM向けのエッチ。
短いながらも強烈な個性と実用性を兼ね備えた作品に仕上がってます。

中でも2番目は音の種類が豊富でこれらを聴いてるだけでも気持ちが落ち着きます。
そしてこれは連続絶頂に向けて音に慣れさせる意味合いも持ってます。
エロさが低めなのに体が熱くなったり股間に快感が集まってきてすごく面白かったです。

音モノでドライを迎える練習に聴くのもいいんじゃないかなと。
総時間が30分未満なら繰り返し聴くのも楽ですからね。
今後出るであろう「機械は無慈悲な夜の女王2」に向けた準備をする役割も持ってそうです。

絶頂シーンは7回。
効果音それなり、喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:中央演算システム…VOICEROID2 結月ゆかりさん オペレーター…Voiceroid+民安ともえさん
総時間 28:47

視聴&ダウンロードはこちら
https://ci-en.dlsite.com/creator/1321/article/258978